JP5451411B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、階層構造で表現されたPDLデータの編集を行う情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
〔1〕 POD、バリアブル印刷とPDF/VTについて
POD(プリントオンデマンド)市場向けの印刷システムの普及に伴い、印刷物を顧客毎にカスタマイズして印刷するバリアブル印刷が注目されてきている。バリアブル印刷は、データベースを読み込んで、顧客毎に1枚1枚内容を変えて印刷することができるため、顧客に適した印刷物を作成できるという利点がある。その流れの中、バリアブル印刷用の言語仕様としてISO 16612−2 PDF/VT(Varialble data and Transactional)の標準化プロセスが進んでいる。PDF/VTは、PDFをベースとしてバリアブル印刷やトランザクション印刷用の仕様を追加することで、既存のPDFワークフローでも活用できるという特徴がある。
〔2〕 PDF/VTの特徴(階層構造:DPartとメタデータ:DPM)
PDF/VTは、DPart(Document Part)と呼ばれる階層構造を追加してPDFのページを構造化するとともに、各DPartにDPM(Document Part Metadata)という任意のメタデータを付加可能としている。階層構造で表現されたメタデータ(階層化メタデータ)は、「郵便番号」、「住所」、「氏名」等の多種多様な情報をキーとバリューの関係で付加可能である。また、PDF/VTは、DPartRoot(Document Part Root)と呼ばれる階層構造に関するルートノードを持つ。さらに、DPartRootのメタデータは、データベースを読み込んだ際に得られるレコード情報について、キーとバリューの関係で階層化メタデータとして保持し、その階層情報を「レコードレベル」キーで管理する。
また、PDF/VTの階層化メタデータは、階層構造についてDPartを追加/削除し、自由に編集できる。そのため、階層にメタデータを付与し、階層に意味をもたせることで、階層をグルーピング目的で利用することができる。
〔3〕 バリアブル印刷を実現するためにPDF/VTはどのように使われているか
JDF(Job Definition Format)は、PDF/VTなどのPDL(Page Description Language)データとともに用いられ、印刷ワークフロー全体を制御する。JDFとPDF/VTを用いてバリアブル印刷をする場合は、PDF/VTのメタデータを参照して顧客情報を取得し、顧客毎にカスタマイズして印刷する。また、JDFを読み込んで面付け処理するエンジンは、PDF/VTのレコードレベル階層を繰り返し参照しながら、面付け処理する。
PDF/VTは、JDFなどの印刷制御情報と一緒に用いる事で、階層化メタデータに基づき、特定の郵便番号に当てはまるページのみを印刷するといった印刷制御を可能とする。具体的には、郵便番号でグルーピングしたPDF/VTを、JDFなどの印刷制御情報を用いて、特定のグループつまり特定の郵便番号のみを印刷するといった制御が可能である。以上のようにPDF/VTは、階層化メタデータを備え、階層を自由に編集してグルーピングできるため、細かな印刷制御を実現できる。
特許文献1には、階層構造と階層構造に付随するメタデータをグラフィカルに編集する方法が開示されている。
特開平11−205736号公報
PDF/VTを編集し、グルーピングを行うことでPDF/VTの階層構造を変更した場合であっても、当然「レコードレベル」キーは正しく管理されている必要がある。また、印刷制御を行うためには、PDF/VT自体の「レコードレベル」キーを正しく管理するだけでなく、JDFにおける参照も正しく保持する必要がある。そのため、参照関係を破壊せずに、簡易な方法で、階層構造で表現されたメタデータの編集が求められている。しかしながら、特許文献1では、階層化されたメタデータを利用してグルーピングする点や、グルーピングすることによって変更される可能性のある階層情報について、印刷制御に必要な階層数を保持するといった点までは考慮されていない。そのため、メタデータの編集によりレコードレベルがユーザの意図しない階層に設定されてしまうという課題がある。
本発明では、上記の課題を解決し、印刷制御に必要な階層数を保持し、メタデータの編集よりレコードレベルがユーザの意図しない階層に設定されるのを防ぐことのできる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、階層構造を有し、前記階層構造の階層にメタデータを付加可能な印刷データを処理する情報処理装置であって、前記印刷データに含まれる階層のうち繰り返し処理される階層であるレコードレベルを更新するための更新情報を保存する保存手段と、前記印刷データのメタデータに含まれるキーと前記キーに対応するバリューを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段によって取得された前記キー及び前記バリューを用いて、前記メタデータのグルーピング処理に関する指示を受付可能な変更画面を作成する変更画面作成手段と、前記変更画面を介して受け付けたグルーピング処理に関する指示に従って、前記メタデータに対してグルーピング処理を行う処理手段と、前記処理手段により行われたグルーピング処理により、前記レコードレベルを変更する必要があるか否かを前記更新情報に基づいて判断する判断手段と、前記判断手段により前記レコードレベルを変更する必要があると判断された場合に、前記更新情報に基づいて、前記レコードレベルを変更する変更手段とを有することを特徴とする。
本発明により、印刷制御に必要な階層数を保持し、メタデータの編集よりレコードレベルがユーザの意図しない階層に設定されるのを防ぐことが可能となる。
PODシステムの構成図 本発明の実施形態を示すブロック図 本発明の実施形態を示すデータフロー図 階層化メタデータの一例を示すイメージ図 印刷制御情報のイメージ図 自動更新決定画面の生成に関するフローチャート 自動更新決定画面の一例を示すイメージ図 階層化メタデータ変更画面の生成に関するフローチャート (a)は、階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図、(b)は、階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図、(c)は、階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図、(d)は、階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図 グループピングに関するフローチャート (a)は、階層化メタデータの一例を示すイメージ図、(b)は、階層化メタデータの一例を示すイメージ図、(c)は、階層化メタデータの一例を示すイメージ図 印刷制御情報の更新に関するフローチャート 印刷制御情報のイメージ図 自動更新決定画面の一例を示すイメージ図 階層化メタデータ変更画面の生成に関するフローチャート メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図 印刷制御情報の更新に関するフローチャート 自動更新決定画面の一例を示すイメージ図 (a)は、階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図、(b)は、新規キー定義画面の一例を示すイメージ図、(c)は、階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図、(d)は、階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムを含むPODシステムの構成を示す模式図である。
このPODシステムは、サーバコンピュータ102、クライアントコンピュータ103、及び印刷装置104を有し、それらはネットワーク101を介して接続されている。
サーバコンピュータ102は、ネットワーク101に接続された各種装置とのデータの送受信を管理する。クライアントコンピュータ103は、印刷文書を編集することができ、ネットワーク101を介して印刷文書を印刷装置104やサーバコンピュータ102に送信する。印刷装置104は、印刷文書を受け取ると、必要に応じてサーバコンピュータ102と通信し、印刷を開始する。
また、クライアントコンピュータ103で作成された印刷文書は、ネットワーク101を介し、サーバコンピュータ102とは異なるネットワーク環境下105で管理されている別のクライアントコンピュータ106に送信可能である。そして、クライアントコンピュータ106において編集された後に、同じく別環境下にある印刷装置107で画像データの印刷を行うことも可能である。
