JP2003187357A - 盗難防止装置、盗難防止システム、盗難防止方法およびそのプログラム - Google Patents

盗難防止装置、盗難防止システム、盗難防止方法およびそのプログラム

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JP2003187357A
JP2003187357A JP2001381679A JP2001381679A JP2003187357A JP 2003187357 A JP2003187357 A JP 2003187357A JP 2001381679 A JP2001381679 A JP 2001381679A JP 2001381679 A JP2001381679 A JP 2001381679A JP 2003187357 A JP2003187357 A JP 2003187357A
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theft
vehicle
occurred
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Yoshiya Nonaka
慶也 野中
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Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Burglar Alarm Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡略化し、汎用性を向上させる盗難防
止装置、盗難防止方法、盗難防止システム及びそのプロ
グラムを提供する。 【解決手段】 音データを再生する再生装置などを動作
制御するマイクロコンピュータ31を有した電子機器1
1を車両2に配設する。マイクロコンピュータ31に無
線ユニット33を接続する。車両2からの電力の供給に
て電子機器11が起動状態にあるとき、認証送受信機1
4からの認証コードを無線ユニット33にて受信しな
い、または電子機器11に記憶された所有者固有の認証
データと一致しない場合、異常が発生したことを示す情
報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体等の盗難を
防止する盗難防止装置、盗難防止システム、盗難防止方
法およびそのプログラムに関する。
【0002】
【背景技術】従来、この種の盗難防止装置として、例え
ば、図5のブロック図に示すような構成が知られてい
る。この図5に示す盗難防止装置41は、例えば、移動
体としての自動車などの車両42に装着される。盗難防
止装置41は、オーディオ装置やナビゲーションシステ
ム装置などの電子機器43と、モーションセンサ44
と、窓割れセンサ45と、ドアロック解除センサ46
と、ドア開閉センサ47とを備えている。電子機器43
は、機器本体48と、この機器本体48に着脱可能に装
着される操作手段としての脱着式グリルパネル49と、
スピーカ50と、液晶ディスプレイ装置などの表示装置
51とを備えている。
【0003】機器本体48は、マイクロコンピュータ5
2と、アンプ53と、CD(Compact Disk)などの記憶
媒体に記憶されている情報信号を読み取り、所定の信号
処理を施してアンプ53や表示装置に供給するための図
示しない再生装置などを備えている。マイクロコンピュ
ータ52は、アンプ53や表示装置、再生装置などの動
作制御を司る。アンプ53は、再生装置から供給される
信号処理が施された音声信号を増幅してスピーカ50に
供給する。さらに、アンプ53は、マイクロコンピュー
タ52の制御によりアラーム音などの音データを生成し
てスピーカ50に供給する。
【0004】また、機器本体48は、車両42に搭載さ
れたアクセサリ(Acc)電源55およびバックアップ
(BackUP)電源56から電力が供給されて起動状態とさ
れる。なお、Acc電源55と機器本体48とを結ぶ電
力供給ライン57には、アクセサリスイッチ(Accス
イッチ)58が設けられている。また、バックアップ電
源56と機器本体48とを結ぶ電力供給ライン59に
は、バックアップスイッチ60が設けられている。
【0005】そして、車両42の搭乗者がAccスイッ
チ58をオンさせると、それに同期してバックアップス
イッチ60がオフされ、Acc電源55からの電力が機
器本体48に供給される。また、車両42の搭乗者がA
ccスイッチ58をオフさせると、それに同期してバッ
クアップスイッチ60がオンされ、バックアップ電源5
6からの電力が機器本体48に供給される。なお、車両
42が停止中のときは、バックアップ電源56からの電
力が機器本体48のマイクロコンピュータ52のみに供
給される。
【0006】スピーカ50は、アンプ53から供給され
る音声信号や音データを音として出力する。表示装置
は、マイクロコンピュータ52の制御により再生装置か
ら供給される情報を画像として液晶ディスプレイなどの
表示パネルに表示する。例えば、電子機器43がナビゲ
ーションシステム装置である場合には、再生装置から供
給される地図情報などを表示パネルに表示する。
【0007】脱着式グリルパネル49は、各種操作スイ
ッチなどを備えている。また、この脱着式グリルパネル
49は、機器本体48に設けられた図示しない脱着機構
により着脱可能となっている。さらに、この脱着式グリ
ルパネル49には、機器本体48と電気的に接続状態と
する図示しない接続端子が設けられている。すなわち、
脱着式グリルパネル49が機器本体48に装着される
と、接続端子が機器本体48側の接続端子に接合される
ことにより脱着式グリルパネル49が通電状態となる。
【0008】そして、機器本体48からの電力が接続端
子を介して脱着式グリルパネル49に供給されて起動状
態となる。この起動状態から車両42の搭乗者が操作ス
イッチを操作することで、その操作に応じて操作信号が
接続端子を介して機器本体48に供給され、上述した再
生装置などの各種動作が実施される。
【0009】また、接続端子は、脱着式グリルパネル4
9が機器本体48に対し着脱されたことを検知する図示
しないデタッチセンサが設けられている。そして、マイ
クロコンピュータ52は、このデタッチセンサの検知を
得ることにより、脱着式グリルパネル49が機器本体4
8に対して着脱されたことを認識する。なお、脱着式グ
