JP2003137071A - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

Info

Publication number
JP2003137071A
JP2003137071A JP2001340742A JP2001340742A JP2003137071A JP 2003137071 A JP2003137071 A JP 2003137071A JP 2001340742 A JP2001340742 A JP 2001340742A JP 2001340742 A JP2001340742 A JP 2001340742A JP 2003137071 A JP2003137071 A JP 2003137071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
theft
vehicle
communication
warning
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001340742A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshioka
健司 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001340742A priority Critical patent/JP2003137071A/ja
Publication of JP2003137071A publication Critical patent/JP2003137071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難防止装置自体や盗難装置を構成する部品
を取り外したり、破壊した場合でも盗難を警報したり通
報できるようにする。 【解決手段】 車両の盗難を予防するイモビライザー5
や車両の盗難を検出するGPS受信機105、ジャイロ
センサー106、車速パルス受信機107などの盗難検
出手段と、車両の盗難が検出された場合に、音およびま
たは光により警告を発生するブザー2やLEDなどの警
告手段と、盗難監視センターなどの関連機関に盗難通報
を行う携帯電話無線機101などの通信手段と、イモビ
ライザーや盗難検出手段と定期的に通信を行い、通信が
正常に実行できない場合に盗難と判断する制御部102
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が盗難された
ことを検知した場合、盗難されたことを知らせる警告音
を出力したり、警察や盗難監視センターなどの関連機関
に自動的に通報を行う盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の駐車状態において不正者に
よるドアキーの開錠やドアの破壊等をセンサーが検知し
た場合、ブザーなどの警報音、インジケータ照明による
警告照明などの警告処理、またはPHS通信網や携帯電
話通信網などを用いて警察や盗難監視センターなどの関
連機関に通報する盗難防止装置が知られている。また、
イモビライザーのように、電子キーとキーシリンダーと
の間で無線通信を行い、特定のコード信号の照合が行わ
れた場合のみ電子キーを回してエンジンを始動し、車両
を動かすことができるようにした盗難防止装置も知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
盗難防止装置では、車両を盗もうとする不正者が、盗難
防止装置自体や装置を構成する部品を取り外したり、破
壊した場合には、警報も通報もできなくなるため、盗難
防止機能が果たせなくなるという課題があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、盗難防止装置自体や装置を構成する部品
を取り外したり、破壊した場合でも盗難を警報したり通
報したりすることのできる盗難防止装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の盗難防止装置は、車両の盗難を検出する盗
難検出手段と、車両の盗難が検出された場合に警告を発
生する警告手段と、前記盗難検出手段と通信を行い、前
記通信が正常に実行できない場合に盗難と判断する制御
手段を備えたことを特徴とするものであり、盗難防止装
置自体や装置を構成する部品を取り外したり、破壊した
場合でも盗難を警報することができる。
【0006】本発明の盗難防止装置は、車両の盗難を検
出する盗難検出手段と、車両の盗難が検出された場合に
関連機関に盗難通報を行う通信手段と、前記盗難検出手
段と通信を行い、前記通信が正常に実行できない場合に
盗難と判断する制御手段を備えたことを特徴とするもの
であり、盗難防止装置自体や装置を構成する部品を取り
外したり、破壊した場合でも盗難を関連機関に通報する
ことができる。
【0007】本発明の盗難防止装置は、車両の盗難を検
出する盗難検出手段と、車両の盗難が検出された場合に
警告を発生する警告手段と、前記車両の盗難が検出され
た場合に関連機関に盗難通報を行う通信手段と、前記盗
難検出手段と通信を行い、前記通信が正常に実行できな
い場合に盗難と判断する制御手段を備えたことを特徴と
するものであり、盗難防止装置自体や装置を構成する部
品を取り外したり、破壊した場合でも盗難を警告した
り、関連機関に通報したりすることができる。
【0008】また、本発明の盗難防止装置は、前記制御
手段が、車両の盗難を予防するイモビライザーと定期的
に通信を行い、前記通信が正常に実行できない場合に盗
難と判断することを特徴とするものであり、自動車の電
子キーとキーシリンダーとの通信により特定のコード信
号の照合が得られた場合のみ電子キーを回せるようにし
て、不正者による盗難を防止するイモビライザーと定期
的に通信を行うことにより、イモビライザーが取り外さ
れたり、破壊された場合も制御手段が盗難と判断するこ
とができる。
【0009】また、本発明の盗難防止装置は、前記盗難
検出手段が、車両の位置情報を検出するGPS受信機を
有し、前記制御手段が、前記GPS受信機から取得した
位置情報の変化に基づいて盗難の判断を行うことを特徴
とするものであり、不正者が車両を盗んで自己で運転し
たり、またはトラックに移載したり、レッカー車で牽引
して搬送した場合でも、GPS受信機が車両の移動を検
出するので制御手段が盗難と判断することができる。
【0010】また、本発明の盗難防止装置は、前記盗難
検出手段が、車両の角速度情報を検出するジャイロセン
サーを有し、前記制御手段が、前記ジャイロセンサーか
ら取得した方位の変化に基づいて盗難の判断を行うこと
を特徴とするものであり、不正者が車両を盗んで自己で
運転したり、またはトラックに移載したり、レッカー車
で牽引して搬送した場合でも、ジャイロセンサーが車両
の移動を検出するので制御手段が盗難と判断することが
できる。
【0011】また、本発明の盗難防止装置は、前記盗難
検出手段が、車両の車輪回転数情報を検出する車速セン
サーを有し、前記制御手段が、前記車速センサーから取
得した車輪回転数または車速信号に基づいて盗難の判断
を行うことを特徴とするものであり、不正者が車両を盗
んで自己で運転したり、またはレッカー車で牽引して搬
送した場合でも、車速センサーが車両の移動を検出する
ので制御手段が盗難と判断することができる。
【0012】また、本発明の盗難防止装置は、前記制御
手段が、前記通信手段と定期的に通信を行い、前記通信
が正常に実行できない場合に、前記警告手段により盗難
警告を行うことを特徴とするものであり、不正者が車両
を盗もうとする際に通信手段を取り外したり、破壊した
場合には、制御手段が警告手段により警告音を発生する
ので、不正者による車両の盗難を防止することができ
る。
