JP2021012666A - 進捗管理システム、進捗管理方法、情報処理装置 - Google Patents

進捗管理システム、進捗管理方法、情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】業務の進捗をブラウザソフトでリアルタイムに管理することができる進捗管理システムを提供すること。【解決手段】ブラウザソフトを実行する複数の進捗管理端末と情報処理装置とが通信する進捗管理システム100であって、一方の進捗管理端末80Aのブラウザソフトが表示した業務の進捗に関する画面に対し、進捗の更新を受け付けた場合、前記一方の進捗管理端末は進捗が更新された旨を前記情報処理装置30に送信し、前記情報処理装置は、進捗が更新された旨を受信した場合、進捗が更新された旨を送信した前記一方の進捗管理端末と同じ画面を表示している1つ以上の他方の進捗管理端末80Bに、双方向通信により、進捗が更新された旨を反映させ、前記他方の進捗管理端末のブラウザソフトは、前記一方の進捗管理端末と同じ画面を自動的に更新することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、進捗管理システム、進捗管理方法、及び、情報処理装置に関する。
一連の業務を異なる場所にいる複数の進捗管理者がそれぞれ管理したい場合がある。また、一連の業務を複数の進捗管理者で分担することで、業務が複数の進捗管理者により同時に並行して進められるため、業務の完了までの時間を短縮することができる場合がある。複数の進捗管理者で業務を分担した場合には、業務全体の進捗状況を管理することが望まれる。
そこで、各進捗管理者が作業の終了を進捗管理端末から入力して業務全体の進捗状況を情報処理装置が管理することで、各進捗管理者が業務全体の進捗状況を把握することができる情報処理システムが考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来の技術では、業務の進捗をブラウザソフトでリアルタイムに管理することが難しいという問題があった。すなわち、各進捗管理者の進捗管理端末で動作するブラウザソフトは、基本的にユーザが画面を更新する操作をしなければ最新の画面に遷移しないため、情報処理装置(サーバ)が一方の進捗管理端末から進捗を受け取っても、他方の進捗管理端末に進捗状況を送信することが困難であった。
ブラウザソフトではなく専用プログラムを進捗管理端末にカスタマーエンジニア等がインストールすればユーザの操作なしに最新の情報を表示することが可能になるが、各進捗管理者の進捗管理端末にカスタマーエンジニア等が専用プログラムをインストールする作業負荷が大きいという不都合がある。
本発明は、上記課題に鑑み、業務の進捗をブラウザソフトでリアルタイムに管理することができる進捗管理システムを提供することを目的とする。
上記課外に鑑み、本発明は、ブラウザソフトを実行する複数の進捗管理端末と情報処理装置とが通信する進捗管理システムであって、一方の進捗管理端末のブラウザソフトが表示した業務の進捗に関する画面に対し、進捗の更新を受け付けた場合、前記一方の進捗管理端末は進捗が更新された旨を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、進捗が更新された旨を受信した場合、進捗が更新された旨を送信した前記一方の進捗管理端末と同じ画面を表示している1つ以上の他方の進捗管理端末に、双方向通信により、進捗が更新された旨を反映させ、前記他方の進捗管理端末のブラウザソフトは、前記一方の進捗管理端末と同じ画面を自動的に更新することを特徴とする。
業務の進捗をブラウザソフトでリアルタイムに管理することができる進捗管理システムを提供することができる。
進捗管理システムの全体的な動作の概略を説明する図の一例である。 ブラウザソフトによる業務の進捗のリアルタイムな管理方法の概略を説明する図である。 進捗管理システムの一例のシステム構成図である。 会議管理サーバの一例のハードウェア構成図である。 会議室端末の一例のハードウェア構成図である。 予約管理サーバ、チャットサーバ、会議管理サーバ、進捗管理端末、及び、登録端末の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。 端末装置及び会議室端末の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。 管理者、予約者、又は、進捗管理者が操作する画面の関係を説明する図である。 管理者が受付ワークフローを設定する手順を示すシーケンス図の一例である。 ワークフロー受付画面の一例を示す図である。 訪問者登録フォーム画面の一例を示す図である。 フェーズ登録画面の一例を示す図である。 予約者が訪問者情報を登録する手順を示すシーケンス図の一例である。 電子メールの文面の一例を示す図である。 訪問者情報登録画面の一例を示す図である。 進捗管理端末が業務の進捗をリアルタイムに管理する手順を説明するシーケンス図の一例である。 進捗管理画面の一例を示す図である。 受付ワークフローのフェーズが押下された場合に更新される進捗管理画面の一例を示す図である。 現在、会議室が空き室の場合に、会議室端末が表示する待ち受け画面Iの一例を示す図である。 現在、会議室が空き室だが、次の会議の開始時刻まで所定時間内の場合に、会議室端末が表示する待ち受け画面IIの一例を示す図である。 現在、会議室が使用中の場合に、会議室端末が表示する待ち受け画面IIIの一例を示す図である。 参加者が会議室端末を操作した場合に進捗管理者の進捗管理画面が更新される手順を説明するシーケンス図の一例である。 会議室端末で入室ボタンが押下された場合に更新される進捗管理画面の一例を示す図である。 運用ルール選択ボタンが押下された場合に表示される運用ルール選択画面の一例を示す図である。 会議室ビューで表示された進捗状況画面の一例を示す図である。 色と業務の進捗の関係の一例を示す図である。 進捗管理システムのユースケースを説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、進捗管理システム及び進捗管理システムが行う進捗管理方法について図面を用いて説明する。
<進捗管理システムの概略>
始めに図1を用いて進捗管理システムの概略を説明する。図1は進捗管理システム100の全体的な動作の概略を説明する図の一例である。
A.予約者は自分の端末装置60を操作して予約管理サーバ20と通信し、会議室を予約する。予約管理サーバ20は汎用のクラウドサービス(Office365、G Suite(いずれも登録商標)等)であるが、予約者が所属する企業などの組織が有する会議室が登録されている。
B.会議管理サーバ30は会議室の予約状況に基づいて進捗管理システム100の全体を制御するサーバである。会議管理サーバ30は適宜、予約管理サーバ20と通信して予約情報を取得するので、予約管理サーバ20と予約情報を同期している。
C.進捗管理システム100を利用する組織側の管理者等は登録端末50を操作して会議管理サーバ30に対し、ユーザの登録、及び、各種の設定を行うことができる。ユーザの登録とは、進捗管理システム100の利用者個人を特定するIDやメールアドレス等を、会議管理サーバ30に登録することである。例として、チャットサーバ10(slack、Line、Microsoft Teams(いずれも登録商標)等)を使った各種の通知の対象となるユーザを登録することをいう。また、通知は会議管理サーバ30としてメッセージを送信するボットを介して行われるためチャットサーバが提供するボットも登録される。ボットとは、各ユーザが所持する、スマートフォン等の端末内の各チャットアプリケーション(チャットシステムの端末アプリ)上で、進捗管理システムや会議管理サーバ30の代理人として、各種通知や入力の受付等のインターフェースをユーザに提供するためのプログラムである。ボットはチャットサーバ10上のプログラムであり、仮想的なチャットの相手として、ユーザ(進捗管理システムの利用者)とコミュニケーションを行いながら、通知や入力受付、各種案内等を行う。例として、進捗管理システムから、予約情報のリマインダーをユーザへ通知する、また、そのリマインダーに対する会議参加や不参加等のユーザの入力をチャットとして受け付ける、等、システムの窓口となる。各種の設定は、会議室端末90の登録、リマインドのタイミングの設定などである。
また、管理者等は登録端末50を操作して会議管理サーバ30に対し、運用ルールごと又は会議室ごとの受付ワークフロー及び訪問者登録フォームを設定する。受付ワークフローとは、予約された会議室の受付に関して進捗管理者が管理する業務を各フェーズに細分化しておき、この各フェーズを管理者がリストアップしたものである。訪問者登録フォームとは予約者が予約した会議に関して予約者が訪問者情報を登録するためのフォーム(入力項目)をいう。
D.会議管理サーバ30は予約情報における会議の開始時刻の一定時間前になると、予約者に会議の開催をリマインドする。これにより、会議室の空予約を抑制する。また、会議管理サーバ30は必要に応じてユーザに招待コード(グループへの招待)を通知する。会議の予約者はリマインドを受信することで会議室にチェックインするための情報(会議識別情報)を端末装置60に保存する。チェックインとは、ユーザによる会議室の使用するチェックインの指示入力及び、チェックインの指示に応じて会議管理サーバ30がチェックインを示す情報を受け取り、所定の会議室の利用開始を示す開始フラグを立てる処理を行うことである。
E.各会議室6には会議室端末90が配置されており、定期的にこの会議室で行う会議の予約情報を会議室端末90がダウンロードしている。会議室端末90は当日や直近の会議の予定などを表示して会議の参加者に予定を確認させることができる。会議の開始時刻の少し前になると会議室の予約者は会議室6に赴いてチェックインする。例えば、会議識別情報を会議室端末90に入力する、又は、端末装置60を会議室端末90にかざす(会議識別情報を読み取らせる、通信させる、会議室端末90の端末アプリ90aが表示するチェックインボタン(利用開始ボタン)を利用者が押下するなど)。
F.会議室端末90はチェックイン要求を会議管理サーバ30に送信するので、会議識別情報で認証できれば、チェックインできた旨の応答を会議管理サーバ30から受信する。会議室端末90は(会議中)使用中である旨を表示する。会議の開始時刻に対し決まった時刻までにチェックインを知らせる使用開始通知が確認できない場合、会議管理サーバ30は会議室6の予約をキャンセル(会議室が所定時間利用開始されない場合に予約情報の取り消しを行うこと)して、予約情報に含まれるステータスとしてキャンセル済みを会議室端末90に送信する。この場合、会議室端末90は空室である旨を表示するので、任意のユーザが会議室6を使用できる。
G.会議室端末90は、会議管理サーバ30からの要求により電子機器70を制御する。例えば、会議開始時刻に電源をONし、会議終了時刻に電源をOFFする。こうすることで、会議の参加者による電子機器70の操作時の利便性を向上できる。
H.電子機器70が例えばテレビ会議の機能を有する場合、他拠点4の電子機器(テレビ会議端末70x等)と通信して、他拠点と会議を開催できる。なお、アプリが動作するPC70yも電子機器70と通信できる。予約情報には予め他拠点4を示す宛先情報(宛先の通信ID)が含まれており、電子機器70は自動でテレビ会議端末70x及びPC70yと通信できる。
I.予約者が会議を終了する際、会議室端末90のボタンを押下してチェックアウトするので、会議室端末90は次の予約状況を表示する。これにより、任意のユーザが会議室の予約状況を把握できる。
J. 会議の参加者(予約者や訪問者等)は会議室を利用するために予め立ち寄ることが決まっている場所(以下、ロケーション5という)で会議室のカードを借りるなどしてから会議室に赴く。カードは例えば、訪問者と書かれたネームプレートや、訪問時刻が打刻され社員のサイン欄があるチケット、セキュリティ解除のICカード、会議室の鍵、などである。警備室5aは、外部からの訪問者が立ち寄る場所であり、ロビー/受付5bは訪問者又は社員が立ち寄る場所である。このような呼び名は企業などで異なるため、一例に過ぎない。警備室5aとロビー/受付5bはどちらか一方しかなくてもよいし、呼称もこれらに限られない。例えば、会議の参加者が立ち寄る場所であれば、フロアごとの庶務係のような場所、売店などでもよい。
警備室5a又はロビー/受付5bにいて業務の進捗を管理する者を進捗管理者3と称す。進捗管理者3は、進捗管理端末80を操作して会議管理サーバ30から取得した受付ワークフローを含む進捗管理画面を表示させ、会議室の利用に関する業務の進捗を進捗管理画面に入力する。進捗管理端末80ではブラウザソフトが動作している。例えば、警備室5aの進捗管理者3が会議室の利用に関する業務の進捗を更新すると、更新の内容が会議管理サーバ30に送信され、ロビー/受付5bの進捗管理端末80が表示している進捗管理画面にもリアルタイムに反映される。また、会議室端末90への操作が進捗管理画面に反映される。
<ブラウザソフトによる業務の進捗のリアルタイム管理の概略>
図2は、本実施形態において、ブラウザソフトによる業務の進捗のリアルタイムな管理方法の概略を説明する図である。会議室端末90ではブラウザソフトが動作しているが、ブラウザソフトは基本的にユーザが画面を更新する操作をしなければ最新の画面に遷移しない。このため、例えば警備室5aの進捗管理者3が進捗管理画面(受付ワークフロー)で業務の進捗を更新しても、ロビー/受付5bの進捗管理端末80がリアルタイムに進捗管理画面に業務の進捗を反映させることは困難であった。
そこで、本実施形態では、ロビー/受付5bの進捗管理端末80(他方の進捗管理端末)がポーリングにより業務の進捗の有無を問い合わせ、進捗があった場合に会議管理サーバ30が進捗内容をロビー/受付5bの進捗管理端末80に送信する。あるいは、業務の進捗があった場合、会議管理サーバ30が進捗内容をロビー/受付5bの進捗管理端末80にプッシュ送信する。こうすることで、警備室5aとロビー/受付5bの進捗管理端末80がブラウザソフトを使用していても、警備室5aとロビー/受付5bの進捗管理端末80は、進捗管理画面に対する業務の進捗をリアルタイムに互いに反映させることができる。
