JP2011143400A - 昇降式曝気循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長い電力供給用ケーブルを不要にできる昇降式曝気循環装置を提供する。
【解決手段】水上に浮かぶ台船1から水中に昇降可能に垂れ下がらせた散気管部材6を備えた昇降式曝気循環装置である。散気管部材6は、台船1に搭載された電動昇降機4のロープ5で昇降され、その電動昇降機4の電源は、台船に搭載されたソーラ発電パネル32若しくは風力発電機33の少なくとも一方である。散気管部材6は、電動昇降機4によって、水中での深度が変更されるとともに、台船1の上方に持ち上げられる。台船1に、ソーラ発電パネル32若しくは風力発電機33の少なくとも一方で発電した電気を蓄電する蓄電池40を搭載している。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降式曝気循環装置に関する。
従来、水上に浮かぶ台船から水中に昇降可能に垂れ下がらせた空気噴出手段(散気管部材)を備えた湖沼等の浄化装置がある(特許文献1参照)。
一方、本出願人の提案に係る昇降式曝気循環装置は、図7〜図9に示すように、平面視で略正三角状の台船1を設け、この台船1を頂点部分の下部にそれぞれ取付けたフロート2で水上に浮かばせるようにしている。台船1は、アンカーロープ14とアンカー12で水底に固定されている。
また、台船1の中央部分に略六角形の穴1aを形成し、その上方に骨組み体3を構築して、台船1に設置した電動昇降機(電動ウィンチ)4のロープ(若しくはチェーン)5で骨組み体3のシーブ(若しくはスプロケット)3aを介して散気管部材6を吊り下げ、穴1aから水中に昇降可能に垂れ下がらせている。
そして、電動昇降機4によって、散気管部材6の水中での深度を変更するとともに、散気管部材6を穴1aから台船1の上方に持ち上げることにより(図9の二点鎖線a参照)、保守点検が行えるようにしている。
ところで、電動昇降機4を駆動させるために電力は、陸上の機械室11(陸上部)の電源から電力供給用ケーブル10を介して供給する必要がある。
特開平7−136691号公報
しかしながら、電力供給用ケーブル10は、陸上の機械室11から水上の台船1までの距離(通常は、300m〜1000m)の長さで水中に敷設することになる。したがって、水中用ケーブルを用いる必要があるので、高価になるとともに、重量がある水中用ケーブルの敷設作業は、潜水士が行うために、作業性がきわめて悪いという問題がある。
さらに、距離の長い水中用ケーブルは電圧降下を招きやすく、漏電のおそれもあり、台船が移動する際に断線のおそれもある。
また、電力供給用ケーブル長が長くなると、電力供給用ケーブル自体がコンデンサの状態となり、電力供給用ケーブル10と並行して、散気管部材6の昇降制御を有線で行うための電気品の制御用ケーブルを敷設する場合には、電気品の誤作動が発生しやすい。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、長い電力供給用ケーブルを不要にできる昇降式曝気循環装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、水上に浮かぶ台船から水中に昇降可能に垂れ下がらせた散気管部材を備えた昇降式曝気循環装置において、前記散気管部材は、台船に搭載された電動昇降機のロープ若しくはチェーンで昇降され、その電動昇降機の電源は、台船に搭載されたソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方であることを特徴とする昇降式曝気循環装置を提供するものである。
請求項2のように、前記散気管部材は、電動昇降機によって、水中での深度が変更されるとともに、台船の上方に持ち上げられる構成とすることができる。
請求項3のように、前記台船に、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方で発電した電気を蓄電する蓄電池を搭載している構成とすることができる。
請求項4のように、前記台船は、平面視で略正三角状であり、この台船の頂点部分の下部にそれぞれ取付けたフロートで水上に浮かばせるようになっている構成とすることができる。
請求項5のように、前記台船の中央部分に穴が形成され、その上方に骨組み体が構築され、前記電動昇降機のロープ若しくはチェーンで骨組み体の上部から散気管部材が吊り下げられ、前記穴から水中に昇降可能に垂れ下がらせている構成とすることができる。