リルパネル49は、車両42の搭乗者が降車するときに
機器本体48から取り外される。そして、電子機器43
を使用不能状態とすることにより、電子機器43の盗難
を未然に防止している。
【0010】モーションセンサ44は、車両42の不審
(異常)な動きを検知する。モーションセンサ44は、
例えば、車両42のサスペンションに設置され、通常、
搭乗者の乗降動作に伴い停止中の車両42が受ける振動
などのレベルをデータとして管理し、車両42がそのレ
ベルを超える振動など、例えば、車両の前部または後部
が持ち上げられたときに受ける振動などを受けたことを
検知すると、不審(異常)な動きと判断して電子機器4
3のマイクロコンピュータ52に検知信号を出力する。
【0011】窓割れセンサ45は、車両42に設けられ
た図示しないドアウィンド、フロントガラス、リアガラ
スなどが割れたことを検知する。窓割れセンサ45は、
例えばドアウィンド、フロントガラス、リアガラスなど
に埋め込まれており、それらが外部から過度の衝撃を受
けたことを検知するとそれらが割れたと判断して電子機
器43のマイクロコンピュータ52に検知信号を出力す
る。
【0012】ドアロック解除センサ46は、車両42の
図示しないドアのロックが解除されたことを検知する。
ドアロック解除センサ46は、例えば、車両42のドア
内部の図示しないドアロック機構に設けられており、そ
のドアロック機構の動作に基づきドアのロックが解除さ
れたことを検知する。そして、ドアロック解除センサ4
6は、電子機器43のマイクロコンピュータ52に検知
信号を出力する。
【0013】ドア開閉センサ47は、車両42のドアが
開閉されたことを検知する。ドア開閉センサ47は、例
えば、ドアを開閉させるための図示しないドア開閉機構
に設けられており、そのドア開閉機構の動作に基づきド
アの開閉状態を検知する。そして、ドア開閉センサ47
は、電子機器43のマイクロコンピュータ52に検知信
号を出力する。
【0014】上述した盗難防止装置41では、電子機器
43のマイクロコンピュータ52がモーションセンサ4
4や窓割れセンサ45からの検知信号を受けると、車両
42に異常が発生したと判断してアンプ53を制御す
る。そして、アンプ53は、マイクロコンピュータ52
の制御に基づきアラーム音などの音声データを生成して
スピーカ50に供給する。スピーカ50は、アンプ53
から供給された音データを音として出力する。
【0015】また、盗難防止装置41は、電子機器43
のマイクロコンピュータ52がドアロック解除センサ4
6とドア開閉センサ47からの検知信号を受けると、A
ccスイッチ58がオン状態になってから所定時間経過
しても脱着式グリルパネル49が機器本体48に装着さ
れない、すなわちデタッチセンサによる機器本体48へ
の装着検知が得られないと認識すると、マイクロコンピ
ュータ52はアンプ53を制御し、スピーカ50からア
ラーム音などの音を出力させる。
【0016】このようにして、従来の盗難防止装置41
では、車両42の正規の所有者以外の侵入者が車両42
に搭乗したと判断してアラーム音などの音を出力してい
る。そして、移動体である車両42や、その車両42に
搭載された電子機器43の盗難を防止している。
【0017】ところで、移動体である車両42は、利用
者の好みや利用形態を考慮して多くの種類が存在する。
また、ドアの開閉機構やドアロック機構は車両42の種
類によって異なるため、予め装備されたドアロック解除
センサ46やドア開閉センサ47から送信される信号が
車種によって異なるように設計されている。このため、
従来の盗難防止装置41は、その車種によって異なる信
号のそれぞれを解析し、それらの信号に応じた汎用性の
ある機能にしなければならず、設計、開発上極めて困難
を奏する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の盗難防止装置41では、多種の車両42のドアロック
解除センサ46やドア開閉センサ47から送出される異
なる信号に応じた汎用性のあるものにしなければなら
ず、設計、開発が極めて困難を奏するという不具合があ
り、車種によっては、盗難防止装置41の取付を見合わ
せなければならないということも懸念される。
【0019】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たものであって、簡易な構成により汎用性を実現するこ
とのできる盗難防止装置、盗難防止システム、盗難防止
方法およびそのプログラムを提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
移動体に取り付けられ、この移動体から供給される電力
により起動される機器と、前記機器に記憶された所有者
固有の認証コードと同等の認証コードが記憶されるとと
もに、前記機器に対しその認証コードの信号を送信する
ことが可能な認証コード記憶送信手段と、前記機器が起
動状態にあるときに前記認証コード記憶送信手段から送
信される認証コードの信号を受信することが可能な認証
コード受信手段と、前記認証コード受信手段が受信した
認証コードと前記機器に記憶された前記所有者固有の認
証コードとが一致した場合に前記移動体の正規の所有者
が前記移動体を利用していると判断する制御手段とを具
備したことを特徴とする盗難防止装置である。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
盗難防止装置において、前記機器は、前記移動体から供
給される電力により起動される機器本体と、この機器本
体に着脱可能な操作手段とを備え、前記制御手段は、前
記認証コード受信手段が受信した認証コードと前記機器
に記憶された前記所有者固有の認証コードとが一致し、
かつ前記操作手段が前記機器本体に装着された場合に前
記移動体の正規の所有者が前記移動体を利用していると
判断することを特徴とする。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1に記載の
盗難防止装置において、異常が発生したことを示す情報
を出力する異常発生出力手段を具備し、前記制御手段
は、前記機器が起動状態にあるときに前記認証コード受
信手段が前記認証コード記憶送信手段から送信される認
証コードの信号を受信していない、または前記認証コー
ド受信手段が受信する認証コードの信号が前記機器に記
