JP2011124404A - 直動装置及び部品実装機 - Google Patents

直動装置及び部品実装機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011124404A
JP2011124404A JP2009281255A JP2009281255A JP2011124404A JP 2011124404 A JP2011124404 A JP 2011124404A JP 2009281255 A JP2009281255 A JP 2009281255A JP 2009281255 A JP2009281255 A JP 2009281255A JP 2011124404 A JP2011124404 A JP 2011124404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving
pair
side member
rails
linear motion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009281255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5521524B2 (ja
Inventor
誠司 ▲高▼橋
Seiji Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009281255A priority Critical patent/JP5521524B2/ja
Publication of JP2011124404A publication Critical patent/JP2011124404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5521524B2 publication Critical patent/JP5521524B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】駆動機構の作動により熱が発生しても位置決め精度を高レベルに維持することができる直動装置及び部品実装機を提供することを目的とする。
【解決手段】平行に延びて設けられた一対のレール21aを有するビーム状のY軸テーブル21と、Y軸テーブル21に設けられた一対のレール21aと係合した一対の摺動部22aを備え、一対の摺動部22aがY軸テーブル21に設けられた一対のレール21aに沿って摺動するように駆動されてY軸テーブル21の延びる方向に直線移動する移動テーブル22から成り、移動テーブル22は一対のレール21aが対向する方向にスライド自在に設けられた介装部材32を有し、移動テーブル22が備える一対の摺動部22aのうちの一方が介装部材32に取り付けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、ビーム状の固定側部材の延びる方向に移動側部材を直線移動させる直動装置及びこのような直動装置を備えた部品実装機に関するものである。
部品実装機は、基板搬送路によって位置決めされた基板と電子部品の供給を行うパーツフィーダとの間で装着ヘッドを移動させて基板への電子部品の装着を行う。装着ヘッドを移動させるヘッド移動機構は、平行に延びて設けられた一対のレールを有するビーム状の固定側部材と、固定側部材に設けられた一対のレールと係合した一対の摺動部を備えて固定側部材の延びる方向に直線移動される移動側部材から成る直動装置を備えており、装着ヘッドはその直動装置の移動側部材に直接或いは他の部材(例えば他の直動装置)を介して間接的に取り付けられている。
このような部品実装機が備えるヘッド移動機構の直動装置は、リニアモータ等の駆動機構によって移動側部材が固定側部材に対して相対移動される構成となっているが、駆動機構の作動によって熱が発生し、固定側部材と移動側部材がそれぞれ熱膨張すると、これら両部材の熱膨張率の違い、すなわち一対のレールの間隔が広がろうとする量と一対のスライダ部の間隔が広がろうとする量とが異なることによって、摺動部とレールとの間の接触面に過大な押し付け力が発生し、装着ヘッドの位置決め精度が低下して不良基板が生成される場合がある。このため従来、駆動機構に発生した熱を外気に放散させる手段を設けて固定側部材の温度上昇を抑えるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−112525号公報
しかしながら、上記従来の技術では、駆動機構に発生した熱の放熱を十分に行うことができない場合には、装着ヘッドの位置決め精度の低下を抑え切れないという問題点があった。
そこで本発明は、駆動機構の作動により熱が発生しても位置決め精度を高レベルに維持することができる直動装置及び部品実装機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の直動装置は、平行に延びて設けられた一対のレールを有するビーム状の固定側部材と、固定側部材に設けられた前記一対のレールと係合した一対の摺動部を備え、前記一対の摺動部が固定側部材に設けられた前記一対のレールに沿って摺動するように駆動されて固定側部材の延びる方向に直線移動する移動側部材とから成る直動装置であって、移動側部材は前記一対のレールが対向する方向にスライド自在に設けられた介装部材を有し、移動側部材が備える前記一対の摺動部のうちの一方が前記介装部材に取り付けられている。
