JP2011145865A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】VDP文書のテンプレートを用いることで、ユーザビリティの高いVDP文書への印刷設定が可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】階層構造を有し、メタデータを付加可能なVDP文書を扱うクライアントPCであって、VDP文書に対応するテンプレートが有する階層と印刷成果物定義情報とを関連付ける指示を受け付けるUI部302と、指示に従って、テンプレートが有する階層に対して、印刷設定を設定する印刷設定編集部307と、印刷設定とVDP文書との対応関係、及び印刷設定が記述されたジョブチケットを出力するジョブチケット出力部308と、出力されたジョブチケットに記述された印刷設定と、印刷設定が設定されたテンプレートの階層に対応するVDP文書の階層とを関連付けるためのメタデータを印刷データに対して付加するVDPジョブ出力部304と有する。
【選択図】図3

Description

階層構造を有し、メタデータを付加可能な印刷データを扱う情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
近年、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、プリント・オン・デマンド(Print On Demand;以下、PODと表記する)と呼ばれる市場が広がりを見せている。PODでは、デジタル複写機やデジタル複合機等のデジタル画像形成装置を最大限に活用して、電子データを用いたデジタル印刷を行う。デジタル画像形成装置を用いることで、無版印刷が行えるという特徴を活かし、比較的小ロットのジョブを低コスト・短納期で印刷することが可能となる。
PODでは、電子データを用いる特性を生かして、バリアブルデータ印刷(Variable Data Printing;以下、VDPと表記する)として知られる印刷方法が行なわれている。VDPで使用するVDP文書では、固定部分と可変部分を分け、可変部分のデータをRDB(Relational Database)やCSV(Comma Separated Values)ファイルなどのデータソースから供給する。ここで、データソースの桁(フィールド)をドキュメントテンプレートの可変部分と関連付け、データソースの行(レコード)ごとに適用することで、少しずつ異なる内容の印刷を行う。
このようにデータが流し込まれたVDP文書の多くは、VDP用の構造化PDL(Structured Page Description Language)を使って記述される。構造化PDLとは、PDLのドキュメント構造が、マークアップ言語を用いて表現されているPDLのことである。構造化PDLは、例えばXML(Extensible Markup Language)をベースとしたマークアップ言語で記述される。
さらに、近年では、メタデータを付加可能な構造化PDLが開発されている。構造化PDLとしては例えば、PPML(Personalized Print Markup Language)や、PDF/VT(Portable Document Format Variable and Transactional)などがある。メタデータを付加可能な構造化PDLの場合、PDLが持つドキュメント階層それぞれにメタデータを記述することができる。メタデータは通常、キーとバリューから構成される。キーとしては、例えば、受取人の名前、住所、年齢、性別、個人の嗜好などが記述され、バリューには、そのキーに対する実際の内容が記述される。例えばキー「性別」に対するバリューとして「男性」、「女性」が記述され、キー「年齢」に対するバリューとして「24」、「52」などが記述される。
一方で、前述したメタデータを付加可能な構造化PDLに対して、そのドキュメント構造の特定の階層に印刷設定を行うため、また、メタデータを利用して受取人それぞれに異なる印刷設定を行うためのジョブチケットが登場してきている。
そういったジョブチケットの例としてはJDF(Job Definition Format)Job Ticketがある。JDF Ticketには、例えば、ある受取人に対応するキー「性別」がバリュー「男性」の場合にはマット紙に印刷し、キー「性別」がバリュー「女性」の場合には光沢紙に印刷する、という印刷設定を記述することが可能である。
従来から、印刷設定をおこなうために、プリンタドライバ、ホットフォルダアプリケーションなど、印刷設定ユーザインタフェースを持ったソフトウェアが存在する。しかし、従来から存在する印刷設定ユーザインタフェースでは、印刷設定対象のPDL全体、もしくは特定のページに対しての例外印刷設定しか設定できない。そのため、前述したようなメタデータを付加可能な構造化PDLで記述されたVDP文書に対して、PDLの各階層に対する印刷設定、およびPDLに付加されているメタデータの値に応じて印刷設定を可変にするなどの設定ができなかった。
従来の技術としては、特許文献1、特許文献2のようにVDP文書に含まれる同じ値を持ったメタデータをグループ(VDPファミリーと呼ぶ)として扱い、そのグループに対して印刷設定を行う技術が存在する。印刷設定を行った後は、グループごとにジョブを分割し、印刷設定をジョブチケット(JDFなど)として出力した上でプリンタに投入する。
特開2003−316548号公報 特開2003−316549号公報
しかしながら、上記の技術では、VDP文書に対して印刷設定を行う際に、データ量の大きいVDP文書そのものに対して設定を行う必要があった。そのため、VDP文書に対して印刷設定はユーザビリティが低いという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決し、VDP文書のテンプレートを用いることで、ユーザビリティの高いVDP文書への印刷設定が可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、階層構造を有し、メタデータを付加可能な印刷データを扱う情報処理装置であって、前記印刷データに対応するテンプレートが有する階層と印刷成果物定義情報とを関連付ける指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた指示に従って、前記テンプレートが有する階層に対して、前記印刷成果物定義情報に対応する印刷設定を設定する設定手段と、前記印刷設定と前記印刷設定が設定されたテンプレートに対応する前記印刷データとの対応関係、及び前記印刷設定が記述されたジョブチケットを出力する出力手段と、前記出力手段によって出力された前記ジョブチケットに記述された前記印刷設定と、前記印刷設定が設定された前記テンプレートの階層に対応する前記印刷データの階層とを関連付けるためのメタデータを前記印刷データに対して付加する付加手段と、を有することを特徴とする。
VDP文書のテンプレートを用いることで、ユーザビリティの高いVDP文書への印刷設定が可能な情報処理装置を提供することが可能となる。
