JP6440231B1 - 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム - Google Patents

着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6440231B1
JP6440231B1 JP2018004133A JP2018004133A JP6440231B1 JP 6440231 B1 JP6440231 B1 JP 6440231B1 JP 2018004133 A JP2018004133 A JP 2018004133A JP 2018004133 A JP2018004133 A JP 2018004133A JP 6440231 B1 JP6440231 B1 JP 6440231B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incoming call
mobile phone
telephone
call control
phone terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018004133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019125876A (ja
Inventor
史貴 高塚
史貴 高塚
香織 宇都宮
香織 宇都宮
茂喜 清水
茂喜 清水
亮太郎 蜂谷
亮太郎 蜂谷
京子 金深
京子 金深
晃 森本
晃 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2018004133A priority Critical patent/JP6440231B1/ja
Application filed by NEC Platforms Ltd, Nippon Telegraph and Telephone West Corp, Nippon Telegraph and Telephone East Corp filed Critical NEC Platforms Ltd
Publication of JP6440231B1 publication Critical patent/JP6440231B1/ja
Application granted granted Critical
Priority to US16/481,965 priority patent/US10721546B2/en
Priority to CN201980001146.9A priority patent/CN110278720B/zh
Priority to CA3051664A priority patent/CA3051664C/en
Priority to AU2019206094A priority patent/AU2019206094B2/en
Priority to PCT/JP2019/000611 priority patent/WO2019139106A1/ja
Priority to EP19738278.1A priority patent/EP3565266B1/en
Publication of JP2019125876A publication Critical patent/JP2019125876A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42229Personal communication services, i.e. services related to one subscriber independent of his terminal and/or location
    • H04M3/42263Personal communication services, i.e. services related to one subscriber independent of his terminal and/or location where the same subscriber uses different terminals, i.e. nomadism
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/72Finding out and indicating number of calling subscriber
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42025Calling or Called party identification service
    • H04M3/42034Calling party identification service
    • H04M3/42042Notifying the called party of information on the calling party
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/42314Systems providing special services or facilities to subscribers in private branch exchanges
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/54Arrangements for diverting calls for one subscriber to another predetermined subscriber
    • H04M3/543Call deflection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/58Arrangements providing connection between main exchange and sub-exchange or satellite
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/16Communication-related supplementary services, e.g. call-transfer or call-hold
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2203/00Aspects of automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M2203/10Aspects of automatic or semi-automatic exchanges related to the purpose or context of the telephonic communication
    • H04M2203/1091Fixed mobile conversion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】内線端末として利用される携帯電話端末が屋外に持ち出された場合に、この携帯電話端末に発信者情報を適切に通知する。【解決手段】電話網からの着信を制御する着信制御装置2は、第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末6が着信制御装置2に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する接続判定部3と、携帯電話端末6が着信制御装置2に接続されていないと判定された場合に、携帯電話端末6の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送する着信制御部4と、着信制御部4による転送が行われる場合に、携帯電話端末6を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、サーバ7に対して送信する発信者情報送信部5とを有する。サーバ7は、転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して発信者情報を電話端末に通知する。【選択図】図1

