JP2005063035A - タクシー顧客管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 タクシーを利用した顧客を簡易に認証するとともに、その顧客がタクシーを利用した際の利用料金を含む利用情報に基づいて、登録顧客に特典を供与させることが可能なのタクシー顧客管理システムを提供する。
【解決手段】 タクシー顧客管理システム1は、登録顧客が所有する会員シールから、認証情報を読取る認証情報入力手段と、利用料金を入力する料金メータと、登録顧客の顧客情報35を記録するデータベース37と、認証情報が入力されると、認証情報を、データベース37に記憶された顧客情報35と照合して登録顧客を認証する認証手段44と、利用料金を認証され登録顧客の顧客情報35に関連付けてデータベース37に登録する利用情報登録手段47と、利用情報に応じて、登録顧客に対して特典を付与する特典付与手段とを備えるものである。
【選択図】 図5

Description

本発明は、タクシー顧客管理システムに関するものである。特に、タクシーを利用した顧客を管理することが可能なタクシー顧客管理システムに関するものである。
従来、タクシー業務を統括するタクシー会社は、複数のタクシーを保有し、それらのタクシーを街中に流して顧客を乗車させたり、タクシー乗り場にて顧客を乗車させたり、あるいは、電話などを介する顧客からの要求に応じてタクシーを配車して顧客を乗車させたりして、営業を行っている。また、タクシー会社は、タクシーの乗務員に、乗車させた顧客の数や顧客ごとの利用料金など、その日の顧客ごとの利用情報を報告させて、タクシーの利用状況を把握している。
以上の従来の形態は、公然に実施されているものであり、出願人は、この従来の形態が記載された文献を、本願出願時においては知見していない。
しかし、上記の従来の形態は次に挙げるような不都合を有している。タクシー会社は、上記の業務において、サービスの内容がほぼ一律であり、他のタクシー会社との差別化が難しいことから、タクシーを利用する顧客に対して、どのタクシーを利用しても同じであるという印象を与えている。このため、タクシーを利用する顧客は、利用の際に、特定のタクシー会社のタクシーを選択してタクシーに乗車することはあまりなく、最も手軽に捕まるタクシーを捜して乗車することが多い。したがって、タクシー会社は、サービスの内容によって自社のタクシーを利用する顧客を獲得していくことにおいて限界があった。
また、タクシー会社は、上記のような業務において、顧客をタクシーに乗車させても、乗務員がその顧客のことを覚えている場合などを除いては、その顧客が誰であるか簡単に特定することはできない。このため、タクシー会社は、顧客の数や一回の利用あたりの利用料金などはわかっても、顧客と、その顧客がタクシーを利用した際の利用料金などを含む利用情報とを関連させて記録を残していくことができない。
したがって、タクシー会社は、例えば、タクシーの利用回数の多い顧客やタクシーを長距離で利用する顧客などを含む優良顧客を特定して、その優良顧客に対して特別に手厚いサービスを行い、優良顧客が自社のタクシーを利用する可能性を高めたり、あるいは、顧客がタクシーの中に忘れ物をした際などに、その顧客が利用したタクシーを特定して、忘れ物を顧客のもとへと届けたりするなど、木目の細かいサービスを行ったりすることができていなかった。すなわち、タクシー会社は、自社にとって有益な情報をうまく記録しておらず、それを業務において活用することができていなかった。
さらに、タクシー会社は、顧客からタクシーの配車の依頼があった際に、通常、その顧客に対してその後に何らかの連絡を行うことはなく、適当なタクシーにその顧客のためのタクシーを配車させるとともに迎車させている。このため、タクシー会社は、タクシーの配車を依頼した顧客をタクシーの配車の準備状況などが全くわからないままの状態で待たせることになり、多少配車が遅れたりするだけでも、顧客に対して不安感を与えたり、腹立たせたりしてしまうことがあった。このように、タクシー会社は、顧客への配車においても、木目の細かいサービスを行うことができてなかった。
本発明は上記の実情を鑑み、タクシー業務において、タクシーを利用した顧客を簡易に認証し、木目の細かいサービスを可能とするとともにサービス内容の差別化を図ることを可能とするタクシー顧客管理システムの提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、タクシーを利用する登録顧客が所有する記録媒体と、前記タクシーに配設されるタクシー側端末と、前記登録顧客を管理する管理用サーバとを備えたタクシー顧客管理システムであって、前記記録媒体は、前記登録顧客本人を特定するために記録された認証情報と、前記タクシーを呼ぶための連絡情報とを備え、前記タクシー側端末は、前記記録媒体から前記認証情報を入力する認証情報入力手段と、前記登録顧客が前記タクシーを利用した際の利用料金を含む利用情報を入力する利用情報入力手段と、前記認証情報入力手段によって入力された前記認証情報、及び、前記利用情報入力手段によって入力された前記利用情報を前記管理用サーバに送信する端末側送信手段とを備え、前記管理用サーバは、前記登録顧客の顧客情報を記憶するデータベースと、前記タクシー側端末から前記認証情報及び前記利用情報が送信されると、前記認証情報及び前記利用情報を受信するサーバ側受信手段と、該サーバ側受信手段によって前記認証情報が受信されると、該認証情報を、前記データベースに記憶された前記顧客情報と照合して前記登録顧客であることを認証する認証手段と、前記サーバ側受信手段によって前記利用情報が受信されるとともに前記認証手段により前記登録顧客が認証されると、前記利用情報を、認証された前記登録顧客の前記顧客情報に関連付けて前記データベースに登録する利用情報登録手段と、前記利用情報に応じて、前記登録顧客に対して特典を付与する特典付与手段とを備えることを主な特徴とするものである。
登録顧客は、タクシーを利用する顧客であって、例えばそのタクシーの属するタクシー会社に対して所定の手続によって登録された顧客である。認証情報は、例えば会員番号など、少なくとも登録顧客を認証可能な情報であればよい。この認証情報を記録媒体に対して記録するには、例えば、記録媒体の表面に認証情報を有するバーコードをそれぞれ印刷することによって記録するものとしてもよく、記録媒体に認証情報が記憶されたICチップをそれぞれ設けることによって記録するものとしてもよく、記録媒体の表面に認証情報を電子透かしによってそれぞれ埋め込むことによって記録するものとしてもよい。連絡情報は、登録顧客がタクシーの配車を依頼する際などに連絡する際の情報であり、例えば、電話番号、URL、メールアドレスなどが挙げられる。
利用情報は、登録顧客がタクシーを利用した際の利用状況を含む情報であり、利用料金のほか、例えば、タクシーを利用した日にち、乗車した時間、下車した時間、乗車から下車までの所要時間、利用距離、乗車した場所、下車した場所、乗車から下車までの運行経路、利用したタクシー、または、利用したタクシーの乗務員などを含む情報であってもよい。顧客情報は、登録顧客に予め付与された識別情報のほか、登録顧客の氏名・住所・電話番号・携帯電話番号・メールアドレスなどの個人情報を含む情報であってもよい。
ここで、タクシー側端末から管理用サーバへと認証情報及び利用情報を送信する場合、例えば、タクシーが一日の営業を終えてタクシー会社に戻ってきてから、タクシー側端末を管理用サーバに有線で接続して送信してもよく、あるいは、タクシー側端末と管理用サーバとを広域ネットワークに接続してタクシーの営業中にリアルタイムに送信していってもよい。
したがって、本発明のタクシー顧客管理システムによれば、タクシー側端末において、登録顧客がタクシーを利用した際に、認証情報入力手段によって、登録顧客が所有する記録媒体から登録顧客本人を特定するための認証情報が入力される。また、利用情報入力手段によって、登録顧客がタクシーを利用した際の利用情報が入力される。そして、端末側送信手段によって、それら認証情報及び利用情報が管理用サーバに送信される。
一方、管理用サーバにおいて、サーバ側受信手段によって、タクシー側端末から送信された認証情報及び利用情報が受信される。また、認証手段は、認証情報が入力されると、この認証情報を、データベースに記憶されている顧客情報(特に識別情報)と照合し、両者が一致した場合に、その顧客をタクシー会社の登録顧客であることを認証する。そして、利用情報登録手段は、利用情報が入力されるとともに登録顧客であることが認証されると、その利用情報を、認証された登録顧客の顧客情報に関連付けてデータベースに登録する。さらに、特典付与手段は、データベースに記憶された利用情報に応じて、登録顧客に対して特典を付与する。ここで、特典付与手段は、利用情報に含まれる利用料金に応じて特典を付与するものとしてもよく、利用情報に含まれる利用距離に応じて特典を付与するものとしてもよく、利用情報に含まれる所要時間に応じて特典を付与するものとしてもよい。
このように、本発明のタクシー顧客管理システムでは、記録媒体に記録された認証情報により、タクシーを利用した顧客を簡易に認証できる。また、データベースに登録顧客の顧客情報が記憶され、その情報を基に認証が行われるため、登録顧客が所有する記録媒体には、最小限の認証情報のみ記録すれば良く、記録媒体の大きさを小型化できるとともに安価に構成できる。したがって、記録媒体を提供する側の金銭的な負担を軽減できる。さらに、記録媒体には、タクシーを呼ぶための連絡情報が表示されていることから、登録顧客がタクシーの配車を依頼する際に、利便性が高まる。
