JP2008305348A - 情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】バリアブル印刷の専用アプリケーションを介さずに、より容易にバリアブル印刷を可能にする。
【解決手段】情報処理装置は、フォームオーバーレイのフォームデータに対してレコードのコンテンツを配置する配置部と、配置部によって配置された各コンテンツが、データベースのどの項目に属するデータであるかを特定する特定部と、特定部の特定結果を用いて、既に配置されたレコードのコンテンツの位置に、コンテンツと同一項目に属する他のレコードのコンテンツが配置されるように、コンテンツの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成部と、レイアウトデータに基づき、他のレコードのコンテンツをフォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成部と、フォームデータとバリアブルデータとを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信する送信部と、を備える。
【選択図】図9
【解決手段】情報処理装置は、フォームオーバーレイのフォームデータに対してレコードのコンテンツを配置する配置部と、配置部によって配置された各コンテンツが、データベースのどの項目に属するデータであるかを特定する特定部と、特定部の特定結果を用いて、既に配置されたレコードのコンテンツの位置に、コンテンツと同一項目に属する他のレコードのコンテンツが配置されるように、コンテンツの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成部と、レイアウトデータに基づき、他のレコードのコンテンツをフォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成部と、フォームデータとバリアブルデータとを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信する送信部と、を備える。
【選択図】図9
Description
本発明は、情報処理技術、画像形成技術に関するものである。
従来からコンピュータ上のアプリケーションソフトウェアからプリンタドライバを介して印刷する方法が用いられている。一方、ダウンローダと呼ばれるソフト等を用い、ポストスクリプトのような所定のフォーマットのファイルを直接、プリンタに送り印刷する方法も一般的になっている。
一方、顧客ニーズを満足させるOne to Oneマーケティングが注目され、個々にカスタマイズした印刷物を提供できるバリアブル印刷が注目されている。しかし、バリアブル印刷システムは一般に高機能、高価格であり、データベースと連携した専用アプリケーションを必要とする。
バリアブル印刷に特化した印刷言語のPPML言語(Personalized Print Markup Language)の形式で記述されたデータを入力ファイルとして使用できるものもある。画像処理装置はバリアブル印刷に対して、フォーム印刷の機能を適用して固定部分を再送、再展開することなく印刷を行う。これに関連する技術として、例えば、特許文献1が挙げられる。
特開2006−264224号公報
しかしながら、従来のバリアブル印刷において、PPML言語で記述されたデータを生成するには高価な専用アプリケーションとデータベースから構成されたシステムを構築する必要があるという問題がある。
また、専用のアプリケーションを使用せずにデータベースから出力されたCSV形式のデータとワープロソフトなどの差し込み印刷機能とを用いた場合、複雑なレイアウトの印刷を実行することは困難である。そのため、ユーザが所望とするバリアブル印刷結果を得ることができないおそれがあった。
また、専用のアプリケーションを使用せずにデータベースから出力されたCSV形式のデータとワープロソフトなどの差し込み印刷機能とを用いた場合、複雑なレイアウトの印刷を実行することは困難である。そのため、ユーザが所望とするバリアブル印刷結果を得ることができないおそれがあった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、バリアブル印刷の専用アプリケーションを介さず、ユーザが所望とするバリアブル印刷結果を得ることを可能にすることを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る情報処理装置は、前記フォームオーバーレイに使用されるフォームデータに対してレコードデータに含まれるコンテンツデータを配置する配置手段と、
前記配置手段によって前記フォームデータに配置された各コンテンツデータが、データベースのどの項目に属するコンテンツデータであるかを特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果を用いて、既に配置されたレコードデータのコンテンツデータの位置に、当該コンテンツデータと同一項目に属する他のレコードデータのコンテンツデータが配置されるように、コンテンツデータの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成手段と、
前記レイアウトデータに基づき、前記他のレコードデータのコンテンツデータを前記フォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成手段と、
前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、を含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
前記配置手段によって前記フォームデータに配置された各コンテンツデータが、データベースのどの項目に属するコンテンツデータであるかを特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果を用いて、既に配置されたレコードデータのコンテンツデータの位置に、当該コンテンツデータと同一項目に属する他のレコードデータのコンテンツデータが配置されるように、コンテンツデータの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成手段と、
前記レイアウトデータに基づき、前記他のレコードデータのコンテンツデータを前記フォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成手段と、
前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、を含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、バリアブル印刷の専用アプリケーションを介さず、バリアブル印刷を行うことが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る基本的な画像形成システムの構成を示す図である。クライアントコンピュータ(情報処理装置)101には、ホットフォルダが設けられている。クライアントコンピュータ101のCPUは、ホットフォルダ(記憶領域)にデータが投入されると、ホットフォルダに対応付けられた処理の属性を適用した印刷ジョブを生成することが可能である。ユーザはクライアントコンピュータ101上でホットフォルダを動作させて印刷ジョブを生成することが可能である。
なお、コンピュータ上にホットフォルダと呼ばれる記憶領域にデータが投入されると、ホットフォルダに対応付けられた処理の属性を適用して、データを処理することが可能なソフトウェアを構成することも可能である。ソフトウェアがホットフォルダを監視して、ホットフォルダに新たなファイルやデータが投入されると、それをプリンタにダウンロードする方法も使用されるようになっている。ホットフォルダ毎に印刷時の画像処理の選択やソート指定などの印刷設定情報を設定可能である。一部のポストスクリプトプリンタではポストスクリプトファイル以外に、インターネットで広く使われているPDFファイルを直接印刷できる機能を有している。上記のホットフォルダは、アプリケーションやプリンタドライバを使わず簡便に印刷できる方法として注目されている。
