JP2011134613A - ケーブル接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルの取り付け部分の高さを増大させることなく基板にケーブルを接続すること。
【解決手段】本発明のある実施の形態のケーブル接続構造は、先端面11に露出した中心導体12の表面に導電膜21が設けられた同軸ケーブル1と、接続側面31に中心導体12を接続するための中心導体接続電極311が形成された基板3とを備える。そして、同軸ケーブル1の先端面11と基板3の接続側面31とが対向配置され、中心導体12に設けられた導電膜21と中心導体接続電極311とが導電材料によって接続されて構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板にケーブルを接続するケーブル接続構造に関するものである。
同軸ケーブルの接続構造として、プリント基板の上面にスリットを設け、このスリットの両側に外部導体との接続パターンを形成したものが知られている(特許文献1を参照)。この特許文献1の技術によれば、プリント基板に設けたスリットに同軸ケーブルの外部導体を載置し、この外部導体をスリット両側の接続パターンと接続させることができるので、スリットの深さの分だけ同軸ケーブルの取り付け高さを低くすることが可能となる。
特開2001−68175号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、スリット内に配置されるのは外部導体の一部分であるため、ケーブルを基板に接続することでケーブルの取り付け部分の高さが増大してしまう。
本発明は、上記に鑑みなされたものであって、ケーブルの取り付け部分の高さを増大させることなく基板にケーブルを接続することができるケーブル接続構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかるケーブル接続構造は、先端面に露出した芯線の表面に導電膜が設けられたケーブルと、所定の接続側面に前記ケーブルを接続するための電極が形成された基板と、を備え、前記ケーブルの前記先端面と前記基板の前記接続側面とが対向配置され、前記芯線の表面に設けられた前記導電膜と前記電極とが導電材料によって接続されたことを特徴とする。
また、本発明にかかるケーブル接続構造は、上記の発明において、前記基板の前記接続側面は、前記基板の主面と直交する面であることを特徴とする。
また、本発明にかかるケーブル接続構造は、上記の発明において、前記ケーブルはシールド線を有し、前記先端面に露出した前記シールド線の表面には導電膜が設けられ、前記基板の前記接続側面にはシールド線用の電極が形成され、前記シールド線の表面に設けられた前記導電膜と前記シールド線用の電極とが導電材料によって接続されたことを特徴とする。
また、本発明にかかるケーブル接続構造は、先端面に露出した芯線を備えるケーブルと、所定の接続側面に前記ケーブルを接続するための電極が形成された基板と、を備え、前記ケーブルの前記先端面と前記基板の前記接続側面とが導電材料によって接続されたことを特徴とする。
また、本発明にかかるケーブル接続構造は、上記の発明において、前記基板の前記接続側面は傾斜面として形成され、前記ケーブルの前記先端面は前記基板の前記接続側面と略同一の傾斜を有する傾斜面として形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ケーブルの先端面と基板の所定の接続側面とを対向配置し、ケーブルの芯線表面に設けられた導電膜と接続側面に形成された電極とを接続することができる。したがって、ケーブルの取り付け部分の高さを基板の厚さ以下またはケーブルの外径以下に収めることができる。すなわち、ケーブルの外径よりも基板の厚みの方が大きい場合にはケーブルの取り付け部分の高さを基板の厚さ以下に収め、基板の厚さよりもケーブルの外径の方が大きい場合にはケーブルの取り付け部分の高さをケーブルの外径以下に収めることができる。したがって、ケーブルの取り付け部分の高さを増大させることなく基板にケーブルを接続できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1のケーブル接続構造を説明する一部断面図である。 図2は、実施の形態1の基板の構成を説明する斜視図である。 図3は、実施の形態2のケーブル接続構造を説明する一部断面図である。 図4は、実施の形態3のケーブル接続構造を説明する一部断面図である。 図5は、実施の形態4のケーブル接続構造を説明する一部断面図である。 図6は、図5のA−A矢視断面図である。 図7は、実施の形態4のケーブル接続構造によって基板に接続される複数の同軸ケーブルの先端面を示す図である。 図8は、複数の同軸ケーブルが接続される基板の接続側面を示す平面図である。
