JP2014129140A - 詰替え容器用栓体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な操作によって詰替え容器の詰替え流出口を被詰替え容器の口首部に連通させて、安定した状態で内容物を被詰替え容器に詰め替えさせる詰替え容器用栓体を提供する。
【解決手段】詰替え容器11の口首部12に取り付けて用いられる詰替え容器用栓体10であって、栓本体17と栓蓋18とからなる。栓本体17は、流出開口17bを囲んで突出する流出筒17cと装着筒17dとを備える。栓蓋18は、装着筒17dの内周面に密着する装着壁面部18aと、閉塞板部18bと、押込み凸部18cとを備える。押込み凸部18cを、流出開口17bの開口周縁部から流出筒17cの径方向外側まで切欠き形成された挿通口19を介して、天面板17bから流出筒17cに沿って流出方向外側に突出させ、且つ押込み凸部18cの先端面18dの一部を、流出筒17cの外周面よりも径方向外側に配置した状態で、栓蓋18が栓本体17に装着されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、詰替え容器用栓体に関し、特に、被詰替え容器に内容物を詰め替えるための、詰替え容器の詰替え流出口を覆って取り付けられる詰替え容器用栓体に関する。
近年、各種の液体や、その他の内容物を収納する合成樹脂製の容器についても、環境負荷の低減が図られるようになっており、使用する樹脂量を減らした薄肉の容器が種々開発されている。また、各種の洗剤や食品等を収納する容器として、パウチ等による詰替え容器が多く用いられている。詰替え容器は、収納した内容物を、吐出ノズル部や注出部を備える被詰替え容器に詰め替えたり補充したりすることで、高価な被詰替え容器をその都度廃棄することなく、長期間使用できるようにする。
一方、パウチ等による詰替え容器は、柔軟性や可撓性に富んだ軟包材によって形成されており、詰め替え作業の際に容器が変形し易く、きわめて不安定な状態となり易い。また、詰替え容器による内容物の詰め替え作業は、例えば、a)ノズル部の先端を切断する、b)傾けて注ぐ、c)傾けた状態を保持する、d)絞る、e)こぼれないように注意しつつ廃棄する、といった作業ステップによって行われるが、これらの作業ステップによる内容物の詰め替え作業は、多くの手間を要することになると共に、作業中に内容物をこぼし易い。
このようなことから、軟包材によって形成された容器の詰替え流出口を被詰替え容器の口首部に確実に連結して、詰め替え易さを向上させた詰替え容器が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1の詰替え容器では、詰替え流出口に、内周面に雌ねじが形成された筒部を有する栓体が取り付けられており、被詰替え容器の口首部の外周面に形成された雄ねじに、筒部の雌ねじを螺合して、被詰替え容器の口首部に詰替え容器の詰替え流出口を連結するようになっている。
特開2006−89133号公報 特開2012−30860号公報
しかしながら、特許文献1の詰替え容器では、栓体の筒部の先端開口を覆うキャップやシール部を取り外したり、筒部を被詰替え容器の口首部に螺合する操作を必要とし、作業性に劣ることから、例えばワンアクションの簡易な操作によって、詰替え流出口を被詰替え容器の口首部に容易に且つ確実に連通できるようにすると共に、安定した状態で内容物の詰め替え作業を行えるようにする、新たな技術の開発が望まれている。
特許文献2の詰替え容器では、キャップを開け、挿し込むだけで、詰替え容器を開封でき、容易な操作で詰替え作業を行うことが可能である。一方で、スリット部を開封させる機構のため、開封力を安定にすることが難しい点や更に、複合部材を用いるため、環境面やコスト面に課題がある。
本発明は、詰替え容器に取り付けて用いられ、簡易な操作、及び簡易な力で詰替え容器の詰替え流出口を被詰替え容器の口首部に連通させることができると共に、安定した状態で内容物を被詰替え容器に詰め替えさせることのできる詰替え容器用栓体を提供することを目的とする。
本発明は、被詰替え容器に内容物を詰め替えるための、詰替え容器の詰替え流出口を覆って取り付けられる詰替え容器用栓体であって、前記詰替え流出口の開口周縁部分に接合固定される栓本体と、該栓本体の天面板に開口形成された流出開口を流出方向内側から閉塞して、栓本体に着脱可能に装着される栓蓋とからなり、前記栓本体は、前記流出開口を囲んで前記天面板から流出方向外側に突出する流出筒と、前記流出開口を囲んで前記天面板から流出方向内側に突出する装着筒とを備えており、前記栓蓋は、外周面が前記装着筒の内周面に密着する装着壁面部と、前記装着筒の中空断面形状と同様の平面形状を有する閉塞板部と、該閉塞板部の周縁部分から立設する押込み凸部とを備えており、前記押込み凸部を、前記流出開口の開口周縁部に連続して切欠き形成された挿通口、又は前記流出筒に隣接して開口形成された挿通口を介して、前記天面板から前記流出筒に沿って流出方向外側に突出させた状態で、前記栓蓋が前記栓本体に装着されている詰替え容器用栓体を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の詰替え容器用栓体によれば、詰替え容器に取り付けて用いられて、簡易な操作、及び簡易な力で詰替え容器の詰替え流出口を被詰替え容器の口首部に連通させることができると共に、安定した状態で内容物を被詰替え容器に詰め替えさせることができる。
本発明の好ましい第1実施形態に係る詰替え容器用栓体を取り付けた詰替え容器の斜視図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る詰替え容器用栓体を取り付けた詰替え容器によって、被詰替え容器に内容物を詰め替える状況を説明する斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の好ましい第1実施形態に係る詰替え容器用栓体を取り付けた詰替え容器によって、被詰替え容器に内容物を詰め替える状況を説明する断面図である。 (a)は、本発明の好ましい第1実施形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図、(b)は断面図である。 (a)は、本発明の好ましい第1実施形態に係る詰替え容器用栓体の栓本体の斜視図、(b)は上面図、(c)は下面図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る詰替え容器用栓体の蓋体の斜視図である。 (a)は、本発明の好ましい第2実施形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図、(b)は断面図である。 (a)は、本発明の好ましい第3実施形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図、(b)は断面図である。 他の形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図である。 他の形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図である。 (a)は、本発明の好ましい他の形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図、(b)は断面図である。 本発明の好ましい更に他の形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図である。 本発明の好ましい更に他の形態に係る詰替え容器用栓体の斜視図である。
本発明の好ましい第1実施形態に係る詰替え容器用栓体10は、図1〜図3に示すように、詰替え容器11として例えば薄肉のボトル形状の容器の口首部12(図3(a)、(b)参照)に、これの先端開口による詰替え流出口12aを覆って取り付けられる。
また、本第1実施形態の詰替え容器用栓体10は、詰替え流出口12aを封止した状態で詰替え容器11の口首部12に一体として固定されており、詰め替え作業の際に、詰替え容器11の口首部12と共に被詰替え容器15の口首部16に押し込まれることで、好ましくはワンアクションの簡易な操作によって、詰替え流出口12aを被詰替え容器15の口首部16に連通させる機能を備えると共に、詰替え流出口12aから被詰替え容器15に、内容液を外部に漏れ出させることなくスムーズに流入させる機能を備える。
そして、本第1実施形態の詰替え容器用栓体10は、被詰替え容器15に内容物を詰め替えるための、例えば口首部12の先端開口による詰替え流出口12aを覆ってボトル形状の詰替え容器11に取り付けて用いられる栓部材であって、図4(a)、(b)にも示すように、詰替え流出口12aの開口周縁部分に接合固定される栓本体17と、この栓本体17の天面板17aに開口形成された流出開口17bを流出方向内側から閉塞して、栓本体17に着脱可能に装着される栓蓋18とからなる。栓本体17は、流出開口17bを囲んで天面板17aから流出方向外側に突出する流出筒17cと、流出開口17bを囲んで天面板17aから流出方向内側に突出する装着筒17dとを備えており、栓蓋18は、外周面が装着筒17dの内周面に密着する装着壁面部18aと、装着筒17dの中空断面形状と同様の平面形状を有する閉塞板部18bと、閉塞板部18bの周縁部分から立設する押込み凸部18cとを備えている。押込み凸部18cを、流出開口17bの開口周縁部に連続して、好ましくは流出筒17cの径方向外側まで切欠き形成された挿通口19(図5(a)〜(c)参照)を介して、天面板17bから流出筒17cに沿って流出方向外側に突出させ、且つ好ましくは押込み凸部18cの先端面18dの少なくとも一部を、流出筒17cの外周面よりも径方向外側に配置した状態で、栓蓋18が栓本体17に嵌め込まれるようにして装着されている。
図3(a)、(b)に示すように、内容物を詰め替える際に、好ましくは流出筒17cの外周面を被詰替え容器15の口首部16の内周面に沿わせるようにして、詰替え容器11に取り付けられた当該栓体10を被詰替え容器15に向けて押し込むことで、先端面18dに被詰替え容器15の口首部16の端面部が当接した押込み凸部18cが(図3(a)参照)、詰替え容器11の内部に押し出されて、栓蓋18が装着筒17dから脱落することにより(図3(b)参照)、流出開口17bが開放されて、内容物である例えば液体洗剤等の内容液を、詰替え容器11から被詰替え容器15に流入させるようになっている。
また、本第1実施形態の詰替え容器用栓体10では、図4(a)に示すように、流出筒17cの径方向外側に配置されて、被詰替え容器15の口首部16の外周形状に沿った内周形状部分20aを有するガイト外壁20が、天面板17bから容器11の流出方向外側に突出して栓本体17に設けられている。
さらに、本第1実施形態の詰替え容器用栓体10では、流出筒17cの押込み凸部18cが突出する部分に外接させるようにして、被詰替え容器15の口首部16の内周形状の沿った外周形状部分21aを有するガイト内壁21が、天面板17bから流出方向外側に突出して栓本体17に設けられている。
本第1実施形態の詰替え容器用栓体10は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂や、ポリ乳酸等のバイオプラスチックを用いた金型成形品であって、図4(a)、(b)に示すように、好ましくは射出成形方法によって、栓本体17と栓蓋18とからなる2パーツの部品として形成されている。
詰替え容器用栓体10を構成する栓本体17は、図5(a)〜(c)に示すように、流出開口17bが開口形成された円板形状の天面板17aと、天面板17aの流出方向外側の面である上面から上方に突出して設けられた、略円筒形状の流出筒17cと、天面板17aの流出方向内側の面である下面から下方に突出して設けられた、円筒形状の装着筒17dとを備えており、さらに、ガイト外壁20及びガイト内壁21と、固定スカート部22とを含んで一体成形されている。
固定スカート部22は、円板形状の天面板17aの周縁部から下方に突出して設けられた、円筒形状の部分あって、内周面に雌ネジ突条や係合リブ(図示せず)が形成されている。これらの雌ネジ突条や係合リブを、詰替え容器11の口首部12の外周面に形成された雄ネジ突条や被係合リブ(図示せず)に係合することで、栓本体17が、螺合形式や嵌合形式によって、詰替え容器11の口首部12に装着固定される(図1参照)。
本第1実施形態では、天面板17aに開口形成された流出開口17bは、円形の開口となっており、その中心位置が、天面板17aの中心位置から片側にずれた状態で設けられている。天面板17aの中心位置から片側にずれた方向とは反対方向の部分における、流出開口17bの開口周縁部を切り欠くことで、略矩形形状の挿通口19が、当該開口周縁部に連続して形成されている。この挿通口19には、栓蓋18が栓本体17に装着された際に、栓蓋18の押込み凸部18cが挿通される。
流出筒17cは、本第1実施形態では、天面板17aの上面における円形の流出開口17bの開口周縁部から上方に突出して、中心位置を天面板17aの中心から片側にずらせた状態で、流出開口17bの周囲を囲んで略円筒形状を備えるように設けられている。また流出筒17cは、挿通口19と交差する部分が、分断部23として切り欠かれた状態で設けられている。これによって、挿通口19は、分断部23を介して、流出筒17cの径方向外側にはみ出すように開口形成されている。
装着筒17dは、本第1実施形態では、円形の流出開口17b及びこれと連続する挿通口19の周囲を一体として環状に囲うと共に、好ましくは天面板17aと同心状に配置されて、天面板17aの下面から下方に突出して略円筒形状を有するように設けられている(図5(c)参照)。これによって、流出筒17cと装着筒17dとは、天面板17aの上面側や下面側に、中心位置をずらせて、異なる大きさの筒形状となるように設けられている。
本第1実施形態では、さらに、天面板17bから流出方向外側に突出して、ガイト外壁20とガイト内壁21とが設けられている。ガイト外壁20は、本第1実施形態では、被詰替え容器15の口首部16が円筒形状を有していることから(図2参照)、被詰替え容器15の口首部16の外周形状に沿った形状として、円弧状の内周形状部分20aを内周面の全体に備える、円弧状の壁板部分となっている。ガイト外壁20は、流出筒17cの分断部23と近接する部分において、内周面の内周形状部分20aと流出筒17cとの間に、被詰替え容器15の口首部16の肉厚よりも僅かに大きな間隔を保持すると共に、分断部23と近接する部分の両側に、口首部16の外径と略同様の曲率半径で湾曲させた状態で、天面板17bの周縁部分に延設して設けられている。
ガイト外壁20が設けられていることにより、内容物を詰め替える際に、当該ガイト外壁20の内周形状部分20aを被詰替え容器15の口首部16の外周面に沿わせることでガイドさせて、流出筒17cの外周面を被詰替え容器15の口首部16の内周面に沿わせながら詰替え容器用栓体10を被詰替え容器15に向けて押し込む操作を、より安定した状態で行うことが可能になると共に、被詰替え容器15の口首部16の端面部が栓蓋18の押込み凸部18cの先端面18dに確実に当接するように、よりスムーズに案内することが可能になる。
ガイト内壁21は、本第1実施形態では、被詰替え容器15の口首部16が円筒形状を有していることから(図2参照)、被詰替え容器15の口首部16の内周形状に沿った形状として、円弧状の外周形状部分21aを外周面の全体に備える、円弧状の壁板部分となっている。ガイト内壁21は、流出筒17cの分断部23と重ねて配置される分断部21bによって分断された状態で設けられている。またガイト内壁21は、押込み凸部18cが突出する部分である流出筒17cの分断部23に当該分断部21bを重ねることで、分断部23,21bにおいて流出筒17cに外接するようにして、分断部23,21bから両側に延設して設けられている。さらに、ガイト内壁21は、外周形状部分21aである外周面を、被詰替え容器15の口首部16の内径と略同様の曲率半径で湾曲させた状態で設けられている。これによって、本第1実施形態では、ガイト内壁21の外周形状部分21aと、ガイト外壁20の内周形状部分20aとの間には、被詰替え容器15の口首部16の肉厚よりも僅かに大きな間隔が保持されることになる。
ガイト内壁21が設けられていることにより、内容物を詰め替える際に、当該ガイト内壁21の外周形状部分21aを被詰替え容器15の口首部16の内周面に沿わせることでガイドさせて、流出筒17cの外周面を被詰替え容器15の口首部16の内周面に沿わせながら詰替え容器用栓体10を被詰替え容器15に向けて押し込む操作を、より安定した状態で行うことが可能になると共に、被詰替え容器15の口首部16の端面部が栓蓋18の押込み凸部18cの先端面18dに確実に当接するように、よりスムーズに案内することが可能になる。また、ガイト内壁21の外周形状部分21aと、ガイト外壁20の内周形状部分20aとの間に、被詰替え容器15の口首部16の肉厚よりも僅かに大きな間隔が保持されることで、詰替え容器用栓体10を被詰替え容器15に向けて押し込む操作を、さらに安定した状態で行うことが可能になると共に、被詰替え容器15の口首部16の端面部が栓蓋18の押込み凸部18cの先端面18dに確実に当接するように、さらにスムーズに案内することが可能になる。
詰替え容器用栓体10を構成する栓蓋18は、図4(a)、(b)及び図6に示すように、外周面が栓本体17の装着筒17dの内周面に密着する装着壁面部18aと、装着筒17dの中空断面形状と同様の平面形状を有する閉塞板部18bと、閉塞板部18bの周縁部分から上方に立設する押込み凸部18cとからなる。本第1実施形態では、装着壁面部18aは、円筒形状の装着筒17dの内径と同様の外径を有する、偏平な円筒形状部分18eの外周面によって形成されている。閉塞板部18bは、円筒形状部分18eの流出方向外側の面となる上方の開口端面を覆って一体成形された、円形板状の部分によって形成されている。押込み凸部18cは、円形板状の閉塞板部18bの周縁部分から、流出方向外側である上方に立設して一体成形された、4角柱部分によって形成されている。
栓蓋18は、押込み凸部18c及び閉塞板部18bを流出方向外側に向けて、栓本体17の流出方向内側から、押込み凸部18cを天面板17bに形成された挿通口19に挿通させつつ、栓本体17の装着筒17dに押し込むことで、円筒形状部分18eの外周面による装着壁面部18aを装着筒17dの内周面に強固に密着させた状態で、装着筒17dに嵌め込まれることにより、栓本体17に一体として装着される。またこれによって、栓蓋18は、挿通口19に挿通された押込み凸部18cを、流出筒17cに沿って天面板17bから流出方向外側に突出させ、且つ押込み凸部18cの略4角形の先端面18dにおける略半分の部分を、流出筒17cの外周面よりも径方向外側に配置した状態で、栓本体17に一体として装着される。
ここで、本第1実施形態では、栓蓋18は、栓本体17の流出筒17cやガイト内壁21やガイト外壁20の先端よりも低い高さで押込み凸部18cを突出させて、栓本体17に一体として装着されている。押込み凸部18cが、流出筒17c、ガイト内壁21、ガイト外壁20のいずれか1つの先端よりも低い高さで突出していることにより、例えば詰替え容器11の落下等によって、詰替え容器用栓体10の先端が床面等に衝突した際に、衝突時の荷重を流出筒17cやガイト内壁21やガイト外壁20によって受けることで、衝突時の荷重が押込み凸部18cを介して栓蓋18に伝わるのを効果的に回避することが可能になる。これによって、栓蓋18が栓本体17に対して不用意に移動することで、栓蓋18が装着筒17dから外れて、内容液が流出することを効果的に回避することが可能になるとともに、店頭で陳列される際に栓蓋の押込み部分が故意に押されて、誤開封されてしまい、内容液が流出することを効果的に回避することが可能になる。
また、栓蓋18は、詰替え容器11に収容された詰替え用の内容液よりも、比重の低い材質のものとなっていることが好ましい。栓蓋18が内容液よりも比重の低い材質のものとなっていることにより、内容物を詰め替える際に、詰替え容器11を倒立状態として、詰替え容器用栓体10を被詰替え容器15に向けて押し込むことによって装着筒17dから脱落した後に詰替え容器11の内部に押し出された栓蓋18は、収容された内容液による浮力の作用によって、上方に移動しようとするので、押し出された栓蓋18によって流出開口17bを介した内容液の流出が阻害されるのを、効果的に回避することが可能になる。
上述の構成を備える本第1実施形態の詰替え容器用栓体10は、栓蓋18を流出方向内側から装着筒17dに装着することにより、流出開口17bを閉塞して栓蓋18が栓本体17に一体として取り付けられた状態で、栓本体17の固定スカート部22を介して詰替え容器11の口首部12に接合固定して用いられる(図1〜図3参照)。
そして、本第1実施形態の詰替え容器用栓体10によれば、詰替え容器11の口首部12に取り付けて用いられて、簡易な操作、及び簡易な力によって詰替え容器11の口首部12の先端の詰替え流出口12aを、被詰替え容器15の口首部16に連通させることが可能になると共に、安定した状態で内容液を被詰替え容器15に詰め替えさせることが可能になる。
すなわち、本第1実施形態によれば、詰替え容器用栓体10は、栓本体17と、栓蓋18とからなり、栓本体17は、流出開口17bを囲んで天面板17aから流出方向外側に突出する流出筒17cと、流出開口17bを囲んで天面板17aから流出方向内側に突出する装着筒17dとを備えており、栓蓋18は、装着筒17dの内周面に密着する装着壁面部18aと、閉塞板部18bと、閉塞板部18bから立設する押込み凸部18cとを備えており、押込み凸部18cを、挿通口19を介して、天面板17bから流出筒17cに沿って流出方向外側に突出させ、且つ押込み凸部18cの先端面18dの一部を、流出筒17cの外周面よりも好ましくは径方向外側に配置した状態となっている。
したがって、本第1実施形態の詰替え容器用栓体10によれば、図2及び図3(a)、(b)に示すように、例えば口首部12を下方に配置した倒立状態で、詰替え容器11を把持すると共に、流出筒17cの外周面を被詰替え容器15の口首部16の内周面に沿わせるようにして、詰替え容器11に取り付けられた当該栓体10を被詰替え容器15に向けて押し込むだけの、一連のワンアクションの簡易な操作、及び簡易な力によって、先端面18dに被詰替え容器15の口首部16の端面部が当接した押込み凸部18cを、詰替え容器11の内部に押し出して、栓蓋18を装着筒17dから脱落させることで、流出開口17bを容易に開放させることが可能になる。またこれによって、開放させた流出開口17bを介して、詰替え容器11の詰替え流出口12aを被詰替え容器15の口首部16に容易に連通させることが可能になると共に、好ましくは外周面を被詰替え容器15の口首部16の内周面に沿わせて流出筒17cが被詰替え容器15の口首部16に挿入されていることで、詰替え容器11及び詰替え容器用栓体10を被詰替え容器15に対して安定させた状態で、内容液を、詰替え容器11から詰替え容器用栓体10に流入させながら容易に且つスムーズに詰め替えさせることが可能になる。
図7(a)、(b)は、本発明の好ましい第2実施形態に係る詰替え容器用栓体30を示すものである。本第2実施形態の詰替え容器用栓体30は、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10と略同様の構成を備える一方で、流出筒及びガイト内壁の部分が、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10のものと相違している。なお、本第2実施形態及び後述する第3本実施形態において、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10と同様の構成部分については、上記第1実施形態と同様の符号を付して、その説明を省略する。
すなわち、本第2実施形態の詰替え容器用栓体30では、ガイト内壁は設けられておらず、栓本体17の天面板17aに開口形成された流出開口17bを囲んで天面板17aから流出方向外側に突出する流出筒17c’は、略楕円の中空断面形状を備える筒状部分となっている。
本第2実施形態の詰替え容器用栓体30によっても、詰替え容器11に取り付けられた当該栓体30を被詰替え容器15に向けて押し込むだけの、一連のワンアクションの簡易な操作によって、押込み凸部18cを詰替え容器11の内部に押し出して、栓蓋18を装着筒17dから脱落させることにより、流出開口17bを容易に開放させることが可能になるので、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10と同様の作用効果が奏される。また、略楕円の中空断面形状を備える流出筒17c’の、曲率の大きな弧状部分を、被詰替え容器15の口首部16の内径と略同様の曲率半径で湾曲させると共に、ガイト外壁20と対向させて配置し、且つ流出筒17c’の曲率の大きな弧状部分の外周面と、これと対向するガイト外壁20の内周形状部分20aとの間に、被詰替え容器15の口首部16の肉厚よりも僅かに大きな間隔を保持することによって、当該曲率の大きな弧状部分を、ガイト内壁として機能させることが可能になる。
図8(a)、(b)は、本発明の好ましい第3実施形態に係る詰替え容器用栓体40を示すものである。本第3実施形態の詰替え容器用栓体40は、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10と略同様の構成を備える一方で、流出筒及び挿通口の部分が、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10のものと相違している。また、本第3実施形態の詰替え容器用栓体40では、ガイト外壁及びガイト内壁は、いずれも設けられておらず、栓蓋の装着壁面部及び閉塞板部の部分が、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10のものと相違している。
すなわち、本第3実施形態の詰替え容器用栓体40では、栓本体17の天面板17aに開口形成された流出開口17bを囲んで天面板17aから流出方向外側に突出する流出筒17c”は、括れ部24を有する中空断面形状の筒状部分となっており、栓蓋18”の押込み凸部18c”が挿通される挿通口19”は、流出開口17bと連続することなく、括れ部24の部分において、流出筒17c”の径方向外側に隣接して開口形成されている。また、栓蓋18”は、これの装着壁面部18a”が中空の筒形状を有しており、これの閉塞板部18b”が装着壁面部18a”の流出方向内側の部分を閉塞していることで、装着壁面部18a”及び閉塞板部18b”は、流出方向外側に向って開口する凹形状を形成している。
本第3実施形態の詰替え容器用栓体40によっても、詰替え容器11に取り付けられた当該栓体40を被詰替え容器15に向けて押し込むだけの、一連のワンアクションの簡易な操作によって、押込み凸部18c”を詰替え容器11の内部に押し出して、栓蓋18”を装着筒17dから脱落させることにより、流出開口17bを容易に開放させることが可能になるので、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10と同様の作用効果が奏される。また、栓蓋18”の装着壁面部18a”及び閉塞板部18b”は、流出方向外側に向って開口する凹形状を形成しているので、栓蓋18’が詰め替え容器11の内部に押し出された際、閉塞板部18b’の凹形状に空気をかかえこむため、内容液による浮力の作用だけでなく空気による浮力の作用によっても上方に移動しようとするので、内容液の流出が阻害されるのを、より効果的に回避することが可能になる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、詰替え容器用栓体を用いて詰替え容器から被詰替え容器に詰め替えられる内容物は、液体洗剤等の内容液である必要は必ずしもなく、粉粒物等の流動性を有するその他の内容物であっても良い。また、詰替え容器用栓体は、ボトル形状の詰替え容器の口首部に取り付けて用いる必要は必ずしも無く、パウチやガセット袋等の、その他の軟包材によって形成された種々の詰替え容器の詰替え流出口を覆って取り付けて用いることもできる。詰替え容器には、口首部が設けられていなくても良い。さらに、詰替え容器用栓体は、固定スカート部を介すること無く、シール接合等によって詰替え流出口を覆って詰替え容器に一体として取り付けることもできる。
また、流出筒や装着筒は、円形や楕円以外の中空断面形状を有する筒状部分となっていても良く、栓本体の流出開口や栓蓋の閉塞板部は、円形の平面形状を備えていなくても良い。栓蓋の装着壁面部は、中空の筒形状を有している必要はなく、例えば閉塞板部を肉厚に形成して、外周面を装着筒の内周面に密着させることで、閉塞板部に装着壁面部としての機能を持たせるようにしても良い。閉塞板部の周縁部分から立設する押込み凸部は、4角柱部分である必要は必ずしも無く、その他の形状の柱状部分や筒状部分であっても良い。さらに、図9に示すように、栓本体の天面板と固定スカート部とは、これらの中心位置をずらせた状態で形成することもできる。天面板の形状も必ずしも円形である必要はなく、矩形等の任意の形状となっていて良い。
さらにまた、図10に示すように、流出筒51の内側の領域において、流出開口52の開口周縁部に連続して、或いは流出開口52に隣接して、栓蓋53の押込み凸部54を挿通させる挿通口55が形成されていることで、流出筒51が、挿通口55よりも径方向外側に設置されている詰替え容器用栓体50とすることもできる。図10に示す詰替え容器用栓体50によれば、例えば口首部の外径が流出筒51の内径と略同様となっている被詰替え容器に対して内容液の詰め替えを行う際に、詰替え容器に取り付けられた当該栓体50を被詰替え容器に向けて押し込むだけの、一連のワンアクションの簡易な操作によって、流出開口52を容易に開放させることが可能になって、上記第1実施形態の詰替え容器用栓体10と同様の作用効果が奏される。
上記各実施形態において、図11(a)、(b)に示すように、ガイト外壁20の内側面から内側に突出させて、好ましくは傾斜する内側面を備える位置矯正リブ90を設けておくこともできる。詰替え容器用栓体10を被詰替え容器の口首部に位置決めして押し込む際に、位置矯正リブ90の例えば傾斜面を口首部の外周面に乗り上げさせることによって、流出筒17cに沿って突出させた栓蓋18の押込み凸部18cを、口首部16の先端側に誘導することが可能になる。これによって、栓蓋18の押込み凸部18cを口首部の先端に確実に当接させて、栓蓋18を装着筒17dから脱落させることで、流出開口をさらに容易に開放させることが可能になる。
また、図12及び図13に示すように、位置矯正リブ90を挟んだ両側の部分に、切り込み91を設けることによって、位置矯正リブ90を、栓本体17の天面板17aから板バネ状に立設させた状態で設けることもできる。これによって、例えば被詰替え容器の口首部の外周面に雄ネジ凸条が形成されていて、位置矯正リブ90と干渉し易くなっている場合でも、位置矯正リブ90を外側に弾性変形させることで、干渉を回避することが可能になる。また位置矯正リブ90が外側に弾性変形することで、内側への弾性付勢力が生じるので、押込み凸部18cを、被詰替え容器の口首部の先端側に正確に誘導することが可能になる。これらによって、よりスムーズに詰め替え操作を行うことが可能になる。
10,30,40 詰替え容器用栓体
11 詰替え容器
12 詰替え容器の口首部
12a 詰替え流出口
15 被詰替え容器
16 被詰替え容器の口首部
17 栓本体
17a 天面板
17b 流出開口
17c,17c’,17c” 流出筒
17d 装着筒
18,18” 栓蓋
18a,18a” 装着壁面部
18b,18b” 閉塞板部
18c,18c” 押込み凸部
18d 押込み凸部の先端面
19,19” 挿通口
20 ガイト外壁
20a 内周形状部分
21 ガイト内壁
21a 外周形状部分
21b 分断部
22 固定スカート部
23 分断部
24 括れ部
90 位置矯正リブ
91 切り込み

Claims (16)

  1. 被詰替え容器に内容物を詰め替えるための、詰替え容器の詰替え流出口を覆って取り付けられる詰替え容器用栓体であって、
    前記詰替え流出口の開口周縁部分に接合固定される栓本体と、該栓本体の天面板に開口形成された流出開口を流出方向内側から閉塞して、栓本体に着脱可能に装着される栓蓋とからなり、
    前記栓本体は、前記流出開口を囲んで前記天面板から流出方向外側に突出する流出筒と、前記流出開口を囲んで前記天面板から流出方向内側に突出する装着筒とを備えており、
    前記栓蓋は、外周面が前記装着筒の内周面に密着する装着壁面部と、前記装着筒の中空断面形状と同様の平面形状を有する閉塞板部と、該閉塞板部の周縁部分から立設する押込み凸部とを備えており、
    前記押込み凸部を、前記流出開口の開口周縁部に連続して切欠き形成された挿通口、又は前記流出開口に隣接して形成された挿通口を介して、前記天面板から前記流出筒に沿って流出方向外側に突出させた状態で、前記栓蓋が前記栓本体に装着されている詰替え容器用栓体。
  2. 前記押込み凸部を、前記流出開口の開口周縁部に連続して前記流出筒の径方向外側まで切欠き形成された挿通口、又は前記流出筒の径方向外側に隣接して開口形成された挿通口を介して、前記天面板から前記流出筒に沿って流出方向外側に突出させ、且つ前記押込み凸部の先端面の少なくとも一部を、前記流出筒の外周面よりも径方向外側に配置した状態で、前記栓蓋が前記栓本体に装着されている請求項1記載の詰替え容器用栓体。
  3. 前記流出筒の径方向外側に配置されて、前記被詰替え容器の口首部の外周形状に沿った内周形状部分を有するガイト外壁が、前記天面板から流出方向外側に突出して前記栓本体に設けられている請求項2項記載の詰替え容器用栓体。
  4. 前記被詰替え容器の口首部の内周形状に沿った外周形状部分を有するガイト内壁が、前記天面板から流出方向外側に突出して前記栓本体に設けられている請求項2又は3記載の詰替え容器用栓体。
  5. 前記流出筒が、前記挿通口よりも径方向外側に設置されている請求項1記載の詰替え容器用栓体。
  6. 前記押込み凸部を突出させる前記栓本体に形成された挿通口が、前記装着筒の径方向内側に形成されている請求項1〜5のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  7. 内容物を詰め替える際に、前記流出筒の外周面又は内周面を前記被詰替え容器の口首部に沿わせるようにして、前記詰替え容器に取り付けられた当該栓体を前記被詰替え容器に向けて押し込むことで、先端面に前記被詰替え容器の口首部の端面部が当接した前記押込み凸部が、前記詰替え容器の内部に押し出されて、前記栓蓋が前記装着筒から脱落することにより、前記流出開口が開放されて、内容物を前記詰替え容器から前記被詰替え容器に流入させる請求項1〜6のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  8. 前記栓本体の前記流出筒の中心軸と前記装着筒の中心軸とがずれて配置されている請求項1〜6のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  9. 前記押込み凸部を前記流出筒、前記ガイド内壁、前記ガイト外壁のいずれか1つの先端よりも低い高さで突出させて、前記栓蓋が前記栓本体に装着されている請求項1〜8のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  10. 前記栓蓋は、内容物よりも比重の低い材質のものとなっている請求項1〜9のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  11. 前記栓蓋の前記装着壁面部が中空の筒形状を有しており、前記栓蓋の前記閉塞板部が前記装着壁面部の流出方向内側の部分を閉塞していることで、前記装着壁面部及び前記閉塞板部は、流出方向外側に向って開口する凹形状を形成している請求項1〜10のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  12. 前記ガイト外壁の内側面から内側に突出させて、前記押込み凸部と対する位置に、位置矯正リブが設けられている請求項3〜11のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  13. 前記位置矯正リブを挟んだ両側の部分に、切り込みが設けられている請求項12記載の詰替え容器用栓体。
  14. 前記閉塞板部は、円筒形状部分の流出方向外側の面となる上方の開口端面を覆って一体成形された、円形板状の部分によって形成されている請求項1〜13のいずれか1項記載の詰替え容器用栓体。
  15. 前記押込み凸部は、前記円形板状の閉塞板部の周縁部分から、流出方向外側である上方に立設して一体成形されている請求項14記載の詰替え容器用栓体。
  16. 請求項1〜15のいずれか1記載の詰替え容器用栓体を用いた、詰替え容器から被詰替え容器への内容物の詰め替え方法であって、前記流出筒の外周面又は内周面を前記被詰替え容器の口首部に沿わせるようにして、前記詰替え容器に取り付けられた当該栓体を前記被詰替え容器に向けて押し込むことで、先端面に前記被詰替え容器の口首部の端面部が当接した前記押込み凸部が、前記詰替え容器の内部に押し出されて、前記栓蓋が前記装着筒から脱落することにより、前記流出開口が開放されて、内容物を前記詰替え容器から前記被詰替え容器に流入させる内容物の詰め替え方法。
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