憶された所有者固有の認証コードと一致しないと判断し
た場合には、前記異常発生出力手段を制御して前記情報
を出力させることを特徴とする。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項2に記載の
盗難防止装置において、異常が発生したことを示す情報
を出力する異常発生出力手段を具備し、前記制御手段
は、前記機器本体が起動状態にあるときに前記認証コー
ド受信手段が前記認証コード記憶送信手段から送信され
る認証コードの信号を受信していない、または前記認証
コード受信手段が受信する認証コードの信号が前記機器
本体に記憶された所有者固有の認証コードと一致しな
い、または前記操作手段が前記機器本体に装着されてい
ないと判断した場合には、前記異常発生出力手段を制御
して前記情報を出力させることを特徴とする。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項3または4
に記載の盗難防止装置において、前記異常発生出力手段
は、異常が発生したことを示す情報を音として出力する
ことを特徴とする。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項3または4
に記載の盗難防止装置において、前記異常発生出力手段
は、異常が発生したことを示す情報を無線送信媒体にて
外部に送信することにより出力することを特徴とする。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項6に記載の
盗難防止装置において、前記機器は、前記移動体の現在
位置を示す位置情報を取得する機能を具備し、前記異常
発生出力手段は、異常が発生したことを示す情報ととも
に前記位置情報を送信することを特徴とする。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項3、4、6
および7のいずれかに記載の盗難防止装置と、この盗難
防止装置から送信される異常が発生したことを示す情報
を取得し、この取得した情報を送信する外部サーバとを
具備したことを特徴とする盗難防止システムである。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項7に記載の
盗難防止装置と、この盗難防止装置から送信される異常
が発生したことを示す情報と前記移動体の現在位置を示
す位置情報とを取得し、前記異常が発生したことを示す
情報を取得した以降に取得する位置情報を逐次更新する
とともに、この更新された位置情報を送信する外部サー
バとを具備したことを特徴とする盗難防止システム。
【0029】請求項10記載の発明は、移動体に取り付
けられた機器がこの移動体から供給される電力により起
動されたことを検出する工程と、前記機器が起動状態に
あるときに外部から送信される認証コードの受信を可能
とする工程と、前記機器が起動状態にあるときに外部か
ら送信される認証コードを受信していない、または受信
した認証コードが前記機器に記憶された所有者固有の認
証コードと一致しない場合には、異常が発生したことを
示す情報を出力させる制御工程とを有することを特徴と
する盗難防止方法である。
【0030】請求項11に記載の発明は、移動体に取り
付けられ、操作手段を着脱可能とする機器本体がこの移
動体から供給される電力により起動されたことを検出す
る工程と、前記機器本体が起動状態にあるときに外部か
ら送信される認証コードの受信を可能とする工程と、前
記機器本体が起動状態にあるときに外部から送信される
認証コードを受信していない、または受信した認証コー
ドが前記機器本体に記憶された前記所有者固有の認証コ
ードと一致しない、または前記操作手段が前記機器本体
に装着されていない場合には、異常が発生したことを示
す情報を出力させる制御工程とを有することを特徴とす
る盗難防止方法。
【0031】請求項12に記載の発明は、請求項10ま
たは11に記載の盗難防止方法をコンピュータに実行さ
せることを特徴とする盗難防止プログラムである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0033】図1は、本実施形態の盗難防止システムの
概略構成を示す模式図である。この図1において、盗難
防止システム1は、インターネットやイントラネットな
どのコンピュータネットワーク技術を用いて実現される
もので、移動体である、例えば、車両2の盗難や車上荒
らしなどを防止するためのシステムである。そして、こ
の盗難防止システム1は、車両2に搭載された盗難防止
装置5と、防犯ネットワーク6とを備えている。
【0034】防犯ネットワーク6は、イントラネットや
インターネットなどの通信回路網にて構成されたネット
ワーク7を介して接続された基地局8と、監視センタに
設置された外部サーバ9と、防犯センタに設置させた防
犯端末コンピュータ10とを備えている。基地局8は、
後述する盗難防止装置5からの異常が発生したことを示
す情報をネットワーク7を介して外部サーバ9に送信す
る。外部サーバ9は、ネットワーク7を介して防犯セン
タの防犯端末コンピュータ10に異常を報知する。な
お、防犯センタは、例えば、公的機関である警察の他に
警備会社などの民間の機関でもよく、異常に対処するい
ずれの機関でもよい。
【0035】外部サーバ9は、図示しない演算処理装置
と、通報装置と、図2に示すような後述する位置情報デ
ータベースとを備えている。通報装置は、有線や無線な
どにより防犯端末コンピュータ10に異常を報知するた
めの信号を出力する。演算処理装置は、基地局8から異
常が発生したことを示す情報を受信したときに異常を通
報するための信号を出力させるべく通報装置を制御す
る。
【0036】また、位置情報データベースは、基地局8
を介して盗難防止装置5から送信される車両2の現在位
置を示す位置情報を蓄積するものである。この位置情報
データベースは、図2に示すように、車両2からの登録
された車両2の固有の番号に対応して、車両2の現在位
置を示す緯度経度情報を1つのレコードとして記録した
構造とされている。各レコードは、車両2からの現在の
位置情報を取得する毎に更新され、図2にも示すよう
に、各レコードには、車両2の登録番号、位置情報であ
る緯度経度情報の他、更新日、更新時間を記録するフィ
ールドが設けられている。基地局8から異常が発生した
ことを示す情報が送信されると、それと共に送信されて
