JP2011160208A - 画像形成システム及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】会議前に出勤している参加予定者のみに対して会議資料を印刷でき、これにより、不在の参加予定者に対する無駄な印刷を防止することができる画像形成システム及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成システム100において、制御部220は、入力部111で受け付けたユーザ特定情報D0、及び記憶部210に記憶したユーザ情報D1に基づきユーザを認証する認証手段Q112と、出退勤情報D2を処理する出退勤情報処理手段Q211と、会議情報D3を記憶部210に登録して会議情報D3を処理する会議情報処理手段Q221と、会議情報処理手段Q221にて登録した参加予定者情報D3と出退勤処理手段Q211にて処理した出退勤情報D2とに基づき会議情報処理手段D3にて登録した会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させる会議資料印刷手段Q222とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システム及びそのプログラムに関する。
近年のオフィス環境においては、ユーザの出勤及び退勤に関する出退勤情報をサーバで処理する出退勤情報処理システムが普及しつつある。
かかる出退勤情報処理システムでは、出退勤情報を管理する専用装置や、タイムカード入力装置を備える必要がなく、コンピュータにユーザの出退勤情報を入力するだけで、出退勤の状況、有給休暇等の休暇の状況、外出や出張の状況を把握することができる。
ところが、このような出退勤情報処理システムでは、ユーザはクライアントコンピュータを起動した後でないとユーザの出退勤情報を入力したり、確認したりすることができず、クライアントコンピュータが起動するまでの時間を待たされることになる。
この点に関し、特許文献1には、画像形成装置でユーザを認証し、認証したユーザの出退勤情報を管理する技術が開示されている。
このような技術では、オフィスでよく設置されている画像形成装置で、印刷と出退勤入力との両方が行えるという利点がある。
ところで、近年のオフィス環境において、会議に参加する参加予定者に関する参加予定者情報を含む会議情報をサーバで処理することもある。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、出退勤情報処理を行うことができるものの、会議情報を処理することまでは行っていないため、組織内メンバーの出退勤状況に応じて会議資料の印刷部数を変えるなどの処理のように出退勤情報を用いた印刷制御を行うことができない。
また、特許文献2には、画像形成装置を含むマルチファンクションシステムにおいて、会議主催者が予め会議参加者等の予約情報を予約しておくことで、会議出席者の要望や身分を意識することなく、適切な内容の会議資料を適切なタイミングで適切な場所に出力する技術が開示されている。
特開2004−133631号公報 特開2009−70102号公報
ところが、特許文献2に記載の画像形成装置では、予約情報に基づいて会議資料を印刷するため、会議の当日不在になった人に対しても印刷されることから、不在の参加予定者に対する無駄な印刷を行ってしまうという不都合がある。
そこで、本発明は、会議前に出勤している参加予定者のみに対して会議資料を印刷でき、これにより、不在の参加予定者に対する無駄な印刷を防止することができる画像形成システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、次の画像形成システム及び画像形成システムのプログラムを提供する。
(1)画像形成システム
ユーザを特定する特定情報を含む入力情報を受け付ける入力部と、会議に参加する参加予定者に関する参加予定者情報及び前記会議の会議資料に関する会議資料情報を含む会議情報、ユーザに関するユーザ情報、ユーザの出退勤情報を記憶する記憶部と、前記会議資料情報に基づき会議資料を印刷する画像形成部と、前記入力部、前記記憶部及び前記画像形成部を制御する制御部とを備え、前記画像形成部が画像形成装置の構成要素とされている画像形成システムであって、前記制御部は、前記入力部で受け付けたユーザ特定情報、及び前記記憶部に記憶したユーザ情報に基づきユーザを認証する認証手段と、前記認証手段にて認証したユーザの出退勤情報を処理する出退勤情報処理手段と、前記会議情報を前記記憶部に登録して該会議情報を処理する会議情報処理手段と、前記会議情報処理手段にて登録した参加予定者情報と前記出退勤処理手段にて処理した出退勤情報とに基づき前記会議情報処理手段にて登録した会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させる会議資料印刷手段とを備えることを特徴とする画像形成システム。
(2)画像形成システムのプログラム
前記本発明に係る画像形成システムのプログラムであって、前記制御部を、前記認証手段と、前記出退勤情報処理手段と、前記会議情報処理手段と、前記会議資料印刷手段とを含む手段として機能させることを特徴とする画像形成システムのプログラム。
本発明によれば、前記認証手段により前記入力部で受け付けたユーザ特定情報、及び前記記憶部に記憶したユーザ情報に基づきユーザを認証し、前記出退勤情報処理手段により前記出退勤情報を処理し、前記会議情報処理手段により前記会議情報を前記記憶部に登録して該会議情報を処理し、前記会議資料印刷手段により前記会議情報処理手段にて登録した参加予定者情報と前記出退勤処理手段にて処理した出退勤情報とに基づき前記会議情報処理手段にて登録した会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させるので、会議前に出勤している参加予定者のみに対して会議資料を印刷でき、これにより、不在の参加予定者に対する無駄な印刷を防止することが可能となる。
本発明において、前記記憶部は、会議の開始時刻及び該開始時刻より前に会議資料を印刷するように設定される予約時刻又は該開始時刻より前に会議資料を印刷するように該開始時刻に対して設定される予約時間を記憶してもよい。この場合、前記会議情報処理手段は、前記入力部で前記予約時刻又は予約時間を受け付けて前記記憶部に予め登録しておく予約処理を行い、前記会議資料印刷手段は、前記会議情報処理手段にて予め登録しておいた予約時刻又は予約時間になると、前記参加予定者情報から該予約時刻又は予約時間に対応する開始時刻の会議に参加する参加予定者情報を取得し、取得した参加予定者情報の参加者に対して、取得時点での前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して前記会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させる態様を例示できる。
この態様では、前記予約時刻又は前記予約時間が到来した時に、最新の出退勤状況によって会議資料を自動的に印刷することができる。
本発明において、前記会議情報処理手段は、前記入力部で前記参加予定者情報を受け付ける受付処理を行い、前記会議資料印刷手段は、前記会議情報処理手段にて受け付けた参加予定者情報から会議に参加する参加予定者を取得し、取得した参加予定者に対して、前記参加予定者情報を受け付けた時点での前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して前記会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷する態様を例示できる。
この態様では、前記参加予定者情報を入力した時点で、出勤している参加予定者に対して会議資料を印刷することができる。
本発明において、前記制御部は、前記会議情報処理手段にて登録した参加予定者情報の参加予定者の中から、前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき会議資料を印刷する時に不在であった参加予定者を特定する不在者特定手段を備える態様を例示できる。
この態様では、会議資料の印刷処理より後で出勤処理した参加予定者(例えば、会議資料の印刷処理後から会議開始前までに出勤処理した参加予定者や、会議終了後に出勤処理した参加予定者)を特定でき、これにより、会議資料を印刷する時に不在であった参加予定者であって出勤処理した参加予定者に対して、会議資料を提供することができる。
