JP2011142597A - プロジェクター及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ズーム状態の調整に伴うOSD画像の表示サイズの変化を抑制することが可能なプロジェクター及びその制御方法を提供する。
【解決手段】ズーム状態がテレ端の場合には、投写面Sに表示される画像の表示サイズは、ワイド端の場合の1/2になる。このため、ズーム状態がテレ端の場合には、制御部は、調整倍率を2に設定することにより、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを、ズーム状態がワイド端の場合の2倍とする。つまり、OSD処理部は、2M×2Nのサイズのメニュー画像Pmを生成して入力画像Piに重畳する。この結果、投写面Sに表示されるメニュー画像Pmの表示サイズは、ワイド端の場合と同一の表示サイズ(m×n)となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像を投写するプロジェクター及びその制御方法に関する。
光源から射出された光を変調して画像を形成し、この画像をスクリーン等に投写して表示するプロジェクターの多くは、主たる画像(メイン画像)上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を合成して投写することができるようになっている。特許文献1には、OSD画像に含まれる文字のサイズを変更可能にする技術が提案されており、この技術を適用すれば、OSD画像に含まれる文字を、ユーザーにとって見やすく違和感のない大きさで表示することができる。
特開2003−333449号公報
しかしながら、スクリーン等に表示される画像のサイズ(表示サイズ)を調整するためのズーム調整機能をプロジェクターが備えている場合には、このズーム調整機能によってメイン画像の表示サイズを調整すると、メイン画像とともにOSD画像の表示サイズも変化(拡大又は縮小)してしまうため、OSD画像が見難くなってしまうという問題を有している。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、メイン画像上にOSD画像を合成させた合成画像を生成するOSD処理部と、前記合成画像を投写して表示する画像投写部と、前記画像投写部のズーム状態を調整するためのズーム調整部と、前記ズーム調整部によって調整された前記ズーム状態を検出するズーム状態検出部と、を備え、前記OSD処理部は、前記ズーム状態検出部の検出結果に基づいて、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整することを特徴とする。
このプロジェクターによれば、ズーム状態検出部がズーム状態を検出し、この検出結果に基づいて、OSD処理部がメイン画像に対するOSD画像のサイズを調整するため、ズーム状態の調整に伴うOSD画像の表示サイズの変化を抑制することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記OSD処理部は、前記ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを拡大し、前記ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを縮小することが望ましい。
このプロジェクターによれば、OSD処理部は、ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合、即ちメイン画像の表示サイズが縮小する場合には、メイン画像に対するOSD画像のサイズを拡大し、ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合、即ちメイン画像の表示サイズが拡大する場合には、メイン画像に対するOSD画像のサイズを縮小する。このため、ズーム状態の調整に伴うOSD画像の表示サイズの変化を抑制することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記OSD処理部は、投写された前記OSD画像が、前記ズーム状態に拘らずに一定のサイズで表示されるように、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整することが望ましい。
このプロジェクターによれば、ズーム状態を調整した場合でも、OSD画像は一定のサイズで表示されるため、OSD画像の視認性の低下を抑制することが可能となる。
[適用例4]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、メイン画像上にOSD画像を合成させた合成画像を生成するOSD処理部と、前記合成画像を投写して表示する画像投写部と、前記画像投写部のズーム状態を調整するためのズーム調整部と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、前記ズーム調整部によって調整された前記ズーム状態を検出するズーム状態検出ステップと、前記ズーム状態検出ステップでの検出結果に基づいて、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整するサイズ調整ステップと、を備えたことを特徴とする。