請求項2に記載の直動装置は、請求項1に記載の直動装置であって、前記介装部材は、ばね部材を介して移動側部材に支持された連結具によって移動側部材に連結されている。
請求項3に記載の部品実装機は、基板の位置決めを行う基板位置決め部と、電子部品の供給を行う部品供給部と、請求項1又は2に記載の直動装置を備えたヘッド移動機構と、ヘッド移動機構が備える直動装置の移動側部材に設けられ、移動側部材が固定側部材に対して直線移動することによって基板位置決め部により位置決めされた基板と部品供給部の間を移動して部品供給部から供給される電子部品のピックアップと基板上への電子部品の装着とを繰り返し実行する装着ヘッドとを備えた。
本発明では、移動側部材が固定側部材に設けられた一対のレールが対向する方向にスライド自在な介装部材を有し、移動側部材が備える一対の摺動部のうちの一方がその介装部材に取り付けられた構成となっているので、移動側部材を駆動する駆動機構の作動によって熱が発生し、熱膨張率が互いに異なる固定側部材と移動側部材がそれぞれ熱膨張した場合には、固定側部材が備える一対のレールは、その間隔を、固定側部材の熱膨張に応じた間隔に変化させる一方、移動側部材が備える一対の摺動部は、それぞれ固定側部材が備えるレールと係合した状態のまま、介装部材を移動側部材に対してスライドさせて、その間隔を、一対のレールの間隔の変化に追従させて変化させる。このため、移動側部材を駆動する駆動機構の作動により熱が発生した場合であっても、その熱に起因して摺動部とレールとの間の接触面に過大な押し付け力が発生することはなく、固定側部材に対する移動側部材の位置決め精度を高レベルに維持することができる。
本発明の一実施の形態における部品実装機の斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装機の側面図 本発明の一実施の形態における部品実装機の平面図 本発明の一実施の形態における部品実装機が備えるヘッド移動機構の部分側面図 本発明の一実施の形態における部品実装機が備えるヘッド移動機構の一部の斜視図 本発明の一実施の形態におけるヘッド移動機構が備える移動テーブルの分解斜視図 本発明の一実施の形態における移動プレートの一部断面側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における移動プレートの一部拡大断面側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における移動プレートの一部拡大断面側面図 本発明の一実施の形態における部品実装機の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品実装機が実行する部品の装着工程の手順を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示す部品実装機1は、図示しない半田印刷機や検査機、リフロー炉等の他の電子部品実装用装置と連結されて部品実装ラインを構成しており、上流側の装置(例えば半田印刷機)から受け取った基板2の搬入及び位置決め、位置決めした基板2への電子部品3の実装及び実装後の基板2の下流側の装置(例えば検査機)への搬出の各ステップから成る部品実装工程を繰り返し実行する。
図1、図2及び図3において、部品実装機1は、カバー部材11により覆われた基台12上に基板位置決め部としての基板搬送路13、部品供給部としての複数のパーツフィーダ14、XYロボットから成るヘッド移動機構15、ヘッド移動機構15を介して基台1
2に対して互いに独立して移動自在に設けられた部品装着部としての2つの装着ヘッド16を備えている。
図1、図2及び図3において、基板搬送路13は一対のベルトコンベアから成り、上流側の装置(例えば半田印刷機)より受け取った基板2を水平面内方向に搬送(搬入)して(図1中に示す矢印S)、基台12の中央の作業位置(図1及び図3に示す位置)に位置決めする。以下、説明の便宜上、基板搬送路13による基板2の搬送方向をX軸方向とし、X軸方向と直交する水平面内方向をY軸方向とする。また、上下方向をZ軸方向とする。
図1、図2及び図3において、複数のパーツフィーダ14は基板搬送路13を挟んでY軸方向に対向する基台12の端部領域にX軸方向に並んで装着されている。これら複数のパーツフィーダ14はオペレータ(図示せず)によって床面上を運転操作される台車Cに保持されており、オペレータが台車Cを基台12に結合させることによって、複数のパーツフィーダ14が一括して基台12に装着される。基台12に装着された各パーツフィーダ14は、基台12の中央部側(基板搬送路13側)の端部に設けられた部品供給口14aに電子部品3を連続的に供給する。
