JP2011154329A - 封緘シート - Google Patents

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Abstract

【課題】書類入に加工を施す必要がなく書類入の開口部を止めることができ、収納物の量に応じて柔軟に書類入の開口部を止めることができ、書類入の封緘作業を容易に行うことができるものを提供する。
【解決手段】封緘シート1は、再粘着再剥離可能な粘着部40を裏面に有し、フォルダ80A(書類入80)の開口部82に渡らせるとともに、粘着部40をフォルダ80A(書類入80)に粘着させて、フォルダ80A(書類入80)の開口部82の一部を止めるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、書類入の開口部を止めて書類入を封緘する技術に関する。
従来、書類入の開口部を止めて書類入を封緘し、書類入に収納された収納物(書類、写真、新聞、カード類等)が当該開口部から脱落することを防止する技術は、種々知られている。
例えば、書類入における二枚の表紙にそれぞれ形成される取付け孔に、帯状の部材をそれぞれ係止して書類入の開口部を止める技術が知られている(特許文献1参照)。
また、書類入の開口部に備えられたファスナーにて当該開口部を止める技術も知られている(特許文献2参照)。
実開平4−120082号公報 特開2007−283694号公報
しかしながら、前記取付け孔に帯状部材を係止させて書類入の開口部を止めるものでは、表裏の表紙に取付け孔を形成する加工が必要であるとともに、帯状の部材を取付け孔に係止させる作業が煩雑である。
また、前記ファスナーにて書類入の開口部を止めるものでは、書類入における開口部の対向する二辺同士が当接した状態でなければ、当該開口部を止めることができない。つまり、当該ファスナーにて書類入の開口部を止めるものでは、開口部の二辺同士が当接しない量の収納物が書類入に収納された場合には、当該開口部を止めることができない。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、書類入に加工を施す必要がなく書類入の開口部を止めることができ、収納物の量に応じて柔軟に書類入の開口部を止めることができ、書類入の封緘作業を容易に行うことができるものを提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、書類入を封緘する封緘シートであって、再粘着再剥離可能な粘着部を裏面に有し、前記書類入の開口部に渡らせるとともに、前記粘着部を前記書類入に粘着させて前記書類入の開口部の一部を止めるものである。
請求項2においては、前記粘着部は、少なくとも前記裏面の両端部に配置されるものである。
請求項3においては、前記両端部における縁部の形状が、異なるように構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち本発明に係る封緘シートによれば、書類入に加工を施す必要がなく書類入の開口部を止めることができ、収納物の量に応じて柔軟に書類入の開口部を止めることができ、書類入の封緘作業を容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る封緘シートの全体的な構成を示した斜視図。 (a)は本発明の実施形態に係る封緘シートの折線ガイドを示した拡大図、(b)は本発明の実施形態に係る封緘シートの裏面図。 (a)は本発明の実施形態に係る封緘シートを二つ折りにする状態を示した斜視図、(b)は本発明の実施形態に係る封緘シートを二つ折りにする状態を示した斜視図、(c)は本発明の実施形態に係る封緘シートを二つ折りにする状態を示した斜視図。 本発明の実施形態に係る封緘シートを用いた状態を示した斜視図。 本発明の実施形態に係る封緘シートを用いた状態を示した斜視図。 本発明の実施形態に係る封緘シートを用いた状態を示した斜視図。 (a)は本発明の実施形態に係る封緘シートを用いた状態を示した斜視図、(b)は本発明の実施形態に係る封緘シートを用いた状態を示した斜視図。 