JP2011122123A - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐摩耗性、耐熱性及び低燃費性をバランスよく向上できるタイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】下記式(I)で表される化合物を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
[化1]
Figure 2011122123

(式(I)において、Aは炭素数1〜15の炭化水素基を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル置換アミノ基、又は環状アミノ基を表す。nは1〜12の整数を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
タイヤ等の各種ゴム製品には、耐熱性、低燃費性、耐摩耗性等、種々の性能が要求され、これらの性能を確保するため、従来より様々な工夫がなされている。
例えば、各種ゴム製品に用いられる加硫ゴムの耐熱性向上を図るため、電子線(EV)加硫を行うことやテトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)等のサルファードナー加硫剤を配合することによってモノスルフィド構造が多い架橋構造を作製することが知られている。しかし、このようなモノスルフィド架橋構造では、ポリマー分子の運動性が拘束されるため、耐摩耗性が大きく低下してしまうという問題がある。
一方、コンベンショナルキュアと呼ばれるポリスルフィド架橋構造では、優れた耐摩耗性が得られる一方、S−S結合が熱的に弱いため、一般に耐熱性に劣ることが分かっている。このように、耐摩耗性及び耐熱性を両立すること、更には低燃費性をも両立することは非常に困難であり、耐摩耗性、耐熱性及び低燃費性のすべての性能を充分に満足させるゴム組成物は未だに得られていないのが現状である。
特許文献1には、天然ゴム及び/又はイソプレンゴム、エポキシ化天然ゴム、硫黄並びに1,6−ビス(N,N−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ヘキサン等のリバージョン防止剤からなるゴム組成物を使用することで、リバージョン及び熱老化によるゴム物性の低下を抑制し、低燃費性及び耐摩耗性を向上できることが開示されている。しかしながら、耐摩耗性、耐熱性、低燃費性の性能をバランス良く高めるという点については、未だに改善の余地を残している。
特開2006−45471号公報
本発明は、前記課題を解決し、耐摩耗性、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐熱性及び低燃費性をバランスよく向上できるタイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、下記式(I)で表される化合物を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
Figure 2011122123
(式(I)において、Aは炭素数1〜15の炭化水素基を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル置換アミノ基、又は環状アミノ基を表す。nは1〜12の整数を表す。)
上記環状アミノ基が下記式(II)で表される基であることが好ましい。
Figure 2011122123
(式(II)において、Rは、ヘテロ原子を含む炭素数1〜15の炭化水素基であり、ヘテロ原子を含む官能基及び/又は芳香族置換基を有してもよい。)
上記ゴム組成物は、ゴム成分100質量部に対して、充填剤を20〜150質量部、上記式(I)で表される化合物を0.1〜100質量部含むことが好ましい。上記ゴム組成物は、上記充填剤として、シリカ及び/又はカーボンブラックを含むことが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いた空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、上記式(I)で表される化合物(特定構造を持つ化合物)を配合したタイヤ用ゴム組成物であるので、耐摩耗性、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐熱性及び低燃費性をバランスよく向上でき、耐摩耗性、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐熱性及び低燃費性がバランスよく優れた空気入りタイヤを提供できる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、上記式(I)で表される化合物(特定構造を持つ化合物)を含む。加硫剤として作用する特定構造を持つ化合物を配合していることから、加硫により得られた加硫ゴム組成物において、従来困難であった耐熱性、耐摩耗性、耐疲労性(耐屈曲疲労性)を良好に両立することができる。また、同時に良好な低燃費性も得ることができるので、本発明では、耐摩耗性、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐熱性及び低燃費性の性能をバランス良く向上することが可能である。
従来から、加硫剤として硫黄が使用されている。この場合には、スルフィド結合(ポリスルフィド結合、モノスルフィド結合)によりゴム成分が架橋されることになる。ポリスルフィド結合は、熱により結合が切れやすく、耐熱性が低いという問題があった。また、スルフィド結合の長さが短い(例えば、モノスルフィド結合)場合には、ポリマーネットワークの柔軟性が乏しく、力(応力)が集中し、疲労によりスルフィド結合が切れやすいという問題があった。
一方、上記式(I)で表される化合物を加硫剤として用いると、上記式(I)で表される化合物中の構造−(S−A−S)−により、ゴム成分が架橋され、該構造はポリスルフィド結合よりも結合が強いため、熱により結合が切れにくく、耐熱性を向上できるものと推測される。また、スルフィド結合の長さが短い(例えば、モノスルフィド結合)場合よりも、架橋点間の距離を長くすることができ、フレキシブルな架橋を実現できるものと推測される。そのため、ポリマーネットワークの柔軟性に富み、さらに、応力を分散でき、結合が切れにくいため、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐摩耗性を向上できるものと推測される。
