JP2011153585A - エンジン作業機 - Google Patents

エンジン作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011153585A
JP2011153585A JP2010016275A JP2010016275A JP2011153585A JP 2011153585 A JP2011153585 A JP 2011153585A JP 2010016275 A JP2010016275 A JP 2010016275A JP 2010016275 A JP2010016275 A JP 2010016275A JP 2011153585 A JP2011153585 A JP 2011153585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
casing
oil
engine
work machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010016275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5430423B2 (ja
Inventor
Mitsuo Nagata
三雄 永田
Katsuaki Tanaka
克明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP2010016275A priority Critical patent/JP5430423B2/ja
Publication of JP2011153585A publication Critical patent/JP2011153585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5430423B2 publication Critical patent/JP5430423B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】防油堤の機能を損なうことなく、ケーシング内に浸入した雨水によって燃料タンクが腐食することを防止できるエンジン作業機を提供する。
【解決手段】防油堤内に、燃料タンク16を収容するタンク収容槽20と、ケーシング内に浸入した浸入水を回収する回収槽21とを設け、前記浸入水を前記回収槽21に案内するガイド板22を設けると共に、回収槽21が満水となった際に、該回収槽21からタンク収容槽20に浸入水を越流させる越流部を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン作業機に関し、詳しくは、ディーゼルエンジンによって発電機やコンプレッサ、油圧ユニットなどの作業機を駆動する可搬式のエンジン作業機に関する。
建築や土木工事などの現場あるいは災害時の現場や避難所では、発電機、コンプレッサ、油圧ユニットなどの各種作業機をディーゼルエンジンで駆動する可搬式のエンジン作業機が多く用いられている。これらのエンジン作業機は、一般に、防音構造を有するケーシング内に、発電機やコンプレッサ、油圧ユニットなどの作業機を収容し、前記ケーシングの下部に防油堤を設け、該防油堤内にディーゼルエンジンの燃料を貯留する燃料タンクを収容し、エンジンや燃料タンクから燃料や潤滑油が漏洩したとしても、これらの油分が外部へ流出することを防止するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−69759号公報
しかし、屋外で使用されることが多い可搬式のエンジン作業機では、ケーシング内に浸入した雨水が防油堤内に溜まるため、ドレンコックを開放して防油堤内に溜まった水を排出する排水操作を定期的に行う必要があるが、排水操作を怠ると燃料タンクが水に長期間浸漬された状態になるために、燃料タンクに腐食が発生する虞があった。
そこで本発明は、防油堤の機能を損なうことなく、ケーシング内に浸入した雨水によって燃料タンクが腐食することを防止できるエンジン作業機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のエンジン作業機は、作業機と該作業機を駆動するディーゼルエンジンとを収納したケーシングの下部にドレンを備えた防油堤を設け、該防油堤内に燃料タンクを収容したエンジン作業機において、前記防油堤内に、前記ケーシング内に浸入した浸入水を回収する回収槽と前記燃料タンクを収容するタンク収容槽とを設け、前記ケーシングと前記防油堤との間に、ケーシング内に浸入した浸入水を前記回収槽に導くガイド板を設けるとともに、前記回収槽の上部に、該回収槽内が満水状態になったときに回収槽内の水を前記タンク収容槽内に越流させる越流部を、前記回収槽の下部にドレンをそれぞれ設けたことを特徴とし、前記回収槽とタンク収容槽とは、前記防油堤内に設けられた仕切板によって区画してもよい。
また、前記ガイド板は、前記防油堤の上部に、又は、前記ケーシング下部の架台に、あるいは、前記ケーシングと前記防油堤とを連結する中継架台に設けることができ、前記ケーシング下部の架台と前記防油堤とが一体的に形成されているものでもよい。
本発明のエンジン作業機によれば、ケーシングに形成した排気口や吸気口などからケーシング内に浸入した雨水(浸入水)は、ガイド部によって回収槽に回収されるので、浸入水が燃料タンクの周囲に溜まることを抑制することができ、浸入水によって燃料タンクが腐食することを防止することができる。また、大量の雨水が浸入して回収槽が満水となった際には、回収槽内の浸入水は越流部を越えてタンク収容槽内に流れるので、エンジン作業機の外部に浸入水が流出することもない。
本発明のエンジン作業機の第1形態例を示す説明図である。 図1のII-II断面図である。 図1のIII-III断面図である。 本発明のエンジン作業機の第2形態例を示す説明図である。 図4のV-V断面図である。 図4のVI−VI断面図である。 本発明のエンジン作業機の第3形態例を示す説明図である。 本発明のエンジン作業機の第4形態例を示す説明図である。 図7のVIII-VIII断面図である。
図1乃至図3は本発明のエンジン作業機の第1形態例を示すもので、エンジン作業機11は、架台12上に配置された発電機やコンプレッサ、油圧ユニットなどの作業機や、該作業機を駆動するディーゼルエンジン13などの機器を、防音構造を備えたケーシング14内に収納したもので、架台12の下部には、ディーゼルエンジン13から漏洩した燃料などの油分が外部に流出することを防止するための防油堤15が一体的に設けられている。ディーゼルエンジン13には、防油堤15内に収納された燃料タンク16から燃料が供給され、作業機からの出力は、ケーシング14の外面に設けた出力部から出力される。