図2は、本発明の実施形態に適用される情報処理装置であるクライアントコンピュータ103、クライアントコンピュータ106(これらをまとめて情報処理装置200と記載する)の構成の一例を示すブロック図である。制御部201は、CPUであり、表示部202、入力部203等、情報処理装置200の各構成を制御する。表示部202は、CRTや液晶モニタ等の表示装置である。入力部203は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスに対応している。RAM204は、不揮発性の大容量メモリであり、ROM205からロードされた各種プログラムコードや、データファイルを記憶する。ROM205は、制御部201によって実行されるコンピュータプログラムを記憶する。外部記憶装置206は、ハードディスクとハードディスクへのデータの読み書きを行う駆動部とで構成されており、ネットワークを介して別のハードディスクに保存されているデータのやり取りをすることも可能である。外部記憶装置206には、印刷に必要なデータが格納されている。
印刷装置207は、ネットワークまたはケーブルなどによって情報処理装置200と接続されており、データ送信可能になっている。尚、印刷装置207は、図1における、印刷装置104または印刷装置107に対応する。入力部203からの入力処理を、RAM204に記憶されるOSが、各種のアプリケーションの実行処理を制御する。
本実施例では、プログラムコードがRAM204上にロードされるものとして説明しているが、直接ROM205から実行することも可能である。また、処理対象となる各データがRAM204上にあるものとして説明を行うが、これらはすべて、外部記憶装置206上に配置することも可能であり、必要に応じて外部記憶装置206からRAM204上にロードして使用することもできる。また、制御部201のキャッシュメモリ上に配置することも同様に可能である。
図3は、本実施例で扱うプログラムコードとデータがどのような関係にあるかを示すデータフロー図である。301は、図2における入力部203を介して入力されるデータを扱うUI制御部であり、ユーザはこのUI制御部301によりデータの入力を各処理部へ指示できるようになっている。また、UI制御部301は、階層構造を有し、メタデータを付加可能な印刷データ(PDL)304を図2の外部記憶装置206などからロードして、図2の表示部202へ表示する。
302は、図2のRAM204に保存される自動更新情報である。303は、UI制御部301などから指示を受け動作する自動更新決定部である。自動更新決定部303は、ユーザによって指示された印刷文書302の更新方法に関する内容を、自動更新情報302として保存する。
304aは、印刷データ304に付随する階層化メタデータである。305は、UI制御部301などから指示を受け動作する階層化メタデータ変更部である。階層化メタデータ変更部305は、最終的にグルーピング、及びグルーピング解除のユーザ指示に基づいて階層化メタデータ304aを変更する。
306は、図2の外部記憶装置206などに存在する印刷制御情報であり、図2の印刷装置207は、印刷制御情報306に従って印刷を行う。307は、印刷制御情報306や階層化メタデータ304aを更新する印刷制御情報更新部である。尚、上述したUI制御部301、自動更新決定部303、階層化メタデータ変更部305、印刷制御情報更新部307は、ROM203に記憶されているプログラムコードが制御部201により実行されることで動作する。
尚、これ以降の説明におけるフローチャートによる処理手順は、例に限定されることはなく、本発明の結果を満たす限りいかなる手順の組み合わせも、複数処理をまとめることも、処理を細分化することも可能である。また、各処理を個々に切り出してひとつの機能要素として単体として機能し、示している処理以外の処理と組み合わせて使用することも可能である。以下、本発明の実施例を図面およびフローチャートを参照して説明する。
図4は、図3の階層化メタデータ304aの一例を示すイメージ図である。401は、Document Part Root(DPartRoot)と呼ばれる、階層化されたメタデータを取りまとめるデータ構造の親ノードである。DPartRoot401の下には、Document Part(DPart)402が子ノードとしてリンクされており、階層構造を成す。また、DPartRoot401は、キーが「レコードレベル」で、バリューが1であるメタデータ403を持つ。ここで、「レコードレベル」とは、階層構造の中でどの階層が繰り返し処理される階層かを表現するものであり、具体的にはバリューが1の場合は、第1階層が繰り返し処理される階層となる。
DPart402は、キーが「発行者」で、バリューが「XXX会社」であるメタデータ404を持つ。また、DPart402は、子ノードとして下位層にDPart405、DPart406、DPart407、DPart408を持つ。
DPart405は、キーが「氏名」でバリューが「鈴木 一郎」、キーが「都道府県」でバリューが「東京都」、キーが「市区町」でバリューが「大田区」、キーが「性別」でバリューが「男」、キーが「年齢」でバリューが「30」のメタデータ409を持つ。DPart406は、キーが「氏名」でバリューが「田中 三郎」、キーが「都道府県」でバリューが「神奈川県」、キーが「市区町」でバリューが「川崎市」、キーが「性別」でバリューが「男」、キーが「年齢」でバリューが「40」のメタデータ410を持つ。
DPart407は、キーが「氏名」でバリューが「山田 太郎」、キーが「都道府県」でバリューが「東京都」、キーが「市区町」でバリューが「大田区」、キーが「性別」でバリューが「男」、キーが「年齢」でバリューが「50」のメタデータ411を持つ。DPart408は、キーが「氏名」でバリューが「佐藤 二郎」、キーが「都道府県」でバリューが「神奈川県」、キーが「市区町」でバリューが「横浜市」、キーが「性別」でバリューが「男」、キーが「年齢」でバリューが「20」のメタデータ412を持つ。
DPart405は、子ノードとして下位層にDPart413とDPart414を持つ。415は、DPart413のメタデータで、キーが「用途」でバリューが「表紙」であることを示し、さらには表紙を示すページとして、Pageオブジェクト416を参照している。417は、DPart414のメタデータで、キーが「用途」でバリューが「本体」であることを示す。さらにメタデータ417は、本体を示すページとして、Pageオブジェクト418、Pageオブジェクト419、Pageオブジェクト420、Pageオブジェクト421を参照している。
DPart406は、子ノードとしてDPart422とDPart423をもつことを示している。DPart422は、DPart413と同様でキー「用途」でバリューが「表紙」であるメタデータ及びPageオブジェクトへの参照を持つものとする。また、DPart423においても、DPart414と同様でキー「用途」でバリューが「本体」であるメタデータ及びPageオブジェクトを持つものとする。
DPart407は、子ノードとしてDPart424とDPart425をもつことを示している。DPart424は、DPart413と同様でキー「用途」でバリューが「表紙」であるメタデータ及びPageオブジェクトへの参照を持つものとする。また、DPart425においても、DPart414と同様でキー「用途」でバリューが「本体」であるメタデータ及びPageオブジェクトを持つものとする。
DPart408は、子ノードとしてDPart426とDPart427をもつことを示している。DPart426は、DPart413と同様でキー「用途」でバリューが「表紙」であるメタデータ及びPageオブジェクトへの参照を持つものとする。また、DPart427においても、DPart414と同様でキー「用途」でバリューが「本体」であるメタデータ及びPageオブジェクトを持つものとする。
428は、DPartRoot401に続くDPart402が第0階層に所属することを示しており、階層名が「Root」であることを示している(以降、第0階層428をRoot階層428とも記載する)。429は、DPart405、DPart406、DPart407、DPart408が第1階層に所属することを示しており、階層名が「Node」であることを示している(以降、第1階層429をNode階層429とも記載する)。430は、DPart413、DPart414、DPart422、DPart423、DPart424、DPart425、DPart426、DPart427が第2階層に所属することを示している。そして、430は第2階層の階層名が「Page」であることを示している(以降、第2階層430をPage階層430とも記載する)。以上のようにDPartという階層型のデータ構造でメタデータを保持している。
図5は、図3の印刷制御情報306の一例を示したイメージ図である。501は、どの階層が繰り返し処理の単位であるかを示すSET情報であり、DPartのXML表現を使用して、XPathで参照する。図5では、階層化メタデータ304aにおけるRoot階層428の下位層であるNodの階層429が繰り返しの層であることを示している。