同様に、会議室端末90を参加者が操作した場合も進捗管理端末80に反映させることができる。例えば、参加者が会議室にチェックインした場合、チェックインしたことが会議管理サーバ30に登録される。各ロケーション5の進捗管理端末80はポーリング又はプッシュ通信により、進捗管理画面に業務の進捗(この場合はチェックイン)をリアルタイムに反映させることができる。
<用語について>
ブラウザソフトとは、データやファイルの中身に目を通すためのソフトウェアである。特にネット上のデータやファイルを表示するものをいう。
進捗とは、物事が進むこと又はその程度をいう。
双方向通信とは、ファイアウォールの内と外の装置が互いに通信を開始できる通信態様をいう。本実施形態では、ポーリング又はプッシュ通信という用語で説明される。
リソースとは資源をいう。会議室、及び、会議室で使用可能な備品、装置、人(受け付け)、仕組みなどがリソースとなりうる。リソースのうち移動しにくいものを設備という。本実施形態では説明の便宜上、リソースの一例として会議室という用語を使用する。
<システム構成例>
図3は、進捗管理システム100の一例のシステム構成図である。進捗管理システム100は、主に社外ネットワークN2と社内ネットワークN1に分けることができる。社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側のネットワークをいい、社外ネットワークN2は不特定多数の通信が伝送されるインターネット等のネットワークである。
社外ネットワークN2には、予約管理サーバ20、会議管理サーバ30、及び1つ以上のチャットサーバ10が接続されており、各サーバは必要に応じて通信することができる。社外ネットワークN2に会議の参加者が操作する端末装置60が必要に応じて接続されてよい。
予約管理サーバ20は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。予約管理サーバ20が提供する設備の予約に関するシステムを予約管理システムという。予約管理サーバ20はカレンダーシステムを有しており、各種の予定を管理するWebアプリを提供する。具体的には、例えば以下のような機能を有している。
・予定の登録を受け付け、予約者が任意に確認できる
・予定の30分前など、設定した日時に電子メールで通知する
・一人が複数のカレンダー(仕事用、家庭用など)で予定を管理できる
・同じグループの人とカレンダーを共有する
予約管理サーバ20はユーザをアカウントで管理する。アカウントとはユーザがサービスを利用する権利のことである。多くのシステムではユーザはアカウントを使用してシステムにログインする。このため、アカウントはシステムがユーザを一意に特定する機能(識別情報の機能)を有している。本実施形態では、予め登録しておいたアカウント(ドメイン)の予約情報を予約管理サーバ20が会議管理サーバ30に送信する。あるいは、予約管理サーバ20のアカウントを指定して会議管理サーバ30が予約情報を要求することで、会議管理サーバ30が会議室6の予約情報を予約管理サーバ20から取得できる。なお、アカウントは例えば電子メール、ID、電話番号など、ユーザを一意に識別できる情報であればよい。
本実施形態で予定として管理されるのは会議室6の予約であるが、予約管理サーバ20は会議室6に限られず各種の予定を管理できる。会議室6の他、各種の電子機器のレンタル、駐車場の予約など、レンタルオフィス、レンタルスタジオ、レンタルサイクル、レンタカー、ホテル等の宿泊施設、催し物会場・ロッカーなどの貸しスペースなど、各種の設備の予約に利用できる。
なお、予約管理サーバ20や、予約管理サーバを含む予約管理システムとしては、G Suite(登録商標)、Office365(登録商標)等が知られているが、本実施形態で説明する機能を有する予約管理システムであればよい。
また、本実施形態では、社内ネットワークN1の会議室6に関する情報が予約管理サーバ20に予め登録されている。すなわち、進捗管理システム100を利用する企業の社内ネットワークにある各会議室6の会議室名、会議室ID、予約可能時間、各会議室6の定員、及び、予約単位等に応じて予約管理サーバ20のWebアプリがカスタマイズされている。したがって、進捗管理システム100を利用する企業の会議室6と予約情報が結びつけられる。
チャットサーバ10は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。チャットサーバ10が提供する複数のユーザにおけるテキスト、音声、映像などの情報のリアルタイムな共有システムをチャットシステムという。チャットサーバ10は端末装置60に会議室6の予約に関する情報を通知する。本実施形態では運営主体が異なる複数のチャットサーバ10が含まれてよい。
共有される情報には画像や音声等もありテキストに限られないが、本実施形態では説明の便宜上、通知には主にテキストが用いられるとして説明している。例えば、チャットシステムは、グループ間の音声通話機能を提供してよい。音声通話は1対1でも1対N(≧2)でもよい。したがって、本実施形態でチャットシステムが会議室6の予約に関する情報を通知する際は、テキストの表示の他、音声メッセージの出力でもよい。なお、チャットシステムとしてはLINE(登録商標。以下、省略する。)、slack(登録商標)、Microsoft Teams(登録商標。以下、省略する。)等が知られているが、ボット(事前に決められている処理を実行するプログラム)から1又は複数のユーザに対して通知が可能なチャットシステムであればよい。
チャットサーバ10も同様にアカウント(予約管理サーバ20のアカウントとは異なる)でユーザを管理するが、原則的に会議管理サーバ30はチャットサーバ10のアカウントを意識する必要はない。しかし、会議管理サーバ30はチャットサーバ10の任意のアカウントを指定して通知することができる。
会議管理サーバ30は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる(特許請求の範囲の情報処理装置の一例)。会議管理サーバ30は社外ネットワークN2に関する処理として、予約管理サーバ20から会議室6の予約情報を取得し、予約情報に設定されている参加予定者を取得し、設定されているタイミングで参加予定者と対応付けられたチャットサーバ10のグループ(又は予約者など個別の者)に通知を送信する。また、社内ネットワークN1に関する処理として、会議室6へのチェックイン及びチェックアウトを管理したり、予約管理サーバ20から取得した会議室6の予約情報に基づいて電子機器70の電源等を制御したりする。
社内ネットワークN1は会議室6、参加予定者の作業場所101、管理者の作業場所102、及び、ロケーション5などで利用され、参加予定者は各地から社内ネットワークN1を介して社外ネットワークN2にアクセスできる。社内ネットワークN1は例えばLAN(Local Area Network)である。会議室6、参加予定者の作業場所101、及び、管理者の作業場所102は同じ企業内のLANであるとは限らない。
会議室6には会議室端末90、及び電子機器70が配置されている。会議室端末90と電子機器70は小規模なLAN又は専用線で通信することができる。電子機器は会議室端末90を経由することなく社内ネットワークN1及び社外ネットワークN2に接続できる。会議室端末90と電子機器70は無線又は有線のいずれで通信してもよい。なお、社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側にあるため、社外ネットワークN2から社内ネットワークN1への直接の通信は困難になっている。
会議室端末90は、会議室6を利用する予約者等の会議の参加者が操作する情報処理端末である。会議室端末90は会議室6の机の上に配置されていたり、会議室6の入り口に配置されたりしている。1つの会議室6に会議室端末90が複数、配置されていてもよい。会議室端末90は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。
会議室端末90は会議管理サーバ30に会議室IDを送信し、当日の会議室6の予約情報などを表示する。また、定期的に予約情報を要求し変更があった予約情報を取得する。また、電子機器70の電源ON、OFF等の制御情報を会議管理サーバ30から取得する。これにより、会議室端末90は電子機器70の電源をON及びOFFする。
また、会議室端末90はチェックイン、チェックアウトなどのための待ち受け画面を表示し、チェックイン又はチェックアウトを会議管理サーバ30に知らせるために会議管理サーバ30と通信する。チェックインの際、会議室端末90は予約者から入力された会議識別情報と予め保持する会議室IDを会議管理サーバ30に送信するので、会議管理サーバ30は会議識別情報と会議室IDにより、会議室6を予約した予約者が予約した会議室6を使用することを確認できる。
電子機器70は会議室6で使用され得る各種のオフィス機器である。例えば、電子黒板、複合機、プロジェクタ、デジタルサイネージ、デジタルカメラ等である。電子黒板とは、タッチパネル付大型ディスプレイを有しユーザが指示した盤面の座標を検出し座標を接続してストロークを表示する。この他、接続されたPCの映像を表示したり、他拠点の電子黒板と通信してストロークを同期したりすることができる。なお、電子黒板は、電子情報ボード、電子ホワイトボードと呼ばれる場合もある。
複合機は、コピー機、スキャナ、プリンタ、ファクス送受信などの機能を有し、会議中の資料の印刷や資料のコピー、資料の電子化、資料の送信などに利用される。プロジェクタは画像を投影する装置である。例えば、端末装置60がディスプレイに表示する映像をスクリーン等に投影することで参加者の間で共有することを可能にする。デジタルサイネージは大型のディスプレイであり任意の静止画又は動画を表示するために使用される。デジタルカメラは紙の資料や電子黒板に表示された資料を各参加者が撮像して保存するために使用される。
参加予定者の作業場所101には社内ネットワークN1に接続することができる端末装置60が配置されている。端末装置60は有線で通信しても無線で通信してもよい。端末装置60は参加予定者(予約者を含む)が会議室を予約する際に使用される情報処理装置であるが、会議室に持ち込むことも想定されている。参加予定者が携帯する情報処理装置である。
端末装置60は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。端末装置60は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(サングラス型、腕時計型など)などである。ただし、通信機能を有しブラウザソフトウェア、又は、チャットサーバ10若しくは予約管理サーバ20に専用のアプリケーションソフトウェアが動作すればよい。例えば、カーナビ、ゲーム機、テレビ受像器なども端末装置60となりうる。
端末装置60ではチャットサーバ10に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、チャットアプリという)が動作し、更に、進捗管理システム100に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、会議アプリという)が動作する。ただし、これらはブラウザソフトウェアで代用されてよい。
管理者の作業場所102には社内ネットワークN1に接続することができる登録端末50が配置されている。登録端末50は有線で通信しても無線で通信してもよい。登録端末50は管理者が会議管理サーバ30に各種の設定を行うための端末である。
登録端末50も端末装置60と同様の情報処理装置でよい。ただし、主に会議管理サーバ30に管理者が設定するために使用されるので、チャットアプリや会議アプリはなくてよい。登録端末50は主にブラウザソフトウェアで会議管理サーバ30と通信し、Webページを表示する。登録端末50は会議管理サーバ30の表示手段(第1の表示手段)として機能する。なお、会議管理サーバ30の提供する画面を表示する表示手段は、会議管理サーバ30に直接、接続された表示手段やサーバ装置自体に設けられた表示手段であってもよい。
ロケーション5には社内ネットワークN1に接続することができる複数の進捗管理端末80が配置されている。進捗管理端末80は有線で通信しても無線で通信してもよい。進捗管理端末80は進捗管理者3が受付ワークフローを更新するための端末である。進捗管理画面における業務の進捗は各ロケーション5の進捗管理端末80で共有されるので、同じ会議室の受付に関して各進捗管理者3がそれぞれ業務の進捗を管理できる。
進捗管理端末80は端末装置60と同様の情報処理装置でよい。ただし、進捗管理端末80は主にブラウザソフトウェアで会議管理サーバ30と通信し、Webページを表示する。このWebページを画面という場合がある。なお、WebページはWebアプリにより提供される。Webアプリとは、ブラウザ上で動作するプログラミング言語(たとえばJavaScript(登録商標))によるプログラムとWebサーバ側のプログラムが協調することによって動作し、ブラウザ上で実行されるソフトウェア又はその仕組みを言う。WebアプリによりWebページを動的に変更できる。
会議管理サーバ30の提供する画面を表示する表示手段は、会議管理サーバ30に直接、接続された表示手段やサーバ装置自体に設けられた表示手段であってもよい。
<ハードウェア構成>
<<会議管理サーバのハードウェア構成>>