ホットフォルダはオペレーティングシステム(OS)が提供するフォルダと基本的には変わらないため、ネットワークを介したファイル共有により、ホットフォルダも共有することができる。また、ホットフォルダに画像形成装置を設定しておくことで、ホットフォルダにデータが投入されることに従い、情報処理装置101は、当該データを画像形成装置に送信することも可能となる。なお、画像形成装置に送信される印刷ジョブは、画像形成装置が解釈可能なデータである。
図1は、第1実施形態に係る基本的な画像形成システムの構成を示す図である。クライアントコンピュータ(情報処理装置)101には、ホットフォルダが設けられている。クライアントコンピュータ101のCPUは、ホットフォルダ(記憶領域)にデータが投入されると、ホットフォルダに対応付けられた処理の属性を適用した印刷ジョブを生成することが可能である。ユーザはクライアントコンピュータ101上でホットフォルダを動作させて印刷ジョブを生成することが可能である。
なお、コンピュータ上にホットフォルダと呼ばれる記憶領域にデータが投入されると、ホットフォルダに対応付けられた処理の属性を適用して、データを処理することが可能なソフトウェアを構成することも可能である。ソフトウェアがホットフォルダを監視して、ホットフォルダに新たなファイルやデータが投入されると、それをプリンタにダウンロードする方法も使用されるようになっている。ホットフォルダ毎に印刷時の画像処理の選択やソート指定などの印刷設定情報を設定可能である。一部のポストスクリプトプリンタではポストスクリプトファイル以外に、インターネットで広く使われているPDFファイルを直接印刷できる機能を有している。上記のホットフォルダは、アプリケーションやプリンタドライバを使わず簡便に印刷できる方法として注目されている。
ホットフォルダはオペレーティングシステム(OS)が提供するフォルダと基本的には変わらないため、ネットワークを介したファイル共有により、ホットフォルダも共有することができる。また、ホットフォルダに画像形成装置を設定しておくことで、ホットフォルダにデータが投入されることに従い、情報処理装置101は、当該データを画像形成装置に送信することも可能となる。なお、画像形成装置に送信される印刷ジョブは、画像形成装置が解釈可能なデータである。
クライアントコンピュータ101は、ネットワーク104を介して、サーバコンピュータ102、画像形成装置103と通信可能である。
サーバコンピュータ102は、データベースサーバ、共有ファイルサーバとして使われている。画像形成装置103はデジタル印刷機としても使用可能な複合機であり、スキャナ、フィニッシャが接続され、画像を読み取り、コピーをし、その印刷結果を、フィニッシャにより後処理することが可能である。
また、画像形成装置103は、スキャナを介して読み取った画像を他の装置に送信したり、クライアントコンピュータ101から送られた印刷ジョブを実行して、印刷データを処理することも可能である。
図16は、クライアントコンピュータ101(情報処理装置)のハードウェアブロック図である。図16において、CPU1601は、ROM1603のプログラム用ROMに記憶された、あるいはハードディスク1611からRAM1602にロードされたOSや一般アプリケーション、製本アプリケーションなどのプログラムを実行する。さらにCPU1601は、図1のソフトウェア構成や、後述するフローチャートの処理を実現する。RAM1602は、CPU1601の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)1605は、キーボード1609や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)1606は、CRTディスプレイ1610の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)1607は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、ハードディスク(HD)1611やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等とのアクセスを制御する。PRTC1608は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC1612はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
(コントローラ2000の構成)
図2は、画像形成装置103に実装されているコントローラ2000のブロック図である。コントローラ2000は画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095と接続している。
図2は、画像形成装置103に実装されているコントローラ2000のブロック図である。コントローラ2000は画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095と接続している。
一方、コントローラ2000はLAN2011や公衆回線(WAN)2051を介して、画像情報やデバイス情報の入出力を行うことが可能である。
CPU2001は画像形成装置103の全体を制御することが可能である。RAM2002はCPU2001が動作するためのワークエリアとして機能することが可能であり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM2003はブートROMであり、画像形成装置103のブートプログラムが格納されている。HDD2004はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納することが可能である。
操作部インタフェース(I/F )2006はタッチパネルを有した操作部(UI) 2012とのインターフェースであり、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力することが可能である。また、操作部2012から使用者が入力した情報を、CPU2001に伝達することも可能である。
ネットワークインタフェース(Network I/F)2010はLAN2011に接続し、情報の入出力を行うことが可能である。モデム(Modem)2050は公衆回線2051に接続し、情報の入出力を行うことが可能である。
ICカードスロット(Card Slot)2100はICカードメディアによるユーザ認証を行う。このユーザ認証により、CPU2001は、ジョブ実行時のユーザを特定することができる。また、ICカードメディアを挿入した後に適切なPIN(Personal Identifier Number)コードを入力することにより、暗号・復号に用いる鍵の入出力を行うことが可能となる。以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
Image Bus I/F2005は、システムバス2007と、画像データを高速で転送することが可能な画像バス2008と、を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。
画像バス2008上には以下のデバイスが構成される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095と、コントローラ2000と、を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行うことが可能である。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行うことが可能である。画像回転部2030は画像データの回転を行うことが可能である。
