JP2011109470A - 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム - Google Patents

呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011109470A
JP2011109470A JP2009263161A JP2009263161A JP2011109470A JP 2011109470 A JP2011109470 A JP 2011109470A JP 2009263161 A JP2009263161 A JP 2009263161A JP 2009263161 A JP2009263161 A JP 2009263161A JP 2011109470 A JP2011109470 A JP 2011109470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caller
telephone
call
destination
telephone number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009263161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5474503B2 (ja
Inventor
Katsuyuki Ikoma
勝幸 生駒
Shinji Ikeda
真司 池田
Nobutaka Suzuki
信隆 鈴木
Hiroyuki Ishii
博幸 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Software Corp
Original Assignee
NTT Software Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Software Corp filed Critical NTT Software Corp
Priority to JP2009263161A priority Critical patent/JP5474503B2/ja
Publication of JP2011109470A publication Critical patent/JP2011109470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5474503B2 publication Critical patent/JP5474503B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】クリックツーダイヤル機能を有する電話システムにおいて、発信先の電話端末に対して通知する発信元の電話番号を柔軟に設定可能とする。
【解決手段】呼接続制御装置において、発信元識別番号と、発信元通知電話番号とを対応付けて格納する番号格納手段と、アプリケーションサーバから、発信元電話番号、発信先電話番号、及び発信元識別番号を受信する受信手段と、前記番号格納手段から、発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号を取得する取得手段と、発信元電話端末との間で第1のメディア通信路を確立するとともに、発信元通知電話番号を接続元とし、発信先電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを発信先電話端末に向けて送信することにより、発信先電話端末との間で第2のメディア通信路を確立する呼制御通信手段と、前記第1のメディア通信路と前記第2のメディア通信路を接続するメディア通信手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、クリックツーダイヤル機能を利用したIP電話システムに関するものである。
現在広く普及しているIP電話システムにおける機能と1つとして、プレゼンス機能を有するアプリケーションサーバを利用して提供されるクリックツーダイヤルと呼ばれる機能がある。
クリックツーダイヤル機能に対応したアプリケーションサーバは、各電話端末の電話番号を管理する電話帳を備えるとともに、ユーザ端末からの信号等に基づき、ユーザの在席状況を把握し、各ユーザ端末に表示する機能等を有している。
このようなアプリケーションサーバにより提供されるクリックツーダイヤル機能は、例えば、図1に示すシステム構成において、以下のようにして動作する。
Webブラウザを備えたユーザ端末1(ここでは、Webブラウザを搭載した無線通信可能な電話端末とする)が、アプリケーションサーバ2にログインし、電話帳の画面データを取得し、画面を表示する。このとき、アプリケーションサーバ2は、ユーザ端末1からのログイン情報に基づき、発信元電話番号を把握する。
ユーザが、電話帳の画面上で電話の発信先電話番号(着側の電話番号)を指定すると、当該電話番号がユーザ端末1からアプリケーションサーバ2に通知され、アプリケーションサーバ2は、発信元電話端末1と発信先電話端末3の双方への発信要求を呼接続制御装置4に送信する。そして、呼接続制御装置4は、発信元電話番号を用いて発信元電話端末1との間で呼接続を行うとともに、発信先電話番号を用いて発信先電話端末3との間で呼接続を行い、両者の呼を接続する。これにより、発信元電話端末1と発信先電話端末3との間で通話が開始される。なお、本願に関連する先行技術文献として、特許文献1がある。
特開2009−100093号公報
上述したクリックツーダイヤル機能では、呼接続制御装置4から、発信元電話端末1と発信先電話端末3のそれぞれに対して呼接続要求が発信されるので、基本的に、発信先電話端末3へは、発信元の電話番号は通知されないことになる。従って、クリックツーダイヤルにおいては、発信先のユーザは、どのような者や組織からの着信かを把握できないという問題がある。
上記の問題を解決するために、呼接続制御装置4において、発信元電話端末1への呼接続に用いた電話番号を、発信先電話端末3への呼接続要求の中に発信元電話番号として含めることが考えられる。これにより、発信先のユーザは、発信元の電話番号を知ることができる。
しかし、一般の会社組織等における各ユーザは、業務で使用する電話において、発信先の相手には、自分個人の電話端末の電話番号よりも、組織としての代表番号を知らせたいと考えるのが普通であり、上記のように、自分の電話端末(発信元電話端末1)の電話番号が発信先に通知されるのは好ましくない場合がある。
また、内線番号を用いて通話を行う会社組織等においては、発信先の相手が会社内の他の組織であれば、自分の組織を代表する内線番号を知らせたいと考えるのが一般的である。更に、内線番号を用いて通話を行う会社組織等の各ユーザにとって、外線の電話番号で顧客に通話する場合において、顧客には、自分の組織の外線の電話番号を知らせることが好ましいと考えられる。