【0013】また、本発明の盗難防止装置は、前記制御
手段が、前記警告手段と定期的に通信を行い、前記通信
が正常に実行できない場合に、前記通信手段により盗難
通報を行うことを特徴とするものであり、不正者が車両
を盗もうとする際に警告手段を取り外したり、破壊した
場合には、制御手段が関連機関に盗難通報を行うことに
より、関連機関において車両の盗難発生を認識すること
ができる。
【0014】また、本発明の盗難防止装置は、前記盗難
検出手段と定期的に行う通信データを記録する記憶手段
を備え、盗難発生時に前記通信データを他のデータとと
もに前記関連機関に送信することを特徴とするものであ
り、定期的に行う通信データを盗難発生時に関連機関に
送信することにより、盗難時期を特定することができ
る。
【0015】また、本発明の盗難防止装置は、前記記憶
手段に記録したデータを盗難防止装置の外部へ出力する
手段を備えたものであり、携帯パソコンなどを盗難防止
装置に接続することにより、盗難防止装置から直接通信
データを取り出すことができる。
【0016】また、本発明は、上記した盗難防止装置
と、この盗難防止装置からの盗難通報受信して盗難車両
についての事故処理を行う関連機関とを含む盗難防止シ
ステムであり、盗難が検知された場合に警察や盗難防止
センターなどの関連機関に盗難通報を行うことにより、
車両の盗難を確実に検知して盗難を未然に防止すること
ができ、また盗難された場合でも早期に発見することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
における盗難防止装置の構成を示すブロック図である。
図1において、車両に搭載された盗難防止装置1は、車
両が盗難されたことを検知した場合、または盗難検出を
行う機器との通信が正常にできないために盗難と判断し
た場合、ブザー2、LED3などを用いて警告するとと
もに、携帯電話無線機101を用いて盗難監視センター
などに盗難通報を行う。GPSアンテナ4は、GPS衛
星からの信号を受信し、その信号からGPS受信機10
5により緯度経度の位置情報を算出する。イモビライザ
ー5は、自動車の電子キーとキーシリンダーとの通信に
より特定のコード信号の照合が得られた場合のみ電子キ
ーを回せるセキュリティー機能を有し、アクセサリー電
源供給、イグニッション電源供給、さらにはエンジン始
動などの処理を行う。携帯電話アンテナ6は、盗難監視
センターに盗難通報を行うためのアンテナである。車両
バッテリー7は、車両の電子機器類および盗難防止装置
1とその周辺機器に電源を供給するための車両に既設の
バッテリーである。
【0018】盗難防止装置1において、携帯電話無線機
101は、盗難が検知されたり、盗難と判断した場合
に、携帯電話回線網を用いて盗難監視センターの電話番
号に発信し、盗難監視センターに盗難を知らせるととも
に、盗難日時、盗難を検知した要因などのデータを送信
する処理を行う。制御部102は、マイコンで構成さ
れ、盗難検出手段であるGPS受信機105からの位置
データの監視、ジャイロセンサー106からの角速度情
報の監視、車速パルス受信機107からの車輪の回転状
態の監視を行うとともに、イモビライザー5からの信号
を基に駐車状態にあるか否かを監視し、ドアがロックさ
れているか、または車両に電源が投入されていないか、
またはエンジンがかかっていない等の車両の駐車状態に
おいて、車両の位置情報、車両の角速度情報、車両の車
輪回転情報を基に盗難を判断する。また、制御部102
は、イモビライザー5、盗難検出手段であるGPS受信
機105、ジャイロセンサー106、車速パルス受信機
107、および警告手段であるブザー2やLED3、お
よび通信手段である携帯電話無線機101などと定期的
に通信を行って、通信が正常に行われたか否かを判断
し、正常に行われない場合には、盗難と判断する。警告
音発生装置103は、制御部102からの信号によりブ
ザー2の鳴音制御を行う。照明制御部104は、制御部
102からの信号によりLED3の照明制御を行う。G
PS受信機105は、GPSアンテナ4から取得した情
報を復調するなどの処理を実施し、位置データとして制
御部102にデータを出力するGPS処理を行う。ジャ
イロセンサー106は、車両の向きすなわち方位が変化
した場合、電圧変動などでその角速度情報を出力する。
車速パルス受信機107は、車速センサーからの車輪の
回転に連動して出力されるパルス信号により、波形整形
したデータに変換したり、数字などを用いた車速情報に
変換して、時速何キロメートルという車速信号を出力す
る。これは、1分間に何回転という車輪回転数信号を出
力してもよい。外部機器接続インターフェース108
は、携帯パソコンなどの図示していない外部機器との接
続を行い、外部機器からの盗難履歴、機器の状態を要求
する信号を制御部102に出力するとともに、その要求
信号により制御部102から出力された過去の盗難日
時、盗難を検知した要因などの盗難履歴情報、盗難検出
機器の異常状態、正常状態などの機器の状態を示す通信
履歴を外部機器に出力する処理を行う。電源制御部10
9は、車両バッテリー7からの電源を降圧して盗難防止
装置1内部の電気回路および各センサーに電源を供給す
る。記憶部110は、各盗難検出機器との通信履歴、盗
難監視状況、および盗難された場合の日時、盗難要因情
報などの情報を制御部102からの記録指示によって不
揮発性メモリに記録する処理を行うとともに、制御部1
02からの読み出し要求により、これら通信履歴などの
情報を出力する処理を行う。
【0019】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図1において、電源制御部109は、車両バッテリ
ー7からの電源供給により、盗難防止装置1で使用する
動作電圧に変換して盗難防止装置1の各モジュール、お
よびブザー2、LED3、イモビライザー5などの各セ
ンサー、各警報装置に電源を供給する。GPS受信機1
05は、GPSアンテナ4から取得した衛星情報を基
に、位置情報の生成を行うとともに、位置情報、または
衛星から取得した情報を調歩同期シリアル信号により、
制御部102に送信する処理を行う。ジャイロセンサー
106は、振動センサーや3Dセンサーなどで構成さ
れ、車両が向きを変えた場合の角速度の変化を検知し、
その角速度の変動に応じた信号を生成する。一般的なジ
ャイロセンサー106は、動作電圧をダイナミックレン
ジとして、ダイナミックレンジの範囲内で角速度に応じ
た電圧を出力する。例えば動作電圧が5Vの場合、角速
度変化が発生していない場合、約2.5Vの電圧を出力
する。さらに右に旋回した場合は、0Vから約2.5V
の範囲の電圧を出力し、左に旋回した場合は、約2.5
Vから5Vの電圧を出力する。なお出力する電圧は、旋
回する角速度により出力する電圧値は異なる。例えば、
なだらかなカーブを走行した場合、2.5Vに近い電圧
を出力し、急なカーブを走行した場合、0Vまたは5V
に近い電圧を出力する。車速パルス受信機107は、図
示されていない車輪に搭載された車速センサーにより車
輪回転数を示す信号を受信し、この信号を降圧する処
理、または車速信号に変換する処理を実施する。通常車
両からは0Vと12Vのパルス信号で出力するが、この
電圧は車両に搭載されているオルタネータ、バッテリ
ー、エンジン回転数などにより変動する。このパルス信
号電圧を盗難防止装置1で処理できる電圧である0から
5Vの電圧、または0から3.3Vの電圧に変換する。
さらに、パルス信号電圧を変換する処理だけではなく、
数値で表現できる車速信号に変換しても良い。車速信号
は、車輪の外周と、車輪が1回転した場合に発生するパ
ルス数、さらにパルスの周期などを用いて算出すること
ができる。一般的に車速は以下のように算出される、車
輪の外周をS[m]、車輪が一回転した場合に出力するパ
ルス数をt[回]、パルスの周期をT[回/Sec]とした