本発明において、前記会議資料印刷手段は、前記不在者特定手段にて不在と特定した参加予定者が前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき出勤したと判断した場合に、出勤した参加予定者に対して前記会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させる態様を例示できる。なお、前記会議資料印刷手段は、出勤した参加予定者に対して前記会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させるか否かを予め設定しておくようになっていてもよいし、ユーザによる入力操作によって設定するようになっていてもよい。
この態様では、会議資料の印刷処理より後で出勤処理した参加予定者に対して、会議資料を印刷することができる。
本発明において、電子メールを送信する通信部を備えていてもよい。この場合、前記制御部は、前記不在者特定手段にて不在と特定した参加予定者に対して前記会議資料情報を添付した電子メールを前記通信部で送信する電子メール送信手段を備える態様を例示できる。なお、前記電子メール送信手段は、不在と特定した参加予定者に対して前記会議資料情報を添付した電子メールを前記通信部で送信するか否かを予め設定しておくようになっていてもよいし、ユーザによる入力操作によって設定するようになっていてもよい。
この態様では、不在と特定した参加予定者に対して、会議資料情報を電子メールで送信することができる。
本発明において、前記画像形成部に加えて、前記入力部、前記記憶部及び前記制御部も前記画像形成装置の構成要素とされている態様を例示できる。
この態様では、本発明に係る画像形成システムを画像形成装置で実現することができる。
本発明において、前記画像形成装置を制御するサーバを備え、前記サーバと前記画像形成装置とがネットワークを介して互いに接続されており、前記入力部が前記画像形成装置と前記ネットワークに接続されるコンピュータ端末装置とのうち少なくとも一方の構成要素とされており、前記記憶部と前記制御部とが前記サーバの構成要素とされている態様を例示できる。
この態様では、前記サーバで前記記憶部の情報を一元管理することができる。
本発明において、前記サーバは、前記画像形成装置を制御する制御サーバと、前記制御サーバに対してアプリケーションソフトウェアを提供するアプリケーションサーバとを備え、前記制御サーバと前記アプリケーションサーバと前記画像形成装置とは、前記ネットワークを介して互いに接続されており、前記記憶部は、前記制御サーバに設けられる第1記憶部と、前記アプリケーションサーバに設けられる第2記憶部とを備え、前記制御部は、前記制御サーバに設けられる第1制御部と、前記アプリケーションサーバに設けられる第2制御部とを備え、前記第1記憶部は、前記ユーザ情報を記憶し、前記第2記憶部は、前記出退勤情報と前記参加予定者情報と前記会議資料情報とを記憶し、前記第1制御部は、前記認証手段と前記会議資料印刷手段とを備え、前記第2制御部は、前記出退勤情報処理手段と前記会議情報処理手段とを備える態様を例示できる。
この態様では、例えば、前記画像形成装置の機種が異なっていても、前記アプリケーションサーバが前記画像形成装置の機種に応じたアプリケーションソフトウェア(例えば、機種に応じた画面表示のための表示制御情報を生成するアプリケーションソフトウェア)を前記制御サーバに提供することができる。これにより、前記制御サーバが前記アプリケーションサーバから提供されたアプリケーションソフトウェアによって前記画像形成装置の機種に関わらず該画像形成装置を制御することが可能となる。
以上説明したように、本発明によると、前記認証手段により前記入力部で受け付けたユーザ特定情報、及び前記記憶部に記憶したユーザ情報に基づきユーザを認証し、前記出退勤情報処理手段により前記出退勤情報を処理し、前記会議情報処理手段により前記会議情報を前記記憶部に登録して該会議情報を処理し、前記会議資料印刷手段により前記会議情報処理手段にて登録した参加予定者情報と前記出退勤処理手段にて処理した出退勤情報とに基づき前記会議情報処理手段にて登録した会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させることで、会議前に出勤している参加予定者のみに対して会議資料を印刷でき、これにより、不在の参加予定者に対する無駄な印刷を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムのシステム構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置の操作部を示す平面図である。 図1に示す画像形成装置の操作部における表示部に表示されるログイン画面の一例を示す平面図である。 図1に示す画像形成装置の操作部における表示部に表示される初期画面の一例を示す平面図である。 図1に示す画像形成システムにおいて、サーバにおける制御部の機能構成を概略的に示す機能構成図である。 図1に示す画像形成システムにおいて、サーバの記憶部におけるユーザ情報管理データベースに記憶されるユーザ管理テーブルの一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成システムにおいて、サーバの記憶部における出退勤情報データベースのデータ構造の一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成システムにおいて、サーバの記憶部における会議情報データベースのデータ構造の一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成システムにおける印刷予約処理の一例の流れを示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置の表示部における印刷予約画面の一例を示す概略図である。 図7に示す印刷予約処理で予約した会議の会議資料を自動的に印刷する自動印刷処理の一例の流れを示すフローチャートである。 図1に示す画像形成システムにおける会議前に会議資料を印刷する指定印刷処理の一例の流れを示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置の表示部における指定印刷画面の一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成装置の表示部における不在者対応画面の一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成システムにおける不在者へ対応する不在者対応処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置の表示部における出退勤処理画面の一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成装置の表示部における会議資料印刷問い合わせ画面の一例を示す概略図である。 図1に示す画像形成システムの変形例の画像形成システムであって、制御サーバとアプリケーションサーバと画像形成装置とがネットワークを介して相互に接続されている画像形成システムのシステム構成を概略的に示すブロック図である。 図16に示す画像形成システムにおいて、制御サーバにおける第1制御部及びアプリケーションサーバにおける第2制御部の機能構成を概略的に示す機能構成図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成システムの全体構成について]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システム100のシステム構成を概略的に示すブロック図である。
図1に示す画像形成システム100は、画像形成装置110の構成要素とされた画像形成部113を備えている。また、本実施の形態では、画像形成システム100は、サーバ(サーバコンピュータ)200の構成要素とされた記憶部210及び制御部220を備えている。また、画像形成システム100は、画像形成装置110とパーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末装置150とのうち少なくとも一方(ここでは双方)の構成要素とされた入力部111を備えている。なお、図1では、画像形成装置110及びコンピュータ端末装置150をそれぞれ1台で示しているが、画像形成装置110及びコンピュータ端末装置150は、1台又は複数台とすることができる。また、画像形成装置110及び/又はコンピュータ端末装置150は、会議開催者用又は会議参加予定者用の端末装置として使用することができる。
入力部111は、ユーザを特定するユーザ特定情報D0(後述する図2B参照)を含む入力情報を受け付けるものである。画像形成部113は、会議資料情報D3gに基づく会議資料を含む出力情報を印刷するように構成されている。本実施の形態では、画像形成装置110及びコンピュータ端末装置150は、出力情報を表示する表示部114を備えている。
画像形成装置110において、入力部111及び表示部114は、操作部115に設けられている。