また、ケーシング14には、複数の吸気口14a,14aと排気口14bとが設けられており、ラジエータ17のラジエータファン18の作用により、図1の実線矢印Aに示すように、吸気口14aからケーシング14内に外気(空気)を吸い込み、ラジエータ17でエンジン冷却水を冷却することによって昇温した空気を排気口14bから外部に排出するようにしている。
防油堤15は、上方の架台12側が開口した箱状のものであって、内部に防油堤15の周壁の高さ寸法よりも高さが低い仕切板19が液密状態で設けられており、この仕切板19によって防油堤15の内部が燃料タンク16を収容する大容積のタンク収容槽20と、雨水(浸入水)を回収する小容積の回収槽21とに区画されている。また、タンク収容槽20及び回収槽21には、ドレンコック20a,21aがそれぞれ設けられている。
ケーシング14の下部に位置する架台12の内側には、エンジン作業機11の運転中に、吸気口14aから外気と共に吸い込まれる雨水などの浸入水を回収槽21に導くガイド板22が敷設されている。このガイド板22は、防油堤15内から上方に突出する燃料タンク16の給油口16aなどの部品部分を除いたタンク収容槽20の上部全面を覆うように設けられ、前記回収槽21側の一端部22aは回収槽21の上方まで延設され、回収槽21内に向けて下方に折り曲げられている。
このような回収槽21及びガイド板22を設けたエンジン作業機11において、ケーシング14内に浸入した雨水などの浸入水は、図1の破線矢印Bに示すように、ガイド板22の上面を流れて回収槽21内に回収され、適宜行われる排水操作によってドレンコック21aから排水される。これにより、浸入水がタンク収容槽20内に流入して燃料タンク16を腐食させる虞がなくなる。また、大量の雨水が浸入したり、回収槽21の排水操作を怠ったりして回収槽21が満水となった際には、浸入水は、仕切板19の上端の越流部を越えて回収槽21からタンク収容槽20内に流入するので、エンジン作業機11の外部に浸入水が流出して周囲を汚染することがなく、タンク収容槽20内に溜まった浸入水は、適宜排水操作を行うことでドレンコック20aから排水することができる。
図4乃至図6は、本発明の第2形態例を示すもので、本形態例では、防油堤15の上端部に前記同様のガイド板23を設けている。これにより、架台12から上の各種機器を含むケーシング14は従来と同じ構造でよいことから、既存のエンジン作業機においても、防油堤部分を交換するだけで対応することができる。なお、本形態例以下の各形態例では、前記第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7は本発明の第3形態例を示すもので、本形態例では、前記架台12と防油堤15とを連結するための中継架台24に前記同様のガイド板25を設けている。本形態例においても、架台12から上の各種機器を含むケーシング14は従来と同じ構造でよいことから、既存のエンジン作業機においても、防油堤部分を交換するだけで対応することができる。
図8及び図9は、本発明の第4形態例を示すもので、本形態例では、ケーシング14の架台12と防油堤15とを一体に形成するとともに、前記タンク収容槽20の上部を覆う位置、本形態例では架台12の上面に、前記同様のガイド板26を設けている。また、ケーシング14の一側部には、燃料タンク16を防油堤15内のタンク収容槽20に出し入れするためのタンクカバー14cが着脱可能に設けられている。
なお、回収槽の大きさや形状は任意であり、防油堤や燃料タンクの大きさなどに応じて形成することができる。また、防油堤内に別途形成した箱形容器を挿入して回収槽としてもよい。さらに、越流部は仕切板や箱形容器に設けた切欠きなどで形成することができる。
11…エンジン作業機、12…架台、13…ディーゼルエンジン、14…ケーシング、14a…吸気口、14b…排気口、14c…タンクカバー、15…防油堤、16…燃料タンク、16a…給油口、17…ラジエータ、18…ラジエータファン、19…仕切板、20…タンク収容槽、20a…ドレンコック、21…回収槽、21a…ドレンコック、22,23,25,26…ガイド板、22a…一端部、24…中継架台

Claims (6)

  1. 作業機と該作業機を駆動するディーゼルエンジンとを収納したケーシングの下部にドレンを備えた防油堤を設け、該防油堤内に燃料タンクを収容したエンジン作業機において、前記防油堤内に、前記ケーシング内に浸入した浸入水を回収する回収槽と前記燃料タンクを収容するタンク収容槽とを設け、前記ケーシングと前記防油堤との間に、ケーシング内に浸入した浸入水を前記回収槽に導くガイド板を設けるとともに、前記回収槽の上部に、該回収槽内が満水状態になったときに回収槽内の水を前記タンク収容槽内に越流させる越流部を、前記回収槽の下部にドレンをそれぞれ設けたことを特徴とするエンジン作業機。
  2. 前記回収槽とタンク収容槽とは、前記防油堤内に設けられた仕切板によって区画されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン作業機。
  3. 前記ガイド板は、前記防油堤の上部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン作業機。
  4. 前記ガイド板は、前記ケーシング下部の架台に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン作業機。
  5. 前記ガイド板は、前記ケーシングと前記防油堤とを連結する中継架台に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン作業機。
  6. 前記ケーシング下部の架台と前記防油堤とが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン作業機。
JP2010016275A 2010-01-28 2010-01-28 エンジン作業機 Expired - Fee Related JP5430423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010016275A JP5430423B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 エンジン作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010016275A JP5430423B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 エンジン作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011153585A true JP2011153585A (ja) 2011-08-11
