JP2005319603A - 見出カバー - Google Patents

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雅章 西川
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Abstract

【課題】簡単に見出を交換することができる見出カバーを提供する。
【解決手段】透光性シートを二つ折りにすることにより、折り目4を介して互いに連続する表片5および裏片6を形成する。表片5と裏片6とが挟む空間を書類の見出2を保持する見出保持空間7とする。表片5の折り目4からの長さを裏片6よりも長く設定する。表片5のうち、裏片6よりも突出する部位の裏面に、書類ファイルに剥離自在に貼付するための粘着層8を設ける。見出2を保持する見出カバー1を書類ファイルの任意の部位に貼付すると共に、必要に応じて剥がすようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、書類ファイルのファイル本体が保持する書類の見出を保護するための見出カバーに関するものである。
一般に、書類ファイルは、そのファイル本体が保持する書類の見出を付して使用するようになっている。図18に見出を付した書類ファイルの一例(特許文献1)を示す。
この書類ファイルは、ファイル本体(ボックスファイル)101に、長方形のシート状の見出102をスライド自在に保持する見出保持部(収納体)103を設けた構造とされている。見出保持部103は、開放部104を有する偏平な袋状とされ、その開放部104から見出102を出没させるようになっている。
特開2001−150857号公報(段落番号0014〜段落番号0017、第2図)
ところで、あらかじめファイル本体とセットの見出を用意しておく代わりに、あり合わせの薄紙や、付箋紙などを見出として使用できれば、書類を取り替えるときなどに見出を簡単に交換することができる。また、見出の形状を長方形に限定することなく、種々の形状の見出しを使用できれば好適である。
しかし、特許文献1のような袋状の見出保持部は、見出をスライドさせながら開放部から出没させるようになっているので、皺になりやすい薄紙や、粘着部のある付箋紙、側辺が凹凸の引っ掛かりやすいシートを見出として使用しにくい。
本発明は、見出を保護することにより、あり合わせの薄紙などを見出として使用可能にするための見出カバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明が提供する見出カバーは、透光性シートを二つ折りにすることにより、折り目を介して互いに連続する表片および裏片を形成したものであり、表片と裏片とが挟む空間の少なくとも一部を書類の見出を保持する見出保持空間とするものである。
表片の折り目からの長さを裏片よりも長く設定し、表片のうち、裏片よりも突出する部位の裏面に、書類ファイルに剥離自在に貼付するための貼付用粘着層を設ければ、見出を保持する見出カバーを書類ファイルの任意の部位に貼付すると共に、必要に応じて剥がすことができる。
見出として粘着部のある付箋紙などを使用することによって見出を見出カバーに留めるようにしてもよいが、見出カバーの見出保持空間に見出を留めるための見出用粘着層を設ければ、粘着部のない紙などを見出として使用することができる。
書類ファイルに貼付する表片と書類ファイルとで裏片を挟むことにより、透光性シートの折り畳み状態を維持するようにしてもよいが、表片と裏片とを留めて透光性シートの折り畳み状態を維持する折り畳み用粘着層を設ければ、裏片の全体を書類ファイルから突出させることができるので、書類ファイルのうち、見出カバーを取付可能な範囲を広くすることができる。
見出カバーを書類ファイルの書類保持空間に配置して使用する場合、透光性シートの折り目の近傍に、折り目と平行な方向の幅を他の部位よりも小さく設定してなる突部を形成し、この突部を構成する部位の表片と裏片との間を見出保持空間とする。突部を書類ファイルに形成したスリットを貫通させて外部に突出させれば、スリットが見出カバーの動きを規制することによって、見出カバーが不意に外れることを防止することができる。
また、本発明は、見出カバーの突部を貫通させるスリットを形成した書類ファイルを提供する。この書類ファイルに付す見出カバーとして、貼付用粘着層を有するものを採用してもよいが、書類を保持するファイル本体の書類保持空間に、見出カバーを保持するカバー保持部を設ければ、貼付用粘着層のない見出カバーを採用しても書類ファイルから容易に外れないようにすることができる。
