JP2019214249A - 検知装置、コンピュータプログラム、検知方法及び学習モデル - Google Patents

検知装置、コンピュータプログラム、検知方法及び学習モデル Download PDF

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康 野村
Yasushi Nomura
康 野村
柿井 俊昭
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
桂明 戴
Guiming Dai
桂明 戴
畑 洋一
Yoichi Hata
洋一 畑
畑中 健一
Kenichi Hatanaka
健一 畑中
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Abstract

【課題】車両全体の挙動から不正及びその予兆を検知することができる検知装置、コンピュータプログラム、検知方法及び学習モデルを提供する。【解決手段】 車両に搭載され、該車両の異常を検知する検知装置において、前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得する取得部と、該取得部が取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定する推定部と、前記推定部が推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する検知部とを備える検知装置。【選択図】図2

Description

本開示は、検知装置、コンピュータプログラム、検知方法及び学習モデルに関する。
近年、車両には車載機器を電気的に制御する複数のECU(Electronic Control Unit )を相互CAN(Controller Area Network )、LIN(Local Interconnect Network)等の規格により通信可能とした車載制御システムが搭載されている。
特許文献1には、車載制御システムにて送受信されるメッセージを監視し、攻撃者が不正な情報を送出したことを検知する精度を向上させる技術が開示されている。検知された不正な情報は破棄するか、又は送信元との通信を遮断する等して安全が図られる。
特開2018−046432号公報
特許文献1にて提案されているような不正な情報の検知のみならず、各ECUにて、自己診断を行って車載制御システムの安全が図られている。しかしながら、車載制御システムの安全対策はこれらの不正検知、自己診断で完全ではない。
本願は、車両全体の挙動から不正及びその予兆を検知することができる検知装置、コンピュータプログラム、検知方法及び学習モデルを提供することを目的とする。
本発明の実施の形態に係る検知装置は、車両に搭載され、該車両の異常を検知する検知装置であって、前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得する取得部と、該取得部が取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定する推定部と、前記推定部が推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する検知部とを備える。
本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、車両の異常を検知させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得する処理と、取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定する処理と、推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する処理とを実行させる。
本発明の実施の形態に係る検知方法は、車両の異常を検知させる検知方法であって、前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得し、取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定し、推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する。
本発明の実施の形態に係る学習モデルは、車両の車載機器から取得された前記車両の内外で得られるセンサデータが入力される入力層と、前記センサデータに対応する車両の挙動を示す挙動データを出力する出力層と、前記車両の走行中のセンサデータ、及び前記車両の運転操作に基づく前記車両の挙動を教師データとして前記センサデータと前記挙動データとの間を紐づける中間層とを含み、前記車両の走行中のセンサデータを前記入力層へ入力し、前記中間層で演算することで前記センサデータに対応する挙動データを推定する処理に用いられる。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える検知装置として実現することができるだけでなく、検知装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、検知装置を含む検知システム、その他のシステムとして実現したりすることができる。
