JP2011120315A - 集中巻固定子、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻線の巻装時に絶縁シートの端部に亀裂を生じさせることなく、しかも、巻装される巻線の周長を長くすることのないようにする。
【解決手段】集中巻固定子は、環状のコアから中心部に向けて複数の歯部が形成された鉄心と、この鉄心の軸方向両端に配設され、鉄心の歯部の軸方向端面を覆う絶縁歯都23bを有する一対の絶縁端板23と、鉄心の複数の歯部間に形成されたスロット内に配設された絶縁シート24と、絶縁端板23及び絶縁シート24を介して上記鉄心に施された巻線とを具備した集中巻固定子において、絶縁端板23の絶縁歯部23bは、反鉄心側の端面Tと側面Sを結ぶコーナー部が曲面Rに形成されるとともに、外周側の厚さが内周側より厚く形成され、絶縁シート24は、端部が絶縁歯部23bの内周側の曲面Rと重なり外周側の曲面Rには重ならない長さに形成され、巻線は絶縁歯部23bの外周側から巻き始められる。
【選択図】図7

Description

本発明は、鉄心とこの鉄心の軸方向両端に配設される絶縁端板と鉄心のスロット内に配設される絶縁シートとにより構成される集中巻固定子、この集中巻固定子を有する電動機が組み込まれる密閉型圧縮機、及びこの密閉型圧縮機が組み込まれる冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクル装置等の密閉型圧縮機に組み込まれる電動機は、集中巻固定子を備えている。この集中巻固定子は、環状のコアから中心部に向けて複数の歯部が形成された鉄心を有し、この鉄心の軸方向両端には一対の絶縁端板が配置されている。この絶縁端板には上記鉄心の歯部の軸方向端面を覆う絶縁歯都が形成されている。
また、鉄心の複数の歯部間にはスロットが形成され、これらスロット内には絶縁シートが配設されている。そして、鉄心には絶縁端板及び絶縁シートを介して巻線が巻装されている。
また、絶縁端板の絶縁歯部の反鉄心側の端面と側面を結ぶコーナー部には曲面が形成され、このコーナー部の曲面に沿って巻線が巻装されるようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2009−55742号公報 特開2003−324880号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、絶縁シートの端部が絶縁端板の絶縁歯部の上面から突出するため、巻線の巻装時には絶縁シートの端部が大きく変形し、亀裂が生じてしまう不都合があった。
また、特許文献2に記載のものは、絶縁端板の絶縁歯部の厚さを大きくして絶縁シートの端部が絶縁端板の絶縁歯部の上面から突出しないようにするため、絶縁シートの端部と絶縁端板の絶縁歯部の上面との間の距離が長くなり、巻装される巻線の周長が長くなり、効率が悪くなるという問題があった。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、巻線の巻装時に絶縁シートの端部に亀裂を生じさせることなく、しかも、巻装される巻線の周長を長くすることのないようにした集中巻固定子、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の集中巻固定子は、環状のコアから中心部に向けて複数の歯部が形成された鉄心と、この鉄心の軸方向両端に配設され、上記鉄心の歯部の軸方向端面を覆う絶縁歯都を有する一対の絶縁端板と、上記鉄心の複数の歯部間に形成されたスロット内に配設された絶縁シートと、上記絶縁端板及び上記絶縁シートを介して上記鉄心に施された巻線とを具備した集中巻固定子において、上記絶縁端板の絶縁歯部は、反鉄心側の端面と側面を結ぶコーナー部が曲面に形成されるとともに、外周側の厚さが内周側より厚く形成され、上記絶縁シートは、端部が上記絶縁歯部の内周側の曲面と重なり外周側の曲面には重ならない長さに形成され、上記巻線は上記絶縁歯部の外周側から巻き始められることを特徴とする。
請求項4記載の密閉型圧縮機は、請求項1〜3のいずれか記載の集中巻固定子を有する電動機と、この電動機によって駆動される圧縮機構部とを密閉ケース内に収納したことを特徴とする。
請求項5記載の密閉型圧縮機は、凝縮器、膨張装置、蒸発器を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、巻線の巻装時に絶縁シートの端部に亀裂を生じさせることなく、しかも、巻装される巻線の周長を長くすることのないようにした集中巻固定子、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置を提供できる。