Description

本発明は着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラムに関する。
業務活動における連絡において、企業などの屋内での電話の利用のみならず、外出先での電話の利用が一般的になっている。このような電話の利用環境に関連する技術として、例えば、特許文献1では、固定電話端末と携帯電話端末とを備える構内電話システムについて開示している。
この構内電話システムは、固定電話機に割り当てられた電話番号への着信を、固定電話機に接続するか、固定電話機を介して携帯電話端末に接続するかを切り替える接続切替部を有し、固定電話機と携帯電話端末のどちらを使用するかを切り替えることができる。
特開2002−300622号公報
特許文献1では、ユーザの屋内での通話態様と屋外での通話態様とを実現するために、固定電話機と携帯電話端末の合計2台の電話端末が必要となる。しかしながら、携帯電話端末の普及により、ビジネスホンにおいて、近年、屋内での通話にもスマートフォンなどの携帯電話端末が用いられるようになってきている。このため、1台の携帯電話端末を、屋外で利用するだけでなく、屋内における内線端末としても利用することが求められている。また、例えば、この1台の携帯電話端末が、業務専用の端末ではなく、私的にも利用される個人所有の端末である場合、当該携帯電話端末における着信履歴などの情報は、セキュリティ上、適切に管理される必要がある。
そこで、本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、内線端末として利用される携帯電話端末が屋外に持ち出された場合に、この携帯電話端末に発信者情報を適切に通知することができる着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラムを提供することにある。
第1の態様にかかる着信制御装置は、電話網からの着信を制御する着信制御装置であって、第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が前記着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する接続判定部と、前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと前記接続判定部により判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送する着信制御部と、前記着信制御部による転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して発信者情報を電話端末に通知するサーバに対して、送信する発信者情報送信部とを有する。
第2の態様にかかる着信制御システムは、電話網からの着信を制御する着信制御装置と
発信者情報を電話端末に通知するサーバとを備え、前記着信制御装置は、第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が前記着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する接続判定部と、前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと前記接続判定部により判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送する着信制御部と、前記着信制御部による転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記サーバに対して送信する発信者情報送信部とを有し、前記サーバは、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して、前記識別情報により特定される前記携帯電話端末に、前記着信の発信者情報を送信する。
第3の態様にかかる着信制御方法では、第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定し、前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送し、前記転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して発信者情報を電話端末に通知するサーバに対して、送信する。
第4の態様にかかるプログラムは、第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する接続判定ステップと、前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送する着信制御ステップと、前記転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して発信者情報を電話端末に通知するサーバに対して、送信する発信者情報送信ステップとをコンピュータに実行させる。
上述の態様によれば、内線端末として利用される携帯電話端末が屋外に持ち出された場合に、この携帯電話端末に発信者情報を適切に通知することができる着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラムを提供することができる。
実施形態の概要にかかる着信制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる着信制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 比較例にかかる電話主装置の制御例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる電話主装置の制御例を示すフローチャートである。
<実施形態の概要>
実施形態の説明に先立って、本発明にかかる実施形態の概要を説明する。図1は、実施形態の概要にかかる着信制御装置2の構成の一例を示すブロック図であり、着信制御装置2、携帯電話端末6、及びサーバ7を含む着信制御システム1が図示されている。
着信制御装置2は、電話網からの着信を制御する装置である。
携帯電話端末6は、屋内及び屋外で利用される携帯電話端末である。携帯電話端末6は、着信制御装置2に接続されている場合、第1の電話番号で呼び出すことが可能な屋内で利用される内線電話の端末として機能する。このように、携帯電話端末6は、着信制御装置2において、第1の電話番号に予め対応づけられている。したがって、携帯電話端末6が内線電話の端末として利用される場合、着信制御装置2が受け付けた第1の電話番号への発呼は、携帯電話端末6に着信することとなる。携帯電話端末6は、着信制御装置2に接続されていない場合(すなわち、屋外に持ち出されている場合)、第2の電話番号(携帯電話番号)で呼び出すことが可能な通常の携帯電話機として機能する。
サーバ7は、発信者情報を電話端末に通知するサーバである。例えば、サーバ7は、電話網から着信制御装置2が受け付けた第1の電話番号への発呼についての発信者の電話番号(以下、「真の発信者番号」という)を、携帯電話端末6に通知する。なお、サーバ7は、着信制御装置2による屋外の電話端末への着信の転送に用いられる回線(すなわち、通話に用いられる回線)とは別のネットワークを利用して発信者情報を送信する。サーバ7は、具体的には、例えば、着信制御装置2との間、及び携帯電話端末6との間において、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従ったインターネット通信を行い、情報を送受信する。