カバー保持部の構成としては、透光性シートを二つ折りにして、ファイル本体に連接される基片と、この基片に折り目を介して連続する先片とを形成した構成を例示することができる。この場合、先片を基片よりもファイル本体側に位置させて、基片と先片とで挟まれる空間を見出カバーを保持するカバー保持空間とし、カバー保持部の折り目とファイル本体への連接部との少なくとも一方に、見出カバーの突部を貫通させるスリットを形成する。
このカバー保持部の構成によれば、ファイル本体とこれに連接される基片とで先片を挟んで、透光性シートを折り畳んだ状態に維持すると共に、見出カバーの突部にスリットを貫通させることにより、見出カバーの不意の外れを防止することができる。一方、透光性シートを捲ることにより、見出カバーを容易に着脱することができる。
また、カバー保持部の別の構成として、ファイル本体との間に見出カバーを保持するシートをポケット状に設けた構成や、ファイル本体に見出カバーの一部を挿入する切り込みを形成した構成を採用することもできる。
また、本発明は、書類を保持するファイル本体に、書類の見出を保持する見出カバーを一体的に設けた書類ファイルを提供する。この書類ファイルの見出カバーとしては、透光性シートを三つ折りにすることにより、ファイル本体に連接される基片と、基片に第1の折り目を介して連続すると共に基片よりもファイル本体側に位置する中片と、中片に第2の折り目を介して連続する先片とを形成した構成を採用することができる。
中片と先片とで挟まれる空間を書類の見出を保持する見出保持空間とし、中片の第1の折り目からの長さを基片よりも長く設定する。第2の折り目と平行な方向における見出保持空間を構成する部位の幅を基片のファイル本体への連接部よりも小さく設定し、連接部に、見出保持空間を構成する部位を貫通させて外部に突出させるスリットを形成する。そうすれば、スリットが見出保持空間を構成する部位の動きを規制するので、見出カバーを安定させることができる。
本発明によると、見出カバーによって見出を保護するようにしているので、皺になりやすい薄紙や、粘着部のある付箋紙、側辺が凹凸の引っ掛かりやすいシートなど、紙状のあらゆるものを見出として使用することができる。また、書類ファイルから見出カバーを取り外したり、捲ってほぐしたりすることにより、見出カバーを繰り返し使用することができる。
以下、本発明に係る見出カバーの実施の形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態を示す見出カバーの斜視図であり、(a)は見出を保持する前の状態を示し、(b)は見出を保持して書類ファイルに貼付する状態を示す。図2は粘着層を設ける範囲を示す断面図、図3は粘着層の断面図である。
第1実施形態の見出カバー1は、書類の見出2を保持して保護すると共に書類ファイル3に貼付するものであり、例えば合成樹脂からなる長方形の透光性シートを二つ折りにすることにより、折り目4を介して互いに連続する表片5および裏片6を形成した構造とされる。この見出カバー1の構造において、表片5と裏片6とで挟まれる空間が見出2を保持する見出保持空間7とされる。
表片5は、折り目4からの長さを裏片6の長さよりも長く設定され、この表片5の裏面に、粘着材を塗布したり両面テープを配置したりしてなる粘着層8が形成される。図2(a)〜(c)に示すように、表片5の裏面は、裏片6よりも突出する部位である領域Aと、裏片6を直接重ねる部位である領域Bと、見出2を配置する部位である領域Cとに分類され、見出カバー1の使用形態に応じて、領域A、B、Cのうちの粘着層8を形成する領域が選択される。
領域Aの粘着層8は、書類ファイル3に貼付するための貼付用粘着層として機能する。領域Bの粘着層8は、表片5と裏片6とを留めて透光性シートの折り畳み状態を維持するための折り畳み用粘着層として機能する。領域Cの粘着層8は、見出保持空間7に見出2を留めるための見出用粘着層として機能する。
図2(a)は、見出2として通常の紙などを使用する場合であり、領域A、B、Cに粘着層8が形成されている。領域Aおよび領域Bの粘着層8により、折り畳んだ見出カバー1を書類ファイル3のあらゆる部位に貼付することができ、領域Cの粘着層8により、粘着部を有しない通常の紙などを見出2として使用できるようになっている。
図2(b)は、見出2として付箋紙やタックシールなどの粘着部を有するものを使用する場合であり、領域A、Bに粘着層8が形成されている。領域Aおよび領域Bの粘着層8により、折り畳んだ見出カバー1を書類ファイル3のあらゆる部位に貼付することができる。見出2は、その粘着部によって見出カバー1に留められる。