また、本発明のタクシー顧客管理システムでは、登録顧客とその登録顧客がタクシーを利用した際の利用料金を含む利用情報とを関連付けてデータベースに記憶することが可能となる。このため、登録顧客一人一人のタクシーの利用パターンを蓄積できる。このような情報の蓄積があれば、例えば、運行距離の長い登録顧客のみを抽出したり、利用料金の高い登録顧客のみを抽出したりすることができる。また、登録顧客の利用情報が記録されていれば、トレーサビリティを高めることができる。これは、例えば、登録顧客が利用したタクシーに忘れ物をした際に、どのタクシーにいつ頃乗車したかを追跡することが可能となり、好適である。
さらに、本発明のタクシー顧客管理システムでは、登録顧客ごとに利用情報をデータベースに登録し、その利用情報に応じて、特典を付与することが可能となる。このため、例えば利用情報がある一定の所定条件を満たすなどした場合に、割引券や商品券や景品などを含む特典を登録顧客に対して付与するなどすれば、登録顧客はポイントを貯めようとしてタクシーを利用することから、このタクシー顧客管理システムを利用しているタクシー会社側としては売上の向上を図ることができる。また、このようなサービスを行うことによって、サービスの違いが少ないタクシー業界において他社との差別化を図ることができる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、前記タクシー側端末と前記管理用サーバとは広域ネットワークを介して接続され、前記タクシー側端末は、前記端末側送信手段によって前記管理用サーバに前記認証情報及び前記利用情報を送信する際、前記広域ネットワークを介して送信するものであり、前記認証情報を基に判断された認証結果が、前記管理用サーバから前記広域ネットワークを介して送信されると、前記認証結果を受信する端末側受信手段と、該端末側受信手段によって受信された前記認証結果を表示装置に表示させる表示制御手段とをさらに備え、前記管理用サーバは、前記サーバ側受信手段によって前記タクシー側端末から前記認証情報及び前記利用情報を受信する際、前記広域ネットワークを介して受信するものであり、前記認証手段によって認証された前記認証結果を、前記広域ネットワークを介して前記タクシー側端末に送信するサーバ側送信手段をさらに備えるものであってもよい。
したがって、本発明にかかるタクシー顧客管理システムによれば、タクシー側端末と管理用サーバとが広域ネットワークによって接続されることになる。タクシー側端末において、入力された認証情報及び利用情報が広域ネットワークを介して管理用サーバへと送信される。また、管理用サーバにおいて、認証情報を基に判断された認証結果が広域ネットワークを介してタクシー側端末へと送信される。そして、タクシー側端末において、認証結果が、管理用サーバから広域ネットワークを介して入力されると、タクシー側端末はそれを認識し表示装置に表示させる。これにより、タクシーの乗務員は、表示装置に表示された認証結果を基に登録された顧客であることを確認することが可能となる。
このように、本発明にかかるタクシー顧客管理システムでは、タクシー側端末と管理用サーバとが広域ネットワークを介して接続されているため、タクシー側端末及び管理用サーバ間における各種の情報のやりとりがリアルタイムに行うことができる。このため、タクシーを利用した顧客をリアルタイムに認証して乗務員がすぐに確認できることから、登録顧客の認証における間違いを防止できる。また、タクシーを利用した顧客の利用情報がリアルタイムにデータベースに記憶されていくことから、例えば、登録顧客が利用したタクシーに忘れ物をした際に、管理用サーバが設置してあるタクシー会社などにタクシーが戻ってくる前であっても、その日のうちに対応することが可能となり、特に好適となる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、前記管理用サーバは、前記登録顧客から前記タクシーの配車依頼があると、前記データベースに記憶された前記登録顧客の前記顧客情報及び前記利用情報に基づいて、前記タクシーの配車を指示する配車指示手段をさらに備えるものであってもよい。
したがって、本発明にかかるタクシー顧客管理システムによれば、登録顧客からタクシーの配車依頼があった際に、データベースに記憶された登録顧客の顧客情報及び利用情報に基づいて、その登録顧客に適当なタクシーを配車することが可能となる。このように、本発明にかかるタクシー顧客管理システムでは、登録顧客に対して木目の細かいサービスを行うことができる。例えば、利用回数が多い登録顧客や長距離利用する登録顧客などを含む優良顧客に対しては、より高級なタクシーを配車したり、ベテランの乗務員が運転するタクシーを配車したりすることができる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、広域ネットワークに接続され、前記登録顧客が所有する顧客側端末をさらに備え、前記管理用サーバは、前記登録顧客から前記タクシーの配車依頼があると、前記登録顧客の前記顧客側端末に前記タクシーの配車情報を通知する配車情報通知手段をさらに備えるものであってもよい。
ここで、顧客側端末とは、登録顧客が所有する携帯電話であることが好ましいが、携帯パソコンやパッドなどを含む携帯端末や、固定電話など、その他の端末であることを排除するものではない。また、配車情報は、例えば、タクシーの配車が完了した旨を表す内容であってもよく、タクシーの配車があとどれくらいで完了するかを表す内容であってもよく、また、登録顧客を迎車できる到着予定時刻を表す内容であってもよい。なお、この配車情報は、具体的には、電子メールによって送信されるものであることが好ましいが、自動的に電話連絡するものであってもよい。
したがって、本発明にかかるタクシー顧客管理システムによれば、登録顧客からタクシーの配車依頼があった際に、配車するタクシーの配車情報を、登録顧客の顧客側端末に通知することが可能となる。ここで、登録顧客がタクシーの配車を依頼した際、どれくらい待っていたらタクシーが来るのかわからないままに、例えば目の前を他のタクシーが通り過ぎたりすると、登録顧客の気が立つ可能性がある。これに対して、本発明にかかるタクシー顧客管理システムでは、タクシーの配車情報を通知することで、登録顧客を安心させることができる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、前記記録媒体は、前記認証情報に対応して表示された登録コードを備え、前記管理用サーバは、前記データベースに、前記認証情報と該認証情報に対応する登録コードとを予め記憶しており、前記広域ネットワークに接続された端末から少なくとも前記認証情報及び前記登録コードが入力されると、その前記認証情報及び前記登録コードの組み合わせが前記データベースに予め記憶された前記認証情報及び前記登録コードの組み合わせと一致するか否か照合する照合手段と、該照合手段により前記認証情報及び前記登録コードが照合されると、その前記認証情報及び前記登録コードを前記顧客情報として前記データベースに登録する顧客情報登録手段とをさらに備えるものである。
ここで、記録媒体は、顧客がタクシーを利用した際などにタクシーの乗務員から手渡されれば、広く社会の中に配布されることになり、配布の仕方として好適である。そして、この場合、記録媒体を受けとった顧客は、広域ネットワークに接続された端末から管理用サーバへとアクセスして登録顧客としての登録手続を行う必要がある。この登録手続において、顧客は、自身の個人情報などとともに自分が受け取った記録媒体の認証情報を入力してタクシー顧客管理システムへの登録を行う。このとき、顧客が、受け取った記録媒体の認証情報と異なる認証情報を入力して登録してしまうとタクシー顧客管理システムの恩恵を享受できない。
このため、本発明にかかるタクシー顧客管理システムでは、管理用サーバにおいて、端末から広域ネットワークを介して認証情報及び登録コードが入力されると、その認証情報及び登録コードの組み合わせがデータベースに予め記憶された認証情報及び登録コードの組み合わせと一致するか否かを照合し、認証情報及び登録コードを照合すると、その認証情報及び登録コードを、顧客情報としてデータベースに登録する。このとき、端末から広域ネットワークを介して顧客の顧客情報が入力されている場合は、この顧客情報も合わせてデータベースへと登録する。なお、端末から入力された認証情報及び登録コードが、データベースに記憶された認証情報及び登録コードと一致しない場合は、この認証情報及び登録コードを、顧客情報としてデータベースに登録しない。このように、本発明にかかるタクシー顧客管理システムでは、手渡された記録媒体の認証情報及び登録コードの組み合わせと、データベースに記憶された認証情報及び登録コードの組み合わせとが一致しないと登録手続を行うことができないことから、顧客の登録手続において、認証情報が間違って登録されてたりすることを防止できる。また、他人が勝手に自分の認証情報を登録してしまうなど、イタズラを防止できる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、前記タクシーの営業地域ごとに前記管理用サーバが複数設けられ、前記登録顧客が登録手続を行った前記管理用サーバは、前記登録顧客から前記タクシーの配車依頼及び前記登録顧客の位置に関する位置情報が通知されると、前記位置情報が含まれる前記営業地域を特定する営業地域特定手段をさらに備え、前記営業地域特定手段により前記営業地域が特定されると、前記サーバ側送信手段によって、当該営業地域の前記管理用サーバに対し、前記データベースに記憶された前記登録顧客の前記顧客情報及び前記利用情報を広域ネットワークを介して送信するものであり、当該営業地域の前記管理用サーバは、前記サーバ側受信手段によって、前記登録顧客が登録手続を行った前記管理用サーバから送信された前記顧客情報及び前記利用情報を、広域ネットワークを介して受信するものであり、前記配車指示手段によって、受信した前記顧客情報及び前記利用情報に基づいて、前記タクシーの配車を指示するものであってもよい。
