JP2011155775A - 電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末の車室内への置き忘れを防止することでユーザの負担を軽減し商品性の向上を図ることができる電動車両を提供する。
【解決手段】外部充電の充電コネクタが接続されたことを検知した場合に、乗員を検知せず、かつ携帯端末を検知したときに、携帯端末の置き忘れと判定し、この際に、車両装備品であるヘッドライト、ウィンカー、ルームランプなどと、車両用携帯品であるキー端末などとのうち少なくとも何れか一つを用いて携帯端末の置き忘れ状態を車両外部に警告する。
【選択図】図4

Description

この発明は、充電状態の情報を携帯端末に送信可能な電動車両に関するものである。
従来、車載されたバッテリを外部電源により充電可能な電動車両が知られている。この電動車両ではバッテリ充電に比較的時間がかかることから、ユーザは充電が開始されると車両から離れてしまうことが多い。
一般的に電動車両では、航続可能距離を把握するためにバッテリの充電状態を確認することが必要不可欠となっているが、車室内のメータパネルなどに充電状態を表示するインジケータが設置されている場合、走行前のバッテリの充電状態を確認するために、ユーザが電動車両まで戻る必要があった。
そこで近年、充電状態の情報を携帯端末に送信し、携帯端末側で充電情報を表示することで、車両から離れた場所にいるユーザが充電状態を確認できるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−116977号公報
しかしながら、上述の従来の電動車両の場合、走行中は携帯端末を視認する機会が殆ど無いため、降車時に携帯端末の車室内への置き忘れが頻発してしまう。この場合、車両から離れた場所での充電情報の確認ができなくなり、また、車両から離れた場所でユーザが携帯端末の車室内への置き忘れに気付いた場合には置き忘れた携帯端末をわざわざ車室内に取りに戻ることになるため、ユーザの負担増加に繋がってしまうという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末の車室内への置き忘れを防止することでユーザの負担を軽減し商品性の向上を図ることができる電動車両を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、無線通信機能を用いて外部充電の充電進捗状況を随時車外にて確認できる携帯端末(例えば、実施形態における携帯端末53)と接続される車載機器を備えた電動車両であって、前記携帯端末が車室内にあることを検知する携帯端末検知手段(例えば、実施形態におけるECU7および携帯装置通信装置51により構成される)と、車室内にいる乗員を検知する乗員検知手段(例えば、実施形態における乗員検知システム43)と、前記外部充電の充電コネクタが接続されたことを検知する接続検知手段(例えば、実施形態における充電状態検知システム44)と、該接続検知手段により前記充電コネクタの接続が検知された場合に、前記乗員検知手段により乗員が検知されず、且つ、前記携帯端末検知手段により前記携帯端末が検知されたときに、前記携帯端末の置き忘れと判定する置き忘れ判定手段(例えば、実施形態におけるECU7で実行されるステップS014の処理)とを備え、前記置き忘れ判定手段により前記携帯端末の置き忘れと判定された際に、車両装備品(例えば、実施形態におけるヘッドライト30、ウィンカー31、ルームランプ32)及び車両用携帯品(例えば、実施形態におけるキー端末52)のうち少なくとも一つを用いて前記携帯端末の置き忘れ状態を車両外部に警告する警告手段(例えば、実施形態におけるECU7で実行されるステップS017〜S019の処理)を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、現在の車両位置の情報を取得する現在位置情報取得手段(例えば、実施形態におけるGPS装置23)を備え、予め設定された警告禁止場所では前記警告手段による警告を禁止することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項2に記載の発明において、前記警告手段による警告開始後、前記携帯端末検知手段により携帯端末が検知されている状態が一定時間継続した場合に警告を無視したと判定する警告無視判定手段(例えば、実施形態におけるECU7で実行されるステップS020、S022、S023の処理)と、該警告無視判定手段により警告無視と判定された累積回数を車両位置毎に記憶する累積回数記憶手段(例えば、実施形態における記憶手段54)と、該累積回数が予め設定された所定の回数に達した車両位置を、警告を行わない警告禁止場所に設定する警告禁止場所学習手段(例えば、実施形態におけるECU7で実行されるステップS029の処理)とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載の発明において、前記携帯端末検知手段により検知された携帯端末の識別情報を受信して、該識別情報毎に前記警告禁止場所を設定することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