JP2011123396A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像書込ユニットが大型化しても装置を大型化することなく、画像書込ユニットを支持でき、且つ冷却風の通風流路を確保することのできる支持構成を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】前記画像形成装置は、前記画像書込ユニットの画像を書き込む側の書込面の両端を支持する前位置決め部材と、前記画像書込ユニットの前記書込面の反対側となる後面の中央部に対向して配設され後面の中央部を支持する後支持部材と、を備え、前記画像書込ユニットの底面下部の後支持部材の両側に、前記後面から前記書込面の方向に送風され装置内及び前記画像書込ユニットを冷却する冷却風の通風流路を形成するように隙間を形成することを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、より詳しくは画像書込ユニット及び現像装置を備え、冷却風の通風流路の確保ができる画像書込ユニットの支持構成を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では画像形成プロセスにおいて、加熱ランプや駆動モータ等の発熱体や摩擦熱を伴う可動部材が用いられており、これら発熱体等による装置内の温度上昇が画像形成プロセスに悪影響を及ぼすことがあるため、画像形成装置には冷却手段(主に送風手段)が配置されている。
最も高温に加熱されるのは加熱ランプを内蔵する画像定着部(定着装置)であり、現像剤(以下、トナーという)を溶融し、高速にトナー画像の定着処理を行うためにおよそ200℃近くまで加熱される。しかし、画像定着部は温度依存性を有する感光体や転写体の近くに配置されることが多く、感光体や転写体の周囲温度に影響を与えないようにする必要があるため、従来、比較的大きなファンによって、画像定着部及びその周辺の空間を強制冷却する方法が採用されている。
現像部(現像装置)はトナーとキャリアを含む二成分現像剤を使用した摩擦帯電方式が使用されることが多い。この摩擦帯電方式の現像器では、二成分現像剤の攪拌部分や、二成分現像剤を現像ローラに供給しローラ表面に薄層を形成する部分に形成された微小ギャップ部分において摩擦熱が発生し、この摩擦熱が現像スリーブやブレードなどに蓄熱される。更に、二成分現像剤自身にも蓄熱されるが、これは現像器内を循環するため、冷却剤としての役割も有する。その結果、現像器自身の熱容量と冷却剤による周辺スペースへの放熱効果によって、この摩擦熱はトナーの溶融温度より低くなり、画像形成プロセスに大きな問題を生じさせることが少なかったため、従来は積極的な冷却を行う必要性も少なかった。
しかしながら、近年、画像出力の高速化の要請及び低温トナーの使用等により現像速度が速くなると、摩擦熱による温度上昇幅が大きくなり、環境状況によっては融解温度を超える場合が生じた。特に低温トナーの使用によって発熱の許容幅が制限されると、より積極的な冷却が求められるようになった。
画像書込部(画像書込ユニット)はレーザ光を用いた機械走査方式が最も広く使用されており、その中でも多面体反射鏡(ポリゴンミラー)を用いる光走査方法が実用的に採用されている。ポリゴンミラーは駆動モータ(以下、ポリゴンモータという)によって高速回転し、レーザ光を高速に走査するためポリゴンモータの負荷も大きくなり温度も上昇する。
特に、カラー画像形成装置では各色毎に感光体と画像書込ユニットが配置されているため、ポリゴンモータの稼動率によって各露光経路に温度差が生じてくると露光位置にズレが生じ、その結果、個々のカラーの位置ずれが生じて色再現性能が変化する。そのため、画像書込ユニットは一定温度範囲内に制限する必要があり、発熱源となるポリゴンモータを重点的に冷却するなどの手段、例えば、吸気した外気を複数のポリゴンモータの強制冷却にのみ使用し、そのまま装置外に排気するなどの手段が採用されている。
上記冷却に関し、画像データに応じて担持体上に潜像を形成する画像書込ユニットと、潜像を現像剤像とする現像装置を備え、画像書込ユニット周辺から現像装置周辺に向けて冷却風を送出するように構成した画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−343607号公報
特許文献1は、画像形成装置を構成する各種機能ユニットのうち、低発熱体順に冷却風を送って装置内冷却の効率化を図るように構成したものである。
図1は、画像形成装置における画像形成部40の主要構成の例を示す正面の模式図である。図2は、図1の矢印Xa方向から見た右側面図である。
この画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称されるもので、複数のローラに張架され回動可能に支持された無端状の中間転写ベルト7、この中間転写ベルト7の外周面に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する4つの画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)が縦列に整列配置(以下、縦列配置ともいう)されている。