画像圧縮部2040は、多値画像データをJPEGにより、2値画像データをJBIG、MMR、MH等により圧縮伸張処理を行うことが可能である。暗号・復号処理部2110はIC Card Slot2100の鍵やデバイス固有の鍵を用いてデータの暗号化・複合化処理を行うハードウェアアクセラレータボードである。文字コード処理部2111は画像データに含まれる文字情報や2次元バーコードを解読して文字コード化する処理を行う。
図3は、可変印刷(バリアブル印刷)を説明するための図である。バリアブル印刷を実行するためのデータはバリアブルデータと、マスターデータと、から構成されている。バリアブル印刷では、例えば、ダイレクトメール等のように、データベースに登録されている顧客毎のデータ(コンテンツデータともいう)を、1レコード単位に繰り返して印刷される。
レコードが切り替えられても変更しない固定データをマスターデータと呼び、レコードごとに変更されるデータをバリアブルデータと呼ぶ。
(マスターデータ及びバリアブルデータの説明)
図3において、1レコード分のデータを2ページに配置して得られるバリアブル印刷の例が示されている。参照番号301は1ページ目のレイアウトを定める背景データであり、すべてのレコードにおいて使われるためマスターデータである。
図3において、1レコード分のデータを2ページに配置して得られるバリアブル印刷の例が示されている。参照番号301は1ページ目のレイアウトを定める背景データであり、すべてのレコードにおいて使われるためマスターデータである。
郵便番号302、住所303、氏名304は、レコードごとに変更されるデータであり、バリアブルデータに含まれるコンテンツデータである。305はバリアブルデータの内容によって変更される個別データであり、例えば、男性用、女性用、60歳以上など、レコードにおける所定項目のコンテンツデータの内容によって変更されるデータである。個別データ305も全レコードにおいて使用されるデータではないため、バリアブルデータである。
共通データ306はすべてのレコードに共通して使われる説明部分であるため、マスターデータである。
参照番号307は2ページ目のレイアウトを定める背景データであり、すべてのレコードにおいて使われるためマスターデータである。参照番号308はレコード間で共通に使われるイラストであり、すべてのレコードに共通して使われるマスターデータである。参照番号309は参照番号305と同様にレコードによって変更可能なバリアブルデータである。参照番号310は会社の住所などすべてのレコードに共通な固定データである。
(マスターデータ及びレイアウト付マスターデータの作成の流れ)
図4は、クライアントコンピュータ101におけるマスターデータ及びレイアウト付マスターデータの作成の流れを説明する図である。本処理は、クライアントコンピュータ101におけるCPUの制御の下に実行可能である。
図4は、クライアントコンピュータ101におけるマスターデータ及びレイアウト付マスターデータの作成の流れを説明する図である。本処理は、クライアントコンピュータ101におけるCPUの制御の下に実行可能である。
まず、S401において、クライアントコンピュータ101のCPU1601は、ユーザの指示に従って、例えば、PDFファイルなどによる基準となる文書データ(マスターデータ)を作成する。S402において、レコードデータから読み出した特定のデータを用いて作成したレイアウト指示情報をマスターデータに付加する。ここで、特定のデータとは、例えばレコードデータにおける最初のデータ(1レコード目)等を指す。なお、マスターデータに特定のレコードデータを用いて作成したレイアウト指示情報をマスターデータに付加することで得られるデータを、レイアウト付マスターデータとする。
S403において、CPU1601は、ユーザの指示に従ってレイアウト付マスターデータをホットフォルダ内の所定の「マスターフォルダ」に格納する。
マスターフォルダはホットフォルダに包含される格納領域である。データ形式としてはレイアウト付マスターデータも印刷可能なデータである。そのため、直接ホットフォルダにレイアウト付マスターデータが格納されると、ホットフォルダに設定された処理が開始されてしまう。これを防止するため、本願では、レイアウト付マスターデータがマスターフォルダに保存された場合、当該レイアウト付マスターデータを、画像形成装置に送信することなく一時的にマスターフォルダに保持する。
S404において、レコードデータがホットフォルダに投入されると、CPU1601は、ホットフォルダ・マネージャの制御の下に、バリアブル印刷処理を開始する。なお、レコードデータか否かはフォルダに格納されたデータの識別子から判断できる。例えば、格納されたデータの識別子が、「.xls」、「.csv」などのリストを示すデータであれば、レコードデータと判断する。また、CPU1601が、レコードデータであることを示す情報が付加されていることを検知することにより、レコードデータと判断しても良い。
図5は、図3で説明したマスターデータ(固定データ)を例示する図である。本実施形態に係るバリアブル印刷において、マスターデータは1度だけ画像形成装置103に送信される。画像形成装置103は、マスターデータを共通のデータとして利用することが可能である。マスターデータは、レコード単位に毎回、画像形成装置103に送信されないので、印刷効率の向上を図ることが可能となる。なお、マスターデータはオーバーレイ印刷におけるフォームデータとして使用される。
(レイアウト付マスターデータ)
次に、図6、図7を用いてレイアウト付マスターデータについて詳細に説明する。図6は、図5に示したマスターデータにレイアウト指示情報を付加したレイアウト付マスターデータを例示する図である。クライアントコンピュータ101におけるCPUの制御の下、レイアウト指示情報が生成され、マスターデータにレイアウト指示情報が付加されたレイアウト付マスターデータが生成される。図6において、参照番号601は郵便番号データ、参照番号602はレイアウト指示情報を含んだ住所データである。また、参照番号603はレイアウト指示情報を含んだ氏名データ、参照番号604はEPSファイル名、参照番号605は画像ファイル名(XYZ.jpg)である。
次に、図6、図7を用いてレイアウト付マスターデータについて詳細に説明する。図6は、図5に示したマスターデータにレイアウト指示情報を付加したレイアウト付マスターデータを例示する図である。クライアントコンピュータ101におけるCPUの制御の下、レイアウト指示情報が生成され、マスターデータにレイアウト指示情報が付加されたレイアウト付マスターデータが生成される。図6において、参照番号601は郵便番号データ、参照番号602はレイアウト指示情報を含んだ住所データである。また、参照番号603はレイアウト指示情報を含んだ氏名データ、参照番号604はEPSファイル名、参照番号605は画像ファイル名(XYZ.jpg)である。
図7は、レコードデータまたはデータベースから読み出したスプレッドシートデータ(表形式データ)の最初の部分を例示的に示す図である。
参照番号701から707は、レコードデータまたはデータベースにおけるデータフィールドである。参照番号701は顧客番号、参照番号702は郵便番号、参照番号703は住所、参照番号704は氏名である。参照番号705はサービスタイプであり、データとしてはデータファイルへのリンク情報が格納されている。また、参照番号706にはインフォメーションで画像データへのリンク情報が格納されている。参照番号707は担当者名のデータである。データベースとしてはリレーショナルデータベースからエクスポートされたCSV(Comma Separated Values)ファイルやエクセルファイルといったスプレッドシートファイルが使用可能である。