従来のクリックツーダイヤル機能においては、発信先の相手に通知する発信元電話番号の設定を柔軟に行うことができないので、上記のような希望に柔軟に対応することができないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、クリックツーダイヤル機能を有する電話システムにおいて、発信先の電話端末に対して通知する発信元の電話番号を柔軟に設定することを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、発信元電話端末と発信先電話端末との間の呼接続制御を行う呼接続制御装置であって、発信元識別番号と、発信先電話端末に通知する発信元通知電話番号とを対応付けて格納する番号格納手段と、前記呼接続制御装置と通信ネットワークにより接続されたアプリケーションサーバから、発信元電話番号、発信先電話番号、及び発信元識別番号を受信する受信手段と、前記番号格納手段から、前記受信手段により受信した発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号を取得する取得手段と、前記受信手段により受信した発信元電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信元電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信元電話端末との間で第1のメディア通信路を確立するとともに、前記取得手段により取得した発信元通知電話番号を接続元とし、前記受信手段により受信した発信先電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信先電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信先電話端末との間で第2のメディア通信路を確立する呼制御通信手段と、前記第1のメディア通信路と前記第2のメディア通信路を接続し、前記発信元電話端末と前記発信先電話端末との間のメディア通信路を確立するメディア通信手段と、を備えたことを特徴とする呼接続制御装置として構成される。
また、前記番号格納手段は、前記発信元通知電話番号として、内線番号である内線通知番号と、外線番号であり外線通知番号とを格納しており、前記取得手段は、前記発信先電話番号が内線番号である場合に、前記発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号として前記内線通知番号を取得し、前記発信先電話番号が外線番号である場合に、前記発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号として前記外線通知番号を取得することとしてもよい。
また、本発明は、発信元電話端末と発信先電話端末との間の呼接続制御を行う呼接続制御装置と、アプリケーションサーバとが通信ネットワークに接続されて構成される電話システムであって、前記アプリケーションサーバは、ユーザのログイン情報、発信元電話番号、及び発信元識別番号を対応付け保持するユーザ情報格納手段と、前記発信元電話端末又はその他の端末であるユーザ端末から前記ログイン情報を受信し、前記ユーザ情報格納手段から、当該ログイン情報に対応する発信元電話番号、及び発信元識別番号を取得する発信元番号取得手段と、前記ユーザ端末から、発信先電話番号を含む電話発信要求を受信したことに応じて、当該発信先電話番号と、前記発信元番号取得手段により取得した発信元電話番号と発信元識別番号とを前記呼接続制御装置に送信する送信手段と、を備え、前記呼接続制御装置は、発信元識別番号と、発信先電話端末に通知する発信元通知電話番号とを対応付けて格納する番号格納手段と、前記アプリケーションサーバの送信手段により送信された発信元電話番号、発信先電話番号、及び発信元識別番号を受信する受信手段と、前記番号格納手段から、前記受信手段により受信した発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号を取得する取得手段と、前記受信手段により受信した発信元電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信元電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信元電話端末との間で第1のメディア通信路を確立するとともに、前記取得手段により取得した発信元通知電話番号を接続元とし、前記受信手段により受信した発信先電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信先電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信先電話端末との間で第2のメディア通信路を確立する呼制御通信手段と、前記第1のメディア通信路と前記第2のメディア通信路を接続し、前記発信元電話端末と前記発信先電話端末との間のメディア通信路を確立するメディア通信手段と、を備えたことを特徴とする電話システムとして構成することもできる。
本発明によれば、呼接続制御装置において、発信元識別番号と、発信先電話端末に通知する発信元通知電話番号とを対応付けて格納する番号格納手段を備え、アプリケーションサーバから受信する発信元識別番号を用いて、通信相手に通知する発信元通知電話番号を取得する構成を採用したので、番号格納手段に適宜番号を設定することにより、クリックツーダイヤル機能を有する電話システムにおいて、発信先の電話端末に対して通知する発信元の電話番号を柔軟に設定することが可能となる。
クリックツーダイヤル機能の概要を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る電話システムの構成図である。 呼接続制御装置50の機能構成図である。 番号テーブル格納部55に格納される発信元通知電話番号テーブルの例を示す図である。 番号テーブル格納部55に格納される転送先管理テーブルの例を示す図である。 アプリケーションサーバ60の機能構成図である。 ユーザ情報格納部64に格納される発信者番号管理テーブルの例を示す図である。 電話システムの動作例1を説明するための図である。 ユーザ端末に表示される画面例を示す図である。 電話システムの動作例2を説明するための図である。 電話システムの動作例3を説明するための図である。 電話システムの動作例4を説明するための図である。 電話システムの動作例5を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(システム構成)
図2に、本発明の実施の形態に係る電話システムの構成図を示す。図2に示すように、本実施の形態に係る電話システムは、内線電話網100と外線電話網200が、ゲートウェイ装置150で接続された構成を有する。
本実施の形態では、内線電話網100はIP電話網であるものとする。もちろん、当該IP電話網は、IP網でもある。内線電話網100では、内線番号が割り振られた各電話端末間で、内線番号を用いて電話の発着信が可能である。また、本実施の形態では、内線電話網100における各装置間の制御通信の信号方式として、SIP(Session Initiation Protocol)を用いることとしている。ただし、制御通信の信号方式はSIPに限られるわけではない。