場合、車速は、ST/t[m/Sec]にて算出すること
ができる。
【0020】制御部102は、GPS受信機105から
の位置情報により現在位置を把握し、ジャイロセンサー
106からの信号により角速度変化を把握し、また車速
パルス受信機107より車速信号を取得して現在の車速
を把握する。また、制御部102は、イモビライザー5
から電子キーとの照合情報を取得する。イモビライザー
5による照合ができていない状態の場合、すなわち駐車
状態の場合は盗難監視処理を継続する。イモビライザー
5と電子キーとの照合は、イモビライザー5と、電子キ
ーが保有しているアドレス、およびそのアドレスに対応
するデータにより構成されており、イモビライザー5が
アドレスを出力した場合、電子キーはそのアドレスに基
づいたデータを出力することにより、正規の電子キーか
否かの判断を行うことができる。なお、電子キーがアド
レスやデータごと複製された場合を想定して、イモビラ
イザー5と電子キーの照合毎に双方に決められたアドレ
スやデータを決定しておき、次の照合ではそのアドレス
やデータを用いる、または照合毎にデータを書き換える
などの処理を行うことにより、複製を作成しての盗難を
防ぐことが可能となる。イモビライザー5と電子キーの
照合が完了した場合、照合が完了したことを示す信号を
出力する。さらには照合後にアクセサリー、イグニッシ
ョン、エンジン始動状態まで電子キーが回されたことを
示す信号を出力する。また、状態が変化するタイミング
だけでなく状態が変化していない状態においても定期的
に状態信号を出力することにより、盗難防止装置1はイ
モビライザー5の状態を把握することが可能となる。
【0021】制御部102は、イモビライザー5からの
状態が変化した場合に発生するイベント信号、または定
期的に出力する定期信号を取得し、状態を把握し、電子
キーとの照合状態などを監視し、前記電子キーとの照合
ができていない場合、または照合状態から未照合状態に
移行した場合、すなわち利用者が車両を駐車してエンジ
ンキーをオフして電子キーを抜いた場合は盗難監視処理
を実行する。なお盗難監視処理へ移行する、または待機
する動作制御はイモビライザー5だけではなく、別の方
法により判断しても良い。盗難監視処理中に、GPS受
信機105からの情報により一定距離以上移動した場
合、ジャイロセンサー106からの信号により、一定角
速度以上変化した場合、または車速パルス受信機107
からの情報により、一定車速信号以上を計測した場合、
盗難と判断し、盗難通報処理に移行する。さらにGPS
受信機105、ジャイロセンサー106、車速パルス受
信機107からの情報が異常の場合、または途絶えた場
合においても同様に故障、またはこれらのセンサーの検
知を防止するため破壊、取り外しによる盗難と判断し、
盗難通報処理に移行する。
【0022】GPS受信機105の異常判断は、GPS
受信機105から出力される調歩同期信号により判断す
る。GPS受信機105は、定期的に位置情報を含む定
期信号を制御部102へ出力する、または制御部102
からの要求信号に対して応答出力することにより、状態
の通知を行う。制御部102は、GPS受信機105か
らの定期信号を取得できない場合、要求信号に対して応
答信号を取得できない場合、転送する周波数が変化し正
常な信号を取得できない場合、または異常を知らせる信
号を取得した場合など、異常を検出した場合に盗難通報
処理に移行する。なお、異常の監視は、GPS受信機1
05だけでなく、GPSアンテナ4を対象に実施するこ
とも可能である。GPS受信機105は、GPS衛星か
らの情報を取得するため、GPSアンテナ4のアンテナ
アンプに対して電源を供給する制御を行う。GPSアン
テナ4に電源を供給する際に、電源供給経路に直列に抵
抗値の低い抵抗器を挿入し、この抵抗器の両端の電圧を
監視する。アンプが電源を消費している場合、一定の電
流が流出し、抵抗器の両端に一定の電位差が生じる。こ
の電位差が一定レベル以下に変化した場合、GPSアン
テナ4が破壊された、または取り外された、または故障
したなどの異常と判断し、盗難通報処理に移行する。さ
らに上記した電位差が一定レベル以上に変化した場合、
GPSアンテナ4の電源供給ラインが短絡した、または
故障したなどの異常と判断し、盗難通報処理に移行す
る。
【0023】またジャイロセンサー106の異常判断
は、ジャイロセンサー106から出力される電圧により
行う。例えば一定電圧以上を一定時間以上継続した場
合、または一定電圧以下を一定時間以上継続した場合、
さらには異常を示す電圧を取得した場合、通常の走行で
は有り得ない状態と判断し、異常と判断して盗難通報処
理に移行する。
【0024】車速信号の異常は、パルス信号の場合、一
定周期以上の信号が入力された場合、または一定電圧以
下、一定電圧以上のパルス信号を出力している場合、さ
らに数値での車速信号の場合、一定車速以上を一定時間
以上継続した場合、さらには異常を示す極端に大きな車
速を検出した場合、異常と判断して盗難通報処理に移行
する。
【0025】なお、盗難を判断するための条件は、GP
S情報、角度情報、車速情報の全ての情報による監視、
またはいずれかの1つ以上の情報による監視、さらには
異常信号の検出、信号の未受信による条件の組み合わせ
を選択しても良い。
【0026】盗難と判断した制御部102は、警告音発
生装置103に対して警告音を鳴音する制御信号を出力
する。警告音発生装置103は、ブザー2の鳴音処理を
実施する。鳴音処理は、ブザーなどの警告音だけでな
く、サイレンを用いた警告、音声再生処理により盗難防
止を促す音声を出力するなどの処理を実施しても良い。
また、制御部102は、照明制御部104に対して警告
照明を実施する制御信号を出力する。照明制御部104
は、LED3に対して点滅制御などの照明点灯、点滅制
御を実施する。照明処理は、LEDだけでなく、フラッ
シュなどの閃光照明、液晶画面を用いた盗難防止を促す
文章またはフレーズを出力するなどの処理を実施しても
良い。
【0027】制御部102はまた、ブザー2、LED3
の異常を検出する処理を実施し、盗難防止対策に対する
信頼性の向上を図る。例えば、ブザー2に一定電流を出
力した場合、ブザー2内部のコイルなどに電流が流れ、
電源を消費する。ブザー2に電源を供給する際に、電源
供給経路に直列に抵抗値の低い抵抗器を挿入し、この抵
抗器の両端の電圧を監視する。ブザー2が電源を消費し
ている場合、一定の電流が流出し、抵抗器の両端に一定
の電位差が生じる。この電位差が一定レベル以下に変化
した場合、ブザー2が破壊された、または取り外され
た、または故障したなどの異常と判断し、盗難通報処理
に移行する。さらに上記した電位差が一定レベル以上に
変化した場合、ブザー2の電源供給ラインが短絡した、
または故障したなどの異常と判断し、盗難通報処理に移
行する。なお、ブザー2への電源供給は、鳴音を目的と
しない場合、可聴帯域の交流成分を除去した電圧を印加
することにより鳴音することなく、電流を流すことが可
能となる。
【0028】また、LED3の場合においても同様に、
電源供給経路に直列に抵抗値の低い抵抗器を挿入し、こ
の抵抗器の両端の電圧を監視する。LED3において
は、通常状態に点灯する状態を保持することにより、常
時監視を実施することが可能となる。抵抗器の両端に生
じた電位差が一定レベル以下に変化した場合、LED3
が破壊された、または取り外された、または故障したな
どの異常と判断し、盗難通報処理に移行する。さらに上
記した電位差が一定レベル以上に変化した場合、LED
3の電源供給ラインが短絡した、または故障したなどの
異常と判断し、盗難通報処理に移行する。
【0029】制御部102は、記憶部110に盗難され
た日時、盗難を検知した条件(トリガ)などの情報を記
録する処理を行なうとともに、盗難監視センターの電話
番号を取得する処理を行う。さらに携帯電話無線機10
