JP2011129643A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性を高めた半導体装置の製造方法を提供し、また、工程の簡素化を図る。
【解決手段】電極パッドと保護膜とを有する半導体集積回路を含む半導体チップが複数配置された半導体基板と、半導体基板を覆う絶縁層とを設けた半導体基板実装体を個片化して形成された半導体装置の製造方法であって、半硬化状態の絶縁層を有する半導体基板実装体の個片を形成する、個片化工程S104と、個片化工程S104に引き続き、半導体基板実装体の個片の半硬化状態の絶縁層を、押し延ばし、半導体チップの側面に回し込ませて、半導体チップの側面に密着した保護層を形成する、個片の側面保護層形成工程S105とを有する半導体装置の製造方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体チップ上に再配線層等が形成された半導体装置の製造方法に関する。
情報携帯機器、小型電子機器等の情報通信機器に代表される電子応用機器について、その高性能化、小型化の要求が高まり、半導体素子と電子応用機器とを結ぶ高密度実装技術として、ウエハレベルパッケージ及びチップサイズパッケージの技術が注目されている。すなわち、半導体集積回路を有する半導体ウエハを、ウエハの形態のまま、その上面に再配線層等を形成してパッケージ化するウエハレベルパッケージ(WLP)の技術及び半導体チップのパッケージ毎に個片化されたチップサイズパッケージ(CSP)の技術が、開発され、利用されている。しかし、WLPを個片化するCSPの製造技術に関しては、いくつか問題が生じていた。例えば、個片化したCSPを得る際のダイシングに関連する問題があった。半導体ウエハがパッケージ化されたWLPを切断分離すると、切断分離した断面には、半導体集積回路と、その上に積層された再配線層における絶縁層または配線とが露出するので、半導体チップの切削屑のCSPへの付着、半導体集積回路の面と再配線層との剥離または水分等の各層へ浸透等の問題が生じることがあった。CSP側面等の保護のため、従来、半導体チップの側面への絶縁樹脂封止の方法が行われてきた。なお、再配線層の形成によって、外部接続端子のピッチは、半導体集積回路上の電極パッドのピッチ以上の大きさとすることができる。
図1は、従来のCSPの製造方法の工程を例示する図である。図2は、従来の半導体ウエハを例示する平面図である。半導体ウエハの直径は、通常「インチ」で呼称し、6,8,12インチ等のウエハが使用される。図3の(a)〜(d)は、従来のCSPの製造方法の工程(図1)における代表的な状態、すなわち、第1絶縁層形成工程(P1002)、WLPハーフダイシング工程(P1003)、第2絶縁層形成工程(P1004)及びCSP個片化工程(P1006)の状態を例示する図である。各図(a)〜(d)は、図2の半導体ウエハの切断線X−Xに相当する位置における断面を示している。
図1における製造方法の各工程の概要は以下の通りである。
(P1001.接続電極形成工程)
柱状の電極(図3の(a)の17)の一の端面が半導体集積回路上の電極パッドに接続され、他の端面が外部接続端子に接続している接続電極を、めっき加工等により形成する工程である。
(P1002.第1絶縁層形成工程)
図3の(a)は、複数の半導体チップ11を有した半導体ウエハ10上に、封止樹脂を用いて、第1絶縁層12を形成した状態を示す。複数の半導体チップ11は、電極パッド13を有する半導体集積回路14を含み、半導体ウエハ10上に隣接して設けられている。電極パッド13には接続電極17が接続されている。半導体チップ11の電極パッド13、接続電極17及び保護膜15は、第1絶縁層12に覆われている。
(P1003.WLPハーフダイシング工程)
図3の(b)は、第1絶縁層12等を形成した半導体ウエハ10にハーフダイシングの加工をして、幅W1の溝Aが形成された状態を示している。基板切断位置Cを切断の位置基準として、ダイサ装置等を用いて溝Aを形成する。このとき、半導体集積回路14と第1絶縁層12との接合面20の端部は、溝Aの表面に露出する。
(P1004.第2絶縁層形成工程)
図3の(c)は、形成された溝A及び第1絶縁層12上に、封止樹脂を用いて、第2絶縁層16が形成された状態を示している。上記の半導体集積回路14と第1絶縁層12との接合面20の端部は、形成された第2絶縁層16によって保護される。
(P1005.外部接続端子接続)