図2(c)は、見出2として付箋紙やタックシールなどの粘着部を有するものを使用する場合であるが、領域Aのみに粘着層8が形成されている。領域Aの粘着層8により、折り畳んだ見出カバー1を書類ファイル3に貼付し、表片5と書類ファイル3との間に裏片6を挟むことにより、透光性シートの折り畳み状態を維持するようになっている。この場合の見出カバー1は、裏片6と書類ファイル3とを対向させる部位に貼付することができる。見出2は、その粘着部によって見出カバー1に留められる。
粘着層8は、例えば見出カバー1の表片5の裏面に強粘着層8aを形成し、この強粘着層8aに重ねて弱粘着層8bを形成して構成される。これにより、貼付する側から剥離自在とされると共に、書類ファイル3から剥がしたり、表片5と裏片6とを剥がしたり、見出2を剥がしたりする際に、粘着層8の見出カバー1の表片6からの剥離が防止される。なお、弱粘着層8bとしてウレタン樹脂を塗布することにより、剥がした後に水拭きして粘着力を回復させるようにしてもよい。
上記構成によれば、見出カバー1によって書類の見出2を保護すると共に、見出2を保持した見出カバー1を書類ファイル3の任意の部位に貼付することができる。これにより、粘着部のある付箋紙やタックシール、皺になりやすい薄紙、側辺が凹凸の引っ掛かりやすいシートなどの紙状のあらゆるものを見出2として使用することができる。また、粘着層8を剥離自在に形成することにより、見出カバー1を繰り返し使用することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態を示す見出カバーの平面図であり、(a)は折り畳み前を示し、(b)は折り畳み後を示す。図5は書類ファイルへの取付位置を示す斜視図、図6は見出用ページの斜視図である。
第2実施形態の見出カバー9は、第1実施形態の見出カバー1とほぼ同じ構成であるが、凸形の透光性シートを二つ折りにした構造とされる。透光性シートを凸形に形成することにより、折り畳んだ状態における折り目4の近傍は、折り目4に平行な方向における幅を他の部位よりも小さく設定してなる突部10とされ、この突部10に見出保持空間7が設けられる。なお、粘着層8は、領域A、B、Cに形成され、見出2として通常の紙などを使用するようになっている。
図5(a)〜(e)に示すように、見出カバー9を取り付ける書類ファイル3は、二つ折りのものや袋状のものなど、あらゆるものを採用することができる。見出カバー9を貼付する部位は書類ファイル3の外面であってもよいが、図5(a)のように、見出カバー9を書類ファイル3の内面に貼付して書類保持空間11に配置し、見出保持空間7を有する突部10を書類ファイル3の端縁から突出させるようにしてもよい。
図5(b)〜(e)のように、書類ファイル3にスリット12を形成しておき、書類ファイル3の書類保持空間11に見出カバー9を配置し、見出カバー9の突部10をスリット12を貫通させて外部に突出させてもよい。これにより、スリット12で見出カバー9の動きを規制して外れにくくすると共に、突部10に設けられた見出保持空間7の見出2を視認できるようになっている。
スリット12は、図5(b)のように、二つ折りの書類ファイル3の端縁付近や、図5(c)、(d)のように、二つ折りの書類ファイル3の背部、図5(e)のように、袋状の書類ファイル3の側縁など、あらゆる部位に形成することができ、その数も1カ所だけでなく複数カ所であってもよい。
なお、傷の防止などを目的として書類ファイル3の表面の粗度が大きく設定されている場合には、書類ファイル3に粘着層8が付きにくくなるが、書類ファイル3のうち、見出カバー9を貼付する部位を平滑にする処理を施しておくことにより、粘着層8の粘着力を高めることができる。
また、図6に示すように、見出2を保持する見出カバー9を書類ファイル3に直接取り付ける代わりに、書類ファイル3に見出用ページ13を設けて、この見出用ページ13に見出カバー9を取り付けることもできる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は本発明の第3実施形態を示す見出カバーの斜視図である。
第3実施形態の見出カバー14は、第2実施形態の見出カバー9とほぼ同じ構成であるが、その粘着層15が領域Aに形成される粘着層15aと、領域B、Cに形成される粘着層15bとに分けて形成されている。他の構成は、第2実施形態と同じである。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図8は本発明の第4実施形態を示す見出カバーの斜視図であり、(a)は折り畳み前を示し、(b)は折り畳み後を示す。図9はカバー保持部を示す斜視図であり、(a)は見出カバーの装着前を示し、(b)は見出カバーの装着後を示す。図10は見出用の紙を貼付した見出カバーの斜視図であり、(a)は見出カバーを切り抜く前のシートを示し、(b)はシートから切り抜いた見出カバーを示す。図11は複数のカバー保持部を有する書類ファイルの要部を示す図である。
