JP2001032587A - キーレスエントリシステム - Google Patents
キーレスエントリシステムInfo
- Publication number
- JP2001032587A JP2001032587A JP21244099A JP21244099A JP2001032587A JP 2001032587 A JP2001032587 A JP 2001032587A JP 21244099 A JP21244099 A JP 21244099A JP 21244099 A JP21244099 A JP 21244099A JP 2001032587 A JP2001032587 A JP 2001032587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- computer
- keyless entry
- entry system
- control program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キーレスエントリシステムの制御プログラム
を容易に書換可能とし、盗難防止対策の信頼性向上及び
セキュリティ性能の向上を図れるようにする。 【解決手段】 車両側送受信機2及びリモコン送受信機
4によって遠隔操作信号の送受信を行い、車両10のド
アロックの施錠及び解錠を行うキーレスエントリシステ
ムにおいて、車両10の動作制御を行う車載コンピュー
タ5は、制御プログラムがEEPROMなどに格納さ
れ、少なくともドアロックの動作に関する制御プログラ
ムを変更可能となっている。車載コンピュータ5には、
プログラム変更データを格納したモバイルコンピュータ
6が着脱自在に接続される。制御プログラム変更の際に
は、モバイルコンピュータ6よりプログラム変更データ
を車載コンピュータ5に転送し、ドアロック/アンロッ
クに関する動作、車両のライトやパワーウインドなどの
動作に関する制御プログラムを書き換える。
を容易に書換可能とし、盗難防止対策の信頼性向上及び
セキュリティ性能の向上を図れるようにする。 【解決手段】 車両側送受信機2及びリモコン送受信機
4によって遠隔操作信号の送受信を行い、車両10のド
アロックの施錠及び解錠を行うキーレスエントリシステ
ムにおいて、車両10の動作制御を行う車載コンピュー
タ5は、制御プログラムがEEPROMなどに格納さ
れ、少なくともドアロックの動作に関する制御プログラ
ムを変更可能となっている。車載コンピュータ5には、
プログラム変更データを格納したモバイルコンピュータ
6が着脱自在に接続される。制御プログラム変更の際に
は、モバイルコンピュータ6よりプログラム変更データ
を車載コンピュータ5に転送し、ドアロック/アンロッ
クに関する動作、車両のライトやパワーウインドなどの
動作に関する制御プログラムを書き換える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型の送受信機
により暗証コードなどを送受信して車両のドアの施錠及
び解錠を行うキーレスエントリシステムに関し、特に、
ネットワークを介して解錠時の車内の画像などを確認で
きるようにしたキーレスエントリシステムに関する。
により暗証コードなどを送受信して車両のドアの施錠及
び解錠を行うキーレスエントリシステムに関し、特に、
ネットワークを介して解錠時の車内の画像などを確認で
きるようにしたキーレスエントリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯型の送信機を接近させ操
作するなどして暗証コードを送り、鍵を直接用いずに車
両のドアの施錠及び解錠を行うキーレスエントリシステ
ムが各種用いられている。このようなキーレスエントリ
システムとして、公衆無線電話網を利用した車両などの
ドアロック解除システムが知られている。例えば、特開
平4−13578号公報例や特開平10−317753
号公報例などが周知であり、特に、この後者の公報例で
は携帯電話機からの発信電波を車内に設けた解施錠制御
装置が受信して、車両のドアのロック/アンロックを行
っている。これによって、従来のような送信機を内蔵し
たキーやキーホルダを不要にしている。
作するなどして暗証コードを送り、鍵を直接用いずに車
両のドアの施錠及び解錠を行うキーレスエントリシステ
ムが各種用いられている。このようなキーレスエントリ
システムとして、公衆無線電話網を利用した車両などの
ドアロック解除システムが知られている。例えば、特開
平4−13578号公報例や特開平10−317753
号公報例などが周知であり、特に、この後者の公報例で
は携帯電話機からの発信電波を車内に設けた解施錠制御
装置が受信して、車両のドアのロック/アンロックを行
っている。これによって、従来のような送信機を内蔵し
たキーやキーホルダを不要にしている。
【0003】また、車両の盗難対策としては、携帯電話
機、全地球測位システム(GPS)、セキュリティサー
ビス及び無線呼出受信機(ページャ)を組み合わせた車
両盗難対策システムが提案されている(Automotive Eng
ineering International/October 1998 参考)。この車
両盗難対策システムは、従来より用いられているキーレ
スエントリシステムと共に、専用装置が必要であり、コ
ストがかさみ、誤動作のおそれがあるなどの問題点があ
り、まだ現状では実用的な段階まで完成されていない。
機、全地球測位システム(GPS)、セキュリティサー
ビス及び無線呼出受信機(ページャ)を組み合わせた車
両盗難対策システムが提案されている(Automotive Eng
ineering International/October 1998 参考)。この車
両盗難対策システムは、従来より用いられているキーレ
スエントリシステムと共に、専用装置が必要であり、コ
ストがかさみ、誤動作のおそれがあるなどの問題点があ
り、まだ現状では実用的な段階まで完成されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キーレスエントリシス
テムにおいては、システムの不具合や弱点をねらった盗
難のおそれがあるため、従来より盗難対策が大きな課題
となっている。また、日々進歩している盗難者の技術や
盗難の手口に対応して、システムの制御プログラムを書
き換えて改良し、セキュリティ性能を向上できるように
することが望まれている。
テムにおいては、システムの不具合や弱点をねらった盗
難のおそれがあるため、従来より盗難対策が大きな課題
となっている。また、日々進歩している盗難者の技術や
盗難の手口に対応して、システムの制御プログラムを書
き換えて改良し、セキュリティ性能を向上できるように
することが望まれている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、解錠時の車内の様子を所望の場所で適宜確認でき、
盗難防止対策の信頼性を向上できるとともに、システム
の制御プログラムを容易に書換可能であり、セキュリテ
ィ性能を向上させることが可能なキーレスエントリシス
テムを提供することを目的とする。
で、解錠時の車内の様子を所望の場所で適宜確認でき、
盗難防止対策の信頼性を向上できるとともに、システム
の制御プログラムを容易に書換可能であり、セキュリテ
ィ性能を向上させることが可能なキーレスエントリシス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるキーレスエ
ントリシステムは、送受信手段により遠隔操作信号の送
受信を行って車両のドアロックの施錠及び解錠を行うキ
ーレスエントリシステムであって、前記車両の動作制御
