JP2011110317A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】股間の隙間を軽減し、横漏れを防止できる立体ギャザーを備えたパンツ型吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明のおむつ1Aは、腹側シート2Aと背側シート2Bと、それら2A,2Bに亘って固定された吸収性本体3と、一対の立体ギャザーとを具備している。各立体ギャザーは、立体ギャザー形成用シートと、伸長状態の複数本の弾性部材とを有する。立体ギャザー形成用シートは、吸収性本体3の側縁部3bよりX方向外方に延出し、そのY方向の一端部40aが腹側シート2Aに固定され、他端部40bが背側シート2Bに固定されており、弾性部材の収縮により起立するように形成されている。各立体ギャザーは、吸収性本体3の側縁部3bからX方向外方に離れた位置に伸縮力の最も大きい第1弾性部材と、第1弾性部材から更にX方向外方に離れた位置に他の弾性部材とを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品に関する。
従来のパンツ型吸収性物品として、股間の隙間を軽減し、横漏れを軽減する立体ギャザーを備えたパンツ型吸収性物品が知られている。例えば、特許文献1には、前述のようなパンツ型吸収性物品として、吸液性コアの幅方向両側縁から外側へ延出したサイドフラップに弾性部材を伸長下に取り付け、サイドフラップの一部分を内側へ折り返し更にその折り返し部分の一部分を外側へ折り返して形成された立体ギャザーを備えた吸収性パッドが記載されている。
このような特許文献1に記載の吸収性パッドにおいては、装着時に装着者の股下に立体ギャザーを密着させ易く、横漏れを軽減することができる。しかしながら、特許文献1に記載の吸収性パッドにおいては、立体ギャザーがサイドフラップの一部分を一度内側へ折り返して形成されているため、装着時に立体ギャザーが内側に倒れて、吸収性パッドの吸液性コア排尿ポイントを塞いでしまい、横漏れを防止することができない。
また、例えば、特許文献2には、前述のようなパンツ型吸収性物品として、長手方向に沿って伸長状態の糸状の伸縮弾性部材を有する一対の立体ギャザーが配置されており、立体ギャザーは、その長手方向両端部の接着部において、立体ギャザーの先端部領域を残しておむつの上面に接着固定された使いすておむつが記載されている。
このような特許文献2に記載の使いすておむつにおいては、立体ギャザーが内側へ折り返して形成されておらず、横漏れを軽減することができる。しかしながら、特許文献2に記載の使いすておむつにおいては、立体ギャザーの先端部領域が、おむつの上面に接着固定されていないため、先端部領域が、折れ曲がる場合があり、やはり横漏れを防止することができない。
特開平7−112003号公報 特表2003−180739号公報
したがって、本発明の課題は、股間の隙間を軽減し、横漏れを防止できる立体ギャザーを備えたパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、装着時に装着者の腹側に配される腹側シートと、装着時に装着者の背側に配される背側シートと、腹側シート及び背側シートに亘って固定部を介して固定された吸収性本体と、該吸収性本体の両側部に配された一対の立体ギャザーとを具備し、前記腹側シート及び前記背側シートそれぞれの両側縁部が接合されてウエスト開口部と一対のレッグ開口部とが形成されたパンツ型吸収性物品であって、一対の前記立体ギャザーそれぞれは、前記パンツ型吸収性物品の展開且つ伸長状態において、立体ギャザー形成用シートと、該立体ギャザー形成用シートの長手方向に伸長状態で配された複数本の弾性部材とを有し、該立体ギャザー形成用シートは、前記吸収性本体の側縁部より幅方向外方に延出し、その長手方向の一端部が前記腹側シートに固定され、他端部が前記背側シートに固定されており、複数本の前記弾性部材の収縮により起立するように形成されており、一対の前記立体ギャザーそれぞれは、前記吸収性本体の側縁部から幅方向外方に離れた位置に伸縮力の最も大きい第1弾性部材と、該第1弾性部材から更に幅方向外方に離れた位置に該第1弾性部材以外の前記弾性部材とを有するパンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品によれば、股間の隙間を軽減し、横漏れを防止することができる。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た平面図である。 図3(a)は図2のX1−X1線断面図であり、図3(b)は図2のX2−X2線断面図である。 図4は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつを装着した際の状態を示す断面図である。 図5は、本発明の第2実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た平面図である。 図6は、図5のX1−X1線断面図である。 図7は、本発明の第3実施形態であるパンツ型使い捨ておむつでのX1−X1線断面図である。 図8は、本発明の第3実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを装着した状態でのX1−X1線断面図である。
以下、本発明のパンツ型吸収性物品を、その好ましい第1実施形態に基づき、図1〜図4を参照しながら説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、図1に示すように、装着時に装着者の腹側に配される腹側シート2Aと、装着時に装着者の背側に配される背側シート2Bと、腹側シート2A及び背側シート2Bに亘って固定された吸収性本体3と、吸収性本体3の両側部3b,3bに配された一対の立体ギャザー4,4とを具備し、腹側シート2Aの両側縁部2a,2aと背側シート2Bの両側縁部2b,2bとが接合されてウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成されている。
おむつ1Aは、図1〜図2に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。
第1実施形態のおむつ1Aについて、詳述すると、おむつ1Aは、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、その長手方向(以下「Y方向」という。Y方向:中心線CLに平行な方向をいう。)に、装着時に、装着者の腹側に配される腹側部Aと、装着者の背側に配される背側部Bと、腹側部Aと背側部Bとの間に位置し、装着者の股間部に配される股下部Cを有している。尚、おむつ1Aの幅方向は、その長手方向(Y方向)に直交する方向(以下「X方向」という。)である。
第1実施形態のおむつ1Aについては、腹側シート2Aは、図2に示すように、腹側シート本体20A、及び装着時に腹側シート本体20Aの下縁200に沿って下方に延出する腹側延出部分21Aを備えている。ここで、「下方」とは、おむつ1Aの長手方向(Y方向)におけるおむつ1Aの中心CT(図2参照)に向かう方向を意味する。具体的には、腹側シート本体20Aは、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部20a,20aを有している。腹側延出部分21Aは、腹側シート本体20Aの下縁200に沿って腹側シート本体20Aから下方に延出しており、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部21a,21aを有している。
本発明においては、背側シート2Bは、図2に示すように、背側シート本体20B及び装着時に背側シート本体20Bの下縁200に沿って下方に延出する背側延出部分21Bを備えている。ここで、「下方」とは、腹側シート2Aと同様に、おむつ1Aの長手方向(Y方向)におけるおむつ1Aの中心CT(図2参照)に向かう方向を意味する。具体的には、背側シート本体20Bは、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部20b,20bを有している。背側延出部分21Bは、背側シート本体20Bの下縁200に沿って背側シート本体20Bから下方に延出しており、おむつ1の伸長状態(図2参照)において、おむつ幅方向(X方向)に長い長方形状をなしており、おむつ長手方向(Y方向)に沿う左右一対の側縁部21b,21bを有している。
第1実施形態のおむつ1Aについては、腹側シート2Aの両側縁部2a,2aの一部と背側シート2Bの両側縁部2b,2bの一部とが接合されてウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成されている。具体的には、腹側シート本体20Aの側縁部20a,20aと背側シート本体20Bの側縁部20b,20bとは全域で接合され、腹側延出部分21Aの側縁部21a,21aと背側シート本体20Bの側縁部21b,21bとは接合されていない。このように、腹側シート本体20Aの側縁部20a,20aと背側シート本体20Bの側縁部20b,20bとが接合されて、おむつ1Aには、サイドシール部5,5、ウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成される。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。
図1に示すサイドシール部5の長手方向(Y方向)の長さは、図2に示すように、腹側シート本体20A及び背側シート本体20Bの長手方向(Y方向)の長さL1と同じであり、腹側シート2Aの長手方向(Y方向)の長さLa及び背側シート2Bの長手方向(Y方向)の長さLbの何れよりも短く形成されている。腹側シート2Aには、サイドシール部5より下方に延出する、長手方向(Y方向)の長さL2の腹側延出部分21Aが形成されており、背側シート2Bには、サイドシール部5より下方に延出する、長手方向(Y方向)の長さL3の背側延出部分21Bが形成されている。
装着時に装着者の背側において、装着者の臀部を十分に被覆する観点から、おむつ1Aにおける腹側延出部分21A及び背側延出部分21Bは、それらの延出開始位置が、おむつ1Aの装着時における装着者の鼠径部に対応する位置であることが好ましい。具体的には、腹側延出部分21Aの長さL2は、サイドシール部5(腹側シート本体20A)の長さL1の5〜150%であることが好ましく、25〜70%であることがより好ましい。更に、腹側延出部分21Aの長さL2は、腹側シート2Aの長さLaの5〜60%であることが好ましく、20〜40%であることがより好ましい。背側延出部分21Bの長さL3は、サイドシール部5(背側シート本体20B)の長さL1の5〜150%であることが好ましく、25〜70%であることがより好ましい。更に、背側延出部分21Bの長さL3は、背側シート2Bの長さLbの5〜60%であることが好ましく、20〜40%であることがより好ましい。尚、腹側延出部分21A及び背側延出部分21Bそれぞれの延出長さL2,L3は、10mm以上であることが好ましく、20mm以上であることがより好ましい。
腹側シート2A及び背側シート2Bは、装着者を前側から見たときに見える肌の露出部分を減らして漏れに対する不安感を低減する観点からは、腹側延出部分21Aの延出長さL2と背側延出部分21Bの延出長さL3とがほぼ等しいことが好ましい。
他方、腹側シート2A及び背側シート2Bは、臀部を被覆して過度の露出を防止しつつ、装着者の股部前側もある程度覆うようにした外観に優れたおむつを形成する観点観点からは、背側延出部分21Bの延出長さL3を腹側延出部分21Aの延出長さL2よりも長くすることが好ましい。
腹側シート2A及び背側シート2Bとしては、シート間に伸長状態で配された弾性部材の収縮によりギャザーを形成し伸縮性を発現するもの、又は、不織布自体が伸縮性を有する伸縮不織布を用いることができる。おむつ1Aにおいては、図2,図3に示すように、おむつの外面をなす外層シート22と、外層シート22の内面側に配された内層シート23と、両シート22,23間に伸長状態で配された複数本の糸状の弾性部材24(図3(b)参照)とを備え、弾性部材24の収縮により伸縮性を発現している。第1実施形態のおむつ1Aにおいては、外層シート22は、図2に示すように、外層シート22と内層シート23とによって複数本の糸状の弾性部材24を挟持固定する領域よりも更に長手方向(Y方向)に延出する長さを有している。外層シート22における内層シート23よりも延出した延出領域は、吸収性本体3側に折り返され、吸収性本体3の長手方向(Y方向)の端部3aを覆う位置まで延出しており、吸収性本体3の長手方向端部3aと重なる部分が、吸収性本体3の幅方向(X方向)の全域に亘って接着剤(図示せず)を介して接着されている。