図1、図2及び図3において、2つの装着ヘッド16はそれぞれヘッド移動機構15によって水平面内で移動自在になっており、各装着ヘッド16は下方に延びた複数の吸着ノズル17を昇降及び上下軸(Z軸)回り回転自在に備えている(図4も参照)。
図1〜図4において、ヘッド移動機構15は、Y軸方向に平行に延びて設けられた上下一対のレール21aを一方の側面に有し、基板搬送路13をY軸方向に跨ぐように設けられたビーム状の固定側部材であるY軸テーブル21、Y軸テーブル21に設けられた上下一対のレール21aと係合した一対の摺動部22aを備えたプレート状の移動側部材である移動テーブル22、X軸方向に平行に延びて設けられた上下一対のレール23aを一方の側面に有し、一端部が移動テーブル22に固定して設けられたビーム状の固定側部材であるX軸テーブル23及びX軸テーブル23に設けられた上下一対のレール23aと係合した一対の摺動部24aを備えたプレート状の移動側部材である移動ステージ24から成る。各移動ステージ24には装着ヘッド16がひとつずつ取り付けられている。
Y軸テーブル21と移動テーブル22は、移動テーブル22をY軸テーブル21の延びる方向に直線移動させるY軸方向直動装置15a(図4)として機能し、X軸テーブル23と移動ステージ24は、移動ステージ24をX軸テーブル23の延びる方向に直線移動させるX軸方向直動装置15b(図4)として機能する。ここで、Y軸方向直動装置15aにとっての移動対象物はX軸方向直動装置15b及び装着ヘッド16の全体であり、X軸方向直動装置15bにとっての移動対象物は装着ヘッド16である。
図5及び図6に示すように、Y軸方向直動装置15aを構成する移動テーブル22の下部には、Y軸テーブル21が備える一対のレール21aが対向する方向(ここでは上下方向)に延びた溝部31が設けられており、移動テーブル22のY軸テーブル21と対向する側の面には、板状の介装部材32が、移動テーブル22側に突出して設けられた突起部32aを移動テーブル22の溝部31内に位置させて取り付けられている。
図5、図6及び図7において、移動テーブル22に取り付けられる上下一対の摺動部22aのうち、上側の摺動部22aは移動テーブル22のY軸テーブル21と対向する側の面の上部に固定して取り付けられており、移動テーブル22に取り付けられる上下一対の摺動部22aのうち、下側の摺動部22aは、介装部材32のY軸テーブル21と対向する側の面に固定して取り付けられている。すなわち、移動テーブル22に取り付けられる
上下一対の摺動部22aのうち、上側の摺動部22aは移動テーブル22に直接取り付けられ、下側の摺動部22aは介装部材32を介して移動テーブル22に間接的に取り付けられている。
図5、図6及び図7において、移動テーブル22の下部の、溝部31を挟むY軸方向に対向する2つの位置のそれぞれには、移動テーブル22の厚さ方向(ここではX軸方向)に延びた貫通孔33が設けられており、介装部材32の移動テーブル22と対向する側の面の、両貫通孔33と対向する2つの位置のそれぞれには、移動テーブル22側に開口したねじ孔34が設けられている。
図8(a)に示すように、貫通孔33は、その内部に、介装部材32と対向する側(図8(a)では紙面右側)とは反対側(図8(a)では紙面左側であり、X軸テーブル23が設けられる側)に向く段差面33dを有しており、貫通孔33の、介装部材32と対向する側(図8(a)では紙面右側)の内径R1は、介装部材32と対向する側とは反対の側(図8(a)では紙面左側)の内径R2よりも小さくなっている。そして、介装部材32の、移動テーブル22と対向する側(図8(a)では紙面左側)に開口したねじ孔34の内径rは、移動テーブル22に設けられた、介装部材32と対向する側の内径R1よりも小さくなっている(すなわち、R2>R1>r)。
図8(a),(b)において、各貫通孔33内には、介装部材32と対向する側の内径R1よりも小さい外径を有するカラー部材35が挿入される。このカラー部材35は、図8(a)に示すように、貫通孔33と同様に、介装部材32と対向する側とは反対の側(図8(a)では紙面左側)に向く段差面35dを有している。
図5、図7及び図8(a),(b)に示すように、移動テーブル22と介装部材32は連結ボルト36によって連結されている。各連結ボルト36は介装部材32と対向する側とは反対側の面(X軸テーブル23が設けられる側の面)から移動テーブル22に設けられた2つの貫通孔33のそれぞれに挿入され、第1の座金37、複数のダイヤフラムスプリング(皿ばね)38、複数の第2の座金39及び上記カラー部材35を順に貫通し、更に、移動テーブル22と介装部材32の間に配置された円環状のシム40を貫通して介装部材32に設けられたねじ孔34に螺入されている。
このように、介装部材32の突起部32a及び移動テーブル22に設けられた溝部31は、介装部材32を移動テーブル22に対して溝部31の延びる方向(Y軸テーブル21が備える上下一対のレール21aが対向する方向であり、ここでは上下方向)に相対移動させるガイド機構41を構成しており、移動テーブル22が備える上下一対の摺動部22aのうちの下側の摺動部22aは、上記ガイド機構41を介して、移動テーブル22に対してスライド自在に設けられた介装部材32に取り付けられたものとなっている。そして、ガイド機構41を介して移動テーブル22に対してスライド自在に設けられた介装部材32は、ばね部材である複数のダイヤフラムスプリング38を介して移動テーブル22側に支持された連結具としての連結ボルト36によって移動テーブル22に連結されたものとなっている。