を行うもので、少なくとも前記ドアロックの動作に関す
る制御プログラムを変更可能な車載コンピュータと、前
記車載コンピュータに着脱自在に接続され、前記制御プ
ログラムを変更するためのプログラム変更データを格納
した可搬型コンピュータと、を備えたことを特徴とす
る。
ントリシステムは、送受信手段により遠隔操作信号の送
受信を行って車両のドアロックの施錠及び解錠を行うキ
ーレスエントリシステムであって、前記車両の動作制御
を行うもので、少なくとも前記ドアロックの動作に関す
る制御プログラムを変更可能な車載コンピュータと、前
記車載コンピュータに着脱自在に接続され、前記制御プ
ログラムを変更するためのプログラム変更データを格納
した可搬型コンピュータと、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】また、好ましくは、前記車両の内部前部
に、前記可搬型コンピュータを収納し装着するための凹
部形状の収納部を備えることとする。
に、前記可搬型コンピュータを収納し装着するための凹
部形状の収納部を備えることとする。
【0008】また、好ましくは、前記ドアロックの解錠
時において車内を撮影する撮影手段と、前記撮影手段に
より得られた車内の画像データを無線伝送する無線通信
装置と、前記無線通信装置より送られてくる画像データ
を伝送する通信ネットワークと、前記通信ネットワーク
を介して伝送された画像データを取り込んで表示する画
像表示手段と、を備えることとする。
時において車内を撮影する撮影手段と、前記撮影手段に
より得られた車内の画像データを無線伝送する無線通信
装置と、前記無線通信装置より送られてくる画像データ
を伝送する通信ネットワークと、前記通信ネットワーク
を介して伝送された画像データを取り込んで表示する画
像表示手段と、を備えることとする。
【0009】本発明のキーレスエントリシステムでは、
送受信手段により遠隔操作信号の送受信を行って車両の
ドアロックの施錠及び解錠を行う際、車載コンピュータ
によって動作制御がなされる。この車載コンピュータ
は、少なくともドアロックの動作に関する制御プログラ
ムを変更可能となっており、プログラムを変更する場合
には、可搬型コンピュータを車載コンピュータに接続
し、例えば車両の内部前部に設けられる凹部形状の収納
部に収納する。次いで、書き換え指示を行うことによ
り、可搬型コンピュータに格納されたプログラム変更デ
ータが車載コンピュータに転送され、制御プログラムの
書き換えが実行される。この場合、例えば可搬型コンピ
ュータに格納された書き換えプログラムによって書き換
え動作が制御される。
送受信手段により遠隔操作信号の送受信を行って車両の
ドアロックの施錠及び解錠を行う際、車載コンピュータ
によって動作制御がなされる。この車載コンピュータ
は、少なくともドアロックの動作に関する制御プログラ
ムを変更可能となっており、プログラムを変更する場合
には、可搬型コンピュータを車載コンピュータに接続
し、例えば車両の内部前部に設けられる凹部形状の収納
部に収納する。次いで、書き換え指示を行うことによ
り、可搬型コンピュータに格納されたプログラム変更デ
ータが車載コンピュータに転送され、制御プログラムの
書き換えが実行される。この場合、例えば可搬型コンピ
ュータに格納された書き換えプログラムによって書き換
え動作が制御される。
【0010】制御プログラムは、好ましくは、ドアロッ
ク/アンロックを含むキーレスエントリシステムに関す
る動作、ライト、パワーウインド、ホーン、ミラー、エ
アバックなどの車両の運行に直接影響を与えない部分の
動作などについての制御プログラムは書き換えて変更で
きるようにし、燃料供給やブレーキ等、車両の運行にお
いて安全性に関わる重要な制御プログラムは、書き込み
保護してプログラム変更不能とし、車両の運行に支障を
きたさないようにする。
ク/アンロックを含むキーレスエントリシステムに関す
る動作、ライト、パワーウインド、ホーン、ミラー、エ
アバックなどの車両の運行に直接影響を与えない部分の
動作などについての制御プログラムは書き換えて変更で
きるようにし、燃料供給やブレーキ等、車両の運行にお
いて安全性に関わる重要な制御プログラムは、書き込み
保護してプログラム変更不能とし、車両の運行に支障を
きたさないようにする。
【0011】これにより、制御プログラムの不具合点
(バグや仕様の不備)の改善対策、使用者の好み、技術
の進歩などに応じて、制御プログラムを適宜書き換え
て、システムのバージョンアップやカスタマイズが可能
となる。この結果、セキュリティ性能の強化が図られ、
また、多様な動作制御にも対応可能となる。可搬型コン
ピュータは、車両の内部前部の収納部に収納することに
より、容易で簡便に着脱でき、制御プログラムの変更時
にも邪魔になることはない。
(バグや仕様の不備)の改善対策、使用者の好み、技術
の進歩などに応じて、制御プログラムを適宜書き換え
て、システムのバージョンアップやカスタマイズが可能
となる。この結果、セキュリティ性能の強化が図られ、
また、多様な動作制御にも対応可能となる。可搬型コン
ピュータは、車両の内部前部の収納部に収納することに
より、容易で簡便に着脱でき、制御プログラムの変更時
にも邪魔になることはない。
【0012】また、ドアロックが解錠されたときには、
撮影手段によって車内の状態が撮影され、得られた画像
データが無線通信装置により無線伝送されて、通信ネッ
トワークを介して画像データを遠隔地などに転送され
る。そして、この画像データは、画像表示手段としての
据え置き型や可搬型のコンピュータ、携帯電話機などに
よって通信ネットワークを介して取り込まれ、モニタな
どに画像表示される。
撮影手段によって車内の状態が撮影され、得られた画像
データが無線通信装置により無線伝送されて、通信ネッ
トワークを介して画像データを遠隔地などに転送され
る。そして、この画像データは、画像表示手段としての
据え置き型や可搬型のコンピュータ、携帯電話機などに
よって通信ネットワークを介して取り込まれ、モニタな
どに画像表示される。
【0013】これにより、所有者などの車両管理者は、
車内の様子を容易かつ確実に把握でき、車両のドアロッ
クを解除して車内に入った者が無断侵入者かどうかを遠
隔地においても確認できるようになり、セキュリティ性
能が向上する。
車内の様子を容易かつ確実に把握でき、車両のドアロッ
クを解除して車内に入った者が無断侵入者かどうかを遠
隔地においても確認できるようになり、セキュリティ性
能が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
に係るキーレスエントリシステムの車両部分の構成を示
すブロック図、図2は車両内部前方のコンソール部の構
成を示す説明図、図3は本実施形態に係るキーレスエン
トリシステムのネットワーク部分の構成を示すブロック
図、図4は本実施形態に係るキーレスエントリシステム
の機能的構成を示すブロック図、図5は車載コンピュー
タの制御プログラムを書き換える際の機能的構成を示す
ブロック図である。
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
に係るキーレスエントリシステムの車両部分の構成を示
すブロック図、図2は車両内部前方のコンソール部の構
成を示す説明図、図3は本実施形態に係るキーレスエン
トリシステムのネットワーク部分の構成を示すブロック
図、図4は本実施形態に係るキーレスエントリシステム
の機能的構成を示すブロック図、図5は車載コンピュー
タの制御プログラムを書き換える際の機能的構成を示す
ブロック図である。
【0015】図1に示すように、本実施形態のキーレス
エントリシステムは、車両10において、人の車両への
