JPH11170981A - 車両盗難発見・通報方法及びその装置 - Google Patents

車両盗難発見・通報方法及びその装置

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JPH11170981A
JPH11170981A JP34106897A JP34106897A JPH11170981A JP H11170981 A JPH11170981 A JP H11170981A JP 34106897 A JP34106897 A JP 34106897A JP 34106897 A JP34106897 A JP 34106897A JP H11170981 A JPH11170981 A JP H11170981A
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JP
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base station
terminal
vehicle
phs
station identification
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JP34106897A
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Tatsu Yanagawa
達 梁川
Tokio Taga
登喜雄 多賀
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサを使用することなく、比較的狭い範囲
で盗難車両の位置を知ることを可能とする。 【解決手段】 利用者が車両から出る時に端末10を起
動させ、端末10は周期的に複数PHS基地局の電波を
受信し、その受信レベルが大きい上位複数基地局IDを
検出し(3)、1回目は記憶部4に記憶し、2回目以後
は記憶部5に上書きし、ID検出ごとに記憶部4,5の
IDを比較し(7)、一つでも一致していれば、ID検
出を繰返し、車両の移動で全く一致していなければ、自
宅などにある端末20へPHSを通じて自動発信し、音
声警告データを送信後、検出したIDを送り、端末20
はPHSセル単位の地図記憶部12からそのIDの地図
情報を得て表示部13に表示する。その後は、端末20
に受信レベル最大のIDの送信を繰返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等に取り
付けられ、自動車等が盗難にあった場合に、通報先へ自
動発信およびアナウンスを行い、通報後は車両の追跡を
可能とする車両盗難発見・通報装置及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車や自動二輪車の盗難事件
は、増加の一途をたどっている。自動車や自動二輪車の
使用者および保有者は、盗難事件を未然に防ぐため、自
分の目の届く範囲に駐車・駐輪を心がけている。しかし
ながら、現在の住宅事情や道路上駐車への法的規制等の
理由から自分の目の届く範囲に駐車場を確保するのは困
難である場合が多く見受けられる。また、自分の目が届
き車の状態を常に確認できるような理想的な場所に駐車
していたとしても盗難事件を完全に防止できるものでは
ない。
【0003】車両自体の盗難以外に、車両等の中に置き
忘れた金品或いはカーオーディオ等の快適装備品や車両
の機能部分にあたるタイヤ・ホイールが盗まれる場合も
ある。上述のような盗難事件の発見・防止を目的とした
車両盗難警報装置として、例えば、特開平2−2746
42号公報「自動車盗難防止装置」が知られている。
【0004】この第1の公報技術では、車両のドアの施
錠を検出すると作動指示手段で特定の信号を出力し、ド
アが解放されると、これを検出し異常検出信号1をドア
・センサから出力し、車両が移動するとこれを検出して
異常検出信号を移動センサから出力し、ドアの施錠後に
異常検出信号を受信すると異常検出受信手段で自動車電
話機の起呼接続を行い、この起呼接続後所定の電話番号
に自動ダイヤル手段で発進し、その自動ダイヤル手段に
よる接続が完了した後、異常検出信号を送出して、自動
車電話機の接続を電話局のトーキー装置に接続切り替え
手段により切り替え、メッセージを送出する。つまり各
