JP2011117520A - スプール弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮コイルバネの偏荷重によってスプールが傾斜するのを防いで、スプールのスムーズな摺動を確保する。
【解決手段】圧縮コイルバネ4とスプール3の間に、バネ荷重をスプール3に付与するホルダ6を配置する。ホルダ6は、圧縮コイルバネ4が当接するフランジ21、圧縮コイルバネ4に嵌まり合うガイド凸部22、およびスプール3側に膨出してスプール3の端面に当接する突起7を備える。これにより、ホルダ6は、突起7の先端部を支点として傾斜可能に設けられる。圧縮コイルバネ4の偏荷重は、「ホルダ6が傾くこと」と、「突起7の先端部を介して付勢力がスプール3の中心部に付与されること」とで無効化され、圧縮コイルバネ4の荷重を、スプール3の摺動方向と一致させることができ、スプール3のスムーズな摺動を達成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧縮コイルバネにより軸方向へ付勢されるスプールを備えたスプール弁に関し、例えばリニアソレノイドによって駆動されるスプール弁に用いられて好適な技術に関する。
なお、以下では、スプールに対して圧縮コイルバネが配置される側を一方(前)、その逆側を他方(後)と称して説明するが、この前後方向は、説明のための前後であって、実際の搭載方向にかかるものではない。
スプール弁は、入出力ポートが形成されたバルブハウジング(筒状のスリーブ、スプール摺動穴が形成されたハウジング)と、このバルブハウジングの内部で軸方向へ摺動自在に支持されて入出力ポートの切り替えを行うスプールと、このスプールを他方側(後側)へ付勢する圧縮コイルバネ(リターンスプリング)とを備える(例えば、特許文献1参照)。
圧縮コイルバネは、スプールに当接してスプールに付勢力を付与するものであるため、圧縮コイルバネに偏荷重(圧縮コイルバネの製造上の荷重偏りや形状歪み、重力や振動により生じる圧縮コイルバネの撓みによる傾斜、芯ズレによる圧縮コイルバネの傾斜など)が発生すると、その偏荷重によってスプールに傾斜方向の力が発生してしまう。
圧縮コイルバネの偏荷重によってスプールがバルブハウジング内で傾くと、スプールの端部がバルブハウジングの内周面に押し付けられる。即ち、スプールの端部に外径方向へ向かう荷重が発生する。その結果、スプールとバルブハウジングの摩擦力が増大し、スプールのスムーズな移動が妨げられてしまう。これにより、スプールの摺動にヒステリシスが増大したり、スプールの摺動にスティックスリップが発生する懸念がある。
特開2009−115289号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、圧縮コイルバネの偏荷重によってスプールが傾斜するのを防いで、スプールのスムーズな摺動を確保できるスプール弁の提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1のスプール弁は、上述した本発明の目的を達成するために、以下の構成を採用する。
このスプール弁は、圧縮コイルバネとスプールとの軸方向間に挟まれて軸方向に対して傾斜可能に配置されるホルダを備える。
このホルダにおけるスプール対向面(後面)には、他方側(スプール側:後方)に向かって膨出し、先端部がスプールのホルダ対向面(前面)に当接する突起が設けられる。
この突起の先端部は、球面あるいは円錐形状を成すものであり、突起の先端部がホルダの軸芯上(軸中心の線上)に設けられる。
一方、スプールにおけるホルダ対向面(前面)には、突起の先端部と当接する突起受け面が設けられる。
そして、突起の先端部と突起受け面とが当接して、その当接箇所を介して圧縮コイルバネの荷重がスプールに付与される。
請求項1のスプール弁は、上記の構成を採用することにより、次の効果を奏する。