画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、それぞれ表面に潜像が形成される担持体としての感光体ドラム1(1Y、1M、1C、1K)を有している。感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kは中間転写体7に接触して回転する。
画像書込ユニット41(41Y、41M、41C、41K)は、感光体1Y、1M、1C、1Kの周面と対向する位置に縦列配置されている。
以下、画像形成ユニット10Y、画像書込ユニット41Yの周辺部を例にして説明する。
図1において画像書込ユニット41Yの感光体ドラム1Yと対向する面が、レーザ光を出射する面、即ち書込面41Aとなり、反対側が後面41Bとなる。
従来、画像書込ユニット41の支持は、予め画像形成装置本体の正面方向から背面方向に貫通して設けられた支持部材(ステー)110、120で行われている。例えば。ステー110に設けられた前位置決め部材(不図示)で書込面41A側の両端が位置決め及び支持され、ステー120で後面41B側の1点または2点が支持され、固定または載置される。なお、図1に示す例では、画像書込ユニット41Kの後面41B側は底板をステー120の代用としている。
そして、冷却風は特許文献1の記述のように、送風手段(不図示)により外気を吸気して縦列配置された画像書込ユニット41間の隙間を通風流路として図1の矢印で示すように送風される。この通風流路を画像書込ユニット41の後面41B側から見た場合、図2の斜線部が通風流路となる。
しかしながら、近年、画像形成装置の小型化の要請、また高画質化による画像書込ユニット41の大型化が進んでいる。
図3は、画像書込ユニット41を大型化した例を示す図である。図4は、図3の矢印Xa方向から見た右側面図である。装置の大型化を避けるため、感光体ドラム1の間隔は変更していない。
図3及び4で示すように、画像書込ユニット41間の隙間は狭くなる。このため、従来のステー120を用いた方法では、その狭くなった隙間を塞ぐようになり、画像書込ユニット41間の隙間に吸気した外気を送風する適切な通風流路を形成することが困難になった。これは、特に画像書込ユニット41、特にポリゴンミラーを駆動するポリゴンモータの冷却に影響を及ぼした。
本発明は上記状況に鑑みなされたもので、画像書込ユニットが大型化しても装置を大型化することなく、書込ユニットを支持でき、且つ冷却風の通風流路を確保することのできる支持構成を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の構成により達成される。
1.像担持体と画像データに基づき前記像担持体に画像を書き込む画像書込ユニットとトナー画像を形成する現像装置を備えた画像形成装置において、
前記画像書込ユニットの前記画像を書き込む側の書込面の両端を支持する前位置決め部材と、
前記画像書込ユニットの前記書込面の反対側となる後面の中央部に対向して配設され後面の中央部を支持する後支持部材と、を備え
前記画像書込ユニットの底面下部の後支持部材の両側に、前記後面から前記書込面の方向に送風され装置内及び前記画像書込ユニットを冷却する冷却風の通風流路を形成するように隙間を形成することを特徴とする画像形成装置。
2.整列配置された複数の前記像担持体と、前記像担持体毎にそれぞれ近接して配置された複数の前記現像装置と、前記像担持体毎にそれぞれ配置された複数の前記画像書込ユニットを備え、前記通風流路は、前記画像書込ユニット間の隙間に形成されることを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.整列配置された複数の前記画像書込ユニットの前記後面の中央部に対向した位置に配設された1つのステーを備え、複数の前記画像書込ユニットをそれぞれ支持する前記後支持部材は前記ステーに取り付けられることを特徴とする前記2に記載の画像形成装置。
4.整列配置された複数の前記画像書込ユニットの前記後面の略全面に対向した位置に、複数の前記画像書込ユニットに渡り配設された後面板部材を備え、前記後面板部材は前記通風流路に相当する面に開口部が設けられ、前記後支持部材は前記後面板部材に取り付けられることを特徴とする前記2に記載の画像形成装置。
5.前記後面とステーまたは後面板部材の間に通風流路となる隙間を設けたことを特徴とする前記1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
上記により、画像書込ユニットが大型化し、画像書込ユニット間の隙間が狭くなっても、支持部材が画像書込ユニット間の隙間全面を塞ぐことを防止でき、画像書込ユニット間の隙間に冷却風の通風流路を形成することができる。
