JP2005277499A - 車載装置、車載装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

車載装置、車載装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 車室内に携帯電話機を置き忘れた場合には、その旨を報知して、当該携帯電話機の置き忘れを防止する。
【解決手段】 複数の携帯電話機と無線接続が可能な車載装置10において、搭乗者全員が車から降りたことを検出する検出手段と、車室内に放置された携帯電話機を探知する探知手段とを備えるとともに、搭乗者全員が車から降りた状態で、前記放置された携帯電話機100を探知した場合には、当該携帯電話機100が放置された旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機が車両の車室内に置き忘れられることを防止するための車載装置、車載装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体に関する。
一般に、携帯電話機のハンズフリー通話を可能とするハンズフリーシステムが知られており、この種のハンズフリーシステムでは、携帯電話機を車室内に置き忘れることを防止するために、置き忘れの際には、警告音を発してユーザに注意を促すものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−155005号公報
しかし、従来のものでは、ハンズフリー通話用のクレードルに携帯電話機が装着されているかを判断していたため、このクレードルに装着された携帯電話機以外の携帯電話機を車室内に置き忘れた場合であっても、その旨を報知することはできなかった。
本発明は、上述した従来の課題を解決し、車室内に携帯電話機を置き忘れた場合には、その旨を報知して、当該携帯電話機の置き忘れを防止する車載装置、車載装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の携帯電話機と無線接続が可能な車載装置において、搭乗者全員が車から降りたことを検出する検出手段と、車室内に放置された携帯電話機を探知する探知手段とを備えるとともに、搭乗者全員が車から降りた状態で、前記放置された携帯電話機を探知した場合には、当該携帯電話機が放置された旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
この場合において、前記報知手段は、車室外に持ち出された携帯電話機に対し、前記報知を行なう構成としても良い。
また、車室内に放置された携帯電話機の固有情報を取得する取得手段を備え、前記報知手段は、前記固有情報とともに当該携帯電話機が放置された旨を報知する構成としても良い。
この場合において、前記固有情報は、当該携帯電話機の電話番号もしくはユーザ名である構成としても良い。
また、前記車載装置は、近距離無線通信が可能な無線通信部を備え、前記報知手段は、前記無線通信部を介して前記報知を行なう構成としても良い。
この場合において、前記報知手段は、前記無線通信部を介して接続された車室内に放置された携帯電話機を用いて公衆回線に接続し、前記報知を行なう構成としても良い。
また、前記車載装置に、車両に搭載された車載電話を制御可能に接続し、前記報知手段は、前記車載電話を用いて公衆回線に接続し、前記報知を行なう構成としても良い。
また、前記報知手段は、車両に搭載された警報機を制御可能に接続され、当該警報機を通じて前記報知を行なう構成としても良い。
また、本発明は、複数の携帯電話機と無線接続が可能な車載装置の制御方法において、搭乗者全員が車から降りたことを検出する検出過程と、車室内に放置された携帯電話機を探知する探知過程とを備えるとともに、搭乗者全員が車から降りた状態で、前記放置された携帯電話機を探知した場合には、当該携帯電話機が放置された旨を報知する報知過程を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の携帯電話機と無線接続が可能な車載装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、搭乗者全員が車から降りたことを検出させ、車室内に放置された携帯電話機を探知させ、搭乗者全員が車から降りた状態で、前記放置された携帯電話機を探知した場合には、当該携帯電話機が放置された旨を報知させることを特徴とする。
この場合において、車室外に持ち出された携帯電話機に対し、前記報知を行なせる構成としても良い。
また、車室内に放置された携帯電話機の固有情報を取得させ、この固有情報とともに当該携帯電話機が放置された旨を報知させる構成としても良い。