502は、どの階層がPageオブジェクトを参照しているかを示すPAGE情報であり、図5では、階層化メタデータ304aにおけるNode階層429の下位層であるPage階層430がPageオブジェクトを参照している層であることを示している。ここでは、PAGE情報は、SET情報からの相対パスを用いて表現しているが、SET情報と同じく絶対パスを使用した場合も同様である。
また、図2の制御部201は、印刷制御情報306にて、繰り返しの単位であるSET情報501およびPAGE情報502を用いて、印刷装置207に対して印刷指示を可能とする。ここで示した印刷制御情報は、あくまでも一例であり、JDFその他のジョブチケット、プリントチケットについても同様に使用可能である。
図6は、図3におけるUI制御部301が、自動更新決定部303に対して自動更新決定画面の生成を指示したときのフローチャートである。
ステップS101で、UI制御部301が、自動更新決定部303に対して自動更新情報302を設定するための画面を生成するように指示することによって、本フローチャートの処理がスタートする。ステップS102で、自動更新決定部303は、階層化メタデータ304aから繰り返し処理される階層(レコードレベル)を取得する。ステップS103で、自動更新決定部303は、レコードレベルに含まれる全てのDPartを対象としてステップS104を繰り返す。
ステップS104で、自動更新決定部303は、対象のDPartに存在するメタデータのキーを取得する。ステップS105で、自動更新決定部303は、レコードレベルに含まれるの全てのDPartに対してステップS104の処理を行うと、ステップS106へ進む。ここまでの処理により、レコードレベルに含まれる全てのDPartに存在するメタデータのキーが取得される。
ステップS106で、自動更新決定部303は、ステップS105までの処理で取得したキーを選択可能な状態で表示される自動更新決定画面を生成する処理を行う。ステップS106で、自動更新決定部303は、自動更新決定画面を生成する処理を行うと、ステップS107へ進み、本フォローチャートの処理を終了する。尚、本フローチャートの自動更新情報決定画面作成処理により作成された自動更新決定画面は、UI制御部301により表示制御が行われることで表示部202に表示される。
図7は、図4の階層化メタデータに対して、図6のフローチャートによる処理を実行した結果得られる自動更新決定画面の一例を示すイメージ図である。図7では、ユーザがメタデータのキーのうち「氏名」を選択したときの図が示されている。
601から605のチェックボックスは、ユーザが選択可能なキーの候補を示しており、レコードレベルである第1階層(Node階層)429に含まれる全てのキーが列挙されており、いずれか1つを選択できる画面構成となっている。
601は、「都道府県」キーを示しており、601が選択されると、「都道府県」の存在する階層が繰り返し処理される階層に自動更新されることとなる。
602から605についても同様で、「市区町」、「氏名」、「性別」、「年齢」が選択されると、それぞれが存在する階層が繰り返し処理される階層に自動更新されることとなる。
図7では、「氏名」が選択されているため、グルーピングが確定した段階で、「氏名」キーが存在する階層が、繰り返し処理される階層となることを示している。つまり、階層化メタデータ304aの新規グルーピングやグルーピングの解除が行われた場合に、最終的に「氏名」キーの存在する階層がレコードレベルであると判断し、印刷制御情報306を更新する。このように、レコードレベルを決定するためのキーを予め設定しておくことにより、メタデータが編集された場合にも、ユーザが本当に繰り返し処理をしたいキーが含まれている階層をレコードレベルにすることができる。尚、自動更新決定画面で選択されたレコードレベルに対応するキーは、自動更新情報302として自動更新決定部303によりRAM204に保存される。
図8は、図3におけるUI制御部301が、階層化メタデータ変更部305に対して階層化メタデータ変更画面の生成を指示したときのフローチャートである。
ステップS201で、UI制御部301が、階層化メタデータ変更部305に対して、階層化メタデータ304aのグルーピングまたはグルーピングの解除をするための画面を生成するように指示することによって、本フローチャートの処理がスタートする。ステップS202で、階層化メタデータ変更部305は、階層化メタデータ304aに含まれる全ての階層に対してステップS203からステップS206を繰り返す。
ステップS203で、階層化メタデータ変更部305は、処理対象の階層内の全てのDPartに対してステップS204を繰り返す処理を行う。ステップS204で、階層化メタデータ変更部305は、処理対象のDPartのメタデータからキーとキーに対応するバリューを取得する処理を行う。
ステップS205で、階層化メタデータ変更部305は、処理対象の階層内の全てのDPartに対してステップS204を行うと、ステップS206へ進む。ステップS206で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS204で得られたキーとバリューの組み合わせから処理階層に対応する一階層分の画面生成を行う。ここで生成される画面が一階層分の階層化メタデータ変更画面であり、ユーザからの操作に応じて階層化メタデータのグルーピング処理を行う指示を受付可能である。
ステップS207で、階層化メタデータ変更部305は、全ての階層に対してステップS203からステップS206を行うと、ステップS208へ進み、本フローチャートの処理を終了する。尚、本フローチャートの変更画面作成処理により作成された階層化メタデータ変更画面は、UI制御部301により表示制御が行われることで表示部202に表示される。
図9(a)は、図4の階層化メタデータ304aに対して、図8のフローチャートの処理を実行した結果得られる階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図である。尚、図9(a)では説明を簡単にするため、図4の階層化メタデータ304aの第1階層429に対応する階層化メタデータ変更画面のみを示している。
701は、階層化メタデータ変更画面を示し、メタデータ内のキーとして、「氏名」、「都道府県」、「市区町」、「性別」、「年齢」が存在することを示している。702は、DPart405における各キーに対するバリューを示しており、「氏名」キーに対するバリューとして「鈴木 一郎」がマッピングされている。同様にして、「都道府県」キーに対するバリューとして「東京都」が、「市区町」キーに対するバリューとして「大田区」が、「性別」キーに対するバリューとして「男」が、「年齢」キーに対するバリューとして「30」がマッピングされている。
703は、DPart406における各キーに対するバリューであり、「氏名」、「都道府県」、「市区町」、「性別」、「年齢」キーに対して、それぞれ、「田中 三郎」、「神奈川県」、「川崎市」、「男」、「40」がバリューとしてマッピングされている。704は、DPart407における各キーに対するバリューであり、「氏名」、「都道府県」、「市区町」、「性別」、「年齢」キーに対して、それぞれ、「山田 太郎」、「東京都」、「大田区」、「男」、「50」がバリューとしてマッピングされている。705は、DPart408における各キーに対するバリューであり、「氏名」、「都道府県」、「市区町」、「性別」、「年齢」キーに対して、それぞれ、「佐藤 二郎」、「神奈川県」、「横浜市」、「男」、「20」がバリューとしてマッピングされている。
706及び707は、「氏名」キーに対して、新規グルーピングを行うグルーピングボタンである。708及び709は、「都道府県」キーに対して、新規グルーピングを行うグルーピングボタンである。710及び711は、「市区町」キーに対して、新規グルーピングを行うグルーピングボタンである。712及び713は、「性別」キーに対して、新規グルーピングを行うグルーピングボタンである。714及び715は、「年齢」キーに対して、新規グルーピングを行うグルーピングボタンである。例えば、グルーピングボタン708をクリック(1回押下)すると、第1階層に存在したメタデータのうち「都道府県」キーが上位層に新規にグルーピングされ、残りのキーが第2階層に存在することとなる。
図9(b)は、図9(a)において「都道府県」キーに対するグルーピングボタン708の押下により実行されたグルーピング後の階層化メタデータ変更画面のイメージ図を示している。716は、「都道府県」キーが存在する第1階層に存在するDPartのメタデータを示している。717は、「都道府県」キーが存在する第1階層の下位層である第2階層に存在するDPartのメタデータを示している。
718は、「都道府県」キーに対してのグルーピングボタンで、「都道府県」キーに対するグルーピングを解除する。ボタン718をクリックすると、グルーピングが解除されて結果として図9(a)に示される状態に戻り、全てのメタデータのキーとバリューの組が第1階層に移動する。