外線電話網200は、固定電話網(回線交換網、IP電話網等)、携帯電話網、PHS網等であり、03、050、090、070等で始まる所定の電気通信番号を用いて電話発着信可能な電話網である。
ゲートウェイ装置150は、内線電話網100と外線電話網200を接続する装置であり、信号方式の変換や、メディアの変換を行う。ゲートウェイ装置150自体は従来技術である。
図2に示すように、本実施の形態における内線電話網100には、呼接続制御装置50とアプリケーションサーバ60が接続されている。呼接続制御装置50は、電話端末との間で呼制御メッセージの送受信を行うことにより、呼接続を行う機能を有する装置である。また、アプリケーションサーバ60は、各ユーザ端末の無線の状態情報等を収集し、ユーザ端末に提供するプレゼンス情報収集提供機能に加えて、本実施の形態で説明するクリックツーダイヤルを実現するための機能を備えている。
図2には、電話端末の例として電話端末10〜40が示されている。電話端末10、20は、携帯電話機等の無線端末であり、内線電話網100を利用して内線発着信を行うこともできるし、外線電話網200(この場合、携帯電話網)を利用して外線発着信を行うこともできる端末である。
内線電話網100には、無線LANアクセスポイント等、無線で電話端末と通信を行うための機能が備わっており、電話端末10、20は、無線LANにより内線電話網100にアクセスして内線通話を行うことができる。
電話端末30は、内線電話網100に有線で接続された電話端末であり、内線電話網100を利用して内線発着信を行うこともできるし、ゲートウェイ装置150を介して外線電話網100経由の外線発着信を行うこともできる端末である。電話端末40は、外線電話網200に有線で接続される一般的な固定電話機である。
図3に、本実施の形態に係る呼接続制御装置50の機能構成図を示す。図3に示すように、呼接続制御装置50は、呼制御通信部51、番号決定部52、メディア通信部53、及び番号テーブル格納部55を有する。
呼制御通信部51は、アプリケーションサーバ60から、発信元電話番号、発信先電話番号、及び発信元識別番号を含むクリックツーダイヤル発信要求(以下、"クリックツーダイヤル"を"C2D"と略記する)を受信し、C2D発信要求に含まれる番号に基づき呼制御メッセージを作成して、各電話端末と呼制御メッセージの送受信を行うことにより、電話端末との間で呼接続を行うための機能部である。番号決定部52は、番号テーブル格納部55を参照して、呼制御通信部51が作成する呼制御メッセージに設定すべき発信元電話番号や発信先電話番号を決定する機能部である。
メディア通信部53は、呼制御通信部51の制御通信により確立した各電話端末との間のメディア通信路同士を接続し、メディア(音声、画像等)の中継を行うことにより、電話端末間のメディア通信路を確立する機能部である。
図4に、番号テーブル格納部55に格納される発信元通知電話番号テーブルの例を示す。図に示す発信元通知電話番号テーブルは、発信元識別番号と、発信先に通知する発信元電話番号(発信元通知電話番号とも呼ぶ)とを対応付けて格納するテーブルである。発信先に通知する発信元電話番号として、内線番号と外線番号が格納される。発信元通知電話番号テーブルは、システム管理者等により、適宜設定可能である。
C2D発信要求に含まれる発信元識別番号、及び、発信先電話番号(内線か、外線か)に基づき、発信元通知電話番号テーブルから発信先に通知するべき発信元の内線番号もしくは外線番号が抽出される。
図5に、番号テーブル格納部55に格納される転送先管理テーブルの例を示す。転送先管理テーブルは、内線番号と、転送先電話番号とを対応付けて保持するテーブルである。転送先管理テーブルは、呼接続制御装置50から、発信元又は発信先の電話端末への呼接続ができなかった場合において参照され、接続できなかった発信元又は発信先の電話端末に代わる発信元又は発信先の電話端末の電話番号(転送先)を取得するために用いられる。なお、図5では、内線番号の電話端末から外線番号の電話端末への転送を行う場合のテーブルを示しているが、転送の方法はこれに限られない。例えば、外線番号から他の外線番号への転送を行うこととしてもよい。
また、本実施の形態において、内線番号で接続しようとする電話端末と、転送先管理テーブルに基づいて外線番号で接続しようとする電話端末とは同じでもよいし、異なってもよい。
図3に示した呼接続制御装置50は、記憶装置及びCPUを備える一般的なコンピュータに、上記各機能部に対応する処理を行うためのプログラムを搭載することにより実現できる。当該プログラムは、メモリやディスク等の記録媒体から上記コンピュータにインストールしてもよいし、ネットワーク上のサーバから上記コンピュータにダウンロードし、インストールすることとしてもよい。
また、呼接続制御装置50の上記各機能部は、1つのコンピュータ内に備える必要はなく、例えば、上記機能部のうちの1つ又は複数の機能部を有するコンピュータを、複数個ネットワーク接続した構成を、呼接続制御装置50として用いてもよい。例えば、メディア通信部53と他の機能部とを別々のコンピュータで構成し、これらをネットワーク接続した構成を採用してもよい。
図6に、本実施の形態に係るアプリケーションサーバ60の機能構成図を示す。図6に示すように、アプリケーションサーバ60は、C2D発信要求送信部61、ユーザ認証部62、端末状態情報取得提供部63、ユーザ情報格納部64、対端末通信部65を有する。
端末状態情報取得提供部63は、無線アクセスポイントからユーザ端末が無線エリアに在圏しているか否かの状態情報を収集し、その状態情報をユーザ情報格納部63に格納するとともに、当該状態情報に基づき、ユーザの在圏/圏外状況や電話番号を示す画面データを作成し、ユーザ端末に提供する機能部である。この在圏/圏外を示す情報により、各ユーザが所定の部署にいるか否か等がわかり、通話したいユーザに対して内線で発信するか、外線で発信するかを判断できる。なお、アプリケーションサーバ60が、無線の状態情報を収集し、各ユーザの在圏/圏外状況を表示する方式の他、各ユーザ端末において在席/不在等を画面上で設定することにより、アプリケーションサーバ60が各ユーザの在席/不在情報を収集し、収集した情報に基づき、各ユーザの在席/不在状況を表示する方式を採用してもよい。
ユーザ認証部62は、ユーザ端末からログインIDを受信し、ユーザ情報格納部64に格納されたユーザ情報と照合することにより、ユーザ認証を行う機能部である。また、ユーザ認証部62は、ユーザ情報格納部64から、ユーザ情報に対応する発信元識別番号、及び発信元電話番号を取得し、C2D発信要求送信部61に渡す機能も有する。
C2D発信要求送信部61は、ユーザ端末においてC2D発信操作(発信先電話番号の指定)がされたときに、ユーザ端末から当該発信先電話番号を含むC2D接続要求を受信し、当該発信先電話番号、発信元識別番号、及び発信元電話番号を含むC2D発信要求を呼接続制御装置50に送信する機能部である。