くる位置情報がリアルタイムに更新される。そして、演
算処理装置の制御により、この位置情報を異常を報知す
る信号とともに防犯センタの防犯端末コンピュータ10
に送信する。
【0037】防犯センタの防犯端末コンピュータ10に
は、図3に示すような地図情報を表示する図示しない表
示装置が設けられている。そして、外部サーバ9から送
信された位置情報に基づき、車両2の現在位置をその地
図情報に重畳表示させることで、盗難されるおそれのあ
る車両2の現在位置をリアルタイムで把握することがで
きるので、迅速に対応することが可能となる。
【0038】盗難防止装置5は、図1に示すように、電
子機器11と、モーションセンサ12と、窓割れセンサ
13と、認証コード記憶送信手段としての認証送受信機
14と、携帯電話機などの移動通信端末15とを備えて
いる。
【0039】電子機器11は、機器本体16と、この機
器本体16に着脱可能に装着される操作手段としての脱
着式グリルパネル17と、スピーカ18と、液晶ディス
プレイや有機ELディスプレイなどの表示装置19とを
備えている。
【0040】機器本体16は、例えば、車両2における
図示しない運転席と助手席との間に位置するダッシュボ
ードに配設されている。また、この機器本体16は、人
工衛星21からの電波を受信するGPS(Global Posit
ioning System)受信機22が接続されている。このG
PS受信機22は、GPSアンテナ23とGPSセンサ
24とを備え、GPSアンテナ23にて人工衛星21か
らの電波を受信し、GPSセンサ24にて受信した電波
の状態に基づいて車両2の現在位置を計測する。
【0041】また、機器本体16は、車両2に搭載され
たアクセサリ(Acc)電源25またはバックアップ
(BackUP)電源26から電力供給を受ける。なお、Ac
c電源25と機器本体16とを結ぶ電力供給ライン27
aには、アクセサリスイッチ(Accスイッチ)28が
設けられている。また、バックアップ電源26と機器本
体16とを結ぶ電力供給ライン27bには、バックアッ
プスイッチ29が設けられている。
【0042】そして、後述する車両キー30の操作によ
り、Accスイッチ28がオンされて機器本体16が起
動状態になるとともに、バックアップスイッチ29がオ
フとなり、さらに車両キー30が継続して操作されるこ
とにより車両2の図示しないエンジンが始動される。ま
た、車両キー30の操作によりエンジンが停止しAcc
スイッチ28がオフされるとバックアップスイッチ29
がオンされ、機器本体16にバックアップ電源26から
電力が供給されて、後述するマイクロコンピュータ31
のみが起動状態とされる。
【0043】機器本体16は、制御手段としてのマイク
ロコンピュータ31、アンプ32、認証コード受信手段
としての無線ユニット33、音楽情報などを記録したC
D(Compact Disk)や地図情報などを記録したCD−R
OM(Read Only Memory)などを再生する再生装置など
を備えている。そして、機器本体16は、Acc電源2
5から電力供給を受けて起動状態とされる。なお、上述
したGPS受信機22と地図情報などを記録したCD−
ROMなどを再生する再生装置とによりナビゲーション
システムが構成され、このナビゲーションシステムによ
り車両2の現在位置を示す位置情報を地図情報と共に表
示装置19に表示させる。
【0044】マイクロコンピュータ31は、アンプ3
2、無線ユニット33、表示装置19、上記した再生装
置などの動作制御を司る。そして、モーションセンサ1
2と窓割れセンサ13からの検知信号を受けて、それら
の検知信号に応じた制御処理を司るとともに、GPS受
信機22により得られた車両2の現在位置を示す位置情
報を図示しない内蔵メモリに記憶し、必要に応じて出力
する。
【0045】また、マイクロコンピュータ31には図示
しない内蔵メモリが備えられており、その内蔵メモリに
は車両2を所有する所有者(原則として車両2の車検を
登録している登録者とされる)であることを示す所有者
固有の認証コードが予め記憶されている。この認証コー
ドは、例えば、電子機器11が配設された車両2を購入
するとき、または電子機器11の機器本体16を車両2
に配設するときなどにそれらの販売元により予め設定登
録されるものであり、設定された以降、所有者が簡易に
変更することができないものとされている。
【0046】さらに、マイクロコンピュータ31は、後
述する無線ユニット33からの認証コードを示す信号を
受けて、内蔵メモリに記憶された認証コードとの照合を
実施し、その結果に基づき移動通信端末15や無線ユニ
ット33を制御する。
【0047】アンプ32は、再生装置などから供給され
る音楽情報などの音声信号を増幅してスピーカ18に供
給する。また、アンプ32は、マイクロコンピュータ3
1からの制御によりアラーム音などの音データを生成し
てスピーカ18に供給する。つまり、モーションセンサ
12や窓割れセンサ13からの検知信号を受けたとき、
マイクロコンピュータ31はアンプ32を制御して音デ
ータを生成させ、スピーカ18に供給させる。
【0048】無線ユニット33は、近距離無線通信によ
り電気信号を伝送する近距離無線送受信機、例えば、ブ
ルーツース(Bluetooth:登録商標)送受信機とされて
いる。ここで、ブルーツース送受信機とは、例えば、L
SI(Large Scale Integration)を主体として構成さ
れ、近距離無線通信技術規格であるBluetoothに基づく
近距離無線通信機能を有し、他のブルーツース送信機と
近距離無線によるデータ通信を実施するものである。具
体的には、Bluetoothによる通信公式には、スレーブマ
スタ方式が適用され、処理内容に応じて、周波数ホッピ
ングパターンを決定するマスタ機器と、このマスタ機器
に制御される送信相手のスレーブ機器とに分かれる。そ
して、かかるマスタ機器は、半径約10m内に存在する
スレーブ機器を認識した場合、お互いの機器が有する専
用のIDナンバを交換して確認した後、乱数を発生させ
て、マスタ機器とスレーブ機器との間におけるリンクキ
ー(暗号キー)を生じるという認証処理を実施する。か
かる認証処理により、マスタ機器とスレーブ機器との間
の接続、すなわち近距離無線通信による電気信号の伝送
路が確立され、データ通信が可能となる。ここで、無線
ユニット33がマスタ機器に相当し、後述する認証送受
