JP2015163930A - 画像投射装置、画像投射装置の制御方法、および画像投射装置の制御プログラム - Google Patents

画像投射装置、画像投射装置の制御方法、および画像投射装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実際に被投射面に投影されている投影画像サイズに応じて、OSD画面のサイズを変更して、ユーザに適したサイズのOSD画面を表示する。【解決手段】映像信号に基づいて投影画像160を生成し、該投影画像160をスクリーン150に投射する画像投射装置において、スクリーン150に表示されている投影画像160のサイズを算出する投影画像サイズ算出手段と、投影画像160にOSD画面170を重畳して投射する重畳画像投射手段と、を備え、重畳画像投射手段は、投影画像サイズ算出手段により算出された投影画像160のサイズに応じて、スクリーン150に表示されるOSD画面170のサイズを変更する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像投射装置、画像投射装置の制御方法、および画像投射装置の制御プログラムに関する。さらに詳述すると、画像投射装置のオンスクリーンディスプレイ機能に関する。
画像投射装置として広く知られたプロジェクタは、近来、液晶パネルの高解像化、光源ランプの高効率化に伴う明るさの改善、低価格化などが進んでいる。例えば、DMD(Digital Micro-mirror Device)を利用した小型軽量な画像投射装置が普及し、オフィスや学校のみならず家庭においても広くこれら画像投射装置が利用されるようになってきている。
プロジェクタは、一般に接続されたパーソナルコンピュータなどの映像供給装置から入力されて、スクリーン(被投射面)に投射(投影)する投射画像(投影画像)とは別途、画像投射装置に対する種々の操作、設定を要求可能なメニュー画面等をスクリーンに投射するオンスクリーンディスプレイ(On Screen Display、以下、OSDという)機能を備えている。
OSD機能で表示されるメニュー画面では、設定言語、表示モード、画像調整、電源設定等の各種の設定が可能となっており、ユーザが所望する操作を要求することができる。また、ダイアログ画面、エラー表示画面等もOSD機能で表示される。以下、OSD機能により投射されるメニュー画面、ダイアログ画面、エラー画面等をOSD画面と総称する。
また、プロジェクタは、ズーム操作をしない状態での投影では、スクリーンとの距離が近い場合はスクリーンに投射される実際の画像サイズである投影画像サイズが小さくなり、スクリーンとの距離が遠い場合は投影画像サイズが大きくなる。なお、プロジェクタとスクリーンとの距離が近い場合であっても、投影画像のサイズを大きく設定することで、投影画像サイズは大きくなる。
また、プロジェクタで投射された投影画像上をユーザが電子ペン、ユーザの指などを用いて指示することで、タッチ操作が可能な画像投射装置が知られている。例えば、特許文献1には、表示画面及び操作キーを平面上に投影する投影手段と、平面上に投影された表示画面または操作キーに対して操作者が行う入力操作を撮影する撮像手段と、撮像手段が撮影した画像を解析して、操作者が行った入力操作を識別する画像識別手段と、識別した入力操作に応じた処理を行い、投影手段を制御して表示画面の表示に処理結果を反映させる処理手段と、を設けた入出力装置が開示されている。
また、投影画像に位置情報が含まれており、電子ペンの先端に設けられた読み取り装置により位置情報を読み込んで、これを画像投射装置に送ることで、電子ペンの位置を認識してタッチ操作を可能とする構成が知られている。
しかしながら、投影画像をユーザがタッチ操作する場合において、プロジェクタ本体とスクリーンとの距離が遠いなどの理由により投影画像サイズが大きい場合には、OSD画面も大きく表示されることとなる(投影画像におけるOSD画面の表示位置、大きさ(割合)は一定であるため)。そのため、OSD画面をタッチ操作したいユーザに対し、OSD画面が大きすぎると、電子ペンや指などが届かずタッチ操作が不可能である場合や、ユーザ自身が移動しないとタッチ操作ができず不便であるという問題があった。
OSD画面のサイズ調整に関する技術として、特許文献2には、ズーム調整機能によって投影画像の表示サイズを調整すると、投影画像とともにOSD画面の表示サイズも変化(拡大又は縮小)してしまうため、OSD画面が見難くなってしまうという問題に対し、ズーム状態の検出結果に基づいて、投影画像に対するOSD画面のサイズを調整するプロジェクタが開示されている。
特許文献2では、ズーム状態に応じてOSD画面のサイズを調整している。しかしながら、スクリーンに実際に投影される投影画像サイズは、ズーム状態によっても変動するが、ズームレベルがある一定の値であっても、プロジェクタ本体とスクリーンとの距離により変化するものである。すなわち、ズーム状態だけでは、投影画像サイズは決定されない。このため、特許文献2の技術では、OSD画面が、タッチ操作するユーザに対して大きすぎ、タッチ操作が不可能である場合や、タッチ操作が不便であるという問題を解消することはできなかった。
そこで本発明は、実際に被投射面に投影されている投影画像サイズに応じて、OSD画面のサイズを変更して、ユーザに適したサイズのOSD画面を表示する画像投射装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像投射装置は、映像信号に基づいて投影画像を生成し、該投影画像を被投射面に投射する画像投射装置において、被投射面に表示されている投影画像のサイズを算出する投影画像サイズ算出手段と、投影画像に重畳画像を重畳して投射する重畳画像投射手段と、を備え、前記重畳画像投射手段は、前記投影画像サイズ算出手段により算出された投影画像のサイズに応じて、被投射面に表示される重畳画像のサイズを変更するものである。
本発明によれば、実際に被投射面に投影されている投影画像サイズに応じて、OSD画面のサイズを変更して、ユーザに適したサイズのOSD画面を表示することで、投影画像がユーザに対して大きい場合にもユーザが快適にOSD画面のタッチ操作をすることができる。