圧縮コイルバネに偏荷重が発生しても、その偏荷重がホルダの傾斜により吸収されるとともに、圧縮コイルバネの付勢力が、突起の先端部を介してスプールの中心部に付与されることで、圧縮コイルバネの偏荷重が無効化される。これにより、圧縮コイルバネの偏荷重によってスプールが傾斜する不具合がなく、圧縮コイルバネの荷重をスプールの摺動方向と同じ軸方向に一致させることができる。
このように、圧縮コイルバネに偏荷重が生じても、圧縮コイルバネの荷重をスプールの摺動方向と同じ軸方向に一致させることができるため、スプールの傾斜を防ぐことができ、スプールのスムーズな摺動を確保することができる。即ち、圧縮コイルバネに偏荷重が生じても、ヒステリシスの増大およびスティックスリップの発生を防ぐことができ、スプール弁の信頼性を高めることができる。
[請求項2の手段]
請求項2の突起受け面は、突起の先端部が嵌め合わされる調芯凹部を備え、この調芯凹部は、スプールの軸芯上に設けられる。
突起の先端部と調芯凹部が嵌まり合うことで、スプールの軸芯とホルダの軸芯を合致させる調芯作用が得られるため、圧縮コイルバネの付勢力を、ホルダの軸芯上に設けられた突起の先端部を介して、スプールの軸芯に付与することができ、より確実にスプールの傾斜を防ぐことができる。
[請求項3の手段]
請求項3のスプール弁は、スプールの一方側(前側)に、ホルダの少なくとも一部を収容配置するホルダ収容凹部を備える。
これにより、スプール弁の軸方向寸法の短縮を図ることができる。このため、スプール弁にホルダを設けたことによるスプール弁の全長増加を防ぐことができる。
[請求項4の手段]
請求項4のスプール弁は、上述した本発明の目的を達成するために、以下の構成を採用する。
このスプール弁は、圧縮コイルバネとスプールとの軸方向間に挟まれて軸方向に対して傾斜可能に配置されるホルダを備える。
スプールにおけるホルダ対向面(前面)には、一方側(ホルダ側:前方)に向かって膨出し、先端部がホルダのスプール対向面(後面)に当接する突起が設けられる。
この突起の先端部は、球面あるいは円錐形状を成すものであり、突起の先端部がスプールの軸芯上に設けられる。
一方、ホルダにおけるスプール対向面(後面)には、突起の先端部と当接する突起受け面が設けられる。
そして、突起の先端部と突起受け面とが当接して、その当接箇所を介して圧縮コイルバネの荷重がスプールに付与される。
請求項4のスプール弁は、上記の構成を採用することにより、次の効果を奏する。
圧縮コイルバネに偏荷重が発生しても、その偏荷重がホルダの傾斜により吸収されるとともに、圧縮コイルバネの付勢力が、突起の先端部からスプールに付与されることで、圧縮コイルバネの偏荷重が無効化される。これにより、圧縮コイルバネの偏荷重によってスプールが傾斜する不具合がなく、圧縮コイルバネの荷重をスプールの摺動方向と同じ軸方向に一致させることができる。
このように、圧縮コイルバネに偏荷重が生じても、圧縮コイルバネの荷重をスプールの摺動方向と同じ軸方向に一致させることができるため、スプールの傾斜を防ぐことができ、スプールのスムーズな摺動を確保することができる。即ち、圧縮コイルバネに偏荷重が生じても、ヒステリシスの増大およびスティックスリップの発生を防ぐことができ、スプール弁の信頼性を高めることができる。
[請求項5の手段]
請求項5の突起受け面は、突起の先端部が嵌め合わされる調芯凹部を備え、この調芯凹部は、ホルダの軸芯上に設けられる。
突起の先端部と調芯凹部が嵌まり合うことで、スプールの軸芯とホルダの軸芯を合致させる調芯作用が得られるため、圧縮コイルバネの付勢力を、ホルダの軸芯を介して、スプールの軸芯上に設けられた突起の先端部に付与することができ、より確実にスプールの傾斜を防ぐことができる。
[請求項6の手段]
請求項6のホルダは、圧縮コイルバネが当接する側(前側)に、圧縮コイルバネの内側に嵌め入れられるガイド凸部を備える。そして、このガイド凸部の内部には、突起の一部が収容配置される突起収容凹部が設けられる。
