JP2009100093A - 通信システム、連続発信制御装置、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信システム、連続発信制御装置、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
クリックツーダイヤルにおける連続発信を効率的に行うことを可能とする技術を実現する。
【解決手段】
通信ネットワークを介して接続されたメディア端末間でのメディア通信セッションを確立するための通信システムにおいて、利用者端末から第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末をそれぞれ呼び出すことにより両者の間の第1のメディア通信セッションを確立する手段と、前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、発信待ち音を前記利用者メディア端末に送信する音送信手段と、前記利用者端末から第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、PC等の利用者端末の画面上から発信要求を行うことにより、ネットワーク側から利用者電話端末と相手電話端末を呼び出し、通話を行うことを可能とするクリックツーダイヤル技術に関するものである。
PC等の利用者端末の画面上に表示された電話番号等をクリックすることにより、当該利用者の利用者電話端末と相手電話端末を呼び出し、通話を行うことを可能とするクリックツーダイヤル技術が従来からある。
クリックツーダイヤル技術におけるシステム概要構成を図1に示す。図1に示すように、このシステムは、クリックツーダイヤルサービスを提供するために必要な装置が備えられたサービスネットワーク1と、利用者端末(PC)3と、利用者電話端末5と、相手電話端末7を有する。利用者端末3の画面には一例として図2に示すような電話番号のリストが表示される。そして、利用者が利用者端末3の画面上から通話したい相手の電話番号をクリックすることにより、その相手の電話番号と利用者の電話番号とを含む接続要求がサービスネットワーク1に通知される。
サービスネットワークは、当該利用者の利用者電話端末5を呼び出し、利用者電話端末5がオフフックしたことを検知すると相手電話端末7を呼び出す。そして、相手電話端末7がオフフックすることにより両者間での通話が行われる。
なお、PC等の端末で実行されるアプリケーションの画面上に表示される電話番号等をクリックして呼接続を行うことに関する先行技術文献として特許文献1がある。
特開2006-222815号公報
例えば、上記のクリックツーダイヤル技術を、多くの相手に電話をかける必要があるアウトバンド業務で使用する場合、多くの相手への発信を効率的に行う必要がある。
しかし、従来のクリックツーダイヤル技術では、利用者は通話が終了する都度一旦受話器を置き、利用者端末3から電話番号をクリックし、サービスネットワーク1側からの呼び出しに対して改めて受話器を持ち上げる必要があった。このような操作では、連続的に発信を行うのに時間がかかってしまい、アウトバンド業務での生産性が低下する可能性がある。
大量の発信を効率的に行うための装置として、プレディクティブダイヤラと呼ばれる装置が従来からある。しかし、プレディクティブダイヤラは、非常に高価であり、小規模なコールセンタや事業所ではこれを使用することは難しい。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、プレディクティブダイヤラのような専門装置を導入することなく、連続した発信を効率的に行うことを可能とするクリックツーダイヤル技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、通信ネットワークを介して接続されたメディア端末間でのメディア通信セッションを確立するための通信システムであって、利用者端末から第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末をそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立する手段と、前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、発信待ち音を前記利用者メディア端末に送信する音送信手段と、前記利用者端末から第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段とを備えたことを特徴とする通信システムが提供される。
前記音送信手段は、前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、通話が終了したことを示す音を予め定めた時間だけ前記利用者メディア端末に送信した後に前記発信待ち音を前記利用者メディア端末に送信することとしてもよい。
また、前記通信システムが前記利用者端末から前記第2の発信要求を受信したときに、前記音送信手段は、前記発信待ち音に代えて呼び出し音を前記利用者メディア端末に送信することとしてもよい。