画像形成部の主要構成の例を示す正面の模式図である。 図1の矢印Xa方向から見た右側面図である。 画像書込ユニットを大型化した例を示す図である。 図3の矢印Xa方向から見た右側面図である。 本発明に係る画像形成装置の一例を示す概略図である。 露光装置の構成の一例を示す図である。 本発明の画像書込ユニットの支持構成を示す正面の模式図である。 図7の矢印Xa方向から見た右側面図である。 後面の支持構成の別形態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は、以下に限定されるものではない。
図5は、本発明に係る画像形成装置の一例を示す概略図である。
本発明に係る画像形成装置100は、タンデム型カラー画像形成装置と称されるもので、原稿搬送部20、画像読取部30、図示しない画像処理部、画像形成部40、給紙部50、定着装置60、排紙部70を備えている。
画像形成部40は複数のローラ11,12,13,14により張架され、回動可能に支持された無端状の中間転写ベルト7を備えており、この中間転写ベルト7の外周面に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する4つの画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kが縦列して配置されている。
画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、それぞれ表面に潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kを有している。感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kは中間転写ベルト7に接触して回転する。
それぞれの感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kには、この感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの表面をそれぞれほぼ一様に帯電する帯電装置2Y、2M、2C、2K、各感光体ドラム表面上に静電潜像の書込みを行う露光装置3Y、3M、3C、3K、各感光体ドラム表面に形成された各潜像にトナーを転移させてトナー画像を形成する現像装置4Y、4M、4C、4K、各感光体ドラム表面上のトナー像を中間転写体7上に転写する一次転写装置5Y、5M、5C、5K、並びに転写後の感光体表面を清掃するクリーニング装置6Y、6M、6C、6Kが外周面に沿って動作順に配設されている。
なお、現像部を構成する現像装置4Y、4M、4C、4Kは感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに近接して、中間転写体7の回転方向に縦列して配置されている。
画像書込ユニット41(図1参照)を構成する露光装置3Y、3M、3C、3Kは、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの周面と対向する位置に縦列配置されている。ここで、画像書込ユニット41とは、それぞれ露光装置3Y、3M、3C、3Kを内蔵し、画像形成装置100装着した時に位置決め固定に要する部材を備え、画像形成装置100に着脱可能に形成されたものをいう。
原稿搬送部20と画像読取部30は画像形成装置100の本体上部に搭載されている。原稿搬送部20の原稿台21上に記載面を上向きにして載置された原稿は、ピックアップローラ22により一枚ずつ給紙され、搬送ローラ23により原稿搬送路に送り込まれる。この原稿が給紙ローラ24の回転に沿って画像読取部30の上面に配置されたスリットガラス25上を通過する際に、画像読取部30の光学系により画像が読み取られる。
画像読取部30は原稿を照射する光源Lとミラー31からなる走査ユニットA、反射光をガイドする二枚のルーフミラー32,33からなる走行体B、結像レンズ34及びCCDイメージセンサ35(以下、CCDセンサ35という)から構成されている。画像読取部30では、原稿がスリットガラス25上を通過する際に、スリットガラス25の下に停止している走査ユニットAによって原稿を読み取り、その反射光を二枚のルーフミラー32,33を有する走行体B及び結像レンズ34によりCCDセンサ35上に導いて光画像を形成させる。
CCDセンサ35で読み取られた光画像は画像処理部(図示しない)に送られる。画像処理部では、この電子画像データにアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、色補正、中間調処理等を行った後、ディジタル化した各色の画像データを各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kの露光装置3Y、3M、3C、3Kに搬送する。
図6に露光装置の構成の一例を示す。露光装置3Y、3M、3C、3Kは平板状のボックスに納められ、現像装置4Y、4M、4C、4Kを挟んで感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに対向する位置に、水平にかつ階層的に配置されている。その結果、各露光装置間に隙間が形成され、冷却風の通風流路が形成される。なお、露光装置3Y、3M、3C、3Kはすべて構成が同じであるので、図6では露光装置3Yについて記載し、他の露光装置3M、3C、3Kについての記載及び符号を省略している。