以下、図面を参照し、本発明に係るケーブル接続構造の好適な実施の形態について説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1のケーブル接続構造を説明する一部断面図である。また、図2は、実施の形態1のケーブル接続構造によって同軸ケーブル1が接続される基板3の構成を説明する斜視図である。本ケーブル接続構造では、図1に示すように、同軸ケーブル1の先端面11と基板3のいずれかの側面(接続側面)31とが対向配置されてこれらの間が接続される。
同軸ケーブル1は、芯線である中心導体12の外周に内部絶縁体13を介してシールド線である外部導体14が形成され、外部導体14の外周に外部絶縁体15が設けられて構成される。この同軸ケーブル1の先端面11において、中心導体12の露出部分には導電膜21が設けられ、中心導体12の露出部分(先端)を平坦化している。また、外部導体14の露出部分には、この露出部分に沿って導電膜23が同心円状に設けられ、外部導体14の露出部分(先端)を平坦化している。これら導電膜21,23は金属膜で実現され、電解めっき、無電解めっき、あるいはスパッタリングで形成する。なお、導電膜21,23は、単層構造であっても多層構造であってもよい。最表面側からAu→Niとなる多層構造とすると、基板3の接続側面31との接合を強くすることができるため好ましい。また、Ni−Au膜とすれば、基板3の接続側面31との接続が、後述するACFやACPといった異方性導電材料による接合だけでなく、はんだバンプ接続やAuバンプ接続によっても対応可能となり、接続態様の柔軟性が増す。
一方、基板3は、図2に示すように、接続側面31に形成された中心導体接続電極311およびシールド線用電極としての外部導体接続電極313と、主面33(上面)に形成された2つの電極331,333を備える。なお、主面33は配線等が形成された、基板の機能面であり、接続側面31はその主面に対して直交している面である。ここで、図1に示すように、接続側面31に形成された中心導体接続電極311は、接続側面31と先端面11とが対向配置された際、前述のように中心導体12の露出部分に形成された導電膜21と対向する位置に形成される。また、他方の外部導体接続電極313は、外部導体14の露出部分に形成された導電膜23と対向する位置に形成される。そして、図2に示すように、接続側面31の中心導体接続電極311と主面33の一方の電極331とがこれらの間に配設された配線パターン351によって接続され、接続側面31の外部導体接続電極313と主面33の他方の電極333とがこれらの間に配設された配線パターン353によって接続されている。なお、これら配線パターン351,353は、不図示の絶縁層によって覆われて保護されている。
そして、この同軸ケーブル1の先端面11と基板3の接続側面31とは、例えばACFやACP等の不図示の異方性導電材料によって電気的および物理的に接続される。すなわち、これらを接続する際には先ず、間に異方性導電材料を挟み込んだ状態で先端面11と接続側面31とを対向配置させ、導電膜21と中心導体接続電極311とを対向させるとともに、導電膜23と外部導体接続電極313とを対向させる。その後、前述の異方性導電材料を熱圧着し、導電膜21と中心導体接続電極311とを接続するとともに、導電膜23と外部導体接続電極313とを接続して先端面11と接続側面31とを接合する。なお、導電膜21と中心導体接続電極311との接続や、導電膜23と外部導体接続電極313との接続は、はんだバンプやAuバンプによる接続としてもよい。