本発明の実施形態に係る封緘シートにて開口部が止められた書類入を収納した状態を示した斜視図。 (a)は本発明の実施形態に係る封緘シートを用いた状態を示した斜視図、(b)は本発明の実施形態に係る封緘シートを用いた状態を示した斜視図。 (a)は本発明の実施形態に係る封緘シートの裏面図、(b)は本発明の実施形態に係る封緘シートの裏面図。 (a)は本発明の実施形態に係る封緘シートの表面図、(b)は本発明の実施形態に係る封緘シートの表面図、(c)は本発明の実施形態に係る封緘シートの表面図。 (a)は本発明の実施形態に係る封緘シートの表面図、(b)は本発明の実施形態に係る封緘シートの表面図、(c)は本発明の実施形態に係る封緘シートの表面図。
次に、図1から図12を用いて、発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施形態に係る封緘シート1は、書類入80を封緘するものである。ここで書類入80とは、書類、写真、新聞、またはカード類等の収納物81を、綴じたり、はさんだりして収納するものであり、フォルダ80Aやファイル80Bやファイル用のリフィル80Cやバインダ等を示す(図4から図9参照)。
また、封緘シート1は、主にフィルム素材のシート状の部材で構成され、基部10と端部20と備え、その裏面に粘着部40を有する。そして、封緘シート1は、フォルダ80Aの開口部82に渡らせるとともに、フォルダ80Aの表紙を挟むようにしてフォルダ80Aにおける表紙のそれぞれの表面にこの粘着部40を粘着させて、書類入80の開口部82の一部を止めて書類入80を封緘するものである。
封緘シート1の基部10は、図1に示す如く、封緘シート1における長手方向中央部に配置され、略四角の角部を面取りしたような形状に形成される。
また、封緘シート1の基部10は、前記長手方向略中央部に、折線ガイド11を備える。
封緘シート1における基部10の折線ガイド11は、封緘シート1を二つ折りにする際の案内とされるものであり、その基部10の表面から裏面に向かって凹むように形成されるとともにその短手方向の端部渡って筋状に形成される(図2(a)参照)。
封緘シート1の基部10がこのように折線ガイド11を備えることにより、容易に封緘シート1を二つ折りにすることができる(図3参照)。
また、封緘シート1は、基部10の折線ガイド11を中心として略対称形状となるように構成される。
封緘シート1の基部10は、その表面に、書類入80に収納された収納物81の種々の情報やこれに関する見出しを記載または印字するための見出し部12を有する。封緘シート1における基部10の見出し部12は、基部10の短手方向に略平行な二本の線が、基部10の折線ガイド11を中心として両方の基部10の表面にそれぞれ描かれることにより構成される。
封緘シート1の端部20は第一端部21と第二端部22とからなり、封緘シート1の基部10から、封緘シート1の長手方向に向かってそれぞれ突出するようにして配置される。
封緘シート1の第一端部21は、封緘シート1の基部10における一方の短手方向の辺から突出するとともに、その縁部が円弧状に形成される。封緘シート1における第一端部21と基部10との境界部分には、滑らかな曲線状に括れる第一括れ部31・31が形成される。
封緘シート1の第一端部21は、種々の情報(例えば、ロゴマーク、巻数、アルファベット等の記号)を表示する表示部23を有する。封緘シート1における第一端部21の表示部23は、第一端部21の縁部を残してこれの表面を丸状に着色または透明にして構成される。
封緘シート1の第二端部22は、封緘シート1の基部10における他方の短手方向の辺から突出するとともに、その縁部が円弧状に形成され、さらに、切欠き部24を有する。
封緘シート1における第二端部22の切欠き部24は、その第二端部22における縁部の先端が反円弧状に切り欠かれて形成される。このように封緘シート1の第二端部22が切欠き部24を有することにより、封緘シート1の第一端部21と第二端部22(両端部)とにおける縁部の形状が、異なるように構成される。
封緘シート1における第二端部22と基部10との境界部分には、滑らかな曲線状に括れる第二括れ部32・32が形成される。