これにより、突起の軸方向長の一部を、突起収容凹部によって吸収することができ、スプール弁の全長の増加を抑えることができる。即ち、スプール弁にホルダを設けたことによるスプール弁の全長増加を抑えることができる。
リニアソレノイドに結合されたスプール弁の軸方向に沿う断面図、およびその要部断面図である(実施例1)。 ホルダとスプールの当接箇所の説明図である(実施例1)。 スプール弁の比較図である(実施例2)。 スプール弁の要部断面図である(実施例2)。 リニアソレノイドに結合されたスプール弁の軸方向に沿う断面図、およびその要部断面図である(実施例3)。 ホルダとスプールの当接箇所の説明図である(実施例3)。
図面を参照して[発明を実施するための形態]を説明する。
スプール弁1は、バルブハウジング2、スプール3、圧縮コイルバネ4を備え、スプール3がリニアソレノイド5等の駆動手段によって駆動されるものである。
実施形態1のスプール弁1は、圧縮コイルバネ4とスプール3との軸方向間に挟まれて軸方向に対して傾斜可能に配置されるホルダ6を備える。
このホルダ6は、圧縮コイルバネ4の荷重を受け、その荷重をスプール3に付与するバネ受け部材であり、ホルダ6におけるスプール対向面(後面)には、後側に向かって膨出する突起7が設けられている。この突起7の先端部は、ホルダ6の軸芯上に設けられている。
一方、スプール3におけるホルダ対向面(前面)には、突起7の先端部と当接する突起受け面8が設けられている。
そして、突起7の先端部と突起受け面8とが当接して、その当接箇所を介して圧縮コイルバネ4の荷重がスプール3に付与される。
実施形態2のスプール弁1は、圧縮コイルバネ4とスプール3との軸方向間に挟まれて軸方向に対して傾斜可能に配置されるホルダ6を備える。
スプール3におけるホルダ対向面(前面)には、前側に向かって膨出する突起7が設けられている。この突起7の先端部は、スプール3の軸芯上に設けられている。
一方、ホルダ6におけるスプール対向面(後面)には、突起7の先端部と当接する突起受け面8が設けられている。
そして、突起7の先端部と突起受け面8とが当接して、その当接箇所を介して圧縮コイルバネ4の荷重がスプール3に付与される。
自動変速機の油圧制御装置に搭載される電磁油圧制御弁のスプール弁1に、本発明を適用した実施例1を、図1、図2を参照して説明する。なお、以下の実施例において、上記[発明を実施するための形態]と同一符号は、同一機能物を示すものである。
先ず、油圧制御装置の要部を説明する。
自動変速機は、車両走行用の出力を発生するエンジンの出力回転比の変更、回転方向の変更、トルクコンバータのロックアップ、車種に応じて2輪と4輪の切替え等を行うものであり、これらの切替えを行うために複数の摩擦係合装置(油圧クラッチ、油圧ブレーキ等)を搭載するとともに、各摩擦係合装置の係脱を車両走行状態(乗員の運転状況を含む)に応じてコントロールする油圧制御装置を搭載する。
各摩擦係合装置は、摩擦係合部(多板等)と、この摩擦係合部の係脱を行う油圧アクチュエータとから構成されるものであり、油圧制御装置は、各油圧アクチュエータの供給油圧を制御するために複数の油圧制御弁を搭載する。
ここで、油圧制御弁は、ダイレクト制御タイプと、パイロット制御タイプとがある。
ダイレクト制御タイプは、1つのダイレクト制御弁(スプール弁1とリニアソレノイド5を結合した電磁スプール弁)によって構成されるものである。
また、パイロット制御タイプは、メイン調圧弁(スプール端部への油圧の給排により作動する油圧作動型のスプール弁1)と、このメイン調圧弁への給排油圧をコントロールするパイロットバルブ(スプール弁1とリニアソレノイド5を結合した電磁スプール弁)とによって構成されるものである。
なお、以下では、説明のための一例として、「スプール弁1とリニアソレノイド5を結合してなる電磁スプール弁」に本発明を適用する例を示すが、本発明を上記メイン調圧弁のような「スプール端部への油圧の給排により作動する油圧作動型のスプール弁1」に適用しても良い。