実施例に適用されるシステムの構成例 (A)はクライアントPCの構成例 (B)はプリンタコントローラの構成例 モジュール構成例を示す模式図 ユーザインタフェースの例 Product Intentと印刷設定の関係の例を示す模式図 印刷設定の流れを表すフローチャート 基本印刷設定の設定画面の例 (A)はドキュメント階層と印刷設定を対応付ける流れの一例を示す模式図 (B)はドキュメント階層と印刷設定を対応付ける流れの一例を示す模式図 (A)は条件付印刷設定における条件編集画面の一例を示す図 (B)は条件付印刷設定における条件編集画面の一例を示す図 条件付印刷設定における印刷設定画面の例 クイックプレビュー処理を表すフローチャート Product Intentの追加画面の例 ジョブチケットおよびVDP文書の出力処理を表すフローチャート 印刷設定の例の模式図 (A)はJDFで記述されたジョブチケットのイメージ図 (B)はJDFで記述されたジョブチケットのイメージ図 (C)はJDFで記述されたジョブチケットのイメージ図 (D)はJDFで記述されたジョブチケットのイメージ図 (A)はPPMLで記述された出力VDP文書のイメージ図 (B)はPPMLで記述された出力VDP文書のイメージ図 (C)はPPMLで記述された出力VDP文書のイメージ図 (A)はPDF/VTで記述された出力VDP文書のイメージ図 (B)はPDF/VTで記述された出力VDP文書のイメージ図 (C)はPDF/VTで記述された出力VDP文書のイメージ図
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<印刷WFシステムの構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷WFシステムの構成の一例を示す模式図である。この印刷WFシステムは、クライアントPC102、ワークフローサーバ103、プリンタコントローラ104、デジタル印刷機105を有し、それらがネットワーク101を介して接続されている。また、プリンタコントローラ104とデジタル印刷機105は印刷機インタフェースケーブル106によって接続されている。
クライアントPC102は、本発明における印刷データであるVDP文書の編集、印刷設定の編集、印刷ジョブ(VDP文書およびジョブチケット)の出力を行う。VDP文書(印刷データ)の編集は、通常、ドキュメントの編集、可変領域および固定領域の指定、データソースの指定、データソースのフィールドと可変領域との対応付け、という手順で行われる。印刷設定の編集、印刷ジョブの出力は本発明に大きく関わる部分であり、以下で詳細に説明していく。尚、本発明におけるVDP文書は階層構造を有しており、メタデータを付加可能である。
クライアントPC102は印刷ジョブをワークフローサーバ103に送信する。ワークフローサーバ103は印刷ジョブのワークフローを管理するサーバである。ワークフローサーバ103は、ユーザからの印刷指示、もしくはあらかじめ設定されたスケジュールにしたがって印刷ジョブをプリンタコントローラ104に送信する。このデータの受け渡しには、例えばプリンタコントローラ104があらかじめホットフォルダを用意しておき、ワークフローサーバ103がそのホットフォルダに印刷ジョブを置くといった方法がとられる。プリンタコントローラ104では、印刷ジョブに含まれるVDP文書のRIP(Raster Image Processing)、および印刷ジョブに含まれるジョブチケットの解析を行う。プリンタコントローラ104は、RIP後のビットマップを印刷機インタフェースケーブル106経由でデジタル印刷機105に送信する。またプリンタコントローラ104は、ジョブチケットの解析結果をデジタル印刷機105の解釈可能なプリンタ制御プロトコルに変換し、デジタル印刷機105への印刷設定や印刷指示を行う。尚、デジタル印刷機105がジョブチケットを解釈可能な場合、プリンタコントローラ104ではなく、デジタル印刷機105がジョブチケットの解釈を行っても良い。
本発明の実施の形態では、クライアントPC102、ワークフローサーバ103、プリンタコントローラ104がネットワーク接続された構成となっている。ただし、本発明はこの構成に限定されるものでなく、クライアントPC102、ワークフローサーバ103、プリンタコントローラ104は同一コンピュータであっても良い。
<クライアントPCの構成>
次に、クライアントPC102について図2(A)を用いて説明する。図2(A)は、本実施形態におけるクライアントPC102のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。クライアントPC102のハードウェアは、様々な接続方法や、様々なバスやインタフェースを有した構成が一般に知られており、ここで紹介するハードウェア構成は一例である。
CPU201はRAM202に読み込まれている制御プログラムに従って本装置全体の制御を行うCPUである。RAM202はCPU201が実行する本装置の制御プログラムや、文書、画像等のデータが読み込まれる内部記憶部である。ネットワークインタフェース203はCPU201の制御のもとにインターネット等のネットワークとの接続を行ってデータ等を送受信するネットワークインタフェースである。HDD204はクライアントPC102の制御ソフトウェアを初め、様々なデータを保存するハードディスクドライブ(HDD)である。205はディスプレイ、206はキーボード、207はマウス等のポインティングデバイスである。
HDD204に記憶されている各種ソフトウェアは、必要に応じてRAM202に読み込まれ、同じくRAM202に読み込まれているオペレーティングシステムの機能を必要に応じて使用し、CPU201の制御のもと実行される。
<ワークフローサーバの構成>
ワークフローサーバ103の構成はクライアントPC102と同様のものである。
<プリンタコントローラの構成>
次に、プリンタコントローラ104のハードウェア構成について図2(B)を用いて説明する。図2(B)は、本実施形態で使用されるプリンタコントローラ104のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。クライアントPC102と同様に、プリンタコントローラ104のハードウェアは、様々な接続方法や、様々なバスやインタフェースを有した構成が一般に知られており、ここで紹介するハードウェア構成は一例である。
CPU208はRAM209に読み込まれている制御プログラムに従って本装置全体の制御を行うCPUである。RAM209はCPU208が実行する本装置の制御プログラムや、文書、画像等のデータが読み込まれる内部記憶部である。ネットワークインタフェース210はCPU208の制御のもとにインターネット等のネットワークとの接続を行ってデータ等を送受信するネットワークインタフェースである。HDD212はプリンタコントローラ104の制御ソフトウェアを初め、様々なデータを保存するハードディスクドライブ(HDD)である。213はディスプレイ、214はキーボード、215はマウス等のポインティングデバイスである。印刷機インタフェース211は、印刷機インタフェースケーブル106によりデジタル印刷機105と接続され、RIP済データの送信に用いられる。
HDD212に記憶されている各種ソフトウェアは、必要に応じてRAM209に読み込まれ、同じくRAM209に読み込まれているオペレーティングシステムの機能を必要に応じて使用し、CPU208の制御のもと実行される。
<モジュール構成>
本実施例では、本発明の印刷設定装置がVDPアプリケーションのモジュールの一部として実装されていることを想定する。ただし、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、VDPアプリケーションとは独立したアプリケーションであっても良い。
図3は、本実施形態のVDPアプリケーション301のモジュール構成を説明する図である。VDPアプリケーション301は、UI部302、ドキュメントテンプレート編集部303、VDPジョブ出力部304、データソース接続部305、メタデータ編集部306、印刷設定編集部307、ジョブチケット出力部308から構成される。このVDPアプリケーション301は本発明に適用される情報処理装置であるクライアントPC102上で動作し、各モジュールは図2のCPU201によって実行処理を制御される。