このプロジェクターの制御方法によれば、ズーム状態検出ステップでズーム状態を検出し、サイズ調整ステップでは、この検出結果に基づいて、メイン画像に対するOSD画像のサイズを調整するため、ズーム状態の調整に伴うOSD画像の表示サイズの変化を抑制することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターの制御方法において、前記サイズ調整ステップでは、前記ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを拡大し、前記ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを縮小することが望ましい。
このプロジェクターの制御方法によれば、サイズ調整ステップでは、ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合、即ちメイン画像の表示サイズが縮小する場合には、メイン画像に対するOSD画像のサイズを拡大し、ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合、即ちメイン画像の表示サイズが拡大する場合には、メイン画像に対するOSD画像のサイズを縮小する。このため、ズーム状態の調整に伴うOSD画像の表示サイズの変化を抑制することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクターの制御方法において、前記サイズ調整ステップでは、投写された前記OSD画像が、前記ズーム状態に拘らずに一定のサイズで表示されるように、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整することが望ましい。
このプロジェクターの制御方法によれば、ズーム状態を調整した場合でも、OSD画像は一定のサイズで表示されるため、OSD画像の視認性の低下を抑制することが可能となる。
また、上述したプロジェクター及びその制御方法がプロジェクターに備えられたコンピューターを用いて構築されている場合には、上記形態及び上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやハードディスク、CDやDVD等の光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性の半導体メモリーを搭載したメモリーカードやUSBメモリー、プロジェクターの内部記憶装置(RAMやROM等の半導体メモリー)等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
プロジェクターの概略構成を示すブロック図。 投写面に画像を投写している状態のプロジェクターを示す斜視図であり、(a)は、ズーム状態がテレ端の場合の図、(b)は、ズーム状態がワイド端の場合の図。 液晶ライトバルブの画素領域を示す正面図であり、(a)は、ズーム状態がテレ端の場合の図、(b)は、ズーム状態がワイド端の場合の図。 投写面に投写(表示)された画像を示す正面図であり、(a)は、ズーム状態がテレ端の場合の図、(b)は、ズーム状態がワイド端の場合の図。 第1実施形態において、メニューキーが操作された場合のプロジェクターの動作を説明するフローチャート。 第2実施形態のプロジェクターの動作を説明するフローチャート。 第2実施形態において、メニューキーが操作された場合のプロジェクターの動作を説明するフローチャート。 第3実施形態のプロジェクターの動作を説明するフローチャート。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態のプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光を変調して、外部から入力される画像情報に基づく画像(以降、「入力画像」と呼ぶ。)を形成し、この画像をスクリーンや壁面等の表面(以降、「投写面」と呼ぶ。)に投写する光学機器である。
図1は、本実施形態のプロジェクターの概略構成を示すブロック図であり、図2(a)、(b)は、投写面に画像を投写している状態のプロジェクターを示す斜視図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、入力操作部22、画像情報入力部23、画像処理部24、OSD処理部25、ライトバルブ駆動部26、ズーム状態検出部27等を備えている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12(12R,12G,12B)、投写光学系としての投写レンズ13等で構成されている。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を液晶ライトバルブ12で変調して画像(画像光)を形成し、この画像を投写レンズ13から拡大投写して、投写面Sに表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を略一定の方向に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12は、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12には、マトリクス状に配列された複数の画素12pからなる矩形の画素領域12aが形成されており、液晶に対して画素12p毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部26が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素12pに印加すると、各画素12pは、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12の画素領域12aを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像が色光毎に形成される。