種センサ類により盗難発生を検知し、予め指定したダイ
ヤルに発信し、盗難されたことを通知する技術が記載さ
れている。
【0005】また、特開平2−116231号公報「自
動車の盗難防止装置」が知られている。この第2の公報
技術では、異常状態検出手段により、自動車の異常状態
を振動センサを用いて検出し、この異常状態を検出した
ときに電話局を通して使用者宛に自動車電話機で自動通
報し、使用者が異常状態の通報を受けた直後または所定
時間経過後に、使用者から自動車宛に電話局を通して指
令を発し、その指令を受けた後に自動車に設置されたマ
イクやホーンに対して記録音声や警告音を発生させ、盗
難されたことを通知しかつ盗難車に警報を発信する技術
が記載されている。
【0006】また、特開平9−35150号公報「車両
盗難警報装置」が知られている。この第3の公報技術で
は、盗難車両に搭載した車載無線機と使用者が車載無線
機へ盗難警報指令を発信する無線送信機によって構成さ
れ、無線送信機は、個別番号入力部で、車載無線機個々
に割り当てられた個別番号を入力し、指令生成部で個別
番号に警報指令を付加した盗難警報指令を生成して無線
送信機で盗難警報指令を送信し、車載無線機は無線受信
部で無線送信機から送信された盗難警報指令を受信し、
指令コード認識部で受信した盗難警報指令から警報指令
を認識し、個別番号認識部で個別番号の認識を行い警報
制御部で個別番号認識部が出力する盗難警報信号により
警報の鳴音制御を行い、音声合成部で警報の音声警報を
行い拡声部で音声合成された音声を拡声し拡声器に出力
し、車両ホーン制御部で盗難車両が有する車両ホーンの
鳴音制御を行い、これらの車載無線機と無線送信機によ
って所有者が盗難された車両の車載無線機に警報を無線
送信する技術が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1と第2の
従来の車両盗難に関わる装置は、自動車内に異常状態を
検出するセンサを備えている。盗難の検出をセンサに依
存しているため、センサの誤動作が発生すると誤報を行
うという欠点を有している。第3の公知技術では、セン
サを使用せずに無線機から警報指令を送信するためセン
サの誤動作は問題とならないが、警報発出の指令は無線
機を持っている使用者が行うため、使用者が車両の盗難
に気付くのが遅れた場合、車両が盗難にあってから使用
者が盗難警報を車載無線機へ送信する間は、まったく盗
難警報装置として機能しない。また、盗難車両に備える
拡声器と車両ホーンの動作機能を警報発出以前に停止さ
せられた場合には、音による警報発出が不可能となり盗
難車両の発見は非常に困難になるという欠点を有してい
た。
【0008】この発明の目的は、盗難検出センサによる
誤報とセンサ搭載の不要設備投下を無くし、盗難発生か
らリアルタイムに無線電話を介して車両の盗難の通報お
よび盗難車両の追跡を行うことが可能な盗難発見・通報
装置及び方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の装置は、車両
に取り付ける車両盗難発見・通報端末と、これに通信回
線を介して接続され、使用者の自宅等に設置された追跡
端末とにより構成され、前記車両盗難発見・通報端末で
は、簡易型携帯電話システム機能部でPHS端末として
動作し、基地局識別番号検出部で複数のPHS基地局か
ら送出される電波を受信し、受信レベルの高い複数局の
CS−ID(基地局識別情報)検出し、この装置起動直
後に基地局識別番号検出部より出力される最初のCS−
IDを基準CS−ID記憶部に記憶し、この装置起動後
に基地局識別番号検出部より出力される2回目以降のC
S−IDを対比CS−ID記憶部に記憶し、音声データ
および通報先電話番号を通報先データ記憶部に記憶し、
前記基準CS−ID記憶部と前記対比CS−ID記憶部
に格納されたCS−ID同士の対比を基地局識別番号対
比部で行い、前記追跡端末は、前記車両盗難発見・通報
端末から送出されたCS−IDを通信機能部で受信復調
し、地図記憶部と、地図表示部とを具備している。
【0010】前記車両盗難発見・通報端末は、この装置
起動直後に簡易型携帯電話システム機能部より受信する
複数のPHS基地局からの電波の内、受信レベルの高い
上位複数のPHS基地局のCS−IDを基地局識別番号
検出部で検出して、前記基準CS−ID記憶部へ記憶