以上説明したように、実施の形態1によれば、同軸ケーブル1の先端面11において中心導体12および外部導体14の露出部分にそれぞれ導電膜21,23を形成して平坦化するとともに、基板3の接続側面31に中心導体接続電極311および外部導体接続電極313を形成することとした。そして、例えば異方性導電材料を間に配して先端面11と接続側面31とを接合することとした。これによれば、基板3に対する同軸ケーブル1の取り付け部分の高さを、基板3の厚さまたは同軸ケーブル1の外径以下に収めることができる。図1の例では、同軸ケーブル1の外径よりも基板3の厚みが大きいため、基板3に対する同軸ケーブル1の取り付け部分の高さを基板3の厚さ以下に収めることができる。したがって、同軸ケーブル1の取り付け部分の高さを増大させることなく基板3に同軸ケーブル1を接続することが可能となる。このケーブル接続構造は、例えば超音波内視鏡の超音波振動子と同軸ケーブルとの接続に適用できる。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2のケーブル接続構造を説明する一部断面図である。なお、図3において、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付している。図3に示すように、実施の形態2では、基板3bの接続側面31bが傾斜面として形成されており、この傾斜面である接続側面31b内に中心導体接続電極311および外部導体接続電極313が形成されている。ここで、基板3bは、シリコン基板を想定しており、例えば基板3bの所定の側面を異方性エッチングにより加工することで、接続側面31bを傾斜面として得る。そしてその後、主面33上に電極331,333を形成するとともに、接続側面31bに中心導体接続電極311および外部導体接続電極313を形成する。
同軸ケーブル1の先端面11と基板3bの接続側面31bとは、実施の形態1と同様に、ACF等の不図示の異方性導電材料によって電気的および物理的に接続される。すなわち、これらを接続する際には先ず、間に異方性導電材料を挟み込んだ状態で先端面11と接続側面31bとを対向配置させ、導電膜21と中心導体接続電極311とを対向させるとともに、導電膜23と外部導体接続電極313とを対向させる。その後、異方性導電材料を熱圧着し、導電膜21と中心導体接続電極311とを接続するとともに、導電膜23と外部導体接続電極313とを接続して先端面11と接続側面31bとを接合する。
そして、実施の形態2では、以上のようにして先端面11と接続側面31bとを接合した後、図3中に破線で囲った同軸ケーブル1の先端近傍Tを折り曲げる。そして、実施の形態2では、このように同軸ケーブル1の先端近傍Tを折り曲げることで、基板3bに対する同軸ケーブル1の取り付け部分の高さを基板3bの厚さ以下に収めている。
以上説明したように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、基板3bの接続側面31bを傾斜面としたので、主面33上の電極331,333と接続側面31b上の中心導体接続電極311および外部導体接続電極313とを同じプロセスで同時に形成することができ、製造コストの低減が図れる。
なお、基板3bは、シリコン基板で構成する場合に限定されるものではなく、例えばセラミック基板等にも同様に適用できる。基板3bとしてセラミック基板を用いる場合には、端縁部分に電極層が形成されたセラミック層を積層することで、同軸ケーブル1との接続側面(傾斜面)に電極を形成することができる。
(実施の形態3)
図4は、実施の形態3のケーブル接続構造を説明する一部断面図である。なお、図4において、実施の形態2と同様の構成には同一の符号を付している。図4に示すように、実施の形態3では、実施の形態2と同様に、基板3cの接続側面31bが傾斜面として形成される一方、同軸ケーブル1cの先端面11cが、接続側面31bと略同一の傾斜を有する傾斜面として形成されている。
そして、同軸ケーブル1cの先端面11cには、中心導体12の露出部分において導電膜21cが形成され、中心導体12の露出部分(先端)を接続側面31bの傾斜に沿うように平坦化している。また、外部導体14の露出部分には、この露出部分に沿って導電膜23cが同心円状に形成され、この導電膜23cが外部導体14の露出部分(先端)を接続側面31bの傾斜に沿うように平坦化している。
ここで、同軸ケーブル1cの先端面11cを傾斜面とし、先端面11cの傾斜、すなわち基板3cの接続側面31bの傾斜に沿うように導電膜21c,23cを設けたことで、これら導電膜21c,23cの面積を実施の形態1,2の導電膜21,23と比べて大きくすることができる。実施の形態2では、接続側面31bに形成される電極311c,313cが、前述の導電膜21c,23cの面積に合わせて実施の形態1,2よりも大きい面積を有する。