したがって、本発明のタクシー顧客管理システムによれば、タクシーの営業地域ごとに、その営業地域における登録顧客を管理する管理用サーバが設けられることになる。登録顧客が登録手続を行った管理用サーバは、登録顧客からタクシーの配車依頼及び登録顧客の位置に関する位置情報が通知されると、位置情報が含まれる営業地域を特定して、当該営業地域の管理用サーバに対し、データベースに記憶された登録顧客の顧客情報及び利用情報を広域ネットワークを介して送信する。そして、当該営業地域の管理用サーバは、登録顧客が登録手続を行った管理用サーバから登録顧客の顧客情報及び利用情報を広域ネットワークを介して受信して、その顧客情報及び利用情報に基づいて、タクシーの配車を指示することになる。
ここで、登録顧客は、通常、自分の生活圏を営業地域として管轄する管理用サーバに登録手続を行っており、その他の営業地域を管轄する管理用サーバに登録手続を行っていない。しかし、登録顧客は、自分が登録手続を行った管理用サーバの営業地域のみにおいてタクシーを利用するとは限らず、例えば出張など、その他の営業地域でタクシーを利用する可能性がある。本発明のタクシー顧客管理システムでは、登録顧客が管理用サーバに登録手続を行っていない営業地域に訪れてタクシーを利用する際に、本システムのサービスを提供することを可能としたものである。登録顧客が管理用サーバに登録手続を行っていない営業地域において、登録顧客からタクシーの配車依頼の配車依頼があった際に、登録顧客が登録手続を行った管理用サーバから登録顧客の顧客情報及び利用情報が送信され、その顧客情報及び利用情報に基づいて、その登録顧客に適当なタクシーを配車することが可能となる。
このように、本発明にかかるタクシー顧客管理システムでは、登録顧客が登録手続を行っていない営業地域においても、登録顧客に対して木目の細かいサービスを提供することができる。また、登録顧客にとっては、自分の生活圏を営業地域として管轄する管理用サーバに登録手続を行えば、その他の営業地域において煩雑な登録手続を要せず、利便性を高めることができる。また、登録顧客にとっては、その他の営業地域においても、普段タクシーを利用する際にかける電話番号にかければよく、その他の営業地域におけるタクシー会社の電話番号を調べる手間を省くことができる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、広域ネットワークに接続され、前記登録顧客が所有する顧客側端末をさらに備え、前記顧客側端末は、前記登録顧客の位置に関する前記位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、該位置取得手段によって取得した前記位置情報を、顧客側送信手段によって送信するものであってもよい。
したがって、本発明のタクシー顧客管理システムによれば、顧客側端末は、登録顧客の位置に関する位置情報を取得し、広域ネットワークを介して送信することが可能となる。ここで、位置情報は、登録顧客の位置を一義的に特定できるものであれば特に限定されるものではなく、所在地で表されたものであってもよく、緯度及び経度で表されたものなどであってもよい。また、位置取得手段は、衛生を利用して測位するGPSを利用するものであってもよく、携帯電話会社の基地局を基に位置情報を取得するものであってもよい。ここで、基地局を基に位置情報を取得する構成では、顧客側端末が通信を行う基地局を顧客側端末の位置とするものである。この顧客側端末の位置情報は、登録顧客のプライバシーに関わる情報であるため、通常は知ることができない情報であるが、例えば、顧客側端末に付属するカメラで撮影した写真に基地局を基に取得した位置情報を付加するサービスが行われており、このようなサービスを利用することが可能である。
このように、本発明のタクシー顧客管理システムでは、顧客側端末において位置情報を取得し、その位置情報を例えば管理用サーバに送信するなどすれば、営業地域特定手段によって営業地域を特定する際に位置情報を利用できたり、あるいは、タクシーを配車する際などに登録顧客の位置を正確に把握できる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、広域ネットワークに接続されたセンターサーバをさらに備え、前記センターサーバは、前記顧客側端末から送信された前記位置情報を広域ネットワークを介して受信するセンター側受信手段と、該センター側受信手段によって前記位置情報が受信されると、前記位置情報が含まれる前記営業地域を特定する営業地域特定手段と、該営業地域特定手段によって前記営業地域が特定されると、当該営業地域の前記管理用サーバに対し、受信した前記位置情報を広域ネットワークを介して送信するセンター側送信手段とを備えるものであってもよい。
したがって、本発明のタクシー顧客管理システムによれば、タクシーの営業地域ごとに、その営業地域における登録顧客を管理する管理用サーバが設けられるとともに、広域ネットワークに接続されたセンターサーバと、広域ネットワークに接続され、登録顧客が所有する顧客側端末とが設けられることになる。センターサーバは、顧客側端末から広域ネットワークを介して位置情報を受信し、その位置情報が含まれる営業地域を特定する。さらに、センターサーバは、位置情報を含む営業地域を管轄する管理用サーバに対して、受信した位置情報を広域ネットワークを介して送信する。このように、本発明のタクシー顧客管理システムでは、センターサーバから、登録顧客が現在居る場所を営業地域として管轄する管理用サーバに位置情報を転送することが可能となり、登録顧客がどの営業地域に居ても、当該営業地域を管轄する管理用サーバによって、本システムのサービスを提供することができる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、前記記録媒体は、前記登録顧客が所有する携帯端末の表面または裏面に貼設され、前記認証情報が記録されているとともに前記連絡情報が表示されている会員シールを含むものであってもよい。ここで、携帯端末とは、例えば、携帯電話・携帯パソコン・パッドなどが挙げられる。
したがって、本発明にかかるタクシー顧客管理システムによれば、記録媒体が登録顧客の所有する記録媒体とともに取り扱われることになる。すなわち、携帯端末の一部が本人を特定するための手段として機能する。このため、本発明にかかるタクシー顧客管理システムでは、記録媒体の取扱いが容易になるとともに、紛失の恐れを低減できる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、前記記録媒体は、前記認証情報が記録されているとともに前記連絡先情報が表示されている少なくとも一つの会員シールと、クレジットカードを含むカード類と略同一寸法であり、前記会員シールと同一の前記認証情報が記録されているとともに前記連絡情報が表示され、前記会員シールを剥離可能に貼設するカード状のカード本体とを有するシール付きカードを含むものであってもよい。
会員シールは、登録顧客が所有する携帯電話・携帯パソコン・パッドなどを含む携帯端末に貼り付けられることを想定して作成され、携帯端末に貼り付けるのに適当な大きさに形成されていることが好ましい。ただし、この会員シールは、携帯端末以外の物品などに貼り付けられることを排除するものではない。また、この会員シールは、一つのカード本体に対して一つ設けられているものであってもよく、複数設けられているものであってもよい。
カード本体は、クレジットカードのほか、キャッシュカード・プリペイドカード・ポイントカード・テレホンカードなど、財布のカード入れやカードケースに入れるのに適当な大きさのカード形状に設けられており、短辺が5〜5.5cm、長辺が8〜8.5cmの略長方形を呈するものである。
したがって、本発明にかかるタクシー顧客管理システムによれば、登録顧客が所有する記録媒体として、会員シール及びカード本体を有するシール付きカードが含まれることになる。会員シール及びカード本体には、認証情報入力手段によって入力され、登録顧客本人を特定するための認証情報がそれぞれ記録されているとともに、タクシーを呼び出すために表示された連絡情報がそれぞれ表示されている。このため、記録媒体としてシール付きカードを受けとった登録顧客は、会員シールを携帯端末に貼り付けることによって認証情報及び連絡情報を管理してもよく、会員シールを携帯端末に貼り付けるとともにカード本体を別個に管理することにより会員シール及びカード本体の両方で認証情報及び連絡情報を管理してもよく、会員シールを携帯端末に貼り付けることなく会員シールがカード本体に貼設されたままの状態で認証情報及び連絡情報を管理してもよく、さらに、会員シールを剥がしたカード本体のみで認証情報及び連絡情報を管理してもよくなる。
よって、カード本体から会員シールを分離しても、それぞれ別個に管理して利用することが可能であるため、例えばタクシーを利用する際に会員シールを貼り付けた携帯端末を登録顧客が忘れてもカード本体があれば対処ができたり、逆に、カード本体を忘れたとしても会員シールを貼り付けた携帯端末があれば対処ができる。また、会員シールが複数設けてあれば、一枚を使用しても他を予備とすることが可能となり、例えば会員シールを貼り付けた携帯端末を紛失したり買い替えたりした場合であっても対応が可能となり、好適である。また、会員シールが複数設けてあれば、タクシーの配車を依頼する際に利用する固定電話や携帯電話など複数箇所に会員シールを貼ることが可能となり、利便性が高まる。