外部接続端子17a(図3の(d)参照)を接続する。図3の(c)における第2絶縁層16の表面16aの側の部分、すなわち、再配線層110の表面側の部分と、第1絶縁層12の接続電極17の高さより厚い部分とは、研削等によって削除され、接続電極17の端面が第2絶縁層12の表面に露出され、外部接続端子17a(図3の(d)参照)が形成される。
(P1006.CSP個片化(2回目ダイシング)工程)
図3の(d)は、切断代W2の切断によって、WLPが個片化され、複数のCSP130が得られた状態を示している。図(c)の状態で形成されている第2絶縁層16bの部分に、基板切断位置Cを切断の位置基準として、ダイサ装置等を用いて溝Bを形成する。溝Bの幅W2の寸法は、溝Aの幅W1より狭く形成する(W2<W1)。このようにして、CSP130の側面に保護層16bが形成される。なお、ダイサ装置等による半導体基板の切断(ダイシング)加工は、工程(P1003)におけるWLPハーフダイシングと、本工程(P1006)における2回目ダイシングとの、2回の工程を要している。
上述のように、半導体装置の側面が第2絶縁層等によって保護されるので、半導体集積回路の上面と第1絶縁層等との接着面における剥離または水分等の各層への浸透等の発生を、ある程度減少させることができる。上記の半導体装置の製造方法の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2007−335424号公報
従来の、ウエハレベルパッケージ(WLP)の半導体チップ側面の保護のための半導体装置の製造方法は、例えば、図1に示されるような複雑な工程を要しており、また、そのWLPの半導体チップ側面の保護の効果も、十分とはいえない場合があった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものであって、信頼性を高めた半導体装置の製造方法を提供し、工程の簡素化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、電極パッドと保護膜とを有する半導体集積回路を含む半導体チップが複数配置された半導体基板と、前記半導体基板を覆う絶縁層とを設けた半導体基板実装体を個片化して形成された半導体装置の製造方法であって、半硬化状態の前記絶縁層を有する前記半導体基板実装体の個片を形成する、個片化工程と、前記個片化工程に引き続き、前記個片の前記半硬化状態の絶縁層を、押し延ばし、前記半導体チップの側面に回し込ませて、前記半導体チップの側面に密着した保護層を形成する、個片の側面保護層形成工程とを有することを特徴とする。
本発明により、信頼性を高めた半導体装置の製造方法を提供することができ、また、工程の簡素化を図ることができる。
従来のCSPの製造方法の工程を例示する図である。 従来の半導体ウエハを例示する図である。 従来のCSPの製造方法の工程における代表的な状態を例示する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を例示する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の工程における代表的な状態を例示する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の工程における代表的な状態を例示する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置を例示する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を例示する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の工程における代表的な状態を例示する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の工程における代表的な状態を例示する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置を例示する図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を例示する図である。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の実施の形態を説明する。なお、各図の説明において、各図に共通している同一構成部分については、その部分に同一の符号を付し、重複する場合にはその説明を省くことがある。
〈第1の実施の形態〉
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を例示する図である。