また、前記利用者端末から受信する発信要求の回数が予め定めた回数を超えたときに、前記利用者メディア端末に発信回数超過音を送信し、前記利用者メディア端末と前記通信システム間の接続を切断したり、前記発信待ち音の送信を開始してから、前記第2の発信要求を受信することなく予め定めた時間が経過した場合に、前記利用者メディア端末と前記通信システム間の接続を切断することとしてもよい。
また、本発明の一実施形態によれば、呼接続制御装置と、連続発信制御装置と、音源装置とを含む通信システムにおいて使用される前記連続発信制御装置であって、利用者端末から送信された第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介してそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立する手段と、前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、前記音源装置に対して発信待ち音送信指示を送るとともに、当該音源装置と前記利用者メディア端末とを接続する手段と、前記利用者端末から送信された第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介して呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段とを備えたことを特徴とする連続発信制御装置が提供される。
また、本発明の一実施形態によれば、コンピュータに上記連続発信制御装置の各手段を実現させるプログラムが提供される。
本発明によれば、プレディクティブダイヤラのような専門装置を導入することなく、連続発信を効率的に行うことを可能とする技術を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本発明は、音声通信のみでなく画像通信等の他のメディア通信にも適用できるものであるが、以下、メディアとして音声を使用する音声通信を例にとって説明する。また、本明細書において"電話端末"とは、いわゆる電話機のみでなく、音声通信を行うことが可能な端末全般を含むものである。電話端末はメディア端末の一例である。
<処理の概要>
まず、図3に示す処理のシーケンスを参照して、本実施形態における処理の基本的な流れを説明する。図3におけるクリックツーダイヤルシステム9は、利用者側で受話器を置くことなく連続的な発信が可能なクリックツーダイヤルサービスを提供するための装置からなるものであり、各装置はインターネット等の通信ネットワークに接続されたシステムである。また、クリックツーダイヤルシステム9は通信ネットワークを介して利用者端末や電話端末と接続される。
また、図3における利用者側における"利用者"とはクリックツーダイヤルシステム9の連続発信機能を利用する利用者であり、クリックツーダイヤルシステム9に接続される利用者端末(PC等)と、利用者電話端末を有している。相手側は利用者と通話を行う複数の相手である。
まず、利用者端末が第1の相手電話端末の電話番号等を表示した画面を表示する。そして、利用者によるクリック操作に基づき、利用者端末は連続発信要求をクリックツーダイヤルシステム9に送信する(ステップ1)。この連続発信要求には、利用者電話端末の電話番号と第1の相手先電話端末の電話番号と連続発信要求であることを示す情報とが含まれる。なお、利用者電話端末の電話番号と第1の相手電話端末の電話番号のいずれか又は両方は電話番号でなく、ネットワークで使用される電話番号に対応付けられた識別情報(もしくは別体系の電話番号)であってもよい。この場合、クリックツーダイヤルシステム9が当該識別情報から電話番号への変換を行う。
続いて、クリックツーダイヤルシステム9は、利用者電話端末に対して呼び出しを行う(ステップ2)。この呼び出しにより利用者電話端末が鳴り、利用者電話端末においてオフフックがなされると、利用者電話端末からクリックツーダイヤルシステム9に対して応答が返される(ステップ3)。クリックツーダイヤルシステム9は、この応答を受信したことに応じて、利用者電話端末に擬似RBT(リングバックトーン:被呼者を呼び出し中であることを知らせるための音)を送信する(ステップ4)。
クリックツーダイヤルシステム9は、擬似RBTを利用者電話端末に送信するとともに、第1の相手電話端末に対して呼び出しを行う(ステップ5)。そして、第1の相手電話端末がオフフックすると、そのことを示す応答が第1の相手電話端末からクリックツーダイヤルシステム9に返される(ステップ6)。これにより利用者電話端末と第1の相手電話端末との間の音声通信セッションが確立され、利用者電話端末と第1の相手電話端末との間で音声通信(通話)が行われる。
次に、利用者電話端末がオフフックしている間に第1の相手電話端末がオンフックするか、もしくは、利用者電話端末をオンフックすることなく、利用者が利用者端末から第1の相手電話端末との通話を切断するための操作を行うと、利用者電話端末と第1の相手電話端末との間での通話が終了する(ステップ8)。
通話終了のための操作を検知したクリックツーダイヤルシステム9は、擬似BT(ビジートーン:一般には被呼者が話中であることを知らせるための音)を一定時間、利用者電話端末に送信し(ステップ9)、その後に次発信待ち音を利用者電話端末に送信する(ステップ10)。なお、クリックツーダイヤルシステム9は、擬似BTの送信を開始した時点では既に次の発信要求待ちの状態にある。ここでの擬似BTは第1の相手との通話が終了したことを利用者に聴覚的に理解させるための音である。