接近を検出する接近センサ1と、ドアロック/アンロッ
クのための遠隔操作信号(暗証コードなど)を送受信す
る送受信手段の一方を構成する車両側送受信機2と、ド
アロック機構の電磁コイルなどを駆動してドアロック/
アンロックの動作を行う駆動機構3と、人が携帯して車
両のドアロックを遠隔操作するための送受信手段の他方
を構成するリモコン送受信機4と、このキーレスエント
リシステムに関する制御や車両各部の動作に関する制御
を行うための車載コンピュータ5と、車載コンピュータ
5と着脱自在に接続され車載コンピュータ5との間でデ
ータやプログラムの送受信を行う可搬型コンピュータで
あるモバイルコンピュータ6と、車内の乗車者などの様
子を撮影する撮影手段としてのCCDカメラ7と、CC
Dカメラ7により撮影した画像データなどの各種データ
を外部との間で送受信するための無線通信装置としての
携帯電話機8とを有して構成される。
エントリシステムは、車両10において、人の車両への
接近を検出する接近センサ1と、ドアロック/アンロッ
クのための遠隔操作信号(暗証コードなど)を送受信す
る送受信手段の一方を構成する車両側送受信機2と、ド
アロック機構の電磁コイルなどを駆動してドアロック/
アンロックの動作を行う駆動機構3と、人が携帯して車
両のドアロックを遠隔操作するための送受信手段の他方
を構成するリモコン送受信機4と、このキーレスエント
リシステムに関する制御や車両各部の動作に関する制御
を行うための車載コンピュータ5と、車載コンピュータ
5と着脱自在に接続され車載コンピュータ5との間でデ
ータやプログラムの送受信を行う可搬型コンピュータで
あるモバイルコンピュータ6と、車内の乗車者などの様
子を撮影する撮影手段としてのCCDカメラ7と、CC
Dカメラ7により撮影した画像データなどの各種データ
を外部との間で送受信するための無線通信装置としての
携帯電話機8とを有して構成される。
【0016】接近センサ1は、車外又は車内に設けら
れ、赤外線や微弱電波の送受信又は静電容量の変化によ
る発振周波数の変動などによって、人の車両への接近を
検出するものである。リモコン送受信機4は、図示した
ようないわゆるリモコン型のものに限らず、キーの把持
部などに一体的に内蔵したものやキーホルダー型のもの
などとしても良いし、携帯電話機を用いた構成とするこ
ともできる。また、遠隔操作信号の送受信手段として
は、無線電波を用いるものに限らず、赤外線を送受信す
るものなど、他のいずれの構成でも同様に適用できる。
れ、赤外線や微弱電波の送受信又は静電容量の変化によ
る発振周波数の変動などによって、人の車両への接近を
検出するものである。リモコン送受信機4は、図示した
ようないわゆるリモコン型のものに限らず、キーの把持
部などに一体的に内蔵したものやキーホルダー型のもの
などとしても良いし、携帯電話機を用いた構成とするこ
ともできる。また、遠隔操作信号の送受信手段として
は、無線電波を用いるものに限らず、赤外線を送受信す
るものなど、他のいずれの構成でも同様に適用できる。
【0017】車載コンピュータ5は、CPU及びEEP
ROM、RAMなどのメモリ手段を有して構成され、車
両10内の各部の電子回路、イグニション回路、リレー
ボックスなどと接続されており、遠隔操作信号の暗証コ
ードの更新や送受信、ドアロック機構の動作などのドア
ロック/アンロックに関する動作制御を行ったり、車両
のライトやパワーウインドなどの車両各部の動作制御や
空燃比制御などの運行に関する動作制御を行うものであ
る。この車載コンピュータ5において、制御プログラム
の少なくとも一部はEEPROMに記憶されており、ド
アロック/アンロックを含むキーレスエントリシステム
に関する動作やライト、パワーウインド、ホーン、ミラ
ー、エアバックなどの車両の運行に直接影響を与えない
部分の動作の制御プログラムは、EEPROMにおいて
任意に書き換えて変更することが可能となっている。
ROM、RAMなどのメモリ手段を有して構成され、車
両10内の各部の電子回路、イグニション回路、リレー
ボックスなどと接続されており、遠隔操作信号の暗証コ
ードの更新や送受信、ドアロック機構の動作などのドア
ロック/アンロックに関する動作制御を行ったり、車両
のライトやパワーウインドなどの車両各部の動作制御や
空燃比制御などの運行に関する動作制御を行うものであ
る。この車載コンピュータ5において、制御プログラム
の少なくとも一部はEEPROMに記憶されており、ド
アロック/アンロックを含むキーレスエントリシステム
に関する動作やライト、パワーウインド、ホーン、ミラ
ー、エアバックなどの車両の運行に直接影響を与えない
部分の動作の制御プログラムは、EEPROMにおいて
任意に書き換えて変更することが可能となっている。
【0018】モバイルコンピュータ6は、CPU及びE
EPROM、RAMなどのメモリ手段を有する例えばノ
ート型の汎用的な構成の小型パーソナルコンピュータか
らなり、RS−232C等のインターフェースによって
車載コンピュータ5と接続されるようになっている。こ
のモバイルコンピュータ6には、車載コンピュータ5の
制御プログラムの一部を書き換えるための書き換えプロ
グラムとプログラム変更データとがEEPROMやハー
ドディスク等に格納されている。
EPROM、RAMなどのメモリ手段を有する例えばノ
ート型の汎用的な構成の小型パーソナルコンピュータか
らなり、RS−232C等のインターフェースによって
車載コンピュータ5と接続されるようになっている。こ
のモバイルコンピュータ6には、車載コンピュータ5の
制御プログラムの一部を書き換えるための書き換えプロ
グラムとプログラム変更データとがEEPROMやハー
ドディスク等に格納されている。
【0019】携帯電話機8は、車載コンピュータ5と接
続され、PDCやIMT−2000(W−CDMA)等
の移動体通信システムを利用して外部との間でデータの
やり取りを行うものである。携帯電話機8は可搬型の携
帯電話機に限らず、車両に固定設置される自動車電話機
などでも同様に用いることができる。この携帯電話機8
は、移動体通信システムの基地局9と無線接続され、規
格化されたエアインターフェースを介してデータの送受
信がなされる。
続され、PDCやIMT−2000(W−CDMA)等
の移動体通信システムを利用して外部との間でデータの
やり取りを行うものである。携帯電話機8は可搬型の携
帯電話機に限らず、車両に固定設置される自動車電話機
などでも同様に用いることができる。この携帯電話機8
は、移動体通信システムの基地局9と無線接続され、規
格化されたエアインターフェースを介してデータの送受
信がなされる。
【0020】図2にモバイルコンピュータ6の車両内で
の配置状態の一例を示す。車両内部前方のコンソール部
11には、中央にオーディオビデオ機器(AV機器)1
2が配設され、その下部には、モバイルコンピュータ6
を収納可能なように前方に向かって凹部形状に形成され
た収納部としてのコンソールボックス13が設けられて
いる。コンソールボックス13の奥部には、モバイルコ
ンピュータ6を車載コンピュータ5と接続するためのレ
セプタクルとなる接続コネクタ14が設けられている。
この接続コネクタ14は、モバイルコンピュータ6に設
けられたインタフェース接続コネクタ15と嵌合して電
気的接続がなされるようになっている。
の配置状態の一例を示す。車両内部前方のコンソール部
11には、中央にオーディオビデオ機器(AV機器)1
2が配設され、その下部には、モバイルコンピュータ6
を収納可能なように前方に向かって凹部形状に形成され
た収納部としてのコンソールボックス13が設けられて
いる。コンソールボックス13の奥部には、モバイルコ
ンピュータ6を車載コンピュータ5と接続するためのレ