図4は、会議管理サーバ30の一例のハードウェア構成図である。図4に示されているように、会議管理サーバ30は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD−RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、会議管理サーバ30全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD−RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD−RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD−RWに限らず、DVD−R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<<会議室端末>>
図5は、会議室端末90の一例のハードウェア構成図である。なお、図5の会議室端末90はタブレット装置が想定されている。図5に示されているように、会議室端末90は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、会議室端末90全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御にしたがって被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、会議室端末90は、遠距離通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御にしたがってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者がディスプレイ418を押下することで、会議室端末90を操作する入力手段の一種である。
また、会議室端末90は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図5に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
<機能について>
図6は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、会議管理サーバ30、進捗管理端末80、及び、登録端末50の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。
<<予約管理サーバ>>
予約管理サーバ20は、通信部21、及び、予約情報管理部22を有する。予約管理サーバ20が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
通信部21は、会議管理サーバ30及び端末装置60と各種の情報を送受信する。通信部21は予約設定画面の画面情報を端末装置60に送信し、端末装置60から予約の設定を受信する。また、予約情報を会議管理サーバ30に送信する。
予約情報管理部22は、予約情報を受け付ける一般的なWebサーバ(Webアプリ)であり、更に、ユーザが登録した予約情報を管理する。予約情報管理部22は予約情報が登録(又は変更)されると予約者のアカウントを会議管理サーバ30に通知して、会議管理サーバ30からのアカウントを指定した要求に応じて通信部21を介して予約情報を会議管理サーバ30に送信する。要求がなくても変更があった予約情報を会議管理サーバ30に送信してもよい。予約管理サーバ20に予約者が会議室6を予約する方法としては一般的なWebアプリが使用されるものとする。
予約管理サーバ20は記憶部29を有している。記憶部29は図4のRAM503及びHD504等により実現される。記憶部29には予約情報DB291(Data Base)が記憶されている。
Figure 2021012666
表1は予約情報DB291に記憶されている予約情報の一例を示す。予約情報は会議室6の予約状況を管理するための情報である。予約情報には、予約IDに対応付けて予約者アカウント、会議名、会議室ID、開始時刻、終了時刻、及び、参加予定者アカウント、の各項目が登録されている。予約IDは予約情報の1レコードを識別する識別情報である。IDはIdentificationの略であり識別子や識別情報という意味である。IDは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらのうち1つ以上の組み合わせをいう。予約ID以外のIDについても同様である。予約者アカウントは会議室6を予約した参加予定者のアカウントである。会議名は参加予定者が任意に付与した会議の名称である。会議室IDは社内ネットワークにある会議室6を識別する識別情報である。開始時刻は会議室6が予約された時間帯の始期(会議が開始される時刻)であり、終了時刻は会議室6が予約された時間帯の終期(会議が終わる時刻)である。参加予定者アカウントは会議に参加する予定の参加予定者のアカウントである。なお、表1のアカウントはいずれも予約管理サーバ20が発行したアカウントである。
<<チャットサーバ>>
チャットサーバ10は、通信部11、及び、テキスト処理部12を有する。チャットサーバ10が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成カテゴリのいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
通信部11は、会議管理サーバ30と各種の情報を送受信する。本実施形態では会議管理サーバ30から会議室の予約に関する情報、ボットを識別する情報(例えばトークンなど)、及び、通知先のグループを特定する情報を受信する。このボットを識別する情報は、会議管理サーバ30のボットを作成した際に予めチャットサーバ10からボットの識別情報として通知されている。更に、予約者などの個人のアカウントが指定される場合もある。また、通信部11は参加予定者が会議室の予約に関する情報を既読した旨、又は、表示された会議室の予約に関する情報に対する参加予定者の応答を会議管理サーバ30に送信する。
テキスト処理部12は、会議管理サーバ30から通知されたボットを識別する情報及び通知先のグループを特定する情報に基づき、ボットが発言する情報として、グループに属する参加予定者に会議室6の予約に関する情報を送信する。通知は参加予定者の数だけ行われる場合と、予約者又は通知先ユーザのみに行われる場合がある。
テキスト処理部12はいわゆるプッシュ通知を行うことができる。プッシュ通知には各OSが提供する公知の仕組みを利用するものとする。
また、チャットサーバ10は記憶部19を有している。記憶部19は図4のRAM503及びHD504等により実現される。記憶部19にはグループ情報DB191が記憶されている。
Figure 2021012666
表2はグループ情報DB191に記憶されているグループ情報の一例を示す。グループ情報は同じグループに属するメンバのアカウントが登録された情報である。グループ情報には、ワークスペースとチャンネルに対応付けて、メンバアカウント1〜n(表2ではn=4)、及び、ボットアカウントが登録されている。
ワークスペースは企業や部署などの組織を識別するための識別情報である。本実施形態では複数のメンバがワークスペース(例えばA社)に所属している。ワークスペースは例えばURLであるが、一意性があればよい。更にワークスペースはチャットの目的等に応じた複数のチャンネルを有する。チャンネルは例えば、製品A用のグループ、製品B用のグループ等、共通する情報が交換されるメンバの集まりである。チャンネルにはワークスペースに所属するメンバのうちいずれかのメンバが所属している。つまり、通知先はワークスペースとチャンネルによって特定される。ただし、通知先の特定方法はチャットシステムによって異なるため、グループを一意に特定できる識別情報が存在すれば、その情報のみでも良いし、3つ以上の情報によって特定されてもよい。
チャンネルは一意性が保証されている。メンバアカウント1〜nはチャンネルのメンバのアカウントであり、このアカウントはチャットサーバ10により発行されたものである。本実施形態では、会議室6の予約に関する情報を通知するためのメンバとしてボットが登録される。ボットはいわば会議管理サーバ30の代理人又は架空のメンバということができる。ボットの発言(テキスト)がメンバアカウント1〜nの端末装置60に送信される。
ワークスペースとチャンネルは、会議管理サーバ30によって管理され、参加者が属するグループを識別するための情報になる。
<<会議管理サーバ>>
会議管理サーバ30は、通信部31と、予約管理Webアプリ110により提供される機能と、受付支援Webアプリ120により提供される機能と、を有している。会議管理サーバ30が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成カテゴリのいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
予約管理Webアプリ110と受付支援Webアプリ120は、API(Application Interface)を介して通信できる。したがって、受付支援Webアプリ120は予約情報などを予約管理Webアプリ110から取得して受付支援に使用できる。なお、予約管理Webアプリ110と受付支援Webアプリ120は別々の情報処理装置で実行されてもよい。
まず、通信部31は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、登録端末50、端末装置60、及び、進捗管理端末80と各種の情報を送受信する。通信部31は送信部31aと受信部31bを有している。受信部31bは予約管理サーバ20から予約情報を受信し、会議室端末90から予約情報の要求を受信する。また、受信部31bは会議室端末90からチェックイン要求を受信する。また、受信部31bは管理者が操作する登録端末50からチャットシステムのグループとアカウントの対応付けを受け付ける。また、受信部31bは進捗管理端末80から業務の進捗に関する情報を受信する。送信部31aはチャットサーバ10に会議室の予約に関する情報を送信し、会議室端末90に予約情報を送信する。
予約管理Webアプリ110は、情報対応付部32、予約情報取得部33、通知判断部34、制御情報生成部35、制御情報応答部36、会議情報通知部37、チェックイン管理部38、及び、予約情報送信部39を有する。
情報対応付部32は、主に事前の登録作業に関する処理を行う。すなわち、管理者が操作する登録端末50等からドメインの登録を受けつけ顧客ドメインDB495に登録し、登録端末50等から送信されたチャットシステムのワークスペース及びチャンネルと予約管理サーバ20のアカウントを対応付けて対応付情報DB491に登録する。
予約情報取得部33は、進捗管理システム100を利用する顧客のアカウントを指定して予約管理サーバ20から予約情報を取得して会議管理情報として会議管理情報DB493に登録する。予約管理サーバ20から通知された登録又は更新された予約情報のアカウントを指定してもよいし、任意のアカウントを指定してもよい。予約管理サーバ20の予約情報の少なくとも一部の予約情報が会議管理情報DB493に記憶される。予約情報取得部33は、予約管理サーバ20が保持する予約情報のうち現在から所定期間未来の予約情報を取得する。所定期間はどのくらい先の会議まで会議室6の予約に関する情報を通知するかによって定まる。
通知判断部34は、会議管理情報の中に通知する条件を満たす開始時刻の予約があるか否かを判断する。例えば、通知設定DB496を参照し、予約の開始時刻から逆算して設定された日時になると通知すると判断する。あるいは、予約情報取得部33が予約情報を予約管理サーバ20から取得した時点で、通知判断部34が予約に関する情報を通知するタスクを生成してキューに登録してもよい。キューに保存されたタスクは実行時刻(リマインドする時刻)が到来すると実行される。なお、例えばリマインダー用のボット、予約受付用のボット等、役割ごとにボットが分けられている場合、処理に応じてボットを特定する。
会議情報通知部37は、通知判断部34が通知すると判断すると、ボットを識別する情報(例えばslackではトークン)及び通知先のグループを特定する情報を指定して会議室6の予約に関する情報を通知することをチャットサーバ10に要求する。なお、通知は何回に分けて行われるが、そのうちの少なくとも1回の通知に会議識別情報を含める。会議識別情報は、予約された会議室6を予約した時間帯に参加者が使用する権利を有することを会議管理サーバ30が確認するための情報である。会議情報通知部37は、少なくとも最終的な通知の前に会議識別情報を生成する。なお、会議識別情報は会議識別情報DB494に登録される。
制御情報生成部35は、会議管理情報DBのステータスがチェックインになると電子機器70の制御情報を生成して制御情報を制御情報DB497に登録する。あるいは、制御情報生成部35は、会議管理情報を参照して、会議の開始時刻の数分前になると電子機器70の電源をONする制御情報を生成してもよい。いずれの場合も、会議管理情報DBのステータスがチェックアウトになると、電子機器70の電源をOFFする制御情報を生成する。
なお、どの会議室でも電子機器70が存在する場合は、予約ごとに制御情報を生成してよいが、会議室によっては電子機器70が存在しない。このような場合、制御情報生成部35は会議管理情報の参加予定者アカウントに電子機器70が含まれているか否かを判断する。電子機器70も参加予定のリソースとして扱われるため、電子機器70を意味するアカウントがあるか否かにより制御情報を生成するか否かを判断できる。
また、会議室によっては遠隔地と通信できる電子機器70が配置されている。この場合、遠隔地の会議室を予約者が入力するので、制御情報生成部35は予約情報に遠隔地と通信できる電子機器70が指定されており、遠隔地の会議室が決定されている場合、遠隔地の電子機器70と通信接続するための制御情報を生成する。
制御情報応答部36は、会議室6の会議室端末90から制御情報があるかどうかの問い合わせを受け付け、制御情報DB497を参照し、会議室6に対応する制御情報を会議室端末90に送信する。