画像投射システムの一例を示す概略構成図である。 画像投射装置の構成を示すブロック図である。 画像投射装置のメインボードおよびネットワークボードの構成を示すブロック図である。 OSD画面のタッチ操作の問題点を説明する説明図であって、(a)投影画像が操作者に対して小さい場合、(b)投影画像が操作者に対して大きい場合の説明図である。 画像投射装置が投射するOSD画面を説明する説明図であって、(a)投影画像が操作者に対して小さい場合、(b)投影画像が操作者に対して大きい場合の説明図である。 (a)図4に示す場合、(b)図5に示す場合、の投影用画像の作成の説明図である。 画像投射装置が実行する測距センサを用いたOSD画面のサイズ変更処理を示すフローチャートである。 画像投射装置が実行する測距センサを用いたOSD画面のサイズ変更処理を示すシーケンス図である。 画像投射装置が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(1)を示すフローチャートである。 人物の身長に基づいた投影画像サイズの算出処理の説明図である。 画像投射装置が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(1)を示すシーケンス図である。 スクリーンの周囲に複数の人物が存在する場合の撮影画像の説明図である。 画像投射装置が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(2)を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る構成を図1から図13に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る画像投射装置は、映像信号に基づいて投影画像(投影画像160)を生成し、該投影画像を被投射面(スクリーン150)に投射する画像投射装置(画像投射装置(プロジェクタ)110)において、被投射面に表示されている投影画像のサイズを算出する投影画像サイズ算出手段(投影画像サイズ算出部304)と、投影画像に重畳画像(OSD画面(メニュー画面)170)を重畳して投射する重畳画像投射手段(OSD作成部301)と、を備え、重畳画像投射手段は、投影画像サイズ算出手段により算出された投影画像のサイズに応じて、被投射面に表示される重畳画像のサイズを変更するものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
(画像投射システムの構成)
図1は、画像投射システム100の一例を示す概略構成図である。画像投射システム100は、画像投射装置(プロジェクタ)110と、映像供給装置120とを含んで構成されており、画像投射装置110と映像供給装置120とは、ケーブル130によって接続される。
また、スクリーン150上に画像投射装置110から投影画像160が投影されている。また、投影画像160には、メニュー画面であるOSD画面170が重畳して投影されている。そして、スクリーン150の脇に立つ操作者(ユーザ)140が、指またはタッチペンでメニュー画面170を操作している。
画像投射装置110は、映像供給装置120が提供する画像をスクリーン等の被投射面に投射する画像出力装置である。画像投射装置110は、映像供給装置120が提供する画像と共に、ユーザが種々の操作を指定可能なメニュー画面等のOSD画面(重畳画像)を投射する。なお、OSD画面は、映像供給装置120から画像が提供されない際にも投射可能である。
画像投射装置110は、映像信号を入力するインタフェースとして、D−Subコネクタ等のVGA(Video Graphics Array)入力端子やHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、S−VIDEO端子、RCA端子等のビデオ入力端子を備えており、これらの端子に接続されたケーブル130を介して映像供給装置120から映像信号を受信する。
また、画像投射装置110は、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)等の無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、映像供給装置120から映像信号を受信してもよい。
映像供給装置120は、画像投射装置110が投射すべき画像を提供する装置である。映像供給装置120は、映像信号を出力するインタフェースを備えており、映像供給装置120の表示画像を形成する映像信号を所定の転送レート(例えば、30fps(frame per second)〜60fps)で画像投射装置110に送信する。
映像供給装置120も同様に、映像信号を出力するインタフェースとしてVGA出力端子やHDMI端子、S−VIDEO端子、RCA端子等のビデオ出力端子を備えており、これらの端子に接続されたケーブル130を介して画像投射装置110に送信することができる。
また、映像供給装置120は、無線通信により、画像投射装置110に映像信号を送信してもよい。
映像供給装置120としては、例えば、ノート型PC(情報処理装置)を用いることができるが、デスクトップ型PCやタブレット型PC、PDA等の映像信号を供給可能な情報処理装置を採用することができる。また、図1に示す例では、画像投射装置110に1の映像供給装置120が接続されているが、画像投射装置110は、2以上の映像供給装置を接続することができる。
(画像投射装置の構成)
図2は、本実施形態に係る画像投射装置110の構成を示すブロック図である。画像投射装置110は、メインボード200と、ネットワークボード(拡張ボード)210と、光学部220と、ランプ(光源)221等を含んで構成される。
メインボード200は、画像投射装置110の全体制御を行うプリント基板である。メインボード200は、システム制御部201と、映像信号処理部202と、電源制御部203と、記憶部204と、光学制御部205とを含んでおり、これらの機能部を実現するASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路によって構成することができる。
システム制御部201は、画像投射装置110の全体制御を行う。システム制御部201は、映像信号処理部202、電源制御部203、記憶部204および光学制御部205とバスによって接続されており、これらの各機能部を制御する。
映像信号処理部202は、映像供給装置120が供給する映像信号を処理する。映像信号処理部202は、映像信号入力インタフェース230を介して映像信号を受信し、当該映像信号にシリアル−パラレル変換や電圧レベル変換などの種々の処理を施す。
電源制御部203は、画像投射装置110に電力を供給する電源228を制御する。電源制御部203は、システム制御部201の制御の下、電源228のON/OFFを行う。
記憶部204は、システム制御部201が処理する種々のデータを保存する不揮発性メモリである。記憶部204として、EPROMやEEPROM、フラッシュメモリ等の種々の不揮発性半導体メモリを採用することができる。
