JP2009125088A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用中におけるおむつのずれ落ちを抑えて、おむつの外観をすっきり綺麗にさせることや、着用者が動き易いパンツ型吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明のパンツ型吸収性物品は、一対のサイドシール部S、S、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成されており、一対のサイドシール部Sそれぞれにおける最も上方に位置する弾性部材の上端同士を結ぶ上部仮想直線L1と、一対のサイドシール部それぞれにおける最も下方に位置する弾性部材の下端同士を結ぶ下部仮想直線L2との間の領域を、おむつ幅方向に延びる4本の同じ幅の帯状領域に区分し、前記直線L1側から前記直線L2側に向かって順に第1領域7A、第2領域7B、第3領域7C、第4領域7Dとしたときに、おむつ着用時の各領域収縮力は、第2領域7Bが第3領域7Cよりも大きく、第4領域7Dが第3領域7Cよりも大きく、第2領域7Bが第1領域7Aよりも大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、幼児用、大人用、あるいは失禁者用として用いられるパンツ型吸収性物品に関する。
パンツ型吸収性物品において、ウエスト開口部とレッグ開口部との間に、おむつの幅方向に延びる弾性部材を配したものが知られている。例えば、ウエスト開口部からレッグ開口部までの領域を、長手方向に4等分する仮想分割線をひき、ウエスト開口部から順に第1領域、第2領域、第3領域、第4領域を考えたときに、第2領域のおむつ着用時の圧力の平均値が0.9〜1.8kPaで且つ最大値が2.5kPa以下となされており、また第1領域及び第3領域は、おむつ着用時の圧力が第2領域よりも低くなされているパンツ型使い捨ておむつが提案されている(特許文献1参照)。
また、ウエスト開口部から脚開口部までの区間をウエスト開口部側から順に、腰部区間、脇上部区間、脇下部区間の3区間に区分したときに、各区間毎の弾性伸縮力が脇下部区間≧脇上部区間>腰部区間の関係にあることを特徴としたパンツ型使い捨ておむつが提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−61681号公報 特開2001−178770号公報
従来のパンツ型吸収性物品には下記課題がある。
着用中におけるおむつのずれ落ちを抑えて、おむつの外観をすっきり綺麗にさせることや、着用者が動き易いおむつが要望されている。
また、着用時における、必要以上に体を締め付けることなく、フィット性およびはき心地が良好なおむつが要望されている。
本発明のパンツ型吸収性物品は、これらの課題を解消するものであり、本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点を解消しうるパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、腹側部、股下部及び背側部を有し、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、一対のサイドシール部それぞれにおける最も上方に位置する弾性部材の上端同士を結ぶ上部仮想直線と、一対のサイドシール部それぞれにおける最も下方に位置する弾性部材の下端同士を結ぶ下部仮想直線との間の領域を、おむつ幅方向に延びる4本の同じ幅の帯状領域に区分し、該4本の帯状領域を、上部仮想直線側から下部仮想直線側に向かって順に第1領域、第2領域、第3領域、第4領域に幅方向としたときに、おむつ着用時の各領域収縮力は、第2領域が第3領域よりも大きく、第4領域が第3領域よりも大きく、第2領域が第1領域よりも大きいパンツ型吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明のパンツ型吸収性物品は、具体的には下記の効果を発現するものである。
(a) 着用者の動作による変動の大きい領域(第1領域)の収縮力を低く設定することが可能になるために、はき心地が良好になる。
(b) 骨が身体表面まで突出している安定領域(第2及び第4領域)の収縮力を高く設定することで、着用者の排泄による重量を支えるための支点を形成させることが可能となるために、吸収性物品のずれ落ちが起こりづらく、ずれ落ちに起因した着用者の動作を妨げづらくなる。