本開示によれば、車両全体の挙動から不正及びその予兆を検知することができる。
実施の形態1の検知装置を搭載する車両の要部構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1の検知装置の要部構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1の検知装置の学習モデルの構成の一例を示す模式図である。 実施の形態1の学習モードでの処理部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1の判定モードでの処理部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2の検知装置の要部構成の一例を示すブロック図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本実施の形態に係る検知装置は、車両に搭載され、該車両の異常を検知する検知装置であって、前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得する取得部と、該取得部が取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定する推定部と、前記推定部が推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する検知部とを備える。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、車両の異常を検知させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得する処理と、取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定する処理と、推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する処理とを実行させる。
本実施の形態に係る検知方法は、車両の異常を検知させる検知方法であって、前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得し、取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定し、推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する。
推定部が推定した車両の挙動と、実際の挙動が異なる場合、車両に異常が生じていることとなる。車両の異常は、例えば、車両制御システムへの車両外から不正に侵入されて、運転者が意図しない制御がなされていること等が原因である。上記の構成により前記異常を検知することにより、車両全体の挙動から不正及びその予兆を検知することができる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記検知部は、前記推定部が推定した挙動と前記車両の実際の挙動とを比較することにより前記車両の異常を検知する。
推定部が推定した車両の挙動と、実際の挙動が異なる場合、車両に異常が生じていることとなるので、挙動の比較によって異常を検知することにより、車両全体の挙動から不正及びその予兆を検知することができる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記車両に搭載されており、センサデータに基づき前記車載機器を制御する制御機器から独立して動作する。
不正な侵入があった場合であっても客観的に車両の異常を判断できるので、車両全体の挙動から不正及びその予兆を良好に検知することができる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記推定部は、前記センサデータを入力データとし、前記車両の挙動を示す挙動データを出力データとする学習モデルにより推定する。
学習モデルに基づいて車両の挙動を推定することで、推定部は結果的に最も確率が高い挙動を推定できる。個々の制御装置の異常検知で検知しきれない異常を検知できる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記車両の走行中に得られるセンサデータと、前記車両の運転者の操作に基づく前記車両の挙動を示す挙動データとを教師データとして前記学習モデルを学習させる学習処理部を備える。