し、この装置起動後に基地局識別番号検出部より出力さ
れる2回目以降のCS−IDの入力があった場合に、前
記基地局識別番号検出部は、受信レベルの高い上位複数
のPHS基地局のCS−IDを検出した後に、前記対比
CS−ID記憶部へ記憶し、基地局識別番号対比部は、
前記基準CS−ID記憶部と前記対比CS−ID記憶部
からCS−IDを取得し、CS−IDの対比結果によっ
て通報先自動発信部へ動作命令信号を送出、或るいは簡
易型携帯電話システム機能部へCS−ID要求信号を送
出する2つの信号送出機能を有し、前記動作命令信号を
受けた通報先自動発信部は前記簡易型携帯電話システム
機能部へ発進命令信号を送出し、簡易型携帯電話システ
ム機能部は予めこの装置使用者が簡易型携帯電話システ
ム機能部のダイヤル部より入力し、記憶させておいた通
報先電話番号を前記通報先データ記憶部より読み出し発
信動作を行い、同じく前記通報先データ記憶部に記憶し
ている音声データを簡易型携帯電話システム機能部の送
信部を経てPHS基地局に送出する。また、前記基地局
識別番号検出部は、簡易型携帯電話システム機能部が発
信動作を行った事を知らせる簡易型携帯電話システム機
能部からの連絡信号を検出後は、前記簡易型携帯電話シ
ステム機能部より出力された複数のPHS基地局から送
出される電波を受信し、受信レベルの最も高いPHS基
地局のCS−IDを検出し、前記簡易型携帯電話システ
ム機能部へ出力し、簡易型携帯電話システム機能部はC
S−IDをPHS基地局へ送出する。
【0011】通信回線を介して前記車両盗難発見・通報
端末よりCS−IDを前記通信機能部で受信した前記追
跡端末は、受信復調したCS−IDを前記地図記憶部へ
出力し、地図記憶部は2万分の1程度の道路情報地図に
CS−IDに該当する大まかなセルを記憶した追跡地図
を格納し、前記通信機能部から送出される前記復調CS
−IDに対応する地図を取りだし、地図表示部において
前記地図情報をディスプレイ等に表示する。
【0012】このような構成になっているため、この発
明装置を動作後に受信される上位複数局のPHS基地局
のCS−IDが記憶されたCS−IDとまったく異なる
状況が生起した場合に、当該装置を搭載する車両等が使
用者に無断で移動せしめられたことが検出でき、また使
用者の携帯電話等に音声データによるアナウンスを即座
に行うので、車両の盗難を極めて迅速に知ることが可能
となる。また、盗難発生後に車両盗難発見・通報端末よ
り随時送られるCS−IDから、追跡端末に設けられた
地図の対応する部分を検出することにより盗難車両の現
在位置を知ることができ、盗難車両の追跡が可能とな
る。さらに、この発明装置には、車両の異常状態を検出
するセンサ設備を用いることなく車両盗難検出をCS−
IDの監視によって可能としたことからセンサの誤動作
による不必要な盗難警報発出を解決できる。つまりPH
S基地局は数100mごとに設けられ、このセル単位で
盗難車両の位置を知ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1Aは、この発明の車
両盗難発見・通報端末の一つの実施の形態を示す。この
車両盗難発見・通報端末10は車両に設けられるもので
ある。この車両盗難発見・通報端末10はPHS端末の
機能を有する簡易型携帯電話システム機能部1と、車両
盗難発見・通報機能を有する車両盗難発見・通報機能部
2から構成される。車両盗難発見・通報機能部2は、基
地局識別番号検出部3と、基準CS−ID記憶部4と、
対比CS−ID記憶部5と、通報先データ記憶部6と、
基地局識別番号対比部7と、通報先自動発信部8とから
構成される。
【0014】車両盗難発見・通報端末10の簡易型携帯
電話システム機能部1は、この端末10に到来する電波
を復調後、車両盗難発見・通報機能部2へ出力を行う。
前記簡易型携帯電話システム機能部1より入力した信号
を前記車両盗難発見・通報機能部2内の基地局識別番号
検出部3で受信し、受信レベルの高い上位所定数、例え
ば三局のCS−ID(基地局識別情報)を選出し、基準
CS−ID記憶部4へ出力する。受信レベルの高い上位
三局とするのはPHS基地局とこの端末10との間の電
波伝搬路の変化に対応するためである。PHS基地局は
周波数1.9GHzの電波を出力500mW以下で送信
しているため、伝搬路途中に車両等の障害物が現われた
り消えたりした場合に電波の受信レベルが大きく変動す