以下で各モジュールの機能を説明する。UI部302は、ユーザに対してドキュメントテンプレートの編集画面、印刷設定編集画面を表示し、ユーザからの操作を受け付けるモジュールである。印刷設定編集画面は図4を用いて後述する。
ドキュメントテンプレート編集部303は、ドキュメントテンプレートを編集するモジュールである。UI部302が受け付けたユーザの編集指示に応じて、紙面の編集、可変部分の指定、固定部分の指定などをドキュメントテンプレートに反映する処理や、データソースから取得したデータをドキュメントテンプレートに流し込みを行う。ドキュメントテンプレート編集部303は一般的なVDPアプリケーションが備えている機能であるため、詳細な処理は省略する。VDPジョブ出力部304は、データソースのデータがドキュメントテンプレートに流し込まれた状態のデータをVDP文書として出力するモジュールである。また、VDPジョブ出力部304は、後に説明するメタデータ編集部306からの指示に応じてVDP文書中にメタデータを記述する。
データソース接続部305は、データソースに接続しデータを取得するモジュールである。メタデータ編集部306は、VDP文書に記載されるメタデータを管理するモジュールである。印刷設定編集部307は、UI部302が受け付けたユーザからの編集指示に応じて、VDP文書に対する印刷設定を行うためのモジュールである。ジョブチケット出力部308は、印刷設定編集部307が編集した印刷設定をジョブチケット(例えばJDF Print JobTicket)として出力するモジュールである。
<印刷設定画面>
ここでは、UI部302が表示する印刷設定編集画面の一例を説明する。ここで示す印刷設定編集画面を用いた印刷設定の流れは図6を用いて後述する。
図4は、印刷設定編集画面401の構成を示した図である。尚、印刷設定編集画面401は、クライアントPC102のCPU201が、VDPアプリケーション301を実行することで、UI部302が、クライアントPC102のディスプレイ205に表示する。
階層構造ビュー402は、ドキュメントテンプレートの階層構造を表したビューである。階層ノード403が一つの階層を示しており、最下位ノードは1つの紙面に相当する。この例では1テンプレートに4紙面が含まれている。1つの紙面は通常、1ページに相当するが、1紙面にデータを流し込んだ結果、文字溢れ、画像溢れにより複数ページになる場合がある。最下位ノードには紙面のサムネイル404が表示される。
ここで表示されるのはドキュメントテンプレートなので、実際のVDP文書はデータソースのレコード数分このドキュメントテンプレートが展開されることになる。UI部302は、どのノード以下が展開されることになるのかを、ノードと対応付けて「Recipient Level」と表示することでユーザに通知する。この例では上から2番目のノードがRecipient Levelとなっている。
405は、Product Intentアイコンの一覧を表すビューである。Product Intentとは、VDP文書の成果物を表したものである。Product Intentには、印刷設定のデフォルト値およびIntentタイプの情報(印刷成果物定義情報)が含まれている。Product Intentアイコンはそれらの印刷成果物定義情報をアイコンの形式で表したものであり、先述した階層構造ビュー402のノードと関連づけられると、ドキュメントテンプレートの階層へ印刷成果物定義情報に基づく印刷設定が設定される。Intentタイプにはブックレット、ブック、パンフレット、リーフレット、カバー、本文などがある。図5は、Intentタイプ名と、その説明、Intentタイプごとの印刷設定カテゴリの一例を表にしたものであり、HDD204に記憶されている。各Intentには、Intent共通の印刷設定カテゴリと、Intent固有の印刷設定カテゴリを合わせたものを設定できる。例えばポスターであれば、用紙、印刷品質、面付け方法、バーコード印字に関する設定が可能である。Product Intentアイコンは、407のボタンを押下することで追加が可能である。Product Intentアイコンの追加方法は図12を用いて後述する。また、408に示すように、Product Intentアイコン上でコンテキストメニューを表示し、削除を選択することによりProduct Intentアイコンを削除できる。
409は仕上がりイメージビューであり、ドキュメントテンプレートの各階層へ印刷設定を行った場合の1レコード分、すなわち一人の受取人に対応する仮想的な仕上がり状態が表示される。ここでの仮想的な仕上がり状態表示により、ユーザは、どのようなしあがりになるのかを確認することができる。410、411のボタンを押下することにより、ドキュメントテンプレートに流し込むレコードを変更することができる。現在のレコードは412に表示される。410のボタンは次のレコードを適用し、411は一つ前のレコードを適用するボタンである。仕上がりイメージビューに表示する紙面は、データソースのデータをドキュメントテンプレートに流し込んだ結果をサムネイルとして表示するようにしてもよい。この場合、あらかじめデータソースのデータをドキュメントテンプレートに流し込んだサムネイルを作成しておく。もしくは、410および411を押下するたびにデータソース接続部305がデータソースに接続しデータを取得し、ドキュメントテンプレートに流し込んだサムネイルを作成しても良い。
409は上記のように、データソースをドキュメントテンプレートに流し込んだサムネイルを表示してもよいが、ドキュメントテンプレートそのものをサムネイルとして表示するようにしてもよい。この場合、データソースからのデータ取得は不要となる。413は印刷設定編集画面401で行った設定に基づいて、ジョブチケットおよびVDP文書を出力する処理である。処理の流れは図13を用いて後述する。
<印刷設定の流れ>
次に印刷設定の流れを説明する。図6は、印刷設定の流れを示したフローチャートである。尚、図6のフローチャートの各処理は、CPU201が、VDPアプリケーション301を実行することでVDPアプリケーションの各モジュールによって行われる。
ステップS601は、UI部302が、ドキュメントテンプレートに対して印刷設定対象となる階層をユーザから受け付ける処理である。図4において、UI部302は、階層ノード403をユーザに指定させる。
ステップS602は、UI部302が、ステップS601にて受け付けた階層ノード403と関連付けるProduct Intentの指定をユーザから受け付ける処理である。具体的な操作は、図8を用いて後述する。UI部302は、指定されたProduct Intent対応する印刷成果物定義情報とドキュメントテンプレートとの関連付けの指示を受け付けるとその情報を印刷設定編集部307へ通知し、印刷設定編集部307はその情報をHDD204へ記憶する。このように印刷設定編集部307は、UI部302が受け付けた指示に従って、ドキュメントテンプレートが有する階層に対して、指定された印刷成果物定義情報に対応する印刷設定を設定する。
