JP2009055742A - 集中巻固定子、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻線時に絶縁シートのずれや脱落を防止するとともに、確実な絶縁と、巻線の短縮で特性の向上及び製品コストの低減を図ること。
【解決手段】環状のコア22aから中心部に向けて複数の歯部22bが形成された鉄心22と、鉄心22の軸方向両端に配設され、鉄心22の歯部22bの軸方向端面を覆う絶縁歯部23bを有する一対の絶縁端板23と、鉄心22の複数の歯部22b間に形成されたスロット22c内に配設されるとともに、その軸方向長さが一対の絶縁端板23の軸方向距離よりも長く形成された絶縁シート24と、絶縁端板23及び絶縁シート24を介して鉄心22に施された巻線25とを具備し、鉄心22に装着された絶縁端板23の絶縁歯部23bに、絶縁シート24の軸方向の少なくとも一端側が倣うように成形されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、固定子鉄心の絶縁部材が固定子鉄心の軸方向両端に配設される絶縁端板と固定子鉄心のスロット内に配設される絶縁シートにより構成される集中巻固定子、この集中巻固定子を有する電動機が組み込まれた密閉型圧縮機及びこの密閉型圧縮機が組み込まれた冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクル装置等の密閉型圧縮機に組み込まれる電動機は、固定子鉄心と巻線との電気絶縁を行うために絶縁シート等の絶縁部材を介して巻線を行っている。図7は、固定子鉄心に絶縁部材を介して直接巻線を施す電動機の集中巻固定子において、絶縁部材を鉄心100の軸方向両端に配設される絶縁端板101と鉄心100のスロット内に配設される絶縁シート102により構成したを示す分解斜視図である。
絶縁端板101は鉄心100と同じ幅を有し、スロット内周において鉄心100との間に段部がないようになっている。絶縁シート102はスロット内周に鉄心の軸方向長さ以上で、絶縁端板101の厚さよりも出っ張らないように配設されている。
絶縁シート102の軸方向への移動は絶緑端板101のヨーク内周部101aや歯先部101bに設けた段差等によって規制している。
一方、電動機において、絶縁距離は各種法規により用途や電圧区分にしたがって規定されているが、沿面距離(絶縁体の曲面を含む表面に沿った距離)は空間距離に比べて大きなものが要求されている。これは、絶縁体の表面を経由して、空間を経由する場合よりも短い距離で放電が発生するからである。
例えば、電動圧縮機に用いられる電動機において沿面距離は2.4mm以上が要求されている。ここで、鉄心積厚をL1±0.5mm、絶縁シートの長さをL2±0.2mm、絶縁シートの鉄心端面からの出っ張り量(絶縁端板の厚さにほぼ等しい)をH、絶縁シートの軸方向へ規制するための段部の鉄心端面からの高さをHとすると、両段部間に絶縁シートが収まるための最大長さL2maxは、
L2max=L1−0.5+2H
L2maxに対応する最小長さLminは、
L2min=L1−0.5+2H−0.4
=L1+2H−0.9
となる。
絶縁シート102の端面が一方の段部に接しているとすると沿面距離(絶縁シートの鉄心端面からの出っ張り量)の最小値は、
d=(L1+2H−0.9)−(L1+0.5+H)
=H−1.4
となる。したがって、常に沿面距離を2.4mm以上とするためには鉄心積厚及び絶縁シートの寸法公差を考慮して絶縁端板101の歯部厚さを3.8mm以上にする必要がある。
一般的に、巻線径1mm程度を使用する比較的出力の小さな電動機では、機械的強度上の絶縁端板の歯部厚さは2mm程度で十分で、歯部厚さを3.8mm以上にすると巻線の周長が長くなる。このため、巻線抵抗増大による特性低下や巻線質量増による高コストとなる等の問題が生じる。なお、絶縁シート102の鉄心端面からの出っ張りを絶縁端板101の歯部厚さよりも大きくすれば上記の問題は解消されるが、絶縁シート102が絶縁端板101よりも出っ張っていると巻線の巻始めの際に絶縁シート102がずれたり脱落する虞がある。また、絶縁シート102が突っ張ってスロット有効断面積が減少し、巻線性が悪化する虞がある。
以上のような問題に対応するため、例えば絶縁端板の鉄心側に突起を設け、絶縁シートを鉄心との間に挟み込むようにする方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、鉄心のスロット開口端部に一定の軸方向長さに亘って段部を設け、該段部に絶縁端板の突起部を嵌め込み、スロット内周において鉄心との間に段部がないようにする方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−18331号公報 特開2001−112205号公報