(c) 吸収性物品に配されている弾性部材が着用者の身体を過度に締め付けることが防止され、着用感が良好になる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明のパンツ型吸収性物品の一実施形態として、パンツ型の使い捨ておむつの斜視図が示されている。図2には図1に示す吸収性物品を組み立てる前の状態の分解斜視図が示されている。図3には、図2における吸収性物品の展開状態の平面図が示されている。なお、以下の説明において吸収性物品の展開状態とは、吸収性物品のサイドシール部が接合される前の状態をいい、接合状態とはサイドシール部が接合された後の状態をいう。
本実施形態の吸収性物品1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及び両シート2,3間に介在配置された液保持性の吸収性コア4を有する実質的に縦長の吸収体本体10と、該吸収体本体10の裏面シート3側に配された外包材11とを備えている。
外包材11は、その両側縁が、長手方向中央部において内方に括れた砂時計形の形状をしており、おむつの輪郭を画成している。外包材11はその長手方向において、着用者の腹側に配される腹側部Aと背側に配される背側部Bとその間に位置する股下部Cとに区分される。腹側部A及び背側部Bは、外包材11の長手方向前後端部に相当し、股下部Cは外包材11の長手方向中央部に相当する。外包材11は、その腹側部Aの両側縁A1、A2と背側部Bの両側縁B1、B2とが互いに接合されて、吸収性物品1にはウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成される。この接合によって、吸収性物品1の左右両側縁には一対のサイドシール部Sが形成される。この接合には例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、ホットメルトシール等が用いられる。
表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4はそれぞれ矩形状であり、一体化されて縦長の吸収体本体10を形成している。表面シート2及び裏面シート3としては、従来この種の吸収性物品に用いられているものと同様のものを用いることができる。また吸収性コア4は、高吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成されており、ティッシュペーパー(図示せず)によって被覆されている。
図2に示すように、吸収体本体10の長手方向の左右両側には、液抵抗性ないし液不透過性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス8が形成されている。各側方カフス8は、吸収体本体10の長手方向に沿って固定端部及び自由端部を有している。固定端部は、表面シート2に固定されている。一方、自由端部の近傍には、側方カフス弾性部材81が伸張状態で配されている。これにより、使用時において側方カフス弾性部材81が収縮することにより側方カフス8が起立して、吸収体本体10の幅方向への液の流出が阻止される。
外包材11は、少なくとも二枚の不織布、即ち外層不織布12と該外層不織布12の内面側に配された内層不織布13とを有している。外層不織布12は吸収性物品1の外面をなし、内層不織布13は外層不織布12の内面側に、ホットメルト接着剤などの接着剤やエンボス加工等によって接合されている。吸収性物品の外側からの液の染み込み及び内側からの液の染み出しを防止する観点から、内層不織布13及び外層不織布12は、両方の不織布が撥水性不織布であることが好ましい。
外包材11は、吸収体本体10の前後端縁から外方に延出しており、延出した部分が吸収体本体10側に折り返されている。折り返された外包材11は、吸収体本体10の前後端部上を被覆している。
外包材11における前後端部には、前後端縁に沿って、複数のウエスト部弾性部材51、51が、外包材11の幅方向に亘り配されている。各ウエスト部弾性部材51、51は、外層不織布12と内層不織布13とによって伸張状態で挟持固定されている。各ウエスト部弾性部材51、51は、吸収性物品1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合させたときに、両弾性部材51、51の端部同士が重なるように配されている。これによって、図1に示すように、吸収性物品1のウエスト開口部5の付近には実質的に連続したリング状のウエストギャザーが形成される。