ステップS603は、UI部302が、ステップS601で受け付けた階層ノードに対して、印刷設定の修正をユーザから受け付ける処理である。この設定を基本印刷設定と呼ぶ。基本という名前がついているのは、後に説明するメタデータを用いた条件付印刷設定と区別するためである。具体的な操作は、例えば、階層ノードの上でコンテキストメニューを表示させ、基本印刷設定を行うことをユーザに選択させる。すると、UI部302は、図7に示すような印刷設定ダイアログをユーザに表示し、印刷設定を受け付ける。図7において、701は印刷設定カテゴリを指定するタブである。ここでは、現在選択中の階層ノードに設定されているProduct IntentのIntent Typeに設定されている印刷設定カテゴリに属する印刷設定のみ選択可能である。例えば、現在選択中の階層ノードにBookletのProduct Intentが設定されていた場合、Intent共通の印刷設定カテゴリに加え、断裁方法、折り方、綴じ方に関する印刷設定が可能である。702は、印刷設定カテゴリに含まれる個々の印刷設定であり、例えばドロップダウンボックスなどを用いてユーザに設定値を設定させる。703はユーザ指定した設定値の結果を模式的に表した様子を示すビューである。ボタン704で設定の確定、ボタン705で設定のキャンセルを行う。
ステップS604は、UI部302が、ステップS603で受け付けた印刷設定に応じて仕上がりイメージビュー409を更新し、表示する処理である。ステップS605は、UI部302が、条件付印刷設定をユーザからが受け付ける処理である。具体的な操作は、例えば、階層ノード上でコンテキストメニューを表示させ、条件付印刷設定を行うことをユーザに選択させる。条件付印刷設定を行う流れは、図9を用いて後述する。ここでUI部302が受け付けた条件付印刷設定は、印刷設定編集部307が、ドキュメントテンプレートに対して設定を行う。
ステップS606は、UI部302が、ステップS605で受け付けた条件付印刷設定に応じて、図9で後述する印刷設定画面における仕上がりイメージビュー914を更新し、表示する処理である。ステップS607は、UI部302が、ユーザからVDP文書およびジョブチケットの出力指示を受け付ける処理である。図4においては、413を通じて出力指示を受け付ける。
ステップS608は、VDPジョブ出力部304およびジョブチケット出力部308が、VDP文書、ジョブチケットを出力する処理である。ジョブチケットには、設定された印刷設定とVDP文書との対応関係及び印刷設定の内容が記述される。また、VDP文書に対しては印刷設定と印刷設定が設定されたテンプレートの階層に対応するVDP文書の階層とを関連付けるためのメタデータが付加される。ステップS608での処理の流れは、図13を用いて後述する。尚、ステップS601からステップS605は一回のみ行われるのではなく、ユーザの望んだ回数だけ行われる。
<階層ノードとProduct Intentアイコンの対応付け>
先述したように、図6のステップS602において、UI部302は、ユーザから階層ノードに対応付けるProduct Intentの指定を受け付ける。ここでの操作の流れを、図8を用いて説明する。
ここでは、1番目と2番目の紙面をブックレットとして印刷設定することを例にとって説明する。まず、ユーザは図8(A)の801で示すように、ブックレットとして印刷したい階層ノードを選択する。
次に、ブックレットを示すProduct Intentアイコンへその階層ノードをドラッグアンドドロップする。もしくは、階層ノード上でコンテキストメニューを表示させてブックレットを示すProduct Intentを選択するようにしても良い。
すると、図8(B)の802に示すように1つの階層ノードが追加され、ユーザによって指定された階層ノード801は、802の下に移動する。803は、802の下に移動した階層ノード801である。追加された階層ノード802の近傍にProduct Intentアイコン804を表示し、対応付けの様子をユーザに分かるようにする。これと同時に、409の仕上がりイメージビューでは、対応付けられたProduct Intentに設定されている印刷設定のデフォルト値に応じて、805に示すように仕上がりのイメージを表示する。図8(B)では、追加された階層ノードの一つ上の階層ノードを選択しているので、805には、1、2ページ目はブックレット、3、4ページ目は1つのシートが2ページ出力されることがユーザに分かるように表示する。
このように、Product Intentと階層ノードを対応付けていく。
<条件付印刷設定の編集>
次に、条件付印刷設定の操作の流れを、図9を用いて説明する。図9(A)は条件付印刷設定を行う画面の一例である。図9(B)は図9(A)の条件を「AND」で連結した場合の画面の一例である。
図9において、901は条件付印刷設定を行うためのダイアログである。ここで、メタデータに対する条件の設定と、その条件を満たした場合の印刷設定を行う。
902は、IFから始まりELSEで終わる一連の条件の一覧である。以下ではIFから始まりELSEで終わる一連の条件と、その条件に対する印刷設定を「条件セット」と呼ぶこととする。903は、条件セットを追加するボタンである。904は、条件セットを削除するボタンである。
905は、1つの条件セットに含まれる条件を表示したものである。UI部302は、902にて、ユーザから一つの条件セットの指定を受け付けると、その条件セットに対応する905を表示する。906から909は、条件を受け付けるためのユーザインタフェースである。この例では、キー「gender」が定数「male」と等しい「=」という条件を指定している。906は、条件の対象となるメタデータのキー名をユーザに指定させるためのドロップダウンボックスである。ドロップダウンボックスには、このダイアログ901を表示する際に選択した階層ノードに付加されているキーの一覧が表示され、ユーザはそのうちの一つのキーを選択する。この例ではキー「gender」を選択している。
907は、条件の比較演算子を指定するためのドロップダウンボックスである。例えば、「=」(906に記述された値と908に記述された値が等しい)、「>」(906に記述された値が、908に記述された値よりも大きい、「!=」(906に記述された値と908に記述された値が異なる)などが指定できる。この例では、「=」が指定されている様子を示している。908は、906で指定したキーと比較する定数を指定するためのテキストボックスである。この例では、定数として「male」が指定されている。
909は、908に記述される定数を、906で指定したメタデータのキーの値一覧からユーザに選択させるためのボタンである。ここで、UI部302は、指定したキーに対応するレコードの取り得る値を、重複なく表示する。この例では、909を押下すると、キー「gender」の値として取り得る「male」または「female」が表示される。ユーザが当該一覧から値を選択すると、UI部302は当該値を908に表示する。ユーザは908に直接的に定数を入力しても良いし、909のボタンを押下し表示されたメタデータの値一覧から定数を選択してもよい。
910は、条件を「AND」もしくは「OR」で連結するためのドロップダウンボックスである。「AND」もしくは「OR」を選択すると、図9(B)に示すように、その条件の下に条件を入力するためのコントロールが表示され、条件の連結が可能となる。
911は、あるレコードが906から909で指定した条件とマッチした場合に、そのレコードに適用する印刷設定の編集画面に遷移するためのボタンである。もしあるレコードが906から909で指定した条件とマッチしなければ、当該条件の下に入力されているELSE IF条件が評価される。もし、いずれのELSE IF条件にもマッチしない場合には、ELSEで指定された印刷設定が適用される。911を押下した際に表示される印刷設定の編集画面の例を図10に示す。図10に示す印刷設定編集画面において、UI部302は、基本設定が印刷設定のデフォルト値として入力された状態で表示する。UI部302は、ユーザから印刷設定の変更を受け付け、変更された印刷設定が分かるように表示する。例えば、10のように変更された印刷設定を矩形で囲んで表示する。
