JP2011156970A - シートヒータ - Google Patents

シートヒータ Download PDF

Info

Publication number
JP2011156970A
JP2011156970A JP2010020395A JP2010020395A JP2011156970A JP 2011156970 A JP2011156970 A JP 2011156970A JP 2010020395 A JP2010020395 A JP 2010020395A JP 2010020395 A JP2010020395 A JP 2010020395A JP 2011156970 A JP2011156970 A JP 2011156970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
heat generation
seating surface
generation density
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010020395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5120389B2 (ja
JP2011156970A5 (ja
Inventor
Kenji Anzai
健二 安斉
Hiroki Nagayama
啓樹 永山
Hajime Oi
元 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2010020395A priority Critical patent/JP5120389B2/ja
Priority to CN201180007973.2A priority patent/CN102741074B/zh
Priority to US13/575,209 priority patent/US9012812B2/en
Priority to EP11737202.9A priority patent/EP2532543B1/en
Priority to PCT/JP2011/051929 priority patent/WO2011093493A1/ja
Publication of JP2011156970A publication Critical patent/JP2011156970A/ja
Publication of JP2011156970A5 publication Critical patent/JP2011156970A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5120389B2 publication Critical patent/JP5120389B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/56Heating or ventilating devices
    • B60N2/5678Heating or ventilating devices characterised by electrical systems
    • B60N2/5685Resistance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

【課題】座席に着座した乗員に与える不快感を低減するシートヒータを提供する。
【解決手段】シートクッション2の着座面2Sを、着座面前部2Sfと着座面後部2Srとに区画し、着座面前部2Sfに配置した電気抵抗線の蛇腹状ピッチを、着座面後部2Srに配置した電気抵抗線の蛇腹状ピッチよりも密にして、着座面前部2Sfの発熱密度を、着座面後部2Srの発熱密度よりも高くする。そして、着座面前部2Sfの温度をより早く上昇させて大腿部の即暖感を得るとともに、発熱密度が低くなった着座面後部2Srで温度上昇を抑えて尻部の暖め過ぎを抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の座席(シート)に設けられ、発熱体からなるシートヒータに関する。
従来、自動車等の座席に設けられるシートヒータ(暖房装置)としては、シートクッションの着座面とシートバックの背もたれ面とに発熱体を内蔵したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このシートヒータは、シートクッションの発熱体を着座面前部と着座面後部とに分割して配置するとともに、シートバックの発熱体を背もたれ面上部と背もたれ面下部とに分割して配置し、前記着座面後部と前記背もたれ面下部におけるヒータ配線の間隔を狭くしている。これにより、暖房初期にシートクッションの着座面後部とシートバックの背もたれ面下部とを局部的に迅速に暖めることができるようになっている。
特開平8−20225号公報
しかしながら、かかる従来のシートヒータは、シートクッションの着座面後部とシートバックの背もたれ面下部とを集中的に暖めるようになっているため、着座した乗員の尻部が集中的に加温されることになる。ここで、尻部は生理的に熱さを感じ易い部分であり、下着などの重ね着状態や尻部が座席に密着する姿勢などにより蒸れやすくなり、不快に感じてしまう場合が多いという問題があった。
そこで、本発明は、座席に着座した乗員に与える不快感を低減するシートヒータを提供するものである。