信機14がスレーブ機器に相当する。そして、認証送受
信機14との通信が確立した後、認証送受信機14から
の認証コードを示す信号を受信してマイクロコンピュー
タ31に送信する。
【0049】一方、脱着式グリルパネル17は、機器本
体16の前面を開閉可能でかつ機器本体16に着脱可能
に取り付けられている。この脱着式グリルパネル17に
は、前面に図示しない各種スイッチなどが複数配設され
ている。これらスイッチを搭乗者が入力操作することに
より、機器本体16の動作が設定入力される。また、脱
着式グリルパネル17には、背面側に図示しない係止手
段が設けられている。この係止手段は、機器本体16の
前面に設けられた図示しない係合手段に係脱可能に係合
され、脱着式グリルパネル17を機器本体16の前面の
所定の位置に装着させる。
【0050】さらに、脱着式グリルパネル17には、背
面側に図示しないコネクタが設けられている。このコネ
クタは、各種信号を送受信するために機器本体16の前
面に設けられた図示しないI/O(Input/Output)ポー
トに接続される図示しない接続端子と、デタッチセンス
すなわち脱着式グリルパネル17が機器本体16に対し
着脱されたことを検知するためのデタッチセンサを有し
た図示しない端子と、電力を機器本体16から脱着式グ
リルパネル17に供給するための図示しない電源端子と
を有している。
【0051】そして、脱着式グリルパネル17が係止手
段により機器本体16に装着され、電源端子が接続して
脱着式グリルパネル17が機器本体16と電気的に接続
状態となると、マイクロコンピュータ31は、デタッチ
センサの検知により脱着式グリルパネル17の接続状態
を認識する。また、マイクロコンピュータ31は、接続
端子の接続により、I/Oポートを介して各種スイッチ
の設定操作の内容を認識する。なお、脱着式グリルパネ
ル17は、機器本体16と1対1の関係、すなわち他の
機器本体16には取り付けできても、この他の機器本体
16のマイクロコンピュータ31が所定の対応する脱着
式グリルパネル17が装着されていないと判断する構成
となっている。
【0052】スピーカ18は、アンプ32から供給され
る増幅された音声信号やアラーム音などの音データを音
として出力する。表示装置19は、マイクロコンピュー
タ31の制御により地図情報などの情報を表示する。
【0053】モーションセンサ12は、従来と同様の構
成とされ、車両2の不審(異常)な動きを検知する。す
なわち、モーションセンサ12は、例えば、車両2のサ
スペンションなどに設置され、搭乗者の乗降動作に伴い
停止中の車両2が受ける振動のレベルをデータとして管
理する。そして、停止中の車両2が牽引車などにより持
ち上げられたときに受ける振動など車両2がそのレベル
を超える振動を受けたことを検知し、その検知信号をマ
イクロコンピュータ31に出力する。
【0054】窓割れセンサ13は、従来と同様の構成と
され、車両2に設けられた図示しないドアウィンド、フ
ロントガラス、リアガラスなどが割れたことを検知す
る。すなわち、窓割れセンサ45は、例えばドアウィン
ド、フロントガラス、リアガラスなどに埋め込まれてお
り、それらが外部から過度の衝撃を受けたことを検知す
る。そして、その衝撃力により、フロントガラスなどが
割られたと判断してマイクロコンピュータ31に検知信
号を出力する。
【0055】認証送受信機14は、例えば、Bluetooth
送受信機とされ、上述した無線ユニット33とでデータ
の送受信を実施するものである。この認証送受信機14
にも、マイクロコンピュータ31と同様にして図示しな
い内蔵メモリが備えられているおり、その内蔵メモリに
は車両2を所有する所有者(原則として車両2の車検を
登録している登録者とされる)の認証コードが予め記憶
されてある。
【0056】この認証送受信機14は電子機器11とセ
ットになっており、マイクロコンピュータ31の内蔵メ
モリに認証コードが設定登録されると、それと同じコー
ド形式で同様の認証コードが記憶される。そして、認証
送受信機14は、無線ユニット33との通信が確立され
ると、その認証コードを示すデータを無線ユニット33
に送信する。
【0057】なお、本実施の形態では、この認証送受信
機14は、車両2のエンジンの始動やAccスイッチ2
8をオン/オフするために用いられる車両キー30に取
り付けられている。すなわち、車両2を利用する場合に
必要となる車両キー30に取り付けることで、車両2を
利用する際に必ずこの認証送受信機14が携帯されるこ
とになり、確実に無線ユニット33との送受信が実施さ
れるようにしている。
【0058】移動通信端末15は、例えば、電子機器1
1に設けられた図示しないホルダや接続端子などに結合
されることで、その電子機器11と接続される携帯電話
などの無線通信媒体である。そして、マイクロコンピュ
ータ31の制御により車両2の現在位置を示す位置情報
や車両2の異常を示す情報を外部の基地局8に送信す
る。
【0059】なお、車両2に異常が発生した場合に、当
該位置情報や異常を示す情報の送信先(基地局8)に関
するデータが予め備えられており、マイクロコンピュー
タ31はそのデータに基づいて移動通信端末15の送信
を制御する。さらに、この移動通信端末15は、無線ユ
ニット33との送受信を可能とするBluetooth対応とさ
れている。よって、移動通信端末15が電子機器11に
接続されていない状態でも送受信可能な範囲に存在する
限り、無線ユニット33との送受信が可能とされ、異常
が発生したことを示す情報を基地局8に送信することが
できる。
【0060】次に、上記盗難防止システム1の作用を図
4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0061】まず、ステップ1にて、マイクロコンピュ
ータ31は、車両キー30の操作によりAccスイッチ
28がオンされたか否かを判断する。Accスイッチ2
8がオンされていないと判断した場合には、車両2が走
行状態にない、すなわち停止中であると認識する。な
お、この状態では、バックアップスイッチ29がオン状
態にあるため、マイクロコンピュータ31は、バックア
ップ(BackUP)電源26からの電力供給により制御処理
を実行する。
【0062】次に、ステップ2にて、マイクロコンピュ
ータ31は、窓割れセンサ13からのフロントガラスな
どが割れたことを示す検知信号を受けたか否かを判断す