学習処理部により学習モデルを学習させることができる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記センサデータは、前記車両に搭載されたセンサが取得した生データ、又はセンサからの出力波形であり、前記挙動データは、前記車両の走行に係る制御信号、又は駆動電力波形である。
車両全体の挙動から不正及びその予兆を良好に検知することができる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記学習処理部は、前記車両の運転者毎に学習モデルを分別して学習させる。
運転者夫々の運転の癖などに対応して車両の挙動を推定でき、車両全体の挙動から不正及びその予兆を良好に検知することができる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記検知部が前記車両の異常を検知した場合、前記車両の異常を示す信号を出力する出力部を備える。
異常を示す信号を出力することにより、運転者に通知することができ、安全を確保することができる。
本実施の形態に係る検知装置は、前記車両から取り外された場合に通知を行う通知部を備える。
検知装置が物理的に取り外されたことを車両の利用者等に通知することができる。
本実施の形態に係る学習モデルは、車両の車載機器から取得された前記車両の内外で得られるセンサデータが入力される入力層と、前記センサデータに対応する車両の挙動を示す挙動データを出力する出力層と、前記車両の走行中のセンサデータ、及び前記車両の運転操作に基づく前記車両の挙動を教師データとして前記センサデータと前記挙動データとの間を紐づける中間層とを含み、前記車両の走行中のセンサデータを前記入力層へ入力し、前記中間層で演算することで前記センサデータに対応する挙動データを推定する処理に用いられる。
学習モデルに基づいて車両の挙動を推定することで、推定部は結果的に最も確率が高い挙動を推定できる。
本実施の形態に係る学習モデルは、前記車両に搭載されており、前記センサデータに基づき制御信号を出力する制御機器に基づく前記車両の挙動と、前記センサデータに対応して推定される挙動データが示す挙動とを比較して前記制御機器の異常を検知する処理に用いられる。
個々の制御装置の異常検知で検知しきれない異常を検知できる。
[本願発明の実施形態の詳細]
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態1の検知装置を搭載する車両の要部構成の一例を示すブロック図である。図1において、100は車両であり、車両100は、中継装置1、通信バス1a〜1c、走行制御ECU2、ボディECU3及び情報ECU4等の複数のECU並びに検知装置5を備える。
中継装置1は、異なる通信バス1a,1b,1cに接続されている。通信バス1aには走行制御ECU2、通信バス1bにはボディECU3、通信バス1cには情報ECU4が接続されている。走行制御ECU2、ボディECU3、及び情報ECU4は、中継装置1の中継により相互に情報を送受信できる。
中継装置1には、故障を診断する故障診断装置101が接続される接続ポート1dが接続されている。故障診断装置101は、接続ポート1dを介して、中継装置1により収集される各ECU2,3,4からの情報に基づいて、車両の故障診断を行う。
車両100は、ブレーキ装置20、エンジン21、トランスミッション22、ABS23、ステアリング24、カメラ30、ミリ波レーダ31、赤外線センサ32、超音波センサ33、ドア34、ライト35、ミラー36、ナビゲーション装置40、スピーカ41、オーディオ機器42及びディスプレイ43等の車載機器を備える。
走行制御ECU2は、車両100に搭載されているブレーキ装置20、エンジン21、トランスミッション22、ABS(Antilock Brake System )23、ステアリング24等の走行制御系の車載機器を制御する。走行制御ECU2は、説明を容易にするために仮想的に1つのECUとして説明するが、ブレーキ装置20、エンジン21等の車載機器毎に異なるECUを用い、各ECUが通信バス1aに接続されて情報を送受信し合い、連携して動作してもよい。
エンジン21は、イグニッションスイッチ(不図示)がオンになった場合に駆動させる。走行制御ECU2は車両100の加速に応じてトランスミッション22を調整し、ハンドル(不図示)の操作に応じて、ステアリング24を作動して運転者のハンドル操作の補助を行う。
ボディECU3は、車両10に搭載されているカメラ30、ミリ波レーダ31、赤外線センサ32、及び超音波センサ33から車両100の内外で得られるセンサデータを用い、車両100のドア34、ライト35、及びミラー36等のボディ系の車載機器を制御する。ボディECU3についても説明を容易にするため1つのECUとして説明するが、異なるECUが通信バス1bに接続して情報を送受信し合い、連携して動作してもよい。
情報ECU4は、車両100に搭載されているナビゲーション装置40、スピーカ41、オーディオ機器42、ディスプレイ43等の情報系の車載機器を制御する。情報ECU4についても説明を容易にするため1つのECUとして説明するが、ナビゲーション装置40を制御するECUとオーディオ機器42を制御するECUとが通信バス1cに接続して情報を送受信し合い、スピーカ41及びディスプレイ43を共用して動作するなどしてもよい。