オブジェクトデータの指定方法としては、例えば、URLによる指定(http://imagesvr.xxx.com/share/abc.eps)により行うことが可能である。また、ファイルを共有するプロトコル(SMB(Server Message Block))の利用(\\imagesvr\share\abc.eps)により行うことも可能である。また、マスターフォルダからの相対的な階層の指定((image/xyz.jpg))によりオブジェクトを指定することも可能である。
図7に例示した、レコードデータまたはデータベースから読み出した情報における特定のデータ(例えば第1レコードのデータ)を用いて作成したレイアウト指示情報をマスターデータに付加し、レイアウト付マスターデータを作成する。レイアウトできるデータとしては文字データとオブジェクトデータがある。
(文字データの場合)
文字データの入力方法は、直接的に文字を入力する方法と、テキストボックスによる注釈入力機能を用いる方法と、の2種類が可能である。直接に文字を入力する方法は、例えばワープロソフト等を用いてマスターデータ上に直接第1レコードのデータを記入する方法で、入力範囲として、あらかじめ定義されたスペーサの表示部 (図6の「■」で示す表示)に挿入(配置)する。例えば、図6に示す住所データ602、氏名データ603には、スペーサの表示(「■」)が挿入されている。住所データ602、氏名データ603、それぞれのレイアウト、及び、住所データ602と氏名データ603の相対的なレイアウトをレイアウト指示情報により制御することが可能である。
文字データの入力方法は、直接的に文字を入力する方法と、テキストボックスによる注釈入力機能を用いる方法と、の2種類が可能である。直接に文字を入力する方法は、例えばワープロソフト等を用いてマスターデータ上に直接第1レコードのデータを記入する方法で、入力範囲として、あらかじめ定義されたスペーサの表示部 (図6の「■」で示す表示)に挿入(配置)する。例えば、図6に示す住所データ602、氏名データ603には、スペーサの表示(「■」)が挿入されている。住所データ602、氏名データ603、それぞれのレイアウト、及び、住所データ602と氏名データ603の相対的なレイアウトをレイアウト指示情報により制御することが可能である。
また、別の方法としては、テキストボックス注釈入力を用いて、テキストボックス注釈欄に第1レコードのデータを入力する。 この場合、テキストボックスの大きさが入力範囲になる。
(オブジェクトデータの場合)
オブジェクトデータの一例として、EPS(Encapsulated PostScript)などのPS(PostScript)ファイルオブジェクトファイル、JPEG、BMP、GIFなどの画像オブジェクト等が挙げられる。入力方法としては以下の3種類の方法がある。
オブジェクトデータの一例として、EPS(Encapsulated PostScript)などのPS(PostScript)ファイルオブジェクトファイル、JPEG、BMP、GIFなどの画像オブジェクト等が挙げられる。入力方法としては以下の3種類の方法がある。
オブジェクトファイル名の入力方法として、マスターデータ上に直接第1レコードのオブジェクトファイル名を直接記入する方法がある。この場合、例えば、入力した文字の左下がオブジェクト挿入の基準位置となる。
ノート注釈入力はノート注釈欄にオブジェクトファイル名を入れる方法で、参照位置を基準位置に設定することが可能である。オブジェクトファイル名につづいてオブジェクトファイルのサイズを数値情報で指定することも可能である。テキストボックス注釈入力は、テキストボックス注釈欄に第1レコードのデータを入力する方法で、テキストボックスの大きさがオブジェクトの入力領域となり、入力領域より大きいオブジェクトは、入力領域に対応するように縮小される。
(ホットフォルダにより印刷処理を実行するための機能構成)
図8は、ホットフォルダに対応付けられた処理の属性を適用した印刷ジョブを生成し、印刷ジョブを実行するための機能構成を示すブロック図である。参照番号850は、クライアントコンピュータ101におけるホットフォルダアプリケーションであるホットフォルダ・マネージャの構成を示している。ホットフォルダ・マネージャは、参照番号801乃至参照番号806の機能構成を備える。入力データ受信部801は、ホットフォルダ・マネージャの制御の下、ホットフォルダに投入される印刷ジョブの属性を判定することが可能である。ホットフォルダに入力されたデータがレコードデータと判定されると、ホットフォルダ・マネージャは、バリアブル印刷処理を開始する。なお、ホットフォルダに入力されたデータがレコードデータであるか否かの判定処理は上述したので省略する。
図8は、ホットフォルダに対応付けられた処理の属性を適用した印刷ジョブを生成し、印刷ジョブを実行するための機能構成を示すブロック図である。参照番号850は、クライアントコンピュータ101におけるホットフォルダアプリケーションであるホットフォルダ・マネージャの構成を示している。ホットフォルダ・マネージャは、参照番号801乃至参照番号806の機能構成を備える。入力データ受信部801は、ホットフォルダ・マネージャの制御の下、ホットフォルダに投入される印刷ジョブの属性を判定することが可能である。ホットフォルダに入力されたデータがレコードデータと判定されると、ホットフォルダ・マネージャは、バリアブル印刷処理を開始する。なお、ホットフォルダに入力されたデータがレコードデータであるか否かの判定処理は上述したので省略する。
レイアウトデータ生成部802はレイアウトデータを生成する。なお、レイアウトデータとは、既に配置されたコンテンツデータの位置に、当該コンテンツデータと同一項目に属する他のレコードのコンテンツデータが配置されるように指示するためのデータである。マスターデータ生成部803はマスターフォルダに格納されているレイアウト付マスターデータから、マスターデータを生成する。バリアブルデータ生成部804はレコードデータと、レイアウト付マスターデータと、からバリアブルデータを生成する。ジョブ生成部805はマスターデータとバリアブルデータから印刷ジョブを生成する。ジョブデータ送信部806は、プリンタ機能、スキャナ機能等を有する複合機である画像形成装置103にマスターデータと、バリアブルデータとを含む印刷ジョブを送信する。ジョブデータ送信部806は、マスターデータを、他の印刷ジョブから使用を禁止するマスターデータ登録印刷設定データとして送信する。また、ジョブデータ送信部806は、バリアブルデータを、マスターデータをフォームとするフォーム印刷設定として、画像形成装置103に送信する。
参照番号851は、画像形成装置103における機能構成を示している。ジョブデータ受信部807はジョブデータ送信部806から送信されるマスターデータとバリアブルデータとからなるバリアブルデータ印刷ジョブを受信する。ジョブデータ制御部808は画像形成装置103における印刷ジョブの実行を制御する。このとき、マスターデータには、通常のフォーム印刷のように他の印刷ジョブから使用することを禁止するマスター登録印刷設定が設定されているため、他の印刷ジョブからマスターデータを使用することはできない。
ジョブデータ制御部808は、マスターデータをフォームデータ格納部809に格納する。ジョブデータ処理部810は、ジョブデータ制御部808で制御されたバリアブルデータとマスターデータを合成した画像データを処理する。画像形成部811はジョブデータ処理部810で処理された画像データに基づき、画像形成処理を実行する。
(ホットフォルダにおけるバリアブル印刷処理の流れ)
図9は、ホットフォルダにおけるバリアブル印刷の処理の流れを説明するフローチャートである。本処理は、ホットフォルダ・マネージャの全体的な制御の下に実行可能である。ホットフォルダにデータが投入されると、ホットフォルダ・マネージャの入力データ受信部801は、データの投入を検知して、データの属性(ファイルタイプ)を解析する。ホットフォルダに入力されたデータがレコード形式のデータ(レコードデータ)と判定されると、ホットフォルダ・マネージャは、バリアブル印刷処理を開始する。なお、入力されたデータがレコード形式のデータであるか否かの判定については上述したので省略する。
