JP2002187527A - 車両用キー抜き忘れ防止装置 - Google Patents

車両用キー抜き忘れ防止装置

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JP2002187527A JP2000384264A JP2000384264A JP2002187527A JP 2002187527 A JP2002187527 A JP 2002187527A JP 2000384264 A JP2000384264 A JP 2000384264A JP 2000384264 A JP2000384264 A JP 2000384264A JP 2002187527 A JP2002187527 A JP 2002187527A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者が実際にキーの抜き忘れをした状態で
車両を離れる場合に警報が発せられるようにする。 【解決手段】 制御手段1は、携帯電話有無検出スイッ
チ10によって携帯電話9が装着されていないことが検
出された際に、キー有無検出スイッチ7によってキーの
装着が検出された場合には、警告報知手段8に対して警
告信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用キー抜き
忘れ防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】運転者が車両を降りるときに、キーをシ
リンダから抜き取るのを忘れて降りる場合がある。この
ような場合、降りた後にドアをロックしてしまうという
トラブルが発生していた。一方、ドアのロックをしない
場合には車両が盗難されるトラブルの可能性がある。こ
のため、車両用キー抜き忘れ防止装置が提案されてい
る。図5は特開平10−144183号公報に記載され
た従来の車両用キー抜き忘れ防止装置を示すシステムの
回路であり、図において、21はキーがシリンダに差し
込まれたときにオンになるキー検出スイッチ、22は運
転者の着席又は離席を検出する離席センサー、23は離
席センサーのスイッチ、24は警報音を発する警報器、
25L,26L,27Lは電磁コイル、25S,26
S,27Sはそれぞれ電磁コイル25L,26L,27
Lに流れる励磁電流で作動するスイッチ、28(28
a,28b)は電源端子である。なお、電磁コイル25
Lは図示しないダイナモL端子に接続されている。
【0003】次に動作について説明する。離席センサー
22のスイッチ23は、運転者が着席するとオンにな
り、離席するとオフになる。スイッチ25S,26S,
27Sは、電磁コイル25L,26L,27Lに電流が
流れない状態ではそれぞれオン(ノーマルクローズ)、
オン(ノーマルクローズ)、オフ(ノーマルオープン)
になっている。電磁コイル25L,26Lに電流が流れ
ると、スイッチ25S,26Sはそれぞれオフになる。
また電磁コイル27Sに電流が流れると、スイッチ27
Sは2秒後にオンになる。警報器24は電流が流れると
作動して警報音を発生する。キーがシリンダに差し込ま
れていない場合には、図5の回路には電源が供給され
ず、したがって警報器24は作動しない。
【0004】運転者が着席してシリンダにキーを差し込
むと、スイッチ21がオンになってこの回路に電源が供
給される。このときスイッチ23はオンになっているの
で、電磁コイル26Lに電流が流れてスイッチ26Sが
オフになる。また、スイッチ25Sはオンになっている
ので、電磁コイル27Lに電流が流れる。その結果、2
秒後にスイッチ27Sがオンになるはずであるが、それ
までにはエンジンがかけられるので、電磁スイッチ25
Lに電流が流れて、スイッチ25Sがオフとなるので電
磁コイル27Lの電流が停止するので、結局スイッチ2
7Sはオフ状態を維持する。したがって、警報器24は
作動しない。
【0005】運転者がエンジンをかけたまま運転席を離
れた場合には、スイッチ23がオフになるので電磁コイ
ル26Lの電流が停止する。その結果、スイッチ26S
がオンになって警報器24に電流が流れ、運転者に対し
て警報音が発せられる。一方、運転者がエンジンを止め
て、シリンダからキーを抜き忘れた場合には、スイッチ
25Sがオンになるので電磁コイル27Lに電流が流
れ、2秒後にスイッチ27Sがオンになって警報器24
に電流が流れ、運転者に対してキー抜き忘れを通報する
警報音が発せられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用キー抜き
忘れ防止装置は以上のように構成されているので、燃料
の節約や排気ガスによる環境汚染を防止するために、車
両に居ながらエンジンを停止させた場合でも一定時間
(この場合は2秒)後に警報が発せられてしまう。ま
た、最近普及している前席がウォークスルーシートの車
両の場合には、運転者が運転席を離れて後席その他の車