なお、連結ボルト36によって介装部材32が移動テーブル22と連結された状態では、貫通孔33の段差面33dとカラー部材35の段差面35dとは同一平面内に位置し、第2の座金39は、連結ボルト36により、第1の座金37及び複数のダイヤフラムスプリング38を介して、両段差面33d,35dに安定した状態で押し付けられる。
ここで、介装部材32の突起部32aは、移動テーブル22に設けられた溝部31によって、一対のレール21aが延びる方向(ここではY軸方向)への移動が規制されており
、また、介装部材32は複数のダイヤフラムスプリング38から成るばね部材を介して移動テーブル22に支持された2つの連結ボルト36によって移動テーブル22側に引き寄せられているので、介装部材32が移動テーブル22に対して相対移動し得るのは上下方向(一対のレール21aが対向する方向)のみであり、介装部材32のレール21aが延びる方向への移動や回転(X軸まわりの回転)方向への移動等は生じない。
介装部材32が移動テーブル22に対して上下方向に相対移動する場合には、2つの連結ボルト36はそれぞれ、複数のダイヤフラムスプリング38の全体を上下方向に弾性的に撓ませながらY軸まわりに揺動する。図9(a)は、介装部材32が移動テーブル22に対して上昇する方向に移動し(図9(a)中に示す矢印A1)、これにより複数のダイヤフラムスプリング38から成るばね部材を全体的に上方に凸となるように弾性変形させて、連結ボルト36がその頭部36aを下げる方向にカラー部材35内で揺動(図9(a)中に示す矢印A2)した状態を示している。また、図9(b)は、介装部材32が移動テーブル22に対して下降する方向に移動し(図9(b)中に示す矢印B1)、これにより複数のダイヤフラムスプリング38から成るばね部材を全体的に下方に凸となるように弾性変形させて、連結ボルト36をその頭部36aを上げる方向にカラー部材35内で揺動(図9(b)中に示す矢印B2)した状態を示している。
図2及び図4において、Y軸テーブル21には、上下一対のレール21aと平行に延びた上下の固定子51aが設けられており、各移動テーブル22には、上下の固定子51aの間に位置する可動子51b(図4)が設けられている。固定子51aは永久磁石、各可動子51bはそれぞれコイルCL1(図4)を備えて成り、固定子51aと各可動子51bはそれぞれ第1のリニアモータ51(図10)を構成している。各可動子51bが備えるコイルCL1への通電制御によりコイルCL1の磁極切り替えを行うと、その可動子51bは固定子51aに対して相対移動し、移動テーブル22(装着ヘッド16を含むX軸直動装置15b)がY軸テーブル21に沿ってY軸方向に移動する。すなわち、第1のリニアモータ51は、移動テーブル22をY軸テーブル21の延びる方向(Y軸方向)に駆動する移動テーブル22の駆動機構となっている。
また、図4及び図2中の拡大図に示すように、X軸テーブル23には、前述の上下のレール23aと平行に延びた上下の固定子52aが設けられており、各移動ステージ24にはこれら上下の固定子52aの間に位置する可動子52bが設けられている。各固定子52aは永久磁石、各可動子52bはそれぞれコイルCL2(図2中の拡大図)を備えて成り、各固定子51aと各可動子52bはそれぞれ第2のリニアモータ52(図10)を構成している。各可動子52bが備えるコイルCL2への通電制御によりコイルCL2の磁極切り替えを行うと、その可動子52bは固定子52aに対して相対移動し、移動ステージ24がX軸テーブル23に沿ってX軸方向に移動する。すなわち、第2のリニアモータ52は、移動ステージ24(装着ヘッド16)をX軸テーブル23の延びる方向(X軸方向)に駆動する移動ステージ24の駆動機構となっている。
図1、図2及び図3において、ヘッド移動機構15が備える2つの移動ステージ24のそれぞれには、撮像視野を下方に向けた基板カメラ61が設けられており、基台12上の基板搬送路13を挟む両領域には、撮像視野を上方に向けた部品カメラ62が設けられている。
基板搬送路13による基板2の搬送及び位置決め動作は、部品実装機1が備える制御装置70(図1及び図10)の作業実行制御部70aが図示しないアクチュエータ等から成る基板搬送路駆動部71(図10)の作動制御を行うことによってなされ、各パーツフィーダ14による部品供給口14aへの電子部品3の供給動作は、制御装置70の作業実行制御部70aが図示しないアクチュエータ等から成るパーツフィーダ駆動部72(図10
)の作動制御を行うことによってなされる。