形成された各色の画像は、図示しない色合成光学系によって画素12p毎に合成されてカラー画像となった後、投写レンズ13によって投写面Sに拡大投写される。投写レンズ13は、筒状の鏡筒内に複数のレンズ群(図示せず)を備えて構成されている。投写レンズ13は、ズームレンズであり、各レンズ群の光軸方向の相対位置を変化させることによってズーム状態を調整するズーム機構13aを備えている。ユーザーは、このズーム機構13aによって画像の拡大率、即ち投写面Sに表示される画像のサイズ(以降、「表示サイズ」とも呼ぶ。)を調整することができる。
ここで、図2(a)、(b)に示すように、本実施形態では、投写レンズ13のズーム状態を最も広角側(ワイド端)にした場合には、最も望遠側(テレ端)にした場合に比べて、表示サイズが2倍になるようになっている。つまり、ズーム状態をテレ端にして画像を投写した場合に投写面Sに表示される画像の表示サイズをw×hとすると、ズーム状態をワイド端にして同一の投写面Sに画像を投写した場合には、画像の表示サイズは、縦横ともに2倍(2w×2h)となる。
図1に戻って、制御部20は、CPU(Central Processing Unit)20aや、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)20b等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピューターとして機能する。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリー、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶部21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
入力操作部22は、ユーザーからの入力操作を受け付けるものであり、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作部22が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを切り替えるための電源キーや、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー、メニュー画像等で選択された項目を確定させる決定キー、上下左右に対応する4つの方向キー、動作の取り消し等を指示するための取消キー等がある。ユーザーが入力操作部22の各種操作キーを操作すると、入力操作部22は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。なお、入力操作部22として、遠隔操作が可能なリモコン(図示せず)を用いた構成としてもよい。この場合、リモコンは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線の操作信号を発信し、図示しないリモコン信号受信部がこれを受信して制御部20に伝達する。
画像情報入力部23には、図示しない外部の画像出力装置と接続を行うための接続端子(図示せず)が備えられており、画像出力装置から各種形式の画像情報(画像信号)が入力される。画像情報入力部23は、入力された画像情報を画像処理部24に出力する。
画像処理部24は、画像情報入力部23から入力される各種形式の画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素12pの階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、R,G,Bの色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素12pに対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素12pの光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素12pから射出する光の強弱(階調)が規定される。また、画像処理部24は、制御部20の指示に基づき、変換した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、処理後の画像情報をOSD処理部25に出力する。
OSD処理部25は、制御部20の指示に基づいて、入力画像上にメニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳(合成)するための処理を行う。OSD処理部25は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表す画像データを記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部25は、必要な画像データをOSDメモリーから読み出して、指定されたOSD画像を形成するためのOSD画像情報を生成する。
