JP2012194226A - プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012194226A
JP2012194226A JP2011056263A JP2011056263A JP2012194226A JP 2012194226 A JP2012194226 A JP 2012194226A JP 2011056263 A JP2011056263 A JP 2011056263A JP 2011056263 A JP2011056263 A JP 2011056263A JP 2012194226 A JP2012194226 A JP 2012194226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjustment value
aspect ratio
lens
unit
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011056263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5644600B2 (ja
Inventor
Shunji Maruyama
俊司 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2011056263A priority Critical patent/JP5644600B2/ja
Priority to US13/414,148 priority patent/US9033520B2/en
Priority to CN201210067398.1A priority patent/CN102681309B/zh
Publication of JP2012194226A publication Critical patent/JP2012194226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5644600B2 publication Critical patent/JP5644600B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/142Adjusting of projection optics
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/53Means for automatic focusing, e.g. to compensate thermal effects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/234Processing of video elementary streams, e.g. splicing of video streams, manipulating MPEG-4 scene graphs
    • H04N21/2343Processing of video elementary streams, e.g. splicing of video streams, manipulating MPEG-4 scene graphs involving reformatting operations of video signals for distribution or compliance with end-user requests or end-user device requirements
    • H04N21/234363Processing of video elementary streams, e.g. splicing of video streams, manipulating MPEG-4 scene graphs involving reformatting operations of video signals for distribution or compliance with end-user requests or end-user device requirements by altering the spatial resolution, e.g. for clients with a lower screen resolution
    • H04N21/234372Processing of video elementary streams, e.g. splicing of video streams, manipulating MPEG-4 scene graphs involving reformatting operations of video signals for distribution or compliance with end-user requests or end-user device requirements by altering the spatial resolution, e.g. for clients with a lower screen resolution for performing aspect ratio conversion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/2628Alteration of picture size, shape, position or orientation, e.g. zooming, rotation, rolling, perspective, translation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/317Convergence or focusing systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0046Movement of one or more optical elements for zooming

Abstract

【課題】レンズ調整を簡易に行うことができるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1は、投写レンズ13に対して所定の調整動作を行うレンズ調整機構(フォーカス調整機構131、ズーム調整機構132、レンズシフト調整機構133)と、所定の調整動作を行わせるためのレンズ調整値を、画像信号のアスペクト比の種別と関連付けて記憶する調整値記憶部22と、入力端子30aに入力されている画像信号のアスペクト比を信号アスペクト比として認識する信号アスペクト比認識部(信号解析部32)と、信号アスペクト比認識部が認識した信号アスペクト比の種別に対応したレンズ調整値を、調整値記憶部22から選択する調整値選択部(制御部20)と、調整値選択部が選択したレンズ調整値に基づいたレンズ調整動作を、レンズ調整機構に行わせる調整制御部(フォーカス制御部24、ズーム制御部25、レンズシフト制御部26)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法に関する。
近年、ズームやフォーカス、レンズシフト等の光学系(レンズ)の調整機構を備えたプロジェクターが知られている。特許文献1には、ズーム、フォーカス、レンズシフト等の光学系の調整に関する複数のパラメーターセット(レンズ調整値)をメモリーに記憶し、その中から所望のものを選択させ、選択されたパラメーターセットの各パラメーターに応じて光学系の調整を行うプロジェクター制御装置が開示されている。このようなプロジェクターは、プロジェクターを固定して設置し、投写画像に応じて複数のスクリーンを切り替えて使う態様の場合に有益である。例えば、画像信号(入力画像)には、アスペクト比が4:3や16:9のものがあるため、スクリーンも画像信号に対応して、4:3や16:9等の種類がある。このようにスクリーンの種類を切り替えて使用する場合には、スクリーンの切り替えにより発生する表示位置のずれを、パラメーターセットを変更してレンズ位置調整することで補正することが可能である。
特開2003−295321号公報
しかしながら、従来のプロジェクターでは、メモリーに記憶されているレンズ調整値(パラメーターセット)を確認することができない場合があった。つまり、メモリーにどのようなレンズ調整値を記憶させたかを、ユーザーが覚えておく必要があった。しかし、レンズ調整値をユーザーが覚えておくのは困難であるため、レンズ調整値を簡易に選択して、光学系の調整を行うことができるプロジェクターが求められていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光源と、前記光源から射出された光を、画像信号に応じて画像光に変調する光変調装置と、前記光変調装置で変調された前記画像光を投写する投写レンズと、前記投写レンズに対して所定の調整動作を行うレンズ調整機構と、前記レンズ調整機構に前記所定の調整動作を行わせるためのレンズ調整値を、前記画像信号のアスペクト比の種別に関連付けて記憶する調整値記憶部と、前記画像信号を入力する入力端子を備える入力端子部と、前記入力端子に入力されている前記画像信号のアスペクト比を信号アスペクト比として認識する信号アスペクト比認識部と、前記信号アスペクト比認識部が認識した前記信号アスペクト比の種別に対応した前記レンズ調整値を、前記調整値記憶部から選択する調整値選択部と、前記調整値選択部が選択した前記レンズ調整値に基づいたレンズ調整動作を、前記レンズ調整機構に行わせる調整制御部と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、レンズ調整機構は、投写レンズに対して所定の調整動作を行う。調整値記憶部は、レンズ調整値を画像信号のアスペクト比の種別に関連付けて記憶する。信号アスペクト比認識部は、入力されている画像信号の信号アスペクト比を認識する。調整値選択部は、入力されている画像信号の信号アスペクト比に対応したレンズ調整値を、調整値記憶部から選択する。そして、調整制御部は、選択したレンズ調整値に基づいたレンズ調整動作をレンズ調整機構に行わせる。これにより、プロジェクターは、入力されている画像信号の信号アスペクト比の種別に対応してレンズ調整動作を行うため、レンズ調整のためのユーザー操作を簡易化することができる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記レンズ調整機構による前記所定の調整動作は、焦点調整のためのフォーカス調整動作、投写画角を調整するズーム調整動作、および、前記投写レンズを移動させることによって画像の投写位置を調整するレンズシフト調整動作のうちの少なくとも1つとすることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、所定の調整動作は、フォーカス調整動作、ズーム調整動作、および、レンズシフト調整動作のうちの少なくとも1つとする。