対端末通信部65は、アプリケーションサーバ60が、各ユーザ端末とデータ通信を行うための機能部であり、Webサーバ機能を含むものである。
図7に、ユーザ情報格納部64に格納されるテーブルの1つである発信者番号管理テーブルを示す。図7に示すように、発信者番号管理テーブルには、各ユーザのログインID、発信元電話番号、及び発信元識別番号が対応付けて格納されている。もちろん、ユーザ情報格納部64は、電話帳データも格納している。
発信元識別番号は、内線電話網100において、ユーザ(すなわち、ログインID)に一意に対応付けられた番号である。発信元電話番号は、呼の接続に用いられる電話番号であり、内線番号もしくは外線番号が設定される。発信元電話番号としての内線番号と、発信元識別番号は同じ番号でもよい。
(システムの動作)
次に、本発明の実施の形態に係る電話システムの動作についてシーケンスチャートを参照して説明する。
<例1:内線発着信>
まず、図8を参照して、発信元電話端末10と発信先電話端末20とを内線で接続する場合における電話システムの動作を説明する。
まず、ユーザ端末(発信元電話端末10自体でもよいし、発信元電話端末10のユーザの別の端末でもよい)は、アプリケーションサーバ60にログインIDを送信する(ステップ1)。ログインIDを受信したアプリケーションサーバ60では、ユーザ認証部62において、ログインIDにより認証を行うとともに、ログインIDに対応する発信元識別番号(1001)と発信元電話番号(内線:1001)を発信者番号管理テーブルから取得し、それらをC2D発信要求送信部61に渡す。C2D発信要求送信部61は、発信元識別番号(1001)と発信元電話番号(内線:1001)をメモリ等に保持しておく(ステップ2)。
また、ユーザ認証に成功したアプリケーションサーバ60では、端末状態情報取得提供部63が、ユーザ情報格納部64に格納されている端末状態情報及び電話帳データを用いて画面データを作成し、それをユーザ端末に送信する(ステップ3)。
当該画面データを受信したユーザ端末上には、例えば、図9に示す画面が表示される。図9に示す画面例では、各ユーザの在圏/圏外(例えば、在圏の場合に、"在圏"がハイライト表示される)と、在圏のときの内線番号と、圏外のときの外線番号が表示されている。
図9に示す画面上で、例えば、Bさんの内線番号がクリックされれば、当該内線番号を発信先として含むC2D接続要求がユーザ端末からアプリケーションサーバ60に送信され、外線番号がクリックされれば、当該外線番号を含むC2D接続要求がユーザ端末からアプリケーションサーバ60に送信される。
本例では、ユーザ端末に表示される画面上で、発信先電話端末20の内線番号(2001)がクリックされ、ユーザ端末からアプリケーションサーバ60に対して発信先電話番号(内線:2001)を含むC2D接続要求が送られる(ステップ4)。なお、ユーザ端末に表示される画面はWebブラウザ画面であり、C2D接続要求は、HTTPリクエストとして送られる。
C2D接続要求を受信したアプリケーションサーバ60では、C2D発信要求送信部61が、ステップ2にて保持した発信元識別番号(1001)及び発信元電話番号(内線:1001)と、ステップ4にて受信した発信先電話番号(内線:2001)とを含むC2D発信要求を呼接続制御装置50に送信する(ステップ5)。
上記C2D発信要求を受信した呼接続制御装置50において、呼制御通信部51が、発信元電話番号(内線:1001)を接続先(図では"To"で示す)とし、呼接続制御装置50を示す所定の番号を接続元(図では"From"で示す)とする呼接続要求メッセージ(本実施の形態ではSIPのINVITE)を作成し、それを発信元電話端末10に向けて送信する(ステップ6)。このメッセージに基づき、呼接続制御装置50と発信先電話端末10との間で呼接続がなされ、メディア通信路が確立される(ステップ7)。つまり、このとき、呼接続制御装置50と発信先電話端末10との間ではRTPによる音声通信が可能な状態になっている。なお、各図では、発信元電話番号を"発番号"、発信先電話番号を"着番号"、発信元識別番号を"識別番号"と記載している。
一方、呼制御通信部51は、発信先電話番号(内線:2001)と発信元識別番号(1001)を番号決定部52に渡し、番号決定部52が、図4に示したテーブルを参照することにより、発信元識別番号(1001)に対応する発信元電話番号(相手に通知する発信元電話番号)を取得する(ステップ8)。
ここでは、番号決定部52は、発信先電話番号の形式から、それが内線番号であることを把握し、相手に通知する発信元電話番号として、内線番号である1000を取得する。本実施の形態において、この"1000"は、発信元のユーザが所属する組織の代表の内線番号であり、例えば、発信先として1000を指定して内線電話をかけた場合に、当該組織に所属する電話端末が一斉に鳴動する。もしくは、当該組織の受付の電話端末が鳴動する。
番号決定部52は、相手に通知する発信元電話番号(1000)を呼制御通信部51に渡し、呼制御通信部51は、発信先電話番号(内線:2001)を接続先とし、発信元電話番号(1000)を接続元として設定した呼接続要求メッセージを作成し、それを発信先電話端末20に向けて送信する(ステップ9)。このメッセージに基づき、呼接続制御装置50と発信先電話端末20との間で呼接続がなさ、メディア通信路が確立される(ステップ10)。また、発信先電話端末20には、発信元の電話番号として"1000"が表示される。
上記のようにして、発信元電話端末10及び発信先電話端末20のそれぞれに対してメディア通信路が確立されると、呼制御通信装置50におけるメディア通信部53がこれらのメディア通信路を接続(結合)する(ステップ11)。これにより、発信元電話端末10と発信先電話端末20との間のメディア通信路が確立し、両者間での通話が開始される(ステップ12)。
<例2:内線発着信(発側転送)>
次に、図10を参照して、発信元電話端末10と発信先電話端末20とを接続する場合であって、発信元電話端末10に関して内線から外線への転送が行われる場合についての電話システムの動作を説明する。
図10に示すステップ21〜ステップ25までの動作は、図8に示したステップ1〜ステップ5の動作と同じである。
ステップ26において、呼制御通信部51が、発信元電話番号(内線:1001)を接続先とし、呼接続制御装置50を示す所定の番号を接続元とする呼接続要求メッセージを作成し、それを発信元電話端末10に向けて送信する。しかし、本例では、何かしらの原因(発信元電話端末10が内線電話網接続可能エリアの外にいる等)で、呼接続ができなかったものとする。
ここでは、呼制御通信部51は、予め定めた時間だけ待っても、発信元電話端末10からの応答がないことをもって、転送を行うことを決定し、発信元電話番号(内線:1001)を含む転送番号決定命令を番号決定部52に送り、番号決定部52は、図5に示す転送先管理テーブルを参照することにより、発信元電話番号(内線:1001)に対応する外線番号である発信元電話番号(外線:090−xxx−xxxx)を取得し、それを呼制御通信部51に返す(ステップ27)。