項4に記載の発明において、予め設定された警告禁止解除条件であるか否かを判定する警告禁止解除条件判定手段(例えば、実施形態におけるECU7で実行されるステップS210の処理)を備え、前記警告禁止解除条件判定手段によって警告禁止解除条件であると判定された場合には、前記現在位置情報取得手段により取得された車両位置が前記警告禁止場所に設定されている場合であっても、前記警告手段の警告禁止を解除して警告を行うことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記携帯端末の識別情報を受信して、該識別情報毎に前記携帯端末の通信頻度の情報を記憶する通信頻度記憶手段(例えば、実施形態における記憶手段54)を備え、前記携帯端末検知手段により車室内の携帯端末を検知して複数の前記携帯端末が車室内にあると検知された場合には、前記通信頻度記憶手段の記憶情報に基づいて一の携帯端末を特定して、該携帯端末についてのみ前記置き忘れ判定手段による置き忘れ判定を行うことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、外部充電を開始する際に接続検知手段により充電コネクタの接続が検知され、乗員検知手段により車室内の乗員が検知されていないにも関わらず携帯端末検知手段により車室内に携帯端末が検知されると、置き忘れ判定手段により携帯端末の置き忘れであると判定して、警告手段により車両装備品や車両用携帯品を用いた携帯端末の置き忘れの警告が車両外部に向けて行われることとなる。したがって、警告により車室内への携帯端末の置き忘れを防止することができると共に、降車したばかりのユーザが車両近傍で携帯端末の置き忘れに気付くため、例えば、車両の遠方で携帯端末の置き忘れに気付いてわざわざ車室内へ携帯端末を取りに戻る場合と比較して、ユーザの負担を軽減して商品性を向上することができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、例えばユーザが予め警告禁止場所を設定しておくことで、ユーザが携帯端末を車室内に放置していても問題ないと考えている場所における置き忘れの警告を選択的に禁止することができるため、不要な警告を防止して利便性向上を図ることが可能になるという効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、請求項2の効果に加え、警告しているにもかかわらず携帯端末が車室内に置き忘れられた状態が一定時間継続すると、警告を無視していると判定され、その車両位置の警告を無視した累積回数が所定の回数に達した場合に、自動的に当該警告禁止場所が警告禁止場所として設定されて、次回からその車両位置での警告が行われないようになるので、ユーザが予め警告禁止場所を設定する場合と比較して、ユーザの負担軽減を図ることができる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、請求項3の効果に加え、携帯端末の識別情報毎に警告禁止場所が設定され、携帯端末を所有するユーザにのみ対応した警告禁止場所が設定されるので、複数のユーザで車両を共有する場合の利便性向上を図ることができる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、充電状況の確認機能以外の携帯端末の機能として、例えば、予め乗車前に空調を作動させるいわゆるプレ空調の遠隔操作機能などを具備している場合には、真夏や真冬などプレ空調を作動させたい季節にだけ、警告禁止場所で携帯端末の置き忘れ警告を行うことができるので、携帯端末を充電状況の確認機能以外で用いる場合の利便性を向上することができる効果がある。
請求項6に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、識別情報毎に記憶されている携帯端末の通信頻度に基づき、例えば、最も通信頻度が高い携帯端末など、一の携帯端末が特定され、この携帯端末に対してのみ置き忘れ判定が行われるので、複数の携帯端末が車室内に持ち込まれている場合であっても、ユーザが複数の携帯端末から一の携帯端末を選択する操作を行うことなしに、一の携帯端末の置き忘れ判定を行うことができるため、更なるユーザ負担の軽減を図ることができる効果がある。
本発明の第1実施形態における電動車両の概略構成図である。 本発明の第1実施形態における電動車両のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における置き忘れ警告のメインルーチンを示すフローチャート図である。 本発明の第1実施形態における置き忘れ警告のメインルーチンを示すフローチャート図である。 本発明の第1実施形態における警告禁止学習処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における図4に相当するフローチャートである。 本発明の第1実施形態における記憶手段の記憶情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態における図7に相当する図である。