本発明で使用できるゴム成分としては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)等が挙げられる。ゴム成分は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、グリップ性能及び耐摩耗性がバランスよく得られるという理由からNR、BR、SBRが好ましく、NR及びSBRを併用することがより好ましい。
SBRとしては、特に限定されず、例えば、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)等を使用できる。
SBRのスチレン含有量は、好ましくは15質量%以上、より好ましくは20質量%以上である。15質量%未満であると、ウェットグリップ性能が低下する傾向がある。また、上記スチレン含有量は、好ましくは50質量%以下、より好ましくは45質量%以下である。50質量%を超えると、転がり抵抗が増大してしまう傾向がある。
ゴム成分100質量%中のSBRの含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。10質量%未満であると、十分な耐熱性が得られない傾向がある。また、SBRの含有量の上限は特に限定されず、100質量%でもよい。
NRとしては、特に限定されず、RSS♯3、TSR20などのゴム工業において一般的なものを使用することができる。
本発明では、下記式(I)で表される化合物が加硫剤として使用される。これにより、耐摩耗性、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐熱性及び低燃費性の性能をバランス良く向上することが可能である。
Figure 2011122123
(式(I)において、Aは炭素数1〜15の炭化水素基を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル置換アミノ基、又は環状アミノ基を表す。nは1〜12の整数を表す。)
上記式(I)で表される化合物中のAの炭素数は、3以上であることが好ましく、4以上であることがより好ましく、5以上であることが更に好ましい。炭素数が1未満であると、耐熱性及び耐摩耗性の向上効果が充分に得られないおそれがある。また、Aの炭素数は、12以下であることが好ましく、10以下であることがより好ましく、8以下であることが更に好ましい。炭素数が15を超えると、コストが高くなる傾向がある。
Aの炭化水素基としては、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基、オクチレン基、ノニレン基、デシレン基、ウンデシレン基、ドデシレン基、トリデシレン基、テトラデシレン基、ペンタデシレン基等のアルキレン基等が挙げられる。
本明細書において、アルキル置換アミノ基とは、アミノ基に含まれる水素原子がアルキル基により置換されたアミノ基(モノアルキル置換アミノ基、ジアルキル置換アミノ基)をいい、ジアルキル置換アミノ基が好ましい。なお、アルキル基には、シクロアルキル基も含まれる。
及びRのアルキル置換アミノ基としては、例えば、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジn−ブチルアミノ基、ジsec−ブチルアミノ基、ジイソブチルアミノ基、ジtert−ブチルアミノ基、ジペンチルアミノ基、ジヘキシルアミノ基、ジヘプチルアミノ基、ジオクチルアミノ基、ジノニルアミノ基、ジデシルアミノ基、ジウンデシルアミノ基、ジドデシルアミノ基、ジトリデシルアミノ基、ジテトラデシルアミノ基、ジペンタデシルアミノ基、ジシクロペンチルアミノ基、ジシクロヘキシルアミノ基、ジシクロヘプチルアミノ基、ジシクロオクチルアミノ基、ジシクロノニルアミノ基、N,N−メチルエチルアミノ基、N,N−メチルプロピルアミノ基、N,N−メチルブチルアミノ基、N,N−エチルプロピルアミノ基、N,N−エチルブチルアミノ基、N,N−エチルオクチルアミノ基、N,N−メチルシクロペンチルアミノ基、N,N−メチルシクロヘキシルアミノ基、N,N−メチルヘプチルアミノ基、N,N−エチルシクロペンチルアミノ基、N,N−エチルシクロヘキシルアミノ基、N,N−プロピルシクロペンチルアミノ基、N,N−プロピルシクロヘキシルアミノ基、N,N−ブチルシクロペンチルアミノ基、N,N−ブチルシクロヘキシルアミノ基等が挙げられる。
本明細書において、環状アミノ基とは、環内に1以上の窒素原子を有する環状のアミノ基をいう。環状アミノ基は、ヘテロ原子を含む官能基及び/又は芳香族置換基を有してもよい。
本明細書において、ヘテロ原子を含む官能基とは、炭素原子以外の原子(例えば、酸素原子、窒素原子等)を含む官能基であり、例えば、ヒドロキシ基、カルボキシル基、カルボニル基、アミノ基、アセチル基、アミド基、イミド基等が挙げられる。
また、本明細書において、芳香族置換基としては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ビフェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル基等のアリール基、ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基等が挙げられる。
及びRの環状アミノ基としては、例えば、ピロリジル基、3−メチルピロリジル基、3−エチルピロリジル基、3−フェニルピロリジル基、3−ヒドロキシピロリジル基、2−メチルピロリジル基、2−エチルピロリジル基、2−フェニルピロリジル基、2−ヒドロキシピロリジル基、ピローリル基、3−アセチルピローリル基、3−メチルピローリル基、3−エチルピローリル基、3−ブチルピローリル基、2−アセチルピローリル基、2−メチルピローリル基、2−エチルピローリル基、2−ブチルピローリル基、イミダゾリル基、2−メチルイミダゾリル基、2−エチルイミダゾリル基、2−プロピルイミダゾリル基、2−ブチルイミダゾリル基、2−アセチルイミダゾリル基、2−フェニルイミダゾリル基、2−ベンジルイミダゾリル基、2−ヒドロキシルイミダゾリル基、2−アミノイミダゾリル基、2−クロロイミダゾリル基、2−ブロモイミダゾリル基、4−メチルイミダゾリル基、4−エチルイミダゾリル基、4−プロピルイミダゾリル基、4−ブチルイミダゾリル基、4−アセチルイミダゾリル基、4−フェニルイミダゾリル基、4−ベンジルイミダゾリル基、4−ヒドロキシルイミダゾリル基、4−アミノイミダゾリル基、4−クロロイミダゾリル基、4−ブロモイミダゾリル基、5−メチルイミダゾリル基、5−エチルイミダゾリル基、5−プロピルイミダゾリル基、5−ブチルイミダゾリル基、5−アセチルイミダゾリル基、5−フェニルイミダゾリル基、5−ベンジルイミダゾリル基、5−ヒドロキシルイミダゾリル基、5−アミノイミダゾリル基、5−クロロイミダゾリル基、5−ブロモイミダゾリル基、2,4−ジヒドロイミダゾリル基、2,5−ジヒドロイミダゾリル基、ピラゾリル基、5−メチルピラゾリル基、5−エチルピラゾリル基、5−プロピルピラゾリル基、5−ブチルピラゾリル基、5−アセチルピラゾリル基、5−フェニルピラゾリル基、5−ベンジルピラゾリル基、5−ヒドロキシルピラゾリル基、5−アミノピラゾリル基、5−クロロピラゾリル基、5−ブロモピラゾリル基、4−メチルピラゾリル基、4−エチルピラゾリル基、4−プロピルピラゾリル基、4−ブチルピラゾリル基、4−アセチルピラゾリル基、4−フェニルピラゾリル基、4−ベンジルピラゾリル基、4−ヒドロキシルピラゾリル基、4−アミノピラゾリル基、4−クロロピラゾリル基、4−ブロモピラゾリル基、3−メチルピラゾリル基、3−エチルピラゾリル基、3−プロピルピラゾリル基、3−ブチルピラゾリル基、3−アセチルピラゾリル基、3−フェニルピラゾリル基、3−ベンジルピラゾリル基、3−ヒドロキシルピラゾリル基、3−アミノピラゾリル基、3−クロロピラゾリル基、3−ブロモピラゾリル基、3,4−ジヒドロピラゾリル基、4,5−ジヒドロピラゾリル基、ピペリジニル基、2−メチルピペリジニル基、2−エチルピペリジニル基、2−プロピルピペリジニル基、2−ブチルピペリジニル基、2−アセチルピペリジニル基、2−フェニルピペリジニル基、2−ベンジルピペリジニル基、2−ヒドロキシルピペリジニル基、2−アミノピペリジニル基、2−クロロピペリジニル基、2−ブロモピペリジニル基、3−メチルピペリジニル基、3−エチルピペリジニル基、3−プロピルピペリジニル基、3−ブチルピペリジニル基、3−アセチルピペリジニル基、3−フェニルピペリジニル基、3−ベンジルピペリジニル基、3−ヒドロキシルピペリジニル基、3−アミノピペリジニル基、3−クロロピペリジニル基、3−ブロモピペリジニル基、4−メチルピペリジニル基、4−エチルピペリジニル基、4−プロピルピペリジニル基、4−ブチルピペリジニル基、4−アセチルピペリジニル基、4−フェニルピペリジニル基、4−ベンジルピペリジニル基、4−ヒドロキシルピペリジニル基、4−アミノピペリジニル基、4−クロロピペリジニル基、4−ブロモピペリジニル基、2,3−ジヒドロピペリジニル基、3,4−ジヒドロキシルピペリジニル基、ピペラジニル基、2−メチルピペラジニル基、2−エチルピペラジニル基、2−プロピルピペラジニル基、2−ブチルピペラジニル基、2−アセチルピペラジニル基、2−フェニルピペラジニル基、2−ベンジルピペラジニル基、2−ヒドロキシルピペラジニル基、2−アミノピペラジニル基、2−クロロピペラジニル基、2−ブロモピペラジニル基、3−メチルピペラジニル基、3−エチルピペラジニル基、3−プロピルピペラジニル基、3−ブチルピペラジニル基、3−アセチルピペラジニル基、3−フェニルピペラジニル基、3−ベンジルピペラジニル基、3−ヒドロキシルピペラジニル基、3−アミノピペラジニル基、3−クロロピペラジニル基、3−ブロモピペラジニル基、2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−メチル−ピペラジニル基、N−メチル−2−メチルピペラジニル基、N−メチル−2−エチルピペラジニル基、N−メチル−2−プロピルピペラジニル基、N−メチル−2−ブチルピペラジニル基、N−メチル−2−アセチルピペラジニル基、N−メチル−2−フェニルピペラジニル基、N−メチル−2−ベンジルピペラジニル基、N−メチル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−メチル−2−アミノピペラジニル基、N−メチル−2−クロロピペラジニル基、N−メチル−2−ブロモピペラジニル基、N−メチル−3−メチルピペラジニル基、N−メチル−3−エチルピペラジニル基、N−メチル−3−プロピルピペラジニル基、N−メチル−3−ブチルピペラジニル基、N−メチル−3−アセチルピペラジニル基、N−メチル−3−フェニルピペラジニル基、N−メチル−3−ベンジルピペラジニル基、N−メチル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−メチル−3−アミノピペラジニル基、N−メチル−3−クロロピペラジニル基、N−メチル−3−ブロモピペラジニル基、N−メチル−2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−エチル−ピペラジニル基、N−エチル−2−メチルピペラジニル基、N−エチル−2−エチルピペラジニル基、N−エチル−2−プロピルピペラジニル基、N−エチル−2−ブチルピペラジニル基、N−エチル−2−アセチルピペラジニル基、N−エチル−2−フェニルピペラジニル基、N−エチル−2−ベンジルピペラジニル基、N−エチル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−エチル−2−アミノピペラジニル基、N−エチル−2−クロロピペラジニル基、N−エチル−2−ブロモピペラジニル基、N−エチル−3−メチルピペラジニル基、N−エチル−3−エチルピペラジニル基、N−エチル−3−プロピルピペラジニル基、N−エチル−3−ブチルピペラジニル基、N−エチル−3−アセチルピペラジニル基、N−エチル−3−フェニルピペラジニル基、N−エチル−3−ベンジルピペラジニル基、N−エチル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−エチル−3−アミノピペラジニル基、N−エチル−3−クロロピペラジニル基、N−エチル−3−ブロモピペラジニル基、2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−フェニル−ピペラジニル基、N−フェニル−2−メチルピペラジニル基、N−フェニル−2−エチルピペラジニル基、N−フェニル−2−プロピルピペラジニル基、N−フェニル−2−ブチルピペラジニル基、N−フェニル−2−アセチルピペラジニル基、N−フェニル−2−フェニルピペラジニル基、N−フェニル−2−ベンジルピペラジニル基、N−フェニル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−フェニル−2−アミノピペラジニル基、N−フェニル−2−クロロピペラジニル基、N−フェニル−2−ブロモピペラジニル基、N−フェニル−3−メチルピペラジニル基、N−フェニル−3−エチルピペラジニル基、N−フェニル−3−プロピルピペラジニル基、N−フェニル−3−ブチルピペラジニル基、N−フェニル−3−アセチルピペラジニル基、N−フェニル−3−フェニルピペラジニル基、N−フェニル−3−ベンジルピペラジニル基、N−フェニル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