JP2011131230A - 熱交換器における金属管の接続構造 - Google Patents

熱交換器における金属管の接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造において、接続孔にステンレス管の端部を差し込んでロウ付けする場合に十分な強度を得ることと、作業性を改善すること。
【解決手段】本発明に係る金属管の接続構造は、金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造において、前記金属板の一面側から、前記金属管の端部を前記接続孔に挿入して他面側から突出させ、前記突出した金属管の端部に、抜け止め爪が形成された金属介在部材を嵌め込み、前記接続孔の周囲と、前記金属介在部材と、前記金属管とが近接する領域にロウ材を溶融させて、前記金属管を前記金属板に固定して構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造に関するものである。
図8に示した給湯器は、器具本体内の下方にはガス供給管17から供給されるガスを燃焼させるガスバーナ11が配設され、このガスバーナ11の上方には、前記ガスバーナ11の燃焼排気の顕熱を吸収する1次熱交換器10が配設され、この1次熱交換器10のさらに上方には、1次熱交換後の排気に含まれる潜熱を吸収する2次熱交換器20が配設されている。
さらに、器具本体の最下部には外気を導入して、前記ガスバーナ11の燃焼用空気として前記ガスバーナ11に供給する吸気ファン12を備えている。
上記ガスバーナ11、1次熱交換器10、2次熱交換器20、吸気ファン12は器具本体のケーシング内に収容されている。前記ケーシングの下部には吸気口13が開口し、上部には排気口14が開口している。
外部から導入された給水は、前記2次熱交換器20内に配設されたステンレス管22を流れる間に潜熱で加温され、さらに、前記1次熱交換器10内に配設された銅管101を流れる間に顕熱でさらに加熱されて、給湯出口16から、浴室や台所のカラン等へ送られる。
前記2次熱交換器20は、1次熱交換後の排気が導入される箱型のケーシング21の内部にステンレス管22が屈曲された状態で収容されており、前記ステンレス管22は、表面積を大きくするために蛇腹状の凹凸が形成されたフレキシブル管が採用されている。
また、前記ケーシング21の一側面は前記ステンレス管が接続されている側板23で閉塞され、上面と下面とには排気の流出と流入のために開口231、232が形成されている。
前記側板23には、流入側ヘッダ3と流出側ヘッダ4とが形成され、前記ステンレス管22の一端は前記流入側ヘッダ3内に開口し、他端は前記流出側ヘッダ4内に開口している。
前記流入側ヘッダ3におけるステンレス管22の従来の接続構造を、図9を参照して説明する。
図においては、前記流入側ヘッダ3を例にとって説明したが、流出側ヘッダ4も同様の構造であるので、その説明は省略する。
前記流入側ヘッダ3は、前記側板23に形成された凹部31と、この凹部31を覆うように固定された蓋32とを備えている。
前記凹部31に形成された接続孔311には複数のステンレス管22のそれぞれが1本ずつ挿入されてロウ付けにより接続され、前記蓋32には給水配管15が接続され、前記蓋32は前記側板23にロウ付けされている。
このような構成の流入側ヘッダ3によって、給水配管15から供給される給水が、複数のステンレス管22に分配されるように構成されている。
なお、流出側ヘッダ4の凹部には、前記複数のステンレス管の流出側の一端がそれぞれ接続され、流出側ヘッダ4で、複数のステンレス管に分岐して加温された給水が再び合流して、前記1次熱交換器10へ供給されるように構成されているのである。
特開2005-274028号公報
上記構成の2次熱交換器20において、前記流入側ヘッダ3および流出側ヘッダ4に設けた接続孔311に、ステンレス管22の端部を差し込んでロウ付けしてなる接続構造では、接続孔311とステンレス管22との接続部の総面積および両者の接続部に介在して両者を接続するロウ材の体積が少ないため、接続部の強度が十分でなく、ウォーターハンマー等の影響により漏水が発生する危険性の問題や、ロウ材のまわりが十分でなくロウ付けが不十分になる危険性の問題があった。
