JP2004331051A - 車両状態監視システム - Google Patents

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Sekibai Ri
碩培 李
Takashi Kurokawa
隆 黒川
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Abstract

【課題】侵入者が車両に不正侵入したとき、侵入者の写真撮影を行い、車両の正当な利用者に携帯電話等の携帯端末に知らせる。
【解決手段】本発明の車両状態監視システムは、車両2に不正侵入者が侵入したとき、赤外線センサー等の人感センサ101で検知し、カメラ25で車両内の様子、不正侵入者等を撮影し、車両2の正当な利用者の携帯端末に送信する。また、スピーカー103から警報サイレン、威嚇音、警告等を発生し、不正侵入者を威嚇する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、車両状態監視システムに関するものであり、特に人感センサと画像撮影装置を含む車載ユニットが車両に搭載され、車両の不正侵入者を監視する車両状態監視システムに関する。
車両の盗難、又は車両に不正侵入して金品を盗む被害が多発している。このとき、車両に何者かが不正侵入したときに、誰が侵入したかを判別することは一般には困難である。即ち、不正侵入か、正当な使用者の使用かを判別することは困難である。
また、車両の正当な使用者が車両から離れているとき、遠隔地から車内の様子を把握することは困難である。
盗難された車両を発見するために車両にGPS(Global Positioning System)を内蔵したナビゲーションのデータを入手して車両の現在位置を確認するナビゲーションシステムが提案されている(特許文献1)。この提案されたナビゲーションシステムの場合、登録された盗難車を発見するものであり、車の正当な所有者、又は使用者が自己の車両の位置を確認するために車両の所在地を確認できる機能は備えていない。
また、ナビゲーションシステムで運行管理サーバーからの要求で自動的に位置情報の要求があったときに車両の位置を携帯電話機から送信して車両を管理するものが提案されている(特許文献2及び3)。同様に、これらのシステムは、管理センターと車両とのやり取りであり、車の正当な所有者が確認のために車の所在地を携帯電話等で自由に呼び出して確認する等の機能は備えていない。
一般消費者にとって家と車は、大切な財産と考えられる。ところがこれらの従来提案されている車の管理は、車をインテリジェント化して車自身が管理する、又は専門の管理者が管理するシステムとして構築されている形態になっているので、車のオーナーの所有者意識や操縦、バッテリー容量の低下等の車のメイテナンスの管理の楽しさといった車を趣味とする人達の喜びを奪ってしまっている。
また、内蔵バッテリーを備えた通信モジュールで車両が移動される等の異常を検出すると警告アラームを自動発信し、同時に車両の所有者の電話機へ発信するものが提案されている(特許文献4及び5)。しかしながら、これらの提案されたものは、音声による警告のみであり警察等に捜査を依頼するときに犯人を特定する証拠の収集は困難である。後者のものは、車の異常を感知したときに、所有者の携帯電話端末へ位置情報等を連絡するものが開示されている。
この盗難、事故、悪戯等による車両の事故に対するときも同様に、所有者自ら管理する一体化が失われている。
特開平11−230763号公報 特開2001−268620号公報 特開2002−279592号公報 特開2003−8764号公報 特開2002−352349号公報
本発明は上述のような技術背景のもとになされたものであり、下記の目的を達成する。
本発明の目的は、侵入者が車両に不正侵入したとき、侵入者の写真撮影を行い、車両の正当な利用者に知らせることができる車両状態監視システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、車両が停止し、利用者が車両から離れているとき、車両内の様子を遠隔地から撮影し、利用者に送信することができる車両状態監視システムを提供することにある。
本発明の更に目的は、侵入者が車両に不正侵入したとき、侵入者の写真撮影を行い、かつ警報を発生して侵入者を威嚇することができる車両状態監視システムを提供することにある。
本発明の更に目的は、車両付近からリモートコントローラで、又は予め登録された携帯電話端末機から車両に搭載された車載ユニットを遠隔制御し、車両を監視することができる車両状態監視システムを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するため、次の手段を採る。
本発明の車両状態監視システムの発明は、情報を伝達する通信網に接続するための通信端末機、前記通信端末機の通信を制御するための通信手段、車両の現在位置を検知できる現在位置検知手段、及び、メモリに格納されているプログラムを実行し制御するための中央処理装置を備え前記車両に搭載された車載ユニットと、
前記通信網に接続され、登録された会員情報、前記車両を識別するための車両情報、及び地図情報が記憶されたサーバーと、
前記車載ユニットを無線通信によって遠隔操作するための遠隔制御手段と
からなる遠隔車両管理システムであって、
前記車載ユニットは、
前記車両の室内の状況を撮影するための画像撮影装置と、
前記車両内の移動物体を検知するための移動物体検知手段と、
前記画像撮影装置で撮影された画像を前記通信端末機を介して前記サーバに送信するための画像送信手段とを備え、
前記プログラムは、
前記車両のエンジンスターター・キーがエンジンスターターの差込口に挿入されているときの通常モードのための通常モードプログラムと、
前記エンジンスターター・キーが前記差込口に挿入されていないとき、前記移動物体検知手段を制御して、前記車両内の状態を常時監視して前記移動物体があるか否かを監視するセキュリティモードのためのセキュリティモードプログラムと
を含むことを特徴とする。
本発明2の車両状態監視システムは、本発明1において、
前記通常モードプログラムは、前記移動物体検知手段が前記車両内の様子を常時監視していて、設定された第1所定時間の間に、前記移動物体を検知できないときは前記セキュリティモードに遷移するように動作させることを特徴とする。
本発明3の車両状態監視システムは、本発明1又は2において、
前記セキュリティモードプログラムは、前記移動物体検知手段が前記移動物体を検知したとき、前記画像撮影装置で前記車両内の状態の撮影を行い、設定された第2所定時間が経過したら前記画像送信手段により前記画像を前記サーバーに転送し、設定された第3所定時間が経過したら前記車両に搭載された警告発生手段により警告を発することを特徴とする。
前記警告音は、合成された音声、非常用のサイレン音等である。
本発明4の車両状態監視システムは、本発明1又は2において、
前記移動物体検知手段は、前記侵入者が設定された区域に侵入したとき、前記侵入者が発生する熱を赤外線により検知する赤外線センサーであることを特徴とする。本発明の前記移動物体検知手段は、超音波により移動体を検知する超音波センサー、電波を発することにより移動物体を検知する電波レーダー等の手段であっても良い。又、車両内の画像を定時的に解析して、前画像と最新の画像とに変化があれば、移動物体が侵入したと判断するような画像解析による方法であっても良い。
本発明5の車両状態監視システムは、本発明3において、
前記セキュリティモードプログラムは、前記警告発生手段により前記警告が発生しているとき、前記遠隔制御手段により前記車載ユニットを制御して、発生している前記警告を停止させ、前記セキュリティモードを解除できることを特徴とする。
本発明6の車両状態監視システムは、本発明1又は2において、
前記セキュリティモードの設定は、
前記エンジンスターター・キーを前記差込口から抜いて、設定された第4所定時間の間に、前記移動物体検知手段によって前記移動物体が検知されないときの第1条件と、
前記遠隔制御手段から前記車載ユニットに指令して前記セキュリティモードに設定するように操作されたときの第2条件と
の内のいずれか1以上の条件によって前記セキュリティモードが設定され、
前記セキュリティモードの解除は、
前記遠隔制御手段から前記車載ユニットに指令して前記セキュリティモードの設定を解除するように操作されたときの第3条件と、
前記エンジンスターター・キーを前記差込口挿入させたときの第4条件と
の内の1以上の条件によって前記セキュリティモードが解除される
ことを特徴とする。
本発明7の車両状態監視システムは、本発明6において、前記遠隔制御手段は、商用回線に接続され予め指定された携帯通信端末であることを特徴とする。前記携帯通信端末は、主に音声り通信機器として使用され、インターネットによりホームページを閲覧できるブラウザを搭載した携帯電話器が好ましい。
本発明8の車両状態監視システムは、本発明6において、前記遠隔制御手段は、命令用の押ボタンスイッチを備えた携帯用のリモートコントローラであることを特徴とする。
本発明9の車両状態監視システムは、本発明7において、前記携帯通信端末から前記サーバに画像撮影の指示を送信し、前記サーバは前記携帯通信端末からの前記画像撮影の指示を受信して、前記車載ユニットへ送信し、前記車載ユニットが前記サーバから前記撮影の指示を前記通信端末機によって受信し、前記画像撮影装置で撮影された画像を前記画像送信手段によって前記サーバに送信し、前記サーバは前記画像を前記携帯通信端末へ送信するものであることを特徴とする。
本発明によると、次の効果が奏される。本発明の車両状態監視システムは、車両に不正侵入されたとき、車両の盗難されたとき、又は車両に異常が発生したときに、車両内の様子を画像撮影装置によって撮影し、撮影された画像を無線通信網によってサーバに送信し、車両の盗難、異常に迅速に対応できるようになる。
次に、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態を示す遠隔車両管理システム1の概念図、図2は、車載ユニット本体5の回路構成を示す機能ブロック図、図3は、サーバー3の構成を示す図である。図1に図示するように、遠隔車両管理システム1は、車載ユニット本体5を備えた車両2、サーバー3、携帯電話機4等から構成される。
車両2に搭載された車載ユニット本体5は、GPSシステムを利用し車両の現在位置を検知する機能と、ドアの開閉、エンジンの状態、バッテリーの電圧、駐車時の車両の移動等の車両情報を取得する機能と、及び通信網7へ接続して現在位置情報、車両情報をサーバー3に送信する機能等を備えている。
サーバー3は、登録された会員情報、車両情報、及び地図情報等のデータベースを備えている。サーバー3は、通信網7に接続されて、車両2に関する情報を取得し、その情報を会員の携帯電話機4へ送信して車両の状態を通知する。通信網7は、移動通信網などの公衆通信網、又はインターネット網である。
図2に図示したように、車載ユニット本体5は、CPU(Central Processing Unit)10、表示器11、RAM(Random Access Memory)12,ROM(Read Only Memory)13,加速度検出回路14、携帯通信端末インターフェース15、GPSインターフェース回路16,アナログデジタル(A/D)変換回路17、カメラインターフェース18等から構成されている。