図9は、ホットフォルダにおけるバリアブル印刷の処理の流れを説明するフローチャートである。本処理は、ホットフォルダ・マネージャの全体的な制御の下に実行可能である。ホットフォルダにデータが投入されると、ホットフォルダ・マネージャの入力データ受信部801は、データの投入を検知して、データの属性(ファイルタイプ)を解析する。ホットフォルダに入力されたデータがレコード形式のデータ(レコードデータ)と判定されると、ホットフォルダ・マネージャは、バリアブル印刷処理を開始する。なお、入力されたデータがレコード形式のデータであるか否かの判定については上述したので省略する。
ここで、レコード形式のデータ(レコードデータ)とは、例えば、リレーショナルデータベースのように、1件ごとのデータが1行(レコード)に格納されていて、それぞれの行の中には列(フィールド)が複数含まれるようなデータをいう。
S901において、ホットフォルダ・マネージャは、ホットフォルダ内のマスターフォルダにレイアウトデータが格納されているかどうかを判定する。レイアウトデータがマスターフォルダに格納されている場合(S901−Yes)、処理をS904に進める。一方、レイアウトデータがマスターフォルダに格納されていない場合は(S901−No)、S902へ進み、ホットフォルダ・マネージャは、レイアウトデータを生成する。
(レイアウトデータの生成処理)
図10は、図9のS902において実行されるレイアウトデータ生成処理の流れを説明するフローチャートである。本処理はホットフォルダ・マネージャの制御の下にレイアウトデータ生成部802が実行可能である。
図10は、図9のS902において実行されるレイアウトデータ生成処理の流れを説明するフローチャートである。本処理はホットフォルダ・マネージャの制御の下にレイアウトデータ生成部802が実行可能である。
S1001において、ホットフォルダ・マネージャのレイアウトデータ生成部802は、レイアウト付マスターデータ(文書データ)に含まれるレイアウト指示情報(文字、テキストボックス注釈、ノート注釈、の情報)を検索する。
S1002において、レイアウト指示情報がない場合には(S1001−No)、処理をS1008に進め、一時的にマスターフォルダに保存していたデータがある場合には、レイアウトデータとして生成して処理を終了する。一方、ホットフォルダ・マネージャのレイアウトデータ生成部802は、レイアウト指示情報を検知した場合は(S1001−Yes)、処理をS1003に進める。
S1003において、レイアウトデータ生成部802は、レイアウト指示情報に含まれる文字列(文字情報)と、ホットフォルダに投入されたレコードデータの第1レコードデータと、を比較する。S1003の処理について具体例を挙げて説明すると、図6のレイアウト付マスターデータには「211−8501」という文字列が記載されている。ここで、レイアウトデータ生成部802は、レイアウト付マスターデータの「211−8501」と図7のレコード1の郵便番号「211−8501」とを比較する。この処理が、S1003の処理に該当する。
S1004において、レイアウト指示情報に含まれるコンテンツデータとしての文字列(文字情報)と第1レコードデータとが一致しないと判定された場合には(S1004−No)、S1001に処理を戻し、再びレイアウト指示情報を検索する。一方、レイアウト指示情報に含まれる文字列(文字情報)と第1レコードデータとが一致した場合(S1004−Yes)、処理をS1005に進める。つまり、S1004で一致すると判定された場合、既に配置されたコンテンツデータが属する項目を特定することが可能となる。この特定結果を用いることで他のレコードについてもバリアブルデータの作成が可能となる。具体例を挙げて説明すると、図6の「211−8501」が、図7の「郵便番号」に属すると特定される。この特定結果を用いて、ホットフォルダ・マネージャは、レコード2以降の郵便番号(同一項目)の値を、図6の「211−8501」の位置に配置する。
S1005において、ホットフォルダ・マネージャのレイアウトデータ生成部802は、レイアウト指示情報の位置情報(レイアウト座標データ)を取得する。
レイアウト指示情報が文字データの場合はスペーサの部分(例えば、図6の「■」部分)をカウントしてレイアウトする領域を決定することができる。レイアウト指示情報がテキストボックス注釈欄の設定による場合はテキストボックスの位置および大きさを取得してレイアウトすべき領域の位置およびサイズを決定することができる。レイアウト指示情報がノート注釈欄の設定による場合はレコードデータの直後に数値情報が入力されていれば、その入力された数値情報に基づいてレイアウトすべき領域サイズを決定することができる。また、ノート注釈欄の位置によりレイアウトすべき領域の位置を決定できる。
S1006において、レイアウトデータ生成部802は、属性データとしてレイアウト指示情報のフォント種類とフォントサイズなどの属性情報を取得する。具体的には、図6に実際に入力されている文字を解析することでフォント指示情報を特定しても良いし、テキストボックスの設定情報に基づいてフォント指示情報を特定しても良い。
ホットフォルダ・マネージャは、位置情報及び属性情報に基づいて、レコードデータを構成するフィールドデータ(オブジェクト)をフォーム上(マスターデータ上)に配置するためのレイアウトデータを生成することが可能である。
S1007において、ホットフォルダ・マネージャのレイアウトデータ生成部802は、レイアウトデータを一時保存してS1001に処理を戻し、他のレイアウト指示情報についても同様の処理を繰り返す。
S1001乃至S1008で生成されたレイアウトデータはマスターフォルダに保存される。図11は、レイアウトデータの一部を例示する図である。レイアウトデータは<Layout>要素をルートとするXML形式のデータである。フォーム上に配置される領域であって、レイアウトされるデータのサイズ、属性、などに応じて可変となる可変領域に配置されるバリアブルデータごとにオブジェクト(<object>)要素が定義されている。オブジェクト(<object>)要素の子要素には座標オフセット、オブジェクトタイプ、描画領域、フォント情報などを定義することができる。
以上、図10の処理を実行することで、レイアウトデータ生成部802は、データベースの各項目のデータを配置すべき位置、フォント情報等が定義されたレイアウトデータを生成する。
次に、説明を図9に戻し、S903において、マスターデータ生成部803は、マスターフォルダに格納されているレイアウト付マスターデータからレイアウト指示情報(例えば図6の601〜604、605に相当)を削除する。マスターデータ生成部803は、レイアウト指示情報の削除により、フォームオーバーレイ印刷で用いるフォームデータ(共通データ)として、マスターデータを生成する。
S904で、バリアブルデータ生成部804はレイアウトデータを用いて、レコードデータごとに、フォームオーバーレイ印刷で用いられるフォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成する。
図12は、バリアブルデータの最初の3ページ分を例示的に示す図である。参照番号1201は第1レコードの1ページ目、参照番号1202は第1レコードの2ページ目、そして、参照番号1203は第2レコードの1ページ目を示している。バリアブルデータ生成部804は、例えば図11のレイアウトデータの記述に従って各レコードデータをフォームオーバーレイ印刷で用いられるフォーム上に配置するためのバリアブルデータを生成することが可能である。図12に示すようなバリアブルデータの生成が、文書データを構成する全てのレコードデータに対して実行される。ここで、バリアブルデータの生成方法について具体例を挙げて説明する。なお、図10の処理により、図7の「郵便番号」のデータが1ページ目の(5、5)、「住所」のデータが1ページ目の(5、10)、「名前」のデータが1ページ目の(15、15)の位置に配置されることが指示されている。また、図7の「サービスタイプ」のデータが1ページ目の(3、20)の位置に配置され、「インフォーメーション」のデータが2ページ目の(3、20)の位置に配置されることが指示されている。なお、上述した位置を示す値は座標値であり、カッコ内の最初の数値がページの左上を原点とした場合の水平方向の位置であり、カッコ内の2番目の数値が垂直方向の位置である。これらのレイアウトデータに従って図7のレコード1の各データを配置した結果、図12のようなバリアブルデータが生成される。