請求項6のように、前記散気管部材は、中空リング体の上部に多数の散気孔が形成され、中央部に中空ボックスが設けられ、この中空ボックスと散気管部材とが空気供給ホースで連結されているとともに、前記中空ボックスには、陸上部からの空気供給ホースが台船近傍の中間フロートを介して接続されている構成とすることができる。
請求項7のように、前記散気管部材には、振れ止め手段が設けられている構成とすることができる。
請求項8のように、前記散気管部材の昇降制御を無線で行うために、陸上部と台船とに無線通信システムを備えている構成とすることができる。
請求項9のように、前記散気管部材の昇降制御を有線で行うために、制御用ケーブルを陸上部から台船近傍の中間フロートを介して台船まで敷設する有線通信システムを備えている構成とすることができる。
請求項10のように、前記台船に、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方と、発電した電気を蓄電する蓄電池と、散気管部材の昇降制御を行うための有線若しくは無線通信システム制御ボックスを設けたユニットボックスが設置されている構成とすることができる。
本発明によれば、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方を台船に搭載することで、電動昇降機は、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方で発電された電力で駆動することができる。したがって、陸上の機械室から水上の台船まで敷設していた長い電力供給用ケーブルが不要となり、電力供給用ケーブルの敷設のための手間とコストが不要となる。また、電圧降下、漏電、断線のおそれもなくなる。さらに、長い電力供給用ケーブルに起因する電気品の誤作動の発生もなくなる。また、電源は、ソーラ発電パネルの発電だけであってもよいが、風力発電機を併用できるようにすれば、太陽光が期待できない悪天候時や夜間等でも、風力発電機で発電することができる。
請求項2によれば、電動昇降機によって、散気管部材の水中での深度を自由に変更することができ、散気管部材を台船の上方に持ち上げることにより、保守点検が容易に行えるようになる。
請求項3によれば、台船に蓄電池を搭載することで、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方で発電した電気を蓄電することができ、ソーラ発電パネル等で発電できない時でも散気管部材を昇降させることができる。
請求項4によれば、略正三角状の頂点部分のフロートで台船を水上に浮かばせるから、台船のバランスが良好になる。
請求項5によれば、台船の中央部の穴の上方に構築した骨組み体の上部から、電動昇降機のロープ等で散気管部材を穴から水中に垂れ下がらせているから、台船のバランスが良好になる。
請求項6によれば、空気供給ホースから中空ボックスを介して中空リング体の散気管部材に空気を均等に供給することで、多数の散気孔から空気が均等に散気されるようになる。また、中空ボックスには、陸上部からの空気供給ホースを台船近傍の中間フロートを介して接続しているから、中間フロートと中空ボックスとの間で空気供給ホースがU字状に撓むので、散気管部材の昇降に支障をきたすおそれがなくなる。
請求項7によれば、振れ止め手段が大きな抵抗となって、散気管部材が水流や波浪等による振動の影響で横揺れすることが抑制されるようになる。
請求項8によれば、無線通信システムによって、陸上部から無線で台船の散気管部材の昇降制御を行えるから、船で台船まで渡って散気管部材の昇降制御をする必要がなくなるとともに、制御用ケーブルを陸上部から台船まで敷設する必要がなくなる。
請求項9によれば、有線通信システムによって、陸上部から有線で台船の散気管部材の昇降制御を行えるから、船で台船まで渡って散気管部材の昇降制御をする必要がなくなる。また、妨害電波のような外乱が生じるような場所では、無線通信では誤動作のおそれがあるので、場所によっては有線通信を用いるようにして、無線通信と使い分けることができる。
請求項10によれば、台船に設置したユニットボックスに、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方、蓄電池、有線若しくは無線通信システム制御ボックスをまとめて設けることで、施工工事やメンテナンス等が容易に行えるようになる。