そして、呼制御通信部51は、発信元電話番号(外線:090−xxx−xxxx)を接続先とし、呼接続制御装置50を示す所定の番号を接続元とする呼接続要求メッセージを作成し、それを送出する(ステップ28)。この呼接続要求メッセージは、内線電話網100の機能により、ゲートウェイ装置150に届き、ゲートウェイ装置150の機能に基づき、外線電話網200の圏内にいる発信元電話端末10(090−xxx−xxxx)に対して発呼がなされる。これにより、呼接続制御装置50と発信元電話端末10との間で呼接続がなされる(ステップ29)。
一方、呼制御通信部51は、図8に示す例1のステップ8、9と同様にして、発信先電話番号(内線:2001)と発信元識別番号(1001)を番号決定部52に渡し、番号決定部52から、発信元電話番号(1000)を受け取り、発信先電話番号(内線:2001)を接続先とし、発信元電話番号(1000)を接続元とした呼接続要求メッセージを作成し、それを発信先電話端末20に送信する(ステップ30、31)。
このメッセージに基づき、呼接続制御装置50と発信先電話端末20との間で呼接続がなされる(ステップ32)。また、発信先電話端末20には、発信元電話番号として"1000"が表示される。その後は、例1のステップ11、12と同じ処理が行われ、発信元電話端末10と発信先電話端末20との間のメディア通信路が確立し、両者間での通話が開始される。
なお、上記の例では、発信元電話端末10が、内線電話網100の圏内に含まれない外線電話網200の圏内にいる場合を想定し、最初の内線での接続要求先と、転送先の外線での接続要求先を同じ発信元電話端末10であることとしたが、最初の内線での発信元への接続要求先と、転送先の外線での接続要求先を異なる電話端末としてよいことはいうまでもない。
<例3:内線発着信(着側転送)>
次に、図11を参照して、発信元電話端末10と発信先電話端末20とを接続する場合であって、発信先電話端末20に関して内線から外線への転送が行われる場合についての電話システムの動作を説明する。
ステップ41〜ステップ48の動作は、図8に示した例1のステップ1〜8と同じである。
ステップ49において、呼制御通信部51は、例1のステップ9と同様にして、発信先電話番号(内線:2001)を接続先とし、発信元電話番号(1000)を接続元とした呼接続要求メッセージを作成し、それを発信先電話端末20に向けて送信する。しかし、本例では、何かしらの原因(発信先電話端末20が内線電話網接続可能エリアの外にいる等)で、呼接続ができなかったものとする。
ここでは、呼制御通信部51は、予め定めた時間だけ待っても、発信先電話端末20からの応答がないことをもって、転送を行うことを決定し、以下の処理を実行する(ステップ50)。
呼制御通信部51は、発信先電話番号(内線:2001)及び発信元識別番号(1001)を含む転送番号決定命令を番号決定部52に送り、番号決定部52は、転送先管理テーブル(図5)を参照することにより、発信先電話番号(内線:2001)に対応する外線番号である発信先電話番号(外線:080−yyy−yyyy)を取得する。更に、番号決定部52は、発信元通知電話番号テーブル(図4)を参照し、今回の発信先が外線番号であることから、相手に通知する発信元電話番号として03−aaa−aaaaを取得する。番号決定部52は、これらの番号を呼制御通信部51に返す。
そして、呼制御通信部51は、発信先電話番号(外線:080−yyy−yyyy)を接続先とし、発信元電話番号(03−aaa−aaaa)を接続元とする呼接続要求メッセージを作成し、それを送出する(ステップ51)。この呼接続要求メッセージは、内線電話網100の機能により、ゲートウェイ装置150に届き、ゲートウェイ装置150の機能に基づき、外線電話網200の圏内にいる発信先電話端末20(080−yyy−yyyy)に対して発呼がなされることにより、呼接続制御装置50と発信先電話端末20との間で呼接続がなされる(ステップ52)。
また、発信先電話端末20には、発信元電話番号として"03−aaa−aaaa"が表示される。その後は、例1のステップ11、12と同じ処理が行われ、発信元電話端末10と発信先電話端末20との間のメディア通信路が確立し、両者間での通話が開始される。
なお、上記の例では、発信先電話端末20が、内線電話網100の圏内に含まれない外線電話網200の圏内にいる場合を想定し、最初の内線での接続要求先と、転送先の外線での接続要求先を同じ発信先電話端末20であることとしたが、最初の内線での接続要求先と、転送先の外線での接続要求先が異なる電話端末であってよいことはいうまでもない。
<例4:外線発着信(発側外線、着側内線)>
次に、図12を参照して、外線電話網200の圏内にいる発信元電話端末10と、内線電話網100の圏内にいる発信先電話端末20とを接続する場合における電話システムの動作を説明する。
ます、例1と同様にして、ユーザ端末(発信元電話端末10自体でもよいし、発信元電話端末10のユーザの別の端末でもよい)は、アプリケーションサーバ60にログインIDを送信する(ステップ61)。ログインIDを受信したアプリケーションサーバ60では、ユーザ認証部62において、ログインIDにより認証を行うとともに、ログインIDに対応する発信元識別番号と発信元電話番号を発信者番号管理テーブル(図7)から取得し、それらをC2D発信要求送信部61に渡す。C2D発信要求送信部61は、発信元識別番号と発信元電話番号をメモリ等に保持しておく(ステップ62)。本例では、ログインIDに対応する発信元電話番号として、外線番号(090−xxx−xxxx)が発信者番号管理テーブルに記録されているものとし、ユーザ認証部62は、発信元識別番号(1001)と発信元電話番号(外線:090−xxx−xxxx)を発信者番号管理テーブルから取得する。
その後、例1のステップ3、4と同様にして、ユーザ端末に表示される画面上で、発信先電話端末20の内線番号(2001)がクリックされ、ユーザ端末からアプリケーションサーバ60に対して発信先電話番号としての内線番号(2001)を含むC2D接続要求が送られる(ステップ63、64)。
C2D接続要求を受信したアプリケーションサーバ60では、C2D発信要求送信部61が、ステップ63にて保持した発信元識別番号(1001)及び発信元電話番号(外線:090−xxx−xxxx)と、ステップ64にて受信した発信先電話番号(内線:2001)とを含むC2D発信要求を呼接続制御装置50に送信する(ステップ65)。
上記C2D発信要求を受信した呼接続制御装置50において、呼制御通信部51が、発信元電話番号(外線:090−xxx−xxxx)を接続先とし、呼接続制御装置50を示す所定の番号を接続元とする呼接続要求メッセージを作成し、それを送信する(ステップ66)。この呼接続要求メッセージは、内線電話網100の機能により、ゲートウェイ装置150に届き、ゲートウェイ装置150の機能に基づき、外線電話網200の圏内にいる発信元電話端末10(090−xxx−xxxx)に対して発呼がなされることにより、呼接続制御装置50と発信元電話端末10との間で呼接続がなされる(ステップ67)。