また、OSD処理部25は、OSD画像のサイズを調整するサイズ調整部25aを備えており、生成したOSD画像情報に対してサイズ調整処理を施すことができる。具体的には、サイズ調整部25aは、制御部20の指示に基づく倍率(以降、「調整倍率」とも呼ぶ。)で、入力画像に対するOSD画像のサイズを拡大したり縮小したりすることができる。つまり、制御部20が調整倍率を設定すると、OSD処理部25は、この調整倍率に応じたサイズでOSD画像(OSD画像情報)を生成する。その後、OSD処理部25は、入力画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部24から入力される画像情報に、処理後のOSD画像情報を合成する。OSD処理部25でOSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部26に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部25は、画像処理部24から入力される画像情報を、そのままライトバルブ駆動部26に出力する。
ライトバルブ駆動部26は、OSD処理部25から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12を駆動し、画像情報に応じた画像を画素領域12aに形成させる。これにより、画像情報に基づく画像が投写レンズ13から投写され、投写面Sに表示される。つまり、OSD処理部25がOSD画像を重畳している場合には、入力画像上にOSD画像を合成させた合成画像が投写面Sに投写され、OSD処理部25がOSD画像を重畳していない場合には、入力画像のみが投写面Sに投写される。
ズーム状態検出部27は、制御部20の指示に基づいて、投写レンズ13のズーム状態を検出し、検出結果を表す検出信号を制御部20に出力する。ズーム状態検出部27としては、レンズ(レンズ群)を移動させるための回転カム機構(図示せず)の回転量を検出するロータリエンコーダーやポテンショメーター等の検出手段を用いることができる。また、ズーム状態の調整が、ズームリングを回転操作する手動式ではなく、ボタン操作等に応じてステッピングモーター等の駆動装置で駆動する電動式である場合には、例えば、ステッピングモーターのステップ数に基づいてズーム状態を検出する態様とすることも可能である。
次に、プロジェクター1の動作について説明する。
本実施形態のプロジェクター1は、メニュー画像等のOSD画像を表示する際に、投写レンズ13のズーム状態を検出して、ズーム状態に応じた表示サイズでOSD画像を表示させる。具体的には、ユーザーによってズーム状態が調整されて、入力画像の表示サイズが変化した場合でも、プロジェクター1は、OSD画像の表示サイズが変化しないように制御する。
図3及び図4は、プロジェクター1の動作を説明するための説明図であり、図3(a)、(b)は、液晶ライトバルブ12の画素領域12aを示す正面図、図4(a)、(b)は、投写面Sに投写(表示)された画像を示す正面図である。両図において、(a)は、ズーム状態がテレ端の場合の図であり、(b)は、ズーム状態がワイド端の場合の図である。
上述したように、入力操作部22のメニューキーが操作されると、制御部20は、OSD処理部25に指示をして、OSD画像の一つであるメニュー画像Pmを入力画像Pi上に重畳させる。図3及び図4に示すように、メニュー画像Pmは、ユーザーが各種設定を行うためのOSD画像であり、矩形状の図形の中に文字列(項目名等)を含んだ構成になっている。
ここで、図3(b)に示すように、ズーム状態がワイド端の場合には、制御部20は、メニュー画像PmをM×NのサイズでOSD処理部25に生成させるとともに、メニュー画像Pmのサイズを調整するための調整倍率を1に設定する。つまり、OSD処理部25は、W×Hのサイズ(画素数)の画素領域12aに形成された入力画像Piに対して、メニュー画像PmをM×Nのサイズのままで重畳させる。そして、図4(b)に示すように、これらの画像が投写レンズ13から投写されると、投写面Sには、メニュー画像Pmがm×nの表示サイズで表示される。
また、上述したように、ズーム状態がテレ端の場合には、投写面Sに表示される画像の表示サイズは、ワイド端の場合の1/2になる。このため、図3(a)に示すように、ズーム状態がテレ端の場合には、制御部20は、調整倍率を2に設定することにより、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを、ズーム状態がワイド端の場合の2倍とする。つまり、OSD処理部25は、2M×2Nのサイズのメニュー画像Pmを生成して入力画像Piに重畳する。この結果、図4(a)に示すように、投写面Sに表示されるメニュー画像Pmの表示サイズは、ワイド端の場合と同一の表示サイズ(m×n)となる。
