JP2009145600A - 表示制御装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影・再生映像規格や表示装置の組み合わせによらず、正しいアスペクト比でオンスクリーン表示を行うことのできる表示制御装置を提供する。
【解決手段】CPU101はベクトル表示プログラム107を用いてオンスクリーン表示用の表示データを生成する。ビットマップ合成回路115は前記生成された表示データをカメラ部113からの映像に重畳する。LCDパネル116は前記表示データが重畳された映像を表示する。この状態においてカメラ部113からの映像のアスペクト比が切り替わった場合に、CPU101は切り換え前と切り換え後のアスペクト比の変化に応じて、映像に重畳していた前記表示データの位置及び大きさを調整する。これにより、撮影・再生映像規格や表示装置の組み合わせによらず、正しいアスペクト比でオンスクリーン表示を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像に対してオンスクリーン表示を重畳するための表示制御装置等に関する。
近年、民生用ビデオカメラで撮影・再生する映像の規格や出力先の表示装置が多様化してきている。映像の規格には、HDV(High Definition Video)、DV(Digital Video)やMPEG(Moving Picture Expert Group)等が存在する。更に例えばDVにはアスペクト比「4:3」と「16:9」の2種類のアスペクト比が規定されている。また出力先表示装置には、ビデオカメラに内蔵されるLCDやCVF(Color View Finder)、外部接続するSD(Secure Digital)モニタやHD(High Definition)モニタ等が存在する。これら出力先表示装置もアスペクト比が「4:3」であったり、「16:9」であったりする。
また、多くのビデオカメラでは、内蔵又は外部の表示装置へ出力するカメラ映像又は再生映像に重畳して、タイムコード、記録日時、記録設定等の映像情報やその他の情報をオンスクリーン表示することが多い。
特開平5−73691号公報
上記のように撮影・再生映像規格や表示装置が多様化した状況にあっては、撮影・再生映像規格や表示装置の組み合わせによって、オンスクリーン表示が期待するアスペクト比で表示できないことがある。このような場合、オンスクリーン表示による文字や図形が縦又は横に間延びして見えてしまうだけでなく、オンスクリーン表示で正円や正方形を表現していた場合、正しい表示ができなくなってしまう。
また、撮影・再生映像規格や表示装置の組み合わせを連続的に切り換えた場合、オンスクリーン表示による文字や図形の表示位置がずれてしまい、ユーザを戸惑わせる恐れがある。特に表示装置がタッチパネルであった場合、このように文字や図形がずれるとタッチするボタンの位置もずれてしまうため、ユーザの誤操作を引き起こす原因にもなる。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、撮影・再生映像規格や表示装置の組み合わせによらず、正しい表示位置及び大きさでオンスクリーン表示用の情報をオンスクリーン表示することのできる表示制御装置等を提供することを目的とする。
本発明の表示制御装置は、表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを映像に重畳するオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を表示可能であるとともに、画面の上下左右側に位置する領域の少なくともいずれかを映像を表示しない領域とすることにより映像のアスペクト比を切り換えて表示することが可能な表示手段と、映像のアスペクト比に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記表示手段に表示する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の映像出力装置は、表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを、複数の信号方式の映像に重畳することが可能なオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を、複数の信号方式で出力することが可能な映像出力手段と、映像の信号方式に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記映像出力手段により出力する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、上記に記載した表示制御装置又は上記に記載した映像出力装置を有することを特徴とする。