1を用いて、盗難監視センターの電話番号に対して電話
発信処理を実施する。盗難監視センターが着信し、通信
状態に移行した場合、制御部102は、着信を認識し、
記憶部110に記録した盗難された日時、盗難を検知し
た条件などの情報を送信する。盗難を検知した条件に
は、盗難を示す信号を取得した情報だけでなく、GPS
受信機105の通信異常、通信信号の途絶、ジャイロセ
ンサー106からの電圧による異常状態の把握、車速パ
ルス受信機107から異常に早い車速情報、異常なパル
ス信号などの条件がある。携帯電話無線機101は、携
帯電話アンテナ6を用いて、通信事業者の基地局との無
線通信処理を実施し、電話発信、着信後のデータ通信処
理を実施する。
【0030】制御部102はまた、イモビライザー5に
対して、イグニッション電源の供給を遮断する信号を出
力することにより、エンジンを停止させることが可能と
なる。なお、走行時にエンジンが停止する場合、交通事
故を誘発する要因となる可能性が有るため、車両が停止
した状態に移行した場合、イグニッションの電源供給を
遮断し、エンジンを停止させる。さらには、車両が停止
し、一度イグニッション電源がオフに移行した場合、次
にオンに移行することを抑制することにより、交通に支
障を与えることなく、車両を安全に停止させることが可
能となる。さらに、停止した状態に、ハザードを点滅さ
せる処理を継続させるなどの制御を行うことにより、本
車両が異常状態に移行したことを周辺に知らせることを
が可能となる。
【0031】また、外部機器接続インターフェース10
8にパーソナルコンピュータなどの外部機器を接続する
ことができる。図示されていない外部機器を接続し、外
部機器から盗難履歴信号を要求する信号を取得した場
合、制御部102は、記憶部110から盗難された日
時、盗難を検知した条件などの盗難履歴情報、センサー
などとの通信履歴情報などを取り出し、外部機器接続イ
ンターフェース108を介して外部機器に出力する。パ
ーソナルコンピュータなどの外部機器は、これらの履歴
情報を画面表示することにより、盗難が発生した日時、
盗難を検出した要因などを把握することができる。な
お、外部機器と、盗難防止装置1間の通信は、パーソナ
ルコンピュータが標準装備しているRS−232C通
信、USBなどを用いることにより実現できる。
【0032】次に、盗難防止装置1の制御を行う制御部
102の処理について、図2から図6に示すフローチャ
ートを参照して説明する。図2において、制御部102
は、イモビライザー5からの状態信号を取得し、電子キ
ーの照合確認を行う(ステップS1)。イモビライザー
5が電子キーの照合を完了している場合、通常に車両が
移動できる状態にあるため、盗難監視処理は行わず、イ
モビライザー5の監視を引き続き継続する。この監視処
理は、イモビライザー5の照合結果だけでなく、キーシ
リンダの回転位置による電源供給状態などのその他の条
件を選択しても良い。イモビライザー5と車両の電子キ
ーが未照合などの盗難監視処理を行う条件が成立した場
合(ステップS2)、GPSデータの取得処理を行い
(ステップS3)、GPS衛星からのデータにより盗難
されているか認識を行うとともに、ジャイロセンサー1
06からの情報取得処理を行い(ステップS4)、さら
に車速パルス受信機107からの情報取得処理を行い
(ステップS5)、盗難されているか、正常動作が行わ
れているかなどの認識処理を行う。盗難監視の処理は、
GPSデータ、ジャイロセンサー、車速信号のいずれか
の1つまたは2つの監視、また全ての状態を監視するな
どの選択肢を有する。さらに監視処理はポーリングによ
り監視を行っているが、タイマーによる定期送信処理、
受信信号の入力割込タイミングのいずれかの選択が可能
である。
【0033】図3は図2のステップS3における制御部
102およびGPS受信機105によるGPSデータ取
得処理を示すフローチャートである。図3において、制
御部102は、最後に取得した位置情報を過去の情報と
して格納する処理を実施する(ステップS11)。また
GPS受信機105は、GPSアンテナ4からGPS衛
星情報を取得して位置データを生成し、その位置情報を
制御部102に出力する(ステップS12)。制御部1
02は、過去の位置情報と最新の位置情報を比較し(ス
テップS13)、同一の位置であれば監視処理を継続す
る。また、位置が一定距離以上ずれているのであれば、
電子キーの照合ができていないにもかかわらず移動して
いる状態である盗難と判断し、盗難通報処理に移行する
(ステップS14)。また、GPS受信機105から異
常を示す信号を取得した場合、または定期信号を取得で
きない、要求信号に対して応答信号を取得できないなど
の位置情報を取得できない場合、GPSアンテナ4が外
されている、またはGPS受信機105が破壊されたな
どと判断し、盗難通報処理に移行する(ステップS1
5)。なお、図2および図3のフローチャートでは、異
常時の盗難通報処理は、電子キーの照合ができていない
などの盗難監視処理中のみであるが、盗難監視中でない
状態においても、異常を検出した場合、異常動作との判
断により盗難通報処理を実施しても良い。
【0034】図4は図2のステップS4における制御部
102およびジャイロセンサー106による角速度取得
処理を示すフローチャートである。図4において、制御
部102は、最後に取得した角速度情報を過去の情報と
して格納する処理を実施する(ステップS21)。また
制御部102は、ジャイロセンサー106から角速度情
報を取得して現在の方向を把握する(ステップS2
2)。さらに制御部102は、過去の角速度情報と最新
の角速度情報を比較し、同一の角速度であれば監視処理
を継続する。また、角速度が一定以上ずれているのであ
れば、エンジンが動作していない、または電子キーの照
合ができていないにもかかわらず移動している状態であ
る盗難と判断し、盗難通報処理に移行する(ステップS
25)。また、ジャイロセンサー106から、一定電圧
以上の信号を一定時間以上継続したことを示す信号を取
得した場合、一定電圧以下の信号を一定時間以上継続し
たことを示す信号を取得した場合、さらには正常状態で
は出力されない電圧を取得した場合など、異常を示す信
号を取得した場合、または角速度情報を取得できない場
合、異常と判断し盗難通報処理に移行する(ステップS
26)。なお、図2および図4のフローチャートでは、
異常時の盗難通報処理は、電子キーの照合ができていな
いなどの盗難監視処理中のみであるが、盗難監視中でな
い状態においても、異常を検出した場合、異常動作との
判断により盗難通報処理を実施しても良い。
【0035】図5は図2のステップS5における制御部
102および車速パルス受信機107による速度情報取
得処理を示すフローチャートである。図5において、制
御部102は、最後に取得した速度情報を過去の情報と
して格納する処理を実施する(ステップS31)。車速
パルス受信機107は、車輪に装備されている車速セン
サーからパルス信号を取得するとともに、そのパルス信
号の電圧変換、補正処理などを実施し、制御部102に
出力する。制御部102は、車速パルス受信機107か
ら速度情報を取得し、現在の車速を把握する。さらに制
御部102は、過去の車速情報と最新の車速情報を比較
し(ステップS32)、同一の速度以下であれば監視処
理を継続する。また、車速が一定速度以上を示している
状態あれば、エンジンが動作していない、または電子キ
ーの照合ができていないにもかかわらず移動している状
態である盗難と判断し、盗難通報処理に移行する(ステ
ップS33)。また、車速パルス受信機107から一定
速度以上を一定時間以上継続した場合、または通常の走
行では観測できない速度を検出した場合などの異常信号
を取得した場合、または速度情報を取得できない場合異
常と判断し、盗難通報処理に移行する(ステップS3
4)。なお、図2および図5のフローチャートでは、異