続いて、利用者により第2の相手への発信要求操作が利用者端末においてなされると、利用者端末から当該発信要求がクリックツーダイヤルシステム9に送信される(ステップ11)。この発信要求には、第2の相手電話端末の電話番号が含まれる。
利用者端末から第2の相手電話端末への発信要求を受信したクリックツーダイヤルシステム9は、利用者電話端末に擬似RBTを送信するとともに(ステップ12)、第2の相手電話端末に対して呼び出しを行う(ステップ13)。そして、第2の相手電話端末がオフフックすると、そのことを示す応答が第2の相手電話端末からクリックツーダイヤルシステム9に返される(ステップ14)。これにより利用者電話端末と第2の相手電話端末との間で音声通信(通話)が行われる(ステップ15)。
第2の相手電話端末との間の通話が終了した後、更に利用者端末から別の相手電話端末への発信要求がなされる場合は、ステップ9〜15の処理と同様の処理が繰り返される。
利用者電話端末がオンフックすれば利用者電話端末からの一連の発信(連続発信)は終了する。また、利用者による利用者端末でのボタンクリック操作等を契機として、利用者端末から連続発信を終了する旨のメッセージをクリックツーダイヤルシステム9に送信することによっても連続発信を終了させることができる。また、クリックツーダイヤルシステ9が、ステップ10の次発信待ち音を送出する時間を計測し、利用者端末からの次の発信要求がないまま予め定めた時間を経過した場合に連続発信を終了させることとしてもよい。更に、クリックツーダイヤルシステム9が、同一利用者による連続発信の開始からの発信回数を記録しておき、その回数が予め定めた回数に達したら連続発信を終了させることとしてもよい。この場合、予め定めた回数を超えた発信要求を受けると、クリックツーダイヤルシステム9は、次発信待ち音に代えて発信回数超過音を利用者電話端末に送信し、その後に利用者電話端末との接続を切断する。
ある連続発信が終了した後に別の連続発信を行うためには図3に示すステップ1からの操作を行うことが必要である。
上記の処理を行うために、クリックツーダイヤルシステム9は、少なくとも、利用者端末から第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末をそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立する手段と、前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、発信待ち音を前記利用者メディア端末に送信する音送信手段と、前記利用者端末から第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段とを有している。
<システム構成>
次に、本実施の形態におけるシステム構成について詳細に説明する。図4に、本実施の形態におけるシステム構成図を示す。図4に示すように、本実施の形態のシステムは、要求受付/状態管理装置11、連続発信制御装置13、音源装置15、呼接続制御装置17、利用者端末A、利用者電話端末A、相手電話端末B、相手電話端末Cを有し、これらがインターネット等の通信ネットワーク19に接続されている。
図4における要求受付/状態管理装置11、連続発信制御装置13、音源装置15、及び呼接続制御装置17からなるシステムは図3に示したクリックツーダイヤルシステム9の一例である。
要求受付/状態管理装置11は、利用者端末Aからの発信要求を受け付ける機能と、呼状態等の状態を管理したり、状態に応じた動作を行う機能を有する。利用者端末Aからの発信要求を受け付ける機能と状態を管理する機能はそれぞれ通信ネットワーク19に接続された別々の装置で実現してもよく、その場合、利用者端末Aからの発信要求を受け付ける機能は例えばWebサーバで実現できる。
連続発信制御装置13は、要求受付/状態管理装置11を経由した利用者端末Aからの発信要求等に基づき連続発信制御を行う装置である。音源装置13は、擬似BT等の前述した音を利用者電話端末Aに送信する装置である。
また、呼接続制御装置17は、電話番号に基づき呼のルーチングを制御する装置であり、例えばSIP(session initiation protocol)に基づいた呼制御を行うIP電話ネットワークで一般的に使用されているSIPサーバである。呼接続制御装置17は、1つだけでなく中継用の呼接続制御装置と、電話端末を収容する呼接続制御装置を含む複数の装置からなるものとしてもよい。
連続発信制御装置13、音源装置15、呼接続制御装置17、各電話端末は、例えばSIPに基づく制御メッセージの交換により装置間でのセッションを確立する機能を有している。また、利用者端末Aは、前述した画面表示を行い、クリック操作等の操作を受け付け、発信要求を送信する機能を含むアプリケーションを有している。