CPU10は、車載ユニット本体5の全体を制御する中央処理装置である。RAM12、ROM13はそれぞれメモリである。表示器11は車載ユニット本体5の状態、送受信の進行状態などを表示するためのものである。表示器11は、液晶ディスプレイ又は表示ランプから構成されても良い。車載ユニット本体5は、車両2のECU(Engine Control Unit)19と車両制御回路21等と通信して車両2に関する各種情報を取得できる。
ECU19は、エンジンの始動、停止、回転の制御を行い、エンジンを最適に運転制御するものである。ECU19は、イモビライザ20の指令によって、エンジンの始動、停止を行う。イモビライザ20は、車両2のエンジンキーをキーシリンダーに挿入した際,両者の電子的な照合を行って、両者が合致しないとエンジンを始動させないためのものである。このイモビライザ20の構造、機能は、公知でありかつ発明の要旨でもないのでその説明は省略する。
車両制御回路21は、車両2のドアの開閉、ランプ等の制御を行うためのものである。車両制御回路21は、ドアセンサー22によってドアの開閉状態の検知、ドアロック/アンロックを制御するためのものである。加速度検出回路14は、車両2に設けられた2軸線方向の移動を検知するためのものであり加速度計23から信号を受け取って車両2の加速度を検出して、この加速度から車両の前部、又は後部のリフト、又は車両2全体の持ち上げを演算してその移動量を判断するためのものである。本例の加速度計23は上下方向、車両の長手方向の2軸線方向の加速度を検知するタイプのものである。
携帯通信端末インターフェース15は、携帯通信端末機24を制御するためのものである。携帯通信端末機24は、通信網7と通信を行い、サーバー3へデータ送信又はサーバー3からのデータを受信する。カメラインターフェース18は、車両2に設置したカメラ25の画像を取得するために設けられたインターフェースである。GPSインターフェース回路16は、GPS26がGPS衛星6から受信した現在位置信号を取得するためのものである。
アナログデジタル変換回路17は、バッテリー27の電圧を計測し、その残容量を把握するために設けられたものである。ただし、アナログデジタル変換回路17を設けずに、車両制御回路21からの信号を取り出して利用できる場合は、これを利用したものでも良い。また、アナログデジタル変換回路17は、侵入者による切断、故障等の何らかの原因でバッテリー27の配線が断線したときにそれを検知する機能も備えている。
このバッテリー27の断線は、携帯通信端末機24を通して、サーバー3に送信され、サーバー3はその情報を会員の携帯電話機4に送る。車載ユニット本体5は駆動するためのバッテリー(図示せず)も有しており、このバッテリーは車両のバッテリー27と接続され、常時充電されている。従って、バッテリー27が断線、又は意図的に取り外されたとしても、車載ユニット本体5は一定時間は作動できる(本例では設計上は最低5時間以上)。
図3に図示するようにサーバー3は、入出力機器34、通信網7と通信するための通信用インターフェース35を備え、記憶装置36にはデータベース40を有する。また、サーバー3は、表示器33、CPU30、RAM31、ROM32を備えている。データベース40は車主情報管理テーブル41、車情報管理テーブル42、会員管理テーブル43、追跡情報テーブル44、メール情報テーブル45、メッセージテーブル46、データベース情報テーブル47等から構成される。
車主情報管理テーブル41は、車両2の車主氏名、車主の生年月日、車主の性別、車主の運転免許番号、車両2の識別番号(以下、IDという。)、電話番号、会員番号、住所、勤務先などの車主に関するデータから構成されているデーブルである。
車情報管理テーブル42は、図4に図示するように、車両2の車ID50、ナンバープレート51、車両2のメーカー52、製造モデル53、製造年代54、車色55、排気量56、製造番号57、エンジン番号58、車体番号59、ドア個数60、有効車検期限61、走行距離62、事故有無63等のそれぞれ車両2に関するデータからなるテーブルである。また、データの追加、削除、更新、検索をおこなうための追加64、削除65、更新66、検索67等の機能をそれぞれ備えている。
会員管理テーブル43は、会員番号、会員氏名、車両2のID、入会年月日、会費支払期限などの会員に関するデータからなるテーブルである。追跡情報テーブル44は、車両2のID、追跡時の経度、緯度、住所などの車両2を追跡したときのデータからなるテーブルである。メール情報テーブル45は、メールID、メール送信先、件名、氏名、内容、添付ファイル、生成時間、送信時間、端末のIP番号、車両2のID、住所情報などからなるテーブルである。
メッセージテーブル46は、メールを送信するときに送信先へのメッセージの内容からなるテーブルである。データベース情報テーブル47は、データベース40の更新、変更、削除などを管理するための情報からなるテーブルである。また、データベース40へのアクセスした履歴のデータも有する。
また、記憶装置36は、マップデータベース70を有する。マップデータベース70は、地図のデータであるマップデータからなる。マップデータベース70からは、現在位置データの経度及び緯度で示される座標、住所などで必要な地図を検索して得ることが出来る。
サーバー3は、遠隔車両管理システム1を実現するための遠隔車両管理プログラム71を格納している。遠隔車両管理プログラム71は、無線公衆通信網とデータの送受信を行う無線通信機能と、インターネットと通信する機能を有する。また、通信網7と通信してデータの送受信を行う通信機能、メールの送受信を行うメール機能、データベース40へアクセスするデータベースアクセス機能などを有する。