また、本発明の表示制御方法は、表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを映像に重畳するオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を表示可能であるとともに、画面の上下左右側に位置する領域の少なくともいずれかを映像を表示しない領域とすることにより映像のアスペクト比を切り換えて表示することが可能な表示手段とを備えた表示制御装置の表示制御方法であって、映像のアスペクト比に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段によりに重畳して前記表示手段に表示するステップを有することを特徴とする。
また、本発明の映像出力方法は、表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを、複数の信号方式の映像に重畳することが可能なオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を、複数の信号方式で出力することが可能な映像出力手段とを備えた映像出力装置の映像出力方法であって、映像の信号方式に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記映像出力手段により出力するステップを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを映像に重畳するオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を表示可能であるとともに、画面の上下左右側に位置する領域の少なくともいずれかを映像を表示しない領域とすることにより映像のアスペクト比を切り換えて表示することが可能な表示手段とを備えた表示制御装置の表示制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、映像のアスペクト比に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記表示手段に表示するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明のプログラムは、表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを、複数の信号方式の映像に重畳することが可能なオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を、複数の信号方式で出力することが可能な映像出力手段とを備えた映像出力装置の映像出力をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、映像の信号方式に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記映像出力手段により出力するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、どのような撮影・再生映像規格、出力信号規格、表示装置の組み合わせによっても、正しい表示位置及び大きさでオンスクリーン表示用の情報をオンスクリーン表示することを実現することができる。また、前記の組み合わせを連続的に切り換えた場合にも、オンスクリーン表示の位置ずれを起こすことなく移行することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態では、ビデオカメラでアスペクト比「4:3」のSD映像を撮像手段で撮影プレビューしながら、アスペクト比「16:9」のLCDパネルに出力している場合において、撮影信号をアスペクト比「16:9」に切り換えたときの本発明の効果を記す。
図1は、本実施の形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、特にベクトル表示方式によるレンダリングをソフトウェアで行う場合の構成を示す。
図1に示すCPU101は、モード選択スイッチ102、メニューキー103、選択キー104及び実行キー105等のキー群の入力を元にシステム全体の動作をコントロールする。CPU101はまた、FlashROM(フラッシュロム)106上から表示制御プログラム107及びベクトル表示プログラム108を読み出し、これらプログラムを実行する。そして、FlashROM106上のベクトルイメージ109やベクトルフォント110をビットマップメモリ111上にレンダリングし、ビットマップ表示画面のイメージを作成(生成)する。なお、CPU101が表示制御プログラム107及びベクトル表示プログラム108を読み出してベクトルイメージ109等をレンダリングする処理は、本発明でいう表示データ生成手段の一処理例に対応する。
CPU101によって作成された画面イメージは、ビットマップ表示回路112に読み出され、ビットマップ合成回路115へ渡される。一方、カメラ部113から入力された映像信号には、レコーダ部114でビデオIDが付加される。このビデオIDには、映像のアスペクト比の情報も含まれている。該映像信号はこの後、DV圧縮回路117により圧縮され、更に記録アンプ118を介してカセットテープ119に書き込まれる。