これにより、プロジェクターは、入力されている画像信号の信号アスペクト比に対応したレンズ調整値に基づいたフォーカス調整動作、ズーム調整動作、レンズシフト調整動作を行うため、レンズ調整のためのユーザー操作を簡易化することができる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記調整値記憶部は、前記画像信号のアスペクト比の種別に加え、前記入力端子の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶し、前記調整値選択部は、前記信号アスペクト比の種別および前記入力端子の種別に対応した前記レンズ調整値を、前記調整値記憶部から選択することを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、調整値記憶部は、レンズ調整値を画像信号のアスペクト比の種別および入力端子の種別に関連付けて記憶する。そして、調整値選択部は、画像信号のアスペクト比の種別および入力端子の種別に対応したレンズ調整値を選択する。これにより、プロジェクターは、入力されている画像信号の信号アスペクト比の種別および入力端子の種別に対応してレンズ調整動作を行うため、レンズ調整のためのユーザー操作を簡易化することができる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記投写レンズが投写する前記画像光のアスペクト比として選択可能な選択アスペクト比の中から1つを選択させるアスペクト比選択部と、前記入力端子に入力されている前記画像信号に基づく画像を、前記アスペクト比選択部によって選択された前記選択アスペクト比となるように変換する画像アスペクト比変換部と、前記選択可能な選択アスペクト比の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶する選択アスペクト比対応調整値記憶部をさらに有し、前記アスペクト比選択部によって前記選択アスペクト比が選択された場合、前記調整値選択部は、前記選択アスペクト比に対応した前記レンズ調整値を、前記選択アスペクト比対応調整値記憶部から選択することを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、アスペクト比選択部は、ユーザーに投写レンズが投写する画像光のアスペクト比(選択アスペクト比)を選択させる。画像アスペクト比変換部は、選択アスペクト比になるように画像変換を行う。選択アスペクト比対応調整値記憶部は、選択可能な選択アスペクト比の種別に関連付けてレンズ調整値を記憶する。そして、アスペクト比選択部によって選択アスペクト比が選択された場合、調整値選択部は、選択アスペクト比に対応したレンズ調整値を選択アスペクト比対応調整値記憶部から選択する。これにより、プロジェクターは、選択された選択アスペクト比に対応してレンズ調整動作を行うため、レンズ調整のためのユーザー操作を簡易化することができる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記調整値記憶部に前記レンズ調整値を前記アスペクト比の種別に関連付けて記憶させる記憶制御部をさらに備え、前記記憶制御部は、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させるときに、その時点で前記入力端子に入力されている前記画像信号の信号アスペクト比の種別に関連付けて記憶させることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、記憶制御部は、調整値記憶部にレンズ調整値を記憶させるときに、その時点で入力端子に入力されている画像信号の信号アスペクト比の種別に関連付けて記憶させる。これにより、調整を行っている画像信号のアスペクト比と関連付けてレンズ調整値が記憶されるため、ユーザーは調整操作を戸惑うことなく行うことができる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記調整値記憶部に前記レンズ調整値を前記アスペクト比の種別に関連付けて記憶させる記憶制御部と、操作を受け付ける操作受付部と、をさらに備え、前記操作受付部が、前記レンズ調整値を関連付けて記憶させるための前記アスペクト比の種別の選択操作を受け付けると、前記記憶制御部は、選択されたアスペクト比の種別に関連付けて、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、レンズ調整値を関連付けて記憶させるためのアスペクト比の種別の選択を受け付けると、記憶制御部は、選択されたアスペクト比の種別に関連付けてレンズ調整値を調整値記憶部に記憶させる。これにより、レンズ調整値を所望のアスペクト比と関連付けて記憶させることができるので、ユーザーの利便性が向上する。
[適用例7]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記調整値記憶部に、前記画像信号のアスペクト比の種別に加え、前記入力端子の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶させる記憶制御部をさらに備え、前記記憶制御部は、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させるときに、その時点で前記入力端子に入力されている前記画像信号の信号アスペクト比の種別および前記入力端子の種別に関連付けて記憶させることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、記憶制御部は、調整値記憶部にレンズ調整値を記憶させるときに、その時点で入力端子に入力されている画像信号の信号アスペクト比の種別および入力端子の種別に関連付けて記憶させる。これにより、レンズ調整値が、調整を行っている画像信号のアスペクト比および入力端子に関連付けて記憶されるため、ユーザーは調整操作を戸惑うことなく行うことが可能になる。
[適用例8]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記調整値記憶部に、前記画像信号の前記アスペクト比の種別に加え、前記入力端子の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶させる記憶制御部と、操作を受け付ける操作受付部と、をさらに備え、前記操作受付部が、前記レンズ調整値を関連付けて記憶させるための前記アスペクト比の種別および前記入力端子の種別の選択操作を受け付けると、前記記憶制御部は、選択されたアスペクト比の種別および入力端子の種別に関連付けて、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、レンズ調整値を関連付けて記憶させるためのアスペクト比の種別および入力端子の種別の選択を受け付けると、記憶制御部は、選択されたアスペクト比の種別および入力端子の種別に関連付けて、レンズ調整値を調整値記憶部に記憶させる。これにより、レンズ調整値を所望のアスペクト比および入力端子と関連付けて記憶させることができるので、ユーザーの利便性が向上する。
[適用例9]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記選択アスペクト比対応調整値記憶部に前記レンズ調整値を前記選択アスペクト比の種別と関連付けて記憶させる選択記憶制御部と、操作を受け付ける操作受付部と、をさらに備え、前記操作受付部が、前記レンズ調整値を関連付けて記憶させるための前記選択アスペクト比の種別の選択操作を受け付けると、前記選択記憶制御部は、選択された選択アスペクト比の種別に関連付けて、前記レンズ調整値を前記選択アスペクト比対応調整値記憶部に記憶させることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、記憶制御部は、レンズ調整値を関連付けて記憶させるための選択アスペクト比の種別の選択を受け付け、選択された選択アスペクト比の種別に関連付けてレンズ調整値を調整値記憶部に記憶させる。これにより、レンズ調整値を所望の選択アスペクト比と関連付けて記憶させることができるので、ユーザーの利便性が向上する。
[適用例10]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、光源と、前記光源から射出された光を、画像信号に応じて画像光に変調する光変調装置と、前記光変調装置で変調された前記画像光を投写する投写レンズと、前記投写レンズに対して所定の調整動作を行うレンズ調整機構と、前記レンズ調整機構に前記所定の調整動作を行わせるためのレンズ調整値を、前記画像信号のアスペクト比の種別と関連付けて記憶する調整値記憶部と、前記画像信号を入力する入力端子を備える入力端子部と、を有するプロジェクターの制御方法であって、前記入力端子に入力されている前記画像信号のアスペクト比を信号アスペクト比として認識する信号アスペクト比認識ステップと、前記信号アスペクト比認識ステップによって認識された前記信号アスペクト比の種別に対応した前記レンズ調整値を、前記調整値記憶部から選択する調整値選択ステップと、前記調整値選択ステップによって選択された前記レンズ調整値に基づいたレンズ調整動作を、前記レンズ調整機構に行わせる調整制御ステップと、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターの制御方法によれば、プロジェクターは、入力されている画像信号の信号アスペクト比の種別に対応してレンズ調整動作を行うため、レンズ調整のためのユーザー操作を簡易化することができる。
また、上述したプロジェクターおよびその制御方法がプロジェクターに備えられたコンピューターを用いて構築されている場合には、上記形態および上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、あるいは当該プログラムを前記コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやハードディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray Disc(登録商標)、光磁気ディスク、不揮発性メモリーカード、プロジェクターの内部記憶装置(RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の半導体メモリー)、及び外部記憶装置(USB(Universal Serial Bus)メモリー等)等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