露光装置3Y、3M、3C、3Kでは、各色に分解された画像データを基に半導体レーザ発振器80Y、80M、80C、80Kによりレーザ光を電気的に変調し、コリメータレンズ81Y、81M、81C、81Kを通して平行光に補整した後、ポリゴンモータ8Y、8M、8C、8Kにより高速回転するポリゴンミラー82Y、82M、82C、82Kとfθレンズ83Y、83M、83C、83K等の補正光学系によって感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の回転軸方向に主走査を行う。更に感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kを回転させることで副走査を行い、静電潜像を感光体1Y、1M、1C、1Kの周面上に再現する。
露光に先立ち、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上には、帯電装置2Y、2M、2C、2Kのコロナ放電により所定の表面電荷が付与されているが、各色毎のレーザ光の照射により、露光部分の電荷が露光量に応じて減じられ、静電電位の電位差によって画像データに応じた静電潜像が、それぞれの感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上に形成される。
静電潜像は、現像装置4Y、4M、4C、4Kから供給された各色現像剤のトナーにより可視化されてトナー画像となる。感光体1Y、1M、1C、1K上に形成された各色別のトナー画像は一次転写装置5Y、5M、5C、5Kにより回動する中間転写体7上の同一位置に逐次転写されて、中間転写体7上に合成されたトナーによるカラー画像が形成される。
一方、記録紙Pを収容する複数の用紙トレイ51の底部には、持ち上げ手段により上方向に持ち上げられる可動板52が配置されている。記録紙Pの載置された可動板52は給紙開始信号を受けて上限検知センサで限定される上限位置まで記録紙Pを持ち上げる。同時にピックアップローラ53は落下し、載置された記録紙Pの最上位のものがピックアップローラ53に接触するように構成されている。
ピックアップローラ53に接触した記録紙Pは、その接触圧によって用紙トレイ51から取り出され、分離ローラ54によって一枚ずつ分離されて給紙路へと給紙される。給紙された記録紙Pは給紙路に配置された複数の中間ローラ55にガイドされてレジストローラ56まで搬送される。搬送された記録紙Pはレジストローラ56により記録紙Pの斜行が矯正され、給紙タイミングがとられて2次転写部へ送出される。
2次転写部は2次転写ローラ15とこれに対抗して配置されたローラ13(中間転写ベルト7を張架するローラ)とから構成され、2次転写ローラ15側からローラ13側に電界がかけられて、中間転写ベルト7上の合成されたトナーによる未定着カラー画像が記録紙P上に一括転写される。未定着カラー画像が転写された記録紙Pは紙のコシ等を利用して中間転写ベルト7から分離され、搬送ガイド板に案内されながら、画像定着部である定着装置60に搬送される。
定着装置60は中間転写ベルト7を挟んで、縦列配置された感光体1Y、1M、1C、1Kとは反対側の位置に、中間転写体7の側面に沿って2次転写部の近くに配置されている。定着装置60の内部にはトナーを溶融する加熱ローラ61と溶融したトナーを記録紙Pに圧着させる加圧ローラ62が圧接した状態で配置されており、圧接部分に記録紙Pを挟持して加熱圧着処理を行う。トナーの溶融のため加熱された記録紙Pは、トナー定着後、排紙部70を形成する排紙ローラに挟持されて機外の排紙トレイ上に載置される。
上記のように構成された画像形成装置100には、前述のように発熱する部位が存在するため冷却が行われる。図5に示す例では、画像形成装置100の筐体に送風手段として送風ファン410を配設し、外気を吸気して装置内に送風し、冷却風としている。
しかしながら、前述のように画像書込ユニット41が大型化した場合には、従来の画像書込ユニット41の支持方法では、画像書込ユニット41間の隙間に適切な冷却風の通風流路を確保することは困難であった。
図7は、本発明の画像書込ユニット41の支持構成を示す正面の模式図である。図8は、図7の矢印Xa方向から見た右側面図である。
図に示すように、本発明では、縦列配置された画像書込ユニット41(41Y、41M、41C、41K)の後面41Bの中央部に対向した位置に、各画像書込ユニット41に対応して、予め画像形成装置100の本体に1つのステー151が設けられている。
ステー151には、画像書込ユニット41(41Y、41M、41C、41K)の後面41B側の中央部を固定または載置する支持部材152が取り付けられている。支持部材152には、各画像書込ユニット41の後面41B側の中央部を位置決めするための基準面152aが設けられている。