(電磁スプール弁の説明)
電磁スプール弁は、例えば、自動変速機の油圧制御装置に搭載されるものである。具体的に、実施例1の電磁スプール弁は、自動変速機内の下部に配置される油圧コントロールケースに組み付けられるものであり、スプール弁1と、このスプール弁1を駆動するリニアソレノイド5とで構成され、図示しないブラケット等によって油圧コントロールケースに固定されるものである。
スプール弁1は、バルブハウジング2(筒状のスリーブ、あるいは内部に油路サーキットを形成するケース部材)と、油圧ポートの切替えを行うスプール3と、このスプール3を他方側(後方)へ付勢する圧縮コイルバネ4とを備える。なお、図面では、スプール弁1の一例としてN/O(ノーマリ・オープン)タイプを開示しているが、N/C(ノーマリ・クローズ)タイプのスプール弁1であっても良い。
一方、リニアソレノイド5は、図示しない電子制御装置(AT−ECU)から与えられる駆動電流(通電量)に応じてスプール3に対して一方側(前側)に向かう軸力を与えるものである。
バルブハウジング2は、油路サーキットを形成するケース部材である場合と、ケース部材に挿入される略円筒形状を呈するスリーブである場合とがある。なお、この実施例では、バルブハウジング2がケース部材に挿入されるスリーブの例を示すが、ケース部材にスプール3の摺動穴を直接形成して、ケース部材をバルブハウジング2としても良い。
この実施例に示すバルブハウジング2は、内周にスプール3の摺動穴が形成された筒状のスリーブであって、径方向にはオイルポート11(入出力ポートの一例)が形成されている。
なお、オイルポート11は、図示しないオイルポンプのオイル吐出口に連通して入力圧が供給される入力ポート、スプール弁1で調圧した出力圧が出力される出力ポート、低圧側に連通する排出ポート、出力圧に応じてスプール3の移動に負荷荷重を付与するためのF/B(フィードバック)ポート、呼吸用のドレーンポート等である。
スプール3は、バルブハウジング2内において軸方向へ摺動可能に配置され、オイルポート11の開口面積を可変するとともに、オイルポート11の連通状態を切り替えるものであり、オイルポート11の開閉あるいは開度調整が可能な複数のランド12、各ランド12間に設けられた小径部13等を備える。
このスプール3の後端部には、リニアソレノイド5の内部にまで延びるシャフト14が当接しており、リニアソレノイド5はシャフト14を介してスプール3を駆動する。
圧縮コイルバネ4は、スプール3を後側に付勢するリターンスプリングであり、バルブハウジング2の前側のバネ室内に圧縮された状態で配置される。
バルブハウジング2の前端部には、バネ室内と外部とを連通する呼吸孔が形成された調整ネジ15が螺合されており、この調整ネジ15の螺合量(ねじ込み量)により圧縮コイルバネ4の付勢力(スプール3に付与されるバネ荷重)が調整される。
なお、この圧縮コイルバネ4の付勢力をスプール3に付与するホルダ6については後述する。
リニアソレノイド5は、通電量に応じた起磁力により、スプール3を前方側へ駆動して、スプール3の軸方向位置を変位させる駆動手段であり、通電により起磁力を発生するコイル、コイルの磁束ループを形成する固定磁気回路(ステータおよびヨーク)、および磁力によって前方側へ向かう変位力が発生するプランジャ(ムービングコア)等よりなる。そして、このプランジャに発生する前方側へ向かう変位力がシャフト14を介してスプール3に付与されるとともに、圧縮コイルバネ4の付勢力(後方側へ向かうバネ力)がスプール3、シャフト14を介してプランジャに付与される。
このリニアソレノイド5は、図示しない電子制御装置(AT−ECU)によって制御される。この電子制御装置は、デューティ比制御によってリニアソレノイド5へ与える駆動電流を制御するものであり、コイルへの通電量を制御することによってスプール3に「駆動力」を与え、スプール3の軸方向位置を変位させることで、出力油圧をコントロールする。
