JP2011140330A - 詰め替え容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し使用容器内部のエア抜きを確実なものとして、内容物を連続的かつ速やかに繰り返し使用容器に補充することができ、しかも、その補充作業の中断と再開とができる詰め替え容器を提供する。
【解決手段】詰め替え容器本体と注出部材とを備えて構成される詰め替え容器であり、注出部材が筒状ノズル部材1と可動部材2で構成される。筒状ノズル部材は繰り返し使用容器の開口部に挿入されるものであり、繰り返し使用容器に当接する面に、突起14を有し、その隙間から繰り返し使用容器内部の空気を排出する。また、可動部材は詰め替え容器本体に固定され、筒状ノズル部材の内部に進退自在に挿通されるものである。そして、可動部材の進退位置に応じて内容物の流路を開閉する栓部材xを、筒状ノズル部材又は可動部材に備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体洗剤、柔軟剤などのトイレタリー用品や、化粧水、乳液などの化粧品、あるいは食用油、インスタントコーヒーなどの食品の詰め替え容器に関し、詰め替え操作の容易な、ワンタッチ詰め替え容器に関するものである。
液体洗剤などの容器は、洗剤を使用する時にその都度適切な量を計量して取り出す必要があるため、計量カップに注ぎやすいように、注出口にノズルを備えた剛性のあるプラスチック容器が、繰り返し使用容器として用いられている。この容器に対して、内容物を補充するための詰め替え用の容器としては、軟包装フィルムからなる柔軟なパウチに、注出口を形成した容器や、口栓を取付けた容器が一般的に使用されている。例えば、特許文献1では、パウチを構成するフィルムに腰がないことから、これを補ってその開口部にロックプレートを取り付け、内容物がこぼれることを防止している。
特許第3057658号公報
しかしながら、このようなパウチは単に腰がないという理由でこぼれるのではなく、繰り返し使用容器との位置合わせが不安定で、このために内容物をこぼしてしまうこともあった。
また、口栓を取付けたパウチの場合でも、その口栓が繰り返し使用容器の開口部を塞いで密封してしまうことがあり、この場合には繰り返し使用容器内部の空気が外に抜けないため、内容物が連続して移行せずいわゆる脈動を起こしたり、口元についた内容物がこぼれあるいは吹き飛んで周囲を汚してしまうことがあった。
また、このようなパウチは、一旦補充作業を開始した後には、その開口部を閉鎖することが困難であり、このため、補充作業の途中で中断して残りの内容物を保管し、この後補充作業を再開することも困難であった。
そこで、本発明は、繰り返し使用容器内部のエア抜きを確実なものとして、内容物を連続的かつ速やかに繰り返し使用容器に補充することができ、しかも、その補充作業の中断と再開とができる詰め替え容器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、詰め替え容器本体と、この詰め替え容器本体の開口部に装着された注出部材とを備えて構成され、この注出部材を通して繰り返し使用容器に対して内容物を補充する詰め替え容器において、
前記注出部材が、繰り返し使用容器の開口部に挿入され、内容物を注出する筒状ノズル部材と、前記詰め替え容器本体に固定された可動部材であって、筒状ノズル部材の内部に進退自在に挿通され、内容物を通過させる筒状可動部材とを備えて構成され、これら筒状可動部材の内部と筒状ノズル部材の内部を流路とするものであり、
前記筒状ノズル部材の繰り返し使用容器に当接する面に、突起又は凹状溝を有し、
可動部材の進退位置に応じて内容物の流路を開閉する栓部材を、筒状ノズル部材又は可
動部材に備える、
ことを特徴とする詰め替え容器である。
この発明によれば、内容物は筒状ノズル部材の内部を流路として繰り返し使用容器に補充されるのに対し、この筒状ノズル部材の肩部に突起又凹状溝を有するから、繰り返し使用容器の空気は、この突起の間又は凹状溝を通路として外部に排出される。このため、内容物の補充に当たって脈動を起こすことなく連続的かつスムーズに補充が可能となる。