また、ズーム状態がワイド端とテレ端の間である場合には、制御部20は、メニュー画像Pmの表示サイズがm×nとなるように、調整倍率を1から2の間の値で適宜設定する。つまり、制御部20は、ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合には、調整倍率を大きくし、ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合には、調整倍率を小さくする。そして、サイズ調整部25aは、制御部20が設定した調整倍率に基づいて、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを調整する。言い替えれば、サイズ調整部25aは、ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合には、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを拡大し、ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合には、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを縮小する。
上記の動作を、フローチャートを用いて説明する。
図5は、メニューキーが操作された場合のプロジェクター1の動作を説明するフローチャートである。ユーザーが入力操作部22のメニューキーを操作すると、プロジェクター1の制御部20は、本フローに従って動作する。
図5に示すように、ステップS101では、制御部20は、ズーム状態検出部27に指示をして、投写レンズ13のズーム状態を検出させる。
ステップS102では、制御部20は、ズーム状態検出部27の検出結果に基づいて、メニュー画像Pmの表示サイズを一定にするための調整倍率を導出する。例えば、ズーム状態がワイド端の場合には、調整倍率は1となり、ズーム状態がテレ端の場合には、調整倍率は2となる。なお、ズーム状態がワイド端とテレ端の間の場合には、調整倍率は1と2の間の値となるが、その導出方法としては、様々な方法を利用することができる。例えば、ズーム状態から調整倍率を算出する計算式を事前に用意しておき、この計算式に基づいて調整倍率を算出するようにしてもよい。また、検出されたズーム状態に基づき、比例補間によって調整倍率を導出してもよいし、ズーム状態と調整倍率とを対応付けた対応テーブルを事前に用意しておき、検出されたズーム状態に対応する調整倍率をこの対応テーブルから導くようにすることもできる。
ステップS103では、制御部20は、導出した調整倍率をOSD処理部25に出力するとともに、OSD処理部25に指示をして、調整倍率に応じたサイズでメニュー画像Pmを生成させる。OSD処理部25は、この指示に応じて、M×Nのサイズのメニュー画像Pmを生成した後、制御部20から入力された調整倍率に応じて、サイズ調整部25aでサイズ調整処理を施す。
ステップS104では、制御部20は、OSD処理部25に指示をして、サイズ調整を施した後のメニュー画像Pmを入力画像Piに重畳させて、フローを終了する。この結果、投写面Sには、合成画像、即ちメニュー画像Pmが重畳された状態の入力画像Piが表示される。そして、このメニュー画像Pmは、投写レンズ13のズーム状態に拘らず、常に一定の表示サイズで表示される。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクター1によれば、入力画像Piに重畳させるメニュー画像PmをOSD処理部25が生成する際に、OSD処理部25のサイズ調整部25aは、
ズーム状態検出部27で検出されたズーム状態に基づいて、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを調整している。このため、ズーム状態の調整に伴うメニュー画像Pmの表示サイズの変化を抑制することが可能となる。
(2)本実施形態のプロジェクター1によれば、OSD処理部25のサイズ調整部25aは、ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合、即ち入力画像Piの表示サイズが縮小する場合には、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを拡大し、ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合、即ち入力画像Piの表示サイズが拡大する場合には、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを縮小する。このため、ズーム状態の調整に伴うメニュー画像Pmの表示サイズの変化を抑制することが可能となる。
(3)本実施形態のプロジェクター1によれば、制御部20は、ズーム状態を調整した後もメニュー画像Pmが一定の表示サイズで表示されるような調整倍率を導出し、サイズ調整部25aは、この調整倍率に基づいて、入力画像Piに対するメニュー画像Pmのサイズを調整している。つまり、ズーム状態を調整した場合でも、メニュー画像Pmは常に一定の表示サイズで表示されるため、メニュー画像Pmの視認性の低下を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態のプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクター1では、ズーム状態検出部27が投写レンズ13のズーム状態を常時監視しており、ズーム状態に変化があった場合には、OSD画像の表示サイズを一定にするための調整倍率を導出して、RAM20bに保存するようになっている。そして、OSD画像を重畳する際には、RAM20bから調整倍率を読み出して、この調整倍率に応じたサイズでOSD画像を生成する。