チェックイン管理部38は、会議室へのチェックイン・チェックアウトを管理する。また、主にチェックイン・チェックアウトに伴う会議のステータスを会議管理情報DB493に登録する。チェックインは、予約IDで特定される会議の開始時刻の5〜10分前になると認められる。そして、会議室端末90が送信する会議室IDと会議識別情報の組が会議識別情報DB494に登録されている場合にチェックインを許可する。
予約情報送信部39は、会議室端末90からの要求に対し、会議管理情報DB493に記憶されている予約情報(会議管理情報)を送信する。予約情報送信部39はJSON形式、XML形式、CVS(Comma−Separated Values)形式などで送信すればよい。予約情報は繰り返し送信されるので容量が少ない形式が有利である。
また、会議管理サーバ30は記憶部49を有している。記憶部49は図4のRAM503及びHD504等により実現される。記憶部49には、対応付情報DB491、会議管理情報DB493、会議識別情報DB494、顧客ドメインDB495、通知設定DB496、制御情報DB497、及び、会議室設定情報DB498、が記憶されている。
Figure 2021012666
表3は対応付情報DB491に記憶されている対応付情報の一例を示す。対応付情報は予約管理システムのアカウントとチャットシステムのグループを対応付ける情報である。対応付情報は、ワークスペース、チャンネル及びメンバアカウント1〜n(表ではn=4)の各項目を有する。ワークスペースとチャンネルは上記のとおりである。メンバアカウント1〜nには予約管理サーバ20が発行した各参加者のアカウントが登録される。また、表3に示すようにチャットシステムのアカウントが登録されてよい。グループに対して通知を行うためには予約管理サーバ20に対して会議を予約したユーザの予約管理サーバ20のアカウントと通知先のグループ及びチャンネルを特定するための情報(本実施形態ではワークスペースとチャンネル名)があればよく、必ずしもグループに所属するすべてのメンバのアカウントが登録されている必要はない。ただし、個人ユーザ宛に通知する場合、それぞれのチャットシステムのアカウント情報が必要なため、表3のように登録されていてもよい。
Figure 2021012666
表4は会議管理サーバ30の会議管理情報DB493が記憶する会議管理情報の一例を示す。会議管理情報DB493には予約情報が記憶されるので、表4では表1の予約情報DB291との相違を説明する。表4の会議管理情報は予約者の表記名、予約者の所属名、参加者の表記名、参加者の所属名、及び、ステータスの項目を有する。予約者の表記名は予約者の氏名などである。予約者の所属名は予約者が所属する部署名である。参加者の表記名は参加者の氏名などである。参加者の所属名は参加者が所属する部署名である。会議管理サーバ30ではアカウントと表記名、所属名などを対応付けたユーザ情報を保持しているか利用可能なので、アカウントが分かればこれらも判明する。なお、予約管理サーバ20から送信される時点で予約者の表記名、予約者の所属名、参加者の表記名、参加者の所属名が含まれていてもよい。
ステータスは、予約の状況を意味する。例えば、会議室6の予約に関する情報の通知済み、利用確定、チェックイン済み、チェックアウト、又は、キャンセル(取り消し)等の状況が登録される。
Figure 2021012666
表5は会議識別情報DB494に記憶されている会議識別情報管理情報の一例を示す。会議識別情報管理情報は会議室6の予約ごとに会議識別情報を管理する情報である。会議識別情報管理情報は、予約ID、会議室ID、及び、会議識別情報の各項目を有する。これらについてはステータスを除き予約情報と同じであり(予約管理サーバ20から受信した予約情報)、既出であるため説明は省略する。なお、予約IDが登録されているのは、同じ会議室6の予約を識別するためである。
Figure 2021012666
表6は顧客ドメインDB495に記憶されている顧客ドメイン情報の一例を示す。顧客ドメイン情報は顧客のドメインと顧客の管理者のアカウントを管理する情報である。顧客ドメイン情報には顧客のドメイン名と顧客の管理者アカウントが対応付けて登録されている。表6の顧客のドメインは予約管理サーバ20が発行したアカウント(メールアドレス)のドメインである。また、管理者アカウントは、顧客の管理者(代表する)のアカウントである。なお、表6のアカウントは予約管理サーバ20が発行したものである。
Figure 2021012666
表7は通知設定DB496に記憶されている通知設定情報の一例を示す。通知設定情報は顧客ごとに通知に関する設定を保持する。通知設定情報には、顧客ドメイン名と通知設定が対応付けて登録されている。通知設定には、会議の開始時刻のどのくらい前に、会議室6の予約に関する情報を通知するかのタイミングが設定されている。あるいは決まった日時が設定されていてもよい。また、タイミングは1つである必要はなく、1つの顧客に複数回の通知設定が登録されていてもよい。
Figure 2021012666
表8は制御情報DB497に記憶されている制御情報の一例を示す。制御情報は会議室6の電子機器70を制御するための情報である。制御情報は、会議室ID、及び、制御内容の各項目を有する。制御内容は、電子機器70の具体的な制御方法である。会議管理サーバ30は電子機器70ごとに詳細な制御内容を設定できる。また、制御する時刻が登録されないのは、社外ネットワークの会議管理サーバ30から会議室端末90に送信することが困難であり、会議室端末90が会議管理サーバ30にアクセスし、この時、制御情報が生成されていれば制御内容を送信するからである。
Figure 2021012666
表9は、会議室設定情報DB498に記憶されている会議室設定情報の一例を示す。会議室設定情報は会議室ごとの設定に関する情報である。会議室設定情報は、顧客IDに対応付けて、会議室名称、会議室ID、会議室端末90の状態、認証キー、管理開始フラグ、及び、運用ルールの各項目を有する。
・会議室名称は会議の参加者が認識している会議室の一般的な名称であり、例えば会議室の入り口に提示されているものをいう。
・会議室IDは上記のように会議室を一意に識別する識別情報である。簡易的には、会議室IDは予約管理サーバ20と共通とすることができる。また、変換テーブルを設けることで、予約管理サーバ20と別に管理者が設定することもできる。
・会議室端末90の状態は会議室端末90の初期設定が終了したか、通信が可能か等を示す。したがって、「接続断」は会議室端末90と通信できないことを意味する。
接続中:一定期間内に通信が確認できている状態
セットアップ前:初期設定の前
接続断:一定期間以上、通信がない状態
・認証キーは会議管理サーバ30が会議室端末90を認証するための認証情報となる。初期設定により認証キーが会議室端末90に送信され、会議室端末90が認証キーを記憶する。通信時には認証キーにより会議室端末90が認証される。認証キーは総当たり方式で特定できない程度に長い桁数の数字、アルファベット、記号などの組み合わせである。認証キーは会議管理サーバ30が決定しても管理者が決定してもよい。
・管理開始フラグは、会議室端末90の初期設定が終わった後に、会議室の管理を会議管理サーバ30が開始するか否かを示すフラグ(True:開始する False:開始しない)である。管理開始フラグがあることで、初期設定が完了してから会議室端末90の配置までのタイムラグで生じる不都合を抑制できる。
・運用ルールは、会議室をどのように運用するかといういくつかあるルールのうちどのルールを使用するかを示す。運用ルールは、例えば、自動キャンセルを行うか否か、行う場合はいつまでにチェックインしないと自動キャンセルするか、会議の開始時刻に電子機器70を起動するかなどである。
次に、受付支援Webアプリ120について説明する。受付支援Webアプリ120は、情報同期部121、ワークフロー受付画面生成部122、メール送信部123、進捗管理部124、進捗管理画面生成部125、及び、画面情報送信部126を有している。
情報同期部121は、受付支援Webアプリ120が受付支援するために必要な情報を予約管理Webとの間で同期する。本実施形態ではステータスを含む予約情報と運用ルールが同期される。例えば、定期的に問い合わせて、新しい予約情報があればこの予約情報に適用される運用ルールと共に取得する。
ワークフロー受付画面生成部122は、管理者が受付ワークフロー及び訪問者登録フォームを設定するための画面の画面情報を生成し、通信部31を介して登録端末50に送信する。ワークフロー受付画面生成部122はこの他、進捗管理画面の設定に必要な画面の画面情報も生成する。画面情報は、HTML、XML、CSS(Cascade Style Sheet)、及びJavaScript(登録商標)等により作成される。
メール送信部123は、予約情報に含まれる予約者に対し、訪問者登録フォームを用いた訪問者情報の登録を促すための電子メールを送信する。送信するタイミングは、予約情報の登録後の決まった時刻などでよい。予約者が電子メールに応答しないと(後述するURLを押下して訪問者情報を設定しないと)、例えば1日1回、決まった時刻に電子メールを繰り返し送信する。予約した日時が接近した場合は、数時間に1回など、頻度が高くなってよい。
進捗管理部124は、各進捗管理端末80から受信する業務の進捗に関する情報に基づいて、進捗管理情報DB132に記憶されている情報を更新する。
進捗管理画面生成部125は、ワークフロー設定情報DB131と進捗管理情報DB132に記憶されている情報に基づいて進捗管理画面の画面情報を生成する。また、進捗管理画面生成部125は、進捗管理情報DB132に記憶されている情報が更新されると、新たに進捗管理画面の画面情報を生成する。
画面情報送信部126は、進捗管理画面生成部125が生成した進捗管理画面の画面情報を進捗管理端末80に送信する。送信には、進捗管理端末80のブラウザソフトが行うポーリングを利用する方法がある。この場合、進捗管理画面の画面情報の一部であるJavaScript(登録商標)がポーリングを行うように記述されている。
あるいは、WebSocketプロトコルが利用されてもよい。WebSocketプロトコルでは、サーバとクライアントが一度コネクションを行った後、必要な通信を全てそのコネクション上で専用のプロトコルを用いて行う。ポーリングと異なり、新たなコネクションを張ることがなくなり、サーバ側の負荷を低減できる。コネクションが常に張られているので、画面情報送信部126は進捗管理画面を表示している全ての進捗管理端末80に進捗管理画面の画面情報を送信できる。なお、画面情報を送信する際は、業務の進捗に関する情報を送信した進捗管理端末80を除いてもよい。この場合、業務の進捗に関する情報を送信した進捗管理端末80の進捗管理画面はJavaScript(登録商標)が変更する。進捗管理部124が業務の進捗に関する情報を送信した進捗管理端末80の識別情報(IPアドレスなど)を保持しておくことで実現できる。
また、会議管理サーバ30は受付支援Webアプリ120が利用する記憶部129を有している。記憶部129は図4のRAM503及びHD504等により実現される。記憶部129には、ワークフロー設定情報DB131、及び、進捗管理情報DB132が記憶されている。
Figure 2021012666
表10は、ワークフロー設定情報DB131に記憶されているワークフロー設定情報の一例を示す。ワークフロー設定情報は訪問者登録フォームと受付ワークフローとに関して管理者が設定した情報である。ワークフロー設定情報は、運用ルールに対応付けて、訪問者登録フォーム、及び、受付ワークフローの各項目を有する。訪問者登録フォームは、会議室の訪問者に関する情報を予約者が登録するための項目であり、例えば、ドリンク、来客人数、社員人数、のそれぞれについて必須、表示の各項目が対応付けられている。これは、運用ルールAが適用される会議室では、ドリンク、来客人数及び社員人数が進捗管理画面で表示されることを意味する。必須とは予約者が設定することが必須であることを意味し、表示とは、初期状態(画面を開いた直後)で進捗管理画面に表示されることを意味している。訪問者登録フォームは、この他、電話番号、メールアドレス、訪問者の車のナンバー、駐車ロット番号など、訪問者に関する情報の項目を有していてもよい。社員に関する情報の項目が存在してもよい。
受付ワークフローはカード提出、社員呼び出し、ロビー案内、入室、給茶、退室、片付け、ロビー出、見送り、及び、カード返却の各項目を有している。この各項目は受付ワークフローのフェーズに相当し、各項目をまとめて受付ワークフローという。この受付ワークフローは一例に過ぎず、より多くのフェーズが存在しても、フェーズが少なくてもよい。
なお、受付ワークフローは運用ルールでなく、会議室に対応付けられていてもよい。また、予約情報ごとに設定されてもよい。
Figure 2021012666
表11は、進捗管理情報DB132に記憶されている進捗管理情報の一例を示す。進捗管理情報は、予約情報(予約ID、予約者アカウント、会議室名、開始時刻、終了時刻、ステータス)、訪問者情報、受付ワークフロー、及び、訪問者属性情報の各項目を有する。情報同期部121が予約管理Webアプリ110から予約情報を取得すると、進捗管理部124が進捗管理情報の1レコードを作成する。予約情報に含まれる会議室IDに基づいて会議室設定情報DB498の運用ルールのIDを取得し、ワークフロー設定情報DB131からこの運用ルールのIDに対応付けられた訪問者登録フォームと受付ワークフローを取得する。進捗管理情報の1レコードが作成された時点では、訪問者情報の値は空欄でよく、受付ワークフローの値は全て「未」である。また、予約情報に部署と電話番号の項目、及び、訪問者属性情報の項目が追加される。これは訪問者に関する情報を進捗管理で使用するためである。
予約者は、後述するように電子メールに記載されたURLにアクセスし、部署、電話番号、訪問者情報(ドリンク、来客人数、及び社員人数)、及び、訪問者属性情報(氏名、会社名、メールアドレス)を設定する。
受付ワークフローについては、進捗管理者3がフェーズを確認して会議管理サーバ30に登録するので、フェーズが徐々に更新されていく。更新により「未」が「済み」に変わる。「入室」と「退室」に関しては、会議管理情報DB493のステータスと同期することで変更される場合もある。
