JP2011141988A - シールドケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で放射ノイズ抑制効果を向上させること。
【解決手段】シールドケーブルは、1以上の電線と、シールド層104を形成するシールド部材105とを備えている。シールド部材105は、絶縁層106B及び金属層106Aが積層一体化されており、一側端部を絶縁層106Bを内側にして折り曲げることで形成された2枚重ね部106dと、他側端部の1重部106cとを有する。シールド部材105は、電線に重なり部107を有して螺旋状に巻回され、重なり部107にて2枚重ね部106dの金属層と1重部106cの金属層とを接触させて、シールド層104が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気・電子機器や制御機器の配線に用いられるシールドケーブルに関するものである。
デジタル信号処理装置における信号処理の高速化に伴い、信号品質の確保と放射ノイズの抑制の両立が必要となっている。特に、デジタル機器間の信号伝送を行う機外配線においては、伝送距離が長い場合が多く、安定したグラウンドである金属筐体を信号線近傍に設置できないことから、信号品質の確保と放射ノイズの抑制の両立の必要性が高い。また、機内配線であっても筐体の非導電性化が進んでいるため、筐体を利用して放射ノイズを抑制することが困難になっている。また、可動部と信号の授受が必要な場合、例えば、デジタル複合機における画像読取装置と画像信号処理装置間の伝送形態は、画像読取装置の可動に伴いケーブルの金属筐体に対する位置関係が固定されないため安定した信号伝送が難しい。そのため、機外配線や高速な信号伝送を必要とする機内配線、または可動部との信号伝送には、シールドケーブルが用いられることが多い。このシールドケーブルを用いることで、外部からの放射ノイズがシールドケーブル内部に配された信号線に流れる通信信号に重畳するのを防ぐとともに、外部への放射ノイズを抑制することが期待できる。また、シールド部材と信号線の結合が強く、シールド部材が安定したシグナルグラウンドとして機能するため、信号品質を高めることが期待できる。
この種のシールドケーブルとして、アルミニウムや銅などの金属層とプラスチックフィルムなどの絶縁層とを積層一体化したテープ状のシールド部材を信号線に螺旋状に巻回し、信号線をシールド部材で覆ってシールド層を形成したものが知られている。テープ状のシールド部材を螺旋状に巻回して構成されたシールドケーブルは、簡単な構造であるため、素線を編組して構成されたシールドケーブルに比べ生産性が高い。さらに、テープ状のシールド部材は、信号線に対してきつく巻き付けることが可能であるため、安定したシグナルグラウンドとして機能する。
しかしながら、テープ状のシールド部材を巻回したシールドケーブルは、編組シールドケーブルに比べ、放射ノイズ抑制効果が低いことが知られている(非特許文献1参照)。テープ状のシールド部材を巻き回したシールドケーブルの放射ノイズ抑制効果が低い理由は、以下のような点が挙げられる。30[MHz]以上の周波数帯域において、十分な放射ノイズ抑制効果を得るためには、信号線を覆う金属層の厚さが、数十[μm]程度あれば良い。ところが、ケーブル製造時のシールド部材の巻回工程において、シールド部材には張力が加えられる。この張力によって金属層が破断しないように引張応力が強いPET(ポリエチレンテレフタレート)等のプラスチックフィルムの上にアルミニウムや銅等の金属層をラミネートしたシールド部材を使用する必要がある。そのため、シールド部材の重なり部において、金属層間に絶縁層が挟まれる構造となり、巻回したシールド部材の金属層同士が接触していなかった。従って、テープ状のシールド部材の巻回方向でしか導通性が発揮されない。つまり、高周波帯域において、シールド部材の重なり部の金属層に挟まれた絶縁層が、シールド部材を流れるリターン電流の流れを妨げる向きのシールド開口として働き、放射ノイズ抑制効果を低減させる要因となっていた。そこで、上述したテープ状のシールド部材を、金属層同士が対向して接触するよう2重に巻回し、内外2層のシールド層を形成するシールドケーブルが提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−75076号公報
「潤工社テクニカルハンドブック」、P162−P163
しかしながら、上述した従来のシールドケーブルでは、テープ状のシールド部材の金属層同士が対向するように2重に巻回して構成された2重シールド構造であるため、以下のような問題があった。すなわち、シールド部材を2重に巻回する必要があるので、シールド部材の使用量が1重の場合の2倍程度となり、コストアップとなっていた。また、ケーブルの径が1重の場合よりも大きくなるので、狭い空間での配線が困難となり、また、ケーブルの可撓性が低くなるので、配線性が低くかった。