本発明のシートヒータは、シートクッションの着座面に設けられた発熱体からなると共に、シートクッションの着座面前部の発熱密度が着座面後部の発熱密度よりも高くなるように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、着座面前部の発熱密度が着座面後部の発熱密度よりも高くなるので、着座面前部の発熱密度を乗員の大腿部に適する状態に設定しておくことにより、着座面前部の温度をより早く上昇させて大腿部の即暖感を得ることができる。また、発熱密度が低い着座面後部では温度上昇を抑えることができるため、着座面後部に位置する尻部の暖め過ぎを抑制することができる。従って、座席に着座した乗員に局部的に不快感を与えるのを低減しつつ、薄着となる大腿部を効果的に暖めることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるシートヒータを備えた座席の正面図である。 図2は、図1のA−A線による断面図である。 図3は、図1に示す座席のシートクッションに設けた発熱体の配線を模式的に示す平面図である。 図4は、本発明の第2の実施形態にかかるシートヒータを備えた座席の正面図である。 図5は、図4のB−B線による断面図である。 図6は、本発明の第3の実施形態にかかるシートヒータを備えた座席の正面図である。 図7は、図6のC−C線による断面図である。 図8は、図6に示す座席のシートクッションに設けた発熱体の配線を模式的に示す平面図である。 図9は、本発明の第4の実施形態にかかるシートヒータを備えた座席の正面図である。 図10は、図9のD−D線による断面図である。 図11は、図9に示す座席のシートクッションに設けた発熱体の配線を模式的に示す平面図である。 図12は、図9に示す座席のシートバックに設けた発熱体の配線を模式的に示す平面図である。 図13は、図9に示す座席のシートクッションの着座面前部と着座面後部およびシートバックの背もたれ面下部および背もたれ面上部のそれぞれの温度推移を示すグラフである。 図14は、図9に示す座席に着座した乗員が感じる背中部、腰部、尻部、大腿部における部分加温による暖かさ感を棒グラフで示す説明図である。 図15は、図9に示す座席に着座した乗員が感ずる背中部、腰部、尻部、大腿部における部分加温による快適感を棒グラフで示す説明図である。 図16は、図9に示す座席に着座した乗員の背中部、腰部、尻部、大腿部における熱コンダクタンスを棒グラフで示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1から図3は、本発明にかかるシートヒータの第1の実施形態を示し、図1および図2に示すように、本実施形態の座席1は、例えば、図外の自動車の車室内に設置されるバケットタイプもしくはセパレートタイプのシートに例をとって説明するものとする。
座席1は、乗員が着座するシートクッション2と、着座した乗員がもたれるシートバック3と、ヘッドレスト4と、を備えている。前記シートクッション2は、図外の車体フロアとほぼ平行に配置されて、シートクッションフレームに取り付けたクッション材の表面を皮革や布などの表皮材2wで覆って構成される。また、シートバック3は、シートバックフレームの下端部がシートクッションフレームの後端部に図外のリクライニング機構を介して前後傾動可能に上下方向に取り付いており、そのシートバックフレームに取り付けたクッション材の表面を表皮材3wで覆っている。
本実施形態のシートヒータ10は、乗員が着座する着座面2Sに発熱体としての座部ヒータ11を設けることにより構成される。座部ヒータ11は、図3に示すように、通電により発熱するニクロム線などの所定の抵抗値を有する電気抵抗線11aが用いられ、この電気抵抗線11aが表皮材2wの内側に張り巡らされている。電気抵抗線11aが張り巡らされる際、図3に示すように、往路と復路でそれぞれ対称に蛇腹状に折曲した発熱部11Hが横並びで左右一対に配置されており、図外のスイッチ操作によりバッテリーなどの電源から供給される電流で発熱して着座面2Sを暖めることができる。なお、座部ヒータ11は、蛇腹状に配した発熱部11Hが横並びで2連配置されるが、それぞれの発熱部11Hは1本の電気抵抗線11aで連続して形成されている。もちろん、電気抵抗線11aを配線するにあたっては蛇腹状に限ることなく、面状に効率良く配索できる配線形状であればよく、以下に述べる他の実施形態にあっても同様である。
ここで、本実施形態では、図1および図2に示すように、シートクッション2の着座面2Sを、着座面前部2Sfと着座面後部2Srとに区画(分割)してある。そして、図3に示すように、着座面前部2Sfに配置した電気抵抗線11aの蛇腹状ピッチP1を、着座面後部2Srに配置した電気抵抗線11aの蛇腹状ピッチP2よりも密に(小さく)して、着座面前部2Sfの発熱密度を、着座面後部2Srの発熱密度よりも高くしてある。このとき、発熱密度Hdは、ヒータ発熱量Hqをヒータ面積Hsで割った値、つまり、Hd=Hq/Hsとなる。
また、着座面前部2Sfと着座面後部2Srとに区画された着座面2Sは、それら着座面前部2Sfの領域と着座面後部2Srの領域とを所定割合の比に設定してある。例えば、本実施形態では、着座面前部2Sfは、シートクッション2の前端から後方に向かって大腿部が位置すると予測される30〜50%の領域に設定され、残りの50〜70%は尻部が位置すると予測される着座面後部2Srの領域として設定される。
このとき、シートクッション2がバケットシートである場合、着座面2Sの両側部に盛り上がるようにサイドサポート部2Ssが設けられるが、本実施形態では、そのサイドサポート部2Ssは、着座面前部2Sfおよび着座面後部2Srの領域からは除外される。つまり、サイドサポート部2Ssは、座部ヒータ11が設けられない部分となっている。
また、座部ヒータ11においては、着座面前部2Ssに配置した部分が前部ヒータ11Fとなり、着座面後部2Srに配置した部分が後部ヒータ11Rとなる(図1参照)。着座面前部2Sfは、図2に示すように、シートクッション2の前端上部に形成される円弧状角部Rを含み、該円弧状角部Rにも前部ヒータ11Fが円弧面に沿って配置されている。このことは、以下に述べる他の実施形態においても同様である。
そして、着座面前部2Sfの発熱密度Hdfと、着座面後部2Srの発熱密度Hdrと、を所定割合の比に設定してある。例えば、本実施形態では、Hdf:Hdr=(1.5〜3.1):1となるように設定してある。