さらに、認証情報及び連絡情報を登録顧客の都合に合わせて最も管理しやすい形態で管理してもらうことができる。特に、登録顧客の携帯端末において裏面やその他の部分に空きスペースがない場合、又は、登録顧客が携帯端末を所有していない場合など、必ずしも会員シールを携帯端末に貼り付けなくても登録顧客が認証情報及び連絡情報を容易に管理できるので好適である。また、会員シールがカード本体に貼設されたままの状態で所有・管理した場合、たとえ会員シールが登録顧客に意図に反して剥がれて紛失しても、カード本体にも認証情報が記録され、また、連絡情報が表示されていることから、認証情報及び連絡情報をより確実に管理することができる。さらに、カード本体がクレジットカードを含むカード類と略同一寸法であるため、財布のカード入れやカードケースに入れて収納することが可能となり、顧客が認証情報及び連絡情報を所有・管理しやすくできる。
本発明にかかるタクシー顧客管理システムは、上記の構成に加え、前記記録媒体に表示された前記連絡情報は、電話番号を含むものであってもよい。
したがって、本発明にかかるタクシー顧客管理システムによれば、記録媒体の表面に、電話番号が表示されることになる。よって、タクシー顧客管理システムのタクシー会社側におけるシール付きカードの価値を高めることができる。例えば、電話番号が表示されることから、登録顧客がタクシー会社の電話番号を知りたいときにすぐにわかり、利便性が高まる。特に、登録顧客がタクシーを呼び出して配車してもらいたい場合に特に好適である。
本発明に係るタクシー顧客管理システムによれば、タクシー業務において、タクシーを利用した顧客を簡易に認証し、木目の細かいサービスを可能とするとともにサービス内容の差別化を図ることを可能とするタクシー顧客管理システムを提供できる。
以下、本発明の一実施形態であるタクシー顧客管理システム1について、図1から図10までに基づき説明する。本実施形態のタクシー顧客管理システム1は、タクシー業務において、タクシーを利用した顧客を簡易に認証し、木目の細かいサービスを可能とするとともにサービス内容の差別化を図ることを可能とするものである。
先ず、本実施形態のタクシー顧客管理システム1の構成について図1から図8までに基づき説明する。タクシー顧客管理システム1は、図1に示すように、管理用サーバ2と、このサーバ2に広域ネットワーク3を介して接続された複数のタクシー側端末4及び顧客側端末5とを備えている。タクシー側端末4はタクシー6において利用される端末であり、顧客側端末5は各登録顧客7が所有する端末である。なお、広域ネットワーク3としては、例えばインターネットから構築することが可能である。なお、図1は、タクシー顧客管理システム1の構成を示す説明図である。
顧客側端末5として、携帯電話等の携帯端末を利用することが可能である。特に本発明では、この携帯電話(本発明の携帯端末に相当する)が登録顧客7であることを認証する手段として用いられる。詳しくは、図2に示すように、携帯電話11の裏面12には、認証情報13が記録された会員シール14が貼着されている。会員シール14は、例えばシール状の紙片から構成され、その表面にタクシー会社の電話番号を含む連絡情報15と、登録顧客7の認証情報13(識別コード)を有するバーコード16とが印刷されている。また、会員シール14の表面全体が、透明保護シール17によって被覆されている。なお、図2では会員シール14を携帯電話11の裏面12に貼る場合を示したが、携帯電話11の表面に会員シール14を貼るスペースがある場合には、表面に貼るようにしてもよい。なお、図2は、タクシー顧客管理システム1において使用される携帯電話11の構成を示す背面図である。
ところで、連絡情報15によって携帯電話11に宣伝機能が付加されることから、タクシー6側における会員シール14の価値を高めることができる。また、登録顧客7側としても、認証情報13がどのタクシー会社のものかすぐわかり、管理がしやすくなる。さらに、電話番号が表示されることから、登録顧客7がタクシー会社の電話番号を知りたいときにすぐにわかり、利便性が高まる。特に、登録顧客7がタクシー6を呼び出して配車してもらいたい場合に好適である。
なお、この会員シール14は、例えば顧客がタクシー6を利用した際などに乗務員から、シール付きカード21の状態で渡されることになる。シール付きカード21は、図3(a)に示すように、会員シール14と、カード本体22と主にを備えている。なお、図3(a)は、シール付きカード21の構成を示す正面図である。
会員シール14は、詳しくは、通常のシールと同様に、表面層および粘着層(接着面)から主として構成されている。表面層は、例えば、紙ベース、布ベース、またはプラスチックなどをシート状またはフィルム状に形成したものである。また、会員シール14は、一枚のカード本体22に対して予備も含めて三枚設けられており、また、その三枚の会員シール14には同一の連絡情報15およびバーコード16が印刷されている。
カード本体22は、クレジットカードを含むカード類と略同一寸法であり、図3(a)、(b)、(c)に示すように、三枚の会員シール14を剥離可能に貼設するカード状の台材23と、台材23の三枚の会員シール14が貼設されていない部分にラミネートされている表面材24とを主に備えている。なお、図3(b)は、シール付きカード21において会員シール14の一枚を剥がした状態の構成を示す正面図であり、、図3(c)は、シール付きカード21の構成を示す側面図である。
台材23は、会員シール14を剥離可能に貼設するため、シリコーン組成物など、剥離性を有するものが表面に設けられている。また、この台材23は、図3(c)に示すように、表面材24によりも厚く、また、表面材24よりも硬質の材質で形成されている。
表面材24は、三枚の会員シール14と同じ材質で形成されており、表面層および粘着層(接着面)から主として構成されている。表面層は、例えば、紙ベース、布ベース、またはプラスチックなどをシート状またはフィルム状に形成したものである。また、表面材24は、図3(a)に示すように、電話番号を含む連絡情報25と、登録顧客7の認証情報13(識別コード)を有するバーコード26と、認証情報13に対応して表示された登録コード27とが印刷されている。この表面材24の連絡情報25およびバーコード26は、三枚の会員シール14に印刷されているものと同一のものである。この他、表面材24には、図示は省略するが、タクシー会社の名前・住所・FAX番号・メールアドレス・地図・取扱商品などの広告表示を印刷することが可能である。
シール付きカード21の使用方法について図4に基づき説明する。このシール付きカード21は、タクシー顧客管理システムの運用にあたって、タクシー6を利用した顧客に対して手渡されるものである。そして、これを受けとった顧客に、以下に示す主に二通りの使用方法で所有・管理してもらうこととなる。
第一の使用方法としては、図4(a)に示すように、カード本体22から会員シール14を剥がすとともに携帯電話11の裏面12に貼り付けることによって認証情報13を有するバーコード26を所有・管理してもらう方法がある。ここで、携帯電話11は、通常、常に携帯するものであり、また、すぐに取り出せるように管理しているものであるため、会員シール14を貼り付ける物品として特に好適である。この場合、会員シール14を剥がしたカード本体22のみを、携帯電話11とは別個に所有・管理してもよい。このようにカード本体22のみを別個に所有・管理すれば、予備の会員シール14が二枚残ることから、例えば携帯電話11を紛失したときや買い換えたときにも対処が可能となる。なお、図4(a)は、シール付きカード21の会員シール14としての使用方法を説明する説明図である。
第二の使用方法としては、図4(b)に示すように、カード本体22から会員シール14を剥がすことなく、シール付きカード21を受けとったままの状態で財布28のカード入れ29に入れて所有・管理してもらう方法がある。このようにすれば、クレジットカードのほか、キャッシュカード、プリペイドカード、ポイントカード、テレホンカードなど、他のカード類と一緒にまとめて管理することが可能となる。そして、タクシー6を利用した際には、このシール付きカード21が本人を特定するための手段として機能することになる。なお、図4(b)は、シール付きカード21のカードとしての使用方法を説明する説明図である。
一方、管理用サーバ2は、タクシー側端末4、顧客側端末5からの指示を、広域ネットワーク3を介して受信し、これらの指示に応じた処理を行うものである。ハード構成としては、汎用のサーバと同様、主記憶装置、演算装置、及び制御装置から構成される中央処理装置と、キーボードやポインティングデバイス等、情報を直接入力するための入力装置と、管理用サーバ2の中で処理された情報を取出すディスプレイ等の出力装置と、広域ネットワーク3を介してデータの送受信を行うモデム等の通信手段と、ハードディスク等から構成された記憶手段31(図5参照)とを備えている。通信手段は、図5に示すように、各端末4,5からデータを受信する受信手段32、及び各端末4,5へデータを送信する送信手段33を有する通信制御手段34によって制御されるようになっている。