常時の盗難通報処理は、電子キーの照合ができていない
などの盗難監視処理中のみであるが、盗難監視中でない
状態においても、異常を検出した場合、異常動作との判
断により盗難通報処理を実施しても良い。
【0036】図6は図3、図4、図5における盗難通報
処理を示すフローチャートである。図6において、制御
部102は、一定以上の位置移動、一定以上の角速度変
化、一定速度以上を取得した場合、またはGPS受信機
105、ジャイロセンサー106、車速パルス受信機1
07からの信号が異常、信号が取得できない場合、盗難
通報処理に移行する(ステップS41)。盗難通報処理
は、携帯電話無線機101を用いて、記憶部110から
取得した盗難監視センターの電話番号に発信処理を実施
し、着信に移行した場合、盗難監視センターに対して盗
難を示す信号を送信する。制御部102はまた、警告音
発生装置103に対してブザー2からの警告音を出力す
る制御信号を出力するとともに(ステップS42)、照
明制御部104に対してLED3を点灯、点滅制御する
制御信号を出力し(ステップS43)、車両の内外に対
し警告を行うことにより盗難を防止する。また盗難監視
センターが着信しない、データ通信中に回線が切断した
などの通信が正常に行われない場合、正常に通信が完了
するまでリトライ処理などを実施することにより、信頼
性の向上に繋げることができる。
【0037】なお、上記実施の形態では、制御部102
が、イモビライザー5からのオフ信号を基に車両が駐車
状態であることが検出された場合に盗難監視を実行する
ようにしているが、別の方法として、駐車中か否かを検
出するのではなく、運転者が駐車して降車する際に盗難
監視設定スイッチをオンにすることにより、制御部10
2が盗難監視を実行するようにしてもよい。この場合の
制御部102における盗難監視処理は上記実施の形態と
同様である。そして、運転者が乗車する際に盗難監視設
定スイッチをオフにすることにより、制御部102は盗
難監視を停止するので、正規の運転者による運転が盗難
と判断されることはない。
【0038】以上のように、本実施の形態によれば、車
両が盗難された場合、盗難されたことを検知し、警告
音、警告インジケータなどにより警告を実施する、また
は警察、盗難監視センターなどに自動的に通報を行う盗
難防止装置において、盗難検知装置と定期的に通信処理
を実施し、定期通信が正常に実行できない場合、盗難と
判断し、警告を行う、または通報処理を行う手段を備え
るものであり、盗難の検知だけでなく、正常な通信処理
を行えない状態においても確実に検知し、通報をするこ
とができるため、機器の取り外し、機器の破壊による盗
難を確実に検知するとともに、盗難防止、または盗難さ
れた場合においても早期に発見することが可能になる。
【0039】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、盗難検知装置と定期的に通信処理を実施し、
定期通信信号が異常を示す信号の場合、盗難と判断し、
警告を行う、または通報処理を行う手段を備えるもので
あり、盗難の検知だけでなく、異常時にも確実に通報を
することができるため、機器の取り外し、機器の破壊に
よる盗難を確実に検知するとともに、盗難防止、または
盗難された場合においても早期に発見することが可能に
なる。
【0040】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、盗難検知装置と定期的に通信処理を実施し、
定期通信が入力できない場合、または途絶えた場合、盗
難と判断し、警告を行う、または通報処理を行う手段を
備えるものであり、盗難の検知だけでなく、通信が途絶
えた状態においても確実に通報をすることができるた
め、機器の取り外し、機器の破壊による盗難を確実に検
知するとともに、盗難防止、または盗難された場合にお
いても早期に発見することが可能になる。
【0041】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、イモビライザーと定期的に通信処理を実施
し、定期通信が正常に実行できない場合、通信信号が異
常の場合、または通信信号が途絶えた場合、盗難と判断
し警告を行う、または通報処理を行う手段を備えるもの
であり、盗難の検知だけでなく、イモビライザーを破
壊、または取り外しての盗難においても確実に盗難を検
知することができるため、盗難を未然に防止できる、ま
たは盗難された場合においても早期に発見することが可
能になる。
【0042】また、本実施の形態によれば、GPS受信
機を搭載し、一定距離以上移動した場合、盗難と判断
し、警告を行う、盗難防止装置において、前記GPS受
信機との定期通信が正常に実行できない場合、通信信号
が異常の場合、または通信信号が途絶えた場合、盗難と
判断し警告を行う、または通報処理を行う手段を備える
ものであり、盗難の検知だけでなく、GPS受信機の破
壊、または取り外しての盗難においても確実に通報をす
ることができるため、盗難を未然に防止できる、または
盗難された場合においても早期に発見することが可能に
なる。
【0043】また、本実施の形態によれば、ジャイロセ
ンサーを搭載し、一定以上の角度変動を検知した場合、
盗難と判断し、警告を行う、盗難防止装置において、前
記ジャイロセンサーとの定期通信が正常に実行できない
場合、通信信号が異常の場合、または通信信号が途絶え
た場合、盗難と判断し警告を行う、または通報処理を行
う手段を備えるものであり、盗難の検知だけでなく、ジ
ャイロセンサーの破壊、または取り外しての盗難におい
ても確実に通報をすることができるため、盗難を未然に
防止できる、または盗難された場合においても早期に発
見することが可能になる。
【0044】また、本実施の形態によれば、車速センサ
ーを搭載し、一定以上のパルス信号を検知した場合、盗
難と判断し、警告を行う、盗難防止装置において、前記
車速センサーとの定期通信が正常に実行できない場合、
通信信号が異常の場合、または通信信号が途絶えた場
合、盗難と判断し警告を行う、または通報処理を行う手
段を備えるものであり、盗難の検知だけでなく、車速セ
ンサーの破壊、または取り外しての盗難においても確実
に通報をすることができるため、盗難を未然に防止でき
る、または盗難された場合においても早期に発見するこ
とが可能になる。
【0045】また、本実施の形態によれば、盗難と判断
した場合、盗難監視センターなどに通報を行う盗難通報
装置において、盗難通報を行う携帯電話などの無線機と
の定期通信処理が正常に実行できない場合、前記無線機
からの異常信号により異常と判断した場合、または前記
無線機からの通信信号が途絶えた場合、警告音、警告イ
ンジケータなどを用いて盗難されたことを警告する処理
を行うものであり、盗難された場合に警察、盗難監視セ
ンターに対して盗難通報処理を実施するための通信手段
が正常な状態でない場合、利用者に対して機器の異常を
知らせることにより、盗難通報機能を正常な状態に維持
することが可能となる。
【0046】また、本実施の形態によれば、盗難と判断
した場合、盗難監視センターなどに通報を行う盗難通報
装置において、盗難された場合、警告音、警告インジケ
ータなどを用いて盗難されたことを警告する処理を行う
警告通報装置との定期通信が正常に実行できない場合、
警告通報装置からの異常信号により異常と判断した場
合、または前記盗難通報装置からの通信信号が途絶えた
場合、通報処理を行うものであり、盗難を検知した場合
盗難を防止するために動作するブザー、インジケータな
どが正常に動作できない状態に移行した場合、機器の異
常を利用者に伝えることも不可能となるため、盗難監視
センターに通報することにより、盗難監視センターから
機器の異常を利用者に知らせることにより、盗難警告機
能を正常な状態に維持することが可能となる。
