JP7040409B2 - モビリティサービス支援装置、モビリティシステム、モビリティサービス支援方法、及びモビリティサービス支援用コンピュータプログラム - Google Patents

モビリティサービス支援装置、モビリティシステム、モビリティサービス支援方法、及びモビリティサービス支援用コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、モビリティサービス支援装置、モビリティシステム、モビリティサービス支援方法、及びモビリティサービス支援用コンピュータプログラムに関する。
特許文献1には、カメラによって撮影された車内の画像と基準画像とを比較することによって車内の忘れ物を検知し、忘れ物が検知された場合には、車両のユーザに対して忘れ物があることを、車両のドアが開いている間に、車内のスピーカやディスプレイによって、又はユーザの携帯電話機にメールを送信することによって通知する車内忘れ物防止装置が開示されている。
特開2009-75756号公報
近年、自動制御によって運転が行われる自動運転車両を用いたタクシー、バス、ライドシェア等のモビリティサービスの実現に向けて、自動運転技術の開発が行われている。自動運転車両は、運転手等の乗務員がいなくてもよいという利点を有する一方で、例えば降車時に利用客が車内に忘れ物をしても、それを見つけて利用客に知らせることができないという課題がある。
そこで、例えば自動運転車両に特許文献1に開示されたような車内忘れ物防止装置を取り付けることが考えられるが、例えば利用客が急いで車両から降車したような場合には、車両のドアが開扉している間に忘れ物の通知をしても、利用客がその通知に気付かないおそれがある。特に忘れ物が携帯端末であった場合には、すでに車内に置き忘れられた携帯端末に対して忘れ物の通知が行われるため、利用客がその通知に気付かない可能性が高いと考えられる。
このとき、車内の忘れ物が利用客の携帯端末以外の物であれば、例えば降車後であっても、その利用客の携帯端末に忘れ物がある旨の通知を別途に行うことで、利用客に対して車内に忘れ物をしたことを知らせることができる。しかしながら、車内の忘れ物が利用客の携帯端末であった場合には、その携帯端末に忘れ物がある旨の通知を別途に行っても、利用客に対して車内に忘れ物をしたことを知らせることができなくなる。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、車内への携帯端末の置き忘れを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様によるモビリティサービス支援装置は、自動運転制御される車両に搭載された車載装置、及び車両の利用客の携帯端末、と通信可能に構成された通信部と、車載装置から通信部を介して受信した車両の位置情報に基づいて、車両が利用客の目的地に到着する前に、利用客の携帯端末に対して、携帯端末の車両内への置き忘れを予防するための通知を、通信部を介して送信する制御部と、を備える。
また本発明のある態様によるモビリティシステムは、自動運転制御される車両に搭載された車載装置と、車両の利用客の携帯端末と、ネットワークを介して車載装置及び携帯端末と互いに通信可能に接続されたサーバと、を備える。そして車載装置は、車両の位置情報をサーバに送信し、サーバは、位置情報に基づいて、車両が利用客の目的地に到着する前に、利用客の携帯端末に対して、携帯端末の車両内への置き忘れを予防するための通知を送信する。
また本発明のある態様によるモビリティサービス支援方法は、自動運転制御される車両に搭載された車載装置、及び車両の利用客の携帯端末、と通信可能に構成された通信部を介して受信した車載装置からの車両の位置情報に基づいて、車両が利用客の目的地に到着する前に、利用客の携帯端末に対して、携帯端末の車両内への置き忘れを予防するための通知を、通信部を介して送信する。
また本発明のある態様によるモビリティサービス支援用コンピュータプログラムは、自動運転制御される車両に搭載された車載装置、及び車両の利用客の携帯端末、と通信可能に構成された通信部を介して受信した車載装置からの車両の位置情報に基づいて、車両が利用客の目的地に到着する前に、利用客の携帯端末に対して、携帯端末の車両内への置き忘れを予防するための通知を、通信部を介して送信することをコンピュータに実行させる。
本発明のこれらの態様によれば、車内への携帯端末の置き忘れを抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるモビリティシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、本発明の一実施形態による車両のハードウェア構成図である。 図3は、本発明の一実施形態によるモビリティサービス支援処理の一例を示すシーケンス図である。 図4は、本発明の一実施形態による車両の室内の状態の一例を示す図である。 図5は、サーバにおいて実行される処理のうち、本発明の一実施形態によるモビリティサービス支援処理に関連する部分について説明するフローチャートである。 図6は、車載装置において実行される処理のうち、本発明の一実施形態によるモビリティサービス支援処理に関連する部分について説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