そこで、本発明は、コストダウンを図り、且つ配線性の低下を抑制しながら、シールド部材によるシールド性を効果的に発揮することができるシールドケーブルを提供することを目的とする。
本発明は、1以上の電線にテープ状のシールド部材を重なり部を形成しながら螺旋状に巻回することでシールド層を形成したシールドケーブルにおいて、前記シールド部材は、絶縁層と金属層とが積層一体化されており、一側端部を前記絶縁層を内側にして折り曲げることで形成された2枚重ね部と、他側端部の1重部とを有し、前記重なり部において、前記2枚重ね部の金属層と前記1重部の金属層とが電気的に接続されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、2枚重ね部の金属層と1重部の金属層とを重なり部で接触させたので、信号線の外周全体に亘って金属層により導通性を確保することができる。したがって、シールド部材によるシールド性を効果的に発揮することができる。しかも、一側端部を折り曲げるだけでシールド部材を形成しているので、簡単な構造でシールド性を効果的に発揮することができる。さらに、電線にシールド部材を2重に巻回する場合よりも、シールド部材の使用量を削減することができるので、コストダウンとなり、また、ケーブルが細くなるので配線性が向上する。
本発明の第1実施形態に係るシールドケーブルの概略構成を示す説明図であり、(a)はシールドケーブルの断面図、(b)はシールドケーブルのシールド部材の製造工程を示す説明図である。 シールドケーブルの概略構成を示す説明図であり、(a)はシールドケーブルの一部分を示す正面図、(b)はシールドケーブルの一部分を示す斜視図である。 シールドケーブルの放射ノイズ抑制効果の測定を説明するための図であり、(a)は放射ノイズの測定をしている状態を示す図、(b)は放射ノイズの測定結果を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るシールドケーブルの概略構成を示す説明図であり、(a)はシールド部材の斜視図、(b)はシールドケーブルの一部分を示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係るシールドケーブルの概略構成を示す説明図であり、(a)はシールド部材の斜視図、(b)はシールドケーブルの一部分を示す正面図である。 本発明の第4実施形態に係るシールドケーブルの概略構成であって、シールドケーブルの一部分を示す正面図である。 本発明の第5実施形態に係るシールドケーブルの概略構成であって、シールドケーブルの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るシールドケーブルの概略構成を示す説明図である。図1(a)に示すように、シールドケーブル100は、導体に絶縁部材が被覆されて形成された電線としての信号線を複数本備えている。本第1実施形態では、2本の信号線で構成される撚り対線を4対備えている。具体的には、シールドケーブルは、信号線A+及び信号線A−からなる撚り対線と、信号線B+及び信号線B−からなる撚り対線と、信号線C+及び信号線C−からなる撚り対線と、信号線D+及び信号線D−からなる撚り対線とを備えている。各撚り対線は、デジタル信号伝送用のものである。信号線A+,A−,B+,B−,C+,C−,D+,D−に使用される導体は、例えば錫めっき軟銅線である。なお、本第1実施形態では、信号線が複数あり、撚り対線である場合について説明するが、これに限定するものではなく、単線であってもよいし、電線が信号線の場合に限らず、電力供給用の芯線であってもよい。つまり、1以上の電線を有していればよい。
これらの信号線は、介在部材101を中心として介在部材101の周りに配置されており、押え巻き部材102を用いて一括集束されている。以下、これら信号線の束を信号線束103という。このように信号線を押え巻き部材102を用いて一括集束して信号線束103とすることにより、ケーブルの機械的強度が高められると共に、ケーブル断面形状を丸く仕上げることが可能となる。なお、介在部材101は、例えば綿糸であり、押え巻き部材102は、例えばプラスチックテープや綿布等である。介在部材101の形状は、各信号線間のクロストークが低減するように各信号線の位置関係を固定できるような形状のものがよいが、特に限定はされない。
また、シールドケーブル100は、信号線束103の外側に形成されたシールド層104を備えている。シールド層104は、シールド部材105が螺旋状に巻き回されて形成されている。シールド層104の外表面には、電気的絶縁を図るため、例えばポリエチレン等の熱収縮性の絶縁部材110が被覆されている。この絶縁部材110には、老化防止剤、酸化防止剤、安定剤、難燃剤などの通常用いられている配合剤が添加されていてもよい。