外包材11における左右両側の湾曲部には、レッグ部弾性部材61a、61bが配されている。各レッグ部弾性部材61a、61bは、前記湾曲部に沿って配されている。各レッグ部弾性部材61a、61bは、外層不織布12と内層不織布13との間に配されており、所定の接合手段によって、両不織布12、13に伸張状態で固定されている。各レッグ部弾性部材61a、61bは、その一端どうしが股下部Cにおいて重なり合っている。一方、他端は腹側部A及び背側部Bの各側縁の位置において終端している。各レッグ部弾性部材61a、61bは、おむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合させたときに、両弾性部材61a、61bの端部同士が重なるように配されている。これによって、図1に示すように、吸収性物品1のレッグ開口部6、6の付近には実質的に連続したリング状のレッグギャザーが形成される。
本実施形態のおむつ1においては、図3に示すように、接合状態の吸収性物品1の腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、ウエスト開口部とレッグ開口部までの幅方向に沿って弾性部材が配設されているサイド部において、弾性部材の最上から最下までの区間を4等分し、ウエスト開口部側から順に第1領域7A、第2領域7B、第3領域7C、第4領域7Dの4つの領域を仮想的に考える。
より具体的には、一対のサイドシール部S,Sそれぞれにおける最も上方に位置する弾性部材51の上端同士を結ぶ上部仮想直線L1と、一対のサイドシール部S,Sそれぞれにおける最も下方に位置する弾性部材61a又は61bの下端同士を結ぶ下部仮想直線L2との間の領域を、おむつ幅方向に延びる4本の相互に同じ幅の帯状領域7A〜7Dに区分し、該4本の帯状領域7A〜7Dを、上部仮想直線L1側から下部仮想直線L2側に向かって順に、第1領域7A、第2領域7B、第3領域7C及び第4領域7Dとする。
各領域7A〜7Dは吸収性物品1の幅方向に延在している。この4つの領域のうち、第1領域7Aにはウエスト部弾性部材51が主として存在している。また第4領域7Dにはレッグ部弾性部材61a,61bと吸収性物品1の幅方向に延びる弾性部材が存在している。また、第1領域7Aと第4領域7Dとの間の第2領域7B及び第3領域7Cには、吸収性物品1の幅方向に延びる弾性部材が多数配されている。これらの弾性部材のうち、第2領域7Bに存在するものを第1弾性部材71aと呼び、第3領域7Cに存在するものを第2弾性部材72aと呼び、第4領域7Dに存在するものを第3弾性部材73aと呼ぶこととする。
第1弾性部材71a、第2弾性部材72a及び第3弾性部材73aは何れも、吸収性物品1の左右両側縁(即ち外包材11の左右両側縁)と吸収性コア4の左右両側縁との間に亘って延在している。そして、吸収性コア4が存在している部位には、第1弾性部材71a及び第2弾性部材72aは何れも実質的に存在していない。その結果、第2領域7B、第3領域7C及び第4領域7Dに形成されるギャザーは、吸収性物品1の左右両側縁と吸収性コア4の左右両側縁との間に位置しており、吸収性コア4が存在する位置にはギャザーが実質的に形成されていない。これにより、着用状態においても吸収性コア4が存在している部位は、第1弾性部材71aや第2弾性部材72a及び第3弾性部材73aの収縮により外包材11が縮むことがなく、おむつ1は外観的にも、また吸収性能的にも良好なものとなる。しかし本発明はこの構成に限定されることはなく、第1弾性部材71aや第2弾性部材72a及び第3弾性部材73aが吸収性物品1の幅方向において実質的に全周に亘って配置されていてもよい。
本実施形態の吸収性物品1における各弾性部材としてはそれぞれ、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、伸縮性不織布又はホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)、帯状(平ゴム)、ネット状(網状)又はフィルム状に形成したものが好ましく用いられる。
而して、本実施形態の吸収性物品1においては、第1領域7A、第2領域7B、第3領域7C及び第4領域7Dそれぞれの、おむつ着用時の各領域収縮力が、以下の関係を有している。