第1の実施形態に係るプロジェクターの回路構成を示すブロック図。 調整値記憶部の説明図。 レンズ調整値設定画面の説明図。 画像信号に変化があった際に行うレンズ調整処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る調整値記憶部の説明図。 レンズ調整値設定画面の説明図。 画像信号に変化があった際に行うレンズ調整処理のフローチャート。 第3の実施形態に係るプロジェクターの回路構成を示すブロック図。 選択アスペクト比対応調整値記憶部の説明図。 レンズ調整値設定画面の説明図。 選択アスペクト比の種別が切り替えられた際に行うレンズ調整処理のフローチャート。
以下、実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、入力されている画像信号のアスペクト比(信号アスペクト比)が変更されたときに、その信号アスペクト比に対応したレンズ調整値に基づいてレンズ調整動作を行うプロジェクターについて説明する。
図1は、第1の実施形態に係るプロジェクターの回路構成を示すブロック図である。図1を使用して、プロジェクター1の内部構成について説明する。
プロジェクター1は、画像投写部10、制御部20、操作受付部21、調整値記憶部22、光源制御部23、フォーカス制御部24、ズーム制御部25、レンズシフト制御部26、入力端子部30、入力選択部31、信号解析部32、画像処理部33、OSD(オンスクリーンディスプレイ)処理部34等を備えている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14、フォーカス調整機構131、ズーム調整機構132、レンズシフト調整機構133等を含んでいる。画像投写部10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像光を形成し、この画像光を投写レンズ13から投写してスクリーンSC1またはSC2等に表示する。ここで、本実施形態では、スクリーンSC1は、アスペクト比が4:3用のスクリーンとし、スクリーンSC2は、アスペクト比が16:9用のスクリーンとする。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3色である赤色R、緑色G、青色Bの各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリクス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像が色光毎に形成される。形成された各色の画像は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像となった後、投写レンズ13から投写される。
投写レンズ13は、フォーカスレンズ13aを有しており、フォーカスレンズ13aの位置を移動することで焦点調整(フォーカス調整)を可能としている。また、投写レンズ13は、ズームレンズ13bを有しており、ズーム状態を変更することで投写画角の調整を可能としている。
フォーカス調整機構131は、モーターおよびギヤ等により構成され、フォーカス制御部24からの制御に基づいて、フォーカスレンズ13aを駆動(移動)し、フォーカス調整を行う。また、フォーカス調整機構131は、フォーカスレンズ13aの位置をフォーカス調整値(フォーカス量)として検出する。そして、検出結果であるフォーカス調整値をフォーカス制御部24に出力する。本実施形態では、フォーカス調整値を検出する方法としては、フォーカスレンズ13aの変化量をエンコーダー等によって検出する。なお、フォーカス調整値を検出する他の方法としては、フォーカス調整機構131のモーターをステッピングモーターとし、そのステッピングモーターのステップ数に基づいて検出するようにしてもよい。
ズーム調整機構132は、モーターおよびギヤ等により構成され、ズーム制御部25からの制御に基づいて、ズームレンズ13bを駆動(移動)し、ズーム調整を行う。また、ズーム調整機構132は、ズームレンズ13bのズーム状態をズーム調整値(ズーム量)として検出する。そして、検出結果であるズーム調整値をズーム制御部25に出力する。本実施形態では、ズーム調整値を検出する方法としては、ズームレンズ13bの変化量をエンコーダー等によって検出する。なお、ズーム調整値を検出する他の方法としては、ズーム調整機構132のモーターをステッピングモーターとし、そのステッピングモーターのステップ数に基づいて検出するようにしてもよい。
レンズシフト調整機構133は、投写レンズ13を移動させるモーターおよびギヤ等により構成され、レンズシフト制御部26からの制御に基づいて、投写レンズ13を移動させ、これにより投写画像の投写位置を変更する。また、レンズシフト調整機構133は、投写レンズ13のレンズシフト状態をレンズシフト調整値(レンズシフト量)として検出する。そして、検出結果であるレンズシフト調整値をレンズシフト制御部26に出力する。本実施形態では、レンズシフト調整値を検出する方法としては、投写レンズ13の位置変化量をエンコーダー等によって検出する。なお、レンズシフト調整値を検出する他の方法としては、レンズシフト調整機構133のモーターをステッピングモーターとし、そのステッピングモーターのステップ数に基づいて検出するようにしてもよい。
上述したフォーカス調整機構131、ズーム調整機構132、およびレンズシフト調整機構133がレンズ調整機構に相当する。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、各種データの一時記憶等に用いられるRAM、および、マスクROMやフラッシュメモリー、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリー等(いずれも図示せず)を備え、コンピューターとして機能するものである。制御部20は、CPUが不揮発性のメモリーに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクター1の動作を統括制御する。
操作受付部21は、ユーザーからの入力操作を受け付けるものであり、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。操作受付部21が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー、入力された画像信号を切り替えるための入力切替キー、フォーカス調整を行うためのフォーカス調整キー、ズーム調整を行うためのズーム調整キー、レンズシフト調整を行うためのレンズシフト調整キー、投写する画像光のアスペクト比を切り替えるための投写アスペクト比切替キー、各種設定を行うためのメニュー画面の表示・非表示を切り替えるメニューキー、メニュー画面におけるカーソルの移動等に用いられるカーソルキー、各種設定を決定するための決定キー等がある。ユーザーが操作受付部21の各種操作キーを操作(押下)すると、操作受付部21は、この入力操作を受け付けて、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。
なお、操作受付部21として、遠隔操作が可能なリモコン(図示せず)を用いた構成としてもよい。この場合、リモコンは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発信し、図示しないリモコン信号受信部がこれを受信して制御部20に伝達する。
調整値記憶部22は、不揮発性のメモリーからなり、画像信号の信号アスペクト比に対応付けられたフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値を記憶する。調整値記憶部22に対するフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値の書き込みは、制御部20が行う。また、記憶されたフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値は、制御部20によって読み出される。
ここで、調整値記憶部22について説明する。
図2は、調整値記憶部22の説明図である。図2に示すように、調整値記憶部22は、信号アスペクト比の種別に対応したレンズ調整値として、フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値を記憶する。本実施形態のプロジェクター1では、信号アスペクト比の種別として、「4:3」および「16:9」を備えている。そして、それぞれの信号アスペクト比の種別に対応したフォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値が記憶されている。なお、信号アスペクト比の種別はこれらに限定するものではなく、その他の信号アスペクト比の種別に対応してもよい。そして、調整値記憶部22は、その他の信号アスペクト比の種別に対応するレンズ調整値を記憶してもよい。
ここで、レンズ調整値を信号アスペクト比の種別に関連付けて調整値記憶部22に記憶させるための設定画面について説明する。
図3は、レンズ調整値を信号アスペクト比の種別に関連付けて設定させるためのレンズ調整値設定画面の説明図である。レンズ調整値設定画面M1は、ユーザーが操作受付部21に備わるメニューキーを押下して、所定の操作を行うことにより表示される。本実施形態では、レンズ調整値設定画面M1は、OSD表示とし、制御部20が後述するOSD処理部34に指示を行って表示させる。
図3に示すように、レンズ調整値設定画面M1の最上部には、レンズ調整値設定画面であることを示す「レンズ調整値設定」の文字列が表示されている。その下には、レンズ調整値を関連付ける信号アスペクト比の選択を促すための「現在のレンズ調整値を関連付ける入力信号のアスペクト比を選択してください。」の文字列が表示されている。さらに、画面中央には、「入力されている信号のアスペクト比」、「4:3」、「16:9」および「レンズ調整値をクリア」の選択肢が表示されている。そして、画面下部には、キー入力手順についての説明が表示されている。