次に、この発明の第1実施形態における電動車両について図面を参照しながら説明する。
図1は、この実施形態の電動車両1の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、電動車両1は、駆動源としてモータ(MOT)2を備え、このモータ2の駆動力がギヤボックス(G/B)3を介して左右の駆動輪4,4に配分されて伝達されるようになっている。またモータ2は、電動車両1の減速時に駆動輪4,4からモータ2側に駆動力が伝達されると、発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。
モータ2は、例えばDCブラスレスモータ等とされ、このモータ2の駆動及び発電を制御するPDU(パワードライブユニット)5に接続されている。このPDU5は、IGBTなどのスイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路を具備するパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータ(不図示)を備えて構成されている。
そしてPDU5には、モータ2と電力の授受を行う高圧バッテリ(高圧BATT)6に接続されている。上記電力としては、例えば、駆動時にモータ2に供給される供給電力や、回生作動による発電時にモータ2から出力される出力電力がある。
そして、PDU5は、ECU(電子制御装置)7からの制御指令を受けてモータ2の駆動および発電を制御する。例えばモータ2の駆動時には、ECU7から出力されるトルク指令に基づき、高圧バッテリ6から出力される直流電力をPWM出力に変換してモータ2を駆動制御する。一方、モータ2の発電時には、モータ2から出力される交流電力を直流電力に変換して高圧バッテリ6を充電制御する。
高圧バッテリ6には、DC/DCコンバータ(DC/DC_CONVERTER)8を介して12Vバッテリ(12VBATT)9と、AC/DCチャージャー(AC/DC CHARGER)10とが接続されている。
DC/DCコンバータ8は、ECU7により電力変換動作が制御され、高圧バッテリ6の端子間電圧を所定の電圧値まで降圧して12Vバッテリ9を充電する。
AC/DCチャージャー10は、DC/DCコンバータ8から供給される電力又は12Vバッテリ9から供給される電力により駆動され、高圧バッテリ6の外部充電用の接続端子であるジャンクションボード(JUNCTION_BOARD)11に接続される。AC/DCチャージャー10は、充電スタンドや駐車場などに設置された外部充電器12の充電コネクタ(不図示)が電気的に接続された場合にこれを検出し、この充電コネクタを介して供給される商用電源(例えば、AC100VやAC200V等)を平滑化して高圧バッテリ6の充電に必要な所定の電圧に調整すると共に、高圧バッテリ6の充電状態を監視しながら定電流定電圧充電などの充電制御を行う。
上述した高圧バッテリ6と、DC/DCコンバータ8と、ジャンクションボード11と、高圧バッテリ6やDC/DCコンバータ8を冷却するファン(不図示)とは、これらを監視制御するRr_IPU13と共にユニット化されている。なお、Rr_IPU13は、バッテリ残量などの充電状態を監視する後述する充電状態検知システム44を含んでいる。
電動車両1には、12Vバッテリ9の電力により駆動されるナビゲーション装置(ナビ)20が搭載されている。
図2に示すように、ナビゲーション装置20は、各種制御処理を行うナビゲーション情報処理システム21を備えている。このナビゲーション情報処理システム21には、地図データ用のデータベース22と、車両位置を検知するGPS装置23と、経路情報等の各種情報を表示するディスプレイ24と、操作入力手段であるタッチパネル等のスイッチ25と、音声案内等を出力する車内スピーカ26とがそれぞれ接続されている。ナビゲーション装置20は、GPS衛星から受信したGPS信号等に基づきGPS装置23により車両の現在位置を求めて、データベース22に予め記憶されている地図情報に基づき、ユーザにより設定された目的地までの経路案内をディスプレイ表示や音声出力する。そしてナビゲーション情報処理システム21は、GPS装置23で取得した車両位置の情報をECU7へ出力する。
ECU7には、それぞれ車内ネットワークであるCAN(Controller Area Network)を介して電動車両1の車両装備品であるヘッドライト30、ウィンカー31、ルームランプ32、フットランプ33、および、メータランプ34等の灯火類の各制御回路が接続され、ECU7の制御指令に基づいて、個別にON,OFF制御が可能になっている。また、電動車両1のドアノブ40には、ECU7の制御指令に基づき駆動する振動モータ(不図示)が内蔵され、ドアノブ40に振動を起こさせることが可能になっている。なお、この実施形態では、上述したヘッドライト30、ウィンカー31、ルームランプ32、および、ドアノブ40がそれぞれ車両外部のユーザに警告する警告手段に相当する。
ECU7には、さらに、キースイッチ状態検知手段41と、ドアロック状態検知手段42と、乗員検知システム43と、充電状態検知システム44とが上述した車載ネットワーク経由で接続されている。