図1は、本発明の一実施形態によるモビリティシステム1の構成の一例を示す図である。
本実施形態によるモビリティシステム1は、車両2に搭載された車載装置20(図2参照)と、サーバ30と、携帯端末40と、を備える。車載装置20、サーバ30、及び携帯端末40は、光通信回線等で構成されるネットワーク5を介して互いに通信可能となっている。サーバ30は、例えば不図示のゲートウェイ等を介してネットワーク5と接続される。また、車載装置20及び携帯端末40は、例えば無線基地局6等を介してネットワーク5と接続される。サーバ30は、モビリティサービスを向上させるためのモビリティサービス支援装置の一例である。
図1に示された車両2は、タクシー、バス、ライドシェア等のモビリティサービスを提供する自動運転車両である。車両2には、モビリティサービスを利用する利用客4が乗車している。利用客4は、携帯電話機又はタブレットコンピュータ等の携帯端末40をそれぞれ所持している。
図2は、この車両2のハードウェア構成図である。
図2に示すように、車両2は、車内ネットワーク3を介して互いに接続された、車載装置20、車両制御ユニット21、車外カメラ211、測距センサ212、測位センサ213、車内カメラ214、ディスプレイ装置215、車外スピーカ216、地図データベース217、及びナビゲーション装置218を備える。車内ネットワーク3は、例えば、CAN(Controller Area Network)規格に準拠したネットワークとされる。
車載装置20は、信号線を介して互いに接続された、車内通信インターフェース(以下「車内通信I/F」という。)201、記憶部202、及び制御部203を備える。また車載装置20は、車内ネットワーク3を介して車内通信I/F201と接続された車外通信機器204を備える。
車内通信I/F201は、車載装置20が、車外通信機器204、及び車両2の他の車載機器と車内ネットワーク3を介して通信するための通信I/F回路である。
記憶部202は、HDD(Hard Disk Drive)、光記録媒体、又は半導体メモリ等の記憶媒体を有し、制御部203において実行されるコンピュータプログラムを記憶する。また、記憶部202は、制御部203によって生成されたデータ、及び制御部203が車内ネットワーク3を介して車外通信機器204や車両2の他の車載機器から受信したデータ等を記憶する。
制御部203は、車載装置20において制御及び演算を行うコンピュータプログラムを実行する一以上のプロセッサ及びその周辺回路とすることができる。
車外通信機器204は、無線通信機能を有する車載の端末である。車外通信機器204は、例えば、ネットワーク5と不図示のゲートウェイ等を介して接続される無線基地局6にアクセスすることで、無線基地局6を介してネットワーク5と接続される。これにより、車載装置20とサーバ30との間で相互に通信が行われる。また、車外通信機器204は、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を利用して、車載装置20と利用客4の携帯端末40との間で相互に通信を行うことができるようになっている。
車両制御ユニット21は、車外カメラ211、測距センサ212、測位センサ213、及び車内カメラ214などから出力される信号に基づいて、ナビゲーション装置218によって作成された走行ルートに沿って車両2が自動的に走行するように、加速、操舵、及び制動に関する運転操作を自動的に行う。
車外カメラ211は、車両2の周囲の映像を撮影して出力する。車外カメラ211によって撮影された映像は、車両制御ユニット21が車両2の運転を自動制御するために利用される。車外カメラ211は、車両2の周囲の物体及び人が明瞭に撮影されるように、例えば、撮像面を車外に向けて、車両2のフロントガラスの近くに配置される。
測距センサ212は、車両2の周囲に存在する物体までの距離を方位ごとに計測して出力する。測距センサ212によって計測された距離情報は、同様に車両制御ユニット21が車両2の運転を自動制御するために利用される。測距センサ212は、例えば、車両2に設置されたLiDAR(Light Detection And Ranging)とされる。
測位センサ213は、車両2の現在地を示す現在位置情報を生成して出力する。測位センサ213によって生成された車両2の現在位置情報は、車両制御ユニット21が車両2の運転を自動制御するために利用されるほか、サーバ30が車両2の現在位置を把握できるように、ネットワーク5を介して車載装置20(より詳しくは車外通信機器204)からサーバ30へ送信される。測位センサ213は、例えば、車両2に設置されたGPS(Global Positioning System)とされる。
車内カメラ214は、車内の映像を撮影して車載装置20及び車両制御ユニット21に出力する。車内カメラ214によって撮影された映像は、利用客4が車両2に乗車したり車両2から降車したりしたことを、車載装置20が検知するために利用されるほか、車内に利用客4の携帯端末40の忘れ物があるか否かを判定するために利用される。車内カメラ214は、車内に複数個配置されてもよい。車内カメラ214は、車内の利用客4が明瞭に撮影されるように、例えば、車両2の前方の天井等に配置される。
ディスプレイ装置215は、車載装置20により制御され、車両2の利用客4に対して各種のメッセージを表示する。
車外スピーカ216は、車載装置20により制御され、車外に向けて音声による各種のアナウンスを実施する。
地図データベース217は、地図情報に関するデータベースである。地図データベース217は、例えば車両2に搭載されたハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)内に記憶されている。地図情報には、道路の位置情報や道路形状の情報(例えばカーブと直線部の種別、カーブの曲率など)、交差点及び分岐点の位置情報、道路種別などの情報などが含まれる。
ナビゲーション装置218は、地図データベース217の地図情報を参照し、測位センサ213によって検出した車両2の現在位置と、車両2の利用客4の目的地と、に基づいて、目的地までの走行ルートを作成して出力する。
図1に戻り、サーバ30は、信号線を介して互いに接続された、通信インターフェース(以下「通信I/F」という。)301、記憶部302、及び制御部303を有する。
通信I/F301は、通信部の一例であり、サーバ30を例えばゲートウェイ等を介してネットワーク5と接続するための通信I/F回路である。通信I/F301は、車両2の車載装置20(より詳しくは車外通信機器204)、及び携帯端末40とネットワーク5を介して通信可能に構成される。
記憶部302は、HDD(Hard Disk Drive)、光記録媒体、又は半導体メモリ等の記憶媒体を有し、制御部303において実行されるコンピュータプログラムを記憶する。また、記憶部302は、制御部303によって生成されたデータ、及び制御部303がネットワーク5を介して受信したデータ等を記憶する。また、記憶部302は、利用客4に関する情報の一例として、利用客4の識別情報、住所、後述する携帯端末40の忘れ物をしたときに忘れ物通知を送信する所定の送信先(忘れ物用連絡先)等の情報を記憶する。
制御部303は、サーバ30において制御及び演算を行うコンピュータプログラムを実行する一以上のプロセッサ及びその周辺回路とすることができる。
制御部303は、携帯端末40などから送信された配車依頼を通信I/F301を介して受信すると、車両2の車載装置20に対して通信I/F301を介して配車指示を送信する。そして車載装置20は、車外通信機器204を介して配車指示を受信すると、車両制御ユニット21によって車両2を自動運転させて、車両2を利用客4の現在地まで移動させて利用客4を乗車させた後、車両2を利用客4の目的地まで移動させる。
ここで、車両2から利用客4が降車するときに、利用客4が携帯端末40を車内に置き忘れることがある。車内の忘れ物が利用客4の携帯端末40以外の物であれば、例えば降車後であっても、その利用客4の携帯端末40に忘れ物がある旨の通知を行うことで、利用客4に対して車内に忘れ物をしたことを知らせることができる。しかしながら、車内の忘れ物が利用客4の携帯端末40であった場合には、その携帯端末40に忘れ物がある旨の通知を行っても、利用客4に対して車内に忘れ物をしたことを知らせることができない。このように、利用客4に対して車内に忘れ物をしたことを知らせることができないと、モビリティサービスのサービス性が低下するおそれがある。また、モビリティサービスの利用後、携帯端末40が手元に無いことに気付くのが遅れた場合、利用客4は、携帯端末40をどこに忘れたのかが不明になることも考えられる。
そこで本実施形態では、携帯端末40の車内への置き忘れを抑制しつつ、車内に携帯端末40を置き忘れた場合には、携帯端末40の置き忘れに対して有用なモビリティサービスを提供できるようにした。
具体的には本実施形態では、まず携帯端末40の置き忘れを予防するために、車両2が利用客4の目的地に到着する前の任意の時期(例えば到着予想時刻の5分前など)に、利用客4の携帯端末40に対して置き忘れ予防通知を送信できるようにした。
この置き忘れ予防通知は、当該通知によって利用客4に自身の携帯端末40を認識させ、もって携帯端末40の置き忘れを予防するために行われる通知である。したがって、置き忘れ通知に、例えば「本携帯端末の車両内への置き忘れにご注意下さい」といった、直接的に携帯端末40の置き忘れを予防するための情報(注意喚起情報)が含まれるようにしてもよいが、必ずしもこのような注意喚起情報が含まれている必要はなく、注意喚起情報と共に、又は注意喚起情報に替えて、例えば「あと5分程度で目的地に到着予定です」といった、まもなく目的地に到着する旨の情報を通知するようにしてもよい。
このように、車両2が利用客4の目的地に到着する前に、利用客4の携帯端末40に対して置き忘れ予防通知を送信することで、利用客4に携帯端末40を認識させることができるので、携帯端末40の置き忘れを予防することができる。
次に、利用客4の降車時に、例えば車内カメラ214によって撮影された画像に基づいて、利用客4が携帯端末40を車内に置き忘れていると判定したときは、車外スピーカ216によって「携帯端末のお忘れ物がございます」といった、車内に携帯端末40の忘れ物があることを知らせるアナウンスを行うことができるようした。