セプタクルとなる接続コネクタ14が設けられている。
この接続コネクタ14は、モバイルコンピュータ6に設
けられたインタフェース接続コネクタ15と嵌合して電
気的接続がなされるようになっている。
【0021】モバイルコンピュータ6を装着する場合
は、図2に示すように折り畳んだ状態でコンソールボッ
クス13に挿入し、背面部のインタフェース接続コネク
タ15を接続コネクタ14と嵌合接続する。これによ
り、モバイルコンピュータ6が車載コンピュータ5と接
続される。なお、モバイルコンピュータ6の接続形態
は、コネクタにより直接接続する構造に限らず、両端に
コネクタを有するインターフェースケーブルによって接
続するようにしても良い。
は、図2に示すように折り畳んだ状態でコンソールボッ
クス13に挿入し、背面部のインタフェース接続コネク
タ15を接続コネクタ14と嵌合接続する。これによ
り、モバイルコンピュータ6が車載コンピュータ5と接
続される。なお、モバイルコンピュータ6の接続形態
は、コネクタにより直接接続する構造に限らず、両端に
コネクタを有するインターフェースケーブルによって接
続するようにしても良い。
【0022】図3に車両10との間でデータのやり取り
を行う通信ネットワークの構成を示す。車両10の携帯
電話機8と無線通信を行う基地局9は、移動体通信ネッ
トワーク21と接続されている。この移動体通信ネット
ワーク21は、多数の基地局(図示せず)を接続して収
容するとともに、他の移動体通信ネットワーク22と接
続され、さらにインターネットや専用回線網などによる
広域ネットワーク20と接続されている。この広域ネッ
トワーク20には、地域ネットワーク23,24、海外
通信ネットワーク25などが接続されている。地域ネッ
トワーク23,24、海外通信ネットワーク25には、
ネットワーク接続環境を提供するネットワークサービス
プロバイダも含まれる。
を行う通信ネットワークの構成を示す。車両10の携帯
電話機8と無線通信を行う基地局9は、移動体通信ネッ
トワーク21と接続されている。この移動体通信ネット
ワーク21は、多数の基地局(図示せず)を接続して収
容するとともに、他の移動体通信ネットワーク22と接
続され、さらにインターネットや専用回線網などによる
広域ネットワーク20と接続されている。この広域ネッ
トワーク20には、地域ネットワーク23,24、海外
通信ネットワーク25などが接続されている。地域ネッ
トワーク23,24、海外通信ネットワーク25には、
ネットワーク接続環境を提供するネットワークサービス
プロバイダも含まれる。
【0023】そして、例えば、車両10の所有者又は管
理者(以下、車両管理者という)の自宅に配置されてい
るコンピュータ26(ノート型パーソナルコンピュー
タ)、勤務先に配置されているコンピュータ27(デス
クトップ型パーソナルコンピュータ)、及び海外にある
コンピュータ28(デスクトップ型パーソナルコンピュ
ータ)などが、これらのネットワークを介して接続され
る。また、携帯電話機31を接続したパーソナルコンピ
ュータや携帯情報端末(PDA)などのモバイルコンピ
ュータ32、PHSやPDC或いはIMT−2000
(W−CDMA)等による携帯電話機33、無線呼出受
信機(ページャ)34などが、基地局9,29を介して
移動体通信ネットワーク21,22と無線接続される。
上記各コンピュータ26,27,28,32は、画像表
示を行うCRTや液晶ディスプレイなどのモニタを有し
ており、また、携帯電話機33にモニタを設けるように
しても良い。これらのコンピュータ26,27,28,
32及び携帯電話機33は画像表示手段としての機能を
有している。
理者(以下、車両管理者という)の自宅に配置されてい
るコンピュータ26(ノート型パーソナルコンピュー
タ)、勤務先に配置されているコンピュータ27(デス
クトップ型パーソナルコンピュータ)、及び海外にある
コンピュータ28(デスクトップ型パーソナルコンピュ
ータ)などが、これらのネットワークを介して接続され
る。また、携帯電話機31を接続したパーソナルコンピ
ュータや携帯情報端末(PDA)などのモバイルコンピ
ュータ32、PHSやPDC或いはIMT−2000
(W−CDMA)等による携帯電話機33、無線呼出受
信機(ページャ)34などが、基地局9,29を介して
移動体通信ネットワーク21,22と無線接続される。
上記各コンピュータ26,27,28,32は、画像表
示を行うCRTや液晶ディスプレイなどのモニタを有し
ており、また、携帯電話機33にモニタを設けるように
しても良い。これらのコンピュータ26,27,28,
32及び携帯電話機33は画像表示手段としての機能を
有している。
【0024】なお、上述した通信ネットワーク30(各
々のネットワーク20〜25を含む)においては、PS
TNやISDNなどの電話網やデジタル通信網も含まれ
る。また、インターネットなどの外部に開放された通信
ネットワークだけでなく、企業などで構築されたイント
ラネットなど、閉鎖されたプライベートネットワークに
おいても同様に適用できる。
々のネットワーク20〜25を含む)においては、PS
TNやISDNなどの電話網やデジタル通信網も含まれ
る。また、インターネットなどの外部に開放された通信
ネットワークだけでなく、企業などで構築されたイント
ラネットなど、閉鎖されたプライベートネットワークに
おいても同様に適用できる。
【0025】図4は図1及び図3に示されるキーレスエ
ントリシステムの機能的構成を示したものである。上記
のように、車両10側の車載コンピュータ5等と、コン
ピュータ26,27,28、モバイルコンピュータ3
2、携帯電話機33、無線呼出受信機34等とが通信ネ
ットワーク30を介して接続され、CCDカメラ7によ
り撮影した車内の画像データやその他の各種データが伝
送されるようになっている。
ントリシステムの機能的構成を示したものである。上記
のように、車両10側の車載コンピュータ5等と、コン
ピュータ26,27,28、モバイルコンピュータ3
2、携帯電話機33、無線呼出受信機34等とが通信ネ
ットワーク30を介して接続され、CCDカメラ7によ
り撮影した車内の画像データやその他の各種データが伝
送されるようになっている。
【0026】次に、本実施形態における動作として、ま
ず図5を参照して車載コンピュータ5の制御プログラム
を書き換える際の動作について説明する。
ず図5を参照して車載コンピュータ5の制御プログラム
を書き換える際の動作について説明する。
【0027】車載コンピュータ5の制御プログラムを書
き換える場合、モバイルコンピュータ6をコンソールボ
ックス13に挿入して装着し、インタフェース接続コネ
クタ15及び接続コネクタ14を介して例えばシリアル
インターフェースによって車載コンピュータ5と接続す
る。そして、モバイルコンピュータ6に格納されている
プログラム変更データ42を車載コンピュータ5へ転送
し、制御プログラム41の一部41aを書き換える。こ
の場合、モバイルコンピュータ6に格納された書き換え
プログラムによって書き換え動作が制御される。
き換える場合、モバイルコンピュータ6をコンソールボ
ックス13に挿入して装着し、インタフェース接続コネ
クタ15及び接続コネクタ14を介して例えばシリアル
インターフェースによって車載コンピュータ5と接続す
る。そして、モバイルコンピュータ6に格納されている
プログラム変更データ42を車載コンピュータ5へ転送
し、制御プログラム41の一部41aを書き換える。こ
の場合、モバイルコンピュータ6に格納された書き換え
プログラムによって書き換え動作が制御される。
【0028】変更する制御プログラムの一部41aとし
ては、前述したようにドアロック/アンロックを含むキ