吸収性本体3は、図2,図3に示すように、実質的に縦長の長方形状であり、表面シート31、裏面シート32、両シート31,32間に介在する吸収体33を備えている。具体的には、おむつ1Aにおいては、吸収性本体3は、図2に示すように、液透過性の表面シート31、液不透過性(液難透過性)の裏面シート32及び両シート31,32間に介在された吸収体33を有し、おむつ1Aの長手方向(Y方向)に長い長方形状である。吸収体33も、図2に示すように、おむつ1Aの長手方向(Y方向)に長い長方形状であり、表面シート31及び裏面シート32の何れも、図2に示すように、それぞれおむつ1Aの長手方向(Y方向)に長い長方形状である。表面シート31は、図3(a)に示すように、裏面シート32よりも幅方向(X方向)に長く、吸収体33の幅方向(X方向)の外方端縁から延出した部分が、吸収体33の非肌当接面側に折り返され裏面シート32に接合され、且つ表面シート31及び裏面シート32は、吸収体33の長手方向(Y方向)の両端縁から延出した部分において互いに接合されている。このように接合することにより、縦長の長方形状の吸収性本体3が形成されている。
吸収性本体3は、図2,図3に示すように、吸収性本体3の両側部3b,3bに一対の立体ギャザー4,4が配されている。一対の立体ギャザー4,4それぞれは、パンツ型吸収性物品の展開且つ伸長状態において、立体ギャザー形成用シート40と、立体ギャザー形成用シート40の長手方向(Y方向)に伸長状態で配された複数本の弾性部材41とを有している。具体的には、一対の立体ギャザー4,4それぞれは、図3に示すように、表面シート31側に配される内側形成シート42及び裏面シート32側に配される外側形成シート43から形成される立体ギャザー形成用シート40と、内側形成シート42及び外側形成シート43の間に、長手方向(Y方向)に伸長状態で配された複数本の弾性部材41とを有している。尚、第1実施形態においては、立体ギャザー形成用シート40は、おむつ1Aの長手方向(Y方向)に長い長方形状の一枚のシートを、幅方向(X方向)に略半分となる位置で折り返して形成された、内側形成シート42及び外側形成シート43から形成されているが、おむつ1Aの長手方向(Y方向)に長い長方形状の一枚の内側形成シート42と、内側形成シート42とは別に、おむつ1Aの長手方向(Y方向)に長い、内側形成シート42と同形同大の長方形状の一枚の外側形成シート43とから形成されていてもよい。
立体ギャザー形成用シート40は、図3(a),図3(b)に示すように、吸収性本体3の側縁部3bより幅方向(X方向)外方に延出し、図2に示すように、立体ギャザー形成用シート40の長手方向(Y方向)の一端部40aが腹側シート2Aに固定され、他端部40bが背側シート2Bに固定されており、複数本の弾性部材41の収縮により起立するように形成されている。立体ギャザー形成用シート40の一端部40aは、図2に示すように、全面域で腹側シート2Aに固定され、立体ギャザー形成用シート40の他端部40bは、全面域で背側シート2Bに固定されている。
一対の立体ギャザー4,4それぞれは、図3(a)に示すように、股下部Cにおいて、吸収性本体3の側縁部3b1から幅方向(X方向)外方に離れた位置に伸縮力の最も大きい第1弾性部材41aと、第1弾性部材41aから更に幅方向(X方向)外方に離れた位置に第1弾性部材41a以外の弾性部材41とを有している。即ち、図3(a)に示すように、第1弾性部材41aから幅方向(X方向)内方には、第1弾性部材41a以外の弾性部材41が配されていない。弾性部材41の伸縮力は、その太さ(dtex)を太くしたり、配される弾性部材41の伸長率を高くしたりすることにより、大きくすることができる。尚、弾性部材41の伸長率は、自然状態での長さをa、伸長させたときの長さをbとした場合に、((b−a)/a)×100から算出される値である。
第1弾性部材41aの伸縮力は、足周りに隙間なくフィットして排泄物の漏れ防止すると共に、足周りを過度に締め付けすぎずにゴム跡を低減する観点から、70%伸長させた状態での応力が、5〜50cNであることが好ましく、10〜40cNであることが更に好ましい。第1弾性部材41a以外の弾性部材41の伸縮力は、定常的に第1弾性部材41aよりも外周側の足周りにフィットさせるの観点から、70%伸長させた状態での応力が、0.1〜40cNであることが好ましく、0.1〜35cNであることが更に好ましい。
複数本の弾性部材41それぞれは、図2に示すように、少なくとも股下部Cに配されていることが好ましい。第1実施形態のおむつ1Aにおいては、腹側シート2Aの腹側シート本体20Aから背側シート2Bの背側シート本体20Bに亘って配されているが、図3(b)に示すように、立体ギャザー形成用シート40の一端部40a及び他端部40bに至るまでは配されていない。弾性部材41は、内側形成シート42及び外側形成シート43の間に、2本〜10本配されていることが好ましく、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、三本配されている。即ち、一本の第1弾性部材41aと、第1弾性部材41a以外の二本の弾性部材41である。
第1実施形態のおむつ1Aにおいては、一対の立体ギャザー4,4それぞれは、図3(a)に示すように、吸収性本体3の側縁部3b1より幅方向(X方向)外方であって、立体ギャザーとして機能する部分を四等分する四つの領域D,E,F,Gを有し、最内方領域Dに隣り合う第1領域Eに第1弾性部材41aが配され、第1領域Eの伸縮力が最も大きい。ここで、「立体ギャザーとして機能する部分」とは、股下部Cにおいて、実質的に起立して防漏壁を形成する部分のことを意味し、立体ギャザー形成用シート40と表面シート31と裏面シート32とが固定された固定部6と、吸収性本体3の側縁部3b1との位置関係により定められる。即ち、「立体ギャザーとして機能する部分」とは、図3(a)に示すように、吸収性本体3の側縁部3b1が固定部6より幅方向(X方向)外方に位置する場合には、立体ギャザー4における側縁部3b1から幅方向(X方向)外方の部分のことを意味し、後述する図6に示すように、固定部6が吸収性本体3の側縁部3b1より幅方向(X方向)外方に位置する場合には、立体ギャザー4における固定部6から幅方向(X方向)外方の部分のことを意味する。
具体的には、第1実施形態のおむつ1Aの一対の立体ギャザー4,4それぞれは、図3(a)に示すように、吸収性本体3の側縁部3b1から幅方向(X方向)に延出する部分の幅方向(X方向)の長さW1を四等分した、中心線CL寄りの最内方領域Dと、最内方領域Dに隣り合う第1領域Eと、第1領域Eの外方側に隣り合う領域Fと、最外方領域Gとを有している。立体ギャザー4の幅W1は、20mm〜80mmであることが好ましく、20mm〜50mmであることが更に好ましい。上述したように、第1領域Eに第1弾性部材41aが配され、第1弾性部材41aより幅方向(X方向)内方には、弾性部材41が配されていない。その為、最内方領域Dには弾性部材が配されていない。第1実施形態のおむつ1Aにおいては、四つの領域D,E,F,Gそれぞれの収縮力は、最外方領域Gから第1領域Eに向かって、漸次大きくなっている。即ち、第1領域Eの収縮力は、領域Fの収縮力より大きく、領域Fの収縮力は、最外方領域Gの収縮力より大きい。