また、ビットマップ合成回路115は、レコーダ部114から出力された映像信号をビットマップ画面イメージとオンスクリーン合成し(本発明でいうオンスクリーン表示合成手段の一処理例に対応する)、LCDパネル116へ渡す。LCDパネル116は渡されたオンスクリーン表示付きの映像のアスペクト比がLCDパネル116と同じであれば、映像を画面一杯に表示する。映像のアスペクト比がLCDパネル116と異なる場合には、LCDパネル116の左右端又は上下端(換言すれば、上下左右側に位置する領域)を矩形にマスクし、残りの領域で正しいアスペクト比で映像を表示する。本実施の形態においてはLCDパネル116のアスペクト比は「16:9」であり、映像信号はアスペクト比「4:3」で撮影されているため、LCDパネル116は左右端又は上下端を矩形にマスクし、残りの領域で正しいアスペクト比で映像を表示している。
次に、CPU101がベクトル表示プログラム108によってベクトルイメージをビットマップメモリ111へレンダリングする動作を説明する。
まず図2を用いて従来の通常のビットマップ表示方式で図形を描画する動作を説明する。図2に示す元データ201は、表示するイメージの元となるデータであり、ピクセルマップと色情報とから構成されている。元データ201における1Byteのデータはビットマップメモリ111上の1ピクセルに対応しており、元データ201において紙面左右方向に並んだ数字はビットマップメモリ111上の位置に対応し、「0〜2」の数字は表示色を表している。この方式では、データコピーのみで描画を完了することができるため、CPU101の処理負荷は小さいが、イメージを拡大すると滑らかに表示することができないことがある(イメージ203を参照のこと)。
図3は本実施の形態に係るデジタルカメラにおいてCPU101がベクトル表示プログラム108によってベクトルイメージをビットマップメモリ111へレンダリングする動作を説明する図である。図3において、元データ301は、CPU101がイメージを作成する際に参照するデータである。本図に参照されるように、元データ301は図形の輪郭線の座標情報(ベクトルデータ)と輪郭内の描画色の情報とから構成されている。このようなデータをビットマップメモリ111に重畳したときには輪郭線に囲まれる領域が指定された色で描画される(イメージ302を参照のこと)。
この方式で描画するためには、単純なデータコピーだけでなくベクトルを演算が必要になるため、CPU101の処理負荷が前述した従来の通常のビットマップ表示方式よりも大きい。その代わり、イメージを拡大しても輪郭が滑らかに表示されるというメリットを持つ(イメージ303を参照のこと)。
次に図4は本実施の形態に係るビデオカメラからの映像信号を表示するLCDパネル116の描画状態を示す図である。上述したように本実施の形態ではアスペクト比「16:9」のLCDパネル116でアスペクト比「4:3」の映像を表示させているため、LCDパネル116の左右端がマスクされ、映像はパネル中央部に「4:3」の比率で表示される(図4(a)を参照のこと)。このとき、LCDパネル116における「4:3」に対応する領域に表示された映像のほぼ全体のいずれかの箇所においてオンスクリーン表示411を表示することはできるが、パネル左右端のマスクされた領域にはオンスクリーン表示をすることはできない。ここで映像方式を「16:9」に切り換えると、パネル左右端のマスクが解除され、「16:9」の映像がパネルいっぱいに表示されるようになる。
従来の通常のビットマップ表示方式でオンスクリーン表示を行っている場合、このときオンスクリーン表示は映像領域の横方向の拡大率、即ち1.33倍だけ横方向に拡大されてしまう(図4(b)、412に示す状態)。その結果、文字や図形が横方向に間延びして見えてしまうだけでなく、オンスクリーン表示で正円や正方形を表現していた場合、正しい表示ができなくなってしまう。また、オンスクリーン表示による文字や図形の表示位置がずれてしまい、ユーザーを戸惑わせる恐れがある。特にLCDパネル116がタッチパネルであった場合、このように文字や図形がずれるとタッチするボタンの位置もずれてしまうため、ユーザーの誤操作を引き起こす原因になる。
そこで、本実施の形態に係るビデオカメラでは、ベクトル表示方式によるオンスクリーン表示全体が、映像方式が切り換わると同時に横方向に縮小(調整)され再描画されるようにする(図4(c)、413に示す状態)。このときの拡大率は、オンスクリーン表示領域の横方向の拡大を打ち消す比率、即ち横方向に1/1.33倍である。
図5は、本実施の形態に係るデジタルカメラにおいて上述したように映像方式が切り換えられた際の処理を説明するフローチャートである。なお、以下の説明では映像方式Aが映像方式Bに変更するといった表現を用いているが、この映像方式とは、本説明においてはアスペクト比のことであり、例えばアスペクト比「4:3」から「16:9」に切り換える等を意味する。
まずステップS501において、CPU101は、オンスクリーン表示の解像度(X,Y)を取得する。これは映像方式によらない定数値である。