JP5430423B2 JP5430423B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=44539725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010016275A Expired - Fee Related JP5430423B2 (ja) 2010-01-28 2010-01-28 エンジン作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5430423B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016108969A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 北越工業株式会社 圧縮機におけるアフタクーラドレンの回収部
JP2016108968A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 北越工業株式会社 圧縮機におけるアフタクーラドレンの回収部
JP2022007252A (ja) * 2020-06-26 2022-01-13 ヤンマーホールディングス株式会社 エンジン動力装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031594U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 株式会社クボタ 防音形エンジン発電機
JPH07310558A (ja) * 1994-05-16 1995-11-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排気消音器の冷却換気構造
JP2008069759A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Hokuetsu Kogyo Co Ltd エンジン駆動型作業機
JP2010014014A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Denyo Co Ltd エンジン駆動型作業機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031594U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 株式会社クボタ 防音形エンジン発電機
JPH07310558A (ja) * 1994-05-16 1995-11-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排気消音器の冷却換気構造
JP2008069759A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Hokuetsu Kogyo Co Ltd エンジン駆動型作業機
JP2010014014A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Denyo Co Ltd エンジン駆動型作業機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016108969A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 北越工業株式会社 圧縮機におけるアフタクーラドレンの回収部
JP2016108968A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 北越工業株式会社 圧縮機におけるアフタクーラドレンの回収部
JP2022007252A (ja) * 2020-06-26 2022-01-13 ヤンマーホールディングス株式会社 エンジン動力装置
JP7441130B2 (ja) 2020-06-26 2024-02-29 ヤンマーホールディングス株式会社 エンジン動力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5430423B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6018426B2 (ja) エンジン駆動作業機
JP5149718B2 (ja) エンジン駆動型作業機
JP4881224B2 (ja) エンジン駆動作業機
JP5430423B2 (ja) エンジン作業機
JP2008069759A (ja) エンジン駆動型作業機
JP5628052B2 (ja) エンジン作業機
JP6127017B2 (ja) エンジン駆動作業機
JP4772489B2 (ja) 原子炉建屋
JP5575584B2 (ja) エンジン作業機
JP5343151B2 (ja) 雨水浸入防止構造
JP5123716B2 (ja) 雨水浸入防止構造
JP5901577B2 (ja) エンジン駆動型作業機
JP2008163834A (ja) エンジン駆動型作業機
JP5840156B2 (ja) エンジン作業機の漏洩物貯留タンク
JP7248503B2 (ja) ポンプ設備
JP5615588B2 (ja) エンジン作業機
JP5881351B2 (ja) エンジン作業機
JP6739868B2 (ja) エンジン作業機
JP7251954B2 (ja) エンジン駆動作業機
JP6338609B2 (ja) 漏洩物貯留タンク付きエンジン駆動作業機
JP7154718B2 (ja) エンジン駆動作業機
JP6318060B2 (ja) エンジンシステム
JP2019163729A (ja) エンジン作業機
JP2018119428A (ja) エンジン作業機
JP5274633B2 (ja) 防液堤を備えた貯油設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5430423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees