JP2011110193A - 遊技場用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が大勝ちしたときの遊技情報を管理し、遊技機を選択するときの指標を提供出来る遊技場用システムを提供する。
【解決手段】遊技用装置は、遊技者からの遊技機検索要求に応じて、遊技者が指定した遊技情報に類似する遊技情報を備えた遊技機を検索し、表示部にランキングM3として表示する。このとき、遊技機の台番やSなどの遊技情報を、優先順位に基づいたランキング形式で、且つ、類似性を判断するための近似値と共に、どの程度の差があるかを示す検索レベルに応じた色分を行って、表示する。また、詳細なデータを知りたい遊技者のために、「詳細」釦M5を表示する。
【選択図】図7

Description

本発明は、遊技者による遊技情報の検索及び表示が可能な遊技場用システムに関する。
遊技者の中には、来店時や遊技する遊技機を変更する所謂台移動時に、遊技機の遊技情報により遊技機を検索し、遊技する遊技機を定めたいというニーズがある。このようなニーズに応えるため、遊技者に前提条件を入力させ、その前提条件に見合う遊技機を検索し、更に、その中から遊技する遊技機を選択させて予約状態とする遊技場用システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような遊技場用システムを利用して遊技機を選択する場合、或いは遊技者自身が遊技機に対応する情報表示装置を見回って遊技情報を確認しながら遊技機を選択する場合に、例えば大当たり回数が一番多い、或いは「777」等の特定のスタート(前回の大当たりが発生してからの回転数)を選択する等、どのような遊技情報を基準として前提条件の入力や、遊技機の選択をするかは遊技者毎に様々である。
特開2002−52220号公報
さて、遊技者が遊技する最大の目的は、多数の出玉の獲得や、多数の大当たりを発生させる等のような所謂大勝ちすることである。そして、遊技者の中には、「大勝ちした遊技機の遊技開始時の遊技情報と近似する遊技情報で遊技すれば、同様に大勝ちするのでは?」と考える遊技者もいる。
しかしながら、特許文献1のように遊技者が前提条件を直接入力するような遊技場用システムでは、どのような遊技条件のときに大勝ちが発生したのかを把握できず、大勝ちしたときの遊技情報と近似する遊技機で遊技したいというような遊技者のニーズに応える指標を提供することが困難であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者が大勝ちしたときの遊技情報を管理し、遊技機を選択するときの指標を提供出来る遊技場用システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、遊技機側から出力される遊技信号であって、遊技者が獲得した遊技媒体数、発生した大当たり数、及び遊技者の収支の内、少なくとも一つを含む遊技情報を特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記遊技信号の受信状況、所定の開始操作、及び遊技者を特定可能な識別情報である遊技者IDの受付の内、少なくとも一つにより成立する遊技開始条件の成立により、遊技機毎に遊技者が遊技を開始したことを判定する開始判定手段と、前記受信手段が受信した前記遊技信号により特定される遊技機毎の遊技情報を、前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点における遊技情報である開始情報を特定可能に記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶される遊技情報により前記開始情報を特定する情報特定手段と、前記記憶手段により記憶される遊技情報に対する条件であって、遊技者が大勝したとみなすことができる多数の遊技媒体を獲得したこと、多数の大当たりが発生したこと、及び遊技により多額の収支を得たことの少なくとも一つを特定するための条件である大勝条件を設定する設定手段と、前記記憶手段により記憶される遊技情報により前記大勝条件が満たされたか否かを判定する大勝判定手段と、前記大勝判定手段により前記大勝条件が満たされた旨の判定結果が得られた場合に、その判定対象となった遊技情報に対応する前記開始情報を大勝前情報として記憶する大勝前情報記憶手段と、前記大勝前情報、及び前記大勝前情報に関わる遊技情報の内、少なくとも一方である大勝前関連情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記大勝前情報に対応する大勝情報を記憶する大勝情報記憶手段を備え、前記記憶手段は、遊技場の営業開始時点を起点とした遊技情報である累計情報を記憶する一方、前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点を起点とした遊技情報である個別情報、及び前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点の前記累計情報の内、少なくとも一方を記憶することで前記開始情報を特定可能に記憶し、前記情報特定手段は、前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点の累計情報、或いは前記累計情報と前記個別情報との差を示す遊技情報を前記開始情報として特定し、前記大勝判定手段は、前記大勝条件と、前記累計情報、或いは前記個別情報とを比較することで前記大勝条件が満たされたか否かを判定し、前記大勝情報記憶手段は、前記大勝判定手段により大勝条件が満たされた旨の判定結果が得られた場合に、対応する前記累計情報、及び前記個別情報の内、少なくとも一方を前記大勝情報として記憶し、前記表示手段は、前記大勝前情報を表示する場合に、対応する前記大勝情報を比較可能に表示することで、前記大勝前関連情報を表示することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記大勝前情報を基準とした範囲である抽出範囲を特定可能な抽出条件を設定する条件設定手段と、前記表示手段に対応して設けられ、遊技者による検索操作を受け付ける操作手段と、前記操作手段による検索操作の受付に応じて、前記大勝前情報と、検索対象となる複数の遊技機について前記記憶手段により記憶される遊技機毎の遊技情報である検索遊技情報とを比較し、前記抽出範囲に属する前記検索遊技情報を、その遊技機IDと共に抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された検索遊技情報、及び対応する遊技機IDを前記大勝前関連情報として、前記検索操作を受付た前記操作手段に対応する前記表示手段にて表示することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記記憶手段は、複数の遊技情報項目について遊技情報を記憶し、前記条件設定手段は、前記抽出手段により比較対象となる遊技情報項目毎に複数段階の前記抽出範囲を特定可能に前記抽出条件を設定し、前記抽出手段は、前記抽出条件により複数段階の抽出範囲が特定される複数の遊技情報項目の各々について、前記大勝前情報と、前記検索遊技情報とを比較し、前記複数段階の抽出範囲のいずれの範囲に属するのかを判定し、前記表示手段は、前記検索遊技情報を表示する場合に、表示対象となる前記抽出条件により前記複数段階の抽出範囲が特定される複数の遊技情報項目の各々について、その複数段階の抽出範囲のいずれの範囲に属するかを識別可能に表示することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記抽出手段により抽出された前記検索遊技情報について、比較対象となった大勝前情報との近似値を特定する近似値特定手段を備え、前記条件設定手段は、前記比較対象となる遊技情報項目毎の複数段階の抽出範囲に対応付けて評価値を特定可能な評価値条件を設定し、前記近似値特定手段は、前記抽出手段により判定される判定結果に基づき、遊技情報項目毎に、前記検索遊技情報の属する前記抽出範囲に対応する前記評価値を特定し、その遊技情報項目毎に特定した前記評価値の合計を前記近似値として特定し、前記表示手段は、前記検索遊技情報を表示する場合に、当該検索遊技情報について特定された前記近似値を表す近似値情報を、その検索遊技情報と比較可能に表示することを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記抽出手段は、前記遊技開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた場合に、当該遊技開始の判定対象となった遊技機について前記記憶手段が記憶する遊技情報と近似する大勝前情報を抽出し、前記大勝前情報記憶手段は、前記抽出手段により近似する大勝前情報を抽出された場合に、当該抽出された大勝前情報と、当該開始判定対象となった遊技機についての遊技開始判定後の遊技情報とを対応付けて記憶し、前記表示手段は、前記大勝前関連情報を表示する場合に、対応する前記遊技開始判定後の遊技情報を比較可能に表示することを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記大勝前情報記憶手段により記憶される大勝前情報を、記憶対象、表示対象、或いは抽出対象から除外する除外処理を行う除外手段を備え、前記設定手段は、前記記憶手段により記憶される遊技情報に対する条件であって、遊技者が大勝したとみなすことができる多数の遊技媒体を獲得したこと、多数の大当たりが発生したこと、及び遊技により多額の収支を得たことの少なくとも一つを特定するための条件である最低条件、及び前記抽出手段により前記近似する大勝前情報を抽出された場合に、当該開始判定対象となった遊技機についての遊技開始判定後の遊技情報が前記最低条件を満たさなかった回数である最低回数、或いは前記最低回数と、前記近似する大勝前情報を抽出された回数との割合である最低割合についての条件である除外条件を設定し、前記除外手段は、大勝前情報毎に前記最低回数、或いは前記最低割合を特定し、その特定した前記最低回数、或いは前記最低割合が除外条件を満たした大勝前情報について前記除外処理を行うことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、大勝ちしたときの遊技情報と近似する遊技機で遊技したいという遊技者のニーズに応えるための、遊技機を選択するときの指標を提供することが可能となる。また、遊技場としては、従来、大当たり数が多い等の既に結果の出ている遊技機のみを優良台として報知していたが、大勝前情報としては大当たり数が少ない等、結果の出ていない遊技機の遊技情報も含まれる余地が生まれる。即ち、優良台の概念が広くなり、遊技場にとっても遊技者へアピール出来る遊技機の幅が広くなる。
請求項2の発明によれば、結果の出ていない可能性のある大勝前情報と、結果の出ている大勝情報とを比較するので、遊技者が大勝前情報を指標として遊技機を選択する際に、その遊技結果を具体的にイメージし、納得の上で遊技することが可能となる。
請求項3の発明によれば、大勝前情報を検索基準として遊技機を検索するので、大勝前情報をより積極的に利用可能となる。
請求項4の発明によれば、大勝前情報としては複数の遊技情報項目が対象となり得る。この場合、一方の遊技情報項目は検索遊技情報と大勝前情報とが近似しているが、他方の遊技情報項目は、余り近似していないこともあり得る。そこで、検索遊技情報を表示する場合に、表示対象となる遊技情報の各々について、複数段階の抽出範囲のいずれの範囲に属するかを識別可能に表示するので、遊技情報項目毎にその近似度合いを把握出来、大勝前情報と検索遊技情報との近似度合いを多角的に、且つ把握し易く報知し得るようになる。
請求項5の発明によれば、近似値情報を参照するのみで、大凡の大勝前情報と検索遊技情報との近似度合いを多角的に、且つ把握し易い報知し得るようになる。
請求項6の発明によれば、大勝前情報に基づき大勝を期待して遊技した場合に、その後の遊技結果が遊技者の期待する結果であったのか否か、即ち、大勝前情報についての信頼度等が把握可能となる。
請求項7の発明によれば、大勝前情報に基づき大勝を期待して遊技した場合に、その後の遊技結果が遊技者の期待する結果ではない大勝前情報を除外したいという遊技者のニーズに応えることが可能となる。
本発明の一実施形態による遊技場用システムの構成を概略的に示す図 管理装置が記憶する大勝設定を示す図 管理装置が記憶する機種設定を示す図 管理装置が記憶する評価値設定を示す図 管理装置の記憶領域を示す図 管理装置の大勝データ記憶領域を示す図 検索表示例1を示す図 検索表示例2を示す図 詳細釦押下時の詳細データ表示例を示す図
以下、本発明の一実施形態による遊技場用システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、遊技場用システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場内には、複数台のパチンコ遊技機(本発明でいう遊技機)2が設置されており、各遊技機2に対応して貸出機3が設置されている。これら遊技機2及び貸出機3は、中継装置4に接続されている。遊技情報管理装置(以下、単に管理装置という)5は、遊技場内の例えば事務所などに設置され、LAN6を介して各中継装置4と接続されており、遊技機2及び貸出機3等と通信可能に構成されている。尚、遊技場内には、図示しないスロットマシンや計数装置等も設置されている。また、遊技場には数百台の遊技機2が設置され、管理対象となっている。
遊技機2は、所謂デジパチとして周知の構成のものであり、遊技者が玉(遊技媒体)を盤面に発射するためのハンドル2a、玉を入賞させる普図入賞口2b、第1始動口2c及び第2始動口2d、玉の入賞に応じて表示図柄が変動する表示部2e、大当たり時に開放する大入賞口2fなどが設けられている。遊技機2は、第1始動口2c或いは第2始動口2dへの玉の入賞(始動入賞)に応じて大当たり抽選を行い、この抽選結果に基づき所謂特別図柄(特図)による図柄変動を表示部2eにて実行し、表示部2eに停止表示された図柄が大当たり図柄の場合に大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつで、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
遊技機2は、所定の大当たり抽選の当選確率に基づいて大当たりが発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口2fが開放される。遊技機2の場合、1ラウンド中の上限入賞数は10個、大入賞口2fの上限開放時間は30秒であり、これら上限入賞数或いは上限開放時間の何れかが満たされた場合に1ラウンドを終了する。また、確率変動中には、大当たり確率が大幅に向上するとともに、第2始動口2dへの入賞率が向上する時短状態になる。尚、確率変動は次回大当たりまで継続し、大当たり後に通常状態となる大当たり(所謂ノーマル大当たり)が発生すると終了する。このため、大当たりの回数が多いほど、また、確率変動や時短状態が多いほど、遊技者は多くの出玉を獲得することが出来る。
貸出機3は、遊技情報などを表示する表示部3a(表示手段に相当)、貨幣を投入する貨幣投入口3b、後述する会員カードを挿入するカード挿入口3c、挿入した会員カードを排出するための返却釦3dなどを備えている。また、表示部3aの表示領域に対応した領域には、タッチパネル3e(操作手段に相当)が設けられており、遊技者の操作を受付する。このような貸出機3は、CPUからなる制御部、RAM及びROMからなる記憶部、信号を送受信するためのインターフェースからなる送受信部などを備えた所謂CRサンドとして構成されており、以下のような機能を有している。
(1)固有のIDが記録された所謂会員カード或いはビジターカードをカード挿入口3cにて受付可能であり、受付した状態で貨幣投入口3bに貨幣が投入された場合に、そのIDに対応付けてその価値(有価価値)を記憶する。
(2)ビジターカードを所定数(5枚程度)ストック可能であり、会員カード或いはビジターカードを受付していない状態で貨幣を受付すると、ストックしているビジターカードに貨幣の有価価値を記録して、そのビジターカードを受付状態にする。
(3)有価価値が特定可能な状態で遊技機2に設けられた図示しない貸出釦が押下されると、その有価価値に基づき貸玉(遊技媒体に相当)を遊技機2の払出口から払出して売上信号を送信する。
(4)カードを受付けた状態で返却釦3dの押下を受付けすると、受付中のカードを排出する。
(5)表示部3aでは貸出或いは貯玉関連情報を表示可能であり、会員カードを受付する等の所定条件が成立すれば各種の対応する遊技機2に関する遊技情報等も表示可能となる。
これら遊技機側の装置(遊技機2、貸出機3等)からは、遊技者による遊技の進行に伴って、以下に示すような遊技信号が出力される。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOXから出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機2から出力される信号であっても良い。
セーフ信号=遊技機2から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号。遊技(入賞)に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
スタート信号=遊技機2から出力される図柄変動数(役物作動数、スタート)を特定可能な信号。第1始動口2c又は第2始動口2dへの入賞により変動(作動)する表示部2eにおける図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが出力されるので、「スタート信号数×1」をスタートとして特定する。尚、第1始動口2c又は第2始動口2dへの入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。
大当たり信号=遊技機2から出力される大当たりを特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号なので大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
特別状態信号=遊技機2から出力される特別状態を特定可能な信号。大当たり確率が向上する確変中等の大当たりを通常状態よりも発生させ易い状態である特別状態中にレベル出力される状態信号(確変信号)なので、特別状態信号受信中を特別状態中として特定する。尚、第2始動口2dへの入賞率が向上する時短中にレベル出力される状態信号(時短信号)であっても良い。また、大当たり信号や特別状態信号等の状態信号を受信していない期間を通常状態として特定する。
売上信号=貸出機3から出力される売上情報(売上玉数(貸出媒体数に相当)、売上額)を特定可能な信号。遊技者に対する有価価値を対価とした貸出玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「売上信号数×25」を売上玉数として特定し、売上玉数×貸単価を売上額として特定。
中継装置4は、CPUからなる制御部、RAM及びROMからなる記憶部(記憶手段に相当)、信号を送受信するためのインターフェースからなる送受信部(受信手段)を備えている。遊技機2及び貸出機3はこの中継装置4を介して接続され、更に中継装置4は管理装置5と接続されている。これにより、遊技機側と管理装置5との間で各種の情報の送受信が可能となっている。
管理装置5は、CPUからなる制御部(情報特定手段、設定手段、大勝判定手段、大勝前情報記憶手段、大勝情報記憶手段、条件設定手段、抽出手段、近似値特定手段、除外手段)、HDD(ハードディスク装置)、RAM、ROMからなる記憶部(記憶手段)、信号を送受信するためのインターフェースからなる送受信部、モニタ5a及びプリンタ(図示せず)などからなる出力部を備え、遊技機2毎の遊技情報を集計するとともに、それらの情報を管理する。また、管理装置5には、図2〜図4に示す各種の設定情報が設定されている。
図2は、管理装置5に設定されている大勝設定を示す図である。
大勝条件=遊技者の遊技情報に対する設定値で、各項目(図5参照)のいずれかの条件を満たした遊技情報を、遊技者が大勝ちしたとみなす大勝データとする。即ち、本発明でいう「多数の遊技媒体」とは、遊技者が大勝ちしたとみなすことができる後述する出玉(本実施形態では20000玉)を意味し、「多数の大当たり」とは、遊技者が大勝ちしたとみなすことができる大当たり数(本実施形態では25回)を意味し、「多額の収支」とは、遊技者が大勝ちしたとみなすことができる収支(本実施形態では50000円)を意味する。尚、大勝したか否かを判断する対象となる遊技情報は、後述する図5の記憶領域における個別データであるが、累計データとしても良い。
検索レベル=後述する大勝前データに対する範囲設定値で、遊技機2の検索時に、大勝前データと各遊技機2の遊技情報とを比較して、各項目の全ての遊技情報がこの範囲設定値以内(大勝前データに対する±の範囲内)に属する遊技機2を抽出する。尚、複数段階に設定可能である(図2では検索レベル1〜3の3段階)。
対象順位=検索対象とする大勝前データの順位で、この設定値より上位(「全て」の場合は、全て)の大勝前データを検索対象とする。
検索優先順位=検索する際に優先する項目の順位で、上位の項目が大勝前データに近似する順に遊技機2の遊技情報を表示する。
大勝優先順位=大勝データのランキングを作成する際の優先順位で、最上位の項目によりランキングし、その項目が同値である場合に次順位の項目によりランキングを行う。
図3は、管理装置5に設定されている機種設定を示す図である。機種設定には、遊技機2の機種名、及び各機種に設定されている台番(遊技機IDに相当)の範囲が設定されている。
図4は、管理装置5に設定されている評価値設定を示す図である。評価設定は、後述する近似値を定める際の評価値配分表であり、順位は検索優先順位に対応する。詳細は後述するが、例えば検索優先順位が「1位」で「検索レベル1」の範囲に属する場合は「100」点が配点され、検索優先順位が「4位」で「検索レベル3」の範囲に属する場合は「1」点が配点される。
これらの設定情報は、直接的或いは間接的な操作入力により設定或いは更新される。管理装置5は、設定情報が設定された場合、或いは、設定情報が更新された場合には、対応する中継装置4及び貸出機3(以下、貸出機3及び中継装置4を総称して遊技用装置という)に設定情報を送信し、各遊技用装置の設定情報を更新させる。
また、管理装置5は、図5(a)〜(c)に示す記憶領域を有しており、以下のデータを記憶している。
(a)累計データ:営業開始時点を起点とした遊技情報であり、遊技機の累計遊技情報に相当する。
(b)個別データ:遊技中の遊技者の遊技開始時点(遊技開始判定時)を起点とした遊技情報であり、遊技者の累計遊技情報に相当する。
(c)開始データ:遊技中の遊技者の遊技開始時点における累計データ。
尚、各データの項目が示す意味は、以下の通りである。
S、累計S=Sは直近の大当たりが終了してからのスタートで所謂大当たり間スタートに相当する。累計Sは累計スタートである。尚、Sは累計データであっても大当たり終了後から計数するが、累計データと個別データとでは遊技開始時点から始めの大当たりまで異なる数値になり得る。
大当たり、初当たり=大当たりは発生した全ての大当たり数で、初当たりは発生した大当たりの内、通常状態から発生した大当たり数。
出玉=セーフとアウトとの差(セーフ−アウト)。
稼動時間=遊技者の遊技時間(会員カード受付期間、又は、会員カードを受付けていない場合は稼動タイマの作動時間)。
投入額、収支=売上額及び収支((売上玉数+セーフ−アウト)×交換単価−売上額)。尚、交換単価は3円にて演算している。
会員ID=受付けた会員カードのID。即ち、遊技中の遊技者の会員ID。
遊技開始=遊技開始を判定した(会員カードを受付けた)時刻。
管理装置5は、図5に示す記憶領域を遊技機2毎に備えており、中継装置4を介して遊技機2側から送信される遊技信号により各データを更新する。例えば、アウト信号の受信毎に稼動タイマ(1分)を作動させ、その作動時間を「稼動時間」として特定する。
次に、上記した構成の遊技場用システム1の作用について説明する。
本実施形態のように貸出機3が隣接して設けられている遊技機2で遊技を開始する場合、例えば、会員カードを所有している遊技者は、会員カードを貸出機3のカード挿入口3cに挿入したのち、貨幣投入口3bに貨幣を投入して、又は所謂貯玉を利用して遊技玉の貸出を受ける。或いは、会員カードを所有していない遊技者は、会員カードを挿入することなく、貨幣投入口3bに貨幣を投入して遊技玉の貸出を受ける。
このとき、遊技用装置は、遊技機2から出力される遊技信号の受信状況に応じて、或いは、貸出機3のカード挿入口3cにおける会員カードの受付に応じて遊技開始を判定する。つまり、遊技用装置が遊技開始を判定するための条件は、
1.会員カードを受付けていない状態で最初の売上が発生(売上信号受信)。
2.会員カード返却後に、返却した会員カードとは異なる会員カードの受付。
の何れかである。
遊技用装置は、対応して設けられている各遊技機2について、管理装置5と同様に図5(a)〜(c)に示す各項目を記憶しており、会員カード受付時に会員IDを更新する。このとき、返却釦3dが押下されて会員カードを排出したとしても、会員IDのデータをそのまま保持する。即ち、遊技用装置は、会員カード受付時に、受付た会員カードの会員IDと、既に記憶されている会員IDとを照合し、両者が異なった場合に遊技開始を判定する(上記2.の場合)。或いは、会員カードを受付けていない状態で売上(遊技玉の貸出)が発生した場合にも遊技開始を判定し(上記1.の場合)、会員IDを含めた個別データを初期化する。尚、最初の売上発生時に遊技開始を判定するので、再度売上が発生した場合には遊技開始を判定しない。
遊技用装置は、遊技開始を判定すると、その旨を示す遊技開始信号を管理装置5に送信して遊技開始を判定したことを伝える。一方、管理装置5は、遊技用装置から遊技開始信号を受信して遊技開始(或いは客交替)を判定すると、その判定時刻を図5に示す「遊技開始」として特定して、また、会員カードが挿入されていれば「会員ID」を特定して「開始データ」を記憶するとともに、「個別データ」の更新を開始する。一方、遊技中の遊技者の遊技終了、即ち、次の遊技者の遊技開始を判定すると、「個別データ」に基づいて、図2に示す「大勝条件」が成立するか否かを判定する。
このとき、管理装置5は、「大勝条件」が成立する場合には、遊技者が大勝したとして図6に示す大勝データ記憶領域を更新する。図6に示す大勝データ記憶領域には、図5に示す記憶領域に記憶されている「開始データ」を「大勝前データ」として、また、「個別データ」を「大勝データ」として、「大勝優先順位」に従って順位付けして記憶されている。この大勝データ記憶領域は会員ID毎に設けられており、貸出機3で特定された会員IDに基づいて、全ての遊技者に対してこれらの処理が実行される。尚、大勝データ記憶領域には、図3に示す機種設定に基づいて、台番(遊技機ID)及び機種名も記憶される。
これらの記憶領域(図5参照)と大勝データ記憶領域(図6参照)との間には、開始データが遊技者の遊技開始時の累計データであるため、開始データ+個別データ=累計データの関係が成立する。即ち、図5の記憶領域において累計データと個別データとを記憶すれば、その差により開始データや大勝前データを特定出来る。同様に、図5にて累計データと、開始データとを記憶すれば個別データや大勝データを特定出来る。
さて、台移動を検討している遊技者は、所望の遊技機2を検索するために表示部3aのタッチパネル3eを操作する。このとき、遊技用装置は、遊技者の操作を表示部3aのタッチパネル3eにより受付し、遊技者が台移動等により台移動候補台を検索したい場合には、その検索操作を受付ける。遊技者が行う検索操作としては、例えば、検索優先順位にしたがって「大勝前データ」に近似する遊技情報の遊技機2を検索する第1操作、或いは、「検索レベル」に従って遊技情報を検索する第2操作などがある。
遊技用装置は、検索操作があった場合には、上記した第1操作又は第2操作のいずれの操作があったかを特定可能に管理装置5に検索要求信号を送信して検索要求する。管理装置5は、遊技用装置から検索要求があると、対応する「会員ID」について管理する図6に示す「大勝前データ」と、その「大勝前データ」に対応する機種に属する遊技機2の現在の遊技情報(図5に示す累計データ)とを比較して、検索条件に見合う遊技情報を抽出することで検索する。そして、その検索結果として、抽出した遊技機2の遊技情報、及び対応する図6の情報を示す検索結果情報を遊技用装置に送信する。
遊技用装置は、検索要求に応じて管理装置5から検索結果情報を受信すると、その検索結果情報を記憶し、検索操作に対応すべく図7又は図8の検索表示例を表示する。
図7は、第1操作が行われた場合の表示部3aの画面表示例を示す図である。遊技用装置は、遊技者が「大勝前データ」に近似する遊技情報を要求する第1操作を行った場合には、表示部3aに、検索結果を示すタイトルM1、「戻る」釦M2、検索優先順位が最上位である「S」(図2参照)について、現在の遊技機2の遊技情報(図5(a)の累計データを参照)と、「大勝前データ」(図6参照)との差(比較差)が小さい順に、対応する台番、各種の遊技情報、対応する「大勝データ」の順位(NO)、及び「近似値」を含めたランキングM3を表示する。尚、「S」の比較差が同数である遊技機2がないので、検索優先順位の次順位以降の項目である「大当たり」等については順位に影響を及ぼさない。
このとき、遊技用装置は、表示部3aは、検索優先順位が最上位である「S」の比較差が少なくとも図2に示す「検索レベル3」の範囲(本発明でいう「大勝前データを基準とした範囲」に相当)に属する遊技機2の遊技情報を抽出し、各項目について比較差が「検索レベル1〜3」の範囲のいずれに属するかにより、それぞれ「赤」、「黄」、「青」に背景を着色し、識別可能に表示している。尚、図7では、網掛けの種類により、模式的に「赤」、「黄」、「青」の着色を表している。
また、遊技用装置は、「近似値」を、図4の評価値設定に基づいて各比較差により特定する。例えば台番「16」は、検索優先順位が1位である「S」が「検索レベル1」の範囲に属するので図4より「100」が、2位の「大当たり」が「検索レベル2」の範囲に属するので「25」が、同様に「累計S」にて「10」、「初当たり」にて「5」が配点される。これにより、台番「16」の場合、その合計である「140」が「近似値」として特定される。
このように、遊技用装置は、遊技者により「検索レベル」に従った遊技情報が検索された場合には、各遊技機2の遊技情報及び「近似値」を、識別可能に表示する。このとき、表示部3aには、より詳細な遊技情報を知りたい遊技者に対するメッセージM4と、「詳細」釦M5とが表示される。これらメッセージM4及び「詳細」釦M5については、後述する。尚、「戻る」釦M2は前画面へと戻るための釦である。
図8は、第2操作が行われた場合の表示部3aの画面表示例を示す図である。遊技用装置は、遊技者が「検索レベル」による遊技情報を要求した場合には、表示部3aに「検索レベル」順のランキングM6を表示する。このとき、例えば、台番「13」は、検索項目となる「S」「大当たり」「累計S」「初当たり」の比較差全てが「検索レベル1」の範囲に属するので、背景色を「検索レベル1」に対応する「赤」に着色して識別可能に表示している。尚、図8でも、網掛けの種類により模式的に「赤」、「黄」、「青」の着色を表している。
一方、台番「16」は、「S」は「検索レベル1」の範囲に属するが、その他の検索項目は「検索レベル2」の範囲に属するので、背景色を「検索レベル2」に対応する「黄」に着色して識別可能に表示している。同様に、台番「29」は「累計S」が「検索レベル3」の範囲に属するので、「検索レベル3」を示す「青」に着色して識別表示している。このとき、各検索項目のうち、「検索レベル3」の範囲に属さないデータが1つでもある台番「15」及び「7」(図7参照)については、抽出しない。尚、「検索レベル」が同順位の場合は図6と同様に、検索優先順位に従って順位付けする。遊技機装置は、図7又は図8の画面が表示された状態で、遊技者による「詳細」釦M5の押下があれば、より詳細な遊技情報を表示する。
図9は、「詳細」釦M5が押下された場合の表示部3aの表示例を示す図である。表示部3aには、「比較データ」のタイトルM7、押下された「詳細」釦M5に対応する台番の遊技機2を「台移動候補台」とし、「台移動候補台」の遊技情報を「大勝前データ」と比較可能に一覧M8として表示し、更にその「大勝前データ」に対応する「大勝データ」を一覧M9として表示する。ここで、「前候補」釦M10の押下に応じて表示対象となる「台移動候補台」を図7、8にて1つ上位の遊技機の遊技情報に対応すべく表示更新し、「次候補」釦M11の押下に応じて1つ下位の遊技機の遊技情報に対応すべく表示更新する。尚、「前候補」釦M10及び「次候補」釦M11の操作方法を示すメッセージM12も表示する。
このように、遊技場用システム1は、遊技者の希望に添った遊技情報を提供している。
以上に説明した本実施形態の遊技場用システム1によれば、次のような効果を奏する。
大勝が発生した遊技情報と当該大勝が発生する前の時点における遊技情報とを管理装置5で記憶し、遊技者の要求に応じて大勝前データに近似する遊技情報の遊技機2を検索して遊技用装置に送信するので、遊技者が遊技機2を選択するための指標を提供することができ、大勝したときの遊技情報と近似する遊技機2で遊技したいという遊技者のニーズに応えることができる。
遊技場としては、従来、大当たり数が多い等の既に結果の出ている遊技機2のみを優良台として報知していたが、大勝前データには大当たり数が少ない等、結果の出ていない遊技機2の遊技情報も含まれる余地が生まれるので、優良台の概念が広くなり、遊技場にとっても遊技者へアピール出来る遊技機2の選択肢が広くなる。
結果の出ていない可能性のある大勝前データと、結果の出ている大勝データとを比較して表示するので、遊技者が大勝前データを指標として遊技機2を選択する際に、その遊技結果を具体的にイメージし、納得の上で遊技することが可能となる。
管理装置5は、遊技情報を検索する場合、大勝前データを検索基準として遊技機を検索するので、大勝前データをより積極的に利用することができる。
大勝前データは、図6に示すように複数の項目を対象としているので、一方の項目は検索遊技情報と大勝前データとが近似しているが、他方の項目は、あまり近似していないこともあり得る。そこで、検索遊技情報を表示する場合に、表示対象となる遊技情報の各々について、複数段階の抽出範囲のいずれの範囲に属するかを識別可能に表示するので、項目毎にその近似度合いを把握出来、大勝前データと検索遊技情報との近似度合いを多角的に、且つ把握し易く遊技者に報知することができる。
表示部3aに近似値情報を表示するので、近似値情報を参照するのみで、おおよその大勝前データと検索遊技情報との近似度合いを多角的に、且つ把握し易く遊技者に報知できる。
大勝関連データを表示する場合に、遊技開始後の遊技情報を比較可能に表示部3aに表示するので、大勝前データに基づき大勝を期待して遊技した場合に、その後の遊技結果が遊技者の期待する結果であったのか否か、即ち、大勝前データについての信頼度等を把握することができる。
検索項目となる遊技情報のうち、「検索レベル3」の範囲に属さないデータが1つでもある遊技機2を抽出対象としないので、検索結果の精度及び信頼性を高めることが出来る。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
大勝前データ及び大勝データについて、会員IDに対応付けて管理する実施形態としたため、会員IDが特定されない場合には記憶しない構成としたが、会員IDを対応付けずに記憶しても良い。
大勝前データ及び大勝データの記憶を遊技終了時に行うことを例示したが、大勝条件が成立したかを随時判定し、大勝条件が成立した場合は、図6の大勝データ記憶領域に登録した上で図5の記憶領域及び大勝データ記憶領域を並行して更新しても良い。この場合、上記変形例と複合させ、更に大勝前データの対象期間を特定して、例えば「当日(ここ最近)、大勝ちしている遊技機の大勝前データ」として表示対象や、検索対象とすれば、他の遊技者が大勝ちしている遊技機の前提となる遊技情報として遊技者にアピール可能となる。
検索処理は、図7の検索表示例1或いは図8の検索表示例2のいずれか一方のみの検索としても良い。また、検索処理は付加的な処理であり、大勝前データ及び大勝データそのまま管理装置5或いは遊技用装置にて表示するだけでも良い。
検索時に対応する会員IDに限定して大勝前データと遊技情報とを比較したが、会員IDを限定せずに比較対象となる大勝前データを特定しても良い。また、大勝前データと大勝データとを比較可能に出力して大勝前データを指定した上で比較対象としたり、自身以外の会員IDを指定して比較対象にしても良い。この場合、会員IDをマスクして会員ID単位で大勝前データ及び大勝データをグループ化して表示し、遊技者が気に入ったグループを指定して比較対象とすることが望ましい。
稼動タイマの非作動状態、会員カードの非受付状態、所謂持玉(売上玉+出玉)が所定値以下等の空台条件が成立しているか否かにより空台判定(周知の構成)を行い、検索結果を示す場合に空台か否かを特定可能に台移動候補台の遊技情報を表示しても良い。また、検索対象となる遊技機2を空台に限定して検索しても良い。
台移動候補台を予約者による会員カードを受付けるまで遊技用装置により遊技不能とする、又は、台予約表示を行う台予約状態するようにしても良い。この場合、例えば図7及び図8の「詳細」釦の近隣に「台予約」釦を設け、その押下に応じて対応する遊技機2を台予約状態にすれば良い。
大勝前データ及び大勝データの対象となる遊技情報としては、初当たり毎の継続大当たり数(所謂連チャン数)、初当たり平均継続大当たり数、持玉、セーフ等、どのような遊技情報を対象としても良い。
図2の大勝設定或いは図4の評価値設定について、遊技者による設定操作を受付けて遊技者により設定させ、会員ID単位で管理しても良い。
近似値は算出しなくとも良い。また、近似値によりランキング特定しても良い。
大勝前データ及び大勝データや移動候補台のデータはランキング形式で管理若しくは表示するのが望ましいが、発生順等管理或いは表示し易い形式にて管理若しくは表示すれば良い。
検索時に比較対象となる遊技情報を大勝前データ及び大勝データに対応する機種に限定したが、限定せずに全ての遊技機2の遊技情報を比較対象としても良い。
対象とする遊技機2はパチンコ遊技機やパチスロ遊技機等が想定出来る。また、遊技機グループとして機種を例示したが、機種以外にパチンコ、パチスロ等の遊技機2の種類、貸単価や交換単価が同一の遊技機、スペックが似通った遊技機、設置される遊技島が同一等、どのような単位で遊技機2をグループ化しても良い。
稼動タイマをアウト信号以外の遊技信号にて作動させても良い。また、稼動時間を全て稼動タイマにより特定したり、アウトに単位時間を乗ずる(100玉で1分)こと等により特定しても良い。
遊技開始の判定を会員カードの受付状況のみで判定したり、別途、遊技開始釦を設けて、その釦操作により特定する等、どの様な方法により特定しても良い。また、会員IDの特定は会員カードだけでなく、遊技者の生体認証により定めたり、他の記録媒体等により定めても良い。更に、同等の構成で別途、遊技終了を判定しても良い。尚、いずれも周知技術である。
中継装置4が行う情報処理の一部、或いは全部を貸出機3や管理装置5等にて行う構成としても良い。同様に管理装置5が行う情報処理の一部を中継装置4や貸出機3にて行っても良い。
遊技開始判定時に遊技者が大勝前データ表示した台番であるか否か、又は遊技開始判定時にその遊技機の遊技データがいずれかの大勝前データに該当したか否かを更に判定することで、遊技機の遊技データに近似する大勝前データを抽出し、その後に、大勝条件を満たしたか否かを判定すれば、大勝前データにて遊技した回数と、その場合に大勝した回数とを計数出来る。そして、その回数の割合を、対応する大勝前データと対応付けて記憶及び表示すれば、大勝前データについての実績(信用度)を遊技開始判定後の遊技情報として遊技者に表示することが可能となる。
大勝前データに基づいて遊技したのにも関わらず大勝出来ない等、遊技者が想定する遊技結果が出なかった場合に、遊技者がその大勝前データを敬遠したいと考えることも想定出来るので、上記した大勝前データの信用度と同様に、遊技開始時に対応する大勝前データを特定し、大勝条件と兼用する又は別途設定する最低条件及び最低条件を満たさない回数、又は大勝前データの信用度についての条件である除外条件を設定し、その最低回数又は信用度が除外条件を満たした場合に、その対応する大勝前データを検索・記憶・表示対象から除外するようにしても良い。
図面中、1は遊技場用システム、2は遊技機、3は貸出機、3aは表示部(表示手段)、3eはタッチパネル(操作手段)、4は中継装置(受信手段、記憶手段)、5は管理装置(情報特定手段、設定手段、大勝判定手段、大勝前情報記憶手段、大勝情報記憶手段、条件設定手段、抽出手段、近似値特定手段、除外手段、記憶手段)、を示す。

Claims (7)

  1. 遊技機側から出力される遊技信号であって、遊技者が獲得した遊技媒体数、発生した大当たり数、及び遊技者の収支の内、少なくとも一つを含む遊技情報を特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記遊技信号の受信状況、所定の開始操作、及び遊技者を特定可能な識別情報である遊技者IDの受付の内、少なくとも一つにより成立する遊技開始条件の成立により、遊技機毎に遊技者が遊技を開始したことを判定する開始判定手段と、
    前記受信手段が受信した前記遊技信号により特定される遊技機毎の遊技情報を、前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点における遊技情報である開始情報を特定可能に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶される遊技情報により前記開始情報を特定する情報特定手段と、
    前記記憶手段により記憶される遊技情報に対する条件であって、遊技者が大勝したとみなすことができる多数の遊技媒体を獲得したこと、多数の大当たりが発生したこと、及び遊技により多額の収支を得たことの少なくとも一つを特定するための条件である大勝条件を設定する設定手段と、
    前記記憶手段により記憶される遊技情報により前記大勝条件が満たされたか否かを判定する大勝判定手段と、
    前記大勝判定手段により前記大勝条件が満たされた旨の判定結果が得られた場合に、その判定対象となった遊技情報に対応する前記開始情報を大勝前情報として記憶する大勝前情報記憶手段と、