シールド部材105となる基材106は、図1(b)に示すように、アルミニウム又は銅等の金属箔で構成された金属層106Aと、ポリマー系樹脂等の絶縁性を有する樹脂で構成された絶縁層106Bとを積層一体化してテープ状に形成されている。そして、シールド部材105は、基材106の幅方向Wの他側端部106bに1重部106cを残して、基材106を長辺方向Lに沿って二つ折りして形成されている。つまり、シールド部材105は、絶縁層106Bを内側にして基材106を長辺方向Lに沿う折り曲げ部106eで折り曲げ、基材106の一側端部106aを折り重ねて形成した金属層106Aを外側とする2枚重ね部106dを有している。
このシールド部材105は、図2(a),(b)に示すように、信号線束103(信号線)に重なり部107を有して螺旋状に巻回されている。このようにシールド部材105を巻回することで、シールド部材105からなるシールド層104が形成されている。
この重なり部107では、1重部106cの部分の金属層106Aと2枚重ね部106dの部分の金属層106Aとを接触させて導通させている。テープ状のシールド部材105の2枚重ね部106dの幅w1(図1(b))は、重なり部107で金属層同士が接触するように巻回できればよく、その幅w1は特に制限されない。ここで、この金属層106Aは、信号線のグランドとして機能させている。したがって、金属層106Aは、ノイズの放射を抑制するばかりでなく、リターン電流を流す役目も果たしている。
本第1実施形態によれば、このように基材106を折り畳むという簡単な構成でシールド部材105を形成するだけで、絶縁層106Bによるシールドの開口を無くすことができる。したがって、金属層同士を導通させるための新たな部材を追加する必要はなく、信号線束103の外周全体に亘って金属層106Aによる導通性が確保される。ゆえに、金属層106Aのリターン電流irは、図2(b)に示すように、ケーブルの軸方向(図2(b)中、x軸方向)に円滑に流れる。このように重なり部107にて2枚重ね部106dの金属層106Aと1重部106cの金属層106Aとを接触させることで、リターン電流irの流れを妨げることがなく、十分な放射ノイズ抑制効果、つまりシールド性を発揮するようになる。また、さらに、信号線束103にシールド部材を2重に巻回する場合よりも、シールド部材105の使用量を削減することができるので、コストダウンとなり、また、ケーブルを細くすることができるので配線性が向上する。
ところで、このシールド部材105は、巻き方次第では、金属層106Aと絶縁層106Bのいずれか一方を外側として巻回でき、使用する環境に応じて自由選択できる。本第1実施形態では、シールド部材105は、信号線束103に対して、1重部106cの金属層106Aが外側に向くように、1重部106cを内側、2枚重ね部106dを外側として信号線束103に巻回されている。この巻き方により、シールド層104の外表面が金属層106Aとなる。
シールド層104の外表面となる金属層106Aには、信号線に沿ってx軸方向に延びるドレイン線111が接触して設けられている。そして、ドレイン線111が熱収縮性の絶縁部材110により金属層106Aに押し付けられて、ドレイン線111と金属層106Aとの良好な導通状態を確保している。このドレイン線111は、シールドケーブル100の端部で金属層106Aとコネクタのグラウンド端子の接続作業を容易にするために使用される。ただし、シールド層104の外表面の金属層と、グラウンドと導通のあるコネクタの金属部材とを確実に接触させることができるのであれば、ドレイン線111は設けなくてもかまわない。
また、絶縁部材110は、シールド層104の外表面を覆っているので、重なり部107において、外側に配置される1重部106cの部分の金属層106Aが、内側に位置する2枚重ね部106dの部分の金属層106Aに圧接する。したがって、金属層同士の接触性が増し、良好な導通性を確保している。そのため、より確実に放射ノイズ抑制効果が得られる。さらに、絶縁部材110でシールド層104を覆うことで、ケーブル屈曲時に重なり部107における間隙を生じにくくすることができ、放射ノイズ抑制効果が確保できる。さらに、埃等の侵入を防ぎ、水密性と機械的強度が増す効果がある。さらに、ケーブル外部に対して電気的に絶縁することもできる。
また、インターフェイス等に使用する際に、機械的強度があるシールド層にしたい場合は、編組や素線の横巻によるシールド層を新たに設けもよい。その場合は、さらに放射ノイズ抑制効果とシールド層の機械的強度の両方を高めることができる。