−フェニル−3−アミノピペラジニル基、N−フェニル−3−クロロピペラジニル基、N−フェニル−3−ブロモピペラジニル基、N−フェニル−2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−ベンゾイル−ピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−メチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−エチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−プロピルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ブチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−アセチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−フェニルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ベンジルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−アミノピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−クロロピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ブロモピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−メチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−エチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−プロピルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ブチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−アセチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−フェニルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ベンジルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−アミノピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−クロロピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ブロモピペラジニル基、N−ベンゾイル−2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−アセチルフェニルピペラジニル基、テトラヒドロキノリノ基、テトラヒドロイソキノリノ基、スクシンイミジル基、下記式(a)〜(d)で表される基等が挙げられる。
Figure 2011122123
及びRとしては、上記アルキル置換アミノ基、環状アミノ基のなかでも、イミダゾリル基、2−メチルイミダゾリル基、2−エチルイミダゾリル基、2−プロピルイミダゾリル基、2−ブチルイミダゾリル基、2−アセチルイミダゾリル基、2−フェニルイミダゾリル基、2−ベンジルイミダゾリル基、2−ヒドロキシルイミダゾリル基、2−アミノイミダゾリル基、2−クロロイミダゾリル基、2−ブロモイミダゾリル基、4−メチルイミダゾリル基、4−エチルイミダゾリル基、4−プロピルイミダゾリル基、4−ブチルイミダゾリル基、4−アセチルイミダゾリル基、4−フェニルイミダゾリル基、4−ベンジルイミダゾリル基、4−ヒドロキシルイミダゾリル基、4−アミノイミダゾリル基、4−クロロイミダゾリル基、4−ブロモイミダゾリル基、5−メチルイミダゾリル基、5−エチルイミダゾリル基、5−プロピルイミダゾリル基、5−ブチルイミダゾリル基、5−アセチルイミダゾリル基、5−フェニルイミダゾリル基、5−ベンジルイミダゾリル基、5−ヒドロキシルイミダゾリル基、5−アミノイミダゾリル基、5−クロロイミダゾリル基、5−ブロモイミダゾリル基、2,4−ジヒドロイミダゾリル基、2,5−ジヒドロイミダゾリル基、ピラゾリル基、5−メチルピラゾリル基、5−エチルピラゾリル基、5−プロピルピラゾリル基、5−ブチルピラゾリル基、5−アセチルピラゾリル基、5−フェニルピラゾリル基、5−ベンジルピラゾリル基、5−ヒドロキシルピラゾリル基、5−アミノピラゾリル基、5−クロロピラゾリル基、5−ブロモピラゾリル基、4−メチルピラゾリル基、4−エチルピラゾリル基、4−プロピルピラゾリル基、4−ブチルピラゾリル基、4−アセチルピラゾリル基、4−フェニルピラゾリル基、4−ベンジルピラゾリル基、4−ヒドロキシルピラゾリル基、4−アミノピラゾリル基、4−クロロピラゾリル基、4−ブロモピラゾリル基、3−メチルピラゾリル基、3−エチルピラゾリル基、3−プロピルピラゾリル基、3−ブチルピラゾリル基、3−アセチルピラゾリル基、3−フェニルピラゾリル基、3−ベンジルピラゾリル基、3−ヒドロキシルピラゾリル基、3−アミノピラゾリル基、3−クロロピラゾリル基、3−ブロモピラゾリル基、3,4−ジヒドロピラゾリル基、4,5−ジヒドロピラゾリル基、ピペラジニル基、2−メチルピペラジニル基、2−エチルピペラジニル基、2−プロピルピペラジニル基、2−ブチルピペラジニル基、2−アセチルピペラジニル基、2−フェニルピペラジニル基、2−ベンジルピペラジニル基、2−ヒドロキシルピペラジニル基、2−アミノピペラジニル基、2−クロロピペラジニル基、2−ブロモピペラジニル基、3−メチルピペラジニル基、3−エチルピペラジニル基、3−プロピルピペラジニル基、3−ブチルピペラジニル基、3−アセチルピペラジニル基、3−フェニルピペラジニル基、3−ベンジルピペラジニル基、3−ヒドロキシルピペラジニル基、3−アミノピペラジニル基、3−クロロピペラジニル基、3−ブロモピペラジニル基、2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−メチル−ピペラジニル基、N−メチル−2−メチルピペラジニル基、N−メチル−2−エチルピペラジニル基、N−メチル−2−プロピルピペラジニル基、N−メチル−2−ブチルピペラジニル基、N−メチル−2−アセチルピペラジニル基、N−メチル−2−フェニルピペラジニル基、N−メチル−2−ベンジルピペラジニル基、N−メチル