JP2013047575A - 熱交換器およびこれを備えた温水装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケースCは、伝熱管T1,T2の上下前後の全周囲を取り囲む複数の壁部50a〜50dを有する角筒状のケース本体部5を有し、かつこのケース本体部5には、伝熱管T1,T2を加熱するための加熱用気体の給気口51a,51bと排気口52とが設けられている、熱交換器HEであって、ケース本体部5は、複数の壁部50a〜50dに相当する領域を有する1枚のプレート材5’を角筒状に折り曲げることにより形成されており、ケース本体部5の複数の壁部50a〜50dのうち、いずれか1つの壁部には、一部の領域がその周辺領域よりも外方に突出した形態をもつ突出部56が一体的に形成され、かつこの突出部56の先端面領域に、排気口52が設けられている。
【選択図】 図5
Description
壁部に一体的に形成された突出部の先端面領域に設けられているために、この突出部を、従来の排気トップとして、または排気トップの一部として役立たせることが可能となる。したがって、熱交換器とは別個に排気トップを製作して熱交換器に取り付ける必要を無くしたり、あるいは排気トップの小型化を図ることができる。このようなことから、本発明によれば、熱交換器全体の製造コストを従来と比較して大幅に低減することができる利点が得られる。
前記側板が前記ケース本体部の端部に固定して組み付けられていることにより、前記ケース本体部に対する前記伝熱管の固定が図られている。
過させるための隙間が形成されている。
このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供される熱交換器について述べたのと同様な効果が得られる。
、燃料ガスなどの燃料を個別に燃焼させることが可能なバーナ3a,3b、これらバーナ3a,3bに燃焼用空気を供給するファン31、バーナ3a,3bによって発生された燃焼ガスから顕熱を回収するための1次熱交換器1a,1b、および前記燃焼ガスから潜熱を回収するための2次熱交換器HEを具備している。2次熱交換器HEは、本発明に係る熱交換器の一例に相当し、1次熱交換器1a,1bは、本発明に係る熱交換器の具体例には相当しない。本実施形態における2次熱交換器HEは、1つのケースC内に2系統の伝熱管T1,T2が収容された1缶2回路方式とされ、図4に示すような外観形態を有する。ただし、その詳細については、後述する。
上部またはそれに近い高さに位置している。このような構成によれば、燃焼ガスからの潜熱回収に伴って発生する強酸性のドレインが接合部J1に接触し難くなり、接合部J1の腐食を防止する上で好ましいものとなる。前壁部50cの上端縁近傍には、ケースCの内側に向けて突出した凸部55aが一体的に形成されており、上壁部50aの先端縁はこの凸部55aの上面部に当接することにより上下高さ方向の位置決めが可能とされている。好ましくは、凸部55aは、ケース本体部5の幅方向に間隔を隔てて左右一対に設けられており、上壁部50aに当接する面は平面状とされ、かつそれらの高さは同一に揃えられている。このことにより、前壁部50cと上壁部50aの屈曲片部50eの端面どうしを正確に揃わせることができる。
両端部開口53a,53bの周縁部に接合されている。このことにより、ケース本体部5に対する側板6a,6bの固定が図られ、さらには伝熱管T1,T2の固定も図られている。図8によく表われているように、ケース本体部5の両端部開口53a,53bの周縁には、内向き状に突出した複数の凸部55bがケース本体部5に一体形成されている。側板6a,6bを両端部開口53a,53bに嵌入させる際には、これら凸部55bに側板6a,6bを当接させることにより、側板6a,6bの位置決めを図ることが可能である。好ましくは、これら複数の凸部55bのうち、側板6a,6bと当接する部分は平面状とされて、側板6a,6bとの面接触により好適な位置決めが図られるように構成されている。なお、ケースC内のうち、伝熱管T1,T2どうしの間には、仕切板68が介装される。
を重ね合わせているために、これらの部分から外部への燃焼ガス漏れを生じないように、これらの部分をシール性が良好な状態に的確に接合することが可能である。また、接合部J1がケースCの上部に配置されて、この接合部J1にドレインが接触し難くなる効果が得られることは既に述べたとおりである。
HE 2次熱交換器(本発明に係る熱交換器)