なお、スプール3は、圧縮コイルバネ4による「付勢力」と、F/B油圧による「抑制力」と、リニアソレノイド5による「駆動力」とが釣り合う位置で静止可能なものである。
(実施例1の背景技術)
従来技術のスプール弁1では、圧縮コイルバネ4がスプール3の前端面に当接して、圧縮コイルバネ4の付勢力がスプール3に直接与えられる構造を採用していた。
このため、圧縮コイルバネ4の製造上の歪み等により、圧縮コイルバネ4に偏荷重が生じる場合がある。具体的には、圧縮コイルバネ4の端部(調整ネジ15の当接面あるいはスプール3の当接面)に傾斜が発生したり、圧縮コイルバネ4が軸方向に対して湾曲することで、圧縮コイルバネ4に偏荷重が生じてしまう。このように、圧縮コイルバネ4に偏荷重が生じることで、スプール3に傾斜方向の力を発生させてしまう。
また、重力や振動によって圧縮コイルバネ4に撓みが発生すると、その撓みによって圧縮コイルバネ4に偏荷重が生じ、スプール3に傾斜方向の力を発生させてしまう。
あるいは、圧縮コイルバネ4が傾斜した状態で組付けられると、圧縮コイルバネ4の傾きによって圧縮コイルバネ4に偏荷重が生じ、スプール3に傾斜方向の力を発生させてしまう。
このように、圧縮コイルバネ4の偏荷重によってスプール3がバルブハウジング2内で傾くと、スプール3の端部がバルブハウジング2の内周面に押し付けられて、スプール3のスムーズな移動が妨げられる不具合が生じ、スプール3のヒステリシスが増大したり、スプール3の摺動にスティックスリップが発生する懸念がある。
(実施例1の特徴技術)
この実施例1は、上記の不具合を回避するために、次の技術的手段を採用している。
スプール弁1は、圧縮コイルバネ4とスプール3との軸方向間に挟まれて配置されるホルダ6を備える。
このホルダ6は、金属あるいは耐油性に優れた硬質樹脂によって設けられるものであり、圧縮コイルバネ4が当接するリング円板形状のフランジ21を備える。このフランジ21の外径寸法は、ホルダ6を収容する部位のバルブハウジング2の内径寸法よりも小径に設けられており、フランジ21がバルブハウジング2の内側において軸方向に対して傾斜可能に設けられている。即ち、図1(b)の円弧矢印αに示すように、ホルダ6が、次に述べる突起7の先端部を支点として、傾斜可能に設けられている。
また、ホルダ6は、後側(スプール3側)に膨出してスプール3の前端面の中心部に当接する突起7を備える。この突起7は、ホルダ6の後面の中心部において後方へ膨出するものであり、突起7の先端部がホルダ6の軸芯上に形成される。また、突起7の少なくとも先端部は、球面あるいは円錐形状に設けられるものであり、この実施例1では突起7の先端部が、耐摩耗性に優れるとともに耐荷重性に優れた球面に設けられている。
ホルダ6の前側の中心部には、ホルダ6の前側に膨出して圧縮コイルバネ4の後側の内側に嵌め入れるガイド凸部22が設けられている。このガイド凸部22を圧縮コイルバネ4の後側に嵌め入れることで、圧縮コイルバネ4の後側の軸芯とホルダ6の軸芯とを一致させることができる。
また、上述した調整ネジ15の後側の中心部には、圧縮コイルバネ4の前側の外側を嵌め入れるガイド凹部23が設けられている。このガイド凹部23に圧縮コイルバネ4の前側を嵌め入れることで、圧縮コイルバネ4の前側の軸芯と調整ネジ15の軸芯とを一致させることができる。
このようにして、圧縮コイルバネ4の軸芯とバルブハウジング2の軸芯を合致させて、バルブハウジング2内で圧縮コイルバネ4が傾いて組付けられるのを防いでいる。
一方、スプール3の前面(ホルダ6に対向する面)には、ホルダ6における突起7の先端部と当接する突起受け面8が設けられている。
ここで、ホルダ6の突起7の先端部は、ホルダ6の軸芯上に設けられるものであるため、突起受け面8を「例えば平面」に設けたとしても、スプール3において突起7が当接する部位は、スプール3の軸芯付近となる。