図5A,5Bは、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の工程における代表的な状態を例示する図である。以下、図5A,5Bに示された半導体装置の形態等を参照しながら、半導体装置の製造方法について、順を追って説明する。
製造方法の各工程は、接続電極形成工程(S101)、絶縁層形成工程(S102)、外部接続端子接続工程(S103)、CSP個片化(ダイシング)工程(S104)及び個片の側面保護層形成工程(S105)を有している。半導体基板として、直径6,8,12インチの半導体ウエハを使用する。
(S101.接続電極形成工程)
半導体集積回路上の電極パッドに、一の端面が接続され、他の端面が外部接続端子に接続されている柱状の接続電極を、めっき加工等により形成する工程である。
図5Aの(a)は、接続電極51が電解めっき加工により形成された状態を示している。柱状の接続電極51は、その一の端面51aが、半導体ウエハ50の半導体集積回路52上の電極パッド53に接続されており、他の端面51bは、後述の工程(S103)において外部接続端子に接続される端子となる。接続電極51は、以下のようなめっき加工等により形成する。すなわち、半導体ウエハ50の半導体集積回路52上の保護膜54及び電極パッド53等の面に、スパッタ装置等により、チタン、銅等の金属のシード層56を形成し、シード層56を給電層とし、フォトレジスト層57に設けられた接続電極用の凹部に、銅等のめっき金属を形成する。フォトレジスト層57は、周知の、レジストフィルム張り付け、露光、現像、剥離の技術を用いて形成することができる。接続電極51の他の端面51bには、はんだボール等の外部接続端子との密着性を向上させるため、ニッケル層、パラジウム層を形成し、外部接続端子と接続する表層に、金層を形成することができる。また、ニッケル層の上に直接金層を形成することができる。接続電極51の形成後、フォトレジスト層57を、水酸化ナトリウム水溶液等を用いて剥離し、シード層56を、硫酸及び過酸化水素水等を用いてエッチング除去する。
(S102.絶縁層形成工程)
図5Aの(b)は、絶縁層59を形成した状態を示している。絶縁層59は、電極パッド53と保護膜54とを有する半導体集積回路52と、接続電極51の端面51bを除く部分とを覆うように形成されている。絶縁層59の材料として、フィルム状樹脂等を使用することができる。絶縁層を構成する樹脂等の材料の物性の設計は、半導体基板(半導体ウエハ)50上への接続層の形成、すなわち、絶縁層59の形成と外部接続端子61の形成、CSP個片化及び個片の側面保護層形成等の各工程において、絶縁層の樹脂等の材料が半硬化の状態を保つようにする。特に、個片の側面保護層形成工程(S105)において、半導体チップの側面に密着接合できるような、絶縁層の材料の半硬化性の状態を維持することにより、製品の品質を向上させ、信頼性を高めることができる。
絶縁層59の材料としては、例えば、AFT社製のエポキシ系樹脂のGX92等の熱硬化性樹脂を使用する。上記の工程において樹脂の半硬化状態を維持するような絶縁層の形成の条件は、フィルム状の樹脂材料を使用する場合、例えば、温度80℃〜130℃、プレス力10KN〜130KN、形成時間60秒〜300秒とする。半硬化状態の粘度としては、例えば、80℃〜130℃の温度において、100ポアズ〜100000ポアズの範囲を保つことが望ましい。
(S103.外部接続端子接続工程)
図5Aの(c)は、外部接続端子61を接続電極51の端面51bに接続したウエハレベルパッケージ(WLP)200の状態の図であり、WLP200は、半導体基板(半導体ウエハ)50上に、接続電極51、絶縁層59及び外部接続端子61等を有する接続層150が形成された状態である。外部接続端子61は、次工程(S104)で個片化されるCSPのパッケージの、外部電子応用機器(図示せず)への搭載の際に接続端子として使用される。外部接続端子の材料としては、すず、銀、銅等のはんだを用いた金属ボール、または、銅をコアとするはんだボール等を用いることができる。なお、外部接続端子の接続固定が、はんだの高い融点等によって高温を要する場合には、S103の工程においては仮付けにとどめ、個片の側面保護層形成(S105)の工程後、絶縁層の樹脂を硬化させた後に、外部接続端子を接続固定することができる。
(S104.CSP個片化(ダイシング)工程)
図5Aの(c)に示す基板切断位置Cを位置基準に、ダイサ装置等を用いて、WLP200のパッケージ全体を切断(ダイシング)する。WLP200が、スクライブライン63の切断代によって切断分割され、個片化された各チップサイズパッケージ(CSP)64を得る。ダイシングに際して、ダイシングテープ65を、WLP200の半導体集積回路52の面と反対側の面、すなわち、半導体ウエハ50の裏面50bに張り付け、ダイシングテープ65によりWLP200全体を保持する。ダイシング後は、個片化されたCSPはダイシングテープ65上に保持される。