次にステップS502、S503において、CPU101は、現在の映像方式Aにおいてオンスクリーン表示可能な領域Waと、映像方式Aから移行可能な表示方式Bにおいてオンスクリーン表示可能な領域Wbを取得する。図7の例では、領域WaはLCDパネル116におけるアスペクト比「4:3」の領域であり、領域WbはLCDパネル116全体のアスペクト比である「16:9」である。
次にステップS504において、CPU101は、「S⊆WaかつS⊆Wb」を満たす領域S内の、所望のビットマップ座標(Sx0,Sy0)を原点とみなしてオンスクリーン表示をする。
次にステップS505において、CPU101は映像方式がAからBへ変更されたか否かを監視し、変更されるとステップS506においてまずオンスクリーン表示をいったん消去する。なお、映像方式を切り換える処理は、本発明でいう映像切り換え手段の処理に対応する。
次にステップS507において、CPU101は、オンスクリーン表示可能な領域Waに対するWbの拡大率又は縮小率(Rx,Ry)、アスペクト比「4:3」と「16:9」の映像間におけるオンスクリーン表示の大きさの変化を演算して取得する。
次にステップS508において、CPU101は、領域S内にビットマップ座標(Sx0,Sy0)に基づき決定するビットマップ座標(Sx1,Sy1)を原点として、縦横の拡大率又は縮小率(1/Rx,1/Ry)でオンスクリーン表示を行う。以上のような処理により、図4(c)示した表示状態、即ち、映像方式を切り換える前のオンスクリーン表示が切り換え後のオンスクリーン表示と画面上において同じ位置及び大きさで一定である状態が実現される。なお、このときのビットマップ座標ビットマップ座標(Sx1,Sy1)は下記の式1で表される。
(式1)
Sx1=(Sx0/Rx)+(1−1/Rx)X/2)
Sx2=(Sy0/Ry)+(1−1/Ry)Y/2)
X、Yは解像度
以上のように処理することで、本実施の形態に係るデジタルカメラでは、文字や図形が横方向に間延びせず、切り換え前と同様に表示される。また、正円や正方形も正しい比率で表示される。また、文字や図形の表示位置が切り換え前とずれないで移行できるため、ユーザーが戸惑うことがない。更に、タッチパネルの場合もボタンの位置がずれないため、ユーザーが誤操作する心配がない。即ち、正しい表示位置及び大きさでオンスクリーン表示用の情報をオンスクリーン表示することが可能となる。
なお、一般的なビデオカメラでは、ビットマップメモリはビットマップ表示回路によってNTSCでは1/60秒おき、PALでは1/50秒おきに走査されてモニタに出力を行う。ベクトル表示方式のような描画処理に時間のかかる表示方式を用いた場合、描画途中のビットマップメモリがビットマップ表示回路に読み出されてしまい、図6に示すようにちらついているように見えることがある。
これを解決するには、2つのビットマップメモリを持ち、ビットマップ表示回路による読み出しを双方の領域から交互に行うダブルバッファリングが有効である。この場合、例えばCPUが有する表示マイコンにより一方のビットマップメモリに書き込みが行われているときには、ビットマップ表示回路はもう一方のビットマップメモリから読み出しを行うため、図7に示すようにちらつきは起きない。読み書きするビットマップメモリの切り換えは走査と走査の間のブランキング期間内に行われ、一方のビットマップメモリの読み出し中に切り換えられることはない。このダブルバッファリングの手法は、特にCPUの処理能力が小さかったり、CPUからRAMへのアクセス速度が遅かったりする環境において有効である。本実施の形態のデジタルカメラにおいてこのようなダブルバッファリングの手法を用いるのも有効である。
また、本実施の形態では、表示データをベクトル表示方式で生成する例を説明したが、ベクトル表示方式の代わりに表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式を用いても同等の効果が実現できる。
また、本実施の形態で説明したデジタルカメラは、本発明の表示制御装置を含むものである。また、以上の説明においては、アスペクト比を「16:9」と「4:3」としたが、画面上における画像の縦横比率がこれら以外でもよく、2種類以上(複数種類)の縦横比率の映像がある場合でも、本発明を用いることができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態に係るデジタルカメラは第1の実施の形態と同様の処理を行うが、ベクトル表示のレンダリングをハードウェアで行う。図8は、本発明の第2の実施の形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。なお、第1の実施の形態と同じ構成要素については同符号で示す。
図8に示すCPU101は、モード選択スイッチ102、メニューキー103、選択キー104及び実行キー105等のキー群の入力を元にシステム全体の動作をコントロールする。CPU101はまたFlashROM106上から表示制御プログラム107を読み出し、このプログラムを実行する。そしてFlashROM106上のベクトルイメージ109やベクトルフォント110のデータをベクトル表示エンジン801に渡す。ベクトル表示エンジン801は受け取ったベクトルデータをビットマップメモリ111上にレンダリングし、ビットマップ表示画面のイメージを作成する。この画面イメージはビットマップ表示回路112に読み出され、ビットマップ合成回路115へ渡される。ビットマップ合成回路115、カメラ部113、レコーダ部114、DV圧縮回路117及び記録アンプ118とカセットテープ119の構成は図1と同様である。