本発明の一実施の形態に係る集中巻固定子が組み込まれた密閉型回転式圧縮を備えた冷凍サイクル装置を示す構成図。 図1の集中巻固定子の要部を鉄心の歯部側から示す斜視図。 図2の鉄心を示す平面図。 図1の集中巻固定子を分解して示す側面図。 図4の絶縁端板を示す斜視図。 図5の絶縁端板の絶縁歯部を拡大して示す斜視図。 図6中a−a線に沿って示す断面図。 図7中b−b線に沿って示す断面図。 図7中c−c線に沿って示す断面図。 図8の鉄心の歯部に絶縁歯部及び絶縁シートを介して巻線が巻装される状態を示す図。 図5中のA部を示す断面図。 図5中B部、C部を拡大して示す図。 図4の固定子コア、絶縁端板及び絶縁シーの長さ関係を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る集中巻固定子21が組み込まれた密閉型回転式圧縮機10の断面構造と、この密閉型回転式圧縮機10を備えた冷凍サイクル装置1を示す構成図である。
冷凍サイクル装置1は、冷媒を凝縮する凝縮器2と、この凝縮器2に接続された膨張装置3と、この膨張装置3に接続され、冷媒を気化する蒸発器4と、この蒸発器4の出口側に接続された密閉型回転式圧縮機10とを備えている。
密閉型回転式圧縮機10は、ツインタイプのローリングピストン形圧縮機で、密閉ケース11を有している。密閉ケース11内の上部側には回転駆動部20、下部側には圧縮機構部30が収容されている。回転駆動部20と圧縮機構部30は、回転軸50を介して連結されている。密閉型回転式圧縮機10は、回転軸50が鉛直方向に沿って設けられる縦置型のものである。
回転駆動部20は、例えばブラシレスDCモータが用いられ、密閉ケース11の内面に固定される集中巻固定子21と、この集中巻固定子21の内側に所定の間隙を存して配置され、回転軸50に嵌着されるロータ29を備えている。回転駆動部20は、外部の電源供給部(不図示)に接続され、電力の供給を受ける。
圧縮機構部30は、2組の圧縮機構40と、主軸受41及び副軸受42とを備え、主軸受41側に設けられたバルブカバー43と、副軸受42側に設けられたバルブカバー44とともにボルト45にてネジ止めされている。主軸受41及び副軸受42は、それぞれ回転軸50を回転自在に支持している。
各圧縮機構40には、シリンダ室46が設けられるとともに、後述するローラ52が偏心配置されており、このローラ52の動作によりシリンダ室46が吸込室側と圧縮室側とに区画され、圧縮動作が行われる。回転軸50は、シリンダ室46に対応する位置に設けられたクランク軸部51と、このクランク軸部51の外周に嵌合されたローラ52とを備えている。
このように構成された冷凍サイクル装置1では、次のように運転される。
すなわち、回転駆動部20に電力が供給され、回転軸50が回転駆動され、圧縮機構部30が駆動される。圧縮機構部30では、ローラ52がシリンダ室46内で偏心回転を行うことで、シリンダ室46に導かれた冷媒ガスが徐々に圧縮される。回転軸50が継続して回転され、シリンダ室46における圧縮室の容量がさらに減少して冷媒ガスが圧縮され、所定圧まで上昇したところで吐出弁が開放する。高圧ガスはバルブカバー43を介して密閉ケース11内に吐出され充満する。そして、密閉ケース11から吐出される。
密閉ケース11から吐出された高圧ガスは、凝縮器2に導かれて凝縮液化し、膨張装置3で断熱膨張し、蒸発器4で熱交換空気から蒸発潜熱を奪って冷房作用をなす。そして、蒸発したあとの冷媒はアキュムレータ5を介してシリンダ室40に吸込まれて上述の経路を循環する。
ところで、上記した集中巻固定子21は、図2に示すように、環状のコア22aから中心部に向けて複数の歯部22bが形成された鉄心22を備えている。この鉄心22の軸方向両端には、鉄心22の歯部22bの軸方向端面を覆う絶縁歯部(絶縁端板の歯部)23bを有する一対の絶縁端板23が設けられている。
鉄心22の複数の歯部22b間には図3に示すようにスロット22cが形成され、このスロット22c内には、絶縁シート24が配設される。鉄心22には、絶縁端板23及び絶縁シート24を介して巻線25(図1参照)が巻装される。図4は、上記した一対の絶縁端板23、絶縁シート24及び鉄心22を分解して示すものである。
次に、上記した絶縁端板23について詳述する。
図5は絶縁端板23の全体を示す外観斜視図で、図6はその一部を拡大して示すものである。絶縁端板23は、コア22aに取り付けられる端板本体23aと、この端板本体23aから中心側に延設された絶縁歯部23bを備えている。
図7は図6中a−a線に沿って示す断面図である。
絶縁端板23の絶縁歯部23bは、反鉄心側の端面Tと側面Sを結ぶコーナー部に曲面Rが形成されるとともに、外周側の厚さh2が内周側の厚さh1より厚く形成されている。
図8は、図7中b−b線に沿って示す断面図で、図9は図7中c−c線に沿って示す断面図である。
絶縁シート24は、その端部が図9に示すように絶縁歯部23bの内周側の曲面Rと重なり、図8に示すように外周側の曲面Rには重ならない長さに形成されている。絶縁歯部23bに絶縁シート24を介して巻装される巻線25は図10に示すように絶縁歯部23bの外周側から巻き始められる。