    前記大勝前情報、及び前記大勝前情報に関わる遊技情報の内、少なくとも一方である大勝前関連情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記大勝前情報に対応する大勝情報を記憶する大勝情報記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、遊技場の営業開始時点を起点とした遊技情報である累計情報を記憶する一方、前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点を起点とした遊技情報である個別情報、及び前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点の前記累計情報の内、少なくとも一方を記憶することで前記開始情報を特定可能に記憶し、
    前記情報特定手段は、前記開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた時点の累計情報、或いは前記累計情報と前記個別情報との差を示す遊技情報を前記開始情報として特定し、
    前記大勝判定手段は、前記大勝条件と、前記累計情報、或いは前記個別情報とを比較することで前記大勝条件が満たされたか否かを判定し、
    前記大勝情報記憶手段は、前記大勝判定手段により大勝条件が満たされた旨の判定結果が得られた場合に、対応する前記累計情報、及び前記個別情報の内、少なくとも一方を前記大勝情報として記憶し、
    前記表示手段は、前記大勝前情報を表示する場合に、対応する前記大勝情報を比較可能に表示することで、前記大勝前関連情報を表示することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
  3. 前記大勝前情報を基準とした範囲である抽出範囲を特定可能な抽出条件を設定する条件設定手段と、
    前記表示手段に対応して設けられ、遊技者による検索操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段による検索操作の受付に応じて、前記大勝前情報と、検索対象となる複数の遊技機について前記記憶手段により記憶される遊技機毎の遊技情報である検索遊技情報とを比較し、前記抽出範囲に属する前記検索遊技情報を、その遊技機IDと共に抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された検索遊技情報、及び対応する遊技機IDを前記大勝前関連情報として、前記検索操作を受付た前記操作手段に対応する前記表示手段にて表示することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用システム。
  4. 前記記憶手段は、複数の遊技情報項目について遊技情報を記憶し、
    前記条件設定手段は、前記抽出手段により比較対象となる遊技情報項目毎に複数段階の前記抽出範囲を特定可能に前記抽出条件を設定し、
    前記抽出手段は、前記抽出条件により複数段階の抽出範囲が特定される複数の遊技情報項目の各々について、前記大勝前情報と、前記検索遊技情報とを比較し、前記複数段階の抽出範囲のいずれの範囲に属するのかを判定し、
    前記表示手段は、前記検索遊技情報を表示する場合に、表示対象となる前記抽出条件により前記複数段階の抽出範囲が特定される複数の遊技情報項目の各々について、その複数段階の抽出範囲のいずれの範囲に属するかを識別可能に表示することを特徴とする請求項3記載の遊技場用システム。
  5. 前記抽出手段により抽出された前記検索遊技情報について、比較対象となった大勝前情報との近似値を特定する近似値特定手段を備え、
    前記条件設定手段は、前記比較対象となる遊技情報項目毎の複数段階の抽出範囲に対応付けて評価値を特定可能な評価値条件を設定し、
    前記近似値特定手段は、前記抽出手段により判定される判定結果に基づき、遊技情報項目毎に、前記検索遊技情報の属する前記抽出範囲に対応する前記評価値を特定し、その遊技情報項目毎に特定した前記評価値の合計を前記近似値として特定し、
    前記表示手段は、前記検索遊技情報を表示する場合に、当該検索遊技情報について特定された前記近似値を表す近似値情報を、その検索遊技情報と比較可能に表示することを特徴とする請求項4記載の遊技場用システム。
  6. 前記抽出手段は、前記遊技開始判定手段により開始した旨の判定結果が得られた場合に、当該遊技開始の判定対象となった遊技機について前記記憶手段が記憶する遊技情報と近似する大勝前情報を抽出し、
    前記大勝前情報記憶手段は、前記抽出手段により近似する大勝前情報を抽出された場合に、当該抽出された大勝前情報と、当該開始判定対象となった遊技機についての遊技開始判定後の遊技情報とを対応付けて記憶し、
    前記表示手段は、前記大勝前関連情報を表示する場合に、対応する前記遊技開始判定後の遊技情報を比較可能に表示することを特徴とする請求項3から5の何れかに記載の遊技場用システム。
  7. 前記大勝前情報記憶手段により記憶される大勝前情報を、記憶対象、表示対象、或いは抽出対象から除外する除外処理を行う除外手段を備え、
    前記設定手段は、前記記憶手段により記憶される遊技情報に対する条件であって、遊技者が大勝したとみなすことができる多数の遊技媒体を獲得したこと、多数の大当たりが発生したこと、及び遊技により多額の収支を得たことの少なくとも一つを特定するための条件である最低条件、及び前記抽出手段により前記近似する大勝前情報を抽出された場合に、当該開始判定対象となった遊技機についての遊技開始判定後の遊技情報が前記最低条件を満たさなかった回数である最低回数、或いは前記最低回数と、前記近似する大勝前情報を抽出された回数との割合である最低割合についての条件である除外条件を設定し、
    前記除外手段は、大勝前情報毎に前記最低回数、或いは前記最低割合を特定し、その特定した前記最低回数、或いは前記最低割合が除外条件を満たした大勝前情報について前記除外処理を行うことを特徴とする請求項6記載の遊技場用システム。
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