キースイッチ状態検知手段41は、車両のキーシリンダやパワースイッチなどのアクセサリー状態や電源ON状態などの操作状態を検知してキースイッチ状態情報を出力する。
ドアロック状態検知手段42は、車両の全てのドアのドアロック状態を検知して、ロック状態およびアンロック状態などのドアロック状態情報を出力する。
乗員検知システム43は、着座センサ(不図示)の検知結果や上述したドアロック状態などに基づき車室内にいるユーザを検知し、その検知結果であるユーザ検知情報を出力する。
充電状態検知システム44は、高圧バッテリ6の入出力電流や端子間電圧などを監視して、高圧バッテリ6の残量など充電状態を検知し、その検知結果である充電状態情報を出力する。
ECU7には、さらに、スマートキー通信装置50と携帯装置通信装置51とが接続されている。
スマートキー通信装置50は、キーレスで車両のキースイッチを操作可能にするいわゆるスマートキーシステムを構成するものであり、ユーザが携帯するキー端末52との間で無線通信によりID認証などを行いキー端末52に記憶されているIDが正規のものであると認証された場合に、キースイッチの操作を有効にする。ここで、スマートキーシステムのキー端末52にはキーレスでドアロックおよびアンロックを行ういわゆるキーレスエントリの端末としても利用できるようになっている。また、キー端末52には、キーレス操作に対するアンサーバック用のインジケータやバイブレータなどが具備されており、ユーザがキー端末52側で上記アンサーバックを確認できるようになっている。
携帯装置通信装置51は、充電状態検知システム44の充電状態情報を所定のタイミングで専用の無線通信回線を通じて車室外の携帯端末53へ送信するものである。ここで、充電状態情報を携帯端末53へ送信する所定のタイミングとしては、例えば、乗員検知システム43によりユーザが乗車していないことが検知されて充電状態検知システム44により充電開始が検知された後、携帯端末53より充電状態情報の要求があったタイミングや、同じく、ユーザの乗車がなく充電開始が検出された後、所定時間毎のタイミングや、同じく、ユーザの乗車がなく充電開始が検出された後、充電状態に所定の変化があったタイミングなどがある。
一方、携帯端末53は、ユーザがそれぞれ所持するものであり、車室外において携帯装置通信装置51からの充電状態情報を受信することでディスプレイ24や音声により充電状態をユーザに報知する構成となっている。また各ユーザが所持する携帯端末53には、それぞれ固有の識別情報が付与されており、通信時に携帯装置通信装置51に送信されるようになっている。
携帯装置通信装置51は、車室内に持ち込まれた携帯端末53との間で自動的にBluetooth(登録商標)などの短距離無線によりリンクを確立するようになっている。そして、ECU7は、上記短距離無線による携帯端末53とのリンクの有無に応じて車室内の携帯端末53の存在を検知する。ここで、車室内に存在する携帯端末53の検知方法としては、例えば、車室内の四隅など適宜の4箇所に車内アンテナを配置し、これら全部の車室内アンテナからリンク可能な携帯端末53が存在する場合に、当該携帯端末53が車室内にあると判定して検知する方法がある。
ECU7は、車室内に持ち込まれた携帯端末53と携帯装置通信装置51との間でリンクが確立されると、このECU7に接続された記憶手段54に記憶されている通信頻度の情報を更新する。記憶手段54は、携帯端末53毎より具体的には携帯端末53の識別情報毎に、車室内でリンクが確立された累積回数である通信頻度の情報を平日の通信頻度と休日の通信頻度とに分けて記憶しており、上記ECU7は、携帯端末53と携帯装置通信装置51との車室内におけるリンクが確立されると、累積回数に「1」を加算すべく平日又は休日に応じた通信頻度の情報をインクリメントする。ここで、記憶手段54には、上述した通信頻度の情報が記憶される以外に、識別情報毎すなわち携帯端末53のユーザ毎に後述する警告禁止場所や警告禁止カテゴリが記憶されたり、車両位置毎に過去の警告の無視回数の情報が記憶されるようになっている。
ECU7は、充電状態検知システム44により充電コネクタの接続が検知されると、乗員検知システム43により乗員が検知されず、且つ、携帯装置通信装置51により携帯端末53が車室内に存在すると判定された場合に、携帯端末53の車室内への置き忘れがあると判定する。そしてECU7は、携帯端末53の置き忘れがあると判定した場合に、車両装備品であるヘッドライト30、ウィンカー31およびルームランプ32を点灯・点滅させたり、車両用携帯品であるキー端末52のLED(不図示)を点灯・点滅させたり、車両装備品であるドアノブ40および車両用携帯品であるキー端末52を振動させりすることで、ユーザに携帯端末53の置き忘れを警告する。なお、置き忘れ警告は、車室外の車両近傍にいるユーザが認識可能な警告であれば上記以外の車両用装備品や車両用携帯品を用いて行うようにしても良い。