図11は、図5中のA部を一部断面して示すものである。
即ち、絶縁歯部23bの内周側には、絶縁シート24の端部を挟んで係止させる係止部31が設けられている。この係止部31は、絶縁シート24の端部を係止させたときに、その端部が絶縁歯部23bの上面より飛び出すことがないとともに、曲面Rにかかるように位置決めするようになっている。
図12は、図5中のB部、C部を示すものである。
即ち、一対の絶縁端板23の一方の円周部で、かつ、巻線25の巻き終わりの近傍には、巻線25の端部を嵌め込んで仮止めするスリット状の仮止め部33及び切込部35、さらにキャビティの隙間34が設けられている。
巻線25の巻き終わり側の端部は仮止め部33にはめ込まれて仮り固定されたのち、絶縁端板23の円周外側に沿って引き回されたのち、すぐに切込部35から内側に戻されてキャビティの隙間34にはめ込まれて固定され、この固定後、マグメイトにより固定される。
なお、上記した絶縁端板23は、ポリフェニリンサルファイド(PPS)、絶縁シート24は、ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム、あるいはアラミド(全芳香族ポリアミド)ポリマーから作られたシートなどによって成形されている。
図13は、固定子コア22a、絶縁端板23、及び絶縁シー24トの長さ関係を示すものである。
一般的に、固定子コア22aの積厚公差は、±0.5mm、絶縁シート24の幅の寸法公差は±0.2mmである。絶縁端板23の厚みを3.8mm、曲面Rの半径を2.0mm、側面の直線部の長さを1.8mm、絶縁シート23の一端側が当接する係止部31の絶縁シート23との当接部と絶縁端板23の反鉄心側の端面との距離を1.0mmとする。また、コア22aの長さをL1、絶縁シート24の幅をL2とし、L2=L1+5.9とすると、絶縁シート23の幅最小L2min=L1+5.7、最大L2max=L1+6.1となる。
次に、絶縁シートの他端側の絶縁端板23の曲面Rにかかる長さをd(mm)とし、dを算出する。
コア22aの積厚が最小で、絶縁シート23の幅が最小のとき
d=L2min−(L1−0.5)−2.8−1.8
=L1+5.7−L1+0.5−2.8−1.8
=1.6
コア22aの積厚が最小で、絶縁シート23の幅が最大のとき
d=L2max−(L1−0.5)−2.8−1.8
=L1+6.1−L1+0、5−2.8−1.8
=2.0
コア22aの積厚が最大で、絶縁シート23の幅が最小のとき
d=L2min−(L1+0、5)−2.8−1.8
=L1+5.7−L1−0.5−2.8−1.8
=0.6
コア22aの積厚が最大で、絶縁シート23の幅が最大のとき
d=L2max−(L1+0.5)−2.8−1.8
=L1+6.1−L1−0.5−2.8−1.8
=1.0
となり、公差の上限及び下限を考慮しても、上下ともに曲面R内に絶縁シートの端部が位置する。
また、
本実施例の場合、絶縁シート23の一端側が絶縁端板23と接する長さは、2.8mm(3.8mm−1.0mm)、絶縁シート23の他端側が絶縁端板23が接する長さは、上記dが最小でも0.6mmであるから直線部1.8mmとあわせ2.4mmであり、電動機で必要とする沿面距離2.4mmを確保することができる。この例は一般的な公差であり、固定子の公差を±0.35mmにすれば、絶縁端板23の厚さを3.8mm未満にすることも可能である。
一般式にまとめると、絶縁端板23の厚みをD、固定子コアの積厚公差H1、絶縁シートの幅寸法公差H2とすると、
D≧2H1+2H2+2.4
絶縁シート24の係止部31と絶縁端板23の上面との距離をd2(上の例では1.0mm)とすると、
D−d≧2.4、D−d≧2.4
L2≦L1+2D−d2
L2≧L1+2D−d2−d1となる。
上記したように、この実施の形態によれば、絶縁端板23の絶縁歯部23bの外周側の厚さを内周側より厚く形成し、絶縁シート24をその端部が絶縁歯部23bの内周側の曲面Rと重なり、外周側の曲面Rには重ならない長さに形成するため、絶縁シート24の端部が絶縁端部23の上面より飛び出すことがなく、巻線25の巻装時には絶縁シート24の端部は、絶縁歯部23b側面部Sまたは曲面Rに倣うだけであり、大きな変形がなく、絶縁シート24の端部に亀裂等が生ずることがない。
従って、柔軟性に乏しい材料であるPENやアラミド(全芳香族ポリアミド)ポリマーから作られたシートなどを絶縁シートとして用いることも可能となる。
また、絶縁端板23の絶縁歯部23bの外周側の厚さのみを厚く形成し、内周側の厚さは外周側よりも薄く形成するため、絶縁歯部23bの厚さをその外周側から内周側に亘って全て厚く形成する場合と比較して巻装される巻線25の周長を短くでき、効率を向上できるとともに、コストの低減を図ることができる。