本発明の実施形態の昇降式曝気循環装置の要部側面図である。 散気管部材であり、(a)は平面図、(b)は要部断面側面図である。 (a)は実験1の実験装置の略画図、(b)は実験1のカウンターウェイトの重量と散気管部材の振れ幅との関係を示すグラフ、(c)は実験1のカウンターウェイトの重量と散気管部材の振れ停止時間との関係を示すグラフである。 実験2の実験装置の略画図である。 (a)は実験2の各タイプにおける散気管部材の振れ幅の関係を示すグラフ、(b)は実験2の各タイプにおける散気管部材の振れ停止時間の関係を示すグラフ、(c)は実験2の各タイプにおける散気管部材の到達時間の関係を示すグラフである。 (a)〜(c)は、それぞれ振れ止め羽根部の変形例の正面図である。 本出願人の提案に係る昇降式曝気循環装置の側面図である。 台船であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図7の昇降式曝気循環装置の要部側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成・作用の箇所は、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図1に示すように、平面視で略正三角形状の台船1は、頂点部分の下部にそれぞれ取付けたフロート2で水上に浮かばせるようにしている。台船1の中央部分に略六角形の穴1aを形成し、その上方に骨組み体3を構築して、台船1に設置した電動昇降機(電動ウィンチ)4のロープ(若しくはチェーン)5で骨組み体3のシーブ(若しくはスプロケット)3aを介して散気管部材6を吊り下げ、台船1の中央部分の穴1aから水中に昇降可能に垂れ下がらせている。
そして、電動昇降機4によって、散気管部材6の水中での深度を変更するとともに、散気管部材6を穴1aから台船1の上方に持ち上げることにより(図1の二点鎖線b参照)、保守点検が行えるようにしている。
また、散気管部材6に、略等角度間隔(本例では120°)の三箇所の位置に振れ止めロープ7の一端部を連結するとともに、各ロープ7は、台船上のシーブ(転向部材)8で水中に折り返して、その他端部にカウンターウェイト9を連結している。そして、カウンターウェイト9を付けたロープ7で三方向から散気管部材6を均等に引っ張ることで、散気管部材6が水流の影響で横揺れしないようにしている。このカウンターウェイト9とロープ7とが第1の振れ止め手段を構成する。なお、ロープ5,7に代えてチェーンを用いることができ、この場合には、シーブ3a,8に代えてスプロケットホイールを用いることになる。
散気管部材6は、図2(a)(b)に詳細に示すように、中空のパイプをリング状に丸めて、その上部に多数の散気孔6aを円周上略等角度間隔で形成したものである。また、散気管部材6の中央部には中空ボックス15が設けられ、この中空ボックス15と散気管部材6とが円周上3等分位置のパイプ16で連結されている。
中空ボックス15の上部には、電動昇降機4のロープ5の下端部を連結する連結金具15aが取付けられるとともに、散気管部材6の外周部には、パイプ16の連結位置に対応して、ロープ7の一端部を連結する連結金具6bが取付けられている。
中空ボックス15の下部には、中空パイプ15bが連結され、この中空パイプ15bの内部には、中空ボックス15に空気を導入する導入パイプ15cが連結されている。この導入パイプ15cには、陸上の機械室(陸上部)11(図7参照)からの空気供給ホース17が接続されている。
図7に示したように、陸上の機械室11には、エア供給源(エアコンプレッサ)36が設置されている。このエア供給源36に接続された空気供給ホース17は、水中を潜って敷設されて、台船1の近傍で水上に浮かぶ中間フロート22に一度引き上げられ、再び水中を潜って(図7の二点鎖線参照)、中空ボックス15の導入パイプ15cに接続されるようになっている。このように、空気供給ホース17は、中間フロート22と中空ボックス15との間でU字状に撓むようになる(図7の二点鎖線e参照)。
また、散気管部材6の電動昇降機4の昇降制御を有線で行うために、陸上の機械室11のスイッチボックス38に接続された制御用ケーブル21は、空気供給ホース17と並設され、同様に、水中を潜って敷設されて、台船1の近傍で水上に浮かぶ中間フロート37に一度引き上げられ、その後、空気供給ホース17と別れて水上に引き上げられて、図1に示したように、台船1上に設置したユニットボックス39内の有線通信システム制御ボックス41Aに接続されている。
台船1の電動昇降機(電動ウィンチ)4の電源として、図1のように、ソーラ発電パネル32や風力発電機33、またはこれらの組み合わせのようなクリーンエネルギーを台船1に搭載している。したがって、図7に示されている電力供給用ケーブル10は不要となる。
台船1に設置したユニットボックス39には、ソーラ発電パネル32や風力発電機33で発電した電力を蓄電して、電動昇降機4や後述する制御ボックス41A,41B等に供給する蓄電池(バッテリ)40や有線通信システム制御ボックス41A(または無線通信システム制御ボックス41B)を収納されている。