また、前記車載装置は、近距離無線通信が可能な無線通信部を備え、この無線通信部を介して前記報知を行なわせる構成としても良い。
この場合において、前記無線通信部を介して接続された車室内に放置された携帯電話機を用いて公衆回線に接続させ、前記報知を行なわせる構成としても良い。
また、前記車載装置に、車両に搭載された車載電話を制御可能に接続し、前記車載電話を用いて公衆回線に接続させ、前記報知を行なわせる構成としても良い。
また、前記車載装置は、車両に搭載された警報機を制御可能に接続され、当該警報機を通じて前記報知を行なわせる構成としても良い。
また、上記各制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録する構成としても良い。
本発明によれば、搭乗者全員が車から降りた状態で、車室内に放置された携帯電話機を探知した場合には、当該携帯電話機が放置された旨を報知することにより、車室内に携帯電話の置き忘れを防止できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
〈第1実施形態〉
図1は、本発明の実施形態に係る車載装置10の機能構成を示すブロック図である。この車載装置10は、複数の携帯電話機100,101と無線接続が可能に構成されており、これらの携帯電話機100,101を通じて必要な情報データを取得したり、ハンズフリー通話したりするものである。
この車載装置10は、制御部20を備え、この制御部20にオーディオ、ハンズフリー通話制御部21、無線通信部22、外部通知インターフェース(I/F)23、電話帳データベース用メモリ24、ACC(アクセサリ)電源センサ25及びドアロック判定センサ26が接続されている。
制御部20は、制御用プログラムおよび制御用データを予め記憶しているROMと、このROM内の制御用プログラムに基づいて車載装置10の全体を制御するCPUと、各種データを一時的に格納するRAMとを備えている。
オーディオ、ハンズフリー通話制御部21は、車載装置に搭載されているCDプレーヤなどのオーディオ機能や、携帯電話機のハンズフリー機能を司るためのものであり、電話番号等を入力するためのテンキーや認証開始を指示する操作子といったハンズフリー通話用の操作子の他、CD再生用の操作子等のオーディオ操作用の操作子を備える。
無線通信部22は、制御部20の制御の下、Bluetooth(登録商標)規格に準拠して近距離無線通信を行なうものであり、周囲に半径数m程度通信エリアを形成して、この通信エリアに在圏する携帯電話機100,101と無線通信することによって、ハンズフリー通話を実現している。通信方式はBluetoothに限らず、無線LAN等の他の無線通信方式でもよい。無線通信部22は、通信制御回路31と、この通信制御回路31に接続される変調回路32、出力回路33及びアンテナ34で構成される送信系回路35と、このアンテナ34、増幅回路36及び復調回路37で構成される受信系回路38とを備える。この無線通信部22は、車載装置10に着脱可能な汎用の無線通信ユニットでもよい。本実施形態では、制御部20及び無線通信部22が探知手段を構成する。
外部通知I/F23は、ブザーや音声案内回路など、外部へ出力信号を通知するためのものであり、本実施形態では、外部通知I/F23を通じて、この外部通知I/F23に接続された車両コンピュータを介して、車両に搭載された警報機を制御可能に接続されており、制御部20の制御下、この警報機110(クラクション)を鳴らすことができるように構成されている。
また、電話帳データベースメモリ24は、ハンズフリー通話をするための電話帳情報や、車載装置10と近距離無線通信を行なう携帯電話機100,101の電話番号やユーザ名などの固有情報を格納するためのものである。制御部20は、無線通信部22を介して携帯電話機100,101から固有情報を取得し、この固有情報を電話帳データベースメモリ24に格納する。
ACC電源センサ25は、イグニッションスイッチ(不図示)に設けられたACC電源のON/OFFを検出するものであり、ドアロック判定センサ26は、車両のドア(不図示)が施錠されているかを検出するものである。本実施形態では、これらACC電源センサ25、ドアロック判定センサ26を用いることによって、搭乗者全員が車両から降りたことを検出している(検出手段)。すなわち、ACC電源がOFFとなり、車両のドアが施錠された場合には、搭乗者全員が車両から降りたものと推定して、その旨を検出するように構成されている。