ユーザーが操作受付部21を操作して、画面上で「入力されている信号のアスペクト比」、「4:3」、または「16:9」を選択して、決定キーによって決定すると、制御部20は、現在のレンズ調整値(フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値)を選択されたアスペクト比に関連付けて、調整値記憶部22に記憶させる。このときの操作受付部21および制御部20が記憶制御部に相当する。ここで、「入力されている信号のアスペクト比」とは、現在入力されている画像信号の信号アスペクト比である。なお、本実施形態では、選択肢のデフォルトは「入力されている信号のアスペクト比」とする。また、「レンズ調整値をクリア」が選択されると、制御部20は、調整値記憶部22に記憶されている全てのレンズ調整値を消去(クリア)する。即ちレンズ調整値が記憶されていない状態にする。なお、調整値記憶部22に記憶されているレンズ調整値は、信号アスペクト比毎に消去(クリア)可能としてもよい。例えば、レンズ調整値消去のための画面(図示せず)を表示して、ユーザーに信号アスペクト比を選択させ、選択された信号アスペクト比に関連付けられたレンズ調整値を消去することが可能である。
図1に戻り、光源制御部23は、電源回路(図示せず)で生成された直流電流を交流矩形波電流に変換するインバーター(図示せず)や、光源ランプ11aの電極間の絶縁破壊を行って、光源ランプ11aの始動を促すためのイグナイター(図示せず)等を備えており、制御部20の指示に基づいて光源11の点灯を制御する。具体的には、光源制御部23は、光源11を始動させて所定の電力を供給することにより光源11を点灯させるとともに、電力の供給を停止して光源11を消灯させることができる。また、光源制御部23は、制御部20の指示に基づいて光源11に供給する電力を制御することにより、光源11の輝度(明るさ)を調整することが可能である。
フォーカス制御部24は、制御部20の指示に基づいて、フォーカス調整機構131を制御してフォーカスレンズ13aを移動させ、フォーカス調整を行う。また、フォーカス制御部24は、フォーカス調整機構131からフォーカス調整値を入力し、制御部20に出力する。
ズーム制御部25は、制御部20の指示に基づいて、ズーム調整機構132を制御してズームレンズ13bを移動させ、ズーム調整を行う。また、ズーム制御部25は、ズーム調整機構132からズーム調整値を入力し、制御部20に出力する。
レンズシフト制御部26は、制御部20の指示に基づいて、レンズシフト調整機構133を制御して投写レンズ13を移動させ、レンズシフト調整を行う。また、レンズシフト制御部26は、レンズシフト調整機構133からレンズシフト調整値を入力し、制御部20に出力する。
入力端子部30は、パーソナルコンピューターやビデオ再生装置、メモリーカード、USBストレージ、デジタルカメラ等、図示しない外部の画像供給装置から、各種形式の画像信号を入力可能な複数の入力端子30aを備えている。各入力端子30aに入力された画像信号は、入力選択部31に供給される。
入力選択部31は、複数の入力端子30aのうち、制御部20の指示に基づく1つの入力端子30aを選択して、信号解析部32に出力する。ユーザーが、操作受付部21に備わる入力切替キーを操作して所望の入力端子30aを指定すると、制御部20は、この入力端子30aに入力されている画像信号が、信号解析部32に出力されるよう、入力選択部31に指示をする。なお、ユーザーは、画像信号が入力されていない入力端子30aを選択することも可能である。
信号解析部32は、制御部20の指示に基づいて、入力選択部31から入力される画像信号を解析し、画像処理部33で処理可能な形式の画像情報に変換して、画像処理部33に出力する。ここで、信号解析部32は、入力される画像信号のアスペクト比、即ち信号アスペクト比を認識する。そして、信号解析部32は、信号アスペクト比を制御部20に通知する。このときの信号解析部32が信号アスペクト比認識部に相当する。
画像処理部33は、信号解析部32から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像データに変換する。ここで、変換された画像データは、R,G,Bの色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素から射出する光の強弱(階調)が規定される。また、画像処理部33は、制御部20からの指示に基づき、画像データのアスペクト比の変換を行う。さらに、画像処理部33は、制御部20の指示に基づき、変換した画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、処理後の画像データをOSD処理部34に出力する。
OSD処理部34は、制御部20の指示に基づいて、メニュー画面やメッセージ画面等のOSD画像を、画像処理部33から入力される画像データに重畳する処理を行う。OSD処理部34は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部34は、必要なOSD画像データをOSDメモリーから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部33から入力される画像データにこのOSD画像データを合成する。OSD画像データが合成された画像データは、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部34は、画像処理部33から出力される画像データを、そのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14が、OSD処理部34から入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像データに応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
次に、信号解析部32に入力されている画像信号に変化があった際に、プロジェクター1が行うレンズ調整の動作について説明する。ここで、画像信号の変化とは、画像信号の種別が変更されたり、画像信号の入力が無い状態から有る状態に変更されたり、プロジェクター1が電源投入されて画像信号を認識する場合等を示す。
図4は、プロジェクター1に入力されている画像信号に変化があった際に行うレンズ調整処理のフローチャートである。図4を用いて、画像信号変化時のレンズ調整処理を説明する。
信号解析部32が入力されている画像信号の変化を検出すると、画像信号に基づく信号アスペクト比を認識し、制御部20に通知する(ステップS101)。制御部20は、調整値記憶部22に信号アスペクト比に対応したレンズ調整値が記憶されているか否かを判断する(ステップS102)。
レンズ調整値が記憶されていれば(ステップS102:YES)、制御部20は、調整値記憶部22から、信号アスペクト比に対応したフォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とを取得する(ステップS103)。このときの制御部20が調整値選択部に相当する。
制御部20は、フォーカス制御部24とズーム制御部25とレンズシフト制御部26とに指示を出して、フォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とに応じたレンズ調整動作を行わせる(ステップS104)。即ち、フォーカス制御部24は、取得したフォーカス調整値になるようにフォーカス調整を行い、ズーム制御部25は、取得したズーム調整値になるようにズーム調整を行い、レンズシフト制御部26は、取得したレンズシフト調整値になるようにレンズシフト調整を行う。このときの制御部20、フォーカス制御部24、ズーム制御部25およびレンズシフト制御部26が調整制御部に相当する。そして、画像信号変化時のレンズ調整処理を終了する。
レンズ調整値が記憶されていなければ(ステップS102:NO)、レンズ調整動作を行わずに、画像信号変化時のレンズ調整処理を終了する。
上述した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター1は、入力されている画像信号に変化があった際に、調整値記憶部22から、画像信号の信号アスペクト比に対応したフォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とを取得する。そして、制御部20は、フォーカス制御部24とズーム制御部25とレンズシフト制御部26とに指示を出して、フォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とに応じたレンズ調整動作を行わせる。これにより、ユーザーが画像信号の変更操作を行うことによって、プロジェクター1は、画像信号の信号アスペクト比に対応したレンズ調整動作を行うため、ユーザーは、レンズ調整のための操作を行う必要がない。つまり、ユーザーは、画像信号を変更し、その画像信号に対応したスクリーン(SC1,SC2)に切り替えた場合に、レンズ調整操作を行わなくてもよい。よって、ユーザー操作を簡易化することができる。また、レンズ調整のための時間を短縮することができる。
(2)プロジェクター1は、レンズ調整値設定画面M1を表示して、ユーザーにアスペクト比を選択させる。このとき、「入力されている信号のアスペクト比」が選択されると、その時点で入力されている画像信号の信号アスペクト比と、その時点のレンズ調整値とが関連付けられて調整値記憶部22に記憶される。これにより、ユーザーは、レンズ調整の作業を戸惑うことなく行うことができる。
(3)プロジェクター1は、レンズ調整値設定画面M1を表示して、ユーザーにアスペクト比を選択させる。このとき、「4:3」または「16:9」が選択されると、選択されたアスペクト比と、現在のレンズ調整値が関連付けられて調整値記憶部22に記憶される。これにより、レンズ調整の作業を行っているユーザーは、レンズ調整値を任意のアスペクト比に関連付けて記憶させることが可能になるため、利便性が高い。
(4)プロジェクター1は、信号アスペクト比に対応してレンズ調整値(フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値)を記憶する。これにより、ユーザーは、入力される画像信号の信号アスペクト比に応じてスクリーンSC1,SC2を使い分けることが可能となり、利便性が向上する。また、同じスクリーンに対しても、信号アスペクト比に応じてレンズ調整値を変更して使用することも可能であり、有益である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、入力されている画像信号の信号アスペクト比が変更されたときに、その信号アスペクト比および入力端子30aの種別に対応したレンズ調整値に基づいてレンズ調整動作を行うプロジェクターについて説明する。
第2の実施形態のプロジェクター100の回路構成は、図1に示した第1の実施形態のプロジェクター1と、調整値記憶部22aが異なる。その他の構成部は同様であるため、説明は省略する。