両内の位置に移動することがある。しかし上記従来の車
両用キー抜き忘れ防止装置ではこの場合に警報が発せら
れてしまう。このように従来の車両用キー抜き忘れ防止
装置は、運転者が車両内に居てキー抜き取り忘れをして
いない場合でも警報が発せられてしまうという課題があ
った。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、運転者が実際にキー抜き忘れをし
た状態で車両を離れる場合に警報が発せられるような車
両用キー抜き忘れ防止装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用キ
ー抜き忘れ防止装置は、車両のキーシリンダにおけるキ
ーの装着の有無を検出するキー検出手段と、車両内に装
着される携帯通信端末の装着の有無を検出する通信端末
検出手段と、通信端末検出手段によって携帯通信端末が
装着されていないことが検出された際に、キー検出手段
によってキーの装着が検出された場合に警告報知手段に
対して警告信号を出力する制御手段と、を備えたもので
ある。
【0009】この発明に係る車両用キー抜き忘れ防止装
置において、制御手段は、通信端末検出手段によって携
帯通信端末が装着されていないことが検出された際に
は、あらかじめ設定された所定時間が経過した後にキー
検出手段によってキーの装着の有無を判定するものであ
る。
【0010】この発明に係る車両用キー抜き忘れ防止装
置において、運転席のドアの開閉を検出するドア検出手
段をさらに備え、制御手段は、通信端末検出手段によっ
て携帯通信端末が装着されていないことが検出された際
には、ドア検出手段によって前記ドアが開いたことが検
出されたときに、キー検出手段によってキーの装着の有
無を判定するものである。
【0011】この発明に係る車両用キー抜き忘れ防止装
置において、制御手段は、警報音を発生する警告報知手
段に対して警告信号を出力するものである。
【0012】この発明に係る車両用キー抜き忘れ防止装
置において、キー抜き忘れの音声メッセージを音声合成
された情報として記憶している音声制御手段をさらに備
え、制御手段は、前記音声制御手段へ警報信号を与え該
音声制御手段からキー抜き忘れの音声メッセージを読み
出して車両内のスピーカから発音させるものである。
【0013】この発明に係る車両用キー抜き忘れ防止装
置において、通信端末検出手段は、携帯通信端末と制御
手段との間で授受される情報に基づいて携帯通信端末の
装着の有無を検出するものである。
【0014】この発明に係る車両用キー抜き忘れ防止装
置において、車両に装着される携帯通信端末に対して発
呼する送信手段をさらに備え、制御手段は、警告信号を
出力した後に一定時間が経過してもキー検出手段がキー
の装着を検出している場合には、送信手段によって携帯
通信端末に発呼して警報情報を送信するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明による車両用キー抜き忘
れ防止装置のシステムを示し、図において、1はCPU
等からなる制御手段、2はGPSやジャイロ等からなる
自車位置検出手段、3はメモリ、4はACCスイッチ、
5は緊急通報スイッチ、6はエアバック信号入力手段、
7はキー有無検出スイッチ(キー検出手段)、8はブザ
ー等からなる警告報知手段、9は携帯電話(携帯通信端
末)、10は携帯電話検出スイッチ(通信端末検出手
段)、11はマイクロフォン及びスピーカ等からなる携
帯電話9の会話手段、12は音声合成装置等からなる音
声制御手段である。
【0016】次に主な部分の機能について説明する。メ
モリ3には、ユーザ情報である氏名、生年月日、血液型
等、及び車両情報である車種、車の色、登録番号等があ
らかじめ記憶されている。ACCスイッチ4は、車両の
キースイッチでありACCのオン・オフ状態を制御手段
1に入力する。緊急通報スイッチ5は、車両が事故に遭
ったときにユーザである運転手等が操作することにより
制御手段1に緊急信号を入力する。一方、エアバック信
号入力手段6は、車両が事故に遭ったときに自動的に制
御手段1に緊急信号を入力する。
【0017】携帯電話9は、車両外では普通の携帯電話
として機能するが、車両内に装着されている場合には、
緊急通報装置として機能する。携帯電話有無検出スイッ
チ10は、携帯電話9が車両に装着されているか否かを
検出する。会話手段11は、携帯電話9によって無線接
続された緊急通報センターと会話を行う装置であり、マ
イクロフォンシステム、スピーカシステム、エコーキャ
ンセラ等を備えている。音声制御手段12は、ADPC
M方式等の音声帯域圧縮技術を用いた音声合成データの
記録及び読出可能な音声合成装置で構成されている。
【0018】次に動作について説明する。図2は緊急通
報システムとしての制御手段1のフローチャートであ
り、所定のイニシャライズ処理(ステップST1)の後、
位置検出処理(ステップST2)、メモリ制御処理(ステ
