JP2011133499A - ウェハへのフィルム貼付方法およびその設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハの表面に貼付されたドライフィルムを平坦化することができるウェハへのフィルム貼付方法およびその設備を提供する。
【解決手段】ウェハへのフィルム貼付方法は、順番に、フィルム仮切断ステップ11、フィルム仮貼付ステップ12、フィルム圧着ステップ13およびフィルム平坦化ステップ14を含む。フィルム貼付設備は、ドライフィルムを仮切断し、切断したドライフィルムを仮貼付するフィルム切断機構2と、ウェハとドライフィルムとの1次圧着を行うフィルム圧着機構3と、ウェハとドライフィルムとの2次圧着を行うことにより、ウェハのドライフィルム表面を平坦化するフィルム平坦化機構4と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェハへのフィルム貼付方法およびその設備に関し、特に、フィルム仮切断ステップ、フィルム仮貼付ステップ、フィルム圧着ステップおよびフィルム平坦化ステップを順番に行うウェハへのフィルム貼付方法と、前述の工程を完了することができるフィルム貼付設備と、を含み、フィルム貼付設備が貼付するウェハのサイズに基づき、予め、ドライフィルムを切断することができることにより、従来技術の先にフィルムを貼付した後、フィルムを切断する方式における、フィルムをウェハと同一またはウェハより若干小さいサイズに切断できない欠点を克服することができる上、2度の加圧を行う機能を有することにより、ウェハの表面に貼付されたドライフィルムを平坦化することができるウェハへのフィルム貼付方法およびその設備に関する。
ウェハの製造工程において、フィルムが貼付された後、後続の露光処理、現像処理などが行われる。また、フィルム切断装置は、長方形のフィルムがウェハ上に貼付された後、金型により余分な部分を除去する。ここで、刃がウェハに接触するのを防止するため、フィルムをウェハの面積よりも大きく切断する必要がある。しかし、ウェハの製造工程の関係により、ウェハの外周には、フィルムが貼付されない部分を残す必要がある。特許文献1のウェハのフィルム裁断機は、フレーム体、上貼合裁断機構、下貼合裁断機構、フィルム供給ユニットおよびフィルム回収ユニットを含む。フレーム体は、水平状である座体上に配置される。上貼合裁断機構は、フレーム体の下方に懸設される。上貼合裁断機構は、フレーム体に対応し、複数の可動ロッドを利用することにより、上下に移動する。上貼合裁断機構の底部には、上外環体、内環体および刃環が配置される。下貼合裁断機構は、上貼合裁断機構の下方の座体部分に配置され、底板、下外環体およびフィルム配置盤を含む。フィルム供給ユニットは、下貼合裁断機構の一方の側部に配置され、フィルム巻が配置され、フィルムを供給する。フィルム回収ユニットは、下貼合裁断機構のフィルム供給ユニットの反対側に配置され、フィルムを回収する。
従来のフィルム切断設備は、先ず、上貼合裁断機構が下方に移動し、上外環体がフィルムを下方に押圧することにより、フィルムを緊張させる。次に、内環体がウェハが配置されたフィルム配置盤まで下降し、フィルムをウェハおよびフレームの上面に貼合する。これと同時に、内環体外周の刃環が下降してフィルムを切断する。次に、充気ユニットにより、フィルムをウェハ上に緊密に貼合する。しかし、この従来の設備では、フィルムをウェハに貼合するとき、先ず、フィルムを拡張してからウェハに貼合する必要があるため、ステップが多い上、フィルムをウェハに貼合するとき、接触により、ウェハが破損しやすいため、問題が多い。また、フィルムがウェハ上に貼合された後、フィルムが裁断されるため、刃環とフィルムとが接触するのを防止するために、フィルムは、ウェハよりもかなり大きい必要がある。従って、ウェハの外周に線路を配置するために、フィルムをウェハと同一または若干小さいサイズにする必要がある場合、従来の設備ではその需要を満たすことができない。