着信制御装置2は、図1に示すように、接続判定部3と、着信制御部4と、発信者情報送信部5とを有する。接続判定部3は、第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、携帯電話端末6が着信制御装置2に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する。つまり、接続判定部3は、携帯電話端末6が着信の制御対象として着信制御装置2に接続されている状態であるか否かを判定する。着信制御部4は、携帯電話端末6が着信制御装置2に接続されていないと接続判定部3により判定された場合に、第1の電話番号に対する着信を、携帯電話端末6の携帯電話番号である第2の電話番号に転送する。なお、着信制御部4は、着信制御装置2が収容する所定の電話番号を発信者番号として、第2の電話番号宛に発呼することにより、着信を転送する。このため、この転送により携帯電話端末6に通知される発信者の電話番号は、真の発信者番号でなく、上述の所定の電話番号である。発信者情報送信部5は、着信制御部4による転送が行われる場合に、携帯電話端末6を特定するための識別情報と上記着信の発信者情報とをサーバ7に対して送信する。
発信者情報送信部5からの情報を受信すると、サーバ7は、受信した識別情報により特定される携帯電話端末6に、第1の電話番号に対する着信の発信者情報を通話回線とは別の回線を介して送信する。携帯電話端末6は、所定のアプリケーションプログラムによる処理により、サーバ7から受信した発信者情報を、携帯電話端末6に設けられたディスプレイなどの表示部に表示する。上述の通り、着信の転送により携帯電話端末6には、真の発信者番号は通知されない。つまり、真の発信者番号は通話回線を介して通知されない。このため、携帯電話機の一般的な電話機能における着信履歴としては、真の発信者番号が記録されないため、セキュリティ上、好ましい。一方で、携帯電話端末6は、サーバ7から得た発信者情報をユーザに提供することができる。サーバ7から得た発信者情報は、携帯電話端末6のアプリケーションプログラムにより、表示することが可能である。このため、アプリケーションプログラムによって、発信者情報の表示を一過性とするよう制御することも容易に行うことができる。つまり、着信履歴として、真の発信者番号を残存させずに、真の発信者番号を通知することができる。このように、着信制御システム1によれば、内線端末として利用される携帯電話端末6が屋外に持ち出された場合に、この携帯電話端末6に発信者情報を適切に通知することができる
<実施の形態>
次に、実施の形態について説明する。図2は、実施の形態にかかる着信制御システム10の構成の一例を示すブロック図である。着信制御システム10は、図1の着信制御システム1に相当し、主に、電話主装置100と、通知サーバ200と、携帯電話端末300とを有する。電話主装置100は図1の着信制御装置2に相当し、通知サーバ200は図1のサーバ7に相当し、携帯電話端末300は図1の携帯電話端末6に相当する。電話主装置100は、電話網501及びインターネット502を介して通知サーバ200と通信可能に接続している。また、携帯電話端末300も、電話網501及びインターネット502を介して通知サーバ200と通信可能に接続することができる。電話網501は、IP(Internet Protocol)電話網、携帯電話網、又は公衆交換電話網などの電話網であり、インターネット502と接続している。このため、上述の通り、電話網501と接続した電話主装置100及び携帯電話端末300は、インターネット502上の通知サーバ200と通信が可能である。
電話主装置100は、電話の発信及び着信を制御する構内交換機である。電話主装置100は、ダイヤルインの機能を備えており、予め定められたN個の電話番号に対応づけられた各電話端末の発信及び着信を制御する。なお、本実施の形態では、屋内から屋外に持ち出される携帯電話端末6における着信制御について説明するため、図2においては電話主装置100に接続される電話端末として屋内及び屋外の両方で利用される携帯電話端末300のみが示されている。しかしながら、電話主装置100に他の電話端末が接続されてもよい。すなわち、電話主装置100は、携帯電話端末300のみならず、固定電話機、及び屋内利用専用の携帯電話機などが接続されてもよい。また、図2では、1台の携帯電話端末300が電話主装置100に接続される様子が図示されているが、電話主装置100に接続される携帯電話端末300の台数は複数でもよい。
電話端末400は、本実施の形態において、上述の予め定められたN個の電話番号のいずれか宛に電話をかける電話機である。電話端末400、固定電話機であってもよいし、携帯電話機であってもよい。携帯電話端末300は、屋内及び屋外で利用される携帯電話端末であり、例えばスマートフォンなどの携帯電話機である。なお、以下の説明では、電話端末400の電話番号をxx-xxxx-0001とする。本説明において、xx-xxxx-0001は、上述の「真の発信者番号」に相当する。また、電話主装置100の電話番号(電話会社との契約により付与されている電話番号)をyy-yyyy-0001、yy-yyyy-0002、yy-yyyy-0003、yy-yyyy-0004、及びyy-yyyy-0005とする。すなわち、ダイヤルインにより利用可能な電話番号として、上記5つの番号があるものとする。また、電話主装置100において、携帯電話端末300とyy-yyyy-0001とが関連づけられているものとする。また、携帯電話端末300の携帯電話番号(携帯電話会社との契約により付与されている電話番号)をzzz-zzzz-0001とする。
携帯電話端末300は、屋内において、電話主装置100に接続されている場合、電話番号yy-yyyy-0001で呼び出すことが可能な内線電話の端末として機能する。すなわち、電話主装置100は、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されている場合、電話番号yy-yyyy-0001宛の呼を携帯電話端末300に着信させる。また、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていない場合(すなわち、屋外に持ち出されている場合)、携帯電話端末300は電話番号zzz-zzzz-0001で呼び出すことが可能な通常の携帯電話機として機能する。
通知サーバ200は、HTTPに従ったインターネット通信を行い、発信者情報を電話端末に通知するサーバである。つまり、通知サーバ200は、通話に用いられる回線(すなわち、電話主装置100による呼の転送に用いられる回線)とは別のネットワーク回線を利用して発信者情報を通知する。通知サーバ200は、図2に示すように、登録管理部201と、情報通知部202とを有する。
登録管理部201は、通知サーバ200による発信者情報の通知サービスの提供対象である電話端末に関する情報を管理する。例えば、登録管理部201は、通知サービスの提供対象である電話端末を特定するための識別情報などを管理する。なお、この識別情報としては、電話端末を一意に特定することが可能であれば任意の識別情報を用いることが可能である。例えば、電話端末に予め付与されたID(識別子)であってもよいし、電話端末の電話番号であってもよい。例えば、通知サービスの提供対象として、携帯電話端末300が登録管理部201に登録されている。登録管理部201は、通知サービスの提供対象である電話端末に関する情報を電話主装置100に対して送信する。このため、電話主装置100は、電話主装置100に接続された各電話端末について、通知サービスの提供対象であるか否かを判定することが可能である。
情報通知部202は、電話主装置100から受信した電話端末を特定するための識別情報と発信者情報とに基づいて、発信者情報を電話端末に通知する。例えば、携帯電話端末300が電話主装置100と接続していない状態の時に、電話端末400が電話番号yy-yyyy-0001宛に電話発信したとする。この場合、後述するように、電話主装置100の発信者情報送信部105は携帯電話端末300を特定するための識別情報と、電話端末400の発信者情報とを通知サーバ200に送信する。例えば、通知サーバ200は、電話主装置100から、携帯電話端末300のID情報、及び、電話端末400の電話番号(すなわち、xx-xxxx-0001)を受信する。情報通知部202は、当該識別情報により特定される携帯電話端末300宛に、電話端末400の電話番号をHTTP通信により送信する。なお、情報通知部202は、発信者情報として、電話端末400の電話番号に代えて、又は、電話端末400の電話番号とともに、電話端末400の利用者に関する種々の情報を送信してもよい。具体的には、情報通知部202は、例えば、氏名、会社名、住所などの情報を送信してもよい。なお、この場合、例えば、通知サーバ200は、電話番号とこれらの種々の情報とを関連づけて、電話帳データとしてメモリなどの記憶装置に予め記憶しておき、これらの情報を参照することにより、発信者情報を決定してもよい。また、電話帳データを、電話主装置100の記憶装置に予め記憶しておき、電話主装置100の発信者情報送信部105が、電話端末400の利用者の氏名などの発信者情報を、通知サーバ200に送信してもよい。