ソーラ発電パネル32や風力発電機33は、骨組み体3の上部に設ける他、ユニットボックス39の上部に設けることもできる。また、図示しないが、台船1の上に設けることもできる。
散気管部材6の電動昇降機4の昇降制御を有線で行うために、陸上の機械室11のスイッチボックス38と、ユニットボックス39内の有線通信システム制御ボックス41Aとを制御用ケーブル21で接続する必要がある。
そこで、制御用ケーブル21を不要にするために、散気管部材6の昇降制御を無線で行うために、機械室(陸上部)11と台船1とに無線通信システムを備えることができる。
すなわち、ユニットボックス39には、陸上の機械室11を含む陸上部側(機械室11に限られず、無線の送受信か可能な範囲の陸上を含む。)の送受信機(無線通信システム)42Aから、台船1側の電動昇降機4の昇降制御や有線通信システム制御ボックス41Aを制御するための無線通信システム(送受信機)42Bを備えている。
一方、散気管部材6の下部には、中空パイプ15bに跨って、平面視で円周上6等分位置に、6枚の矩形状振れ止め羽根部18aを有する振れ止め部材(振れ止め板)18が溶接等で取付けられている。この振れ止め羽根部18aは、略等角度間隔で少なくとも3枚以上あれば良い。この振れ止め部材18が第2の振れ止め手段を構成する。
振れ止め羽根部18aは、矩形状である必要は無く、例えば図6(b)のような三角形状、図6(c)のような逆三角形状であってもよい。このようにすれば、矩形状と比べて、水の抵抗を半減させることができる。また、振れ止め羽根部18aには、水を通して抵抗を調整するための多数の貫通孔18cが形成されていてもよい。この貫通孔18cの個数の増減で水の抵抗を調整することができる。
図1に示したように、振れ止め部材18の下部に、ロープ若しくはチェーン19aで振れ抑制ウェイト19を連結することもできる。この場合には、図1に二点鎖線で示すように、導入パイプ15cの途中に空気供給ホース17を接続すればよい。また、振れ抑制ウェイト19は、振れ止め部材18の中央下部の1箇所に限らず、各振れ止め羽根部18aの下部に均等な重さで連結することもできる。
実機では、散気管部材6の重量は約200Kg、振れ抑制ウェイト19の重量は約150Kg、カウンターウェイト9の重量は1個当たり約50Kg(3個の合計150Kg)とする。
また、振れ抑制ウェイト19を連結していないタイプでは、散気管部材6の重量は約350Kgとする。なお、図7、図8で示した本出願人の提案に係る昇降式曝気循環装置の散気管部材6の重量は約350Kg、カウンターウェイト9の重量は1個当たり約30Kg(3個の合計90Kg)であった。
次に、散気管部材6の重量や振れ止め部材18付きの形状を決定するために行った実証実験を説明する。
図3は〔実験1〕である。〔実験1〕では、散気管部材6とカウンターウェイト9の重量比を決定するための実験を行った。
実験装置としては、図3(a)のように、散気管部材6を天井26から2m下の水槽27の水中にロープ5で吊り下げた。また、散気管部材6に3本の振れ止めロープ7の一端部を連結し、各ロープ7は、天井26のシーブ8で折り返して、その他端部にカウンターウェイト9を連結した。
そして、散気管部材6を中立位置から50cm(0.5m)だけ強制的に移動させ(符号c参照)、そこで離した場合の中立位置からの振れ幅Wの寸法および中立位置で停止するまでの時間を測定した。
なお、実験装置では、スケールは実機の1/10としたことから、重量比は実機の1/1000で行った。
図3(b)は、カウンターウェイト9の重量と散気管部材6の振れ幅との関係を示すグラフ、図3(c)は、カウンターウェイト9の重量と散気管部材6の振れ停止時間との関係を示すグラフである。
図3(b)のように、散気管部材6の振れ幅は、カウンターウェイト9の重量を大きくするほど、振れ幅が抑制されることが分かった。
図3(c)のように、散気管部材6の停止時間は、0.05Kg(実機では50Kg/1個…3個合計150kg)を超えると、停止までに時間がかかることが分かった。これは、カウンターウェイト9の重量が増えることで、これと比較すれば散気管部材6の重量が軽くなったことになるので、散気管部材6の安定性が減少したものと考えられる。
この結果、散気管部材6の重量0.35Kg(実機では350Kg)に対して、カウンターウェイト9の重量は0.05Kg(実機では50Kg/1個…3個合計150kg)が最適である。
図4および図5は〔実験2〕である。〔実験2〕では、散気管部材6の振れ抑制ウェイト19の効果を把握するため、図7、図8の背景技術の方式との比較受験を行った。