ジョブ生成部805はマスターデータとバリアブルデータとから印刷ジョブを生成する。S905において、ホットフォルダ・マネージャのジョブデータ送信部806は、マスターデータと、バリアブルデータと、を含む印刷ジョブを画像形成装置103に送信する。このとき、ジョブデータ送信部806は、マスターデータをマスターデータ登録印刷設定データとして画像形成装置103に送信する。また、ジョブデータ送信部806は、バリアブルデータを、マスターデータをフォームとするフォーム印刷設定として、画像形成装置103に送信する。
S901の判定で、レイアウトデータが有る場合には(S901−Yes)、マスターデータは生成済みであり、既に画像形成装置103に送信されている。そのため、ジョブデータ送信部806は、新たに生成したバリアブルデータのみを画像形成装置103に送信する(S905)。
(画像形成装置におけるバリアブル印刷処理の流れ)
図13は、画像形成装置におけるバリアブル印刷の処理の流れを説明するフローチャートである。S1301において、画像形成装置103のジョブデータ受信部807は、マスターデータと、バリアブルデータと、からなるバリアブルデータ印刷ジョブを受信する。マスターデータが既に生成されており、画像形成装置103に登録されている場合には、ジョブデータ送信部806は、新たに生成したバリアブルデータのみを画像形成装置103に送信する。この場合、ジョブデータ受信部807は、ジョブデータ送信部806から送信されたバリアブルデータのみを受信する。
図13は、画像形成装置におけるバリアブル印刷の処理の流れを説明するフローチャートである。S1301において、画像形成装置103のジョブデータ受信部807は、マスターデータと、バリアブルデータと、からなるバリアブルデータ印刷ジョブを受信する。マスターデータが既に生成されており、画像形成装置103に登録されている場合には、ジョブデータ送信部806は、新たに生成したバリアブルデータのみを画像形成装置103に送信する。この場合、ジョブデータ受信部807は、ジョブデータ送信部806から送信されたバリアブルデータのみを受信する。
S1302において、画像形成装置103のジョブデータ制御部808は、マスターデータをフォームデータ格納部809に、フォームオーバーレイ印刷で用いられるフォームとして登録(格納)する。このとき、マスターデータにはマスター登録印刷設定が設定されているため、マスターデータ用に確保された領域に格納され、通常のフォーム印刷のように他の印刷ジョブからマスターデータを使用することはできない。
S1303において、画像形成装置103のジョブデータ処理部810は、ページ単位に、バリアブルデータとマスターデータとを合成するフォーム合成処理を行う。具体的には、バリアブルデータとマスターデータとには例えば同一の識別番号が設定されているため、ジョブデータ処理部810は、当該識別番号を用いてバリアブルデータを配置すべきマスターデータを特定することが可能となる。尚、バリアブルデータはレコードデータに従ってフォームとしてのマスターデータのどこに配置すべきかが決められているため、ジョブデータ処理部810は、単純にバリアブルデータとマスターデータとを重ねることでオーバーレイを実現することが可能となる。
ジョブデータ受信部807が、バリアブルデータのみを受信した場合に、ジョブデータ処理部810は、登録されているマスターデータと、バリアブルデータと、を合成する。ジョブデータ処理部810は、マスターデータを共通データとして、バリアブルデータのページに対して繰り返し使用する。これにより、マスターデータは、レコード単位に毎回送信されないので、印刷効率の向上を図ることが可能となる。
S1304において、画像形成装置103は、すべてのバリアブルデータのフォーム合成が終了したかを判定する。すべてのページについて、バリアブルデータとマスターデータとの合成が終わっていない場合は(S1304−No)、処理をS1303に戻し、同様の処理を、すべてのバリアブルデータについて合成が終了するまで繰り返す。すべてのバリアブルデータについて合成処理が終了した場合に(S1304−Yes)、S1305に進み、画像形成部811で画像が形成され印刷が行われる。
S1306において、画像形成装置103のジョブデータ制御部808は、バリアブルデータ印刷ジョブの出力が終了したことを確認後、マスターデータをフォームデータ格納部809から削除して、処理を終了する。
第1実施形態ではレイアウトデータがマスターフォルダに存在する場合には、そのレイアウトデータを用いてバリアブルデータを生成している。したがって、一度印刷したバリアブルデータ印刷ホットフォルダにレコードデータを投入するとレイアウトデータを作成せずに印刷が開始される。
本実施形態によれば、バリアブル印刷の専用アプリケーションを介さず、ホットフォルダを使用してバリアブル印刷を行うことが可能になる。
あるいは、本実施形態によれば、再印刷をする場合にはレコードデータをホットフォルダに投入するだけでバリアブル印刷を行うことが可能になる。
あるいは、本実施形態によれば、マスターデータを共通データとして利用することにより、レコートデータごとに、マスターデータを送信することが不要となり、データ転送効率の向上を図ることが可能になる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、バリアブル印刷に対応するホットフォルダにレコードデータを投入することでバリアブル印刷を実行する構成を説明した。
第1実施形態では、バリアブル印刷に対応するホットフォルダにレコードデータを投入することでバリアブル印刷を実行する構成を説明した。
レコードデータとレイアウト付マスターデータとをマージしたデータ(以下、「レコード付マスター」という)をホットフォルダに投入することでバリアブル印刷をすることも可能である。本実施形態では、レコード付マスターをホットフォルダに投入することで実行するバリアブル印刷を説明する。
レコード付マスターには、例えば、2種類ある。レコードデータとレイアウト付マスターが書庫ファイルとして圧縮された圧縮レコード付マスターと、レイアウト付マスターにレコードデータが添付されてひとつのファイルになっている添付レコード付マスターである。添付レコード付マスターはホットフォルダで通常の印刷が可能な形式のファイルであるため、バリアブル印刷用のデータとして処理するかどうかをあらかじめホットフォルダ・マネージャに設定することが可能である。
図14は、ホットフォルダ・マネージャのバリアブル印刷設定画面1401を示す図である。バリアブル印刷設定画面1401には、チェックボックス1402、OKボタン1403、キャンセルボタン(Cancel)1404が設けられている。チェックボックス1402は、ホットフォルダに入力されたデータをバリアブル印刷用のデータとして処理するかどうかを、ホットフォルダ・マネージャに設定するためのチェックボックスである。チェックボックス1402をオンにして、OKボタン1403を押下すると、添付ファイルをレコードデータとして扱う設定がなされる。キャンセルボタン1404が押下されると、チェックボックス1402の入力がオフとなり、ホットフォルダ・マネージャの設定が解除される。
チェックボックス1402がオンのときには、例えば、添付ファイルをレコードデータとして扱う設定がなされ、第1実施形態と同様にレイアウトデータを作成してバリアブル印刷を行う。チェックボックス1402がオフのときには、添付ファイルは無視されて通常の印刷が行われる。