封緘シート1は、図2(b)に示す如く、その裏面に粘着部40を有する。
封緘シート1の粘着部40は、裏面全体に設けられ、再粘着再剥離可能に構成される。封緘シート1の粘着部40は、このように裏面全体に設けられることにより、少なくとも封緘シート1における第一端部21の裏面および第二端部22の裏面(裏面の両端部)に配置される。
封緘シート1における再粘着再剥離可能な粘着部40は、粘着対象に粘着した状態から剥離させることができるとともに、剥離させた状態から再度粘着対象に粘着させることができる粘着力を有する。
以上のように、封緘シート1は構成される。
そして、封緘シート1では、図3に示す如く、封緘シート1における基部10の折線ガイド11を中心としてこれを二つ折りに折り曲げて、当該折線ガイド11を中心とした一方の裏面と他方の裏面とを粘着させることができる。
このように封緘シート1を二つ折にした場合には、封緘シート1はその第二端部22の切欠き部24を除いて略対称となるように構成されるため、封緘シート1の第一端部21における切欠き部24に相当する部分以外の部分の粘着部40が露出しないこととなる。このため、(例えば封緘シート1の不使用時に)封緘シート1を前述のように二つ折りに折り曲げることにより、封緘シート1の使用者の意に反して、大部分(封緘シート1の第一端部21における切欠き部24に相当する部分以外の部分)の粘着部40が何処かに粘着してしまうことを防止することができる。
封緘シート1の第二端部22が切欠き部24を有することにより、封緘シート1の第一端部21と第二端部22(両端部)とにおける縁部の形状が、異なるように構成される。
このため、上述のように封緘シート1の第一端部21と第二端部22(両端部)が重なりあうように二つ折りにした場合に、封緘シート1の第一端部21における切欠き部24に相当する部分以外の部分(封緘シート1の第一端部21のうち第二端部22と重なり合ってない部分)を摘んで、前記二つ折りにした封緘シート1を容易に広げることができる。
次に、封緘シート1にて書類入80の開口部82の一部を止めて書類入80を封緘する例として、書類入80であるフォルダ80Aを用いて説明する。
ここで、フォルダ80Aは、図4に示す如く、所謂クリアフォルダであり、樹脂素材からなる二枚の表紙を備え、前記表紙における連続する所定の二辺がそれぞれ接合されて構成される。また、フォルダ80Aは、前記表紙における接合されていない連続する二辺同士にて構成される開口部82を有する。そして、フォルダ80Aは、その開口部82から前記二枚の表紙の間に収納物81である書類を収納してこれを保持可能に構成される。
このように構成されるフォルダ80Aにおける開口部82の一部に封緘シート1の裏面を向けて、これに沿うように封緘シート1の折線ガイド11を位置させる。そして、封緘シート1(基部10)をフォルダ80Aの開口部82に渡らせるとともに、フォルダ80Aの表紙を挟むようにして前述のように封緘シート1の折線ガイド11を中心として封緘シート1を二つ折りに折り曲げて、フォルダ80Aにおける表紙のそれぞれの表面に封緘シート1の粘着部40を粘着させる。このようにして、封緘シート1は、フォルダ80Aの開口部82の一部を止めてフォルダ80Aを封緘して、開口部82が開くことを妨げるとともに、収納物81が当該フォルダ80Aの開口部82から脱落することを制止する。
したがって、封緘シート1によれば、フォルダ80Aに収納された収納物81が、フォルダ80Aの開口部82から脱落することを防止することができる。
封緘シート1は、フォルダ80Aの開口部82の一部を止めてフォルダ80Aを封緘するものであるが、フォルダ80Aの開口部82の全体を止めてフォルダ80Aを封緘するものではない。このため、封緘シート1によれば、フォルダ80Aの封緘作業や前記封緘の開放作業を容易に行うことができる。また、フォルダ80Aを封緘した状態でも、収納物81の脱落を防止しつつ、フォルダ80Aの開口部82の止められていない部分から容易に収納物81を取り出すこともできる。
