JP2011143891A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】トレッド部の外径成長を抑制することにより氷上性能を向上させる。
【解決手段】トレッド部2に設けられたブロック11には、タイヤ軸方向に対する角度αが0〜25°、かつ、幅W3が0.3〜1.2mmの複数本のサイピングsが設けられる。また、正規リムRに装着されかつ正規内圧の5%が充填された無負荷である仮組状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、ベルト層7の最も内側のベルトプライ7Aのタイヤ軸方向の外端7eからカーカス6のタイヤ軸方向の最外端6eまでのタイヤ軸方向の距離T1と、トレッド幅TWとの比T1/TWが0.03〜0.15である。
【選択図】図1

Description

本発明は、トレッド部の外径成長を抑制することにより氷上性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
従来より、トレッド部のブロックの踏面に多数のサイピングが配設された空気入りタイヤが提案されている。このような空気入りタイヤは、ブロックの柔軟性を高め、制動時でも十分な接地面積を確保して大きな制動力を得るとともに、サイピングのエッジ効果により、氷路において良好な走行性能を発揮できる。このような作用は、サイピングの幅が小さい程、有効に発揮される。
また、近年、サイピングを三次元のミウラ折り形状とした技術が、下記特許文献1に開示されている。このようなサイピングは、向き合うサイピング面が互いに噛み合うことにより、制動時のブロックの倒れ込みを抑制し、路面との接地面積を充分に確保して、氷路での走行性能をさらに向上させることができる。
ところで、空気入りタイヤは、リム組み後の内圧充填や高速走行等により、トレッド部の外径が成長する。このようなトレッド部の外径成長は、サイピングを開かせ、その幅を大きくし、ひいては、接地面積の減少やエッジ効果の低下による氷上性能の低下を招くという問題があった。
特開2008−222158号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、仮組状態において、ベルト層の最も内側のベルトプライのタイヤ軸方向の外端からカーカスのタイヤ軸方向の最外端までのタイヤ軸方向の距離T1と、トレッド幅TWとの比T1/TWを一定範囲に規制することを基本として、内圧充填等によるトレッド部の外径成長を抑制してサイピングの幅が大きく変化するのを抑え、氷路面での走行性能を向上させた空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配された少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層とを具えた空気入りタイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の周方向溝と、該周方向溝間及び/又は該周方向溝と接地端との間をのびる横溝とにより区分される複数のブロックがタイヤ周方向に並ぶブロック列を具え、前記ブロックの踏面には、タイヤ軸方向に対する角度が0〜25°、かつ、幅が0.3〜1.2mmの複数本のサイピングが設けられる一方、正規リムに装着されかつ正規内圧の5%が充填された無負荷である仮組状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、前記ベルト層の最も内側のベルトプライのタイヤ軸方向の外端から前記カーカスのタイヤ軸方向の最外端までのタイヤ軸方向の距離T1と、トレッド幅TWとの比T1/TWが0.03〜0.15であることを特徴としている。
また請求項2記載の発明は、前記仮組状態のタイヤ子午線断面において、タイヤ内腔面からカーカスまでの内側ゴムは、前記カーカスの最外端位置での厚さが、該カーカスの最外端位置から前記最も内側のベルトプライのタイヤ軸方向の外端まで中間位置での厚さよりも大きい請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記仮組状態のタイヤ子午線断面において、前記カーカスの最外端位置におけるタイヤ内腔面からカーカスまでの内側ゴムの厚さは、該カーカスの最外端位置でのタイヤ厚さの0.35〜0.65倍である請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記内側ゴムの厚さは、前記カーカスの最外端位置からタイヤ半径方向の内側及び外側に向かってそれぞれ漸減する請求項2又は3に記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記ブロック列は、前記接地端に最も近い位置に配されたショルダーブロックが並ぶショルダーブロック列を有し、前記ショルダーブロックには、少なくとも3本の前記サイピングが形成され、前記サイピングは、底を