記憶手段31は、本発明の記憶装置に相当し、顧客情報35及び利用情報36が記憶されたデータベース37を構築している。詳細に説明すると、図6に示すように、顧客情報35には、顧客氏名、住所、電話番号、メールアドレス(顧客側端末5のEメールアドレス)、及び顧客管理コード(他のシステムにおける識別コード)等の個人情報38と、識別情報39とが含まれる。ここで、識別情報39は、登録顧客7を認証するために付与されたものであり、登録顧客7毎に異なるように設定されており、認証情報13と、その認証情報13に対応して設けられた登録コード27とを含んでいる。また、利用情報36とは、登録顧客7がタクシー6を利用した際の利用状況を含む情報であり、利用料金69のほか、例えば、タクシーを利用した日にち、乗車した時間、下車した時間、乗車から下車までの所要時間、利用距離、乗車した場所、下車した場所、乗車から下車までの運行経路、利用したタクシー、利用したタクシーの乗務員、または、タクシー6において登録顧客7が利用する際に、その利用料金69に応じて与えられるポイント数などを含む情報である。
ところで、管理用サーバ2には、顧客認証プログラムがインストールされており、このプログラムを実行させることにより、以下に示す機能的構成を示すものになる。
すなわち、管理用サーバ2は、図5に示すように、「各種情報の登録」に関する機能として、顧客側端末5から入力された登録情報を認識する顧客情報認識手段40と、広域ネットワーク3に接続された端末から少なくとも認証情報13及び登録コード27が入力されると、その認証情報13及び登録コード27の組み合わせがデータベース37に予め記憶された認証情報13及び登録コード27の組み合わせと一致するか否か照合する照合手段41と、照合手段41により認証情報13及び登録コード27が照合されると、その認証情報13及び登録コード27を顧客情報35としてデータベース37に登録する顧客情報登録手段42とを備えている。
また、管理用サーバ2は、「認証」に関する機能として、タクシー側端末4から認証情報13が入力されたことを認識する認証情報認識手段43と、認証情報13が認識されると、この認証情報13を、データベース37に記憶された顧客情報35の識別情報39と照合し、タクシー6における登録顧客7であることを認証する認証手段44と、照合した認証結果をタクシー側端末4に送信する認証結果出力手段45とを備えている。
管理用サーバ2は、「登録顧客7への特典の提供」に関する機能として、タクシー側端末4から利用情報36が入力されたことを認識する利用情報認識手段46と、利用情報36が認識されると、認証された登録顧客7の顧客情報35に関連付けてデータベース37に登録する利用情報登録手段47と、データベース37から利用情報36を読出し、タクシー6を利用の際に付与された例えばポイント値などの特典情報の積算値を管理する特典情報管理手段48と、利用情報36の積算値に応じて、登録顧客7に特典情報を付与する特典情報付与手段49とを備えている。ここで、受信手段32、認証情報認識手段43、及び、利用情報認識手段46を組合わせたものがサーバ側受信手段に相当し、特典情報管理手段48及び特典情報付与手段49を組合わせたものが本発明の特典付与手段に相当する。
また、管理用サーバ2は、「登録顧客7への配車」に関する機能として、登録顧客7からのタクシー6の配車依頼を認識する配車依頼認識手段53と、配車依頼認識手段53によって配車依頼が認識されると、タクシー6の配車を依頼した登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36に基づいて、タクシー6の配車の指示を表示手段50などに出力する配車指示手段51と、タクシー6の配車を依頼した登録顧客7の顧客側端末5に、タクシー6の配車情報を通知する配車情報通知手段52とを備えている。ここで、配車情報は、タクシー6の配車が完了した旨を表す内容を含むものである。また、記憶手段31には、このタクシー会社に勤務する乗務員に関する情報や、このタクシー会社が保有するタクシー6に関する情報がデータベースとして記憶されており、配車指示手段51がタクシー6の配車を指示する際にこのデータベースを参照することになる。
一方、タクシー側端末4は、汎用のコンピュータを利用しており、主記憶装置、演算装置、及び制御装置から構成される中央処理装置と、広域ネットワーク3を介してデータを送受信する通信装置とを備えている。なお、通信装置は、図7に示すように、受信手段61及び送信手段62を有する通信制御手段63によって制御される。また、タクシー側端末4は、表示装置64を制御する表示制御手段65と、携帯電話11の裏面12に貼着された会員シール14からバーコード16を読取るバーコードリーダ等の認証情報入力手段66とを備えている。
また、タクシー側端末4は、認証情報入力手段66によって読取られた認証情報13を管理用サーバ2に送信する認証情報出力手段67と、管理用サーバ2から出力された認証結果を認識し表示制御手段65に送る認証結果認識手段68と備えている。さらに、タクシー側端末4は、登録顧客7がタクシー6を利用した際の利用料金69を算出する料金メータ70と、料金メータ70に基づく利用料金69を管理用サーバ2に送信する利用情報出力手段71を備えている。ここで、送信手段62、認証情報出力手段67、及び、利用情報出力手段71を組合わせたものが本発明の端末側送信手段に相当し、受信手段61及び認証結果認識手段72を組合わせたものが本発明の端末側受信手段に相当する。
次に、本実施形態のタクシー顧客管理システム1の運用方法について図8から図10までに基づいて説明する。まず、利用者(顧客)の登録処理について、図8のフローチャートに基づいて説明する。利用者は、タクシー顧客管理システム1を利用するために、自己の顧客側端末5を広域ネットワーク3に接続し、管理用サーバ2への接続指示を入力する(ステップKT1)。管理用サーバ2では、顧客側端末5等からの接続があるか否かを判断し、その接続があったと判断すると(ステップS1においてYES)、認証情報13、登録コード27、及び、個人情報38を含む顧客情報35の入力を要求する(ステップS2)。この顧客情報35は、顧客側端末5等に表示された選択画面に従って入力される(ステップKT2)。このとき、顧客側端末5等から顧客情報35等の入力がなく、その受信が確認されない場合には(ステップS3においてNO)、管理用サーバ2は、当該利用者に会員登録の意思がないと判断し、登録処理を終了する。
一方、顧客側端末5等において顧客情報35が入力され、管理用サーバ2においてその受信が確認された場合には(ステップS3においてYES)、管理用サーバ2は、データベース37から予め記憶された認証情報13及び登録コード27を読み出し、顧客側端末5等において入力された認証情報13及び登録コード27の組み合わせと一致するか否かを判定する(ステップS4)。データベース37に予め記憶された認証情報13及び登録コード27の組み合わせと、顧客側端末5等において入力された認証情報13及び登録コード27の組み合わせとが一致した場合は(ステップS4においてYES)、当該利用者をタクシー会社の登録顧客7として認定し、その顧客情報35をデータベース37に記憶する(ステップS5)。そして、顧客側端末5等に対して登録手続が完了したことを通知する(ステップS6)。一方、データベース37に予め記憶された認証情報13及び登録コード27の組み合わせと、顧客側端末5等において入力された認証情報13及び登録コード27の組み合わせとが一致しない場合(ステップS4においてNO)、当該利用者をタクシー会社の登録顧客7として認定せず、顧客側端末5に対してエラー通知を行い(ステップS7)、処理を終了する。
このような登録手続を行うと、登録顧客7は、例えば自分の顧客側端末5である携帯電話11の裏面12に会員シール14を貼ることにより、管理用サーバ2において認証を受けることが可能になる。このように、管理用サーバ2のデータベース37に登録顧客7の顧客情報35が記憶されるため、携帯電話11の裏面12に貼着される会員シール14には、最小限の認証情報のみ記録すれば良く、会員シール14を小型化できるとともに安価に構成できる。したがって、会員シール14を提供するタクシー6または管理用サーバ2の運営者側の金銭的な負担が軽減される。
ただし、会員シール14をタクシーの乗務員などから手渡される前の段階で、先に登録手続を行い、その際に認証情報13及び登録コード27を発行してもらい、その後、この認証情報がバーコードとして記録された会員シール14が、郵送や宅配等の手段により登録顧客7のもとに届けられるようにしてもよい。
次に、タクシー顧客管理システム1における認証処理及び特典処理の流れについて、図9に示すフローチャートに基づき説明する。登録顧客7がタクシー6を利用すると、運賃を支払う際に、携帯電話11の裏面12に貼設された会員シール14を提示する。乗務員がこの会員シール14にタクシー側端末4の認証情報入力手段66を当てると、会員シール14に記憶された識別コードが読取られる(ステップTT1)。そして、タクシー6の料金メータ70に基づいて利用料金69が入力される(ステップTT2)。
管理用サーバ2には、タクシー顧客管理システム1の利用に際して登録顧客7の認証情報を入力することが可能になっており、常時入力待ちの状態、すなわち識別コードを要求する状態になっている(ステップS8)。よって、タクシー側端末4の識別コード及び利用情報36が送信可能な状態となると、タクシー側端末4は、管理用サーバ2に識別コード及び利用情報36を送信する(ステップTT3)。ここで、タクシー側端末4は、一人の登録顧客7の識別コード及び利用情報36が入力されるたびに管理用サーバ2に送信するものとしてもよいし、複数の登録顧客7の識別コード及び利用情報36がある程度記憶されてから管理用サーバ2に送信するものとしてもよい。