719は、図9(a)のグルーピングボタン710と同じく「市区町」キーに対してグルーピングを行うグルーピングボタンである。ボタン719をクリック(押下)した場合は、「都道府県」キーの存在する第1階層とは別に、第2階層に存在したメタデータのうち「市区町」キーが上位層に新規にグルーピングされ、残りのキーが第3階層に存在することとなる。
図9(c)は、図9(b)においてグルーピングボタン719の押下により実行されたグルーピング後の階層化メタデータ変更画面のイメージ図を示している。720は、「都道府県」キーが存在する第1階層に存在するDPartのメタデータを示している。721は、「市区町」キーが存在する第2階層に存在するDPartのメタデータを示している。
722は、「都道府県」及び「市区町」キー以外が存在する第3階層に存在するDPartのメタデータを示している。
723は、「市区町」キーに対してのグルーピングボタンで、「市区町」キーを上位層に移動して、グルーピングする。グルーピングボタン723をクリック(押下)されると、「都道府県」キーと同じ階層に「市区町」キーが移動され、結果として「都道府県」キーと「市区町」キーとが第1階層に存在することとなる。同じ階層に2つ以上のキーが存在する場合は、その階層において&(アンド)条件にてグルーピングする。つまり、ボタン723をクリックした場合は、「都道府県」キーと「市区町」キーの組で&(アンド)条件にてグルーピングを行う。また、第2階層にキーが1つも存在しなくなり、第2階層を削除することとなる。最終的に、「東京都」と「大田区」の組、「神奈川県」と「川崎市」の組、「神奈川県」と「横浜市」の組、の合計3つの組が第1階層、その他が第2階層となる。
また、ボタン723をクリックした場合のように「市区町」キーを移動すると第2階層にキーが存在しなくなる場合に、自動的に階層を削除しているが、階層数に変化がある場合には、警告ダイアログを出してユーザへ注意喚起を行ってもよいものとする。
724は、「市区町」キーに対してのグルーピングボタンで、「市区町」キーを下位層に移動して、グルーピングする。ボタン724をクリックした場合は、「氏名」キーと同じ階層に「市区町」キーを移動する。ボタン723をクリックした場合と同じく、第2階層にキーが1つも存在しなくなり、第2階層を削除することとなる。最終的に、第1階層はそのままに、その他がすべて第2階層となり、結果として図9(b)の状態となる。
図9(d)は、図9(c)においてグルーピングボタン723の押下により実行されたグルーピング後の階層化メタデータ変更画面のイメージ図を示している。725は、「都道府県」及び「市区町」キーが存在する第1階層に存在するDPartのメタデータを示している。「都道府県」キーと「市区町」キーを&(アンド)でグルーピングしている。726は、「都道府県」及び「市区町」キー以外が存在する第2階層に存在するDPartのメタデータを示している。
727は、「市区町」キーに対してのグルーピングボタンで、押下されると「市区町」キーを下位層に移動され、グルーピングが解除される。ボタン727が押下された場合は、第2階層とは別に下位層に新規に「市区町」単位でグルーピングを行い、第2下位層がそのまま第3階層となり、結果として図9(c)の状態となる。
以上のようにして、階層化メタデータ304aに対して階層化メタデータ変更画面による操作を行うことで新規グルーピングやグルーピングの解除を行い、メタデータの階層構造を変更することが可能である。また、グルーピングを行う場合に規定した数よりもグルーピング数が多くなる場合には、警告ダイアログ等を表示して、ユーザに問い合わせを行うなどの注意喚起をしてもよいものとする。
図10は、図3におけるUI制御部301からの指示に応じて、階層化メタデータ変更部305が行うグループピング処理のフローチャートである。尚、ここでのグルーピング処理とは、メタデータを他の階層のメタデータと同階層に移動させグルーピングを行う処理及び、メタデータを同階層にあるメタデータとは異なる階層に移動させグルーピングを解除する処理を含む。
ステップS301で、UI制御部301が、階層化メタデータ変更部305に対して、階層化メタデータ304aのグルーピングまたはグルーピングの解除するように指示することによって、本フローチャートの処理がスタートする。ステップS302で、階層化メタデータ変更部305は、移動元の階層に所属するメタデータを取得する。
ステップS303で、階層化メタデータ変更部305は、移動元に存在するメタデータのキーとバリューとの組が2つ以上存在するかどうかを判断する。ステップS303でキーとバリューの組が2つ以上存在すると判断された場合は、ステップS304へ進む。ステップS303でキーとバリューの組が2つ以上存在しないと判断された場合は、ステップS305へ進む。
ステップS304で、階層化メタデータ変更部305は、グルーピング処理するための階層を新規に作成し、階層に名前を付加する。一方、ステップS305では、階層化メタデータ変更部305は、グルーピングするための移動先の階層を取得する。
ステップS306で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS302で取得したメタデータに対して、ステップS307からステップS311を繰り返す。ステップS307で、階層化メタデータ変更部305は、移動先の階層にキーに対するバリューが等しいメタデータが存在するかどうかを判断する。ステップS307でバリューが等しいメタデータが存在しないと判断された場合は、ステップS308へ進む。ステップS307でバリューが等しいメタデータが存在すると判断された場合は、ステップS309へ進む。ステップS308で、階層化メタデータ変更部305は、移動先の階層にDPart及びメタデータを追加し、キーとバリューの組をメタデータに追加する。但し、図9(c)のボタン723がクリックされて、「市区町」キーを第1階層に移動して、「都道府県」キーと「市区町」キーの&(アンド)条件で、グルーピングし直す場合などのように、DPartやメタデータをそのまま流用する場合もある。また、同様にすでに存在するキーとバリューの組をコピーする場合もある。図9(c)の場合では、「市区町」キーを移動してグルーピングし直す場合には、「都道府県」がすでに存在するため、DPart及びメタデータを作成した上で、「都道府県」に関するキーとバリューの組も設定する。
ステップS309で、階層化メタデータ変更部305は、移動元の階層のメタデータからキーとバリューの組を削除し、移動先と移動元の間でDPart間の関連付けを行う。ここでは、移動元のメタデータのキーとバリューの組を削除しているが、キーとバリューの組を残しておいても同様である。ステップS310で、階層化メタデータ変更部305は、移動元の階層にキーとバリューの組が存在するメタデータがあるかどうかを判断する。ステップS310で、キーとバリューの組を持つメタデータが存在しないと判断された場合は、ステップS311へ進む。ステップS310で、キーとバリューの組を持つメタデータが存在すると判断された場合は、ステップS312へ進む。
ステップS311で、階層化メタデータ変更部305は、処理対象のメタデータに対応するDPart及びメタデータを削除する。ステップS312で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS302で取得された全てのメタデータに対して処理を行うと、ステップS313へ進む。ステップS313で、階層化メタデータ変更部305は、移動元の階層にDPart及びメタデータが1つ以上存在するかどうかを判断する。ステップS313で、DPart及びメタデータが1つも存在しないと判断された場合は、ステップS314へ進む。ステップS313で、DPart及びメタデータが1つでも存在すると判断された場合は、ステップS315へ進む。
ステップS314で、階層化メタデータ変更部305は、移動元の階層を削除する。ステップS315で、階層化メタデータ変更部305は、自動更新情報決定画面で選択されたメタデータのキーが存在する階層が以前の階層と変更があったかを判断する。ステップS315で、変更があったと判断された場合は、ステップS316へ進む。ステップS315で、変更がなかったと判断された場合は、ステップS317へ進み、本シーケンスを終了する。ここでの判断により、階層化メタデータのレコードレベルを変更する必要があるか否かが判断される。
ステップS316で、階層化メタデータ変更部305は、繰り返し処理される階層(レコードレベル)を変更する処理を行う。具体的には、自動更新情報302から前記レコードレベルのメタデータに含まれるべきキーが抽出され、当該キーが存在する階層がレコードレベルとされる。ステップS316で変更処理が行われると、ステップS317へ進み、本シーケンスを終了する。尚、本フローチャートによりグルーピングが行われた結果は、再度図8のフローチャートの処理が実行されることで階層化メタデータ変更画面に反映される。
図11(a)は、図4の階層化メタデータ304a及び図9(a)の階層化メタデータ変更画面701において、「都道府県」でグルーピングが指示された場合、図10のフローチャートを実行して得られる階層化メタデータ304aのイメージ図である。