また、上記構成の2次熱交換器20を製造する過程において、前記流入側ヘッダ3および流出側ヘッダ4に設けた接続孔311に、ステンレス管22の端部を差し込んでロウ付けする作業では、ロウ付け前のステンレス管22が接続孔311から抜け落ちやすいため、抜け落ちないように支えながらロウ付け作業をしなければならないという作業性の問題があった。
以上の問題に鑑みて、本発明においては、金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造において、接続孔にステンレス管の端部を差し込んでロウ付けする場合に十分な強度を得ることと、作業性を改善することを目的としている。
本発明に係る金属管の接続構造の請求項1は、
金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造において、
前記金属板の一面側から、前記金属管の端部を前記接続孔に挿入して他面側から突出させ、
前記突出した金属管の端部に、抜け止め爪が形成された金属介在部材を嵌め込み、
前記接続孔の周囲と、前記金属介在部材と、前記金属管とが近接する領域にロウ材を溶融させて、前記金属管を前記金属板に固定して構成されている。
請求項2では、
熱交換器におけるケーシングの側板に形成されたヘッダの凹部へ、金属管をロウ付けして接続する接続構造において、
前記凹部に形成した接続孔に前記金属管の端部を挿入してヘッダ空間へ突出させ、
前記突出した金属管の端部に、抜け止め爪が形成された金属介在部材を嵌め込み、
前記接続孔の周囲と、前記金属部材と、前記金属管とが近接する領域にロウ材を溶融させて、前記金属管を前記ヘッダの凹部に固定してなることを特徴としている。
請求項3では、
前記金属介在部材は、外縁が前記接続孔より広く形成され、内縁の一部分が前記金属管の外周より狭く形成されていることを特徴としている。
請求項4では、
前記金属介在部材は、前記金属管に嵌め込んだ状態において、内周の一部分が前記金属管の外周面を押圧した状態で当設し、内周の他の部分と前記金属管の外周面との間に隙間が形成されることを特徴としている。
請求項5では、
前記金属介在部材の外縁には平面円板状の板部が形成され、内縁には抜け止め爪が形成されていることを特徴としている。
請求項6では、
前記金属介在部材は、外縁には平面状の板部が形成され、内縁には抜け止め爪が形成されていることを特徴としている。
請求項7では、
前記板部と前記抜け止め爪とは外力がかからない状態ではほぼ同一平面を形成し、
金属管の挿入によって弾性変形を受けることによって、前記抜け止め爪が起き上がって、金属管の外周に当設して抜け止めを構成することを特徴としている。
請求項8では、
前記金属介在部材は、外縁には平面円板状の板部が形成され、内縁には中心に向かって弾性付勢された押圧部が形成されていることを特徴としている。
請求項9では、
前記金属介在部材は、外縁に形成された平面円板状の板部は、一部が切り欠かれた円弧状に形成されていることを特徴としている。
なお、金属管としては、ステンレス管やチタン管を採用することができる。これらの金属管は、表面積を大きくするために多数の凸条と溝とを交互に形成した蛇腹状のフレキシブル管とすることが好ましい。
本発明の請求項1では、
金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造において、
前記金属板の一面側から、前記金属管の端部を前記接続孔に挿入して他面側から突出させ、
前記突出した金属管の端部に、抜け止め爪が形成された金属介在部材を嵌め込み、
前記接続孔の周囲と、前記金属介在部材と、前記金属管とが近接する領域にロウ材を溶融させて、前記金属管を前記金属板に固定してなる構成であるので、ロウ付け前の状態でも君続管が抜け落ちることが防止できて、作業性が良い。