次に、このシールドケーブル100の放射ノイズ抑制効果の評価を行った。シールドケーブル100の放射ノイズ抑制効果の評価方法は、表面伝達インピーダンス法や、吸収クランプ法、ラインインジェクション法などいつくか挙げられる。本第1実施形態では、電波半無響室内で、シールドケーブル100から漏洩した放射ノイズを測定し評価した。図3(a)に、放射ノイズの測定をしている状態を示す。まず測定のセットアップについて説明する。電波半無響室7において、金属面から80cmの位置に木製の測定用テーブル8を設置し、その上に160cm×80cmの金属板金を設置した。その金属板金上5cmの位置に発泡スチロールにて支持された測定用サンプル9を設置した。測定用サンプル9は、シールドケーブル100と編組シールドケーブル、さらに従来のポリエチレン樹脂とアルミ箔から形成したテープ状シールドを折り曲げることなく巻回したシールドケーブルである。このとき、測定用サンプル9の両端部は、内部信号線を一括して半田付しNコネクター10を接続した。さらに一方の端部は、yorkEMC社製コムジェネレータを接続した。また、他方の端部は50Ωの終端器11によって終端した。このとき、測定用サンプル9の条件は、シールド層の構造の違い以外、内部信号線の状態、両端部の接続状態、シース部材、ケーブル設置位置等すべて同一条件とし、ケーブル長は1mとした。そして、ケーブル中央部の真下にターンテーブル12が存在し、その中央部から3m離れた位置にアンテナの給電部が来るように測定用アンテナ14として広帯域の対数周期アンテナと、それを支持するアンテナマスト13を配置した。測定用アンテナ14は、不図示の隣室にある測定室内のROHDE&SCHWARZ社製EMIレシーバーに同軸ケーブルで接続されている。
次に測定方法について説明する。測定用サンプル9の片端に接続されたコムジェネレータを励振源として、シールド層内部の信号線に給電する。そして、ターンテーブル12を360°回転させながら、かつ測定用アンテナ14を金属面から高さ1m〜4mまで1m刻みに変化させてシールド層から漏洩した電界をレシーバーにてモニタリングし、最大値をホールドしながら放射電界強度を測定した。
その測定結果を図3(b)に示す。図3(b)には、横軸を周波数、縦軸を電界強度とし、白四角の測定点を破線で結んだ線が従来の折り畳み処理していないシールド部材を用いたシールドケーブルの測定結果aを示している。また、黒四角の測定点を実線で結んだ線が本第1実施形態のシールドケーブル100の測定結果bを示している。また、白三角の測定点を実線で結んだ線が編組シールドケーブルの測定結果cを示している。また、実線のみは、測定限界を示すフロアーノイズの測定結果dを示している。この図3(b)に示すように、折り畳み処理していないシールド部材を螺旋状に巻回したシールドケーブルよりも、本第1実施形態のシールドケーブル100の方が、放射ノイズが最大約30dB程度低下していることが確認された。そして、シールドケーブル100は、編組シールドケーブルと同程度に放射ノイズ抑制効果を改善できていることが確認された。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るシールドケーブル100Aについて、図4を参照しながら説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。上記第1実施形態で示したシールド部材105は、上記第1実施形態の巻き方とは逆に、金属層106Aがケーブルの内側を向くように巻回することもできる。つまり、シールド部材105は、巻き方次第では、金属層106Aと絶縁層106Bのいずれか一方を外側として巻回できるので、使用する環境に応じて自由選択できる。
図4(a)に示すように、本第2実施形態では、シールドケーブル100Aは、上記第1実施形態と同様のシールド部材105を備えているが、その巻き方が異なるものである。なお、図4(a)に示すシールド部材105は、図1(b)に示すシールド部材105を別の角度から見た図である。
シールド部材105は、図4(b)に示すように、信号線束に重なり部107Aを有して螺旋状に巻回されており、重なり部107Aでは、1重部106cの金属層106Aと、2枚重ね部106dの金属層106Aとを接触させている。本第2実施形態では、シールド部材105は、信号線束に対して、1重部106cの絶縁層106Bが外側を向くように、2枚重ね部106dを内側、1重部106cを外側として信号線束103に巻回されている。この巻き方により、シールド層104Aの外表面が絶縁層106Bとなる。
また、シールド層104Aの内面となる金属層106Aには、信号線に沿って延びるドレイン線111が接触して設けられている。そして、ドレイン線111がシールド部材105を信号線束に巻回することで金属層106Aに押し付けられて、ドレイン線111と金属層106Aとの良好な導通状態を確保している。このドレイン線111は、シールドケーブル100の端部で金属層106Aとコネクタのグラウンド端子の接続作業を容易にするために使用される。