封緘シート1では、その裏面に再粘着再剥離可能な粘着部40を有し、その粘着部40をフォルダ80Aにおける表紙に粘着させるだけで、フォルダ80Aの開口部82の一部を止めてフォルダ80Aを封緘し、また、前記フォルダ80Aの表紙に粘着された粘着部40を剥離させるだけで、前記封緘を開放することができる。このため、封緘シート1では、フォルダ80Aに加工を施す必要がなくフォルダ80Aの開口部82を止めることができ、フォルダ80Aの封緘作業や前記封緘の開放作業を容易に行うことができる。
封緘シート1では、フォルダ80Aにおける二枚の表紙のうちいずれか一方の表紙のみから、フォルダ80Aの表紙に粘着している粘着部40を剥離させることができる。
このため、封緘シート1のよれば、フォルダ80Aの開口部82を止めない場合には、フォルダ80Aにおける二枚の表紙のうちいずれか一方の表紙における表面と裏面とにこれを粘着させて、フォルダ80Aに封緘シート1を備えたような状態にして、いつでもフォルダ80Aの開口部82を止めることができる状態にしておくこができる(図5参照)。
また、封緘シート1では、フォルダ80Aに収納される収納物81である書類のうち一部の収納物81に、封緘シート1の折線ガイド11を中心とした一方の裏面を粘着させておくこともできる。このようにして、封緘シート1をしおりのようにして用いることもできる(図6参照)。
さらに、このように構成される封緘シート1では、フォルダ80Aの開口部82を止める場所を任意に選択することができる。
このため、封緘シート1では、フォルダ80Aに収納される収納物81の大きさに応じて、当該収納物81がフォルダ80Aから脱落しにくい最適な位置に、これを配置することができる。
例えば、フォルダ80Aに収納される収納物81が小さい場合には、フォルダ80Aにおける表紙の二辺の接合部分近傍に封緘シート1を配置し、また、開口部82に複数個の配封緘シート1を置する(図7(a)参照)。
このようにして、封緘シート1によれば、フォルダ80Aに収納される収納物81の大小にかかわらず、開口部82の一部を止めてフォルダ80Aを封緘し、フォルダ80Aから収納物81が脱落することを防止することができる。
封緘シート1はシート状の部材であり、その粘着部40は少なくとも封緘シート1の第一端部21の裏面および第二端部22の裏面(裏面の両端部)に配置される。
このため、封緘シート1では、フォルダ80Aにおける開口部82の対向する二辺同士が当接しない量の収納物81をこれに収納する場合にも、封緘シート1(基部10)をフォルダ80Aの開口部82に渡らせるとともに、フォルダ80Aにおける表紙の外側の面に封緘シート1の粘着部40を粘着させて、フォルダ80Aの開口部82の一部を止めることができる(図7(b)参照)。
したがって、封緘シート1によれば、フォルダ80Aに収納される収納物81の量(収納物81の厚み)に応じて柔軟にフォルダ80Aの開口部82の一部を止めてフォルダ80Aを封緘することができる。
また、封緘シート1によれば、フォルダ80Aの開口部82からはみ出ないようにこれを配置することも、また、フォルダ80Aの開口部82からはみ出るようにも配置することができる。即ち、封緘シート1が邪魔になるような場合には、フォルダ80Aの開口部82からはみ出ないように封緘シート1を配置する。他方、フォルダ80Aの開口部82からはみ出るように封緘シート1を配置した場合には、これをインデックスとして機能させることができる。
ここで、金属製のクリップで開口部82を止めたフォルダ80Aであれば、前記クリップの厚み分、フォルダ80Aが分厚くなるため、複数のフォルダ80Aを収納(例えば、カバンやキャビネット等に並べてまたは重ねて収納)することが困難な場合がある。
もっとも、封緘シート1は、シート状の部材であるため、封緘シート1で開口部82を止めたフォルダ80Aであっても、フォルダ80Aがほとんど分厚くならず、複数のフォルダ80Aを整然と収納することができる(図8参照)。
また、金属製のクリップで開口部82を止めたフォルダ80Aが複数個収納されている場合であって、当該フォルダ80Aを取り出す際には、前記クリップ同士が引っかかって開口部82から当該クリップが外れてしまい、フォルダ80Aの封緘が開放される場合がある。