さらに、絶縁端板23の絶縁歯部23bの外周側の曲面Rには絶縁シート24の端部が重ならないようにするため、絶縁歯部23bと絶縁シート24との間に隙間が生じることがなく、また、巻線25を絶縁歯部23bの外周側から巻き始めるため、絶縁シート24の端部が絶縁歯部23bの外周側で固定されたのち、巻線25が内周側に向かって巻かれていく。従って、絶縁シート24の端部を絶縁歯部23bの内周側の曲面Rに重ねても巻線25に巻き込まれることがない。
また、絶縁端板23の絶縁歯部23bの内周側に係止部31を設け、この係止部31により、絶縁シート24の端部を絶縁歯部23bの上面と曲面Rとの間に位置決めするため、絶縁シート24の端部が絶縁端板23の上面より飛び出すことを確実に防止でき、かつ、絶縁歯部23bの曲面Rにかかるように確実に配置できる利点がある。
また、絶縁端板23の円周部かつ、巻装された巻線25の巻き終わりの略上部に、巻装された巻線25の端部を仮り固定するスリット状の仮止め部33を設けるため、巻線25の巻き終わ側を最短で固定でき、巻線25の弛みがなく、隣の巻装された巻線25に接触することを防止できる。
従来においては、巻線25の巻き終わ側を直接キャビティの隙間34に固定していたため、弛んで隣の巻装された巻線に接触するといった不良が発生し易かった。
また、絶縁端板23をPPS、絶縁シート24をPENフィルムとするため、冷媒としてR410A冷媒を用いる密閉型圧縮機で使用している成形型、絶縁シートの切断治具、成形冶具等が共用でき、安価に製造することが可能となる。
さらに、冷媒としてCO2を用いる圧縮機では、耐熱性を必要とし、PPS材、PEN材等の材料が必須となるので、効果が大きい。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、空調用の冷凍サイクル装置で、密閉型圧縮機10は2シリンダタイプのものを適用して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば冷凍用の冷凍サイクル装置であってもよく、1シリンダタイプやまたは3シリンダ、もしくはそれ以上のシリンダを備えた密閉型圧縮機であってもよい。
そして、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるとともに、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
1…冷凍サイクル装置、2…凝縮器、3…膨張装置、4…蒸発器、10…密閉型回転式圧縮機、11…密閉ケース、20…回転駆動部、21…集中巻固定子、22…鉄心、22a…コア、22b…歯部、22c…スロット、23…絶縁端板、23a…端板本体、23b…絶縁歯部、T…反鉄心側の端面、S…側面、R…曲面、24…絶縁シート、25…巻線、30…圧縮機構部、31…係止部、33…仮止め部、40…圧縮機構、50…回転軸。

Claims (5)

  1. 環状のコアから中心部に向けて複数の歯部が形成された鉄心と、
    この鉄心の軸方向両端に配設され、上記鉄心の歯部の軸方向端面を覆う絶縁歯都を有する一対の絶縁端板と、
    上記鉄心の複数の歯部間に形成されたスロット内に配設された絶縁シートと、
    上記絶縁端板及び上記絶縁シートを介して上記鉄心に施された巻線と
    を具備した集中巻固定子において、
    上記絶縁端板の絶縁歯部は、反鉄心側の端面と側面を結ぶコーナー部が曲面に形成されるとともに、外周側の厚さが内周側より厚く形成され、
    上記絶縁シートは、端部が上記絶縁歯部の内周側の曲面と重なり外周側の曲面には重ならない長さに形成され、
    上記巻線は上記絶縁歯部の外周側から巻き始められることを特徴とする集中巻固定子。
  2. 上記絶縁歯部の内周側に上記絶縁シートの端部を係止させる係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の集中巻固定子。
  3. 上記一対の絶縁端板の一方の円周部で、かつ、上記巻線の巻き終わりの近傍に設けられ、上記巻線の端を仮止めするスリット状の仮止め部を備えたことを特徴とする請求項1記載の集中巻固定子。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の集中巻固定子を有する電動機と、この電動機によって駆動される圧縮機構部とを密閉ケース内に収納したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  5. 請求項4記載の密閉型圧縮機、凝縮器、膨張装置、蒸発器を備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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