携帯電話機100,101は、公衆回線を介して他の携帯電話機や固定電話機と通話通信するものであり、例えば、スピーカフォンやマイクロフォン、通話通信のための通信部といった、一般的な携帯電話機が備える構成要素の他に、近距離無線通信モジュール100a,101aを備えている。この近距離無線通信モジュール100a,101aは、無線通信用のアンテナ100b,101bや無線通信制御回路など(不図示)を備えている。
次に、車載装置10の動作について説明する。図2は、車載装置10の処理動作を示すフローチャートである。
まず、制御部20は、本車載装置10のハンズフリー機能が停止しているかどうかを判別する(ステップS1)。具体的には、ACC電源センサ25がOFFとなっているか否かを判断する。ACC電源センサ25がOFFとなっている場合には、ハンズフリー機能への電源供給が遮断されるので、ハンズフリー機能が停止していると判別される。
ステップS1の判別において、ハンズフリー機能が停止していない場合(ステップS1;No)には、ハンズフリー機能が停止するまで監視する。
一方、ステップS1の判別において、ハンズフリー機能が停止している場合(ステップS1;No)には、制御部20は、搭乗者全員が車両から降りたか否かを判別する(ステップS2)。具体的には、ドアロック判定センサ26により、車両のドアが施錠されているか否かを判別する。ここで、ACC電源センサ25がOFFとなっていることに加え、車両のドアが施錠されている場合には、搭乗者全員が車両から降りたものと推定されるため、ACC電源センサ25、ドアロック判定センサ26の動作によって、搭乗者全員が車両から降りたことを検出することができる。
ステップS2の判別において、搭乗者全員が車両から降りていない場合(ステップS2;No)には、処理をステップS1に戻して、ステップS1〜ステップS2の処理を実行する。また、ステップS2の判別において、搭乗者全員が車両から降りている場合(ステップS2;Yes)には、制御部20は、続いて車室内に放置された携帯電話機100があるか否かを判別する(ステップS3)。具体的には、車室内に無線通信部22と近距離無線通信が可能な携帯電話機100を探知することによって行なう。
ステップS3の判別において、車室内に放置された携帯電話機100がない、すなわち無線通信部22と近距離無線通信が可能な携帯電話機100の存在を探知できない場合(ステップS3;No)には、制御部20は、車室内に置き忘れた携帯電話機は無いと判断して、処理を終了する。
一方、ステップS3の判別において、車室内に放置された携帯電話機100がある、すなわち無線通信部22と近距離無線通信が可能な携帯電話機100の存在を探知できた場合(ステップS3;Yes)には、制御部20は、無線通信部22を通じて、車室内に放置された携帯電話機100との近距離無線通信を行なうことによって、当該携帯電話機100の電話番号やユーザ名など、携帯電話機100の持ち主を特定可能な固有情報を取得する(ステップS4)。具体的には、制御部20は、近距離無線通信によって、当該携帯電話機100の電話番号を取得し、この電話番号と電話帳データベースメモリ24に予め格納されている電話番号とを比較することにより、携帯電話機100のユーザ名を取得することができる。
続いて、制御部20は、車室内に携帯電話機100が放置されている旨をユーザに対して報知する(ステップS5)。具体的には、制御部20は、車載装置10の外部通知I/F23を通じて、この外部通知I/F23に接続された車両コンピュータに出力信号を通知して、車両の警報機110(クラクション)を鳴らすことによって、車室内に携帯電話機100が放置されている旨をユーザに対して報知する。この警報機110は、所定期間(例えば、20秒)鳴らされ、この所定期間が経過すると停止する。制御部20は、報知が終了すると処理を終了する。
本第1実施形態によれば、搭乗者全員が車から降りた状態で、車室内に放置された携帯電話機100を探知した場合には、車両の警報機110を鳴らすことによって、ユーザに当該携帯電話機100が車室内に置き忘れられている旨を報知できるため、車室内への携帯電話機100の置き忘れを防止できる。
また、本第1実施形態では、車両の警報機110を鳴らすことによって、車室内に携帯電話機100が放置されている旨をユーザに報知する構成としているが、これに限らず、車載装置10が備えるスピーカーを通じて警告音や、「携帯電話機が放置されています」などのメッセージを発する構成としても良い。また、車室内に放置された携帯電話機100から取得された固有情報に応じて、車両の警報機110を鳴らすパターンを変更する構成としても良い。
〈第2実施形態〉