801は、図4のDPartRoot401と同じで、階層化されたメタデータをとりまとめるデータ構造の親ノードである。DPartRoot801の下には、DPart802が子ノードとしてリンクされており、階層構造を成す。また、DPartRoot801は、キーが「レコードレベル」であるメタデータ803を持つ。804は、図10のステップS307において、図4のメタデータ409の「東京都」に対して、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308において作成されたDPartである。
805は、804と同様に、図10のステップS307において、図4のメタデータ409の「東京都」に対して、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308においてキーとバリューを設定されたメタデータである。806は、図10のステップS307において、図4のメタデータ410の「神奈川県」に対して、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308において作成されたDPartである。
807は、806と同様に、図10のステップS307において、図4のメタデータ410の「神奈川県」に対して、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308においてキーとバリューを設定されたメタデータである。ところで、図4のメタデータ411及び412は、すでにバリューの等しいメタデータが存在するため、図10のステップS308の処理はスキップされる。808、809は、図10のステップS309で移動先と移動元で新たに関連付けがなさされたDPartを示しており、それぞれDPart804の子ノードとなっている。
810、811は、それぞれDPart808、DPart809のメタデータで、図10のステップS309により「都道府県」キー、バリューの組が削除されている。812、813は、図10のステップS309で移動先と移動元で新たに関連付けがなさされたDPartを示しており、それぞれDPart806の子ノードとなっている。814、815は、それぞれDPart812、DPart813のメタデータで、図10のステップS309により「都道府県」キー、バリューの組が削除されている。
816は、図10のステップS303において、図9(a)の移動元のメタデータに、キーとバリューの組が2つ以上存在し、ステップS304において新規に階層が作成された階層名が「Node_0」である第1階層を示している。
ところで、図10のステップS315で、階層化メタデータ変更部305は、「氏名」キーの存在する階層が第1階層から第2階層に変更されたと判断する。そのため、ステップS316で、階層化メタデータ変更部305は、メタデータ803の「レコードレベル」が1から2に変更され、繰り返し処理される階層が第2階層となる。
図11(b)は、図11(a)の階層化メタデータ304a及び図9(b)の階層化メタデータ変更画面701において、「市区町」でグルーピングが指示された場合、図10のフローチャートを実行して得られる階層化メタデータ304aのイメージ図である。
817は、図4のDPartRoot401と同じで、階層化されたメタデータをとりまとめるデータ構造の親ノードである。DPartRoot817の下には、DPart818が子ノードとしてリンクされており、階層構造を成す。また、DPartRoot817は、キーが「レコードレベル」であるメタデータ819を持つ。また、DPart818の子ノードとしてDPart820、及びDPart821を持ち、DPart820はメタデータ822を、DPart821は、メタデータ823を持つ。
824は、「市区町」でグルーピングされたときに新規で作成されるDPartで、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308において作成される。825は、824と同様に、図10のステップS307において、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308においてキーとバリューを設定されたメタデータである。
826は、図10のステップS307において、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308において作成されたDPartである。
827は、826と同様に、図10のステップS307において、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308においてキーとバリューを設定されたメタデータである。828は、図10のステップS307において、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308において作成されたDPartである。829は、828と同様に、図10のステップS307において、移動先の階層にバリューが等しいメタデータが存在せず、図10のステップS308においてキーとバリューを設定されたメタデータである。
ところで、図11のメタデータ811は、すでにバリューの等しいメタデータが存在するため、図10のステップS308の処理はスキップされる。830から833は、図10のステップS309で移動先と移動元で新たに関連付けがなされたDPartを示している。834から837は、それぞれDPart830からDPart833のメタデータで、図10のステップS309により「市区町」キー、バリューの組が削除されている。
838は、DPart824、DPart826、DPart828が、図10のステップS304により新規に階層が追加されて、第2階層に所属することを示しており、階層名が「Node_1」であることを示している。
ところで、図10のステップS315で、階層化メタデータ変更部305は、「氏名」キーの存在する階層が第2階層から第3階層に変更されたと判断する。そのため、図10のステップS316で、階層化メタデータ変更部305は、メタデータ819の「レコードレベル」を2から3に変更し、繰り返し処理される階層が第3階層となる。
図11(c)は、図11(b)の階層化メタデータ304a及び図9(c)の階層化メタデータ変更画面701において、図10のフローチャートを実行して得られる階層化メタデータ304aのイメージ図である。具体的には、図9(c)の階層化メタデータ変更画面701において、ボタン723をクリックし、「市区町」と「都道府県」の&(アンド)条件でグルーピングした後の階層化メタデータ304aを示している。
839は、図4のDPartRoot401と同じで、階層化されたメタデータをとりまとめるデータ構造の親ノードである。DPartRoot839の下には、DPart840が子ノードとしてリンクされており、階層構造を成す。また、DPartRoot839は、キーが「レコードレベル」であるメタデータ841を持つ。842は、図11(b)のDPart824を第1階層に移動した結果得られるDPartである。メタデータ825の「大田区」を第1階層に移動する場合は、図10のステップS308において、DPart820及びメタデータ822をそのまま流用し、「大田区」を追加し、結果としてメタデータ843となる。メタデータ825内には、1つもキーとバリューの組が存在しなくなり、図10のステップS311によりDPart824及びメタデータ825が削除される。
844は、図11(b)のDPart826を第1階層に移動した結果得られるDPartである。メタデータ827の「川崎市」を第1階層に移動する場合は、図10のステップS308において、DPart821及びメタデータ823をそのまま流用し、「川崎市」を追加し、結果としてメタデータ845となる。メタデータ827内には、1つもキーとバリューの組が存在しなくなり、図10のステップS311によりDPart826及びメタデータ827が削除される。846は、図11(b)のDPart828を第1階層に移動した結果得られるDPartである。メタデータ829の「横浜市」を第1階層に移動する場合は、図10のステップS308において、DPart及びメタデータを新規作成しメタデータ「都道府県」に対して「神奈川県」を設定する。その上で「横浜市」を追加し、結果としてメタデータ847となる。メタデータ847内には、1つもキーとバリューの組が存在しなくなり、図10のステップS311によりDPart828及びメタデータ829が削除される。
ところで、図11(c)は、図9(b)において移動元のメタデータの組が「市区町」キー1つしか存在しないため、図10のステップS305へ進み、新規階層の作成は行われない。また、図11(c)は第2階層に1つもDPart及びメタデータが存在しなくなるため、図10のステップS313において、階層が削除される。また、図10のステップS315で、階層化メタデータ変更部305は、「氏名」キーの存在する階層が第3階層から第2階層に変更されたと判断する。そのため、ステップS316で、階層化メタデータ変更部305は、メタデータ841の「レコードレベル」を3から2に変更し、繰り返し処理される階層が第2階層となる。