しかるに、この実施例では、スプール3の軸芯においてホルダ6の突起7を確実に当接させる手段を採用している。
具体的に、この実施例1の突起受け面8には、突起7の先端部が嵌め合わされる調芯凹部8aが設けられている。この調芯凹部8aは、スプール3の軸芯上に設けられる窪みであり、突起7の先端部が調芯凹部8aに嵌め合わされることで、ホルダ6の軸芯とスプール3の軸芯とを確実に一致させるものである。
なお、調芯凹部8aの形状は、突起7の先端部を調芯凹部8aに嵌め合わすことで、ホルダ6とスプール3の軸芯を一致できるものであれば良い。具体的に、この実施例では、図2に示すように、調芯凹部8aの形状は、突起7の球面曲率より大きい球面形状の窪みに設けられており、突起7の先端部の耐摩耗性および耐荷重性を向上させている。
(実施例1の効果)
実施例1のスプール弁1は、ホルダ6の軸芯上に設けられた突起7の先端部と、スプール3の突起受け面8(調芯凹部8a)とが当接して、その当接箇所を介して圧縮コイルバネ4の荷重がスプール3に付与される。
圧縮コイルバネ4に偏荷重(圧縮コイルバネ4の製造上の荷重偏りや形状歪み、重力や振動により生じる圧縮コイルバネ4の撓みによる傾斜、芯ズレによる圧縮コイルバネ4の傾斜など)が発生したとしても、「ホルダ6が傾くこと」と、「圧縮コイルバネ4の付勢力が、突起7の先端部を介してスプール3の中心部に付与されること」とで、圧縮コイルバネ4の偏荷重が無効化される。
これにより、図1(b)の矢印Aに示すように、スプール3に与えられる圧縮コイルバネ4の荷重を、スプール3の摺動方向と同じ軸方向に一致させることができる。即ち、圧縮コイルバネ4の偏荷重によってスプール3に傾斜力が発生する不具合がなく、スプール3のスムーズな摺動を確保することができる。
これにより、ヒステリシスの増大を防ぐとともに、スティックスリップの発生を防ぐことができ、油圧制御装置に搭載される電磁スプール弁の信頼性を高めることができる。
実施例2を、図3、図4を参照して説明する。なお、以下の実施例において、上記実施例1と同一符号は、同一機能物を示すものである。
(実施例2の特徴技術1)
上記の実施例1では、図3(b)に示すように、スプール3の隣部(前方)にホルダ6を配置する例を示した。その結果、ホルダ6を追加したことで、スプール弁1の全長が長くなる。
これに対し、この実施例2は、実施例1よりもスプール弁1の全長を短くする要求がある場合に適用されるものである。
この実施例2のスプール弁1は、図3(a)に示すように、スプール3の前端部に、少なくともホルダ6の主要部(フランジ21+突起7)を収容配置するホルダ収容凹部24を設けたものである。具体的にホルダ収容凹部24は、ホルダ6におけるガイド凸部22の一部または全部を内側に収容配置するものである。
ホルダ収容凹部24は、スプール3の前端において前方に向かって開口する円筒形の窪み穴であり、その底面の中心に調芯凹部8aの窪みの頂部(最も深い部分)が設けられている。
ホルダ収容凹部24の内部に収容配置されるフランジ21の外径寸法は、ホルダ収容凹部24の内径寸法よりも小径に設けられており、フランジ21がホルダ収容凹部24の内側で傾斜可能に設けられている。
このように、少なくともホルダ6の主要部(フランジ21+突起7)が、スプール3の前端に設けられたホルダ収容凹部24の内部に収容配置されるため、図3の矢印Bの寸法差に示すように、実施例1に比較して、スプール弁1の軸方向寸法の短縮を図ることができ、ホルダ6を設けたことによるスプール弁1の全長増加を防ぐことができる。
(実施例2の特徴技術2)
この実施例2は、ホルダ6の傾斜量が所定値に達した場合に、図4に示すように、ホルダ6におけるフランジ21の角部と、スプール3におけるホルダ収容凹部24の内周面とを当接させて、ホルダ6の傾斜量を所定値以内に抑制する手段が採用されている。