光学制御部205は、映像を形成する光学部220を制御する。光学制御部205は、システム制御部201が生成する画像データを光学部220に供給し、当該画像データの映像を形成する。光学部220は、当該画像データの映像を形成し、ランプ221が生成する光が光学部220に照射されることにより、被投射面に当該画像データを投射する。画像投射装置110が液晶プロジェクタである場合には、光学部220として液晶を採用することができる。また、画像投射装置110がDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタである場合には、光学部220としてDMDやカラーホイールを採用することができる。
ランプ制御部(光源制御部)222は、ランプ221を制御するものであり、システム制御部201の制御下でランプ221の光量を調整する。ランプ221としては、高圧水銀ランプ等が使用できる。
ネットワークボード210は、ネットワーク通信や外部の記憶装置を制御するプリント基板である。ネットワークボード210は、ネットワークシステム制御部211と、ネットワークインタフェース212と、記憶装置インタフェース213と、記憶部214とを含んでおり、当該機能を実現するASIC等の集積回路によって構成することができる。
ネットワークシステム制御部211は、ネットワーク231を介した通信や記憶装置232を制御する。ネットワークシステム制御部211は、ネットワークインタフェース212、記憶装置インタフェース213および記憶部214とバスによって接続されている。
ネットワークインタフェース212は、ネットワーク231を介して信号を受け、映像投影や各種操作などを処理する。ネットワークインタフェース212は、ネットワーク231から受信したデータをネットワークシステム制御部211に供給すると共に、ネットワークシステム制御部211から受信したデータをネットワーク231に送信する。ネットワークインタフェース212は、LANケーブル等のネットワークケーブルを接続可能なポートを含んでおり、ネットワークケーブルを介した有線通信を行う。また、ネットワークインタフェース212は、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)等の無線通信機能を備えており、無線通信によってデータ通信を行う。
記憶装置インタフェース213は、USBメモリ等の可搬型の記憶装置232を接続するインタフェースである。記憶装置インタフェース213は、記憶装置232から静止画や動画などの画像データを取得し、ネットワークシステム制御部211に供給する。
記憶部214は、ネットワークシステム制御部211が処理する種々のデータを保存する不揮発性メモリである。本実施形態では、記憶部214としてEPROMやEEPROM、フラッシュメモリ等の種々の不揮発性半導体メモリを採用することができる。
また、画像投射装置110は、温度センサ223と、加速度センサ224と、表示装置225と、操作部(本体キー)226と、受信部227と、冷却装置229と、測距センサ233と、撮像部234と、タッチ操作受信部236と、を含み、これらの機能部は、システム制御部201とバスによって接続される。
温度センサ223は、画像投射装置110内の温度を検知する。温度センサ223は、検知した温度をシステム制御部201に通知する。
加速度センサ224は、画像投射装置110の加速度を検知する。加速度センサ224は、検知した加速度をシステム制御部201に通知する。
表示装置225は、ユーザに種々の情報を通知する表示手段であり、LEDインジケータや液晶パネルで構成される。表示装置225は、システム制御部201から受信した表示すべき情報をLEDインジケータや液晶パネルに表示する。
操作部226は、ユーザからの種々の操作要求を受け付けるものであり、画像投射装置110の外面に設けられるキーボタン(本体キー)等によって構成される。操作要求には、メニュー画面等のOSD画面の表示指示、投射している映像のアスペクト比の変更要求、画像投射装置110の電源OFF要求、光源の光量を変更するランプパワー変更要求、複数の映像供給装置が接続されている場合に表示画像を投射すべき映像供給装置を切り替える入力切替要求、投射している映像の画質(高輝度や標準、ナチュラル等)を変更する映像モード変更要求、投射すべき映像を停止するフリーズ要求、投射すべき画像を取得するポートの種類である入力種別の切替要求、メインメニュー画面またはサブメニュー画面の表示要求、アスペクト比の変更要求、サブメニュー画面を閉じる要求などが含まれる。操作部226は、操作要求を受け付けると、当該操作要求をシステム制御部201に通知する。
受信部227は、遠隔操作装置であるリモコン235からの操作信号を受信する。受信部227は、操作信号を受信すると、当該操作信号をシステム制御部201に通知する。
冷却装置229は、画像投射装置110を冷却するものであり、冷却ファン等によって構成される。冷却装置229は、システム制御部201の制御下で駆動し、画像投射装置110を冷却する。
測距センサ233は、画像投射装置110からスクリーン150までの距離を検知する測距手段である。例えば、画像投射装置110の投射レンズ側の面に設けられ、赤外線等によりプロジェクタ110からスクリーン150までの距離を測る赤外線測距センサにより構成される。測距センサ233は、検知した距離をシステム制御部201に通知する。
撮像部234は、スクリーン150およびスクリーン150の周囲を撮像する撮像手段である。例えば、画像投射装置110の投射レンズ側の面に設けられ、画像投射装置110前方の写真を撮影する撮像手段である。撮像部234は、撮像した画像をシステム制御部201に送る。なお、詳細は以下に説明するが、測距センサ233、撮像部234は、少なくとも一方を備えるものであればよい。
タッチ操作受信部236は、電子ペン237からの操作信号である位置情報を受信する。タッチ操作受信部236は、操作信号を受信すると、当該操作信号をシステム制御部201に通知する。システム制御部201は、電子ペン237の位置情報に基づいて操作内容を認識する。なお、電子ペン237を用いず、操作者の指での投影画像上でのタッチ操作を認識する場合は、システム制御部201は、撮像部234で撮像される画像情報に基づいて、操作内容を認識する。
(システム制御部)
図3は、画像投射装置110が備えるメインボード200およびネットワークボード210の詳細な構成を示すブロック図である。
システム制御部201は、メイン制御部300と、OSD作成部301と、本体キー・リモコン制御部302と、投影部303と、投影画像サイズ算出部304と、ネットワークボード通信部305を含んで構成される。