第4実施形態の見出カバー16は、H形の透光性シートを二つ折りにすることにより、折り目4を介して互いに連続する表片5および裏片6を形成した構造とされる。折り目4の近傍は、折り目4と平行な方向の幅が他の部位よりも小さい突部10とされ、この突部10において、表片5と裏片6とで挟まれる空間が見出2を保持する見出保持空間7とされる。
見出カバー16を取り付ける書類ファイル3は、書類を保持するファイル本体17の書類保持空間11にカバー保持部18を設けてなり、そのカバー保持部18に、見出2を保持した見出カバー16を装着するようになっている。
カバー保持部18は、長方形の透光性シートを二つ折りにすることにより、ファイル本体17に溶着される基片19と、この基片19に折り目20を介して連続する先片21とを形成してなる。ここで、基片19は、折り目20とは反対側の端縁をファイル本体17に溶着される。なお、基片19をファイル本体17に溶着する代わりに、ファイル本体17と一体に形成してもよい。
先片21は、基片19とファイル本体17との間に位置し、基片19と先片21とで挟まれる空間が見出カバー16を保持するカバー保持空間22とされる。カバー保持空間22に装着された見出カバー16の突部10は、カバー保持部18の折り目20に形成されたスリット12a、あるいは基片19のファイル本体17への溶着部23に形成されたスリット12bを貫通して外部に突出するようになっている。
見出2は、付箋紙やタックシールを用いることにより、あるいは、表片5又は裏片6の内面に粘着層を形成しておくことにより、見出保持空間7に保持される。粘着層は、表片5の内面又は裏片6の内面における全面に設けてもよく、一部に設けてもよい。
上記構成によれば、見出カバー16の突部10をカバー保持部18のスリット12a、12bを貫通させることにより、見出カバー16がカバー保持部18から不意に外れないようにすることができる。しかも、カバー保持部18を捲ることにより、見出カバー16を容易に着脱することができる。
また、突部10をカバー保持部18の折り目20に形成したスリット12aから突出させるか、あるいは、ファイル本体17への溶着部23に形成したスリット12bから突出させるかを選択することにより、書類を分類することができる。
なお、見出2を保持するための別の手法として、図10に示すように、あらかじめ、表片5又は裏片6の内面に見出2を貼っておくようにしてもよい。この場合、図10(a)のように、見出カバー2を切り抜く透光性シート24の半分の領域に紙25を貼り付けておき、その領域の境界を跨ぐように見出カバー2を切り抜く。これにより、図10(b)のように、折り目4を境界とする一方の領域のみに見出2が貼り付けられた見出カバー16が形成される。
また、図11に示すように、カバー保持部18は、1カ所に限らず、ファイル本体17の複数カ所に設けてもよい。この場合、図11(a)のように、カバー保持部18をファイル本体17の一面側にのみ設けてもよく、図11(b)のように、カバー保持部18をファイル本体17の両面に交互に設けてもよい。
図11(a)又は(b)の手法を用いて、図11(c)のように、ファイル本体17にカバー保持部18を並設することにより、書類の分類を細分化することができる。さらに、見出2や、見出カバー16の色を選択して書類を分類するようにしてもよい。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図12は本発明の第5実施形態を示す見出カバーの斜視図、(a)は折り畳み前を示し、(b)は折り畳み後を示す。図13はカバー保持部を示す斜視図であり、(a)は見出カバーの装着前を示し、(b)、(c)は見出カバーの装着後を示す。
第5実施形態の見出カバー26は、第4実施形態の見出カバー16とほぼ同じ構成であるが、凹形の透光性シートを二つ折りにすることにより、折り目4に沿う方向の端部に突部10を形成した構造とされる。見出カバー26の表片5のうち、突部10とは反対側の部位には、カバー保持部27のスリット12に係合する突片28が形成されている。