管理用サーバ2は、タクシー側端末4から識別コード及び利用情報36を受信すると(ステップS9においてYES)、認証情報13を用いて顧客がタクシー会社の登録顧客7であることの認証を行う(ステップS10)。このとき、識別コードがデータベース37に記憶された識別情報39に合致しない場合には(ステップS11においてNO)、顧客が登録顧客7ではなく本システム1を利用できない(ステップS16)。
一方、認証が正常に行われた場合、すなわち識別コードが識別情報39に合致した場合には(ステップS10においてYES)、その認証結果をタクシー側端末4に送信する(ステップS12)。さらに、利用情報36を、登録顧客7の顧客情報35と関連付けてデータベース37に登録する(ステップS13)。そして、データベース37に登録された利用情報36が所定の条件を満たすなどすると(ステップS14においてYES)、登録顧客7に対して特典を供与する(ステップS15)。一方、タクシー側端末4では、認証結果を受信すると(ステップTT4においてYES)、その認証結果を表示する(ステップTT5)。
ここで、利用情報36は、登録顧客7がタクシー6を利用したことを示すものにもなる。したがって、このシステム1の運営者は、この利用情報36から例えば利用回数の多い登録顧客7や長距離を利用する登録顧客7を抽出して手厚いサービスを行うことが可能となる。なお、登録顧客7は、顧客側端末5から管理用サーバ2にアクセスして自己の識別コードを入力することにより、特典情報を取得し、特典情報に応じたプレゼントをシステム1の運営者に請求することができる。
次に、タクシー顧客管理システム1における配車処理の流れについて、図10に示すフローチャートに基づき説明する。登録顧客7は、顧客側端末5からタクシー会社に対して電話して配車を依頼する(ステップKT4)。この際、登録顧客7は、自分の会員番号をオペレータに告げることによって、顧客情報35及び利用情報36に基づいた配車処理を受けることができる。管理用サーバ2は、オペレータの入力に基づいて、配車依頼のあった登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36を参照する(ステップS17)。そして、管理用サーバ2は、登録顧客7に最適なタクシー6を決定し(ステップS18)、表示手段50に表示してオペレータに対して指示する。タクシー6の配車が完了すると(ステップS19においてYES)、管理用サーバ2は、タクシー6の配車が完了したという内容を含む配車情報を、顧客側端末5に対して通知する(ステップS20)。顧客側端末5は、配車情報を受信すると(ステップKT5においてYES)、その配車情報を表示手段などに表示する(ステップKT6)。
以上のように、本実施形態のタクシー顧客管理システム1では、利用情報36がある一定の条件を満たすなどした場合に、割引券や商品券や景品などを含む特典を登録顧客7に対して付与するなどすれば、登録顧客7は特典を得ようとしてタクシー6を利用することから、このタクシー顧客管理システム1を利用しているタクシー会社側としては売上の向上を図ることができる。また、このようなサービスを行うことによって、サービスの違いが少ないタクシー業界において他社との差別化を図ることができる。
また、利用情報36を登録顧客7の顧客情報35と関連付けてデータベース37に登録することから、登録顧客7一人一人のタクシー6の利用パターンを蓄積できる。このような情報の蓄積があれば、例えば、運行距離の長い登録顧客7のみを抽出したり、利用料金69の高い登録顧客7のみを抽出したりすることができる。
また、本実施形態のタクシー顧客管理システム1によれば、登録顧客7からタクシー6の配車依頼があった際に、データベース37に記憶された登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36に基づいて、その登録顧客7に最適なタクシー6を配車することが可能となる。このように、本発明にかかるタクシー顧客管理システム1では、登録顧客7に対してきめの細かいサービスを行うことができる。例えば、利用回数が多い登録顧客7や長距離利用する登録顧客7などに対しては、より高級なタクシー6を配車したり、ベテランの乗務員が運転するタクシー6を配車したりすることができる。
また、本実施形態のタクシー顧客管理システム1によれば、登録顧客7からタクシー6の配車依頼があった際に、配車するタクシー6の配車情報を、登録顧客7の顧客側端末5に通知することが可能となる。ここで、登録顧客7がタクシー6の配車を依頼した際、どれくらい待っていたらタクシー6が来るのかわからないままに、例えば目の前を他のタクシーが通り過ぎたりすると、登録顧客7の気が立つ可能性がある。これに対して、本実施形態のタクシー顧客管理システム1では、タクシー6の配車情報を通知することで、登録顧客7を安心させることができる。
さらに、本実施形態のタクシー顧客管理システム1によれば、会員シール14の表面に、電話番号が表示されることになる。よって、会員シール14に電話番号が付加されることから、タクシー顧客管理システム1のタクシー会社側におけるシール付きカード21の価値を高めることができる。例えば、電話番号が表示されることから、登録顧客7がタクシー会社の電話番号を知りたいときにすぐにわかり、利便性が高まる。特に、登録顧客7がタクシー6を呼び出して配車してもらう場合に好適である。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明した。しかし、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
1.上記実施形態のタクシー顧客管理システム1では、タクシー側端末4が、登録顧客7の利用情報36及び認証情報13を、リアルタイムで管理用サーバ2に送信するものを示した。しかし、これに特に限定されるものではなく、タクシー6の営業中は、登録顧客7の利用情報36及び認証情報13を記憶手段に蓄積しておいて、例えば一日の勤務を終えてタクシー6がタクシー会社に戻ってきてから、タクシー側端末4と管理用サーバ2とを接続して送信し、データベース37を構築していく形態をとってもよい。
2.上記実施形態のタクシー顧客管理システム1では、登録顧客7の利用情報36がリアルタイムで管理用サーバ2のデータベース37に記録されているため、トレーサビリティを高めることができる。これは、例えば、登録顧客7がタクシー6を利用したのち、タクシー6の中に忘れ物をしたことに気が付いた場合に、会員シール14の連絡情報15を見てタクシー会社に連絡して自身の認証情報13を告げるなどすれば、タクシー会社はその登録顧客7がどのタクシー6にいつ頃乗車したのか直ちに把握できることから、そのタクシー6を特定し、例えばそのタクシー6の乗務員に連絡して登録顧客7がそのとき居る場所まで届けたりするサービスを行うことが可能となり、好適である。
3.上記実施形態のタクシー顧客管理システム1では、広域ネットワーク3によってタクシー側端末4と管理用サーバ2とが接続されているため、リアルタイムに情報をやりとりすることができる。これは、例えば、タクシー6において、タクシー側端末4の認証情報入力手段66によって登録顧客7の会員シール14から認証情報13を入力した際に、管理用サーバ2から認証結果とともに登録顧客7の現在のポイント値を送信すれば、登録顧客7が容易に現在の自分のポイント値を確認することが可能となり、登録顧客7にとって利便性を高めることができる。
4.タクシー顧客管理システムは、図11に示すように、タクシー6を保有するタクシー会社82a,82bの営業地域81a,81bごとに、管理用サーバ2a,2bが複数設けられているものであってもよい。この場合、インターネットなどの広域ネットワークに接続され、登録顧客7が所有する顧客側端末5は、登録顧客7の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、位置取得手段によって取得した位置情報を、顧客側送信手段によって送信するものである。
また、管理用サーバ2aは、登録顧客7の顧客側端末5からタクシーの配車依頼、及び、登録顧客7の位置に関する位置情報を含む電子メールが送信されると、その位置情報が含まれる営業地域81bを特定する営業地域特定手段をさらに備え、送信手段33によって、該当する営業地域81bの管理用サーバ2bに対し、データベース37に記憶された登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36を、インターネットなどの広域ネットワークを介して送信するものであり、該当する営業地域81bの管理用サーバ2bは、受信手段32によって、登録顧客7が登録手続を行った管理用サーバ2aから送信された顧客情報35及び利用情報36を、インターネットなどの広域ネットワークを介して受信するものであり、配車指示手段51によって、受信した顧客情報35及び利用情報36に基づいて、タクシー6の配車を指示するものである。
これによれば、図12のフローチャートに示すように、顧客側端末5は、登録顧客7の位置に関する位置情報を取得し(ステップKT7)、インターネットなどの広域ネットワークを介して配車依頼及び位置情報を送信する(ステップKT8)。ここで、位置情報は、登録顧客の位置を一義的に特定できるものであれば特に限定されるものではなく、所在地で表されたものであってもよく、緯度及び経度で表されたものなどであってもよい。また、位置取得手段は、人工衛生85を利用して測位するGPSを利用するものであってもよく、携帯電話会社の基地局86にインターネット・電子メール・電話などによってアクセスして位置情報を取得するものであってもよい。なお、顧客側端末5において位置情報取得手段によって位置情報を取得することなく、登録顧客7が口頭で配車依頼及び位置情報を通知してもかまわない。