る。窓割れセンサ13から検知信号を受けていないと判
断した場合には、ステップ3に移行し、モーションセン
サ12からの所定レベル以上の振動があったことを示す
検知信号を受けたか否かを判断する。モーションセンサ
12から検知信号を受けていないと判断した場合には、
ステップ1に戻り、再度Accスイッチ28がオンされ
たかの監視を継続する。
【0063】ステップ2にて、窓割れセンサ13から検
知信号を受けたと判断した場合、またステップ3にて、
モーションセンサ12から検知信号を受けたと判断した
場合には、アンプ32を制御して、アラーム音などの音
データを生成させる。そして、スピーカ18は、アラー
ム音などを出力する。
【0064】また、マイクロコンピュータ31は、移動
通信端末15が電子機器11に接続されている場合に
は、その移動通信端末15を制御し、異常が発生したこ
とを示す情報と車両2の現在位置を示す位置情報を基地
局8に送信させる。また、移動通信端末15が電子機器
11に接続されていない場合には、無線ユニット33を
制御し、異常が発生したことを示す情報を移動通信端末
15に送信させ、車両2の所有者に報知する。例えば、
移動通信端末15に設けられた表示部に異常が発生した
ことを示す情報を文字情報として表示させることで所有
者に報知する。
【0065】基地局8は、盗難防止装置5から送信され
た異常が発生したことを示す情報と車両2の現在位置を
示す位置情報とをネットワーク7を介して監視センタの
外部サーバ9に送信する。そして、監視センタは、車両
2の位置を特定し、防犯センタである警察署や警備会社
などにその特定した位置をネットワーク7を介して報知
する。
【0066】一方、ステップ2において、Accスイッ
チ28がオンされたと判断した場合には、車両2内に搭
乗者が存在すると認識する。また、マイクロコンピュー
タ31は、ステップ4にて、機器本体16がAcc電源
25から電力供給を受けて起動状態になったこと、つま
り、無線ユニット33が送受信待機状態になったことを
認識する(ステップ4)。
【0067】なお、この状態では、バックアップスイッ
チ29はオフされ、Accスイッチ28のみがオン状態
にありAcc電源25から供給される電力によりマイク
ロコンピュータ31の制御処理が実行される。また、A
cc電源25から電力が供給されることにより表示装置
19や再生装置などが活性化され起動状態となる。ま
た、脱着式グリルパネル17への電力供給も可能な状態
となり、電子機器11全体が活性化される。
【0068】次に、マイクロコンピュータ31は、無線
ユニット33から認証コードを示す信号を受けたか否か
を判断する。すなわち、認証送受信機14との送受信状
態が確立され、その認証送受信機14からの認証コード
を示す信号を無線ユニット33が受信したか否か判断す
る。受信していないと判断した場合には、再度送受信さ
れたか否かを監視する。
【0069】なお、マイクロコンピュータ31が、例え
ば、車両2のエンジンが始動されても依然として認証コ
ードを受信していないと判断した場合には、車両2の所
有者以外の侵入者により不正に走行されるおそれがあ
る、例えば、違法に車両キー30を複製した侵入者によ
り車両2が盗難されるおそれがあると判断し、アンプ3
2を制御して、スピーカ18からアラーム音などを出力
させるとともに、上述したように、移動通信端末15を
制御して基地局8に異常の発生を示す情報と車両2の現
在位置を示す位置情報を送信させる。
【0070】認証コードが受信されたと判断した場合に
は、マイクロコンピュータ31は、次にその受信された
認証コードと内蔵メモリに記憶された認証コードとを照
合し、一致しているか否かを判断する(ステップ5)。
一致していると判断した場合には、正規の所有者により
車両2が利用されていると判断して、マイクロコンピュ
ータ31は、アンプ32や移動通信端末15および無線
ユニット33を制御することなく、表示装置19や再生
装置などを制御して通常の動作を実施させる。
【0071】また、認証コードが一致しないと判断した
場合には、所定時間待機し(ステップ6)、所定時間経
っても依然として認証コードが一致しない、すなわち正
規の認証コードが受信されないと判断した場合には、上
述したように、車両2の所有者以外の侵入者により不正
に走行されるおそれがある、例えば、違法に車両キー3
0を複製した侵入者により不正に走行されるおそれがあ
ると判断し、アンプ32を制御して、スピーカ18から
アラーム音などを出力させるとともに、移動通信端末1
5を制御して基地局8に異常の発生を示す情報と車両2
の現在位置を示す位置情報とを送信する。
【0072】なお、車両2が侵入者により不正に走行さ
れた場合でも、マイクロコンピュータ31は常に最新の
位置情報をGPS受信機22により取得し、それを移動
通信端末15を介して基地局8に送信している。そのた
め、監視センタは、車両2の現在位置を外部サーバ9に
よりリアルタイムに管理することができ、逐次、防犯セ
ンタに車両2の現在位置を通報することで迅速に対処す
ることができる。
【0073】また、ステップ5において、認証コードが
一致していると判断した場合、通常動作を実施させる際
に、マイクロコンピュータ31は脱着式グリルパネル1
7が装着されているか否かを判断する(ステップ7)。
そして、マイクロコンピュータ31は、脱着式グリルパ
ネル17が装着されていると判断した場合、上述した通
常動作を実施させる。
【0074】一方、ステップ7において、脱着式グリル
パネル17が装着されていないと判断した場合、所定時
間待機し(ステップ8)、所定時間経っても依然として
脱着式グリルパネル17が装着されないと判断した場合
には、上述したように、車両2の所有者以外の侵入者に
より不正に走行されるおそれがあると判断し、アンプ3
2を制御して、スピーカ18からアラーム音などを出力
させるとともに、移動通信端末15を制御して基地局8
に異常の発生を示す情報と車両2の現在位置を示す位置
情報とを送信する。
【0075】上記実施の形態では、以下に示す作用効果
を奏する。
【0076】すなわち、車両2にアクセサリ電源25お
よびバックアップ電源26にて電力が供給されて取り付
けられた電子機器11の機器本体16のマイクロコンピ
ュータ31は、認証送受信機14に記憶され車両2の所
有者固有の認証コードの信号を認識できない場合に異常
が発生したことを示す情報を出力させる。このため、ド