実験装置としては、図3(a)に加えて、散気管部材6の側面にロープ28の一端部を連結し、水槽27内と天井26のシーブ29a,29bで折り返して、その他端部にウェイト30を連結した。
散気管部材6は、図7、図8の背景技術と同じ方式で電磁ブレーキ付きのものをタイプAとし、電磁ブレーキ無しのものをタイプBとした。
本実施形態の内、振れ止め部材18付き散気管部材6をタイプCとし、振れ止め部材18・振れ抑制ウェイト19付き散気管部材6をタイプDとした。
そして、〔実験1〕と同様に、散気管部材6を中立位置から50cm(0.5m)だけ強制的に移動させ(符号c参照)、そこで離した場合の中立位置からの振れ幅Wの寸法および中立位置で停止するまでの時間を測定した。
また、散気管部材6を矢印dの方向にウェイト30(0.05Kg…実機では50Kg)で引っ張り、20cmまでの到達時間を計測した。
図5(a)は、各タイプA〜Dにおける散気管部材6の振れ幅の関係を示すグラフ、図5(b)は、各タイプA〜Dにおける散気管部材6の振れ停止時間の関係を示すグラフ、図5(c)は、各タイプA〜Dにおける散気管部材6の到達時間の関係を示すグラフである。
図5(a)のように、散気管部材6の振れ幅は、タイプA,Bが大きく、タイプC,Dはいずれも振れ幅が抑制されることが分かった。
図5(b)のように、散気管部材6の停止時間は、タイプA,Bが長く、タイプC,Dはいずれも短いことが分かった。
図5(c)のように、散気管部材6の到達時間は、タイプA,Bが短く、タイプC,Dはいずれも長いことが分かった。これは、タイプCでは振れ止め部材18の影響、タイプDでは振れ止め部材18・振れ抑制ウェイト19の影響で移動抵抗が大きくなっていることが分かった。すなわち、移動抵抗が大きいことは、散気管部材6が移動しにくい、つまり、横揺れしにくいことを意味している。
この結果、本実施形態の内、振れ止め部材18付き散気管部材6のタイプCと、振れ止め部材18・振れ抑制ウェイト19付き散気管部材6をタイプDのいずれであっても横揺れしにくいことになる。
前記のような昇降式曝気循環装置であれば、ソーラ発電パネル32若しくは風力発電機33の少なくとも一方を台船1に搭載することで、電動昇降機4は、ソーラ発電パネル32若しくは風力発電機33の少なくとも一方で発電された電力で駆動することができる。したがって、陸上の機械室11から水上の台船1まで敷設していた長い電力供給用ケーブルが不要となり、電力供給用ケーブルの敷設のための手間とコストが不要となる。また、電圧降下、漏電、断線のおそれもなくなる。さらに、長い電力供給用ケーブルに起因する電気品の誤作動の発生もなくなる。また、電源は、ソーラ発電パネル32の発電だけであってもよいが、風力発電機22を併用できるようにすれば、太陽光が期待できない悪天候時や夜間等でも、風力発電機で発電することができる。
また、電動昇降機4によって、散気管部材6の水中での深度を自由に変更することができ、散気管部材6を台船1の上方に持ち上げることにより、保守点検が容易に行えるようになる。
さらに、台船1に蓄電池40を搭載することで、ソーラ発電パネル32若しくは風力発電機33の少なくとも一方で発電した電気を蓄電することができ、ソーラ発電パネル32等で発電できない時でも散気管部材6を昇降させることができる。
また、略正三角状の頂点部分のフロート2で台船1を水上に浮かばせるから、台船1のバランスが良好になる。
さらに、台船1の中央部の穴1aの上方に構築した骨組み体3の上部から、電動昇降機4のロープ5で散気管部材6を穴1aから水中に垂れ下がらせているから、台船1のバランスが良好になる。
また、空気供給ホース17から中空ボックス15を介して中空リング体の散気管部材6に空気を均等に供給することで、多数の散気孔6aから空気が均等に散気されるようになる。また、中空ボックス15には、機械室(陸上部)11からの空気供給ホース17を台船1近傍の中間フロート22を介して接続している。したがって、中間フロート22と中空ボックス15との間で空気供給ホース17がU字状に撓むので、散気管部材6の昇降に支障をきたすおそれがなくなる。
さらに、カウンターウェイト9を付けたロープ5で散気管部材6を引っ張る構成の第1の振れ止め手段、これに加えて(またはこれに代えて)、散気管部材6の下部に振れ止め部材18を取付けた構成の第2の振れ止め手段を設けている。したがって、振れ止め手段が大きな抵抗となって、散気管部材6が水流や波浪等による振動の影響で横揺れすることが抑制されるようになる。