以上の構成により第1の実施形態のシートヒータによれば、シートクッション2の着座面前部2Sfの発熱密度Hdfが着座面後部2Srの発熱密度Hdrよりも高くなっている。このように、着座面前部2Sfの発熱密度Hdfを乗員の大腿部に適する状態に設定しておくことにより、着座面前部2Sfの温度をより早く上昇させて大腿部の即暖感を得ることができる。また、発熱密度Hdrが低くなった着座面後部2Srでは温度上昇を抑えることができるため、着座面後部2Srに位置する尻部の暖め過ぎを抑制することができる。したがって、座席1に着座した乗員に局部的に不快感を与えるのを低減しつつ、薄着となる大腿部を効果的に暖めることができる
また、本実施形態では、着座面前部2Sfの領域と着座面後部2Srの領域とを所定割合の比、つまり、前後方向に30〜50%:50〜70%の比に分割したので、着座面前部2Sfで乗員の大腿部を効率良く加温し、着座面後部2Srで乗員の尻部を加温することができる。
さらに、本実施形態では、着座面前部2Sfの発熱密度Hdfと着座面後部2Srの発熱密度Hdrとを、(1.5〜3.1):1に設定した。従って、加温初期では大腿部が位置する着座面前部2Sfの温度を迅速に上昇させる一方、座部ヒータ11の温度安定期では、尻部が位置する着座面後部2Srの温度を着座面前部2Sfよりも低く保つことができ、尻部の蒸れなどによる不快感を低減することができる。
[第2の実施形態]
図4、図5は、本発明にかかるシートヒータの第2の実施形態を示し、本実施形態を説明するにあたって、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のシートヒータ110は、第1の実施形態の暖房装置10と同様に、シートクッション2に座部ヒータ11が設けられており、着座面前部2Sfの発熱密度を着座面後部2Srの発熱密度よりも高くした点、着座面前部2Sfの領域と着座面後部2Srの領域とが前後方向に所定割合の比をもって分割された点、着座面前部2Sfの発熱密度Hdfと着座面後部2Srの発熱密度Hdrとが所定割合の比に設定された点は第1の実施形態と同様である。
そして、本実施形態が第1の実施形態と主に異なる点は、シートバック3に発熱体としての背部ヒータ12を追加したことにある。
背部ヒータ12は、シートバック3の背もたれ面3Lの両側部3Lsを除くほぼ全域に設けられたもので、前記背部ヒータ12は、第1の実施形態と同様に電気抵抗線が表皮材3wの内側に張り巡らされて構成される。
ここで、本実施形態のシートヒータ110は、シートバック3の背もたれ面3Lの発熱密度(=ヒータ発熱量÷ヒータ面積)を、シートクッション2の着座面後部2Srの発熱密度よりも高くしてある。つまり、シートクッション2の着座面後部2Srの発熱密度は、着座面前部2Sfの発熱密度よりも低くなっており、着座面後部2Srの発熱密度よりも背もたれ面3Lの発熱密度が高くなっている。
以上の構成により、第2の実施形態のシートヒータ110によれば、シートバック3の背もたれ面3Lに背部ヒータ12を設けたことにより乗員の腰部を加温できるようになる。そして、その腰部を暖める背もたれ面3Lの背部ヒータ12の発熱密度が、シートクッション2の着座面後部2Srの発熱密度よりも高くなっているので、乗員の尻部よりも腰部の方を迅速に加温することができる。このため、尻部の蒸れなどの暖め過ぎを抑えつつ腰部を有効に暖めて快適性を向上することができる。
[第3の実施形態]
図6から図8は、本発明にかかるシートヒータの第3の実施形態を示し、本実施形態を説明するにあたって、前記各実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態のシートヒータ210は、第1の実施形態の暖房装置10と同様に、シートクッション2に座部ヒータ11が設けられており、着座面前部2Sfの発熱密度を着座面後部2Srの発熱密度よりも高くした点、着座面前部2Sfの領域と着座面後部2Srの領域とが前後方向に所定割合の比をもって区画された点、着座面前部2Sfの発熱密度Hdfと着座面後部2Srの発熱密度Hdrとが所定割合の比に設定された点は第1の実施形態と同様である。また、シートバック3に背部ヒータ12が設けられた点は第2の実施形態のシートヒータ110と同様である。
そして、本実施形態が第2の実施形態と主に異なる点は、シートバック3の背もたれ面3Lを、背もたれ面上部3Luの領域と、背もたれ面下部3Llの領域と、に所定割合の比をもって区画し、その背もたれ面下部3Llに背部ヒータ12を設けたことにある。この場合、背もたれ面下部3Llに設けた背部ヒータ12は下部ヒータ12Lとなる。
背部ヒータ12は、図8に示すように、前記第1の実施形態の座部ヒータ11(図3参照)と同様に、電気抵抗線12Rが表皮材3wの内側に蛇腹状に折曲されて張り巡らされている。この場合にも、蛇腹状ピッチP3の大きさにより発熱密度を調節することができる。
ここで、本実施形態では、シートバック3の背もたれ面3Lを、背もたれ面上部3Luの領域と、背もたれ面下部3Llの領域と、に所定割合の比をもって区画してある。例えば、乗員の腰部に対応する背もたれ面下部3Llは、シートバック3の全高の下端から上方に向かって30〜60%の領域内に設定され、それ以外のシートバック3の領域を背もたれ面上部3Luとして設定されている。もちろん、着座面前部2Ssには前部ヒータ11Fが設けられ、着座面後部2Srには後部ヒータ11Rが設けられ、そして、背もたれ面下部3Llには下部ヒータ12Lが設けられる。
そして、着座面前部2Sfの発熱密度と、着座面後部2Srの発熱密度と、背もたれ面下部3Llの発熱密度と、を所定割合の比に設定してある。例えば、着座面前部2Sfの発熱密度を最も高く、次いで、背もたれ面下部3Llの発熱密度を高くし、着座面後部2Srの発熱密度を最も低くする。具体的なそれぞれの発熱密度の比は、着座面前部2Sf:着座面後部2Sr:背もたれ面下部3Ll=(1.5〜3):1:(1.2〜3)に設定される。