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−メチル−2−アミノピペラジニル基、N−メチル−2−クロロピペラジニル基、N−メチル−2−ブロモピペラジニル基、N−メチル−3−メチルピペラジニル基、N−メチル−3−エチルピペラジニル基、N−メチル−3−プロピルピペラジニル基、N−メチル−3−ブチルピペラジニル基、N−メチル−3−アセチルピペラジニル基、N−メチル−3−フェニルピペラジニル基、N−メチル−3−ベンジルピペラジニル基、N−メチル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−メチル−3−アミノピペラジニル基、N−メチル−3−クロロピペラジニル基、N−メチル−3−ブロモピペラジニル基、N−メチル−2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−エチル−ピペラジニル基、N−エチル−2−メチルピペラジニル基、N−エチル−2−エチルピペラジニル基、N−エチル−2−プロピルピペラジニル基、N−エチル−2−ブチルピペラジニル基、N−エチル−2−アセチルピペラジニル基、N−エチル−2−フェニルピペラジニル基、N−エチル−2−ベンジルピペラジニル基、N−エチル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−エチル−2−アミノピペラジニル基、N−エチル−2−クロロピペラジニル基、N−エチル−2−ブロモピペラジニル基、N−エチル−3−メチルピペラジニル基、N−エチル−3−エチルピペラジニル基、N−エチル−3−プロピルピペラジニル基、N−エチル−3−ブチルピペラジニル基、N−エチル−3−アセチルピペラジニル基、N−エチル−3−フェニルピペラジニル基、N−エチル−3−ベンジルピペラジニル基、N−エチル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−エチル−3−アミノピペラジニル基、N−エチル−3−クロロピペラジニル基、N−エチル−3−ブロモピペラジニル基、2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−フェニル−ピペラジニル基、N−フェニル−2−メチルピペラジニル基、N−フェニル−2−エチルピペラジニル基、N−フェニル−2−プロピルピペラジニル基、N−フェニル−2−ブチルピペラジニル基、N−フェニル−2−アセチルピペラジニル基、N−フェニル−2−フェニルピペラジニル基、N−フェニル−2−ベンジルピペラジニル基、N−フェニル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−フェニル−2−アミノピペラジニル基、N−フェニル−2−クロロピペラジニル基、N−フェニル−2−ブロモピペラジニル基、N−フェニル−3−メチルピペラジニル基、N−フェニル−3−エチルピペラジニル基、N−フェニル−3−プロピルピペラジニル基、N−フェニル−3−ブチルピペラジニル基、N−フェニル−3−アセチルピペラジニル基、N−フェニル−3−フェニルピペラジニル基、N−フェニル−3−ベンジルピペラジニル基、N−フェニル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−フェニル−3−アミノピペラジニル基、N−フェニル−3−クロロピペラジニル基、N−フェニル−3−ブロモピペラジニル基、N−フェニル−2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−ベンゾイル−ピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−メチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−エチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−プロピルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ブチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−アセチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−フェニルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ベンジルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ヒドロキシルピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−アミノピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−クロロピペラジニル基、N−ベンゾイル−2−ブロモピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−メチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−エチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−プロピルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ブチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−アセチルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−フェニルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ベンジルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ヒドロキシルピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−アミノピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−クロロピペラジニル基、N−ベンゾイル−3−ブロモピペラジニル基、N−ベンゾイル−2,3−ジヒドロキシルピペラジニル基、N−アセチルフェニルピペラジニル基、ジn−ブチルアミノ基、ジデシルアミノ基、上記式(a)〜(d)で表される基が好ましい。
なかでも、加硫速度においてより優位性が得られるという理由から、環状アミノ基がより好ましく、ヘテロ原子を含む官能基若しくは芳香族置換基を有している環状アミノ基、1以上のヘテロ原子をその環内に含む環状アミノ基が更に好ましい。なかでも、加硫速度において更なる優位性が得られるという理由から、下記式(II)で表される基が特に好ましい。