ヘッド移動機構15による各装着ヘッド16の水平面内での移動動作は、制御装置70の作業実行制御部70aが2つの第1のリニアモータ51の作動制御(Y軸テーブル21に対する各移動テーブル22のY軸方向への移動)と2つの第2のリニアモータ52の作動制御(各X軸テーブル23に対する各移動ステージ24のX軸方向への移動)を行うことによってなされ、各吸着ノズル17の装着ヘッド16に対する昇降及び上下軸回りの回転動作は、制御装置70の作業実行制御部70aが図示しないアクチュエータ等から成るノズル駆動部73(図10)の作動制御を行うことによってなされる。また、各吸着ノズル17による電子部品3の吸着及び離脱動作は、制御装置70の作業実行制御部70aが図示しないアクチュエータ等から成る真空圧供給部74(図10)の作動制御を行い、吸着ノズル17内に真空圧を供給し、又は真空圧の供給を解除することによってなされる。
図4に示すように、Y軸テーブル21には、上下一対のレール21aに沿ってY軸方向に延びたスケール部81aが設けられており、各移動テーブル22のスケール部81aと対向する位置にはスケール部81aより移動テーブル22(X軸テーブル23)のY軸方向の位置を読み取る読み取り部81bが設けられている。これらスケール部81aと読み取り部81bは、Y軸テーブル21に対する移動テーブル22(X軸テーブル23)の位置を検出するX軸テーブルエンコーダ81を構成しており、その検出情報は制御装置70の作業実行制御部70aに入力される(図10)。
また、図2中の拡大図に示すように、各X軸テーブル23には、上下のレール23aに沿ってX軸方向に延びたスケール部82aが設けられており、各移動ステージ24のスケール部82aと対向する位置にはスケール部82aより移動ステージ24のX軸方向の位置を読み取る読み取り部82bが設けられている。これらスケール部82aと読み取り部82bは移動ステージエンコーダ82を構成しており、その検出情報は制御装置70の作業実行制御部70aに入力される(図10)。
基板カメラ61及び部品カメラ62による撮像動作は、制御装置70の作業実行制御部70aが基板カメラ61及び部品カメラ62の作動制御を行うことによってなされる(図10)。基板カメラ61及び部品カメラ62の撮像動作によって抽出された画像データは記憶部75(図10)に取り込まれて記憶され、制御装置70が備える画像認識部70b(図10)において画像認識される。
このような構成の部品実装機1により上流側の装置(例えば半田印刷機)から搬出された基板2に電子部品3を実装する電子部品3の実装工程を実行する場合、制御装置70の作業実行制御部70aは、基板搬送路13を作動させてその基板2を受け取り、X軸方向に搬送(搬入)して、作業位置に位置決めする(図11のステップST1)。この基板2の位置決め時には、基板2に設けられた基板マーク(図示せず)の上方に基板カメラ61を(装着ヘッド16を)移動させて基板マークを撮像し、得られた画像を画像認識部70bに画像認識させることによって、基板2の正規の作業位置からの位置ずれを算出する。
制御装置70の作業実行制御部70aは、基板2の位置ずれを算出したら、ヘッド移動機構15の作動制御を行うことによって2つの装着ヘッド16をそれぞれパーツフィーダ14の上方に移動させ、吸着ノズル17をパーツフィーダ14の部品供給口14aの直上に位置させる。そして、吸着ノズル17を装着ヘッド16に対して下降させて、部品供給口14aに供給されている電子部品3に接触させる。制御装置70の作業実行制御部70aは、吸着ノズル17が電子部品3に接触したところで吸着ノズル17内に真空圧を供給し、吸着ノズル17に電子部品3を吸着させてから、吸着ノズル17を上昇させる。これにより吸着ノズル17に電子部品3がピックアップされる(図11のステップST2)。
制御装置70の作業実行制御部70aは、吸着ノズル17に電子部品3をピックアップさせる動作を装着ヘッド16が備える各吸着ノズル17についていったら、ヘッド移動機構15の作動制御を行うことによって各装着ヘッド16を基板2側に移動させながら、各装着ヘッド16が備える吸着ノズル17に吸着させた電子部品3が順次部品カメラ62の上方を通過するようにする。そして、部品カメラ62に各電子部品3の撮像を行わせ、部品カメラ62が撮像した各電子部品3の画像データを記憶部75に取り込んで画像認識部70bに画像認識を行わせる(図11のステップST3)。制御装置70の作業実行制御部70aは、画像認識部70bによる画像認識結果に基づいて、電子部品3の異常(変形や欠損など)の有無を検査するとともに、電子部品3の吸着ノズル17に対する位置ずれ(吸着ずれ)を算出する。
制御装置70の作業実行制御部70aは、装着ヘッド16を基板2の上方に移動させたら、吸着ノズル17に吸着させた電子部品3を基板2上の目標装着位置(この目標装着位置にある図示しない電極上には半田印刷機によって半田が印刷されている)の直上に位置させ、吸着ノズル17を装着ヘッド16に対して下降させて、電子部品3を基板2上の目標装着位置に接触させる。制御装置70の作業実行制御部70aは、電子部品3が基板2に接触したところで吸着ノズル17への真空圧の供給を解除し、吸着ノズル17から電子部品3を離脱させてから、吸着ノズル17を上昇させる。これにより、電子部品3が基板2上に装着される(図11のステップST4)。なお、電子部品3を基板2上に装着するときには、ステップST1で算出した基板2の位置ずれとステップST3で算出した電子部品3の吸着ずれが修正されるように、基板2に対する吸着ノズル17の位置補正(回転補正を含む)を行う。