ーレスエントリシステムに関する動作やライト、パワー
ウインド、ホーン、ミラー、エアバックなどの車両の運
行に直接影響を与えない部分の動作の制御プログラム
を、適宜、不具合点(バグや仕様の不備)の改善対策、
使用者の好み、技術の進歩などに応じて書き換える。な
お、燃料供給やブレーキ等、車両の運行において安全性
に関わる重要な制御プログラムは、書き込み保護されて
プログラム変更不能となっており、変更可能な領域が制
限されている。
ては、前述したようにドアロック/アンロックを含むキ
ーレスエントリシステムに関する動作やライト、パワー
ウインド、ホーン、ミラー、エアバックなどの車両の運
行に直接影響を与えない部分の動作の制御プログラム
を、適宜、不具合点(バグや仕様の不備)の改善対策、
使用者の好み、技術の進歩などに応じて書き換える。な
お、燃料供給やブレーキ等、車両の運行において安全性
に関わる重要な制御プログラムは、書き込み保護されて
プログラム変更不能となっており、変更可能な領域が制
限されている。
【0029】なお、書き換えプログラムを車載コンピュ
ータ5側に格納してモバイルコンピュータ6からプログ
ラム変更データ42を取り込んだり、プログラム変更デ
ータ42と共に書き換えプログラムをモバイルコンピュ
ータ6から車載コンピュータ5に転送したりして、車載
コンピュータ5自身で制御プログラム41の変更を行う
ようにすることも可能である。また、車載コンピュータ
5においてEEPROMの記憶内容を書き換えるための
フラッシュライタなどを設けるようにしても良い。この
場合、モバイルコンピュータ6の代わりに、車両に着脱
可能であってプログラム変更データ42を格納したメモ
リカードや記録ディスクなどのメモリ手段のみを有する
記録媒体を用いることができる。
ータ5側に格納してモバイルコンピュータ6からプログ
ラム変更データ42を取り込んだり、プログラム変更デ
ータ42と共に書き換えプログラムをモバイルコンピュ
ータ6から車載コンピュータ5に転送したりして、車載
コンピュータ5自身で制御プログラム41の変更を行う
ようにすることも可能である。また、車載コンピュータ
5においてEEPROMの記憶内容を書き換えるための
フラッシュライタなどを設けるようにしても良い。この
場合、モバイルコンピュータ6の代わりに、車両に着脱
可能であってプログラム変更データ42を格納したメモ
リカードや記録ディスクなどのメモリ手段のみを有する
記録媒体を用いることができる。
【0030】次いで、キーレスエントリシステムにおけ
るドアロック/アンロック動作について説明する。本実
施形態では、ドアの解錠時に車内の様子をCCDカメラ
7によって撮像し、この画像データを通信ネットワーク
30を介して伝送して、車両10から離れた場所で車内
の画像を閲覧して確認し、特に予期しない侵入者や乗車
者であるかどうかを判別できるようになっている。
るドアロック/アンロック動作について説明する。本実
施形態では、ドアの解錠時に車内の様子をCCDカメラ
7によって撮像し、この画像データを通信ネットワーク
30を介して伝送して、車両10から離れた場所で車内
の画像を閲覧して確認し、特に予期しない侵入者や乗車
者であるかどうかを判別できるようになっている。
【0031】車両10に人が近づくと、接近センサ1に
より検出されて検出信号が車両側送受信機2に送出され
る。この検出信号は車載コンピュータ5にも転送され
る。そして、車両側送受信機2は、検出信号が入力され
ると応答信号をリモコン送受信機4に送信する。一方、
リモコン送受信機4は、応答信号を受信すると暗証コー
ドを含む遠隔操作信号を車両側送受信機2に対して送信
する。なお、リモコン送受信機4において応答信号を受
信した際に、LED点灯などによって識別表示を行って
も良い。また、接近センサ1の検出信号は車載コンピュ
ータ5を経由して車両側送受信機2に送られるようにし
ても良い。また、接近センサ1を使用せずにリモコン送
受信機4の操作によって遠隔操作信号を車両側送受信機
2に直接送信するようにしても良い。
より検出されて検出信号が車両側送受信機2に送出され
る。この検出信号は車載コンピュータ5にも転送され
る。そして、車両側送受信機2は、検出信号が入力され
ると応答信号をリモコン送受信機4に送信する。一方、
リモコン送受信機4は、応答信号を受信すると暗証コー
ドを含む遠隔操作信号を車両側送受信機2に対して送信
する。なお、リモコン送受信機4において応答信号を受
信した際に、LED点灯などによって識別表示を行って
も良い。また、接近センサ1の検出信号は車載コンピュ
ータ5を経由して車両側送受信機2に送られるようにし
ても良い。また、接近センサ1を使用せずにリモコン送
受信機4の操作によって遠隔操作信号を車両側送受信機
2に直接送信するようにしても良い。
【0032】そして、車両側送受信機2において暗証コ
ードの認証がなされ、正しく認証された場合は認証信号
が車載コンピュータ5に送出される。この暗証コード
は、送受信機ごとに固定としても良いし、送信動作の度
に所定手順に基づき変更するようにしても良い。また、
車載コンピュータ5において暗証コードの認証動作を行
っても良い。車載コンピュータ5は、認証信号が入力さ
れると、駆動機構3に対して解錠信号を送出し、ドアロ
ック機構の電磁コイルなどを駆動してドアをアンロック
状態にする。
ードの認証がなされ、正しく認証された場合は認証信号
が車載コンピュータ5に送出される。この暗証コード
は、送受信機ごとに固定としても良いし、送信動作の度
に所定手順に基づき変更するようにしても良い。また、
車載コンピュータ5において暗証コードの認証動作を行
っても良い。車載コンピュータ5は、認証信号が入力さ
れると、駆動機構3に対して解錠信号を送出し、ドアロ
ック機構の電磁コイルなどを駆動してドアをアンロック
状態にする。
【0033】またこのとき、車載コンピュータ5はCC
Dカメラ7に起動信号を送出する。すると、CCDカメ
ラ7が起動し、車内(特に運転席周辺)の様子が撮影さ
れてその撮像信号が車載コンピュータ5に送出される。
これにより、車両10のドアを解錠して車内に入った乗
車者(正規の使用者又は盗難の場合は無断侵入者)の画
像が得られる。車載コンピュータ5は、必要に応じて撮
像信号のA/D変換、JPEG方式やMPEG方式など
による圧縮処理などを行い、通信ネットワーク30を介
して伝送可能な画像データを生成する。なお、CCDカ
メラ7による撮影時間は、ドアがアンロック状態となっ
てから所定時間経過後とするなど、適宜設定すれば良
い。また、画像データに対する周知のパターン認識によ
って画像の動き検出などを行い、乗車者が車外に出たこ
とを認識して撮影を自動的に停止するようにもできる。
Dカメラ7に起動信号を送出する。すると、CCDカメ
ラ7が起動し、車内(特に運転席周辺)の様子が撮影さ
れてその撮像信号が車載コンピュータ5に送出される。
これにより、車両10のドアを解錠して車内に入った乗
車者(正規の使用者又は盗難の場合は無断侵入者)の画
像が得られる。車載コンピュータ5は、必要に応じて撮
像信号のA/D変換、JPEG方式やMPEG方式など
による圧縮処理などを行い、通信ネットワーク30を介
して伝送可能な画像データを生成する。なお、CCDカ
メラ7による撮影時間は、ドアがアンロック状態となっ
てから所定時間経過後とするなど、適宜設定すれば良
い。また、画像データに対する周知のパターン認識によ
って画像の動き検出などを行い、乗車者が車外に出たこ
とを認識して撮影を自動的に停止するようにもできる。
【0034】そして、車載コンピュータ5は、この画像
データと共に起動信号を携帯電話機8に送出する。する
と、携帯電話機8によって所定の電話番号への発呼が行
われ、基地局9に対して選択信号などが発信される。次