即ち、第2領域7Bが第3領域7Cよりも大きく、第4領域7Dが第3領域7Cよりも大きく、第2領域7Bが第1領域7Aよりも大きい。ここでいう第1領域の収縮力は、腹側部A側の第1領域7Aの収縮力と背側部B側の第1領域7Aの収縮力の平均値であり、第2領域〜第4領域それぞれの収縮力についても同様である。
また、本実施形態の吸収性物品1においては、第1領域7Aの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力を10〜150cNとし、第2領域7Bの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力を60〜150cNとし、第3領域7Cの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力を10〜100cNとし、第4領域7Dの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力を60〜150cNとしてある。
従来、パンツ型おむつの着用中のずれ落ちを防止するためには、特に幼児用のパンツ型使い捨ておむつの着用中のずれ落ちを防止するためには、ウエスト開口部に配設する弾性部材の締め付け圧を高くして、該ウエスト開口部によってパンツ型おむつを着用者の身体に密着させることが有効であると考えられてきた(例えば、先に述べた特許文献2参照)。しかし本発明者らの検討の結果、パンツ型おむつの着用中のずれ落ちを効果的に防止するためには、ウエスト開口部の収縮力、即ち本実施形態においては第1領域7Aの収縮力を高くするよりも、第2領域7Bおよび第4領域7Dの収縮力を高くし、第1領域7Aや第3領域7Cの収縮力を低く設定することが有効であることが見出された。
この理由は、第2領域7Bおよび第4領域7Dが関与する身体の領域は骨が体表近くまで突出している領域であり、また身体の括れが存在する領域であるため、この領域の収縮力を高めることで吸収性物品の重量を支える支点を形成できるためである。また第1領域7Aにおいては、着用者、特に幼児は、その身体的な特徴として腹まわりが張り出しているので、当該張り出している腹まわりに当接するウエスト開口部の収縮力を高くすると、その収縮力が高い故にウエスト開口部が次第に絞り込まれて、腹まわりが細くなる部位にまで該ウエスト開口部がずれ下がってくるからである。
さらに第3領域7Cは、吸収性物品1を着用したときに着用者の骨盤が体表近くまで存在していない部位であり、皮膚の動作による変動が大きい領域であるため、収縮力を低くすることでパンツ型吸収性物品のはき心地が良くなりずれ落ちにくくなるためである。
前述した通り、本実施形態の吸収性物品1においては、第1領域7Aの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力を10〜150cNとし、第2領域7Bの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力を60〜150cNとし、第3領域7Cの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力を10〜100cNとし、第4領域7Dの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力が60〜150cNである。
第1領域7Aの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力が150cN以上、第3領域7Cの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力が100cN以上であると、着用者の身体を過度に締め付けてしまうほか、吸収性物品1の装着操作が困難になってしまう。また着用によって弾性部材の跡が肌に残ってしまう。この観点から、吸収性物品1の第1領域7Aの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力が150cN以下、第3領域7Cの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力が100cN以下であることが重要である。