上述した集中巻固定子では、次のような問題があった。すなわち、絶縁端板の鉄心側に突起を設けたものは、沿面距離は絶縁端板の鉄心側への出っ張り量で決まるため歯部の厚さを小さくできる。しかし、絶縁端板の突起部が絶縁シートに被さってスロット側に出っ張ることになり、スロットの有効断面積を小さくすることになって巻線性が悪化する。また、巻線の歯幅方向の長さが長くなり、特性低下やコストアップの問題が残る。
鉄心のスロット開口端部に段部を設けたものは、沿面距離は絶縁端板の鉄心側への出っ張り量で決まるため絶縁端板の歯部の厚さを小さくできる。また、絶縁端板がスロット側に出っ張ることがないため、巻線性が悪化する問題は生じない。しかし、スロットの開口部に段部を設けるためには2種類のスロット打ち抜き型を用意する必要があり、順送型においては構造が複雑で大型となり、コストが高くなる問題がある。また、軸方向の一定の長さの範囲に限定されるものの、鉄心磁路が狭められ、鉄損増大によって特性が低下するという問題もある。
そこで本発明は、巻線時に絶縁シートがずれや脱落を防止するとともに、確実な絶縁と、巻線の短縮で特性の向上及び製品コストの低減を図ることができる集中巻固定子、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の集中巻固定子、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置は次のように構成されている。
環状のコアから中心部に向けて複数の歯部が形成された鉄心と、この鉄心の軸方向両端に配設され、上記鉄心の歯部の軸方向端面を覆う絶縁歯部を有する一対の絶縁端板と、上記鉄心の複数の歯部間に形成されたスロット内に配設されるとともに、その軸方向長さが上記一対の絶縁端板の軸方向距離よりも長く形成された絶縁シートと、上記絶縁端板及び上記絶縁シートを介して上記鉄心に施された巻線とを具備し、上記鉄心に装着された上記絶縁端板の絶縁歯部に、上記絶縁シートの軸方向の少なくとも一端側が倣うように成形されていることを特徴とする。
上記構成の集中巻固定子を有する電動機と、この電動機によって駆動される圧縮機構部とを密閉ケース内に収納したことを特徴とする。
上記構成の密閉型圧縮機、凝縮器、膨張装置、蒸発器を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、巻線時に絶縁シートがずれや脱落を防止するとともに、確実な絶縁と、巻線の短縮で特性の向上及び製品コストの低減を図ることが可能となる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る集中巻固定子21が組み込まれた密閉型回転式圧縮機10の断面構造と、この密閉型回転式圧縮機10を備えた冷凍サイクル装置1の冷凍サイクル構成図、図2は密閉型回転式圧縮機10に組み込まれた集中巻固定子21の要部を鉄心22の歯部22a側から示す斜視図、図3は集中巻固定子21の要部を模式的に示す縦断面図、図4は集中巻固定子21の要部を模式的に示す説明図、図5は集中巻固定子21を分解して示す側面図、図6は集中巻固定子21に組み込まれた鉄心を示す平面図である。
図1に示すように、冷凍サイクル装置1は、冷媒を凝縮する凝縮器2と、この凝縮器2に接続された膨張装置3と、この膨張装置3に接続され、冷媒を気化する蒸発器4と、この蒸発器4の出口側に接続された密閉型回転式圧縮機10とを備えている。
密閉型回転式圧縮機10は、ツインタイプのローリングピストン形圧縮機であり、密閉ケース11を有している。密閉ケース11内には、上部側に設けられた回転駆動部20と、下部側に設けられた圧縮機構部30とが収容されており、回転駆動部20と圧縮機構部30とは、回転軸50を介して連結されている。密閉型回転式圧縮機10は、回転軸50が鉛直方向に沿って設けらている縦置型のものである。
回転駆動部20は、例えばブラシレスDCモータが用いられていて、密閉ケース11の内面に固定される集中巻固定子21と、この集中巻固定子21の内側に所定の間隙を存して配置され、回転軸50に嵌着されるロータ29とを備えている。回転駆動部20は、外部の電源供給部(不図示)に接続され、電力の供給を受けている。
