JP3432313B2 - ケーブル接続構造 - Google Patents

ケーブル接続構造

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JP3432313B2
JP3432313B2 JP29429194A JP29429194A JP3432313B2 JP 3432313 B2 JP3432313 B2 JP 3432313B2 JP 29429194 A JP29429194 A JP 29429194A JP 29429194 A JP29429194 A JP 29429194A JP 3432313 B2 JP3432313 B2 JP 3432313B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックパネルにコネク
タ接合される基板に対してケーブルコネクタをコネクタ
接合するケーブル接続構造に係り、特にケーブルコネク
タの誤接続を防止するケーブル接続構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来は図7に示すように、実装先となる
基板70の前面板に予め誤接続防止用の雄側凸部(キー
ピン)を形成しておいて、接続元となるケーブルコネク
タ71に雄側凸部と嵌合する雌側凹部(キーピン穴)を
形成しておき、これら凸部と凹部とを嵌合しつつ基板7
0とケーブルコネクタ71とをコネクタ接合すること
で、ケーブルの誤接続を防止していた。
【0003】尚、72はケーブルコネクタ71に接続さ
れたケーブルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の凸部および凹部
の嵌合によるケーブル誤接続防止機構は、通常同一種類
の基板およびコーブルコネクタ単位に一種類の突起部お
よび凹部が形成されていた。
【0005】しかし、たとえ同一のものであってもケー
ブル接続には規則性があることから、実装位置Aにはケ
ーブルコネクタAの接続しか許されず、また実装位置B
にはケーブルコネクタBの接続しか許されていなかっ
た。
【0006】よって、機構的には同一種類のものであれ
ば、実装位置AにケーブルコネクタBを接続することは
出来たが、それは許されるものではなかった。つまり、
従来では異なる種類の基板およびケーブルコネクタにつ
いては誤接続を防止することができたが、同一種類の基
板およびケーブルコネクタについては誤接続を防止する
ことが出来なかった。
【0007】従って、本発明では、たとえ同一種類の基
板およびケーブルコネクタについても誤接続を防止する
ことができるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、 バックパネルにコネクタ接合される基板に対してケ
ーブルコネクタをコネクタ接合するケーブル接続構造で
あって、 前記バックパネルには、突起形成可能域内の適
宜位置に適数の突起が形成されるとともに、 前記基板に
は、バックパネルとのコネクタ接合時にバックパネルの
突起に当接して反バックパネル方向に突出する可動棒が
突起形成可能域内の突起形成領域に対応して複数設けら
れ、 かつ、前記ケーブルコネクタには、バックパネルに
形成された突起と対向する位置に凹部が形成され、該凹
部により基板とのコネクタ接合時に前記突出した可動棒
を収容することを特徴とするケーブル接続構造を提供す
ることにより達成される。
【0009】
【作用】即ち、バックパネルから突出する突起に応じて
複数の可動棒の先端が反バックパネル方向に突出する。
この可動棒の先端をケーブルコネクタの凹部が収容す
る。
【0010】このようにすることによって、たとえ同一
種類の基板およびケーブルコネクタについても、バック
パネルに設ける突起の位置を選択的に決定付けておけ
ば、誤接続を防止することができる。
【0011】ケーブルコネクタにはコンタクト部が複
数、場合によっては複数列設けられているのが普通であ
る。しかし複数のコンタクト部を全て使用することは稀
である、即ち複数のコンタクト部の中にいくつかの空き
のコンタクト部があるため、可動棒を収容する凹部を特
別に凹部の機構を設けるのではなく、この空きが生ずる
コンタクト部を代替するようにする。このようにすれば
請求項2によれば、可動棒の収容するための特別なスペ
ースが必要なくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の実施例を示す図である。
【0013】図2は図1の上面を示す図である。図3は