Figure 2011122123
(式(II)において、Rは、ヘテロ原子を含む炭素数1〜15の炭化水素基であり、ヘテロ原子を含む官能基及び/又は芳香族置換基を有してもよい。)
上記式(II)で表される化合物中のRの炭素数は、2以上であることが好ましく、3以上であることがより好ましい。また、Rの炭素数は、15以下であることが好ましく、10以下であることがより好ましい。炭素数が15を超えるとコストが高くなる傾向がある。
の炭化水素基としては、例えば、上記Aの炭化水素基と同様の基の1以上のメチレン基が、アミノ基等のヘテロ原子団や酸素原子等のヘテロ原子と置換した基が挙げられる。
上記式(II)で表される基としては、例えば、上記ピペラジニル基およびその誘導体(例えば、N−メチル−ピペラジニル基、N−メチル−2−メチルピペラジニル基等)、上記式(a)〜(d)で表される基等が挙げられる。なかでも、原料が比較的安価であるという理由から、ピペラジニル基およびその誘導体、上記式(a)で表される基が好ましく、N−メチル−ピペラジニル基、上記式(a)で表される基がより好ましい。
上記式(I)で表される化合物中のnは、12以下、好ましくは8以下、より好ましくは6以下、更に好ましくは4以下、特に好ましくは2以下である。12を超えると、コストが高くなる傾向がある。また、nは、1以上である。nが0であると、耐熱性及び耐摩耗性の向上効果が充分に得られないおそれがある。
上記式(I)で表される化合物の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.2質量部以上、更に好ましくは0.5質量部以上である。0.1質量部未満では、耐熱性及び耐摩耗性の向上効果が充分に得られないおそれがある。また、上記式(I)で表される化合物の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは100質量部以下、より好ましくは50質量部以下、更に好ましくは30質量部以下である。100質量部を超えると、コストが高くなる傾向がある。
本発明のゴム組成物には、更に加硫剤として硫黄を配合してもよい。硫黄としては、特に限定されず、タイヤ工業において一般的に用いられる加硫剤用硫黄を使用できる。
本発明のゴム組成物は、充填剤(補強用充填剤)を配合してもよい。充填剤としては、カーボンブラック、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等が使用できる。なかでも、カーボンブラック及び/又はシリカが好ましい。
充填剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは20質量部以上、より好ましくは25質量部以上、更に好ましくは30質量部以上である。20質量部未満では、補強性が低いため、充分な耐屈曲疲労性、耐摩耗性が得られない傾向がある。また、充填剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは150質量部以下、より好ましくは100質量部以下、更に好ましくは70質量部以下である。150質量部を超えると、加工性や充填剤の分散性が悪く、耐摩耗性が低下する傾向がある。なお、充填剤として、カーボンブラックとシリカを併用する場合、充填剤の含有量は、カーボンブラックとシリカの合計含有量を示す。
使用できるカーボンブラックとしては、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAFなどが挙げられるが、特に限定されない。なお、カーボンブラックは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(NSA)は好ましくは50m/g以上、より好ましくは100m/g以上である。NSAが50m/g未満では、補強性が不足し、充分な耐久性が得られない傾向がある。また、カーボンブラックのNSAは好ましくは200m/g以下、より好ましくは150m/g以下である。NSAが200m/gを超えると、ゴム組成物の発熱が大きくなる傾向がある。
なお、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、JIS K6217のA法によって求められる。
シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)等が挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカのチッ素吸着比表面積(NSA)は、50m/g以上が好ましく、100m/g以上がより好ましく、150m/g以上が更に好ましい。50m/g未満では、複合体微粒子を含むタイヤトレッドの摩耗性能が悪化する傾向がある。また、シリカのNSAは、250m/g以下が好ましく、200m/g以下がより好ましい。250m/gを超えると、複合体微粒子を含むタイヤ用ゴム組成物の加工性が悪化する傾向がある。
なお、シリカの窒素吸着比表面積は、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
シリカを配合する場合、シリカと共にシランカップリング剤を配合することが好ましい。シランカップリング剤としては、例えば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィドなどが挙げられる。これらのシランカップリング剤は単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸、各種老化防止剤、オイル、可塑剤、ワックス、加硫促進剤などを適宜配合することができる。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記各成分を混練りし、その後加硫する方法等により製造できる。該ゴム組成物は、タイヤの各部材に使用でき、なかでも、低燃費性に与える寄与率が大きいという理由から、トレッド、サイドウォールなどに好適に使用できる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法で製造される。
すなわち、前記成分を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でトレッドなどの各タイヤ部材の形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することによりタイヤを得る。