図12は、階層化メタデータ変更画面において編集を行い、階層化メタデータ304aが確定し、図3におけるUI制御部301が、印刷制御情報更新部307に対して印刷制御情報の更新を指示したときのフローチャートである。
ステップS401で、UI制御部301が、印刷制御情報更新部307に対して、印刷制御情報の更新を指示することによって、本フローチャートの処理がスタートする。ステップS402で、印刷制御情報更新部307は、自動更新情報302を取得する。ステップS403で、印刷制御情報更新部307は、自動更新情報302から図7の自動更新決定画面で選択されたメタデータのキーが所属する、繰り返し処理の対象となる階層(レコードレベル)を取得する。
ステップS404で、印刷制御情報更新部307は、繰り返し処理される階層に変更があるかどうかを判断する。ステップS404で、繰り返し処理される階層に変更があると判断された場合は、ステップS405へ進む。ステップS404で、繰り返し処理される階層に変更がないと判断された場合は、ステップS406へ進み本シーケンスを終了する。ステップS405で、印刷制御情報更新部307は、印刷制御情報306を変更に従って更新する。ステップS405で印刷制御情報306を更新する処理を行うとステップS406へ進み、本シーケンスを終了する。以上のように、図12におけるフローチャートを実行することで、印刷制御情報306を更新する。
図13は、図11(a)の階層化メタデータ304aについて、図12のフローチャートを実行した結果を示した印刷制御情報306のイメージ図である。901は、どの階層が繰り返し処理の単位であるかを示すSET情報である。図11(a)では、階層化メタデータ304aにおける第0階層「Root」の下の第1階層「Node_0」の下の第2階層「Node」の階層が繰り返し処理される層に変更されていることを示している。
以上説明してきた通り、階層化されたメタデータを簡易な方法でグルーピングすることができ、さらに階層化されたメタデータを参照している印刷制御情報306を同時に更新することで、レコードレベルの整合性についても確保可能としている。
本発明第1の実施の形態においては、前もってメタデータのキーを指定しておき、階層構造を編集した後に、前もって指定したキーの所属する階層を繰り返し処理する階層となるように、印刷制御情報306を自動更新する方法を示した。しかしながら、印刷制御情報306を常に更新できるとは限らない。そのため、本実施例では、印刷制御情報306を更新しない範囲において階層化メタデータ304aの階層構造の更新を許可する方法について説明する。尚、本実施例の説明において、上述した他の実施例と重複する部分については説明を省略する。
図14は、実施例2における自動更新情報302を決める自動更新決定画面の一例を示したイメージ図である。尚、1001から1005の各チェックボックスは図7における601から605の各チェックボックスと同様であるため説明を省略し、1006の固定チェックボックスについて説明する。
固定チェックボックス1006は、繰り返し処理される階層(レコードレベル)を固定するか否かを指定するためのチェックボックスであり、1006がチェックされている場合には繰り返し処理される階層が固定されるということを示している。
図14においては「氏名」1003と固定チェックボックス1006が選択されており、キー「氏名」が繰り返し処理される階層であり続ける限りにおいては、階層構造の変更を許可することを示している。ここでは、「氏名」キー1つを選択しているが、複数個選択してもよく、さらには、上位のキーが下位のキーより上位に移動しないといった制約を計算式のような形式で指定することも可能である。具体的には、「都道府県」キーと「市区町」キーなどのキー同士で上下関係を前もってルールとして定義できる。
図15は、実施例2において図3におけるUI制御部301が階層化メタデータ変更部305に対して階層化メタデータ変更画面の生成を指示したときのフローチャートである。
ステップS501で、UI制御部301が、階層化メタデータ変更部305に対して、階層化メタデータ304aのグルーピングまたはグルーピングの解除をするための画面を生成するように指示することによって、本フローチャートの処理がスタートする。ステップS502で、階層化メタデータ変更部305は、自動更新情報302を取得する。
ステップS503で、階層化メタデータ変更部305は、全ての階層に対してステップS504からステップS512を繰り返す。ステップS504で、階層化メタデータ変更部305は、階層内の全てのDPartに対してステップS505からステップS510を繰り返す。
ステップS505で、階層化メタデータ変更部305は、DPartのメタデータからキーとバリューを取得する。ステップS506で、階層化メタデータ変更部305は、自動更新情報302が固定であるかどうかを判断する。ステップS506で、固定であると判断された場合は、ステップS508へ進む。ステップS506で、固定でないと判断された場合は、ステップS507へ進む。ここで、図14の自動更新決定画面において、固定チェックボックス1006にチェックがされている場合には、自動更新情報302は固定であると判断され、チェックがされていない場合には自動更新情報302は固定でないと判断されることとなる。
ステップS507で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS505で取得したメタデータのキーについて、階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理をすると、レコードレベルの変更が必要かどうかを判断する。ステップS507で、レコードレベルの変更が必要ないと判断された場合は、ステップS508へ進む。ステップS507で、レコードレベルの変更が必要であると判断された場合は、ステップS509へ進む。
ステップS508で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS505で取得したメタデータのキーでグルーピング処理を行うためのグルーピングボタンを作成する。ここで作成されるグルーピングボタンは、図9に示される例えば706、707のグルーピングボタンと同様、階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理の指示を受け付けるためのボタンである。
ステップS509で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS505で取得したメタデータのキーについて、新規階層の作成及び削除を伴わないグルーピング処理をすると、レコードレベルの変更が必要かどうかを判断する。以降の説明では、階層の新規作成及び削除を伴わないグルーピング処理を再グルーピング処理と記載する。尚、再グルーピングの具体例については、図16を用いて後述する。
ステップS509で、再グルーピング処理をしてもレコードレベルに変更が必要ないと判断された場合は、ステップS510へ進む。ステップS509で、再グルーピング処理をするとレコードレベルに変更が必要であると判断された場合は、対象のメタデータのキーはレコードレベルの変更なくグルーピングすることが不可能であると判断され、ボタンが作成されることなくステップS511へ進む。尚、ステップS508及びステップS509において、階層化メタデータ変更部305は、自動更新情報決定画面で選択されたメタデータのキーが存在する階層が以前の階層と変更されるか否かレコードレベルの変更が必要か否かを判断する。階層化メタデータ変更部305は、グルーピング処理により自動更新情報決定画面で選択されたメタデータのキーが存在する階層が以前の階層と変更される場合に、レコードレベルの変更が必要であると判断する。そして、階層化メタデータ変更部305は、グルーピング処理により自動更新情報決定画面で選択されたメタデータのキーが存在する階層が以前の階層と変更されない場合に、レコードレベルの変更が必要でないと判断する。
ステップS510で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS505で取得したメタデータのキーで再グルーピング処理を行うための再グルーピングボタンを作成する。ステップS511で、階層化メタデータ変更部305は、階層内の全てのDPartに対してステップS505からステップS510を行うと、ステップS512へ進む。ステップS512で、階層化メタデータ変更部305は、ステップS505で得られたキーとバリューの組み合わせ、及びステップS508またはステップS510で作成されたボタンから一階層分の画面構成を作成する。ステップS513で、階層化メタデータ変更部305は、全ての階層に対してステップS504からステップS512を行うと、ステップS514へ進み、本シーケンスを終了する。
図16は、図11(a)の階層化メタデータ304a及び図14の自動更新決定画面にて「氏名」と「固定」が選択された自動更新情報302における、図15のフローチャートの処理が実行された結果得られる階層化メタデータ変更画面のイメージ図である。