部分的に隆起させたタイバー付きサイピング、一端のみが周方向溝に開口し他端が踏面内で終端するセミオープンサイピング、又は両端が踏面内で終端するクローズドサイピングのいずれかである請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記ショルダーブロックの前記サイピングは、タイヤ周方向両側の端サイピングと、それらに挟まれかつ該端サイピングよりも深さが大きい少なくとも1本の内サイピングとを含む請求項5に記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、ブロックに、氷路面での走行に適した特定形状のサイピングが形成されるとともに、リムに仮組された仮組状態において、ベルト層の最も内側のベルトプライのタイヤ軸方向の外端からカーカスのタイヤ軸方向の最外端までのタイヤ軸方向の距離T1と、トレッド幅TWとの比T1/TWが0.03〜0.15と従来に比して小さく形成される。
このような空気入りタイヤは、正規内圧が充填された際、平衡形状理論に基づいて真円に近づこうとする力が働き、タイヤ軸方向外側への張り出し量を増大させる一方、トレッド部の外径成長を抑制できる。従って、本発明の空気入りタイヤは、内圧充填等によって、ブロックの踏面に設けられたサイピングの幅が大きくなる目開きを抑制することができ、ひいては氷上性能が向上する。
また、請求項2乃至4記載の空気入りタイヤでは、タイヤ内腔面からカーカスまでの内側ゴムの形状等を一定範囲に規制することで、トレッド部の外径の成長がさらに効果的に抑制され、より一層、氷上性能が向上する。
本発明の実施形態を示す空気入りタイヤの仮組状態かつ右半分断面図(図2のX−X部)である。 図1のトレッド部を示す展開図である。 図1のサイドウォール部の拡大断面図である。 本発明の効果を表す断面図である。 本実施形態のショルダーブロックの斜視図である。 (a)は、タイバー付きサイピングを表す拡大断面図、(b)は、本実施形態のショルダーブロックの拡大断面図である。 (a)、(b)は、比較例及び実施例のトレッド部を示す展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は本実施形態の空気入りタイヤ1のタイヤ回転軸を含む右半分断面図、図2はそのトレッド部2の展開図がそれぞれ示される。なお、図1の断面図は、正規リムRにリム組みされかつ正規内圧の5%が充填されしかも無負荷である仮組状態のものである。このような仮組状態は、例えば、一旦、タイヤをリムに装着して正規内圧を充填した後、減圧することによって容易に得られる。また、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、この仮組状態で測定された値とする。
ここで、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めているリムであり、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"となる。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1は、図1に示されるように、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具え、本実施形態では、乗用車用のスタッドレスタイヤが示されている。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aの両側に連なりかつ前記ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有する少なくとも1枚(本実施形態では1枚)のカーカスプライ6Aからなる。前記カーカスプライ6Aは、例えば有機繊維からなるカーカスコードがタイヤ赤道C方向に対して例えば75〜90°の角度で配列されている。なお、本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5から該ビードコア5のタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびるビードエーペックスゴムbaが配され、ビード部4が補強される。
前記ベルト層7は、少なくとも2枚、本実施形態ではタイヤ半径方向内、外2枚のベルトプライ7A、7Bからなり、内のベルトプライ7Aが、外のベルトプライ7Bに比べて幅広に形成される。各ベルトプライ7A、7Bは、タイヤ赤道Cに対して15〜40°の角度で傾けられた例えばスチールコード等の高弾性のベルトコードを有する。そして、各ベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差するように重ねられている。
図2に示されるように、前記トレッド部2には、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の周方向溝8と、この周方向溝8、8間及び/又は該周方向溝8と接地端Teとの間を交わる向きにのびる複数本の横溝9とが設けられている。これらの周方向溝8及び横溝9は、排水機能及び雪柱せん断機能を発揮しうる。
なお、前記接地端Teは、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規状態の空気入りタイヤ1に正規荷重を負荷しかつキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。また、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とするが、タイヤが乗用車用である場合には前記各荷重の88%に相当する荷重とする。
前記周方向溝8は、例えば最もタイヤ赤道C側かつその両側に配された一対のセンター周方向溝8aと、その各外側に配された一対のミドル周方向溝8bと、さらにその各外側でかつ最も接地端Te側に配された一対のショルダー周方向溝8cとを含む。本実施形態の周方向溝8は、いずれも直線状で形成されるため、優れた排水性能を発揮しかつ制動時の車両のふらつきや片流れなどの不安定な挙動を抑制することができる点で望ましい。なお、周方向溝8は、例えばジグザグ状や波状でも良く、図示の形態に制限されるものではない。
図1及び2に示されるように、前記周方向溝8の溝幅(溝の長手方向と直角な溝幅とし、以下他の溝についても同様とする。)W1及び溝深さD1(図1にセンター周方向溝8aのものを代表して示す)は、特に限定されるものではないが、排水性能や氷上性能をバランス良く確保するため、溝幅W1は4〜12mm、かつ、溝深さD1は7〜9.5mmの範囲でそれぞれ定められるのが望ましい。
また、ショルダー周方向溝8cの配設位置も特に限定されるものではないが、例えばその中心線8Gと接地端Teとの間のタイヤ軸方向距離L1が、トレッド部2の接地端Te、Te間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWの好ましくは10〜20%が望ましい。これにより、ショルダーブロック11dの剛性が十分に確保され、旋回性能が高められる。
また、前記トレッド部2には、センター周方向溝8a、8a間をのびる1本のセンター陸部10aと、前記センター周方向溝8aとミドル周方向溝8bとの間をのびる一対の第1のミドル陸部10bと、前記ミドル周方向溝8bと前記ショルダー周方向溝8cとの間をのびる一対の第2のミドル陸部10cと、前記ショルダー周方向溝8cのタイヤ軸方向外側かつ前記接地端Teに最も近い位置をのびる一対のショルダー陸部10dとがそれぞれ形成される。
前記センター陸部10a、前記一対の第1のミドル陸部10b、前記一対の第2のミドル陸部10c及び前記一対のショルダー陸部10dには、それぞれセンター横溝9a、第1のミドル横溝9b、第2のミドル横溝9c及びショルダー横溝9dが形成される。これにより、各陸部10aないし10dは、それぞれセンターブロック11a、第1のミドルブロック11b、第2のミドルブロック11c及びショルダーブロック11dがタイヤ周方向に並ぶセンターブロック列12a、第1のミドルブロック列12b、第2のミドルブロック列12c及び接地端Teに最も近い位置に配されるショルダーブロック列12dとして構成される。
本実施形態の各横溝9a乃至9cは、溝幅が接地端Te側に向かて拡大する拡大部を含んでいる。これは、横溝9a乃至9cの溝縁の長さを増加させ、氷路面でのグリップを高める点で望ましい。他方、ショルダー横溝9dは、溝幅が実質的に一定である。これにより、ショルダーブロック11dの剛性を確保できる点で望ましい。
前記ショルダー横溝9dの溝深さD2(図6に示す)は、大きすぎるとブロック剛性の過度の低下が発生するおそれがあり、逆に小さすぎると、タイヤ赤道C付近から接地端Te側へ排水等がスムーズに行えないおそれがある。このような観点より、溝深さD2は、4.5〜8.7mmが望ましい。なお、前記横溝9の形状は、例示の形態に制限されることなく適宜変更できる。
また、各ブロック11aないし11dのタイヤ軸方向長さBW(図2にショルダーブロック11dの幅を代表して示す。)は、特に限定されるわけではないが、小さすぎると各ブロック11aないし11dの接地面積が減少するおそれがあるし、逆に大きすぎると周方向溝8の溝容積が小さくなり、排水・排雪性能が低下するおそれがある。このような観点より、各ブロック11aないし11dのタイヤ軸方向長さBWは、好ましくは15mm以上、より好ましくは22mmが望ましく、また好ましくは40mm以下、より好ましくは37mmが望ましい。
前記各ブロック11a乃至11dの踏面13a乃至13dには、タイヤ軸方向にのびかつほぼ平行に隔設された複数本のサイピングsがそれぞれ設けられる。