カバー保持部27は、その基片19の折り目20とは反対側の端縁をその一端から所定の長さだけファイル本体17に溶着されている。これにより、カバー保持部27に見出カバー26を装着した際に、スリットを構成する端縁の残部29、あるいは折り目20に形成されたスリット12から見出カバー26の突部10が突出するようになっている。
この実施形態では、図13(b)のように、突部10を残部29から突出させるか、図13(c)のように、スリット12から突出させるかにより、書類を分類することができる。突部10を残部29から突出させる場合、スリット12に突片28が係合することにより、見出カバー26がカバー保持部27から外れないようになっている。他の構成は、第4実施形態と同じである。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図14は本発明の第6実施形態を示す斜視図である。
第6実施形態は、第4実施形態とほぼ同じ構成であるが、見出カバー16の突部10を貫通させるスリット12がファイル本体17の背部に形成されている。見出カバー16を保持するカバー保持部30は、スリット12の近傍に配置したシート31の3辺をファイル本体17に溶着することによるポケット状の構造とされ、シート31とファイル本体17との間に見出カバー16を保持するようになっている。他の構成は、第4実施形態と同じである。
[第7実施形態]
次に、本発明の第7実施形態について説明する。図15は本発明の第7実施形態を示す斜視図である。
第7実施形態は、第6実施形態とほぼ同じ構成であるが、そのカバー保持部32は、ファイル本体17のうちのスリット12の近傍に見出カバー16の一部を挿入する切り込み33を形成した構成とされる。他の構成は、第6実施形態と同じである。
[第8実施形態]
次に、本発明の第8実施形態について説明する。図16は本発明の第8実施形態を示す見出カバーの斜視図であり、(a)は折り畳み前を示し、(b)は折り畳み後を示す。
第8実施形態の見出カバー34は、凸形の透光性シートを渦巻き状に三つ折りにすることにより、ファイル本体17に溶着される基片35と、基片35に第1の折り目36を介して連続する中片37と、中片37に第2の折り目38を介して連続する先片39とを形成してなる。これにより、中片37が基片35とファイル本体17との間に位置し、先片39が基片35と中片37との間に位置する。
ここで、基片35は、第1の折り目36とは反対側の端縁をファイル本体17に溶着される。なお、基片35をファイル本体17に溶着する代わりに、ファイル本体17と一体に形成してもよい。
中片37は、第1の折り目36からの長さを基片35よりも長く設定され、中片37の先端部と先片39とで構成される突部10において、中片37と先片39とで挟まれる空間が見出保持空間7とされる。
突部10は、第1の折り目36に沿う方向の幅が基片35のファイル本体17への溶着部23よりも小さく設定され、溶着部23に形成されたスリット12を貫通して外部に突出するようになっている。
上記構成によれば、見出カバー34を折り畳むことにより、見出保持空間7に見出2を保持することができる。しかも、見出カバー34を捲ることにより、見出2を容易に着脱することができる。突部10がスリット12を貫通するので、見出カバー34の折り畳んだ状態を維持すると共に、見出カバー34のぐらつきを防止することができる。
[第9実施形態]
次に、本発明の第9実施形態について説明する。図17は本発明の第9実施形態を示す見出カバーの斜視図であり、(a)は折り畳み前を示し、(b)は折り畳み後を示す。
第9実施形態の見出カバー40は、第8実施形態の見出カバー34とほぼ同じ構成であるが、L形の透光性シートを渦巻き状に三つ折りにすることにより、第2の折り目38に沿う方向の端部に突部10を形成した構造とされる。
基片35は、第1の折り目36とは反対側の端縁をその一端から所定の長さだけファイル本体17に溶着されている。これにより、見出カバー40を折り畳んだ際に、スリットを構成する端縁の残部29から突部10が突出するようになっている。他の構成は、第8実施形態と同じである。
本発明の第1実施形態を示す見出カバーの斜視図 粘着層を設ける範囲を示す断面図 粘着層の断面図 本発明の第2実施形態を示す見出カバーの平面図 書類ファイルへの取付位置を示す斜視図 見出用ページの斜視図 本発明の第3実施形態を示す見出カバーの斜視図 本発明の第4実施形態を示す見出カバーの斜視図 カバー保持部を示す斜視図 見出用の紙を貼付した見出カバーの斜視図 複数のカバー保持部を有する書類ファイルの要部を示す図 本発明の第5実施形態を示す見出カバーの斜視図 カバー保持部を示す斜視図 本発明の第6実施形態を示す斜視図 本発明の第7実施形態を示す斜視図 本発明の第8実施形態を示す見出カバーの斜視図 本発明の第9実施形態を示す見出カバーの斜視図 従来の見出を付した書類ファイルの斜視図