912は、906から912の条件および印刷設定を削除するためのボタンである。913は、ELSE IF条件を追加するためのボタンである。914は、レコードごとの仕上がりイメージをユーザに表示するためのビューである。915は、914に示すビューに関して、仕上がりイメージをレコードごとに連続して並べて表示するためのボタンである。916は、914に示すビューに関して、仕上がりイメージをレコードごとに個別に並べて表示するためのボタンである。
917は、914のビューに関して、条件の組み合わせごとの仕上がりイメージを1レコードずつ表示するためのボタンである。以下、この機能をクイックプレビューと呼ぶこととする。917を押下すると、条件の組み合わせ数を求め、取り得る印刷設定のパターンを決定する。そして、パターンごとに、1レコード分の仕上がりプレビューを表示する。これにより、データソースのレコード数が多い場合に、ユーザが印刷設定を確認する手間を省くことができる。例えば、ある条件セットに、基本設定として、「白い用紙」を使うように設定されており、以下のような条件付印刷設定が行われていたと仮定する。
(1)gender = maleかつ、age < 20 ⇒「赤い用紙」を使う。
(2)gender = femaleかつ、age < 20 ⇒「黄色い用紙」を使う。
(3)gender = male かつ、age >= 20 ⇒「茶色い用紙」を使う。
(4)上記(1)から(3)のいずれにも当てはまらない場合⇒基本設定を使う。
クイックプレビューでは、この4パターンに当てはまるレコードを一つずつ仕上がりイメージビューに表示する。
918は、条件付印刷設定を確定するためのボタンである。918が押下されると、ユーザによって指定された条件付印刷設定がHDD204に保存される。919は、条件付印刷設定をキャンセルするためのボタンである。920から924は、910にて、「AND」または「OR」が指定された場合に追加されるコントロールであり、それぞれ906から910と同様のコントロールである。尚、901上に示されるユーザインタフェースは一例であり、例えばドロップダウンボックスで示されているコントロールはテキストボックスであっても良い。また、コントロールを配置するのではなく、スクリプト言語で条件を記述するようにしてもよい。
以上の条件付印刷設定により、VDP文書の階層に対する印刷設定や、VDP文書に付加されているメタデータの値に対して条件を設定し、印刷設定を可変にすることが可能となる。
<クイックプレビュー>
次にクイックプレビューの処理の流れを図11に示すフローチャートを用いて説明する。尚、図11のフローチャートの各処理は、CPU201が、VDPアプリケーション301を実行することでVDPアプリケーションの各モジュールによって行われる。
ステップS1101は、印刷設定編集部307が、各条件セットに含まれる条件の数をカウントする処理である。例えば、図9で示した条件セット1には3つの条件(IF条件1つ、ELSE IF条件1つ、ELSE条件1つ)が含まれている。
ステップS1102は、印刷設定編集部307が、印刷設定のパターン数を算出するとともに、各パターンの内容を抽出する処理である。パターン数は、条件セットに含まれる条件数の乗算で算出する。例えば、条件セット1に3つの条件、条件セット2に2つの条件が設定されていた場合には、6個(3×2)のパターンが存在する。そして、印刷設定編集部はパターン数の数だけそのパターンの内容をHDD204から抽出する。
ステップS1103は、印刷設定編集部307が、メタデータ編集部306を通じてデータソース接続部305から1レコード分のメタデータを取得する処理である。
ステップS1104は、印刷設定編集部307が、前記メタデータに対し各条件を評価し、どのステップS1102で抽出されたパターンのうちどのパターンに属するのかを判定する処理である。
ステップS1105は、印刷設定編集部307が、未処理のレコードが存在するかどうかを判定する処理である。もし、未処理のレコードが存在する場合には、S1107へ進む。もし、未処理のレコードが存在しない場合には、S1106へ進む。従って、印刷設定編集部307は、全てのレコードを処理するまでS1103からS1105までをレコードごとに繰り返し処理する。尚、クイックプレビューにおいては、全てのパターンのレコードがそれぞれ1つプレビューできればよい。そのため、ステップS1105で全てのパターンに属するレコードが処理されたか否かを判定し、全てのパターンに属するレコードが処理処理されたと判定された場合にステップS1106に進む構成であってもよい。この構成により、全てのレコードに対して処理を行う必要がなくなり、処理速度を上昇させることが可能となる。
ステップS1106は、印刷設定編集部307がUI部302を通じて、パターンごとの仕上がりイメージを図8の805に表示させる処理である。ステップS1107は、印刷設定編集部307が処理を次のレコードに移す処理である。
以上、示した処理を行うことで、ユーザは、取り得る印刷設定のパターンごとに、1レコード分の仕上がりを確認するだけで済むようになるため、全てのレコードに対してその仕上がりイメージを確認するという手間を省くことができる。
<Product Intentアイコンの追加>
Product Intentアイコンの追加画面を、図12を用いて説明する。
1201は、UI部302が表示するProduct Intentアイコンの追加画面である。
1202は、UI部302が、ユーザから設定名称の入力を受け付けるためのテキストボックスである。
1203は、UI部302が、ユーザからProduct Intentの指定を受け付けるためのフィールドである。
1204は、UI部302が、ユーザから新規Product Intentの追加指示を受け付けるためのボタンである。UI部302は、あらかじめHDD204に記憶されているProduct Intentの一覧をユーザに表示し、追加するProduct Intentをユーザに指定させる。UI部302は追加されたProduct Intentを1203に追加し表示する。
1205は、UI部302が、ユーザから1203で指定されたProduct Intentに対する印刷設定を受け付けるためのコントロール群である。
1206は、UI部302が、ユーザから印刷設定カテゴリの表示切り替えを受け付けるためのタブである。図5に示したように、Product Intentに応じて設定できる印刷設定カテゴリが異なるため、1203で選択されたProduct Intentに応じて、1206の内容が変化する。
1207は、UI部302が、ユーザからHDD204に格納されている既存の印刷設定のインポート指示を受け付けるためのボタンである。UI部302はユーザから指定された印刷設定を印刷設定編集部307経由で読み込み、1205に表示する。
1208は、UI部302が、ユーザから現在の設定をHDD204にエクスポートする指示を受け付けるためのボタンである。UI部302は、印刷設定編集部307経由で、1205にて設定されている印刷設定をHDD204へ保存する。
1209は、UI部302が、ユーザから印刷設定の確定指示を受け付けるボタンである。UI部302は、図4の405へ当該Product Intentアイコンを追加する。その際、1202で指定した名称で画面に表示する。