一方、上述した携帯端末53の置き忘れ警告をユーザが望まない場合として例えば、自宅で一晩充電する場合や、病院など無線携帯端末の持込が制限される場合などがある。そのため、ECU7は、当該場所(車両位置)における車室内への携帯端末53の放置を許容するために、スイッチ25などの操作手段を介して予め警告を禁止する場所(以下、警告禁止場所と称す)や警告を禁止する場所のカテゴリ(以下、警告禁止カテゴリと称す)を設定できるようになっている。これら警告禁止場所、警告禁止カテゴリは、携帯端末53の識別情報毎に記憶手段54に記憶される。ここで、図7は記憶手段54の記憶情報の一例を示したものであり、ユーザ毎すなわち携帯端末53の識別情報毎に警告禁止場所および警告禁止カテゴリが記憶される。
ECU7は、さらに携帯端末53の置き忘れを警告している警告状態が一定時間継続している場合すなわち、置き忘れが解消されずに車室内の携帯端末53が検知された状態が継続している場合に、警告を無視したと判定する。そして、この警告無視が判定された車両位置の情報をナビゲーション情報処理システム21より受信して記憶手段54に記憶する。この際、警告を無視した車両位置の情報は携帯端末53の識別情報に関連付けて記憶され、さらに、警告を無視した累積回数が警告を無視したと判定されるたびにインクリメントされる。そして、予め設定された所定の無視回数を超えた場合には、当該位置を自動的に警告禁止場所に設定する。なお、警告禁止場所の設定は、ユーザによる操作入力により任意に解除可能となっている。
またECU7は、車室内に複数の携帯端末53が存在する場合、記憶手段54に記憶されている平日の通信頻度又は休日の通信頻度の情報に基づき、一の携帯端末53を特定して、この一の携帯端末53に対してのみ上述した置き忘れ判定を行う。ここで、一の携帯端末53の特定方法は様々な方法が考えられ、例えば、記憶手段54に記憶されている通信頻度が最も高い携帯端末53を特定したり、通信頻度が同一のものが複数ある場合には、車室内に持ち込まれた順番すなわち、携帯装置通信装置51との車室内におけるリンクが最も早く確立されたものを特定したり、予め登録された優先順位に基づき携帯端末53を特定するようにしてもよい。
この実施形態の電動車両1は上述した構成を備えており、次に、電動車両1のECU7で実行される携帯端末53の置き忘れ警告の制御処理について図3〜図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、携帯端末53と車両すなわち携帯装置通信装置51との間のリンク(Bluetoothリンク)が確立されたか否かを判定する(ステップS001)。この判定の結果、リンクが確立されていないと判定された場合は(ステップS001でNo)、リンクが確立されるまで同じ判定処理を繰り返す。また、リンクが確立されていると判定された場合、携帯端末53が車内に持ち込まれたことを検知して(ステップS002)、携帯装置通信装置51との間のリンクが確立された携帯端末53が1台か否かを判定する(ステップS003)。この判定の結果、リンクが確立された携帯端末53の台数が1台ではないと判定された場合(ステップS003でNo)、ナビゲーション装置20の日時情報などに基づき平日か否かを判定する(ステップS006)。
この判定の結果、平日であると判定された場合は(ステップS006でYes)、平日用の使用頻度情報を参照し(ステップS007)、平日ではないと判定された場合は(ステップS006でNo)、休日用の使用頻度情報を参照して(ステップS008)、車室内に持ち込まれた複数台の携帯端末53のうち、最も使用頻度の高いものを置き忘れ判定処理を行う対象の携帯端末53として特定し(ステップS004)、この特定された携帯端末53の識別情報に関連付けて記憶手段54に記憶されている平日又は休日の通信頻度の情報をインクリメントして(ステップS005)、この一連の処理を一旦終了する。なお、車室内に持ち込まれた複数の携帯端末53のうち通信頻度が同一のものが存在する場合は、上述したように、車室内に持ち込まれた順番が1番先のものを特定したり、予め優先順位を設定してこの優先順位が最も高いものを特定するようにすればよい。
一方、リンクが確立した携帯端末53の台数が1台である場合は(ステップS003でYes)、その携帯端末53を置き忘れ判定処理を行う対象の携帯端末53として特定し(ステップS004)、この携帯端末53の識別情報に関連付けて記憶されている携帯端末53の通信頻度の情報をインクリメントする(ステップS005)。
次に図4に示すように、外部充電器12の充電コネクタがAC/DCチャージャー10に電気的に接続されたか否かを判定する(ステップS010)。充電コネクタが接続されていないと判定された場合は(ステップS010でNo)、この一連の処理を一旦終了する。一方、充電コネクタが接続されたと判定された場合は(ステップS010でYes)、充電可能状態又は充電中と判定する(ステップS011)。
次いで、車室内のユーザすなわち乗員が検知されるか否かを判定する(ステップS012)。この判定の結果、乗員が検知される場合は(ステップS012でYes)、この一連の処理を一旦終了する。一方、乗員が検知されない場合は(ステップS012でNo)、車室内における携帯装置通信装置51と携帯端末53とのリンク(Bluetoothリンク)が継続されているか否かを判定する(ステップS013)。この判定により、リンクが継続されていないと判定された場合(ステップS013でNo)は、車室内に携帯端末53が存在しないので、この一連の処理を一旦終了する。一方、リンクが継続されていると判定された場合(ステップS013でYes)は、携帯端末53が車室内に存在するので、携帯端末53の置き忘れであると判定する(ステップS014)。
次いで、置き忘れであると判定された携帯端末53のユーザを特定し、電動車両1の現在位置および現在いちのカテゴリをナビゲーション装置20から取得する(ステップS015)。そして、この取得された現在位置が警告禁止場所に設定されているかを判定すると共に、取得されたカテゴリが警告禁止カテゴリに設定されているか否かを判定し(ステップS016)、警告禁止場所又は警告禁止カテゴリの少なくとも一方であると判定された場合には(ステップS016でYes)、この一連の処理を一旦終了し、警告禁止場所又は警告禁止カテゴリの何れでもないと判定されない場合には(ステップS016でNo)、ヘッドライト30やウィンカー31などの車両表示装置、キー端末52のLEDを点灯又は点滅(表示)させ(ステップS017)、さらに車外スピーカ(不図示)による警告音を出力させ(ステップS018)、ドアノブ40やキー端末52を振動させることで(ステップS019)車室外のユーザに対する置き忘れ警告を行う。
そして、上記警告が行われている状態で、再度、携帯端末53と携帯装置通信装置51とのリンクが継続しているか否かを判定し(ステップS020)、リンクが切断された場合は携帯端末53が車室外に持ち出されたと判定して(ステップS020でNo)警告を停止し(ステップS021)、この一連の処理を一旦終了する。一方、リンクが継続されていると判定された場合は(ステップS020でYes)、警告開始から一定時間経過したか否かを判定する(ステップS022)。この判定の結果、一定時間経過していないと判定された場合は、再度リンクが継続されているか否かを判定し(ステップS020)、一定時間経過した場合は、警告が無視されたと判定して警告を停止して(ステップS023)、詳細を後述する警告禁止学習処理(ステップS024)を行った後、この一連の処理を一旦終了する。なお、上述した処理では、携帯端末53と携帯装置通信装置51とのリンクが継続されなくなった場合に、携帯端末53が車室外に持ち出されたとして警告を停止する場合について説明したが、携帯端末53と携帯装置通信装置51とのリンク継続を判定せずに、常に携帯端末53からのユーザの操作入力に基づき警告を停止するようにしてもよい。
次に、上述した警告禁止学習処理のサブルーチンについて図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、携帯端末53の置き忘れの警告が所定時間継続したので、再度確認のため、携帯端末53と携帯装置通信装置51とのリンクが継続しているか否かを判定する(ステップS025)。リンクが継続していない場合(ステップS025でYes)は、車室内に置き忘れ判定の対象となる携帯端末53が存在しないので、このサブルーチンを終了してメインルーチンにリターンする一方、リンクが継続されている場合は、警告が無視されたと判定し(ステップS026)、電動車両1の現在位置情報を取得する(ステップS027)。
次いで、この取得された現在位置情報が未だ記憶されていない位置情報である場合は、リンクが接続されている携帯端末53の識別情報に関連付けて記憶手段54に記憶し、この車両位置において警告を無視した累積回数の情報をインクリメントする(ステップS028)。そして、当該位置における警告を無視した累積回数が予め設定された所定の規定値以上か否かを判定する(ステップS029)。この判定の結果、規定値以上である場合は(ステップS029でYes)、その車両位置を警告禁止場所として設定して(ステップS030)、上述したメインルーチンへリターンする。
一方、警告を無視した累積回数が予め設定された規定値以上ではないと判定された場合は(ステップS029でNo)、例えば、コンビニエンスストア、病院などの現在位置のカテゴリをナビゲーション装置20の地図情報などから割り出し、当該カテゴリが未だ記憶されていないカテゴリである場合は、リンク接続されている携帯端末53の識別情報に関連付けて記憶する(ステップS031)。そして、このカテゴリにおいて警報を無視した累積回数をインクリメントする(ステップS032)。
次いで、当該カテゴリにおける警告を無視した累積回数が予め設定された所定の規定値以上か否かを判定する(ステップS033)。この判定の結果、警告を無視した累積回数が規定値以上で無い場合は(ステップS033でNo)、メインルーチンへリターンし、警告を無視した累積回数が規定値以上である場合は(ステップS033でYes)、そのカテゴリを警告禁止カテゴリとして設定し(ステップS034)、上述したメインルーチンへリターンする。