調整値記憶部22aは、不揮発性のメモリーからなり、入力信号の信号アスペクト比の種別および入力端子30aの種別に対応付けられたフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値を記憶する。調整値記憶部22aに対するフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値の書き込みは、制御部20が行う。また、記憶されたフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値は、制御部20によって読み出される。
ここで、調整値記憶部22aについて説明する。
図5は、第2の実施形態に係る調整値記憶部22aの説明図である。図5に示すように、調整値記憶部22aは、入力信号の信号アスペクト比の種別および入力端子30aの種別に対応したレンズ調整値として、フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値を記憶する。本実施形態のプロジェクター100では、信号アスペクト比の種別として、「4:3」および「16:9」を備えている。また、入力端子30aの種別としては、「コンピューター」、「ビデオ」および「HDMI」を備えている。そして、信号アスペクト比および入力端子30aに対応付けられて、フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値が記憶されている。なお、信号アスペクト比の種別はこれらに限定するものではなく、その他の信号アスペクト比の種別に対応してもよい。また、入力端子30aの種別はこれらに限定するものではなく、その他の入力端子30aの種別に対応してもよい。そして、調整値記憶部22aは、その他の信号アスペクト比の種別および入力端子30aの種別に対応付けられたレンズ調整値を記憶してもよい。
ここで、レンズ調整値を信号アスペクト比の種別および入力端子30aの種別に関連付けて調整値記憶部22aに記憶させるための設定画面について説明する。
図6は、レンズ調整値を信号アスペクト比の種別および入力端子30aの種別に関連付けて設定させるためのレンズ調整値設定画面の説明図である。レンズ調整値設定画面M2は、ユーザーが操作受付部21に備わるメニューキーを押下して、所定の操作を行うことにより表示される。本実施形態では、レンズ調整値設定画面M2は、OSD表示とし、制御部20がOSD処理部34に指示を行って表示させる。
図6に示すように、レンズ調整値設定画面M2の最上部には、レンズ調整値設定画面であることを示す「レンズ調整値設定」の文字列が表示されている。その下には、レンズ調整値を関連付ける信号アスペクト比および入力端子30aの選択を促すための「現在のレンズ調整値を関連付ける入力信号のアスペクト比と入力端子を選択してください。」の文字列が表示されている。さらに、画面中央には、「入力されている信号のアスペクト比」、「4:3」および「16:9」の選択肢と、「現在選択中の入力端子」、「コンピューター」、「ビデオ」および「HDMI」の選択肢と、「レンズ調整値をクリア」の選択肢とが表示されている。そして、画面下部には、キー入力手順についての説明が表示されている。
ユーザーが操作受付部21を操作して、レンズ調整値設定画面M2上でアスペクト比および入力端子についてそれぞれ選択して決定すると、制御部20は、現在のレンズ調整値(フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値)を選択された信号アスペクト比および入力端子30aに関連付けて、調整値記憶部22aに記憶させる。このときの操作受付部21および制御部20が記憶制御部に相当する。ここで、「入力されている信号のアスペクト比」とは、信号解析部32が認識した現在入力されている画像信号のアスペクト比である。また、「現在選択中の入力端子」とは、入力選択部31が現在選択している入力端子30aである。なお、本実施形態では、選択肢のデフォルトは、「入力されている信号のアスペクト比」および「現在選択中の入力端子」とする。また、「レンズ調整値をクリア」が選択されると、制御部20は、調整値記憶部22aに記憶されている全てのレンズ調整値を消去(クリア)する。即ちレンズ調整値が記憶されていない状態にする。なお、調整値記憶部22aに記憶されているレンズ調整値は、信号アスペクト比および入力端子毎に消去(クリア)可能としてもよい。例えば、レンズ調整値消去のための画面(図示せず)を表示して、ユーザーに信号アスペクト比および入力端子を選択させ、選択された信号アスペクト比および入力端子に関連付けられたレンズ調整値を消去することが可能である。
次に、信号解析部32に入力されている画像信号に変化があった際にプロジェクター100が行うレンズ調整の動作について説明する。
図7は、プロジェクター100に入力されている画像信号に変化があった際に行うレンズ調整処理のフローチャートである。図7を用いて、画像信号変化時のレンズ調整処理を説明する。
信号解析部32が入力されている画像信号の変化を検出すると、画像信号に基づく信号アスペクト比を認識し、制御部20に通知する(ステップS201)。制御部20は、入力選択部31に選択させている入力端子30aの種別を取得する(ステップS202)。制御部20は、調整値記憶部22aに信号アスペクト比および入力端子30aの種別に対応したレンズ調整値が記憶されているか否かを判断する(ステップS203)。
レンズ調整値が記憶されていれば(ステップS203:YES)、制御部20は、調整値記憶部22aから、信号アスペクト比および入力端子30aの種別に対応したフォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とを取得する(ステップS204)。このときの制御部20が調整値選択部に相当する。
制御部20は、フォーカス制御部24とズーム制御部25とレンズシフト制御部26とに指示を出して、フォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とに応じたレンズ調整動作を行わせる(ステップS205)。即ち、フォーカス制御部24は、取得したフォーカス調整値になるようにフォーカス調整を行い、ズーム制御部25は、取得したズーム調整値になるようにズーム調整を行い、レンズシフト制御部26は、取得したレンズシフト調整値になるようにレンズシフト調整を行う。そして、画像信号変化時のレンズ調整処理を終了する。
レンズ調整値が記憶されていなければ(ステップS203:NO)、レンズ調整動作を行わずに、画像信号変化時のレンズ調整処理を終了する。
上述した第2の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター100は、入力されている画像信号に変化があった際に、調整値記憶部22aから、画像信号の信号アスペクト比および入力端子30aの種別に対応したフォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とを取得する。そして、制御部20は、フォーカス制御部24とズーム制御部25とレンズシフト制御部26とに指示を出して、フォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とに応じたレンズ調整動作を行わせる。これにより、ユーザーが画像信号の変更操作を行うことによって、プロジェクター100は、画像信号の信号アスペクト比の種別および入力端子30aの種別に対応したレンズ調整動作を行うため、ユーザーは、レンズ調整のための操作を行う必要がない。つまり、ユーザーは、画像信号を変更し、その画像信号に対応したスクリーン(SC1,SC2)に切り替えた場合に、レンズ調整操作を行わなくてもよい。よって、ユーザー操作を簡易化することができる。また、レンズ調整のための時間を短縮することができる。
(2)プロジェクター100は、レンズ調整値設定画面M2を表示して、ユーザーにアスペクト比および入力端子30aを選択させる。このとき、「入力されている信号のアスペクト比」が選択されると、その時点で入力されている画像信号の信号アスペクト比と、その時点のレンズ調整値とが関連付けられる。また、「現在選択中の入力端子」が選択されると、その時点で選択されている入力端子30aと、その時点のレンズ調整値とが関連付けられる。そして、調整値記憶部22aに記憶される。これにより、ユーザーは、レンズ調整の作業を戸惑うことなく行うことができる。
(3)プロジェクター100は、レンズ調整値設定画面M2を表示して、ユーザーにアスペクト比および入力端子30aを選択させる。このとき、「4:3」または「16:9」が選択されると、選択されたアスペクト比と、現在のレンズ調整値が関連付けられる。また、「コンピューター」、「ビデオ」または「HDMI」が選択されると、選択された入力端子30aと、現在のレンズ調整値が関連付けられる。そして、調整値記憶部22aに記憶される。これにより、レンズ調整の作業を行っているユーザーは、レンズ調整値を、任意のアスペクト比および任意の入力端子30aの種別に関連付けて記憶させることが可能になるため、利便性が高い。
(4)プロジェクター100は、信号アスペクト比および入力端子30aの種別に対応してレンズ調整値(フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値)を記憶する。これにより、ユーザーは、入力される画像信号の信号アスペクト比に応じてスクリーンSC1,SC2を使い分けることが可能となり、利便性が向上する。また、同じスクリーンに対しても、信号アスペクト比の種別および入力端子30aの種別に応じてレンズ調整値を変更して使用することも可能であり、有益である。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、出力する画像のアスペクト比(選択アスペクト比)の設定が変更されたときに、その選択アスペクト比に対応したレンズ調整値に基づいてレンズ調整動作を行うプロジェクターについて説明する。
図8は、第3の実施形態に係るプロジェクター200の回路構成を示すブロック図である。図8を使用して、プロジェクター200の内部構成について説明する。
プロジェクター200の回路構成は、図1に示した第1の実施形態のプロジェクター1に対して、選択アスペクト比対応調整値記憶部27が追加となる。その他の構成部は同様であるため、説明は省略する。
選択アスペクト比対応調整値記憶部27は、不揮発性のメモリーからなり、選択アスペクト比の種別に対応付けてフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値を記憶する。選択アスペクト比対応調整値記憶部27に対するフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値の書き込みは、制御部20が行う。また、記憶されたフォーカス調整値、ズーム調整値、およびレンズシフト調整値は、制御部20によって読み出される。
ここで、選択アスペクト比対応調整値記憶部27について説明する。