情報ECU4は、所定の移動通信規格、光ビーコン、又はITS(Intelligent Transport Systems )無線等の通信規格を用いた通信モジュールを備え、公衆通信網を介して外部機器と通信することが可能である。ナビゲーション装置40は、GPS受信機能を有し、スピーカ41を用いて運転者への道案内を行う。ナビゲーション装置40は、無線により車内に持ち込まれたスマートフォン102と通信する通信モジュールを内蔵している。
中継装置1は、通信バス1a,1b,1cで送受信される情報を収集し、必要に応じて異なる通信バス1a,1b,1c間で情報を中継する。中継装置1は、収集した情報の内、故障診断に使用される情報を抽出して記憶しておき、接続ポート1dを介した読み出しを受け付ける。
中継装置1の中継により、ボディECU3が接続されている通信バス1bに送信されるカメラ30、ミリ波レーダ31等のセンサデータは、通信バス1aへも送信されて走行制御ECU2でも受信できる。
走行制御ECU2は例えばADAS(Advanced driver-assistance systems)の機能を有し、カメラ30、ミリ波レーダ31、赤外線センサ32等により得られる周囲の障害物との間の距離を割り出すことができる。走行制御ECU2はカメラ30、赤外線センサ32にて撮像された画像に基づく周囲の人物、他車両を認識し、距離に応じてブレーキ装置20、トランスミッション22及びステアリング24を自動制御する等、センサデータを用いた制御を行う。
このように、車両100では、複数のECUがセンサデータを互いに送受信し、エンジン21、ブレーキ装置20等の走行制御系のみならず、ドア34、ライト35等のボディ系、オーディオ機器42、ナビゲーション装置40等の情報系の制御対象に対する多様な処理を互いに連携して実行する。
ここで、情報ECU4と、故障診断装置101及びスマートフォン102等の外部機器とは夫々、通信モジュール、接続ポート1d又はナビゲーション装置40の通信モジュールを介して車両100の車載機器の一部に通信接続することが可能である。これらの外部機器は、その使用状況に応じて、更に車両100外の別の機器、センター等と通信を行うことができる。このような通信接続経路は、不正な情報を送出する攻撃者からの侵入経路となり得る。
車両100は検知装置5を用いて不正な侵入及びその予兆等の車両の異常を検知する。検知装置5は、中継装置1により接続されている通信バス1a,1b,1cのいずれにも接続されず、独立した装置として動作する。検知装置5は、カメラ30、ミリ波レーダ31等のセンサ群によって得られるセンサデータと、これらを用いて動作するブレーキ装置20、エンジン21等の挙動との整合性を俯瞰するようにして検知し、走行制御ECU2における制御に不正な情報の侵入の疑いが無いか、またその予兆が無いかを判断する。これにより、不正な侵入があった場合であっても客観的に車両の異常を判断できるので、車両全体の挙動から不正及びその予兆を良好に検知することができる。以下、検知装置5の構成及び動作について述べる。
図2は、実施の形態1の検知装置5の要部構成の一例を示すブロック図である。検知装置5は、制御部50、記憶部51、入出力部52、圧力センサ53、処理部54及び通知部59を備える。検知装置5は、例えば筐体を備え、該筐体内部に制御部50、記憶部51、入出力部52、処理部54を収容する。圧力センサ53及び通知部59は筐体の外部に設けられる。処理部54は、学習データ生成部55、学習モデル56、学習処理部57、及び入力データ生成部58を備える。
制御部50は、例えば、CPU(Central processing unit )で構成することができ、内蔵するROM(Read only memory)及びRAM(Ramdom access memory)等のメモリを用い、検知装置5全体を制御する。制御部50は、記憶部51に記憶されている処理プログラム510に基づく情報処理を実行する。
記憶部51は、例えばハードディスク又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いることができる。記憶部51には、処理部54における後述の学習モードに必要な情報を記憶する。
入出力部52を介して、検知装置5に各車載機器からの情報が入力され、また、後述する指示の信号が出力される。
圧力センサ53は、例えば、筐体の外面及び車両100におけるその取り付け面の間の圧力を検出する。通知部59は、例えば、LEDライト等である。制御部50は、圧力センサ53からの信号に基づいて、検知装置5が車両100から取り外されたか否かを判定し、検知装置5が車両100から取り外されたと判定した場合、通知部59を点滅させて、その旨を通知する。これにより、検知装置5が物理的に取り外されたことを車両の利用者等に通知することができる。
また、通知部59は、後述のように処理部54から出力された異常信号に基づいて、車両100に異常がある旨を通知する。なお、通知部59はスピーカ等であってもよく、音声により異常を通知してもよい。
処理部54は、処理プログラム510に基づいて学習モデル56を学習させる学習モードと、学習済の学習モデル56を用いて異常を判定する判定モードとで動作する。処理部54は、学習モードにより学習モデル56を更新し続けながら、判定モードにより車両100の異常を判定して検知する。
図3は検知装置の学習モデル56の構成の一例を示す模式図である。学習モデル56は、深層学習(ディープラーニング)を含むニューラルネットワークモデルであり、入力層、出力層及び複数の中間層から構成されている。なお、図3では、説明を容易にするため、2つ中間層を図示しているが、中間層の層数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
入力層、出力層及び中間層には、1つ又は複数のノード(ニューロン)が存在し、各層のノードは、前後の層に存在するノードと一方向に所望の重みで結合されている。入力層のノードの数と同数の成分を有するベクトルが、学習モデル56の入力データ(学習用の入力データ及び異常判定用の入力データ)として与えられる。
入力データには、車両100におけるセンサ群で得られる時系列のセンサデータが含まれる。センサデータは、例えば、前記車両に搭載されたカメラ30、赤外線センサ32等のセンサ群が取得した生データ、又はセンサ群からのECUへの出力波形である。
また、カメラ情報等の画像情報が入力データに含まれるため、それらを反映する、畳み込み層やプーリング層を中間層に加えた畳み込みニューラルネットワークを用いることが望ましい。
入力層の各ノードに与えられたデータは、最初の中間層に入力して与えられると、重みおよび活性化関数を用いて中間層の出力が算出され、算出された値が次の中間層に与えられ、以下同様にして出力層の出力が求められるまで次々と後の層(下層)に伝達される。なお、ノードを結合する重みのすべては、学習アルゴリズムによって計算される。学習モデル56の出力層は、出力データとして挙動データを出力する。
以上のように、学習モデル56は、車両100の走行中のセンサデータを入力層へ入力し、中間層で演算することでセンサデータに対応する挙動データを推定する。
出力データには、センサデータに対応する車両の挙動を示すエンジン情報、ブレーキ装置情報、トランスミッション情報、ABS情報及びステアリング情報等の挙動データが含まれる。挙動データは、エンジン21への信号等の車両100の走行に係る車載機器への制御信号、又は駆動電力波形である。
学習モデル56及び学習処理部57は、例えば、CPU(例えば、複数のプロセッサコアを実装したマルチ・プロセッサなど)、GPU(Graphics Processing Units)、DSP(Digital Signal Processors)、FPGA(Field-Programmable Gate Arrays)などのハードウェアを組み合わせることによって構成することができる。また、量子プロセッサを組み合わせることもできる。なお、学習モデル56は、再帰型ニューラルネットワーク(Recurrent Neural Network, RNN)であってもよい。また、学習モデル56は、ニューラルネットワークモデルに限定されるものではなく、他の機械学習モデルでもよい。
以下では、まず学習モデル56の学習モードについて説明する。
処理部54は、データの取得部としての機能を有し、車両100の走行中に第1時点から、第1時点より後の第2時点までのセンサ群のセンサデータを取得する。第1時点と第2時点との間の期間は、適宜設定することができ、例えば、0.1秒、1秒としてもよい。
学習データ生成部55は、第1時点から第2時点までの時系列のセンサデータを入力データとし、第2時点での実際の車両100の運転者の操作に基づく車両100の挙動を示す挙動データを出力データとする学習データ(教師データ)を生成する。
学習処理部57は、学習データ生成部55で生成した学習データ(教師データ)と、学習モデル56が推定した挙動データとを取得する。学習処理部57は、学習モデル56が推定した挙動データと学習データ(教師データ)とを比較して学習モデル56を学習させる。学習モデル56は、第1時点から第2時点への時系列のセンサデータに対応して、教師データが示すような挙動になるということを学習する。ここで、学習モデル56の中間層は、車両100の走行中のセンサデータ、及び車両100の運転操作に基づく車両100の挙動を教師データとして、センサデータと挙動データとの間を紐づける。
学習データ(教師データ)は、初期的には模範的な車両の挙動を示すエンジン情報、ブレーキ装置情報、トランスミッション情報、ABS情報及びステアリング情報等であってセンサデータに対応するデータであり、例えば、エンジン21への信号等の車両100の走行に係る車載機器への制御信号、又は駆動電力波形であってもよい。