携帯電話端末300は、表示制御部301を有している。表示制御部301は、電話主装置100からの転送による着信時に、通知サーバ200から受信した情報を携帯電話端末300のディスプレイに表示するよう制御する。表示制御部301は、携帯電話端末300にインストールされたアプリケーションプログラムがプロセッサに実行されることにより実現される。表示制御部301は、例えば、HTML(HyperText Markup Language)で記載された発信者情報をディスプレイにポップアップ表示する。また、表示制御部301は、所定の条件(例えば、通話の開始、又は通話の終了など)が満たされると発信者情報のポップアップ表示を終了する。このため、発信者情報の表示を一過性とするよう制御することができる。なお、後述するように、電話主装置100の着信制御部104は、所定の電話番号を発信者番号として、電話番号zzz-zzzz-0001宛に発呼することにより、着信を転送する。したがって、電話回線により携帯電話端末300に通知される発信者の電話番号は、xx-xxxx-0001ではない。このため、携帯電話端末300には、着信履歴として、真の発信者番号(xx-xxxx-0001)は残存しない。
ここで、電話主装置100の詳細について説明する前に、本実施の形態の理解を容易にするために、比較例にかかる着信制御について説明する。比較例にかかる着信制御は、屋外で利用される携帯電話端末において、通知サーバ200による発信者情報の通知を受けるための電話主装置の制御であって、本実施の形態にかかる電話主装置100の制御とは異なる制御である。比較例では、屋外で利用される携帯電話端末において、通知サーバ200による発信者情報の通知を受けるための利用態様として以下の2つのケースを想定している。
<ケース1>
ケース1は、ユーザが、屋内において屋内用の電話端末(以下、電話端末Aと呼ぶこととする)を利用し、屋外において電話端末Aとは別の端末である携帯電話端末(以下、電話端末A’と呼ぶこととする)を利用するケースである。すなわち、電話主装置には、電話端末Aが常時接続されている。ケース1では、電話主装置が、電話端末Aに対応づけられた電話番号宛への着信を、電話端末A’に転送するとともに、発信者情報を通知サーバ200に送信することで、通知サーバ200による発信者情報の通知が行われる。
<ケース2>
ケース2は、ユーザが、電話主装置に接続した電話端末を利用せず、もっぱら屋外で携帯電話端末(以下、電話端末B’と呼ぶこととする)を利用するケースである。ケース2では、仮想的な電話端末(以下、電話端末Bと呼ぶこととする)を電話主装置に登録しておく。そして、電話主装置が、仮想的な電話端末Bに対応づけられた電話番号宛への着信を、電話端末B’に転送するとともに、発信者情報を通知サーバ200に送信することで、通知サーバ200による発信者情報の通知が行われる。
図3は、上記ケース1及びケース2に対応した電話主装置の制御例を示すフローチャートである。以下、図3に沿って、比較例にかかる着信制御について説明する。
ステップ900(S900)において、比較例にかかる電話主装置は電話網501からの着信を受付ける。ここでは、電話端末400が発呼したものとする。
ステップ901(S901)において、比較例にかかる電話主装置は着信先を特定する。なお、ここでは、通知サーバ200による発信者情報の通知にかかわる制御について容易に理解できるよう、ステップ901で特定される着信先は、電話端末A又は電話端末Bのいずれかであるものとする。ステップ902(S902)において、着信の電話番号が電話端末Aに予め対応づけられた電話番号である場合、処理はステップ903に移行する。これに対し、着信の電話番号が仮想的な電話端末Bに予め対応づけられた電話番号である場合、処理はステップ907に移行する。
ステップ903(S903)において、比較例にかかる電話主装置は、電話主装置に常時接続されているはずの電話端末Aが、電話主装置に接続されているかを確認する。電話端末Aが電話主装置に接続されていない場合(ステップ903でNo)、電話主装置は着信を拒否する(ステップ904(S904))。
電話端末Aが電話主装置に接続されている場合(ステップ903でYes)、電話主装置は電話端末Aについての転送の設定が行われているか否かを判定する(ステップ905(S905))。電話端末Aについての転送の設定が行われていない場合、ステップ906(S906)において、電話主装置は、内線端末である電話端末Aに着信するよう制御する。電話端末Aについての転送の設定が行われている場合、処理は、ステップ909へ移行する。なお、屋外での着信において通知サーバ200の通知を受けるためには、電話端末Aには電話端末A’への転送が設定されている必要がある。
電話主装置が受け付けた着信の着信先が仮想的な電話端末Bである場合、電話主装置は電話端末Bについての転送の設定が行われているか否かを判定する(ステップ907(S907))。電話端末Bについての転送の設定が行われていない場合、電話主装置は、電話主装置は着信を拒否する(ステップ908(S908))。電話端末Bについての転送の設定が行われている場合、処理は、ステップ909へ移行する。なお、屋外での着信において通知サーバ200の通知を受けるためには、電話端末Bには電話端末B’への転送が設定されている必要がある。
ステップ909(S909)において、電話主装置は、転送を行うため、発信用の回線を捕捉する。
ステップ909の後、ステップ910(S910)において、電話主装置は、所定の電話端末に発信する。すなわち、ステップ901で特定された着信先が電話端末Aであった場合、電話主装置は、電話端末Aの転送設定に従って、所定の電話端末(電話端末A’)に呼を転送する。同様に、ステップ901で特定された着信先が電話端末Bであった場合、電話主装置は、電話端末Bの転送設定に従って、所定の電話端末(電話端末B’)に呼を転送する。
そして、ステップ911(S911)において、電話主装置は、ステップ901で特定された電話端末についての識別情報とともに、発信者情報を通知サーバ200に送信する。これにより、通知サーバ200を介して、電話端末400の電話番号などの発信者情報が電話端末A’又はB’に通知される。
比較例にかかる制御によれば、屋外で利用される携帯電話端末において、通知サーバ200による発信者情報の通知を受けることが可能である。しかしながら、比較例にかかる制御が用いられる場合、屋内用と屋外用の2つの電話端末が必要となる(ケース1における問題点)、若しくは、屋内での電話端末の利用をあきらめなければならない(ケース2における問題点)という問題がある。なお、電話主装置に電話端末Aと仮想的な電話端末Bを登録しておき、屋内での利用時にはダイヤルインの電話番号を電話端末Aと対応させ、屋外での利用時には当該電話番号を電話端末Bと対応させることで、1台の携帯電話端末を屋内外で利用可能である。しかしながら、この場合には、ダイヤルインの電話番号と電話端末との対応関係の変更が必要であるため、ユーザビリティが悪い。
このため、1台の携帯電話端末を屋内及び屋外で利用する場合において、通知サーバ200による発信者情報の通知を受信することができる仕組みが求められている。本実施の形態にかかる電話主装置100は、そのような仕組みを可能にする。以下、本実施の形態にかかる電話主装置100の詳細について説明する。
電話主装置100は、図2に示すように、転送管理部101と、連携管理部102と、接続判定部103と、着信制御部104と、発信者情報送信部105とを有する。