連続発信制御装置13の機能構成の一例を図5に示す。図5に示すように、連続発信制御装置13は、制御メッセージの作成・送信を行う制御メッセージ作成・送信部131と、制御メッセージを受信する制御メッセージ受信部132と、受信した制御メッセージに基づき本実施の形態で説明する制御メッセージの作成・送信を制御メッセージ作成・送信部133に指示したり、各種情報の格納や読み出しを行う制御部133と、記憶部134とを有する。
連続発信制御装置13は、例えば、コンピュータに各機能部の機能を実現させるためのプログラムを当該コンピュータに実行させることにより実現できる。図6に連続発信制御装置13を実現するためのコンピュータ21の構成の一例を示す。図6に示すように、当該コンピュータ21は、CPU211、メモリ212、通信デバイス213、入出力装置214、ハードディスクドライブ等の記憶装置215、CD−ROM等の記録媒体の読み取り装置216を備えている。
本実施の形態で説明した処理を行うプログラムは例えばCD−ROM等の記録媒体から記録媒体読み取り装置216により読み取られ、コンピュータ21にインストールされる。また、当該プログラムをネットワーク上のサーバからダウンロードすることとしてもよい。
このプログラムにより、コンピュータ21において、例えば、利用者端末から送信された第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介してそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立する手段と、前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、前記音源装置に対して発信待ち音送信指示を送るとともに、当該音源装置と前記利用者メディア端末とを接続する手段と、前記利用者端末から送信された第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介して呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段とが実現される。
<システムの動作>
(第1の動作例)
次に、図4に示したシステムの第1の動作例を図7、図8のシーケンスチャートを用いて説明する。第1の動作例は、利用者端末Aにおいて発信の都度相手の電話番号を指定して連続発信を行う場合の例である。以下の処理動作で用いられる制御メッセージとしては、例えばSIPに基づく制御メッセージを用いることができるが、SIP以外のプロトコルを使用することも可能である。
なお、実際には、連続発信制御装置13と各電話端末間の制御メッセージの送受信は呼接続制御装置17を介してなされるが、連続発信制御装置13と各電話端末間での制御メッセージの送受信が分かりやすくなるように図7、8では呼接続制御装置17を示していない。
また、制御メッセージとしては主要なもののみを示している。また、図7、8では要求受付/状態管理装置11、連続発信制御装置13、音源装置15をそれぞれR、C、Vと示している。
まず、利用者が利用者端末Aにおいて通話相手を指定して連続発信開始のための操作を行うと、少なくとも利用者電話端末Aの電話番号と、最初の通話相手電話端末としての相手電話端末Bの電話番号とを含む連続発信要求が要求受付/状態管理装置11に送られる(ステップ21)。要求受付/状態管理装置11は、当該利用者端末Aから連続発信要求があったことをその記憶手段に記録し(例えば連続発信要求に含まれる利用者識別情報を連続発信要求を識別する情報とともに記録する)、利用者電話端末Aの電話番号と相手電話端末Bの電話番号とを含む連続発信要求を連続発信制御装置13に送信する(ステップ22)。なお、利用者電話端末Aの電話番号を利用者識別情報として使用してもよい。
連続発信制御装置13は、この連続発信要求に対して呼識別子を付与し、それを要求受付/状態管理装置11に送信する(ステップ23)。要求受付/状態管理装置11は、その呼識別子を利用者識別情報と対応付けて記憶手段に保持する。また、この呼識別子は、今回の連続発信(一連の発信)の呼に関する呼識別子であるとして連続発信制御装置13の記憶手段に記録されるととともに、今回の連続発信に係わる制御メッセージに含められる。
連続発信制御装置13は、利用者電話端末Aに対して接続要求メッセージを送信することにより利用者電話端末Aの呼び出しを行う(ステップ24)。利用者電話端末Aがオフフックすると利用者電話端末Aは応答メッセージを連続発信制御装置に送信する(ステップ25)。なお、この応答メッセージには、利用者電話端末Aと音声通信を行うために必要な情報(利用者電話端末Aのセッション記述)が含まれている。
連続発信制御装置13は、上記応答メッセージを受信したことを検知すると、利用者電話端末Aのセッション記述を含む接続要求メッセージを相手電話端末Bに送信することにより相手電話端末Bの呼び出しを開始する(ステップ26)。
それに続き、連続発信制御装置13は、利用者電話端末Aと通信するために必要な情報を含む接続要求メッセージを音源装置15に送る(ステップ27)。また、この接続要求メッセージには利用者電話端末Aに対して擬似RBTを送信する旨の指示を含む。そして音源装置15は応答メッセージを連続発信制御装置13に送信する(ステップ28)。この応答メッセージには音源装置15と音声通信を行うために必要な情報(音源装置のセッション記述)が含まれる。