メイン制御部300は、システム制御部201の各部の制御を行う。メイン制御部300は、入力種別の切り替えや、起動処理、OSD表示指示などを行う。
OSD作成部301は、メインボード200が生成するメニュー画面やダイアログ、メッセージウィンドウ、アイコン、ヘルプなどのOSD画面を作成する。OSD作成部301は、記憶部204からメインメニュー画面に表示される設定情報であるメニュー設定情報を読み出し、当該メニュー設定情報を反映したメインメニュー画面を作成する。この際、OSD画面のサイズ変更を行う。OSD作成部301は、当該メインメニュー画面を形成する映像信号を投影部303に送信する。
本体キー・リモコン制御部302は、操作部226、リモコン235、電子ペン237などから種々の操作要求を受け付け、各操作要求に対応する操作要求を通知する。
投影部303は、光学制御部205を制御して画像データを投射する。投影部303は、映像供給装置120から受信する画像を形成する映像信号、OSD作成部301から取得するメニュー画面等を形成する映像信号、ネットワークボード210から取得するサブメニュー画面を形成する映像信号を光学制御部205に送信し、これらの画像データを投射させる。
投影画像サイズ算出部304は、スクリーン150に実際に投影されている投影画像のサイズを算出する(詳細は後述する)。
上記メイン制御部300、OSD作成部301、および投影部303は、映像信号に基づいて生成される投影画像にOSD画面(重畳画面)を重畳して投射する重畳画像投射手段として機能する。また、制御部300、および投影画像サイズ算出部304は、スクリーンに表示されている投影画像のサイズを算出する投影画像サイズ算出手段として機能する。
また、画像投射装置110がネットワークボード210を備える際には、メインボード200とネットワークボード210との間のデータ通信を行うネットワークボード通信部305を備える。
ネットワークボード通信部305は、サブメニュー画面の表示要求やサブメニュー画面を閉じる要求をネットワークボード210に送信すると共に、これらの応答信号やサブメニュー画面を形成する映像信号をネットワークボード210から受信する。
ネットワークボード210のネットワークシステム制御部211は、メインボード200との通信を行うメインボード通信部306と、ネットワーク231を介して情報の送受信を行うネットワーク制御部307と、USBメモリなどの記憶装置232からデータの読み出しを行う記憶装置制御部308を含んで構成される。
(OSD画面の投射制御)
先ず、本実施形態に係る画像投射装置によるOSD画面の投射制御の概要を説明する。図4は、これまでのOSD画面のタッチ操作の問題点を説明する説明図である(従来例)。図4(a)に示すように、投影画像160が操作者140に対して小さい(プロジェクタ110とスクリーン150の距離が近い)場合は、操作者140はメニュー画面170の全域に難なく手が届く。これに対し、図4(b)に示すように、投影画像160が操作者140に対して大きい(プロジェクタ110とスクリーン150の距離が遠い)場合は、操作者140はメニュー画面170の一部の範囲にしか手が届かず、他の範囲に手が届きにくい、もしくは届かないこととなってしまう。
図5は、本実施形態に係る画像投射装置が投射するOSD画面例である。そこで、本実施形態に係る画像投射装置は、図5に示すように、OSD画面のタッチ操作に際して、投影画像のサイズにより、OSD画面のサイズを変更するものである。
図5(a)に示すように、投影画像160が操作者140に対して小さい場合は、操作者140はメニュー画面170に難なく手が届く(図4(a)と同じ)。
そして、図5(b)に示すように、投影画像160が操作者140に対して大きい場合には、メニュー画面170の大きさを変更して、操作者140の手が全域に届く操作しやすいサイズでメニュー画面170を表示するものである。これにより、図4(b)に示したように、操作者140がタッチ操作困難な範囲を無くして、操作者140がメニュー画面170全体を操作しやすくするものである。
図6は、従来例(図4)と本実施形態(図5)での投影用画像(投影画像とOSD画面)の作成の説明図である。図6(a)は従来例、図6(b)は本実施形態を示している。図6に示すように、映像供給装置120からの入力画像は、画像投射装置110において色調整、台形補正などの所定の画像補正処理が施され投影用の補正画像(投影画像160である)となる。さらに、OSD画面(メニュー画面170)を重畳表示する場合は、補正画像にOSD画面を付加して、実際に投影される投影用画像として表示される。この際、図6(b)に示すように本実施形態では、OSD画面のサイズ変更処理を行った後、補正画像にOSD画面を重畳表示させて投影用画像とするものである。
(測距センサを用いたOSD画面のサイズ変更)
図7および図8を参照して、画像投射装置110が実行する測距センサを用いたOSD画面のサイズ変更処理を説明する。この処理では、測距センサ233を用いて投影画像のサイズを算出し、撮像部234は用いない。
図7は、画像投射装置110が実行する測距センサを用いたOSD画面のサイズ変更処理を示すフローチャートである。先ず、ユーザによりメニューボタンが押下されるなどのメニュー表示指示が行われる(S101)。メニュー表示指示を受けると、測距センサ233を制御して、画像投射装置110の本体とスクリーン150の距離を計測する(S102)。
次いで、この計測された距離の値に基づいて投影画像サイズを算出する(S103)。ここで、測距センサ233により計測される画像投射装置110とスクリーン150の距離と、当該距離を置いて投射した際の投影画像のサイズは、画像投射装置110の光学部220等の仕様により異なるものである。すなわち、画像投射装置110の機種、性能により異なるものである。
そこで、画像投射装置110の記憶部204に表1に示すような距離と投影画像サイズとの対応情報である距離−投影画像サイズテーブルを記憶しておく。表1では、距離に応じた投影画像サイズの「高さ×幅」と「インチ」を示しているが、少なくとも「高さ×幅」の情報を有しているものであればよい。
そして、測距センサ233で測定した画像投射装置110とスクリーン150の距離と、距離−投影画像サイズテーブルに基づいて、実際にスクリーン150に投影されている投影画像のサイズ[cm]を算出(予測)する。なお、表1の例では、1m毎に異なる投影画像サイズであることを区分しているが、これに限られるものではなく、より細かい距離単位(例えば、10cm単位など)で対応する投影画像サイズを規定しておくことが好ましいのは勿論である。
S103の処理において算出された投影画像サイズと、ユーザが操作しやすいメニューサイズ(以下、適切メニューサイズという)の情報から、変更するメニューサイズ(ピクセル(pixel))を算出する(S104)。