もっとも、封緘シート1は、シート状の部材であり、その粘着部40は少なくとも封緘シート1における第一端部21の裏面および第二端部22の裏面(裏面の両端部)に配置されるため、封緘シート1では、複数個収納されたフォルダ80Aを取り出す際にも、封緘シート1同士が引っかかって開口部82から封緘シート1が外れてしまうこと、を低減させることができる。
ここで、封緘シート1の端部20が四角形状に構成されていた場合には、フォルダ80Aを封緘した封緘シート1の粘着部40を、その端部20から剥離させる際に、端部20における四角形状の角部はめくりやすく、当該角部以外の部分はめくり難いこととなる。
もっとも、封緘シート1における第一端部21の縁部は、円弧状に形成されるため、フォルダ80Aを封緘した封緘シート1の粘着部40を、その第一端部21から剥離させる際には、円弧状のどの部分からも剥離させることができる。したがって、封緘シート1では、フォルダ80Aの前記封緘の開放作業を容易に行うことができる。
封緘シート1では、その基部10が略四角形状に、その第一端部21および第二端部22の縁部がそれぞれ円弧状に形成される。また、封緘シート1における第一端部21と基部10との境界部分には第一括れ部31・31が、封緘シート1における第二端部22と基部10との境界部分には第二括れ部32・32が、それぞれ形成される。
このように封緘シート1の第一括れ部31・31および第二括れ部32・32が形成されることにより、封緘シート1の第一端部21および第二端部22と基部10とが、それぞれ外観上において封緘シート1の第一括れ部31・31および第二括れ部32・32で区切られているように見せて、それぞれ別の用途に用いられることを示唆している。
例えば、封緘シート1の基部10は、見出し部12を有するので、フォルダ80Aに収納された収納物81の種々の情報やこれに関する見出しを当該見出し部12に記載または印字する用途に用いられること、封緘シート1の第一端部21は表示部23を有するのでこれにロゴマーク等の記号を表示する用途に用いられること、または、封緘シート1の第一端部21および第二端部22は、フォルダ80Aを封緘した封緘シート1を剥離し始める部分として用いること等を示唆している。
このように、封緘シート1は、再粘着再剥離可能な粘着部40をその裏面に有し、フォルダ80A(書類入80)の開口部82に渡らせるとともに、その粘着部40をフォルダ80A(書類入80)に粘着させて、フォルダ80A(書類入80)の開口部82の一部を止める。
また、封緘シート1は、基部10と、端部20と備える。
封緘シート1の基部10は、封緘シート1における長手方向中央部に配置され、略四角の角部を面取りしたような形状に形成される。
封緘シート1の端部20は第一端部21と第二端部22とからなり、封緘シート1の基部10から、封緘シート1の長手方向に向かってそれぞれ突出するようにして配置される。
封緘シート1の第一端部21は、封緘シート1の基部10における一方の短手方向の辺から突出するとともに、その縁部が円弧状に形成される。封緘シート1の第二端部22は、封緘シート1の基部10における他方の短手方向の辺から突出するとともに、その縁部が円弧状に形成され、さらに、切欠き部24を有する。
封緘シート1における第二端部22の切欠き部24は、封緘シート1の第二端部22における縁部の先端が反円弧状に切り欠かれて形成される。このように封緘シート1の第二端部22が切欠き部24を有することにより、封緘シート1の第一端部21と第二端部22(両端部)とにおける縁部の形状が、異なるように構成される。
このため、封緘シート1によれば、書類入80に加工を施す必要がなく書類入80の開口部82を止めることができ、収納物81の量(収納物81の厚み)に応じて柔軟に書類入80の開口部82を止めることができ、書類入80の封緘作業を容易に行うことができる。
また、封緘シート1によれば、これで開口部82を止めた書類入80であっても、書類入80がほとんど分厚くならず、複数のフォルダ書類入80を整然と収納することができる。
