JP2011134890A5 - - Google Patents

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複数の配線パターンが絶縁層を介して積層された多層配線基板では、絶縁層を貫通するヴィアを介して配線パターン同士の電気的な接続がなされている。
かかる多層配線基板としては、例えば下記特許文献1に、図10に示す多層配線基板が提案されている。この多層配線基板は、樹脂フィルム100の一面側に形成された配線パターン102,102を挟んで樹脂層104,104が形成され、且つ配線パターン102の両面側の樹脂層104,104にレーザ加工によって形成された、底面に配線パターン102が露出する凹部106,106内にめっき金属が充填されて成るヴィア108が形成されている。かかるヴィア108は、中間部に配線パターン102が配設されている。
また、下記特許文献2には、図11に示すヴィアの形成方法が提案されている。図11のヴィアの形成方法では、図11(a)に示す様に、絶縁基板200に鼓状の貫通孔202を形成した後、貫通孔202の内壁面を含む絶縁基板200の全面に無電解めっきによって薄膜金属層204を形成する[図11(b)]。
次いで、薄膜金属層204を給電層とする電解めっきによって、めっき金属層206を形成する[図11(c)]。その際に、貫通孔202内に突出する突出部に電荷が集中し、貫通孔202の突出部を覆うめっき金属層206がその他の部分よりも厚く形成される。
更に、電解めっきを継続することによって、図11(d)に示す様に、貫通孔202内に突出する突出部が閉塞され、貫通孔202の開口部方向にめっき金属層206が充填されてヴィアを形成できる。
凹部22及びヴィア用貫通孔40をレーザで形成したことによって発生した残渣は、基板20にデスミア処理を施して除去した後、凹部22及びヴィア用貫通孔40をめっき金属によって充填する。このヴィア用貫通孔40をめっき金属による充填は、中間配線パターン18の小孔38をめっき金属で閉塞した後、中間配線パターン18を挟んで両側に形成された凹部36,36をめっき金属によって充填する。
先ず、凹部22及びヴィア用貫通孔40の内壁面を含む基板20の全表面に、図4(a)に示す様に、めっきによって金属皮膜23を形成する。
かかる金属皮膜23によって、ヴィア用貫通孔40の中間部に配設された中間配線パターン18の小孔38は閉塞されている。この金属皮膜23を形成する際には、先ず、図8(a)に示す様に、凹部22及びヴィア用貫通孔40の内壁面を含む基板20の全表面に無電解めっきによって、薄膜金属層23aを形成する。次いで、薄膜金属層23aを給電層とする電解めっきを施して、薄金属層23bを形成する。かかる薄金属層23bを形成する電解めっきの際に、小孔38の内方に突出する先細状の突出部の先端に電荷が集中し、小孔38の先端部にめっき金属が析出して、小孔38をめっき金属によって容易に閉塞できる。
ここで、中間配線パターン18の小孔38が、図9に示す様に、中間配線パターン18の一面側から穿設加工が施され、小孔38の形状がテーパ状である場合には、無電解めっきや電解めっきの際に、めっき液の流れに淀み部が形成され、形成される金属皮膜23に斑が形成され易い傾向がある。
次いで、ドライフィルム16,16を剥離して露出する金属箔10b及び薄金属皮膜23をエッチングすることによって、図4(c)に示す様に、中間配線パターン18,18とヴィア24,30により電気的に接続された両面側配線パターン28,28を基板20の両面側に形成できる。
更に、両面側配線パターン28,28のパッド34を形成する部分を除いてソルダレジスト32によって被覆することによって、図1に示す多層配線基板20を得ることができる。
10 キャリア付金属箔
10a キャリア板
10b 金属箔
10c 剥離層
12 絶縁層
18 中間配線パターン
18 配線パターン
20 多層配線基板
22,36 凹部
23 金属皮膜
23a 薄膜金属層
23b 薄金属層
24,30 ヴィア
28,28 両面側配線パターン
38 小孔
40 ヴィア用貫通孔

Claims (9)

  1. 少なくとも三層の配線パターンが絶縁層を介して積層され、前記絶縁層を貫通し且つ前記配線パターンの中間に配設された中間配線パターンを貫通する貫通孔金属が充填されて成るヴィアによって、前記中間配線パターンを挟む両面側配線パターンが電気的に接続されている多層配線基板であって、
    前記貫通孔には、前記中間配線パターンを挟む両絶縁層の各々に形成された凹部の底面に露出する中間配線パターンに、前記凹部の底面の内径よりも小径の小孔が穿設され、
    且つ前記凹部の各々に充填された金属が、前記小孔を介して一体に連結されてヴィアが形成されていることを特徴とする多層配線基板。
  2. 中間配線パターンに形成された小孔の内壁面が、その中央部又はその近傍が前記小孔の内側方向に突出して先細状に形成されている請求項1記載の多層配線基板。
  3. 中間配線パターンに形成された小孔が、前記中間配線パターンの露出面の両面側から穿設加工が施されて形成されている請求項1又は請求項2記載の多層配線基板。
  4. 中間配線パターンに形成された小孔の面積が、前記小孔を含む中間配線パターンが貫通孔に露出する露出面積の1/4以上である請求項1〜3のいずれか一項記載の多層配線基板。
  5. 貫通孔の凹部が、レーザ加工によって形成された凹部であって、中間配線パターン側方向に内径が次第に小径となるテーパ状凹部である請求項1〜4のいずれか一項記載の多層配線基板。
  6. 少なくとも三層の配線パターンが絶縁層を介して積層された積層体に、前記絶縁層を貫通し且つ前記配線パターンの中間に配設された中間配線パターンを貫通する貫通孔に、金属を充填して形成したヴィアによって、前記中間配線パターンを挟む両面側配線パターンを電気的に接続する多層配線基板を製造する際に、
    前記貫通孔として、前記中間配線パターンを挟む両絶縁層の各々に形成した凹部の底面に露出する中間配線パターンに、前記凹部の底面の内径よりも小径の小孔を穿設した貫通孔を形成し、
    次いで、前記貫通孔の凹部を充填する金属が前記小孔を介して一体に連結されて成るヴィアを形成するように、前記貫通孔にめっきを施すことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  7. 中間配線パターンの両面側の絶縁層の各々に、レーザ加工によって前記中間配線パターンが底面に露出する、内径が中間配線パターン側方向に次第に小径となるテーパ状凹部を形成すると共に、前記底面に露出した中間配線パターンの露出面の両面から穿設加工を施して、内壁面の中央部又はその近傍が内側方向に突出して先細状に形成された小孔を形成する請求項6記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 金属は、中間配線パターンの小孔を閉塞した後、前記中間配線パターンを挟む凹部の各々を充填する請求項6又は請求項7記載の多層配線基板の製造方法。
  9. 少なくとも三層の配線パターンが絶縁層を介して積層された積層体に、前記絶縁層を貫通し且つ前記配線パターンの中間に配設された中間配線パターンを貫通する貫通孔内に金属を充填する際に、
    前記貫通孔として、前記中間配線パターンを挟む両絶縁層の各々に形成した凹部の底面に露出する中間配線パターンに、前記凹部の底面の内径よりも小径の小孔を穿設した貫通孔を形成し、
    次いで、前記貫通孔の凹部を充填する金属が前記小孔を介して一体に連結されて成るヴィアを形成するように、前記貫通孔にめっきを施すことを特徴とするヴィアフィル方法。
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