符号の説明
1 見出カバー(第1実施形態)
2 見出
3 書類ファイル
4 折り目
5 表片
6 裏片
7 見出保持空間
8 粘着層
9 見出カバー(第2実施形態)
10 突部
11 書類保持空間
12 スリット
14 見出カバー(第3実施形態)
15 粘着層
16 見出カバー(第4実施形態)
17 ファイル本体
18 カバー保持部
19 基片
20 折り目
21 先片
22 カバー保持空間
23 溶着部
26 見出カバー(第5実施形態)
27 カバー保持部
29 残部
30 カバー保持部(第6実施形態)
32 カバー保持部(第7実施形態)
34 見出カバー(第8実施形態)
35 基片
36 第1の折り目
37 中片
38 第2の折り目
39 先片
40 見出カバー(第9実施形態)

Claims (10)

  1. 透光性シートを二つ折りにすることにより、折り目を介して互いに連続する表片および裏片を形成してなり、表片と裏片とで挟まれる空間の少なくとも一部が書類の見出を保持する見出保持空間とされた見出カバーであって、
    前記表片は、折り目からの長さを裏片よりも長く設定され、表片のうちの裏片よりも突出する部位の裏面に、書類ファイルに剥離自在に貼付するための貼付用粘着層が設けられたことを特徴とする見出カバー。
  2. 前記見出保持空間に見出を留めるための見出用粘着層が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の見出カバー。
  3. 前記表片と裏片とを留めて透光性シートの折り畳み状態を維持する折り畳み用粘着層が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の見出カバー。
  4. 透光性シートを二つ折りにすることにより、折り目を介して互いに連続する表片および裏片を形成してなり、表片と裏片とで挟まれる空間の少なくとも一部が書類の見出を保持する見出保持空間とされた見出カバーであって、
    書類ファイルの書類保持空間に配置して使用され、
    前記折り目の近傍は、折り目と平行な方向の幅を他の部位よりも小さく設定されて書類ファイルに形成されたスリットを貫通して外部に突出する突部とされ、該突部に前記見出保持空間が設けられたことを特徴とする見出カバー。
  5. 請求項4に記載の見出カバーの前記突部を貫通させるスリットが形成されたことを特徴とする書類ファイル。
  6. 書類を保持するファイル本体の書類保持空間に、前記見出カバーを保持するカバー保持部が設けられたことを特徴とする請求項5に記載の書類ファイル。
  7. 前記カバー保持部は、透光性シートを二つ折りにすることにより、ファイル本体に連接される基片と、該基片に折り目を介して連続すると共に基片よりもファイル本体側に位置する先片とを形成してなり、
    基片と先片とで挟まれる空間が見出カバーを保持するカバー保持空間とされ、
    前記見出カバーの突部を貫通させるスリットが、カバー保持部の折り目とファイル本体への連接部との少なくとも一方に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の書類ファイル。
  8. 前記カバー保持部は、ファイル本体との間に見出カバーを保持するシートをポケット状に設けてなることを特徴とする請求項6に記載の書類ファイル。
  9. 前記カバー保持部は、ファイル本体に見出カバーの一部を挿入する切り込みを形成してなることを特徴とする請求項6に記載の書類ファイル。
  10. 書類を保持するファイル本体に、書類の見出を保持する見出カバーを設けてなる書類ファイルであって、
    前記見出カバーは、透光性シートを三つ折りにすることにより、ファイル本体に連接される基片と、該基片に第1の折り目を介して連続すると共に基片よりもファイル本体側に位置する中片と、該中片に第2の折り目を介して連続する先片とを形成してなり、
    前記中片と先片とで挟まれる空間が書類の見出を保持する見出保持空間とされ、
    前記中片の第1の折り目からの長さが基片よりも長く設定されると共に、前記見出保持空間を構成する部位の第2の折り目と平行な方向の幅が基片のファイル本体への連接部よりも小さく設定され、
    前記連接部に、見出保持空間を構成する部位を貫通させて外部に突出させるスリットが形成されたことを特徴とする書類ファイル。
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