最外方領域Gの収縮力は、装着時に太腿周りに立体ギャザー4を平面的にフィットさせる観点から、0〜40cNであることが好ましく、0〜30cNであることが更に好ましく、領域Fの収縮力は、0.1〜40cNであることが好ましく、0.1〜35cNであることが更に好ましく、第1領域Eの収縮力は、1〜50cNであることが好ましく、5〜40cNであることが更に好ましい。
三つの領域E,F,Gそれぞれの収縮力は、(株)ORIENTEC社製のテンシロン万能試験機(RTC−1210A)によって測定される。具体的な測定法は以下の通りである。
<三つの領域E,F,Gそれぞれの収縮力の測定方法>
おむつ1Aにおいては、おむつ1Aを、図2に示すように、展開して伸長させて平面状に拡げ、股下部Cにおいて、吸収性本体3のの側縁部3b1から幅方向(X方向)外方に延出する立体ギャザー4の部分を、長手方向(Y方向)に330mmの大きさにカットして取り出す。取り出した立体ギャザー4の部分を、伸長させて平面状に拡げ、幅方向(X方向)に四等分して、最内方領域D、第1領域E、領域F及び最外方領域Gをそれぞれ切り出し、切り出した第1領域E、領域F及び最外方領域Gのサンプルを試験サンプルとする。切り出した各領域(試験サンプル)の長手方向(Y方向)の両端を、テンシロン引張試験機(ORIENTEC社製 「RTC−1210A」)のチャックに挟み、各測定サンプルを300mm/minの速度で長手方向(Y方向)に伸長させ、弾性部材41により立体ギャザー形成用シート40が収縮していない状態で測定した試験サンプルの長さを100(例えば100mm)としたときの、80相当(例えば80mm)の長さまで伸長させたときの引張り荷重(cN)を読み取る。測定を3回行いその平均値を算出して各試験サンプルの収縮力の値とする。
第1領域Eの収縮力が領域Fの収縮力より大きく、領域Fの収縮力が最外方領域Gの収縮力より大きく形成するために、最外方領域Gから第1領域Eに向かって、配される弾性部材41の太さ(dtex)を太くしてもよく、配される弾性部材41の伸長率を高くしてもよく、最外方領域Gから第1領域Eに向かって、各領域に配される弾性部材41の本数を多くし、その間隔を狭くしてもよく、これらの組み合わせであってもよい。
図2,図3(a)に示すように、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、第1弾性部材41aが第1領域Eに配され、第1弾性部材41a以外の弾性部材41が領域F及び最外方領域Gそれぞれに一本ずつ配されている。その際、各領域E,F,Gに配された弾性部材41の太さが同じ場合には、第1領域Eに配された第1弾性部材41aの伸長率が50%〜300%であることが好ましく、領域Fに配された弾性部材41の伸長率が10%〜250%であることが好ましく、最外方領域Gに配された弾性部材41の伸長率が5%〜250%であることが好ましい。また、各領域E,F,Gに配された弾性部材41の伸長率が同じ場合には、第1領域Eに配された第1弾性部材41aの太さが、156dtex〜1880dtexであることが好ましく、領域Fに配された弾性部材41の太さが、117dtex〜1240dtexであることが好ましく、最外方領域Gに配された弾性部材41の太さが、78dtex〜940dtexであることが好ましい。尚、各領域E,F,Gに配されている弾性部材41の一本とは、複数本の弾性部材同士が近接して一本の弾性部材と同視できる程度のものを含む。
第1実施形態のおむつ1Aにおいて、第1弾性部材41aが第1領域Eに配される場合には、第1領域E内であれば何れの位置でもよく、具体的には、第1弾性部材41aの配置位置は、第1領域EのX方向外方端でもよく、第1領域EのX方向内方端でもよく、第1領域EのX方向外方端と第1領域EのX方向内方端との間であればよい。
上述したように、第1領域Eの収縮力が領域Fの収縮力より大きく、領域Fの収縮力が最外方領域Gの収縮力より大きく形成するために、各領域E,F,Gに配される弾性部材41の本数を、最外方領域Gから第1領域Eに向かって、多くし、隣り合う弾性部材41同士の間隔を狭くする場合には、装着時に最外方領域Gの先端のみが線状に脚回りにフィットするのではなく、最外方領域Fを面状に脚回りにフィットさせる観点から、最外方領域Gの先端(外方端)G1には、弾性部材41が配されていないことが好ましい。
第1実施形態のおむつ1Aの股下部Cにおいては、図3(a)に示すように、吸収体33は、吸収体33の両側部33b,33bそれぞれと、両側部33b,33bに挟まれた中央部33cとの間に、吸収体33(吸収体のコア)の配されていない一対の空間部33a,33aを有している。おむつ1Bにおける吸収体33の空間部33aは、股下部Cにおいて吸収体33の長手方向(Y方向)に延在するように形成されている。
吸収性本体3は、図2に示すように、腹側シート2A及び背側シート2Bに亘って固定されている。具体的には、吸収性本体3は、図2に示すように、腹側シート2Aと交差するように配され、その中央部において、腹側シート本体20A及び腹側延出部分21Aと固定され、背側シート2Bと交差するように配され、その中央部において、背側シート本体20B及び背側延出部分21Bと固定されている。吸収性本体3の両側部3b,3bそれぞれは、図3(a)に示すように、腹側シート本体20A、腹側延出部分21A、背側シート本体20B、及び背側延出部分21Bと固定されておらず、おむつの装着時に、長手方向(Y方向)に伸長した状態で配されている弾性部材41の収縮により、おむつの装着時に立体ギャザー4が起立し易いように形成されている。また、第1実施形態のおむつ1Aの股下部Cにおいては、図3(a)に示すように、吸収体33が一対の空間部33a,33aを有しているため、おむつの装着時に、長手方向(Y方向)に伸長した状態で配されている弾性部材41の収縮により、おむつの装着時に立体ギャザー4がさらに起立し易いように形成されている。
尚、吸収性本体3は、その中央部が腹側シート本体20A、腹側延出部分21A、背側シート本体20B、及び背側延出部分21Bと固定されておらず、上述したように、その長手方向(Y方向)の端部3aのみが、外層シート22における内層シート23よりも延出した延出領域と内層シート23との間で接着されていてもよい。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの形成材料について説明する。
腹側シート2A及び背側シート2Bを構成する外層シート22と内層シート23としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、外層シート22及び内層シート23としては、撥水性の不織布等を用いることができる。