ップST3)、緊急情報処理(ステップST4)、会話処
理(ステップST5)、その他の処理(ステップST6)を
繰り返し実行する。
【0019】ステップST2の自車位置検処理では、車
両の現在位置を一定時間(例えば、1秒)ごとに検出し
て制御手段1に入力する。ステップST3のメモリ制御
処理では、制御手段1は得られるこの位置情報をメモリ
3に入力して前回の位置情報を更新する。また、ユーザ
情報、車両情報の設定入力があったときは、その設定情
報をメモリに書き込む。
【0020】ステップST4の緊急情報処理後における
ステップST5の会話処理では、緊急センターとユーザ
との間の会話情報を送受信して、事故の状況や処置等の
内容が連絡できるようにする。この場合において、スピ
ーカからの音声がマイクロフォンに回り込むエコーを抑
圧するためのエコーキャンセラを動作させて同時通話を
実現する。ステップST6のその他の処理では、音声制
御手段12に記憶されている合成音声データを読み出し
てスピーカシステムに入力し、この外部スピーカ9を用
いて緊急通報を車両外に報知する。
【0021】図3は図2のステップST4における緊急
情報処理のフローである。緊急通報スイッチはオンであ
るか否かを判別し(ステップST11)、このスイッチが
オフである場合には、エアバック展開信号入力があった
か否かを判別する(ステップST12)。この信号入力が
ない場合には、ステップST11に移行して緊急通報ス
イッチのオン・オフを判別する。緊急通報スイッチがオ
ンの場合、又はエアバック展開信号入力があったとき、
すなわち事故等の緊急事態が発生した場合には、緊急通
報センターに発呼して無線回線を確立し、携帯電話を用
いた緊急通報を行って、メモリから読み出したユーザ情
報、車両情報及び位置情報を緊急通報センターに送信す
る。
【0022】図4は図2のステップST7におけるキー
抜き忘れ処理のフローである。まず、ACCスイッチが
オンであるか否かを判別する(ステップST21)。AC
Cスイッチがオンである場合に携帯電話が装着されてい
るか否かを判別し(ステップST22)、装着されていな
い場合には携帯電話装着を促す警告を出力する(ステッ
プST23)。携帯電話が装着されている場合には、A
CCスイッチがオフであるか否かを判別する(ステップ
ST24)。
【0023】ACCスイッチがオフである場合には、携
帯電話が外されたか否かを判別する(ステップST2
5)。携帯電話が外されていない場合には、その旨を通
知する警告を出力するようにしてもよい。ACCスイッ
チがオフである場合には運転手が車両の外に出る可能性
が高いので、携帯電話を持って出るように促すための警
告を行う。ステップST25において、携帯電話が外さ
れたことを検出した場合には、あらかじめ設定された待
ち時間が経過したか否かを判別する(ステップST2
6)。この待ち時間としては例えば10秒程度であり、
運転者がACCスイッチをオフしてドアを開けるまでの
時間が想定されて設定される。
【0024】待ち時間が経過した後、キーシリンダのキ
ーの有無を判別する(ステップST27)。キーシリンダ
にキーがない場合にはこのフローを終了するが、キーが
ある場合にはキー抜き忘れを通知する警告を出力する
(ステップST28)。すなわち、警告通知手段としての
ブザーから警告音を発生させて、運転者にキーの抜き忘
れを警告する。携帯電話やPHS等の携帯通信端末は、
いまや体の一部のごとき機能をもっているので、ユーザ
は車両から出るときには必ず持って出るのが普通であ
る。したがって、携帯電話が外された後に待ち時間が経
過してもキーシリンダにキーがある場合には、キーの抜
き忘れであると判断できる。
【0025】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、携帯電話有無検出スイッチ10によって携帯電話9
が装着されていないことが検出された際に、キー有無検
出スイッチ7によってキーの装着が検出された場合に
は、警告報知手段8に対して警告信号を出力するので、
運転者にキーの抜き忘れを警告できるという効果が得ら
れる。また、燃料の節約や排気ガスによる環境汚染を防
止するために、車両に居ながらエンジンを停止させた場
合のように、運転者が車両内に居てキー抜き取り忘れを
していない場合でも警報が発せられる誤動作を回避でき
るという効果が得られる。
【0026】この場合において、制御手段1は携帯電話
有無検出スイッチ10によって携帯電話が装着されてい
ないことが検出された際には、あらかじめ設定された所
定時間が経過した後にキー有無検出スイッチ7によって
キーの装着の有無を判定するので、運転者が携帯電話9
を外した後キーを抜き取る前に警告が発せられるような
不具合を回避できるという効果が得られる。
【0027】またこの場合において、制御手段1は、ブ
ザー等のように警報音を発生する警告報知手段8に対し