フロントブロック前面を示す図である。図4はバックブ
ロック後面を示す図である。
【0014】図5はケーブルコネクタの変形例を示す図
である。図6は可動部ロック機構を示す図であり、同図
(a)は操作前の状態図であり、同図(b)は操作後、
即ちロック状態を示す図である。
【0015】尚、図1乃至図6を通じて同一符号を付し
たものは、同一対象物をそれぞれ示すものである。図1
および図2に示すように電算機等にシェルフ構造にて搭
載される基板1は、そのシェルフ機構の背面に位置され
るバックパネル4に垂直に接合される。具体的にはバッ
クパネル4の基板接続位置には雄側となる複数の端子4
bが立植しており、この端子4bに対して基板の後端か
ら突出する雌側となるコネクタ6bとが係合することで
コネクタ接合がなされる。
【0016】基板1の先端には雄側となるコネクタ7b
が突出しており、このコネクタ7bに対して雌側となる
コンタクト部5bを有するケーブルコネクタ5とが係合
することでコネクタ接合がなされる。
【0017】ケーブルコネクタ5の背後にはケーブル5
cが取り付けられており、このケーブルから各種の信
号,電源等をバックパネル4へと供給することで、他の
基板に対してはバックパネルから供給されることとな
る。
【0018】バックパネル4から端子6bが立植してな
る面にはその他突起4aが突出している。この突起が形
成される位置は、ケーブルコネクタ5の実装位置によっ
て選択的に形成されるものである。この突起4aは選択
的に設けられるものであるため、突起形成可能域として
例えば4つ分の突起を形成することができるような領域
を有し、その領域の中で突起は1つないし4つまたそれ
ら複数個の組合せ等ケーブルコネクタ接続位置によって
その突出パターンは複数個存在する。
【0019】基板1の部品実装面1aには各種LSI等
の集積回路素子や抵抗,コンデンサ等の部品2が実装さ
れており、また部品実装面1aには、基板1の後端には
バックブロック6が、また先端にはフロントブロック7
が形成されている。バックブロック6には先程説明した
バックパネル4接続用のコネクタ6bが形成されてお
り、またフロントブロック7には先程説明したケーブル
コネクタ5接続用のコネクタ7bが形成されている。
【0020】バックブロック6およびフロントブロック
7には、特定するケーブルコネクタの接続位置をケーブ
ルコネクタ側に伝えるための複数の可動棒3が取り付け
られるものであり、具体的には、バックブロック6とフ
ロントブロック7をそれぞれ貫通して、且つそれら間を
越架する長さを少なくとも有しているもので、横方向
(図2参照)に複数本整列して、本実施例では4本の可
動棒が3−1,3−2,3−3,3−4として設けられ
ている。
【0021】また図3および部4に示すようにバックブ
ロック6およびフロントブロック7には複数の可動棒3
を支持するための支持部材6a,7aがそれぞれのブロ
ックにネジ等で締結されて、接合強度をサポートしてい
る。
【0022】尚、この可動棒3の実装スペースは基板1
上のデットスペースを利用しているものであり、基板に
対する高さ方向(垂直方向)に制限を新たに加えるもの
ではない。
【0023】バックパネル4に基板1をコネクタ接合し
たときに、バックパネル4に形成された突起4aの突出
位置によって4本の可動棒のうち可動棒3−3の先端が
その突起4aと当接する。これによって、その他の可動
棒3−1,3−2,3−4はそのままの状態を保持して
可動棒3−3のみが図2中左方向に可動する。可動棒3
−3のみが移動することで、フロントブロック7の先端
から可動棒3−3の先端が押し出された形で突出する。
【0024】ケーブルコネクタ5には突出した可動棒3
−3のみを収容可能な凹部5aが形成されており(この
凹部はバックパネルに形成された突起と対向する位置に
形成されている)、この凹部5aがケーブルコネクタの
接続位置に従って選択的に形成されるものであるからし
て、たとえ同一種類の基板およびケーブルコネクタであ
っても、その誤接続を防止することができる。
【0025】先の実施例ではケーブルコネクタに形成さ
れる凹部はコンタクト部5bとは別に形成されるものと
して説明をしたが、ケーブルコネクタにはコンタクト部
が複数、場合によっては複数列設けられているのが普通
である。しかし複数のコンタクト部を全て使用すること
は稀である、即ち複数のコンタクト部の中にいくつかの
空きのコンタクト部があるため、可動棒を収容する凹部
を特別に凹部の機構を設けるのではなく、この空きが生
ずるコンタクト部を代替するようにすることで、可動棒