吸収性本体3を構成する表面シート31、裏面シート32及び吸収体33としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート31としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート32としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体33としては、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成された吸収コアをティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているものを用いることができる。
立体ギャザー4を形成する立体ギャザー形成用シート40としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、立体ギャザー形成用シート40としては、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性の、伸縮性フィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。
腹側シート2A及び背側シート2Bに配される弾性部材24、立体ギャザー形成用シート40に配される弾性部材41(第1弾性部材41aを含む)としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の伸縮性材料を用いることができる
吸収性本体3と、腹側シート2A及び背側シート2Bとの固定手段としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤や、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。表面シート31、裏面シート32、立体ギャザー形成用シート40の固定も同様に、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。サイドシール部5,5の接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。
上述した本発明の第1施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
第1実施形態のおむつ1Aは、図1,図2に示すように、装着時に装着者の腹側に配される腹側シート2Aと、装着時に装着者の背側に配される背側シート2Bと、腹側シート2A及び背側シート2Bの中央部に亘って固定された吸収性本体3とを具備するパンツ型使い捨ておむつであるため、脚を動かし易い。また、第1実施形態のおむつ1Aは、図1,図2に示すように、背側シート2Bは、背側シート本体20Bの下縁200に沿って下方に延出する背側延出部分21Bを備えているため、装着者の臀部を十分に被覆することができる。また、第1実施形態のおむつ1Aは、立体ギャザー4が、それを形成する立体ギャザー形成用シート40を、図3(a),図3(b)に示すように、吸収性本体3の側縁部3bから幅方向(X方向)外方に延出させ、図2に示すように、立体ギャザー形成用シート40の長手方向(Y方向)の一端部40aを腹側シート2Aに固定し、他端部40bを背側シート2Bに固定して、弾性部材41の収縮により起立するように形成されている。その為、立体ギャザー4の最外方領域Gの先端(外方端)G1が、折れ曲がり難い。更に、第1実施形態のおむつ1Aは、立体ギャザー4が、図3(a)に示すように、吸収性本体3の側縁部3b1から幅方向(X方向)外方に離れた位置に伸縮力の最も大きい第1弾性部材41aと、第1弾性部材41aから更に幅方向(X方向)外方に離れた位置に第1弾性部材41a以外の弾性部材41とを有している。即ち、図3(a)に示すように、第1弾性部材41aから幅方向(X方向)内方には、第1弾性部材41a以外の弾性部材41が配されていない。その為、立体ギャザー4が起立し易く、股間の隙間を軽減し、横漏れを防止することができる。
また、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図3(a)に示すように、立体ギャザー4は、立体ギャザーとして機能する部分を四等分する四つの領域D,E,F,Gを有し、第1領域Eに第1弾性部材41aが配され、第1領域Eの伸縮力が最も大きくなるように形成されている。その為、立体ギャザー4は、装着時に、図4に示すように、第1領域Eの第1弾性部材41aを起点に装着者側に折れ曲がり易く、太腿周りに、立体ギャザー4の第1領域Eから最外方領域Gに亘る領域を平面的にフィットさせることができるので、更に股間の隙間を軽減し、横漏れを防止することができる。
また、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図3(a)に示すように、三つの領域E,F,Gそれぞれの収縮力が、最外方領域Gから第1領域Eに向かって、漸次大きくなっている。その為、立体ギャザー4は、図4に示すように、装着時に、太腿周りに、立体ギャザー4の第1領域Eから最外方領域Gに亘る領域を平面的に更にフィットさせることができるので、股間の隙間を更に軽減し、横漏れを更に防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつについて、図5,図6に基づいて説明する。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1B(以下、「おむつ1B」ともいう)については、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bは、図5に示すように、その外装体が1つからなる点が、腹側シート2Aと背側シート2Bとの2つからなるおむつ1Aの外装体と異なる。また、第2実施形態のおむつ1Bは、図6に示すように、吸収性本体3の両側部3b,3bそれぞれに二対の立体ギャザー4a,4bが配されている点が、一対の立体ギャザー4のみが配されたおむつ1Aと異なる。
おむつ1Bには、その外装体2が、装着時に装着者の腹側に配される腹側部Aと、装着時に装着者の背側に配される背側部Bとを有し、腹側部Aの両側縁部2a,2aそれぞれと背側部Bの両側縁部2b,2bそれぞれとが接合されてウエスト開口部WOと一対のレッグ開口部LO,LOとが形成される。