同軸ケーブル1の先端面11cと基板3cの接続側面31bとは、実施の形態1と同様に、ACF等の不図示の異方性導電材料によって電気的および物理的に接続される。すなわち、これらを接続する際には先ず、間に異方性導電材料を挟み込んだ状態で先端面11cと接続側面31bとを対向配置させ、導電膜21cと中心導体接続電極311cとを対向させるとともに、導電膜23cと外部導体接続電極313cとを対向させる。その後、異方性導電材料を熱圧着し、導電膜21cと中心導体接続電極311cとを接続するとともに、導電膜23cと外部導体接続電極313cとを接続して先端面11cと接続側面31bとを接合する。
以上説明したように、実施の形態3によれば、実施の形態1,2と同様の効果を奏することができる。また、同軸ケーブル1cの先端面11cを基板3cの接続側面31bと略同一の傾斜を有する傾斜面としたので、導電膜21c,23cの面積を実施の形態1、2の場合と比べて大きくすることができる。そして、導電膜21c,23cの面積に合わせて接続側面31bの中心導体接続電極311cおよび外部導体接続電極313cの面積を実施の形態1,2と比べて大きくすることができる。これによれば、導電膜21cと中心導体接続電極311cとの接続面積および導電膜23cと外部導体接続電極313cとの接続面積を大きくすることができ、これらの接続強度を高めることが可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態1〜3では、基板に対して1本の同軸ケーブルを接続する場合について説明した。これに対し、本発明は、基板に複数の同軸ケーブルを接続する場合にも適用できる。図5は、実施の形態4のケーブル接続構造を説明する一部断面図であり、図6は、図5のA−A矢視断面図である。また、図7は、実施の形態4のケーブル接続構造によって基板3dに接続される複数(図示の例では7本)の同軸ケーブル1dの先端面11を示す図である。なお、ここでは、7本の同軸ケーブル1dを接続する場合を例示するが、接続する同軸ケーブル1dの本数は特に限定されるものではなく、2本以上の適宜の本数の同軸ケーブルを接続する場合に同様に適用できる。一方、図8は、これら複数の同軸ケーブル1dが接続される基板3dの接続側面31dを示す平面図である。
図5に示すように、同軸ケーブル1dは、実施の形態1と同様の構成を有し、それぞれ芯線である中心導体12の外周に内部絶縁体13を介してシールド線である外部導体14が形成され、外部導体14の外周に外部絶縁体15が設けられて構成される。実施の形態4では、図7に示すように、この同軸ケーブル1dが例えば7本平行に配列されて基板3dに接続される。各同軸ケーブル1dの先端面11には、実施の形態1と同様に中心導体12の露出部分に導電膜21が設けられ、中心導体12の露出部分(先端)を平坦化している。また、外部導体14の露出部分に沿って導電膜23が同心円状に形成され、外部導体14の露出部分(先端)を平坦化している。
一方、基板3dの接続側面31dには、図8に示すように、7つの中心導体接続電極311dと6つの外部導体接続電極313dとが交互に形成されている。中心導体接続電極311dは、同軸ケーブル1dの中心導体12を接続するためのものであり、配線パターン351dによって主面33上の電極331d(図5を参照)と接続されている。一方、外部導体接続電極313dは、同軸ケーブル1dの外部導体14を接続するためのものであり、配線パターン353dによって主面33上の電極333d(図5を参照)と接続されている。
ここで、中心導体接続電極311dと外部導体接続電極313dとのピッチは、同軸ケーブル1dの接続ピッチに合わせて設定される。そして、図6に示すように、接続側面31に形成された各中心導体接続電極311dは、接続側面31dと先端面11とが対向配置された際、前述のように中心導体12の露出部分に形成された導電膜21と対向する位置にそれぞれ形成される。この中心導体接続電極311dの大きさは、例えば外部導体14の内径をもとに設定する。すなわち、例えば、中心導体接続電極311dは、その対角線の長さが外部導体14の内径よりも小さく、中心導体12の外径よりも大きいサイズに形成される。これにより、中心導体接続電極311dが外部導体14と接触して配線がショートする事態が生じない。
一方、各外部導体接続電極313dは、外部導体14の露出部分に形成された導電膜23と対向する位置に形成される。より詳細には、各外部導体接続電極313dは、外部導体14の径方向の幅に応じて隣接する同軸ケーブル1dの外部導体14のそれぞれと対向可能な幅に形成され、隣り合う同軸ケーブル1dの外部導体14が、共通の外部導体接続電極313dと対向するようになっている。この外部導体接続電極313dの大きさは、例えば中心導体12および外部導体14の径をもとに設定する。すなわち、例えば、各外部導体接続電極313dは、その1辺の長さが中心導体12の外周と外部導体14の外周との間の径方向の幅より小さいサイズに形成される。これにより、外部導体接続電極313dが中心導体12と接触して配線がショートする事態が生じない。