上記第1実施形態では、携帯電話機100の置き忘れを検出した場合には、車両の警報機110を鳴らすことによって、車室内に携帯電話機100が放置されている旨をユーザに報知する構成としていたが、本第2実施形態では、車室外に持ち出された携帯電話機101に対して、上記の報知を行なう構成している。なお、本第2実施形態の構成は第1実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。図3は、本第2実施形態における車載装置10の処理動作を示すフローチャートである。
まず、制御部20は、本車載装置10のハンズフリー機能が停止しているかどうかを判別する(ステップS11)。具体的には、ACC電源センサ25がOFFとなっているか否かを判断する。ACC電源センサ25がOFFとなっている場合には、ハンズフリー機能への電源供給が遮断されるので、ハンズフリー機能が停止していると判別される。
ステップS11の判別において、ハンズフリー機能が停止していない場合(ステップS11;No)には、ハンズフリー機能が停止するまで監視する。
一方、ステップS11の判別において、ハンズフリー機能が停止している場合(ステップS11;Yes)には、制御部20は、搭乗者全員が車両から降りたか否かを判別する(ステップS12)。具体的には、ドアロック判定センサ26により、車両のドアが施錠されているか否かを判別する。ここで、ACC電源センサ25がOFFとなっていることに加え、車両のドアが施錠されている場合には、搭乗者全員が車両から降りたものと推定されるため、ACC電源センサ25、ドアロック判定センサ26の動作によって、搭乗者全員が車両から降りたことを検出することができる。
ステップS12の判別において、搭乗者全員が車両から降りていない場合(ステップS12;No)には、処理をステップS11に戻して、ステップS11〜ステップS12の処理を実行する。また、ステップS12の判別において、搭乗者全員が車両から降りている場合(ステップS12;Yes)には、制御部20は、携帯電話機101が車室外に持ち出されたことを検出する(ステップS13)。この場合、例えば、Bluetooth規格に準拠して近距離無線通信をする場合には、半径数mの範囲にあれば無線通信が可能となるため、車室外に持ち出された携帯電話機101であっても、この範囲内にある限りは車載装置10と無線通信が可能である。しかし、一般に、車室内と車室外とを比較すると、車室外の方が電界強度が弱くなるため、制御部20は、電界強度を監視することにより、携帯電話機101が車室外に持ち出されたことを検出することができる。また、この検出とともに、携帯電話機101の電話番号を取得する。
続いて、制御部20は、車室内に放置された携帯電話機があるか否かを判別する(ステップS14)。具体的には、車室内に無線通信部22と近距離無線通信が可能な携帯電話機100が存在するか否かを探知することによって行なう。
ステップS14の判別において、車室内に放置された携帯電話機100がない、すなわち無線通信部22と近距離無線通信が可能な携帯電話機100の存在を探知できない場合(ステップS14;No)には、制御部20は、車室内に置き忘れた携帯電話機は無いと判断して、処理を終了する。
一方、ステップS14の判別において、車室内に放置された携帯電話機100がある、すなわち無線通信部22と近距離無線通信が可能な携帯電話機100の存在を探知できた場合(ステップS14;Yes)には、制御部20は、無線通信部22を通じて、車室内に放置された携帯電話機100との近距離無線通信を行なうことによって、当該携帯電話機100の電話番号やユーザ名など、携帯電話機100の持ち主を特定可能な固有情報を取得する(ステップS15)。具体的には、制御部20は、近距離無線通信によって、当該携帯電話機100の電話番号を取得し、この電話番号と電話帳データベースメモリ24に予め格納されている電話番号とを比較することにより、携帯電話機100のユーザ名を取得することができる。
続いて、制御部20は、車室外に持ち出された携帯電話機101が、無線通信部22と近距離無線通信が可能な範囲内にあるか否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、車室外に持ち出された携帯電話機101が、無線通信部22と近距離無線通信が可能な範囲内にある(ステップS16;Yes)場合には、制御部20は、この携帯電話機101に対して、車室内に携帯電話機100が放置されている旨を報知する(ステップS17)。具体的には、制御部20は、無線通信部22の近距離無線通信を利用して、車室外に持ち出された携帯電話機101に、車室内に携帯電話機100が放置されている旨を報知する。この場合、上記ステップS15で取得した携帯電話機100の固有情報を用いて、例えば、「Aさんの携帯電話機が車室内にあります」、「090−********の携帯電話機が車室内にあります」等のメッセージを報知する。