以上のような第2の実施の形態の構成において図5で説明した処理と同様の処理を行うことで、第2の実施の形態に係るデジタルカメラにおいても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態では、HDVビデオカメラでHDV映像をハイビジョン対応モニタにコンポーネント端子で「480i」で出力している場合において、出力を「1080i」に切り換えたときの本発明の効果を記す。
図9は、本実施の形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、特にベクトル表示方式によるレンダリングをソフトウェアで行う場合の構成を示す。
図9に示すCPU901は、モード選択スイッチ902、メニューキー903、選択キー904及び実行キー905等のキー群の入力を元にシステム全体の動作をコントロールする。CPU101はまた、FlashROM906上から表示制御プログラム907及びベクトル表示プログラム908を読み出し、これらプログラムを実行する。そして、FlashROM906上のベクトルイメージ909やベクトルフォント910をビットマップメモリ911上にレンダリングし、ビットマップ表示画面のイメージを作成(生成)する。
CPU101によって作成された画面イメージは、ビットマップ表示回路912に読み出され、ビットマップ合成回路916へ渡される。一方、カメラ部913から入力された映像信号は、レコーダ部914を経由してHDV圧縮回路918により圧縮され、更に記録アンプ919を介してカセットテープ920に書き込まれる。
またCPU101によって作成された画面イメージはコンポーネント端子917に対しては、「480i」で出力する場合はレコーダ部914内で映像信号をダウンコンバータ915によってダウンコンバートして、ビットマップ合成回路916へ送る。「1080i」で出力する場合は、映像をダウンコンバートせずにビットマップ合成回路916に渡す。ビットマップ合成回路916は映像信号をビットマップ画面イメージとオンスクリーン合成し、コンポーネント端子917へ出力する(本発明でいう映像出力手段の一処理例に対応する)。
ところで、「480i」で出力する場合、映像信号の解像度は「720×480」なので、ビットマップメモリ911の解像度が「720×240」である場合、ビットマップ合成回路916はビットマップ信号を縦方向に2倍換算する。即ち「720×480」相当の解像度として映像信号と合成する。また「1080i」で出力する場合は、映像信号の解像度は「1440×1080」であるので、ビットマップメモリ911の解像度が同じく「720×240」である場合、ビットマップ合成回路916はビットマップ信号を縦方向に4倍、横方向に2倍換算する。即ち「1440×960」相当の解像度として映像信号と合成する。このときビットマップ信号の縦方向の解像度は映像信号のそれよりも小さいため、オンスクリーン表示には映像の上下端に帯状の余白ができてしまう。
図10は、本実施の形態に係るデジタルカメラが出力するコンポーネント出力信号の描画状態を示す図である。なお、この例ではコンポーネント出力信号の出力先となる表示装置の表示画面をアスペクト比「16:9」の画面を想定している。コンポーネント出力信号が「480i」であるときは、図10(a)、(c)のようにビットマップ表示が画面全体をカバーする。ここでコンポーネント出力信号を「1080i」に切り換えると、ビットマップ表示は縦方向の解像度が960ラインしかないため、図10(b)に示すように1080ラインの映像の上下に帯状の余白(1022)を残して描画される。
従来の通常のビットマップ表示方式でオンスクリーン表示を行っている場合、このときオンスクリーン表示はビットマップ領域の縦方向の拡大率、即ち0.89倍だけ縦方向に拡大(縮小)されてしまう(例えば、円形イメージ1011、1012を参照)。その結果、文字や図形が縦方向に潰れて見えてしまうだけでなく、オンスクリーン表示で正円や正方形を表現していた場合、正しい表示ができなくなってしまう。また、オンスクリーン表示による文字や図形の表示位置がずれてしまい、ユーザーを戸惑わせる恐れがある。
そこで、本実施の形態に係るビデオカメラでは、ベクトル表示方式によるオンスクリーン表示全体が、映像方式が切り換わると同時に縦方向に拡大され再描画されるようにする(図10(d)を参照のこと)。このときの拡大率は、オンスクリーン表示領域の縦方向の拡大(縮小)を打ち消す比率、即ち縦方向に1/0.89(1/960÷1080)倍である。
図11は、本実施の形態に係るデジタルカメラにおいて上述したように信号方式が切り換えられた際の処理を説明するフローチャートである。なお、以下の説明では信号方式Aが信号方式Bに変更するといった表現を用いているが、この信号方式とは、本説明においては映像信号方式のことであり、例えば信号方式「480i」から「1080i」に切り換える等を意味する。