また、第2領域7Bおよび第4領域7Dの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力が60cN以下であると、吸収性物品1の第2領域7Bおよび第4領域7Dにおいて吸収性物品の重量を支えるための支点の形成が困難となり、その結果、吸収性物品1がずれ落ちてしまい、着用状態での吸収性物品1の外観が非常に低下してしまう。特に、吸収性物品1の股下部Cでのだぶつきが顕著になってしまい、また尿および便の漏れの原因となる。
一方、第2領域7Bおよび第4領域7Dにおける吸収性物品1の着用時の収縮力が150cN超であると、着用者の身体を過度に締め付けてしまうほか、おむつ1の装着操作が困難になってしまう。また着用によって弾性部材の跡が肌に残ってしまう。
吸収性物品1のはき心地の良さを向上させ、また着用状態での吸収性物品1の外観や吸収性物品1の装着操作を一層向上させる観点から、第1領域7Aの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力は10〜150cNであることが好ましく20〜80cNであることが更に好ましい。
また第2領域7Bの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力は吸収性物品の重量に対する支点を形成させ、弾性部材の跡を防止させる観点から60〜150cNであることが好ましく60〜120cNであることが更に好ましい。
さらに第3領域7Cの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力は吸収性物品1のはき心地の良さを向上させ、また着用状態での吸収性物品1の外観や吸収性物品1の装着操作を一層向上させる観点から、10〜100cNであることが好ましく10〜40cNであることが更に好ましい。
第4領域7Dの前身頃、後身頃を合わせた平均収縮力は吸収性物品の重量に対する支点を形成させ、弾性部材の跡を防止させる観点から60〜150cNであることが好ましく、60〜120cNであることが更に好ましい。
第1領域7A、第2領域7B、第3領域7C、第4領域7Dの4つの領域における吸収性物品1の着用時の収縮力は、例えば第1弾性部材71aの素材、太さや伸長率、或いは配設間隔を調整することでコントロールすることができる。
本実施形態のおむつ1は、第4領域7Dの収縮力(腹側部と背側部との平均)が、第2領域7Bの収縮力(腹側部と背側部との平均)よりも大きいかほぼ等しい。
かかる構成により、おむつのズレ落ちを効果的に抑制できるだけでなく、従来のパンツ型おむつの課題であったゴム跡つきや肌の赤みを低減することができる。
尚、第4領域7Dと第2領域7Bの収縮力がほぼ等しい場合には、第2領域7Bの方が収縮力が大きい(場合がある)が、第4領域7Dの収縮力と第2領域7Bの収縮力との差が、10cN以下である場合が含まれる。
第1領域7A、第2領域7B、第3領域7C、第4領域7Dの4つの領域における吸収性物品1の収縮力は、(株)ORIENTEC社製のテンシロン万能試験機(RTC−1210A)によって測定される。具体的な測定法は以下の通りである。
[第1領域7A、第2領域7B、第3領域7C、第4領域7Dの収縮力の測定方法]
おむつを、展開して平面状に拡げ、該おむつを、おむつ幅方向と平行な直線に沿って切断して、腹側部A及び背側部Bそれぞれから第1〜第4領域をそれぞれ切り出す。この切り出しの際には、外包材11のみならず、吸収性本体10等を含むおむつ全体を切断する。
切り出した各領域(測定サンプル)の長手方向の両端(サイドシール部を形成していた部分のすぐ内側)を、テンシロン引張試験機(ORIENTEC社製「RTC−1210A」)のチャックに挟み、該測定サンプルを300mm/minの速度で長手方向に伸長させ、外包材11の内寸〔弾性部材により外包材のシートが収縮していない状態(換言すれば弾性部材を配さずに外包材のみを伸展させた状態)で測定した外包材11のサイドシール部間の長さ〕を100(例えば350mm)としたときの、80相当(例えば280mm)の長さまで伸長させた後に、71相当(例えば250mm)の長さまで収縮させたときの引張り荷重(cN)を収縮力とする。外包材11の内寸を100としたときの71相当の長さにおける戻りの力を規定した理由は、本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1を着用する主たる対象者である幼児の腹回りの長さがおむつ内寸と比して71%程度となるからである。なお、ここで言う腹回りの長さは、幼児の姿勢が変化したときの腹回りの周長の変化を考慮し、立位および座位で測定した腹回りの平均値である。