外装体2は、図5に示すように、その両側縁が、長手方向(Y方向)中央部において内方に括れた形状を有している。また、外装体2は、図5に示すように、おむつの外面をなす外層シート22、外層シート22の内面側に配されている内層シート23及び両シート22,23間に配設された複数本の弾性部材24を備えており、外層シート21及び内層シート22は、それぞれ、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って連続する一枚のシートからなる。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、第1実施形態のおむつ1Aと同様に、外層シート22は、図5に示すように、外層シート22と内層シート23とによって複数本の糸状の弾性部材24を挟持固定する領域よりも更に長手方向(Y方向)に延出する長さを有している。外層シート22における内層シート23よりも延出した延出領域は、吸収性本体3側に折り返され、吸収性本体3の長手方向(Y方向)の端部3aを覆う位置まで延出しており、吸収性本体3の長手方向端部3aと重なる部分が、吸収性本体3の幅方向(X方向)の全域に亘って接着剤(図示せず)を介して接着されている。
吸収性本体3は、図5,図6に示すように、吸収性本体3の両側部3b,3bそれぞれに二対の立体ギャザー(第1立体ギャザー4a,第2立体ギャザー4b)が配されている。第2実施形態のおむつ1Bにおいては、表面シート31が、図6に示すように、裏面シート32よりも幅方向(X方向)に長く、吸収体33の幅方向(X方向)の外方端縁から延出した部分が、裏面シート32に接合され、且つ表面シート31及び裏面シート32は、吸収体33の長手方向(Y方向)の両端縁から延出した部分において互いに接合されている。このように接合することにより、縦長の長方形状の吸収性本体3が形成されている。
各第1立体ギャザー4a及び各第2立体ギャザー4bそれぞれは、パンツ型吸収性物品の展開且つ伸長状態において、立体ギャザー形成用シート40と、立体ギャザー形成用シート40の長手方向(Y方向)に伸長状態で配された複数本の弾性部材41とを有している。具体的には、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図6に示すように、立体ギャザー形成用シート40は、一枚のシートであり、第2立体ギャザー4bの自由端側の頂部となる折れ線に沿って二つ折りされて二枚重ねのシートとされ、この二枚重ねのシートの間に長手方向(Y方向)に伸長状態の複数本の弾性部材41を配して接着剤により固定して第2立体ギャザー4bが形成されている。さらに、第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図6に示すように、二枚重ねのシートは、幅方向(X方向)の外方に延出し、第1立体ギャザー4aの自由端側の頂部となる折れ線に沿って更に二つ折りされて四枚重ねのシートとされ、この四枚重ねのシートを構成する二枚重ねのシート同士の間に長手方向(Y方向)に伸長状態の複数本の弾性部材41を配して接着剤により固定して第1立体ギャザー4aが形成されている。第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図6に示すように、二枚重ねのシートの先端部は、最終的に、表面シート31又は吸収体33と、裏面シート32との間に配され、二枚重ねのシートは固定部6にて固定されている。各第2立体ギャザー4bは、複数本の弾性部材41の収縮により、装着者の肌側に向かって起立するように形成されている。第2実施形態のおむつ1Bの第1立体ギャザー4aは、第1実施形態のおむつ1Aの立体ギャザー4と同様に、複数本の弾性部材41の収縮により起立するように形成されている。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図6に示すように、「立体ギャザーとして機能する部分」は、立体ギャザー形成用シート40と表面シート31と裏面シート32とが固定された固定部6が吸収性本体3の側縁部3b1より幅方向(X方向)外方に位置しているため、第1立体ギャザー4aにおける固定部6から幅方向(X方向)外方の部分のことである。第2実施形態のおむつ1Bの一対の第1立体ギャザー4a,4aそれぞれは、図6に示すように、固定部6から幅方向(X方向)に延出する部分の幅方向(X方向)の長さW1を四等分した、中心線CL寄りの最内方領域Dと、最内方領域Dに隣り合う第1領域Eと、第1領域Eの外方側に隣り合う領域Fと、最外方領域Gとを有している。
第2実施形態のおむつ1Bにおいては、図6に示すように、吸収体33は、中央部33c上に、中央部33cよりも幅の狭い上層吸収体33dを備えている。上層吸収体33dは、少なくとも股下部Cに延在している。おむつ1Bにおいては、おむつ1Aと同様に、吸収体33の両側部33b,33bそれぞれと、両側部33b,33bに挟まれた中央部33cとの間に、吸収体33(吸収体のコア)の配されていない一対の空間部33a,33aを有している。
第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bの形成材料について説明する。
第1立体ギャザー4a及び第2立体ギャザー4bに配される弾性部材41は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの立体ギャザー4に配される弾性部材41と同じであり、上層吸収体33dは、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの吸収体33と同じである。その他の形成材料も、第1実施形態のおむつ1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態のおむつ1Bの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
第2実施形態のおむつ1Bは、図6に示すように、股下部Cにおいて、装着者の肌側に向かって起立する一対の第2立体ギャザー4b,4bを更に備えているため、体液の横漏れを更に防止することができる。
第2実施形態のおむつ1Bは、図6に示すように、より幼児の体型に近い形の脚周り形状を有し、外観的に良好である。
次に、本発明の第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつについて、図7,図8に基づいて説明する。
第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1C(以下、「おむつ1C」ともいう)については、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと同様であり、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの説明が適宜適用される。