ここで、適切メニューサイズ[cm]とは、実際にスクリーンに投影された際のメニュー画面の最適なサイズ[cm]をいう。また、操作しやすいメニューサイズは、メニュー画面の形状やデザインにより異なるためメニュー画面の種類ごとに決められた値(縦×横[cm]、または、一方の値と縦横比)である。このため、画像投射装置110の機種ごとの情報として、OSD画面の種類に応じた適切メニューサイズが予め記憶部204に保持される。
ここで、メニュー画面のサイズは、画像投射装置110上、画素[pixel]で扱われる(例えば、420[pixel]×520[pixel]など)。また、S103で算出した投影画像サイズ[cm]と予め保持している適切メニューサイズ[cm]から、次式(1)に基づいて、メニュー画面のサイズ[pixel]を算出することができる。
メニュー画面のサイズ(縦)[pixel]=適切メニューサイズ(縦)[cm]÷投影画像サイズ(縦)[cm]×プロジェクタ画面サイズ(縦)[pixel] ・・・(1)
なお、上記式(1)において、適切メニューサイズ(縦)は、メニュー画面毎の固有の値、プロジェクタ画面サイズ(縦)[pixel]は、プロジェクタの設定毎の固有の値である。したがって、例えば、適切メニューサイズ(縦)が50cm、投影画像サイズ(縦)が100cm、プロジェクタ画面サイズ(縦)が800pixel(WXGAの場合、1280×800)であった場合、上記式(1)からメニュー画面のサイズ(縦)は、50÷100×800=400ピクセルと求めることができる。ここで、メニュー画面のサイズの縦の長さ[pixel]が判明すれば、メニューの縦横比は予め決まっているのでメニュー画面の横の長さ[pixel]も算出することができる。なお、この例では、縦方向のサイズを基準にメニュー画面を算出したが、先に横方向のサイズを求めてもよいのは勿論である。
以上のS104の処理により、実際に投影されている投影画像サイズに基づいて、実際に投影されるOSD画面の大きさを変更することができる。また、実際に投影されている投影画像サイズによらず一定の大きさ(適切メニューサイズと略同一の大きさ)となるように、メニューサイズ[pixel]を変更することができる。
そして、S104にて算出された値にメニュー画面のサイズを変更して(S105)、メニュー画面を重畳表示するものである(S106)。
なお、図7の例では、メニュー表示指示(S101)の後に投影画像のサイズを算出(S102〜S103)しているが、メニュー表示指示の前に予め算出しておいてもよい。この場合、例えば、画像投射装置110の起動タイミングや、画像投射装置110が移動したタイミング(加速度センサ224により判断する)で投影画像サイズの算出処理(S102〜S103)をすることができる。
図8は、画像投射装置110が実行する測距センサ233を用いたOSD画面のサイズ変更処理のシーケンス図である。先ず、ユーザ140は、操作部226またはリモコン235からメニューボタン押下などのメニュー表示操作を行う(S201)。次いで、操作部226または受信部227は、本体キー・リモコン制御部302にメニュー表示指示を伝える(S202)。次いで、本体キー・リモコン制御部302は、メイン制御部300にメニュー表示指示を伝える(S203)。次いで、メイン制御部300は、測距センサ233にスクリーン150との距離計測を指示する(S204)。これを受けた測距センサ233は、赤外線等を用いてプロジェクタ110からスクリーン150までの距離を計測する(S205)。
次に、メイン制御部300は、投影画像サイズ算出部304に投影画像サイズ算出を指示する。この際、測距センサ233から取得した距離を引数とする(S206)。次いで、投影画像サイズ算出部304は、記憶部204から距離−投影画像サイズテーブル(表1)を読みだす(S207)。次いで、投影画像サイズ算出部304は、スクリーン150までの距離と距離−投影画像サイズテーブルから、投影画像サイズを算出する(S208)。
次に、メイン制御部300は、OSD作成部301にメニュー表示を指示する。この際、投影画像サイズ算出部304から取得した投影画像サイズを引数とする(S209)。次いで、OSD作成部301は、記憶部204から適切メニューサイズを読み出す(S210)。次いで、OSD作成部301は、投影画像サイズと適切メニューサイズからメニューサイズを算出する(S211、上記式(1))。また、OSD作成部301は、記憶部204からメニューの設定(設定項目の設定値など)を読み出す(S212)。また、OSD作成部301は、S211で算出したメニューサイズの大きさでメニュー画面(OSD画面)を作成する(S213)。
そして、OSD作成部301は、投影部303にOSD画面の表示を指示する(S214)。また、投影部303は、光学制御部205にOSD画面を重畳した映像の投影を指示する(S215)。
(撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更制御(1))
図9から図11を参照して、画像投射装置110が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(1)を説明する。この処理では、撮像部234を用いて投影画像のサイズを算出し、測距センサ233は用いない。
図9は、画像投射装置110が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(1)を示すフローチャートである。先ず、操作者によりメニューボタンが押下されるなどのメニュー表示指示が行われる(S301)。メニュー表示指示を受けると、撮像部234は、スクリーン150とその周囲を撮影する(S302)。
次いで、撮影された画像にパターンマッチングなどの人物認証処理を実行し、撮影画像内に人物(操作者)が存在しているか否かを判断する(S303)。人物以外の大きさが既知である基準物であっても良い。人物がいない場合(S303:NO)は、通常のサイズでOSD画面を表示する(S308)。
人物を認識した場合(S303:YES)は、人物の身長を予測する(S304)。S304の処理方法として、例えば、以下の(1)〜(4)のいずれかの方法とすることができる。
(1)人類の平均的な身長(1つの値)を予め保持しておき、人物はその身長であるとする。
(2)国ごとに平均身長を予め保持しておき、メニュー表示時の言語設定に基づいて、操作者の国を推定し、人物はその国の平均身長であるとする。
(3)顔認証技術により性別、および/または年齢を判別し、性別、年齢別の平均身長とする。また、(2)の処理と組み合わせても良い。