着用者の腸骨稜9aから上前腸骨棘9bにかけての部位には一定の幅があり、当該幅の範囲内で吸収性物品1の第2領域7Bを当該部位に固定することで、また当該幅の範囲内で吸収性物品1の第4領域7Dを着用者の大転子9cに固定することで吸収性物品1のずれ落ちを効果的に防止することができる。腸骨稜9a、上前腸骨棘9b及び大転子9cは解剖学の用語である。この観点から、本実施形態の吸収性物品1においては、サイドシール部Sの長さを90〜140mmなしている。この幅が95〜135mm、特に95〜130mmであると、吸収性物品1のずれ落ちを一層効果的に防止することができ、また着用状態での吸収性物品1の外観や吸収性物品1の装着操作(はかせやすさ等)を一層向上させることができる。
吸収性物品1においては、サイドシール部Sの長さに加えて、吸収性物品1の展開状態における長手方向の全長Lが440〜530mmになされている。前述したように、第2領域および第4領域が吸収性物品の重量を支える支点を形成している限りにおいては、それ以外の部分(第1領域および第3領域)の収縮力を高めても吸収性物品のずれ落ちに対してほとんど効果はなく、第1領域や第3領域の収縮力が強いと動作による皮膚の変動で吸収性物品が下がってきてしまうという不具合が生じる。
また吸収性物品装着時の「すっきり感」を高める観点から、第1領域の吸収性物品長手方向長さは極力短くすることが望ましい。
しかし、衣服として吸収性物品を考えた場合、第1領域にはある程度の長さが必要となる。本発明者らが種々の検討の行ったところ、吸収性物品1の展開状態における長手方向の全長Lを440〜530mmにすることで、吸収性物品着用時の衣服としての「安心感」及び「はき心地」を損なうことなく、おむつ着用時において第2領域および第4領域を骨が体表近くまで突出している部位に当接させることができ、「ずれ落ち防止性」をも兼ね備えた吸収性物品を得ることができることを見出した。
着用時における「安心感」、「はき心地」及び「ずれ落ち防止性」を更に向上させるためには、吸収性物品1の展開状態における長手方向の全長Lを450〜520mmにすることが好ましく、460〜515mmにすることが更に好ましい。
吸収性物品1を着用した状態で、第2領域7Bおよび第4領域7Dが着用者の骨が体表近くまで突出している部位に当接するようにするためには、吸収性物品1の寸法と着用者の体格との関係が重要である。
例えばパンツ型吸収性物品の主たる着用対象者である幼児を考えた場合、吸収性物品1の展開状態において、腹側部Aの第2領域7Bの中心位置(吸収性物品1の長手方向に沿う中心位置)と吸収性物品1の長手方向中心線CLとの間の距離K1を好ましくは180〜220mmとし、また吸収性物品1の展開状態において、背側部Bの第2領域71の中心位置(吸収性物品1の長手方向に沿う中心位置)と吸収性物品1の長手方向中心線CLとの間の距離K2を好ましくは180〜220mmとすることで、第2領域7Bおよび第4領域7Dを着用者の骨が体表近くまで突出している部位に首尾良く当接させることができる。
この値はパンツ吸収性物品の主たる着用対象者である幼児約350人の身体計測を実施して決定されたものである。具体的には図5に示すように、上前腸骨棘の水平位置高さにある腹側部左右中心点を上前腸骨棘高前中心とし、背側部を上前腸骨棘高後中心とすると、上前腸骨棘高前中心から股下を経由し上前腸骨棘高後中心までの長さを上前腸骨棘高前後長とし、この上前腸骨棘高前後長に吸収性物品の材料による厚み等を考慮した必要長を加えて得られた数値を二分したものである。当該距離K1およびK2を185〜215mm、特に190〜215mmとすることで、第2領域7Bおよび第4領域7Dが着用者の骨が体表近くまで突出している部位に当接させることができる。
第1領域〜第4領域は前身頃A及び後身頃部Bに存在するが、前身頃A及び後身頃部Bにおける構成は全く同じである必要はない。即ち、第2領域7Bにおける前身頃A及び後身頃部Bにおける収縮力の平均が、第2領域が第3領域よりも大きく、第4領域が第3領域よりも大きく、第2領域が第1領域よりも大きいことを満たせば、弾性体の素材、太さ、伸長率、配設間隔は前身頃A及び後身頃部Bにおいて異なっていてもよい。