[遠隔車両管理システム1の動作]
次に、遠隔車両管理システム1の動作の概要を説明する。サーバー3は、インターネット網を利用してユーザへメールを送信、又はユーザからのメールを受信する。サーバー3は、無線公衆通信網を利用して車両2の状態を示すデータの受信、又は車両2への制御指令、若しくはデータ要求を送信する。また、車両2の車載ユニット本体5は、携帯通信端末機24で無線公衆通信網に接続してサーバー3へのメール送受信を行っても良い。
このとき、サーバー3は無線公衆通信網と専用線で接続されて直接、又は無線公衆通信網からインターネット経由でメールを送受信する。これらの通信機能は、サーバー3の遠隔車両管理プログラム71によって行われる。サーバー3は、プロキシー(Proxy)サーバー機能を有し、インターネット通信を行うとき全ての通信をプロキシーサーバーを経由して行っても良い。
サーバー3のメール機能を利用して、車両2の現状をユーザに報告したり、又は、ユーザから車両2への指示を受信したりするためのユーザとのメールの送受信を行う。このとき、インターネットのTCP/IPプロトコルを利用しても良い。サーバー3は、無線通信機能を利用して車両2とのデータの送受信を行う。このとき、車両2に関する情報を受信したり、車両2への制御指令を送信したりする。
遠隔車両管理プログラム71は、車両2からの情報を受信して、情報を解析してデータベース40に格納されている制御方法に従って、車主にメールをするか、又は車両2への制御指令・データ要求を行う。
[車両2の現在位置確認方法]
次に、ユーザが車両2の現在位置を確認する手順を図5のフローチャートを参照しながら説明する。ユーザは、所持している携帯電話機4のメール機能を利用して、車両2の位置確認を要求する要求メールを作成する(S1)。ユーザは、携帯電話機4をフックオンし(S2)、携帯通信網に接続してユーザ認証を行う(S3)。
そして、サーバー3へ車両2の現在位置を確認する要求メールの送信を開始する(S4)。要求メールの送信が終わると(S5)、携帯通信網と接続を切断して(S6)、携帯電話機4をフックオフ(S7)し、サーバー3からの返事メールが到着するまで待機する(S8)。サーバー3から返事メールが到着すると受信して(S9)、返事メールを開き(S10)、車両2の位置を確認する(S11)。車両2の位置確認が終わったら返事メールを閉じて(S12)、携帯電話機4をフックオフする(S13)。
よって、このようにユーザが車両2の現在位置を確認する一連の動作が終了する。盗難されたとき等のように、連続的に車両2の位置を確認したいときは、その要求メールをサーバー3に送信するとサーバー3は、所定時間毎に位置確認を行いこれを携帯電話機4に送信することができる。
図6は、ユーザから車両2の位置確認を要求する位置確認メールをサーバー3で処理する手順を示すフローチャートである。遠隔車両管理プログラム71は、車両2の位置確認を要求する要求メールを受信する(S20)。遠隔車両管理プログラム71は、車載ユニット本体5へ送信する車両要求メールを作成する(S21)。そして、車載ユニット本体5へ車両要求メールを送信する(S22)。車両要求メールの送信が終了すると、車載ユニット本体5からの返事のメールが到着するまで待機する(S23)。
車載ユニット本体5から車両2の位置データを有する返事メールが到着すると受信する(S24)。返事メールのデータから車両2の位置に関する位置データを抽出して(S25)、ユーザへの返事メールを作成する(S26)。返事メールの作成が終了すると、ユーザへ送信する(S27)。よって、ユーザから車両2の位置確認を要求する位置確認を要求する要求メールをサーバー3で処理する一連の手順が終了する。
ただし、本実施の形態では、衛星の電波をキャッチできない地下室、トンネルに車両が入ったときはその検知できた最後の地点である入口等をサーバー3が記憶して、その最後の地点を携帯電話機4に報告する機能がある。
[車両位置確認の車載ユニットの処理]
図7は、車載ユニット本体5がサーバー3の要求を受けて指示に従って処理する手順を示すフローチャートである。車載ユニット本体5は、無線公衆通信網の基地局8と通信してサーバー3、及びユーザからの要求又は指令を受信し、その返事を送信する。そのため、車載ユニット本体5と接続されている携帯通信端末機24は随時基地局8からの信号を監視している。基地局8は、車載ユニット本体5へメールを受信したときに、信号を携帯通信端末機24へ送信する。
車載ユニット本体5側では、基地局8からの接続要求を受信するまで待機している(S30)。接続要求があると、携帯通信端末機24はフックオンし(S31)、基地局8と接続し接続認証を行う(S32、S33)。そして、要求メールを受信し(S34)、要求メールの内容を解析する(S35)。車両2の位置データを要求しているときは、GPSインターフェース回路16へ接続して(S36)、GPS26へ接続する(S37)。
GPS26から位置情報を取得して(S38)、返信メールの作成を行う(S39)。返信メールの作成が終了すると、返信メールをサーバー3へ送信する(S40)。返信メールの送信が終了すると(S41)、基地局8との接続を切断し(S42)、携帯通信端末機24はフックオフする(S43)。そして、次の要求が来るまで待機する(S43→S30)。よって、車載ユニット本体5での一連の処理が終了する。
[車両位置確認の報告メール]
図8には、ユーザに車両2の位置情報を報告するメールの例である報告メール80を図示している。報告メール80には、氏名81、ナンバープレート51、送信日時82、確認日時83、緯度84、経度85が表示されている。氏名81は、ユーザの氏名で、ナンバープレート51は車両2のナンバープレートである。送信日時82は報告メール80を送信した時刻であり、年月日と時分で表示されている。確認日時83は、車両2を確認したときの日時であり、月日時分で表示されている。緯度84、経度85は、車両2を確認したときの座標の緯度と経度である。