いで、画像データが移動体通信ネットワーク21,22
を介して通信ネットワーク30内へ伝送される。このC
CDカメラ7で撮影した車内の画像データは、移動体通
信ネットワーク21,22、広域ネットワーク20、地
域ネットワーク22,23、海外通信ネットワーク24
などを経由して取り込むこと(ダウンロード)が可能と
なっている。したがって、車両管理者の自宅にあるコン
ピュータ26、勤務先にあるコンピュータ27、海外に
あるコンピュータ28、モバイルコンピュータ32など
に画像データを転送してモニタに画像表示し、車両管理
者が閲覧し確認することが可能である。上記のような通
信ネットワークを介することにより、車両から離れた遠
隔地、例えば国内や海外の旅行先や出張先であっても、
車両管理者はドアロック解錠時の車内の画像を確認する
ことができる。
データと共に起動信号を携帯電話機8に送出する。する
と、携帯電話機8によって所定の電話番号への発呼が行
われ、基地局9に対して選択信号などが発信される。次
いで、画像データが移動体通信ネットワーク21,22
を介して通信ネットワーク30内へ伝送される。このC
CDカメラ7で撮影した車内の画像データは、移動体通
信ネットワーク21,22、広域ネットワーク20、地
域ネットワーク22,23、海外通信ネットワーク24
などを経由して取り込むこと(ダウンロード)が可能と
なっている。したがって、車両管理者の自宅にあるコン
ピュータ26、勤務先にあるコンピュータ27、海外に
あるコンピュータ28、モバイルコンピュータ32など
に画像データを転送してモニタに画像表示し、車両管理
者が閲覧し確認することが可能である。上記のような通
信ネットワークを介することにより、車両から離れた遠
隔地、例えば国内や海外の旅行先や出張先であっても、
車両管理者はドアロック解錠時の車内の画像を確認する
ことができる。
【0035】また、携帯電話機33がモニタを有するT
V電話型のものであれば、画像データを携帯電話機33
に転送して閲覧することもできる。また、無線呼出受信
機34に車両10のドアロックが解除された旨を表す文
字等の情報を伝送して車両管理者に知らせることも可能
である。よって、キーレスエントリシステムによるアン
ロック動作がなされたときに、予め指定した車両管理者
がいる場所にある所定のコンピュータなどに直接車内の
画像データを転送して画像表示し、確認することもでき
るし、車両管理者にドアロックの解除を知らせて、車両
管理者が通信ネットワーク30にアクセスしてコンピュ
ータなどに画像データを取り込んで確認することもでき
る。
V電話型のものであれば、画像データを携帯電話機33
に転送して閲覧することもできる。また、無線呼出受信
機34に車両10のドアロックが解除された旨を表す文
字等の情報を伝送して車両管理者に知らせることも可能
である。よって、キーレスエントリシステムによるアン
ロック動作がなされたときに、予め指定した車両管理者
がいる場所にある所定のコンピュータなどに直接車内の
画像データを転送して画像表示し、確認することもでき
るし、車両管理者にドアロックの解除を知らせて、車両
管理者が通信ネットワーク30にアクセスしてコンピュ
ータなどに画像データを取り込んで確認することもでき
る。
【0036】なお、CCDカメラ7とコンピュータや携
帯電話機のモニタとをカラー仕様として、車内の様子を
カラー画像で撮影、表示、確認することも可能である。
この場合、携帯電話機に搭載されるような小さな液晶デ
ィスプレイであっても鮮明で良好な画像を得ることがで
きるため、車両管理者は容易かつ確実に画像確認を行う
ことができ、誤確認も防止できる。
帯電話機のモニタとをカラー仕様として、車内の様子を
カラー画像で撮影、表示、確認することも可能である。
この場合、携帯電話機に搭載されるような小さな液晶デ
ィスプレイであっても鮮明で良好な画像を得ることがで
きるため、車両管理者は容易かつ確実に画像確認を行う
ことができ、誤確認も防止できる。
【0037】また、通信ネットワーク30においては、
画像データ等のデータ伝送を行う場合にインターネット
などで広く用いられているTCP/IP(Transmission
Control Protocol/Internet Protocol) などの通信プロ
トコルを用いれば良い。この場合、コンピュータなどで
画像データを取り込むには、例えばインターネット上で
提供されるWWW(World Wide Web)を利用してブラウ
ザのアプリケーションによって所定の画像データサーバ
にアクセスし、画像データをダウンロードして表示すれ
ば良い。
画像データ等のデータ伝送を行う場合にインターネット
などで広く用いられているTCP/IP(Transmission
Control Protocol/Internet Protocol) などの通信プロ
トコルを用いれば良い。この場合、コンピュータなどで
画像データを取り込むには、例えばインターネット上で
提供されるWWW(World Wide Web)を利用してブラウ
ザのアプリケーションによって所定の画像データサーバ
にアクセスし、画像データをダウンロードして表示すれ
ば良い。
【0038】また、撮影する車内の画像データは、静止
画像、動画像のいずれを用いることもでき、使用状況や
使用目的、通信ネットワークの構成などに応じて適宜選
択すれば良い。
画像、動画像のいずれを用いることもでき、使用状況や
使用目的、通信ネットワークの構成などに応じて適宜選
択すれば良い。
【0039】以上のように、本実施形態では、通信ネッ
トワークを介して解錠時の車内の画像データを転送する
ことにより、所有者などの車両管理者は、車内の様子を
容易かつ確実に把握でき、車両のドアロックを解除して
車内に入った者が無断侵入者かどうかを遠隔地において
も確認することができる。この場合、車両管理者が直接
画像を閲覧して判断するため、画像認識装置などを用い
て車内の画像を判断する場合と比べて、誤判断のおそれ
が無くなる。
トワークを介して解錠時の車内の画像データを転送する
ことにより、所有者などの車両管理者は、車内の様子を
容易かつ確実に把握でき、車両のドアロックを解除して
車内に入った者が無断侵入者かどうかを遠隔地において
も確認することができる。この場合、車両管理者が直接
画像を閲覧して判断するため、画像認識装置などを用い
て車内の画像を判断する場合と比べて、誤判断のおそれ
が無くなる。
【0040】また、通信ネットワークに接続されたコン
ピュータ、モバイルコンピュータ或いは携帯電話機など
において、比較的大容量のメモリ手段を用いることによ
って、転送されてきた画像データを検討用などとして保
存することができる。これにより、後日に無断侵入者の
分析や特定が容易かつ確実にできるようになる。
ピュータ、モバイルコンピュータ或いは携帯電話機など
において、比較的大容量のメモリ手段を用いることによ
って、転送されてきた画像データを検討用などとして保
存することができる。これにより、後日に無断侵入者の
分析や特定が容易かつ確実にできるようになる。
【0041】また、車内の画像の確認をセキュリティサ
ービス業者を介さずに行うことができるため、迅速な確
認が可能であるとともに、画像データに含まれる個人情
報を自己管理することができる。さらに、携帯電話機を
用いて、車両管理者は画像を確認しながら車内の乗車者
と会話することもできる。また、画像データだけでな
く、車内の音を収録して音声データを通信ネットワーク
を介して伝送し、車内の発生音(音声)を確認すること
も可能である。
ービス業者を介さずに行うことができるため、迅速な確
認が可能であるとともに、画像データに含まれる個人情
報を自己管理することができる。さらに、携帯電話機を