図2に示すように、集中巻固定子21は、環状のコア22aから中心部に向けて複数の歯部22bが形成された鉄心22を備えている。この鉄心22の軸方向両端には、鉄心22の歯部22bの軸方向端面を覆う絶縁歯部(絶縁端板の歯部)23bを有する一対の絶縁端板23が設けられている。さらに、鉄心22の複数の歯部22b間に形成されたスロット22c(図6参照)内には、その軸方向長さが一対の絶縁端板23,23の軸方向距離よりも長く形成された絶縁シート24が配設されている。さらに、絶縁端板23及び絶縁シート24を介して鉄心22に施された巻線25(図3参照)とを具備している。なお、絶縁端板23及び絶縁シート24により絶縁部材が構成されている。
絶縁端板23は、コア22aに取り付けられる端板本体23aと、この端板本体23aから中心側に延設された絶縁歯部23bが設けられている。
絶縁シート24は、その軸方向の両端側が絶縁歯部23bに倣うように成形されている。すなわち、絶縁シート24は絶縁端板23の絶縁歯部23b厚さよりも出っ張る長さにしてあり、ス口ット22cに挿入後に成型して絶縁歯部23bに沿うようにしている。これにより、図3に示すように、絶縁シート24は絶縁歯部23bの形状に沿って曲げられ、歯部22bの上方(下方)に延伸されている。
なお、絶縁シート24の成型は熱を加えて行うほうが望ましく、高温のガスを吹き付けて温度を上げた後に所定の形状の押圧子を押しつけるによって成型される。あるいは、一定の温度に加熱された所定の形状の押圧子を押しつけることによって成型される。押圧子は金属製で、絶縁シート24との引っ付き防止や摩擦の軽減のためにテフ口ン等の撥性コーティングを施したものの使用が望ましい。
圧縮機構部30は、2組の圧縮機構40と、主軸受41及び副軸受42とを備え、主軸受41側に設けられたバルブカバー43と、副軸受42側に設けられたバルブカバー44とともにボルト45にてネジ止めされている。主軸受42及び副軸受43は、それぞれ回転軸50を回転自在に支持している。
各圧縮機構40には、シリンダ室46が設けられるとともに、後述するローラ52が偏心配置されており、このローラ52の動作によりシリンダ室46が吸込室側と圧縮室側とに区画され、圧縮動作が行われる。回転軸50は、シリンダ室46に対応する位置に設けられたクランク軸部51と、このクランク軸部51の外周に嵌合されたローラ52とを備えている。
このように構成された冷凍サイクル装置1では、次のように運転される。すなわち、回転駆動部20に電力が供給され、回転軸50が回転駆動され、圧縮機構部30が駆動される。
圧縮機構部30では、ローラ52がシリンダ室46内で偏心回転を行うことで、シリンダ室46に導かれた冷媒ガスが徐々に圧縮される。回転軸50が継続して回転され、シリンダ室46における圧縮室の容量がさらに減少して冷媒ガスが圧縮され、所定圧まで上昇したところで吐出弁が開放する。高圧ガスはバルブカバー43を介して密閉ケース11内に吐出され充満する。そして、密閉ケース11から吐出される。
密閉ケース11から吐出された高圧ガスは、凝縮器2に導かれて凝縮液化し、膨張装置3で断熱膨張し、蒸発器4で熱交換空気から蒸発潜熱を奪って冷房作用をなす。そして、蒸発したあとの冷媒はアキュムレータ5を介してシリンダ室40に吸込まれて上述の経路を循環する。
このように構成された集中巻固定子21では、絶縁シート24は巻線前に予め歯部22b及びスロット22cの形状に成型されており、巻線25を施す際にずれたり脱落したりすることがなくなる。
また、絶縁歯部23b厚さを大きくすることなく沿面距離を大きくすることが可能であり、確実な絶縁を行うことができる。さらに、絶縁端板23の厚さを小さくでき、巻線25の周長が短くなることにより巻線抵抗が小さくなって効率が向上し、また、巻線質量が小さくなってコストが安くなる。
一方、絶縁端板23の絶縁歯部23bの厚さを法規上必要とされる沿面距離(2.4mm以上)よりも小さくし、歯部22bの厚さを強度上あるいは製造上の最小にでき、巻線25の周長を最短にできる。
上述したように本実施の形態に係る集中巻固定子21によれば、巻線時に絶縁シート24が歯部22bからずれたり、脱落したりすることを防止するとともに、確実な絶縁と、巻線25の短縮で特性の向上及び製品コストの低減を図ることができ、また、このようなメリットを有する密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置が得られる。
図4は、一対の絶縁端板23のうち下側の端板本体23aには絶縁シート24の軸方向の位置決めを行う段差23cが設けられている。
下側の絶縁端板23の絶縁歯部23bの厚さを法規上必要とされる沿面距離よりも少し大きくし、上側の絶縁端板23の絶縁歯部23bの厚さを法規上必要とされる沿面距離よりも小さくし、絶縁シート24を下側の絶縁端板23に設けた規制のための段差23cに突き当て、絶縁シート24の上側の端部を絶縁歯部23bに倣うように成型したものである。