図2Aは、図1に示す画像形成装置110の操作部115を示す平面図である。操作部115は、ここでは、画像形成装置110の外装カバーにおける正面上部に設けられた操作パネルとされている。
操作部115は、入力部111にて装置全体の各種設定情報や各機能を動作させるための情報が入力されるようになっている。また、操作部115は、表示部114にて入力内容や装置全体の動作状況が表示されるようになっている。
入力部111は、入力情報を受け付けるものであれば、何れものでもよく、ここでは、複数の入力キー111aを有し、ユーザによりキー入力操作可能なキー入力操作部とされている。なお、ユーザ特定情報D0を受け付ける入力部111としては、例えば、ユーザの個人識別情報(ID)を記録したIC(Integrated Circuit)カード等の情報記録媒体の読み取り装置や、ユーザの生体情報を認証する生体認証装置であってもよい。
表示部114は、出力情報を表示することが可能な表示画面を有する表示パネルとされている。表示パネルとしては、例えば、液晶表示(LCD:Liquid Crystal Display)パネルや有機エレクトロルミネッセンス(EL:Electro-Luminescence)表示パネルを例示できる。ここでは、表示部114の表示画面には、ユーザの入力を受け付けるタッチパネルが設けられている。このタッチパネルは、入力部111として作用する。
図1に示す画像形成部113は、出力情報を印刷できれば、何れものでもよく、ここでは、電子写真方式により画像形成を行うレーザープリンタとされている。但し、それに限定されるものではなく、例えば、画像形成部113は、インクジェットプリンタや、昇華型(熱転写型)プリンタであってもよい。
画像形成装置110は、入力部111と画像形成部113と表示部114と操作部115とに加えて、画像読み取り部116と通信部117と機器制御部118とを備えている。
画像読み取り部116は、原稿台(図示せず)に載置された原稿の画像や、自動原稿搬送装置(図示せず)で搬送される原稿の画像を読み取って画像データを入力する。画像形成部113は、画像読み取り部116から入力された画像データ又は通信部117を介してコンピュータ端末装置150から入力された画像データに対し、印刷処理を行う。通信部117は、無線又は有線LAN(Local Area Network)等のネットワーク140を介して、サーバ200及びコンピュータ端末装置150と通信する。なお、ネットワーク構成としては、何れのものでもよく、例えば、バス型のネットワーク構成やリング型のネットワーク構成を挙げることができる。機器制御部118は、入力部111と画像形成部113と表示部114と操作部115と画像読み取り部116と通信部117とを制御する。
画像形成装置110は、例えば、スキャナ、複写機、ファクシミリ装置及びプリンタの役目を果たすデジタル複合機であってもよい。画像形成装置110は、複合機に限らず、複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置であってもよい。
サーバ200は、記憶部210及び制御部220に加えて、通信部121を備えている。通信部121は、ネットワーク140を介して画像形成装置110及びコンピュータ端末装置150と通信する。制御部220は、記憶部210及び通信部121を制御する。
コンピュータ端末装置150は、入力部111と表示部114とに加えて、通信部151と端末制御部152とを備えている。通信部151は、ネットワーク140を介して、サーバ200及び画像形成装置110と通信する。端末制御部152は、入力部111と表示部114と通信部151とを制御する。
図2B及び図2Cは、それぞれ、図1に示す画像形成装置110の操作部115における表示部114に表示されるログイン画面G1及び初期画面G2の一例を示す平面図である。
サーバ200は、画像形成装置110と連携して画像形成装置110の表示部114にログイン画面G1や初期画面G2を含む各種画面を表示させる表示制御情報を生成し、生成した表示制御情報を画像形成装置110に送信する機能を有する。また、サーバ200は、画像形成装置110と連携してユーザ認証処理を行う認証サーバとしての機能も有する。さらに、サーバ200は、画像形成装置110と連携して画像形成装置110の画像形成部113に対する印刷制御情報を生成し、生成した印刷制御情報を画像形成装置110に送信する機能も有する。
[画像形成システムの記憶部について]
次に、画像形成システム100において、サーバ200における記憶部210について説明する。
サーバ200における記憶部210は、ユーザ情報管理データベースDB1を記憶する。ユーザ情報管理データベースDB1は、ユーザ情報D1を記憶するデータベースである。
また、記憶部210は、制御部220で実行される第1アプリケーションソフトウェアP10を記憶する。なお、以下の説明では、アプリケーションソフトウェアは、単にアプリケーションという。
第1アプリケーションP10は、ここでは、画像形成装置制御用のプログラムであり、認証アプリケーションP11と出力アプリケーションP12とを含んでいる。
また、記憶部210は、出退勤情報データベースDB2及び会議情報データベースDB3を記憶する。出退勤情報データベースDB2は、出退勤情報D2を記憶するデータベースであり、会議情報データベースDB3は、会議に参加する参加予定者に関する参加予定者情報D3aと、会議の会議資料に関する会議資料情報D3gとを含む会議情報D3を記憶するデータベースである。
また、記憶部210は、制御部220で実行される第2アプリケーションP20を記憶する。
第2アプリケーションP20は、ここでは、情報管理用のプログラムであり、出退勤情報処理アプリケーションP21と会議情報処理アプリケーションP22とを含んでいる。
[画像形成システムの制御構成について]
次に、画像形成システム100において、サーバ200における制御部220の制御構成について説明する。
図3は、図1に示す画像形成システム100において、サーバ200における制御部220の機能構成を概略的に示す機能構成図である。
制御部220は、CPU(Central Processing Unit)等のコンピュータからなる情報処理部とされており、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置を備えている。制御部220は、第1アプリケーションP10及び第2アプリケーションP20をRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の制御を行うようになっている。なお、制御部220は、年月日及び時分秒の情報を出力するカレンダー(時計)機能も有している。
第1アプリケーションP10における認証アプリケーションP11は、制御部220を、画像形成装置管理手段Q111と認証手段Q112とを含む手段として機能させる。すなわち、認証アプリケーションP11は、画像形成装置管理手段Q111に対応する画像形成装置管理ステップと、認証手段Q112に対応する認証ステップとを含むステップを制御部220に実行させる。画像形成装置管理ステップは、入力部111で受け付けたユーザ特定情報D0と画像形成装置110との関連付けを行う。
図4は、図1に示す画像形成システム100において、サーバ200の記憶部210におけるユーザ情報管理データベースDB1に記憶されるユーザ管理テーブルTBの一例を示す概略図である。
ユーザ管理テーブルTBは、ユーザ情報管理データベースDB1に記憶され、各ユーザ情報D1として、ユーザID毎にログイン名D1a及びそれに対応するパスワードD1bが記憶されている。ここで、ユーザIDとは、ユーザに対応して付される番号や記号等の符号であって、ユーザを識別するための識別符号を意味する。
認証ステップは、画像形成装置110における入力部111で受け付けたユーザ特定情報D0(ここではログイン名D0a及びパスワードD0b)と、記憶部210に記憶したユーザ情報D1(ここではログイン名D1a及びパスワードD1b)とに基づきユーザを認証する。
図3に示すように、第1アプリケーションP10における出力アプリケーションP12は、制御部220を、出力手段Q120を含む手段として機能させる。すなわち、出力アプリケーションP12は、出力手段Q120に対応する出力ステップを含むステップを制御部220に実行させる。
出力ステップは、各種出力情報を画像形成部113及び表示部114で出力する。
詳しくは、出力手段Q120は、印刷情報生成手段Q121と表示制御情報生成手段Q122とを含んでいる。すなわち、出力ステップは、印刷情報生成手段Q121に対応する印刷情報生成ステップと、表示制御情報生成手段Q122に対応する表示制御情報生成ステップとを含んでいる。