添付レコード付マスターは、ホットフォルダで通常の印刷が可能な形式のファイルである。そのため、バリアブル印刷用のデータとして処理するかどうかを、あらかじめ、チェックボックス1402によりホットフォルダ・マネージャに設定することで、添付レコード付マスターのバリアブル印刷は可能である。
圧縮レコード付マスターの場合には、圧縮されている圧縮データを解析してバリアブルデータ印刷を行うかどうかを判断する。
図15は、圧縮レコード付マスターについて、バリアブル印刷が可能か判定するための判定処理の流れを説明するフローチャートである。本処理は、ホットフォルダ・マネージャの全体的な制御の下に実行可能である。
S1501において、ホットフォルダ・マネージャは、圧縮データが単一ファイルから構成されているかどうかを判定し、単一ファイルである場合には(S1501−Yes)、処理をS1502に進める。
S1502において、ホットフォルダ・マネージャは、圧縮データの属性を判定する。圧縮データがTIFF形式の画像データの場合には(S1502−Yes)、S1503 に進み、ホットフォルダ・マネージャは、画像データを印刷するための印刷ジョブ(画像ダイレクト印刷ジョブ)の生成を行う。そして、S1508において、ホットフォルダ・マネージャは、画像ダイレクト印刷ジョブの送信を行う。
S1502の判定で、圧縮データが画像ファイルでない場合、ホットフォルダで対応していないファイルとして処理はS1509に進められ、ホットフォルダ・マネージャは、入力ファイルエラー処理を実行する。
一方、S1501の 判定により、圧縮データが複数ファイルから構成されている場合には(S1501−No)、処理をS1504に進める。
S1504において、ホットフォルダ・マネージャは、圧縮データの中にPPML言語の形式のPPMLファイルが含まれているかどうかを判定する。PPMLファイルが含まれている場合には、S1505に処理を進める。なお、ホットフォルダに投入されたデータを解析し、PPMLの指定の有無を判断することでS1504の処理を実現できる。
S1505において、ホットフォルダ・マネージャは、PPML形式のデータを印刷するための印刷ジョブ(PPMLデータ印刷ジョブ)を生成し、生成したPPMLデータ印刷ジョブを画像形成装置103に送信する(S1508)。
S1504の判定で、圧縮データの中にPPML言語の形式のPPMLファイルが含まれていない場合(S1504−No)、処理はS1506に進められる。S1506では圧縮データの中にレコードデータとレイアウト付マスターデータが含まれているとき、処理はS1507に進められる。なお、S1506の処理は、例えば入力されたデータにレイアウト付マスターデータであることを示す情報が付加されているか否かを判定することにより実現される。例えば、ワープロソフト等を用いてレイアウト付マスターデータを作成する場合、ユーザは、ワープロソフトの機能を用いて当該データのサブタイトル「レイアウト付マスターデータ」を設定する。このサブタイトルを解析することで、S1506の処理が実現される。なお、「レイアウト付マスターデータ」の設定方法は他の方法であっても構わない。
S1507において、ホットフォルダ・マネージャは、第1実施形態と同様の処理により、レコードデータとレイアウト付マスターデータに基づき、バリアブル印刷ジョブを生成する。 そして、S1508において、ホットフォルダ・マネージャは、生成したバリアブル印刷ジョブの送信を行う。
一方、S1506の判定で、圧縮データの中に、レコードデータとレイアウト付マスターデータが含まれていない場合には(S1506−No)、S1509に処理を進める。そして、ホットフォルダで対応していないファイルとして、ホットフォルダ・マネージャは、入力ファイルエラー処理を実行する。
本実施形態によれば、バリアブル印刷の専用アプリケーションを介さず、ホットフォルダを使用してバリアブル印刷を行うことが可能になる。
あるいは、本実施形態によれば、再印刷をする場合にはレコードデータをホットフォルダに投入するだけでバリアブル印刷を行うことが可能になる。
あるいは、本実施形態によれば、マスターデータを共通データとして利用することにより、レコートデータごとに、マスターデータを送信することが不要となり、データ転送効率の向上を図ることが可能になる。
(他の実施形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施形態に関する機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)のプログラムコードを記録したコンピュータ可読の記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。また、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
なお、本発明の目的は、前述した実施形態に関する機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)のプログラムコードを記録したコンピュータ可読の記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。また、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
Claims (13)
- フォームオーバーレイ印刷が可能な画像形成装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記フォームオーバーレイに使用されるフォームデータに対してレコードデータに含まれるコンテンツデータを配置する配置手段と、
前記配置手段によって前記フォームデータに配置された各コンテンツデータが、データベースのどの項目に属するコンテンツデータであるかを特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果を用いて、既に配置されたレコードデータのコンテンツデータの位置に、当該コンテンツデータと同一項目に属する他のレコードデータのコンテンツデータが配置されるように、コンテンツデータの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成手段と、
前記レイアウトデータに基づき、前記他のレコードデータのコンテンツデータを前記フォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成手段と、
前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、を含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 印刷時に使用される印刷設定情報が設定された記憶領域に前記コンテンツデータが配置されたフォームデータが投入された場合、前記送信手段は、当該フォームデータを前記画像形成装置に送信することなく保持し、 前記記憶領域に前記コンテンツデータを含むレコードデータが投入された場合、前記バリアブルデータ生成手段は、前記レイアウトデータとレコードデータとを用いて前記バリアブルデータを生成し、
前記送信手段は、前記生成されたバリアブルデータと前記コンテンツデータを除いたフォームデータとを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 印刷時に使用される印刷設定情報が設定された記憶領域に投入されたデータが、レコードデータと特定のレコードデータのコンテンツデータが配置されたフォームデータとで構成されている場合、前記バリアブルデータ生成手段は、前記レコードデータと前記レイアウトデータとを用いてバリアブルデータを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記レイアウトデータ生成手段は、前記フォームデータに配置されたコンテンツデータの位置情報と、当該コンテンツデータの属性情報とに基づき、前記レイアウトデータを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- フォームオーバーレイ印刷が可能な画像形成装置と通信可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