音源装置15から応答メッセージを受信した連続発信制御装置13は、音源装置15のセッション記述を含む接続要求メッセージを利用者電話端末Aに送信する(ステップ29)。それを受けて利用者電話端末Aは応答メッセージを連続発信制御装置13に送信する(ステップ30)。この時点で既に利用者電話端末Aと音源装置は両者間で音声通信を行うために必要な情報を有しており(両者は接続された状態にある)、音源装置15は利用者電話端末Aに対して擬似RBTを送信し(ステップ31)、利用者電話端末Aを利用する利用者はその擬似RBTを聞く。これにより利用者は相手電話端末Bに対する呼び出しが行われていることを認識する。
相手電話端末Bがオフフックすると、応答メッセージが連続発信制御装置13に送信される(ステップ32)。なお、この応答メッセージは、ステップ26の接続要求メッセージに対する応答メッセージである。また、この応答メッセージには、相手電話端末Bと音声通信を行うために必要な情報(相手電話端末Bのセッション記述)が含まれる。
相手電話端末Bから上記応答メッセージを受信した連続発信制御装置13は、音源装置15との接続を切断し(ステップ33、34)、相手電話端末Bのセッション記述を含む接続要求メッセージを利用者電話端末Aに送信する(ステップ35)。利用者電話端末Aは応答メッセージを返す(ステップ36)。そして、利用者電話端末Aと相手電話端末Bとの間の音声通信(RTPによる通信)が行われる(ステップ37)。
その後、利用者電話端末Aがオンフックした場合、つまり利用者電話端末Aから音声通信を切断し、連続発信を終了する場合について説明する。利用者電話端末Aは切断要求メッセージを連続発信制御装置13に送り(図8のステップ41)、連続発信制御装置13は応答メッセージを利用者電話端末Aに送信する(ステップ43)。これにより、利用者電話端末Aと連続発信制御装置13間の接続は切断される。更に連続発信制御装置13は、切断要求メッセージを相手電話端末Bに送り(ステップ44)、相手電話端末Bは応答メッセージを連続発信制御装置13に送信する(ステップ45)。これにより、相手電話端末Bと連続発信制御装置13間の接続は切断される。
また、ステップ42において、連続発信制御装置13は、呼切断がされた旨の情報を呼識別子とともに要求受付/状態管理装置11に送信し、要求受付/状態管理装置11はそれを記録する。もしくは、今回の利用者電話端末Aによる連続発信に関する記録情報を削除する。これにより、次に利用者端末Aから連続発信要求があった場合は新たな連続発信としてステップ22からの処理と同様の処理が行われる。
次に、ステップ37での通話の後、相手電話端末Bから切断が行われ、その後に別の電話端末である相手電話端末Cへの発信を行う場合についての処理の流れを説明する。なお、通話中において、利用者電話端末Aをオンフックせずに、例えば利用者端末A上に表示された切断ボタンをクリックする操作を行うことにより通話の切断を連続発信制御装置13に指示する場合も以下と同様の処理が行われる。ただし、この場合は相手電話端末Bに対して切断要求メッセージが送信される。
相手電話端末Bにおいてオンフックがなされると、相手電話端末Bは切断要求メッセージを連続発信制御装置13に送信し(ステップ51)、連続発信制御装置13は応答メッセージを返す(ステップ52)。
なお、ステップ51において切断要求メッセージを受信した連続発信制御装置13は、記録されている呼識別子に対応付けて記憶手段に記憶されている情報から、この切断要求メッセージに係る通信は連続発信要求に基づくものであると判断し、利用者電話端末Aに対する切断要求メッセージの送信や、要求受付/状態管理装置11に対する切断の通知は行わない。
ステップ53において、連続発信制御装置13は、音源装置15に対して接続要求メッセージを送信する。この接続要求メッセージには利用者電話端末Aと通信するために必要な情報とともに、利用者電話端末Aに対して予め定めた時間だけ擬似BTを送信し、その後に次発信待ち音を送信する旨の指示を含む。そして音源装置15は応答メッセージを連続発信制御装置13に送信する(ステップ54)。この応答メッセージには音源装置15と音声通信を行うために必要な情報(音源装置のセッション記述)が含まれる。
音源装置15から応答メッセージを受信した連続発信制御装置13は、音源装置15のセッション記述を含む接続要求メッセージを利用者電話端末Aに送信する(ステップ55)。それを受けて利用者電話端末Aは応答メッセージを連続発信制御装置13に送信する(ステップ56)。この時点で既に利用者電話端末Aと音源装置15は両者間で音声通信を行うために必要な情報を有しており、音源装置15は利用者電話端末Aに対して擬似BTを所定の時間送信した後に、次発信待ち音を送信する(ステップ57)。これにより利用者は、相手電話端末Bとの通信が終了し、次の発信を行うことが可能であることを認識する。
続いて利用者が相手電話端末Cに電話をかけることを希望し、利用者端末Aにおいて相手電話端末Cの電話番号を指定した発信の操作を行うと、次の通話相手先としての相手電話端末Cの電話番号を含む発信要求が要求受付/状態管理装置11に送られる(ステップ58)。要求受付/状態管理装置11は、例えば、当該発信要求に含まれる利用者識別情報を用いて記録情報を検索し、その識別情報の利用者に関して前に連続発信要求があったことを把握し、相手電話端末Cの電話番号と前回記録しておいた呼識別子を含む発信要求を連続発信制御装置13に送信する(ステップ59)。そして、以下の処理が行われる。以下の処理において用いられる呼識別子は最初に付与された呼識別子と同じである。もちろん、別の呼識別子を用いてもよい。