印刷情報生成ステップは、画像形成装置110における画像形成部113で印刷するために印刷制御情報を生成する。また、表示制御情報生成ステップは、画像形成装置110における表示部114での画面表示のために表示制御情報を生成する。なお、印刷制御情報及び/又は表示制御情報は、画像形成装置110で生成してもよい。
第2アプリケーションP20における出退勤情報処理アプリケーションP21は、制御部220を、出退勤情報処理手段Q211を含む手段として機能させる。すなわち、出退勤情報処理アプリケーションP21は、出退勤情報処理手段Q211に対応する出退勤情報処理ステップを含むステップを制御部220に実行させる。
図5は、図1に示す画像形成システム100において、サーバ200の記憶部210における出退勤情報データベースDB2のデータ構造の一例を示す概略図である。
出退勤情報データベースDB2には、図5に示すように、ユーザID毎に出退勤情報D2として、年月日D2aと、出勤時刻D2bと、退勤時刻D2cと、出張情報D2dと、休暇情報D2eとが記憶される。
なお、出退勤情報データベースDB2において、出勤時刻D2bが記録されていない場合には未出勤を示し、出勤時刻D2bが記録されている場合には出勤済みを示す。また、退勤時刻D2cが記録されていない場合には未退勤を示し、退勤時刻D2cが記録されている場合には退勤済みを示す。
出退勤情報処理ステップは、認証手段Q112にて認証したユーザの出退勤情報D2に基づき出勤及び退勤を管理するための出退勤情報処理を行う。
図3に示すように、第2アプリケーションP20における会議情報処理アプリケーションP22は、制御部220を、会議情報処理手段Q221と会議資料印刷手段Q222とを含む手段として機能させる。すなわち、会議情報処理アプリケーションP22は、会議情報処理手段Q221に対応する会議情報処理ステップと、会議資料印刷手段Q222に対応する会議資料印刷ステップとを含むステップを制御部220に実行させる。
図6は、図1に示す画像形成システム100において、サーバ200の記憶部210における会議情報データベースDB3のデータ構造の一例を示す概略図である。
会議情報データベースDB3には、図6に示すように、参加予定者情報D3aに含まれるユーザID毎に会議情報D3として、年月日D3bと、会議場所D3cと、会議名D3dと、開始時刻D3eと、終了時刻D3fと、会議資料情報D3gとを含む情報が記憶される。
なお、参加予定者情報D3aとしては、会議資料と参加予定者とを対応付けできる情報であればいずれものでもよく、例えば、ユーザID、年月日D3b及び開始時刻D3eを例示できる。この他、参加予定者情報D3aは、会議に対して参加予定者を特定できる特定情報(例えば参加予定者に対応付けた会議名等の会議の識別情報)が登録されている場合には、該特定情報であってもよい。
また、会議資料情報D3gとしては、会議資料を構成する会議資料データ、例えば、ワードプロセッサ用アプリケーションのデータ、表計算用アプリケーションのデータや、プレゼンテーション用アプリケーションのデータ等の他、画像形成装置110の読み取り部116で読み取ったビットマップデータ等の画像データを例示できる。この会議資料データは、記憶部210や、画像形成装置110の記憶部やコンピュータ端末150の記憶部に別途記憶されている。
会議情報処理ステップは、会議情報D3を記憶部210に登録して会議情報D3を処理する。会議資料印刷ステップは、会議情報処理ステップにて登録した参加予定者情報D3(具体的にはユーザID、年月日D3b及び開始時刻D3e)と出退勤処理ステップにて処理した出退勤情報D2(具体的にはユーザID及び出勤時刻D2bや退勤時刻日D2c)とに基づき会議情報処理ステップにて登録した会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させる。
本実施の形態では、サーバ200における制御部220の制御構成をさらに次のようにすることができる。すなわち、
[1]会議資料の印刷予約
記憶部210における会議情報データベースDB3には、図6に示すように、開始時刻D3eより前に会議資料を印刷するように設定される予約時刻D3hが記憶される。
そして、図3に示すように、会議情報処理アプリケーションP22における会議情報処理ステップは、入力部111で予約時刻D3hを受け付けて記憶部210に予め登録しておく予約処理を行う。なお、予約時刻D3hに代えて、開始時刻D3eより前に会議資料を印刷するように開始時刻D3eに対して設定される予約時間(すなわち開始時刻D3eからどのくらい前に印刷するかを示す予約時間(時、分、秒の何れか少なくとも一つ))としてもよい。
会議情報処理アプリケーションP22における会議資料印刷ステップは、会議情報処理ステップにて予め登録しておいた予約時刻D3hになると、参加予定者情報D3aから予約時刻D3hに対応する開始時刻D3eの会議に参加する参加予定者情報D3aを取得し、取得した参加予定者情報D3aの参加者に対して、取得時点での出退勤処理ステップによる出退勤情報D2に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させる。
[2]会議前に会議資料の印刷指定
会議情報処理アプリケーションP22における会議情報処理ステップは、入力部111で参加予定者情報D3aを受け付ける受付処理を行う。また、会議情報処理アプリケーションP22における会議資料印刷ステップは、会議情報処理ステップにて受け付けた参加予定者情報D3aから会議に参加する参加予定者を取得し、取得した参加予定者に対して、参加予定者情報D3aを受け付けた時点での出退勤処理ステップによる出退勤情報D2に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させる。
[3]不在者の特定
図3に示すように、会議情報処理アプリケーションP22は、さらに制御部220を、不在者特定手段Q223を含む手段として機能させる。すなわち、会議情報処理アプリケーションP22は、さらに不在者特定手段Q223に対応する不在者特定ステップを含むステップを制御部220に実行させる。
会議情報データベースDB3には、図6に示すように、会議資料を印刷する時に不在であった否かを示す不在者情報D3iが記憶される。
不在者特定ステップは、会議情報処理ステップにて登録した参加予定者情報D3aの参加予定者の中から、出退勤処理ステップによる出退勤情報D2に基づき会議資料を印刷する時に不在であった参加予定者がいるか否かを判断し、不在と判断した参加予定者を特定して不在者情報D3iを記憶部210に記憶する。
なお、会議情報データベースDB3における不在者情報D3iにおいて、会議資料を印刷する時に出勤している(すなわち会議資料が印刷される)場合には、出勤情報(ここでは「0」)が記憶(設定)され、会議資料を印刷する時に不在である(すなわち会議資料が印刷されていない)場合には、不在情報(ここでは「1」)が記憶(設定)される。
[4]不在者への印刷
会議情報処理アプリケーションP22における会議資料印刷ステップは、不在者特定ステップにて不在と特定した参加予定者が出退勤処理ステップによる出退勤情報D2に基づき出勤したと判断した場合に、出勤した参加予定者に対して会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させる。
また、会議情報データベースDB3には、図6に示すように、出勤した参加予定者に対して会議資料を印刷するか否かを決定する不在者印刷の有無情報D3jが記憶される。そして、会議情報処理ステップは、入力部111で不在者印刷の有無情報D3jを受け付けて記憶部210に予め登録しておく予約処理を行う。
なお、会議情報データベースDB3における不在者印刷の有無情報D3jにおいて、出勤した参加予定者に対して会議資料を印刷しない場合には、出力不可情報(ここでは「0」)が記憶(設定)され、出勤した参加予定者に対して会議資料を印刷する場合には、出力許可情報(ここでは「1」)が記憶(設定)される。
[5]不在者への電子メール送信
図1に示すサーバ200の通信部121は、電子メールを送信する機能を有している。画像形成装置110の通信部117及びコンピュータ端末装置150の通信部151は、サーバ200の通信部121からの電子メールを受信する機能を有している。
そして、図3に示すように、会議情報処理アプリケーションP22は、さらに制御部220を、電子メール送信手段Q224を含む手段として機能させる。すなわち、会議情報処理アプリケーションP22は、さらに電子メール送信手段Q224に対応する電子メール送信ステップを含むステップを制御部220に実行させる。
電子メール送信ステップは、不在者特定ステップにて不在と特定した参加予定者に対して会議資料情報D3gを添付した電子メールを通信部121で送信する。
また、会議情報データベースDB3には、図6に示すように、不在と特定した参加予定者に対して電子メールを送信するか否かを決定するメール送信の有無情報D3kが記憶される。そして、会議情報処理ステップは、入力部111でメール送信の有無情報D3kを受け付けて記憶部210に予め登録しておく予約処理を行う。
