JP2011131722A - ルーフサイドウエザストリップの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ルーフサイドウエザストリップの取付構造において、ルーフサイドウエザストリップは、全体がスポンジ材で形成され、リテーナー70に取付けられる取付基部11とシール部を有する。取付基部は、少なくとも取付基部底壁12と取付基部車内側側壁13を備える。シール部は、第1シール部20と第2シール部30とを分離して設ける。リテーナーのリテーナー車内側保持壁77の先端に車内側に突出するようにリテーナー爪部を形成する。取付基部車内側側壁13の先端からカバーリップ40を延設し、その先端にカバーリップ突起部を形成する。カバーリップ突起部をリテーナー爪部に係合させる。
【選択図】図1
Description
ルーフサイドウエザストリップは、全体がスポンジ材で形成され、車体開口部周縁に設けられるリテーナーに取付けられる取付基部と、取付基部に一体的に形成され車体開口部周縁とドアガラスとの間をシールするシール部を有し、
取付基部は、少なくとも取付基部底壁と取付基部車内側側壁を備え、
シール部は、取付基部底壁から延設されドアガラスの上端と当接しシールする中空形状の第1シール部と、取付基部車内側側壁から延設されドアガラスの先端部の車内側側面に当接してシールする中空形状の第2シール部とを分離して設け、
リテーナーの車内側に取付基部車内側側壁を保持するリテーナー車内側保持壁を設け、リテーナー車内側保持壁の先端に車内側に突出したリテーナー爪部を形成し、
取付基部車内側側壁の先端の車内側面から車内方向にカバーリップを延設し、カバーリップの先端にカバーリップ突起部を形成し、ルーフサイドウエザストリップを車体開口部周縁に取付けた時にカバーリップ突起部をリテーナー爪部に係合させたルーフサイドウエザストリップの取付構造である。
図1と図2(a)は、本発明の実施の形態を示すものである。図3は、自動車の側面図である。図3に示すように、本発明のルーフサイドウエザストリップ10は、サッシュレスドアタイプの自動車に使用されるもので、自動車の側面のドア1であるフロントドアとリヤドアの両方のベルトライン部位よりも上部には、ドアサッシュがなくドアガラス5がほぼ全面に設けられ、ドアガラス5はドア1から上下に昇降することができる。
リテーナーモール部79は、ドアガラス5と車体開口部周縁6との間を塞ぎ、見栄えをよくするとともに、ドアガラス5が上昇し閉まって高速走行する時に、ドアガラス5の先端が車外側に吸い出されないように保持している。
取付基部底壁12は断面が平板状又は若干円弧状に湾曲して形成される。取付基部底壁12の車外側側端にはリップ状の車外側側端11aが形成され、リテーナー車外側屈曲部73に係合され、取付基部底壁12の車内側側端には階段状の車内側側端11bが形成され、リテーナー70の車内側屈曲部76に係合され、取付基部底壁12をリテーナー70に取付けている。このため、ルーフサイドウエザストリップ10を取り付けるときに、取付基部底壁12をリテーナー70に嵌めやすく、取付基部底壁12がリテーナー70に強固に係合することができる。
さらに、ドア閉時にドアガラス5が横方向から当接しても、ドアガラス5が昇降するときに、下から当接しても、第1シール部20と第2シール部30の変形が相互に影響することがなく、それぞれ独立にシールすることができ、シール性を確保することができる。
ドアガラス5の微昇降システムにおいては、ドアガラス5が上昇した状態で、ドア1の開閉動作が行われた場合には、ドアガラス5の上端はリテーナー70のリテーナーモール部79の下端に衝突しないように、リテーナーモール部79の下端よりも下の位置に若干下げられ、その状態でドアが開かれる。ドア開きの状態においては、ドアガラス5の上端は前記した若干下げられた位置で保持されている。そして、ドアを閉めた場合、ドアガラス5の上端部は上記の位置で、ルーフサイドウエザストリップ10の第2シール部30に横方向から当接する。
そして、ドア1が開いた状態では、ドアガラス5は、上記の若干下がった位置の状態で維持されている。そして、再びドア1を閉める時にも上記したとおり、リテーナー70の下端と干渉せずにドア1を閉め、その後、再びドアガラス5が若干上昇して完全にシールされる。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、冷却され固化される。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分の製造は完成する。