上記以外の構成及び動作については、第1実施形態と同一である。
図6は、本実施形態のプロジェクター1の動作を説明するフローチャートである。プロジェクター1は、所定の時間間隔で、本フローに従った動作を繰り返す。
図6に示すように、ステップS111では、制御部20は、ズーム状態検出部27に指示をして、投写レンズ13のズーム状態を検出させる。
ステップS112では、制御部20は、ズーム状態検出部27の検出結果に基づいて、ズーム状態に変化があったか否かを判断する。なお、後述するように、ズーム状態検出部27の検出結果(ズーム状態)は、RAM20bに保存されるようになっており、制御部20は、今回の検出結果と、保存されている検出結果とを比較することにより、変化の有無を判断することができる。そして、ズーム状態に変化があった場合には、ステップS113に移行し、変化がない場合には、フローを終了する。
ズーム状態が変化してステップS113に移行した場合には、制御部20は、新たなズーム状態に基づいて、メニュー画像Pmの調整倍率を導出する。
ステップS114では、制御部20は、ステップS111で検出されたズーム状態と、ステップS113での導出された調整倍率とをRAM20bに保存して、フローを終了する。
このように、本実施形態の制御部20のRAM20bには、メニュー画像Pmの調整倍率が保存されており、この調整倍率は、ズーム状態が変化する度に更新される。
図7は、メニューキーが操作された場合のプロジェクター1の動作を説明するフローチャートである。ユーザーが入力操作部22のメニューキーを操作すると、プロジェクター1の制御部20は、本フローに従って動作する。
図7に示すように、ステップS121では、制御部20は、RAM20bに保存されている調整倍率を読み出す。そして、ステップS122では、制御部20は、読み出した調整倍率をOSD処理部25に出力し、OSD処理部25にメニュー画像Pmの生成を指示する。OSD処理部25は、この指示に応じて、M×Nのサイズのメニュー画像Pmを生成した後、制御部20から入力された調整倍率に応じて、サイズ調整部25aでサイズ調整処理を施す。
ステップS123では、制御部20は、OSD処理部25に指示をして、サイズ調整を施した後のメニュー画像Pmを入力画像Piに重畳させて、フローを終了する。この結果、投写面Sには、合成画像、即ちメニュー画像Pmが重畳された状態の入力画像Piが表示される。そして、このメニュー画像Pmは、投写レンズ13のズーム状態に拘らず、常に一定の表示サイズで表示される。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態のプロジェクター1によれば、ズーム状態検出部27が投写レンズ13のズーム状態を常時監視しており、制御部20は、ズーム状態が変化した際に調整倍率を導出するようにしているため、メニューキーが操作された際には、調整倍率を導出する必要がない。このため、メニューキーが操作された際の制御部20の負荷を軽減できるとともに、メニューキーが操作されてからメニュー画像Pmが表示されるまでの時間を短縮することが可能となる。
なお、本実施形態では、ズーム状態が変化した際に調整倍率を導出するようにしているが、ズーム状態が変化した後、ズーム状態が変化しない状態が所定時間継続した場合に、調整倍率を導出するようにしてもよい。この場合には、ズーム状態を調整している最中は、調整倍率を導出する処理が行われないため、制御部20に掛かる負荷を軽減することが可能となる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態のプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクター1は、第2実施形態と同様、投写レンズ13のズーム状態を常時監視しており、ズーム状態に変化があった場合には、メニュー画像Pmの表示サイズを一定にするための調整倍率を導出する。さらに、本実施形態のプロジェクター1は、ズーム状態が変化した際に、メニュー画像Pmを重畳していた場合には、メニュー画像Pmの生成をすぐにやり直し、メニュー画像Pmを更新するようになっている。上記以外の構成及び動作については、第1実施形態と同一である。
図8は、本実施形態のプロジェクター1の動作を説明するフローチャートである。プロジェクター1は、所定の時間間隔で、本フローに従った動作を繰り返す。
図8に示すように、ステップS131では、制御部20は、ズーム状態検出部27に指示をして、投写レンズ13のズーム状態を検出させる。
ステップS132では、制御部20は、第2実施形態と同様、ズーム状態検出部27の検出結果に基づいて、ズーム状態に変化があったか否かを判断する。そして、ズーム状態に変化があった場合には、ステップS133に移行し、変化がない場合には、フローを終了する。
ズーム状態が変化してステップS133に移行した場合には、制御部20は、新たなズーム状態に基づいて、調整倍率を導出する。
ステップS134では、制御部20は、ステップS131で検出されたズーム状態と、ステップS133での導出された調整倍率とをRAM20bに保存する。