一方、例1のステップ8と同様にして、呼制御通信部51は、発信先電話番号(内線:2001)と発信元識別番号(1001)を番号決定部52に渡し、番号決定部52が、図4に示した発信元通知電話番号テーブルを参照することにより、発信元識別番号(1001)に対応する発信元電話番号を取得する。ここでは、番号決定部52は、発信先電話番号が内線電話番号であることを把握し、発信元電話番号として、1000を取得する(ステップ68)。
番号決定部52は、発信元電話番号(1000)を呼制御通信部51に渡し、呼制御通信部51は、発信先電話番号(内線:2001)を接続先とし、発信元電話番号(1000)を接続元として設定した呼接続要求メッセージを作成し、それを発信先電話端末20に送信する(ステップ69)。このメッセージに基づき、呼接続制御装置50と発信先電話端末20との間で呼接続がなされる(ステップ70)。また、発信先電話端末20には、発信元電話番号として"1000"が表示される。
発信元電話端末10及び発信先電話端末20のそれぞれに対してメディア通信路が確立されると、呼制御通信装置50におけるメディア通信部53がこれらのメディア通信路を接続(結合)する(ステップ71)。これにより、発信元電話端末10と発信先電話端末20との間のメディア通信路が確立し、両者間での通話が開始する(ステップ72)。
<例5:外線発着信(発側内線、着側外線)>
次に、図13を参照して、内線電話網100に在圏する発信元電話端末10と、外線電話網200に在圏する発信先電話端末20とを接続する場合における電話システムの動作を説明する。
ステップ81〜ステップ83は、例1のステップ1〜3と同じである。ステップ83の後、本例では、ユーザ端末に表示される画面上で、発信先電話端末20の外線番号(080−yyy−yyyy)がクリックされ、ユーザ端末からアプリケーションサーバ60に対して発信先電話番号としての外線番号(080−yyy−yyyy)を含むC2D接続要求が送られる(ステップ84)。
C2D接続要求を受信したアプリケーションサーバ60では、C2D発信要求送信部61が、ステップ82にて保持した発信元識別番号(1001)及び発信元電話番号(内線:1001)と、ステップ84にて受信した発信先電話番号(外線:080−yyy−yyyy)とを含むC2D発信要求を呼接続制御装置50に送信する(ステップ85)。
上記C2D発信要求を受信した呼接続制御装置50において、呼制御通信部51が、発信元電話番号(内線:1001)を接続先とし、呼接続制御装置50を示す所定の番号を接続元とする呼接続要求メッセージを作成し、それを発信元電話端末10に送信する(ステップ86)。このメッセージに基づき、呼接続制御装置50と発信元電話端末10との間で呼接続がなされる(ステップ87)。
一方、呼制御通信部51は、発信先電話番号(外線:080−yyy−yyyy)と発信元識別番号(1001)を番号決定部52に渡し、番号決定部52が、図4に示した発信元通知電話番号テーブルを参照することにより、発信元識別番号(1001)に対応する発信元電話番号を取得する(ステップ88)。ここでは、番号決定部52は、発信先電話番号が外線電話番号であることを把握し、発信元電話番号として、03−aaa−aaaaを取得する。本実施の形態において、この"03−aaa−aaaa"は、発信元のユーザが所属する組織の外線の代表番号であり、例えば、発信先として03−aaa−aaaaを指定して外線電話をかけた場合に、当該組織に所属する電話端末が一斉に鳴動するか、もしくは、受付の電話端末が鳴動する。
番号決定部52は、発信元電話番号(03−aaa−aaaa)を呼制御通信部51に渡し、呼制御通信部51は、発信先電話番号(外線:080−yyy−yyyy)を接続先とし、発信元電話番号(03−aaa−aaaa)を接続元として設定した呼接続要求メッセージを作成し、それを送出する(ステップ89)。このメッセージに基づき、ゲートウェイ装置150を介して呼接続制御装置50と発信先電話端末20との間で呼接続がなされる(ステップ90)。また、発信先電話端末20には、発信元電話番号として"03−aaa−aaaa"が表示される。
発信元電話端末10及び発信先電話端末20のそれぞれに対してメディア通信路が確立されると、呼制御通信装置50におけるメディア通信部53がこれらのメディア通信路を結合する(ステップ91)。これにより、発信元電話端末10と発信先電話端末20との間のメディア通信路が確立し、両者間での通話が開始する(ステップ92)。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
1、3、10〜40 電話端末
4、50 呼接続制御装置
51 呼制御通信部
52 番号決定部
53 メディア通信部
55 番号テーブル格納部
2、60 アプリケーションサーバ
61 C2D発信要求送信部
62 ユーザ認証部
63 端末状態情報取得提供部
64 ユーザ情報格納部
65 対端末通信部
100 内線電話網
150 ゲートウェイ装置
200 外線電話網

Claims (4)

  1. 発信元電話端末と発信先電話端末との間の呼接続制御を行う呼接続制御装置であって、
    発信元識別番号と、発信先電話端末に通知する発信元通知電話番号とを対応付けて格納する番号格納手段と、
    前記呼接続制御装置と通信ネットワークにより接続されたアプリケーションサーバから、発信元電話番号、発信先電話番号、及び発信元識別番号を受信する受信手段と、
    前記番号格納手段から、前記受信手段により受信した発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号を取得する取得手段と、
    前記受信手段により受信した発信元電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信元電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信元電話端末との間で第1のメディア通信路を確立するとともに、前記取得手段により取得した発信元通知電話番号を接続元とし、前記受信手段により受信した発信先電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信先電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信先電話端末との間で第2のメディア通信路を確立する呼制御通信手段と、
    前記第1のメディア通信路と前記第2のメディア通信路を接続し、前記発信元電話端末と前記発信先電話端末との間のメディア通信路を確立するメディア通信手段と、
    を備えたことを特徴とする呼接続制御装置。
  2. 前記番号格納手段は、前記発信元通知電話番号として、内線番号である内線通知番号と、外線番号であり外線通知番号とを格納しており、