これにより、例えば利用客が急いで車両2から降車したような場合であっても、携帯端末40の忘れ物があることを、利用客4に効果的に知らせることができる。そのため、車内への携帯端末40の置き忘れを予防することができる。なおアナウンスに替えて、例えば車外スピーカ216によって車内に携帯端末40の忘れ物があることを知らせる警報音などの流すようにしてもよい。
そして最後に、携帯端末40が車内に置き忘れられてしまった場合には、置き忘れられた携帯端末40の所有者たる利用客4が予め登録した所定の送信先(以下「忘れ物用連絡先」という。)に、車両内に携帯端末40の忘れ物があることを示す忘れ物通知を送信することができるようにした。
忘れ物用連絡先は、例えば利用客4が所持していた携帯端末40以外の端末(例えば他の携帯電話機やタブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータなど)上で起動させることが可能なメールソフトやメッセージングアプリケーションのアドレスとされる。これにより、利用客4が所持していた携帯端末40以外の端末で、忘れ物通知の内容を閲覧することができる。忘れ物用連絡先は、利用客4が携帯端末40以外の端末でも閲覧可能なメールソフトやメッセージングアプリケーションのアドレスであってもよいし、例えば利用客4の家族などの利用客4の関係者の端末で閲覧可能なメールソフトやメッセージングアプリケーションのアドレスであってもよい。
忘れ物通知には、例えば「モビリティサービスの利用時に車内に携帯端末40の忘れ物をしませんでしたか?」といった、車両内に携帯端末40の忘れ物があったことを利用客4に知らせるための情報の他、忘れ物の問い合わせ先情報や、車両内に携帯端末40が置き忘れられた日時や場所などの情報、携帯端末40が置き忘れられた車両2を特定するための車両識別情報などを含めることができる。車両識別情報は、例えば車両2の車種や車両ナンバーなどである。
また、モビリティサービスの一環として、忘れ物の配送サービスを行っている場合には、置き忘れられた携帯端末40の所有者たる利用客4が予め登録した例えば利用客4の自宅などの所定の配送先(希望配送先)に、携帯端末40の配送を希望するか否かの問い合わせ情報などを含めるようしてもよい。
このように、利用客4の携帯端末40が車内に置き忘れられてしまった場合には、利用客4の忘れ物用連絡先に忘れ物通知を送信することで、利用客4に対して車内に忘れ物をしたことを知らせることができる。また利用客4は、モビリティサービスの利用後に携帯端末40が手元に無いことに気付いたときは、携帯端末40以外の端末から忘れ物通知の確認を行うことで、車内に携帯端末40の忘れ物をしたか否かの確認を行うことができる。そのため、モビリティサービスのサービス性を向上させることができる。
図3は、この本実施形態によるモビリティサービス支援処理の一例を示すシーケンス図である。図3に示すシーケンス図において、サーバ30と、車両2の車載装置20及び携帯端末40と、の間の通信は、ネットワーク5を介して行われる。
なお以下の説明では、便宜上、本実施形態によるモビリティサービスを受ける対象となる利用客4のことを「利用客4a」といい、それ以外の利用客4のことを「利用客4b」という。
ステップS1において、利用客4aは、自身が所持している携帯端末40を操作して、配車依頼をサーバ30に送信する。配車依頼には、配車を依頼する旨の他、利用客4aの識別情報、現在地、及び目的地等の情報が含まれる。利用客4aの識別情報は、例えば、モビリティサービスを利用する利用客4aに付与された利用客番号とされる。また、利用客4aの現在地及び目的地は、例えば、施設名、住所、又は経度と緯度の組み合わせにより指定される。
ステップS2において、配車依頼を受信したサーバ30は、利用客4aの現在地から一定距離内に存在する車両2を検索し、検索された少なくとも一つの車両2の中から利用可能な車両2を選択して、利用客4aの現在地まで移動するように、選択された車両2の車載装置20に対して配車指示を送信する。配車指示には、配車依頼に含まれていた、利用客4aの識別情報、現在地、及び目的地等の情報が含まれる。
ステップS3において、配車指示を受信した車載装置20は、車両制御ユニット21によって車両2を自動運転させて、車両2を利用客4aの現在地(又は利用客4aが指定した乗車地点)まで移動させる。
ステップS4において、利用客4aの現在地まで移動した車両2の車載装置20は、利用客4aの携帯端末40と例えば近距離無線通信を行って、配車依頼を行った利用客4aであることの確認(マッチング)を行った上で、ドアのロックを解除して利用客4aの乗車を許可する。そして車載装置20は、例えばドアの開閉動作や車内カメラ214によって利用客4aが乗車したことを確認すると、乗車通知をサーバ30に送信する。
ステップS5において、車載装置20は、車両2の現在地、及び配車指示に含まれる利用客4aの目的地(車両2がライドシェアサービス等を提供する場合において、既に車両2に他の利用客4bが乗車しているときには、さらにその利用客4bの目的地)などの情報に基づいて、車両2に搭載されたナビゲーション装置218によって走行ルートを作成させる。そして車載装置20は、作成した走行ルートに従って自動運転するよう車両制御ユニット21に対して指示し、車両2を目的地に向かって移動させる。なお車載装置20は、車両2が車両制御ユニット21による自動運転が行われている間、車両2の現在地を示す位置情報を定期的にサーバ30に送信している。
ステップS6において、サーバ30は、受信した車両2の現在地と利用客4aの目的地とに基づいて、車両2が利用客4aの目的地近傍まで移動したことを検知すると、利用客4aが車両2内に携帯端末40を置き忘れることを予防するために、利用客4aの目的地に到着する前に、利用客4aの携帯端末40に対して置き忘れ予防通知を送信する。
本実施形態では、サーバ30は、受信した車両2の現在位置情報と利用客4aの目的地情報とに基づいて、車両2が利用客4aの目的地に到着するまでに必要な所要時間(以下「予想所要時間」という。)を算出しており、予想所要時間が所定時間(例えば5分)未満になると、置き忘れ予防通知を利用客4aの携帯端末40に対して送信するようになっている。
ステップS7において、利用客4aの目的地まで移動した車両2の車載装置20は、例えばドアの開閉動作や車内カメラ214によって利用客4aが降車したことを確認すると、降車通知をサーバ30に送信する。
ステップS8において、車載装置20は、例えば図4に示すように、車内カメラ214によって撮影した画像に基づいて、利用客4aが乗車していた座席シート22aの付近に携帯端末40の置き忘れがあるか否かを判定する。そして車載装置20は、携帯端末40の置き忘れがあると判定した場合には、車外スピーカ216によって、「携帯端末のお忘れ物がございます」といった、車内に携帯端末40の忘れ物があることを知らせるアナウンスを行う。
なお、利用客4aが乗車していた座席シート22aの付近に携帯端末40の置き忘れがあるか否かの判定は、例えば、利用客4aの降車中や降車直後に車内カメラ214によって撮影された画像に基づいて行うことができる。
具体的には、車載装置20は、機械学習技術を利用して、画像内の携帯端末40を検出することで、携帯端末40の置き忘れがあるか否かを判定することができる。例えば車載装置20は、画像が入力されたときに、画像から携帯端末40を検出するように予め学習させたDNN(Deep Neural Network)等の検出器を用い、当該検出器に利用客4aの降車中や降車直後に車内カメラ214によって撮影された画像を入力して携帯端末40が検出されたときには、利用客4aが乗車していた座席シート22aの付近に携帯端末40の置き忘れがあると判定することができる。
ステップS9において、車載装置20は、例えば車外カメラ211や測距センサ212から出力される信号などに基づいて、降車した利用客4aが車両2から一定距離以上離れたことを認識すると、車両のドアが閉まっていることなど、必要な安全確認を実施した上で、車両制御ユニット21によって次の目的地(すなわち、既に車両2に乗車している別の利用客4bの目的地や、新たに配車依頼を受けた別の利用客4bの現在地)に向けて車両2を自動運転させる。
ステップS10において、車載装置20は、再度、車内カメラ214によって撮影した画像に基づいて,利用客4aが乗車していた座席シート22aの付近に携帯端末40の忘れ物があるか否かを判定し、その忘れ物判定結果をサーバ30に送信する。忘れ物判定結果には、携帯端末40の忘れ物があるか否かの判定結果と、携帯端末40の忘れ物がある場合にはその携帯端末40の所有者たる利用客4aの識別情報と、が含まれる。
なお、例えば車両2から複数の利用客4が同時に降車した場合に携帯端末40の置き忘れが検出されたときなどは、その置き忘れられた携帯端末40がどの利用客4の所有物であるかを認識できないことも考えられる。したがって、置き忘れられた携帯端末40の所有者を完全に特定することができなかった場合、すなわち置き忘れられた携帯端末40の所有者と考えられる複数の利用客4が存在する場合には、それら複数の利用客4の各識別情報を忘れ物判定結果通知に含めるようにしてもよい。
ステップS11において、携帯端末40の忘れ物判定結果を受信したサーバ30は、その忘れ物判定結果の内容が携帯端末40の忘れ物があるという判定結果であった場合、すなわち車内に携帯端末40の忘れ物がある旨の連絡通知を受信した場合は、忘れ物判定結果に含まれている携帯端末40の忘れ物をした利用客4aの識別情報に基づいて、当該利用客4aが予め事前に登録しておいた忘れ物用連絡先を特定し、その忘れ物用連絡先に忘れ物通知を送信する。サーバ30は、忘れ物判定結果に、携帯端末40の忘れ物をした可能性のある複数の利用客4の識別情報が含まれていた場合は、その複数の利用客4の各忘れ物連絡先に忘れ物通知を送信する。
なお、車内に携帯端末40の忘れ物がある旨の通知を受信したときは、サーバ30は、例えば車両2に他の利用客4bが乗車している場合であれば、その利用客4bに、例えば車両2の配置された忘れ物ボックスなどに携帯端末40の忘れ物を収納するようにお願いするメッセージを、車両2に搭載されたディスプレイ装置215に表示させるための指示を車載装置20に送信するようにしてもよい。またサーバ30は、車両2に他の利用客4bがおらず、また新たな配車依頼を受けていない場合であれば、携帯端末40を例えば忘れ物を保管して管理する忘れ物管理センタで保管するために、車両2を忘れ物管理センタに移動させるための指示を車載装置20に送信するようにしてもよい。