また、ウェハの表面にドライフィルムが貼付された後、ウェハのドライフィルムに加圧がされていないとき、中間のダイとドライフィルムとの間に隙間が形成されるため、ドライフィルムが加圧され、ダイとダイとの間の隙間が充填される。しかし、加圧後のドライフィルムの表面は、ダイの間の隙間に入り込みやすいため、凹凸の表面となってしまう。
従って、上述の従来の構造に存在する問題を解決し、実用性の高い構造を開発することが当業者の目標であった。
本発明の発明者は、長年に渡り、関連製品の製造および開発に従事しており、上述の目標を解決することができる本発明をついに案出した。
台湾特許申請案号第096202954
本発明の目的は、フィルム仮切断ステップ、フィルム仮貼付ステップ、フィルム圧着ステップおよびフィルム平坦化ステップを順番に行うウェハへのフィルム貼付方法と、前述の工程を完了することができるフィルム貼付設備と、を提供することにあり、フィルム貼付設備は、予め、ウェハのサイズに基づき、ドライフィルムを切断することができることにより、従来技術における、先にフィルムを貼付した後、フィルムを切断する方式における、フィルムをウェハと同一またはウェハより若干サイズに切断できない欠点を克服することができる上、2度の加圧を行う機能を有することにより、ウェハの表面に貼付されたドライフィルムを平坦化することができる。
上述の課題を解決するために、本発明のウェハへのフィルム貼付方法は、ドライフィルムを仮切断し、貼付するウェハのサイズに符合するドライフィルムを取得するフィルム仮切断ステップと、ドライフィルムをウェハの表面に仮貼付し、ドライフィルムとウェハとを対応させるフィルム仮貼付ステップと、柔軟性部材による熱圧着または剛性部材による熱圧着により、ドライフィルムとウェハとを熱圧着し、ドライフィルムをウェハ表面に付着させるフィルム圧着ステップと、ドライフィルム面に対し、剛性部材による2次熱圧着を行い、ウェハに付着したドライフィルムの表面を平坦化するフィルム平坦化ステップと、を含む。
本発明は、さらに、上述のウェハへのフィルム貼付方法を達成するフィルム貼付設備を提供する。フィルム貼付設備は、ドライフィルムを仮切断し、切断したドライフィルムを仮貼付するフィルム切断機構と、ウェハとドライフィルムとの1次圧着を行うフィルム圧着機構と、ウェハとドライフィルムとの2次圧着を行うことにより、ウェハのドライフィルム表面を平坦化するフィルム平坦化機構と、を含む。
フィルム切断機構は、ウェハが配置される搭載台と、ドライフィルムを切断するのに都合がよいように、ドライフィルムを吸着し、さらに、切断したドライフィルムを搭載台に移動させてウェハに仮貼付するフィルム吸着盤と、フィルム吸着盤により吸着固定されたドライフィルムを切断する1対の裁断機構と、を含む。裁断機構は、ドライフィルムの挟持、拡張などの動作を行うことにより、ドライフィルムを切断領域に移動させるとき、平坦性を維持することができるドライフィルム輸送機構をさらに含む。
フィルム圧着機構は、ウェハが配置される下チャンバと、電熱圧着面を有し、ドライフィルムをウェハの表面に熱圧着する上チャンバと、を含む。
フィルム平坦化機構は、ウェハが配置される下チャンバと、剛性部材である電熱圧着面を有し、ウェハのドライフィルム面を加圧して平坦化する上チャンバと、を含む。
フィルム貼付設備は、フィルム圧着機構またはフィルム平坦化機構に配置される離型フィルム保護機構をさらに含む。離型フィルム保護機構は、離型フィルムがドライフィルムの表面と、フィルム圧着機構またはフィルム平坦化機構の上チャンバと、の間に配置されることにより、ドライフィルムの受熱部位の余った接着剤が離型フィルムに付着され、取り除かれる。