    前記取得手段は、前記発信先電話番号が内線番号である場合に、前記発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号として前記内線通知番号を取得し、前記発信先電話番号が外線番号である場合に、前記発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号として前記外線通知番号を取得することを特徴とする請求項1に記載の呼接続制御装置。
  3. 発信元電話端末と発信先電話端末との間の呼接続制御を行う呼接続制御装置と、アプリケーションサーバとが通信ネットワークに接続されて構成される電話システムであって、
    前記アプリケーションサーバは、
    ユーザのログイン情報、発信元電話番号、及び発信元識別番号を対応付け保持するユーザ情報格納手段と、
    前記発信元電話端末又はその他の端末であるユーザ端末から前記ログイン情報を受信し、前記ユーザ情報格納手段から、当該ログイン情報に対応する発信元電話番号、及び発信元識別番号を取得する発信元番号取得手段と、
    前記ユーザ端末から、発信先電話番号を含む電話発信要求を受信したことに応じて、当該発信先電話番号と、前記発信元番号取得手段により取得した発信元電話番号と発信元識別番号とを前記呼接続制御装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記呼接続制御装置は、
    発信元識別番号と、発信先電話端末に通知する発信元通知電話番号とを対応付けて格納する番号格納手段と、
    前記アプリケーションサーバの送信手段により送信された発信元電話番号、発信先電話番号、及び発信元識別番号を受信する受信手段と、
    前記番号格納手段から、前記受信手段により受信した発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号を取得する取得手段と、
    前記受信手段により受信した発信元電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信元電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信元電話端末との間で第1のメディア通信路を確立するとともに、前記取得手段により取得した発信元通知電話番号を接続元とし、前記受信手段により受信した発信先電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信先電話端末に向けて送信することにより、前記呼接続制御装置と前記発信先電話端末との間で第2のメディア通信路を確立する呼制御通信手段と、
    前記第1のメディア通信路と前記第2のメディア通信路を接続し、前記発信元電話端末と前記発信先電話端末との間のメディア通信路を確立するメディア通信手段と、
    を備えたことを特徴とする電話システム。
  4. 発信元識別番号と、発信先電話端末に通知する発信元通知電話番号とを対応付けて格納する記憶手段を備えたコンピュータを、発信元電話端末と発信先電話端末との間の呼接続制御を行う呼接続制御装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記コンピュータと通信ネットワークにより接続されたアプリケーションサーバから、発信元電話番号、発信先電話番号、及び発信元識別番号を受信する受信手段、
    前記番号格納手段から、前記受信手段により受信した発信元識別番号に対応する発信元通知電話番号を取得する取得手段、
    前記受信手段により受信した発信元電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信元電話端末に向けて送信することにより、前記コンピュータと前記発信元電話端末との間で第1のメディア通信路を確立するとともに、前記取得手段により取得した発信元通知電話番号を接続元とし、前記受信手段により受信した発信先電話番号を接続先とした呼接続要求メッセージを前記発信先電話端末に向けて送信することにより、前記コンピュータと前記発信先電話端末との間で第2のメディア通信路を確立する呼制御通信手段、
    前記第1のメディア通信路と前記第2のメディア通信路を接続し、前記発信元電話端末と前記発信先電話端末との間のメディア通信路を確立するメディア通信手段、
    として機能させるプログラム。
JP2009263161A 2009-11-18 2009-11-18 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム Active JP5474503B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009263161A JP5474503B2 (ja) 2009-11-18 2009-11-18 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009263161A JP5474503B2 (ja) 2009-11-18 2009-11-18 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011109470A true JP2011109470A (ja) 2011-06-02
JP5474503B2 JP5474503B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=44232464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009263161A Active JP5474503B2 (ja) 2009-11-18 2009-11-18 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5474503B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013020A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Ntt Software Corp 着信時情報提供装置
JP2016086261A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理システム
JP5976974B1 (ja) * 2016-04-11 2016-08-24 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理装置及びプログラム
JP2017169023A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社トランス・アーキテクト 着信通知システム
JP6286607B1 (ja) * 2017-09-15 2018-02-28 株式会社トランス・アーキテクト 着信通知システム及びプログラム
JP6440231B1 (ja) * 2018-01-15 2018-12-19 Necプラットフォームズ株式会社 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324732A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Ns Solutions Corp 情報処理装置、電話交換方法及びプログラム