連続発信制御装置13は、受信した呼識別子から発信元が利用者端末Aであることを認識し、利用者端末Aのセッション記述を含む接続要求メッセージを相手電話端末Cに送信することにより相手電話端末Cの呼び出しを開始する(ステップ60)。なお、連続発信制御装置13は、以前に利用者端末Aのセッション記述等の情報を取得したときにその情報と呼識別子とを対応付けて記憶手段に記録している。これにより利用者端末Aのセッション記述を取得できる。
それに続き、連続発信制御装置13は、音源装置15に対し、発信待ち音に代えて擬似RBTを送信する旨の指示である擬似RBT送出指示メッセージを送信し(ステップ61)、音源装置15から応答メッセージが返される(ステップ62)。利用者電話端末Aと音源装置15間の音声通信セッションは既に確立されているため、上記の指示を受けた音源装置15は利用者電話端末Aに対して擬似RBTを送信し(ステップ63)、利用者電話端末Aを利用する利用者はその擬似RBTを聞く。これにより利用者は相手電話端末Cにおいて呼び出しが行われていることを認識する。
相手電話端末Cがオフフックすると、応答メッセージが連続発信制御装置13に送信される(ステップ64)。なお、この応答メッセージは、ステップ60の接続要求メッセージに対する応答メッセージである。また、この応答メッセージには、相手電話端末Cと音声通信を行うために必要な情報(相手電話端末Cのセッション記述)が含まれる。
相手電話端末Cから上記応答メッセージを受信した連続発信制御装置13は、音源装置15との接続を切断するとともに(ステップ65、66)、相手電話端末Cのセッション記述を含む接続要求メッセージを利用者電話端末Aに送信する(ステップ67)。利用者電話端末Aは応答メッセージを返す(ステップ68)。そして、利用者電話端末Aと相手電話端末Cとの間の音声通信(RTPによる通信)が行われる(ステップ69)。
その後に利用者電話端末Aからオンフックを行う場合はステップ41〜45と同様の処理が行われる。また、更に別の相手電話端末に対する発信を行う場合は、ステップ51からの処理と同様の処理が行われる。
(第2の動作例)
上記の例では、利用者電話端末Aから次の発信を行う場合に、利用者端末Aから次の相手の電話番号を指定していたが、連続発信制御装置13が連続発信に係る複数の相手の電話番号のリストを保持することにより利用者が電話番号を指定することなく連続発信を行うことも可能である。この場合の処理の一例を以下に説明する。なお、全体の処理の流れは第1の動作例と同様であるので、図7、8のシーケンス図を参照して説明する。
利用者は、利用者端末A上で希望の電話番号を入力することにより電話番号のリストを作成する。あるいは予め作成されたリストのファイルを取得する。
利用者がリストを用いた連続発信のための操作を利用者端末Aにおいて行うと、利用者電話端末Aの電話番号と、当該リストとを含む連続発信要求が要求受付/状態管理装置11に送られる(ステップ21)。要求受付/状態管理装置11は、当該利用者端末Aからリストを用いた連続発信要求があったことを記録し(例えば連続発信要求に含まれる利用者識別情報をリストを用いた連続発信の要求を行ったことを識別する情報とともに記録する)、利用者電話端末Aの電話番号とリストとを含む連続発信要求を連続発信制御装置13に送信する(ステップ22)。
連続発信制御装置13は、この連続発信要求に対して呼識別子を付与し、それを要求受付/状態管理装置11に送信する(ステップ23)。要求受付/状態管理装置11は、その呼識別子を利用者識別情報と対応付けて記憶手段に保持する。また、この呼識別子は、リストを用いた連続発信の呼に関する呼識別子であるとして連続発信制御装置13の記憶手段にリストと共に記録される。また、この呼識別子は連続発信に係わる制御メッセージに含められる。
続いて、連続発信制御装置13は、利用者電話端末Aに対する呼び出しを行うとととも(ステップ24、25)、リストの一番目に記述されている電話番号を持つ利用者電話端末Bに対して接続要求メッセージを送信することにより利用者電話端末Bの呼び出しを行う(ステップ26)。ステップ27〜ステップ57の処理は、第1の動作例と同じである。
ステップ57の後、利用者が次の電話端末との通話を希望し、利用者端末Aにおいて次の発信の操作を行うと、発信要求が要求受付/状態管理装置11に送られる(ステップ58)。要求受付/状態管理装置11は、前回払い出された呼識別子を含む発信要求を連続発信制御装置13に送信する(ステップ59)。
連続発信制御装置13は、当該呼識別子に対応付けられて格納されているリストから、未だ電話発信が行われていない電話番号の中の最初の電話番号に対応する相手電話端末Cに接続要求メッセージを送信する(ステップ60)。それ以降の処理は第1の動作例と同じである。