なお、訪問者情報だけでなく、部署、電話番号、及び、訪問者属性情報(氏名、会社名、メールアドレス)についても、それぞれ必須か否かが設定されており、予約者が電子メールに記載されたURLにアクセスして必須項目を入力しないと、再度、電子メールが送信される。
<<登録端末>>
登録端末50は、通信部51、操作受付部52、及び、表示制御部53を有する。登録端末50が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、例えばブラウザソフトである。
登録端末50は、会議管理サーバ30が提供するWebページを介して管理者が会議室に関する各種の設定を行うための端末である。本実施形態では、ワークフロー受付画面600を表示するために使用される。
登録端末50が有する通信部51は会議管理サーバ30等と各種の情報を送受信する。例えば、各会議室の会議室設定情報を受信したり、管理者が会議室設定情報に関して設定した情報を送信したりする。
操作受付部52は、登録端末に対する各種の操作を受け付ける。表示制御部53は、会議管理サーバ30から各種の画面情報を解析してディスプレイ506に表示する。
<<進捗管理端末>>
進捗管理端末80は、通信部81、操作受付部82、及び、表示制御部83を有する。進捗管理端末80が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、ブラウザソフトが想定されている。
進捗管理端末80は、進捗管理者3が受付ワークフローに基づいて、受付の各フェーズが適切に実行されているか否かを管理するために使用される。
進捗管理端末80が有する通信部81は会議管理サーバ30等と各種の情報を送受信する。例えば、ポーリングを行って、受付ワークフローに更新があれば、更新後の受付ワークフローを含む進捗管理画面の画面情報を受信する。あるいは、WebSocketプロトコルにより会議管理サーバ30から通信を受信する。受付ワークフローに限らず、進捗管理情報DB132の情報であればリアルタイムに更新できる。
操作受付部82は、進捗管理端末80に対する各種の操作を受け付ける。表示制御部83は、会議管理サーバ30から各種の画面情報(例えば進捗管理画面)を解析してディスプレイ506に表示する。
<<端末装置>>
図7は、端末装置60及び会議室端末90の機能をブロック状に示す一例の機能ブロック図である。電子機器70の機能については必要に応じて説明する。
端末装置60は、通信部61a、操作受付部61b、表示制御部61c、チャット通信部62、テキスト表示部63、アプリ通信部64、サーバ通信部65、表示制御部66、アプリ通信部67、及び、端末通信部68を有する。端末装置60が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成のいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。端末装置60ではチャットアプリ60aと会議アプリ60bが動作しているので、プログラムにはチャットアプリ60aと会議アプリ60bが含まれる。
通信部61aは、会議管理サーバ30及び予約管理サーバ20と各種の情報を送受信する。チャットアプリ60aがチャットサーバ10と通信し、会議アプリ60bが会議管理サーバ30と通信するのに対し、通信部61は任意のサーバと通信できる。通信部61aは例えば、ブラウザの機能として提供されてよい。
操作受付部61bは、端末装置60に対する参加者の各種の操作を受け付ける。表示制御部61cは各種の画面の画面情報を解釈してLCD206に表示する。操作受付部61bと表示制御部61cは例えばブラウザの機能を有し、Webアプリを実行できる。例えば、表示制御部61cは予約管理サーバ20から受信した予約設定画面を表示し、操作受付部61bは予約者が設定する予約情報を受け付ける。
チャットアプリ60aのチャット通信部62は、チャットサーバ10と各種の情報の送受信を行う。本実施形態ではチャットサーバ10から会議室6の予約に関する情報を受信し、既読であること、会議室6が利用される又はキャンセルされるか、等をチャットサーバ10に通知する。
チャットアプリ60aのテキスト表示部63は、チャットサーバ10から送信されたテキスト(会議室6の予約に関する情報)を表示する。例えば、発言元はボットでありボットが入力したかのようにテキストを表示する。
チャットアプリ60aのアプリ通信部64は、会議アプリ60bを呼び出すと共に会議識別情報を会議アプリ60bに送信する。チャットサーバ10は、会議室6の予約に関する情報を通知する際、会議アプリ60bを識別する情報を端末装置60に送信しているので、チャットアプリ60aはOSに対し会議アプリ60bを指定し会議識別情報の通知を依頼する。OSは会議アプリ60bを起動することができる。
会議アプリ60bのサーバ通信部65は会議管理サーバ30と通信する。会議識別情報を含む2次元コードを会議管理サーバ30から取得することなどを行う。2次元コードはチェックイン時の認証に使用される。認証用の数桁の数字でもよい。
会議アプリ60bの表示制御部66は、会議識別情報が含まれる2次元コード等をLCD206に表示する。会議アプリ60bのアプリ通信部67は、OSを介して、チャットアプリ60aから各種の情報(会議室6の予約に関する情報に含まれる会議識別情報等)を取得する。
端末通信部68は、会議室端末90と通信し会議識別情報等を送信する。端末通信部68は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信で会議室端末90の存在を検出し、会議室端末90を検出すると会議識別情報を送信する。また、会議室端末90に対し2次元コードを表示する機能(撮像させる)を提供する。
<<会議室端末>>
会議室端末90はサーバ通信部91、端末装置通信部92、操作受付部93、表示制御部94、電子機器通信部95、及び、予約情報要求部96を有する。会議室端末90が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成のいずれかが、EEPROM404からRAM403に展開されたプログラムに従ったCPU401からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは端末アプリ90aを含み、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。端末アプリ90aが会議室端末90にインストールされることでこれらの機能が実現される。
サーバ通信部91は、サーバURL993を宛先にして会議管理サーバ30と通信する。会議室端末90は社内ネットワークに存在するため会議管理サーバ30から会議室端末90と通信することは困難である。このため、サーバ通信部91はポーリング(定期的に会議管理サーバ30と通信する)やWebSocketプロトコルなどの通信技術で会議管理サーバ30と通信する。サーバ通信部91はHTTPなどの通信プロトコルで通信すればよく、通信プロトコルは特に制限しない。
本実施形態のサーバ通信部91は予約情報を受信し、チェックイン時に、端末装置通信部92が端末装置60から受信した会議識別情報又は手で入力された会議識別情報を会議管理サーバ30に送信する。また、サーバ通信部91は会議管理サーバ30から制御情報を受信する。
端末装置通信部92は端末装置60と通信する。本実施形態では会議識別情報等を受信する。会議識別情報が手で入力される場合、端末装置通信部92はなくてもよい場合がある。端末装置通信部92は、図5のCPU401がプログラムを実行し近距離通信回路420を制御すること等により実現される。
電子機器通信部95は、電子機器70と通信する。本実施形態ではサーバ通信部91が受信した制御情報を電子機器70に送信する。電子機器通信部95は、図5のCPU401がプログラムを実行し遠距離通信回路412を制御すること等により実現される。
予約情報要求部96は、予約情報を取得する定期的なタイミングになるとサーバ通信部91を介して記憶部99に記憶されているサーバURL993を宛先にして会議室ID991と認証キー992を繰り返し会議管理サーバ30に送信する。この応答として、予約情報要求部96はサーバ通信部91を介して予約情報を取得する。予約情報は変更があった場合にだけ取得すればよい。タイミングは数秒〜数分ごとの周期である。周期が短い方が早期に予約情報を更新できるが、通信負荷も高くなるため、両者を考量して決定される。本実施形態では例えば30秒とする。また、サーバ通信部91を介して少なくとも当日の会議室6の会議管理情報(予約情報)等を受信できる。
また、会議室端末90は記憶部99を有している。記憶部99は図5のROM402及びEEPROM404等により実現される。記憶部99には会議室ID991、認証キー992、サーバURL993、会議室名称994、端末ID995、管理者パスワード996、及び、電子機器70のIPアドレス997が記憶されている。これらは会議室端末90の初期設定により記憶部99に記憶される。
<画面の構成例>
続いて、図8を用いて本実施形態で説明される画面の構成例について説明する。図8は、管理者、予約者、又は、進捗管理者3が操作する画面の関係を説明する図である。なお、図8に示す各画面の詳細は後述する。
まず、管理者は登録端末50を操作してワークフロー受付画面600を表示する。ワークフロー受付画面600は管理者の操作によりフェーズ登録画面620と訪問者登録フォーム画面610に遷移する。フェーズ登録画面620と訪問者登録フォーム画面610にて設定された情報はワークフロー設定情報DB131に記憶される。
予約者は端末装置60を操作して電子メール630を表示する。電子メール630にはURLが記載されているか又は文字にURLがリンクされており、予約者がURLをクリックすると、電子メール630の表示画面が訪問者情報登録画面640に遷移する。訪問者情報登録画面640には訪問者登録フォーム画面610で設定された内容が反映されている。
進捗管理者3は進捗管理端末80を操作して進捗管理画面650を表示する。進捗管理画面650には、予約者が訪問者情報登録画面640で入力した情報と、フェーズ登録画面620で入力した情報とが反映される。また、各進捗管理者3が進捗管理画面650で入力した進捗が互いの進捗管理端末80の進捗管理画面650に反映される。
<ワークフローの設定手順>
続いて、図9を用いて受付ワークフローの設定手順について説明する。図9は、管理者が受付ワークフローを設定する手順を示すシーケンス図の一例である。図9の説明では図8の管理者の作業について説明される。
S1:まず、管理者は登録端末50を操作して会議管理サーバ30と通信させ、ワークフロー受付画面600を会議管理サーバ30に要求する。会議管理サーバ30の受信部31bは要求を受信する。なお、管理者は予め運用ルールを選択しているものとする。
S2:これにより、ワークフロー受付画面生成部122がワークフロー受付画面600の画面情報を生成し、送信部31aがワークフロー受付画面600の画面情報を登録端末50に送信する。
S3:登録端末50の通信部51はワークフロー受付画面600の画面情報を受信し、表示制御部83が登録端末50のディスプレイ506にワークフロー受付画面600を表示する(図10参照)。まず、管理者は登録フォーム編集ボタン602を押下するが、受付ワークフロー編集ボタン603を先に押下してもよい。操作受付部82は登録フォーム編集ボタン602の押下を受け付ける。
S4:登録端末50の通信部51は訪問者登録フォーム画面610を会議管理サーバ30に要求する。会議管理サーバ30の受信部31bは要求を受信する。
S5:これにより、ワークフロー受付画面生成部122は訪問者登録フォーム画面610の画面情報を生成し、送信部31aが訪問者登録フォーム画面610の画面情報を登録端末50に送信する。
S6:登録端末の通信部51は訪問者登録フォーム画面610の画面情報を受信し、表示制御部83が登録端末50のディスプレイ506に訪問者登録フォーム画面610を表示する(図11参照)。管理者は訪問者登録フォーム画面610に対し訪問者情報の項目を入力する。操作受付部82は訪問者情報の項目の入力を受け付ける。
S7:登録端末50の通信部51は訪問者情報の項目を運用ルールと共に会議管理サーバ30に送信する。
S8:会議管理サーバ30の受信部31bは訪問者情報の項目と運用ルールを受信し、ワークフロー受付画面生成部122が運用ルールに対応付けて訪問者情報の項目をワークフロー設定情報DB131に登録する。
S9:次に、管理者は画面を遷移させ、例えばワークフロー受付画面600に戻る。管理者は受付ワークフロー編集ボタン603を押下する。操作受付部82は受付ワークフロー編集ボタン603の押下を受け付ける。なお、画面の遷移は一例に過ぎず、登録端末50がフェーズ登録画面620を表示できればよい。
S10:登録端末の通信部51はフェーズ登録画面620を会議管理サーバ30に要求する。会議管理サーバ30の受信部31bは要求を受信する。
S11:これにより、ワークフロー受付画面生成部122はフェーズ登録画面620の画面情報を生成し、送信部31aがフェーズ登録画面620の画面情報を登録端末50に送信する。
S12:登録端末の通信部51はフェーズ登録画面620の画面情報を受信し、表示制御部83が登録端末50のディスプレイ506にフェーズ登録画面620を表示する(図12参照)。管理者はフェーズ登録画面620に対し、1つ以上のフェーズを有する受付ワークフローを入力する。多くの場合、フェーズは複数であり、時系列に入力することが多い。操作受付部82は受付ワークフローの入力を受け付ける。
S13:登録端末50の通信部51は受付ワークフローを運用ルールと共に会議管理サーバ30に送信する。
S14:会議管理サーバ30の受信部31bは受付ワークフローと運用ルールを受信し、ワークフロー受付画面生成部122が運用ルールに対応付けて受付ワークフローをワークフロー設定情報DB131に登録する。