このホルダ6の傾斜量の抑制手段は、ホルダ収容凹部24の内径寸法とフランジ21の外径寸法との差(径方向の隙間距離)と、フランジ21の厚み(軸方向寸法)とで設定されるものである。
(実施例2の特徴技術3)
上記実施例1では、調整ネジ15のガイド凹部23に圧縮コイルバネ4の前側の外側を嵌め入れて、圧縮コイルバネ4の前側の軸芯と調整ネジ15の軸芯とを一致させる例を示した。
これに対し、この実施例2は、調整ネジ15の中心部に、後側に膨出して圧縮コイルバネ4の前側の内側に嵌め入れるガイド凸部25を設けたものであり、このガイド凸部25を圧縮コイルバネ4の前側に嵌め入れることで、圧縮コイルバネ4の前側の軸芯と調整ネジ15の軸芯とを一致させることができる。
実施例3を、図5、図6を参照して説明する。
上記実施例1、2では、ホルダ6に突起7を設けるとともに、スプール3に突起受け面8(調芯凹部8a)を設ける例を示した。
これに対し、この実施例3は、スプール3に突起7を設けるとともに、ホルダ6に突起受け面8(調芯凹部8a)を設けるものである。
この実施例のホルダ6は、実施例1と同様、スプール3の隣部(前方)にホルダ6を配置するものであり、フランジ21の外径寸法が、ホルダ6を収容する部位のバルブハウジング2の内径寸法よりも小径に設けられて、フランジ21がバルブハウジング2の内側で傾斜可能に設けられている。
スプール3は、前側(ホルダ6側)に膨出してホルダ6の後面の中心部に当接する突起7を備える。この突起7は、スプール3の前面の中心部において前方へ膨出するものであり、突起7の先端部はスプール3の軸芯上に形成される。また、突起7の少なくとも先端部(前端部)は、球面あるいは円錐形状に設けられるものであり、この実施例3では突起7の先端部が、実施例1、2と同様、耐摩耗性に優れるとともに耐荷重性に優れた球面に設けられる。
一方、ホルダ6の後面(スプール3に対向する面)には、スプール3に設けられた突起7の先端部と当接する突起受け面8が設けられる。
この突起受け面8には、ホルダ6の軸芯においてスプール3の突起7を確実に当接させるための調芯凹部8aが設けられている。調芯凹部8aの形状は、突起7の先端部を調芯凹部8aに嵌め合わすことで、ホルダ6とスプール3の軸芯を一致できるものであれば良い。具体的に、調芯凹部8aの形状は、図6に示すように、突起7の球面曲率より大きい球面形状の窪みに設けられており、突起7の先端部の耐摩耗性および耐荷重性を向上させている。
この実施例3に示すように、スプール3に突起7を設け、ホルダ6に突起受け面8(調芯凹部8a)を設けることで、実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、この実施例3のホルダ6におけるガイド凸部22の内部には、突起7の一部が収容配置される突起収容凹部26が設けられている。
これにより、突起7の軸方向長の一部を、突起収容凹部26によって吸収することができ、スプール弁1にホルダ6を設けたことによるスプール弁1の全長の増加を最小限に抑えることができる。
上記の実施例では、自動変速機の油圧制御装置に用いられる電磁スプール弁に本発明を適用する例を示したが、自動変速機以外の他の電磁スプール弁に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、スプール弁1のスプール3をリニアソレノイド5で駆動する例を示したが、他の電動アクチュエータによりスプール3が駆動されるものであっても良いし、他から供給される流体圧力(油圧など)によりスプール3が駆動されるものであっても良い。
上記の実施例では、油圧の調整を行なうスプール弁1に本発明を適用する例を示したが、流量調整を行なうスプール弁1など、他の流体制御を行なうスプール弁1に本発明を適用しても良い。
1 スプール弁
2 バルブハウジング
3 スプール
4 圧縮コイルバネ
5 リニアソレノイド
6 ホルダ
7 突起
8 突起受け面
8a 調芯凹部
11 オイルポート(入出力ポート)