(半硬化状態の絶縁層の切断)
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体チップ側面を封止するため、絶縁層として半導体ウエハ上に形成された樹脂等の一部分をそのまま用いて、半硬化状態を維持して半導体チップ側面に密着接合を行う側面保護層形成のプレスを行うことを特徴としている。そのため、半硬化状態の絶縁層のダイシング加工の工程を経るので、特にダイシング加工には絶縁層の形状を維持するための技術を要する。半硬化状態の絶縁層のダイシング加工の条件は、例えば、2段階の加工条件、すなわち、ステップカット方式において、次のような条件を用いることができる。
ダイサ装置に用いるブレードは、その砥粒サイズを#2000とし、集中度は70〜90%とする。ステップカットの第1段階は、ブレードの高さ位置H1(図5Aの(c))を、半導体ウエハの裏面50bから100μm半導体集積回路側(上方)の位置に設定し、ブレードの回転数を40,000rpmとし、送り速度を30mm/secとする。ステップカットの第2段階は、ブレードの高さ位置H2を、半導体ウエハの裏面50bから下方30μmダイシングテープに切り込んだ位置に設定し、ブレードの回転数を3,000rpmとし、送り速度を30mm/secとする。
以上のようなステップカット方式等を用いることによって、半硬化状態の絶縁層等が形成されているWLPのパッケージ全体が、形状を崩すことなく維持した状態でダイシングされ、CSP個片化工程を行うことができる。
(S105.個片の側面保護層形成)
図5Aの(d)は、プレス加工等により、絶縁層が側面プレスされ、個片の側面が保護されたCSPの状態を示している。個片化されたCSP64における半導体チップ66の側面66bに、絶縁層59の一部分が密着接合されている。プレス加工においては、金型67を有するプレス機器を用いて、既にダイシング加工された半導体基板実装体の個片の、半硬化状態の絶縁層59のコーナー部及び側面部(破線68)を、押しつぶし、押し延ばして半導体チップ66の側面66bにはみ出させ、半導体チップ66の側面66bに沿って回し込ませて、変形させた、絶縁層59を半導体チップ66の側面66bに密着させた保護層69を形成し、熱硬化させる。金型67に、金型内部の垂直面Mとθの角度(0度<θ<90度)を有するテーパ部Tを設け、プレス加工を行うと、上記の絶縁層59を半導体チップ66の側面66bに回し込ませることができる。絶縁層59に樹脂を使用する場合には、例えば、AFT社製のエポキシ系樹脂のGX92を使用することができる。その熱硬化条件は、170℃〜200℃の温度で、1hr〜2hrのキュア条件で行う。絶縁層の保護層69の保護によって、接続層150を有するCSP64の半導体集積回路52、半導体集積回路52上の保護膜54及び絶縁層59等についての相互の剥離を防止することができる。
絶縁層のプレス加工は、例えば、プレス用の金型を設けたプレス機器を、空気シリンダ等の駆動により作動させて行う。プレス条件は、例えば、10KN〜60KNの力でプレスし、温度100℃に保持して、プレス時間60秒等である。なお、プレス用の金型については、〈第3の実施の形態〉において後述する。
図5Bの(e)は、以上の工程の製造方法により得られたCSP64を例示する図である。
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法によって得られたCSPの代表的寸法を、プレス機器の金型の寸法との関連において例示する図である。D1,D2は半導体チップの矩形の各辺の長さであり、例えば、3mm〜5mmである。半導体基板である半導体チップ66の厚さc1は100μm〜300μmであり、予め裏面研削をした半導体ウエハを使用することができる。絶縁層59の、半導体チップ表層における厚さt1は、30μm〜50μm、側面における厚さt2は50μm〜100μm、側面における半導体集積回路の回路面70からの絶縁層の保護層69の長さpは、50μm〜100μmである。はんだボール等の材料の外部接続端子61の高さh1は、100μm〜300μm、外部接続端子61の、CSPの積層方向Aから見た透視図は概ね円であり、その円の直径bは、200μm〜300μmである。