制御装置70の作業実行制御部70aは、吸着ノズル17に吸着させた電子部品3を基板2上の目標装着位置に装着する部品装着動作を装着ヘッド16が備える各吸着ノズル17について行ったら、現在電子部品3の装着を行っている基板2について、全ての部品装着が終了したかどうかの判断を行う(図11のステップST5)。そして、その結果、全ての部品装着が終了していなかったときにはステップST2に戻ってまだ基板2に装着していない電子部品3についての部品装着動作を実行し、全ての部品装着が終了していたときには基板搬送路13を作動させて、下流側の装置である他の部品実装機や検査機、リフロー炉等に基板2を搬出する(図11のステップST6)。
ところで、このような部品実装機1において、ヘッド移動機構15を構成するY軸方向直動装置15aでは、各移動テーブル22をY軸テーブル21に対して相対移動させる移動テーブル22の駆動機構が作動すると、その駆動機構から熱が発生し、Y軸テーブル21と移動テーブル22はそれぞれ熱膨張する。このとき、Y軸テーブル21と移動テーブル22の熱膨張率が互いに異なる場合には、Y軸テーブル21が備える一対のレール21aは、その間隔をY軸テーブル21の熱膨張に応じた間隔に変化させる(広がる)一方、移動テーブル22が備える一対の摺動部22aは、各摺動部22aがY軸テーブル21のレール21aと係合した状態のまま、介装部材32を移動テーブル22に対して上下方向にスライドさせて、その間隔を、レール21aの間隔の変化に追従させて変化させる。
以上説明したように、本実施の形態における部品実装機1が備えるY軸方向直動装置15aは、平行に延びて設けられた一対のレール21aを有するビーム状の固定側部材としてのY軸テーブル21と、Y軸テーブル21に設けられた一対のレール21aと係合した一対の摺動部22aを備え、これら一対の摺動部22aがY軸テーブル21に設けられた一対のレール21aに沿って摺動するように駆動されてY軸テーブル21の延びる方向に直線移動する移動側部材としての移動テーブル22とから成る直動装置であり、移動テーブル22は一対のレール21aが対向する方向(上下方向)にスライド自在に設けられた
介装部材32を有し、移動テーブル22が備える一対の摺動部22aのうちの一方(ここでは下側の摺動部22a)が介装部材32に取り付けられたものとなっている。
また、本実施の形態における部品実装機1は、基板2の位置決めを行う基板位置決め部としての基板搬送路13と、電子部品3の供給を行う部品供給部としてのパーツフィーダ14と、上記Y軸方向直動装置15aを備えたヘッド移動機構15と、ヘッド移動機構15が備えるY軸方向直動装置15aの移動テーブル22にX軸方向直動装置15bを介して設けられ、移動テーブル22がY軸テーブル21に対して直線移動することによって基板搬送路13により位置決めされた基板2とパーツフィーダ14の間を移動してパーツフィーダ14から供給される電子部品3のピックアップと基板2上への電子部品3の装着とを繰り返し実行する装着ヘッド16を備えたものとなっている。
本発明では、移動テーブル22がY軸テーブル21に設けられた一対のレール21aが対向する方向(上下方向)にスライド自在な介装部材32を有し、移動テーブル22が備える一対の摺動部22aのうちの一方がその介装部材32に取り付けられた構成となっているので、移動テーブル22を駆動する駆動機構の作動によって熱が発生し、熱膨張率が互いに異なるY軸テーブル21と移動テーブル22がそれぞれ熱膨張した場合には、Y軸テーブル21が備える一対のレール21aは、その間隔を、Y軸テーブル21の熱膨張に応じた間隔に変化させる一方、移動テーブル22が備える一対の摺動部22aは、それぞれY軸テーブル21が備えるレール21aと係合した状態のまま、介装部材32を移動テーブル22に対してスライドさせて、その間隔を、一対のレール21aの間隔の変化に追従させて変化させる。このため、移動テーブル22を駆動する駆動機構の作動により熱が発生した場合であっても、その熱に起因して摺動部22aとレール21aとの間の接触面に過大な押し付け力が発生することはなく、Y軸テーブル21に対する移動テーブル22の位置決め精度を高レベルに維持することができる。
ここで、介装部材32は、ばね部材(複数のダイヤフラムスプリング38)を介して移動テーブル22に支持された連結具(連結ボルト36)によって移動テーブル22に連結されており、介装部材32は移動テーブル22に対して相対移動自在でありながらも移動テーブル22に対してしっかりと連結された状態となっているので、Y軸テーブル21に対する移動テーブル22の高い位置決め精度が確保される。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、介装部材32に突起部32aを設けるとともに移動テーブル22に溝部31を設け、介装部材32の突起部32aが移動テーブル22の溝部31に対してスライドする構成となっていたが、移動テーブル22に突起部を設けるとともに介装部材32に溝部を設け、移動テーブル22の突起部が介装部材32の溝部に対してスライドする構成となっていてもよい。