前記各サイピングsは、路面と接触したときに向き合うサイピング壁面が互いに接触するように幅の狭いスリット状の切り込みとして形成される。本実施形態のサイピングsは、両端が周方向溝8に開口するオープンサイプのもの、一端のみが周方向溝8に開口し他端が踏面13内で終端するセミオープンサイプのものが示される。また、前記サイピングsは、ジグザグ状にのびる部分を含むのが好ましい。このようなサイピングsは、エッジ長さが大きく確保されるため、氷上性能がさらに効果的に向上する。
図2及び図5(ショルダーブロック11dを代表して示す。)に示されるように、前記サイピングsのタイヤ軸方向に対する角度αは0〜25°、かつ、幅W3は0.3〜1.2mmに設定される。前記角度αが25°を超える場合、エッジ効果が有効に発揮されず十分な氷上性能が得られない。また前記サイピングの幅W3が1.2mmを超える場合、接地面積の減少、エッジ効果の低下及び制動時のサイピングの目開きが大きくなり、十分な氷上性能を発揮できない。逆に、前記サイピングsの幅W3が0.3mm未満の場合、製造が困難になる。とりわけ、サイピングsのタイヤ軸方向に対する角度αは、より好ましくは2°以上、また、より好ましくは20°以下が望ましい。また、サイピングsの幅W3は、好ましくは0.4mm以上が望ましく、また好ましくは0.6mm以下が望ましい。
本実施形態のサイピングsのようにジグザグ状で形成されている場合、前記サイピングsのタイヤ軸方向に対する角度αは、そのジグザグの振幅の中心線15とタイヤ軸方向とのなす角度とする。
図5に示されるように、前記ショルダーブロック11dには、少なくとも3本、好ましくは5本以上(本実施形態では7本)の前記数値限定を満たすサイピングsと、接地端Te側を該接地端Teに沿ってタイヤ周方向にのびる1本のサイピングqとが形成される。このようなショルダーブロック11dは、直進時及び旋回時においてバランス良く氷上性能が確保される点で望ましい。
図3に拡大して示されるように、本発明の空気入りタイヤ1は、前記仮組状態において、ベルト層7の最も内側のベルトプライ7Aのタイヤ軸方向の外端7eから前記カーカス6のタイヤ軸方向の最外端6eまでのタイヤ軸方向の距離T1と、トレッド幅TWとの比T1/TWが0.03〜0.15であり、従来の空気入りタイヤに比して小さく形成されている。なお、前記「カーカスのタイヤ軸方向の最外端」とは、前記カーカスプライ6Aの本体部6aのカーカスコードの最もタイヤ軸方向外側の位置とする。
このように、前記ベルト層7の外端7eからタイヤ軸方向外方への張り出し量を小さく規制した空気入りタイヤ1は、図4に示されるように、正規内圧が充填されると、剛性の比較的低いサイドウォール部3が軸方向外側へと大きく張り出す一方、高弾性のベルト層7で拘束されたトレッド部2の外径成長をより小さく抑えることができる。とりわけ、正規状態では、前記比T1/TWが0.04〜0.09に範囲に収まるのが望ましい。
このような空気入りタイヤ1は、内圧充填により、ブロック11がタイヤ周方向に引張られることによるサイピングsの幅W3(図5に示す)の目開きを抑制できる。従って、ブロック11の剛性が確保され、大きな接地面積が確保されるとともに、前記幅の小さいサイピングsによりエッジ効果が有効に維持される。このように、本実施形態の空気入りタイヤは、摩耗を抑制するとともに、氷路面に対し大きな摩擦力が得られるため、氷上性能の向上が期待できる。
また、図1及び3に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ1には、タイヤ内腔面nからカーカス6(より詳しくはカーカスコード)までを形成する内側ゴム19が配されている。該内側ゴム19は、本実施形態では、タイヤ内腔面n側に配されかつタイヤ内腔iの空気を保持する空気不透過性に優れたゴム組成物からなるインナーライナーゴム18と、このインナーライナーゴム18と前記カーカス6との間に配された補強ゴム17とからなる。この補強ゴム17は、サイドウォール部3の曲げ剛性の向上と、タイヤ軸方向への張り出しとをバランス良く向上させることができる。この理由により、仮組状態から内圧が充填されることによりサイドウォール部3を軸方向外側へと大きく張り出させるのに有効に役立ち、トレッド部2の外径成長をさらに効果的に抑制することができる。
図3に示されるように、前記仮組状態のタイヤ子午線断面において、前記内側ゴム19は、前記カーカス6の最外端6eの位置での厚さE1が、該カーカス6の最外端6eの位置から前記最も内側のベルトプライ7Aの外端7eまでの中間位置jでの厚さE2よりも大きく形成されている。このような内側ゴム19は、確実にサイドウォール部3をタイヤ軸方向外側に張り出させるのに役立つ。なお、内側ゴム19の各厚さは、前記各位置を通るタイヤ子午断面と前記カーカス6の半径方向内側面6nとの交点kを通るタイヤ内腔面nの法線の方向に測定される厚さとする。
また、本実施形態の補強ゴム17は、そのタイヤ半径方向の内端17i及び外端17o(図1に示す)に向かってそれぞれ厚さを徐々に減じてのびる断面三日月状をなす。このため、前記正規状態において、本実施形態の空気入りタイヤ1は、前記補強ゴム17の内端17i及び外端17o側の変形が大きくなり、カーカス6の最外端6eの位置でタイヤ軸方向の張り出しを促進させる一方、トレッド部2の外径成長が抑制される。