る可能性があることから複数のCS−IDを記憶してい
る。これは、前述のような理由によって受信レベルが大
きく変動した場合にこの装置の誤動作を防止するためで
ある。
【0015】この装置起動後初めてCS−IDが入力さ
れた場合には基準CS−ID記憶部4に前記三局のCS
−IDを記憶し、後に行うCS−ID同士の対比の基準
とする。対比CS−ID記憶部5は、簡易型携帯電話シ
ステム機能部1より基地局識別番号検出部3を経由した
2回目以降のCS−IDの入力があった場合には、対比
CS−ID記憶部5へCS−IDの記憶を行う。2回目
以降のCS−IDが既に対比CS−ID記憶部5にある
場合には、CS−IDの上書きを行い基準CS−ID記
憶部4に記憶したCS−IDと2回目以降に記憶したC
S−IDをそれぞれ基地局識別番号対比部7へ出力す
る。
【0016】このような処理を経てCS−IDが入力さ
れたことを認識した基地局識別番号対比部7は、基準C
S−ID記憶部4より入力したCS−ID中に対比CS
−ID記憶部5より入力したCS−IDが含まれるか否
かを対比・判定する。対比・判定の結果1つでも一致し
たCS−IDが含まれた場合には前記簡易型携帯電話シ
ステム機能部1へ新たな受信データを取り込むための命
令信号を送出し、簡易型携帯電話システム機能部1と、
基地局識別番号検出部3と、基準CS−ID記憶部4
と、対比CS−ID記憶部5と、基地局識別番号対比部
7でループを構成し、CS−IDの記憶と対比・判定の
動作を繰り返すことになる。
【0017】一方、基地局識別番号対比部7の対比結果
でCS−IDがまったく一致しない場合にはこの車両盗
難発見・通報端末10が搭載された車両が、この装置を
起動させた時に位置していた場所から、使用者に無断で
その車両が移動させられたと判断して通報先自動発信部
8へ動作命令信号を送出する。通報先自動発信部8は、
動作命令信号の入力があった場合に簡易型携帯電話シス
テム機能部1へPHSで利用者に通信を行うための各種
制御信号の送出を行い、通報に必要な通報先電話番号と
音声データを通報先データ記憶部6より取り込み、通報
先に利用者が応答した時点で異常事態を知らせる音声デ
ータの送出を行う。
【0018】音声データ送出後、簡易型携帯電話システ
ム機能部1は、前記基地局識別番号検出部3へ通報先に
音声データを送出したことを告げる信号を出力し、基地
局識別番号検出部3は音声データ送出信号を受信した時
から、簡易型携帯電話システム機能部1より送出される
複数PHS基地局のCS−IDの中から受信レベルの最
も高い局のCS−IDを検出し、そのCS−IDを簡易
型携帯電話システム機能部1へ送出する。簡易型携帯電
話システム機能部1は、受信したCS−IDを通報先へ
盗難通報のために接続された回線を利用し、随時送出す
る。
【0019】このように動作するから、利用者はこの端
末10からの音声通知によって、車両の異常事態を知る
ことが可能となるとともに、この端末から送出されるC
S−IDを利用して盗難車両の現在位置を半径数百mの
精度で検出可能となる。図1Bは、この発明の追跡端末
20の一つの実施の形態を示す。この追跡装置20は、
通信機能部11と、地図記憶部12と、地図表示部13
とから構成される。
【0020】車両盗難発見・通報端末10から送出され
たCS−IDを通信機能部11で受信復調すると、通信
機能部11は受信復調したCS−IDを前記地図記憶部
12へ出力する。地図記憶部12には2万分の1程度の
道路情報地図にCS−IDに該当する大まかなセルを記
憶した追跡地図を格納しており、前記通信機能部11か
ら送出されるCS−IDに対応する地図を取りだし、地
図表示部13において前記取り出した地図情報をディス
プレイ等に表示する。
【0021】追跡端末20は車両盗難発見・通報端末1
0との通信手段を備える通信機能部11を備え、盗難発
生後に車両盗難発見・通報端末10が送出するCS−I
Dを前記通信機能部11で受信復調し、地図記憶部12
は前記通信機能部11よりCS−IDを取得しCS−I
Dに該当した地図の一部を地図表示部13へ出力し、前
記地図表示部13はこの地図情報をディスプレイ等に表
示し、この発明装置の利用者へ盗難車両の現在位置を示
す。
【0022】図2は、この発明の車両盗難発見・通報端
末10の動作処理手順を示す。この端末10が動作を開