本発明の空気入りタイヤは、乗用車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、二輪車用タイヤ、競技用タイヤ等として好適に用いられる。本発明により得られる空気入りタイヤは、耐摩耗性、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐熱性及び低燃費性がバランスよく優れている。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下に、化合物の合成で使用した薬品についてまとめて説明する。
Duralink HTS:Flexsys社製Duralink HTS(ヘキサメチレン−1,6−ビス(チオスルフェイト)2ナトリウム塩2水和物)
ジブチルアミン:東京化成工業(株)製
1−メチルピペラジン:東京化成工業(株)製
フタルイミド:東京化成工業(株)製
ジデシルアミン:東京化成工業(株)製
1,12−ジブロモウンデカン:東京化成工業(株)製
炭酸水素ナトリウム:東京化成工業(株)製
水酸化ナトリウム:東京化成工業(株)製
二硫化炭素:和光純薬(株)製
エタノール:和光純薬(株)製
ホルムアルデヒド:和光純薬(株)製
チオ硫酸ナトリウム5水和物:和光純薬(株)製
クロロホルム:和光純薬(株)製
酢酸ナトリウム:関東化学(株)製
硫酸マグネシウム:和光純薬(株)製
(化合物の分析)
化合物の構造解析については、日本電子(株)製JNM−ECAシリーズのNMR装置を用いて分析した。
(化合物1の合成)
四つ口フラスコに139.58gのジブチルアミン、35.2gの水酸化ナトリウム及び1.73gの炭酸水素ナトリウムを加え、400mL水溶液を調製した後、40℃にて撹拌しながら91.4gの二硫化炭素を滴下した。滴下後、この溶液を40℃にて200分間攪拌した後、室温(25℃)で撹拌しながら78.09gのブンテ塩(Duralink HTS(ヘキサメチレン−1,6−ビス(チオスルフェイト)2ナトリウム塩2水和物))、27.22gの酢酸ナトリウム及び1000mLの35%ホルムアルデヒド水溶液を加えた。この反応溶液を室温(25℃)にて15時間撹拌後、クロロホルムで抽出し、水で洗浄した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し59.05gの下記化合物1を得た。
Figure 2011122123
(化合物2の合成)
四つ口フラスコに103.39gのジブチルアミン、35.2gの水酸化ナトリウム及び1.68gの炭酸水素ナトリウムを加え、250mL水溶液を調製した後、40℃にて撹拌しながら91.4gの二硫化炭素を滴下した。滴下後、この溶液を40℃にて120分間攪拌した後、室温(25℃)で撹拌しながら78.09gのブンテ塩(Duralink HTS(ヘキサメチレン−1,6−ビス(チオスルフェイト)2ナトリウム塩2水和物))、27.22gの酢酸ナトリウム及び500mLの35%ホルムアルデヒド水溶液を加えた。この反応溶液を室温(25℃)にて15時間撹拌後、クロロホルムで抽出し、水で洗浄した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し63.37gの下記化合物2を得た。
Figure 2011122123
(化合物3の合成)
四つ口フラスコに238.05gのジデシルアミン、35.2gの水酸化ナトリウム及び1.68gの炭酸水素ナトリウムを加え、250mL水溶液を調製した後、40℃にて撹拌しながら91.4gの二硫化炭素を滴下した。滴下後、この溶液を40℃にて120分間攪拌した後、室温(25℃)で撹拌しながら78.81gのブンテ塩(Duralink HTS(ヘキサメチレン−1,6−ビス(チオスルフェイト)2ナトリウム塩2水和物))、27.23gの酢酸ナトリウム及び500mLの35%ホルムアルデヒド水溶液を加えた。この反応溶液を室温(25℃)にて15時間撹拌後、クロロホルムで抽出し、水で洗浄した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し100.06gの下記化合物3を得た。
Figure 2011122123
(化合物4の合成)
四つ口フラスコに108.2gの1−メチルピペラジン、35.2gの水酸化ナトリウム及び1.73gの炭酸水素ナトリウムを加え、400mL水溶液を調製した後、40℃にて撹拌しながら91.4gの二硫化炭素を滴下した。滴下後、この溶液を40℃にて200分間攪拌した後、室温(25℃)で撹拌しながら78.09gのブンテ塩(Duralink HTS(ヘキサメチレン−1,6−ビス(チオスルフェイト)2ナトリウム塩2水和物))、27.22gの酢酸ナトリウム及び1000mLの35%ホルムアルデヒド水溶液を加えた。この反応溶液を室温(25℃)にて15時間撹拌後、クロロホルムで抽出し、水で洗浄した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し55%の収率で54.94gの下記化合物4を得た。
Figure 2011122123
(化合物5の合成)
四つ口フラスコに80.23gの1−メチルピペラジン、35.2gの水酸化ナトリウム及び1.68gの炭酸水素ナトリウムを加え、250mL水溶液を調製した後、40℃にて撹拌しながら91.4gの二硫化炭素を滴下した。滴下後、この溶液を40℃にて120分間攪拌した後、室温(25℃)で撹拌しながら78.81gのブンテ塩(Duralink HTS(ヘキサメチレン−1,6−ビス(チオスルフェイト)2ナトリウム塩2水和物))、27.23gの酢酸ナトリウム及び500mLの35%ホルムアルデヒド水溶液を加えた。この反応溶液を室温(25℃)にて15時間撹拌後、クロロホルムで抽出し、水で洗浄した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し58.64gの下記化合物5を得た。
Figure 2011122123
(化合物Aの合成)
三つ口フラスコに蒸留水100mLとエタノール70mLを加えた後に、32.8gの1,12−ジブロモウンデカン及び54.6gのチオ硫酸ナトリウム5水和物を添加し、1時間還流させた。反応混合物を再び水及びエタノールに溶解させ、ろ過後、結晶をエタノールで洗浄することで、ブンテ塩(NaOSS−(CH12−SSONa(化合物A))を得た。
(化合物6の合成)
四つ口フラスコに158.9gのフタルイミド、35.2gの水酸化ナトリウム及び1.73gの炭酸水素ナトリウムを加え、400mL水溶液を調製した後、40℃にて撹拌しながら91.4gの二硫化炭素を滴下した。滴下後、この溶液を40℃にて200分間攪拌した後、室温(25℃)で撹拌しながら82.10gのブンテ塩(化合物A)、27.22gの酢酸ナトリウム及び1000mLの35%ホルムアルデヒド水溶液を加えた。この反応溶液を室温(25℃)にて15時間撹拌後、クロロホルムで抽出し、水で洗浄した。得られた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し66.99gの下記化合物6を得た。