6 車体開口部周縁
10 ルーフサイドウエザストリップ
11 取付基部
12 取付基部底壁
13 取付基部車内側側壁
20 第1シール部
23 第1シール部当接壁
30 第2シール部
31 第2シール部当接壁
32 第2シール部保持壁
33 第2シール部屈曲部
40 カバーリップ
42 カバーリップ先端部
70 リテーナー
78 リテーナー爪部
Claims (6)
- サッシュレスドアタイプの自動車車体の車体開口部周縁に取付けられ、車体開口部周縁とドアのドアガラスの周辺部との間をシールするルーフサイドウエザストリップの取付構造において、
上記ルーフサイドウエザストリップは、全体がスポンジ材で形成され、車体開口部周縁に設けられるリテーナーに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に形成され上記車体開口部周縁と上記ドアガラスとの間をシールするシール部を有し、
上記取付基部は、少なくとも取付基部底壁と取付基部車内側側壁を備え、
上記シール部は、上記取付基部底壁から延設され上記ドアガラスの上端と当接しシールする中空形状の第1シール部と、上記取付基部車内側側壁から延設され上記ドアガラスの先端部の車内側側面に当接してシールする中空形状の第2シール部とを分離して設け、
上記リテーナーの車内側に上記取付基部車内側側壁を保持するリテーナー車内側保持壁を設け、該リテーナー車内側保持壁の先端に車内側に突出したリテーナー爪部を形成し、
上記取付基部車内側側壁の先端の車内側面から車内方向にカバーリップを延設し、該カバーリップの先端にカバーリップ突起部を形成し、上記ルーフサイドウエザストリップを車体開口部周縁に取付けた時に上記カバーリップ突起部を上記リテーナー爪部に係合させたルーフサイドウエザストリップの取付構造。 - 上記リテーナー爪部は、リテーナー車内側保持壁とは、直角又は鋭角を成すように突出形成され、上記カバーリップ突起部の根元に上記リテーナー爪部の先端を当接又は食い込ませて係合して、ルーフサイドウエザストリップを車体開口部周縁のリテーナーに取付けた請求項1に記載のルーフサイドウエザストリップの取付構造。
- 上記取付基部底壁は、該取付基部底壁の両側端が上記リテーナーの取付部の車外側と車内側に形成された屈曲部に係合された請求項1又は請求項2に記載のルーフサイドウエザストリップの取付構造。
- 上記第1シール部は、上記取付基部底壁の車外側側端から形成される第1シール部車外側側壁と、上記取付基部底壁の中央付近から延設される第1シール部車内側側壁と、該第1シール部車内側側壁と第1シール部車外側側壁のそれぞれの先端から延設され中空形状に連結し、上記ドアガラスの上端と当接しシールする第1シール部当接壁を有する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のルーフサイドウエザストリップの取付構造。
- 上記第2シール部は、上記車内側側壁の取付基部底壁側から延設されL字形に屈曲した第2シール部保持壁と、該第2シール部保持壁の先端と上記車内側側壁の先端とから延設され中空形状に連結し、上記ドアガラスの車内側の側面に当接する第2シール部車内側当接壁から形成され、上記ドアガラスが上記第2シール部に当接したときに、上記第2シール部保持壁がさらに屈曲するように第2シール部保持壁屈曲部を上記第2シール部の先端の位置よりも上記ドアガラスの先端側の位置に形成した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のルーフサイドウエザストリップの取付構造。
- 上記リテーナーは、上記第1シール部を保持する車外側保持壁と該車外側保持壁の先端から延設されて上記車体開口部周縁の車外側の端部に取付けられるモール部とを有する請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のルーフサイドウエザストリップの取付構造。
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2009
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