本発明は下記の特徴を有する。
(1)
ドライフィルムを仮切断し、貼付するウェハのサイズに符合するドライフィルムを取得するフィルム仮切断ステップと、
前記ドライフィルムを前記ウェハの表面に仮貼付し、前記ドライフィルムと前記ウェハとを対応させるフィルム仮貼付ステップと、
前記ドライフィルムと前記ウェハとを熱圧着し、前記ドライフィルムを前記ウェハ表面に付着させるフィルム圧着ステップと、を含むことを特徴とするウェハへのフィルム貼付方法。
(2)前記フィルム圧着ステップの後、前記ウェハのドライフィルム表面に対し、2次熱圧着を行い、前記ウェハに付着したドライフィルムの表面を平坦化するフィルム平坦化ステップをさらに含み、前記フィルム圧着ステップの熱圧着は、柔軟性部材による熱圧着であり、前記フィルム平坦化ステップの熱圧着は、剛性部材による熱圧着であることを特徴とする(1)記載のウェハへのフィルム貼付方法。
(3)前記フィルム圧着ステップは、柔軟性部材による熱圧着または剛性部材による熱圧着であることを特徴とする(1)記載のウェハへのフィルム貼付方法。
(4)(2)記載のウェハへのフィルム貼付方法に使用されるフィルム貼付設備であり、
前記フィルム貼付設備は、ドライフィルムを仮切断し、切断した前記ドライフィルムを仮貼付するフィルム切断機構と、前記ウェハと前記ドライフィルムとの1次圧着を行うフィルム圧着機構と、前記ウェハと前記ドライフィルムとの2次圧着を行うことにより、前記ウェハのドライフィルム面を平坦な表面にするフィルム平坦化機構と、を含み、
前記フィルム切断機構は、前記ウェハが配置される搭載台と、ドライフィルムを切断するのに都合がよいように、ドライフィルムを吸着し、さらに、切断した前記ドライフィルムを前記搭載台に移動させて前記ウェハに仮貼付するフィルム吸着盤と、前記フィルム吸着盤により吸着固定されたドライフィルムを切断する1対の裁断機構と、を含み、
前記フィルム圧着機構は、前記ウェハが配置される下チャンバと、電熱圧着面を有し、前記ドライフィルムを前記ウェハの表面に熱圧着する上チャンバと、を含み、
前記フィルム平坦化機構は、前記ウェハが配置される下チャンバと、剛性部材である電熱圧着面を有し、前記ウェハのドライフィルム表面を加圧して平坦化する上チャンバと、を含むことを特徴とするウェハへのフィルム貼付設備。
(5)前記フィルム切断機構は、ドライフィルムの挟持、拡張などの動作を行うことにより、ドライフィルムを切断領域に移動させるとき、平坦性を維持するドライフィルム輸送機構をさらに含むことを特徴とする(4)記載のウェハへのフィルム貼付設備。
(6)前記フィルム圧着機構または前記フィルム平坦化機構に配置される離型フィルム保護機構をさらに含み、前記離型フィルム保護機構は、離型フィルムが前記ドライフィルムの表面と、前記フィルム圧着機構または前記フィルム平坦化機構の上チャンバとの間に配置されることにより、ドライフィルムの受熱部位の余った接着剤が前記離型フィルムに付着され、取り除かれることを特徴とする(4)記載のウェハへのフィルム貼付設備。
本発明のウェハへのフィルム貼付方法およびその設備は、ウェハのサイズに基づき、予め、ドライフィルムを切断することができることにより、従来技術における、先にフィルムを貼付した後、フィルムを切断する方式における、フィルムをウェハと同一またはウェハより若干サイズに切断できない欠点を克服することができる。また、ドライフィルム輸送機構により、ドライフィルムが仮切断されるとき、平坦性が維持されることにより、良品率が維持される。また、離型フィルム保護機構により、ドライフィルムを仮貼付した後に発生した余分な接着剤を付着して取り除くことができることにより、ウェハにフィルムを圧着するときの良品率を高めることができる。また、フィルム平坦化機構により、2次加圧を行うことができるため、ウェハの表面に貼付されたドライフィルムを確実に平坦化することができる。従って、本発明は、実用性および進歩性を有し、産業界に推進する価値を有する。