また、前記仮組状態のタイヤ子午線断面において、前記カーカス6の最外端6eの位置を挟んでタイヤ半径方向の内側及び外側に同じ距離Lを隔てた位置における内側ゴム19の半径方向内側厚さEa及び半径方向外側厚さEbは、Eb<Eaであるのが望ましい。これにより、ビード部4に比して剛性が低いバットレス部Bの張り出しを効果的に促進し、トレッド部2の外径成長が有効に抑制される。
また、前記仮組状態のタイヤ子午線断面において、カーカス6の最外端6eの位置における内側ゴム19の厚さE1と、該カーカス6の最外端6eの位置でのタイヤ厚さ(全厚さ)Hとの比E1/Hは、種々定めることができるが、小さすぎると、内側ゴム19による前記作用を有効に発揮できず、ひいてはトレッド部2の外径成長を抑制できないおそれがある。逆に前記比E1/Hが大きすぎても、サイドウォール部3の軸方向外側への張り出しが抑制されるため、トレッド部2の外径成長が促進されるおそれがある。このような観点より、前記比E1/Hは、好ましくは0.35以上、より好ましくは0.40以上が望ましく、また好ましくは0.65以下、より好ましくは0.60以下が望ましい。
同様の観点より、前記厚さE1は、好ましくは5mm以上、より好ましくは7mm以上が望ましく、また好ましくは35mm以下、より好ましくは25mm以下が望ましい。
なお、このような補強ゴム17の材料としては、例えばJISデュロメータタイプAによるゴム硬さが60〜85度のゴム組成物が好適に採用され得る。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1は、正規内圧の充填により、従来のタイヤに比して、サイドウォール部3がタイヤ軸方向に大きく張り出し変形する。このため、この変形に伴ってサイドウォール部3に近接するショルダーブロック11dにタイヤ軸方向の引張応力が作用しやすい。このような作用は、ショルダーブロック11dのサイピングsの幅を狭める方向に作用し、より一層、高い氷上性能を発揮させるのに役立つ。
また、本実施形態では、ショルダーブロック11dに形成されるサイピングsは、底を部分的に隆起させたタイバー付きサイピングs3(図6(a)に示す)、セミオープンサイピングs1、又は両端が踏面内で終端するクローズドサイピングs2のいずれかで形成される。このような各サイピングs1乃至s3は、いずれもタイヤ周方向に引っ張られても目開きし難い。これにより、旋回時、ショルダーブロック11dのサイピングsの有効なエッジ効果が発揮され、優れた氷上旋回性能を発揮できる。
なお、前記タイバー付きサイピングs3は、隆起した底の深さd3と該d3以外の底の深さd4との比d3/d4は、ショルダーブロック11dの剛性を確保し、かつ、エッジ効果を発揮させるために、好ましくは0.35以上、より好ましくは0.4以上が望ましく、また好ましくは0.75以下、より好ましくは0.7以下が望ましい。
また、図6(b)に示されるように、ショルダーブロック11dには、タイヤ周方向両側の端サイピングsaと、それらに挟まれた少なくとも1本(本実施形態では3本)の内サイピングsbとが配されるが、端サイピングsaの深さd1は、内サイピングsbの深さdよりも小さく形成されるのが望ましい。これにより、制動時に大きなせん断力を受けるショルダーブロック11dのタイヤ周方向両端側の剛性が高く維持され、かつ、内サイピングsbによるエッジ効果も有効に発揮させることができる。従って、このようなショルダーブロック11dが形成された空気入りタイヤ1は、ヒールアンドトウ摩耗といった偏摩耗の抑制と氷上制動性能とを高い次元で両立させることができる。
上述の作用をさらに有効に発揮させるため、端サイピングsaの深さd1と内サイピングsbの深さdとの比d1/dは、好ましくは0.3以上、より好ましくは0.35以上が望ましく、また好ましくは0.65以下、より好ましくは0.6以下が望ましい。
また、前記内サイピングの深さdと、ショルダー横溝9dの溝深さD2との比d/D2は、大きすぎるとブロック剛性が確保し難く、逆に小さすぎると、エッジ効果が有効に発揮されにくい傾向がある。このような観点により、前記比d/D2は、好ましくは0.3以上、より好ましくは0.5以上が望ましく、また好ましくは0.95以下、より好ましくは0.9以下が望ましい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するために、図1の内部構造及び図2、図7のパターンを有しかつ表1の仕様に基づいたタイヤサイズ195/65R15の乗用車用スタッドレスタイヤが試作された。そして、これらについて氷上制動性能及び摩耗性能をテストをした。図7(a)のショルダーブロックのサイピングは全てフルオープンであり、図7(b)では1本のみサイピングをフルオープンとした。また、図2では、フルオープンのサイピングは採用されていない。なお表1に示すパラメータ以外はすべて同一とした。主な共通仕様は次の通りである。