また、基板3dの接続側面31dには、中心導体接続電極311dおよび外部導体接続電極313dの形成位置よりも上方部分において、配線パターン351d,355dを覆う絶縁層4が設けられている。この絶縁層4は、図5に示すように、基板3dに複数の同軸ケーブル1dが接続された際に、配線パターン351d,355dと同軸ケーブル1dの先端面11との間に介在する。したがって、配線パターン351d,355dが各同軸ケーブル1dの外部導体14等と接触してショートするといった事態を防止できる。
なお、各同軸ケーブル1dの先端面11と基板3dの接続側面31dとは、実施の形態1と同様に、ACF等の不図示の異方性導電材料によって電気的および物理的に接続される。すなわち、これらを接続する際には先ず、間に異方性導電材料を挟み込んだ状態で、先端面11と接続側面31dとを対向配置させる。そして、図6に示すように、各同軸ケーブル1dの中心導体12に設けられた導電膜21と中心導体接続電極311dとを対向させるとともに、各同軸ケーブル1dの外部導体14に設けられた導電膜23と外部導体接続電極313dとを対向させる。その後、異方性導電材料を熱圧着し、導電膜21と中心導体接続電極311dとを接続するとともに、導電膜23と外部導体接続電極313dとを接続して先端面11と接続側面31dとを接合する。
以上説明したように、実施の形態4によれば、同軸ケーブル1dの取り付け部分の高さを増大させることなく、基板3dに複数の同軸ケーブル1dを接続することができる。
なお、上記した各実施の形態では、基板に同軸ケーブルを接続する場合を例示したが、これに限定されるものではなく、同軸ケーブル以外の他の種類のケーブルにも同様に適用できる。
以上のように、本発明のケーブル接続構造は、ケーブルの取り付け部分の高さを増大させることなく基板にケーブルを接続するのに適している。
1,1c,1d 同軸ケーブル
11,11c 先端面
12 中心導体(芯線)
13 内部絶縁体
14 外部導体(シールド線)
15 外部絶縁体
21,23,21c,23c 導電膜
3,3b,3c,3d 基板
31,31b,31d 接続側面
311,311c,311d 中心導体接続電極
313,313c,313d 外部導体接続電極
33 主面
331,333,331d,333d 電極
351,353 配線パターン

Claims (5)

  1. 先端面に露出した芯線の表面に導電膜が設けられたケーブルと、
    所定の接続側面に前記ケーブルを接続するための電極が形成された基板と、
    を備え、
    前記ケーブルの前記先端面と前記基板の前記接続側面とが対向配置され、前記芯線の表面に設けられた前記導電膜と前記電極とが導電材料によって接続されたことを特徴とするケーブル接続構造。
  2. 前記基板の前記接続側面は、前記基板の主面と直交する面であることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接続構造。
  3. 前記ケーブルはシールド線を有し、前記先端面に露出した前記シールド線の表面には導電膜が設けられ、
    前記基板の前記接続側面にはシールド線用の電極が形成され、
    前記シールド線の表面に設けられた前記導電膜と前記シールド線用の電極とが導電材料によって接続されたことを特徴とする請求項1に記載のケーブル接続構造。
  4. 先端面に露出した芯線を備えるケーブルと、
    所定の接続側面に前記ケーブルを接続するための電極が形成された基板と、
    を備え、
    前記ケーブルの前記先端面と前記基板の前記接続側面とが導電材料によって接続されたことを特徴とするケーブル接続構造。
  5. 前記基板の前記接続側面は傾斜面として形成され、前記ケーブルの前記先端面は前記基板の前記接続側面と略同一の傾斜を有する傾斜面として形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のケーブル接続構造。
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