(4)予め操作者の顔および身長を記憶部204またはネットワーク通信可能なサーバや映像供給装置120等に保持しておくとともに、S304の処理において記憶された情報にアクセスし、顔認証技術により操作者を判断し、当該操作者の身長とする。
次いで、予測された人物の身長と、該人物に対する撮影画像上の投影画像の大きさに基づいて、投影画像サイズを算出する(S305)。図10は、人物の身長に基づいた投影画像サイズの算出処理の説明図である。
撮影画像の画素数に基づいて、操作者の身長と投影画像サイズ(縦)の比率を出すことができる。図10の例において、操作者の身長:投影画像(縦)=4:5であったものとする。この比率およびS304で予測した操作者の身長[cm]から投影画像サイズ(縦)[cm]を算出することができる。なお、撮影画像における投影画像の検出も認証技術で行うものであればよい。
例えば、操作者の身長が170[cm]、撮影画像上の操作者と投影画像の比率が4:5の場合、実際にスクリーンに投影されている投影画像サイズ(縦)[cm]は、170×5÷4=212.5[cm]と算出することができる。
次いで、算出された投影画像のサイズと適切メニューサイズから、変更するメニューサイズ[pixel]を算出する(S306)。なお、S306の処理は、S104と同様である。
そして、S306にて算出された値にメニュー画面のサイズを変更して(S307)、メニュー画面を重畳表示するものである(S308)。
なお、図10に示す例では、画像投射装置110が撮像部234を備えるようにしたが、撮像手段を画像投射装置110とは別に備え、外部の撮像手段での撮影画像を、ネットワーク等を介して画像投射装置110に入力するものであっても良い。この際、画像投射装置110のネットワークボード210が受信手段として機能する。
また、投影画像の周囲に高さが既知である基準物(例えば、高さ1mのポールなど)を配置しておき、撮影画像から基準物を認識し、この基準物との対比で投影画像サイズを算出するようにしても良い。この場合、人物の認識は不要となる。また、実際の投影画像サイズを操作部226またはリモコン235から入力可能とし、これに基づいて、メニュー画面のサイズを決定するようにしても良い。
図11は、画像投射装置110が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(1)のシーケンス図である。先ず、ユーザ140は、操作部226またはリモコン235からメニューボタン押下などのメニュー表示操作を行う(S401)。次いで、操作部226または受信部227は、本体キー・リモコン制御部302にメニュー表示指示を伝える(S402)。次いで、本体キー・リモコン制御部302は、メイン制御部300にメニュー表示指示を伝える(S403)。次いで、メイン制御部300は、撮像部234にスクリーン150とその周囲の撮影を指示する(S404)。これを受けた撮像部234は、スクリーン150とその周囲を撮影する(S405)。
次に、メイン制御部300は、投影画像サイズ算出部304に投影画像サイズ算出を指示する。この際、撮像部234で撮影した画像を引数とする(S406)。これを受けた投影画像サイズ算出部304は、撮影画像内に人物が写っているか判別する(S407)。
撮影画像内に人物が写っている場合(S407:YES)、投影画像サイズ算出部304は、記憶部204から平均身長情報を読み出す(上記(1)の方法の場合)(S408)。また、投影画像サイズ算出部304は、平均身長を人物の身長とする(S409)。また、投影画像サイズ算出部304は、人物と投影画像の比率と人物の身長から投影画像サイズを算出する(S410)。
一方、撮影画像内に人物が写っていない場合(S407:NO)、投影画像サイズ算出部304は、投影画像サイズは不明と判断する(S411)。
次に、メイン制御部300は、OSD作成部301にメニュー表示を指示する。この際、投影画像サイズ算出部304から取得した投影画像サイズを引数とする(S412)。
投影画像サイズが不明な場合以外、OSD作成部301は、記憶部204から適切メニューサイズを読み出す(S413)。次いで、OSD作成部301は、投影画像サイズと適切メニューサイズからメニューサイズを算出する(S414、上記式(1))。また、OSD作成部301は、記憶部204からメニューの設定(設定項目の設定値など)を読み出す(S415)。また、OSD作成部301は、S414で算出したメニューサイズの大きさでメニュー画面(OSD画面)を作成する(S416)。
そして、OSD作成部301は、投影部303にOSD画面の表示を指示する(S417)。また、投影部303は、光学制御部205にOSD画面を重畳した映像の投影を指示する(S418)。
(撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更制御(2))
図12および図13を参照して、画像投射装置110が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(2)を説明する。なお、撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(1)と同一の処理についての説明の詳細は省略する。
図10に示す例では、スクリーン150の周囲に操作者140のみが存在する例について示したが、スクリーン150の周囲には、操作者140以外にも複数の人物が存在するケースが考えられる。この場合、撮影画像におけるスクリーン150上の投影画像160の周囲には、例えば、図12に示すように、複数の人物141,142,143が写り込むこととなる。以下、撮影画像に複数の人物が写っている場合の処理について説明する。
図13は、画像投射装置110が実行する撮影画像を用いたOSD画面のサイズ変更処理(2)を示すフローチャートである。
先ず、操作者によりメニュー表示指示が行われる(S501)。メニュー表示指示を受けると、撮像部234は、スクリーン150とその周囲を撮影する(S502)。
次いで、撮影された画像にパターンマッチングなどの人物認証処理を実行し、撮影画像内に人物(操作者)が少なくとも1人存在しているか否かを判断する(S503)。人物がいない場合(S503:NO)は、通常のサイズでOSD画面を表示する(S510)。
人物を認識した場合(S503:YES)は、人物が複数存在しているかどうかを判断する(S504)。人物が複数存在している場合(S504:YES)は、基準とする人物を決定する基準人物決定処理を行う(S505)。この処理の詳細は後述する。基準人物決定処理(S505)の後、または、人物が1人であった場合(S504:No)は、基準人物(1人の場合はその人物)の身長を予測する(S506)。