第3実施形態のおむつ1Cは、図7に示すように、吸収性本体3の両側部3b,3bそれぞれに二対の立体ギャザー4a,4bが配されている点が、一対の立体ギャザー4のみが配されたおむつ1Aと異なる。また、第3実施形態のおむつ1Cは、図7に示すように、吸収性本体3にも、吸収体33の両側部33b,33bを立ち上げる弾性部材34が配されている点が、おむつ1Aと異なる。
おむつ1Cの吸収性本体3は、図7,図8に示すように、吸収性本体3の両側部3b,3bそれぞれに二対の立体ギャザー(第1立体ギャザー4a,第2立体ギャザー4b)が配されている。第3実施形態のおむつ1Cにおいては、表面シート31が、図7に示すように、裏面シート32よりも幅方向(X方向)に長く、吸収体33の幅方向(X方向)の外方端縁から延出した部分が、吸収体33の非肌当接面側に折り返され裏面シート32に接合され、且つ表面シート31及び裏面シート32は、吸収体33の長手方向(Y方向)の両端縁から延出した部分において互いに接合されている。このように接合することにより、縦長の長方形状の吸収性本体3が形成されている。
各第1立体ギャザー4a及び各第2立体ギャザー4bそれぞれは、パンツ型吸収性物品の展開且つ伸長状態において、立体ギャザー形成用シート40と、立体ギャザー形成用シート40の長手方向(Y方向)に伸長状態で配された複数本の弾性部材41とを有している。具体的には、第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、立体ギャザー形成用シート40は、一枚のシートであり、第2立体ギャザー4bの自由端側の頂部となる折れ線に沿って二つ折りされて二枚重ねのシートとされ、この二枚重ねのシートの間に長手方向(Y方向)に伸長状態の複数本の弾性部材41を配して接着剤により固定して第2立体ギャザー4bが形成されている。さらに、第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、二枚重ねのシートは、幅方向(X方向)の外方に延出し、第1立体ギャザー4aの自由端側の頂部となる折れ線に沿って更に二つ折りされて四枚重ねのシートとされ、この四枚重ねのシートを構成する二枚重ねのシート同士の間に長手方向(Y方向)に伸長状態の複数本の弾性部材41を配して接着剤により固定して第1立体ギャザー4aが形成されている。第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、二枚重ねのシートの先端部は、最終的に、表面シート31又は吸収体33と、裏面シート32との間に配され、固定部6にて固定されている。各第2立体ギャザー4bは、複数本の弾性部材41の収縮により、装着者の肌側に向かって起立するように形成されている。第3実施形態のおむつ1Cの第1立体ギャザー4aは、第1実施形態のおむつ1Aの立体ギャザー4と同様に、複数本の弾性部材41の収縮により起立するように形成されている。
第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図8に示すように、第1立体ギャザー4aは、装着時に、固定部6を起点に起立するが、吸収性本体3の側縁部3b1より幅方向(X方向)外方の部分が実質的に立体ギャザーとして機能している。その為、第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、「立体ギャザーとして機能する部分」は、吸収性本体3の側縁部3b1が、立体ギャザー形成用シート40と表面シート31と裏面シート32とが固定された固定部6より幅方向(X方向)外方に位置しているため、第1立体ギャザー4aにおける側縁部3b1から幅方向(X方向)外方の部分のことである。第3実施形態のおむつ1Cの一対の第1立体ギャザー4a,4aそれぞれは、図6に示すように、側縁部3b1から幅方向(X方向)に延出する部分の幅方向(X方向)の長さW1を四等分した、中心線CL寄りの最内方領域Dと、最内方領域Dに隣り合う第1領域Eと、第1領域Eの外方側に隣り合う領域Fと、最外方領域Gとを有している。
第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図7に示すように、吸収体33は、吸収体33の両側部33b,33bそれぞれと、両側部33b,33bに挟まれた中央部33cとの間に、吸収体33(吸収体のコア)の配されていない一対の空間部33a,33aを備え、中央部33c上に、中央部33cよりも幅の狭い上層吸収体33dを備えている。上層吸収体33dは、少なくとも股下部Cに延在している。おむつ1Cにおいては、図7に示すように、吸収性本体3は、両側部33b,33bそれぞれの幅方向(X方向)外方端に、長手方向(Y方向)に伸長状態の弾性部材34を有している。各弾性部材34は、側部33bと表面シート31との間で接着剤により固定されている。各弾性部材34の伸縮力は、第1弾性部材41aの伸縮力よりも小さく、第1弾性部材41a以外の弾性部材41の伸縮力よりも大きいことが好ましい。弾性部材34の伸縮力は、弾性部材34の収縮により側部33bの幅方向(X方向)外方端が起立し易い観点から、70%伸長させた状態での応力が、1〜30cNであることが好ましく、1〜20cNであることが更に好ましい。
第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Cの形成材料について説明する。
第1立体ギャザー4a及び第2立体ギャザー4bに配される弾性部材41は、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの立体ギャザー4に配される弾性部材41と同じであり、また、吸収性本体3に配された弾性部材34も、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの立体ギャザー4に配される弾性部材41と同じでる。また、おむつ1Cの上層吸収体33dは、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aの吸収体33と同じである。その他の形成材料も、第1実施形態のおむつ1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Cを使用した際の作用効果について説明する。
第3実施形態のおむつ1Cの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のおむつ1Aの効果と同様であり、第1実施形態の展開型の使い捨ておむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