図9は、選択アスペクト比対応調整値記憶部27の説明図である。図9に示すように、選択アスペクト比対応調整値記憶部27は、選択アスペクト比の種別に対応したレンズ調整値として、フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値を記憶する。本実施形態のプロジェクター200では、選択アスペクト比の種別として、「ノーマル」、「フル」、「ズーム」および「リアル」を備えている。
本実施形態では、「ノーマル」は、入力画像信号のアスペクト比を固定したまま、水平あるいは垂直方向のサイズを液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの最大解像度いっぱいに広げて画面中央に投写するモードである。「フル」は、画像を液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの解像度いっぱいに広げて投写するモードである。「ズーム」は、入力画像のアスペクトのまま水平方向が液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの解像度いっぱいになるように投写するモードである。このとき、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bをはみ出した分は投写されない。「リアル」は、入力解像度そのままで投写するモードである。
そして、選択アスペクト比対応調整値記憶部27には、これらの選択アスペクト比の種別に対応して、フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値が記憶される。なお、選択アスペクト比の種別はこれらに限定するものではなく、その他の選択アスペクト比の種別を備えてもよい。そして、選択アスペクト比対応調整値記憶部27は、その他の選択アスペクト比の種別に対応するレンズ調整値を記憶してもよい。
ここで、レンズ調整値を選択アスペクト比の種別に関連付けて選択アスペクト比対応調整値記憶部27に記憶させるための設定画面について説明する。
図10は、レンズ調整値を選択アスペクト比の種別に関連付けて設定させるためのレンズ調整値設定画面の説明図である。レンズ調整値設定画面M3は、ユーザーが操作受付部21に備わるメニューキーを押下して、所定の操作を行うことにより表示される。本実施形態では、レンズ調整値設定画面M3は、OSD表示とし、制御部20がOSD処理部34に指示を行って表示させる。
図10に示すように、レンズ調整値設定画面M3の最上部には、レンズ調整値設定画面であることを示す「レンズ調整値設定」の文字列が表示されている。その下には、レンズ調整値を関連付ける選択アスペクト比の選択を促すための「現在のレンズ調整値と関連付けるアスペクトを選択してください。」の文字列が表示されている。さらに、画面中央には、「ノーマル」、「フル」、「ズーム」、「リアル」および「レンズ調整値をクリア」の選択肢が表示されている。そして、画面下部には、キー入力手順についての説明が表示されている。
ユーザーが操作受付部21を操作して、レンズ調整値設定画面M3上で選択アスペクト比を選択して、決定キーによって決定すると、制御部20は、現在のレンズ調整値(フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値)を選択された選択アスペクト比に関連付けて、選択アスペクト比対応調整値記憶部27に記憶させる。このときの操作受付部21および制御部20が選択記憶制御部に相当する。なお、本実施形態では、選択肢のデフォルトは、「ノーマル」とする。また、「レンズ調整値をクリア」が選択されると、制御部20は、選択アスペクト比対応調整値記憶部27に記憶されている全てのレンズ調整値を消去(クリア)する。即ちレンズ調整値が記憶されていない状態にする。なお、選択アスペクト比対応調整値記憶部27に記憶されているレンズ調整値は、選択アスペクト比毎に消去(クリア)可能としてもよい。例えば、レンズ調整値消去のための画面(図示せず)を表示して、ユーザーに選択アスペクト比を選択させ、選択された選択アスペクト比に関連付けられたレンズ調整値を消去することが可能である。
次に、操作受付部21に備わる投写アスペクト比変更キーが操作されて、選択アスペクト比の種別(「ノーマル」、「フル」、「ズーム」、「リアル」)が切り替えられたときに、プロジェクター200が行うレンズ調整の動作について説明する。なお、投写アスペクト比切替キーが操作され選択アスペクト比を切り替える際の制御部が、アスペクト比選択部に相当する。
図11は、プロジェクター200の選択アスペクト比の種別が切り替えられた際に行うレンズ調整処理のフローチャートである。図11を用いて、選択アスペクト比切替時のレンズ調整処理を説明する。
操作受付部21に備わる投写アスペクト比切替キーが操作されて、選択アスペクト比の種別が切り替えられると、制御部20は画像処理部33に指示を出して、選択アスペクト比に応じて画像データのアスペクト比を変換させる(ステップS301)。このときの制御部20および画像処理部33が画像アスペクト比変換部に相当する。制御部20は、選択アスペクト比対応調整値記憶部27に選択アスペクト比に対応したレンズ調整値が記憶されているか否かを判断する(ステップS302)。
レンズ調整値が記憶されていれば(ステップS302:YES)、制御部20は、選択アスペクト比対応調整値記憶部27から、選択アスペクト比に対応したフォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とを取得する(ステップS303)。このときの制御部20が調整値選択部に相当する。
制御部20は、フォーカス制御部24とズーム制御部25とレンズシフト制御部26とに指示を出して、フォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とに応じたレンズ調整動作を行わせる(ステップS304)。即ち、フォーカス制御部24は、取得したフォーカス調整値になるようにフォーカス調整を行い、ズーム制御部25は、取得したズーム調整値になるようにズーム調整を行い、レンズシフト制御部26は、取得したレンズシフト調整値になるようにレンズシフト調整を行う。そして、選択アスペクト比切替時のレンズ調整処理を終了する。
レンズ調整値が記憶されていなければ(ステップS302:NO)、レンズ調整動作を行わずに、選択アスペクト比切替時のレンズ調整処理を終了する。
上述した第3の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター200は、選択アスペクト比が切り替えられたときに、選択アスペクト比対応調整値記憶部27から、選択アスペクト比に対応したフォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とを取得する。そして、制御部20は、フォーカス制御部24とズーム制御部25とレンズシフト制御部26とに指示を出して、フォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値とに応じたレンズ調整動作を行わせる。これにより、ユーザーが選択アスペクト比の切替操作を行うことによって、プロジェクター200は、選択アスペクト比に対応したレンズ調整動作を行うため、ユーザーは、レンズ調整のための操作を行う必要がない。つまり、ユーザーは、選択アスペクト比を切り替え、その選択アスペクト比に対応したスクリーン(SC1,SC2)に切り替えた場合に、レンズ調整操作を行わなくてもよい。よって、ユーザー操作を簡易化することができる。また、レンズ調整のための時間を短縮することができる。
(2)プロジェクター200は、レンズ調整値設定画面M3を表示して、ユーザーに選択アスペクト比を選択させる。そして、選択アスペクト比と現在のレンズ調整値と関連付けて選択アスペクト比対応調整値記憶部27に記憶する。これにより、レンズ調整の作業を行っているユーザーは、レンズ調整値を任意の選択アスペクト比に関連付けて記憶させることが可能になるため、利便性が高い。
(3)プロジェクター200は、選択アスペクト比に対応してレンズ調整値(フォーカス調整値、ズーム調整値、レンズシフト調整値)を記憶する。これにより、ユーザーは、選択アスペクト比に応じてスクリーンSC1,SC2を使い分けることが可能となり、利便性が向上する。また、同じスクリーンに対しても、選択アスペクト比に応じてレンズ調整値を変更して使用することも可能であり、有益である。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、調整値記憶部22(22a)および選択アスペクト比対応調整値記憶部27は、信号アスペクト比の種別や入力端子30aの種別、選択アスペクト比の種別毎にレンズ調整値を記憶するものとしたが、それぞれのレンズ調整値(フォーカス調整値とズーム調整値とレンズシフト調整値との組み合わせ)に番号を付与して記憶してもよい。この場合、調整値記憶部22(22a)および選択アスペクト比対応調整値記憶部27には、レンズ調整値の番号が関連付けて記憶される。また、レンズ調整値と番号を対応付けるために、例えば、レンズ調整値の番号を記憶させるための画面(図示せず)を表示可能として、ユーザーにレンズ調整値とその番号を記憶させてもよい。そして、レンズ調整値の番号を選択させるための画面(図示せず)を表示可能とすることで、ユーザーにレンズ調整値の番号を選択させて、レンズ調整値を取得し、レンズ調整動作を行うことも可能である。
(変形例2)上記実施形態における調整値記憶部22(22a)および選択アスペクト比対応調整値記憶部27には、記載されている全ての信号アスペクト比の種別、入力端子30aの種別、選択アスペクト比の種別に対応してレンズ調整値が記憶されているが、全てに対応してレンズ調整値を記憶する必要はない。例えば、使用しない信号アスペクト比の種別、入力端子30aの種別、選択アスペクト比の種別にはレンズ調整値を記憶しないものとし、記憶されていないレンズ調整値を読み出し(取得)しようとした場合には、記憶されていない旨を表す画面を表示してもよい。
(変形例3)上記実施形態では、選択アスペクト比の選択操作やその他のキー操作は、操作受付部21に備わる操作キーによって行われるものとしたが、プロジェクター1,100,200に通信部(図示せず)を備え、外部の電子機器(図示せず)から通信によって選択アスペクト比の選択操作やその他のキー操作信号を受信してもよい。
(変形例4)上記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED(Light Emitting Diode)光源やレーザー等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