また、この発明によれば、内容物の流路が筒状ノズル部材の内部、あるいは筒状ノズル部材の内部と筒状可動部材の内部に設けられており、筒状可動部材の進退に応じてこの流路を開閉することができるため、補充作業の途中で筒状可動部材を進退させることによってその流路を閉鎖することができる。そして、補充作業を再開するときには、再び筒状可動部材を進退させて流路を開けばよい。
次に、請求項2〜4に記載の発明は、前記筒状可動部材の進退を規制することにより、不用意に流路が開いたり、あるいは不用意に流路が閉じたりすることを防止するものである。例えば、詰め替え容器の保管中に不用意に流路が開けばこぼれることがある。また、補充作業中に不用意に流路が閉じればやはりこぼれることがある。請求項2〜4に記載の発明は、このような不都合を防止するものである。
すなわち、請求項2に記載の発明は、前記可動部材の進退距離を規制する規制部材を取り外し可能に備えることを特徴とする請求項1記載の詰め替え容器である。
この発明においては、例えば、詰め替え容器の保管中には規制部材を装着し、流路閉鎖位置に前記可動部材を固定してこぼれることを防ぎ、この規制部材をはずして流路を開いた後に補充作業を開始して、作業中に流路が閉じることを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、前記可動部材が前記筒状ノズル部材に回転自在に挿通されており、
前記可動部材がその周囲に可動規制リブを備え、他方、前記筒状ノズル部材がその周囲にこの可動規制リブに対応する切込みを有する可動規制用周壁を備えており、
前記筒状ノズル部材を回転して切込みを可動規制リブに対向させたとき、可動部材が進退自在となり、筒状ノズル部材を回転して可動規制用周壁を可動規制リブに対向させたとき、可動部材の進退を規制する、
ことを特徴とする請求項1記載の詰め替え容器である。
この発明においては、例えば、詰め替え容器の保管中には筒状ノズル部材を可動部材に体して相対的に回転して可動規制用周壁を可動規制リブに対応させて流路を閉鎖し、補充作業のときには切込みを可動規制リブに対応させて流路を開くことができる。そして、筒状ノズル部材を回転しないかぎり、一旦開いた流路を閉めることができず、また、筒状ノズル部材を回転しないかぎり、閉じた流路を開くこともできないのである。
次に、請求項4に記載の発明は、前記筒状ノズル部材がその周囲に可撓性のスカート状部を有しており、他方、前記可動部材が、この可動部材の中心から放射状に伸びる複数のリブであって、前記可撓性スカート状部の端に当接する放射状リブを備えており、この放射状リブが可動部材先端方向に傾斜している、
ことを特徴とする請求項1に記載の詰め替え容器である。
この発明によれば、筒状ノズル部材の可撓性スカート状部を横方向から押すことにより、この可撓性スカート状部の先端が放射状リブの傾斜面に当接しながら可動部材が退出方向に移動する。また、この可動部材を押し込むことによって可撓性スカート状部の先端が放射状リブの傾斜面に当接しながら円形に開き、可動部材が進入する。そして、退出した可動部材は、これを押し込むことがない限り退出位置に固定されており、他方、進入した可動部材は、横方向から押さない限り進入位置に固定されている。
以上のように、本発明によれば、繰り返し使用容器内部のエア抜きを確実なものとして、内容物を連続的かつ速やかに繰り返し使用容器に補充することが可能となる。しかも、筒状可動部材の進退に応じてこの流路を開閉することができるため、補充作業の中断と再開とが容易である。
また、請求項2〜4に記載の発明によれば、開閉位置を固定して、不用意に開閉することがないので、例えば、補充作業中に不用意に流路が閉じて内容物が繰り返し使用容器の外にこぼれるということもない。もちろん、補充作業中断後の保管中に流路が開いて内容物がこぼれるという事故も防止できる。
第1の実施形態に係る注出部材の断面図で、流路を閉鎖したときの断面図 第1の実施形態に係る注出部材の断面図で、流路を開いたときの断面図 第1の実施形態に係る注出部材の内筒21と栓部材xとの接続形態を示す説明図 第2の実施形態に係る注出部材の断面図 第2の実施形態に係るスペーサーの例を示す斜視図 第2の実施形態に係るスペーサーの例を示す斜視図 第3の実施形態に係る注出部材の断面図で、可動規制用周壁を可動規制リブに対向させたときの断面図 第3の実施形態に係る注出部材の断面図で、切込みを可動規制リブに対向させたときの断面図 第4の実施形態に係る注出部材の断面図で、流路を閉鎖したときの断面図 第4の実施形態に係る注出部材の断面図で、流路を開いたときの断面図
本発明に係る詰め替え容器は、詰め替え容器本体と、この詰め替え容器本体の開口部に装着された注出部材とを備えて構成されるものである。詰め替え容器本体としては任意の容器が使用できるが、プラスチックボトル、あるいは軟包装フィルムからなる柔軟なパウチが例示できる。また、この詰め替え容器本体に収容される内容物としては、液体又は粉体の内容物が好ましい。例えば、液体洗剤、柔軟剤などのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどである。
注出部材は、詰め替え容器本体に収容された内容物を繰り返し使用容器に対して補充する際に使用するもので、筒状ノズル部材と可動部材とを必須の構成部材として構成されている。そして、詰め替え容器を倒立させて筒状ノズル部材の先端を繰り返し使用容器の開口部に挿入し、この筒状ノズル部材と筒状可動部材に囲まれた内部を流路として、内容物を詰め替え容器本体から繰り返し使用容器に移動させる。
筒状可動部材は口栓を介して詰め替え容器本体に固定されたもので、この例では、詰め替え容器本体として軟包装フィルムからなる柔軟なパウチを使用している。そして、この筒状可動部材は筒状に構成されたもので、その内部を前記流路としている。また、この可動部材は前記筒状ノズル部材の内部に進退自在に挿通されて配置されている。そして、この筒状ノズル部材と可動部材のいずれか一方に栓部材が固定されており、可動部材の進退
に応じて前記流路を開閉する。例えば、後述する第1の実施形態及び第4の実施形態においては、栓部材が可動部材に固定されており、この可動部材を筒状ノズル部材内部方向に進入させることによって流路を閉鎖し、反対方向に退出させることによって流路を開く。他方、第2の実施形態及び第3の実施形態においては、栓部材が筒状ノズル部材に固定されており、可動部材を筒状ノズル部材内部方向に進入させることによって流路を開き、反対方向に退出させることによって流路を閉鎖する。
また、筒状ノズル部材は、繰り返し使用容器に当接する面に突起又凹状溝を有している。一般に筒状ノズル部材の肩部である。このため、この筒状ノズル部材の先端を繰り返し使用容器の開口部に挿入したとき、筒状ノズル部材の肩部は繰り返し使用容器開口部に密着せず、両者の間に隙間ができる。すなわち、筒状ノズル部材の肩部に突起を有する場合にはこの突起が繰り返し使用容器開口部に密着し、この突起の周囲が隙間を作る。また、凹状溝を有する場合にはこの凹状溝が隙間を作る。こうして作られた隙間から繰り返し使用容器内部の空気を外部に排出することができる。
次に、本発明に係る注出部材について、その実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図2はこの実施形態に係る注出部材の断面図で、図1は流路を閉鎖したときの断面図、図2は流路を開いたときの断面図を示している。いずれも、倒立させた状態である。
この注出部材は、2つの部品から構成されている。筒状ノズル部材1及び筒状可動部材2である。なお、筒状可動部材1は口栓4を介して詰め替え容器本体に固定されている。
筒状ノズル部材1は、外筒11の内部が空洞になっており、この空洞が内容物の流路を構成する。また、その先端には開口部12が設けられており、この先端開口部12から内容物を流出させることができる。なお、図から分かるように、この先端開口部12は外筒11の内径より小さい径に構成されている。
また、この筒状ノズル部材1は、肩部13を有しており、この肩部13に点状の突起14を有している。このため、この筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器の開口部に挿入したとき、筒状ノズル部材の肩部は繰り返し使用容器開口部に密着せず、両者の間に隙間を形成することができる。
次に、筒状可動部材2は、前記外筒11に挿通された内筒21を有しており、その内部は空洞で、この空洞が内容物の流路を構成する。また、内筒21の先端には、前記先端開口部12を閉鎖する栓部材xが一体に固定されている。なお、内筒21と栓部材xとは、図3に示すように細いブリッジで一体に接続されている。また、この内筒21は進退自在に外筒11に挿通されている。
また、これら筒状ノズル部材1と筒状可動部材2とは、筒状ノズル部材1内面のリブ1aと、筒状可動部材2外面のリブ2aとが互いに当接するように設けられており、筒状可動部材2の進退距離を制約している。このため、図2に示すように、筒状可動部材2を詰め替え容器本体と共に筒状ノズル部材1から引き抜くように退出させたとき、リブ1aとリブ2aとが互いに当接して、ここから先に引き抜くことが防止できる。そして、このとき、栓部材xが先端開口部12から離れて内容物の流路が開く(図2参照)。すなわち、内容物は、筒状可動部材2内部の空洞及び筒状ノズル部材1内部の空洞を流路として、詰め替え容器本体から繰り返し使用容器に移動する。
また、筒状可動部材2を筒状ノズル部材1方向に進出させたとき、図1に示すように、栓部材xは先端開口部12を封鎖して流路を閉鎖する。なお、筒状可動部材2は栓部材xと先端開口部12とが当接する位置まで進出させればよいが、この位置を決めるため、各種ストッパー15を設けることもできる。
この注出部材を備える詰め替え容器は、次のように使用することができる。すなわち、この詰め替え容器は、未使用の状態では栓部材xが先端開口部12を塞いでいる。そこで、まずこの詰め替え容器を倒立させ、筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器に挿入する。次に、筒状可動部材2を退出させて内容物の流路を開く。このとき、内容物は前記流路を通って繰り返し使用容器に移動し、繰り返し使用容器内部の空気は前記隙間をとおって外部に排出される。次に、筒状可動部材2を進出させて流路を閉鎖し、内容物の移動が停止したことを確認して、詰め替え容器をはずして保存する。こうして保存した詰め替え容器は、同様の手順で繰り返し使用容器への補充を再開することができる。
(第2の実施形態)
図4はこの実施形態に係る注出部材の断面図で、図4は流路を閉鎖したときの断面図を示している。倒立させた状態である。
この注出部材は、3つの部品から構成されている。筒状ノズル部材1、筒状可動部材2及び規制部材3である。なお、筒状可動部材1は口栓4を介して詰め替え容器本体に固定されている。
筒状ノズル部材1は、外筒11の内部が空洞になっており、この空洞が内容物の流路を構成する。また、その先端には開口部12が設けられており、この先端開口部12から内容物を流出させることができる。なお、図から分かるように、この先端開口部12は外筒11の内径より小さい径に構成されている。そして、この先端開口部12から空洞方向に離隔した位置に、栓部材xが一体に固定されている。なお、外筒11と栓部材xとは細いブリッジで一体に接続されている。
また、この筒状ノズル部材1は、肩部13を有しており、この肩部13に点状の突起14を有している。このため、この筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器の開口部に挿入したとき、筒状ノズル部材の肩部は繰り返し使用容器開口部に密着せず、両者の間に隙間を形成することができる。
次に、筒状可動部材2は、前記外筒11に挿通された内筒21を有しており、その内部は空洞で、この空洞が内容物の流路を構成する。また、内筒21の先端には、前記栓部材xで閉鎖することのできる開口22が設けられている。なお、この内筒21は進退自在に外筒11に挿通されている。
なお、外筒11の外側には、筒状の周壁16が設けられている。そして、前記規制部材3は、この周壁16の端部と筒状可動部材2のストッパー23に挟まれる位置に配置されており、筒状可動部材2の進入を規制している。この状態では、開口22は栓部材xで塞がれており(図4参照)、筒状可動部材2を進入させて流路を開くことはできない。この規制部材3としては、例えば、図5の斜視図に示すスペーサーが使用できる。また、図6の斜視図に示すTEバンドを使用することもできる。いずれの場合であっても、この規制部材3は、詰め替え容器使用時にはずせることが必要である。この規制部材3をはずしたとき、筒状可動部材2を進入させて流路を開くことが可能となる。なお、この規制部材3は、一旦はずした後、再度装着可能であることが望ましい。
この注出部材を備える詰め替え容器は、次のように使用することができる。すなわち、
この詰め替え容器は、未使用の状態では前記規制部材3が装着されており、このため、開口22は栓部材xで塞がれている。そこで、まずこの詰め替え容器を倒立させ、筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器に挿入する。次に、規制部材3をはずし、筒状可動部材2を進入させて、栓部材xを開口22からはずすことにより内容物の流路を開く。なお、規制部材3をはずした後に規制部材3をはずし、筒状可動部材2を進入させて、栓部材xを開口22からはずすことにより内容物の流路を開いてもよい。いずれにしても、流路を開くことによって、内容物は前記流路をとおって繰り返し使用容器に移動し、繰り返し使用容器内部の空気は前記隙間をとおって外部に排出される。次に、筒状可動部材2を退出させて栓部材xで開口22を塞ぐことによって流路を閉鎖し、内容物の移動が停止したことを確認し、次に前記規制部材3を装着して筒状可動部材2の進入を防止した後、詰め替え容器をはずして保存する。こうして保存した詰め替え容器は、同様の手順で繰り返し使用容器への補充を再開することができる。
(第3の実施形態)
図7〜図8はこの実施形態に係る注出部材の断面図で、図7は後述する可動規制用周壁を可動規制リブに対向させたときを示す断面図である。このとき、流路は閉鎖されており、これを開くことができない。他方、図8は可動規制用周壁に設けられた切込みを可動規制リブに対向させたときを示す断面図で、このとき、筒状可動部材を進入させることにより、流路を開くことができる。
この注出部材は、2つの部品から構成されている。筒状ノズル部材1及び筒状可動部材2である。
筒状ノズル部材1は、外筒11の内部が空洞になっており、この空洞が内容物の流路を構成する。また、その先端には開口部12が設けられており、この先端開口部12から内容物を流出させることができる。なお、図から分かるように、この先端開口部12は外筒11の内径より小さい径に構成されている。そして、この先端開口部12から空洞方向に離隔した位置に、栓部材xが一体に固定されている。なお、外筒11と栓部材xとは細いブリッジで一体に接続されている。
また、この筒状ノズル部材1は、肩部13を有しており、この肩部13に点状の突起14を有している。このため、この筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器の開口部に挿入したとき、筒状ノズル部材の肩部は繰り返し使用容器開口部に密着せず、両者の間に隙間を形成することができる。
次に、筒状可動部材2は、前記外筒11に挿通された内筒21を有しており、その内部は空洞で、この空洞が内容物の流路を構成する。また、内筒21の先端には、前記栓部材xで閉鎖することのできる開口22が設けられている。なお、この内筒21は進退自在であると共に、回転自在に外筒11に挿通されている。
なお、外筒11の外側には、筒状の可動規制用周壁17が設けられ、その一部に切込み17bが設けられている(図8参照)。他方、筒状可動部材2の内筒21の外側には可動規制リブ2bが設けられており、この切込み17bと可動規制リブ2bとは互いに対応する関係に構成されている。
すなわち、可動規制リブ2bが切込み17bからはずれて可動規制用周壁17に対向しているとき、可動規制リブ2bが可動規制用周壁17に当接するから筒状可動部材2を進入させることができない。このとき、開口22は栓部材xで塞がれており(図7参照)、筒状可動部材2を進入させて流路を開くことはできない。そして、筒状可動部材2を回転して、可動規制リブ2bを切込み17bに対向させて位置させたとき、筒状可動部材2を
進入させて流路を開くことが可能となる(図8参照)。
この注出部材を備える詰め替え容器は、次のように使用することができる。すなわち、この詰め替え容器は、未使用の状態では、可動規制リブ2bが可動規制用周壁17に当接しており、このため、開口22は栓部材xで塞がれている。そこで、まずこの詰め替え容器を倒立させ、筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器に挿入する。次に、そして、筒状可動部材2を回転させて可動規制リブ2bを切込み17bに対応させて位置させ、筒状可動部材2を進入させて、栓部材xを開口22からはずすことにより内容物の流路を開く。このとき、内容物は前記流路をとおって繰り返し使用容器に移動し、繰り返し使用容器内部の空気は前記隙間をとおって外部に排出される。次に、筒状可動部材2を退出させて栓部材xで開口22を塞ぐことによって流路を閉鎖し、再び筒状可動部材2を回転させて可動規制リブ2bを可動規制用周壁17に当接させてその進入を防止した後、詰め替え容器をはずして保存する。こうして保存した詰め替え容器は、同様の手順で繰り返し使用容器への補充を再開することができる。
(第4の実施形態)
図9〜10はこの実施形態に係る注出部材の断面図で、図9は流路を閉鎖したときの断面図、図10は流路を開いたときの断面図を示している。いずれも倒立させた状態である。
この注出部材は、筒状ノズル部材1と筒状可動部材2の2つの部品で構成されている。
筒状ノズル部材1は、外筒11の内部が空洞になっており、この空洞が内容物の流路を構成する。また、その先端には開口部12が設けられており、この先端開口部12から内容物を流出させることができる。なお、図から分かるように、この先端開口部12は外筒11の内径より小さい径に構成されている。
また、この筒状ノズル部材1は、肩部13を有しており、この肩部13に点状の突起14を有している。このため、この筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器の開口部に挿入したとき、筒状ノズル部材1の肩部は繰り返し使用容器開口部に密着せず、両者の間に隙間を形成することができる。
次に、筒状可動部材2は、前記外筒11に挿通された内筒21を有しており、この外筒11と内筒21との間に空洞が構成されており、この空洞が内容物の流路を構成する。ここで、内筒21は図示するように内部が空洞になっていてもよいが、空洞のない中実の柱状であってもよい。本実施形態では内筒21内部は流路である必要はないが、図示するように、内部を空洞とする場合には、内筒21の側面にスリットや開口部を設け、内筒21内部に内容物が滞留することを防止することが可能である。
次に、内筒21の先端には、前記先端開口部12を閉鎖する栓部材xが一体に固定されている。なお、内筒21と栓部材xとは、図3に示すように細いブリッジで一体に接続されている。また、この内筒21は進退自在に外筒11に挿通されている。
そして、筒状ノズル部材1は、外筒11の外側の可撓性のスカート部1cを有しており、この可撓性スカート部2cは横方向から、すなわち外側から手指等で押しつぶすことによって変形させることができる。他方、前記可動部材2は、その周囲に、この可動部材2の中心から外側方向に伸びる放射状の線状リブ2cを複数本有している。これら複数本の放射型リブ2cの表面はノズル部材先端方向に傾斜しており、前記可撓性スカート部2cを外側から押しつぶしたとき、可撓性スカート部2cの先端が放射型リブ2cの傾斜面に沿って滑りながら、前記可動部材2が筒状ノズル部材1からはずれる方向に退出して、栓部材xが先端開口部12からはずれ、流路を開く(図10参照)。なお、これら放射型リブ2cは、可動部材2を中心としてその周囲に4本以上有することが望ましい。より望ましくは8本以上である。これら放射型リブ2c同士が成す角度は、等角度であることが望ましい。
この注出部材を備える詰め替え容器は、次のように使用することができる。すなわち、この詰め替え容器は、未使用の状態では、図8に示すように、可撓性スカート部1cの先端は、円形に開いて、放射型リブ2cの傾斜面のうち下端の位置に当接している。そこで、まずこの詰め替え容器を倒立させ、筒状ノズル部材1の先端を繰り返し使用容器に挿入する。次に、前記可撓性スカート部1cを外側から手指等で押しつぶすことにより変形させ、この変形によって、可撓性スカート部1cを放射型リブ2cの傾斜面にそって滑らせることによって、前記可動部材2を筒状ノズル部材1からはずれる方向に退出させる。このとき、可動部材2が筒状ノズル部材1からはずれる方向に移動するため、栓部材xが先端開口部12から離れて内容物の流路が開く。そして、内容物はこの流路をとおって繰り返し使用容器に移動し、繰り返し使用容器内部の空気は前記隙間をとおって外部に排出される。次に、筒状可動部材2を押し込むことにより、可撓性スカート部1cを放射型リブ2cの傾斜面にそって滑らせ、この可撓性スカート部1cの先端を円形に開きながら放射型リブ2cの傾斜面のうち下端の位置に当接させる。このとき、栓部材xが先端開口部12を閉鎖して、内容物の流出が停止する。この後、詰め替え容器をはずして保存する。こうして保存した詰め替え容器は、同様の手順で繰り返し使用容器への補充を再開することができる。
1 筒状ノズル部材
11 外筒
12 先端開口部
13 肩部
14 突起
15 ストッパー
16 筒状周壁
17 可動規制用周壁
17b 切込み
1a リブ
1c 可撓性スカート部
2 筒状可動部材
21 内筒
22 開口
23 ストッパー
2a リブ
2b 可動規制リブ
2c 放射状線状リブ
3 規制部材
4 口栓
x 栓部材

Claims (4)

  1. 詰め替え容器本体と、この詰め替え容器本体の開口部に装着された注出部材とを備えて構成され、この注出部材を通して繰り返し使用容器に対して内容物を補充する詰め替え容器において、
    前記注出部材が、繰り返し使用容器の開口部に挿入され、内容物を注出する筒状ノズル部材と、前記詰め替え容器本体に固定された可動部材であって、筒状ノズル部材の内部に進退自在に挿通され、内容物を通過させる筒状可動部材とを備えて構成され、これら筒状可動部材の内部と筒状ノズル部材の内部を流路とするものであり、
    前記筒状ノズル部材の繰り返し使用容器に当接する面に、突起又は凹状溝を有し、
    可動部材の進退位置に応じて内容物の流路を開閉する栓部材を、筒状ノズル部材又は可動部材に備える、
    ことを特徴とする詰め替え容器。
  2. 前記可動部材の進退距離を規制する規制部材を取り外し可能に備えることを特徴とする請求項1記載の詰め替え容器。
  3. 前記可動部材が前記筒状ノズル部材に回転自在に挿通されており、
    前記可動部材がその周囲に可動規制リブを備え、他方、前記筒状ノズル部材がその周囲にこの可動規制リブに対応する切込みを有する可動規制用周壁を備えており、
    前記筒状ノズル部材を回転して切込みを可動規制リブに対向させたとき、可動部材が進退自在となり、筒状ノズル部材回転して可動規制用周壁を可動規制リブに対向させたとき、可動部材の進退を規制する、
    ことを特徴とする請求項1記載の詰め替え容器。
  4. 前記筒状ノズル部材がその周囲に可撓性のスカート状部を有しており、他方、前記可動部材が、この可動部材の中心から放射状に伸びる複数のリブであって、前記可撓性スカート状部の端に当接する放射状リブを備えており、この放射状リブが可動部材先端方向に傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の詰め替え容器。
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