以上の構成により第3の実施形態のシートヒータ210によれば、シートバック3を背もたれ面上部3Luと背もたれ面下部3Llとに区画して、背もたれ面下部3Llに下部ヒータ12Lを設けた。従って、シートクッション2の着座面前部2Sfで乗員の大腿部を加温し、着座面後部2Srで乗員の尻部を加温しつつ、背もたれ面下部3Llで乗員の腰部を加温することができる。これにより、本実施形態の暖房装置210では、座席1に着座した乗員の下半身が快適に加温されることになる。
また、着座面前部2Sfの発熱密度を最も高く、次いで、背もたれ面下部3Llの発熱密度を高くし、着座面後部2Srの発熱密度を最も低くしておく。これにより、加温初期に大腿部が位置する着座面前部2Sfを最も早く暖め、次いで腰部が位置する背もたれ面下部3Llおよび尻部が位置する着座面後部2Srの順に暖めることができる。これにより、暖房装置210を作動させると、大腿部や腰部を優先して暖めることができるとともに、安定期では尻部の温度を低く保って、快適性を得ることができる。
[第4の実施形態]
図9から図16は、本発明にかかるシートヒータの第4の実施形態を示し、本実施形態を説明するにあたって、前記各実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。
本実施形態の暖房装置310は、第1の実施形態のシートヒータ10と同様に、シートクッション2に座部ヒータ11が設けられており、着座面前部2Sfの発熱密度を着座面後部2Srの発熱密度よりも高くした点、着座面前部2Sfの領域と着座面後部2Srの領域とが前後方向に所定割合の比をもって区画された点、着座面前部2Sfの発熱密度Hdfと着座面後部2Srの発熱密度Hdrとが所定割合の比に設定された点は第1の実施形態と同様である。また、シートバック3に背部ヒータ12が設けられた点は第2の実施形態のシートヒータ110と同様であり、かつ、シートバック3の背もたれ面3Lが、背もたれ面上部3Luの領域と背もたれ面下部3Llの領域とで所定割合の比に区画された点、着座面前部2Sfの発熱密度と、着座面後部2Srの発熱密度と、背もたれ面下部3Llの発熱密度と、が所定割合の比に設定された点は第3の実施形態のシートヒータ210と同様である。
そして、本実施形態が第3の実施形態と主に異なる点は、シートバック3の背もたれ面上部3Luに発熱体としての上部ヒータ12Uを設け、この上部ヒータ12Uの発熱密度を、着座面前部2Sfの発熱密度および背もたれ面下部3Llの発熱密度よりも低くしたことにある。
つまり、シートクッション2の座部ヒータ11は、図11に示すように第1の実施形態と同様に、着座面前部2Sfに配置した電気抵抗線11aの蛇腹状ピッチP1を、着座面後部2Srに配置した電気抵抗線11aの蛇腹状ピッチP2よりも密にしてある。また、シートバック3の背部ヒータ12は、図12に示すように、電気抵抗線12Rが座部ヒータ11と同様に、表皮材3wの内側に張り巡らされており、往路と復路でそれぞれ対称に蛇腹状に折曲した発熱部12Hが横並びで2連配置されており、図外のスイッチ操作により発熱して背もたれ面3Lを暖めることができる。この場合にあっても、背部ヒータ12は、蛇腹状に配した発熱部12Hが、上部ヒータ12Uと下部ヒータ12Lとが連続して横並びで2連配置されるが、それぞれの発熱部12Hは1本の電気抵抗線12Rで連続して形成されている。
そして、背もたれ面下部3Llに配置した電気抵抗線12Rの蛇腹状ピッチP3を、背もたれ面上部3Luに配置した電気抵抗線12Rの蛇腹状ピッチP4よりも密にして、背もたれ面下部3Llの発熱密度を、背もたれ面上部3Luの発熱密度よりも高くしてある。
また、本実施形態では、上部ヒータ12Uが設けられる背もたれ面上部3Luの領域と、下部ヒータ12Lが設けられる背もたれ面下部3Llの領域と、を上下方向に所定割合の比をもって区画してある。例えば、本実施形態では、第3の実施形態と同様に、背もたれ面下部3Llをシートバック3の全高の下端から30〜60%の領域内に設定され、それ以外のシートバック3の領域を背もたれ面上部3Luとして設定されている。また、シートクッション2では、第1の実施形態と同様に、着座面前部2Sfは、シートクッション2の前端から後方に向かって30〜50%の領域に設定され、残りの領域が着座面後部2Srとして設定されている。
また、本実施形態では、着座面前部2Sfの発熱密度と、着座面後部2Srの発熱密度と、背もたれ面下部3Llの発熱密度と、背もたれ面上部3Luの発熱密度と、を所定割合の比に設定してある。例えば、本実施形態では、着座面前部2Sfの発熱密度:着座面後部2Srの発熱密度:背もたれ面下部3Llの発熱密度:背もたれ面上部3Luの発熱密度=(1.5〜3.1):1:(1.2〜3.0):(0.8〜3.0)としてある。
以上の構成により第4の実施形態のシートヒータ310によれば、シートバック3の背もたれ面上部3Luに設けた上部ヒータ12Uの発熱密度を、着座面前部2Sfの発熱密度および背もたれ面下部3Llの発熱密度よりも低くしてある。このため、バッテリーなどのように使用可能な電力量が一定である場合に、温冷感や快適感の向上に効果が少ない背もたれ面上部3Luの消費電力量を減らせることができる。これにより、限られた電力量を、大腿部が位置する着座面前部2Sfや腰部が位置する背もたれ面下部3Llの発熱に有効に利用できるため、加温がより必要な大腿部や腰部の速暖感を向上させることができる。
また、本実施形態では、上部ヒータ12Uが設けられる背もたれ面上部3Luの領域と、下部ヒータ12Lが設けられる背もたれ面下部3Llの領域と、を上下方向に所定割合の比、例えば、背もたれ面下部3Llをシートバック3の全高の下端から30〜60%の領域内に設定している。これにより、発熱密度が高い下部ヒータ12Uによって腰部を効率良く暖めることができる。