本発明のウェハへのフィルム貼付方法を示す流れ図である。 本発明のフィルム貼付設備のフィルム切断機構を示す斜視図である。 本発明のフィルム貼付設備のフィルム圧着機構を示す斜視図である。 本発明のフィルム貼付設備のフィルム平坦化機構を示す斜視図である。 本発明のフィルム貼付設備の全ての作業ステーションを統合した装置を示す正面図である。 CCMの製造工程を示す模式図である。 CMOSの製造工程を示す模式図である。 RDLの製造工程を示す模式図である。
本発明は、ウェハへのフィルム貼付方法およびその設備に関し、特に、フィルム仮切断ステップ、フィルム仮貼付ステップ、フィルム圧着ステップおよびフィルム平坦化ステップを順番に行うウェハへのフィルム貼付方法と、前述の工程を完了することができるフィルム貼付設備と、を提供するものである。フィルム貼付設備は、ウェハのサイズに基づき、予め、ドライフィルムを切断することができることにより、従来技術における、先にフィルムを貼付した後、フィルムを切断する方式における、フィルムをウェハと同一またはウェハより若干サイズに切断できない欠点を克服することができる上、2次加圧により、平坦化する機能を有することにより、ウェハの表面に貼付されたドライフィルムを平坦化することができる。
図1を参照する。図1に示すように、本発明のウェハへのフィルム貼付方法は、ドライフィルムを仮切断し、貼付するウェハのサイズに符合するドライフィルムを取得するフィルム仮切断ステップ11と、ドライフィルムをウェハの表面に仮貼付し、ドライフィルムとウェハとを対応させるフィルム仮貼付ステップ12と、必要に応じ、柔軟性部材による熱圧着または剛性部材による熱圧着により、ドライフィルムとウェハとを熱圧着し、ドライフィルムをウェハ表面に付着させるフィルム圧着ステップ13と、ドライフィルム表面に対し、剛性部材による2次熱圧着を行い、ウェハに付着したドライフィルムの表面を平坦化するフィルム平坦化ステップ14と、を含む。
図2〜図5を参照する。図2〜図5に示すように、本発明は、さらに、上述のウェハへのフィルム貼付方法を達成するフィルム貼付設備を提供する。フィルム貼付設備は、ドライフィルムを仮切断し、切断したドライフィルムを仮貼付するフィルム切断機構2と、ウェハとドライフィルムとの1次圧着を行うフィルム圧着機構3と、ウェハとドライフィルムとの2次圧着を行うことにより、ウェハのドライフィルム表面を平坦化するフィルム平坦化機構4と、を含む。
フィルム切断機構2は、ウェハが配置される搭載台21と、ドライフィルムを切断するのに都合がよいように、ドライフィルムを吸着し、さらに、切断したドライフィルムを搭載台21に移動させてウェハに仮貼付するフィルム吸着盤22と、フィルム吸着盤22により吸着固定されたドライフィルムを切断する1対の裁断機構23と、を含む。裁断機構23は、ドライフィルムの挟持、拡張などの動作を行うことにより、ドライフィルムを切断領域に移動させるとき、平坦性を維持することができるドライフィルム輸送機構24をさらに含む。フィルム切断機構2により、フィルム仮切断ステップ11およびフィルム仮貼付ステップ12の2つの製造工程を完了することができる(図2を参照)。
フィルム圧着機構3は、ウェハが配置される下チャンバ31と、電熱圧着面を有し、ドライフィルムをウェハの表面に熱圧着する上チャンバ32と、を含む(図3を参照)。