前述した位置確認は、位置情報を緯度と経度で表示するものであったが、サーバー3の地図情報と重ねてメールするものであっても良い。
[ドアロック/アンロックの確認]
ユーザは、車両2のドアのドアロック/アンロックを確認するとき、前述の位置確認と同様の手順で確認要求メールをサーバー3へ送信し、サーバー3からその要求の結果を受け取る(図5を参照)。サーバー3では、ユーザから要求メールを受信して処理し、その要求を車載ユニット本体5へ送信する(図6を参照)。車載ユニット本体5では、サーバー3からの要求メールを受信してドアのドアロック/アンロックを確認する。この確認の結果をサーバー3へ送信し、サーバー3はユーザへメール報告する。
このときの車載ユニット本体5でドアロック/アンロックを確認するフローチャートを図9に図示している。車載ユニット本体5は、無線公衆通信網の基地局8と通信してサーバー3、及びユーザからの要求又は指令を受信し、その返事を送信する。そのため、車載ユニット本体5と接続されている携帯通信端末機24は随時基地局8からの信号を監視している。
車載ユニット本体5では、基地局8からの接続要求を受信するまで待機している(S130)。接続要求があると、携帯通信端末機24はフックオンし(S131)、基地局8と接続し接続認証を行う(S132、S133)。そして、要求メールを受信し(S134)、要求メールの内容を解析する(S135)。車両2のドアのドアロック/アンロックデータを要求しているときは、車両制御回路21へ接続して(S136)、ドアセンサー22へ接続する(S137)。
ドアセンサー22からドアロック/アンロック情報を取得する(S138)。次、サーバー3からの要求メールには、ドアロックを変更する指示あるかを確認する(S139)。ドアロックを変更する指示がない場合は、返信メールの作成を行う(S139→S141)。ドアロックを変更する指示がある場合は、ドアロックを変更して(S140)、返信メールの作成を行う(S141)。
返信メールの作成が終了すると、返信メールをサーバー3へ送信する(S142)。返信メールの送信が終了すると(S143)、基地局8との接続を切断し(S144)、携帯通信端末機24はフックオフする(S145)。そして、次の要求が来るまで待機する(S145→S130)。よって、車載ユニット本体5での一連の処理が終了する。以上詳記したように、ユーザが車両2のドアのドアロック/アンロックを確認するだけの要求、又は確認してドアが開いていればロックする等の指示をすることができる。
[バッテリ−充電も含めて車両の状態の確認]
図10は、バッテリーの電圧等の車両2に関する情報の取得とエンジンを起動、停止のための制御動作の例である。なお、この車両の状態の確認は、前述したドアのロック/アンロックの確認等と同時に行っても良い。
ユーザは、車両2の車両状態の確認をするとき、前述の位置確認と同様の手順で確認要求メールをサーバー3へ送信し、サーバー3からその要求の結果を受け取る。サーバー3では、ユーザから要求メールを受信して処理し、その要求を車載ユニット本体5へ送信する。車載ユニット本体5では、サーバー3からの要求メールを受信して各種の車両情報を確認する。この確認の結果をサーバー3へ送信し、サーバー3はユーザへメール報告する(S201→S207)。
ユーザは、報告したメールの内容を見て判断する(S208)。ユーザはバッテリー電圧が低いと判断すると、充電する必要があるのでエンジンの起動指令をメールする(S208→S209)。サーバー3は、車両2が移動中でない等の確認をして車載ユニット本体5にエンジン起動指令をする(S210→S213)。車載ユニット本体5は、このエンジン起動指令を受け取ると、エンジンが稼働中でなければECU19にエンジン起動指令を発する(S217)。このとき、ECU19は、変速装置が駐車位置にある等の確認をしてスターターに電流を流してエンジン起動指令をする。
エンジンが無事起動すれば、車載ユニット本体5はこのエンジンが起動した旨の信号をサーバー3に送信する(S219→S220)。エンジンの運転は、所定時間(本例では10分)のみ稼働させる(S221)。所定時間に充電が完了しなければ運転を続行する。これらの時間の制御は、車載ユニット本体5が行うが、サーバー3で指令しても良い。また、バッテリー電圧により運転の停止、続行を判断しているが、時間で運転を停止させたものであっても良い。
これらの充電運転が終了すると、車載ユニット本体5はサーバー3に送信して正常に充電が完了し、エンジンを停止させた旨の信号を送り、サーバー3は携帯電話機4にこの旨の情報を送信して充電運転は終了する(S223→S226)。なお、この説明では充電運転として説明したが、長期間車を使用しないときのメンテナンスのための運転であっても同様である。
[エンジン停止、ドアロックのときの移動の検知と写真撮影]
図11は、車両を駐車しているときに、車両の移動を検知して警告、又は写真撮影を行うときの車載ユニットの動作例である。車載ユニット本体5は、予め設定された移動量を車両が検知すると、例えば「車にさわらないで下さい」等の音声を車載ユニット本体5のスピーカーから発し警告する。本実施の形態では、車両の前部、後部、又は全体が所定量リフトされたとき、又は駐車中でエンジン停止でかつドアがロック状態のときにドアが指令以外で開けられたときに異常と判断し携帯電話機4にサーバー3を通して送信する(S101→S105))。