プレス機器の金型67におけるプレス用開口部の矩形の各辺の長さD3,D4は、半導体チップの各辺の長さD1,D2より100μm〜200μm長く設計して、絶縁層59の側面の厚さt2を確保する。金型の各部寸法は、E1が150μm〜350μm、E2が5μm〜25μm、E3が50μm〜100μm、E4が10μm〜100μmである。
なお、本発明の製造方法により得られたCSPのパッケージの信頼性試験の結果は以下の通りである。信頼性試験として、温度サイクル試験を実施し、7mm×7mmの寸法の単体のCSPのパッケージのサンプル10個について、−65℃(5分)及び150℃(5分)の環境においた。500サイクル及び1000サイクル経過後、パッケージについて、半導体チップと絶縁層との密着接合部分の剥離の有無の詳細を観察し、いずれのサンプルにおいても、剥離が生ぜず、かつ、その他の欠陥も生じていないことを確認した。従って、本発明の半導体装置の製造方法は、高い信頼性をもつCSPの製造方法であることが示された。
〈第1の実施の形態の効果〉
半導体チップの側面に樹脂封止された保護層を形成するための従来の加工においては、ダイシング加工を繰り返していたが、本発明により2回目以降のダイシング加工の工程を省くことができるので、ダイシング加工に帰因する初期内部欠陥の発生の機会を減少させ、信頼性を高めたパッケージを製造する方法を提供することができる。また、本発明におけるダイシング加工は、半硬化状態の絶縁層を切断する加工であるので、従来のCSPのパッケージにおける硬化した樹脂の切断に比較して、切削時のびびり振動、樹脂等の粉塵の発生等を抑制することができる。従って、製品の内部欠陥、チッピングの発生等を抑制することができ、信頼性を高めたパッケージを製造する方法を提供することができる。さらに、ダイシング加工は1回のみに限ることができるので、工程の簡素化を図ることができる。
〈第2の実施の形態〉
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を例示する図である。図7の(a)は、個片化直前のウエハレベルパッケージ(WLP)の状態を示す図である。すなわち、接続電極51に接続され絶縁層81上に形成された配線82、第2絶縁層86及び外部接続端子61を有する再配線層160が設けられた半導体基板(半導体ウエハ)50のパッケージ210が形成された状態を示す図である。図7の(b)は、半導体装置の製造方法の工程を例示する図である。
図8A,8Bは、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の工程における代表的な状態を例示する図である。以下、図8A,8Bに示された半導体装置の形態等を参照しながら、半導体装置の製造方法について、順を追って説明する。
製造方法の各工程は、接続電極形成工程(S201)、絶縁層形成工程(S202)、配線層形成工程(S203)、第2絶縁層形成工程(S204)、外部接続端子接続工程(S205)、CSP個片化(ダイシング)工程(S206)及び個片の側面保護層形成工程(S207)を有している。
(S201.接続電極形成工程)
半導体集積回路上の電極パッドに、一の端面が接続され、他の端面が外部接続端子に接続されている柱状の接続電極を、めっき加工等により形成する工程である。
図8Aの(a)は、半導体ウエハ50に、接続電極51が形成された状態を示す図である。工程(S201)の詳細については、第1の実施の形態における工程(S101)の内容と同様であるので、その説明を省く。
(S202.絶縁層形成工程)
図8Aの(b)は、絶縁層81を形成した状態を示す図である。絶縁層81の材料としては、フィルム状樹脂等を使用することができる。その物性の設計は、この後のチップサイズパッケージ(CSP)への個片化工程、個片の側面保護層形成工程等において、半硬化の状態を保てる物性を選ぶ。なお、工程(S202)の詳細については、第1の実施の形態における工程(S102)の内容と同様であるので、その説明を省く。
(S203.配線層形成)
図8Aの(c)は、再配線層160における配線82が形成された状態を示す図である。配線82は、銅等の材質とし、周知の電解めっき法等によって形成することができる。すなわち、接続電極51の絶縁層81の表面に露出する端面51bに、スパッタ装置等を使用して給電用のシード層84を形成し、シード層84の上にフォトレジスト層85を設け、露光、現像、剥離の技術を用いて、めっき析出により形成される配線のための凹部を形成する。形成された凹部に電解めっき法により、銅等の配線を形成する。配線82の表面は、はんだボール等の外部接続端子との密着性を向上させるため、ニッケル層、パラジウム層を形成し、外部接続端子と接続する表層に、金層を形成することができる。また、ニッケル層の上に直接金層を形成することができる。配線82の形成後、フォトレジスト層85を、水酸化ナトリウム水溶液等を用いて剥離し、シード層84を、硫酸及び過酸化水素水等を用いてエッチング除去する。