なお、上記の例では連続発信制御装置13がリストを保持して連続発信の相手電話番号を取得していたが、要求受付/状態管理装置11がリストを保持し、利用者端末Aから発信要求があったときに、そのリストから相手電話番号を取得し、その電話番号を含む発信要求を連続発信制御装置13に対して送信することとしてもよい。
また、リストを連続発信要求時に送信するのではなく、連続発信制御装置13もしくは要求受付/状態管理装置11に予めアップロードしておくこととしてもよい。
(回数、時間による終了の例)
連続発信セッションを終了させるための方法としては、更に、連続発信の回数による制限を設けることにより終了させる方法、及び次発信待ち音の送出を開始してから次発信要求があるまでの時間の制限を設けることにより終了させる方法がある。
この場合、要求受付/状態管理装置11は、図9に示すテーブル情報を記憶手段に保持する。ある利用者に対するテーブル情報はその利用者の識別情報を含む連続発信要求を最初に受信したときに作成される。また、連続発信制御装置13から、呼識別子を含む切断通知を受けたときに当該利用者に対するテーブル情報は削除することとしてよい。もしくは連続発信セッションが終了したことを記録することとしてもよい。
図9に示すように、このテーブル情報には、利用者識別情報(利用者電話端末の電話番号でもよい)、連続発信回数、呼識別子を有する。呼識別子は最初の連続発信要求のときに連続発信制御装置13から付与されたものである。
最初に連続発信要求を受けたときに連続発信回数として1が記録される。そして、要求受付/状態管理装置11は、当該利用者端末Aから次の発信要求を受信した場合には、発信要求に含まれる利用者識別情報を用いてテーブル情報を検索し、その識別情報に対応する連続発信回数を1だけ増加させる。
また、要求受付/状態管理装置11は、連続発信の回数の制限値を予め記憶手段に保持しており、その制限回数と増加後の連続発信回数とを比較し、制限回数が連続発信回数以上である場合に限り次の処理に進む。
なお、制限回数が連続発信回数未満である場合には、利用者端末Aに連続発信不可であることを示す情報を送信するとともに、連続発信制御装置13に切断要求を送信する。これを受けた連続制御発信装置13は、切断要求メッセージを用いて音源装置15との接続と利用者電話端末Aとの接続を切断する。また、要求受付/状態管理装置11に対して呼切断の通知を行う。
また、連続発信制御装置13は、接続を切断する前に、発信回数超過音送出指示メッセージを音源装置15に送信して、音源装置15から利用者電話端末Aに対して「次発信待ち音」に代えて「発信回数超過音」を送るようにしてもよい。また、上記の回数に基づく制御を連続発信制御装置13が行うこととしてもよい。
次発信待ち音の送出を開始してからの時間制限に関しては、連続発信制御装置13が予め制限時間長を記憶手段に保持しておき、次発信待ち音を送信してからの時間をタイマーで計測し、次の発信要求を受けることなくそのタイマーの時間が制限時間長に達したときに各接続の切断を行うとともに、要求受付/状態管理装置11に対して呼切断の通知を行う。
(実施の形態の効果)
本実施の形態で説明したシステムを用いることにより、クリックツーダイヤルにおいて連続的に発信を行う場合に、前の通話相手との通話を終了させるために電話端末をオンフックすることが不要となり、また、次の通話相手との通話に際して自分の電話端末が鳴ることを待ってオフフックを行うという動作が不要となる。従って、利用者の操作性が向上し、効率的に連続発信を行うことが可能となる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
従来のクリックツーダイヤル技術におけるシステム概要構成図である。 利用者端末の画面に表示される情報の一例である。 本発明の実施の形態における処理の基本的な流れを説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。 連続発信制御装置の機能構成の一例である。 連続発信制御装置を実現するためのコンピュータの構成の一例である。 図4に示したシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。 図4に示したシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。 テーブル情報の一例を示す図である。
符号の説明
1 サービスネットワーク
3 利用者端末
5 利用者電話端末
7 相手電話端末
9 クリックツーダイヤルシステム
11 要求受付/状態管理装置
13 連続発信制御装置
15 音源装置
17 呼接続制御装置
19 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 通信ネットワークを介して接続されたメディア端末間でのメディア通信セッションを確立するための通信システムであって、
    利用者端末から第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末をそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立する手段と、
    前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、発信待ち音を前記利用者メディア端末に送信する音送信手段と、