(変形例5)上記実施形態では、プロジェクター1,100,200の光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
1,100,200…プロジェクター、10…画像投写部、11…光源、11a…光源ランプ、11b…反射するリフレクター、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、13a…フォーカスレンズ、13b…ズームレンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、21…操作受付部、22,22a…調整値記憶部、23…光源制御部、24…フォーカス制御部、25…ズーム制御部、26…レンズシフト制御部、27…選択アスペクト比対応調整値記憶部、30…入力端子部、30a…入力端子、31…入力選択部、32…信号解析部、33…画像処理部、34…OSD処理部、131…フォーカス調整機構、132…ズーム調整機構、133…レンズシフト調整機構、SC1,SC2…スクリーン。

Claims (10)

  1. 光源と、
    前記光源から射出された光を、画像信号に応じて画像光に変調する光変調装置と、
    前記光変調装置で変調された前記画像光を投写する投写レンズと、
    前記投写レンズに対して所定の調整動作を行うレンズ調整機構と、
    前記レンズ調整機構に前記所定の調整動作を行わせるためのレンズ調整値を、前記画像信号のアスペクト比の種別に関連付けて記憶する調整値記憶部と、
    前記画像信号を入力する入力端子を備える入力端子部と、
    前記入力端子に入力されている前記画像信号のアスペクト比を信号アスペクト比として認識する信号アスペクト比認識部と、
    前記信号アスペクト比認識部が認識した前記信号アスペクト比の種別に対応した前記レンズ調整値を、前記調整値記憶部から選択する調整値選択部と、
    前記調整値選択部が選択した前記レンズ調整値に基づいたレンズ調整動作を、前記レンズ調整機構に行わせる調整制御部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記レンズ調整機構による前記所定の調整動作は、
    焦点調整のためのフォーカス調整動作、投写画角を調整するズーム調整動作、および、前記投写レンズを移動させることによって画像の投写位置を調整するレンズシフト調整動作のうちの少なくとも1つとすることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または2に記載のプロジェクターであって、
    前記調整値記憶部は、前記画像信号のアスペクト比の種別に加え、前記入力端子の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶し、
    前記調整値選択部は、前記信号アスペクト比の種別および前記入力端子の種別に対応した前記レンズ調整値を、前記調整値記憶部から選択することを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記投写レンズが投写する前記画像光のアスペクト比として選択可能な選択アスペクト比の中から1つを選択させるアスペクト比選択部と、
    前記入力端子に入力されている前記画像信号に基づく画像を、前記アスペクト比選択部によって選択された前記選択アスペクト比となるように変換する画像アスペクト比変換部と、
    前記選択可能な選択アスペクト比の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶する選択アスペクト比対応調整値記憶部をさらに有し、
    前記アスペクト比選択部によって前記選択アスペクト比が選択された場合、前記調整値選択部は、前記選択アスペクト比に対応した前記レンズ調整値を、前記選択アスペクト比対応調整値記憶部から選択することを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記調整値記憶部に前記レンズ調整値を前記アスペクト比の種別に関連付けて記憶させる記憶制御部をさらに備え、
    前記記憶制御部は、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させるときに、その時点で前記入力端子に入力されている前記画像信号の信号アスペクト比の種別に関連付けて記憶させることを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記調整値記憶部に前記レンズ調整値を前記アスペクト比の種別に関連付けて記憶させる記憶制御部と、
    操作を受け付ける操作受付部と、
    をさらに備え、
    前記操作受付部が、前記レンズ調整値を関連付けて記憶させるための前記アスペクト比の種別の選択操作を受け付けると、前記記憶制御部は、選択されたアスペクト比の種別に関連付けて、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させることを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項3に記載のプロジェクターであって、
    前記調整値記憶部に、前記画像信号のアスペクト比の種別に加え、前記入力端子の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶させる記憶制御部をさらに備え、
    前記記憶制御部は、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させるときに、その時点で前記入力端子に入力されている前記画像信号の信号アスペクト比の種別および前記入力端子の種別に関連付けて記憶させることを特徴とするプロジェクター。
  8. 請求項3に記載のプロジェクターであって、
    前記調整値記憶部に、前記画像信号の前記アスペクト比の種別に加え、前記入力端子の種別に関連付けて前記レンズ調整値を記憶させる記憶制御部と、
    操作を受け付ける操作受付部と、
    をさらに備え、
    前記操作受付部が、前記レンズ調整値を関連付けて記憶させるための前記アスペクト比の種別および前記入力端子の種別の選択操作を受け付けると、前記記憶制御部は、選択されたアスペクト比の種別および入力端子の種別に関連付けて、前記レンズ調整値を前記調整値記憶部に記憶させることを特徴とするプロジェクター。
  9. 請求項4に記載のプロジェクターであって、
    前記選択アスペクト比対応調整値記憶部に前記レンズ調整値を前記選択アスペクト比の種別と関連付けて記憶させる選択記憶制御部と、
    操作を受け付ける操作受付部と、
    をさらに備え、
    前記操作受付部が、前記レンズ調整値を関連付けて記憶させるための前記選択アスペクト比の種別の選択操作を受け付けると、前記選択記憶制御部は、選択された選択アスペクト比の種別に関連付けて、前記レンズ調整値を前記選択アスペクト比対応調整値記憶部に記憶させることを特徴とするプロジェクター。
  10. 光源と、前記光源から射出された光を、画像信号に応じて画像光に変調する光変調装置と、前記光変調装置で変調された前記画像光を投写する投写レンズと、前記投写レンズに対して所定の調整動作を行うレンズ調整機構と、前記レンズ調整機構に前記所定の調整動作を行わせるためのレンズ調整値を、前記画像信号のアスペクト比の種別と関連付けて記憶する調整値記憶部と、前記画像信号を入力する入力端子を備える入力端子部と、を有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記入力端子に入力されている前記画像信号のアスペクト比を信号アスペクト比として認識する信号アスペクト比認識ステップと、
    前記信号アスペクト比認識ステップによって認識された前記信号アスペクト比の種別に対応した前記レンズ調整値を、前記調整値記憶部から選択する調整値選択ステップと、
    前記調整値選択ステップによって選択された前記レンズ調整値に基づいたレンズ調整動作を、前記レンズ調整機構に行わせる調整制御ステップと、
    を備えることを特徴とするプロジェクターの制御方法。
JP2011056263A 2011-03-15 2011-03-15 プロジェクター Expired - Fee Related JP5644600B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011056263A JP5644600B2 (ja) 2011-03-15 2011-03-15 プロジェクター
US13/414,148 US9033520B2 (en) 2011-03-15 2012-03-07 Projector, and control method thereof
CN201210067398.1A CN102681309B (zh) 2011-03-15 2012-03-14 投影仪及投影仪的控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011056263A JP5644600B2 (ja) 2011-03-15 2011-03-15 プロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012194226A true JP2012194226A (ja) 2012-10-11
JP5644600B2 JP5644600B2 (ja) 2014-12-24

Family

ID=46813443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011056263A Expired - Fee Related JP5644600B2 (ja) 2011-03-15 2011-03-15 プロジェクター

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9033520B2 (ja)
JP (1) JP5644600B2 (ja)
CN (1) CN102681309B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016121379A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 キヤノン株式会社 レンズ装置および画像投射装置
JP2018005115A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写画像調整システム及び投写画像調整方法