なお、封緘シート1は、図9(a)に示す如く、所謂ファイル80Bの開口部82の一部を止めてファイル80Bを封緘するために用いられても良い。ファイル80Bは、二枚の表紙と、二枚の表紙に連接されるとともに内側に綴じ具を有する背表紙と、を備え、二枚の表紙における背表紙に連設されている辺以外の辺にて、開口部82を構成する。
また、封緘シート1は、図9(b)に示す如く、所謂ファイル用のリフィル80Cの開口部82の一部を止めてリフィル80Cを封緘するために用いられても良い。リフィル80Cは、二枚の表紙の側辺および下辺同士が接合されて構成され、一方の側辺に綴じ孔を、上部に開口部82を有する。
封緘シート1の粘着部40は、その裏面全体に配置されることに限定するものではなく、その裏面の一部に配置されても良い。例えば、封緘シート1の粘着部40は、図10(a)に示す如く、その裏面における第一端部21および第二端部22と基部10の一部とに、それぞれ配置されても良い。
また、図10(b)に示す如く、封緘シート1の粘着部40を端部20の縁部に配置しないようにして、封緘シート1がその縁部に摘み部25を有する構成としても良い。このように、封緘シート1が摘み部25を有する構成とすることにより、当該摘み部25をつまんでこれを引っ張ることができるため、フォルダ80Aに粘着された封緘シート1の粘着部40を容易に剥離させることができる。したがって、封緘シート1によれば、フォルダ80Aの封緘の開放作業を容易に行うことができる。
封緘シート1は、その第一括れ部31・31と第二括れ部32・32を備えない構成としても良い。即ち、封緘シート1の第一端部21および第二端部22は、封緘シート1の基部10における一方の短手方向の辺から突出せずに、封緘シート1の基部10における長手方向の辺から突出しても良い。例えば、図11(a)に示す如く、封緘シート1における第一端部21および第二端部22と基部10との境界部分の縁部が、封緘シート1における基部10の長手方向の縁部に略直線状に接続しても良い。また、図11(b)に示す如く、封緘シート1の基部10における短手方向の幅よりも大きくなるように、第一端部21および第二端部22が基部10の長手方向の辺から突出しても良い。
さらに、封緘シート1の第二端部22は、封緘シート1における第二端部22の切欠き部24を有することに限定するものではなく、図11(c)に示す如く、封緘シート1における第二端部22の縁部の先端が切欠かれずに、円弧状のままであっても良い。さらに、封緘シート1の第二端部22にも表示部23を有する構成としても良い。
封緘シート1の第二端部22に切欠き部24を有する形状の他に、円弧と四角、円弧と三角、大きい円弧と小さい円弧、等にそれぞれ形成して、封緘シート1の両端部(第一端部21と第二端部22)が異なるように構成しても良い。
図12(a)に示す如く、封緘シート1を着色することにより、封緘シート1そのものをインデックスとして機能させることができる。
また、図12(a)においては、封緘シート1の表示部23にロゴマークを表示した場合の例を示している。図12(b)に示す如く、封緘シート1は、その端部20にロゴマークを表示するとともに、その縁部の形状をロゴの外形を表したような形状とすることものできる。図12(c)に示す如く、封緘シート1は、その端部20(および基部10)をキャラクターで構成することもできる。さらに、封緘シート1は、その表面全体に一つの絵柄や模様等のデザインを施すことも可能である。
1 封緘シート
10 基部
20 端部
40 粘着部
80 書類入
82 開口部

Claims (3)

  1. 書類入を封緘する封緘シートであって、
    再粘着再剥離可能な粘着部を裏面に有し、
    前記書類入の開口部に渡らせるとともに、前記粘着部を前記書類入に粘着させて前記書類入の開口部の一部を止める、封緘シート。
  2. 前記粘着部は、少なくとも前記裏面の両端部に配置される、請求項1に記載の封緘シート。
  3. 前記両端部における縁部の形状が、異なるように構成される、請求項1または請求項2に記載の封緘シート。
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