アロック解除センサやドア開閉センサなどの車両2の固
有の構成を用いることなく、車両2の盗難や車上荒らし
などの異常の発生を確実に防止でき、構造を容易に簡略
化でき、車両2毎に異なる構成を用いないので、汎用性
を向上できる。さらには、小型化、コストの低減、製造
性の向上および設置作業性の向上が容易にできる。
【0077】また、マイクロコンピュータ31が異常の
発生を認識することにより、スピーカからアラーム音等
を出力させる。この構成により、電子機器11の構成で
ある再生装置などからの音声信号を出力するスピーカを
利用して、車両2の周囲に異常が発生した旨を早期に報
知でき、周囲に報知するための特別な構成を用いること
なく、盗難や車上荒らしなどを防止できる。
【0078】さらに、車両2の位置情報を取得して電子
機器11へ車両2の運行に関する情報信号として出力し
て画像や音声などで出力させて運行を補助するナビゲー
ションシステムを設け、このナビゲーションシステムで
取得した現在位置情報を異常が発生した旨の信号ととも
に出力、すなわち報知する。このため、車両2の運行を
補助するためのナビゲーションシステムを利用して、異
常が発生した旨の信号とともにその位置を報知すること
ができ、盗難の防止や盗難された車両2の位置を容易に
認識でき、異常の発生の防止や解決が容易にできる。
【0079】また、異常の発生を認識したマイクロコン
ピュータ31の制御により、無線ユニット33から異常
が発生したことを示す情報を出力させて報知する。この
ため、車両2から離れた所有者に異常の発生の報知がで
きるとともに、監視センタや防犯センタへも迅速に異常
の発生の報知ができ、異常に対する迅速な対応ができ、
利便性も向上できるとともに、遠方からでも車両2を監
視でき、盗難などの異常の発生の防止や対処を効率よく
できる。
【0080】そして、マイクロコンピュータ31によ
り、認証コードを認識するとともに、電子機器11の機
器本体16の動作を設定入力する対応する1つの脱着式
グリルパネル17の装着状態を認識し、双方の認識が得
られなければ異常と判断するので、近年の巧妙な窃盗な
どでも多重で利用者を認識する構成により確実に防止で
き、誤作動なく確実に利用者を認識できる。
【0081】また、認証コードを送信する認証送受信機
14を設け、電子機器11の機器本体16の無線ユニッ
ト33にて受信させる構成とする。このため、鍵などで
はなく、また認証コードを入力操作するなどの作業が不
要で、認証コードの照合が、例えば車両2から離れた位
置からでもでき、取扱が容易で、利便性を向上できる。
【0082】そして、電子機器11の機器本体16のソ
ースの切替や各種動作制御するためのマイクロコンピュ
ータ31を用いて、車両2の移動や衝撃などによる異常
の判断、認証の判別および異常が発生した旨の報知の制
御を実施するので、別途特別な構成を用いることなく電
子機器11を車両2に取り付けるのみでよく、容易に盗
難防止対策ができる。
【0083】また、防犯ネットワーク6に異常の発生を
報知する構成としたため、単に異常の発生を早期に認識
させることができるとともに、例えば防犯センタに通報
するなど、異常に対する適切な対処も迅速にでき、利便
性を向上できるとともに、監視センタにて統括して複数
の車両2を監視でき、効率よく確実で適切な監視ができ
る。
【0084】そして、この防犯ネットワーク6への異常
の発生の報知は、無線通信媒体を介して報知するので、
異常に対して効率よく迅速に対応でき、利便性を向上で
きるとともに、リアルタイムで遠方からでも監視でき、
効率よく確実で適切な監視ができる。
【0085】また、防犯ネットワーク6への異常の発生
の報知とともに、ナビゲーションシステムにて取得した
位置情報も報知するので、異常に対して効率よく迅速で
より確実に対処できる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、移動体から供給される
電力により機器が起動状態にあるとき、受信した認証コ
ードが記憶された所有者固有の認証コードと一致した場
合に移動体の正規の所有者が移動体を利用していると判
断するため、ドアロック解除センサやドア開閉センサな
どを用いることなく、移動体や移動体に取り付けた機器
等の盗難が確実に防止でき、構造が容易に簡略化できる
とともに、汎用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る盗難防止システム
の全体構成を示す概略構成図である。
【図2】前記一実施の形態における取得された車両の位
置情報を蓄積するデータベースの構造を表す模式図であ
る。
【図3】前記一実施の形態における位置情報に基づく画
面イメージを表す図である。
【図4】前記一実施の形態における動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】従来例の盗難防止装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 盗難防止システム 2 移動体としての車両 5 盗難防止装置 9 外部サーバ 11 電子機器 14 認証送受信機 16 機器本体 17 脱着式グリルパネル 18 スピーカ 22 GPS受信機 25 アクセサリ電源 26 バックアップ電源 31 マイクロコンピュータ 33 無線ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/04 G 25/10 25/10 D H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 321 321Z Fターム(参考) 5C084 AA04 AA09 BB21 CC03 CC08 CC20 DD79 DD80 EE06 FF02 FF27 GG43 GG54 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA09 AA24 AA32 BB12 BB18 BB46 BB65 BB74 DD05 DD12 EE05 EE16 GG10 GG19 GG66 5K048 AA03 AA11 AA15 BA42 BA52 BA54 DA01 DB01 DC01 EB10 EB12 FB03 FB11 HA35

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に取り付けられ、この移動体から