22 ガイド凸部
24 ホルダ収容凹部
26 突起収容凹部

Claims (6)

  1. 流体の入出力ポート(11)が形成されたバルブハウジング(2)と、
    このバルブハウジング(2)の内部で軸方向へ摺動自在に支持され、軸方向へ変位することで前記入出力ポート(11)の切り替えを行うスプール(3)と、
    前記スプール(3)の軸方向の一方側に配置され、当該スプール(3)を軸方向の他方側へ付勢する圧縮コイルバネ(4)と、
    を具備するスプール弁(1)において、
    このスプール弁(1)は、前記圧縮コイルバネ(4)と前記スプール(3)との軸方向間に挟まれて軸方向に対して傾斜可能に配置されるホルダ(6)を備え、
    このホルダ(6)において前記スプール(3)に対向する面には、前記他方側に向かって膨出する突起(7)が設けられ、
    この突起(7)の先端部は、前記ホルダ(6)の軸芯上に設けられ、
    前記スプール(3)において前記ホルダ(6)に対向する面には、前記突起(7)の先端部と当接する突起受け面(8)が設けられ、
    前記突起(7)の先端部と前記突起受け面(8)とが当接して、その当接箇所を介して前記圧縮コイルバネ(4)の荷重が前記スプール(3)に付与されることを特徴とするスプール弁。
  2. 請求項1に記載のスプール弁(1)において、
    前記突起受け面(8)は、前記突起(7)の先端部が嵌め合わされる調芯凹部(8a)を備え、
    この調芯凹部(8a)は、前記スプール(3)の軸芯上に設けられることを特徴とするスプール弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスプール弁(1)において、
    前記スプール(3)の軸方向における前記一方側には、前記ホルダ(6)の少なくとも一部を収容配置するホルダ収容凹部(24)が設けられることを特徴とするスプール弁。
  4. 流体の入出力ポート(11)が形成されたバルブハウジング(2)と、
    このバルブハウジング(2)の内部で軸方向へ摺動自在に支持され、軸方向へ変位することで前記入出力ポート(11)の切り替えを行うスプール(3)と、
    前記スプール(3)の軸方向の一方側に配置され、当該スプール(3)を軸方向の他方側へ付勢する圧縮コイルバネ(4)と、
    を具備するスプール弁(1)において、
    このスプール弁(1)は、前記圧縮コイルバネ(4)と前記スプール(3)との軸方向間に挟まれて軸方向に対して傾斜可能に配置されるホルダ(6)を備え、
    前記スプール(3)において前記ホルダ(6)に対向する面には、前記一方側に向かって膨出する突起(7)が設けられ、
    この突起(7)の先端部は、前記スプール(3)の軸芯上に設けられ、
    前記ホルダ(6)において前記スプール(3)に対向する面には、前記突起(7)の先端部と当接する突起受け面(8)が設けられ、
    前記突起(7)の先端部と前記突起受け面(8)とが当接して、その当接箇所を介して前記圧縮コイルバネ(4)の荷重が前記スプール(3)に付与されることを特徴とするスプール弁。
  5. 請求項4に記載のスプール弁(1)において、
    前記突起受け面(8)は、前記突起(7)の先端部が嵌め合わされる調芯凹部(8a)を備え、
    この調芯凹部(8a)は、前記ホルダ(6)の軸芯上に設けられることを特徴とするスプール弁。
  6. 請求項4または請求項5に記載のスプール弁(1)において、
    前記ホルダ(6)は、前記圧縮コイルバネ(4)が当接する側に、前記圧縮コイルバネ(4)の内側に嵌め入れられるガイド凸部(22)を備え、
    このガイド凸部(22)の内部には、前記突起(7)の一部が収容配置される突起収容凹部(26)が設けられることを特徴とするスプール弁。
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