次に、異常を判定する判定モードについて説明する。第1時点(例えば、現在)から所定期間後の第2時点(例えば、現在から0.1秒後又は1秒後等)までの時系列のセンサデータを学習済の学習モデル56に入力すれば、第2時点での車両100の挙動を推定することができる。これにより、AI(Artificial Intelligence)を用いて将来(例えば、現在から0.1秒後又は1秒後等)の車両100の挙動を推定することができる。
また、学習モデル56が推定した車両100の挙動データと、実際の車両100の挙動に係る走行制御ECU2からのセンサデータに基づいた制御信号(特にADASが機能しているとき)に係る挙動データとを比較することにより、車両100に異常が生じているかを判定できる。なお、情報ECU4等他のECUから制御信号に係る挙動データを比較することにより、車両100に異常が生じているかを判定してもよい。
処理部54は、車両100に異常が生じていると判定した場合、異常信号を制御部50に出力する。制御部50は、異常信号が入力された場合、走行制御ECU2に信号を出力し、ブレーキ装置20の作動、ステアリング24の作動等により、車両100の運転者及び周囲の車両等の安全を確保する。
入力データ生成部58は、第1時点及び第2時点での時系列のセンサデータに基づいて、異常判定のための入力データを生成する。
学習済の学習モデル56は、時系列のセンサデータを入力データとして、第2時点での車両100の挙動を推定する。即ち、学習モデル56は、処理部54が取得したセンサデータに基づいて、車両100の挙動を推定する。処理部54は、推定された車両100の挙動データと、第2時点における実際の車両100の挙動とを比較して、車両100の異常の判定を行う。
比較された挙動データが大きくかけ離れている場合、例えば、信号の波形が大きく異なる等の場合、車両100は車両100の内外の環境に対して間違った挙動をしていることとなる。この場合、車両100の各ECU間の通信に侵入されている可能性があるため、処理部54は、異常があると判定する。以上により、処理部54は、学習モデル56が推定した挙動に基づいて車両100の異常を検知する。また、処理部54は、車両100の異常を検知した場合、車両100の異常を示す信号を出力する。
図4は学習モードでの処理部54の処理手順の一例を示すフローチャートである。処理部54は、第1時点及び第2時点を設定し(S11)、第1時点から第2時点までのセンサデータを取得する(S12)。
処理部54は、取得した第1時点から第2時点までの時系列のセンサデータを入力データとし、挙動データを出力データとする学習用データを生成する(S13)。
処理部54は、生成した学習用データに基づいて、学習モデル56の学習及び更新を行い(S14)、処理を終了するか否かを判定する(S15)。処理を終了しないと判定した場合(S15でNO)、処理部54は、ステップS12以降の処理を続け、処理を終了すると判定した場合(S15でYES)、処理を終了する。処理部54は、例えばエンジン21が停止した場合に本処理を終了する。
図5は判定モードでの処理部54の処理手順の一例を示すフローチャートである。処理部54は、第1時点及び第2時点を設定し(S31)、第1時点から第2時点までのセンサデータを取得する(S32)。処理部54は、第1時点から第2時点までの時系列のセンサデータに係る入力データを学習モデル56に入力する(S33)。
処理部54は、学習モデル56が推定し、出力した挙動データを取得する(S34)。その後、処理部54は、S34にて取得した車両の挙動に係る挙動データと、走行制御ECU2から出力される制御信号等である挙動データを比較する(S35)。即ち、処理部54は学習モデル56により推定した挙動と実際の車両100の挙動を比較する。
その後、処理部54は、異常があるか否かの判定を行う(S36)。処理部54は、推定した挙動データ及び実際の挙動データが略一致し、異常がないと判定した場合(S36でNO)、処理を終了する。制御部50は、推定した挙動データ及び実際の挙動データが大きくかけ離れ、異常があると判定した場合(S36でYES)、異常信号を制御部50及び通知部59に出力し(S37)、通知部59にLEDの点滅等により、異常がある旨を通知させて処理を終了する。ここで、処理部54は、例えば、挙動データの差分に基づいて、具体的には推定された挙動データと実際の挙動に係る挙動データの相関値を算出し、該相関値が閾値を越えているか否か等により異常があるか否かの判定を行う。
制御部50は、異常信号が入力された場合、走行制御ECU2に信号を送信し、ブレーキ装置20、エンジン21及びステアリング24等の作動又は停止により、車両100の走行に係る安全を確保する。
制御部50及び処理部54は、CPU(プロセッサ)、GPU、RAM(メモリ)などを備えた汎用コンピュータを用いて実現することもできる。すなわち、図4及び図5に示すような、各処理の手順を定めたコンピュータプログラムをコンピュータに備えられたRAM(メモリ)にロードし、コンピュータプログラムをCPU(プロセッサ)で実行することにより、コンピュータ上で制御部50及び処理部54を実現することができる。コンピュータプログラムは記録媒体に記録され流通されてもよい。
学習モデル56は、各車載装置から取得した情報に基づいて、車両100の挙動を推定する。学習モデル56が推定した車両100の挙動と、実際の挙動が異なる場合、車両100に異常が生じていることとなる。ここで、車両100の異常は、例えば、走行制御ECU2等の車両制御システムに車両100外から不正に侵入されて、運転者が意図しない制御がなされていること等が原因である。学習モデル56が推定した車両100の挙動と、実際の挙動が異なる場合、車両100に異常が生じていることとなるので、上記の構成により挙動の比較によって車両100の異常を検知することにより、車両100の挙動から不正及びその予兆を検知することができる。
また、学習モデル56に基づいて車両100の挙動を推定することで、結果的に最も確率が高い車両100の挙動を推定できる。これにより、個々のECUの異常検知で検知しきれない異常を検知することができる。
更に、処理部54が異常信号を出力することにより、上述のように通知部59等により運転者に通知することができ、安全を確保することができる。更に、センサデータとして車両100に搭載されたカメラ30等のセンサ群が取得した生データ、又はセンサ群からの出力波形を用い、挙動データとして車両100の走行に係る制御信号、又は駆動電力波形を用いることにより、車両100の挙動から不正及びその予兆を良好に検知することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2における検知装置5においては、車両100の運転者毎に学習モデルを学習させる。実施形態2における検知装置5及びこれを備える車両100の構成について実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、実施の形態2の検知装置5の要部構成の一例を示すブロック図である。実施の形態2に係る検知装置5の処理部54は、複数の学習モデル56a,56b,56c,・・・を備える。複数の学習モデル56a,56b,56c,・・・は、図示の3つに限られず、車両100の運転者として予め登録された人数分設けられていればよい。制御部50は、中継装置1から入出力部52を介して車両100の運転者を識別する運転者情報を取得し、該運転者情報を処理部54に入力する。
運転者情報は、例えば車内カメラ(不図示)から得られる運転者の顔を映した画像データであり、制御部50は、画像データと記憶部51に予め記録されたデータとを比較して顔認証を行い、運転者を特定する。なお、運転者情報は、静脈センサ、指紋センサなどの生体センサから得られる静脈パターン又は指紋であってもよい。また、運転者情報は車両100のキー情報、ナビゲーション装置40が備える操作部を通じて入力される情報又はスマートフォン102から送信される情報であってもよい。
運転者情報を入力された処理部54は、学習モデル56a,56b,56c,・・・の内、運転者情報に係る運転者に対応する学習モデルを選択する。学習処理部57は、選択された学習モデルにおいて、学習及び更新を行い、これにより、車両100の運転者毎に学習モデルを分別して学習させる。このとき、学習データ生成部55は、運転者情報に基づいて、運転者毎の学習データ(教師データ)を作成し、実施の形態1と同様に学習モデルの学習及び更新を行う。また、処理部54は、選択された学習モデルを使用して、実施の形態1と同様に車両100の挙動の推定を行う。
以上より、車両100の運転者に対応して、車両100の挙動を学習モデル56に学習させることができ、検知装置5は、運転者の運転の癖等に対応して、車両100の異常を検知できる。したがって、検知装置5は、運転者夫々の運転の癖などに対応して車両の挙動を推定でき、車両全体の挙動から不正及びその予兆を良好に検知することができる。
なお、上記の実施の形態1及び2における上記の学習モード及び判定モードにおいては、入力データとして時系列のセンサデータを使用したが、時系列のセンサデータでなく、ある時点におけるセンサデータ、例えば、カメラ30により撮影した画像の解析データに基づいて、学習モデル56の学習、又は学習モデル56による挙動の推定を行ってもよい。また、クラウドを利用して学習モデル56の学習を行い、学習させた学習モデル56を車両においてインストールするようにしてもよい。更に、検知装置5が車両100から取り外されたか否かは、圧力センサ53に代えて、無線通信に対する応答があるか否かにより検知してもよい。
開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 中継装置
1a,1b,1c 通信バス
1d 接続ポート
2 走行制御ECU(制御機器)
20 ブレーキ装置(車載機器)
21 エンジン(車載機器)
22 トランスミッション(車載機器)
23 ABS(車載機器)
24 ステアリング(車載機器)