以上、本第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、2枚重ね部106dの金属層106Aと1重部106cの金属層106Aとを重なり部107Aで接触させたので、信号線束の外周全体に亘って金属層106Aにより導通性を確保することができる。したがって、シールド部材105によるシールド性を効果的に発揮することができる。しかも、金属層106Aと絶縁層106Bとからなる基材106の一側端部106aを折り曲げるだけでシールド部材105を形成しているので、簡単な構造でシールド性を効果的に発揮することができる。さらに、信号線束にシールド部材を2重に巻回する場合よりも、シールド部材105の使用量を削減することができるので、コストダウンとなり、また、ケーブルを細くすることができるので配線性が向上する。
更に、本第2実施形態では、絶縁層106Bが外部に露出し、金属層106Aが外部に露出しないようにシールド部材105を巻回しているので、上記第1実施形態の絶縁部材110は省略可能である。なお、更に金属層同士の密着性を向上されるために、上記第1実施形態と同様の熱収縮性の絶縁部材をシールド層104Aの外表面に被覆してもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るシールドケーブル100Bについて、図5を参照しながら説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。また、図5において、熱収縮性の絶縁部材及びドレイン線は、図示を省略しているが、上記第1実施形態と同様に配置されている。
重なり部を有するようにテープ状のシールド部材を螺旋巻きに巻回して形成されるシールドケーブルには、シールド部材の幾何学的経路の違いによって歪部が生ずる。本第3実施形態では、図5(a)に示すように、基材106の幅方向Wの他側端部106bに複数の切り込み106fが長辺方向Lに等間隔に形成されてシールド部材105Bを構成している。そして、図5(b)に示すように、切り込み106fが重なり部107Bにおいて2枚重ね部106dで押さえ付けるようにシールド部材105Bが信号線束に巻回される。つまり、切り込み106fにより形成される帯部106g(図5(a))が、2枚重ね部106dで押さえ付けられ、重なり部107Bにおける金属層同士の密着性が損なわれることはない。
この切り込み106fは、図5(a)に示すように、他側端部106bの端辺に対して傾斜して形成されている。この他側端部106bの端辺に対する傾斜角度は、シールド部材105Bを信号線束に巻き回した際に、ケーブルの軸方向(図5(b)中x軸方向)と平行となるように設定されている。幅方向Wの長さw2は、図5(b)に示す重なり部107Bの長さ程度に設定されている。つまり、切り込み106fが重なり部107Bに収まる程度の長さに設定されている。また、この切り込み106fは、基材106の幅方向Wの他側端部106bのみでなく、一側端部106aに形成してもかまわない。
以上、本第3実施形態では、上記第1実施形態と同様の効果を奏すると共に、複数の切り込み106fを他側端部106bに設けたので、巻回時の経路の違いによって発生する凹凸状の歪部を吸収し、巻きにくさを低減することができる。更に、切り込み106fがケーブルの軸方向(x軸方向)に沿って形成されているので、軸方向の導通性を損なわず、リターン電流irの流れが妨げられることはない。そして、歪部からの磁束の漏れや侵入を防ぎ、放射ノイズ抑制効果の低減を最小限に抑えることができる。
なお、切り込み106fの他側端部106bに対する角度は、シールド部材105Bを巻回した際にケーブルの軸方向となるように設定するのが好ましいが、本第3実施形態の効果を奏する範囲内で切り込み106fがケーブルの軸方向に対して傾斜してもよい。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るシールドケーブル100Cについて、図6を参照しながら説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。また、図6において、熱収縮性の絶縁部材及びドレイン線は、図示を省略しているが、上記第1実施形態と同様に配置されている。
本第4実施形態のシールドケーブル100Cでは、重なり部107Cにおいて、1重部106cの部分の金属層106Aと、2枚重ね部106dの部分の金属層106Aとが、導電性接着剤109で接着されている。この導電性接着剤109は、シールド部材105の巻回時にいずれか一方(例えば2枚重ね部106d)の金属層106Aに塗布される。このように金属層同士を導電性接着剤109で接着することで、ケーブル屈曲時にシールド部材105間に間隙が生じるのを効果的に防止することができ、確実に放射ノイズ抑制効果を確保することができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係るシールドケーブル100Cについて、図7を参照しながら説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