【0047】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、盗難検知装置、または盗難通報装置と定期的
に通信処理を実施し、定期通信が正常に実行できない場
合、または異常と判断した場合、警告を行う、または通
報処理を行うと同時に、エンジンが動作している場合、
エンジンを停止させる機能を具備する処理を行う手段を
備えるものであり、盗難の検知、および警告、通報だけ
でなく、盗難検知装置の異常時に車両を停止させること
による盗難防止、および位置が移動しないために早期盗
難車両の発見を行うことが可能になる。
【0048】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、盗難検知装置、または盗難通報装置と定期的
に通信処理を実施し、定期通信が正常に実行できない場
合、または異常と判断した場合、警告を行う、または通
報処理を行うと同時に、エンジンが動作していない場
合、エンジンを始動させることを防止する機能を具備す
る処理を行う手段を備えるものであり、盗難の検知、お
よび警告、通報だけでなく、エンジンの始動による車両
の移動を抑制させることによる盗難防止、および位置が
移動しないために早期盗難車両の発見を行うことが可能
になる。
【0049】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、車両に搭載されているセンサーが盗難を検知
した場合、または異常を認識した場合、通報処理を行う
盗難通報装置において、盗難監視センターに盗難された
ことを示す情報を送信するとともに、送信処理を行った
日時、警告を発信する要因などを記録する機能を具備す
ることにより、盗難日時、盗難原因(盗難を検知した条
件)を記録することにより、犯罪捜査などに役立てると
ともに、盗難方法を把握することによる更なる盗難防止
の改善を実施することができる。
【0050】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、車両に搭載されているセンサーが盗難を検知
した場合、または異常を認識した場合、通報処理を行う
盗難通報装置において、盗難監視センターに盗難された
ことを示す情報を送信するとともに、送信処理を行った
日時、警告を発信する要因などを記録する機能におい
て、記録媒体に不揮発性メモリを用いることにより、電
源供給が断たれた状態においても確実に履歴を残し、必
要に応じて情報の提供が可能になる。
【0051】また、本実施の形態によれば、車両が盗難
された場合、盗難されたことを検知し、警告音、警告イ
ンジケータなどにより警告を実施する、または警察、盗
難監視センターなどに自動的に通報を行う盗難防止装置
において、車両に搭載されているセンサーが盗難を検知
した場合、または異常を認識した場合、通報処理を行う
盗難通報装置において、盗難監視センターに盗難された
ことを示す情報を送信するとともに、送信処理を行った
日時、警告を発信する要因などを記録する機能におい
て、前記記録したデータを、機器の外部へ出力する機能
を具備することにより、前記盗難防止装置に表示部など
の複雑な装置を具備することなく、必要に応じて記憶し
た盗難通報履歴データなどをパソコンなどを用いて取り
出し、表示することが可能となるため、部品点数の削減
による簡素化、コスト削減を実現することが可能とな
る。
【0052】また、本実施の形態によれば、上記した盗
難防止装置と、盗難防止システムを統括して、車両に設
置、または車両の外に設置された盗難防止装置から盗難
を知らせる信号を受信する盗難監視センターとを含む盗
難防止システム、盗難通報システムを構成したものであ
り、盗難通報システムとして車両からの盗難情報をセン
ターに伝達できるインフラにより、盗難を検知した場合
だけでなく、盗難検知装置、各センサーとの通信ができ
ない、または異常を示す信号を取得したなどの異常時の
確実な盗難検知、盗難通報、さらには車両を強制的に停
止させることにより盗難防止、盗難車両の早期発見を行
うことが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の盗難防止装置は、車両が盗難された場合などの状況に
おいて、盗難されたことを検知した場合、盗難されたこ
とを知らせる警告音を出力する、または警察、盗難セン
ターなどに自動的に通報を行う盗難監視システムにおい
て、イモビライザー、GPS受信機、ジャイロセンサ
ー、車速パルス受信機などの各盗難検出手段と定期的に
通信処理を実行し、盗難を検知する信号だけでなく、定
期通信が正常に実行できない場合、または異常を示す信
号を取得した場合に盗難と判断し、ブザーなどの警報
音、インジケータによる警告照明などの警告処理、また
は無線機などを用いて盗難であることを盗難監視センタ
ーなどに通報することにより、各盗難検出手段などの破
壊、取り外しなどの盗難予備行動によっても盗難を検知
することができ、盗難を未然に防止できるとともに、盗
難された場合においても早期に発見することができる優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における盗難防止装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態における盗難防止処理を示
すフロー図
【図3】本発明の実施の形態におけるGPSデータ取得
処理を示すフロー図
【図4】本発明の実施の形態におけるジャイロセンサー
情報取得処理を示すフロー図
【図5】本発明の実施の形態における車速情報取得処理
を示すフロー図
【図6】本発明の実施の形態における盗難通報処理を示
すフロー図
【符号の説明】
1 盗難防止装置 2 ブザー 3 LED 4 GPSアンテナ 5 イモビライザー 6 携帯電話アンテナ 7 車両バッテリー 101 携帯電話無線機 102 制御部 103 警告音発生装置 104 照明制御部 105 GPS受信機 106 ジャイロセンサー 107 車速パルス受信機 108 外部機器接続インターフェース 109 電源制御部 110 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/10 G08B 25/10 D H04B 7/26 H04B 7/26 H H04Q 7/34 K 7/38 106A 109R Fターム(参考) 5C084 AA04 AA09 AA13 BB31 CC16 DD07 DD80 EE06 FF02 FF27 GG07 GG09 GG43 GG45 GG52 GG57 HH03 HH08 HH10 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA23 AA25 AA32 AA42 BB03 BB12 BB18 BB74 DD05 DD14 EE05 EE08 EE16 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 FF23 GG08 GG12 GG23 GG32 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K067 AA21 BB03 BB21 DD28 EE02 EE10 FF18 FF25 FF27 FF31 HH22 JJ52

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の盗難を検出する盗難検出手段と、
    前記車両の盗難が検出された場合に警告を発生する警告
    手段と、前記盗難検出手段と通信を行い、前記通信が正
    常に実行できない場合に盗難と判断する制御手段を備え
    たことを特徴とする盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 車両の盗難を検出する盗難検出手段と、