トレッド幅TW:152mm
ショルダー周方向溝の溝幅W1/TW:2.8%
ショルダーブロックのタイヤ軸方向長さBW:28mm
ショルダー横溝の溝深さD2:8.7mm
サイピングsのタイヤ軸方向に対する角度α:6°
サイピングsの幅W3:0.7mm
内サイピングの深さd:7.5mm
端サイピングの深さd1を内サイピングの深さdとの比d1/d:0.6
テスト方法は次の通りである。
<氷上制動性能>
試供タイヤを、リム6.0×15に内圧230kPaで組み付け排気量1998cm3の国産FF車の全輪に装着して氷路面上をドライバー1名乗車の下で走行させ、走行速度30km/hから全輪ロック状態で制動してから車両が完全に停止するまでに要した制動距離を測定した。結果は、比較例1の制動距離を100とする指数であり、数値が大きいほど良好であることを示す。なお各供試タイヤとも乾燥路面を100kmの慣らし走行した後で試験が行われた。
<耐摩耗性能>
各試供タイヤを上記車両の前輪2輪に装着し、10,000Km走行したときのショルダー横溝の摩耗量が測定された。結果は、各摩耗量の逆数を求め、比較例1の値を100とする指数であり、数値が大きい程良好である。テストの結果を表1に示す。
Figure 2011143891
テスト結果によると、本発明により、特に氷上制動性能及び耐摩耗性能がともに向上しており、有意な発明であることが証明された。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6e カーカスの最外端
7 ベルト層
7e ベルトプライのタイヤ軸方向の外端
11 ブロック
13 ブロックの踏面
R リム
s サイピング
Te 接地端

Claims (6)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配された少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層とを具えた空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続してのびる複数本の周方向溝と、該周方向溝間及び/又は該周方向溝と接地端との間をのびる横溝とにより区分される複数のブロックがタイヤ周方向に並ぶブロック列を具え、
    前記ブロックの踏面には、タイヤ軸方向に対する角度が0〜25°、かつ、幅が0.3〜1.2mmの複数本のサイピングが設けられる一方、
    正規リムに装着されかつ正規内圧の5%が充填された無負荷である仮組状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、
    前記ベルト層の最も内側のベルトプライのタイヤ軸方向の外端から前記カーカスのタイヤ軸方向の最外端までのタイヤ軸方向の距離T1と、トレッド幅TWとの比T1/TWが0.03〜0.15であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記仮組状態のタイヤ子午線断面において、タイヤ内腔面からカーカスまでの内側ゴムは、前記カーカスの最外端位置での厚さが、該カーカスの最外端位置から前記最も内側のベルトプライのタイヤ軸方向の外端まで中間位置での厚さよりも大きい請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記仮組状態のタイヤ子午線断面において、前記カーカスの最外端位置におけるタイヤ内腔面からカーカスまでの内側ゴムの厚さは、該カーカスの最外端位置でのタイヤ厚さの0.35〜0.65倍である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記内側ゴムの厚さは、前記カーカスの最外端位置からタイヤ半径方向の内側及び外側に向かってそれぞれ漸減する請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ブロック列は、前記接地端に最も近い位置に配されたショルダーブロックが並ぶショルダーブロック列を有し、
    前記ショルダーブロックには、少なくとも3本の前記サイピングが形成され、
    前記サイピングは、底を部分的に隆起させたタイバー付きサイピング、一端のみが周方向溝に開口し他端が踏面内で終端するセミオープンサイピング、又は両端が踏面内で終端するクローズドサイピングのいずれかである請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ショルダーブロックの前記サイピングは、タイヤ周方向両側の端サイピングと、それらに挟まれかつ該端サイピングよりも深さが大きい少なくとも1本の内サイピングとを含む請求項5に記載の空気入りタイヤ。
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