本発明において、おむつ1の長手方向中心線CLとは、おむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とが実質的にずれることなく互いに接合されている場合においては、おむつ1の展開状態におけるA1、B1の中点を通るおむつ幅方向に沿う直線のことをいう(図3参照)。これと異なり、例えば図6(a)及び(b)に示すように、腹側部Aの両側縁A1,A2が、背側部Bの両側縁B1',B2'と接合されておらず、両側縁B1',B2'よりも長手方向内方の位置であるB1,B2において接合されている場合においては、B1,B2からB1',B2'にかけての領域をないものと仮定した上で、前述と同様に、おむつの長手方向中心線を定める。
吸収性物品1においては、吸収性物品1着用時のレッグ開口部6の圧力が、1.0〜2.4kPa、特に1.2〜2.2kPaとなされていることが好ましい。吸収性物品着用時のレッグ開口部6の圧力が前記範囲内であることによって、レッグ開口部6の開口端が着用者の鼠蹊部に適正にフィットし、着用者の脚周りからの液漏れを効果的に防止することができる。
また、使用時において排尿/排便に起因して吸収性物品1の股下における重量が増加しても、股下において吸収性コアが着用者の身体から離間することが防止され、着用中の吸収性物品1の外観も低下及び尿や便の漏れが防止される。その結果、着用状態の吸収性物品1を良好な状態に保つことができる等の効果を得ることができる。
[レッグ開口部の装着圧の測定方法]
装着圧測定装置((株)エイエムアイ・テクノ製の接触圧測定器(AMI3037−2))を用い、吸収性物品1のレッグ開口部6に周長300mmの円筒を挿入(装着)し、弾性部材61a,61bが配置された部位にて円周方向にφ=15mmのエアパックを用い50mm間隔で6点測定を行う。弾性部材61a,61bが複数本存在する場合は、該弾性部材が配置されている領域の幅中心点にて測定を行う。右足および左足計12点の平均値をレッグ開口部6の装着圧とする。レッグ部弾性部材61a,61bが完全に、あるいは部分的にないものに関しては相当部位における側方カフス弾性部材81が配置されている領域の装着圧をもってレッグ開口部の装着圧とする。
円筒の周長を300mmとした理由は、本実施形態の吸収性物品1を着用する主たる対象者である幼児の鼠蹊部(足まわり)の長さの平均がおおよそ300mmであることによる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されるものではない。例えば前記実施形態の吸収性物品1においては、第1弾性部材71a又は第2弾性部材72aが吸収性物品1の左右両側縁と吸収性コア4の左右両側縁との間のみに配されているが、この構成に限定されることはなく、吸収性コア4の左右両側縁部のみ各弾性部材71a又は72aの一部を重ねることもできるし、吸収性物品の幅方向全長に亘って配置させることもできる。この場合には、吸収性コア4と重なる部分の外包材11には第1又は第2弾性部材により収縮させる力が働くことになる。しかしそのような場合においても、吸収性コア4が配されている領域に位置する外包材11を、粘着剤により吸収性コア4に貼り付けることで、吸収性コア4の剛性を利用して弾性部材の収縮を抑制し、吸収性コア4が配された部分における外包材11に皺が発生することを防止することができる。
また、股下部Cに、レッグ開口部の周縁部に沿うレッグ部弾性部材61a,61bが配されていなくても良い。本発明におむつは、優れたずれ防止性能を有するため、レッグ部弾性部材61a,61bを無くしても、レッグ開口部からの漏れが生じ難い。
また、外層及び内層不織布12,13に挟持固定されている第1弾性部材71a又は第2弾性部材72aを、吸収性コア4が配されている部分だけは、不織布12,13に殆ど固定させないことによっても、吸収性コア4が配された部分における外包材11に皺が発生することを防止することもできる。
また外包材11においては、内層不織布13及び外層不織布12の何れか一方だけを、撥水性不織布とすることが可能である。また側方カフス8で十分な防漏性を確保できる場合には、内層不織布13及び外層不織布12の両方に透水性不織布も用いることも可能である。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。
〔実施例1、2及び比較例1から比較例3〕