    供給される電力により起動される機器と、 前記機器に記憶された所有者固有の認証コードと同等の
    認証コードが記憶されるとともに、前記機器に対しその
    認証コードの信号を送信することが可能な認証コード記
    憶送信手段と、 前記機器が起動状態にあるときに前記認証コード記憶送
    信手段から送信される認証コードの信号を受信すること
    が可能な認証コード受信手段と、 前記認証コード受信手段が受信した認証コードと前記機
    器に記憶された前記所有者固有の認証コードとが一致し
    た場合に前記移動体の正規の所有者が前記移動体を利用
    していると判断する制御手段と、 を具備したことを特徴とする盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の盗難防止装置におい
    て、 前記機器は、前記移動体から供給される電力により起動
    される機器本体と、この機器本体に着脱可能な操作手段
    とを備え、 前記制御手段は、前記認証コード受信手段が受信した認
    証コードと前記機器に記憶された前記所有者固有の認証
    コードとが一致し、かつ前記操作手段が前記機器本体に
    装着された場合に前記移動体の正規の所有者が前記移動
    体を利用していると判断することを特徴とする盗難防止
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の盗難防止装置におい
    て、 異常が発生したことを示す情報を出力する異常発生出力
    手段を具備し、 前記制御手段は、前記機器が起動状態にあるときに前記
    認証コード受信手段が前記認証コード記憶送信手段から
    送信される認証コードの信号を受信していない、または
    前記認証コード受信手段が受信する認証コードの信号が
    前記機器に記憶された所有者固有の認証コードと一致し
    ないと判断した場合には、前記異常発生出力手段を制御
    して前記情報を出力させることを特徴とする盗難防止装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の盗難防止装置におい
    て、 異常が発生したことを示す情報を出力する異常発生出力
    手段を具備し、 前記制御手段は、前記機器本体が起動状態にあるときに
    前記認証コード受信手段が前記認証コード記憶送信手段
    から送信される認証コードの信号を受信していない、ま
    たは前記認証コード受信手段が受信する認証コードの信
    号が前記機器本体に記憶された所有者固有の認証コード
    と一致しない、または前記操作手段が前記機器本体に装
    着されていないと判断した場合には、前記異常発生出力
    手段を制御して前記情報を出力させることを特徴とする
    盗難防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の盗難防止装置
    において、 前記異常発生出力手段は、異常が発生したことを示す情
    報を音として出力することを特徴とする盗難防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または4に記載の盗難防止装置
    において、 前記異常発生出力手段は、異常が発生したことを示す情
    報を無線送信媒体にて外部に送信することにより出力す
    ることを特徴とする盗難防止装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の盗難防止装置におい
    て、 前記機器は、前記移動体の現在位置を示す位置情報を取
    得する機能を具備し、 前記異常発生出力手段は、異常が発生したことを示す情
    報とともに前記位置情報を送信することを特徴とする盗
    難防止装置。
  8. 【請求項8】 請求項3、4、6および7のいずれかに
    記載の盗難防止装置と、 この盗難防止装置から送信される異常が発生したことを
    示す情報を取得し、この取得した情報を送信する外部サ
    ーバと、 を具備したことを特徴とする盗難防止システム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の盗難防止装置と、 この盗難防止装置から送信される異常が発生したことを
    示す情報と前記移動体の現在位置を示す位置情報とを取
    得し、前記異常が発生したことを示す情報を取得した以
    降に取得する位置情報を逐次更新するとともに、この更
    新された位置情報を送信する外部サーバと、 を具備したことを特徴とする盗難防止システム。
  10. 【請求項10】 移動体に取り付けられた機器がこの移
    動体から供給される電力により起動されたことを検出す
    る工程と、 前記機器が起動状態にあるときに外部から送信される認
    証コードの受信を可能とする工程と、 前記機器が起動状態にあるときに外部から送信される認
    証コードを受信していない、または受信した認証コード
    が前記機器に記憶された所有者固有の認証コードと一致
    しない場合には、異常が発生したことを示す情報を出力
    させる制御工程とを有したことを特徴とする盗難防止方
    法。
  11. 【請求項11】 移動体に取り付けられ、操作手段を着
    脱可能とする機器本体がこの移動体から供給される電力
    により起動されたことを検出する工程と、 前記機器本体が起動状態にあるときに外部から送信され
    る認証コードの受信を可能とする工程と、 前記機器本体が起動状態にあるときに外部から送信され
    る認証コードを受信していない、または受信した認証コ
    ードが前記機器本体に記憶された所有者固有の認証コー
    ドと一致しない、または前記操作手段が前記機器本体に
    装着されていない場合には、異常が発生したことを示す
    情報を出力させる制御工程とを有したことを特徴とする
    盗難防止方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の盗難防
    止方法をコンピュータに実行させることを特徴とする盗
    難防止プログラム。
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