始すると、まず簡易型携帯電話システム機能部1は複数
のPHS基地局からの電波を受信、復調し(S1)、こ
れら受信信号の受信レベルを測定し(S2)、受信レベ
ルの大きい順に複数(所定数)の受信レベルを検出し
(S3)、これら検出した複数の受信レベルと受信電波
のCS−IDを検出する(S4)。
【0023】この検出が起動後最初のCS−IDであれ
ば(S5)、これらCS−IDを基準CS−ID記憶部
4に記憶し(S6)、CS−IDの検出が起動後の最初
のものでない、つまり2回目以後のものであれば、検出
した複数のCS−IDを対比CS−ID記憶部5に上書
き記憶する(S7)。基地局識別番号対比部7では両C
S−ID記憶部4,5の各記憶CS−IDを取り出し
(S8)、これら両CS−IDの組を比較し(S9)、
一つでも一致したCS−IDがあれば(S10)、新た
なデータの受信をする要求信号を簡易型携帯電話システ
ム機能部1へ送出してステップS1に戻る(S11)。
【0024】ステップS10で一致するCS−IDが1
つもない場合は通報先自動発信部8へ動作命令信号を送
出し(S12)、通報先自動発信部8は簡易型携帯電話
システム機能部1へPHSで利用者に通信を行うための
各種制御信号を送出し(S13)、電話システム機能部
1は通報先データ記憶部6から通報先電話番号を取り出
し(S14)、通報先、つまり追跡端末20へ発信し
(S15)、利用者からの応答があれば通報データ記憶
部6から音声データを取り出し(S16)、その音声デ
ータ、つまり異常があったことを示す音声データを利用
者へ送信(S17)、その後電話システム機能部1で複
数のPHS基地局からの電話を受信、復調し(S1
8)、これらの受信レベルを測定し(S19)、その最
上位の受信レベルを検出し(S20)、その最上位受信
レベルの受信電波のCS−IDを検出し(S21)、こ
の検出したCS−IDをPHS基地局を通じて利用者の
追跡端末20へ送信してステップS18に戻る(S2
2)。このようにして当該車両が更に移動しても、その
移動先に逐次、追跡端末20へ通報される。
【0025】つまり簡易型携帯電話システム機能部1が
発信動作(S15)を行ったことを基地局識別番号検出
部3へ通知し、その後は、基地局識別番号検出部3は受
信した複数の基地局電波中の受信レベルの最も高い基地
局のCS−IDを検出し(S21)、このCS−IDを
簡易型携帯電話システム機能部1へ出力し、これが追跡
端末20へ送信される。
【0026】図3乃至図5、6は、この発明の運用を説
明する図である。図3では、この発明の盗難通報・発見
装置により車両21を監視する場合、この発明の車両盗
難発見・通報端末10を搭載した車両21と、PHS事
業者が、PHSサービスのために設置した複数のPHS
基地局22,23,24,25,26との関係の例を示
し、ここでは、PHS基地局が5局の場合について記述
する。図3では、説明のために、PHS基地局22〜2
4の三局は、この端末10を搭載した車両21に電波が
比較的安定して届く場所に位置している。また、PHS
基地局25はこの端末10を搭載した車両21へ電波が
届かない場所に設置されており、PHS基地局26はこ
の端末10を搭載した車両21へ電波が到達するもの
の、伝搬路途中に存在する障害物27の影響によって電
波が安定して受信できない場所に設置されている。
【0027】端末10を搭載した車両21の使用者は、
車両21を停止し、車両21から離れる際にその搭載し
ている端末10を使用者が動作させる。その時、簡易型
携帯電話システム機能部1は、車両21周辺に設置され
ている複数のPHS基地局から到来する電波を受信し、
基地局識別番号検出部3が受信レベルの強い上位三局の
CS−IDを検出し、基準CS−ID記憶部4に記憶す
る。図3の場合は、PHS基地局22,23,24のC
S−IDが記憶される。PHS基地局26の受信レベル
は伝搬路に障害物27が存在するため電波が大きく減衰
し、PHS基地局22,23,24のCS−IDの受信
レベルに比べ低くなる。PHS基地局25からの電波
は、障害物27によって車両21への見通しがまったく
無く障害物の壁面で電波が反射したり障害物27の透過
損失によって大きく減衰する。これらの理由によって車
両21へ到来するCSからの電波で受信レベルの高い上
位三局は、PHS基地局22,23,24の3局とな
る。
【0028】図3中のPHS基地局22,23,24の