て警告信号を出力するので、運転者にキーの抜き忘れを
確実に警告できるという効果が得られる。
【0028】なお、上記実施の形態1では、携帯電話有
無検出スイッチ10によって携帯電話が装着されていな
いことが検出された際には、あらかじめ設定された所定
時間が経過した後にキー有無検出スイッチ7によってキ
ーの装着の有無を判定するようにしたが、運転席のドア
の開閉を検出するドア検出手段をさらに備えて、携帯電
話9が装着されていないことが検出された際には、その
ドア検出手段によってドアが開いたことが検出されたと
きに、キー有無検出スイッチ7によってキーの装着の有
無を判定するようにしてもよい。この場合には、ドア検
出手段によって運転者がキー抜き忘れをして車両外に出
ることが確実に検出できるという効果が得られる。
【0029】また、上記実施の形態1では、ブザー等の
ように警報音を発生する警告報知手段8に対して警告信
号を出力するようにしたが、合成音声メッセージを記憶
している音声制御手段12を活用して、キー抜き忘れの
音声メッセージを音声合成された情報として音声制御手
段12に記憶させて、キー抜き忘れの音声メッセージを
読み出して車両内のスピーカから発音させるようにして
もよい。この場合には、運転者にキーの抜き忘れをより
確実に警告できるという効果が得られる。
【0030】なお、携帯電話有無検出スイッチ10は携
帯電話9と制御手段1との間で授受される情報に基づい
て携帯電話9装着の有無を検出するようにしてもよい。
この場合には、機械的検出スイッチと比較して車両の振
動等による検出誤動作を回避して確実に携帯電話9の装
着の有無を検出できるという効果が得られる。
【0031】なおまた、車両に装着される携帯電話9に
対して発呼する送信手段をさらに備えて、制御手段1
は、警告信号を出力した後に一定時間が経過してもキー
有無検出スイッチ7がキーの装着を検出している場合に
は、その送信手段によって携帯電話9に発呼して警報情
報を送信する。この場合には、運転者がキー抜き忘れを
したまま車両外に出た後でも警報を通知できるという効
果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車両
用キー抜き忘れ防止装置を、車両のキーシリンダにおけ
るキーの装着の有無を検出するキー検出手段と、車両内
に装着される携帯通信端末の装着の有無を検出する通信
端末検出手段と、通信端末検出手段によって携帯通信端
末が装着されていないことが検出された際に、キー検出
手段によってキーの装着が検出された場合には、所定の
警告報知手段に対して警告信号を出力する制御手段と、
を備えるように構成したので、運転者にキーの抜き忘れ
を警告できるという効果がある。また、車両に居ながら
エンジンを停止させた場合のように、運転者が車両内に
居てキー抜き取り忘れをしていない場合でも警報が発せ
られる誤動作を回避できるという効果がある。
【0033】この発明によれば、車両用キー抜き忘れ防
止装置において、制御手段を、通信端末検出手段によっ
て携帯通信端末が装着されていないことが検出された際
には、あらかじめ設定された所定時間が経過した後にキ
ー検出手段によってキーの装着の有無を判定するように
構成したので、運転者が携帯通信端末を外した後キーを
抜き取る前に警告が発せられるような不具合を回避でき
るという効果がある。
【0034】この発明によれば、車両用キー抜き忘れ防
止装置において、運転席のドアの開閉を検出するドア検
出手段をさらに備え、制御手段を、通信端末検出手段に
よって携帯通信端末が装着されていないことが検出され
た際には、ドア検出手段によって前記ドアが開いたこと
が検出されたときに、キー検出手段によってキーの装着
の有無を判定するように構成したので、ドア検出手段に
よって運転者がキーの抜き忘れをして車両外に出ること
が確実に検出できるという効果がある。
【0035】この発明によれば、車両用キー抜き忘れ防
止装置において、制御手段を、警報音を発生する警告報
知手段に対して警告信号を出力するように構成したの
で、運転者にキーの抜き忘れを確実に警告できるという
効果がある。
【0036】この発明によれば、車両用キー抜き忘れ防
止装置において、キー抜き忘れの音声メッセージを音声
合成された情報として記憶している音声制御手段をさら
に備え、制御手段を、前記音声制御手段へ警報信号を与
え該音声制御手段からキー抜き忘れの音声メッセージを
読み出して車両内のスピーカから発音させるように構成
したので、運転者にキーの抜き忘れをより確実に警告で
きるという効果がある。
【0037】この発明によれば、車両用キー抜き忘れ防
止装置において、通信端末検出手段は、携帯通信端末と
制御手段との間で授受される情報に基づいて携帯通信端
末の装着の有無を検出するように構成したので、機械的
検出スイッチと比較して車両の振動等による検出誤動作
を回避して確実に携帯通信端末の装着の有無を検出でき
るという効果がある。