転送管理部101は、電話主装置100に登録されている電話端末毎の転送設定を管理する。すなわち、電話主装置100に着信可能な電話番号(例えば、yy-yyyy-0001、yy-yyyy-0002、yy-yyyy-0003、yy-yyyy-0004、及びyy-yyyy-0005)に対応づけられているそれぞれの電話端末の転送設定を管理する。例えば、転送管理部101は、携帯電話端末300に対応付けられているyy-yyyy-0001への着信を、携帯電話端末300の携帯電話番号であるzzz-zzzz-0001へと転送するよう設定する転送設定情報を保持している。なお、転送設定情報は、電話主装置100に接続された入力装置に従って登録、編集、又は削除が行われてもよいし、電話主装置100に対して送信された指示に従って登録、編集、又は削除が行われてもよい。したがって、例えば、転送設定情報は、携帯電話端末300が送信した指示に従って登録、編集、又は削除が行われてもよい。
連携管理部102は、電話主装置100に着信可能な電話番号に対応づけられているそれぞれの電話端末が、通知サーバ200と連携した発信者情報の通知を行う対象の端末であるか否かについて示す情報を管理している。連携管理部102は、通知サーバ200の登録管理部201から取得した情報により、電話端末が通知サーバ200と連携した発信者情報の通知を行う対象の端末であるか否か(通知サービスの提供対象である電話端末であるか否か)を管理する。
接続判定部103は、受け付けた着信にかかる宛先の電話番号に予め対応づけられている電話端末が電話主装置100に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する。具体的には、例えば、接続判定部103は、yy-yyyy-0001宛の電話の着信を受け付けた場合、yy-yyyy-0001の着信先として予め対応づけられている携帯電話端末300が、現在、電話主装置100に接続されている状態であるか否かを判定する。つまり、これにより、携帯電話端末300が屋外に持ち出された状態であるか否かが判定される。
着信制御部104は、電話主装置100が受け付けた呼を、電話主装置100に接続された電話端末又は転送管理部101が管理する転送設定にしたがった電話端末へ着信させる制御を行う。なお、着信制御部104の具体的な制御処理については、図4に示すフローチャートを参照して後述する。
発信者情報送信部105は、着信制御部104による転送が行われる場合に、着信先の電話端末を特定するための識別情報と発信者情報とを、通知サーバ200に対して送信する。具体的には、例えば、着信制御部104がyy-yyyy-0001宛の電話の着信を転送する場合、発信者情報送信部105は、yy-yyyy-0001の着信先として予め対応づけられている電話端末(すなわち、携帯電話端末300)を特定するための識別情報と、発信者情報とを、通知サーバ200へ送信する。送信される発信者情報は、例えば、発信者の電話番号xx-xxxx-0001である。なお、発信者情報送信部105は、例えば、電話網501及びインターネット502を介して、HTTP通信により通知サーバ200と通信する。
図4は、本実施の形態にかかる電話主装置100の制御例を示すフローチャートである。以下、図4に沿って、本実施の形態にかかる電話主装置100における着信制御について説明する。
ステップ100(S100)において、着信制御部104は電話網501からの着信を受付ける。ここでは、電話端末400が発呼したものとする。
次に、ステップ101(S101)において、着信制御部104は受け付けた着信の着信先を特定する。なお、ここでは、通知サーバ200による発信者情報の通知にかかわる制御について理解できるよう、携帯電話端末300に対応づけられた電話番号yy-yyyy-0001宛の電話の着信制御について以下説明する。したがって、ステップ101において、着信制御部104は、着信先が携帯電話端末300であると特定する。
次に、ステップ102(S102)において、接続判定部103、ステップ101で特定された端末である携帯電話端末300が電話主装置100に接続されている状態であるか否かを判定する。接続判定部103は、例えば、キープアライブによる監視結果に基づいて、携帯電話端末300の接続状態を判定する。携帯電話端末300が電話主装置100に接続されている場合、処理は、ステップ103へ移行し、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていない場合、処理は、ステップ106へ移行する。
ステップ103(S103)において、着信制御部104は、ステップ101で特定された携帯電話端末300について、通知サーバ200と連携した着信制御を行うよう設定されているか否かを判定する。具体的には、着信制御部104は、携帯電話端末300が、通知サーバ200による通知サービスの提供対象として予め登録されているか否かを、連携管理部102が管理する情報に基づいて判定する。携帯電話端末300が通知サービスの提供対象となっていない場合、処理はステップ104へ移行し、携帯電話端末300が通知サービスの提供対象となっている場合、処理はステップ105へ移行する。
ステップ104(S104)において、着信制御部104は、着信を拒否する。すなわち、着信制御部104は、携帯電話端末300が通知サーバ200によるサービスの提供対象として予め登録されていないときは、後述する転送処理を行わずに、着信を拒否する。これにより、通知サービスの提供外の電話端末へ転送が行われることが防がれる。
ステップ105(S105)において、着信制御部104は、ステップ101で特定された携帯電話端末300についての転送の設定が行われているか否かを判定する。具体的には、着信制御部104は、携帯電話端末300についての転送の設定(電話番号zzz-zzzz-0001への転送の設定)が行われているか否かを、転送管理部101が管理する情報に基づいて判定する。携帯電話端末300について転送の設定が行われていない場合、処理はステップ104へ移行し、携帯電話端末300について転送の設定が行われている場合、処理はステップ108へ移行する。ステップ108以降では、転送処理が行われる。このように、着信制御部104は、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていないと接続判定部103により判定された場合において、携帯電話端末300への転送が予め設定されているときに着信を転送する。そして、着信制御部104は、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていないと接続判定部103により判定された場合において、携帯電話端末300への転送が予め設定されていないときに着信を拒否する。このため、着信させることが可能か否かに応じて、適切な処理(すなわち、転送処理、又は着信拒否)を行うことができる。
携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていない場合、ステップ106(S106)において、ステップ105と同様、着信制御部104は、ステップ101で特定された携帯電話端末300について、他の電話端末への転送の設定が行われているか否かを判定する。他の電話端末への転送の設定が行われていない場合、処理はステップ107へ移行し、他の電話端末への転送の設定が行われている場合、処理はステップ108へ移行する。
ステップ107(S107)において、着信制御部104は、内線端末としての携帯電話端末300に着信するよう制御する。このように、着信制御部104は、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていると接続判定部103により判定された場合に、着信を電話主装置100と接続されている携帯電話端末300に着信させる。このため、携帯電話端末300を内線端末として利用することができる。
これに対し、携帯電話端末300について転送の設定が行われている場合、ステップ108(S108)において、着信制御部104は、転送を行うため、発信用の回線を捕捉する。具体的には、着信制御部104は、電話主装置100から転送先の電話端末へ発呼する際に用いる加入者線を決定する。なお、このとき、既に、電話端末400から電話主装置100への発呼のために、1本の加入者線が使われているため、着信制御部104は、これ以外の利用可能な加入者線を、転送先の電話端末への発呼のために確保することとなる。