請求項2では、熱交換器におけるケーシングの側板に形成されたヘッダの凹部に接続孔を形成し、この接続孔に挿入した端部に、抜け止め爪が形成された金属介在部材を嵌め込んでからロウ付けするので、ロウ付け前の状態でも君続管が抜け落ちることが防止できて、作業性が良い。
また、前記接続孔の周囲と、前記金属部材と、前記金属管とが近接する領域にロウ材を溶融させるので、金属管のロウ付け部分の強度が増し、水撃等の外力がかかっても亀裂が入りにくく接続部の信頼性が向上する。
請求項3では、前記金属介在部材は、外縁が前記接続孔より広く形成されているので、金属介在部材は接続孔の周囲に確実にロウ付けされる。また、金属介在部材の内縁の一部分が前記金属管の外周より狭く形成されているので、金属管に差し込んだときに、弾性変形を受けながら差し込まれ、金属介在部材に形成された抜け止め爪が、金属管の外周に引っ掛かるので、ロウ付け前の状態でも、金属管が抜け落ちることは防止される。
請求項4では、前記金属介在部材は、前記金属管に嵌め込んだ状態において、内縁の一部分が前記金属管の外周面を押圧した状態で当設し、内縁の他の部分と前記金属管の外周面との間に隙間が形成されるので、前記隙間にもロウ材が回り込み、さらに確実なロウ付けが可能となる。
請求項5では、前記金属介在部材の外縁には平面円板状の板部が形成され、内縁には抜け止め爪が形成されているので、前記板部でケーシングに接続され、前記抜け止め爪で金属管を保持することができる。
請求項6では、前記金属介在部材は、外縁には平面状の板部が形成され、内縁には抜け止め爪が形成されているので、前記板部は円形に限らず平面状であればよい。
請求項7では、前記板部と前記抜け止め爪とは外力がかからない状態ではほぼ同一平面を形成し、金属管の挿入によって弾性変形を受けることによって、前記抜け止め爪が起き上がって、金属管の外周に当設して抜け止めを構成するように構成されているので、外力がかからない保管状態では保管スペースを節減できる。
請求項8では、前記金属介在部材は、外縁には平面円板状の板部が形成され、内縁には中心に向かって弾性付勢された押圧部が形成されているので、抜け止め爪が起き上がらない構造の金属介在部材であっても内側の金属管を保持することができる。
請求項9では、前記金属介在部材は、外縁に形成された平面円板状の板部は、一部が切り欠かれた円弧状に形成されているので、C型のワッシャに類似した形状とすることもできる。
本発明に係る熱交換器における金属管の接続構造を実施する熱交換器の側面断面図である。 前記熱交換器の要部であるヘッダの凹部の接続孔を説明する断面図である。 図2の接続孔にステンレス管を差し込んだ状態の断面図である。 ステンレス管の端部に嵌め込むワッシャの平面図である。 図3のステンレス管に、図4のワッシャを嵌め込んだ状態の断面図である。 図5の状態をロウ付けした状態の断面図である。 種々の形態の金属介在部材の平面図である。 本発明および従来例の給湯器の概略構造を説明する断面図である。 従来例の熱交換器の断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、給湯器の熱交換器における金属管の接続構造を例にとって、その図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施の形態における金属管の接続構造は、図8に示した従来のものと同様に、2次熱交換器を備えた給湯器1に採用することが可能であり、
ガスバーナ11、1次熱交換器10、2次熱交換器20、吸気ファン12、ケーシング21、吸気口13、排気口14、ステンレス管22、銅管101を含んだ基本的な構成については、図8、9と同様であるので、その基本的な構成についての説明は省略し、2次熱交換器20について説明する。
2次熱交換器20は図1に示したように、
1次熱交換後の排気が導入される箱型のケーシング21の内部にステンレス管22が屈曲された状態で収容されており、前記ステンレス管22は、表面積を大きくするために蛇腹状の凹凸が形成されたフレキシブル管が採用されている。
また、前記ケーシング21の一側面は前記ステンレス管22が接続されている側板23で閉塞され、上面と下面とには排気の流出と流入のために開口231、232が形成されている。