フィルム平坦化機構4は、電熱圧着面を有し、ウェハのドライフィルム表面を加圧して平坦化する上チャンバ41と、ウェハが配置され、ウェハを上昇させて離型フィルムに貼付した後、上チャンバ41の電熱圧着面に貼合することにより、ドライフィルムの表面を加圧して平坦化する下チャンバ42と、を含む。フィルム平坦化機構4により、フィルム平坦化ステップ14が完了する(図4を参照)。
本実施形態によるフィルム貼付設備は、フィルム圧着機構3またはフィルム平坦化機構4に配置される離型フィルム保護機構5をさらに含む。離型フィルム保護機構5は、離型フィルムがドライフィルムの表面と、フィルム圧着機構3またはフィルム平坦化機構4の上チャンバ32,41との間に配置されることにより、ドライフィルムの受熱部位の余った接着剤が離型フィルムに付着され、取り除かれる(図3および図4を参照)。
図2、図3および図4は、本発明のフィルム貼付設備の各作業ステーションを示す斜視図である。ウェハへのフィルム貼付設備全体は、図5に示すように、フィルム切断機構2、フィルム圧着機構3、フィルム平坦化機構4などの作業ステーションが順番に配列されて構成される。また、ロボットアーム6により、ウェハが各作業ステーションに移動され、各作業が行われる。
上述の説明から分かるように、本発明のウェハへのフィルム貼付方法およびその設備は、ウェハのサイズに基づき、予め、ドライフィルムを切断し、仮貼付をすることができることにより、従来技術における、先にフィルムを貼付した後、フィルムを切断する方式における、フィルムをウェハと同一またはウェハより若干サイズに切断できない欠点を克服することができる。また、ドライフィルム輸送機構により、ドライフィルムが仮切断されるとき、平坦性が維持されることにより、良品率が維持される。また、フィルム平坦化機構により、2次加圧を行うことができるため、ウェハの表面に貼付されたドライフィルムを平坦化することができる。また、離型フィルム保護機構により、ドライフィルムを仮貼付した後に発生した余分な接着剤を付着して取り除くことができることにより、ウェハにフィルムを圧着するときの良品率を高めることができる。
図6〜図8を参照する。図6は、CCMの製造工程を示す模式図である。図7は、CMOSの製造工程を示す模式図である。図8は、RDLの製造工程を示す模式図である。CCMの製造工程は、レンズ(凹凸)部位に対し、フィルムの貼付、露光および現像を行った後、積層することにより、CCM構造が形成される(図6を参照)。CMOSの製造工程は、ウェハの表面にフィルムの貼付および露光/現像を行うことにより完了する(図7を参照)。RDLの製造工程は、先ず、ウェハの表面にフィルムの貼付および露光/現像を行った後、銅めっきする。必要な層数に応じ、フィルムの貼付、露光、現像および銅めっきを繰り返し、最後のフィルムの貼付、露光および現像が完了した後、銅めっきまたは錫めっきステップと、被膜除去ステップと、を行う。最後に、リフローおよび研磨ステップを行うことにより、RDLの製造工程が完了する(図8を参照)。以上のことから、CCM、CMOSおよびRDLの製造工程は、すべて、フィルム貼付工程が必要であり、本発明のフィルム貼付方法を上述の各製造工程に応用することができる。
以上の説明は、本発明の好適な実施形態を示すものであり、本発明を限定するものではない。従って、本発明の主旨を逸脱しない範囲における修飾または変更は、すべて、本発明の保護範囲に含まれる。
以上の説明から分かるように、本発明のウェハへのフィルム貼付方法およびその設備は、構造、実用性およびコストから見て、産業の発展に必要なものである上、開示される構造も今までにない構造であるため、間違いなく新規性を有する。また、本発明は、従来技術と比較して機能性が高まるため、進歩性を有する。従って、特許法の定める特許要件を完全に満たす。