一方、ステップS16の判別において、車室外に持ち出された携帯電話機101が、無線通信部22と近距離無線通信が可能な範囲内にない場合(ステップS16;No)には、制御部20は、車室内に放置された携帯電話機100を用いて公衆回線に接続し、車室内に携帯電話機100が放置されている旨を報知する(ステップS18)。
その結果、報知を受けた携帯電話機101のユーザは、その旨を携帯電話機100のユーザに伝達することによって、携帯電話機100のユーザは、当該携帯電話機100を車室内に置き忘れていることを知ることができる。
本第2実施形態のよれば、搭乗者全員が車から降りた状態で、車室内に放置された携帯電話機100を探知した場合には、当該携帯電話機100が放置された旨を、近距離無線通信を介して、車室外に持ち出された携帯電話機101に報知することにより、当該携帯電話機100が車室内に置き忘れられている旨を報知できるため、車室内への携帯電話機100の置き忘れを防止できる。特に、車室内に放置された携帯電話機100の固有情報を取得し、この固有情報とともに、当該携帯電話機100が放置された旨が報知されるため、誰の(どの)携帯電話機が車室内に置き忘れられているか容易に知ることができる。
また、車室外に持ち出された携帯電話機101が、近距離無線通信が可能な範囲を越えた場合であっても、車室内に放置された携帯電話機100を用いて、公衆回線に接続することにより、当該携帯電話機100が車室内に置き忘れられている旨を報知できるため、車室内への携帯電話機100の置き忘れを防止できる。
また、本第2実施形態では、車室内に放置された携帯電話機100を用いて公衆回線に接続し、当該携帯電話機100が車室内に放置された旨を報知する構成としているが、車載装置10に車両に設けられた車載電話を制御可能に接続しておき、この車載電話を用いて公衆回線に接続し、その旨を報知する構成としても良い。
また、本第2実施形態では、制御部20は、車室内に放置された携帯電話100と車室外に持ち出された携帯電話101との違いを、電界強度の違いから判断しているが、車室内に設けた近距離無線通信用のアンテナとは別個に、車室外にもう1つ近距離無線通信用のアンテナを設ける構成としても良い。あるいは、常に電界強度を監視し、その値を比較して明らかに車室外に離れたと判断する等して、車室内に放置された携帯電話100と車室外に持ち出された携帯電話101との違いを判別する構成としても良い。
また、本第2実施形態では、車室外に持ち出された携帯電話機101が、無線通信部22と近距離無線通信が可能な範囲内にある場合には、近距離無線通信を用いて、車室内に携帯電話機100が放置されている旨を報知しているが、この場合であっても、携帯電話機100を用いて公衆回線に接続し、通話あるいはメールによってその旨を報知する構成としても良い。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記第1及び第2の実施形態を組み合わせて、車室内に携帯電話機100が放置されている旨を報知する構成としても良い。
また、以上の説明においては、車載装置10を制御するための制御プログラムが制御部20を構成するROMに予め記憶されている場合について説明したが、各種磁気ディスク、光ディスク、メモリカードなどの記録媒体に制御用プログラムをあらかじめ記録し、これらの記録媒体から読み込み、インストールするように構成することも可能である。また、通信インターフェースを設け、インターネット、LANなどのネットワークを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。このように構成することにより、ソフトウェア的により高機能としたり、より信頼性の高い車載装置を構成することが可能となる。
本発明の実施形態に係る車載装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態にかかる車載装置の処理動作を示すフローチャートである。 第2実施形態にかかる車載装置の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 車載装置
20 制御部(検出手段、探知手段、報知手段、取得手段)
22 無線通信部(探知手段、報知手段)
24 電話帳データベース用メモリ(取得手段)
25 ACC電源センサ(検出手段)
26 ドアロック判定センサ(検出手段)
100,101 携帯電話機
110 警報機(報知手段)

Claims (17)

  1. 複数の携帯電話機と無線接続が可能な車載装置において、