したがって、上述した第1実施形態の電動車両によれば、外部充電器12による充電を開始する際に充電コネクタの接続が充電状態検知システム44により検知された場合に、乗員検知システム43により車室内の乗員が検知されていないにも関わらず携帯装置通信装置51により車室内の携帯端末53が検知されると、ステップS014の処理により携帯端末53の置き忘れが判定されて、警告手段によりヘッドライト30、ウィンカー31、ルームランプ32、ドアノブ40、および、キー端末52などを用いた携帯端末53の置き忘れの警告が車両外部に向けて行われることとなり、この結果、警告により車室内への携帯端末53の置き忘れを防止することができると共に、降車したばかりのユーザが車両近傍で携帯端末53の置き忘れに気付くため、例えば、車両の遠方で置く忘れに気付いてわざわざ車室内へ携帯端末53を取りに戻る場合と比較して、ユーザの負担を軽減して商品性を向上することができる。
また、ユーザが予め警告禁止場所を設定しておくことで、例えば自宅など、ユーザが不必要と考えている場所での警告を選択的に禁止することができるため、不要な警告を防止して利便性向上を図ることが可能になる。
さらに、警告が一定時間継続した場合に警告を無視していると判定し、この警告を無視した車両位置やカテゴリにおける警告無視と判定された累積回数が所定の規定回数に達した場合に、自動的に警告禁止場所や警告禁止カテゴリとして設定し次回から警告しないようにすることができるため、ユーザの負担を更に軽減することができる。
そして、携帯端末53の識別情報毎に警告禁止場所や警告禁止カテゴリが設定されることで、その携帯端末53を所有するユーザにのみ対応した警告禁止場所や警告禁止カテゴリを設定することが可能となるため、複数のユーザで車両を共有する場合の利便性向上を図ることができる。
識別情報毎に記憶されている携帯端末53の通信頻度に基づき、最も通信頻度が高い一の携帯端末53を特定して、この携帯端末53に対してのみ置き忘れ判定を行うため、複数の携帯端末53が車室内に持ち込まれている場合であっても、ユーザが複数の携帯端末53から一の携帯端末53を選択する操作を行うことなしに、一の携帯端末53の置き忘れの判定を行うことができるため、更なるユーザ負担の軽減を図ることができる
次に、この発明の第2実施形態の電動車両について図面を参照しながら説明する。
この実施形態の電動車両1は、乗車前に車内空調装置を遠隔操作するいわゆるプレ空調の操作機能が、上述した第1実施形態の携帯端末53に追加されたものである。
この実施形態の携帯端末53には、充電状態をユーザに報知するための機能に加え、電動車両1のプレ空調を駆動開始させるための操作スイッチが設けられており、この操作スイッチが操作されると、プレ空調のON指令が無線によって携帯端末53から携帯装置通信装置51へ送信される。
携帯装置通信装置51を介して、車室外に存在する携帯端末53からプレ空調のON指令が入力されると、ECU7は、ON指令に従って車内空調装置を作動させて車室内のプレ空調の制御を開始する。
またECU7は、ユーザによってスイッチ25から、記憶手段54に記憶されている警告禁止場所および警告禁止カテゴリにおいて限定的に警告禁止を解除する条件である警告禁止解除条件を設定する。
警告禁止解除条件の情報は、図8に示すように、ユーザ(識別情報)毎に記憶された複数の警告禁止場所や警告禁止カテゴリに個別に紐付けられて記憶手段54に記憶される。
そしてECU7は、警告禁止解除条件を満たすか否かを判定し、当該条件を満たすと判定された場合には、当該条件を満たしている間だけ警告禁止場所および警告禁止カテゴリにおける置き忘れ警告の禁止を解除して、置き忘れが判定された場合に警告を行うように制御する。
ここで、プレ空調を作動させるために置き忘れの警告禁止を解除する場合、警告禁止解除条件としては、真夏や真冬などの季節であることや外気温が所定範囲外であることを条件とすればよい。上記季節は、ナビゲーション装置から取得される日時情報に基づき判定可能であり、外気温が所定範囲外か否かは外気温センサの検知結果や車外ネットワークなどから取得した翌日の天気情報により判定可能である。なお、プレ空調に係る警告禁止解除条件は、ユーザにとって車室内温度が不快な状態となっていることが推定可能な条件であれば上記のものに限られるものではない。図8においては、紙面左側の記憶情報では、警告禁止解除条件を季節により設定した場合を示し、紙面右側の記憶情報では、警告禁止解除条件を月日により設定した場合を示している。
次に、この第2実施形態のECU7で実行される置き忘れ判定処理について図6を参照しながら説明する。
まず、上述した第1実施形態の図3、図4と同様に、ステップS001〜ステップS016までの処理を行う。そして、警告禁止場所又は警告禁止カテゴリであると判定された場合は(ステップS016でYes)、警告禁止場所又は警告禁止カテゴリについて、警告禁止の解除条件に合致するか否かを判定する(ステップS210)。
上記判定の結果、警告禁止の解除条件に合致すると判定された場合は(ステップS210でYes)、置き忘れ警告として、ヘッドライト30やウィンカー31(車両表示装置)を点灯又は点滅(表示)させ(ステップS017)、さらに車外スピーカによる警告音を出力させ(ステップS018)、ドアノブ40やキー端末52を振動させて(ステップS019)、以下、上述した第1実施形態のステップS20〜S24の処理を行いこの一連の処理を終了する。一方、警告禁止の解除条件に合致しないと判定された場合は(ステップS210でNo)、プレ空調の必要性がないのでユーザに対する携帯端末53の置き忘れ警告を行わずにこの一連の処理を終了する。