<ワークフロー受付画面、訪問者登録フォーム画面、フェーズ登録画面の例>
図10はワークフロー受付画面600の一例を示し、図11は訪問者登録フォーム画面610の一例を示し、図12はフェーズ登録画面620の一例を示す。
図10に示すように、ワークフロー受付画面600は、「受付支援を利用する」というメッセージに対応付けられたチェックボックス601、登録フォーム編集ボタン602、及び、受付ワークフロー編集ボタン603を有している。チェックボックス601がチェックされると、登録フォーム編集ボタン602、及び、受付ワークフロー編集ボタン603が有効になる。
登録フォーム編集ボタン602は訪問者登録フォーム画面610を表示させるためのボタンであり、受付ワークフロー編集ボタン603はフェーズ登録画面620を表示させるためのボタンである。
図11に示すように、訪問者登録フォーム画面610はタイトル611、説明文612、必須入力613、及び、プロセス表示614、及び削除ボタン615を1行として、行ごとに管理者が値を設定できるようになっている。図11では3行が表示されている。タイトル611は訪問者情報の項目名であり任意の値を入力可能である。説明文612は予約者が入力可能な値を予め管理者が記述しておく項目である。必須入力613は、予約者が入力しなければならない項目の場合にチェックされる。プロセス表示614は、進捗管理端末80が初期状態で表示するタイトル611を指定する。削除ボタン615は1行を削除するためのボタンである。
管理者が追加ボタン616を押下すると、新たに1行(タイトル、説明文、必須入力、及び、プロセス表示、及び削除ボタン)が追加して表示される。保存ボタン617を押下すると、訪問者登録フォーム画面610で登録された訪問者情報の項目が会議管理サーバ30に送信される。訪問者登録フォーム画面610で登録された訪問者情報の項目は、表10に示したワークフロー設定情報DB131に記憶される。
図12に示すように、フェーズ登録画面620は、タイトル621、説明文622、削除ボタン623を1行として、行ごとに管理者が値を設定できるようになっている。タイトル621はフェーズ名であり任意の値を入力可能であり、説明文622はフェーズの説明を管理者が記述しておく項目である。削除ボタン623は1行を削除するためのボタンである。
「入室」のタイトルには「チェックイン」と記載され、「退室」のタイトルには「チェックアウト」と記載されている。これは、管理者がタイトルをチェックイン又はチェックアウトに対応付けたことを意味している。例えば、タイトルの長押しなどによりチェックイン又はチェックアウトを選択できる。進捗管理情報DB132にはチェックイン又はチェックアウトに対応しているフェーズである旨が設定される。
管理者が追加ボタン624を押下すると、新たに1行(タイトル、説明文、及び削除ボタン)が追加して表示される。保存ボタン625を押下すると、フェーズ登録画面620で入力された受付ワークフローが会議管理サーバ30に送信される。フェーズ登録画面620で登録された受付ワークフローは、表10に示したワークフロー設定情報DB131に記憶される。
なお、タイトル621は管理者が自由に入力するのでなくプルダウンメニューから管理者が選択してもよい。
<訪問者情報の登録手順>
続いて、図13を用いて訪問者情報の設定手順について説明する。図13は、予約者が訪問者情報を登録する手順を示すシーケンス図の一例である。図13の説明では図8の予約者の作業について説明される。なお、情報同期部121が新たに予約情報を予約管理Webアプリから取得すると、進捗管理部124が進捗管理情報DBに1つ予約情報ごとに1レコードを生成する。
S21:まず、会議管理サーバ30のメール送信部123が予約者に対しメールを送信する。メール送信部123は、情報同期部121が同期して取得した予約情報に含まれる予約者アカウントを宛先にして、訪問者情報の登録を促すための電子メール630を生成して送信する。メール送信部123は訪問者情報など必須の項目に値が設定されていない進捗管理情報を進捗管理情報DB132から特定して、決まったタイミングで送信する。不定期に送信してもよい。電子メール630の文面は進捗管理情報から生成される。また、メール送信部123は次述する訪問者情報登録画面640のURLを生成して、電子メールに記載又は文字にリンクさせる。
S22:端末装置60の通信部61aは電子メール630を受信して、表示制御部61cがディスプレイ506に表示する(図14参照)。この電子メール630には訪問者情報登録画面640のURLが含まれており、予約者がURLを押下すると、操作受付部61bがURLの押下を受け付ける。
S23:端末装置60の通信部61aは訪問者情報登録画面640を会議管理サーバ30に要求する。会議管理サーバ30の受信部31bは要求を受信する。
S24:これにより、ワークフロー受付画面生成部122が訪問者情報登録画面640の画面情報を生成し、送信部31aが訪問者情報登録画面640の画面情報を端末装置60に送信する。訪問者情報登録画面640の画面情報は進捗管理情報から生成される。
S25:端末装置60の通信部61aは訪問者情報登録画面640の画面情報を受信し、表示制御部61cが端末装置60のディスプレイ506に訪問者情報登録画面640を表示する(図15参照)。まず、予約者は訪問者情報や訪問者属性情報を入力する。操作受付部61bは訪問者情報と訪問者属性情報の入力を受け付ける。
S26:端末装置60の通信部61aは訪問者情報と訪問者属性情報を会議管理サーバ30に送信する。
S27:会議管理サーバ30の受信部31bは訪問者情報と訪問者属性情報を受信し、ワークフロー受付画面生成部122は訪問者情報と訪問者属性情報を進捗管理情報DB132に登録する。
<電子メール、訪問者情報登録画面の例>
図14は電子メール630の文面の一例を示し、図15は訪問者情報登録画面640の一例を示す。図14に示すように、電子メール630は、予約情報に基づく情報631、訪問者用URLリンク情報632、及び、社内用URLリンク情報633を有している。予約情報に基づく情報631は進捗管理情報のうち予約情報から抽出された情報である。訪問者用URLリンク情報632には、訪問者情報登録画面640のURLが埋め込まれており、予約者が押下すると端末装置60が訪問者情報登録画面640を表示できる。社内用URLリンク情報633も同様に、社内用会議の登録画面のURLが埋め込まれており、予約者が押下すると端末装置60が社内用会議の登録画面を表示できる。社内用会議の登録画面は社内会議に必要な情報を登録する画面である。
図15に示すように、訪問者情報登録画面640は、予約情報欄641、訪問者属性入力欄642、及び、訪問者情報入力欄643を有している。予約情報欄641には、進捗管理情報DB132の予約情報をワークフロー受付画面生成部122が設定しておく。予約者は基本的に予約情報を変更できない(例えばグレー表示される)が、一部の項目(図15では部署と電話番号)を予約情報に追加して入力する。
訪問者属性入力欄642は、予約者が訪問者の属性を入力する欄である。訪問者属性入力欄642は氏名欄642a、会社名欄642b、及び、メールアドレス欄642cを有している。ワークフロー受付画面生成部122は進捗管理情報DB132から訪問者属性情報の項目を取得してこれらが空欄のまま訪問者情報登録画面640の画面情報を生成する。予約者は各項目に値を入力する。訪問者属性入力欄642の項目は訪問者情報入力欄643と同様に管理者が設定できてよい。
訪問者情報入力欄643は、予約者が訪問者情報を入力する欄である。訪問者情報入力欄643はドリンク欄643a、来客人数欄643b、及び、社員人数欄643cを有している。ワークフロー受付画面生成部122は進捗管理情報DB132から訪問者情報の項目を取得してこれらが空欄のまま訪問者情報登録画面640の画面情報を生成する。予約者は各項目に値を入力する。
以上、訪問者情報登録画面640で入力された情報は進捗管理情報DB132に登録される。また、訪問者情報登録画面640の各項目は必須か否かが予め決まっており、必須項目には★マーク1001が表示される。必須項目に入力漏れがある場合、メール送信部123が決まったタイミングに繰り返し電子メール630を送信する。
<受付支援時の処理>
以上のようにして予約者が進捗管理情報を登録した。進捗管理者3は進捗管理端末80を操作して進捗管理画面650を表示する。予約者が進捗管理情報を登録しなくても進捗管理画面650の表示自体は可能であり、この場合、予約者が設定していない項目は空欄となる。
図16は、進捗管理端末80が業務の進捗をリアルタイムに管理する手順を説明するシーケンス図の一例である。図16では進捗管理端末80Aを操作する者を進捗管理者3A,進捗管理端末80Bを操作する者を進捗管理者3Bという。
S31:進捗管理者3Aが進捗管理端末80Aを操作して、ブラウザソフトを起動する。ブラウザソフトが起動すると、通信部81、操作受付部82及び表示制御部83が動作する。
S32:進捗管理者3Aが操作すると進捗管理端末80Aの通信部81が会議管理サーバ30と通信する。
S33:進捗管理者3Aは会議管理サーバ30にログインするため、進捗管理端末80は認証要求(例えばユーザ名、パスワード)を会議管理サーバ30に通信する。
S34:会議管理サーバ30は認証処理を行い、認証要求が成功したか否かを判断する。認証処理は公知の方法でよいものとする。ここでは認証が成功したものとして説明する。
S35:会議管理サーバ30の送信部31aは認証成功の認証応答を進捗管理端末80Aに送信する。これにより、進捗管理者3Aは進捗管理画面650を表示できるようになり、進捗管理端末80Aの表示制御部83が進捗管理画面650を表示した。進捗管理端末80Aが進捗管理画面650を表示していることは会議管理サーバ30の画面情報送信部126により保持されている。
S36〜S40:進捗管理者3Bも同様に操作し、進捗管理端末80Bの表示制御部83が進捗管理画面650を表示した。進捗管理端末80Bが進捗管理画面650を表示していることは会議管理サーバ30の画面情報送信部126により保持されている。したがって、進捗管理端末80Aと80Bがいずれもログインしており、予約情報に基づいて同じ画面を表示する。
S41:ある会議の参加者が進捗管理者3Aのロケーション5に立ち寄ったため、進捗管理者3Aが施設内に進入することが許可されたことを示すカードを貸し出す。進捗管理者3Aが進捗管理画面650で「カード貸出」のフェーズを押下する。操作受付部82は「カード貸出」のフェーズの押下を受け付ける。
S42:進捗管理端末80の通信部81は「カード貸出」が押下された旨(「カード貸出」のフェーズの識別情報)を予約IDと共に会議管理サーバ30に送信する。
S43:会議管理サーバ30の受信部31bは「カード貸出」が押下された旨を受信し、進捗管理部124が進捗管理情報DB132の予約IDで特定される進捗管理情報の「カード貸出」に済みを登録する。
S44:進捗管理部124は進捗管理情報DB132を更新したので(業務の進捗が更新されたので)、「カード貸出し」が済みに更新された進捗管理画面650を進捗管理画面生成部125が生成する。具体的には「カード貸出」のフェーズの色が変更される。画面情報送信部126は更新後の進捗管理画面650の画面情報を、「カード貸出」が押下された旨に対する応答として進捗管理端末80Aに送信する。
S45:また、画面情報送信部126は更新後の進捗管理画面650の画面情報を、ポーリングに対する応答として、又は、プッシュ通信で進捗管理端末80Bに送信する。すなわち、画面情報送信部126は進捗管理画面650を表示している進捗管理端末80Bに更新後の進捗管理画面650の画面情報を送信する。こうすることで、各進捗管理者3が業務の進捗をリアルタイムに管理することができる。
S46:次に、ある会議の参加者が進捗管理者3Bのロケーション5に立ち寄ったため、進捗管理者3Bが会議の参加者の一人である社員を呼び出す。進捗管理者3Bが進捗管理画面650で「社員呼出」のフェーズを押下する。
S47:進捗管理端末80Bの通信部81は「社員呼出」が押下された旨(「社員呼出」のフェーズの識別情報)を予約IDと共に会議管理サーバ30に送信する。
S48:会議管理サーバ30の受信部31bは「社員呼出」が押下された旨と予約IDを受信し、進捗管理部124が進捗管理情報DB132の予約IDで特定される進捗管理情報の「社員呼出」に済みを登録する。進捗管理部124は進捗管理情報DB132を更新したので(業務の進捗が更新されたので)、「社員呼出」が済みに更新された進捗管理画面650を進捗管理画面生成部125が生成する。具体的には「社員呼出」のフェーズの色が変更される。
S49:画面情報送信部126は更新後の進捗管理画面650の画面情報を、ポーリングに対する応答として、又は、プッシュ通信で進捗管理端末80Aに送信する。
S50:また、画面情報送信部126は更新後の進捗管理画面650の画面情報を、「社員呼出」が押下された旨に対する応答として進捗管理端末80Bに送信する。
すなわち、画面情報送信部126は進捗管理画面650を表示している進捗管理端末80に更新後の進捗管理画面650の画面情報を送信する。こうすることで、各進捗管理者3が業務の進捗をリアルタイムに管理することができる。
<進捗管理画面の例>
図17は、進捗管理画面650の一例を示す図である。進捗管理画面650は、時間651、会議室652、予約者653、お客様654、情報655、メモ656、受付ステータス657、及び、終了ボタン658の各項目を有している。時間651は進捗管理情報(予約情報)の開始時刻と終了時刻である。会議室652は同じく会議室名である。予約者653は社員情報などで予約者アカウントに対応付けられている社員名などである。お客様654は進捗管理情報の訪問者属性情報である。情報655は進捗管理情報の訪問者情報である。メモ656は、進捗管理者3が任意に情報を書き留めるための欄である。受付ステータス657は進捗管理情報の受付ワークフローである。