さらに、本実施形態では、着座面前部2Sfの発熱密度と、着座面後部2Srの発熱密度と、背もたれ面下部3Llの発熱密度と、背もたれ面上部3Luの発熱密度と、を所定割合の比、例えば、(1.5〜3.1):1:(1.2〜3.0):(0.8〜3.0)としている。このため、加温初期では大腿部に対応する着座面前部2Sfを最も早く暖め、安定期では尻部が位置する着座面後部2Srの温度を低く保つことができる。また、温冷感や快適感の向上に効果が少ない背もたれ面上部3Luの発熱密度を、腰部が位置する背もたれ面下部3Llよりも小さくしている。これにより、他の部分により多くの電力を配分して、必要な部分の即断感をより向上させることができる。
以上、第1から第4の実施形態によって説明したシートヒータ10、110、210、310では、人間の特性(部位による感覚の違いなど)を考慮した構成となっており、限られた電力量を効率的に配分して必要な身体部位の速暖性と身体全体の快適性の継続を得ることができる。
図13は、第4の実施形態のシートヒータ310による着座面前部2Sf、着座面後部2Sr、背もたれ面下部3Llおよび背もたれ面上部3Luの温度変化を示すグラフである。このグラフに示すように、加温初期(区間X)では、着座面前部2Sfの温度(実線で示す特性ア)が着座面後部2Srの温度(破線で示す特性イ)、背もたれ面下部3Llの温度(一点鎖線で示す特性ウ)および背もたれ面上部3Luの温度(二点鎖線で示す特性エ)よりも高くなっている。そして、加温安定期(区間Y)では、背もたれ面下部3Llの温度が着座面前部2Sfの温度に到達した後、それら両方がほぼ一定温度に保たれるとともに、着座面後部2Srの温度と背もたれ面上部3Luの温度とがほぼ等しくなった後、ほぼ一定温度が保たれる。この加温安定期では、着座面前部2Sfと背もたれ面下部3Llの温度が、着座面後部2Srと背もたれ面上部3Luの温度よりも高い状態で維持される。
このように、加温初期では、大腿部が位置する着座面前部2Sfの温度が、他の部位より優先して温度上昇するため速暖感が向上する。また、安定期には着座面前部2Sfと背もたれ面下部3Llの温度が、着面後部2Srと背もたれ面3Luの温度より高めに維持されるので、暖かさ感が向上するとともに、尻部の蒸れなどの不快感を抑えることができる。
つまり、加温初期では、暖かさ感の向上に最も効果的な大腿部の温度を早く上昇させ、加温安定期では、腰部および大腿部の温度が高めに保たれるので、気持ち良く感ずる快適感を向上させることができる。
次に、着座面前部2Sfに前部ヒータ11F、着座面後部2Srに後部ヒータ11R、背もたれ面下部3Llに下部ヒータ12Lおよび背もたれ面上部3Luに上部ヒータ12Uが設けられた座席1を用いて、被験者(8名)による感応実験を行った結果は図14および図15のようになり、その考察を以下述べる。この場合の座席1は、各ヒータ11F、11R、12Lおよび12Uの表面温度が独立に制御が可能となっている。また、図14は、大腿部、尻部、腰部および背中部の部分加温による暖かさ感を棒グラフの高さで示し、図15は、同部位の部分加温による快適感を棒グラフの高さで示してある。
(1)大腿部では、加温による暖かさ感の向上効果が大きく(図14参照)、また、加温による快適感の向上効果も大きい(図15参照)。この結果から加温初期の温度上昇を可能な限り早くし、かつ、安定期の温度も高めとするため発熱密度を大きくすることが好ましい。なお、大腿部では体表面近くに太い動脈が通っているため、大腿部を暖めることにより大腿部から下腿部に流れる血液が暖められることにより、暖かさを感じやすくなると考えられる。
(2)尻部では、加温による暖かさ感の向上効果が大きく(図14参照)、また、加温による快適感の向上効果も大きい(図15参照)。しかし、尻部の加温は、加温初期においては暖かさ感の向上が見込めるが、それ以上に安定期に温度が高くなることは、蒸れ感や熱さによる不快感などのデメリットが大きくなると考えられる。このため、尻部の発熱密度は小さめにすることが好ましい。
(3)腰部では、加温による暖かさ感の向上効果が小さくなる(図14参照)一方、加温による快適感の向上効果は大きくなる(図15参照)。これにより、安定期の温度を高くするために発熱密度を大きくすることが好ましい。
(4)背中部では、加温による暖かさ感の向上効果が小さく(図14参照)、また、加温による快適感の向上効果も小さい(図15参照)。このことは、背中部は加温初期および安定期共に温度をあまり高くする必要がないため、発熱密度を小さくし、その分の電力は、より効率的に暖かさ感や快適感の向上が見込める部位に振り分けるのが好ましい。
ここで、初期の温度上昇や安定期の温度は、発熱密度の他に座席と乗員の皮膚との間の熱コンダクタンスが影響すると考えられる。熱コンダクタンスとは、人間の皮膚面と座席表面の温度差1℃当たりの伝熱量、つまり、熱の伝わり易さとして定義される。図16は、冬季に典型的な服装を身に着けての車両運転時における、大腿部、尻部、腰部および背中部の熱コンダクタンスを示す。
各部位の熱コンダクタンスを比較すると、大腿部と尻部が大きく、腰部と背中部では小さい。これは、同じ発熱密度であれば、座席温度が皮膚温よりも低い加温初期においては、大腿部と尻部の温度上昇が早くなる一方、座席温度が皮膚温よりも高い安定期においては、大腿部および尻部の温度が腰部および背中部よりも低くなることを意味している。従って、実験例において、発熱密度の小さな尻部の温度上昇が、発熱密度が大きい腰部の温度上昇よりも早いのはこのためであると考えられる。前述した本発明の各実施形態では、それらの点も考慮した上で最適な発熱密度に設定してあることは勿論である。なお、着衣の違いにより熱コンダクタンスの値は変化するが、通常の着衣では、大腿部の熱コンダクタンス>尻部の熱コンダクタンス>腰部の熱コンダクタンスという大小関係が成立するが、着衣の違いによる差よりも、部位間の差の方が大きい。このため、本発明の発熱密度比は、着衣が変わっても有効である。