ステップS135では、制御部20は、メニュー画像Pmを重畳しているか否かを判断する。そして、メニュー画像Pmを重畳している場合にはステップS136に移行し、メニュー画像Pmを重畳していない場合にはフローを終了する。
ステップS136に移行した場合には、制御部20は、ステップS133で導出した調整倍率をOSD処理部25に出力し、OSD処理部25にメニュー画像Pmの再生成を指示する。OSD処理部25は、この指示に応じてメニュー画像Pmを再び生成するとともに、制御部20から入力された調整倍率に応じて、サイズ調整部25aでサイズ調整処理を施す。
ステップS137では、制御部20は、OSD処理部25に指示をして、それまで重畳していたメニュー画像Pmの代わりに、新たなサイズのメニュー画像Pmを入力画像Piに重畳させる。つまり、メニュー画像Pmのサイズを更新させて、フローを終了する。この結果、ズーム状態の変化に応じて、入力画像Piの表示サイズが変化する一方で、メニュー画像Pmの表示サイズは、常に一定となる。つまり、メニュー画像Pmが重畳されている状態でズーム状態が変化した場合でも、メニュー画像Pmの表示サイズは一定に保たれる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、第1及び第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態のプロジェクター1によれば、ズーム状態の調整がなされた際に、メニュー画像Pmが重畳されている状態であれば、すぐに新たなサイズのメニュー画像Pmを再作成する。このため、メニュー画像Pmを重畳している状態であっても、メニュー画像Pmの表示サイズを一定に保ったままズーム状態を調整することが可能となる。
なお、上記実施形態(第1〜第3実施形態)において、入力画像Piがメイン画像に相当し、メニュー画像PmがOSD画像に相当する。また、ズーム機構13aがズーム調整部に相当する。
(変形例)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記実施形態では、OSD画像の例として、メニュー画像Pmについて説明したが、サイズの調整対象とすべきOSD画像はメニュー画像Pmに限られず、様々なOSD画像に適用可能である。例えば、エラー(異常状態)の発生を報知するためのOSD画像(メッセージ画像)に適用することもできるし、入力ソースを選択可能な構成の場合には、選択された入力ソースの名称を報知するためのOSD画像にも適用可能である。
上記実施形態では、OSD画像(メニュー画像Pm)は、矩形状の図形の中に文字等を含んだ構成(図3、図4参照)になっているが、OSD画像の構成はこれに限定されない。例えば、OSD画像を文字や記号のみで構成してもよい。この場合には、ズーム状態に応じて文字等のフォントサイズを調整すればよい。
上記実施形態では、OSD処理部25は、所定のサイズでOSD画像を生成した後に、サイズ調整部25aでそのサイズを調整するようにしているが、この態様に限定されない。例えば、制御部20によって指定されたサイズでOSD画像を一から生成するようにしてもよい。また、複数のサイズのOSD画像を事前に用意しておくか、或いは複数のサイズでOSD画像を生成できるようにするとともに、その中から、ズーム状態に応じて最適なサイズ、即ち表示サイズの変化が最も小さくなるようなサイズを選択する態様にしてもよい。なお、OSD画像のサイズが段階的に変化する場合には、OSD画像の表示サイズを厳密に一定に保つことはできないが、OSD画像の表示サイズが大きくなりすぎたり、小さくなりすぎたりすることを抑制することは可能である。
上記実施形態では、ワイド端におけるOSD画像(メニュー画像Pm)のサイズを基準にして、ズーム状態に応じて1倍から2倍までの範囲でサイズを変化(拡大)させているが、この態様に限定されない。例えば、テレ端におけるサイズを基準にして、ズーム状態に応じて1倍から1/2倍までの範囲でサイズを変化(縮小)させてもよいし、ワイド端とテレ端の中間状態でのサイズを基準にして、ワイド側では縮小し、テレ側では拡大する態様にしてもよい。
上記実施形態では、ワイド端での表示サイズがテレ端での表示サイズの2倍の場合について説明したが、表示サイズの倍率は2倍に限定されない。
上記実施形態では、ズーム状態がワイド端の場合には、メニュー画像PmはM×Nのサイズで形成され、ズーム状態がテレ端の場合には、メニュー画像Pmは2M×2Nのサイズで形成される。つまり、上記実施形態では、投写レンズ13のズーム状態に応じて、形成するメニュー画像Pmのサイズが定まっているが、メニュー画像Pmのサイズをユーザーが指定できるようにしてもよい。この場合には、ユーザーがメニュー画像Pmのサイズを指定した後で、表示サイズを一定に保つ制御を行うようにすればよい。
上記実施形態において、ズーム状態に拘らずにOSD画像の表示サイズを一定に保つモード(サイズ固定モード)と、ズーム状態の変化に連動してOSD画像の表示サイズも変化するモード(通常モード)とを、ユーザーの好み等に応じて選択できるようにしてもよい。
上記実施形態では、制御部20が調整倍率を導出し、OSD処理部25(サイズ調整部25a)がこの調整倍率に基づいてメニュー画像Pmのサイズを調整するようにしているが、この態様に限定されない。例えば、制御部20がメニュー画像Pmのサイズを直接導出してもよいし、現在のサイズとの差分を導出するようにしてもよい。