まずステップS1101において、CPU101は、オンスクリーン表示の解像度(X,Y)を取得する。これは信号方式によらない定数値である。
次にステップS1102、S1103において、CPU101は、現在の信号方式Aにおいてオンスクリーン表示可能な領域Waと、映像方式Aから移行可能な信号方式Bにおいてオンスクリーン表示可能な領域Wbを取得する。図11の例では、領域Waはアスペクト比「16:9」の表示画面の全体であり、領域Wbは「16:9」の表示画面のうち1022に示した余白(オンスクリーン表示不可領域)を除いた領域である。
次にステップS1104において、CPU101は、「S⊆WaかつS⊆Wb」を満たす領域S内の、所望のビットマップ座標(Sx0,Sy0)を原点とみなしてオンスクリーン表示をする。
次にステップS1105において、CPU101は信号方式がAからBへ変更されたか否かを監視し、変更されるとステップS1106においてまずオンスクリーン表示をいったん消去する。
次にステップS1107において、CPU101は、オンスクリーン表示可能な領域Waに対するWbの拡大率又は縮小率(Rx,Ry)、即ち、信号方式「480i」と「1080i」の映像間におけるオンスクリーン表示の大きさの変化を取得する。
次にステップS1108において、CPU101は、領域S内にビットマップ座標(Sx0,Sy0)に基づき決定するビットマップ座標(Sx1,Sy1)を原点として、縦横の拡大率又は縮小率(1/Rx,1/Ry)でオンスクリーン表示を行う。以上のような処理により、図10(d)示した表示状態、即ち、信号方式を切り換える前のオンスクリーン表示が切り換え後のオンスクリーン表示と画面上において同じ位置及び大きさで一定である状態が実現される。なお、このときのビットマップ座標ビットマップ座標(Sx1,Sy1)は上記の式1で表される。
以上のように処理することで、本実施の形態に係るデジタルカメラでは、文字や図形が横方向に間延びせず、切り換え前と同様に表示される。また、正円や正方形も正しい比率で表示される。また、文字や図形の表示位置が切り換え前とずれずに移行できるため、ユーザーが戸惑うことがない。更に、タッチパネルの場合もボタンの位置がずれないため、ユーザーが誤操作する心配がない。即ち、正しい表示位置及び大きさでオンスクリーン表示用の情報をオンスクリーン表示することが可能となる。
なお、本実施の形態では、表示データをベクトル表示方式で生成する例を説明したが、ベクトル表示方式の代わりに表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式を用いても同等の効果が実現できる。
また、本実施の形態で説明したデジタルカメラは、本発明の映像出力装置を含むものである。また、以上の説明においては、信号方式を「480i」と「1080i」としたが、画面上における画像の信号方式がこれら以外でもよく、2種類以上(複数種類)の信号方式の映像がある場合でも、本発明を用いることができる。
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態を説明する。本実施の形態に係るデジタルカメラは第3の実施の形態と同様の処理を行うが、ベクトル表示のレンダリングをハードウェアで行う。図12は、本発明の第4の実施の形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。なお、第3の実施の形態と同じ構成要素については同符号で示す。
図12に示すCPU901は、モード選択スイッチ902、メニューキー903、選択キー904及び実行キー905等のキー群の入力を元にシステム全体の動作をコントロールする。CPU901はまた、FlashROM906上から表示制御プログラム907を読み出し、このプログラムを実行する。そして、FlashROM906上のベクトルイメージ909やベクトルフォント910のデータをベクトル表示エンジン1201に渡す。ベクトル表示エンジン1201は受け取ったベクトルデータをビットマップメモリ911上にレンダリングし、ビットマップ表示画面のイメージを作成する。この画面イメージはビットマップ表示回路912に読み出され、ビットマップ合成回路916へ渡される。ビットマップ合成回路916、カメラ部913、レコーダ部914、HDV圧縮回路918、記録アンプ919及びカセットテープ920の構成は図9と同様である。