受付ステータス657には受付ワークフローの各フェーズがボタン状に配置されている。進捗管理者3はフェーズを押下することで、業務が進捗した旨を入力する。あるフェーズが押下されると、進捗管理画面生成部125が押下されたフェーズのボタンの色を変更するので、進捗管理者3は一目で業務の進捗を把握できる。フェーズのボタンの色に限らず形状を変更してもよいし、輝度を変更してもよいし、終了したフェーズを消去してもよい。視覚的に分かるように表示態様が変更されればよい。
各フェーズは業務の時系列に表示される。この順番は、フェーズ登録画面620の登録順である。各フェーズの組み合わせには押下できる順番が決まっていてもよい。例えば、入室が押下されていないと退室を押下できないような前後の制約があってよい。一方、厳密には前後関係がないフェーズの組にはこのような制約を設定しないことで、進捗管理者3が業務を遂行しやすくなる。
終了ボタン658は、進捗管理画面650から1会議分の情報を非表示にするためのボタンである。すなわち、受付ステータスの全てのフェーズが完了したため、進捗管理者3が管理する必要がなくなると、終了ボタン658を押下することで、非表示にすることができ、進捗管理画面650に進捗管理情報が表示されたままになることを抑制できる。
なお、進捗管理画面650は更に、運用ルール選択ボタン659、会議室ビューボタン660、終了会議ビューボタン661、及び、来客情報登録ビューボタン662を有している。これらについては後述する。
図18は、受付ワークフローのフェーズが押下された場合に更新される進捗管理画面650を示す図である。図18(a)は警備室5aの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650を示し、図18(b)はロビー/受付5bの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650を示す。
図18(a)に示すように、警備室5aで訪問者にカードを貸し出し、進捗管理者3が進捗管理画面650の「カード貸出」を押下する。これにより、警備室5aの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650の「カード貸出」のフェーズのボタンの色が変わる。
また、図18(b)に示すように、ロビー/受付5bの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650の「カード貸出」のフェーズのボタンの色も、警備室5aの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650とほぼ同じ時刻に自動的に変わる。
<会議室端末の操作による進捗管理画面の更新>
以上の説明では、進捗管理端末同士でリアルタイムに画面が同期して更新されたが、会議管理サーバ30は、参加者が会議室端末90を操作した場合にも、各進捗管理端末80の進捗管理画面650をリアルタイムに更新できる。会議室端末90は待ち受け画面を表示しており、参加者のチェックインとチェックアウトを受け付けて、会議管理サーバ30にチェックイン要求及びチェックアウト要求を送信する。これにより、会議管理情報DB493のステータスが変更になるが、受付支援Webアプリ120の情報同期部121がステータスを取得するので、進捗管理情報DB132のチェックインに対応する「入室」又はチェックアウトに対応する「退室」のフェーズを更新する。進捗管理情報DB132が更新されるので、進捗管理画面生成部125は進捗管理画面650の画面情報を生成し、画面情報送信部126が進捗管理画面650の画面情報を、進捗管理画面650を表示している各進捗管理端末に送信できる。
<待ち受け画面について>
まず、図19〜図21を用いて待ち受け画面について説明する。図19は、現在、会議室が空き室の場合に、会議室端末90が表示する待ち受け画面Iの一例を示す。図19の待ち受け画面Iには、現在の状況欄561、会議室名称欄562、会議名欄563、開始時刻欄564、終了時刻欄565、利用開始ボタン566、及び、この後の予約欄567、等が表示されている。
現在の状況欄561は、現在、会議室がどのような状況かを示す。会議室端末90の表示制御部94は、予約情報のステータスを現在の状況欄561に表示する。現在の時刻に予約されている予約情報がない場合は、表示制御部94は現在の状況欄561に「空室」(次の予約のチェックインが可能になるまで)又は「入室待ち」(次の予約のチェックインが可能になった後)と表示する。
会議室名称欄562には記憶部99に記憶されている会議室名称が表示される。会議名欄563には予約情報に含まれる会議名を表示する。次の予約のチェックインが可能になるまで、表示制御部94は会議名欄563に「予約はありません」と表示する。
開始時刻欄564、終了時刻欄565には予約情報に含まれる開始時刻、終了時刻をそれぞれ表示する。図19では予約がない時間帯の待ち受け画面なので、最後の会議の終了時刻から次の会議の開始時刻が開始時刻欄564、終了時刻欄565に表示されている。
この後の予約欄567には、予約情報にしたがって、現在よりも後に予約されている各会議の開始時刻と終了時刻を表示する。利用開始ボタン566は、現在の状況欄561が「空室」の場合に表示される。会議室を予約していなくても、ユーザが利用開始ボタン566を押下することで、会議室の利用を開始できる。このボタンの押下は会議管理サーバ30及び予約管理サーバ20に送信され、予約情報におけるこの会議室のステータスが変更される。ステータスの変更は、会議室端末90が予約情報を受信することで待ち受け画面にも反映される。
図20は、現在、会議室が空き室だが、次の会議の開始時刻まで所定時間内の場合に、会議室端末90が表示する待ち受け画面IIの一例を示す。図20の待ち受け画面IIでは、現在の状況欄561に「入室待ち」と表示され、入室ボタン568が表示されている。また、予約者名欄570に予約者が表示されている。表示制御部94は予約情報のステータスが「チェックイン可」などに変わると「入室待ち」と表示し、入室ボタン568を表示する。
例えば、開始時刻の10分前になると、ステータスが「チェックイン可」などに変わるので、表示制御部94は「入室待ち」と表示して、チェックインを許可する。つまり、予約者はチェックインが可能になる。また、決まった時刻までに会議室端末90がチェックイン要求を送信しないと、チェックインが検出されないと会議管理サーバ30のチェックイン管理部38が判断し、自動でキャンセルする。このため、表示制御部94は自動でキャンセルされるまでの時間569をカウントダウンし、現在の状況欄561に表示する。自動でキャンセルされる時間は例えば、開始時刻の10分経過後である。
入室ボタン568は、ユーザがチェックインするためのボタンである。このボタンを押下すると、予約者は会議識別情報の入力することができる。会議識別情報が会議管理サーバ30に送信され、会議識別情報DB494に登録されている会議識別情報が一致すると、会議管理情報DB493のステータスがチェックイン済みとなり、図21の待ち受け画面IIIに遷移する。
なお、予約者名欄570には予約者情報が表示される。この予約者は予約情報に含まれるアカウントでもよいし、会議管理サーバ30から予約者の氏名又はニックネームが送信されてもよい。また、予約者の写真や予約者を表すキャラクターを表示してよい。
図21は、現在、会議室が使用中の場合に、会議室端末90が表示する待ち受け画面IIIの一例を示す。図21の待ち受け画面IIIでは、現在の状況欄561に「使用中」と表示され、退室ボタン571が表示されている。予約者がチェックインすると、会議管理情報DB493のステータスが「チェックイン済み」になる。会議室端末90が予約情報を受信することで、表示制御部94はステータスがチェックイン済みになったことを検出する。表示制御部94はチェックアウトするまで、現在の状況欄561に「使用中」と表示し、退室ボタン571を表示する。また、表示制御部94は終了時刻までの時間をカウントダウンし、現在の状況欄561に表示する。退室ボタン571は、予約者がチェックアウトするためのボタンである。このボタンを押下すると、チェックアウト要求が会議管理サーバ30に送信され、会議管理サーバ30のチェックイン管理部38が会議管理情報DB493のステータスを「チェックアウト済み」に更新する。会議室端末90が予約情報を受信することで、表示制御部94は現在の状況欄561に「空き室」又は「入室待ち」と表示する。
<動作手順>
図22は、参加者が会議室端末90を操作した場合に進捗管理者3の進捗管理画面650が更新される手順を説明するシーケンス図の一例である。
S51〜S55:ステップS51〜S55は図16のステップS31〜S35と同様に、進捗管理端末80の表示制御部83が進捗管理画面650を表示した。進捗管理端末80が進捗管理画面650を表示していることは会議管理サーバ30の画面情報送信部126により保持されている。
S56:参加者がチェックインのため会議室端末90の入室ボタン568を押下する。会議室端末90の操作受付部93は入室ボタン568の押下と参加者が入力した会議識別情報を受け付ける。
S57:会議室端末90のサーバ通信部91は、予約ID、チェックイン要求及び会議識別情報を会議管理サーバ30に送信する。予約IDは会議室端末90が表示する予約情報と共に会議管理サーバ30から送信されている。
S58:会議管理サーバ30の受信部31bは予約ID、チェックイン要求及び会議識別情報を受信し、チェックイン管理部38は会議室端末90が送信する会議室IDと会議識別情報の組が会議識別情報DB494の予約IDに対応付けて登録されている場合にチェックインを許可する。ここでは許可したものとする。チェックイン管理部38は会議管理情報DB493のステータスを「チェックイン済み」に変更する。情報同期部121はステータスが更新された会議管理情報の予約IDと更新後のステータスを予約管理Webアプリ110から取得して、予約IDで進捗管理情報を特定し、進捗管理部124は「チェックイン」に対応する、進捗管理情報DB132における受付ワークフローの「入室」のフェーズを済みに更新する。
進捗管理部124は進捗管理情報DB132を更新したので(業務の進捗が更新されたので)、「入室」が「済み」に更新された進捗管理画面650を進捗管理画面生成部125が生成する。具体的には「入室」のフェーズの色が変更される。
S59:会議管理サーバ30は予約情報の要求に対しステータスが変わった予約情報を会議室端末90に送信するので、会議室端末90の待ち受け画面が入室中に変更される。
S60:画面情報送信部126は更新後の進捗管理画面650の画面情報を、ポーリングに対する応答として、又は、プッシュ通信で進捗管理端末80に送信する。すなわち、画面情報送信部126は進捗管理画面650を表示している進捗管理端末80に更新後の進捗管理画面650の画面情報を送信する。
進捗管理端末80の通信部81は進捗管理画面650の画面情報を受信して、表示制御部83が進捗管理画面650を更新するので、各進捗管理者3が業務の進捗をリアルタイムに管理することができる。
参加者が会議室端末90でチェックアウトした場合、会議管理情報DB493のステータスがチェックアウト済みに更新され、「チェックアウト」に対応する進捗管理情報DB132の「退室」というフェーズに済みが登録されるので、同様に、各進捗管理端末80が進捗管理画面650を更新できる。
図23は、会議室端末90で入室ボタンが押下された場合に更新される進捗管理画面650を示す図である。図23(a)は会議室の会議室端末90が表示する待ち付け画面を示し、図23(b)はロビー/受付5bの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650を示す。図23(b)は警備室5aの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650でもよい。
図23(a)に示すように、入室ボタン568が押下されると、待ち受け画面IIが待ち受け画面IIIに遷移する。
また、図23(b)に示すように、ロビー/受付5bの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650の「入室」のフェーズのボタンの色が、待ち受け画面IIが待ち受け画面IIIに遷移するのとほぼ同じ時刻に自動的に変わる。
このように、本実施形態の進捗管理システム100は、会議室端末90に対する操作を進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650にリアルタイムに反映させることができる。したがって、進捗管理者3は、業務の進捗をブラウザソフトでリアルタイムに管理することができる。
<進捗管理画面の運用ルール選択ボタン、会議室ビューボタン、終了会議ビュー、来客情報登録ビュー>
続いて、図17に示した、進捗管理画面650の運用ルール選択ボタン659、会議室ビューボタン660、終了会議ビューボタン661、及び、来客情報登録ビューボタン662について説明する。運用ルール選択ボタン659は、進捗管理者3が運用ルールを選択するためのボタンである。表10に示したようにワークフロー設定情報DB131には運用ルールごとに訪問者情報と受付ワークフローが登録されている。進捗管理者3は同じ運用ルールが適用される会議室の進捗管理情報の一覧を進捗管理画面650として表示できる。
図24は、運用ルール選択ボタン659が押下された場合に表示される運用ルール選択画面670の一例である。図24では運用ルール選択画面670が進捗管理画面650に重畳して表示されている。別の画面に遷移してもよい。
図17の説明に戻る。終了会議ビューボタン661は終了ボタン658が押下された進捗管理情報のリストが表示されるボタンである。すなわち、終了した会議(予約)のリストを表示できる。画面の構成は図17の進捗管理画面650と同様でよい。
来客情報登録ビューボタン662は、訪問者情報登録画面640又はこれと同等の画面を表示するためのボタンである。したがって、進捗管理者3が訪問者情報登録画面640を表示させ、訪問者情報を登録することができる。