したがって、上述した第2実施形態の電動車両1によれば、携帯端末53が、充電状況の確認機能以外の機能として、プレ空調の遠隔操作機能などを具備している場合に、真夏や真冬などプレ空調を作動させたい季節などの条件となったときにだけ、自動的に、警告禁止場所および警告禁止カテゴリにおける携帯端末53の置き忘れ警告を行うことができるので、更なる利便性の向上を図ることができる。
なお、この発明は上述した各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、警告禁止学習処理により警告禁止場所と警告禁止カテゴリとの両方を自動的に設定する場合について説明したが、警告禁止場所のみ自動的に設定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、専用の携帯端末53を用いる場合について説明したが、携帯電話に上述した携帯端末53の機能を持たせて、ユーザに充電状態の情報を報知するようにしてもよい。
さらに、平日用の通信頻度の情報と、休日用の通信頻度の情報とを記憶手段54に記憶する場合を一例にして説明したが、電動車両の利用形態に応じて通信頻度の情報を区別すればよく、平日と休日との区別に限られるものではない。また、平日用や休日用のように複数の通信頻度の情報を用いて携帯端末53を特定する場合について説明したが一の通信頻度の情報に基づき携帯端末53を特定するようにしてもよい。
7 ECU(携帯端末検知手段)
23 GPS装置(現在位置情報取得手段)
30 ヘッドライト(車両装備品)
31 ウィンカー(車両装備品)
32 ルームランプ(車両装備品)
43 乗員検知システム(乗員検知手段)
44 充電状態検知システム(接続検知手段)
51 携帯装置通信装置(携帯端末検知手段)
52 キー端末(車両用携帯品)
53 携帯端末
54 記憶手段(累積回数記憶手段、通信頻度記憶手段)
ステップS014 置き忘れ判定手段
ステップS017〜S019 警告手段
ステップS020、S022、S023 警告無視判定手段
ステップS029 警告禁止場所学習手段
ステップS210 警告禁止解除条件判定手段

Claims (6)

  1. 無線通信機能を用いて外部充電の充電進捗状況を随時車外にて確認できる携帯端末と接続される車載機器を備えた電動車両であって、
    前記携帯端末が車室内にあることを検知する携帯端末検知手段と、
    車室内にいる乗員を検知する乗員検知手段と、
    前記外部充電の充電コネクタが接続されたことを検知する接続検知手段と、
    該接続検知手段により前記充電コネクタの接続が検知された場合に、前記乗員検知手段により乗員が検知されず、且つ、前記携帯端末検知手段により前記携帯端末が検知されたときに、前記携帯端末の置き忘れと判定する置き忘れ判定手段とを備え、
    前記置き忘れ判定手段により前記携帯端末の置き忘れと判定された際に、車両装備品及び車両用携帯品のうち少なくとも一つを用いて前記携帯端末の置き忘れ状態を車両外部に警告する警告手段を備えることを特徴とする電動車両。
  2. 現在の車両位置の情報を取得する現在位置情報取得手段を備え、
    予め設定された警告禁止場所では前記警告手段による警告を禁止することを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
  3. 前記警告手段による警告開始後、前記携帯端末検知手段により携帯端末が検知されている状態が一定時間継続した場合に警告を無視したと判定する警告無視判定手段と、
    該警告無視判定手段により警告無視と判定された累積回数を車両位置毎に記憶する累積回数記憶手段と、該累積回数が予め設定された所定の回数に達した車両位置を、警告を行わない警告禁止場所に設定する警告禁止場所学習手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の電動車両。
  4. 前記携帯端末検知手段により検知された携帯端末の識別情報を受信して、該識別情報毎に前記警告禁止場所を設定することを特徴とする請求項3に記載の電動車両。
  5. 予め設定された警告禁止解除条件であるか否かを判定する警告禁止解除条件判定手段を備え、
    前記警告禁止解除条件判定手段によって警告禁止解除条件であると判定された場合には、前記現在位置情報取得手段により取得された車両位置が前記警告禁止場所に設定されている場合であっても、前記警告手段の警告禁止を解除して警告を行うことを特徴とする請求項4に記載の電動車両。
  6. 前記携帯端末の識別情報を受信して、該識別情報毎に前記携帯端末の通信頻度の情報を記憶する通信頻度記憶手段を備え、
    前記携帯端末検知手段により車室内の携帯端末を検知して複数の前記携帯端末が車室内にあると検知された場合には、前記通信頻度記憶手段の記憶情報に基づいて一の携帯端末を特定して、該携帯端末についてのみ前記置き忘れ判定手段による置き忘れ判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
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