JP2009100093A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Ntt Communications Kk 通信システム、連続発信制御装置、通信制御方法、及びプログラム
WO2009107494A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 日本電気株式会社 コールバックシステム、発信端末、電話中継サーバ、コールバック方法、及びコールバックプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324732A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Ns Solutions Corp 情報処理装置、電話交換方法及びプログラム
JP2009100093A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Ntt Communications Kk 通信システム、連続発信制御装置、通信制御方法、及びプログラム
WO2009107494A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 日本電気株式会社 コールバックシステム、発信端末、電話中継サーバ、コールバック方法、及びコールバックプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013013020A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Ntt Software Corp 着信時情報提供装置
JP2016086261A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理システム
JP2017169023A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社トランス・アーキテクト 着信通知システム
JP5976974B1 (ja) * 2016-04-11 2016-08-24 株式会社トランス・アーキテクト 情報処理装置及びプログラム
JP6286607B1 (ja) * 2017-09-15 2018-02-28 株式会社トランス・アーキテクト 着信通知システム及びプログラム
JP6440231B1 (ja) * 2018-01-15 2018-12-19 Necプラットフォームズ株式会社 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム
WO2019139106A1 (ja) * 2018-01-15 2019-07-18 Necプラットフォームズ株式会社 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム
CN110278720A (zh) * 2018-01-15 2019-09-24 Nec平台株式会社 来电呼叫控制设备、来电呼叫控制系统、来电呼叫控制方法和程序
US10721546B2 (en) 2018-01-15 2020-07-21 Nec Platforms, Ltd. Incoming call controlling device, incoming call controlling system, and incoming call controlling method
CN110278720B (zh) * 2018-01-15 2022-02-22 Nec平台株式会社 来电呼叫控制设备、来电呼叫控制系统、来电呼叫控制方法和程序

Also Published As

Publication number Publication date
JP5474503B2 (ja) 2014-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5232173B2 (ja) サーバ装置、及び、メッセージ送信方法
JP5474503B2 (ja) 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム
JP5614357B2 (ja) 電話制御装置、電話システム、および転送制御方法
JP2009278337A (ja) 電話番号秘匿型電話通信方法及びシステム
US20070153773A1 (en) Communication control unit
JPWO2009107800A1 (ja) 通話中継サーバおよび音声通話システムならびに音声通話中継方法
JP5442409B2 (ja) 呼接続制御装置、発信者識別情報通知システム、及びプログラム
JP5170224B2 (ja) 電話転送システム及び方法
JP5715897B2 (ja) 着信時情報提供装置
JP4485885B2 (ja) 緊急呼発信システムおよび緊急呼発信方法
JP4585480B2 (ja) 電話システム及び電話交換装置
JP5632256B2 (ja) 音声通話システム、方法、通信端末、およびプログラム
JP2015039217A (ja) 音声通話システム、方法、通信端末、およびプログラム
JP2007067639A (ja) VoIP電話システム、VoIP電話装置及びサーバ
JP2008022487A (ja) 着信転送を自動設定する電話システム
JP2004349802A (ja) Ip電話装置
JP7436952B2 (ja) 電話システムおよび電話制御装置
US8630254B2 (en) Telephone line switching apparatus, telephone line switching system, telephone relay system, telephone relay method, telephone relay program
JP6891771B2 (ja) 電話システムおよび電話制御装置
JP2006094330A (ja) Ip電話転送装置
JP2005286638A (ja) Ip電話における呼び返しシステムおよび方法、プログラムおよび記録媒体
JP2006166351A (ja) 呼接続管理システムおよび呼接続管理方法、接続先管理装置のプログラム
JP2011124775A (ja) 通信システム
JP2015185997A (ja) デジタル電話交換システム、デジタル電話交換方法、デジタル電話交換機および電話交換プログラム
JP5238643B2 (ja) 通信システム、通信端末装置及び端末連携方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5474503

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250