ステップ108の後、ステップ109(S109)において、着信制御部104は、ステップ108で捕捉した回線を用いて、転送先の電話端末に発信する。具体的には、ステップ105を経由して本ステップの処理が実行される場合、着信制御部104は、携帯電話端末300の電話番号であるzzz-zzzz-0001に発信する。また、ステップ106を経由して本ステップの処理が実行される場合、着信制御部104は、転送先に設定された他の電話端末の電話番号に発信する。これにより、着信の転送が行われることとなる。このとき、電話端末400から電話主装置100への発呼のために第1の加入者線が用いられ、電話主装置100から転送先の電話端末への発呼のために第2の加入者線が用いられる。したがって、転送先の電話端末(例えば、ステップ105を経由して本ステップの処理が実行される場合、携帯電話端末300)と電話端末400は、第1の加入者線及び第2の加入者線を介した通話が可能となる。なお、ステップ109での発信における発信元の電話番号は、例えば、yy-yyyy-0001などの所定の電話番号である。すなわち、ステップ109における発信における発信者の電話番号は、転送対象の呼の真の発信者番号xx-xxxx-0001ではない。
次に、ステップ110(S110)において、着信制御部104は、携帯電話端末300を特定するための識別情報とともに、発信者情報を通知サーバ200に送信する。なお、この識別情報は、転送先の電話端末を特定可能な識別情報であればよく、例えば、携帯電話端末300の識別子であってもよいし、携帯電話端末300に予め対応づけられた電話番号(yy-yyyy-0001)などであってもよい。また、発信者情報は、電話端末400の電話番号(xx-xxxx-0001)であってもよいし、発信者を特定するための他の情報であってもよい。ステップ110において送信された情報を受信した通知サーバ200は、発信者情報を通知する。これにより、ユーザは、電話端末400からの発信であることを確認することができる。
なお、上述の通り、転送先は、携帯電話端末300とは別の電話端末であってもよい。つまり、着信制御部104は、ステップ106〜110で示したとおり、以下のような制御を行ってもよい。着信制御部104は、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていると判定され、かつ、他の電話端末への転送が予め設定されていない場合に、着信を、電話主装置100と接続されている携帯電話端末300に着信させる。また、着信制御部104は、携帯電話端末300が電話主装置100に接続されていると判定され、かつ、他の電話端末への転送が予め設定されている場合に、転送先として設定された他の電話端末に着信を転送する。そして、発信者情報送信部105は、着信制御部104による他の電話端末への転送が行われる場合に、当該他の電話端末を特定するための識別情報と着信の発信者情報とを、通知サーバ200に対して送信する。このような制御により、電話主装置100に携帯電話端末300が接続されている場合に、転送設定に応じた適切な処理を実現できる。
なお、図4に示した例示的なフローチャートでは、電話主装置100に携帯電話端末300が接続されていない場合(ステップ103でNo)に、携帯電話端末300が通知サービスの提供対象か否かに応じた転送の回避処理が行われた(ステップ104)。しかしながら、電話主装置100に携帯電話端末300が接続されている場合にも、携帯電話端末300が通知サービスの提供対象か否かに応じた転送の回避処理が行われてもよい。すなわち、例えば、ステップ108の直前のステップとして、ステップ103及びステップ104が挿入されてもよい。
以上、実施の形態について説明した。ここで、図2に示した電話主装置100、通知サーバ200、及び携帯電話端末300における各構成要素は、例えば、プログラムが実行されることにより実現される。すなわち、転送管理部101、連携管理部102、接続判定部103、着信制御部104、及び発信者情報送信部105は、例えば、電話主装置100が備えるメモリに記憶された、種々の命令を含むプログラムが、電話主装置100が備えるプロセッサにより実行されることにより実現される。また、登録管理部201及び情報通知部202は、例えば、通知サーバ200が備えるメモリに記憶された、種々の命令を含むプログラムが、通知サーバ200が備えるプロセッサにより実行されることにより実現される。また、表示制御部301は、例えば、携帯電話端末300が備えるメモリに記憶された、種々の命令を含むプログラムが、携帯電話端末300が備えるプロセッサにより実行されることにより実現される。
上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、Compact Disc Read Only Memory(CD-ROM)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、Programmable ROM(PROM)、Erasable PROM(EPROM)、フラッシュROM、Random Access Memory(RAM))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、電話主装置100、通知サーバ200、及び携帯電話端末300における各構成要素について、プログラムによるソフトウェアでの実現に限ることなく、これらがハードウェア回路により実現されてもよいし、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現されてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 着信制御システム
2 着信制御装置
3 接続判定部
4 着信制御部
5 発信者情報送信部
6 携帯電話端末
7 サーバ
10 着信制御システム
100 電話主装置
101 転送管理部
102 連携管理部
103 接続判定部
104 着信制御部
105 発信者情報送信部
200 通知サーバ
201 登録管理部
202 情報通知部
300 携帯電話端末
301 表示制御部
400 電話端末
501 電話網
502 インターネット

Claims (9)

  1. 電話網からの着信を制御する着信制御装置であって、
    第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が前記着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する接続判定部と、
    前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと前記接続判定部により判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送する着信制御部と、
    前記着信制御部による転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して発信者情報を電話端末に通知するサーバに対して、送信する発信者情報送信部と
    を有する着信制御装置。
  2. 前記着信制御部は、前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていると前記接続判定部により判定された場合に、前記着信を前記着信制御装置と接続されている前記携帯電話端末に着信させる
    請求項1に記載の着信制御装置。
  3. 前記着信制御部は、前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと前記接続判定部により判定された場合、前記携帯電話端末への転送が予め設定されているときに前記着信を転送し、前記携帯電話端末への転送が予め設定されていないときに前記着信を拒否する
    請求項1又は2に記載の着信制御装置。
  4. 前記着信制御部は、