C ケース
J1 接合部
T1,T2 伝熱管
c1,c2 隙間
5 ケース本体部
5’ プレート材
6a,6b 側板
22 ドレイン用の排出口
23a〜23c 第1ないし第3の凹部
50a 上壁部
50b 下壁部
50b’ 段部
50c 前壁部
50d 後壁部
50e 屈曲片部
51a,51b 給気口
52 排気口
53a,53b 端部開口(ケース本体部の)
55b 凸部
57 凸状部
Claims (8)
- 伝熱管を内部に収容するケースを備え、
このケースは、前記伝熱管の上下前後の全周囲を取り囲む複数の壁部を有する角筒状のケース本体部を備え、かつこのケース本体部には、前記伝熱管を加熱するための加熱用気体の給気口と排気口とが設けられている、熱交換器であって、
前記ケース本体部は、前記複数の壁部に相当する領域を有する1枚のプレート材を角筒状に折り曲げることにより形成されており、
前記ケース本体部の複数の壁部のうち、いずれか1つの壁部には、一部の領域がその周辺領域よりも外方に突出した形態をもつ突出部が一体的に形成され、かつこの突出部の先端面領域に、前記排気口が設けられていることを特徴とする、熱交換器。 - 請求項1に記載の熱交換器であって、
前記角筒状に折り曲げられたプレート材の両端縁部どうしの接合箇所は、前記給気口および排気口よりも高い位置に設けられている、熱交換器。 - 請求項1または2に記載の熱交換器であって、
前記ケース本体部は、下壁部の前後両端縁から前壁部および後壁部が上向きに屈曲し、かつ前記後壁部または前壁部の上端縁から上壁部が略水平に屈曲した形態を有し、
前記上壁部の先端縁には、上向きに屈曲した屈曲片部がさらに形成され、この屈曲片部は、前記前壁部または後壁部の上端縁に重ね合わされて接合されている、請求項1または2に記載の熱交換器。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の熱交換器であって、
前記ケースは、前記ケース本体部の端部開口を塞ぐための側板を備え、
前記伝熱管は、入水側および出湯側の両端寄り管体部が前記側板の内側から外側に貫通し、かつこの貫通部分において前記側板と固定されており、
前記側板が前記ケース本体部の端部に固定して組み付けられていることにより、前記ケース本体部に対する前記伝熱管の固定が図られている、熱交換器。 - 請求項4に記載の熱交換器であって、
前記ケース本体部の端部開口の周縁には、内向きに突出した1または複数の凸部が形成されており、
前記側板は、前記端部開口に嵌入して前記凸部に当接していることにより、前記ケース本体部との位置決めが図られている、熱交換器。 - 請求項4または5に記載の熱交換器であって、
前記ケース本体部の下壁部には、上向きの凸状部が前記側板から離間した配置に設けられ、かつこの凸状部上には、前記伝熱管のうち、前記側板とは反対側の端部が載せられて支持されており、前記凸状部よりも前記側板寄りの領域においては、前記伝熱管の下部と前記ケース本体部の下壁部との間に、前記加熱用気体を通過させるための隙間が形成されている、熱交換器。 - 請求項6に記載の熱交換器であって、
前記ケース本体部の下壁部には、前記隙間を小さくするための上向きの段部が形成され、かつこの段部上に前記凸状部が設けられており、
前記ケース本体部の下壁部のうち、前記段部よりも加熱用気体流れ方向下流側の位置には、ドレイン排出口が設けられているとともに、前記段部よりも加熱用気体流れ方向上流側および下流側には、前記下壁部の左右幅方向に延びる第1および第2の凹部が形成され、かつ前記下壁部の左右幅方向一端側には、前記第1および第2の凹部の一端部どうしを
繋ぐ第3の凹部が形成されており、
前記伝熱管から前記下壁部上に流れ落ちたドレインは、前記第1ないし第3の凹部内のいずれかを流れて前記ドレイン排出口に導かれるように構成されている、熱交換器。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の熱交換器を備えていることを特徴とする、温水装置。
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JP2014199169A (ja) * | 2013-03-30 | 2014-10-23 | 株式会社ノーリツ | 熱交換器およびその製造方法 |
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