下記表1に示す第1〜第4領域を腹側部及び背側部に有するパンツ型使い捨ておむつを製造した。なお、この際レッグ開口部6に弾性部材を導入しないことで、ウエスト開口部からレッグ開口部までの胴回り領域の収縮力の影響を明らかにした。吸収性本体10における表面シート2は、坪量25g/m2の親水性エアースルー不織布から構成されていた。裏面シート3は、坪量20g/m2のポリエチレンシートから構成されていた。また外包材11における外層不織布12は、坪量25g/m2の撥水性エアースルー不織布から構成されており、内層不織布13は、坪量18g/m2の撥水性スパンボンド不織布から構成されていた。各例とも、腹側部A及び背側部Bそれぞれについて、第1及び2領域には6本、第3及び4領域には5本の弾性部材を配した。第1、2領域においては6本、第3,4領域においては5本導入されている各弾性部材によって生じる収縮力は、最細で310dtexの糸ゴムから最太で平ゴムまでの弾性部材の種類を用い、その伸長率を変えることで変化させた。得られたおむつにおける各値を表1に示す。
得られたおむつを1〜2才相当のベビー動的モデルに装着させ、以下の評価を行った。
Figure 2009125088
〔評価〕
(1)ずれ落ちにくさ(ベビー動的モデルによるずれ落ち評価によりウエストの装着位置が90mm以下であったかどうか)
○:ずれ落ちにくい(ウエストの装着位置の変化が90mm以下である)
×:ずれ落ちやすい(ウエストの装着位置の変化が90mm以上である)
(2)外観(ベビー動的モデル装着時に腹側と背側の収縮力の違いによるひきつれ感や、ずれ落ちたあとの製品の折り重なりによるもたつきを起こしていないかどうか)
○:良好
×:問題あり
表1に示す結果から明らかなように、実施例1、2のおむつは、おむつのずれ落ちが起こりにくいものであり、しかも外観に優れるものであることが判る。
これに対して比較例1のおむつは、第2、第4領域にずれ落ちを抑制するための支点を形成することができないためにずれ落ちやすくなっており、ずれ落ち評価後には製品の折り重なりによるもたつきも観察された。
比較例2のおむつは、第2領域にしか支点を形成できず、ずれ落ちやすい。
比較例3のおむつは、第4領域にしか支点を形成できず、ずれ落ちやすい。

本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すおむつを組み立てる前の状態を示す分解斜視図である。 図2における外包材の展開状態を示す平面図である。 腸骨および大転子を示す説明図である。 上前腸骨棘高前後長の測定方法を示す説明図である。 図6(a)は本発明のおむつの別の実施形態を示す斜視図であり、図6(b)は図6(a)に示すおむつの展開状態を示す平面図である。
符号の説明
1 パンツ型使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
10 吸収性本体
11 外包材
7A 第1領域
7B 第2領域
7C 第3領域
7D 第4領域
A 腹側部
B 背側部
C 股下部

Claims (3)

  1. 腹側部、股下部及び背側部を有し、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型使い捨ておむつであって、
    一対のサイドシール部それぞれにおける最も上方に位置する弾性部材の上端同士を結ぶ上部仮想直線と、一対のサイドシール部それぞれにおける最も下方に位置する弾性部材の下端同士を結ぶ下部仮想直線との間の領域を、おむつ幅方向に延びる4本の同じ幅の帯状領域に区分し、該4本の帯状領域を、上部仮想直線側から下部仮想直線側に向かって順に第1領域、第2領域、第3領域、第4領域としたときに、
    おむつ着用時の各領域収縮力は、第2領域が第3領域よりも大きく、第4領域が第3領域よりも大きく、第2領域が第1領域よりも大きいことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  2. 前記第4領域における収縮力は、前記第2領域よりも大きいかほぼ等しいことを特徴とする請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 股下部に、レッグ開口部の周縁部に沿う弾性部材が配されていないことを特徴とする請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
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