図8Aの(d)は、フォトレジスト層及びシード層が除去された状態を示す図である。
(S204.第2絶縁層形成)
図8Bの(e)は、第2絶縁層86が形成された状態を示す図である。第2絶縁層86が、絶縁層81及び配線82を覆って形成され、次の工程(S205)で接続される外部接続端子のための開口部87が設けられている。第2絶縁層には、CSP個片化、個片の側面保護層形成等の工程において、半硬化状態を維持することのできる材料を用いる。第2絶縁層形成工程の詳細は、第1の実施の形態における絶縁層形成工程(S102)の内容と、開口部形成を除き同様であるため、その説明を省く。なお、第2絶縁層86は、CSPのパッケージの表層のソルダレジスト層として使用することが可能である。
(S205.外部接続端子接続工程)
図8Bの(f)に示されている外部接続端子61は、CSP88のパッケージの、外部の電子応用機器(図示せず)への搭載の際に、接続端子として使用される。外部接続端子接続工程の内容は、第1の実施の形態における外部接続端子接続工程(S103)の内容と同様であるので、その説明を省く。
(S206.CSP個片化(ダイシング)工程)
図8Bの(f)におけるスクライブライン63は、基板切断位置Cを位置基準として、WLP210のパッケージ全体を切断(ダイシング)する際の切断代を示している。前述の第1の実施の形態におけるCSP個片化工程(S104)の内容と同様に、半硬化状態の絶縁層等を有したWLP210を、スクライブライン63によって切断分割し、個片化されたチップサイズパッケージ(CSP)88を得ることができる。個片化されたCSPはダイシングテープ65上に保持されている。
(S207.個片の側面保護層形成工程)
図8Bの(g)は、プレス加工等により、絶縁層81及び第2絶縁層86が側面プレスされ、半導体チップ66の側面66bに保護層69が形成されたCSP88の状態を示している。保護層69は、個片化されたCSP88を構成する半導体チップ66の側面66bに、絶縁層81及び第2絶縁層86の一部分が密着接合されて形成されている。プレス加工においては、金型67を有するプレス機器を用いる。既にダイシング加工された個片CSPの、半硬化状態の絶縁層81及び第2絶縁層86のコーナー部及び側面部(破線68)を、押しつぶし、押し延ばして半導体チップ66の側面66bにはみ出させ、半導体チップ66の側面66bに沿って回し込ませて、密着接合させて、保護層69を形成する。さらに、これらの絶縁層を熱硬化させる。金型67に、金型内部の垂直面Mとθの角度(0度<θ<90度)を有するテーパ部Tを設け、プレス加工を行うと、上記の絶縁層81及び86を半導体チップ66の側面66bに回し込ませることができる。これらの絶縁層に樹脂を使用する場合には、例えば、AFT社製のエポキシ系樹脂のGX92を使用することができる。その熱硬化条件は、170℃〜200℃の温度で、1hr〜2hrのキュア条件で行う。絶縁層のプレス加工は、例えば、複数のプレス用の金型を設けたプレス機器を、空気シリンダ等の駆動により作動させて行う。プレス条件は、例えば、60KN〜100KNの力でプレスし、温度100℃に保持して、プレス時間300秒等である。硬化させた絶縁層の保護層69の保護によって、積層した状態の半導体チップ66の半導体集積回路52、半導体集積回路52上の保護膜54及び絶縁層81等についての相互の剥離を防止することができる。
図8Bの(h)は、以上の工程の製造方法により得られたCSP88を例示する図である。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法によって得られたCSP88の代表的寸法等を、プレス機器の金型67の寸法との関連において例示する図である。D5,D6は半導体チップの矩形の各辺の長さであり、例えば、3mm〜5mmである。半導体基板である半導体チップ66の厚さc1は100μm〜300μmであり、予め裏面研削をした半導体ウエハを使用することができる。絶縁層81及び第2絶縁層86の、半導体チップ表層における厚さt1,t3は、5μm〜50μm,10μm〜20μm、側面における厚さt2,t4は5μm〜50μm,10μm〜20μm、側面における半導体集積回路の回路面70からの絶縁層の保護層の長さpは、50μm〜100μm等である。はんだボール等の材料の外部接続端子61の高さh1は、100μm〜300μm、外部接続端子61の、CSPの積層方向Aから見た透視図は概ね円であり、その円の直径bは、200μm〜300μmである。