会議室ビューボタン660は進捗管理情報の表示形式を図17とは変更するためのボタンである。便宜上、図17の表示形式を予約ビューという。予約ビューの進捗管理画面650は予約情報ごとに進捗を表示していた。これに対し会議室ビューでは、会議室ごとに進捗を表示する。
図25は、会議室ビューで表示された進捗状況画面680の一例である。図25に示すように、進捗状況画面680は会議室ごとに予約が入っている時間帯を矩形の表示部品681で示す。表示部品681には会議の開始時刻と終了時刻、及び会議名が表示される。こうすることで、会議室ごとに予約の状況を把握しやすくなる。
表示部品681は、色で業務の進捗を表す。図26は色と業務の進捗の関係の一例を示す。図26は作図の関係上、斜線の種類で色を示す。また、色で進捗を表す関係上、6段階で進捗を区分した。
・No1:みどり:受付情報入力済み会議
必須の訪問者情報の入力が完了している会議である。
・No2:青:入室待ち会議(会議開始まで10分)
チェックインが可能になったがまだチェックインされていない会議である。
・No3:赤:入室済み会議
チェックイン済みの会議である。
・No4:灰色1:終了会議
現在時刻までに終了している会議である。
・No5:灰色2:社内利用の会議
社外の訪問者のいない会議である。
・No6:紫:受付情報未登録会議
必須の訪問者情報又は訪問者属性情報の入力が完了してない会議である。
進捗管理画面生成部125は進捗管理情報DB132のフェーズを参照して、進捗が対応する色を図26に基づいて決定する。この場合、進捗管理情報DB132においてフェーズがNo1〜6に対応付けられている。6段階の色分けは一例であり、フェーズごとに色が変更される場合はNoと色の対応付けは不要である。
このように、会議室ごとに受付業務の進捗が色で表示されるので、進捗管理者3は会議室ごとの進捗を把握しやすくなる。
なお、図25の進捗状況画面680から進捗管理者3が進捗を入力できてよい。例えば、表示部品681を右クリックするとフェーズがプルダウンメニューで表示され、進捗後のフェーズを選択できる。
<ユースケース>
図27は、進捗管理システム100のユースケースを説明する図である。
A.訪問者が警備室5aに立ち寄る。警備室5aの進捗管理者3がカードを貸し出したため、進捗管理画面650の「カード貸出」のフェーズを押下する。
B.ロビー/受付5bの進捗管理端末80が表示する進捗管理画面650も「カード貸出」のフェーズの色が変化する。これにより、ロビー/受付5bの進捗管理者3は訪問者が到着したことを確認して、予約者を事前に呼び出すことができる。予約者は訪問者と合流する。
C.会議室に到着した訪問者と予約者は会議室端末90の入室ボタン568を押下する。これにより、待ち受け画面は使用中となり、警備室5a、ロビー/受付5b及びパントリー(食器、食品類、及び、簡単な流しがある部屋)5cの進捗管理者等の進捗管理画面650の「入室」のフェーズの色が変わる。
D.パントリー5cの進捗管理者は、会議室に入室したことが分かるため、給茶などを開始する。
E.会議が終了すると、訪問者と予約者は会議室端末90の退室ボタン571を押下する。これにより、待ち受け画面は入室待ち又は空室となり、警備室5a、ロビー/受付5b及びパントリー5cの進捗管理画面650の「退室」のフェーズの色が変わる。パントリー5cの進捗管理者は、会議室から出たことが分かるため、後片付けを開始する。また、訪問者がロビー/受付5bに立ち寄ると、警備室5a、ロビー/受付5b及びパントリー5cの進捗管理画面650の「ロビー出」のフェーズの色が変わる。
F.訪問者が警備室5aに立ち寄る。訪問者が警備室5aにカードを返却するため、進捗管理者3は進捗管理画面650の「カード返却」を押下する。警備室5a、ロビー/受付5b及びパントリー5cの進捗管理画面650の「カード返却」のフェーズの色が変わる。
<まとめ>
このように、会議室の利用の受付業務において、各ロケーションの進捗管理端末80がブラウザソフトを使用していても、会議管理サーバ30が進捗管理画面650を表示している進捗管理端末80にポーリングに対する応答として又はプッシュ通信で進捗を伝えるので、各ロケーションの進捗管理端末80は、進捗管理画面において業務の進捗をリアルタイムに反映させることができる。
また、会議室端末90を参加者が操作した場合も、ブラウザソフトを使用する進捗管理端末80にリアルタイムに反映させることができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、会議管理サーバ30は複数、存在してもよいし、会議管理サーバ30の機能が複数のサーバに分散されていてもよい。また、予約管理サーバ20と会議管理サーバ30が一体でもよい。
また、本実施形態の進捗管理システム100はWebサービスとも称することができる。Webサービスとはインターネット関連技術を応用して提供される各種のサービスである。例えば、会議室貸し出しサービス、各種のレンタルサービスが挙げられる。Webサービスを利用するシステムを利用システムという。
また、以上の実施例で示した図6,図7などの構成例は、進捗管理システム100の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。しかし、各処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。進捗管理システム100は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
10 チャットサーバ
20 予約管理サーバ
30 会議管理サーバ
60 端末装置
70 電子機器
90 会議室端末
100 進捗管理システム
特開2017‐107616号公報

Claims (11)

  1. ブラウザソフトを実行する複数の進捗管理端末と情報処理装置とが通信する進捗管理システムであって、
    一方の進捗管理端末のブラウザソフトが表示した業務の進捗に関する画面に対し、進捗の更新を受け付けた場合、前記一方の進捗管理端末は進捗が更新された旨を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    進捗が更新された旨を受信した場合、進捗が更新された旨を送信した前記一方の進捗管理端末と同じ画面を表示している1つ以上の他方の進捗管理端末に、双方向通信により、進捗が更新された旨を反映させ、
    前記他方の進捗管理端末のブラウザソフトは、前記一方の進捗管理端末と同じ画面を自動的に更新することを特徴とする進捗管理システム。
  2. 前記業務の進捗に関する画面は、業務を細分化した複数のフェーズを表示しており、
    前記一方の進捗管理端末は前記フェーズの選択を受け付けることで、進捗の更新を受け付け、選択を受け付けた前記フェーズの識別情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は前記フェーズの識別情報に基づいて、前記業務の進捗に関する画面を更新して該画面の画面情報を前記他方の進捗管理端末に送信し、
    前記他方の進捗管理端末のブラウザソフトは、前記情報処理装置から送信された前記画面情報に基づいて、前記一方の進捗管理端末が選択を受け付けた前記フェーズの表示態様を自動的に更新することを特徴とする請求項1に記載の進捗管理システム。
  3. 前記情報処理装置と通信する情報処理端末を有し、
    前記情報処理端末で動作するアプリケーションソフトが表示する画面に対し、業務の進捗に関する操作を受け付けた場合、前記情報処理端末は業務の進捗に関する操作が行われた旨を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    業務の進捗に関する操作が行われた旨を受信した場合、前記業務の進捗に関する画面を表示している1つ以上の前記進捗管理端末に、双方向通信により、進捗が更新された旨を反映させ、
    前記進捗管理端末のブラウザソフトは、自動的に業務の進捗に関する画面を更新することを特徴とする請求項1又は2に記載の進捗管理システム。
  4. 前記業務は予約されたリソースの受け付けに関する業務であり、
    前記アプリケーションソフトが表示する画面は、リソースの利用を開始するボタンを表示しており、
    前記情報処理端末は前記ボタンの押下を受け付けることで、進捗の更新を受け付け、前記ボタンが押下された旨を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は前記ボタンに対応する進捗を決定して、前記業務の進捗に関する画面を更新して該画面の画面情報を前記進捗管理端末に送信し、
    前記進捗管理端末のブラウザソフトは、前記業務の進捗に関する画面として業務を細分化した複数のフェーズを表示しており、
    前記情報処理装置から送信された前記画面情報に基づいて、前記情報処理端末が選択を受け付けた前記ボタンの押下に対応する前記フェーズの表示態様を自動的に更新することを特徴とする請求項3に記載の進捗管理システム。
  5. 前記情報処理装置は、
    前記フェーズの登録を受け付けるフェーズ登録画面の画面情報を登録端末に送信して、前記登録端末から前記フェーズの登録を受け付け、
    前記業務の進捗に関する画面に、受け付けた前記フェーズが表示される画面情報を生成して前記進捗管理端末に送信することを特徴とする請求項2に記載の進捗管理システム。
  6. 前記業務は予約されたリソースの受け付けに関する業務であり、
    リソースを使用する訪問者に関する訪問者情報の項目の登録を受け付ける訪問者情報登録画面の画面情報を登録端末に送信して、前記登録端末から前記訪問者情報の項目の登録を受け付け、
    前記業務の進捗に関する画面に、受け付けた前記訪問者情報の項目が表示される画面情報を生成して前記進捗管理端末に送信することを特徴とする請求項5に記載の進捗管理システム。
  7. 前記リソースの予約情報に前記訪問者情報の項目が対応付けて記憶されており、
    前記情報処理装置は前記予約情報に含まれる予約者に、前記訪問者情報の登録を受け付ける画面のURLが含まれる電子メールを送信し、
    端末装置が前記電子メールに含まれるURLの押下を受け付けた場合、前記訪問者情報の登録を受け付ける画面を表示し、
    前記端末装置が受け付けた前記訪問者情報を前記情報処理装置に送信すると、前記予約情報に対応付けられている前記訪問者情報の項目に前記訪問者情報を登録し、
    前記情報処理装置は、前記業務の進捗に関する画面に前記訪問者情報が表示される画面情報を生成して前記進捗管理端末に送信することを特徴とする請求項6に記載の進捗管理システム。
  8. 前記業務は予約されたリソースの受け付けに関する業務であり、
    前記情報処理装置は、前記進捗管理端末からの要求に応じて、前記業務の進捗に関する画面から遷移する、リソースごとに予約された時間帯を表示する画面の画面情報を前記進捗管理端末に送信し、
    前記一方の進捗管理端末は前記フェーズの選択を受け付けることで、リソースの受け付けに関する業務の進捗の更新を受け付け、選択を受け付けたリソースと前記フェーズの識別情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置はリソースと前記フェーズの識別情報に基づいて、前記リソースごとに予約された時間帯の表示態様を変更する画面情報を生成して前記他方の進捗管理端末に送信し、
    前記他方の進捗管理端末のブラウザソフトは、前記画面情報に基づいて、前記リソースごとに予約された時間帯の表示態様を変更することを特徴とする請求項2に記載の進捗管理システム。
  9. 前記業務は予約されたリソースの受け付けに関する業務であり、
    前記情報処理装置は、
    前記フェーズの登録を受け付けるフェーズ登録画面の画面情報を登録端末に送信して、前記登録端末から前記フェーズの登録を受け付け、
    リソースを使用する訪問者に関する訪問者情報の項目の登録を受け付ける訪問者情報登録画面の画面情報を登録端末に送信して、前記登録端末から前記訪問者情報の項目の登録を受け付け、
    リソースをどのように運用するかという運用ルールに対応付けて、前記フェーズと前記訪問者情報の項目を記憶し、
    前記リソースの予約情報を取得した場合、該リソースの運用ルールに基づいて特定した前記フェーズと前記訪問者情報の項目を前記予約情報に対応付けて記憶し、
    前記業務の進捗に関する画面に、前記訪問者情報、前記フェーズ、及び前記予約情報が表示される画面情報を生成して前記進捗管理端末に送信することを特徴とする請求項7に記載の進捗管理システム。
  10. ブラウザソフトを実行する複数の進捗管理端末と情報処理装置とが通信する進捗管理システムが行う進捗管理方法であって、
    一方の進捗管理端末のブラウザソフトが表示した業務の進捗に関する画面に対し、進捗の更新を受け付けた場合、前記一方の進捗管理端末は進捗が更新された旨を前記情報処理装置に送信するステップと、
    前記情報処理装置が、進捗が更新された旨を受信した場合、進捗が更新された旨を送信した前記一方の進捗管理端末と同じ画面を表示している1つ以上の他方の進捗管理端末に、双方向通信により、進捗が更新された旨を反映させるステップと、
    前記他方の進捗管理端末のブラウザソフトは、前記一方の進捗管理端末と同じ画面を自動的に更新するステップと、
    を有することを特徴とする進捗管理方法。
  11. ブラウザソフトを実行する複数の進捗管理端末と通信する情報処理装置であって、
    一方の進捗管理端末のブラウザソフトが表示した業務の進捗に関する画面に対し、前記一方の進捗管理端末が受け付けた、進捗が更新された旨を受信し、
    進捗が更新された旨を送信した前記一方の進捗管理端末と同じ画面を表示している1つ以上の他方の進捗管理端末に、双方向通信により、進捗が更新された旨を反映させる、ことを特徴とする情報処理装置。
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