インターフェイスであるUSB3.0やカテゴリー7対応のLANケーブルに採用されているシールドケーブルの構造は、多芯の撚り対信号線に対して、ペアー毎にテープ状シールド部材が巻回されている。そして、一括集束した信号線の外側を編組シールドで覆った2重シールド構造が採用されている。このような構成が採用された理由は、各ペアーの近傍にシグナルグラウンドを設けて容量性クロストークを抑制し、安定した信号伝送を行うとともに、最外殻のシールド層で放射ノイズを抑制するためである。
そこで、本第5実施形態のシールドケーブル100Dは、図7に示すように、多芯の撚り対信号線のペアー毎に、上記第2実施形態に記載のシールド部材を、絶縁層を外側に巻き回して構成されている。具体的に説明すると、信号線A+,A−からなる撚り対線に、シールド部材を重なり部を有して螺旋状に巻回し、重なり部にて2枚重ね部と1重部との金属層同士を接触させて、シールド部材からなるシールド層104Aを形成する。同様に、信号線B+,B−からなる撚り対線、信号線C+,C−からなる撚り対線、信号線D+,D−からなる撚り対線に、それぞれシールド層104Aを形成する。撚り対線に対して金属層が内側となり、ドレイン線111が金属層に接触して設けられている。なお、本第5実施形態では、電力供給用の芯線E1、低速の信号線E2,E3には、シールド層を設けていないが、これらにもシールド層を設けてもよい。これら撚り対線、芯線E1及び信号線E2,E3は、編組又は上記第1実施形態と同様のシールド部材105からなるシールド層112で一括集束されて覆われている。シールド層112の外側には、熱収縮性の絶縁部材113が被覆されている。
以上、本第5実施形態では、各撚り対線毎にシールド層104Aを形成したので、各撚り対線毎に放射ノイズの抑制効果が発揮され、クロストークを抑制でき、安定した信号伝送と、さらなる放射ノイズ抑制の両立が可能となる。
なお、各撚り対線において、シールド層の外表面が金属層となるようにシールド部材を撚り対線に巻回してもよい。この場合、各撚り対線のシールド層の外表面が、最外殻のシールド層112の金属面と接触するよう配置し、その最外殻のシールド層112が安定したグラウンドに短絡されているならば、ドレイン線111を省略することが可能である。
以上、上記実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。複数本の電線を有するシールドケーブルにおいて、各電線毎にシールド部材を巻回してもよいし、複数の電線のうち、特定又は任意の電線のみにシールド部材を巻回してもよい。1本の電線のみを有するシールドケーブルについては、1本の電線にシールド部材を巻回してシールド層を形成すればよい。
100 シールドケーブル
104 シールド層
105 シールド部材
106A 金属層
106a 一側端部
106B 絶縁層
106b 他側端部
106c 1重部
106d 2枚重ね部
107 重なり部
A+,A−,B+,B−,C+,C−,D+,D− 信号線(電線)

Claims (7)

  1. 1以上の電線にテープ状のシールド部材を重なり部を形成しながら螺旋状に巻回することでシールド層を形成したシールドケーブルにおいて、
    前記シールド部材は、絶縁層と金属層とが積層一体化されており、一側端部を前記絶縁層を内側にして折り曲げることで形成された2枚重ね部と、他側端部の1重部とを有し、
    前記重なり部において、前記2枚重ね部の金属層と前記1重部の金属層とが電気的に接続されていることを特徴とするシールドケーブル。
  2. 前記シールド部材は、少なくとも前記他側端部に形成された複数の切り込みを有することを特徴とする請求項1に記載のシールドケーブル。
  3. 前記2枚重ね部の金属層と前記1重部の金属層は導電性接着剤で接着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールドケーブル。
  4. 前記シールド層の外表面は、熱収縮性の絶縁部材による覆われていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシールドケーブル。
  5. 前記シールド部材は、前記シールド層の外表面が前記金属層となるように前記電線に巻回されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシールドケーブル。
  6. 前記シールド部材は、前記シールド層の外表面が前記絶縁層となるように前記電線に巻回されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシールドケーブル。
  7. 前記金属層に接触するドレイン線を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシールドケーブル。
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