以上のような第4の実施の形態の構成において図11で説明した処理と同様の処理を行うことで、第4の実施の形態に係るデジタルカメラにおいても第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明を実現するために、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記憶媒体を用いても良い。この場合には記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって本発明の目的が達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。この場合には、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行ってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 従来のビットマップ表示方式によるレンダリングを説明する図である。 ベクトル表示方式によるレンダリングを説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラからの映像信号を表示するLCDパネルの描画状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラにおいて映像方式が切り換えられた際の処理を説明するフローチャートである。 一般的なビデオカメラにおいてシングルバッファを用いた場合の描画を説明する図である。 一般的なビデオカメラにおいてダブルバッファを用いた場合の描画を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラからの映像信号に基づく描画状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラにおいて信号方式が切り換えられた際の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
符号の説明
101、901 CPU
106、906 FlashROM
107、907 表示制御プログラム
108、908 ベクトル表示プログラム
109、909 ベクトルイメージ
110、910 ベクトルフォント
111、911 ビットマップメモリ
112、912 ビットマップ表示回路
113、913 カメラ部
114、914 レコーダ部
115、915 ビットマップ合成回路
116、916 LCDパネル
801、1201 ベクトル表示エンジン

Claims (15)

  1. 表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、
    前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを映像に重畳するオンスクリーン表示合成手段と、
    前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を表示可能であるとともに、画面の上下左右側に位置する領域の少なくともいずれかを映像を表示しない領域とすることにより映像のアスペクト比を切り換えて表示することが可能な表示手段と、
    映像のアスペクト比に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記表示手段に表示する制御手段とを備えたことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御手段は、2種類以上のアスペクト比の映像間における前記表示データのアスペクト比に応じた表示位置及び大きさの変化を演算し、2種類以上のアスペクト比の映像間における前記表示データの画面上の表示位置及び大きさが常に一定となるように調整することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 表示する映像を連続的に切り換えることが可能な映像切り換え手段を有し、
    前記制御手段は、前記映像切り換え手段による切り換え前の映像と切り換え後の映像のアスペクト比が異なる場合に、これら映像における前記表示データの表示位置及び大きさを、アスペクト比の変化に基づいて調整することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. アスペクト比の異なる複数種類の映像を再生することが可能な再生手段を有し、
    前記オンスクリーン表示合成手段は、前記再生手段が再生する映像に前記表示データを重畳することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. アスペクト比の異なる複数種類の映像を撮影することが可能な撮像手段を有し、
    前記オンスクリーン表示合成手段は、前記撮像手段が撮影した映像に前記表示データを重畳することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、
    前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを、複数の信号方式の映像に重畳することが可能なオンスクリーン表示合成手段と、
    前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を、複数の信号方式で出力することが可能な映像出力手段と、
    映像の信号方式に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記映像出力手段により出力する制御手段とを備えたことを特徴とする映像出力装置。