上記実施形態では、外部の画像出力装置等から入力される画像情報に基づく画像(入力画像Pi)上にOSD画像を重畳させる態様を示したが、プロジェクター1が、DVD(Digital Versatile Disc)やBlu−ray Disc(登録商標)等の記録媒体に記録されている画像情報を再生可能な画像再生部を備えている場合には、画像再生部によって再生された画像情報に基づく画像(再生画像)上にOSD画像を重畳させるようにしてもよい。
上記実施形態では、光変調装置として3つの液晶ライトバルブ12を用いた3板式のプロジェクター1について説明したが、これに限定されない。例えば、各画素の中にそれぞれR光、G光、B光を透過可能なサブ画素を含んだ1つの液晶ライトバルブによって画像を形成する態様とすることも可能である。
上記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12を用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
上記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源等の固体光源や、その他の光源に適用することもできる。
1…プロジェクター、10…画像投写部、11…光源、11a…光源ランプ、11b…リフレクター、12…液晶ライトバルブ、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、12a…画素領域、12p…画素、13…投写レンズ、13a…ズーム機構、20…制御部、20a…CPU、20b…RAM、21…記憶部、22…入力操作部、23…画像情報入力部、24…画像処理部、25…OSD処理部、25a…サイズ調整部、26…ライトバルブ駆動部、27…ズーム状態検出部、Pi…入力画像、Pm…メニュー画像、S…投写面。

Claims (6)

  1. メイン画像上にOSD画像を合成させた合成画像を生成するOSD処理部と、
    前記合成画像を投写して表示する画像投写部と、
    前記画像投写部のズーム状態を調整するためのズーム調整部と、
    前記ズーム調整部によって調整された前記ズーム状態を検出するズーム状態検出部と、
    を備え、
    前記OSD処理部は、前記ズーム状態検出部の検出結果に基づいて、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整することを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記OSD処理部は、前記ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを拡大し、前記ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを縮小することを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1又は2に記載のプロジェクターであって、
    前記OSD処理部は、投写された前記OSD画像が、前記ズーム状態に拘らずに一定のサイズで表示されるように、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整することを特徴とするプロジェクター。
  4. メイン画像上にOSD画像を合成させた合成画像を生成するOSD処理部と、前記合成画像を投写して表示する画像投写部と、前記画像投写部のズーム状態を調整するためのズーム調整部と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、
    前記ズーム調整部によって調整された前記ズーム状態を検出するズーム状態検出ステップと、
    前記ズーム状態検出ステップでの検出結果に基づいて、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整するサイズ調整ステップと、
    を備えたことを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  5. 請求項4に記載のプロジェクターの制御方法であって、
    前記サイズ調整ステップでは、前記ズーム状態がワイド側からテレ側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを拡大し、前記ズーム状態がテレ側からワイド側に変化した場合には、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを縮小することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  6. 請求項4又は5に記載のプロジェクターの制御方法であって、
    前記サイズ調整ステップでは、投写された前記OSD画像が、前記ズーム状態に拘らずに一定のサイズで表示されるように、前記メイン画像に対する前記OSD画像のサイズを調整することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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