このように構成されていると、絶縁シート24は下側の絶緑端板23の段差23cに突き当てられるのでコア22aの積厚や絶縁シート24の長さのばらつきによらず鉄心22からの一定の突き出し量を確保でき、下側の絶縁端板23の絶縁歯部23bの厚さを法規上必要な最小にすることができる。
なお、絶縁シート24上側の鉄心22からの突き出し量は前記ばらつきの影響を受けるが、最悪の場合でも法規上必要とされる沿面距離よりも大きな突き出し量が確保できるような長さに設定しておけばよい。絶縁シート24の上側は絶縁端板23の高さよりも出っ張り量が大きくなるが、端部を絶縁端板23に沿うように成型することでずれたり脱落したりすることはない。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、空調用の冷凍サイクル装置で、密閉型圧縮機10は2シリンダタイプのものを適用して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば冷凍用の冷凍サイクル装置であってもよく、1シリンダタイプやまたは3シリンダ、もしくはそれ以上のシリンダを備えた密閉型圧縮機であってもよい。
そして、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるとともに、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
本発明の一実施の形態に係る集中巻固定子が組み込まれた密閉型回転式圧縮機の断面構造と、この密閉型回転式圧縮機を備えた冷凍サイクル装置を示す説明図。 同密閉型回転式圧縮機に組み込まれた集中巻固定子の要部を鉄心の歯部側から示す斜視図。 同集中巻固定子の要部を模式的に示す縦断面図。 同集中巻固定子の要部を模式的に示す説明図。 同集中巻固定子を分解して示す側面図。 同集中巻固定子に組み込まれた鉄心を示す平面図。 従来の集中巻固定子の要部を示す分解斜視図。
符号の説明
1…冷凍サイクル装置、2…凝縮器、3…膨張装置、4…蒸発器、10…密閉型回転式圧縮機、11…密閉ケース、20…回転駆動部、21…集中巻固定子、22…鉄心、22a…コア、22b…歯部、22c…スロット、23…絶縁端板、23a…端板本体、23b…絶縁歯部、24…絶縁シート、25…巻線、30…圧縮機構部、40…圧縮機構、50…回転軸。

Claims (5)

  1. 環状のコアから中心部に向けて複数の歯部が形成された鉄心と、
    この鉄心の軸方向両端に配設され、上記鉄心の歯部の軸方向端面を覆う絶縁歯部を有する一対の絶縁端板と、
    上記鉄心の複数の歯部間に形成されたスロット内に配設されるとともに、その軸方向長さが上記一対の絶縁端板の軸方向距離よりも長く形成された絶縁シートと、
    上記絶縁端板及び上記絶縁シートを介して上記鉄心に施された巻線とを具備し、
    上記鉄心に装着された上記絶縁端板の絶縁歯部に、上記絶縁シートの軸方向の少なくとも一端側が倣うように成形されていることを特徴とする集中巻固定子。
  2. 上記絶縁歯部の厚さは、法規上必要とされる沿面距離よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の集中巻固定子。
  3. 上記一対の絶縁端板のうち、一方の絶縁端板の絶縁歯部厚さを法規上必要とされる沿面距離よりも大きくするとともに、規制のための段差を設け、
    他方の絶縁端板の絶縁歯部厚さを法規上必要とされる沿面距離よりも小さくするとともに、
    上記絶縁シートの軸方向の上記一方の絶縁端板側の端部は上記段差に突き当てられ、上記絶縁シートの軸方向の上記他方の絶縁端板側の端部は上記絶縁歯部に倣うように成形されていることを特徴とする請求項1に記載の集中巻固定子。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の集中巻固定子を有する電動機と、この電動機によって駆動される圧縮機構部とを密閉ケース内に収納したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  5. 請求項4記載の密閉型圧縮機、凝縮器、膨張装置、蒸発器を備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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