ステー151は、画像書込ユニット41の後面41Bの中央部(図8参照)を中心とした所定の幅で設けられている。この所定の幅は、画像書込ユニット41間の隙間を塞ぐことを最小とする幅で、且つ各画像書込ユニット41の後面41Bを支持できる強度を満たすように設定される。また、ステー151が、画像形成装置100を構成する筐体の強度部材を兼ねる場合には、その必要強度を考慮して設定される。
このように構成することで、画像書込ユニット41が大型化し、画像書込ユニット41間の隙間が狭くなっても、ステー151が画像書込ユニット41間の隙間全面を塞ぐことを防止でき、図8の斜線部で示すように画像書込ユニット41間の隙間に冷却風の通風流路を形成することができる。
また、後面41Bとステー151の間に冷却風の流路となる隙間を設け、後面41Bの外側にも通風流路を形成してもよい。この場合には、吸気した外気の送風損失の低減を図ることができ、全体の風量の増加を図ることができる。
図7、8に示す例では、画像書込ユニット41の書込面41A側は、ステー110に設けられた前位置決め部材である位置決めピン411aで両端が位置決め及び支持される。画像書込ユニット41の後面41B側は、基準面152aで上下方向の位置決めがされる。また、後面41Bを押圧部材、例えば押圧バネ153で画像書込ユニット41をステー110方向に押圧することにより、感光体ドラム1Y(1M、1C、1K)方向(図7上での左右方向)の位置決めがされる。
図9は、図7及び8に示す後面41Bの支持構成の別形態を示す図である。ステー151に替えて各画像書込ユニット41の後面41Bの略全面に渡る後面板部材161を配設したものである。これは、画像形成装置100の筐体の構成等から、要求される場合等がある。この場合、後面板部材161に支持部材152が取り付けられる。
後面板部材161の画像書込ユニット41間の隙間に相対する部分に、通風口161aを設けることにより、画像書込ユニット41間の隙間全面を塞ぐことを防止できる。更に、画像書込ユニット41の側面に相対する画像形成装置100の筐体の一部に通風口171を設けてもよい。
このように構成することで、画像書込ユニット41が大型化し、画像書込ユニット41間の隙間が狭くなっても、後面板部材161が画像書込ユニット41間の隙間全面を塞ぐことを防止でき、画像書込ユニット41間の隙間に冷却風の通風流路を形成することができる。
1Y、1M、1C、1K 感光体ドラム
2Y、2M、2C、2K 帯電装置
3Y、3M、3C、3K 露光装置
4Y、4M、4C、4K 現像装置
7 中間転写ベルト
8Y、8M、8C、8K ポリゴンモータ
20 原稿搬送部
30 画像読取部
40 画像形成部
41(41Y、41M、41C、41K) 画像書込部
50 給紙部
51 用紙トレイ
60 定着装置
80Y、80M、80C、80K 半導体レーザ発振器
82Y、82M、82C、82K ポリゴンミラー
100 カラー画像形成装置
110、120、151 ステー
152 支持部材
161 後面板部材
161a 通風口
410 送風ファン
P 記録紙

Claims (5)

  1. 像担持体と画像データに基づき前記像担持体に画像を書き込む画像書込ユニットとトナー画像を形成する現像装置を備えた画像形成装置において、
    前記画像書込ユニットの前記画像を書き込む側の書込面の両端を支持する前位置決め部材と、
    前記画像書込ユニットの前記書込面の反対側となる後面の中央部に対向して配設され後面の中央部を支持する後支持部材と、を備え
    前記画像書込ユニットの底面下部の後支持部材の両側に、前記後面から前記書込面の方向に送風され装置内及び前記画像書込ユニットを冷却する冷却風の通風流路を形成するように隙間を形成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 整列配置された複数の前記像担持体と、前記像担持体毎にそれぞれ近接して配置された複数の前記現像装置と、前記像担持体毎にそれぞれ配置された複数の前記画像書込ユニットを備え、前記通風流路は、前記画像書込ユニット間の隙間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 整列配置された複数の前記画像書込ユニットの前記後面の中央部に対向した位置に配設された1つのステーを備え、複数の前記画像書込ユニットをそれぞれ支持する前記後支持部材は前記ステーに取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 整列配置された複数の前記画像書込ユニットの前記後面の略全面に対向した位置に、複数の前記画像書込ユニットに渡り配設された後面板部材を備え、前記後面板部材は前記通風流路に相当する面に開口部が設けられ、前記後支持部材は前記後面板部材に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記後面とステーまたは後面板部材の間に通風流路となる隙間を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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