用いて、車両管理者は画像を確認しながら車内の乗車者
と会話することもできる。また、画像データだけでな
く、車内の音を収録して音声データを通信ネットワーク
を介して伝送し、車内の発生音(音声)を確認すること
も可能である。
【0042】また、本実施形態では、車載コンピュータ
5の制御プログラムを書き換えることによって、システ
ムのバージョンアップやカスタマイズが可能であり、セ
キュリティ性能を強化できる。この場合、ドアロック/
アンロックを含むキーレスエントリシステムに関する動
作、ライト、パワーウインド、ホーン、ミラー、エアバ
ックなどの車両の運行に直接影響を与えない部分の動作
などの制御プログラムを変更可能とし、多様な動作制御
に対応できるようにする。車両の運行において重要な部
分の制御プログラムは変更できないように保護されてい
るため、プログラム変更によって暴走などの不具合が生
じることはない。
5の制御プログラムを書き換えることによって、システ
ムのバージョンアップやカスタマイズが可能であり、セ
キュリティ性能を強化できる。この場合、ドアロック/
アンロックを含むキーレスエントリシステムに関する動
作、ライト、パワーウインド、ホーン、ミラー、エアバ
ックなどの車両の運行に直接影響を与えない部分の動作
などの制御プログラムを変更可能とし、多様な動作制御
に対応できるようにする。車両の運行において重要な部
分の制御プログラムは変更できないように保護されてい
るため、プログラム変更によって暴走などの不具合が生
じることはない。
【0043】なお、AV機器やメータパネルなどの制御
部をFPGAなどで構成し、動作制御プログラムを書き
換えて表示及び動作に関するデザインや仕様のカスタマ
イズ又はバージョンアップを可能にすることもできる。
また、ドア解錠時に車内の画像データを転送した後、エ
ンジン始動の許可/不許可を設定できるようにすること
も可能であり、状況に応じて制御動作設定を任意に変更
できる。
部をFPGAなどで構成し、動作制御プログラムを書き
換えて表示及び動作に関するデザインや仕様のカスタマ
イズ又はバージョンアップを可能にすることもできる。
また、ドア解錠時に車内の画像データを転送した後、エ
ンジン始動の許可/不許可を設定できるようにすること
も可能であり、状況に応じて制御動作設定を任意に変更
できる。
【0044】また、制御プログラム変更のために用いる
モバイルコンピュータは、コンソールボックスに装着す
る構成であるため、車内でモバイルコンピュータが邪魔
になることもない。さらに、モバイルコンピュータは車
載コンピュータに対して着脱自在であるため、車両内外
いずれにおいてもプログラミングやデバッグを容易に実
行できる。また、拡張性も高く、他のオプション機能を
実装したり、コンピュータ技術の進化に応じて、最新仕
様のコンピュータを入れ換えて装着することも可能であ
る。
モバイルコンピュータは、コンソールボックスに装着す
る構成であるため、車内でモバイルコンピュータが邪魔
になることもない。さらに、モバイルコンピュータは車
載コンピュータに対して着脱自在であるため、車両内外
いずれにおいてもプログラミングやデバッグを容易に実
行できる。また、拡張性も高く、他のオプション機能を
実装したり、コンピュータ技術の進化に応じて、最新仕
様のコンピュータを入れ換えて装着することも可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
解錠時の車内の様子を所望の場所で適宜確認でき、盗難
防止対策の信頼性を向上できるとともに、システムの制
御プログラムを容易に書換可能であり、セキュリティ性
能を向上させることが可能なキーレスエントリシステム
を提供できる効果が得られる。
解錠時の車内の様子を所望の場所で適宜確認でき、盗難
防止対策の信頼性を向上できるとともに、システムの制
御プログラムを容易に書換可能であり、セキュリティ性
能を向上させることが可能なキーレスエントリシステム
を提供できる効果が得られる。
【図1】本発明の一実施形態に係るキーレスエントリシ
ステムの車両部分の構成を示すブロック図である。
ステムの車両部分の構成を示すブロック図である。
【図2】車両内部前方のコンソール部の構成を示す説明
図である。
図である。
【図3】本実施形態に係るキーレスエントリシステムの
ネットワーク部分の構成を示すブロック図である。
ネットワーク部分の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係るキーレスエントリシステムの
機能的構成を示すブロック図である。
機能的構成を示すブロック図である。
【図5】車載コンピュータの制御プログラムを書き換え
る際の機能的構成を示すブロック図である。
る際の機能的構成を示すブロック図である。
1 接近センサ 2 車両側送受信機 3 駆動機構 4 リモコン送受信機 5 車載コンピュータ 6 モバイルコンピュータ 7 CCDカメラ 8,31,33 携帯電話機 10 車両 11 コンソール部 13 コンソールボックス 20 広域ネットワーク 21,22 移動体通信ネットワーク 23,24 地域ネットワーク 25 海外通信ネットワーク 26,27,28 コンピュータ 30 通信ネットワーク 32 モバイルコンピュータ 34 無線呼出受信機
Claims (3)
- 【請求項1】 送受信手段により遠隔操作信号の送受信
を行って車両のドアロックの施錠及び解錠を行うキーレ
スエントリシステムであって、 前記車両の動作制御を行うもので、少なくとも前記ドア
ロックの動作に関する制御プログラムを変更可能な車載
コンピュータと、 前記車載コンピュータに着脱自在に接続され、前記制御
プログラムを変更するためのプログラム変更データを格
納した可搬型コンピュータと、 を備えたことを特徴とするキーレスエントリシステム。 - 【請求項2】 前記車両の内部前部に、前記可搬型コン
ピュータを収納し装着するための凹部形状の収納部を備
えたことを特徴とする請求項1に記載のキーレスエント
リシステム。 - 【請求項3】 前記ドアロックの解錠時において車内を
撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により得られた車内の画像データを無線伝
送する無線通信装置と、 前記無線通信装置より送られてくる画像データを伝送す
る通信ネットワークと、 前記通信ネットワークを介して伝送された画像データを
取り込んで表示する画像表示手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のキーレスエ
ントリシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21244099A JP2001032587A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | キーレスエントリシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21244099A JP2001032587A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | キーレスエントリシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001032587A true JP2001032587A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16622653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21244099A Pending JP2001032587A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | キーレスエントリシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001032587A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003226227A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-12 | Denso Corp | 車室内モニタ装置、車室内モニタ制御装置、車両泥棒特定システム |