ところで、本発明のシートヒータは、前記第1から第4の実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。例えば、前記各実施形態では自動車の座席に例をとって説明したが、これに限ることなく飛行機などの他の乗り物の座席や劇場などの座席にあっても本発明を適用することができる。
1 座席
2 シートクッション
2S 着座面
2Sf 着座面前部
2Sr 着座面後部
3 シートバック
3L 背もたれ面
3Lu 背もたれ面上部
3Ll 背もたれ面下部
10、110、210、310 シートヒータ
11 座部ヒータ(発熱体)
12 背部ヒータ(発熱体)

Claims (9)

  1. シートクッションとシートバックとを備えた座席に設けられる発熱体からなるシートヒータであって、
    前記発熱体は、少なくとも前記シートクッションの着座面に設けられると共に、シートクッションの着座面前部の発熱密度が、着座面後部の発熱密度よりも高くなるように構成されたことを特徴とするシートヒータ。
  2. 前記着座面前部の領域と、前記着座面後部の領域と、を着座面の前後方向に所定割合の比に区画したことを特徴とする請求項1に記載のシートヒータ。
  3. 前記着座面前部の発熱密度と、前記着座面後部の発熱密度と、を所定割合の比に設定したことを特徴とする請求項1または2に記載のシートヒータ。
  4. 前記シートバックの背もたれ面に発熱体を設け、前記背もたれ面の発熱密度を、前記シートクッションの着座面後部の発熱密度よりも高くしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のシートヒータ。
  5. 前記シートバックの背もたれ面を、背もたれ面上部の領域と、背もたれ面下部の領域と、に所定割合の比に区画し、前記背もたれ面下部に前記発熱体を設けたことを特徴とする請求項4に記載のシートヒータ。
  6. 前記着座面前部の発熱密度と、前記着座面後部の発熱密度と、前記背もたれ面下部の発熱密度と、を所定割合の比に設定したことを特徴とする請求項5に記載のシートヒータ。
  7. 前記シートバックの背もたれ面上部に発熱体を設け、前記背もたれ面上部の発熱密度を、前記着座面前部の発熱密度および前記背もたれ面下部の発熱密度よりも低くしたことを特徴とする請求項6に記載のシートヒータ。
  8. 前記背もたれ面上部の領域と、前記背もたれ面下部の領域と、を上下方向に所定割合の比に区画したことを特徴とする請求項7に記載のシートヒータ。
  9. 前記着座面前部の発熱密度と、前記着座面後部の発熱密度と、前記背もたれ面下部の発熱密度と、前記背もたれ面上部の発熱密度と、を所定割合の比に設定したことを特徴とする請求項7または8に記載のシートヒータ。
JP2010020395A 2010-02-01 2010-02-01 シートヒータ Active JP5120389B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010020395A JP5120389B2 (ja) 2010-02-01 2010-02-01 シートヒータ
CN201180007973.2A CN102741074B (zh) 2010-02-01 2011-01-31 座椅加热器
US13/575,209 US9012812B2 (en) 2010-02-01 2011-01-31 Seat heater
EP11737202.9A EP2532543B1 (en) 2010-02-01 2011-01-31 Seat heater
PCT/JP2011/051929 WO2011093493A1 (ja) 2010-02-01 2011-01-31 シートヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010020395A JP5120389B2 (ja) 2010-02-01 2010-02-01 シートヒータ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011156970A true JP2011156970A (ja) 2011-08-18
JP2011156970A5 JP2011156970A5 (ja) 2012-01-19
JP5120389B2 JP5120389B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=44319470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010020395A Active JP5120389B2 (ja) 2010-02-01 2010-02-01 シートヒータ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9012812B2 (ja)
EP (1) EP2532543B1 (ja)
JP (1) JP5120389B2 (ja)
CN (1) CN102741074B (ja)
WO (1) WO2011093493A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154854A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toyota Motor Corp 座席
JP2014087523A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Toyobo Co Ltd 車両用座席
JP2017178130A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 テイ・エス テック株式会社 シートヒータおよび乗物用シート