なお、会議情報データベースDB3におけるメール送信の有無情報D3kにおいて、不在と特定した参加予定者に対して電子メールを送信しない場合には、出力不可情報(ここでは「0」)が記憶(設定)され、不在と特定した参加予定者に対して電子メールを送信する場合には、出力許可情報(ここでは「1」)が記憶(設定)される。
[画像形成システムの制御例について]
次に、画像形成システム100において、サーバ200における制御部220の制御例について、会議資料の印刷を予約する印刷予約処理と、予約した会議の会議資料を自動的に印刷する自動印刷処理と、会議前に会議資料を印刷する指定印刷処理と、不在者へ対応する不在者対応処理とに分けて説明する。
(1)印刷予約処理
図7は、図1に示す画像形成システム100における印刷予約処理の一例の流れを示すフローチャートである。図8は、図1に示す画像形成装置110の表示部114における印刷予約画面G3の一例を示す概略図である。
図7に示す印刷予約処理例では、図2Cに示す初期画面G2でユーザ(例えば会議開催者)による所定の選択操作を受け付けると、図8に示す印刷予約画面G3を表示部114に表示させる(S101)。
ここで、ユーザによる入力操作によって、会議情報D3として、ユーザID、年月日D3b、会議場所D3c、会議名D3d、開始時刻D3e、終了時刻D3f、会議資料情報D3g、予約時刻D3hが入力され、ユーザによる選択操作によって、不在者印刷の有無情報D3j及びメール送信の有無情報D3kが選択される。これらのうち、ユーザID、年月日D3b及び開始時刻D3eが参加予定者情報D3aとされている。
そして、記憶部210の会議情報データベースDB3における不在者印刷の有無情報D3j及びメール送信の有無情報D3kにおいて、表示画面G3上で「する」が選択操作されると、出力許可情報(ここでは「1」)が記憶(設定)され、「しない」が選択操作されると、出力不可情報(ここでは「0」)が記憶(設定)される。
なお、不在者印刷の有無情報D3j及びメール送信の有無情報D3kは、ここでは、何れも初期設定が「しない」とされており、表示画面G3上で「しない」又は「する」が選択操作(図8の例では反転表示)される。また、不在者印刷の有無情報D3j及びメール送信の有無情報D3kは、参加予定者全員の統一した設定になっているが、ここでは、参加予定者個別に設定するようになっていてもよい。これらのことは、後述する不在者対応画面G5(図12参照)についても同様である。
次に、登録キーK1の選択操作を受け付けたか否かを判断し(S102)、登録キーK1の選択操作を受け付けた場合には(S102:Yes)、会議情報D3を登録し(S103)、印刷予約処理を終了する。
一方、処理S102で登録キーK1の選択操作を受け付けていない場合には(S102:No)、終了キーK2の選択操作を受け付けるまで処理S102に戻り(S104:No)、終了キーK2の選択操作を受け付けると(S104:Yes)、印刷予約処理を終了する。
(2)自動印刷処理
図9は、図7に示す印刷予約処理で予約した会議の会議資料を自動的に印刷する自動印刷処理の一例の流れを示すフローチャートである。
図9に示す自動印刷処理例では、現在時刻から予約時刻D3h以降で開始時刻D3e以前の印刷対象会議があるか否か監視し(S201:No)、印刷対象会議がある判断した場合には(S201:Yes)、記憶部210の会議情報データベースDB3から、印刷対象会議に参加する参加者情報D3aを取得する(S202)。
次に、記憶部210の出退勤処理情報データベースDB2から、出退勤情報D2を取得し(S203)、処理S202で取得した参加予定者情報D3aの参加者のうち、記憶部210の出退勤情報データベースDB2に記憶されている出退勤情報D2により、取得時点で出勤している参加予定者を特定し(S204)、印刷部数(特定した参加予定者の数)を決定する(S205)。
次に、処理S202で取得した参加予定者情報D3aの参加者が、処理S203で取得した出退勤情報D2により、不在であるかを判断し(S206)、不在である参加予定者(不在者)には(S206:Yes)、会議情報データベースDB3の不在者情報D3iに不在情報(ここでは「1」)を記憶する(S207)。一方、出勤している参加予定者には(S206:No)、会議情報データベースDB3の不在者情報D3iに出勤情報(ここでは「0」)を記憶する(S208)。
次に、記憶部210の会議情報データベースDB3から、印刷対象会議の会議資料情報D3gを取得し(S209)、処理S204で特定した参加予定者に対して処理S209で取得した会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させる(S210)。
次に、記憶部210の会議情報データベースDB3から、処理S207で記憶(特定)した不在者に対するメール送信の有無情報D3kを取得し(S211)、メール送信の有無情報D3kに出力不可情報が設定されている場合(すなわち不在者にはメール送信しない場合)には(S212:No)、自動印刷処理を終了する一方、メール送信の有無情報D3kに出力許可情報が設定されている場合(すなわち不在者にはメール送信する場合)には(S212:Yes)、処理S207で記憶(特定)した不在者のメールアドレスに処理S209で取得した会議資料情報D3gを添付した電子メールを通信部121で送信し(S213)、自動印刷処理の終了指示があるまで(S214:No)、処理S201から処理S213の処理を繰り返し、自動印刷処理の終了指示があると(S214:Yes)、自動印刷処理を終了する。
(3)指定印刷処理
図10は、図1に示す画像形成システム100における会議前に会議資料を印刷する指定印刷処理の一例の流れを示すフローチャートである。図11は、図1に示す画像形成装置110の表示部114における指定印刷画面G4の一例を示す概略図である。図12は、図1に示す画像形成装置110の表示部114における不在者対応画面G5の一例を示す概略図である。
図10に示す指定印刷処理例では、図2Cに示す初期画面G2でユーザによる所定の選択操作を受け付けると、図11に示す指定印刷画面G4を表示部114に表示させる(S301)。
ここで、ユーザによる入力操作によって、参加予定者情報D3aとして、ユーザID、年月日D3b及び開始時刻D3eが入力される。図11の例では、ユーザIDは「CCCC」,「DDDD」,…とされ、開始時刻D3eは「2009/11/17」とされている。
次に、OKキーK3の選択操作を受け付けたか否かを判断し(S302)、OKキーK3の選択操作を受け付けていない場合には(S302:No)、終了キーK4の選択操作を受け付けたか否かを判断し(S303)、終了キーK4の選択操作を受け付けていない場合には(S303:No)、処理S302に戻る一方、終了キーK4の選択操作を受け付けた場合には(S303:Yes)、指定印刷処理を終了する。
処理S302でOKキーK3の選択操作を受け付けた場合には(S302:Yes)、記憶部210の出退勤処理情報データベースDB2から、出退勤情報D2を取得し(S304)、処理S301で受け付けた参加予定者情報D3aの参加者のうち、記憶部210の出退勤情報データベースDB2に記憶されている出退勤情報D2により、参加予定者情報D3aを受け付けた時点で出勤している参加予定者を特定し(S305)、印刷部数(特定した参加予定者の数)を決定し(S306)、さらに、図12に示す不在者対応画面G5を表示部114に表示させる(S307)。
ここで、ユーザIDに対する参加予約者名、年月日D3b、会議場所D3c、会議名D3d、開始時刻D3e、終了時刻D3f及び会議資料情報D3gが表示部114に表示され、ユーザによる選択操作によって、不在者印刷の有無情報D3j及びメール送信の有無情報D3kが選択される。図12の例では、参加予約者名はユーザIDが「CCCC」の「鈴木」,ユーザIDが「DDDD」の「伊藤」,…とされ、年月日D3bは「2009/11/17」とされ、会議場所D3cは「A−3会議室」とされ、会議名D3dは「○◎会議」とされ、開始時刻D3eは「14:00」とされ、終了時刻D3fは「15:00」とされ、会議資料情報D3gは「P002」とされている。
次に、OKキーK5の選択操作を受け付けたか否かを判断し(S308)、OKキーK5の選択操作を受け付けていない場合には(S308:No)、戻るキーK6の選択操作を受け付けたか否かを判断し(S309)、戻るキーK6の選択操作を受け付けていない場合には(S309:No)、処理S308に戻る一方、戻るキーK6の選択操作を受け付けた場合には(S309:Yes)、処理S301に戻る。