ドアが開けられたときには、車内に何者かが侵入したと判断して、カメラ25で写真撮影する。カメラ25は、遠赤外線カメラであっても良い。この画像及び音声(車載ユニット本体5の音声マイク、スピーカーは図示せず。)のデータは、サーバー3に送信され後日犯罪に関係するものであれば証拠とする(S106→S110)。
[追跡方法の例]
前述した遠隔車両管理システム1は、次のような使用方法もできる。例えば、キーを付けてエンジンを稼働中に盗まれたとき、車両の現在位置を追跡すると共に、この車両は盗品である旨の音声を車載ユニット本体5のスピーカーから発する。エンジンが一端停止したとき、再起動できない指令信号を発することができるのでこの指令を携帯電話機4から発すると、エンジンは再起動しないので運転の続行はできない。従って、盗難車両の位置確認ができると共に犯人への牽制もできる。
[本発明の第2の実施の形態]
図12は、本発明の遠隔車両管理システムの第2の実施の形態であり、その概要を図示した機能ブロック図である。車両には、車載ユニット本体110、人感センサ101、スピーカー103、カメラ25、GPS26、リモコンアンテナ105、送信アンテナ107、受信アンテナ109等が設置されている。車載ユニット本体110は、車両に搭載されており、車両の異常を監視し、位置情報を取得し、サーバーとの通信を行う機能を備えた装置である。スピーカー103は、侵入者等に警報サイレン、威嚇音、警告等を発生するための音声装置である。送信アンテナ107と受信アンテナ109は、移動体通信網に接続して通信を行うためのアンテナである。
送信アンテナ107と受信アンテナ109は、車載ユニット110とサーバー間でデータの送受信を行うためものである。送用アンテナ107と受信アンテナ109は、高感度の通信機能を得るために、送信機能、受信機能を別々のアンテナで行っているが、1本のアンテナであっても良い。GPS26は、GPS衛星から送信される位置情報を受信するための電子回路である。カメラ25は、車内の様子を撮影するための画像撮影装置である。
人感センサ101は、車内の様子を監視し、車内に移動体物が発見されると車載ユニット本体110にその旨を通知するための装置である。従って、人感センサー101は、人間の移動を感知するだけでなく、車両のドア、動物の移動も検知できる。従って、人感センサ101の検知手段は、赤外線、超音波、マイクロ波による感知器であっても良い。赤外線による人感センサ101の場合は、人や動物が発する赤外線熱を受信し、この熱量の変化によって感知するものである。超音波による人感センサ101の場合は、出力する音波(およそ40kHZ)と、反射してくる音波を比較して感知する。ドップラー効果により、物体が遠ざかったり、近づいたりすると反射してくる音波の周波数に差異が生じることは良く知られている。
リモコンアンテナ105は、車載ユニット110を無線で制御するためのリモートコントローラ(図18参照、以下、リモコンという。)からの電波を受信するためのアンテナである。車載ユニット本体110は、車両のバッテリー27から電源が供給されて動作する。車載ユニット本体110は、CPU10、RAM12、ROM13、人感センサインターフェース100、スピーカーインターフェース102、カメラインターフェース18、GPSインターフェース16、A/D変換回路17、リモコンアンテナインターフェース104、送信アンテナインターフェース106、受信アンテナインターフェース108等から構成される。
車載ユニット本体110のメモリには、車載ユニット本体110を制御し動作させるためのプログラムが格納されている(図示せず)。CPU10は、RAM12、ROM13のメモリに格納されているプログラムを実行し、車載ユニット本体110を制御する中央処理装置である。車載ユニットは、基本的には2つのモードで動作する。一つの動作はセキュリティモードであり、他方の動作は通常モードである。図13は、セキュリティモードのときの車載ユニットの動作のフローの概要を示している。
セキュリティモードは、例えば、車載ユニットのリモコン115の「set」ボタン116を押してセキュリティモードに入る(図18を参照)。このセキュリティモードのとき、例えば窓を割って侵入した侵入者を人感センサ101で感知したとき、カメラ25によって写真撮影をする。そして、カメラ25で撮影した写真をサーバへ転送し始める。そして、スピーカー103から警報を発生する。この写真の転送は、スピーカー103から警報を発生しているとき、又は発生した後で開始しても良い。なお、仮に車両の正当な使用者の侵入を、何らかの誤動作でスピーカー103から警報が発せられたとき、写真撮影を除いて、リモコン115、又はパスワード等で識別された使用者の携帯電話からこれらの動作を解除することができる。
図14は、通常モードのフローチャートを図示している。人感センサ101は、ドアーの開閉、車内にいる正当な車両の使用者の移動、侵入者の移動、車内の物体の移動等を感知している。車が止まっていても、車両の正当な利用者が車から出ないで車内に留まっているときは、人感センサ101は連続して感知しているため、セキュリティモードに遷移することはない。設定された所定時間の間、車内で移動する移動物体(ドアーを含む。)を感知しないとき、自動的にセキュリティモードに入る。例えば、設定される所定時間は2分間であっても良い。このように、車の正当な利用者が、車の運転を終了して車から降りて、リモコン、携帯電話等で通常モードからセキュリティモードに遷移する指令をすることなく、車載ユニットは、自動的にセキュリティモードに遷移することができる。