JP2019038321A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 日産自動車株式会社 乗物用アームレスト
WO2019187715A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用シートヒータ及び車両用シート
US11332051B2 (en) 2016-03-31 2022-05-17 Ts Tech Co., Ltd. Seat heater and vehicle seat

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5533274B2 (ja) * 2010-05-31 2014-06-25 カルソニックカンセイ株式会社 車両用輻射暖房装置
CN103832303A (zh) * 2012-11-26 2014-06-04 W.E.T.汽车系统有限公司 用于机动车辆的加热器及其形成方法
FR3008358B1 (fr) * 2013-07-11 2016-12-23 Faurecia Sieges D'automobile Siege pour vehicule automobile pourvu d'un dispositif de chauffage
CN104856491A (zh) * 2015-05-22 2015-08-26 金陵科技学院 一种多功能智能座椅
FR3058368B1 (fr) * 2016-11-04 2019-02-01 Cera Tsc Matelassure d’assise ou de dossier de siege de vehicule automobile
US10556532B2 (en) * 2017-05-15 2020-02-11 Lear Corporation Seating system having seat with individually controllable thermal units
EP3717302A4 (en) * 2017-11-29 2021-09-01 Padmini VNA Mechatronics Pvt. Ltd. ENERGY-SAVING TEMPERATURE-REGULATED HEAT EXCHANGER SYSTEM
JP2019147508A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 マツダ株式会社 車両用室内温度制御装置
DE102019213465A1 (de) * 2019-09-05 2021-03-11 Audi Ag Heizeinrichtung für eine Komponente eines Kraftfahrzeugs und Kraftfahrzeug
DE102019213463A1 (de) * 2019-09-05 2021-03-11 Audi Ag Heizeinrichtung für eine Komponente eines Kraftfahrzeugs und Kraftfahrzeug
DE102019213466A1 (de) * 2019-09-05 2021-03-11 Audi Ag Heizeinrichtung für eine Komponente eines Kraftfahrzeugs und Kraftfahrzeug
DE102019213468A1 (de) * 2019-09-05 2021-03-11 Audi Ag Komponente eines Kraftfahrzeugs und Kraftfahrzeug

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6195361U (ja) * 1984-11-28 1986-06-19
JPH0820225A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒータユニット
JPH1097889A (ja) * 1996-09-24 1998-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd シート加熱装置
JP2003332030A (ja) * 2002-05-14 2003-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd カーシートヒーター
JP2008183209A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toyota Motor Corp 車両用シート装置
JP2009178247A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Nissan Motor Co Ltd 車両用座席加熱装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2199893Y (zh) 1992-10-31 1995-06-07 归文清 机动车方向盘、座椅加热器
CN201002544Y (zh) 2007-02-05 2008-01-09 赵一 空调汽车座椅
JP5405729B2 (ja) * 2007-03-12 2014-02-05 パナソニック株式会社 便座装置
US8066324B2 (en) 2007-06-26 2011-11-29 Lear Corporation Reduced power heat mat
US20090008377A1 (en) * 2007-07-05 2009-01-08 Lear Corporation Occupant sensing heat mat