プレス機器の金型67におけるプレス用開口部の矩形の各辺の長さD7,D8は、半導体チップの各辺の長さD5,D6より10μm〜100μm長く設計して、絶縁層81及び第2絶縁層86の側面の厚さt2,t4を確保する。金型の各部寸法は、F1が150μm〜350μm、F2が10μm〜50μm、F3が10μm〜50μm、F4が10μm〜100μmである。
なお、絶縁層に関する他の形状の形成が可能である。例えば、上述の第2絶縁層86の厚さを十分にとることができる場合には、第2絶縁層86のコーナー部及び側面部(破線68)のみを、押しつぶし、押し延ばして半導体チップ66の側面66bにはみ出させ、半導体チップ66の側面66b及び絶縁層81の側面に沿って回し込ませて、半導体チップ66及び絶縁層81の各側面を覆うことが可能である。その場合には、本工程の個片の側面保護層形成工程(S207)の前に絶縁層81のみを硬化させておくことが可能である。
〈第2の実施の形態の効果〉
半導体基板上に、絶縁層及び配線を有する再配線層が形成されたCSPについて、初期内部欠陥の発生の機会を減少させ、信頼性を高めたパッケージを製造する方法を提供し、また、製造の工程の簡素化を図ることができる。さらに、電極パッド53の配列ピッチから、外部接続端子61の配列ピッチへの拡大変換が可能になるので、外部接続端子61の箇所において接続搭載がなされる外部機器への搭載工程において、簡素化が図れ、また、信頼性を高めた半導体装置の応用製品の製造方法を提供することができる。
〈第3の実施の形態〉
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を例示する図である。図10におけるプレス機器101を用いて、個片化された複数の半導体基板実装体108を、同時にプレス加工する製造方法である。プレス機器101は、プレス手段102と、金型母体103と、プレス金型104とプレス基盤105とを有する。
図10の(b)は、(a)のU部の詳細を示している。金型母体103は、その内部に設けられた、それぞれのプレス金型104を保持する箇所に、プレス金型104の水平方向(x−y方向)の位置調整及び固定用のクランプ105と、プレス金型104の垂直方向(z方向)の位置調整固定手段106と、プレス金型104の水平方向の円滑な摺動を可能とする摺動手段107とを有している。プレス金型104に、金型内部の垂直面Mとθの角度(0度<θ<90度)を有するテーパ部Tを設け、半硬化状態の絶縁層等にプレス加工を行うと、絶縁層を半導体チップの側面に回し込ませることができる。矩形形状のCSPの個片に対して、金型内部のテーパ部Tは、四角錐の稜の部分がラウンドされた面を有する形状を有する。
図10の(a)において、半硬化状態の絶縁層等を有する個片化された複数の半導体基板実装体108が、プレス基盤105の上に配列されている。個片化された複数の半導体基板実装体108に対し、プレス加工を行うことによって、各個片の側面に同時に保護層を形成することができる。もし、配列の状態が、個片化された複数の半導体基板実装体108の相互間隔dが狭く、複数のプレス金型が相互に干渉するような場合には、CSP個片化後、それぞれの個片をピックアップ移載装置等を用いて、仮置き基板109上に適宜広い間隔を保って載置し、仮置き基板109全体をプレス基盤105上に設定して、プレス加工を行うことができる。なお、CSP個片化のダイシング加工後に、ダイシング加工において使用したWLPを保持するダイシングテープ(図8Bの(f)における65等)を引張り拡大して、個々のCSPの間隔を広く保ち、図10の(a)のプレス基盤105等上に載置してもよい。
〈第3の実施の形態の効果〉
図10に例示されたプレス機器101等を用いた、複数の個片化された半導体基板実装体のプレス加工によって、本発明に係る半硬化状態の絶縁層加工を特徴とする製造方法について、その生産性の向上を図ることができる。
〈第4の実施の形態〉
半硬化状態の絶縁層として樹脂を使用して、本発明の半導体装置を製造する場合には、第3の実施の形態で例示したように、プレス金型を備えたプレス機器等を使用する。樹脂の半硬化の状態を維持して加工するため、プレス加工終了時の、CSPと金型との離型時には、樹脂を金型に残存付着させることなく、容易に離型させる技術を要する。金型の材料には、長時間の使用においても表層の劣化の少ないステンレス等を使用する。樹脂材料の物性に応じて、表層の凹凸の粗度を調整する。また、離型の操作を容易にするため、プレス金型の、個片化された半導体基板実装体に接する面を、フッ素樹脂、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等の材料により被覆することができる。図11に例示したプレス金型111は、フッ素樹脂112等で被覆されており、このプレス金型111を使用したプレス加工により、絶縁層の樹脂等の離型性を容易にすることができる。