    前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていると前記接続判定部により判定され、かつ、他の電話端末への転送が予め設定されていない場合に、前記着信を前記着信制御装置と接続されている前記携帯電話端末に着信させ、
    前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていると前記接続判定部により判定され、かつ、他の電話端末への転送が予め設定されている場合に、前記他の電話端末に前記着信を転送し、
    前記発信者情報送信部は、前記着信制御部による転送が行われる場合に、前記他の電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記サーバに対して、送信する
    請求項2に記載の着信制御装置。
  5. 前記着信制御部は、前記携帯電話端末が前記サーバによるサービスの提供対象として予め登録されていないときは、転送を行わずに前記着信を拒否する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の着信制御装置。
  6. 電話網からの着信を制御する着信制御装置と
    発信者情報を電話端末に通知するサーバと
    を備え、
    前記着信制御装置は、
    第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が前記着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する接続判定部と、
    前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと前記接続判定部により判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送する着信制御部と、
    前記着信制御部による転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記サーバに対して送信する発信者情報送信部と
    を有し、
    前記サーバは、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して、前記識別情報により特定される前記携帯電話端末に、前記着信の発信者情報を送信する
    着信制御システム。
  7. 前記着信制御部は、前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていると前記接続判定部により判定された場合に、前記着信を前記着信制御装置と接続されている前記携帯電話端末に着信させる
    請求項6に記載の着信制御システム。
  8. 第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定し、
    前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送し、
    前記転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して発信者情報を電話端末に通知するサーバに対して、送信する
    着信制御方法。
  9. 第1の電話番号に対する着信を受け付けた場合に、前記第1の電話番号に予め対応づけられている携帯電話端末が着信制御装置に内線電話として接続されている状態であるか否かを判定する接続判定ステップと、
    前記携帯電話端末が前記着信制御装置に接続されていないと判定された場合に、前記携帯電話端末の携帯電話番号である第2の電話番号に前記着信を転送する着信制御ステップと、
    前記転送が行われる場合に、前記携帯電話端末を特定するための識別情報と前記着信の発信者情報とを、前記転送に用いられる回線とは別のネットワークを利用して発信者情報を電話端末に通知するサーバに対して、送信する発信者情報送信ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2018004133A 2018-01-15 2018-01-15 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム Active JP6440231B1 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018004133A JP6440231B1 (ja) 2018-01-15 2018-01-15 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム
US16/481,965 US10721546B2 (en) 2018-01-15 2019-01-11 Incoming call controlling device, incoming call controlling system, and incoming call controlling method
EP19738278.1A EP3565266B1 (en) 2018-01-15 2019-01-11 Incoming call control device, incoming call control system, incoming call control method, and program
CN201980001146.9A CN110278720B (zh) 2018-01-15 2019-01-11 来电呼叫控制设备、来电呼叫控制系统、来电呼叫控制方法和程序
CA3051664A CA3051664C (en) 2018-01-15 2019-01-11 Incoming call controlling device, incoming call controlling system, incoming call controlling method, and program
AU2019206094A AU2019206094B2 (en) 2018-01-15 2019-01-11 Incoming call controlling device, incoming call controlling system, incoming call controlling method, and program
PCT/JP2019/000611 WO2019139106A1 (ja) 2018-01-15 2019-01-11 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018004133A JP6440231B1 (ja) 2018-01-15 2018-01-15 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6440231B1 true JP6440231B1 (ja) 2018-12-19
JP2019125876A JP2019125876A (ja) 2019-07-25

Family

ID=64668482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018004133A Active JP6440231B1 (ja) 2018-01-15 2018-01-15 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10721546B2 (ja)
EP (1) EP3565266B1 (ja)
JP (1) JP6440231B1 (ja)
CN (1) CN110278720B (ja)
AU (1) AU2019206094B2 (ja)
CA (1) CA3051664C (ja)
WO (1) WO2019139106A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097051A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Saxa Inc 電話制御装置およびプログラム