1210は、UI部302が、ユーザからProduct Intentアイコンの追加のキャンセルを受け付けるためのボタンである。
<ジョブチケットの出力>
次にジョブチケットを出力する処理の流れを、図13を用いて説明する。図13は、ジョブチケットを出力する処理、およびVDP文書とジョブチケットとを連携させるためのメタデータをVDP文書中に記述する処理を示すフローチャートである。
ここでジョブチケットはJDF、VDP文書はPPMLおよびPDF/VTを用いて記述することを想定する。
ステップS1301は、メタデータ編集部306が、Recipient recordを指定するためのメタデータをVDP文書へ書き込むための処理である。
次のステップS1302からステップS1309までが、ジョブチケットへ実際に印刷設定を書き込んだり、VDP文書へメタデータを書き込んだりする処理である。ステップS1302からステップS1309は、最上位階層ノードから処理をスタートし、下位階層へ下りながらジョブチケットへの印刷設定書き込み、VDP文書へのメタデータの書き込みを行う。
ステップS1302は、ジョブチケット出力部308が、処理対象の階層ノードが条件付印刷設定か否かを判定する処理である。条件付印刷設定であったと判定された場合には、S1307へ進む。条件付印刷設定でないと判定された場合、つまり基本印刷設定であった場合には、S1303へ進む。
ステップS1303は、ジョブチケット出力部308が、処理対象の階層ノードが最上位階層ノードか否かを判定する処理である。当該階層ノードが最上位階層ノードであった場合には、S1304へ進む。そうでない場合、すなわち当該階層ノードが最上位階層ノードよりも下の階層であれば、S1305へ進む。
ステップS1304は、ジョブチケット出力部308が、ジョブチケットへパーティショニングせずに印刷設定を書き込む処理である。パーティショニングとは、JDFにおける概念であり、印刷設定値を、ジョブごと、ドキュメントごと、ページごと、メタデータごとに場合分けするために用いる記述方法である。具体例は図15(A)を用いて後述する。処理対象階層ノードが最上位階層ノードである場合は、ジョブ全体に対する印刷設定であるため、パーティショニングせずに印刷設定を書き出す。
ステップS1305は、ジョブチケット出力部308が、ジョブチケットへDocTagsを使ったパーティショニングを使って印刷設定を書き出す処理である。DocTagsとは、対象の文書(ここではVDP文書)に埋め込まれているドキュメントのタグを参照する変数である。本実施例では、DocTagsの変数に格納する値としてProduct Intent名を用いている。具体例は図15(D)を用いて後述する。処理対象階層ノードが最上位よりも下の階層ノードである場合には、その階層に限定された印刷設定を書き出す必要があるため、その階層に対するパーティショニングを使って印刷設定を書き出す。
ステップS1306は、メタデータ編集部306が、VDP文書中の、当該処理対象階層ノードに相当する階層へメタデータを書き出す処理である。ここで書き出すメタデータは、キー「DocType」、そのバリューとしてProduct Intent名を書き出す。具体例は図16(C)を用いて後述する。これにより、VDP文書中のドキュメント階層と、ジョブチケットにおけるパーティションが対応付けられることとなる。
ステップS1307は、ジョブチケット出力部308が、ジョブチケットへMetadataNを使ったパーティショニングを使って印刷設定を書き出す処理である。MetadataNとは、対象の文書(本実施例においてはVDP文書)に埋め込まれているメタデータを参照する変数の総称である。JDF1.4の仕様では、Metadata0からMetadata9までが存在する。MetadataNを用いたパーティショニングを行うことで、MetadataNに代入されている値に応じて、印刷設定を変更可能である。具体例は、図15(B)を使って後述する。
ステップS1308は、ジョブチケット出力部308が、ジョブチケットへMetadataMapを書き出す処理である。MetadataMapとは、S1307で説明したMetadataNと、VDP文書中に記載されているメタデータとのマッピングを定義するための要素である。MetadataMapには、メタデータの値に対する条件を記載することができ、特定の条件のときに、特定の値をMetadataNに代入する、という記述ができる。本実施例では、図9で説明した条件付印刷設定の条件を記述し、条件ごとに異なる値をMetadataNへ代入する。こうすることで、メタデータの値に対する各条件に対して、S1307にて設定したパーティショニングされた印刷設定との対応付けを行うことができる。具体例は、図15(C)を使って後述する。
ステップS1309は、VDPジョブ出力部304が、VDP文書へデータソースから取得したデータをメタデータとして書き出す処理である。ここで書き出すメタデータは、データソースから取得した全てのデータであってもよいし、S1308にてMetadataMapに記述した条件として参照されているデータのみであってもよい。どちらの方法でメタデータを書き込むかは、予め設定ファイルに設定されていても良いし、ユーザからの指定を受け付けても良い。ここで、書き出されるメタデータの例は、図16(B)を用いて後述する。
ステップS1310は、ジョブチケット出力部308が、処理対象階層ノードと同階層に次の階層ノードが存在するかを判定する処理である。処理対象階層と同階層に次の階層ノードが存在する場合には、S1311へ進み、存在しない場合にはS1312へ進む。
ステップS1311は、ジョブチケット出力部308が、処理対象階層ノードと同階層の、次の階層ノードへ処理を移す処理である。
ステップS1312は、ジョブチケット出力部308が、処理対象階層ノードに、一つ下の階層が存在するかを判定する処理である。一つ下の階層が存在する場合には、S1313へ進み、存在しない場合には処理を終了する。
ステップS1313は、ジョブチケット出力部308が、処理対象階層ノードの一つ下の階層ノードへ処理を移す処理である。
以上のように、最上位階層ノードから下位階層ノードへ向かって、ジョブチケットへの印刷設定の書き出しと、VDP文書へのメタデータの書き出しを行っていく。これにより、階層への印刷設定および条件付印刷設定が設定されたジョブチケットと、メタデータが含まれたVDP文書を出力することができる。
次に、あるドキュメントテンプレートに図14に示す印刷設定が行われている場合に出力される、ジョブチケットおよびVDP文書のイメージを示す。
ここではジョブチケットを、JDFを用いて記述することを想定する。JDFで記述されたジョブチケットのイメージ図を図15に示す。
また、ここではVDP文書を、PPMLおよびPDF/VTで記述することを想定する。PPMLで記述されたVDP文書のイメージ図を図16、PDF/VTで記述されたVDP文書のイメージ図を図17に示す。PDF/VTは本来、PDFをベースとしたフォーマットであるが、ここではXMLを用いた記法で記載している。このXMLでは、PDF/VTのドキュメント階層を示す要素名は、もととなったPDF/VTでDPartの各階層に付けられていた名前を使用している。XMLを用いた記法で記載している理由は、JDFからPDF/VTのメタデータを参照する際に、XPathによる参照を行うことを説明するためである。
図14はドキュメントテンプレートに対する印刷設定の例を表した模式図である。
図14において、1401に示すように、最上位の階層ノードに基本印刷設定が設定されている。設定は settingA という設定項目に、「defaultValue」という値を設定する。