1101は、新規グルーピング、グルーピング解除を行うための操作UI表示領域である。図15のステップ509において、図9(d)の「都道府県」キーは階層を削除しない限りグルーピングできず、グルーピングすると繰り返し処理される階層が変更となるため、操作UI表示領域1101にボタンは表示されない。
1102は、新規グルーピング、グルーピング解除を行うための操作UI表示領域である。図15のステップ509において、図9(d)の「氏名」キーは階層を作成しない限りグルーピングできない。また、図15のステップ509において、第2階層から第1階層に移動してグルーピングし直す場合であっても、繰り返し処理される階層が変更となるため、操作UI表示領域1102にボタンは表示されない。
1103は、「市区町」キーでグルーピングするためのボタン表示領域である。図15のステップ509で、図9(d)の「市区町」キーにおいて、上位層に階層を作成せずに再グルーピングする限りは、繰り返し処理する階層に変更がないため、上位層に対しては再グルーピングボタンを表示している。下位層に対しては、図15のステップS507で、図9(d)の「市区町」キーは階層を作成してグルーピングした場合であっても繰り返し処理される階層に変更はないため、グルーピングボタンを表示している。また、1104、1105は、「性別」キー、「年齢」キーでグルーピングするボタン表示領域であり、「市区町」キーのボタンと同様のグルーピングボタン及び再グルーピングボタンが表示されることとなる。
ここで、再グルーピングボタンが押された場合の処理について説明する。再グルーピング処理では、新たな階層の作成または階層の削除は行われず、再グルーピングボタンが押されたキーが含まれる階層と隣にある階層とグルーピングされる。例えば、図16の1103の領域に含まれる再グルーピングボタンが押下された場合には、「都道府県」のキーが含まれる階層に「市区町」のキーも含まれ、グルーピングされることとなる。そのため新たに「市区町」のキー用の階層が作成されることはない。
以上のようにして、自動更新決定画面において、「固定」が選択されると、繰り返し処理される階層が変更にならない範囲でグルーピングできる。ここでは、グルーピングする場合に、繰り返し処理される階層が変更になるかどうかで、ボタンの表示、非表示を制御している。
以上説明してきた通り、階層化されたメタデータを参照している印刷制御情報306を更新しないで済む範囲で、階層化されたメタデータを編集することができ、全体としての整合性を保証できる。
本発明第1の実施の形態においては、前もってメタデータのキーを指定しておき、階層構造を編集した後に、前もって指定したキーの所属する階層を繰り返し処理する階層となるように、印刷制御情報306を自動更新する方法を示した。しかしながら、前もって指定することが困難である場合がある。そのため、本実施例においては、階層構造の編集が完了した後の、印刷制御情報306の更新について考慮された実施例について説明する。尚、本実施例の説明において、上述した他の実施例と重複する部分については説明を省略する。
図17は、階層化メタデータ変更画面において編集を行い、階層化メタデータ304aが確定し、図3におけるUI制御部301が、印刷制御情報更新部307に対して印刷制御情報の更新を指示したときのフローチャートである。
ステップS601で、UI制御部301が、印刷制御情報更新部307に対して、印刷制御情報を更新するように指示することによって、本フローチャートの処理がスタートする。ステップS602で、印刷制御情報更新部307は、自動更新情報302を取得する。ステップS603で、印刷制御情報更新部307は、自動更新情報を決定済みであるかどうかを判断する。ステップS603で、決定済みであると判断された場合はステップS605へ進む。決定済みでないと判断された場合はステップS604へ進む。
ステップS604で、印刷制御情報更新部307は、自動更新決定画面を表示し、ユーザの操作によって自動更新情報302が決定されるのを待ち、決定された自動更新情報302を取得する。そして、自動更新情報302が取得されると、ステップS605へ進む。
ステップS605で、印刷制御情報更新部307は、自動更新情報302からレコードレベルを取得する。ステップS606で、印刷制御情報更新部307は、レコードレベルに変更があるかどうかを判断する。ステップS606で、レコードレベルに変更があると判断された場合は、ステップS607へ進む。ステップS606で、レコードレベルに変更がないと判断された場合は、ステップS609へ進み本シーケンスを終了する。
ステップS607で、印刷制御情報更新部307は、階層化メタデータの更新を行う。また、印刷制御情報更新部307は、印刷制御情報306から参照されていないメタデータのキーとバリューの組が存在した場合に、参照されていないメタデータを削除する。ステップS608で、印刷制御情報更新部307は、印刷制御情報306を更新する。ステップS608で印刷制御情報306を更新する処理を行うとステップS609へ進み、本シーケンスを終了する。
図18は、図17のステップS604において表示される自動更新決定画面の一例を示すイメージ図である。尚、1201から1205の各チェックボックスは図7における601から605の各チェックボックスと同様であるため説明を省略し、1206の不要メタデータ削除チェックボックスについて説明する。
不要メタデータ削除チェックボックス1206は、印刷制御情報306から参照されていないメタデータが存在する場合には削除するか否かを指定するためのチェックボックスである。1206がチェックされている場合には印刷制御情報306から参照されていないメタデータが存在する場合に該メタデータが削除されるということを示している。
図18においては「氏名」1203と不要メタデータ削除チェックボックス1206が選択されており、キー「氏名」が繰り返し処理される階層となる。また、図17のステップS607において、印刷制御情報306から参照されていない不要なキーとバリューの組が存在すれば階層化メタデータ304aから削除することを示している。
以上説明してきたとおり、自動更新情報302を最後に確定させることもでき、前もって繰り返し処理する階層を確定せずに階層化メタデータを編集することが可能である。また、印刷制御情報306との整合性も確保できる。
本発明第1の実施の形態においては、前もってメタデータのキーが存在し、そのキーを使用してグルーピングを行う方法を示した。しかしながら、グルーピングを行う際に、メタデータのキーを定義し直したいという場合も考えられる。そのため、本実施例においては、メタデータのキーをそのまま使用するのではなく、新しく定義しなおしてグルーピングする方法について説明する。
図19(a)は、本実施例における階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図である。1301は、メタデータのキーを示しており、「氏名」、「住所」、「性別」、「年齢」が存在する。1302は、メタデータのバリューを示しており、「氏名」キーについて、「鈴木一郎」、「田中三郎」、「山田太郎」、「佐藤二郎」がバリューとして存在する。「住所」キー、「性別」キー、「年齢」キーについても同様である。
1303から1310は、メタデータの各キーでグルーピングを行うためのグルーピングボタンである。例えば、1305は、「住所」キーをもとにグルーピングを行うことが可能である。しかしながら、「住所」キーに対するバリューは、それぞれバラバラであるため、実際にはグルーピングすることはない。
1311から1313は、メタデータのキーを新規に追加する操作領域である。矢印ボタンを押下すると、新規キー定義画面を表示する。尚、新規キー定義画面については、図19(b)を用いて後述する。「住所」キー内には、都道府県レベル、市区町レベルの情報があるが、図19(a)においてはキーとして個別に定義されていない。そのため、新規キー定義画面を用いて、新規キーを定義し、グルーピングすることを可能とする。
図19(b)は、図19(a)の1312を押下したときに表示される新規キー定義画面の一例を示すイメージ図である。1314は、新規キー定義画面を示しており、キーとルールを定義することができる。
1315は、新規に追加するキーを入力するテキスト入力部品を示しており、図では具体例として新規に「都道府県」のキーを追加する場合を示している。1316は、新規に追加するキーに対して、どんな条件でバリューを振り分けるかを記述する。例えば、都道府県であれば、3文字目以降の都道府県で「住所」キーのバリューを分割する、といった内容をルールとして記述できる。住所の場合であれば、地域などを定義し、東北、関東、東海といったグルーピングを別途定義することも可能である。同様にして、「氏名」の場合であれば、「頭文字」を定義し、先頭の一文字で「あ行」、「か行」、「さ行」といったグルーピングを別途定義することも可能である。また、「年齢」の場合には、「世代」を定義し、「20代」、「30代」、といった値域をルールで記述することも可能である。