次に、処理S301で受け付けた参加予定者情報D3aの参加者が、処理S304で取得した出退勤情報D2により、不在であるかを判断し(S310)、不在である参加予定者(不在者)には(S310:Yes)、会議情報データベースDB3の不在者情報D3iに不在情報(ここでは「1」)を記憶する(S311)。一方、出勤している参加予定者には(S310:No)、会議情報データベースDB3の不在者情報D3iに出勤情報(ここでは「0」)を記憶する(S312)。
次に、記憶部210の会議情報データベースDB3から、印刷対象会議の会議資料情報D3gを取得し(S313)、処理S305で特定した参加予定者に対して処理S313で取得した会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させる(S314)。
次に、記憶部210の会議情報データベースDB3から、処理S311で記憶(特定)した不在者に対するメール送信の有無情報D3kを取得し(S315)、メール送信の有無情報D3kに出力不可情報が設定されている場合(すなわち不在者にはメール送信しない場合)には(S316:No)、指定印刷処理を終了する。一方、メール送信の有無情報D3kに出力許可情報が設定されている場合(すなわち不在者にはメール送信する場合)には(S316:Yes)、処理S311で記憶(特定)した不在者のメールアドレスに処理S313で取得した会議資料情報D3gを添付した電子メールを通信部121で送信し(S317)、指定印刷処理を終了する。
(4)不在者対応処理
図13は、図1に示す画像形成システム100における不在者へ対応する不在者対応処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14は、図1に示す画像形成装置110の表示部114における出退勤処理画面G6の一例を示す概略図である。また、図15は、図1に示す画像形成装置110の表示部114における会議資料印刷問い合わせ画面G7の一例を示す概略図である。
図13に示す不在者対応処理例では、先ず、図2Bに示すログイン画面G1(認証画面)を表示部114に表示させる(S401)。ここでは、図2Bに示すログイン画面には、ログイン名D0aとパスワードD0bとが入力可能になっている。
次に、表示部114に表示されるログイン画面G1で入力部111によってログイン名D1a及びパスワードD1bからなるログイン情報のユーザ特定情報D0を受け付けるまで待機し(S402:No)、ユーザ特定情報D0を受け付けると(S402:Yes)、認証が成功したか否かを判断する(S403)。
処理S403のユーザ認証処理は、ここでは、図4に示すユーザ管理テーブルTBに基づいて行う。すなわち、処理S403のユーザ認証処理では、受け付けたユーザ特定情報D0とユーザ管理テーブルTBとを照合し、ユーザ管理テーブルTBの中で、受け付けたユーザ特定情報D0に合致するユーザ情報D1があるか否かで認証を行う。
そして、認証に失敗した場合(S403:No)、処理S401に戻り、図2Bに示すログイン画面G1を表示部114に再表示させてユーザ特定情報D0の再入力待ちとなる。
一方、認証に成功した場合(S403:Yes)、図14に示す出退勤処理画面G6を表示部114に表示させる(S404)。
ここで、出勤したユーザによる選択操作によって、出勤ボタンBT1又は退勤ボタンBT2が選択され、次の出退勤情報の処理を行う。
すなわち、出勤ボタンBT1又は退勤ボタンBT2を受け付けるまで待機し(S405:No)、出勤ボタンBT1又は退勤ボタンBT2を受け付けた場合には(S405:Yes)、カレンダー(時計)機能から日付及び時刻を取得し、認証したユーザのユーザIDに対して、年月日及び現在の出勤時刻D2b又は退勤時刻D2cを記憶部210の出退勤情報データベースDB2に記憶させる(S406)。
次に、記憶部210の会議情報データベースDB3から、不在者情報D3iを取得し(S407)、取得した不在者情報D3iに対して不在だった会議の会議資料があるか(すなわち不在情報(ここでは「1」)が設定されているか否か)を判断する(S408)。
処理S408で不在者情報D3iに不在情報(ここでは「1」)が記憶(設定)されていない場合には(S408:No)、不在者対応処理を終了する一方、不在者情報D3iに不在情報(ここでは「1」)が記憶(設定)されている場合には(S408:Yes)、図15に示す会議資料印刷問い合わせ画面G7を表示部114に表示させる(S409)。
ここで、出勤したユーザによる選択操作によって、会議資料を印刷するかを要求する選択指示(ここでは「出力する」ボタンBT3)或いは会議資料を印刷しないことを要求する選択指示(ここでは「出力しない」BT4)が選択される。
次に、会議資料を印刷しないことを要求する場合には(S410:No)、不在者対応処理を終了する一方、会議資料を印刷することを要求する場合には(S410:Yes)、記憶部210から会議資料情報D3gを取得する(S411)。
そして、処理S411で取得した会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させ(S412)、不在者対応処理を終了する。
なお、図9に示す処理S213及び図10に示す処理S317に代えて、図13に示す処理S412においてメール送信を行ってもよい。
(変形例)
図16は、図1に示す画像形成システム100の変形例の画像形成システム100aであって、制御サーバ120とアプリケーションサーバ130と画像形成装置110とがネットワーク140を介して相互に接続されている画像形成システム100aのシステム構成を概略的に示すブロック図である。
図16に示す画像形成システム100aにおいて、図1に示す画像形成システム100と同じ構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1に示す画像形成システム200では、画像形成装置110を制御するサーバ200を備え、サーバ200と画像形成装置110とコンピュータ端末装置150とがネットワーク150を介して互いに接続されているが、図16に示すサーバ200aは、画像形成装置110を制御する制御サーバ(制御サーバコンピュータ)120と、制御サーバ120に対してアプリケーションソフトウェアを提供するアプリケーションサーバ(アプリケーションサーバコンピュータ)130とからなっている。そして、制御サーバ120とアプリケーションサーバ130と画像形成装置110とコンピュータ端末装置150とは、ネットワーク140を介して相互に通信可能な状態で接続されている。
図16に示すように、記憶部210は、制御サーバ120に設けられる第1記憶部211と、アプリケーションサーバ130に設けられる第2記憶部212とからなっている。また、制御部220は、制御サーバ120に設けられる第1制御部221と、アプリケーションサーバ130に設けられる第2制御部222とからなっている。
詳しくは、制御サーバ120は、第1記憶部211及び第1制御部221に加えて、通信部121を備えている。通信部121は、ネットワーク140を介して画像形成装置110、コンピュータ端末装置150及びアプリケーションサーバ130と通信する。第1制御部221は、第1記憶部211及び通信部121を制御する。
制御サーバ120は、画像形成装置110と連携して画像形成装置110の表示部114に図2Bに示すログイン画面G1や図2Cに示す初期画面G2を含む各種画面を表示させる表示制御情報を生成し、生成した表示制御情報を画像形成装置110に送信する機能を有する。また、制御サーバ120は、画像形成装置110と連携してユーザ認証処理を行う認証サーバとしての機能も有する。さらに、制御サーバ120は、画像形成装置110と連携して画像形成装置110の画像形成部113に対する印刷制御情報を生成し、生成した印刷制御情報を画像形成装置110に送信する機能も有する。
アプリケーションサーバ130は、第2記憶部212及び第2制御部222に加えて、通信部131を備えている。通信部131は、ネットワーク140を介して制御サーバ120と通信する。第2制御部222は、第2記憶部212及び通信部131を制御する。
次に、画像形成システム100aにおいて、制御サーバ120における第2記憶部211及びアプリケーションサーバ130における第2記憶部212について説明する。
制御サーバ120における第1記憶部211は、ユーザ情報管理データベースDB1を記憶する。ユーザ情報管理データベースDB1は、ユーザ情報D1を記憶するデータベースである。
また、第1記憶部211は、アプリケーションサーバ130からネットワーク140を経由して提供される第1アプリケーションP10を記憶する。
アプリケーションサーバ130における第2記憶部212は、出退勤情報データベースDB2及び会議情報データベースDB3を記憶する。
また、第2記憶部212は、制御サーバ120に提供する第1アプリケーションP10と、第2制御部222で実行される第2アプリケーションP20とを記憶する。
次に、画像形成システム100aにおいて、制御サーバ120における第1制御部221及びアプリケーションサーバ130における第2制御部222の制御構成について説明する。
図17は、図1に示す画像形成システム100aにおいて、制御サーバ120における第1制御部221及びアプリケーションサーバ130における第2制御部222の機能構成を概略的に示す機能構成図である。
第1制御部221及び第2制御部222は、CPU(Central Processing Unit)等のコンピュータからなる情報処理部とされており、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置を備えている。第1制御部221は、第1アプリケーションP10をRAM上にロードして実行することにより、また、第2制御部222は、第2アプリケーションP20をRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の制御を行うようになっている。なお、第2制御部222は、年月日及び時分秒の情報を出力するカレンダー(時計)機能も有している。
第1アプリケーションP10における認証アプリケーションP11は、第1制御部221を、画像形成装置管理手段Q111と認証手段Q112とを含む手段として機能させる。すなわち、認証アプリケーションP11は、画像形成装置管理手段Q111に対応する画像形成装置管理ステップと、認証手段Q112に対応する認証ステップとを含むステップを第1制御部221に実行させる。
また、第1アプリケーションP10における出力アプリケーションP12は、第1制御部221を、出力手段Q120を含む手段として機能させる。すなわち、出力アプリケーションP12は、出力手段Q120に対応する出力ステップを含むステップを第1制御部221に実行させる。
第2アプリケーションP20における出退勤情報処理アプリケーションP21は、第2制御部222を、出退勤情報処理手段Q211を含む手段として機能させる。すなわち、出退勤情報処理アプリケーションP21は、出退勤情報処理手段Q211に対応する出退勤情報処理ステップを含むステップを第2制御部222に実行させる。
また、第2アプリケーションP20における会議情報処理アプリケーションP22は、第2制御部222を、会議情報処理手段Q221と会議資料印刷手段Q222とを含む手段として機能させる。すなわち、会議情報処理アプリケーションP22は、会議情報処理手段Q221に対応する会議情報処理ステップと、会議資料印刷手段Q222に対応する会議資料印刷ステップとを含むステップを第2制御部222に実行させる。
また、第2アプリケーションP20における会議情報処理アプリケーションP22は、第2制御部222を、不在者特定手段Q223と、電子メール送信手段Q224とのうち少なくとも一つを含む手段として機能させる。すなわち、会議情報処理アプリケーションP22は、不在者特定手段Q223に対応する不在者特定ステップと、電子メール送信手段Q224に対応する電子メール送信ステップとのうち少なくとも一つを含むステップを第2制御部222に実行させる。
なお、図16に示す画像形成システム100aでは、出退勤情報処理及び会議情報処理を単一のアプリケーションサーバ130で行うが、アプリケーションサーバ130が出退勤情報処理を行うサーバと会議情報処理を行うサーバとに分かれていてもよい。
また、記憶部210及び制御部220が入力部111及び画像形成部113と共に画像形成装置110の構成要素とされることで、画像形成システムを画像形成装置単独で構成してもよい。
また、記憶部210、制御部220、入力部111及び画像形成部113を構成要素とした複数の画像形成装置110を、ネットワークを介して互いに接続することで、画像形成システムを構成としてもよい。
また、記憶部210、制御部220、入力部111及び画像形成部113を構成要素とした画像形成装置110をサーバの画像形成装置とし、サーバとした画像形成装置と、入力部111及び画像形成部113を備えた1又は複数の画像形成装置とをネットワークを介して互いに接続することで、画像形成システムを構成としてもよい。この場合、サーバとした画像形成装置の記憶部210に記憶される情報をサーバとした画像形成装置で一元管理することができる。
以上説明した画像形成システム100,100aによれば、認証手段Q112により入力部111で受け付けたユーザ特定情報D0、及び記憶部210に記憶したユーザ情報D1に基づきユーザを認証し、出退勤情報処理手段Q211により出退勤情報D2を処理し、会議情報処理手段Q221により会議情報D3を記憶部210に登録して会議情報D3を処理し、会議資料印刷手段Q222により会議情報処理手段Q221にて登録した参加予定者情報D3aと出退勤処理手段Q211にて処理した出退勤情報D2とに基づき会議情報処理手段Q221にて登録した会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させるので、会議前に出勤している参加予定者のみに対して会議資料を印刷でき、これにより、不在の参加予定者に対する無駄な印刷を防止することが可能となる。
また、本実施の形態では、会議情報処理手段Q221は、入力部111で予約時刻D3hを受け付けて記憶部210に予め登録しておく予約処理を行い、会議資料印刷手段Q222は、会議情報処理手段Q221にて予め登録しておいた予約時刻D3hになると、前記参加予定者情報から予約時刻D3hに対応する開始時刻D3eの会議に参加する参加予定者情報を取得し、取得した参加予定者情報の参加者に対して、取得時点での出退勤処理手段Q211による出退勤情報D2に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させるので、予約時刻D3hが到来した時に、最新の出退勤状況によって会議資料を自動的に印刷することができる。
また、本実施の形態では、会議情報処理手段Q221は、入力部111で参加予定者情報D3aを受け付ける受付処理を行い、会議資料印刷手段Q222は、会議情報処理手段Q221にて受け付けた参加予定者情報D3aから会議に参加する参加予定者を取得し、取得した参加予定者に対して、参加予定者情報D3aを受け付けた時点での出退勤処理手段Q211による出退勤情報D2に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させるので、参加予定者情報D3aを入力した時点で、出勤している参加予定者に対して会議資料を印刷することができる。
また、本実施の形態では、制御部220は、不在者特定手段Q223を備え、不在者特定手段Q223は、会議情報処理手段Q221にて登録した参加予定者情報D3aの参加予定者の中から、出退勤処理手段Q211による出退勤情報D2に基づき会議資料を印刷する時に不在であった参加予定者を特定するので、会議資料の印刷処理より後で出勤処理した参加予定者(例えば、会議資料の印刷処理後から会議開始前までに出勤処理した参加予定者や、会議終了後に出勤処理した参加予定者)を特定でき、これにより、会議資料を印刷する時に不在であった参加予定者であって出勤処理した参加予定者に対して、会議資料を提供することができる。
また、本実施の形態では、会議資料印刷手段Q222は、不在者特定手段Q223にて不在と特定した参加予定者が出退勤処理手段Q211による出退勤情報D2に基づき出勤したと判断した場合に、出勤した参加予定者に対して会議資料情報D3gから画像形成部113に会議資料を印刷させるので、会議資料の印刷処理より後で出勤処理した参加予定者に対して、会議資料を印刷することができる。
また、本実施の形態では、制御部220は、電子メール送信手段Q224を備え、電子メール送信手段Q224により不在者特定手段Q223にて不在と特定した参加予定者に対して会議資料情報D3gを添付した電子メールを通信部121で送信するので、不在と特定した参加予定者に対して、会議資料情報D3gを電子メールで送信することができる。
また、図1に示す画像形成システム100では、画像形成装置110を制御するサーバ200を備え、サーバ200と画像形成装置110とコンピュータ端末装置150とがネットワークを介して互いに接続されており、入力部111が画像形成装置110とコンピュータ端末装置との双方の構成要素とされており、記憶部210と制御部220とがサーバ200の構成要素とされているので、サーバ200で記憶部210の情報を一元管理することができる。
また、図16に示す画像形成システム100aでは、サーバ200は、画像形成装置110を制御する制御サーバ120を備えているので、例えば、画像形成装置110の機種が異なっていても、制御サーバ120が画像形成装置110の機種に応じたアプリケーション(例えば、機種に応じた画面表示のための表示制御情報を生成するアプリケーション)によって画像形成装置110の機種に関わらず画像形成装置110を制御することが可能となる。さらに、制御サーバ120における第1制御部221が第1アプリケーションP10を実行し、アプリケーションサーバ130における第2制御部222が第2アプリケーションP20と実行するので、第1及び第2制御部221,222の負荷を軽減させることができる。