次に、1402に示すように、2番目の階層ノードに、以下のような条件付印刷設定を設定する。
(1) gender = male かつ、age < 20 の場合、settingBに「value1」を設定する
(2) gender = female かつ、age < 20 の場合、settingBに「value2」を設定する
(3) gender = male かつ、age >= 20 の場合、settingBに「value3」を設定する
(4) (1)…(3) のいずれにも当てはまらない場合 の場合、settingBに「value4」を設定する
最後に、1403に示すように、さらに一つ下の階層の1つ目、2つ目の紙面をBookletとするような基本印刷設定が行われている。ここでは、印刷設定として、settingAという設定項目の値として「value_booklet」が設定されている。
上記のような印刷設定をユーザから受け付けた場合に、まず、S1301の処理が行われ、当該VDP文書に、Recipient Levelを示すメタデータが記載される。図16(A)の1601に、PPMLで記述されたVDP文書に追加された、Recipient Levelを示すメタデータのイメージを示す。また、図17(A)1701に、PDF/VTで記述されたVDP文書に追加された、Recipient Levelを示すメタデータのイメージを示す。
以降、階層ノードごとにS1302からS1312の処理が行われる。まず、当該ドキュメントテンプレートの最上位階層のノードから処理を開始する。
まず、1401に対する処理が行われる。1401は、基本設定であり、かつ最上位階層ノードへの設定なので、S1304の処理が行われる。S1304において、図15(A)の1501に示すように、ジョブチケットにおいて、settingA という設定に対して「defaultValue」を設定する記述が書き込まれる。ここではS1304の説明にて述べたようにパーティショニングを使わずに印刷設定が書き込まれる。
次に、一つ下の階層に処理が移り、1402に対する処理が行われる。1402は、条件付印刷設定なので、S1307からS1309の処理が行われる。
S1307においては、ジョブチケットへMetadataNを使ったパーティショニングを使って印刷設定を書き出される。具体的には、1502のように記述される。1502では、「AAParams」を「Metadata0」という変数(JDFの用語ではPartIDKey)でパーティショニングしている。この場合、「Metadata0」という変数に代入されている値に応じて、settingBの設定値を変えている。例えば、Metadata0に「Pattern1」という文字列が代入されていれば、settingBに対し、value1を設定する。
S1308においては、ジョブチケットへMetadataMapを書き出す。具体的には、図15(C)の1503〜1506のように、参照するメタデータへのXPathと、当該メタデータに対する条件が書き出される。例えば1503は、「PPML/JOB/METADATA/DATUM/」に存在するメタデータのキー「gender」が「male」かつ、キー「age」が「0〜20」の場合に、変数「Metadata0」に「Pattern1」が代入されることを示している。図15(C)ではPPMLで記述されたVDP文書に対するXPathが指定されているが、PDF/VTで記述されたVDP文書の場合は、PDF/VTの階層構造にあわせたXPathを指定する必要がある。尚、ここで、上記条件の場合に変数「Metadata0」に「Pattern1」という文字列を代入しているが、この場合、1502をテキストエディタなどでユーザが確認した場合に、どの条件の場合にどの印刷設定がされるのかが分かりにくい。これを解決するため、代入する文字列として、上記条件が分かるような文字列を代入するような記述にしても良い。具体的には「Pattern1」ではなく、例えば「Gender=male_and_Age=0〜20」というような文字列を用いても良い。こうすることで、1502の記述を見るだけでどの条件の場合にどの印刷設定が行われるのかが判断できるため、ヒューマンリーダビリティが向上する。
S1309においては、VDP文書へデータソースから取得したデータをメタデータとして書き出す。具体的には、PPMLで記述されたVDP文書の場合には、1602および1603のように、処理対象階層に相当するドキュメント階層にメタデータが書き込まれる。PDF/VTで記述されたVDP文書の場合には、1702、1703のように記述される。これにより、前述した1502から1506の記述と合わせて、上記条件の場合に、settingBに対し、value1を設定することがジョブチケット上に記述される。
最後に、さらに一つ下の階層に処理が移り、1403に対する処理が行われる。1403は、基本印刷設定であり、かつ、最上位階層ノードではない印刷設定である。そのため、S1305およびS1306の処理が行われる。
S1305においては、ジョブチケットへDocTagsを使ったパーティショニングを用いて印刷設定を書き出す。具体的には図15(D)の1507から1510のように記述される。ここでは、S1307において、条件別のパーティションを設定したため、さらにその下にDocTagsを使ったパーティションが記述される。この場合DocTagsに「Booklet」という文字列が代入されていた場合に、印刷設定settingAに「value_booklet」という値が設定される。尚、この例では「Booklet」という文字列を用いたが、これは設定したProduct IntentのIntent Typeを用いている。ただし、これはIntent Typeに限らず、任意の文字列でも良い。
S1306においては、VDP文書へIntentを表すメタデータを書き出す。具体的には、PPMLで記述されたVDP文書に対しては、図16(C)の1604および1605のように処理対象階層に相当するドキュメント階層にメタデータが書き込まれる。また、PDF/VTで記述されたVDP文書に対しては、図17(C)の1704および1705のように記述される。ここでは、キー「DocType」、バリュー「booklet」を持ったメタデータが付加されている。これにより、先述した、ジョブチケットに記述された1507から1510と合わせて、当該階層に対する印刷設定が行われる。
以上、本発明の実施例について具体例を挙げて説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータ実行可能なプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
102 クライアントPC
201 CPU
301 VDPアプリケーション
302 UI部
303 ドキュメントテンプレート編集部
304 VDPジョブ出力部
306 メタデータ編集部
307 印刷設定編集部
308 ジョブチケット出力部

Claims (20)

  1. 階層構造を有し、メタデータを付加可能な印刷データを扱う情報処理装置であって、
    前記印刷データに対応するテンプレートが有する階層と印刷成果物定義情報とを関連付ける指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた指示に従って、前記テンプレートが有する階層に対して、前記印刷成果物定義情報に対応する印刷設定を設定する設定手段と、
    前記印刷設定と前記印刷設定が設定されたテンプレートに対応する前記印刷データとの対応関係、及び前記印刷設定が記述されたジョブチケットを出力する出力手段と、