JP2004341933A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Toyota Motor Corp | 車載部品に対する機能付与システム |
JP2007290654A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Tokai Rika Co Ltd | 電子制御システム及び電子制御装置及び制御用データ書込方法 |
US7941846B2 (en) | 2002-11-12 | 2011-05-10 | Somfy Sas | Method of securing the learning mode of a home automation device |
JP2011220070A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric System & Service Co Ltd | 施錠対象装置開錠システム |
JP7538548B2 (ja) | 2022-05-18 | 2024-08-22 | クロイ電機株式会社 | プログラム更新装置および電気錠システム |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP21244099A patent/JP2001032587A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003226227A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-12 | Denso Corp | 車室内モニタ装置、車室内モニタ制御装置、車両泥棒特定システム |
US7941846B2 (en) | 2002-11-12 | 2011-05-10 | Somfy Sas | Method of securing the learning mode of a home automation device |
JP2004341933A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Toyota Motor Corp | 車載部品に対する機能付与システム |
JP2007290654A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Tokai Rika Co Ltd | 電子制御システム及び電子制御装置及び制御用データ書込方法 |
JP4685698B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2011-05-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | 電子制御システム及び電子制御装置及び制御用データ書込方法 |
JP2011220070A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric System & Service Co Ltd | 施錠対象装置開錠システム |
JP7538548B2 (ja) | 2022-05-18 | 2024-08-22 | クロイ電機株式会社 | プログラム更新装置および電気錠システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1319563B1 (en) | Antitheft apparatus, antitheft method and program therefor | |
KR100646710B1 (ko) | 홈네트워크 시스템과 연동되는 텔레매틱스 시스템 및 그제어방법 | |
JP5298807B2 (ja) | 電子キーシステム | |
US7443286B2 (en) | Anti-theft system for vehicle and anti-theft device for vehicle | |
KR102071406B1 (ko) | 차량 탑재 장치 및 인증 시스템 | |
US20080012693A1 (en) | Vehicle communication system | |
CN107067563A (zh) | 车辆共享附件设备和系统 | |
US20090042518A1 (en) | Information processing system, information processing apparatus and method, and program | |
US20050116816A1 (en) | Vehicle theft protection system, a method of protecting a vehicle from theft, a vehicle-onboard device, a management station, and a program for protecting a vehicle from theft | |
JP2004334862A (ja) | 遠隔車両管理方法、遠隔車両管理システム、遠隔車両管理用サーバー、及びそのプログラム | |
JP2002019548A (ja) | 通信ネットワークを利用した車両の状態確認・遠隔操作方法 | |
CN113815562A (zh) | 基于全景摄像头的车辆解锁方法、设备及存储介质 | |
JP3853764B2 (ja) | 車両盗難対応装置,車両盗難対応システム,方法およびプログラム | |
JP2018163563A (ja) | 車両管理システム | |
JP2003317177A (ja) | 車両監視装置、車両監視システム及び車両監視方法 | |
JP3736725B2 (ja) | 車両盗難防止システム | |
JP2004102940A (ja) | 認証システム | |
JP2001032587A (ja) | キーレスエントリシステム | |
JP2004331051A (ja) | 車両状態監視システム | |
JP3698399B2 (ja) | 車両盗難防止システム | |
CN106114452A (zh) | 基于蓝牙手机身份识别的汽车防盗系统 | |
JP2004322785A (ja) | 車両事故原因解明システムおよび車両用事故状況記憶装置 | |
JP4591189B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP4349331B2 (ja) | 無線操作システム | |
JP2007034902A (ja) | 車両異常通知装置、車両異常通知システム、車両異常通知方法、駐車場管理装置、駐車場管理システム、および駐車場管理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050413 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051019 |