【0038】この発明によれば、車両用キー抜き忘れ防
止装置において、車両に装着される携帯通信端末に対し
て発呼する送信手段をさらに備え、制御手段を、警告信
号を出力した後に一定時間が経過してもキー検出手段が
キーの装着を検出している場合には、送信手段によって
携帯通信端末に発呼して警報情報を送信するように構成
したので、運転者がキー抜き忘れをしたまま車両外に出
た後でも警報を通知できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による車両用キー抜き忘れ防止装置
のシステムを示すブロック図である。
【図2】 図1における制御手段のメインフローチャー
トである。
【図3】 図2のメインフローチャートにおける緊急情
報処理のフローチャートである。
【図4】 図2のメインフローチャートにおけるキー抜
き忘れ判定処理のフローチャートである。
【図5】 従来の車両用キー抜き忘れ防止装置のシステ
ムを示す図である。
【符号の説明】
1 制御手段、2 自車位置検出手段、3 メモリ、4
ACCスイッチ、5緊急通報スイッチ、6 エアバッ
ク信号入力手段、7 キー有無検出スイッチ(キー検出
手段)、8 警告報知手段、9 携帯電話(携帯通信端
末)、10携帯電話有無検出スイッチ(通信端末検出手
段)、11 会話手段、12 音声制御手段、21,2
3,25S,26S,27S スイッチ、22 離席セ
ンサー、24 警報器、25L,26L,27L 電磁
コイル、28a,28b 電源端子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のキーシリンダにおけるキーの装着
    の有無を検出するキー検出手段と、 前記車両内に装着される携帯通信端末の装着の有無を検
    出する通信端末検出手段と、 前記通信端末検出手段によって前記携帯通信端末が装着
    されていないことが検出された際に、前記キー検出手段
    によって前記キーの装着が検出された場合に警告報知手
    段に対して警告信号を出力する制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両用キー抜き忘れ防止装
    置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、通信端末検出手段によって
    携帯通信端末が装着されていないことが検出された際に
    は、あらかじめ設定された所定時間が経過した後にキー
    検出手段によってキーの装着の有無を判定することを特
    徴とする請求項1記載の車両用キー抜き忘れ防止装置。
  3. 【請求項3】 運転席のドアの開閉を検出するドア検出
    手段をさらに備え、制御手段は、通信端末検出手段によ
    って携帯通信端末が装着されていないことが検出された
    際には、前記ドア検出手段によって前記ドアが開いたこ
    とが検出されたときに、キー検出手段によってキーの装
    着の有無を判定することを特徴とする請求項1記載の車
    両用キー抜き忘れ防止装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、警報音を発生する警告報知
    手段に対して警告信号を出力することを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれか1項記載の車両用キー抜き
    忘れ防止装置。
  5. 【請求項5】 キー抜き忘れの音声メッセージを音声合
    成された情報として記憶している音声制御手段をさらに
    備え、制御手段は、前記音声制御手段へ警告信号を与え
    該音声制御手段から前記キー抜き忘れの音声メッセージ
    を読み出して車両内のスピーカから発音させることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の車
    両用キー抜き忘れ防止装置。
  6. 【請求項6】 通信端末検出手段は、携帯通信端末と制
    御手段との間で授受される情報に基づいて前記携帯通信
    端末の装着の有無を検出することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか1項記載の車両用キー抜き忘れ
    防止装置。
  7. 【請求項7】 車両に装着される携帯通信端末に対して
    発呼する送信手段をさらに備え、制御手段は、警告信号
    を出力した後に一定時間が経過してもキー検出手段がキ
    ーの装着を検出している場合には、前記送信手段によっ
    て前記携帯通信端末に発呼して警報情報を送信すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の車両用キー抜き忘れ防止装置。
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