次いで、予測された人物の身長と、該人物に対する撮影画像上の投影画像の大きさに基づいて、投影画像サイズを算出する(S507)。次いで、算出された投影画像のサイズと適切メニューサイズから、変更するメニューサイズ[pixel]を算出する(S508)。
そして、S508にて算出された値にメニュー画面のサイズを変更して(S509)、メニュー画面を重畳表示するものである(S510)。
人物が複数存在しているかどうかの判断(S504)および基準人物決定処理(S505)は、基準人物決定手段としての投影画像サイズ算出部304が実行する。基準人物決定処理(S505)では、撮影画像に複数の人物(1,2,・・・,n)が写っていた場合に、操作者と推定される人物を基準人物として選択するものである。以下、処理の詳細について説明する。
[基準人物決定処理(1)]
撮影画像に複数の人物(1〜n)が写っていた場合に、このうちスクリーンに最も近い位置にいる人物を操作者と推定して、この人物を基準人物とすることができる。
スクリーンに最も近い位置にいる人物の検出方法は、例えば、先ず、撮影画像内のスクリーンの位置を検出し(S601)、スクリーンの中央部分の座標を算出する(S602)。次いで、撮影画像に写っている人物(1〜n)の顔を検出し(S603)、人物(1〜n)の顔の中央部分の座標を算出する(S604)。そして、スクリーンの中央部分とそれぞれの人物(1〜n)の顔の中央部分との座標の差分を計算する(S605)。この結果、一番差分が小さくなる顔の人物を、基準とする人物に決定する(S606)。
なお、撮影画像におけるスクリーンの位置の検出、人物の顔の検出は、例えば、既存の画像処理技術を用いて検出するものであればよい。ここでは、人物の顔の中心部分を検出する例について説明したが、これに限られるものではなく、人物全体の中央部分や、人物・顔のその他の位置の座標を基準としても良い。
[基準人物決定処理(2)]
また、撮影画像に複数の人物(1〜n)が写っていた場合に、このうち動きのある人物を操作者と推定して、この人物を基準人物とすることができる。
動きのある人物の検出方法は、例えば、先ず、撮影画像に写っている人物(1〜n)を検出し(S701)、人物(1〜n)の動きを検出する(S702)。そして、動きが最も多い人物を基準とする人物に決定する(S703)。
なお、人物の動きの検出は、例えば、複数枚の連続して撮影された撮影画像について、既存のモーション認識技術を用いて検出するものであればよい。
[基準人物決定処理(3)]
また、撮影画像に複数の人物(1〜n)が写っていた場合に、このうちスクリーンを指している人物を操作者と推定して、この人物を基準人物とすることができる。
スクリーンを指している人物の検出方法は、例えば、先ず、撮影画像内のスクリーンの位置を検出する(S801)。次いで、撮影画像に写っている人物(1〜n)検出する(S802)。そして、人物(1〜n)の腕(手)の部分を検出する(S803)。この結果、スクリーンを指している(腕の方向がスクリーンを向いている)人物を基準とする人物に決定する(S804)。
なお、人物の腕および腕の向きの検出は、例えば、既存の画像処理技術を用いて検出するものであればよい。また、スクリーンを指している人物が複数検出される場合は、例えば、このうちスクリーンに最も近い位置にいる人物を基準とする人物とすればよい。
[基準人物決定処理(4)]
また、撮影画像に複数の人物(1〜n)が写っていた場合に、このうち身長が最も高いと推定される人物を操作者と推定して、この人物を基準人物とすることができる。例えば、学校などでの使用を想定して、身長の最も高い人物が教員などの操作者であると推定するものである。
身長が最も高い人物の検出方法は、例えば、先ず、撮影画像に写っている人物(1〜n)検出する(S901)。次いで、人物(1〜n)の身長を算出する(S902)。そして、最も身長が高い人物を、基準とする人物に決定する(S903)。なお、人物の身長は、例えば、撮影画像内の相対的な高さ(画素数)に基づいて推定されるものであればよい。
[基準人物決定処理(5)]
また、撮影画像に複数の人物(1〜n)が写っていた場合に、このうち年齢が最も高いと推定される人物を操作者と推定して、この人物を基準人物とすることができる。例えば、学校などでの使用を想定して、年齢が最も高い人物が教員などの操作者であると推定するものである。
年齢が最も高い人物の検出方法は、例えば、先ず、撮影画像に写っている人物(1〜n)検出し(S1001)、人物(1〜n)の顔を検出する(S1002)。次いで、人物(1〜n)の推定年齢を算出する(S1003)。その結果、推定年齢が最も高い人物を、基準とする人物に決定する(S1004)。なお、人物の年齢は、顔認識に基づいて、既存の画像処理技術により推定するものであればよいが、これに限られるものではない。
以上説明した基準人物決定処理(1)〜(5)を適宜選択的に組み合わせて、基準人物を決定するようにしても良い。
以上説明した本実施形態に係る画像投射装置では、実際に被投射面に投影されている投影画像サイズに応じて、OSD画面のサイズを変更して、ユーザに適したサイズのOSD画面を表示することで、投影画像がユーザに対して大きい場合などにもユーザが快適にOSD画面のタッチ操作をすることができる。尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
また、OSD画面の表示サイズに併せて、投影画像におけるOSD画面の表示位置も操作者の近くにすることが好ましい。例えば、スクリーンが大きい場合は通常、操作者はスクリーンの上側に手が届かないため、OSD画面が通常、投影画像の上側(右上など)に表示される場合は、サイズ変更後のOSD画面は投影画像の下側(右下など)に表示することで、操作者が操作可能な位置に配置することができる。また、撮像部234で撮影された人物が存在する側にOSD画面の配置位置を変更することも好ましい。
また、リモコン235にてOSD画面の各種操作を行う場合には、OSD画面はユーザの手に届く範囲にあることは必須ではない。このため、本体キー・リモコン制御部302はリモコン235からのメニュー画面表示指示を受けたことを判断し、この場合は、上記のOSD画面サイズの調整の制御を行わないようにしても良い。
また、例えば、測距センサ233および撮像部234を双方備えることも好ましい。この場合、測距センサ233での測定がエラーとなる場合に撮像部234での撮影画像を用いた制御に切り替えるようにすることができる。また、撮像部234での人物の検出がエラーとなる場合(図9のステップ303:NO)に、測距センサ233での距離の測定に切り替える制御を行うようにしても良い。