第3実施形態のおむつ1Cは、図7,図8に示すように、股下部Cにおいて、装着者の肌側に向かって起立する一対の第2立体ギャザー4b,4bを更に備えているため、体液の横漏れを更に防止することができる。また、おむつ1Cは、図8に示すように、股下部Cにおいて、弾性部材34の収縮力により、吸収体33の側部33bの幅方向(X方向)外方端が装着者の肌側に向かって起立するため、体液の横漏れを更に防止することができる。
第3実施形態のおむつ1Cは、図8に示すように、吸収体4の側部が起立して第3の立体ギャザーの役割も担うことができ、更に体液の横漏れを防止することができる。
本発明のパンツ型使い捨ておむつは、上述の第1,第2,第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1,第2,第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1,第2,第3実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A,1B,1Cにおいては、図3(a),図6,図7に示すように、吸収体33が、吸収体33(吸収体のコア)の配されていない一対の空間部33a,33aを有しているが、空間部33aを有していなくてもよい。
また、上述の第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aにおいては、腹側シート2Aが、腹側シート本体20A、及び装着時に腹側シート本体20Aの下縁200に沿って下方に延出する腹側延出部分21Aを備えており、背側シート2Bが、背側シート本体20B、及び背側延出部分21Bを備えているが、腹側延出部分21A及び背側延出部分21Bの一方を備えていなくてもよく、何れも備えていなくてもよい。
また、パンツ型吸収性物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型の生理用ナプキン等であってもよい。
1A,1B,1C パンツ型使い捨ておむつ
2 外装体
2a 腹側部Aにおける側縁部,2b 背側部Bにおける側縁部
2A 腹側シート
20A 腹側シート本体
200 腹側シート本体の下縁
20a 腹側シート本体の側縁部
21A 腹側延出部分
201 腹側延出部分の下縁
21a 腹側延出部分の側縁部
2B 背側シート
20B 背側シート本体
200 背側シート本体の下縁
20b 背側シート本体の側縁部
21B 背側延出部分
201 背側延出部分の下縁
21b 背側延出部分の側縁部
22 外層シート
23 内層シート
24 弾性部材
3 吸収性本体
3a 吸収性本体の長手方向(Y方向)の端部
3b 吸収性本体の長手方向(Y方向)の側部
3b1 吸収性本体の長手方向(Y方向)の側縁部
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
33a 吸収体の空間部
33b 吸収体の側部
33c 吸収体の中央部
33d 上層吸収体
34 弾性部材
4 立体ギャザー
40 立体ギャザー形成用シート
41 弾性部材
41a 第1弾性部材
42 内側形成シート
43 外側形成シート
D 最内方領域
E 第1領域
F 領域
G 最外方領域
G1 外方領域Gの先端(外方端)
5 サイドシール部
6 固定部
A 腹側部,B 背側部,C 股下部
CL おむつの長手方向に延びる中心線,CT おむつの中心

Claims (5)

  1. 装着時に装着者の腹側に配される腹側シートと、装着時に装着者の背側に配される背側シートと、腹側シート及び背側シートに亘って固定部を介して固定された吸収性本体と、該吸収性本体の両側部に配された一対の立体ギャザーとを具備し、前記腹側シート及び前記背側シートそれぞれの両側縁部が接合されてウエスト開口部と一対のレッグ開口部とが形成されたパンツ型吸収性物品であって、
    一対の前記立体ギャザーそれぞれは、前記パンツ型吸収性物品の展開且つ伸長状態において、立体ギャザー形成用シートと、該立体ギャザー形成用シートの長手方向に伸長状態で配された複数本の弾性部材とを有し、該立体ギャザー形成用シートは、前記吸収性本体の側縁部より幅方向外方に延出し、その長手方向の一端部が前記腹側シートに固定され、他端部が前記背側シートに固定されており、複数本の前記弾性部材の収縮により起立するように形成されており、
    一対の前記立体ギャザーそれぞれは、前記吸収性本体の側縁部から幅方向外方に離れた位置に伸縮力の最も大きい第1弾性部材と、該第1弾性部材から更に幅方向外方に離れた位置に該第1弾性部材以外の前記弾性部材とを有するパンツ型吸収性物品。
  2. 外装体と、外装体の内面側に固定されている吸収性本体と、該吸収性本体の両側部に配された一対の立体ギャザーとを具備し、前記外装体は、装着時に装着者の腹側に配される腹側部と、装着時に装着者の背側に配される背側部とを有し、前記腹側部及び前記背側部それぞれの両側縁部が接合されてウエスト開口部と一対のレッグ開口部とが形成されたパンツ型吸収性物品であって、
    一対の前記立体ギャザーそれぞれは、前記パンツ型吸収性物品の展開且つ伸長状態において、立体ギャザー形成用シートと、該立体ギャザー形成用シートの長手方向に伸長状態で配された複数本の弾性部材とを有し、該立体ギャザー形成用シートは、前記吸収性本体の側縁部より幅方向外方に延出し、その長手方向の一端部が前記腹側シートに固定され、他端部が前記背側シートに固定されており、複数本の前記弾性部材の収縮により起立するように形成されており、
    一対の前記立体ギャザーそれぞれは、前記吸収性本体の側縁部から幅方向外方に離れた位置に伸縮力の最も大きい第1弾性部材と、該第1弾性部材から更に幅方向外方に離れた位置に該第1弾性部材以外の前記弾性部材とを有するパンツ型吸収性物品。
  3. 一対の前記立体ギャザーそれぞれは、前記吸収性本体の前記側縁部より幅方向外方であって、立体ギャザーとして機能する部分を四等分する四つの領域を有し、最内方領域に隣り合う第1領域に前記第1弾性部材が配され、該第1領域の伸縮力が最も大きい請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記立体ギャザーの四つの前記領域における最外方領域の先端には、前記弾性部材が配されていない請求項3に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記立体ギャザーの四つの前記領域それぞれの収縮力は、最外方領域から前記第1領域に向かって、漸次大きくなる請求項3又は4に記載のパンツ型吸収性物品。
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