配置手段が、前記フォームオーバーレイに使用されるフォームデータに対してレコードデータに含まれるコンテンツデータを配置する配置工程と、
特定手段が、前記配置工程によって前記フォームデータに配置された各コンテンツデータがデータベースのどの項目に属するコンテンツデータであるかを特定する特定工程と、
レイアウトデータ生成手段が、前記特定工程の特定結果を用いて、既に配置されたレコードデータのコンテンツデータの位置に、当該コンテンツデータと同一項目に属する他のレコードデータのコンテンツデータが配置されるように、コンテンツデータの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成工程と、
バリアブルデータ生成手段が、前記レイアウトデータに基づき、前記他のレコードデータのコンテンツデータを前記フォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成工程と、
送信手段が、前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、を含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 印刷時に使用される印刷設定情報が設定された記憶領域に前記コンテンツデータが配置されたフォームデータが投入された場合、前記送信工程では、当該フォームデータを前記画像形成装置に送信することなく保持し、前記記憶領域に前記コンテンツデータを含むレコードデータが投入された場合、前記バリアブルデータ生成工程では、前記レイアウトデータとレコードデータとを用いて前記バリアブルデータを生成し、
前記送信工程では、前記生成されたバリアブルデータと前記コンテンツデータを除いたフォームデータとを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。 - 印刷時に使用される印刷設定情報が設定された記憶領域に投入されたデータが、レコードデータと特定のレコードデータのコンテンツデータが配置されたフォームデータとで構成されている場合、前記バリアブルデータ生成工程では、前記レコードデータと前記レイアウトデータとを用いてバリアブルデータを生成することを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理方法。
- 前記レイアウトデータ生成工程では、前記フォームデータに配置されたコンテンツデータの位置情報と、当該コンテンツデータの属性情報とに基づき、前記レイアウトデータを生成することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- フォームオーバーレイ印刷が可能な画像形成装置と通信可能な情報処理装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
配置手段が、前記フォームオーバーレイに使用されるフォームデータに対してレコードデータに含まれるコンテンツデータを配置する配置工程と、
特定手段が、前記配置工程によって前記フォームデータに配置された各コンテンツデータがデータベースのどの項目に属するコンテンツデータであるかを特定する特定工程と、
レイアウトデータ生成手段が、前記特定工程の特定結果を用いて、既に配置されたレコードデータのコンテンツデータの位置に、当該コンテンツデータと同一項目に属する他のレコードデータのコンテンツデータが配置されるように、コンテンツデータの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成工程と、
バリアブルデータ生成手段が、前記レイアウトデータに基づき、前記他のレコードデータのコンテンツデータを前記フォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成工程と、
送信手段が、前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、を含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信工程と、
を備えることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 印刷時に使用される印刷設定情報が設定された記憶領域に前記コンテンツデータが配置されたフォームデータが投入された場合、前記送信工程では、当該フォームデータを前記画像形成装置に送信することなく保持し、前記記憶領域に前記コンテンツデータを含むレコードデータが投入された場合、前記バリアブルデータ生成工程では、前記レイアウトデータとレコードデータとを用いて前記バリアブルデータを生成し、
前記送信工程では、前記生成されたバリアブルデータと前記コンテンツデータを除いたフォームデータとを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項9に記載のコンピュータプログラム。 - 印刷時に使用される印刷設定情報が設定された記憶領域に投入されたデータが、レコードデータと特定のレコードデータのコンテンツデータが配置されたフォームデータとで構成されている場合、前記バリアブルデータ生成工程では、前記レコードデータと前記レイアウトデータとを用いてバリアブルデータを生成することを特徴とする請求項9または10に記載のコンピュータプログラム。
- 前記レイアウトデータ生成工程では、前記フォームデータに配置されたコンテンツデータの位置情報と、当該コンテンツデータの属性情報とに基づき、前記レイアウトデータを生成することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
- 画像形成装置が解釈可能な印刷ジョブを生成することが可能な情報処理装置と、前記印刷ジョブに基づきフォームオーバーレイ印刷が可能な画像形成装置と、を有する画像形成システムであって、
前記情報処理装置は、
前記フォームオーバーレイに使用されるフォームデータに対してレコードデータに含まれるコンテンツデータを配置する配置手段と、
前記配置手段によって前記フォームデータに配置された各コンテンツデータが、データベースのどの項目に属するコンテンツデータであるかを特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果を用いて、既に配置されたレコードデータのコンテンツデータの位置に、当該コンテンツデータと同一項目に属する他のレコードデータのコンテンツデータが配置されるように、コンテンツデータの配置に関するレイアウトデータを生成するレイアウトデータ生成手段と、
前記レイアウトデータに基づき、前記他のレコードデータのコンテンツデータを前記フォーム上に描画するためのバリアブルデータを生成するバリアブルデータ生成手段と、
前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、を含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、を備え、
前記画像形成装置は、
前記情報処理装置から送信された、前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、を受信する受信手段と、
前記フォームデータを登録するジョブデータ制御手段と、
前記バリアブルデータと、前記フォームデータと、を合成する合成処理手段と、
前記合成処理手段により合成された前記フォームデータと、前記バリアブルデータと、に基づき画像形成処理を実行する画像形成手段と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。
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