前記側板23には、流入側ヘッダ3と流出側ヘッダ4とが形成され、前記ステンレス管22の一端は前記流入側ヘッダ3内に開口し、他端は前記流出側ヘッダ4内に開口している。
前記ステンレス管に代えてチタン管等の他の耐蝕性の優れた金属管を使用することも可能である。
前記流入側ヘッダ3は、熱交換器2のケーシング21の側板23に形成された凹部31と、この凹部31を覆うように固定された蓋32とを備えている。
前記蓋32は鍔状のフランジが形成されており、後述するステンレス管がロウ付けされた後に、このフランジを前記凹部のまわりの側板の表面にロウ付けすることによって、水密状態のヘッダを形成する。
なお、ここでは、前記流入側ヘッダ3を例にとって説明するが、流出側ヘッダ4も同様の構造であるので、その説明は省略する。
前記凹部31に形成された接続孔311には複数のステンレス管22のそれぞれが1本ずつ挿入されて、抜け止め爪が形成されたワッシャ7を嵌め込んだ状態でロウ付けにより接続され、前記蓋32には給水配管15が接続され、前記蓋32は前記側板23にロウ付けされている。
このような構成の流入側ヘッダ3によって、給水配管15から供給される給水が、複数のステンレス管22に分配されるように構成されている。
なお、流出側ヘッダ4の凹部には、前記複数のステンレス管22の流出側の一端がそれぞれ接続され、流出側ヘッダ4では、複数のステンレス管22に分岐して加温された給水が再び合流して、前記1次熱交換器10へ供給されるように構成されているのである。
次に、本発明の特徴であるヘッダにおけるステンレス管のロウ付け構造について、手順を追って説明する。
背景技術でも説明したように、ヘッダの凹部31の底面には、図2に示したように、複数の接続孔311が形成されている。
次に、図3に示したように、前記接続孔311にステンレス管22の端部を挿入し、図4に示したような抜け止めの爪71の形成されたワッシャ7を、図5に示したように、ヘッダの内部空間に突出している端部に嵌め込む。
複数のステンレス管22の全てを同様にヘッダの底面に形成された各接続孔311にそれぞれ1本ずつ差し込んで、ヘッダの内部空間に突出した各端部に、抜け止めの爪71の形成されたワッシャ7をそれぞれ嵌め込む。
なお、流出側ヘッダ4においても流入側ヘッダ3と同様に、複数のステンレス管22の全てをヘッダの底面に形成された各接続孔311にそれぞれ1本ずつ差し込んで、ヘッダの内部空間に突出した各端部に、抜け止めの爪71の形成されたワッシャ7をそれぞれ嵌め込む。
前記ワッシャ7は、特許請求の範囲に記載された金属介在部材に相当する構成であり、ワッシャに限らず、抜け止め爪が形成され、前記金属管の端部に嵌め込む事が可能な金属製の部材であれば、形状は特に限定しない。
図5に示したように、差し込んだステンレス管22の端部に爪71が形成されたワッシャ7を嵌め込んだ状態では、抜け止め方向に形成された爪71の先の歯状部材711に、ステンレス管22の周囲が引っ掛かり、ロウ付けする前の状態であっても、ステンレス管22がヘッダから抜け落ちることが防止できる。
次に、図5に示した状態でロウ付けすると、ロウ材は、ワッシャの爪の表面とステンレス管との間、ワッシャの爪の裏側の空間、ワッシャの裏側と即板の隙間、側板の裏側とステンレス管の表面に回り込み、図6に示したような状態になって、ステンレス管と側板とは確実・強固に接続・固定されるのである。
このようにして、ロウ付けに供されるロウ材の体積が大きくなるので、より確実なロウ付けが実現され、接続部の強度が増す。
また、ロウ材が側板の裏面まで十分に回るので、より確実なロウ付けが実現できる。
次に、本発明に用いられる金属介在部材(ワッシャ)の種類を、図7を参照して説明する。
図7に示した金属介在部材7Aは、外縁の形状が円形のものであり、内縁には複数の抜け止め爪が形成された形状の種類である。
図7に示した金属介在部材7Bは、外縁の形状が矩形のものであり、内縁には複数の抜け止め爪が形成された形状の種類である。