を収容するための特別をスペースを必要とせず、ケーブ
ルコネクタの薄型化を実現できる。
【0026】次にケーブルコネクタの変形例について図
5を用いて説明する。このケーブルコネクタ10は、コ
ンタクト12の上方に可動部13を設け、この可動部1
3は操作部14の操作によって自在にコンタクト12側
へと突出可能となるものである。尚、11はケーブルで
ある。
【0027】更に、図6に示すように、操作部14を操
作して可動する可動部13はその内部にて爪16を有
し、その爪16を係合する窪み17とを形成しておくこ
とで、図6(a)に示すように矢印方向に操作部14を
操作したのち、図6(b)に示すように爪16と窪み1
7が係合して可動部13にロックがかかるようになって
いる。尚、15は可動部13および操作部14の取り付
け支持点である。
【0028】このようにケーブルコネクタに対しても可
動部を設けておき、可動棒の可動位置に従って(この可
動位置はケーブルの接続位置に対応している)可動部1
3の可動を行わせる、具体的には可動棒3が突出した部
分以外に対応する可動部13を突出させておき、即ち可
動棒3が突出した部分に対応する可動部13は突出させ
ないことによって、可動棒3の収容部を形成することが
できる。
【0029】図1の実施例に対応させるのならば、図5
の突出した可動部を基にして、その右隣の可動部を突出
させ、且つ左隣一つを介して最も左に位置する可動部を
突出させればよい。
【0030】また、マザーボードから突出させる突起を
複数にして、且つ可動棒を収容させる凹部を代替する空
きコンタクトを複数にすることによって表1のような複
数の誤接続防止のパターンを形成することができる。
尚、この例では突起の数は最大8個、および使用コンタ
クト数は同様に8個である。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一種類の基板およびケーブルコネクタについても誤接続
を防止することができ、ケーブル接続時の作業性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】図1の上面を示す図である。
【図3】フロントブロック前面を示す図である。
【図4】バックブロック後面を示す図である。
【図5】ケーブルコネクタの変形例を示す図である。
【図6】可動部ロック機構を示す図であり、同図(a)
は操作前の状態図であり、同図(b)は操作後、即ちロ
ック状態を示す図である。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 基板, 3 可動棒, 4 バックパネル, 4a 突起, 5 ケーブルコネクタ, 5a 凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/64 H01R 12/16 H05K 7/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックパネルにコネクタ接合される基板に
    対してケーブルコネクタをコネクタ接合するケーブル接
    続構造であって、 前記バックパネルには、突起形成可能域内の適宜位置に
    適数の突起が形成されるとともに、 前記基板には、バックパネルとのコネクタ接合時にバッ
    クパネルの突起に当接して反バックパネル方向に突出す
    る可動棒が突起形成可能域内の突起形成領域に対応して
    複数設けられ、 かつ、前記ケーブルコネクタには、バックパネルに形成
    された突起と対向する位置に凹部が形成され、該凹部に
    より基板とのコネクタ接合時に前記突出した可動棒を収
    することを特徴とするケーブル接続構造。
  2. 【請求項2】前記凹部は、基板とケーブルコネクタとの
    コネクタ接合の際の空きコンタクト部で代替したことを
    特徴とする請求項1に記載のケーブル接続構造。
  3. 【請求項3】前記ケーブルコネクタは、複数の可動棒の
    突出位置に対応して突出可動する複数の可動部を更に有
    してなることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接
    続構造。
  4. 【請求項4】前記可動部は操作部を有し、該操作部の操
    作によって突出可動する可動部をロックさせるロック機
    構を有していることを特徴とする請求項3に記載のケー
    ブル接続構造。
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