登録顧客7が登録手続を行った管理用サーバ2aは、登録顧客7の顧客側端末5からタクシー6の配車依頼及び登録顧客7の位置に関する位置情報が送信されると、位置情報に含まれる営業地域81bを特定して(ステップS21)、当該営業地域81bの管理用サーバ2bに対し、データベース37に記憶された登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36を、インターネットなどの広域ネットワークを介して送信する(ステップS22)。そして、当該営業地域81bの管理用サーバ2bは、登録顧客7が登録手続を行った管理用サーバ2aから登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36を、インターネットなどの広域ネットワークを介して受信して(ステップS23においてYES)、その顧客情報35及び利用情報36に基づいて、登録顧客7に最適なタクシー6を決定し(ステップS24)、表示手段50に表示してオペレータに対して指示する。この際、タクシー会社82bは、登録顧客7に対して配車依頼を確認する電話をしてもよい。タクシー6の配車が完了すると(ステップS25においてYES)、管理用サーバ2bは、タクシー6の配車が完了したという内容を含む配車情報を、顧客側端末5に対して通知する(ステップS26)。顧客側端末5は、配車情報を受信すると(ステップKT9においてYES)、その配車情報を表示手段などに表示する(ステップKT10)。
ここで、登録顧客7は、通常、自分の生活圏を営業地域81aとして管轄する管理用サーバ2aに登録手続を行っており、その他の営業地域81bを管轄する管理用サーバ2bに登録手続を行っていない。しかし、登録顧客7は、自分が登録手続を行った管理用サーバ2aの営業地域81aのみにおいてタクシー6を利用するとは限らず、例えば出張など、その他の営業地域81bでタクシー6を利用する可能性がある。このタクシー顧客管理システムでは、登録顧客7が管理用サーバ2bに登録手続を行っていない営業地域81bに訪れてタクシー6を利用する際に、煩雑な手続を要せず、本システムのサービスを提供することを可能としたものである。よって、登録顧客7が管理用サーバ2bに登録手続を行っていない営業地域81bにおいて、登録顧客7からタクシー6の配車依頼があった際に、登録顧客7が登録手続を行った管理用サーバ2aから登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36が送信され、その顧客情報35及び利用情報36に基づいて、その登録顧客7に適当なタクシー6を配車することが可能となる。このように、このタクシー顧客管理システムでは、登録顧客7が登録手続を行っていない営業地域81bにおいても、登録顧客7に対して木目の細かいサービスを行うことができる。例えば、利用回数が多い登録顧客7や長距離利用する登録顧客7などを含む優良顧客に対しては、より高級なタクシーを配車したり、ベテランの乗務員が運転するタクシーを配車したりすることができる。
5.タクシー顧客管理システムは、図13に示すように、タクシー6を保有するタクシー会社82a,82b,82cの営業地域81a,81b,81cごとに、管理用サーバ2a,2b,2cが複数設けられているとともに、管理センター83に設置されてインターネットなどの広域ネットワークに接続されたセンターサーバ84を設けたものであってもよい。この場合、インターネットなどの広域ネットワークに接続され、登録顧客7が所有する顧客側端末5は、登録顧客7の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、位置取得手段によって取得した位置情報を、顧客側送信手段によって送信するものである。また、センターサーバ84は、顧客側端末5から送信された位置情報をインターネットなどの広域ネットワークを介して受信するセンター側受信手段と、センター側受信手段によって位置情報が受信されると、位置情報が含まれる営業地域81bを特定する営業地域特定手段と、営業地域特定手段によって営業地域81bが特定されると、当該営業地域81bの管理用サーバ2bに対し、受信した位置情報をインターネットなどの広域ネットワークを介して送信するセンター側送信手段とを備えるものである。
これによれば、図14のフローチャートに示すように、顧客側端末5は、登録顧客7の位置に関する位置情報を取得し(ステップKT11)、インターネットなどの広域ネットワークを介して送信する(ステップKT12)。ここで、位置情報は、登録顧客の位置を一義的に特定できるものであれば特に限定されるものではなく、所在地で表されたものであってもよく、緯度及び経度で表されたものなどであってもよい。また、位置取得手段は、人工衛生85を利用して測位するGPSを利用するものであってもよく、携帯電話会社の基地局86を基に位置情報を取得するものであってもよい。
センターサーバ84は、顧客側端末5からインターネットなどの広域ネットワークを介して位置情報を受信し(ステップS27においてYES)、その位置情報が含まれる営業地域81bを特定する(ステップS28)。さらに、センターサーバ84は、位置情報を含む営業地域81bを管轄する管理用サーバ2bに対して、受信した位置情報をインターネットなどの広域ネットワークを介して送信する(ステップS29)。そして、当該営業地域81bを管轄する管理用サーバ2bは、位置情報をインターネットなどの広域ネットワークを介して受信する(ステップS30においてYES)。
このように、このタクシー顧客管理システムでは、センターサーバ84から、登録顧客7が現在居る場所を営業地域81bとして管轄する管理用サーバ2bに位置情報を転送することが可能となり、登録顧客7がどの営業地域81a,81b,81cに居ても、当該営業地域81a,81b,81cを管轄する管理用サーバ2a,2b,2cによって、本システムのサービスを提供することができる。
また、このタクシー顧客管理システムでは、センターサーバ84において、全ての登録顧客7に関する顧客情報35及び利用情報36をデータベースに記憶するものとし、位置情報を転送する際にその登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36を添付して送信するものとしても良い。
また、このタクシー顧客管理システムにおいて、センターサーバ84は、登録顧客7ごとに登録手続を行った営業地域81a,81b,81cを記憶する営業地域データベースと、営業地域データベースに基づいて、登録顧客7が登録手続を行った営業地域81a,81b,81cの管理用サーバ2a,2b,2cに、登録顧客7からのタクシー6の配車依頼及び営業地域特定手段によって特定された特定結果を通知する通知手段とを備え、登録顧客7が登録手続を行った管理用サーバ2aは、配車依頼及び特定結果が通知されると、送信手段33によって、特定結果に基づく当該営業地域81bの管理用サーバ2bに対し、データベース37に記憶された登録顧客7の顧客情報35及び利用情報36をインターネットなどの広域ネットワークを介して送信するものであり、当該営業地域81bの管理用サーバ2bは、受信手段32によって、センターサーバ84から送信された位置情報を受信するとともに、管理用サーバ2aから送信された顧客情報35及び利用情報36をインターネットなどの広域ネットワークを介して受信するものであり、配車指示手段51によって、受信した顧客情報35及び利用情報36に基づいて、タクシー6の配車を指示するものであるとともに、受信した位置情報に基づいて、タクシー6を配車する位置を指示するものであってもよい。
本発明の一実施形態であるタクシー顧客管理システムの構成を示す説明図である。 タクシー顧客管理システムにおいて使用される携帯電話の構成を示す背面図である。 (a)タクシー顧客管理システムおいて使用されるシール付きカードの構成を示す正面図、(b)シール付きカードにおいて会員シールを剥がした状態の構成を示す正面図、(c)シール付きカードの構成を示す側面図である。 (a)タクシー顧客管理システムにおいて使用されるシール付きカードの会員シールとしての使用方法を説明する説明図、(b)シール付きカードのカードとしての使用方法を説明する説明図である。 タクシー顧客管理システムにおける管理用サーバの機能的構成を示すブロック図である。 タクシー顧客管理システムにおける管理用サーバの記憶手段に構築されたデータベースを説明するための説明図である。 タクシー顧客管理システムにおけるタクシー側端末の機能的構成を示すブロック図である。 タクシー顧客管理システムにおける登録処理の流れを示すフローチャートである。 タクシー顧客管理システムにおける認証処理及び特典処理の流れを示すフローチャートである。 タクシー顧客管理システムにおける配車処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態であるタクシー顧客管理システムにおけるの構成を示す説明図である。 タクシー顧客管理システムにおける配車処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態であるタクシー顧客管理システムにおけるの構成を示す説明図である。 タクシー顧客管理システムにおける配車処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 タクシー顧客管理システム