CS−IDを記憶した車両21に搭載される端末10
は、簡易型携帯電話システム機能部1で定期的に受信し
うるCS(Cell Station)(PHS基地局)からの電波
の内、受信レベルの高い上位三局のCS−IDを基地局
識別番号検出部3で検出し、対比CS−ID記憶部5へ
記憶する。対比CS−ID記憶部5にCS−IDを記憶
した時、基地局識別番号対比部7は前記基準CS−ID
記憶部4と対比CS−ID記憶部5に各記憶しているC
S−IDを取り込み、CS−IDどうしの対比を行う。
図3の場合、車両12が移動しない限り最初に取得・記
憶したCS−IDと新たに取得するCS−IDは一致す
る。つまり、基準CS−ID記憶部4と対比CS−ID
記憶部5に記憶したCS−IDが同一となり、その結
果、基地局識別番号対比部7の対比結果においてもCS
−IDが完全に一致することになる。このようにCS−
IDが一致する場合には、車両21に搭載した端末10
は異常事態を検出せず、また、自動通報先へ通報するこ
とも無い。
【0029】図4は、車両21が図3で示した位置から
障害物27の反対側へ移動した場合の、車両21へ到来
するPHS基地局22〜26と車両21の間の電波伝搬
の様子を示したものである。車両21が、図3の車両2
1の位置から障害物27の反対側へ移動したとき、端末
10は、簡易型携帯電話システム機能部1においてPH
S基地局からの到来電波を受信し、基地局識別番号検出
部3において受信レベルの高い上位三局のCS−IDを
検出し、対比CS−ID記憶部5に記憶後、基準CS−
ID記憶部4と対比CS−ID記憶部5の各記憶したC
S−ID同士を基地局識別番号対比部7によって対比す
る。図4の場合、基地局識別番号検出部3によって検出
される受信レベルの高い上位三局はPHS基地局25,
26の2局のみである。図3では、PHS基地局25,
26からの電波は到来しないか或いは他のPHS基地局
の電波に比べ微弱であるが、図4では、車両21とPH
S基地局25,26は見通し状態となり障害物27によ
る減衰の影響を受けないため、それらPHS基地局から
車両21に到来する電波の受信レベルは非常に強くな
る。これに対して、PHS基地局22,23,24は、
車両21との見通しが障害物27によって遮られるた
め、それらのPHS基地局からの電波の受信レベルは障
害物27によって大きな減衰を受ける。
【0030】図4において、車両21へ到来するPHS
基地局からの電波の内、受信レベルの高い上位三局は、
PHS基地局25,26となる。車両21に搭載された
端末10の基準CS−ID記憶部4が図3において最初
に記憶したCS−IDは、PHS基地局22,23,2
4のCS−IDである。図4では対比CS−ID記憶部
5に記憶されるCS−IDはPHS基地局25,26で
ある。図4の位置へ車両21が移動した場合、基準CS
−ID記憶部4と対比CS−ID記憶部5の各記憶した
CS−IDを基地局識別番号対比部7で対比した結果
は、まったくCS−IDが一致しない結果となる。従っ
て、車両21が図3の位置へ移動した場合、端末10の
基地局識別番号対比部7は、通報先自動発信部8へ動作
命令信号を送出し、簡易型携帯電話システム機能部1は
通報先自動発信部8の制御によって通報先データ記憶部
6に格納した通報先電話番号に、同じく通報先データ記
憶部6に記憶した音声データをPHS基地局25,26
のどちらかの基地局を用いて通報先へ自動的に異常事態
を電話で通報する。通報先で端末10からの通報に応答
した利用者は、端末10から送出する音声データによる
アンウンスによって異常事態を知ることができる。
【0031】図5は、車両21が図3で示した位置から
通報先へ通報を行った直後の車両21へ到来するPHS
基地局22〜26と車両21の間の電波伝搬の様子を示
したものである。車両21は、逃走によって図4に示し
た位置から移動している。車両21に搭載された端末1
0の基地局識別番号検出部3は図4において端末10の
簡易型携帯電話システム機能部1が通報先へ音声アナウ
ンスを送出したことを連絡信号によって知り、その後は
簡易型携帯電話システム機能部1より受信する複数PH
S基地局の電波の中から受信レベルが最も高い局のCS
−IDの検出を行う。そのCS−IDを検出した基地局
識別番号検出部3は、基準CS−ID記憶部4や対比C