図7に示した金属介在部材7Cは、外力がかからない状態では抜け止め爪が立ち上がらず、板部とほぼ同一平面を形成し、金属管の挿入によって弾性変形を受けることによって、前記抜け止め爪が起き上がって、金属管の外周に当設して抜け止めを構成する種類である。
図7に示した金属介在部材7Dは、前記金属介在部材の内縁には中心に向かって弾性付勢された押圧部が形成されている種類である。
図7に示した金属介在部材7Eは、外縁に形成された平面円板状の板部は、一部が切り欠かれた円弧状に形成されている種類である。
本発明に係る接続構造は、熱交換器における金属管の接続構造に限らず、金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造に広く応用することができる。
1 給湯器
11 ガスバーナ、
10 1次熱交換器、
20 2次熱交換器、
21 ケーシング、
22 ステンレス管、
101 銅管
23 側板
3 流入側ヘッダ
4 流出側ヘッダ
5 凹部
6 蓋
61 フランジ
7 ワッシャ
71 抜け止め爪
72 板部

Claims (9)

  1. 金属板に形成された接続孔に金属管をロウ付けして接続する接続構造において、
    前記金属板の一面側から、前記金属管の端部を前記接続孔に挿入して他面側から突出させ、
    前記突出した金属管の端部に、抜け止め爪が形成された金属介在部材を嵌め込み、
    前記接続孔の周囲と、前記金属介在部材と、前記金属管とが近接する領域にロウ材を溶融させて、前記金属管を前記金属板に固定してなることを特徴とする金属管の接続構造。
  2. 熱交換器におけるケーシングの側板に形成されたヘッダの凹部へ、金属管をロウ付けして接続する金属管の接続構造において、
    前記凹部に形成した接続孔に前記金属管の端部を挿入してヘッダ空間へ突出させ、
    前記突出した金属管の端部に、抜け止め爪が形成された金属介在部材を嵌め込み、
    前記接続孔の周囲と、前記金属介在部材と、前記金属管とが近接する領域にロウ材を溶融させて、前記金属管を前記ヘッダの凹部に固定してなることを特徴とする金属管の接続構造。
  3. 前記金属介在部材は、外縁が前記接続孔より広く形成され、内縁の一部分が前記金属管の外周より狭く形成されていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の金属管の接続構造。
  4. 前記金属介在部材は、前記金属管に嵌め込んだ状態において、内縁の一部分が前記金属管の外周面を押圧した状態で当設し、内縁の他の部分と前記金属管の外周面との間に隙間が形成されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の金属管の接続構造。
  5. 前記金属介在部材の外縁には平面円板状の板部が形成され、内縁には抜け止め爪が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4に記載の金属管の接続構造。
  6. 前記金属介在部材は、外縁には平面状の板部が形成され、内縁には抜け止め爪が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4に記載の金属管の接続構造。
  7. 前記板部と前記抜け止め爪とは外力がかからない状態ではほぼ同一平面を形成し、
    金属管の挿入によって弾性変形を受けることによって、前記抜け止め爪が起き上がって、金属管の外周に当設して抜け止めを構成することを特徴とする請求項5乃至6に記載の金属管の接続構造。
  8. 前記金属介在部材は、外縁には平面円板状の板部が形成され、内縁には中心に向かって弾性付勢された押圧部が形成されていることを特徴とする請求項5乃至6に記載の金属管の接続構造。
  9. 前記金属介在部材は、外縁に形成された平面円板状の板部が、一部が切り欠かれた円弧状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の金属管の接続構造。
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