    前記車両の盗難が検出された場合に関連機関に盗難通報
    を行う通信手段と、前記盗難検出手段と通信を行い、前
    記通信が正常に実行できない場合に盗難と判断する制御
    手段を備えたことを特徴とする盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 車両の盗難を検出する盗難検出手段と、
    車両の盗難が検出された場合に警告を発生する警告手段
    と、前記車両の盗難が検出された場合に関連機関に盗難
    通報を行う通信手段と、前記盗難検出手段と通信を行
    い、前記通信が正常に実行できない場合に盗難と判断す
    る制御手段を備えたことを特徴とする盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、車両の盗難を予防する
    イモビライザーと定期的に通信を行い、前記通信が正常
    に実行できない場合に盗難と判断することを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の盗難防止装
    置。
  5. 【請求項5】 前記盗難検出手段が、車両の位置情報を
    検出するGPS受信機を有し、前記制御手段が、前記G
    PS受信機から取得した位置情報の変化に基づいて盗難
    の判断を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載の盗難防止装置。
  6. 【請求項6】 前記盗難検出手段が、車両の角速度情報
    を検出するジャイロセンサーを有し、前記制御手段が、
    前記ジャイロセンサーから取得した方位の変化に基づい
    て盗難の判断を行うことを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれかに記載の盗難防止装置。
  7. 【請求項7】 前記盗難検出手段が、車両の車輪回転数
    情報を検出する車速センサーを有し、前記制御手段が、
    前記車速センサーから取得した車輪回転数または車速信
    号に基づいて盗難の判断を行うことを特徴とする請求項
    1ないし請求項6のいずれかに記載の盗難防止装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、前記通信手段と定期的
    に通信を行い、前記通信が正常に実行できない場合に、
    前記警告手段により盗難警告を行うことを特徴とする請
    求項3ないし請求項7のいずれかに記載の盗難防止装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、前記警告手段と定期的
    に通信を行い、前記通信が正常に実行できない場合に、
    前記通信手段により盗難通報を行うことを特徴とする請
    求項3ないし請求項7のいずれかに記載の盗難防止装
    置。
  10. 【請求項10】 前記盗難検出手段と定期的に行う通信
    データを記録する記憶手段を備え、盗難発生時に前記通
    信データを他のデータとともに前記関連機関に送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の盗難防止装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段に記録したデータを盗難
    防止装置の外部へ出力する手段を備えた請求項10記載
    の盗難防止装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    に記載の盗難防止装置と、前記盗難防止装置からの盗難
    通報受信して盗難車両についての事故処理を行う関連機
    関とを含む盗難防止システム。
JP2001340742A 2001-11-06 2001-11-06 盗難防止装置 Pending JP2003137071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340742A JP2003137071A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 盗難防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340742A JP2003137071A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 盗難防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003137071A true JP2003137071A (ja) 2003-05-14

Family

ID=19154891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001340742A Pending JP2003137071A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 盗難防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003137071A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022370A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Honda Motor Co Ltd 電子キーの監視装置および電子キーの位置情報表示装置
JP2007293620A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Denso Corp 車両用緊急通報システム
US7415332B2 (en) 2004-01-08 2008-08-19 Denso Corporation Method and system for vehicle component management, method and system for vehicle component management data update, and vehicle component management center
WO2010034958A1 (fr) * 2008-09-29 2010-04-01 Universite De Limoges Procede de declenchement d'alertes pour vehicule et dispositif associe
JP2011151589A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Nec Corp 無線基地局、状態監視方法および無線通信システム
JP2014049092A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Osaka Gas Co Ltd 警備システム
CN104282108A (zh) * 2013-07-12 2015-01-14 深圳市赛格导航科技股份有限公司 一种车辆监控方法及装置
CN108341314A (zh) * 2017-01-25 2018-07-31 东芝电梯株式会社 维护检查系统
JP2019214249A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 住友電気工業株式会社 検知装置、コンピュータプログラム、検知方法及び学習モデル
JP2020147239A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 ダイハツ工業株式会社 車両セキュリティシステム
JP2021178547A (ja) * 2020-05-12 2021-11-18 ダイハツ工業株式会社 車載通信装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7415332B2 (en) 2004-01-08 2008-08-19 Denso Corporation Method and system for vehicle component management, method and system for vehicle component management data update, and vehicle component management center
JP2007022370A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Honda Motor Co Ltd 電子キーの監視装置および電子キーの位置情報表示装置
JP4536614B2 (ja) * 2005-07-19 2010-09-01 本田技研工業株式会社 電子キーの位置情報表示装置
JP2007293620A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Denso Corp 車両用緊急通報システム
JP4692369B2 (ja) * 2006-04-25 2011-06-01 株式会社デンソー 車両用緊急通報システム
WO2010034958A1 (fr) * 2008-09-29 2010-04-01 Universite De Limoges Procede de declenchement d'alertes pour vehicule et dispositif associe
FR2936473A1 (fr) * 2008-09-29 2010-04-02 Christian Boudy Procede de declenchement d'alertes pour vehicule et dispositif associe
JP2011151589A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Nec Corp 無線基地局、状態監視方法および無線通信システム
JP2014049092A (ja) * 2012-09-04 2014-03-17 Osaka Gas Co Ltd 警備システム
CN104282108A (zh) * 2013-07-12 2015-01-14 深圳市赛格导航科技股份有限公司 一种车辆监控方法及装置
CN108341314A (zh) * 2017-01-25 2018-07-31 东芝电梯株式会社 维护检查系统
JP2018118819A (ja) * 2017-01-25 2018-08-02 東芝エレベータ株式会社 保守点検システム
JP2019214249A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 住友電気工業株式会社 検知装置、コンピュータプログラム、検知方法及び学習モデル
JP2020147239A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 ダイハツ工業株式会社 車両セキュリティシステム
JP2021178547A (ja) * 2020-05-12 2021-11-18 ダイハツ工業株式会社 車載通信装置
JP7221239B2 (ja) 2020-05-12 2023-02-13 ダイハツ工業株式会社 車載通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7015830B2 (en) Vehicle tracking unit for controlling operable vehicle devices using a vehicle data bus and related methods
US6337621B1 (en) Security and emergency communication service coordination system and notification control method therefor
US6819269B2 (en) Vehicle tracker including battery monitoring feature and related methods
US6737989B2 (en) Vehicle tracker including variable frequency transmission and related methods
US6765499B2 (en) Vehicle tracker unit providing variable frequency transmission and related methods
US6803861B2 (en) Vehicle tracking unit with fault condition diagnosis and related methods
US6844827B2 (en) Vehicle tracker including a connector for an upgrade device and related methods
US6693563B2 (en) Vehicle tracking unit providing theft alert notifications and related methods
US6798356B2 (en) Vehicle tracking unit providing direction deviation tracking and related methods
US6771188B2 (en) Vehicle control system for controlling a vehicle function including a vehicle tracking unit and related methods
US6784809B2 (en) Vehicle tracker including override feature and related methods
KR20020013422A (ko) 차량추적시스템, 차량도난경보시스템, 도난차량추적시스템및 도난경보차량추적시스템
US20020173887A1 (en) Vehicle tracking unit having a self diagnostic mode and related methods
JP4735728B2 (ja) 車載無線通信装置
JP2003132441A (ja) 盗難防止装置
US6798355B2 (en) Vehicle tracker including security device monitoring bypass feature and related methods
JP2003137071A (ja) 盗難防止装置
JP2003072519A (ja) 盗難防止装置
JP2003112606A (ja) 盗難防止装置
JPH09240431A (ja) 車両盗難防止装置
JP4024653B2 (ja) 盗難通報装置及び緊急通報システム
US6744384B2 (en) Vehicle tracker having switchable polarity output terminals and related methods
EP1730005B1 (en) Sensing vehicle movement
JP2002308055A (ja) 車両管理装置、車両管理方法、車両管理プログラム、車両管理プログラムを記録した記録媒体および車両管理システム
JP2004054600A (ja) 盗難防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061010