なお、以上説明した画像形成システム100,100aにおいて、図3及び図17では説明の便宜上各手段を分けて記載しているが、制御部は、前述した各プログラムに基づいて動作することで、前述した各手段を実行する。従って、前述した各手段及び各ステップにおいて、少なくとも二つを組み合わせて動作する場合もある。
100 画像形成システム
100a 画像形成システム
110 画像形成装置
111 入力部
113 画像形成部
114 表示部
117 通信部
120 制御サーバ
121 通信部
130 アプリケーションサーバ
140 ネットワーク
150 コンピュータ端末装置
151 通信部
200 サーバ
210 記憶部
211 第1記憶部
212 第2記憶部
220 制御部
221 第1制御部
222 第2制御部
D0 ユーザ特定情報
D1 ユーザ情報
D2 出退勤情報
D3 会議情報
D3a 参加予定者情報
D3b 年月日
D3c 会議場所
D3d 会議名
D3e 開始時刻
D3f 終了時刻
D3g 会議資料情報
D3h 予約時刻
D3i 不在者情報
D3j 不在者印刷の有無情報
D3k メール送信の有無情報
P10 第1アプリケーション
P11 認証アプリケーション
P12 出力アプリケーション
P20 第2アプリケーション
P21 出退勤情報処理アプリケーション
P22 会議情報処理アプリケーション
Q112 認証手段
Q122 表示制御情報生成手段
Q120 出力手段
Q121 印刷情報生成手段
Q211 出退勤情報処理手段
Q221 会議情報処理手段
Q222 会議資料印刷手段
Q223 不在者特定手段
Q224 電子メール送信手段

Claims (10)

  1. ユーザを特定する特定情報を含む入力情報を受け付ける入力部と、
    会議に参加する参加予定者に関する参加予定者情報及び前記会議の会議資料に関する会議資料情報を含む会議情報、ユーザに関するユーザ情報、ユーザの出退勤情報を記憶する記憶部と、
    前記会議資料情報に基づき会議資料を印刷する画像形成部と、
    前記入力部、前記記憶部及び前記画像形成部を制御する制御部と
    を備え、
    前記画像形成部が画像形成装置の構成要素とされている画像形成システムであって、
    前記制御部は、
    前記入力部で受け付けたユーザ特定情報、及び前記記憶部に記憶したユーザ情報に基づきユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段にて認証したユーザの出退勤情報を処理する出退勤情報処理手段と、
    前記会議情報を前記記憶部に登録して該会議情報を処理する会議情報処理手段と、
    前記会議情報処理手段にて登録した参加予定者情報と前記出退勤処理手段にて処理した出退勤情報とに基づき前記会議情報処理手段にて登録した会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させる会議資料印刷手段と
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムであって、
    前記記憶部は、会議の開始時刻及び該開始時刻より前に会議資料を印刷するように設定される予約時刻又は該開始時刻より前に会議資料を印刷するように該開始時刻に対して設定される予約時間を記憶し、
    前記会議情報処理手段は、前記入力部で前記予約時刻又は予約時間を受け付けて前記記憶部に予め登録しておく予約処理を行い、
    前記会議資料印刷手段は、前記会議情報処理手段にて予め登録しておいた予約時刻又は予約時間になると、前記参加予定者情報から該予約時刻又は予約時間に対応する開始時刻の会議に参加する参加予定者情報を取得し、取得した参加予定者情報の参加者に対して、取得時点での前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して前記会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させることを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成システムであって、
    前記会議情報処理手段は、前記入力部で前記参加予定者情報を受け付ける受付処理を行い、
    前記会議資料印刷手段は、前記会議情報処理手段にて受け付けた参加予定者情報から会議に参加する参加予定者を取得し、取得した参加予定者に対して、前記参加予定者情報を受け付けた時点での前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき出勤しているか否かを判断し、出勤していると判断した参加予定者に対して前記会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させることを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一つに記載の画像形成システムであって、
    前記制御部は、前記会議情報処理手段にて登録した参加予定者情報の参加予定者の中から、前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき会議資料を印刷する時に不在であった参加予定者を特定する不在者特定手段を備えることを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成システムであって、
    前記会議資料印刷手段は、前記不在者特定手段にて不在と特定した参加予定者が前記出退勤処理手段による前記出退勤情報に基づき出勤したと判断した場合に、出勤した参加予定者に対して前記会議資料情報から前記画像形成部に会議資料を印刷させることを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか一つに記載の画像形成システムであって、
    電子メールを送信する通信部を備え、
    前記制御部は、前記不在者特定手段にて不在と特定した参加予定者に対して前記会議資料情報を添付した電子メールを前記通信部で送信する電子メール送信手段を備えることを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか一つに記載の画像形成システムであって、
    前記画像形成部に加えて、前記入力部、前記記憶部及び前記制御部も前記画像形成装置の構成要素とされていることを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項1から請求項6までの何れか一つに記載の画像形成システムであって、
    前記画像形成装置を制御するサーバを備え、
    前記サーバと前記画像形成装置とがネットワークを介して互いに接続されており、
    前記入力部が前記画像形成装置と前記ネットワークに接続されるコンピュータ端末装置とのうち少なくとも一方の構成要素とされており、
    前記記憶部と前記制御部とが前記サーバの構成要素とされていることを特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項8に記載の画像形成システムであって、
    前記サーバは、前記画像形成装置を制御する制御サーバと、前記制御サーバに対してアプリケーションソフトウェアを提供するアプリケーションサーバとを備え、
    前記制御サーバと前記アプリケーションサーバと前記画像形成装置とは、前記ネットワークを介して互いに接続されており、
    前記記憶部は、前記制御サーバに設けられる第1記憶部と、前記アプリケーションサーバに設けられる第2記憶部とを備え、
    前記制御部は、前記制御サーバに設けられる第1制御部と、前記アプリケーションサーバに設けられる第2制御部とを備え、
    前記第1記憶部は、前記ユーザ情報を記憶し、
    前記第2記憶部は、前記出退勤情報と前記参加予定者情報と前記会議資料情報とを記憶し、
    前記第1制御部は、前記認証手段と前記会議資料印刷手段とを備え、
    前記第2制御部は、前記出退勤情報処理手段と前記会議情報処理手段とを備えることを特徴とする画像形成システム。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか一つに記載の画像形成システムのプログラムであって、
    前記制御部を、前記認証手段と、前記出退勤情報処理手段と、前記会議情報処理手段と、前記会議資料印刷手段とを含む手段として機能させることを特徴とする画像形成システムのプログラム。
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