JP2011109470A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Ntt Software Corp 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7747243B2 (en) * 1992-03-24 2010-06-29 Boatwright John T Call security system
US20130343205A1 (en) * 1999-04-01 2013-12-26 Callwave Communications, Llc Methods and apparatus for providing expanded telecommunications service
JP2002300622A (ja) 2001-04-02 2002-10-11 Mitsubishi Electric Corp 構内電話システム及び固定電話機
CN1553687A (zh) * 2003-12-16 2004-12-08 刚 阮 使移动电话可以在来电时选择转移至哪个电话号码的方法
US7706796B2 (en) * 2005-09-01 2010-04-27 Qualcomm Incorporated User terminal-initiated hard handoff from a wireless local area network to a cellular network
JPWO2008062803A1 (ja) * 2006-11-20 2010-03-04 稲畑産業株式会社 電話接続制御方法及び電話接続制御システム
TW200910919A (en) 2007-08-31 2009-03-01 Tecom Co Ltd VoIP phone forwarding device and application thereof
CN101150631A (zh) * 2007-09-20 2008-03-26 华为技术有限公司 一种设置呼叫转移的方法及其装置
US8484661B2 (en) * 2010-03-19 2013-07-09 At&T Mobility Ii Llc Agnostic execution cluster for an agnostic execution environment
JP6208432B2 (ja) 2013-02-15 2017-10-04 株式会社ピーシーデポコーポレーション 電話転送装置、電話転送方法、及びプログラム
US9820116B2 (en) * 2015-05-13 2017-11-14 T-Mobile Usa, Inc. Routing multiple numbers for one telecommunications device
JP6228999B2 (ja) 2016-03-16 2017-11-08 株式会社トランス・アーキテクト 着信通知システム
US10122682B1 (en) * 2016-06-23 2018-11-06 8X8, Inc. Region-based bridging of calls using client-specific control and revised caller identifiers
JP2018004133A (ja) 2016-06-30 2018-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 全熱交換素子及び全熱交換形換気装置
US20180183931A1 (en) * 2016-12-23 2018-06-28 Mutare Inc. Unanswered-Call Handling and Routing

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097051A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Saxa Inc 電話制御装置およびプログラム
JP2011109470A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Ntt Software Corp 呼接続制御装置、電話システム、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20190394540A1 (en) 2019-12-26
EP3565266A1 (en) 2019-11-06
CA3051664C (en) 2022-01-04
WO2019139106A1 (ja) 2019-07-18
EP3565266A4 (en) 2020-04-08
CA3051664A1 (en) 2019-07-18
CN110278720A (zh) 2019-09-24
US10721546B2 (en) 2020-07-21
EP3565266B1 (en) 2021-06-09
JP2019125876A (ja) 2019-07-25
AU2019206094B2 (en) 2022-11-03
AU2019206094A1 (en) 2019-08-08
CN110278720B (zh) 2022-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5232173B2 (ja) サーバ装置、及び、メッセージ送信方法
US20090185665A1 (en) Method and server/module for service configurations test
US9326112B2 (en) Sending user device status information
KR101799055B1 (ko) 스마트 기기(앱)를 이용한 지능망 통신 부가 서비스 시스템
CN104518950A (zh) 实现语音对讲的方法和系统以及语音对讲服务器
JP6440231B1 (ja) 着信制御装置、着信制御システム、着信制御方法、及びプログラム
WO2012157165A1 (ja) 携帯電話端末、携帯電話端末による遠隔操作機能の開始制御方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
KR101936596B1 (ko) 데이터 망을 이용한 ars 서비스 제공 방법 및 시스템
KR100618521B1 (ko) 이동통신망에서 그룹 서비스 제공방법
KR100706899B1 (ko) 가입자 기반 복수 링백톤 서비스 방법
JP5983602B2 (ja) 通話連動システム、宅内制御装置、通話連動方法
JP7436952B2 (ja) 電話システムおよび電話制御装置
JP2014023052A (ja) ボイスメールサーバ装置、ボイスメール方法、ボイスメールプログラム
JP7428969B2 (ja) 電話制御装置
KR101621406B1 (ko) 주소록 기반의 통화 제어 시스템 및 방법
JP2010154280A (ja) 着信制御サーバ、及び、着信制御方法
KR20180001286A (ko) 메신저 가입자의 착신 콜 처리 방법 및 시스템
KR101049723B1 (ko) 에스브이디를 이용한 착신측 벨소리 변경 서비스 방법
KR20030016325A (ko) 가입자 기반 홀드톤 서비스 방법 및 장치
US8060073B1 (en) System and method for provisioning a communication device based upon device capability
KR100587161B1 (ko) 포토 음성 메일 서비스 방법 및 시스템
JP2011135581A (ja) 電話番号処理装置
JP2011135335A (ja) 電話番号処理装置
KR20090011405A (ko) 통신 단말기를 이용한 부가 서비스 시스템 및 그 방법
JP2012209729A (ja) メッセージ転送方法、メッセージ蓄積装置および通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6440231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150