11 フィルム仮切断ステップ
12 フィルム仮貼付ステップ
13 フィルム圧着ステップ
14 フィルム平坦化ステップ
2 フィルム切断機構
21 搭載台
22 フィルム吸着盤
23 裁断機構
24 ドライフィルム輸送機構
3 フィルム圧着機構
31 下チャンバ
32 上チャンバ
4 フィルム平坦化機構
41 上チャンバ
42 下チャンバ
5 離型フィルム保護機構
6 ロボットアーム

Claims (6)

  1. ドライフィルムを仮切断し、貼付するウェハのサイズに符合するドライフィルムを取得するフィルム仮切断ステップと、
    前記ドライフィルムを前記ウェハの表面に仮貼付し、前記ドライフィルムと前記ウェハとを対応させるフィルム仮貼付ステップと、
    前記ドライフィルムと前記ウェハとを熱圧着し、前記ドライフィルムを前記ウェハ表面に付着させるフィルム圧着ステップと、を含むことを特徴とするウェハへのフィルム貼付方法。
  2. 前記フィルム圧着ステップの後、前記ウェハのドライフィルム表面に対し、2次熱圧着を行い、前記ウェハに付着したドライフィルムの表面を平坦化するフィルム平坦化ステップをさらに含み、前記フィルム圧着ステップの熱圧着は、柔軟性部材による熱圧着であり、前記フィルム平坦化ステップの熱圧着は、剛性部材による熱圧着であることを特徴とする請求項1記載のウェハへのフィルム貼付方法。
  3. 前記フィルム圧着ステップは、柔軟性部材による熱圧着または剛性部材による熱圧着であることを特徴とする請求項1記載のウェハへのフィルム貼付方法。
  4. 請求項2記載のウェハへのフィルム貼付方法に使用されるフィルム貼付設備であり、
    前記フィルム貼付設備は、ドライフィルムを仮切断し、切断した前記ドライフィルムを仮貼付するフィルム切断機構と、前記ウェハと前記ドライフィルムとの1次圧着を行うフィルム圧着機構と、前記ウェハと前記ドライフィルムとの2次圧着を行うことにより、前記ウェハのドライフィルム面を平坦な表面にするフィルム平坦化機構と、を含み、
    前記フィルム切断機構は、前記ウェハが配置される搭載台と、ドライフィルムを切断するのに都合がよいように、ドライフィルムを吸着し、さらに、切断した前記ドライフィルムを前記搭載台に移動させて前記ウェハに仮貼付するフィルム吸着盤と、前記フィルム吸着盤により吸着固定されたドライフィルムを切断する1対の裁断機構と、を含み、
    前記フィルム圧着機構は、前記ウェハが配置される下チャンバと、電熱圧着面を有し、前記ドライフィルムを前記ウェハの表面に熱圧着する上チャンバと、を含み、
    前記フィルム平坦化機構は、前記ウェハが配置される下チャンバと、剛性部材である電熱圧着面を有し、前記ウェハのドライフィルム表面を加圧して平坦化する上チャンバと、を含むことを特徴とするウェハへのフィルム貼付設備。
  5. 前記フィルム切断機構は、ドライフィルムの挟持、拡張などの動作を行うことにより、ドライフィルムを切断領域に移動させるとき、平坦性を維持するドライフィルム輸送機構をさらに含むことを特徴とする請求項4記載のウェハへのフィルム貼付設備。
  6. 前記フィルム圧着機構または前記フィルム平坦化機構に配置される離型フィルム保護機構をさらに含み、前記離型フィルム保護機構は、離型フィルムが前記ドライフィルムの表面と、前記フィルム圧着機構または前記フィルム平坦化機構の上チャンバとの間に配置されることにより、ドライフィルムの受熱部位の余った接着剤が前記離型フィルムに付着され、取り除かれることを特徴とする請求項4記載のウェハへのフィルム貼付設備。
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