〈第4の実施の形態の効果〉
フッ素樹脂112等を設けた金型111を使用したプレス加工により、本発明に係るCSPの生産性を向上させ、信頼性を高めたパッケージを製造する方法を提供することができる。
〈本発明に係る他の実施の形態〉
以上、本発明に係る好ましい実施の形態について詳説したが、本発明は、上述した実施の形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、〈第2の実施の形態〉において、再配線層における配線の層は、絶縁層上に1層形成する構成を示したが、さらに、第2絶縁層上に第2の配線の層を設け、次に第3の絶縁層で表層を覆う等、複数の配線の層を特徴とする再配線層を形成することが可能である。
50 半導体ウエハ
50b 半導体ウエハ50の裏面
51 接続電極
51a,51b 接続電極51の端面
52 半導体集積回路
53 電極パッド
54 保護膜
56,84 シード層
57,85 フォトレジスト層
59,81 絶縁層
61 外部接続端子
63 スクライブライン
64,88 チップサイズパッケージ(CSP)
65 ダイシングテープ
66 半導体チップ
67 金型
68 絶縁層のコーナー部及び側面部
69 保護層
82 配線
86 第2絶縁層
87 外部接続端子のための開口部
101 プレス機器
102 プレス手段
103 金型母体
104,111 プレス金型
105 プレス基盤
106 プレス金型104の垂直方向の位置調整固定手段
107 プレス金型104用の摺動手段
112 フッ素樹脂
150 接続層
160 再配線層
200,210 ウエハレベルパッケージ(WLP)
b 外部接続端子61の透視図における直径
D1,D2,D5,D6 半導体チップの底辺の長さ
D3,D4,D7,D8 金型67のプレス用開口部各辺の長さ
E1,E2,E3,E4,F1,F2,F3,F4 金型の各部寸法
h1 外部接続端子61の高さ
H1,H2 ブレードの高さ位置
M 金型内部における垂直面
p 保護層の長さ
t1,t2,t3,t4 絶縁層の厚さ
T 金型内部におけるテーパ面
θ 金型内部におけるテーパ面Tと垂直面Mとのなす角

Claims (6)

  1. 電極パッドと保護膜とを有する半導体集積回路を含む半導体チップが複数配置された半導体基板と、前記半導体基板を覆う絶縁層とを設けた半導体基板実装体を個片化して形成された半導体装置の製造方法であって、
    半硬化状態の前記絶縁層を有する前記半導体基板実装体の個片を形成する、個片化工程と、
    前記個片化工程に引き続き、前記個片の前記半硬化状態の絶縁層を、押し延ばし、前記半導体チップの側面に回し込ませて、前記半導体チップの側面に密着した保護層を形成する、個片の側面保護層形成工程とを有する半導体装置の製造方法。
  2. 前記絶縁層は、前記半導体基板を覆う絶縁層と、該絶縁層上に、前記電極パッドに接続された接続電極と導通させて設けられた配線と、該配線を覆って設けられた第2絶縁層とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記側面保護層形成工程は、個片化された複数の前記半導体基板実装体をプレスする金型を備えたプレス機器を用いて、前記個片の半硬化状態の絶縁層を、押し延ばし、前記半導体チップの側面に回し込ませて、前記半導体チップの側面に密着した保護層を、同時に形成することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記金型の前記個片に接する面は、前記金型内部の垂直面に対して0度超、90度未満の角度をなすテーパ面を有することを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記金型の材料は、ステンレスである請求項3又は4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記金型の前記個片に接する面は、フッ素樹脂で被覆されていることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項記載の半導体装置の製造方法。
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