図18は、リモコン115の外観の概要を図示している。リモコン115には、「set」ボタン116、「clear」ボタン117、「mute」ボタン118等のボタンが用意されている。「set」ボタン116は、車載ユニットをセキュリティモードにするためのボタンである。「clear」ボタン117は、車載ユニットのセキュリティモードを解除し、通常モードにするためのボタンである。「mute」ボタン118は、警報用のスピーカー103から発する音を止めて通常モードにするためのボタンである。
図15は、セキュリティモードのとき、カメラ25で撮影しその画像テータをサーバーに転送するまでの全体の流れを示すフローチャートである。人感センサ101でドアが開くのを、又は人の侵入を感知し、カメラ25によって写真撮影を行う。このカメラ25による写真撮影は、車の正当な使用者、侵入者、ドアの開閉等の移動物体を検知したときに、車内を撮影する。車の利用者が所定時間内、例えば20秒以内にエンジンスターター・キーをその差込口に差し込まないとスピーカー103から警報を発生し始める。
そして、更に所定時間内、例えば10秒間以内、にエンジンスターター・キーキーをその差込口に差し込まないとカメラ25で撮影された画像をサーバへ転送し始める。なお、エンジンスターター・キーをその差込口に差し込むか否かで、正当な使用者か否かを判断しているが、エンジンスターター・キーにより実際にエンジンを始動させたか否かで判断する方法でも良い。従って、本実施の形態では、エンジンスターター・キーをその差込口に差し込むとは、文字通りの意味と、及び/又は実際にエンジンをスタートすることも含む意味で使用する。
このように、画像の転送が開始されると(S328)、リモコン115によるセキュリティモードの解除ができなくなる。この場合、予め登録された携帯電話(図示せず)からセキュリティ解除の指示をしてセキュリティモードの解除を行う。即ち、本実施の形態では、リモコン115の指令よりも携帯電話から公衆回線を通した指令を最優先としている。図16は、予め登録された携帯電話に送信される、車内画像を添付したメールの一例を図示している。このメール例では、車内に進入した侵入者の写真が添付されている。
車両状態監視システムを利用したサービスを提供して業者は、インターネット上にホームページを開設している。このホームページには、車両の正当な利用者がアクセスし、車両に関する情報を入手できる連絡先が掲載されている。たとえば、メール関連のサービスを提供するページがあり、このページにアクセスし、各種の指示、命令をメールで送信することができる。車両の正当な利用者は、自ら所持している携帯端末から、このホームページにアクセスし、このメールをする。
図17は、車両の正当な利用者が車内撮影を指示する携帯画面111の一例を図示している。車両の正当な利用者は、車内の様子を把握するために携帯画面で指示し、カメラ25で撮影された画像を受け取ることができる。このとき、画像撮影を指示する携帯画面の例である。利用者は、上述のホームページにアクセスし、メールフォーマットで画像撮影を指示する携帯画面を作成し、サーバーに送信する。写真撮影を指示する場合は、例えば、図17に示した「1.写真撮影」等のように指示や命令の一覧が表示され、その中から選択して送信すると良い。
図1は、本発明の実施の形態を示す遠隔車両管理システムの概念図である。 図2は、車載ユニットの機器構成を示す機能ブロック図である。 図3は、サーバーの構成を示す図である。 図4は、車情報管理テーブルのデータ、プログラムの構成を示すブロック図である。 図5は、ユーザが車両の現在位置を確認する動作手順を示すフローチャートである。 図6は、車両の現在位置を確認するときのサーバーの動作手順を示すフローチャートである。 図7は、車両の現在位置を確認するときの車載ユニットの動作手順を示すフローチャートである。 図8は、車両の現在位置をユーザに報告するメールの例を示す画面例である。 図9は、車両ドアのロック/アンロックを確認する車載ユニットの動作手順を示すフローチャートである。 図10は、充電するためにエンジンを制御するときの遠隔車両管理システムの動作手順を示すフローチャートである。 図11は、車両の異常を検知したときの車載ユニットの動作手順を示すフローチャートである。 図12は、本発明の遠隔車両管理システムの第2の実施の形態であり、その概要を図示した機能ブロック図である。 図13は、車載ユニットがセキュリティモードで動作するときの概要を示したフローチャートである。 図14は、車載ユニットが通常モードで動作するときの概要を示したフローチャートである。 図15は、カメラで撮影するときにの全体の流れを示すフローチャートである 図16は、車両の持ち主に送信される、車内画像を添付した携帯画面の一例を図示している図である。 図17は、車両の持ち主が車内撮影を指示する携帯画面の一例を図示している。 図18には、リモートコントローラの外観の概要を図示した図である。
符号の説明
1…遠隔車両管理システム
2…車両
3…サーバー
4…携帯電話機
5…車載ユニット
6…GPS衛星
7…通信網
8…基地局
14…加速度検出回路
15…携帯通信端末インターフェース
16…GPSインターフェース回路
17…アナログデジタル変換回路
18…カメラインターフェース
19…ECU
20…イモビライザ
21…車両制御回路
22…ドアセンサー
23…加速度計
24…携帯通信端末機
25…カメラ
26…GPS
27…バッテリー
35…通信用インターフェース
36…記憶装置
40…データベース
70…マップデータベース
71…遠隔車両管理プログラム
80…報告メール
101…人感センサ
103…スピーカー
105…リモコンアンテナ
107…送信アンテナ
109…受信アンテナ
110…車載ユニット本体
115…リモコン

Claims (9)

  1. 情報を伝達する通信網に接続するための通信端末機、前記通信端末機の通信を制御するための通信手段、車両の現在位置を検知できる現在位置検知手段、及び、メモリに格納されているプログラムを実行し制御するための中央処理装置