    前記利用者端末から第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段と
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記音送信手段は、前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、通話が終了したことを示す音を予め定めた時間だけ前記利用者メディア端末に送信した後に前記発信待ち音を前記利用者メディア端末に送信する請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記通信システムが前記利用者端末から前記第2の発信要求を受信したときに、前記音送信手段は、前記発信待ち音に代えて呼び出し音を前記利用者メディア端末に送信する請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記利用者端末から受信する発信要求の回数が予め定めた回数を超えたときに、前記利用者メディア端末に発信回数超過音を送信し、前記利用者メディア端末と前記通信システム間の接続を切断する請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記発信待ち音の送信を開始してから、前記第2の発信要求を受信することなく予め定めた時間が経過した場合に、前記利用者メディア端末と前記通信システム間の接続を切断する請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 呼接続制御装置と、連続発信制御装置と、音源装置とを含む通信システムにおいて使用される前記連続発信制御装置であって、
    利用者端末から送信された第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介してそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立する手段と、
    前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、前記音源装置に対して発信待ち音送信指示を送るとともに、当該音源装置と前記利用者メディア端末とを接続する手段と、
    前記利用者端末から送信された第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介して呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段と
    を備えたことを特徴とする連続発信制御装置。
  7. 前記利用者端末から前記第2の発信要求を受信したときに、前記音源装置に対して、前記発信待ち音に代えて呼び出し音を前記利用者メディア端末に送信するように指示する請求項6に記載の連続発信制御装置。
  8. 通信ネットワークを介して接続されたメディア端末間でのメディア通信セッションを確立するための通信システムにより実行される通信制御方法であって、
    利用者端末から第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末をそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立するステップと、
    前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、発信待ち音を前記利用者メディア端末に送信する音送信ステップと、
    前記利用者端末から第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立するステップと
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  9. 呼接続制御装置と、連続発信制御装置と、音源装置とを含む通信システムにおいて使用される前記連続発信制御装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、
    利用者端末から送信された第1の発信要求を受信し、その第1の発信要求に基づき利用者メディア端末と第1の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介してそれぞれ呼び出すことにより当該利用者メディア端末と当該第1の相手メディア端末との間の第1のメディア通信セッションを確立する手段、
    前記第1のメディア通信セッションが切断されることを検知したときに、前記音源装置に対して発信待ち音送信指示を送るとともに、当該音源装置と前記利用者メディア端末とを接続する手段、
    前記利用者端末から送信された第2の発信要求を受信し、その第2の発信要求に基づき第2の相手メディア端末を前記呼接続制御装置を介して呼び出すことにより前記利用者メディア端末と当該第2の相手メディア端末との間の第2のメディア通信セッションを確立する手段、
    として機能させるプログラム。
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