なお忘れ物用連絡先は、前述したように、携帯端末40以外の端末(例えば携帯電話機やタブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータなど)上で起動することが可能なメールソフトやメッセージングアプリケーションのアドレスとされる。
これにより、ステップS12において、降車後に携帯端末40を車内に置き忘れてしまったことに気付いた利用客4aは、携帯端末40以外の端末で、メールソフトやメッセージングアプリケーションを起動させることで、忘れ物通知が届いているか否かの確認を行うことができる。
このとき、モビリティサービスの一環として忘れ物の配送サービスが行われており、忘れ物通知に、利用客4の自宅などの所定の配送先(希望配送先)に車内に置き忘れられた携帯端末40の配送を希望するか否かの問い合わせ情報が含まれている場合であれば、例えばステップS13において、利用客4aは、忘れ物の配送を希望する配送希望通知を、例えば忘れ物通知の確認を行った端末から、忘れ物通知に含まれている配送希望通知の送信先(例えばサーバ30など)に送信することができる。
そしてステップS14において、配送希望通知を受信したサーバ30は、携帯端末40がまだ車内に残されているのか、又はすでに忘れ物管理センタで保管されているのかなどの携帯端末40の保管状況に応じて、携帯端末40を利用客4aの配送先に配送するための配送指示を、車載装置20又は忘れ物管理センタに送信する。具体的には、携帯端末40がまだ車内に残されている場合であれば、図3に示すように、車載装置20に配送指示を行って、車両2を配送先に移動させる。
一方で、携帯端末40がすでに忘れ物管理センタで保管されている場合であれば、保管されている携帯端末40を配送先に配送されるための配送指示を、忘れ物管理センタに送信する。この場合、忘れ物管理センサにおいて、保管していた携帯端末40を希望配送先に配送するための処理が行われる。
図5は、サーバ30(より詳しくはサーバ30の制御部303)において実行される処理のうち、本実施形態によるモビリティサービス支援処理に関連する部分について説明するフローチャートである。サーバ30は、利用客4aの携帯端末40から車両2の配車依頼を受信し、その後に配車可能な車両2を特定して当該車両2の車載装置20に配車指示を送信すると、本ルーチンを実行する。
ステップS21において、サーバ30は、通信I/F301を介して車載装置20からすでに乗車通知を受信していれば、ステップS22の処理に進む。一方でサーバ30は、通信I/F301を介して車載装置20からまだ乗車通知を受信していなければ、一定の時間間隔を空けて再度ステップS21の処理を行う。
ステップS22において、サーバ30は、通信I/F301を介して定期的に車載装置20から受信している車両2の現在位置情報と、配車依頼に含まれていた利用客4aの目的地情報と、に基づいて、車両2が利用客4aの目的地に到着するまでに要する所要時間(予想所要時間)を算出する。
ステップS23において、サーバ30は、予想所要時間が所定時間(例えば5分)未満であれば、ステップS24の処理に進む。一方でサーバ30は、予想所要時間が所定時間(例えば5分)未満であれば、一定の時間間隔を空けてステップS22の処理に戻る。
ステップS24において、サーバ30は、置き忘れ予防通知を通信I/F301を介して利用客4aの携帯端末40に送信する。
ステップS25において、サーバ30は、通信I/F301を介して車載装置20からすでに降車通知を受信していれば、ステップS26の処理に進む。一方でサーバ30は、通信I/F301を介して車載装置20からまだ降車通知を受信していなければ、一定の時間間隔を空けて再度ステップS25の処理を行う。
ステップS26において、サーバ30は、通信I/F301を介して車載装置20から受信した忘れ物判定結果の内容が、利用客4aの携帯端末40の忘れ物があるという判定結果であれば、ステップS27の処理に進む。一方でサーバ30は、通信I/F301を介して車載装置20から受信した忘れ物判定結果の内容が、利用客4aの携帯端末40の忘れ物がないという判定結果であれば、今回の処理を終了する。
ステップS27において、サーバ30は、利用客4aの忘れ物用連絡先に、通信I/F301を介して忘れ物通知を送信する。
図6は、車載装置20(より詳しくは車載装置20の制御部203)において実行される処理のうち、本実施形態によるモビリティサービス支援処理に関連する部分について説明するフローチャートである。車載装置20は、利用客4aの目的地に到着し、例えばドアの開閉動作や車内カメラ214によって利用客4aが降車したことを確認したときに、本ルーチンを実行する。
ステップS31において、車内カメラ214によって撮影した画像に基づいて、利用客4aが乗車していた座席シートの付近に携帯端末40の置き忘れがあるか否かを判定する。車載装置20は、携帯端末40の忘れ物があると判定したときは、ステップS32の処理に進む。一方で車載装置20は、携帯端末40の忘れ物があると判定したときは、今回の処理を終了する。