Figure 2011122123
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
NR:RSS#3
SBR:日本ゼオン(株)製のNS116(S−SBR、スチレン含有量:22重量%、ビニル結合量:65重量%)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(NSA:125m/g)
シリカ:デグッサ社製のウルトラジルVN3(NSA:175m2/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi266(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤1:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤2:大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’−ジフェニルグアニジン)
化合物1〜6:上記で調製した化合物1〜6
実施例1〜15及び比較例1〜3
表1に示す配合処方にしたがい、1.7Lのバンバリーミキサーを用いて、加硫剤(化合物1〜6、硫黄)および加硫促進剤以外のものを130℃で5分間混練りした。次に、オープンロールを用いて、得られた混練り物に加硫剤(化合物1〜6、硫黄)および加硫促進剤を添加して120℃で2分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を170℃の条件下で15分間プレス加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
また、得られた未加硫ゴム組成物をトレッドの形状に成形し、タイヤ成型機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、プレス加硫し、試験用タイヤ(タイヤサイズ:195/65R15)を得た。
得られた加硫ゴム組成物、試験用タイヤを使用して、下記の評価を行った。それぞれの試験結果を表1に示す。
(粘弾性試験)(燃費性能(1))
加硫ゴム組成物から所定サイズの試験片を切り出し、(株)上島製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、初期歪10%、動歪み2%、周波数10Hzの条件下で、30℃における損失正接(tanδ)を測定し、比較例1の低燃費性指数を100とし、以下の計算式により、各配合のtanδをそれぞれ指数表示した。なお、低燃費性指数が大きいほど、低燃費性に優れることを示す。
(低燃費性指数)=(比較例1のtanδ)÷(各配合のtanδ)×100
(耐摩耗性)
ランボーン摩耗試験機を用いて、温度20℃、スリップ率20%、試験時間2分間の条件下で加硫ゴム組成物のランボーン摩耗量を測定した。さらに、測定したランボーン摩耗量から容積損失量を計算し、比較例1のランボーン摩耗指数を100とし、下記計算式により、各配合の容積損失量を指数表示した。なお、ランボーン摩耗指数が大きいほど、耐摩耗性に優れることを示す。
(ランボーン摩耗指数)=(比較例1の容積損失量)÷(各配合の容積損失量)×100
(耐熱性評価)
セイコーインスツル製TMA(SS6100)を用いて、直径8mm、高さ10mmのサンプル(加硫ゴム組成物)を用い、昇温速度10℃/分で試料の熱膨張をモニターし、試料が急激な膨張をする温度をブローアウトポイントとし、比較例1を100として指数表示した。指数が大きい方が耐熱性に優れることを示す。
(転がり抵抗)(燃費性能(2))
転がり抵抗試験機を用いて、試験用タイヤを、リム15×6JJ、タイヤ内圧230kPa、荷重3.43kNおよび速度80km/hの条件下で走行させたときの転がり抵抗を測定し、比較例1の転がり抵抗指数を100とし、下記計算式により、各配合の転がり抵抗を指数表示した。なお、転がり抵抗指数が大きいほど、転がり抵抗が低減され、低燃費性に優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1の転がり抵抗)/(各配合の転がり抵抗)×100
(耐疲労性評価)
(株)上島製作所製の定応力/定歪み疲労試験機(FT−3100)を用い、ISO6943の方法に準拠して行った。ダンベル3号の試験片を用いて、1Hz、100%の歪みを繰り返して与え続け、試験片が破断するまでの回数を求め、比較例1を100として指数表示した。指数が大きい方が耐疲労性(耐屈曲疲労性)に優れることを示す。
Figure 2011122123
上記式(I)で表される化合物(化合物1〜6)を含む実施例は、耐疲労性(耐屈曲疲労性)、耐摩耗性、耐熱性及び低燃費性をバランスよく向上できた。特に、環状アミノ基を有する上記式(I)で表される化合物(化合物4〜6)を配合した実施例6〜15が優れていた。一方、上記式(I)で表される化合物を含まない比較例は、耐摩耗性、耐熱性及び低燃費性のバランスが実施例よりも劣っていた。

Claims (5)

  1. 下記式(I)で表される化合物を含むタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2011122123
    (式(I)において、Aは炭素数1〜15の炭化水素基を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル置換アミノ基、又は環状アミノ基を表す。nは1〜12の整数を表す。)
  2. 前記環状アミノ基が下記式(II)で表される基である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2011122123
    (式(II)において、Rは、ヘテロ原子を含む炭素数1〜15の炭化水素基であり、ヘテロ原子を含む官能基及び/又は芳香族置換基を有してもよい。)
  3. ゴム成分100質量部に対して、充填剤を20〜150質量部、上記式(I)で表される化合物を0.1〜100質量部含む請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記充填剤として、シリカ及び/又はカーボンブラックを含む請求項3記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
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