また、上述の実施の形態では、移動側部材である移動テーブル22を駆動する駆動機構はリニアモータであったが、移動テーブル22の駆動機構は必ずしもリニアモータでなくてもよく、ボールねじ等を用いた他の構成の機構であってもよい。但し、リニアモータのように、移動テーブル22の駆動時に多量の熱を発生する場合には、本発明の効果が特に顕著に得られる。
また、上述の実施の形態では、ばね部材を介して移動側部材に支持され、介装部材32を移動側部材である移動テーブル22に連結する連結具としてボルト(連結ボルト36)が用いられていたが、この連結具は必ずしもボルトでなくてもよく、ボルト以外のねじ部材や他の部品等であってもよい。
また、上述の実施の形態では、本発明の直動装置がY軸方向直動装置15aに適用される構成となっていたが、本発明の直動装置は、Y軸方向直動装置15aに代えてX軸方向直動装置15bにも、或いはY軸方向直動装置15aとともにX軸方向直動装置15bにも、適用することができる。
また、上述の実施の形態では、本発明の直動装置が、部品実装機1において、装着ヘッド16を水平面内で移動させるためのものとして用いられていたが、本発明の直動装置は部品実装機1に限られず、他の装置に使用されるものであってもよい。この場合、固定側部材は水平面内方向以外の方向(例えば垂直方向)に延びて設けられていてもよく、このとき移動側部材は、その固定側部材の延びる方向に移動するように駆動されるものとなる。
駆動機構の作動により熱が発生しても位置決め精度を高レベルに維持することができる直動装置及び部品実装機を提供する。
1 部品実装機
2 基板
3 電子部品
13 基板搬送路(基板位置決め部)
14 パーツフィーダ(部品供給部)
15 ヘッド移動機構
15a Y軸方向直動装置(直動装置)
16 装着ヘッド
21 Y軸テーブル(固定側部材)
21a レール
22 移動テーブル(移動側部材)
22a 摺動部
32 介装部材
36 連結ボルト(連結具)
38 ダイヤフラムスプリング(ばね部材)

Claims (3)

  1. 平行に延びて設けられた一対のレールを有するビーム状の固定側部材と、固定側部材に設けられた前記一対のレールと係合した一対の摺動部を備え、前記一対の摺動部が固定側部材に設けられた前記一対のレールに沿って摺動するように駆動されて固定側部材の延びる方向に直線移動する移動側部材とから成る直動装置であって、
    移動側部材は前記一対のレールが対向する方向にスライド自在に設けられた介装部材を有し、移動側部材が備える前記一対の摺動部のうちの一方が前記介装部材に取り付けられていることを特徴とする直動装置。
  2. 前記介装部材は、ばね部材を介して移動側部材に支持された連結具によって移動側部材に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の直動装置。
  3. 基板の位置決めを行う基板位置決め部と、電子部品の供給を行う部品供給部と、請求項1又は2に記載の直動装置を備えたヘッド移動機構と、ヘッド移動機構が備える直動装置の移動側部材に設けられ、移動側部材が固定側部材に対して直線移動することによって基板位置決め部により位置決めされた基板と部品供給部の間を移動して部品供給部から供給される電子部品のピックアップと基板上への電子部品の装着とを繰り返し実行する装着ヘッドとを備えたことを特徴とする部品実装機。
JP2009281255A 2009-12-11 2009-12-11 直動装置及び部品実装機 Active JP5521524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009281255A JP5521524B2 (ja) 2009-12-11 2009-12-11 直動装置及び部品実装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009281255A JP5521524B2 (ja) 2009-12-11 2009-12-11 直動装置及び部品実装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011124404A true JP2011124404A (ja) 2011-06-23
JP5521524B2 JP5521524B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=44287998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009281255A Active JP5521524B2 (ja) 2009-12-11 2009-12-11 直動装置及び部品実装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5521524B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10770259B2 (en) 2016-08-30 2020-09-08 Hitachi High-Tech Corporation Stage device and charged particle beam device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344441U (ja) * 1986-09-05 1988-03-25