    搭乗者全員が車から降りたことを検出する検出手段と、
    車室内に放置された携帯電話機を探知する探知手段とを備えるとともに、
    搭乗者全員が車から降りた状態で、前記放置された携帯電話機を探知した場合には、当該携帯電話機が放置された旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする車載装置。
  2. 前記報知手段は、車室外に持ち出された携帯電話機に対し、前記報知を行なうことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 車室内に放置された携帯電話機の固有情報を取得する取得手段を備え、
    前記報知手段は、前記固有情報とともに当該携帯電話機が放置された旨を報知することを特徴とする請求項1または2に記載の車載装置。
  4. 前記固有情報は、当該携帯電話機の電話番号もしくはユーザ名であることを特徴とする請求項3に記載の車載装置。
  5. 前記車載装置は、近距離無線通信が可能な無線通信部を備え、
    前記報知手段は、前記無線通信部を介して前記報知を行なうことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の車載装置。
  6. 前記報知手段は、前記無線通信部を介して接続された車室内に放置された携帯電話機を用いて公衆回線に接続し、前記報知を行なうことを特徴とする請求項5に記載の車載装置。
  7. 前記車載装置に、車両に搭載された車載電話を制御可能に接続し、
    前記報知手段は、前記車載電話を用いて公衆回線に接続し、前記報知を行なうことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の車載装置。
  8. 前記報知手段は、車両に搭載された警報機を制御可能に接続され、当該警報機を通じて前記報知を行なうことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車載装置。
  9. 複数の携帯電話機と無線接続が可能な車載装置の制御方法において、
    搭乗者全員が車から降りたことを検出する検出過程と、
    車室内に放置された携帯電話機を探知する探知過程とを備えるとともに、
    搭乗者全員が車から降りた状態で、前記放置された携帯電話機を探知した場合には、当該携帯電話機が放置された旨を報知する報知過程を備えたことを特徴とする車載装置の制御方法。
  10. 複数の携帯電話機と無線接続が可能な車載装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    搭乗者全員が車から降りたことを検出させ、
    車室内に放置された携帯電話機を探知させ、
    搭乗者全員が車から降りた状態で、前記放置された携帯電話機を探知した場合には、当該携帯電話機が放置された旨を報知させることを特徴とする車載装置の制御プログラム。
  11. 車室外に持ち出された携帯電話機に対し、前記報知を行なせることを特徴とする請求項10に記載の車載装置の制御プログラム。
  12. 車室内に放置された携帯電話機の固有情報を取得させ、
    この固有情報とともに当該携帯電話機が放置された旨を報知させることを特徴とする請求項10または11に記載の車載装置の制御プログラム。
  13. 前記車載装置は、近距離無線通信が可能な無線通信部を備え、
    この無線通信部を介して前記報知を行なわせることを特徴とする請求項11または12に記載の車載装置の制御プログラム。
  14. 前記無線通信部を介して接続された車室内に放置された携帯電話機を用いて公衆回線に接続させ、前記報知を行なわせることを特徴とする請求項13に記載の車載装置の制御プログラム。
  15. 前記車載装置に、車両に搭載された車載電話を制御可能に接続し、
    前記車載電話を用いて公衆回線に接続させ、前記報知を行なわせることを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の車載装置の制御プログラム。
  16. 前記車載装置は、車両に搭載された警報機を制御可能に接続され、当該警報機を通じて前記報知を行なわせることを特徴とする請求項10乃至15のいずれかに記載の車載装置の制御プログラム。
  17. 請求項10乃至16のいずれかに記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

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