S−ID記憶部5を介さずに検出CS−IDを簡易型携
帯電話システム機能部1へ出力し、簡易型携帯電話シス
テム機能部1の送信部を経て通報先へ検出CS−IDを
送出する。図5の位置へ車両21が移動した場合、基地
局識別番号検出部3は、最も高い受信レベルの局のCS
−IDの検出を行う。図5の場合は最も高い受信レベル
のPHS基地局は25である。PHS基地局23と24
は車両21との間に障害物27が存在するために電波が
反射し車両21へ到達しない。車両21へ到達する電波
はPHS基地局22と25と26の電波であるが、PH
S基地局22と26はPHS基地局25に比べて車両2
1までの距離が遠いため自由空間伝搬損失が大きなもの
となり結果的に車両21へ到来した電波の受信レベルは
PHS基地局25からの電波が最も高い結果となる。従
って、車両21が図5の位置へ移動した場合、端末10
の基地局識別番号検出部3は、PHS基地局25のCS
−IDを検出し簡易型携帯電話システム機能部1へCS
−IDを送出する。簡易型携帯電話システム機能部1は
CS−IDをPHS基地局を介して通報先へ送信する。
【0032】図6は、この発明の車両盗難発見・通報端
末10の基本構成を示し、その簡易型携帯電波システム
機能部1は通常のPHS携帯電話端末と同一構成であ
り、そのCPU38が接続されたバスに基地局識別番号
検出部3、通報先データ記憶部6、基地局識別番号対比
部7、通報先自動発信部8が接続される。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の車両
盗難発見・通報方法は、車両の盗難を即座に使用者が電
話で知ることができるので盗難事件の早期解決に役立つ
という効果を有している。また、車両の盗難の検出にセ
ンサー類を使用していないので、センサ系統の誤動作に
よる誤報防止がなされている。
【0034】さらに、盗難が発生した場合、この車両盗
難発見・通報端末自らが車両の移動を検出し、即座に通
報が行われるので、盗難車両の移動範囲がある程度小さ
い範囲に限られる。また、車両を見失ってもこの方法の
追跡機能によって容易に車両の位置を検出することが可
能となるので、盗難車両発見の可能性が極めて高いとい
う効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の車両盗難発見・通報端末の実施
例の機能構成を示すブロック図、Bはこの発明の追跡端
末の実施例の機能構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の方法の実施例の処理手順の一部を示
す流れ図。
【図3】この発明の運用形態を説明するための端末10
が搭載された車両とPHS基地局の配置関係例を示す
図。
【図4】図3の他の関係配置例を示す図。
【図5】図3の更に他の関係配置例を示す図。
【図6】この発明の車両盗難発見・通報端末のPHS端
末機能部も含めた機能構成例を示すブロック図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に車両盗難発見・通報端末を搭載
    し、 上記車両を利用している利用者が上記車両から離れる時
    に上記車両盗難発見・通報端末を起動させ、 上記車両盗難発見・通報端末は周期的に複数の簡易携帯
    電話システム(以下PHSと記す)の複数の基地局の到
    来電波を受信する過程と、 その受信電波の受信レベルが上位から所定の複数の基地
    局の基地局識別情報(CS−ID)を検出する過程と、 上記起動時に検出した複数のCS−IDを基準として記
    憶する過程と、 上記基準CS−IDと、上記起動後に検出したCS−I
    Dとを比較する過程と、 上記比較で一致するものがあれば上記複数の到来電波を
    受信する過程に戻る過程と、 上記比較過程で一致が検出されなければ、予め決められ
    た追跡端末へ自動発信する過程と、 上記追跡端末が応答すると予め記憶した異通報音声デー
    タを、上記追跡端末へ送信する過程と、 その後、上記受信レベルの大きい基地局のCS−IDを
    上記追跡端末へ送信する過程と、 を有する車両盗難発見・通報方法。
  2. 【請求項2】 上記追跡端末では上記受信したCS−I
    Dにより、地図データベースを検索して、対応する基地
    局の位置を表示する過程を有することを特徴とする請求