図19(c)は、図19(b)の新規キー定義画面1314で「都道府県」キーを追加した後の階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図である。メタデータのキーを新規に追加する操作領域である1317には、図19(b)で新たに追加されたキーである「都道府県」が表示されている。1318は、「住所」キーに関するグルーピングボタンであるが、1317に「都道府県」が表示されている状態で押下されることにより、「都道府県」キーのグルーピング処理が行われる。
図19(d)は、図19(c)でグルーピングボタン1318が押下されたときに新規グループが作成された後の階層化メタデータ変更画面の一例を示すイメージ図である。1319は、新規グループとして「都道府県」キーが存在し、「東京都」と「神奈川県」について、グループ化できたことを示している。図19(d)では、「住所」キーに関するバリューを分割しているが、「都道府県」キーに相当する文字列のみコピーしてバリューを作成する構成であっても構わない。
以上説明してきた通り、メタデータのキーをそのまま使用するのではなく、新しく定義しなおしてグルーピングすることが可能となる。
以上、本発明の各実施例について具体例を挙げて説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
200 情報処理装置
201 制御部
202 表示部
203 入力部
204 RAM
205 ROM
206 外部記憶装置
301 UI制御部
302 自動更新情報
303 自動更新決定部
304a 階層化メタデータ
305 階層化メタデータ変更部
306 印刷制御情報
307 印刷制御情報更新部

Claims (11)

  1. 階層構造を有し、前記階層構造の階層にメタデータを付加可能な印刷データを処理する情報処理装置であって、
    前記印刷データに含まれる階層のうち繰り返し処理される階層であるレコードレベルを更新するための更新情報を保存する保存手段と、
    前記印刷データのメタデータに含まれるキーと前記キーに対応するバリューを取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段によって取得された前記キー及び前記バリューを用いて、前記メタデータのグルーピング処理に関する指示を受付可能な変更画面を作成する変更画面作成手段と、
    前記変更画面を介して受け付けたグルーピング処理に関する指示に従って、前記メタデータに対してグルーピング処理を行う処理手段と、
    前記処理手段により行われたグルーピング処理により、前記レコードレベルを変更する必要があるか否かを前記更新情報に基づいて判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記レコードレベルを変更する必要があると判断された場合に、前記更新情報に基づいて、前記レコードレベルを変更する変更手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記レコードレベルのメタデータに含まれるキーを取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段によって取得された前記レコードレベルのメタデータに含まれるキーを用いて、前記更新情報に関する指示を受付可能な更新情報決定画面を作成する更新情報決定画面作成手段とをさらに有し、
    前記保存手段は、前記更新情報決定画面を介して受け付けた前記更新情報を指定する指示に従って、前記更新情報を保存することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記保存手段は、前記レコードレベルのメタデータに含まれるべきキーを前記更新情報として保存し、
    前記判断手段は、前記グルーピング処理により、前記レコードレベルのメタデータに含まれるべきキーがレコードレベルの階層から移動していた場合に、前記レコードレベルを変更する必要があると判断することを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の情報処理装置。
  4. 前記変更手段は、前記レコードレベルのメタデータに含まれるべきキーが存在する階層をレコードレベルとすることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更画面作成手段は、階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理を実行してもレコードレベルの変更が必要ないキーに対する、前記階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理の指示を受付可能であり、階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理を実行するとレコードレベルの変更が必要となり、かつ、階層の新規作成及び削除を伴わないグルーピング処理を実行してもレコードレベルの変更が必要ないキーに対する、前記階層の新規作成または削除を伴わないグルーピング処理を受付可能な変更画面を作成することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 階層構造を有し、前記階層構造の階層にメタデータを付加可能な印刷データを処理する情報処理装置の制御方法であって、
    前記印刷データに含まれる階層のうち繰り返し処理される階層であるレコードレベルを更新するための更新情報を保存する保存ステップと、
    前記印刷データのメタデータに含まれるキーと前記キーに対応するバリューを取得する第1の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップで取得された前記キー及び前記バリューを用いて、前記メタデータのグルーピング処理に関する指示を受付可能な変更画面を作成する変更画面作成ステップと、
    前記変更画面を介して受け付けたグルーピング処理に関する指示に従って、前記メタデータに対してグルーピング処理を行う処理ステップと、
    前記処理ステップで行われたグルーピング処理により、前記レコードレベルを変更する必要があるか否かを前記更新情報に基づいて判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで前記レコードレベルを変更する必要があると判断された場合に、前記更新情報に基づいて、前記レコードレベルを変更する変更ステップとを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 前記レコードレベルのメタデータに含まれるキーを取得する第2の取得ステップと、
    前記第2の取得ステップで取得された前記レコードレベルのメタデータに含まれるキーを用いて、前記更新情報に関する指示を受付可能な更新情報決定画面を作成する更新情報決定画面作成ステップとをさらに有し、
    前記保存ステップでは、前記更新情報決定画面を介して受け付けた前記更新情報を指定する指示に従って、前記更新情報を保存することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 前記保存ステップでは、前記レコードレベルのメタデータに含まれるべきキーを前記更新情報として保存し、
    前記判断ステップでは、前記グルーピング処理により、前記レコードレベルのメタデータに含まれるべきキーがレコードレベルの階層から移動していた場合に、前記レコードレベルを変更する必要があると判断することを特徴とする請求項6または7いずれかに記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 前記変更ステップでは、前記レコードレベルのメタデータに含まれるべきキーが存在する階層をレコードレベルとすることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 前記変更画面作成ステップでは、階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理を実行してもレコードレベルの変更が必要ないキーに対する、前記階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理の指示を受付可能であり、階層の新規作成または削除を伴うグルーピング処理を実行するとレコードレベルの変更が必要となり、かつ、階層の新規作成及び削除を伴わないグルーピング処理を実行してもレコードレベルの変更が必要ないキーに対する、前記階層の新規作成または削除を伴わないグルーピング処理を受付可能な変更画面を作成することを特徴とする請求項6乃至9いずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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