    を備え前記車両に搭載された車載ユニットと、
    前記通信網に接続され、登録された会員情報、前記車両を識別するための車両情報、及び地図情報が記憶されたサーバーと、
    前記車載ユニットを無線通信によって遠隔操作するための遠隔制御手段と
    からなる遠隔車両管理システムであって、
    前記車載ユニットは、
    前記車両の室内の状況を撮影するための画像撮影装置と、
    前記車両内の移動物体を検知するための移動物体検知手段と、
    前記画像撮影装置で撮影された画像を前記通信端末機を介して前記サーバに送信するための画像送信手段とを備え、
    前記プログラムは、
    前記車両のエンジンスターター・キーがエンジンスターターの差込口に挿入されているときの通常モードのための通常モードプログラムと、
    前記エンジンスターター・キーが前記差込口に挿入されていないとき、前記移動物体検知手段を制御して、前記車両内の状態を常時監視して前記移動物体があるか否かを監視するセキュリティモードのためのセキュリティモードプログラムとを含む
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  2. 請求項1に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記通常モードプログラムは、
    前記移動物体検知手段が前記車両内の様子を常時監視していて、設定された第1所定時間の間に、前記移動物体を検知できないときは前記セキュリティモードに遷移するように動作させる
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記セキュリティモードプログラムは、
    前記移動物体検知手段が前記移動物体を検知したとき、前記画像撮影装置で前記車両内の状態の撮影を行い、設定された第2所定時間が経過したら前記画像送信手段により前記画像を前記サーバーに転送し、設定された第3所定時間が経過したら前記車両に搭載された警告発生手段により警告を発する
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  4. 請求項1又は2に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記移動物体検知手段は、前記侵入者が設定された区域に侵入したとき、前記侵入者が発生する熱を赤外線により検知する赤外線センサーである
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  5. 請求項3に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記セキュリティモードプログラムは、前記警告発生手段により前記警告が発生しているとき、前記遠隔制御手段により前記車載ユニットを制御して、発生している前記警告を停止させ、前記セキュリティモードを解除できる
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  6. 請求項1又は2に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記セキュリティモードの設定は、
    前記エンジンスターター・キーを前記差込口から抜いて、設定された第4所定時間の間に、前記移動物体検知手段によって前記移動物体が検知されないときの第1条件と、
    前記遠隔制御手段から前記車載ユニットに指令して前記セキュリティモードに設定するように操作されたときの第2条件と
    の内のいずれか1以上の条件によって前記セキュリティモードが設定され、
    前記セキュリティモードの解除は、
    前記遠隔制御手段から前記車載ユニットに指令して前記セキュリティモードの設定を解除するように操作されたときの第3条件と、
    前記エンジンスターター・キーを前記差込口挿入させたときの第4条件と
    の内の1以上の条件によって前記セキュリティモードが解除される
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  7. 請求項6に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記遠隔制御手段は、商用回線に接続され予め指定された携帯通信端末である
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  8. 請求項6に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記遠隔制御手段は、命令用の押ボタンスイッチを備えた携帯用のリモートコントローラである
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
  9. 請求項7に記載の車両状態監視システムにおいて、
    前記携帯通信端末から前記サーバに画像撮影の指示を送信し、
    前記サーバは前記携帯通信端末からの前記画像撮影の指示を受信して、前記車載ユニットへ送信し、
    前記車載ユニットが前記サーバから前記撮影の指示を前記通信端末機によって受信し、
    前記画像撮影装置で撮影された画像を前記画像送信手段によって前記サーバに送信し、
    前記サーバは前記画像を前記携帯通信端末へ送信するものである
    ことを特徴とする車両状態監視システム。
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