また、無線通信システムによって、陸上部から無線で台船1の散気管部材6の昇降制御を行えるから、船で台船1まで渡って散気管部材6の昇降制御をする必要がなくなるとともに、制御用ケーブル21を陸上部から台船1まで敷設する必要がなくなる。
さらに、有線通信システムによって、陸上部から有線で台船1の散気管部材6の昇降制御を行えるから、船で台船1まで渡って散気管部材6の昇降制御をする必要がなくなる。また、妨害電波のような外乱が生じるような場所では、無線通信では誤動作のおそれがあるので、場所によっては有線通信を用いるようにして、無線通信と使い分けることができる。
また、台船1に設置したユニットボックス39に、ソーラ発電パネル32若しくは風力発電機33の少なくとも一方、蓄電池40、有線若しくは無線通信システム制御ボックス41A,41Bをまとめて設けることで、施工工事やメンテナンス等が容易に行えるようになる。
1 台船
2 フロート
3 骨組み体
4 電動昇降機
5 ロープ
6 散気管部材
7 振れ止めロープ(第1の振れ止め手段)
9 カウンターウェイト(第1の振れ止め手段)
11 機械室(陸上部)
17 空気供給ホース
18 振れ止め部材(第2の振れ止め手段)
21 制御用ケーブル
22 中間フロート
32 ソーラ発電パネル
33 風力発電機
36 エア供給源
39 ユニットボックス
40 蓄電池
41A 有線通信システム制御ボックス
41B 無線通信システム制御ボックス

Claims (10)

  1. 水上に浮かぶ台船から水中に昇降可能に垂れ下がらせた散気管部材を備えた昇降式曝気循環装置において、
    前記散気管部材は、台船に搭載された電動昇降機のロープ若しくはチェーンで昇降され、その電動昇降機の電源は、台船に搭載されたソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方であることを特徴とする昇降式曝気循環装置。
  2. 前記散気管部材は、電動昇降機によって、水中での深度が変更されるとともに、台船の上方に持ち上げられることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  3. 前記台船に、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方で発電した電気を蓄電する蓄電池を搭載していることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  4. 前記台船は、平面視で略正三角状であり、この台船の頂点部分の下部にそれぞれ取付けたフロートで水上に浮かばせるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  5. 前記台船の中央部分に穴が形成され、その上方に骨組み体が構築され、前記電動昇降機のロープ若しくはチェーンで骨組み体の上部から散気管部材が吊り下げられ、前記穴から水中に昇降可能に垂れ下がらせていることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  6. 前記散気管部材は、中空リング体の上部に多数の散気孔が形成され、中央部に中空ボックスが設けられ、この中空ボックスと散気管部材とが空気供給ホースで連結されているとともに、前記中空ボックスには、陸上部からの空気供給ホースが台船近傍の中間フロートを介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  7. 前記散気管部材には、振れ止め手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  8. 前記散気管部材の昇降制御を無線で行うために、陸上部と台船とに無線通信システムを備えていることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  9. 前記散気管部材の昇降制御を有線で行うために、制御用ケーブルを陸上部から台船近傍の中間フロートを介して台船まで敷設する有線通信システムを備えていることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
  10. 前記台船に、ソーラ発電パネル若しくは風力発電機の少なくとも一方と、発電した電気を蓄電する蓄電池と、散気管部材の昇降制御を行うための有線若しくは無線通信システム制御ボックスを設けたユニットボックスが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の昇降式曝気循環装置。
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