ステップS32において、車載装置20は、車外スピーカ216によって、「携帯端末のお忘れ物がございます」といった、車内に携帯端末40の忘れ物があることを知らせるアナウンスを行う。
以上説明した本実施形態によるサーバ(モビリティサービス支援装置)30は、自動運転制御された車両2に搭載された車載装置20、及び車両2の利用客4aの携帯端末40、と通信可能に構成された通信I/F301(通信部)と、車載装置20から通信I/F301を介して受信した車両2の位置情報に基づいて、車両2が利用客4aの目的地に到着する前に、利用客4aの携帯端末40に対して、携帯端末40の車内への置き忘れを予防するための置き忘れ予防通知(通知)を、通信I/F301を介して送信するように構成された制御部303と、を備える。
このように、車両2が利用客4aの目的地に到着する前に、利用客4aの携帯端末40に対して置き忘れ予防通知を送信することで、利用客4aに携帯端末40を認識させることができるので、携帯端末40の置き忘れを予防することができる。すなわち、車内への携帯端末40の置き忘れを抑制することができる。
また本実施形態によれば、サーバ30の制御部303は、車内に携帯端末40の忘れ物があるという判定結果を含む忘れ物判定結果、すなわち車内に携帯端末40の忘れ物がある旨の連絡通知を、車載装置20から通信I/F301を介して受信すると、車内に携帯端末40の忘れ物があることを知らせる情報を含む忘れ物通知を、通信I/F301を介して携帯端末40の忘れ物をした利用客4aによって予め登録された所定の送信先(忘れ物用連絡先)に送信するように、さらに構成される。所定の送信先は、例えば、車内に置き忘れられた携帯端末40とは別の端末上で起動させることが可能なメールソフト又はメッセージングアプリケーションのアドレスである。
これにより、仮に利用客4aが車内に携帯端末40を置き忘れてしまって場合であっても、利用客4に対して車内に携帯端末40の忘れ物をしたことを知らせることができる。また利用客4aは、モビリティサービスの利用後に携帯端末40が手元に無いことに気付いたときは、携帯端末40以外の端末から忘れ物通知の確認を行うことで、車内に携帯端末40の忘れ物をしたか否かの確認を行うことができる。そのため、モビリティサービスのサービス性を向上させることができる。
なお連絡通知には、車内に携帯端末40の忘れ物をした可能性のある少なくとも1人の利用客4の情報を含ませることができ、この場合にはサーバ30の制御部303は、連絡通知に含まれていた全ての利用客4に対して、忘れ物通知を送信することができる。
これにより、車内に携帯端末40の忘れ物をした利用客4aを特定できなかったとしても、忘れ物をした可能性のあるすべての利用客4に忘れ物通知を送信することができるので、携帯端末40の忘れ物をした利用客4aに対して確実に忘れ物通知を送信することができる。
また忘れ物通知には、携帯端末40の置き忘れられた車両2を特定するための車両識別情報や、車内に携帯端末40の忘れ物をした利用客4aによって予め登録された所定の配送先に、携帯端末40の配送を希望するか否かの問い合わせ情報を含ませることができる。これにより、モビリティサービスのサービス性を一層向上させることができる。
また本実施形態によれば、サーバ30の通信I/F301(通信部)は、車内に置き忘れられた携帯端末40とは別の端末とさらに通信可能に構成されており、サーバ30の制御部303は、携帯端末40を配送先に配送してもらうことを希望する配送希望通知を、端末を介して受信すると、車内に置き忘れられた携帯端末40を配送先に配送されるための指示を、通信I/F301を介して車載装置20に送信するようにさらに構成されている。
また本実施形態の変形例によれば、サーバ30の通信I/F301(通信部)は、車内に置き忘れられた携帯端末40とは別の端末、及び車内に置き忘れられた忘れ物の管理を行う忘れ物管理センタ、と通信可能に構成されており、サーバ30の制御部303は、携帯端末40を配送先に配送してもらうことを希望する配送希望通知を、端末を介して受信すると、車内に置き忘れられた携帯端末40を配送先に配送されるための指示を、通信I/F301を介して忘れ物管理センタに送信するようにさらに構成されている。
これにより、携帯端末40の忘れ物をした利用客4aは、携帯端末40を受け取りに行く必要がなくなるので、モビリティサービスのサービス性を一層向上させることができる。
また本実施形態によれば、車載装置20は、車両2が利用客4aの目的地に到着して利用客4aが降車したときに、車内に利用客4aの携帯端末40の忘れ物があることを検知すると、車両2に搭載された車外スピーカ216によって、携帯端末40の忘れ物があることのアナウンス又は警報を行うように構成されている。
これにより、例えば利用客が急いで車両から降車したような場合であっても、携帯端末40の忘れ物があることを、利用客4に効果的に知らせることができる。そのため、車内への携帯端末40の置き忘れを一層予防することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 モビリティシステム
2 車両
4 利用客
5 ネットワーク
20 車載装置
30 サーバ(モビリティサービス支援装置)
301 通信I/F(通信部)
303 制御部

Claims (12)

  1. 自動運転制御される車両に搭載された車載装置、及び前記車両の利用客の携帯端末、と通信可能に構成された通信部と、
    前記車載装置から前記通信部を介して受信した前記車両の位置情報に基づいて、前記車両が前記利用客の目的地に到着する前に、当該利用客の前記携帯端末に対して、当該携帯端末の前記車両内への置き忘れを予防するための通知を、前記通信部を介して送信する制御部と、
    を備えるモビリティサービス支援装置。
  2. 前記制御部は、
    前記車両内に前記携帯端末の忘れ物がある旨の連絡通知を、前記車載装置から前記通信部を介して受信すると、前記車両内に前記携帯端末の忘れ物があることを知らせる情報を含む忘れ物通知を、前記通信部を介して前記携帯端末の忘れ物をした前記利用客によって予め登録された所定の送信先に送信する、
    請求項1に記載のモビリティサービス支援装置。
  3. 前記所定の送信先は、前記車両内に置き忘れられた前記携帯端末とは別の端末上で起動させることが可能なメールソフト又はメッセージングアプリケーションのアドレスである、
    請求項2に記載のモビリティサービス支援装置。
  4. 前記連絡通知には、前記車両内に前記携帯端末の忘れ物をした可能性のある少なくとも1人の前記利用客の情報が含まれており、
    前記制御部は、
    前記連絡通知に含まれていた全ての前記利用客に対して、前記忘れ物通知を送信する、
    請求項2又は請求項3に記載のモビリティサービス支援装置。
  5. 前記忘れ物通知は、前記携帯端末が置き忘れられた前記車両を特定するための車両識別情報を含む、
    請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のモビリティサービス支援装置。
  6. 前記忘れ物通知は、前記車両内に前記携帯端末の忘れ物をした前記利用客によって予め登録された所定の配送先に、当該携帯端末の配送を希望するか否かの問い合わせ情報を含む、
    請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載のモビリティサービス支援装置。
  7. 前記通信部は、
    前記携帯端末とは別の端末とさらに通信可能に構成されており、
    前記制御部は、
    前記携帯端末を前記配送先に配送してもらうことを希望する配送希望通知を、前記端末を介して受信すると、前記車両内に置き忘れられた前記携帯端末を前記配送先に配送されるための指示を、前記通信部を介して前記車載装置に送信する、
    請求項6に記載のモビリティサービス支援装置。
  8. 前記通信部は、
    前記携帯端末とは別の端末、及び前記車両内に置き忘れられた忘れ物の管理を行う忘れ物管理センタ、と通信可能に構成されており、
    前記制御部は、
    前記携帯端末を前記配送先に配送してもらうことを希望する配送希望通知を、前記端末を介して受信すると、前記車両内に置き忘れられた前記携帯端末を前記配送先に配送されるための指示を、前記通信部を介して前記忘れ物管理センタに送信する、
    請求項6に記載のモビリティサービス支援装置。
  9. 自動運転制御される車両に搭載された車載装置、前記車両の利用客の携帯端末、及びネットワークを介して前記車載装置及び前記携帯端末と互いに通信可能に接続されたサーバを備えるモビリティシステムであって、
    前記車載装置は、前記車両の位置情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記位置情報に基づいて、前記車両が前記利用客の目的地に到着する前に、当該利用客の前記携帯端末に対して、当該携帯端末の前記車両内への置き忘れを予防するための通知を送信する、
    モビリティシステム。
  10. 前記車載装置は、
    前記車両が前記利用客の目的地に到着して前記利用客が降車したときに、前記車両内に前記利用客の前記携帯端末の忘れ物があることを検知すると、前記車両に搭載された車外スピーカによって、前記携帯端末の忘れ物があることのアナウンス又は警報を行う、
    請求項9に記載のモビリティシステム。
  11. 自動運転制御される車両に搭載された車載装置、及び前記車両の利用客の携帯端末、と通信可能に構成された通信部を介して受信した前記車載装置からの前記車両の位置情報に基づいて、前記車両が前記利用客の目的地に到着する前に、当該利用客の前記携帯端末に対して、当該携帯端末の前記車両内への置き忘れを予防するための通知を、前記通信部を介して送信する、
    モビリティサービス支援方法。
  12. 自動運転制御される車両に搭載された車載装置、及び前記車両の利用客の携帯端末、と通信可能に構成された通信部を介して受信した前記車載装置からの前記車両の位置情報に基づいて、前記車両が前記利用客の目的地に到着する前に、当該利用客の前記携帯端末に対して、当該携帯端末の前記車両内への置き忘れを予防するための通知を、前記通信部を介して送信する、
    ことをコンピュータに実行させるためのモビリティサービス支援用コンピュータプログラム。
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