JP2020144244A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 キヤノン株式会社 画像投射装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102182985A (zh) * 2011-03-15 2011-09-14 中山伟强科技有限公司 一种基于网络操控的室内照明系统
JP5747580B2 (ja) 2011-03-15 2015-07-15 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2013054093A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Sony Corp 映像投射装置及び映像投射装置の制御方法
JP5962080B2 (ja) * 2012-03-08 2016-08-03 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP6051649B2 (ja) * 2012-07-23 2016-12-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびその制御方法
CN105301885B (zh) * 2015-11-30 2017-12-08 成都市极米科技有限公司 一种投影设备定焦系统、定焦方法以及遥控器配对方法
JP7322679B2 (ja) * 2019-11-27 2023-08-08 セイコーエプソン株式会社 映像編集装置の制御方法、映像編集装置、及びプログラム
CN114002900B (zh) * 2021-12-24 2022-05-03 宁波舜宇车载光学技术有限公司 图像投射装置及制造图像投射装置的方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338113A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Seiko Epson Corp 解像度の異なる複数種類の表示モードの切り替えに応じた投写サイズ調整
JP2007072150A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Seiko Epson Corp 画像表示装置及びプロジェクタ
JP2007324800A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sony Corp 画像形成装置および方法
WO2010023868A1 (ja) * 2008-08-27 2010-03-04 パナソニック株式会社 投射型映像表示装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003295321A (ja) 2002-03-29 2003-10-15 Yamaha Corp プロジェクタ制御装置
JP4009851B2 (ja) * 2002-05-20 2007-11-21 セイコーエプソン株式会社 投写型画像表示システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像投写方法
JP2006246306A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Seiko Epson Corp プロジェクタ及びその制御方法
JP2009216815A (ja) 2008-03-07 2009-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 投写型映像表示装置
JP2009258202A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Seiko Epson Corp 画像表示装置、プロジェクタ、および画像表示装置の制御方法
JP5310266B2 (ja) * 2009-05-29 2013-10-09 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびその制御方法
JP2010217825A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Seiko Epson Corp 投写型画像表示装置
JP5747580B2 (ja) 2011-03-15 2015-07-15 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338113A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Seiko Epson Corp 解像度の異なる複数種類の表示モードの切り替えに応じた投写サイズ調整
JP2007072150A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Seiko Epson Corp 画像表示装置及びプロジェクタ
JP2007324800A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sony Corp 画像形成装置および方法
WO2010023868A1 (ja) * 2008-08-27 2010-03-04 パナソニック株式会社 投射型映像表示装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016121379A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 キヤノン株式会社 レンズ装置および画像投射装置
CN107209344A (zh) * 2015-01-29 2017-09-26 佳能株式会社 透镜装置和图像投影装置
JPWO2016121379A1 (ja) * 2015-01-29 2017-11-09 キヤノン株式会社 レンズ装置および画像投射装置
US10324364B2 (en) 2015-01-29 2019-06-18 Canon Kabushiki Kaisha Lens apparatus and image projection apparatus
CN107209344B (zh) * 2015-01-29 2019-07-23 佳能株式会社 透镜装置和图像投影装置
JP2018005115A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 投写画像調整システム及び投写画像調整方法
JP2020144244A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 キヤノン株式会社 画像投射装置
JP7224969B2 (ja) 2019-03-07 2023-02-20 キヤノン株式会社 画像投射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5644600B2 (ja) 2014-12-24
CN102681309B (zh) 2015-01-21
CN102681309A (zh) 2012-09-19
US20120236270A1 (en) 2012-09-20
US9033520B2 (en) 2015-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5644600B2 (ja) プロジェクター
JP5747580B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
US8641204B2 (en) Projector and method for registration adjustment
US10027936B2 (en) Projector and control method for projector
US9578294B2 (en) Projector and method for adjusting projector
JP2011180407A (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP6119170B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2009258202A (ja) 画像表示装置、プロジェクタ、および画像表示装置の制御方法
JP2015184298A (ja) 表示装置
US9939720B2 (en) Projector and method for controlling the same
JP6323061B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
US10847121B2 (en) Display apparatus and method for controlling display apparatus displaying image with superimposed mask
JP2011203517A (ja) プロジェクター、プロジェクターシステム、及びプロジェクターの制御方法
CN110113584B (zh) 图像显示装置、图像显示装置的控制方法以及记录介质
JP6015354B2 (ja) 画像表示システム、および画像表示システムの制御方法
JP2012070031A (ja) 画像表示システム、撮像装置、画像表示システムの制御方法、および撮像装置の制御方法
JP5685972B2 (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2011227119A (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2010243870A (ja) プロジェクター及びその制御方法
JP2013125055A (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
CN113452975A (zh) 图像显示系统和图像显示系统的控制方法
JP2015111751A (ja) プロジェクター、プロジェクターシステム、およびプロジェクターの制御方法
JP2013246286A (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法
JP2013077881A (ja) 投写型映像表示装置
JP2014225824A (ja) プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5644600

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees