JP2010274998A - 詰め替え容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 起立した樋状の注出筒片を有する継続使用容器に組付く詰め替え容器において、注出筒片により押上げられて開口を形成する中栓片が、注出筒片の上端開口部を塞がないようにすることにより、詰め替え内容物の詰め替え動作を円滑に達成することを目的とする。
【解決手段】 正立姿勢の継続使用容器体17に詰め替え容器1を倒立姿勢にして上方から嵌入組付けした際に、継続使用容器17の注出筒片23の押上げにより詰め替え容器1の中栓片12を傾動変位させて、詰め替え容器1に開口Kを形成し、注出筒片23と中栓片12とにより空気通路を形成し、開口Kの大部分で内容物の通路を形成して円滑な気液置換動作を得、これにより内容物の円滑で速やかな詰め替え動作を得る。
【選択図】 図4

Description

本発明は、洗剤、柔軟剤、漂白剤、入浴剤等の詰め替え内容物を収納する詰め替え容器に関するもので、さらに詳言すれば、起立した樋状の注出筒片を有する継続使用容器に対して、詰め替え内容物を好適に充填する詰め替え容器に関するものである。
容器本体の上端開口部から、内容物の注出用の樋状注出筒片を突出させた注出容器が数多く利用されており、この種の容器は計量機能部を付帯させているのが一般であるので、その分、価格が高いものとなっている。
このため、この種の容器を継続使用するものとし、補充すべき内容物は、安価な詰め替え容器に収納し、この詰め替え容器に収納した内容物を、継続使用容器に移し替えることにより、商品の価格を、収納容器の価格に相当する分だけ安価となるようにしている。また、詰め替え容器は、樹脂量減や減容化されることで環境にやさしいものとなる。
この詰め替え容器から継続使用容器への内容物の詰め替えに際して、この内容物の詰め替えは、継続使用容器に対する詰め替え容器からの内容物の注ぎ込みとなるため、液跳ねや、液ダレ等により周囲を汚してしまうことがあり、またこの内容物の注ぎ込みが終了するまで、詰め替え容器を保持し続けなければならず、詰め替え作業が気苦労の多いものとなる、と云う不満があった。
この不満を解消する従来技術の一つとして、特開2004−099082号公報に示された、容器開口部に管状のノズルが突出するトランジッションキャップを備えた繰り返し使用容器に充填する詰め替え用の内容物を収納した詰め替え容器で、詰め替え容器本体を備えると共に、この容器開口縁部に沿って備えられるバックと、バックアップリングに嵌め込まれて繰り返し使用容器のトランジッションキャップの開口部周縁に着脱可能に嵌合し、ノズルが挿抜自在に挿通されるフィトジョイントと、詰め替え容器本体の開口を密封し、フィトジョイントに挿通されるノズルによって開閉される内蓋と、詰め替え容器本体の開口の内蓋外側を覆う外蓋を備える構成のものが知られている。
上記した従来技術にあっては、繰り返し使用容器のトランジッションキャップに対して、詰め替え容器のフィトジョイントが装着された状態で内蓋が開放されるので、内容物の液跳ねや液ダレが無いと共に、繰り返し使用容器に対して詰め替え容器が倒立姿勢で組付け保持されるので、内容物の詰め替え作業中に、詰め替え容器を保持し続ける必要がなくなる。
しかしながら、上記した従来技術にあっては、ノズルで押上げられて内容物の詰め替え口を形成する内蓋が、単純な平板構造であるため、この内蓋を押上げているノズルの上端開口部を殆ど塞ぐ姿勢で位置することになり、このため繰り返し使用容器に対する詰め替え容器からの内容物の詰め替え動作が円滑に達成されない、と云う問題があった。
すなわち、ノズルの上端開口部が内蓋により殆ど塞がれるので、詰め替えされる内容物は、ノズルの両側を通って流動することになるが、この通路は繰り返し使用容器から詰め替え容器への空気の「逃げ」通路ともなるため、詰め替え内容物と繰り返し使用容器からの排気との気液置換が円滑に達成されない、と云う問題があった。
特開2004−099082号公報
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、起立した樋状の注出筒片を有する継続使用容器に組付く詰め替え容器において、注出筒片により押上げられて開口を形成する中栓片が、注出筒片の上端開口部を塞がないようにすることを技術的課題とし、もって詰め替え内容物の詰め替え動作を円滑に達成することを目的とする。
上記技術的課題を解決するための本発明の主たる構成は、
取付け筒と、この取付け筒の内側に位置する樋状の注出筒片とを有するボトル状の継続使用容器に、内容物を詰め替え補充する詰め替え容器であること、
内容物を収納する容器体の口筒部に結合蓋を組付け、この結合蓋に、倒立姿勢で継続使用容器の取付け筒と着脱自在に嵌入組付きするガイド筒と、この口筒部を塞ぐ底壁に弱化部を介して連設された有底筒状の中栓片を設けること、
この中栓片を、継続使用容器の注出筒片の突き当たりにより、弱化部を破断しながら傾動変位して開口を形成すると共に、その筒部と継続使用容器の注出筒片との間に通気路を形成するものとした、
ことにある。
継続使用容器に対する組付け前の詰め替え容器は、内容物を収納した容器体の口筒部を結合蓋の中栓片で密に塞いで、内容物を密収納した状態となっている。
この詰め替え容器を倒立姿勢として、空となった正立姿勢の継続使用容器に、継続使用容器の取付け筒に詰め替え容器のガイド筒を嵌入組付けして行くと、継続使用容器の注出筒片の先端(上端)が、詰め替え容器の中栓片に突き当たりこれを押上げるので、中栓片は弱化部を破断しながら傾動変位し、これにより詰め替え容器の結合蓋に開口が形成される。
この結合蓋に開設された開口は、中栓片を傾斜変位姿勢にして形成されるので、中栓片の筒部と注出筒片との間に隙間を形成することになる。
このように、注出筒片の押上げにより中栓片が傾動変位して開口が形成されると、この形成された開口には、注出筒片と中栓片の筒部との隙間である開口部分と、注出筒片の両側の開口部分とが形成されることになり、これにより注出筒片と中栓片の筒部との隙間である開口部分が通気路である第二開口部分を形成し、注出筒片の両側の開口部分が内容物の詰め替え通路である第一開口部分を形成することになる。
また、この継続使用容器に対する詰め替え容器の倒立姿勢での組付きは、詰め替え容器のガイド筒が、継続使用容器の取付け筒に嵌入組付きして不動状態となるので、手を添えなくても維持されることになる。
中栓片の位置を、底壁の範囲内で自由に設定することができるので、継続使用容器の注出筒片の先端に対して、弱化部を含めた中栓片を正確に対向させることができ、これにより注出筒片の押上げによる弱化部の破断および中栓片の傾動変位が、安定して確実に行われる。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、詰め替え容器のガイド筒の上端開口部を、着脱自在に組付く捨て栓で塞いだ、ものである。
ガイド筒の上端開口部を、着脱自在に組付く捨て栓で塞いだものにあっては、詰め替え容器が消費者の手元に届く、格納・搬送状態で、ガイド筒を閉鎖してホコリ等の侵入を阻止するので、商品としての詰め替え容器を衛生的に取扱うことができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、継続使用容器の取付け筒の開口端面に突き当たって、この取付け筒に対する詰め替え容器のガイド筒の嵌入組付き限界位置を設定する突き当たり片を、ガイド筒の外周面に突設した、ものである。
ガイド筒に突き当たり片を設けたものにあっては、取付け筒に対するガイド筒を組付け限界位置を突き当たり片が、詰め替え容器全体を支えた状態で設定するので、組付け限界位置を正確に設定することができると共に、ガイド筒の取付け筒に対する過剰な嵌り込みの発生を防止する。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、中栓片の円板状をした本体部の上面周端部に、間隔を通気欠部として注出筒片の溝部に侵入可能な幅の板片を起立設して中栓片の筒部を構成した、ものである。
中栓片の筒部を小さい幅の板片で構成したものにあっては、板片が注出筒片の溝部内に位置して、中栓片が傾斜した姿勢、すなわち開口が形成された状態では、注出筒片に対する板片の突き当たりにより、注出筒片と中栓片との間に隙間が形成される。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、中栓片の筒部を、注出筒片の溝部内に侵入できない大きさに構成した、ものである。
中栓片の筒部を、注出筒片の溝部内に侵入できない大きさに構成したものにあっては、注出筒片の溝部内全域が開放された状態となる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成にあっては、開口が形成されると、この開口には、注出筒片と中栓片の筒部との隙間である第二開口部分と、注出筒片の両側の第一開口部分とが形成されることになり、これにより第二開口部分が通気路を形成し、第一開口部分が内容物の詰め替え通路を形成することになり、これにより継続使用容器と詰め替え容器との間の気液置換が、良好にかつ効率良く達成されることになる。
また、詰め替え時における継続使用容器に対する詰め替え容器の倒立姿勢での組付きは、不動に維持されるので、内容物の詰め替え作業を、殆ど手間を掛けることなく、簡単にかつ安全に達成することができる。
継続使用容器の注出筒片に対して弱化部を含めた中栓片を正確に対向させることができるので、注出筒片の押上げによる弱化部の破断および中栓片の傾動変位が、安定して確実に行われるので、開口が適正に形成され、これにより内容物の良好な詰め替え動作を得ることができる。
ガイド筒の上端開口部を、着脱自在に組付く捨て栓で塞いだものにあっては、詰め替え容器が消費者の手元に届く、格納・搬送状態で、ガイド筒を閉鎖してホコリ等の侵入を阻止するので、詰め替え容器を衛生的に取扱うことができ、これにより商品としての詰め替え容器を安心して購入することができる。
ガイド筒に突き当たり片を設けたものにあっては、取付け筒に対するガイド筒の組付け限界位置を正確に設定することができると共に、ガイド筒の取付け筒に対する過剰な嵌り込みの発生を防止するので、継続使用容器に対する詰め替え容器の安定した倒立組付き状態を得ることができると共に、継続使用容器に対する詰め替え容器のカジリ組付きの発生を阻止して、安全な取扱いを得ることができる。
中栓片の筒部を板片により構成したものにあっては、注出筒片の溝部内に位置した板片の突き当たりにより、注出筒片と板片との間に隙間が形成されるので、この隙間が通気路となり、安定した気液置換動作を得ることができる。
中栓片の筒部を、注出筒片が形成する溝部内に侵入できない大きさに構成したものにあっては、注出筒片が形成する溝部内全域が開放された状態となり、この開放された注出筒片の溝部内が通気路となり、安定した気液置換動作を得ることができる。
本発明の一実施形態例の要部を示す、一部縦断面図である。 継続使用容器の要部を示す、一部縦断面図である。 本発明の一実施例の組付け開始状態を示す、一部縦断面図である。 図3に示した実施例の気液置換状態を示す、一部縦断面図である。 本発明の他の実施例の組付け開始状態を示す、一部縦断面図である。 図5に示した実施例の気液置換状態を示す、一部縦断面図である。 図6中の矢視した開口状態を示す、要部平面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明による詰め替え容器1(図1参照)は、洗剤や入浴剤等の詰め替え用内容物を収納するボトル状に構成された容器体2と、この容器体2の口筒部3に、密にアンダーカット組付けされた結合蓋4とから構成されている。
結合蓋4は、容器体2の口筒部3に外嵌してアンダーカット結合する組付き筒5の上端から内鍔状の頂壁6を連設し、この頂壁6の上面にガイド筒8を起立設すると共に、頂壁6の内周端縁に筒体片を介して口筒部3を塞ぐ底壁11を連設し、この底壁11の中央部に円形の弱化部15を介して、円板状の本体部の上面周縁部に筒部13を一体に起立設した中栓片12を連設して構成されている。
この中栓片12における筒部13は、中栓片12の本体部12aの周端縁部の剛性を高めて、隣接する弱化部15の破断を達成し易くしている。
直線円筒状のガイド筒8の外周面には、多数の細かい縦突条9がローレット状に設けられており、またガイド筒8の外周面基端部には、複数の等しい高さの突き当たり片10が、周方向に沿って等間隔に設けられており、そしてこのガイド筒8の上端開口部は、着脱自在に組付けられる捨て栓16により塞がれている。
なお、頂壁6の下面に垂下設されて、容器体2の口筒部3に密嵌入する嵌入筒片7は、結合蓋4の口筒部3に対する密な組付きを高めるものである。
本発明による詰め替え容器1が組付けられる継続使用容器17(図2参照)は、ボトル状の容器本体18の口部に密に組付く本体キャップ19と、この本体キャップ19に着脱可能に螺合して、容器本体18を開閉する計量キャップ27を有している。
本体キャップ19(図2参照)は、容器本体18の口筒部に密に嵌入する嵌入筒20と、この嵌入筒20の底板21に立設された樋状の注出筒片23と、嵌入筒20の上端に外鍔状に連設され、取付け筒25を起立設した頂板24と、この頂板24の外周端から垂下設された装着筒26とから構成されており、注出筒片23が形成する溝部23aは、中栓片12の外径よりも小さい曲率で形成されている。
底板21は、やや後側に偏った箇所に下降傾斜したテーパ壁状をしており、その前側部分に開設された注出開口22の開口縁に、注出筒片23が起立設されており、この注出筒片23の開口側部の下端が位置する底板21の最下位の部分が、容器本体18内への内容液の戻り口となっている。
取付け筒25は、計量キャップ27を螺合組付けする部分であり、装着筒26は、本体キャップ19を容器本体18にアンダーカット結合させる部分である。
計量キャップ27(図2参照)は、本体キャップ19に組付いた状態で下半分を嵌入筒20内に挿入する有頂筒形状をした計量筒28と、この計量筒28の略中央高さ位置から外鍔状に周設されたフランジ壁29と、このフランジ壁29の周端から垂下設されて、取付け筒25に密に螺合する螺合筒30とから構成されている。
次に、詰め替え容器1から継続使用容器17への内容物の詰め替え動作を説明する。
計量キャップ27を取外して正立姿勢にある継続使用容器17の本体キャップ19の取付け筒25に、捨て栓16を取去って倒立姿勢にした詰め替え容器1のガイド筒8を嵌入組付け(図3参照)して行く。
この継続使用容器17に対する詰め替え容器1の組付き姿勢は、取付け筒25に対するガイド筒8の嵌入にガイドされて達成されるので、取付け筒25に対するガイド筒8の嵌入が進むに従って、継続使用容器17に対する詰め替え容器1の倒立姿勢が正しい状態に矯正されて行く。
取付け筒25に対するガイド筒8の嵌入組付きにより、注出筒片23の先端が中栓片12の筒部13もしくは弱化部15付近の底壁11部分に突き当たり(図3および図5参照)、弱化部15に破断力を作用させるようになる。
取付け筒25に対するガイド筒8の嵌入組付きがさらに進行する(図4および図6参照)と、注出筒片23からの押上げ力作用により、中栓片12が上方に押上げられて弱化部15を破断しながら傾動変位して、底壁11に開口Kを形成する。
形成された開口Kは、図7に示すように、傾動変位した中栓片12で上端開放部の一部を塞がれた注出筒片23の溝部23aが形成する第二開口部分K2と、この注出筒片23の両側に大きく開放した第一開口部分K1とに区画される状態となるが、内容物Nは、流路面積の大きい第一開口部分K1を自重流下するので、この流下してくる内容物Nに押出される状態で、継続使用容器17内の空気が、第二開口部分K2を通って詰め替え容器1内に排出される。
このように、詰め替え容器1と継続使用容器17の間の気液置換動作は、内容物が通る通路部分である第一開口部分K1と気体が通る通気路部分である第二開口部分K2とが別々に形成されるので、息つきを生じることなく円滑にかつ効率よく達成されることになる。
図1、図3そして図4は、中栓片12の第一実施例を示すもので、円板状の本体部12aの上面周端部に幅の広い通気欠部14を介在させて四つの板片13aを起立設して、中栓片12の筒部13を構成している。
この中栓片12の第一実施例の場合、注出筒片23が中栓片12を押上げて開口Kを形成した状態で、一つの板片13aを注出筒片23の溝部23a内に位置させるが、この板片13aと注出筒片23との間には充分な隙間が形成され、この隙間が通気路を形成することになる。
このように、中栓片12の第一実施例の場合、筒部13を構成する板片13aを注出筒片23の溝部23a内に位置させる必要があるので、継続使用容器17に詰め替え容器1を組付ける際には、板片13aを注出筒片23の溝部23aに対向させるように位置合せすることになる。
図5、図6は、中栓片12の第二実施例を示すもので、中栓片12の筒部13は、高さの低い円筒状に成形されている。
この中栓片12の第二実施例の場合、中栓片12に対する注出筒片23からの押上げ力は、筒部13に作用することになり、このため中栓片12全体が注出筒片23に押上げられて傾動変位して、注出筒片23の上端開放部上に、筒部13を突き当てた状態で位置することになる。
このように、中栓片12の第二実施例の場合、中栓片12は注出筒片23内に位置することがないので、継続使用容器17に詰め替え容器1を組付ける際には、筒部13の注出筒片23に対する位置合せは不要である。
なお、ガイド筒8の外周面には多数の縦突条9が形成されているので、この縦突条9により、嵌合組付き時におけるガイド筒8と取付け筒25との間の摺動抵抗が小さくなり、これにより継続使用容器17に対する詰め替え容器1の嵌合組付け操作が行い易いものとなる。
また、この縦突条9は、嵌合したガイド筒8と取付け筒25との間にリーク通路を形成することになるので、内容物の詰め替え動作時に発生する圧力変動を逃がして、内容物の詰め替え動作をより円滑に行わせる。
以上説明したように、本発明における詰め替え容器は、内容物用の通路部分と通気路とを確保するものであり、気液置換を必要とする技術として、幅広い利用展開が期待できる。
1 ;詰め替え容器
2 ;容器体
3 ;口筒部
4 ;結合蓋
5 ;組付き筒
6 ;頂壁
7 ;嵌入筒片
8 ;ガイド筒
9 ;縦突条
10;突き当たり片
11;底壁
12;中栓片
12a;本体部
13;筒部
13a;板片
14;通気欠部
15;弱化部
16;捨て栓
17;継続使用容器
18;容器本体
19;本体キャップ
20;嵌入筒
21;底板
22;注出開口
23;注出筒片
23a;溝部
24;頂板
25;取付け筒
26;装着筒
27;計量キャップ
28;計量筒
29;フランジ壁
30;螺合筒
K ;開口
K1;第一開口部分
K2;第二開口部分
N ;内容物

Claims (5)

  1. 取付け筒と、該取付け筒の内側に位置する樋状の注出筒片とを有するボトル状の継続使用容器に、内容物を詰め替え補充する詰め替え容器であって、前記内容物を収納する容器体の口筒部に結合蓋を組付け、該結合蓋に、倒立姿勢で前記取付け筒に嵌入組付きするガイド筒と、前記口筒部を塞ぐ底壁に弱化部を介して連設された有底筒状の中栓片を設け、該中栓片を、前記注出筒片の突き当たりにより、前記弱化部を破断しながら傾動変位して開口を形成すると共に、その筒部と注出筒片との間に通気路を形成するものとした詰め替え容器。
  2. ガイド筒の上端開口部を、着脱自在に組付く捨て栓で塞いだ請求項1に記載の詰め替え容器。
  3. 取付け筒の開口端面に突き当たって、該取り付け筒に対するガイド筒の嵌入組付き限界位置を設定する突き当たり片を、前記ガイド筒の外周面に突設した請求項1または2に記載の詰め替え容器。
  4. 中栓片の円板状をした本体部の上面周端部に、間隔を通気欠部として注出筒片の溝部に侵入可能な幅の板片を起立設して中栓片の筒部を構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の詰め替え容器。
  5. 中栓片の筒部を、注出筒片が形成する溝部内に侵入できない大きさの円筒片状に構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の詰め替え容器。
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