3 ボディECU(制御機器)
30 カメラ(センサ)
31 ミリ波レーダ(センサ)
32 赤外線センサ(センサ)
33 超音波センサ(センサ)
34 ドア(車載機器)
35 ライト(車載機器)
36 ミラー(車載機器)
4 情報ECU(制御機器)
40 ナビゲーション装置(車載機器)
41 スピーカ(車載機器)
42 オーディオ機器(車載機器)
43 ディスプレイ(車載機器)
5 検知装置
50 制御部
51 記憶部
510 処理プログラム
52 入出力部
53 圧力センサ
54 処理部(取得部、検知部、出力部)
55 学習データ生成部
56,56a,56b,56c 学習モデル(推定部)
57 学習処理部
58 入力データ生成部
59 通知部
100 車両
101 故障診断装置
102 スマートフォン

Claims (13)

  1. 車両に搭載され、該車両の異常を検知する検知装置であって、
    前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得する取得部と、
    該取得部が取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定する推定部と、
    前記推定部が推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する検知部と
    を備える検知装置。
  2. 前記検知部は、前記推定部が推定した挙動と前記車両の実際の挙動とを比較することにより前記車両の異常を検知する請求項1に記載の検知装置。
  3. 前記車両に搭載されており、センサデータに基づき前記車載機器を制御する制御機器から独立して動作する請求項1又は請求項2に記載の検知装置。
  4. 前記推定部は、前記センサデータを入力データとし、前記車両の挙動を示す挙動データを出力データとする学習モデルにより推定する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の検知装置。
  5. 前記車両の走行中に得られるセンサデータと、前記車両の運転者の操作に基づく前記車両の挙動を示す挙動データとを教師データとして前記学習モデルを学習させる学習処理部を備える請求項4に記載の検知装置。
  6. 前記センサデータは、前記車両に搭載されたセンサが取得した生データ、又はセンサからの出力波形であり、
    前記挙動データは、前記車両の走行に係る制御信号、又は駆動電力波形である
    請求項4又は請求項5に記載の検知装置。
  7. 前記学習処理部は、前記車両の運転者毎に学習モデルを分別して学習させる請求項5に記載の検知装置。
  8. 前記検知部が前記車両の異常を検知した場合、前記車両の異常を示す信号を出力する出力部を備える
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の検知装置。
  9. 前記車両から取り外された場合に通知を行う通知部を備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の検知装置。
  10. コンピュータに、車両の異常を検知させるためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得する処理と、
    取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定する処理と、
    推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する処理と
    を実行させるコンピュータプログラム。
  11. 車両の異常を検知させる検知方法であって、
    前記車両の車載機器から前記車両の内外で得られるセンサデータを取得し、
    取得した前記センサデータに基づいて、前記車両の挙動を推定し、
    推定した挙動に基づいて前記車両の異常を検知する検知方法。
  12. 車両の車載機器から取得された前記車両の内外で得られるセンサデータが入力される入力層と、
    前記センサデータに対応する車両の挙動を示す挙動データを出力する出力層と、
    前記車両の走行中のセンサデータ、及び前記車両の運転操作に基づく前記車両の挙動を教師データとして前記センサデータと前記挙動データとの間を紐づける中間層と
    を含み、
    前記車両の走行中のセンサデータを前記入力層へ入力し、前記中間層で演算することで前記センサデータに対応する挙動データを推定する処理に用いられる学習モデル。
  13. 前記車両に搭載されており、前記センサデータに基づき制御信号を出力する制御機器に基づく前記車両の挙動と、
    前記センサデータに対応して推定される挙動データが示す挙動とを比較して前記制御機器の異常を検知する処理に用いられる請求項12に記載の学習モデル。
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