また、システム制御部201の上記各部300〜305は、例えば、CPUで実行されるソフトウェア(制御プログラム)を画像投射装置110で実行させることで構成できる。
100 画像投射システム
110 画像投射装置(プロジェクタ)
120 映像供給装置
130 ケーブル
140 操作者(ユーザ)
141,142,143 人物
150 スクリーン(被投射面)
160 投影画像
170 OSD画面(メニュー画面)
200 メインボード
201 システム制御部
202 映像信号処理部
203 電源制御部
204 記憶部
205 光学制御部
210 ネットワークボード(拡張ボード)
211 ネットワークシステム制御部
212 ネットワークインタフェース
213 記憶装置インタフェース
214 記憶部
220 光学部
221 ランプ(光源)
222 ランプ制御部(光源制御部)
223 温度センサ
224 加速度センサ
225 表示装置
226 操作部
227 受信部
228 電源
229 冷却装置
230 映像信号入力インタフェース
231 ネットワーク
232 記憶装置
233 測距センサ
234 撮像部
235 リモコン
236 タッチ操作受信部
237 電子ペン
300 メイン制御部
301 OSD作成部
302 本体キー・リモコン制御部
303 投影部
304 投影画像サイズ算出部
305 ネットワークボード通信部
306 メインボード通信部
307 ネットワーク制御部
308 記憶装置制御部
特開2000−298544号公報 特開2011−142597号公報

Claims (14)

  1. 映像信号に基づいて投影画像を生成し、該投影画像を被投射面に投射する画像投射装置において、
    被投射面に表示されている投影画像のサイズを算出する投影画像サイズ算出手段と、
    投影画像に重畳画像を重畳して投射する重畳画像投射手段と、を備え、
    前記重畳画像投射手段は、前記投影画像サイズ算出手段により算出された投影画像のサイズに応じて、被投射面に表示される重畳画像のサイズを変更することを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記重畳画像投射手段は、被投射面に表示される重畳画像のサイズが略同一サイズとなるように重畳画像のサイズを変更することを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 当該画像投射装置から被投射面までの距離を測定する測距手段を備え、
    前記投影画像サイズ算出手段は、前記測距手段が測定した距離に基づいて、投影画像のサイズを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
  4. 当該画像投射装置から被投射面までの距離と該距離の所定範囲毎の投影画像サイズとの対応情報を備え、
    前記投影画像サイズ算出手段は、前記対応情報に基づいて、投影画像のサイズを算出することを特徴とする請求項3に記載の画像投射装置。
  5. 被投射面および被投射面の周囲を同時に撮像する撮像手段を備え、
    前記投影画像サイズ算出手段は、前記撮像手段で撮像した撮影画像における被投射面と、該被投射面の周囲の基準物との大きさの比率に基づいて、投影画像のサイズを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
  6. 被投射面および被投射面の周囲を同時に撮像した撮影画像を受信する受信手段を備え、
    前記投影画像サイズ算出手段は、前記受信手段で受信した撮影画像における被投射面と、該被投射面の周囲の基準物との大きさの比率に基づいて、投影画像のサイズを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
  7. 前記投影画像サイズ算出手段は、前記撮影画像に含まれる操作者の身長を予測し、前記撮影画像における操作者の身長と被投射面との大きさの比率に基づいて、投影画像のサイズを算出することを特徴とする請求項5または6に記載の画像投射装置。
  8. 被投射面および被投射面の周囲を同時に撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した撮影画像に含まれる人物から1の基準人物を決定する基準人物決定手段と、を備え、
    前記投影画像サイズ算出手段は、前記撮像手段で撮像した撮影画像における被投射面の大きさと、前記基準人物決定手段により決定された前記基準人物について予測された身長と、の比率に基づいて、投影画像のサイズを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像投射装置。
  9. 前記基準人物決定手段は、前記基準人物として、前記撮影画像における複数の人物のうち、被投射面に最も近い位置にいる人物を検出することを特徴とする請求項8に記載の画像投射装置。
  10. 前記基準人物決定手段は、前記基準人物として、前記撮影画像における複数の人物のうち、動きの検出される人物を検出することを特徴とする請求項8に記載の画像投射装置。
  11. 前記基準人物決定手段は、前記基準人物として、前記撮影画像における複数の人物のうち、被投射面を指している人物を検出することを特徴とする請求項8に記載の画像投射装置。
  12. 前記基準人物決定手段は、前記基準人物として、前記撮影画像における複数の人物のうち、身長または年齢が最も高いと推定される人物を検出することを特徴とする請求項8に記載の画像投射装置。
  13. 映像信号に基づいて投影画像を生成し、該投影画像を被投射面に投射する画像投射装置の制御方法であって、
    被投射面に表示されている投影画像のサイズを算出する投影画像サイズ算出処理と、
    投影画像に重畳画像を重畳して投射する重畳画像投射処理と、を行い、
    前記重畳画像投射処理では、前記投影画像サイズ算出処理により算出された投影画像のサイズに応じて、被投射面に表示される重畳画像のサイズを変更するようにしたことを特徴とする画像投射装置の制御方法。
  14. 映像信号に基づいて投影画像を生成し、該投影画像を被投射面に投射する画像投射装置に、
    被投射面に表示されている投影画像のサイズを算出する投影画像サイズ算出処理と、
    投影画像に重畳画像を重畳して投射する重畳画像投射処理と、を実行させ、
    前記重畳画像投射処理では、前記投影画像サイズ算出処理により算出された投影画像のサイズに応じて、被投射面に表示される重畳画像のサイズを変更する処理を実行させることを特徴とする画像投射装置の制御プログラム。
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