    項1記載の車両盗難発見・通報方法。
  3. 【請求項3】 上記CS−IDを上記追跡端末へ送信
    後、上記車両盗難発見・通報端末は複数の基地局の到来
    電波を受信し、その受信レベルの最上位の基地局のCS
    −IDを検出し、その検出したCS−IDをその基地局
    を通じて上記追跡端末へ送信し、再び上記複数の基地局
    の到来電波を受信して同様のことを周期的に繰返す過程
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の車両盗
    難発見・通報方法。
  4. 【請求項4】 車両に搭載される車両盗難発見・通報端
    末であって、 簡易携帯電話システム(以下PHSと記す)端末として
    動作する簡易型携帯電話システム機能手段と、 複数のPHS基地局から送出される電波を受信し、受信
    レベルの高い複数基地局の基地局識別情報(以下CS−
    IDと記す)を検出する前記基地局識別番号検出手段
    と、 この端末が起動された直後に基地局識別番号検出手段よ
    り検出される最初のCS−IDを記憶する基準CS−I
    D記憶手段と、 この端末が起動された後に前記基地局識別番号検出手段
    より検出される2回目以降のCS−IDを記憶する対比
    CS−ID記憶手段と、 音声データおよび通報先電話番号を記憶する通報先デー
    タ記憶手段と、 前記基準CS−ID記憶手段と前記対比CS−ID記憶
    手段にそれぞれ格納されたCS−IDを互いに対比する
    基地局識別番号対比手段と、 前記基地局識別番号対比手段で前記通報先電話番号に自
    動発信し、前記最大受信レベルのCS−IDを送信する
    通報先自動発信手段と、 を具備する車両盗難発見・通報端末。
  5. 【請求項5】 前記基地局識別番号検出手段はこの端末
    起動直後に簡易型携帯電話システム機能手段より受信す
    る複数のPHS基地局からの電波の内、受信レベルの高
    い上位複数のPHS基地局のCS−IDを検出して前記
    基準CS−ID記憶手段へ記憶し、この端末起動後に検
    出される2回目以降のCS−ID内の受信レベルの高い
    上位複数のPHS基地局のCS−IDを前記対比CS−
    ID記憶手段へ記憶すると、前記簡易型携帯電話システ
    ム機能手段が発信動作を行った事を知らせる連絡信号を
    検出後は、前記簡易型携帯電話システム機能手段が受信
    する複数のPHS基地局の電波中の受信レベルの最も高
    いPHS基地局のCS−IDを検出し、前記簡易型携帯
    電話システム機能手段へ出力する機能とを有し、 前記基地局識別番号対比手段は、前記基準CS−ID記
    憶手段と前記対比CS−ID記憶手段から各CS−ID
    を取得し、CS−IDの対比結果によって前記通報先自
    動発信手段へ動作命令信号を送出、或るいは簡易型携帯
    電話システム機能手段へCS−ID要求信号を送出する
    2つの信号送出機能を有し、 前記動作命令信号を受けた前記通報先自動発信手段は前
    記簡易型携帯電話システム機能手段へ前記発信制御信号
    を送出する機能を有し、 前記簡易型携帯電話システム機能手段は前記発信制御信
    号を受けて前記通報先電話番号を前記通報先データ記憶
    手段より読み出し発信動作を行い、前記通報先データ記
    憶手段に記憶している音声データを簡易型携帯電話シス
    テム機能手段の送信部を経てPHS基地局に送出し、前
    記基地局識別番号検出手段よりのCS−IDをそのCS
    −IDをPHS基地局へ送出する機能を有することを特
    徴とする請求項4記載の車両盗難発見・通報端末。
  6. 【請求項6】 簡易携帯電話システム(以下PHSと記
    す)端末と、 受信復調したPHS基地局識別情報(以下CS−IDと
    記す)が入力される2万分の1程度の道路情報地図にC
    S−IDに該当する大まかなセルを記憶した地図記憶手
    段と、 前記入力されたCS−IDに対応する地図を前記地図記
    憶手段から取りだし、その地図情報を表示する表示手段
    とを具備する追跡端末。
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