JP2001251099A (ja) * 2000-03-07 2001-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置用の基板の保持治具
JP2008004858A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直交ロボットおよび電子部品実装装置
JP2008177450A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直動装置および電子部品実装装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344441U (ja) * 1986-09-05 1988-03-25
JP2001251099A (ja) * 2000-03-07 2001-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置用の基板の保持治具
JP2008004858A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直交ロボットおよび電子部品実装装置
JP2008177450A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直動装置および電子部品実装装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10770259B2 (en) 2016-08-30 2020-09-08 Hitachi High-Tech Corporation Stage device and charged particle beam device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5521524B2 (ja) 2014-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4208155B2 (ja) 実装ヘッド、および電子部品実装装置
US10340163B2 (en) Mounting apparatus
JP6603475B2 (ja) 基板搬送装置及び電子部品実装装置
WO2014129194A1 (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JP4648964B2 (ja) マーク認識システム、マーク認識方法および表面実装機
JP4651581B2 (ja) 部品実装方法
JP4062210B2 (ja) 電子部品実装用装置の直動機構
KR101282165B1 (ko) 실장기
JP5521524B2 (ja) 直動装置及び部品実装機
JP4715557B2 (ja) 実装ヘッドの位置補正方法および電子部品実装装置
JP5013816B2 (ja) 表面実装装置
JP5195720B2 (ja) 部品実装機
JP2009259886A (ja) 部品実装機及び部品実装方法
JP5602990B2 (ja) 部品実装装置
JP5121590B2 (ja) 表面実装装置
JP2007042766A (ja) 電子部品の実装装置および実装方法
JP5408148B2 (ja) 部品実装装置及び部品実装方法
JP5338767B2 (ja) 電子部品実装装置のキャリブレーション方法
JP4715558B2 (ja) 電子部品の位置認識方法および電子部品実装装置
JP6186053B2 (ja) 実装装置
JP2000091796A (ja) 部品装着装置
JP2011103316A (ja) 部品実装機
JP5903668B2 (ja) 部品実装装置および部品実装方法
WO2022244086A1 (ja) 部品移載装置
JP2008294030A (ja) 部品実装装置および部品実装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111128

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130906

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140324

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5521524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151