  7. 前記制御手段は、2種類以上の異なる信号方式の映像間における前記表示データの信号方式に応じた表示位置及び大きさの変化を演算し、2種類以上の信号方式の映像間における前記表示データの画面上の表示位置及び大きさが常に一定となるように調整することを特徴とする請求項6に記載の映像出力装置。
  8. 出力する映像を連続的に切り換えることが可能な映像切り換え手段を有し、
    前記制御手段は、前記映像切り換え手段による切り換え前の映像と切り換え後の映像の信号方式が異なる場合に、これら映像における前記表示データの表示位置及び大きさを、信号方式の変化に基づいて調整することを特徴とする請求項6に記載の映像出力装置。
  9. 信号方式の異なる複数種類の映像を再生することが可能な再生手段を有し、
    前記オンスクリーン表示合成手段は、前記再生手段が再生する映像に前記表示データを重畳することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の映像出力装置。
  10. 信号方式の異なる複数種類の映像を撮影することが可能な撮像手段を有し、
    前記オンスクリーン表示合成手段は前記撮像手段が撮影した映像に前記表示データを重畳することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の映像出力装置。
  11. 請求項1〜5のいずれか1項に記載した表示制御装置又は請求項6〜10のいずれか1項に記載した映像出力装置を有することを特徴とする撮像装置。
  12. 表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを映像に重畳するオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を表示可能であるとともに、画面の上下左右側に位置する領域の少なくともいずれかを映像を表示しない領域とすることにより映像のアスペクト比を切り換えて表示することが可能な表示手段とを備えた表示制御装置の表示制御方法であって、
    映像のアスペクト比に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段によりに重畳して前記表示手段に表示するステップを有することを特徴とする表示制御方法。
  13. 表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを、複数の信号方式の映像に重畳することが可能なオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を、複数の信号方式で出力することが可能な映像出力手段とを備えた映像出力装置の映像出力方法であって、
    映像の信号方式に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記映像出力手段により出力するステップを有することを特徴とする映像出力方法。
  14. 表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを映像に重畳するオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を表示可能であるとともに、画面の上下左右側に位置する領域の少なくともいずれかを映像を表示しない領域とすることにより映像のアスペクト比を切り換えて表示することが可能な表示手段とを備えた表示制御装置の表示制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    映像のアスペクト比に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記表示手段に表示するステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 表示要素の拡大縮小機能を有するビットマップ表示方式又はベクトル表示方式によって表示データを生成する表示データ生成手段と、前記表示データ生成手段により生成した前記表示データを、複数の信号方式の映像に重畳することが可能なオンスクリーン表示合成手段と、前記オンスクリーン表示合成手段により合成された映像を、複数の信号方式で出力することが可能な映像出力手段とを備えた映像出力装置の映像出力をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    映像の信号方式に応じて表示位置及び大きさを調整して前記表示データを前記表示データ生成手段により生成し、前記オンスクリーン表示合成手段により重畳して前記映像出力手段により出力するステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2018066925A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 日本アビオニクス株式会社 マルチレイヤ画像合成装置

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