    前記出力手段によって出力された前記ジョブチケットに記述された前記印刷設定と、前記印刷設定が設定された前記テンプレートの階層に対応する前記印刷データの階層とを関連付けるためのメタデータを前記印刷データに対して付加する付加手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記テンプレートが有する階層のうち少なくとも1つの階層に対してデータソースが対応付けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付手段は、前記テンプレートが有する階層に対応付けられている前記データソースのデータを使用した条件及び、前記条件に対応する条件付印刷設定を前記テンプレートが有する階層に対して設定する指示を受け付け、
    前記設定手段は、前記条件に対応する印刷設定を前記テンプレートが有する階層に対して設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データソースのデータを取得する取得手段をさらに有し、
    前記付加手段は、前記条件付印刷設定が設定された前記テンプレートの階層に対して、前記条件に使用されるデータソースのデータをメタデータとして付加することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 処理対象のテンプレートの階層に設定されている印刷設定が、条件付印刷設定か否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記出力手段は、前記判定手段により設定されている印刷設定が条件付印刷設定であると判定された場合には、前記印刷データに付加されているメタデータを参照し、参照したメタデータの値に応じて印刷設定を変更可能な形式で記述されたジョブチケットを出力することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記テンプレートに設定された前記印刷設定を前記テンプレートに対応する印刷データに適用した場合の、仮想的な仕上がり状態を表示する仕上がり状態表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記設定手段により前記テンプレートに設定されている印刷設定の組み合わせによるパターンを抽出する抽出手段をさらに有し、
    前記仕上がり状態表示手段は、前記抽出手段により抽出されたパターンそれぞれに対して1レコード分の印刷データに前記条件付印刷設定を適用した際の、仮想的な仕上がりの状態を表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記印刷成果物定義情報を追加する追加手段と、
    前記印刷成果物定義情報を削除する削除手段とをさらに有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記ジョブチケットはJDFであることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記印刷データはVDP文書であることを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記VDP文書は、PDF/VTであることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記VDP文書は、PPMLであることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 階層構造を有し、メタデータを付加可能な印刷データを扱う情報処理装置の制御方法であって、
    前記印刷データに対応するテンプレートが有する階層と印刷成果物定義情報とを関連付ける指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた指示に従って、前記テンプレートが有する階層に対して、前記印刷成果物定義情報に対応する印刷設定を設定する設定ステップと、
    前記印刷設定と前記印刷設定が設定されたテンプレートに対応する前記印刷データとの対応関係、及び前記印刷設定が記述されたジョブチケットを出力する出力ステップと、
    前記出力ステップで出力された前記ジョブチケットに記述された前記印刷設定と、前記印刷設定が設定された前記テンプレートの階層に対応する前記印刷データの階層とを関連付けるためのメタデータを前記印刷データに対して付加する付加ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 前記テンプレートが有する階層のうち少なくとも1つの階層に対してデータソースが対応付けられていることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置の制御方法。
  15. 前記受付ステップでは、前記テンプレートが有する階層に対応付けられている前記データソースのデータを使用した条件及び、前記条件に対応する条件付印刷設定を前記テンプレートが有する階層に対して設定する指示を受け付け、
    前記設定ステップでは、前記条件に対応する印刷設定を前記テンプレートが有する階層に対して設定することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置の制御方法。
  16. 前記データソースのデータを取得する取得ステップをさらに有し、
    前記付加ステップでは、前記条件付印刷設定が設定された前記テンプレートの階層に対して、前記条件に使用されるデータソースのデータをメタデータとして付加することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置の制御方法。
  17. 処理対象のテンプレートの階層に設定されている印刷設定が、条件付印刷設定か否かを判定する判定ステップをさらに有し、
    前記出力ステップでは、前記判定ステップにおいて設定されている印刷設定が条件付印刷設定であると判定された場合には、前記印刷データに付加されているメタデータを参照し、参照したメタデータの値に応じて印刷設定を変更可能な形式で記述されたジョブチケットを出力することを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置の制御方法。
  18. 前記テンプレートに設定された前記印刷設定を前記テンプレートに対応する印刷データに適用した場合の、仮想的な仕上がり状態を表示する仕上がり状態表示ステップをさらに有することを特徴とする請求項13乃至17いずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  19. 前記設定ステップにより前記テンプレートに設定されている印刷設定の組み合わせによるパターンを抽出する抽出ステップをさらに有し、
    前記仕上がり状態表示ステップでは、前記抽出ステップにおいて抽出されたパターンそれぞれに対して1レコード分の印刷データに前記条件付印刷設定を適用した際の、仮想的な仕上がりの状態を表示することを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置の制御方法。
  20. 請求項13乃至19いずれか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ実行可能なプログラム。
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