2 管理用サーバ
3 広域ネットワーク
4 タクシー側端末
5 顧客側端末
6 タクシー
7 登録顧客
11 携帯電話(携帯端末)
12 裏面
13 認証情報
14 会員シール
15 広告表示(連絡情報)
22 カード本体
25 広告表示(連絡情報)
27 登録コード
32 受信手段(サーバ側受信手段)
33 送信手段
35 顧客情報
36 利用情報
37 データベース
40 顧客情報認識手段
41 照合手段
42 顧客情報登録手段
43 認証情報認識手段(サーバ側受信手段)
44 認証手段
45 認証結果出力手段
46 利用情報認識手段(サーバ側受信手段)
47 利用情報登録手段
48 特典情報管理手段(特典付与手段)
49 特典提供手段(特典付与手段)
51 配車指示手段
52 配車情報通知手段
61 受信手段(端末側受信手段)
62 送信手段(端末側送信手段)
64 表示装置
65 表示制御手段
66 認証情報入力手段
67 認証情報出力手段(端末側送信手段)
68 認証結果認識手段(端末側受信手段)
69 利用料金
70 料金メータ(利用情報入力手段)
71 利用情報出力手段(端末側送信手段)
81 営業地域
84 センターサーバ

Claims (11)

  1. タクシーを利用する登録顧客が所有する記録媒体と、前記タクシーに配設されるタクシー側端末と、前記登録顧客を管理する管理用サーバとを備えたタクシー顧客管理システムであって、
    前記記録媒体は、
    前記登録顧客本人を特定するために記録された認証情報と、
    前記タクシーを呼ぶための連絡情報とを備え、
    前記タクシー側端末は、
    前記記録媒体から前記認証情報を入力する認証情報入力手段と、
    前記登録顧客が前記タクシーを利用した際の利用料金を含む利用情報を入力する利用情報入力手段と、
    前記認証情報入力手段によって入力された前記認証情報、及び、前記利用情報入力手段によって入力された前記利用情報を前記管理用サーバに送信する端末側送信手段とを備え、
    前記管理用サーバは、
    前記登録顧客の顧客情報を記憶するデータベースと、
    前記タクシー側端末から前記認証情報及び前記利用情報が送信されると、前記認証情報及び前記利用情報を受信するサーバ側受信手段と、
    該サーバ側受信手段によって前記認証情報が受信されると、該認証情報を、前記データベースに記憶された前記顧客情報と照合して前記登録顧客であることを認証する認証手段と、
    前記サーバ側受信手段によって前記利用情報が受信されるとともに前記認証手段により前記登録顧客が認証されると、前記利用情報を、認証された前記登録顧客の前記顧客情報に関連付けて前記データベースに登録する利用情報登録手段と、
    前記利用情報に応じて、前記登録顧客に対して特典を付与する特典付与手段と
    を備えることを特徴とするタクシー顧客管理システム。
  2. 前記タクシー側端末と前記管理用サーバとは広域ネットワークを介して接続され、
    前記タクシー側端末は、
    前記端末側送信手段によって前記管理用サーバに前記認証情報及び前記利用情報を送信する際、前記広域ネットワークを介して送信するものであり、
    前記認証情報を基に判断された認証結果が、前記管理用サーバから前記広域ネットワークを介して送信されると、前記認証結果を受信する端末側受信手段と、
    該端末側受信手段によって受信された前記認証結果を表示装置に表示させる表示制御手段とをさらに備え、
    前記管理用サーバは、
    前記サーバ側受信手段によって前記タクシー側端末から前記認証情報及び前記利用情報を受信する際、前記広域ネットワークを介して受信するものであり、
    前記認証手段によって認証された前記認証結果を、前記広域ネットワークを介して前記タクシー側端末に送信するサーバ側送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のタクシー顧客管理システム。
  3. 前記管理用サーバは、
    前記登録顧客から前記タクシーの配車依頼があると、前記データベースに記憶された前記登録顧客の前記顧客情報及び前記利用情報に基づいて、前記タクシーの配車を指示する配車指示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタクシー顧客管理システム。
  4. 広域ネットワークに接続され、前記登録顧客が所有する顧客側端末をさらに備え、
    前記管理用サーバは、
    前記登録顧客から前記タクシーの配車依頼があると、前記登録顧客の前記顧客側端末に前記タクシーの配車情報を通知する配車情報通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載のタクシー顧客管理システム。
  5. 前記記録媒体は、
    前記認証情報に対応して表示された登録コードを備え、
    前記管理用サーバは、
    前記データベースに、前記認証情報と該認証情報に対応する登録コードとを予め記憶しており、
    前記広域ネットワークに接続された端末から少なくとも前記認証情報及び前記登録コードが入力されると、その前記認証情報及び前記登録コードの組み合わせが前記データベースに予め記憶された前記認証情報及び前記登録コードの組み合わせと一致するか否か照合する照合手段と、
    該照合手段により前記認証情報及び前記登録コードが照合されると、その前記認証情報及び前記登録コードを前記顧客情報として前記データベースに登録する顧客情報登録手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載のタクシー顧客管理システム。
  6. 前記タクシーの営業地域ごとに前記管理用サーバが複数設けられ、
    前記登録顧客が登録手続を行った前記管理用サーバは、
    前記登録顧客から前記タクシーの配車依頼及び前記登録顧客の位置に関する位置情報が通知されると、前記位置情報が含まれる前記営業地域を特定する営業地域特定手段をさらに備え、
    前記営業地域特定手段により前記営業地域が特定されると、前記サーバ側送信手段によって、当該営業地域の前記管理用サーバに対し、前記データベースに記憶された前記登録顧客の前記顧客情報及び前記利用情報を広域ネットワークを介して送信するものであり、
    当該営業地域の前記管理用サーバは、
    前記サーバ側受信手段によって、前記登録顧客が登録手続を行った前記管理用サーバから送信された前記顧客情報及び前記利用情報を、広域ネットワークを介して受信するものであり、
    前記配車指示手段によって、受信した前記顧客情報及び前記利用情報に基づいて、前記タクシーの配車を指示するものであることを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか一つに記載のタクシー顧客管理システム。
  7. 広域ネットワークに接続され、前記登録顧客が所有する顧客側端末をさらに備え、
    前記顧客側端末は、
    前記登録顧客の位置に関する前記位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
    該位置取得手段によって取得した前記位置情報を、顧客側送信手段によって送信することを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれか一つに記載の記載のタクシー顧客管理システム。
  8. 広域ネットワークに接続されたセンターサーバをさらに備え、
    前記センターサーバは、
    前記顧客側端末から送信された前記位置情報を広域ネットワークを介して受信するセンター側受信手段と、
    該センター側受信手段によって前記位置情報が受信されると、前記位置情報が含まれる前記営業地域を特定する営業地域特定手段と、
    該営業地域特定手段によって前記営業地域が特定されると、当該営業地域の前記管理用サーバに対し、受信した前記位置情報を広域ネットワークを介して送信するセンター側送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項7に記載のタクシー顧客管理システム。
  9. 前記記録媒体は、
    前記登録顧客が所有する携帯端末の表面または裏面に貼設され、前記認証情報が記録されているとともに前記連絡情報が表示されている会員シールを含むことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一つに記載のタクシー顧客管理システム。
  10. 前記記録媒体は、
    前記認証情報が記録されているとともに前記連絡先情報が表示されている少なくとも一つの会員シールと、
    クレジットカードを含むカード類と略同一寸法であり、前記会員シールと同一の前記認証情報が記録されているとともに前記連絡情報が表示され、前記会員シールを剥離可能に貼設するカード状のカード本体と
    を有するシール付きカードを含むことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一つに記載のタクシー顧客管理システム。
  11. 前記記録媒体に表示された前記連絡情報は、
    電話番号を含むことを特徴とする請求項1から請求項10までのいずれか一つに記載のタクシー顧客管理システム。
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