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6195361U (ja) * 1984-11-28 1986-06-19
JPH0820225A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒータユニット
JPH1097889A (ja) * 1996-09-24 1998-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd シート加熱装置
JP2003332030A (ja) * 2002-05-14 2003-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd カーシートヒーター
JP2008183209A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toyota Motor Corp 車両用シート装置
JP2009178247A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Nissan Motor Co Ltd 車両用座席加熱装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154854A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toyota Motor Corp 座席
JP2014087523A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Toyobo Co Ltd 車両用座席
JP2017178130A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 テイ・エス テック株式会社 シートヒータおよび乗物用シート
US11332051B2 (en) 2016-03-31 2022-05-17 Ts Tech Co., Ltd. Seat heater and vehicle seat
JP2019038321A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 日産自動車株式会社 乗物用アームレスト
WO2019187715A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用シートヒータ及び車両用シート
JP2019177057A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用シートヒータ及び車両用シート
JP7117581B2 (ja) 2018-03-30 2022-08-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用シートヒータ及び車両用シート

Also Published As

Publication number Publication date
EP2532543A1 (en) 2012-12-12
US9012812B2 (en) 2015-04-21
WO2011093493A1 (ja) 2011-08-04
CN102741074B (zh) 2015-01-14
CN102741074A (zh) 2012-10-17
US20120292301A1 (en) 2012-11-22
JP5120389B2 (ja) 2013-01-16
EP2532543A4 (en) 2014-01-22
EP2532543B1 (en) 2016-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5120389B2 (ja) シートヒータ
US11155190B2 (en) Vehicle seat heater and vehicle seat
US11383624B2 (en) Seat
JP2009269480A (ja) 座席用ヒータ
WO2011074184A1 (ja) 座席用ヒータ
JP5664269B2 (ja) シートヒータ
JPWO2007097445A1 (ja) ヒータユニット及び車両用シートヒータ
JP6287906B2 (ja) 車両用シート
JP6082581B2 (ja) 温調シート
JP2012100696A (ja) シートヒータ
JP2023124690A (ja) 車両用シート
JP7384715B2 (ja) 車両用シート、椅子、及び加熱ユニット
JP2023079876A (ja) 車両用シート
JP2009143345A (ja) 車両用暖房装置
JP7176502B2 (ja) 温冷刺激システム
JP2008183209A (ja) 車両用シート装置
JP2023079877A (ja) 車両用シート
TWM544322U (zh) 按摩機
JP2018122639A (ja) シートヒーター用発熱体及びシートヒーター並びにシート
JP2022171416A (ja) 車両用シートヒータ
JP2023121054A (ja) 車両用シート
JP2011050580A (ja) 車両用シート装置
JP2021123160A (ja) シートヒータ
JP2022156669A (ja) シート
JP2023110426A (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111129

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20111129

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5120389

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150